第10話
彼にも死神は現る

●今回予告●

それは、命と言うべきか。
祝福されるべきものなのか。
しかし、それにはそんなことは関係ないようだ。
かのモノの前にも、死神は来る。

Beast Bind New Testament

『彼にも死神は現る』

汝、運命に抗わん。



オープニング ミドル クライマックス エンディング

■プレセッション■


GM(Nオレンヂ):揃われたようですね。それでは、開始しましょうか。本日は、よろしくお願いします。
一同:よろしくお願いしますー。
GM:改めて、勇司→かぐや→美宙→法眼→十夜→勇司の順でPC間の絆を取ってください。自己紹介も、この順番でお願いします。


●PC1(定員1名) 推奨:イモータルのブラッド優先。

 君の前に現れた少女。彼女は、自分のことを『死神』と言った。
「――――貴方を、お迎えに来ました」

 シナリオエゴまたは絆:あかり (関係:脅威、闘争、執着など)


篠崎 勇司しのさき ゆうじ朧夜の刃ろうやのやいば  プレイヤー:夜叉丸
 【イモータル/デーモン】 年齢:21歳/性別:男/カヴァー:高校生
 “燃え尽きた”魔術師にして、成り立ての吸血鬼。
 血脈の力など殆ど使えず、吸血鬼の身体能力と現代兵器で戦う、変わり者の半魔。
 高校浪人と留年を繰り返し、未だに高校一年生(だが何故か、アメリカの大学は卒業済み)。
 かなりの性格破綻者だが女性には甘い。……というか、気が多すぎだ(笑)。
 所持HA:《永劫より》、《悪の華》、《ヴォイド》


●PC2(定員1〜2名) 
推奨:特になし。やる気のある方。

 ノウンマンの友人、琴乃葉いろは。彼女から素っ頓狂な話を聞かされた。
「…ねえ、あたし、昨日『死神』に道を聞かれちゃった」

 シナリオエゴ:謎の死神 (関係:好奇心、執着、敵意など)


御竹 かぐやみたけ      輝夜かぐや  プレイヤー:アムリタ
 【スピリット/レジェンド】 年齢:25歳/性別:女/カヴァー:古典教師
 竹の花の精霊が、『かぐや姫』の伝説に影響されて生じた存在(よって、物語のかぐや姫本人ではない)。
 明治以降になって住んでいた山が開発されたため、人里に降りてきた。教職免許は一応本物。
 竹の化身だけあって、背のピンと伸びた黒髪の和風美人。但し、胸のボリュームは……。
 冷静沈着、穏やかでよく気のつく女性だが、携帯電話さえまともに扱えない極度の機械音痴。
 所持HA:《世界霊魂》、《許されし芽》、《遠くからの声援》

暁野 美宙あけの みそら耐久走査プローヴ“モルゲンシュテルン”  プレイヤー:早坂ノヴユキ
 【フルメタル/エトランゼ】 年齢:外見は16歳(実年齢不明)/性別:女/カヴァー:高校生
 滅亡の危機に瀕した未来の地球ドミニオンから現代に送り込まれた“探査針”。
 しかし故障で使命を失念、仕方ないので人間としての生活を謳歌している。ちなみに陸上部所属。
 表情に乏しく、独特の間延びした喋り方をするが、実は結構友達思い。
 特技は飛行形態に変形しての高速体当たり。電子機器を乗っ取っての情報収集も得意。
 所持HA:《ブーストアップ》、《マルチリカバリー》、《無限の法則》


●PC3(定員1〜2名) 推奨:死霊課の依頼を受けられるキャラ

 連続通り魔少女殺人事件。
 君は、慢性的人手不足の死霊課から、事件解決の協力を頼まれた。

 シナリオエゴ:通り魔 (関係:敵意、闘争、仇敵など)


鬼来 法眼きらい ほうげん鬼法師  プレイヤー:麻那
 【イレギュラー/ビースト】 年齢:33歳/性別:男/カヴァー:法力僧
 先祖返りで『鬼』の血脈に目醒めた流浪の法力僧。飄々としているように見えて、芯は熱い性格。
 身長2mを超す巨漢でボサボサ髪に無精髭、顔も身体も傷だらけ。僧衣と下駄履きが基本スタイル。
 鬼の血がもたらす忌まわしい食人衝動を堪えながら、人に仇なす魔物を調伏している。
 実のところ『法力僧』としては二流以下だが、鬼の能力と実戦で鍛えた戦闘技術により『退魔師』としては一流。
 所持HA:《歩く影法師》、《律の破壊者》、《獣の生命》

八神 十夜やがみ とおやデュアル  プレイヤー:Patriot
 【マジシャン/マジシャン】 年齢:23歳/性別:男/カヴァー:聖職者
 街外れの教会に住み込みで働いている、世話好きで物腰穏やかな見習い神父。
 退魔を生業とする家系の出だが、本人は武器錬成以外の能力が欠落している落ちこぼれ。
 禁忌の術に手を出した挙げ句、暴走。親友を半身不随にし、一族からも破門。以後、贖罪の日々を送る。
 肉体的にはただの人間であるにも関わらず、瞬間的な攻撃能力では強大な魔物達さえ凌駕する。
 所持HA:《並列思考》、《魔法の国よ》、《リセット》



勇司:PC間絆はかぐやに友情。
かぐや:暁野くんには、「信頼」で頂きます。
美宙:絆は法眼に信頼で。
法眼:十夜への感情は【絆:連帯感】で。
十夜:絆は勇司に信頼で。
GM:それでは、始めます。ハウスルールはいつもの通りで。


 

■オープニングフェイズ■


●シーン1 『まずはご挨拶のほどを』 シーンプレイヤー:篠崎勇司

○勇司の自宅


GM:まずは勇司が一人でいるところからです。ある日、一人の少女がやって来ました。身にまとった雰囲気から、人ではないことが感じ取れます。
勇司:うぃす。
GM/少女:「こんばんは(ペコリ)」
勇司:「へろう、かわいこちゃん」
GM/少女:「篠崎勇司さんですよね。はじめまして、私、灯(あかり)といいます」
勇司:「おう、なに? 愛の告白?」
GM/灯:「愛? うーん、これは、神の愛と言っていいのでしょうか…?」
勇司:「じゃぁ、さっそく布団の中で二人の愛を」(まて)
GM/灯:「実は、私、不死者専門の死神なんですが、今回は勇司さんをお迎えに上がりました」
勇司:「…ん〜」
GM/灯:「よろしくお願いします(ペコリ)」
勇司:「すげぇ矛盾じゃね? 不死者て死なないから不死者だろ? まぁ、それは置いといて死因はなに?」
GM/灯:「安楽死になります。えと、今は隠してますけど、鎌でバッサリやると、魂だけが綺麗に抜けます」
勇司:待て、それ死因いわねぇ。お前が殺すんだろ。それは…抗うぞ。それは流石に」
GM/灯:「そうですか? えと、皆さんそう言われますので、規定を説明しますね」
勇司:「OK、とその前に」椅子を勧める(笑)。
GM/灯:「ありがとうございます」ちょこんと椅子に座る。
勇司:「コーヒーと紅茶どっち? 甘いものがいいならココアもあるけど」
GM/灯:「あ、甘いのが嬉しいです(ほんわか)」
勇司:「あいあい、ココアね」暑いのでアイスココアを作りつつ。
GM/灯:「えと、勇司さんには、今から三日間の猶予が与えられます。その間に、死神…この場合、私ですね」
勇司:「はいはい」椅子に座ってメモの準備。
GM/灯:「私を倒せば、死亡予定者リストから、外されることになります」
勇司:「ほうほう、で今までの勝率はどれくらい?」
GM/灯:「私の勝率ですか? 100%です。対象者に対して、絶対的な力を発揮するのが、死神の能力ですから」
勇司:「なるほど」神妙に頷いて「ふむ、じゃぁスリーサイズは?」
GM/灯:「すりーさいず?」
勇司:「バスト、ウェスト、ヒップのサイズ」顔は真面目のまま。
GM/灯:「なるほど。測ったことありませんです。でも、私ちょっと小さい…ですよね?」
勇司:「大丈夫。俺小さい方が好きだから」きっぱり。
GM/灯:「ありがとうございます。そう言っていただいたのは、初めてです(ぺこり)」
勇司:「まぁ、置いといて(ジェスチャー)話の続き。あと、なんで俺が選ばれたか」
GM/灯:「う〜ん、リストを作っているのは、もっと上の神様なので…ごめんなさい。私にはそれを聞く権限が無いのです。それでは、この笛を渡しておきますね。覚悟が決まったら、吹いてください」
勇司:「ん〜吹かなかったらどうなるの? 三日後勝手に来ると?」
GM/灯:「今から72時間後に、またお伺いします」
勇司:「OKOK、三日間の宿はどこに取るつもりなの?」
GM/灯:「それは、企業秘密です。寝込みを襲う方とかが、依然いたそうなので」
勇司:「大丈夫。別の意味でしか襲わねぇから。あ〜、あと三日後の処刑日に丸一日逃げ切ればOKとかない?」
GM/灯:「逃げ切ると言うルールは、確認してみますが、無いですね。その時は、『運命』と言うことになります。それでは、本日はこれで。また、お伺いしますね(ペコリ)」そう言うと、灯は去っていきます。
勇司:「となると、倒すか倒されるか、か…あいあい、また〜」手をひらひら。
GM:では、ここらでシーンを切りましょうか。シナリオ絆:灯と[SA:死の運命に抗う]をどうぞ。


