【12TH TRACK】 You Keep Me Hangin' On 〜俺を吊るせ〜
今日の成長報告。フリー依頼で龍介42、他の仲間は全員27までLVアップ。1周目は難易度4までの依頼しか出ないため、そろそろ成長遅くて面倒になってきました。音江以外のレア武器も一通り入手したし、先へ進めるか。
仲間の最強武器は訓練続ければ出るらしいけど、効率のいい高レベル依頼や剣風帖・九龍からのゲスト依頼人が解禁されるのは2周目からだしね。さっさとクリアしてこの誰得日記も終わらせてしまおう。
……インターバル会話? うーん、分かってたとはいえ、せめて前回ラストで伏線引っ張った支我くらいは別の会話を期待したかったな(苦笑)。君、眼鏡のフレームがどーしたとか言ってられる状況じゃないでしょ(−−;)
冒頭は前回、死刑囚の《霊》を退治した場面の回想(支我視点)。
霊の声「これで終わりだと思うなよ? 終わりのない魂を手に入れるために、俺は必ずこの場所に戻って来る。そして、またお前ら生きている者どもに悪夢を見せてやる。それまで待っているが良い―――」
もちろん、これは前回のキ印死刑囚ではなく、支我達が以前(龍介のバイト入り前に)斃した《霊》の捨て台詞。しかし龍介が【第六感】で視た声の主とは口調やテンションが違うので、同一の《霊》かは今一つ不明瞭。
翌日、教室で話していても支我はどこか上の空。授業中にも教師に「仮に《霊》が実在するとして、誰かが霊になったとしたら、その霊はどこに現れると思いますか?」と妙な質問をしてみたり。
授業が終わりさっさと早退した支我を追いかけて、即座に自分も早退する深舟(と、それに引きずられる龍介)。玄関口で追いつくものの、支我は曖昧にはぐらかすばかり。
…時に、この場面で気づいたのですが。映る人物が変わるたびに背景もグルグル動くシステムって目が疲れますね。向き合って話す二人を交互に映すたび視界が180度反転するため地味に鬱陶しいです(−−;)
支我「俺は知りたいんだ。《霊》が一体何なのか? 何でこの世界に存在するのか? その力の根源、習性、法則、節理―――全てを知りたい。どうやったら、この戦いを終わらせることができるのか? それを知りたいんだ」
青いなあ…(笑)。いや、真面目な話をすると。それを追い求めるのは「人間が何故この世に存在するのか、どうやったら人間同士の争いを終わらせることができるのか?」と言ってるに等しいと思うのですが。
これって各人が“自分なりの答え”を見つけ出す(定義する)事は出来ても、支我の求めるような答えは存在しない類の問いだよねぇ。もちろん方法自体はあるけど。例えば人類根絶すれば、人の争いはなくなるから(笑)
人間が生きていずれ死ぬ以上、《霊》の出現も止められないし。もし誰かに「戦いの終わり」が来るとしたら、その人が何らかの形で「戦いを諦めざるを得なくなった時」じゃないでしょうかね。え? 救いがない?(にこやか)
とは言え、支我が本当にこんな疑問を抱いてるのかというと微妙なところ。彼の動機はもっと身近で直接的な物だろうし。というか、こんな壮大過ぎる問いで本気になれるのは厨二入った誇大妄想狂だけじゃないかな(笑)
悩みの内容を聞かせろと食い下がる深舟に思わず激昂した支我は、怒鳴りつけたことを謝りつつも「今日はバイトを休んで別行動する」と宣言。残された2人は学校早退した手前、そのまま編集部へ向かうのでした。
編集部に着くと、伏頼編集長は左戸井さんをお供に霞ヶ関へ行くところ。前回できた霊課のコネを利用して、昔の事件を調べるらしい。前々回に陸自から貰ったはずの情報がスルーされてたから、その件かな?
古株の左戸井さんに支我の過去を聞くけれど、「個人の過去に立ち入る趣味はない」と断る辺り、誠実な大人の対応だと思います。それでいて、ただ突き放すでもなくヒントをくれるところは頼れる先達という感じで良い。
……ところで。まだ昼間と表示があったにもかかわらず、編集部へ着いた途端に周囲が夕暮になるのは昼間の背景を用意してなかったからですかね?(確か監督、「ロケを頑張ったよ」とか自慢げに語ってたような…)
左戸井さんの助言に従い、支我の過去に関わりがあるという代々木の雑居ビルへ来てみた2人。するとそこにいた支我は「…隠しても仕方ない。わかったよ。話してやろう」 え、そんなあっさり?
