序 〜外法帖徒然が出来るまで〜
えー、今回は少し趣向を変えまして、この記事――『外法帖徒然』がどのように執筆されているかを解説しましょう。
他の人はどうだか知りませんが、私はこれを“実際にプレイしながら”書いています。
私の部屋にはパソコンデスクのすぐ横にテレビが置いてあるので、筆者はパソの前に陣取りPS2のコントローラーを膝の上に置いて、パソとテレビの画面を交互に見ている訳です。
……傍から見ていると結構間抜けな上に目の悪くなりそうな光景ですが、気にしてはいけません。
でもってゲームプレイ開始。話の最初に流れるOPムービーをじっくり堪能しつつ、今回の話の流れを妄想します。
…何の意味があるのかと言われれば『ない』と答えるしかないんですが(笑)、セーブ画面の絵札やタイトルから今回登場するゲストキャラや話の内容なんかを想像するのは、これで結構楽しいんですよ(^^)。初物食いだけで出来る楽しみですしね。
遊んでいる最中、頻繁に手が止まります。何故かと言うと、その間この記事を書いているから。
一通り遊んでから書けばいいじゃねえか、と思われるかもしれませんが、私は記憶力が乏しいくせにメモをとるのも面倒がる無精者なのです(爽)。
で、書き始めは読者さまの事を意識して丁寧語を心掛けてるんですが、話が佳境に入ってくると主人公と筆者の感情がシンクロして盛り上がるため、そういった配慮はどっかへ消し飛びます。
それでなくとも執筆中はネタばれとかを考慮する余裕がなかったので、話によっては詳し過ぎたり見苦しかった点もあったと思います。
そういう書き方をしてたが故ですので、もし読んでいて不快になりました方はどうかご勘弁を(^_^;)。
……自分で読み返してて思ったんですが、この記事、プレイ当時の自分の感情が殆ど生のまま出てるんですよね。
その時考えた推理とか登場人物たちへの印象とか、今見ると色々変わっていたりいなかったりして興味深いものがあります。
これ書いてると精々一日に一話しか進められないので、既にED見た人がいると羨ましかったりもするんですが(笑)、いつもよりずっと真剣に充実したプレイが出来たような気もします。何より書いている私自身『面倒だ…疲れる…』と思いながらも楽しんでましたし。
読んで下さってる人たちにも喜んで貰えていると良いのですが…。
それでは、引き続き『外法帖徒然』をお楽しみください――――。
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