▼絆/エゴの変化
勇司:灯に絆/好敵手を取得。



●シーン2 『様子を窺います』 シーンプレイヤー:御竹かぐや&暁野美宙

○街中(放課後)


GM:時間は、勇司のオープニングの数時間前。お二方の前に琴乃葉いろはがやって来ました。
かぐや:「こんにちは、琴乃葉くん。何かわからないことでもあった?」と、教職者らしい切り出しを。
GM:今日のいろはは、不安と不可思議を混ぜたような、微妙な表情をしています。
美宙:「……どうかした?」
GM/いろは:「あ、かぐや先生、美宙ちゃん」
かぐや:「……何か、別の相談事だったかしら?」
GM/いろは:「う〜ん、こんなとこ言うと、変な顔されるかもしれないけど…。ちょっと、『人間』には相談できないことだし…」
美宙:「……大丈夫、いろはの言う事はいつも変」
かぐや:「何か、事件かしら……?」
GM/いろは:「あのね…さっき『死神』に道を尋ねられちゃった。『篠崎勇司さんは、どこに住んでますか?』って」
美宙:「……死神? ……がいこつみたいな?」
GM/いろは:「ううん、女の子だったよ」
美宙:もやもやーっと想像したボロ布着たガイコツのイメージが崩壊しました(笑)。
かぐや:「鎌でも持ってたの? ……本当に、死神だった?」
GM/いろは:「ううん。鎌は持ってない。でも、あたし、人型は見ただけじゃそれが人間じゃないかどうかって、判断できないし。で、なんか、変な感じがしたから、咄嗟に見当違いな方向教えちゃったけど…」
かぐや:「……? じゃぁ、どうして琴乃葉くんはその人が死神だなんて思ったの?」
GM/いろは:「自分で名乗ったの。『私、死神ですけど』って」
美宙:「……いろはは感受性が鋭いから。…少なくとも人間でない可能性は高いと思う」
GM/いろは:「まあ、私はほら、そういうの、結構知り合いが多いから…」
美宙:「……でも本当に死神だとして、『死なない』ユウジに何の用だろう」
かぐや:「…………死神って、道を尋ねて歩くものなのね」ほぅ、と感心したように頷きます。
GM/いろは:「うん。それが不思議。でも、勇司さんが狙われてるとしたら、危ないよね…」
かぐや:「本当に死神だとしたら……殺せない相手を殺す方法、なんてのもあるかもしれないわね」
GM/いろは:「ちょっと心配だから、後で、見に行ってあげてくれないかな?」
美宙:「……らじゃー。……今日は部活無いし、行ってみる」
かぐや:「ええ、わかったわ。……どうせ篠崎くんには、渡すプリントもあることだし」
GM/いろは:「なんか、あたしが首突っ込むには危なそうだから。…お願いね」
美宙:では勇司さんちに行ってみますかー。
GM/いろは:「それじゃあね。あ、なんかわかったら、結果だけでも教えてね〜」いろは退場。では、勇司のところに向かうって事で、シーンを切りましょうか。シナリオ絆:謎の死神と[SA:勇司の危機を救う]をどうぞ。


▼絆/エゴの変化
かぐや:いろはに絆/庇護、死神に絆/好奇心を取得。
美宙:謎の死神にエゴ/敵意を取得。




●シーン3 『調査を始めます』 シーンプレイヤー:鬼来法眼&八神十夜

○死霊課


GM:お待たせしました。時間は、勇司のオープニングとほぼ同刻。死霊課の刑事を前にしています。
法眼:了解。
GM/刑事:「すまないな、わざわざ来てもらって」
法眼:「いや、こっちも仕事だからな」
十夜:「いえいえ。依頼…との事ですが。何かあったのですか?」
GM/刑事:「ちょっと、魔物絡みと思しき事件が起きていてな。協力を頼みたい。…君達は、死体は見慣れているか?」
法眼:「あまり慣れたいものじゃないがね」苦笑する。
十夜:「見慣れているという言い方は悪いですが…そうなりますね(苦笑)」
GM/刑事:「なら、これを見てくれ」
十夜:「…?」覗き込みます。
GM:そう言って見せられた写真は、全身に無数の大穴を開けられた、少女の死体でした。
法眼:「…ひでぇな、こりゃ」
GM/刑事:「同様の手口の事件が、ここの所相次いでいる」
法眼:「…どんな奴がやったか、見当くらいはついてるのか?」少女の死体を見て、機嫌急降下中。
GM/刑事:「凶器は不明。言うなれば、槍のようなものを一斉に突き立てられたようなものだ」
十夜:「これはまた…無茶しますね。今のところ何件ですか?」
GM/刑事:「これまでで、三件。被害者の共通点は、15前後の少女と言う以外の繋がりは、今のところ見えていない」
法眼:「…判った。こっちで何とか探してみよう」怒りで声が低い。「十夜、お前さんはどうする?」
十夜:「もちろん、受けさせていただきますよ。こんな酷いことをする人を放って置けますか?」
GM/刑事:「手口から言って、複数犯も考えられているが、ほとんど何もわかっていないのが現状だ。情けないことに、どうにも人手不足だ。情報は判り次第、報せよう」
十夜:「わかりました。情報が入り次第、携帯にお願いしますね」
GM/刑事:「すまないが、よろしく頼む」
法眼:「任せとけ。今回は協力してやるとしようぜ、十夜」
十夜:「そうですね、大船に乗った気持ちで…とは言いませんが。任せてくださいな」
法眼:「…あぁ、それから。いちおう今回の報酬は上の方に請求しておく」
GM:では、ここらでシーンを切りましょうか。シナリオエゴ:通り魔と[SA:通り魔事件の解決]をどうぞ。


▼絆/エゴの変化
法眼:通り魔へエゴ/憤怒を取得。
十夜:通り魔へエゴ/不寛容を取得。



 

■ミドルフェイズ■


●シーン4 『直接リサーチをします』 シーンプレイヤー:篠崎勇司

○勇司の自宅


GM:では、かぐや達が、勇司を訊ねたところからシーンスタート。時間的には、灯が去った後で。
勇司:「ちゃ〜す」なんかケーキ焼いてる。
美宙:「……ごめんください」
かぐや:「お邪魔させていただくわ、篠崎くん。これ、いつもの……何、この甘い匂い?」
勇司:「ん? チョコレートケーキ。後は青酸カリとトリカブトとか手に入れないとなぁ」エプロンと三角巾つけて手馴れた様子でケーキを作ってる。
美宙:「……おいしそうだけど物騒」
勇司:「死神迎撃用だし」
美宙:「……死神? ……もう来たの?」
勇司:「おう、つい先刻な」
かぐや:「……プレゼントに毒を仕込むのね。まぁ手段はとやかく言っても仕方ないけど、死神もケーキ食べるのかしら?」
勇司:「ん〜聞いてみるか」笛を鳴らす(ぉ)
美宙:早いよ! 笛!
かぐや:気軽だよ!(笑)
勇司:「チョコレートケーキとショートケーキどっちが好きかねぇ」腕組んで独り言。
かぐや:「まぁ、ともかく。少し、お邪魔させて頂くわね」と、上がり込みます。靴はきっちり揃えて置く(笑)。
勇司:「おう、上がってくれや」
GM:では、大体5分くらいで…ピンポ〜ン。
勇司:「は〜い、開いてるよ〜」
かぐや:しかもインターホン鳴らして来るのかよ!(爆笑)
GM/灯:「失礼します。勇司さん、覚悟は決まったのですか?」
勇司:「いらっしゃい、チョコレートケーキとショートケーキどっちが好き? あとトリカブトと青酸カリどっちで毒殺されたい?」両手にケーキをもって(笑)。
かぐや:「相手にそういうこと聞いてどうするの?」苦笑するしかない(笑)。
美宙:「……わ、ちっちゃい死神。……データベースを更新しないと」
GM/灯:「甘い方で…。あ、毒は効きますけど、死にませんよ?」
勇司:「OK、チョコレートね。あら残念」チョコレートケーキの包みを渡して「弱点なに?」
GM/灯:「弱点ですか…えと、特に無いです。ところで、そちらは?」
勇司:「あっと、すまん。俺の学友と先生」
かぐや:「教師の御竹 かぐやです。お邪魔しています」ぺこり、とお辞儀します。
美宙:「……ユウジのボディガードに来た暁野美宙です。よろしく」ぺこり。
勇司:「こちら俺を殺しに来た、死神さん。名前は灯」
GM/灯:「初めまして、灯と申します」ペコリ。で、二人に近づいて、勇司に聞こえないように、そっと言います。
「あの、勇司さんの友人の方ですよね。後で、話があります(コッソリ)」で、離れてケーキを受け取ります(笑)。
美宙:
「……ユウジむっころす話題でなければ(小声で)」
勇司:「弱点なしか、困ったなぁ。あっといい忘れた。ケーキ食うかどうか聞きたかったから呼んだだけ」さ〜てどうするかと、今度は兵器のカタログを読んでる(笑)。「クレイモアかぁ。それもいいねぇ」
かぐや:「はい、カタログもいいけどこれ、授業のプリントね。……たまには真面目に学校来なさい」と、学校のプリント渡します。読まずに捨ててそうな気がするけど(笑)。
GM:他にすることが無ければ、ここらでシーンを切ります。