それじゃ学校での頑なな態度はいったい…とプレイヤーは思ったものの、たぶん離れていた間に気持ちを整理したんだとか何とか脳内補完しておきましょう。そこ、単なる脚本の都合とか描写不足とか言わない方向で(びしっ)
―――要約すると、それは2年前の話。この雑居ビルで夕隙社は【終わりのない魂】を求める《霊》を追い詰めた。しかし想定外の力をふるう《霊》を深追いした支我が自爆攻撃に巻き込まれ……彼の両脚は動かなくなった。
冒頭に出てきた《霊》の捨て台詞は、その時のもの。それ以来、同じ轍を踏まないためにウィジャパッドなどの最新機器が導入され、状況変化に迅速かつ的確な対応ができるよう支我が後方支援を務める事にした、と。
支我「俺たちが相手をしているのは、《霊》という危険な存在だ。俺は脚が動かなくなっただけだが、油断をすれば命を落とす可能性だってある。どうだ? 《霊》と戦うのが怖くなったんじゃないか?」
……はっはっは、これは面白い冗談だ。第1話でキッパリ辞退したにもかかわらず、訳わからん理屈で強引な勧誘された相手に今さら言う台詞かねそれは?(笑顔)(←【怒】+【視】)
支我「そんなに怖い目で俺を見るな。怒る気持ちもわかる。恥ずかしいことじゃない、だが、俺は俺と同じ目にみんなも遭わせたくはないんだ。こんな思いをするのは俺だけでいい」 いやお前、全然わかってないだろー。
深舟「私たちは仲間よね? お互い支え合って、助け合っていく、それが仲間じゃないの? 支我くんが一方的に私たちの心配をして、一人で何とかしようと思うなんて間違ってる。私たちにも支我くんを助けさせてよ」
あー、深舟もちゃんと正義感が強くて良い子ではあるんだよなぁ。ちょっと死ぬほど態度が無礼であんまり空気読まなくてウザいくらいに潔癖症で主な被害者が龍介ってところを除けば実に良い子だ、うん(棒)
仲間同士の結束を改めて確かめ合った(?)3人。一連の事件に関わる手がかりを求めて廃ビルを探す(【悩】+【視】)と、見つけたのは謎の紅い粉。その時、編集部が《霊》に襲撃されたと連絡が。
慌てて駆けつけた龍介たちが見た編集部は……これは、ひど……ひどい? 何でだろう、プレイヤーの目にはいつもと全く変わらない散らかった編集部しか見えないのですが(笑)
小菅が言うには、編集部で突然《騒霊》現象が発生し、部屋中のものが宙を舞い出したとか。…そーなんだー…まるで普段と見分けがつかないけど、みんなが言うならきっとそうなんだろーねー(棒)
浅間曰く、編集部は鉄を仕込んだ壁にドア、マイナス電荷の物質で《霊》から完全に守られている。《霊》の法則を超越した何かの《力》が働いているとしか思えない…と言うけど、塩とか罠は割と力づくで破られてるよーな?
で、話していたら問題の《霊》が堂々と現れました。…やっぱりこれ、単に力技で防護を押し破っただけなんじゃないの?(笑)
男の霊「俺の力はあの頃よりも増している。お前らでは、今の俺は斃せない。この世界が俺たち《霊》に支配される様をこの部屋の片隅で震えて見ているがいい」
…うん。《霊》がこの世を支配なんぞしてどーすんだ、とか。全ての《霊》が人間をどうこうしたいと思ってるわけじゃねーだろ、とか。そもそも夕隙社だって当時のままじゃねーんだぞ、とか。色々とツッコミどころはあるけれど。
とりあえず、「自分がこの世で一番賢い」と言わんばかりの増長した勘違い馬鹿としか思えない小物発言に、プレイヤーの侮蔑感とドS心が有頂天。
実際ライターが「お前は死んだ」と書けば死ぬんだよなー、キャラは。と思いつつもやれるもんならやってみんかいゴルァ!!!と中指おっ立ててみたりして(←【深舟を庇う】&【どかない】を選択)
と、そこへ帰ってきた編集長と左戸井さんから自信満々にプレッシャーかけられた男の《霊》は「お前らが真に《霊》と対峙する者であるなら、かつて戦ったあのビルへ来い。そこで再戦だ」とあっさり退却。うわあ…つくづく小物。
編集長からも「全力で行きなさい。絶対に負けるんじゃないわよッ!!」と発破をかけられ、再び代々木の廃ビルへ。
というわけでブリーフィング。さて、あの《霊》にとって一番屈辱的な負け方って何かな〜?(わくわく) 状態異常系が効くといいんだけど。悪霊魂みたいにAP減少技も無効だとちょっと嫌だな〜、どのみち斃すけど(笑)
とりあえず、移動ポイントを強制移動符で塞ぐのは基本。終点のマス目に壺と磁性ネットを配置。中央には囮の精霊馬を4つ並べて、その左右に目潰し用の暗幕を仕掛ける。後は出たとこ勝負。
メンバーはこの際誰でも良かったけど、せっかく編集部に居合わせた浅間&小菅を採用。幸い、マップ狭いわ障害物多いわでエコ武器装備&搦め手持ちの2人は役立ちそうだし。
現場に到着すると、今回は何と支我も一緒に行くと言い出した。「ちゃんと準備はしてるから問題ない」と本人は言うが…いつも車の中で指示出す役目なのに大丈夫か?
