序 〜ディスク間移行についての考察〜
真神庵会議室やあちこちのファンサイトで物議を醸している【陰】or【陽】⇒【邪】への移行に際しての私なりの考察を述べさせて頂きます。
なお、これはあくまで私個人の解釈であり、公式設定とはなんら関係ありません。とんでもない勘違いをしているかもしれませんがご容赦を。
【陰】ディスク最終話のラストで、鬼道衆の危機に颯爽と現れた龍閃組。
私は、あの時点で彼らは『主人公と共に過ごした歴史』の記憶を取り戻していると解釈しました。
タイミング的には『柳生の姿を見た時』が妥当でしょうか。自分たちが殺された時の記憶というのはかなり強烈でしょうから。
その場に居なかった他の仲間たちも、連鎖反応的に記憶を取り戻したという事で(あるいは比良坂の干渉?)。
その理由は再会した時の会話。彼らは『鬼道衆としての大河』には殆ど接点がなかったにも拘らず、「おうが」と愛称で呼んだのです。
デフォルトだと『緋勇龍斗』で『ひーちゃん』になりますが、どちらにせよ仲間としての記憶がなければ彼らには知りようのない名前ですよね?
それに「お前がいたから…」「あなたが教えてくれたから…」という台詞も、彼らの記憶がないとするとかなり無理があります。
はっきりそれらしい台詞を言ってくれる訳ではありませんが、無言で交わした視線の中に変わらぬ絆を感じる…なんて、夢見過ぎでしょうか(^_^;)?
ただ、この解釈もプレイによっては必ずしも当てはまらない(好感度が低い・愛称と本名が同じなど)ので、もう少しちゃんと説明してくれても良かったかな?とは思います。
…まあ、GMやってる身としては、ついうっかり伏線の説明を怠ったり、『自分にとっての常識』でプレイヤーには判らない謎を出したりなんてポカをやらかす事もあるので、あんまりスタッフの事を責める気にもなれないんですけどね(苦笑)。
ではでは、引き続き『外法帖徒然』をお楽しみください……。
■血風録篇■
血風録では、外法帖に存在しない『北欧篇シナリオ』が追加されています。
旧作ではあっさり同盟を結んだ龍閃組と鬼道衆。しかし今までずっと敵対してきたもの同士、そう簡単に和解が出来るはずもなく。
北欧篇では、その名の通り北欧からやって来た神々が新たな敵として現れ、共通の敵を前に龍閃組と鬼道衆が手を取り合い、真に相互理解を深めていく…という物語になる(予定)と事前インタビューなどで聞いてました。
いろいろ不安はあるけれど(苦笑)、今まで目立たなかったキャラにもスポットが当たると嬉しいな、などと思いつつ。
北欧篇レポート、これより開幕です――――。
|
|