▼絆/エゴの変化
勇司:美宙に絆/友情を取得。
かぐや:勇司に絆/世話焼き(笑)を取得。
美宙:勇司に絆/庇護を取得。死神へのエゴを絆/好奇心に変化。



●シーン5 『事情の説明をします』 シーンプレイヤー:御竹かぐや  登場難易度:自由

○路地裏


GM/灯:「えと、ここら辺なら、人気が無いですよね」勇司の家を出て、暫く歩いたところです。
かぐや:「そうね……お話って、何かしら?」
GM/灯:「話は簡単に聞かれたと思いますが、私は勇司さんをお迎えに来ました」
かぐや:「………………」実のところ聞いてない気がしますが(ぁ)
美宙:「……初耳」
GM/灯:「それで、勇司さんが私を倒せば、それは無しと言うルールなのですが」
美宙:「……助っ人OK?」
かぐや:「割と武断なルールなのね……」
GM/灯:「その話です。助っ人は不可なんです。それで勝っても、無効というルールなので。ごめんなさい」ペコリ。
美宙:「……残念」がっくり。
かぐや:「篠崎くんが、一人で貴方と戦って勝たなければならない……ということね。でも……どうして、彼が?」
GM/灯:「どうしてかは…ごめんなさい、わかりません。でも不死者でも、活動していれば、生きていると見なす向きもあります」
勇司:こっそり登場。気配を消して灯の真後ろで…灯の頭から指を出して、鬼の角〜とかしてる。
美宙:ぶふっ(笑)。
GM/灯:「生きていると見なすなら、死を迎えさせるのも、天界の仕事になるのです」
勇司:そしてくるくるぱ〜とかもしてる。
かぐや:「……ぷっ」と吹き出しかけて、こほんこほん、と口元隠して誤魔化します(笑)。
美宙:「……では、黙って決着を見ていろ、と」
GM/灯:「御友人の方には、辛いことかと思います。御理解して下さいとは言いません。ですが、ルールの説明は必要でしたので」後ろには気づかない!(笑)
勇司:そ〜と振り向いたらたぶん踏むであろう位置に、犬の糞を配置。
美宙:そ、それはやり過ぎだぁ!(笑)
かぐや:「え、ええ、そうね、そのルールを破って貴方を退けても、また来るだけでしょうし、ね」むしろどこから持ってきたのかと。
勇司:近所のおばちゃんの犬のひねりたて。
GM/灯:「はい。…あと、おおよそ三日。それまでに、お別れを済ましておいて下さい。それでは、失礼します」
勇司:急いで退避。
美宙:「……たぶん、ユウジが勝つ。……そう信じてるから」
かぐや:「…………お別れ、ね……」ふぅ、と憂鬱に溜息ついて。
GM:それには答えない。で、灯退場。残念ながら、前方に向かって歩く(笑)。
勇司:「ちぃ…犬の糞が無駄になった」
美宙:「……相変わらず、人が悪い」
勇司:「俺の人が好くなったって言った日には地球の自転が逆にならぁ」
かぐや:「……それで、どうするの? 助っ人も釘を刺されてしまったようだけれど?」
勇司:「な〜に、三日間謳歌した上でぶっ倒すさ。楽しいねぇ、命のやりとりは」くくと笑ってタバコを咥える。
美宙:「……おおー、自信まんまん。……勝算は?」
勇司:「ん〜、1%ありゃいい方」肩をすくめて。「さてと、少し死神について探るとするかな」
かぐや:「……お手伝いさせて頂くわ」ふぅ、ともう一度溜息。
美宙:「……とにかく、あと3日あるから。……ルールの穴が突けないか、調べてみる」
GM:では、シーンを切ります。



●シーン6 『集まって、相談をします』 シーンプレイヤー:鬼来法眼  登場難易度:自由

○街中


GM:死霊課の刑事と話した後、再び連絡が入ります。
法眼:携帯で受ける。「もしもし、どうしたい?」
GM/刑事:「すまない…また、やられた」
法眼:「今度は誰だ?」
十夜:「…また、犠牲者ですか?」側で聞いてる。
GM/刑事:「やはり、被害者は同じような少女だ。現場は…」と説明してくれます。
法眼:「…ちっ。行くぞ、十夜」現場に向かう、でOK?
十夜:「行きましょう…」


○事件現場

GM:では、現場です。
法眼:詳しい状況を聞きたい。
GM:遺体は、まだ搬出されていません。が、手口はこれまでと同一です。
法眼:「ひでぇ事しやがる…」ギリッと奥歯を噛む。
十夜:「目撃者などは居ないのですか?」
GM/刑事:「状況は検分中だが、一人で歩いているところを、突然襲われたようだな。ただ…」
十夜:「ただ?」
法眼:「ただ、何だ?」
GM/刑事:「遺体を見ての通り、前後から何かで貫かれている。それなのに、今のところ目撃証言は取れていない。物音を聞いたと言う話すら出て来ていない」
法眼:「西洋には鉄の処女とかいう拷問道具があったな。ちょうど、あんな感じか?」
GM/刑事:「いや、穴はもう少し大きいな」
かぐや:……つーか、「鋼鉄の処女」の針の太さがわかる刑事さんって、すごいな(笑)。
十夜:「…こんな真昼間に目撃者は居ないのですか?」
GM/刑事:「ああ。今のところ、皆無だ」
法眼:「結界でも張られたか? いったいどんな奴だろうな…」ドミニオン展開で説明はつくけどなー。
十夜:「…妙ですね…この付近での不審者の目撃証言は?」
GM/刑事:「不審者の目撃も、特に無いそうだ。とりあえず、我々は遺体の検分を行う。君達は、引き続き町を回っててくれ」
法眼:「むぅ…。現場に遺体以外の痕跡はないか?」
GM/刑事:「遺留品は無し。足跡すらもだ」
十夜:「被害者の少女の事はわかりますか? 本日の行動など」
GM/刑事:「それは調査中だが、今のところ特別な情報は入っていない」
十夜:「…手詰まりのようですね…わかりました、運に期待して町をうろうろしますか…」
法眼:「…ここで殺されたのは間違いないのか?」
GM/刑事:「それは間違いないそうだ。ただ、鑑識医が、ちょっと気になることがあると言っていたな。それに関しては、改めて確認してから連絡しよう」
十夜:「気になること? それは今回に限ってですか? それとも共通してですか?」
GM/刑事:「一連の手口に関して、ちょっと気になることがあったらしい」
法眼:「じゃあ、それが判り次第また連絡頼む」
GM/刑事:「わかった、そっちは頼む」で、刑事達は去っていきます。
法眼:「…ふむ。知り合いに調査の得意な奴が数人いるから、連絡してみるか」携帯を取り出す。
十夜:「そうですね…あぁ後、過去の現場を地図で確認しておきたいのですが」
GM:それはすぐに渡してもらえます。
法眼:さて。誰を呼ぼうかなー(笑)。
美宙:とか悩んでるところへ通りがかる、教師と教え子(笑)。
勇司:「茶が旨い」なぜか死霊課の窓際でお茶を飲んでる勇司(爆)。
←ここは死霊課の近くではないのですが…(笑)
かぐや:「……あら。何か事件でもあったのかしら?」と、キープラインの向こうからのぞき込んでます(笑)。
法眼:「優一
(*佐伯優一のこと)は…確か旅行中だったな。美宙にかけてみるか」電話しました(笑)。
美宙:「……もしもし」目と鼻の先で携帯取る私(笑)。
法眼:通りかかったところで電話が鳴る(笑)。
かぐや:まさか目の前からかかってるとは思ってないので、ちらりと見るだけで普通に野次馬してます(笑)。
法眼:「……よぉ、ナイスタイミング」美宙の顔を見ながら携帯をしまう。
美宙:「……こんにちは」携帯耳に当てた状態で、サシで挨拶を。
十夜:「…あそこに良いタイミングで電話を受け取った人が居るようですが?(笑)」
法眼:「だな。あいつ、確かこの手の調査が得意だったはずだ。相談してみるか」
十夜:「そうですね、正直手詰まりでしたから」
法眼:「おぉーい、ちょっとこっち来いよ、美宙ー!」大声で呼びつける。
美宙:ぱたたーっと行きます。「……何か事件みたいだけど。……こんな所にいるってことは、ホウゲンはいつの間に警官になったの?」
勇司:「は〜い」なぜか美空のコスプレした勇司が(ぉ)
法眼:駆けてきた勇司にラリアット(爆)。「お前はイイ!」
かぐや:「あなたじゃありません!」すぱーん、とハタきます(笑)。
美宙:「……おおー、ナイスカウンター」
勇司:ぐふぅ!? ナイス、突込みだ…ぜ」そのまま倒れて轟沈。
法眼:「…ま、それはおいといてだ。美宙、一つお前の力を借りたい」かくかくしかじか(事情説明)
美宙:「……こちらはこちらで立て込んでいるのだけど。……少しくらいなら、協力できると思う」
法眼:「あぁ、全面的に付き合えとは言わんさ。少し調べてくれればいい。頼めるか?」
美宙:こくりと頷いた。
十夜:「良いタイミングで入りましたね…生きてますか〜?」しゃがみ込んで勇司を突付く(笑)。
勇司:「…いい感じに決まったぜ。おう、大丈夫」とりあえずコスプレを脱いでいつものミリタリーファッションに。
十夜:「何処から出てくるんですか、その洋服?」
勇司:「気合と根性」
十夜:「何か有意義なことに使いなさいな(苦笑)」
かぐや:「まったく。……ともあれ、人死にがあったようね。人の世も物騒なものだわ」と、眉をひそめて野次馬中。
GM:刑事達が去った後なので、むしろ一般市民の野次馬の注目は皆さんに集まってます。
十夜:にしても…PC3コンビってある意味凄いな。
勇司:ん? どう凄いの?
十夜:いや、こっちはどちらかというとキリスト教だから(笑)。
勇司:ああ、なるほど(笑)。
法眼:法眼は信仰心そのものは皆無だから問題なし(笑)。
←問題ないだろうか…本当に(笑)
十夜:いや…格好が。こっち法衣着てるので…コンビで和洋です(笑)。
法眼:好対照でイイじゃないか(笑)。
美宙:「……カグヤ先生。……少しだけ時間、いい?」
かぐや:「……ん? どうしたの?」と、キープライン越しに反応(笑)。
美宙:「……その前に、場所を移したい。……このままだと、街の視線を独り占め」
法眼:「判った。ひとまず移動しよう」その前にGM、現場で調べられることはもう無い?
十夜:「ですね…まあこのメンツだと格好からして目立ちますから…」
勇司:ひらひらと愛想を振りまこう。
美宙:ネカフェが近くにあれば行きたいんですが。
GM:現場は警察が調べた後ですので、めぼしい物は何もありません。
法眼:了解。では、シーンを切って移動しましょうか。
GM:では、場所を買えて情報収集ってことで、シーンを切ります。