戦闘にはさすがに支我は参加しないようで一安心。メインの《霊》はやっぱり複数の状態異常耐性を持っていたものの、睡眠と失明有効だったのが運の尽き。囮に釣られて暗幕で失明した《霊》を龍介の《催眠術》で眠らせた後は、深舟の《自動書記》で耐性を無効化、麻痺に毒に恐怖にと状態異常のオンパレードを喰らわせた挙句、強制移動符と磁性ネットで絡め取り、トドメは日本刀で一刀両断してやりました。ふはははは(高笑)
編集長「ちょっと何やってんのよ、赤字じゃないの!!」 ……ま、まぁ確かにちょっとだけ赤字(-\3,067)出しちゃったけど、編集長も「全力で行きなさい!」と言ってたから公認だよね、これは仕方ないよね?!(^▽^;)
戦闘終了後、《霊》は勝利宣言した支我に襲い掛かる。ちょうど2年前のように―――だが、所詮は悪あがき。前と同じ手口で攻撃されても大丈夫なように、支我の車椅子はバッチリ放電対策済みだったのだ(笑)
黒幕について喋らせることはできなかったが、以前の雪辱は晴らした。しかも……元凶の《霊》を斃したからか、支我の脚が再び動くようになる、というおまけ付きで。
大喜びの支我と深舟(まあ龍介も一応喜んでます。先を知ってるプレイヤーは複雑だけど)。しかし水を差すように、編集部から新たな《霊》が現れたと連絡が。
陸自のレーダーが感知した強力な霊的反応は4ヶ所。それはいずれも、夕隙社が《霊》退治をしてきた場所だった。支我は今までに自分たちが斃した《霊》たちも、先刻の《霊》と同じく復活しているかも、と予測する。
いったい何が起きているのか確かめに、始まりの現場――暮綯学園へ急行する3人。…あ、いや戦闘に同行してた浅間や小菅も来てますよね。全然台詞ないけど背景にいるんですよねきっと!(笑)
EMF探知機の反応を頼りに4階まで上がって来ると、第1話で現れた少女の《霊》が現れた。いやあ、超お久しぶり。公式サイトのキャラ紹介には「時折現れて――」とか何とか書いてあった気もしますが(笑)
少女の《霊》「……逃げて。あいつが来る……」 何を聞いても、同じ言葉を繰り返すだけの少女に焦れてきた頃、突然の地震が學園を襲う。
龍介が周囲を見回すと―――廊下の向こうに立っている、眼に不気味な紅い光を湛えた、白いコートの男。
彼は、右手に持った銃を真っ直ぐこちらへ向け―――、
―――銃声、衝撃。 廊下に滴る紅い液体。 ぐるり、と回る視界―――何か重い物が床に倒れる音。 ―――明滅する蛍光灯、一匹の蛾。 ―――やがて周囲は、真っ白な闇に包まれて―――。
「龍介……? 支我くんッ!! 龍介がッ!!」 「――龍ちゃんッ!! おい、龍ちゃんッ!!」
――――翌朝、暮綯学園の教室。
男性教諭「みんな、おはよう。今日は、支我くんと深舟さんは、病気でお休みです。それと―――、HRに入る前に、皆さんに話しておく事があります」
昨夜……東摩君が亡くなりました――――。
To Be Continued...
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