この小説を初めて読まれる人へ…。






 今更ですが、【偽典・東京魔人學園 久遠刹那】はPSゲーム《東京魔人學園伝奇》の二次創作小説です。

 わざわざシリーズ名の頭に“偽典”と付けてあるくらいですので、この小説には公式設定とは異なる独自解釈・追加設定が多数存在します(特に主人公)。

 そのため、場合によっては登場人物がゲームと違う反応をしたり、ストーリー展開そのものが変わる事もあります。

 これは決して原作を軽視している訳ではありません。

 二次創作とはいえ、小説を発表する以上は読む人に(そして書く側としても)より楽しんで貰える作品にしようと思っての事です。

 『原作そのまんま』の小説を書くぐらいなら、ただゲームをやっていた方がマシと作者は考えています。

 よって、「公式設定と違う!」「こんなカップリングは認めん!」などといった抗議は一切受け付けません。

 これらの変更に不快感を覚えられる人は、この小説を読まない事を強くお薦めします。





《発剄》&各種武術について



 格闘技に詳しい人はお判りでしょうが、この小説内では《発剄》や《氣》といった概念に関して、現実に存在するものとはかなり違った扱いをしています。

 ありていに言えば『漫画的』な代物になっています。

 作者自身に突っ込んで書けるほどの知識・力量がないのも原因ですが…最大の理由は『原作でそういう扱いをしているから』という事に尽きます。

 独自解釈・設定を入れているとはいえ、作者は『魔人学園世界の雰囲気』を出来るだけ残したいと考えていますので、この辺りについては判った上で嘘を吐かせてもらってます

 そういうわけなので、「本当の《剄》はこんなものじゃない!」というような見当外れな批判もお断りします。

 …というか、あれだけ雑多な《力》の持ち主がいる中で、現実の武術に拘り過ぎるのもどうよ?ってのが作者の本音なんですけどね。





 以上の事に納得できる心の広い方は、駄文ですが暫しお楽しみ頂ければ幸いです。

 …なお、読まれた後はBBSかメールで御感想など戴けると、作者は涙流して喜びます(笑)。


魔人部屋へ