●シーン7 『いろいろと、調べ物です』 シーンプレイヤー:暁野美宙  PC全員登場

○ネットカフェ


GM:では、場所は近場のネットカフェで。時間は前シーンからの続き。登場は全員になりますね。
美宙:「……警察の聞き込みだと、口が重い人もいるから。……ネットならみんな饒舌」
勇司:「よし、美宙任せた。うまくいったらハグしてやる(ぉ)」
法眼:「なるほど。俺は機械はさっぱりでな。任せた」
かぐや:「……私、どーしてもこの箱の向こうに人がいるって、理解しがたいんだけど」うーん、と唸りながらのぞき込んでます(笑)。
十夜:「そうですね…わたしも今一機械は苦手で…(苦笑)」
GM:事件に関しては、〈情報:警察〉か〈情報:ネットワーク〉で。
美宙:《ネットジャック》で代用します。こっそりパソコン裏のUSBに、自分の指をブッ刺して(笑)。(ころころ)15、イマイチ…。
かぐや:「うーん……」つんつん、と真似して端子とかをつついてみたりして。
GM:15はイマイチでは無い(笑)。では、情報を。

【事件の被害者の共通点】
 15歳前後の少女。一人で歩いているところを襲われている。互いに繋がりは特に無い。
 ただ、被害時には全員黒い服を来ていた。
 同時期に、猫の連続殺傷事件も起きている。手口は、通り魔と同一。


勇司:〈情報:警察〉でこちらも一応してみるか。(ころころ)12、だめだめ。
十夜:〈情報:魔物〉で一応加害者の情報は得られませんか?
GM:12あれば、そっちは充分。では警察からの情報。

 被害者の傷は、全て『下方向からの刺し傷』になっている。

法眼:「黒服で連想するのは…喪服か?」死神の情報、知らないし〜。
かぐや:「……目が痛い」ディスプレイ凝視して疲れたので、まぶたの上から眼球を押していたり(笑)。
法眼:「猫の方は…同一犯らしいが訳判らんな。下方向からの刺し傷ってのは…ふむ」考えている。
十夜:「地面から槍でも生えたと見るのが確実そうですね…ネコとやらは全くわかりませんが」
美宙:「……15歳前後で黒服……さっきどこかで見たような」
勇司:「マイハニーぽいな」
法眼:「何処で見た? 次はそいつが狙われるかもしれんぞ?」
かぐや:「ああ、魔法使いの映画のね。……金髪ではないけれど、あの死神の子もそんな年格好だったわね」
勇司:「それはハニーマイオ、だっけ」
←ハーマ●オニー・グ●ンジャーのこと…らしい
十夜:「死神?」
GM:灯に関しては、〈情報:魔物〉か〈知識〉でOKです。手に入る内容は一緒です。
美宙:なら、ついでに灯も。ネットジャックはまた必要ですか?
かぐや:先生がやっとこうか?
勇司:では〈知識〉で。(ころころ)ふははははは、20!! 「ザ・俺様辞典」
美宙:ぶは!?
かぐや:先生必要なし(笑)。
GM:OKOK。では、灯の情報。
勇司:俺様にラブなのは間違いない(ぇ)

 灯は不死者専門の死神である。同様の存在は、過去にも見られており、彼女一人ではない。
 ルールに乗っ取って、不死者を迎えに来る。
 ただ、その眷属に関しては一切頓着しないため、残された眷族が変異するという事件が過去に報告されている。


勇司:「ふぅむ、もしや手当たり次第? なぁ、法眼実は」かくかくしかじかと自分の事情を説明。
法眼:「…なぁ、死神ってのは猫に化けたり出来るか?」
GM:追伸。死神は猫を眷属として扱う傾向がある。
←それは魔女とかでは…?
勇司:「本人に聞いてみる? まぁ猫を眷属に扱う傾向は確認されてるけどな」
かぐや:「……にわかに話に関連が見え始めてきたわね」
十夜:「まあ、そうですね…にしても。死神に狙われるとは…何やったんです?」
勇司:「知らん、分かれば苦労せん」
美宙:「……えーと、つまり」ちきちきちきちき(演算中)
法眼:「変異した眷属ってのは、元同僚を襲ったりするのか?」
勇司:「そこまでは判らんが、ありえるだろ。共食いてやつよ」
法眼:「何にせよ、狙われてるのはその嬢ちゃんみたいだが」
美宙:「……本人に聞くのが手っ取り早い、と」
かぐや:ああいや、死神の眷属ではなく、『死神に殺された不死者の眷属』ってことでしょう。
勇司:「そういう事…と其の前に、甘いもの準備しないと」嗚呼なるほど、そういうことか。
法眼:「ふむ。とにかく一度、会ってみるか…」
美宙:野良眷属が暴走ってのが真相かな?
勇司:と思われる。
法眼:うん、今のところ一番納得いく推測だ。
GM:ごめんなさい、情報が一つ抜けてました。

 不死者専門の死神は、不死者の力をすべて封じることができる。
 具体的には、死神が側にいる限りブラッド:イモータルのキャラはアーツが一切使えない。


法眼:ほぉ、パワーソース《資産:封印》持ちか。
十夜:ぶ(笑)。
かぐや:イモータルのアーツが使えない? それとも、イモータルのブラッドが入ってたら全部使えない?
勇司:ん〜、大丈夫。勝ち目あるな。一般アーツのほうが多いぜ(爆)。
十夜:…常時は?
勇司:常時アーツ封じられてもまだ大丈夫。デーモンが主戦力(爆)。
美宙:不死者の矜持はあるのか、ユウジ(笑)。
かぐや:つーかPS《資産:封印》はクリティカル・ファンブル値のプラスだけだから(笑)。
GM:イモータルのブラッドが入ってたら全アーツが使えない、です。ただし、演出能力なので、ルール的なものではないです。
かぐや:まぁ、それはともかく。「うーん……彼女がその眷属に倒された場合は、どうなるのかしら。少なくとも、少しぐらいは猶予が伸びるかしらね? 気は進まない話だけれど」
法眼:「無理じゃないのか? その手の輩は基本的に不死身だろ」
GM:さて、何かすることはありますか? 無いならシーンを切りたいと思いますが。
勇司:むぅ…頭がこんがらがった。情報整理が欲しい。
GM:了解。情報まとめるなら少し待ちますね。
美宙:いったん整理しますか。たぶん通り魔は野良眷属。灯に似た女の子を片っ端から襲ってる、と。
かぐや:正体はともかく、灯を狙ってるらしき何者かがいるのは確か。
法眼:通り魔の目的は復讐か?
かぐや:たぶんそうだろうねー。
十夜:そーなのか。
美宙:分かり易くはある。同じ猫を殺してるってのは何ででしょうね?
かぐや:猫が眷属、ってところじゃない?
法眼:…死神を囮に使うのが手っ取り早いか?(ぉ)
勇司:だねぇ。
美宙:今までも手当たり次第だから、当たってくれる可能性は低いけど。
かぐや:美宙さんがコスプレ、というテも(笑)。
美宙:あ、年齢的には合いますな。
法眼:女の子じゃなければ躊躇せず囮にするんだが(苦笑)。
勇司:よし、わかった。勇司がコスプレしよう(くわぁ)
美宙:大 却 下。
十夜:…勇司、《偽りの仮面》持ってたっけ?
勇司:え〜《腹話術》。
法眼:よし、任せた(笑)。
美宙:あー、アーツ使うのか!
勇司:うむ、そこまでアホじゃないぞ。
かぐや:では、その方向で進めますかね?
十夜:いや、個人的には面白いからアーツ不使用を推奨したい気分なのですが(笑)。
GM:使い魔を囮にして、通り魔をおびき出す、ですか?
かぐや:まぁ、すぐに食いつくとは限らないけれども。
法眼:ま、上手くいけばいいな、くらいですが。
美宙:こう事件が集中して起きてると、案外食いつきも早いかもです。
十夜:ってか、この町に「黒い服来た15歳前後の少女」は何人居るんだろうね?(笑)
かぐや:池袋だとすると、山ほどいそうだが……(笑)。
美宙:黒い服が流行ってるんでもなけりゃ、そう多くはないのでは?
十夜:…ブレザーとか、制服関係はもろヒットしそうですが?(笑)
法眼:今の季節なら、夏服で黒はそう多くないと思われ。
十夜:そか、そろそろ夏服か…。
法眼:これが冬だとどうしようもないが(笑)。
十夜:衣替えの時期なんざ、もう忘れたさ(遠い目)。
GM:了解。一つイベントシーンが入りますので、先にそちらからやります。その後のシーンで囮作戦を。


▼絆/エゴの変化
勇司:法眼に絆/相棒を取得。
美宙:かぐやに絆/後援者、十夜にエゴ/無関心を取得。
法眼:かぐやに絆/共感、美宙に絆/信頼を取得。



●シーン8 『………なんで?』 シーンプレイヤー:篠崎勇司  PC全員登場

○街中


GM:では、前回のシーンの続き。ネットカフェから外に出たところです。外に出て歩いてた君達は、車道に飛び出した子猫を目撃します。
勇司:すかさず保護。
GM:そして、そこにトラックが。
勇司:「おっとと、子猫ちゃん!?」飛び込んで救う。はねられる俺様。そして三回転半捻りをくわえて着地する。
GM:では、勇司が飛び出したのとほぼ同時に、反対側から飛び出した人影が…まあ、灯ですが。
勇司:「げぇ!?」魔の力を出して灯ごとすっ飛ばす。猫と灯を抱えてジャンプ。
GM:救出OKです。いきなりのことに、灯は目を白黒させています。
法眼:「おーい、大丈夫かー!」
勇司:「お〜う、大丈夫だ」
かぐや:「ちょっ……篠崎君! 大丈夫!?」安全を確認してから、ぱたぱた駆けていきます。
GM/灯:「あれ? 飛んでます、私? なんでですか?」
勇司:「灯も猫も大丈夫か? 大丈夫ならお返事。はいさん」
GM/子猫:「ニャー(すりすり)」
十夜:「そちらがもしや死神さんですか?」灯を指差して。
GM/灯:「はい。………あ、ありがとうございますです(ペコリ)」
法眼:「らしいな」
勇司:「とぉ」万有引力により落下着地。
GM/灯:「あ、勇司さん? えと、助けてくださったの、勇司さんですよね?」混乱中。
勇司:「ん? そうだけど」
美宙:「(……アカリの速度でも間に合ってた事は、言わない方が良いみたい)」押っ取り刀で駆けつけます。
GM/灯:「えと、なんで? で、なくて。ありがとうございます。でも、あれ?」
かぐや:「二人とも、怪我は……無かったようね」ほっ、と胸をなで下ろし。
勇司:「お〜い、灯なに悩んでんだ? 話せ」(ぉ)
法眼:「(ここで恩を売ろうって魂胆か? 死神に通用するのかね…)」
GM/灯:「あ、かぐやさんに、美宙さんに…?」
美宙:「……その前に。……また街の視線を独り占めっぽい」
十夜:「助かって良かったですね…とりあえず、場所を移しませんか?」
GM/灯:「あ、えと、こんなこと言うのもなんですけど、何で私を助けたんですか?」
勇司:「ははは。美女が死ぬのは世界の損失、野郎が死ぬのは世界の利益。これ俺のもっとう」
GM/灯:「…ハァ…」よくわかってない。
勇司:「ので下心は別の意味ではあるけど、おめぇさんが思ってる意味ではない」(ぉ)
かぐや:「その理屈だと貴方は死んでもいいことになるわよ? ……まぁ、無事で何よりね」
GM:場所変えて話をするなら、シーン変えましょうか?
一同:どうぞー。
GM:では、シーンを切ります。



●シーン9 『………どうして…でも…』 シーンプレイヤー:篠崎勇司

○近所の公園


美宙:ちなみに時間は如何ほどでしょう?
GM:夕方の4:00〜5:00の間というところでしょう。こういう時は、都合よく辺りに人気はありません(爆)。
美宙:では落ち着いて話ができそうな場所へ。
GM/灯:「先ほどは、ありがとうございました(ペコリ)」
法眼:「さて、単刀直入に聞くが。死神の嬢ちゃん、誰かに狙われる心当たりはあるか? あぁ勇司以外で、だが」
十夜:「単刀直入すぎますよ…もう少し事情を説明すべきでは?」
GM/灯:「狙われる? 私、地上は300年位ぶりですから…」
勇司:「同僚が狙われるのは?」
GM/灯:「どうなんでしょうか。私たちは、いつも三日間しか地上に降りません。不死者を導いた後は、時間をかけて転生できるように慰撫しますから…」
法眼:「ふむ…実は、あんたに似た格好をした人間の少女が立て続けに殺されてるんだが」
美宙:「……今、不死者の眷属が野良となって、この街の女の子を襲ってる。……被害者の歳格好は、あなたに近いの」
法眼:「あんたに外見が似た死神は他にいるのか?」
かぐや:「300年くらいなら、不死者やその眷属なら生きているかもしれないけれど……」
GM/灯:「眷属…そういうことは、ありえるかも知れません」
勇司:「ふ〜む、ちなみに三百年前に殺したのは、どんなの?」
GM/灯:「そこそこの力を持った吸血鬼でした。眷属が残っていた可能性は、あります」
勇司:「ふむふむ」
かぐや:「300年恨み続ける、っていうのもなかなか気の長い話ね……」
美宙:「……猫は七代祟るから。……にゃー」
勇司:「で、猫…おめぇさん野良?」つまみあげて。
GM:子猫は、勇司に摺り寄って甘えています(笑)。勿論、鳴く以外の返事はありません(笑)。
美宙:そういえば、拾った猫もそのままか(笑)。
GM/灯:「残った眷族がどうなるのか、私たちには詳しい話はわかりません。ですが、エゴに狂ってしまったのかもしれませんね…(ショボン)」
勇司:「まぁ普通は主に忠誠誓ってるからねぇ。いや俺も誓ってるけどなぁ」
かぐや:死神というのも因果な商売ですな。
法眼:「300年ぶりと言ってたが、地上に降りる時期をあらかじめ予想できるものなのか?」
GM/灯:「予測は、無理だと思います。でも、私の知らない方法で、気づけるのかも知れません」
かぐや:「恨まれてるのは灯くんではないかもしれないけれど、ともかく灯くんを狙っている誰かがいる……というのは、確かなようね」
美宙:「……それで、このままその魔物に暴れられるのも、こちらとしてはほとほと迷惑。……だから早めに見つけ出してケリをつけたいのだけど…」
かぐや:「私の教え子も、いつ犠牲になるかもわからないしね……」
GM/灯:「お話はわかりました。少し時間も残っていますから、私も探してみます」
勇司:「うぃ、たのんま〜」
法眼:「ふぅむ……勇司、さっきの囮作戦、試してみるか?」
勇司:「おう、試してみるか。あんまり戦う前に力は使いたくねぇけどナ」
法眼:「…時間切れの場合は、どうなるんだっけか?」小声で勇司に聞いてみる。
勇司:「バトって殺し合い。時間切れ云々以前にそれとこれとは別だけどな」
法眼:「なるほど。ま、そっちはそっちで頑張ってくれ。声援はする」
十夜:「灯さん、でしたね。個別に探すのではなく、共同戦線といきませんか?」
GM/灯:「………ごめんなさい」共同戦線という言葉に、酷く寂しい顔を返して、灯は退場します。
美宙:「……行っちゃった」
十夜:「…おや、振られてしまいましたか」ちょっと肩をすくめる。
法眼:「死神も、ままならぬ身って事か」
美宙:「……あの子、本当にイイ子。……ぶっちゃけこの街で起きてることはあの子に関係無いのに、手伝ってくれるのね」
GM:さて、することが無いようでしたら、シーンを切りましょうか?
一同:OKです。
GM:では、シーンを切ります。


▼絆/エゴの変化
法眼:灯に絆/興味を取得。
十夜:灯に絆/興味、法眼に絆/信頼を取得。



●シーン10 『…どうか、お気をつけて…』 シーンプレイヤー:篠崎勇司  PC全員登場

○街中(夜)


GM:では、その夜、囮作戦実行ってことでOKですか?
美宙:ですな。
勇司:OK…くそ、人間性が3も減る。
美宙:で、勇司が女装?(笑)
勇司:ちゃう。《腹話術》でコピーを作り出す。
GM:こちらも考えることがあるので、配置等を教えてください。
勇司:まず、問題が一つ。コピーはエキストラなので、攻撃されると一撃でやられた上で、勇司はこのシーンに出れません。つまり、みんな頑張れ(笑)。
かぐや:仮面じゃなくて腹話術なのか。サングラスかけて、後ろから使い魔を尾行します(笑)。
勇司:仮面ねぇんだよ(笑)。
法眼:ま、戦闘でシーンが変われば出られるわけだし。
GM:まず、《腹話術》で狙われそうな少女を歩かせて、それを張るんですね。
勇司:うん。こう、にゅると晶の顔した女子が(笑)。
法眼:趣味悪いぞ、それ(笑)。
←晶のPLもやってる人
十夜:…趣味か?(笑)
美宙:業が深いなぁ。
かぐや:張ります、電信柱の陰に隠れて、サングラスかけて(笑)。
GM:では、勇司以外のキャラは、どこに位置するか、宣言お願いします。
かぐや:後方10mほどをキープー。
美宙:後方20m程度から尾行を。…しかし先生、そのカッコはかえって怪しいです(笑)。
かぐや:伝統じゃないの!(笑)
法眼:そこらの屋根の上に潜んでおく。《天を駆けるもの》は常にアクティブです。
十夜:黒の法衣なので嫌でも目立ちますが…すぐ駆け寄れるギリギリの距離で隠密しながら付いていきます。
GM:了解、では、こちらの行動考えるので、1〜2分待ってください。…………(思考中)……ふむ、OK。ごめんなさい。1〜2分どころか、5分以上待たせてしまいましたね。では、再開します。
一同:OKです。
GM:では、歩いていた囮の少女が、いきなり身体を震わせて倒れます。一瞬、地面から無数の槍のようなものが突き出し、すぐに見えなくなりました。
かぐや:「っ……狙撃……!?」きょろきょろと周囲を見回してみますが。知覚判定とか必要?
美宙:「……いきなりかかった」慌てて駆け寄ります。
法眼:演出戦闘? それとも実際にアーツ使った方が良い?
かぐや:一体どういう攻撃なのやらー! 同じく駆け寄って抱え起こそうとしてみたりします。
十夜:「(何処でしょう…?)」探してみますが?
GM:少女を襲った存在は、槍が突き出た瞬間しか見えませんでした。少女の身体は、それまでの被害者と同様の傷がついています。
勇司:こちらの視点から何かわからない?
GM:勇司は、少女と同じものが見えたんですよね?
勇司:うん。つか五感共有(笑)。
GM:ちょっと、順に説明します。まず、少女の足元から、不意打ち扱いで、攻撃されました。攻撃後、すぐに隠密常態になって、そのまま逃走しています。影のような形状の存在でした。距離がありましたので、追跡は〈知覚〉判定で−5の判定とします。
美宙:〈知覚〉判定は勇司だけですか?
法眼:遠隔の範囲攻撃持ってるから、攻撃した瞬間に迎撃したかったんですが。
勇司:ふぅむ。駄目元で(ころころ)ぐぇ、晶へのエゴを固定してAGPで振り直し(ころころ)よしよし、マイナスしても12だ。
GM:屋根の上から、影状のものという状況なので、−5の〈知覚〉判定に成功したら、攻撃できたことにしましょう。
法眼:それ殆ど無理だから(笑)。
美宙:一応〈知覚〉判定だけなら全員できますかね?
GM:少女に駆け寄った人は、無理とします。
勇司:じゃあ倒れる前に、使い魔が知覚したものを指差します。そしてばたん(倒れた)。
法眼:(ころころ)…マイナスして達成値5、無理だ。
十夜:一応、(ころころ)こっちも駄目です。
かぐや:「……!」咄嗟に、日向くん(偽)の指差した方を見てみますが……判定ダメなのね。
GM:(ころころ)達成値11。って負けたー! しまったー!(爆笑)
法眼:勇司だけは成功したな(笑)。
勇司:ははは。勇司、女子のためなら気張りますよ。
十夜:…まあ、隠密は解けたんですね?
勇司:あ〜GM、遠くにいるならシーンを切り替えて。勇司をそこに出したい(笑)。
GM:勇司には、逃げた方向がわかります。
勇司:では舞台裏で追いかけます。このシーンには出られねぇのさ(笑)。
GM:うむ、まとまった。では、次のシーンがクライマックスだ(笑)。何かやっておくことはありますか?
一同:特になしです。
GM:では、シーンを切ります。



 

■クライマックスフェイズ■


●シーン11 『………ごめんなさい………』 シーンプレイヤー:篠崎勇司

○郊外


GM:では、魔物を追えた勇司だけ登場。他PCは少し待ってください。魔物を追った先は、人気の無い区画。そこで、黒い水溜りのようなものと、少女の姿が見られます。
勇司:「とぉ、お前さんかい元凶は」
GM:灯と、魔物が戦っています。
勇司:「おやおや」灯、苦戦してる?
GM:現状、灯が押していますが…勇司の姿に気を取られます。
勇司:じゃあ舌打ちして自分に《血脈付与》をして突っ込みます。
GM:突っ込んだ時点で気付きますが、灯がいるので、勇司は今一切のアーツが使えません。
勇司:ははは、あめぇ。肉体能力だけでどうにかするわ(笑)。
GM/灯:「………あ!」
勇司:「ちっ面倒だが…まだ身体能力が使えればどうにかなるか」拳銃を抜いて。
GM:それに気付いた灯が、自分のその力を打ち消します。というわけで、アーツ使用OKになりましたが…。
勇司:「馬鹿野郎、俺に構うな!」
GM/魔物:「フヒャヒャヒャヒャ、バカが!」その瞬間、魔物の攻撃が灯を貫きました。
勇司:「あ〜言わんこっちゃねぇ!!」
GM:他PCの皆さん、登場どうぞ。
勇司:「あ〜久々にブチ切れたぜ。速攻しとめる」
美宙:「……ユウジ、無事?」
法眼:「…ちっ! 遅かったか!?」
十夜:「どうも…間に合わなかったようですね」と言いつつ《武器練成》します。
GM/魔物:「バカが! おまえがその力を持ってる限り、俺らも何もできなかったてのになぁ!」
かぐや:「篠崎く…… 灯くんっ!?」
勇司:「俺は無事だが、灯がやばい」
美宙:《武器練成》OKなら《戦闘形態》いいですかね?
かぐや:灯は……ダメージ受けてるだけ? 仮初めの死? それとも真の死?
GM/灯:「ご…めんなさい…」血は出ていませんが、明らかに致命傷です。
かぐや:「しゃべらないで……!」駆け寄って回復アーツかけたいところですが。
法眼:「もう少し耐えてろ、必ず助けてやる!」
GM/灯:「私、駄目ですね…こんな奴を逃して、迷惑をかけて…」
勇司:「灯、てめぇはてめぇの仕事を全うしろ。俺が殺すまで死ぬんじゃねぇ。面倒なんだよ、てめぇ以外の死神と戦うのは」
美宙:「……あなたには、まだ時間が残ってるから。…だから今は助ける、必ず」戦闘形態にチェンジ、人間性14。
GM/灯:「助けてもらった勇司さんを殺すことに迷いが出た結果が…これです…。厚かましいお願いですが…あいつを…倒して…私の力も、少しなら…」
十夜:「迷いが出たのは悪いことではないと思いますよ、誰かを殺すことに迷いがでるのは…ね」
勇司:「敵の塩は受け取らない。それにこんな奴倒すのに助力はいらないさ」ウィンク。
GM/灯:「そういう方なんですね…勇司さんは…」淡く微笑む。「天の光よ、灯火よ…。死神、灯の名において、力を…」で、《契約》を《天の光》で拡大して使用。PC全員に《神格:破壊》の力が行き渡りました。
勇司:あ〜拒否してもOK?
GM:OKとします。
美宙:ユウジ以外は全員受け取り、と。
かぐや:いい意地だ(笑)。
法眼:なんか、フラグ立ってるっぽいねぇ(笑)。
十夜:よし、応援しようじゃあないか(笑)。
法眼:力一杯声援を(笑)。
美宙:暖かく見守るぜー! 二人の死闘を!
勇司:おう、9割がた負けるけどな(爆)。
十夜:死闘かい(笑)。
GM/魔物:「なんだなんだ、お前ら? そいつに、仲間を殺されそうになったんじゃねえのか?」
勇司:「馬鹿が。俺は仲間なんて思われるほど人格者じゃねぇ!(どどん)
GM/魔物:「なに、仲良くしてんだ? 気にいらねえ…お前らも、皆殺しにしてやろうか?」
法眼:「ウルセェよ。とりあえず、てめぇは先に死ね」
勇司:「ついでに美女になら殺されてもオールOK」(−−)b
美宙:「……それとこれとは別。……あなたはこの街で無法を働いた。……それだけで消去に値する」
GM/魔物:「フン。半端者が、うぜえ………うぜえ……うぜえうぜえうぜえうぜえよぉぉぉぉぉっ!
十夜:「この少女よりよっぽど貴方の方が暴れている。地獄の底で死んでいった者たちに詫びなさい」
GM/魔物:「皆殺しにしてやらあぁぁぁぁっ!!」
かぐや:「私、情緒のない生き方はしたくないの。……無様なひとね」ざざざざ、と髪が揺れると竹の葉のこすれる音が。
法眼:「へっ、上等だ!」牙を剥き出す。
GM:では、戦闘を始めましょうか。
一同:了解です。


▼絆/エゴの変化
勇司:灯への絆を純愛に変更。
美宙:十夜へのエゴを絆/共感に変化。
十夜:美宙に絆/連帯感、かぐやに絆/信頼を取得。


法眼:って勇司、また純愛かよ!?(笑)
十夜:…前も誰かに取りませんでした?(笑)
勇司:取りまくり(笑)。
美宙:愛多き男よのぅ。
勇司:大丈夫! 愛の不良在庫大量にあるから。
十夜:……不良在庫使ってんのかいっ!(笑)
美宙:愛の不良債権…めっちゃ焦げ付いてそう。



●シーン12(バトル) 『…あたたかい…』 

▼ラウンド1


GM:では、状況。混沌の使い魔1体。エンゲージは自由とします。こちら、魔獣化して《超魔の命》と《黒き牙》使用済みです。
法眼:混沌の使い魔ってのがボス?
GM:はい。
法眼:了解。法眼はそいつとエンゲージで。
かぐや:既に魔獣化済みですか。とりあえず、エンゲージからは5m程離れておきます。
十夜:ボスとエンゲージで〜。
美宙:みんなからエンゲージは外します。
勇司:エンゲージして、ぶんなぐる。
GM:(ボス、勇司、法眼、十夜)(かぐや)(美宙)でOKですね。
一同:OKです。

 現在のエンゲージ:(ボス・勇司・法眼・十夜)  (かぐや)  (美宙)

GM:では、セットアップ。こちら無し。ボスの行動値12なので、早い順にどうぞ。
美宙:では行きますっ。オートで《瞬間武装》、全装備スタンバイ!
法眼:美宙に絆固定。AGP1点進呈。
美宙:マイナーで《ロックオン》、メジャーでレイガン射撃! 「……リミッター解除:精密射撃モード」(ころころ)25で命中!
GM:こちら、回避は低い…(ころころ)命中。光属性なら弱点なのでダメージ+1D6でどうぞ。
美宙:「……エネルギーゲインが上がってる…いける」(ころころ)24の〈光〉ダメージ!
GM:その程度じゃまだまだ。次どうぞ。
勇司:「まぁ消えろ」一瞬姿がぶれる。(ころころ)25。格ゲーの三ゲージ技よろしく、どがどがどがと分裂して殴りまくり(笑)。
GM:(ころころ)クリティカル以外無理です。ダメージどうぞ。
美宙:ユウジの絆固定、ユウジにAGP1点「……アカリが見てる。……決めどころよ」
勇司:(ころころ)54点〈闇〉。「っと浅いか」
GM:さすがにまだ。では、こちらの番ですね。マイナー《終末を告げるもの》、メジャーでHA《神獣撃》AGP4点使用、《打ち砕くもの》重ねて攻撃。《神獣撃》消します?
十夜:どうします? わたしは次の敵の攻撃で魔獣化した場合は攻撃できますが、それ以外は微妙なのです。
美宙:では潰さないでおきますか。
法眼:とりあえず、敵の出方を待ってみますか。
かぐや:《霧の外套》いらない?
美宙:敵の力を引き出した上で、さらに上回って勝つ! これぞ風車の理論!
十夜:ん〜まあ、止めても良いのでは? 別に活躍しなくても構いませんし。
美宙:いやー、敵も色々やらないと盛り上がりませんから。
法眼:ま、たまには魔獣化もしないとね(ぇー)
GM:では、振りますね。
かぐや:まぁ、うち消せそうなら《霞の外套》使います。3点ダメージ減っても仕方ないので、厳しい時は通して《精霊壁》とかにしますが。
GM/魔物:「混沌に落ちやがれぇぇぇっ!」(ころころ)…21。駄目だ、こいつ(笑)。
十夜:…コイツ、少々へチョイぞ…(笑)。
法眼:…言うな、言ってはならん(笑)。
かぐや:「そんなもの!」お待ちかねの《霧の外套》を。(ころころ)……20。ゴメン、先生もっとダメでした!(つд`) でも《カテゴリー:ウォータ》があるので当たっても3点減ります。
美宙:運動で回避ー!(ころころ)27、ありえない空中機動で回避。
十夜:まあ、一応ね。(ころころ)10、当たりー。
勇司:(ころころ)23で回避。「おっと」空中で二度飛ぶという信じられない身体能力(笑)。
かぐや:そして先生回避! でも技能ないのでクリットしません。(ころころ)13です。
法眼:(ころころ)「あらよっと」26で軽く身を捻って回避。
十夜:皆、凄いな(笑)。
GM:ダメージ出します。(ざらざらーっ)97点〈斬〉ダメージです。
十夜:では問答無用で吹っ飛びますが、空中で体を捻って着地。髪の毛が黒くなり目が赤く輝きます。(←魔獣化演出)
かぐや:「きゃ……!?」魔獣化します。黒髪に、白く小さな花のつぼみがつきました。
勇司:「ひゅぅ…こりゃ掠っただけでも吹き飛びそうだぜ」
美宙:「……精度は低い。……でも火力は侮れない」
GM/魔物:「クソ! 手がばれてると、きついか、クソが!」
法眼:「ま、当たらなきゃ下手な鉄砲と変わらんがな!」
十夜:ではわたしの番。
法眼:十夜の絆固定。AGP1点進呈。
美宙:「……長期戦は避けて」十夜の絆固定、AGP1。
十夜:マイナーで《エネルギーチャージ》、メジャーでHA《並列思考》使用して《マルチウェポン》三連発! 「散りなさい!」とりあえず1発目(ころころ)達成値27。
GM:(ころころ)命中。
十夜:74点の〈雷〉ダメージです。
GM:まだ生きてます。続けてどうぞ。
十夜:2発目(ころころ)28です。命中なら73点。
GM:ギリギリ残った。
十夜:「…終わりです!」で3発目。(ころころ)24。
GM:足掻き。HA《死界の主》宣言。その命中をファンブルとします。
十夜:じゃあ通します…ちょっと情けねぇ(笑)。こう…瘴気に足を取られてコケそうになるわけですな。
GM/魔物:「クックック、終わりか、じゃあ次はこっちの番…」あ、台詞は気にせず行動どうぞ。
法眼:マイナーで《ハンティングスタイル》、メジャーで攻撃。(ころころ)クリティカルです。
GM:(ころころ)無理です、ダメージどうぞ。
勇司:法眼カッコいい。
法眼:「それじゃ、こいつでバイバイだ……消えな」無造作に踏み込んで爪を振り下ろす。《魔眼》を重ねて(ころころ)60点の〈斬〉ダメージ。
GM:粉々ですね。
法眼:「…ひとまず、こっちは終わったな」
GM/魔物:「クソ、こんな…だが、主の敵は…ざまぁ見やがれ…」消滅、戦闘終了!


美宙:「……標的の消滅を確認」
かぐや:「……灯くん!」消滅を確認して、改めて駆け寄ります。
十夜:「ふぅ……依頼は達成ですね」髪と目が元の色に戻る。
勇司:「さてと、灯。殺しあおうぜ」笛を吹く。「立てよ」笑って。
美宙:「……ユウジ、アカリはまだ…」
勇司:「イモータルの端くれなら立てるだろ、使命を果たそうぜ」
GM:皆さんの身体から、灯から借りた《契約》の力が抜けるのが感じられます。
十夜:「少しお互いに休んだらどうですか? …まあ、あなたたちの事にわたしが口を出す筋合いはないのかもしれませんが…」
GM/灯:「………勇司さん」笛の音に、微かに反応する。
勇司:「立てよ」少し声が震える。
GM:ただ、身を起こすことはできないのか、ごろんと仰向けになって、視線だけ向けます。
勇司:「立てって言ってんだろ。今度は覚悟できてるんだよ」ぎりりと歯軋りの音が聞こえる。
GM/灯:「…もう、駄目なんです。本当は、ルール違反なんです、勇司さんが、不死者の力を使えるようにするのは…」
法眼:「迷いがあるんだろう? ここは大人しく帰って貰っちゃどうなんだ?」
勇司:「なら…なんでルールを破りやがった。あの程度の雑魚…素手で十分ぶっ殺せた」
GM/灯:「あはは、わかりません。でも………私、勝ちたくなくなってたのかも…」
かぐや:「……無茶、言わないの。篠崎くん」目を伏せて、灯くんに《大地の恵み》かけておきます。演出?
GM/灯:「ルール違反には、罰があるんです………もう、動くこともできませんし…」笑って。
勇司:「罰の内容は?」
GM/灯:「さあ。今まで、そんな人いませんでしたから…。でも、力が使えないなら、生き返ることも…」
美宙:「……こうなることを予想して、あなたは私達に力を分け与えたの…」
GM/灯:「よく、わかりません。でも、誰が死んでも、きっと私は悲しくなってたから…せめてもの…」
かぐや:「諦めないで。こんなことで生き延びたって、篠崎くんは喜ぶような子じゃないわよ……?」
GM/灯:「でも、私は…もう、身体の崩壊も…止まら…」
かぐや:「大丈夫。あなたにもきっと、違う生き方ができるわ。……まだ間に合う。誰だって、いつからだって、やり直すことはできるのよ?」暁野くんと十夜さんからもらったAGPで、HA《世界霊魂》を使用します。
GM/灯:「何故…。…この光…暖かい…」
かぐや:「生きなさい。世界はいつも、生あるものを祝福するわ。人も……そして、魔も」
GM/灯:「こんなことをしても、神の力は…でも……ああ…これは…」その台詞と共に、灯の身体は光に飲まれて消え去りました。
かぐや:「……灯くん……」
GM:ただ、その光は、非常に暖かく………。


 

■エンディングフェイズ■


●シーン13 『ひとまず、終わりました』 鬼来法眼&八神十夜ED


○死霊課


GM:全員人間性は大丈夫でしたね。まず、法眼と十夜のエンディングから。刑事から、事件解決の礼を言われます。「今回は、助かったよ。まったく、俺らは全然いいとこ無しだったな」
法眼:「…いや、いいさ。死んだ嬢ちゃんたちは気の毒だったがな」
GM/刑事:「そればっかりはな。因果な商売だよ、まったく…」
十夜:「そうでもないですよ、あなたたちが集めた情報も役に立ったのですから」微笑む。
GM/刑事:「ほら、今回の報酬だ。犯人逮捕じゃなくて消滅ってことで、文句言ってる連中もいるがな」言いながらも、報酬は本来のものより大目です。
法眼:「まぁ、また事件があったら呼んでくれていいぜ。そっちもご苦労さん」報酬を確認して受け取る。
十夜:「おや…ありがとうございます」微笑んで受け取る。
GM/刑事:「詳しい事情は知らねえけど、誰か、助けられたんだろ。俺は、そういうのが好きでな…」
法眼:「んん? まぁ、助かったと言えば助かったかなぁ?」とぼける。
GM/刑事:「オマケは、俺からだ! また、よろしく頼むぜ!」
十夜:「さて…ご苦労様でした、刑事さん法眼さん。またお会いしましょう…できれば、平和に」と言って席を立ちます。
GM:刑事は、後ろ向いて手をヒラヒラさせて答えます。
法眼:「おぉ、それじゃあな」刑事に手を振って立ち去る。「じゃあ、飯でも食いに行くか。十夜はどうする?」立ち上がって部屋を出ながら声をかける。
十夜:「あ、良いですね。ご一緒して良いですか?」
法眼:「じゃ、行くか。この前、ステーキの旨い店を見つけてな…」十夜と共に街へ消える。
十夜:「ステーキですか…丁度報酬も入りましたしね」
GM:それでは、シーンを切りますね。



●シーン14 『そして、新たな始まりなのでしょうか…』 篠崎勇司&御竹かぐや&暁野美宙ED

○一年の教室(ホームルーム前)


GM:授業前、何故か一年生の教室にいる美宙といろは。
美宙:って、元から1年生ですじゃよ私は(笑)。
GM:詳しい話を聞くために、いろはに引っ張られて、勇司のところに来たんですよ(笑)。
←まだ勘違いしているGM
勇司:ではなぜがヨガをしておこう。木魚のポーズ。そして炎のコマとかいいつつ(笑)
美宙:「……ユウジ、それヨガじゃない」
勇司:「ばれたか。で、何の用? マイスィ〜トハニ〜♪」
GM/いろは:「それで…結局、灯ちゃんって子はどうなったのかな?」
美宙:「……あれから私は会ってない。…ユウジは?」
勇司:「俺も会ってないよ」ひょいと肩をすくめて。
GM/いろは:「んー………答えたくないってことかな?」コマの回転力アップさせつつ(笑)。
勇司:「いや、マジで知らん」
美宙:「……消えたりはしてない、と思う。…推測だけど」
GM/いろは:「そか、残念。けどまあ、こう言うのは何だけど、勇司さん達が無事なだけでも、よかったよね」
美宙:「……うん」
勇司:「そりゃどうも…って、いろは? 一応上級生にさんづけされると微妙なんだが」
美宙:「……ユウジ、年齢だけはぶっちぎりで上
GM/いろは:「勇司君って呼ぶ方が、なんか変(キッパリ)
勇司:「…ありがとうダブルパンチ。ない〜ぶなは〜とに大打撃」
かぐや:では、その辺りでカラララ、と扉を開けて登場します。
GM:そう話していたおかげで、いろは達はばっちりチャイムを聞き逃していました(笑)。
かぐや:「はい、皆さん席について。ホームルームを始めますよ?」
美宙:「……あ、HR始まる」
GM/いろは:「うわ、やば!」
勇司:「おう、始まるな」帰り支度(笑)。
美宙:いろは遅刻決定(笑)。
法眼:しかし、何故か晶の席は空いている。
←この数日後にセッション開催された【聖者原罪】第一話への伏線だったり。
かぐや:「……琴乃葉くん。君は二年生の教室でしょう? 早く戻りなさいな」ひらひら、出席簿振って見送ります(笑)。
勇司:法眼、次回の布石しやがった!?
法眼:すみません出来心です(笑)。
十夜:(笑)
勇司:くぅ(笑)。やるな。
かぐや:「日向くんは今日も病欠……と」かりかり。
勇司:そして布石拾った!?
GM/いろは:「ごめんなさーい! ………ああっ!?」慌てて飛び出したいろはは、廊下に待機していた人物を見て、思わず大声を上げる。
美宙:「……いろは、今日も落ち着きが無い」ふーっとため息。
勇司:「いつもの事だろう」
GM/いろは:「ちょっと、あれ、どういうことなの!?」ドアを開けて、また教室に乱入。そして、かぐやに詰め寄ります。
かぐや:「……はい。では今日は、HRの前に転校生の紹介をさせてもらいま……どうしたの、琴乃葉くん?」
GM/いろは:「だって、あれ、ええ!?」
かぐや:「……まぁ、そういうことよ。早く自分の教室に戻りなさい」くす、と笑ってくるりと反転させます(笑)。
GM:そんな中の様子に頓着することなく、転入生が入ってきます。いろはは『?』を浮かべながらも、戻ります。
かぐや:「えー……では、転入生の紹介をさせてもらうわね」と、チョークを手に取って黒板に転入生の名前を。カッカッカッ、とリズミカルに黒板に名前を刻んで生徒達に振り返り「伴士日 灯(ともしび あかり)くんです。……さ、灯くん、自己紹介をお願いできるかしら?」
GM/灯:「伴士日 灯です。よろしくです(ペコリ)」
勇司:「…」いつもなら騒ぐ勇司が、珍しく騒がず机に突っ伏して寝たふり。
美宙:「………あ」ぽかーん。
GM/灯:「席、どこです?」
かぐや:「そうね…… 篠崎くんの後ろが空いているから、そこにお座りなさい」
GM/灯:「はい」で、座った後、勇司の背中をペンでツンツン。
勇司:「…あんだよ」振り向いて。服の袖口に濡れた跡があるのは秘密だ(爆)。
GM/灯:「私、降格されて、ただの死神になったみたいです」
勇司:「そりゃ、ご愁傷様」
美宙:ちょっと離れた席から、珍しく微笑んで二人を眺めていよう。
GM/灯:「私に勝った扱いなので、勇司さんはもう大丈夫です。でも、私は降格されて、ちょっぴり悲しいです」
かぐや:二人の会話のBGMに、今朝の連絡事項を伝えてます(笑)。
勇司:「ふん、言ってろ。俺に情けなんか出すからよ」鼻で笑う。
GM/灯:「普通の死神は、地上生活してもいいので、しばらくいることにしました。死にたくなったら言ってくださいね。あ、勇司さんの魂送ったら、また昇格できるのかも…」
勇司:「言うか。ば〜か」どこか嬉しそうに笑って。
GM/灯:「………。………あ、えと、よろしくお願いしますです」その笑顔を受けて、戸惑ったように。戸惑ったように―――笑った。
かぐや:「……えー。本日の朝のHRは以上で終了です。では、一限目の授業を始めるわね。今日は、教科書の32頁から──」

美宙:いいねぇ、甘ーいEDで!
勇司:ふふふ。
法眼:ん。ハッピーエンドになりましたな。
美宙:復活HA持ちがゴロゴロ居たもんなぁ(笑)。
かぐや:見境なくフラグ立ててると後で大変だぞ(笑)。
勇司:ん? 大丈夫。危なくなったら不良在庫だから壊れる(爆)。
十夜:…《歪曲する真実》使う気か?(笑)
GM:まあ、展開が流れるように行ってしまったので(←言い訳)、渡し忘れSA『魔物を滅する』を達成したことにします。
かぐや:もらい忘れてた!(笑)
GM:では、終了です。お疲れ様でした!
一同:お疲れ様でした〜。





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