●今回予告●
学園に隠された魔宝。
危険なそれを探し出そうとした時、
門が堅く閉ざされた。
この夜、学園は魔境と化した―――。
Beast Bind New Testament
『魔境学園』
汝、夜の学舎を探索せん。
オープニング ミドル クライマックス エンディング
■プレセッション■
GM(Nオレンヂ):揃われたようですね。それでは、開始しましょうか。晶→美宙→リリティア→悠→勇司→海聖→晶の順で、PC間の絆を取ってください。自己紹介も、この順番で、お願いします。
一同:よろしくお願いします。
GM:では、準備がよろしければ、順に自己紹介をお願いします。
●PC1(定員なし) 推奨:学校関係者限定。
真面目そうな一年生、奉麻 蘭。
彼女は、君をこの学園に通う半魔として、協力して欲しいことがあるという。
とりあえず、君は話を聞くことにした。
シナリオエゴ:奉麻 蘭 (関係:友情、連帯感、好奇心など)
▼日向 晶/ソロモンの鍵 プレイヤー:麻那
【マジシャン/イレギュラー】 年齢:16歳/性別:女/カヴァー:高校生
魔神に選ばれ『ソロモンの指輪』を正式に継承した、魔神召喚士にして女子高校生。
底なしの魔力を有するが、底抜けのお人好し&ドジっぷりも健在。篠崎勇司とは微妙な師弟関係。
とある事件で生死の境を彷徨い、魔力を強引に覚醒させて命を取り留めた。現在、過剰な力を持て余し中。
性格は明朗快活でボーイッシュ。嘘が苦手で、『誰かの命を奪うこと』が何よりも嫌い。
所持HA:《リセット》、《歩く影法師》、《ヴォイド》
▼暁野 美宙/耐久走査プローヴ“モルゲンシュテルン” プレイヤー:早坂ノヴユキ
【フルメタル/エトランゼ】 年齢:外見は16歳(実年齢不明)/性別:女/カヴァー:高校生
滅亡の危機に瀕した未来の地球ドミニオンから、現代に送り込まれた“探査針”。
しかし故障で使命を失念、仕方ないので人間としての生活を謳歌している。ちなみに陸上部所属。
表情に乏しく、独特の間延びした喋り方をするが、実は結構友達思い。
特技は飛行形態に変形しての高速体当たり、及び電子機器を乗っ取っての情報収集など。
所持HA:《ブーストアップ》、《マルチリカバリー》、《無限の法則》
▼リリティア・ローレンツィウム/“記憶者”リリス プレイヤー:電波王
【イモータル/エトランゼ】 年齢:外見は15歳(実年齢は∞)/性別:女/カヴァー:高校生
時空を超越し『世界の全て』を記録することを使命とする、永世者『メトセラ』の一人。
創世から終焉までを何度となく経験するが、可能性は常に分岐し続けるため、彼女の使命は決して終わらない。
退屈しのぎからか大の陰謀マニアでもあり、歴史の節々で情報操作などの干渉を行っているらしい。
得意技は、殆ど“全知”に近いほどの情報収集能力……及び『思わせぶりな言動』&『悪役笑い』。
所持HA:《永劫より》、《滅びの霧》、《星の刻印》
▼御影 悠/眠りを齎すもの“Hupnos” プレイヤー:Snow
【デーモン/デーモン】 年齢:外見は17歳(実年齢不明)/性別:男/カヴァー:高校生
ギリシャ神話ドミニオンからやってきた、生粋の魔族。カオスの孫にして、夜の女神ニュクスの息子。
“眠りの神”の名に相応しく、他者の力を削ぎ、深い眠りをもたらす能力を持つ。反面、直接戦闘は苦手。
文字通り“神のごとき”美貌の持ち主で金持ち。なおかつ、それが嫌味にならない“天然王子様”な性格。
光の差さない冥界育ちの彼にとって、「人間達の魂は脆く儚いが魅力的な輝きを放っている」…らしい。
所持HA:《悪の華》、《死に至る病》、《歪曲する真実》
▼篠崎 勇司/朧夜の刃 プレイヤー:夜叉丸
【イモータル/デーモン】 年齢:21歳/性別:男/カヴァー:高校生
“燃え尽きた”魔術師にして、成り立ての吸血鬼。“月無き夜”ティートの(現在唯一の)眷属。
血脈の力など殆ど使えず、吸血鬼の身体能力と現代兵器で戦う、変わり者の半魔。
高校浪人と留年を繰り返し、未だに高校一年生(だが何故か、アメリカの大学は卒業済み)。
かなりの性格破綻者だが女性には甘い。「愛の不良在庫」と称し、見境なくラブフラグをばらまく男(笑)。
所持HA:《永劫より》、《悪の華》、《ヴォイド》
●PC2(定員なし) 推奨:学校関係者以外限定。
ノウンマンの友人、琴乃葉 いろは。
彼女は君に、頼まれて欲しいことがあるという。
それはいつものことだ。が、隣にいるのは意外な人物だった。
シナリオエゴ:琴乃葉いろは (関係:友情、献身、庇護など)
▼結城 海聖/メタルナックルNo_111 プレイヤー:Patriot
【アーティファクト/フルメタル】 年齢:外見13歳(製造後7年)/性別:男/カヴァー:中学生
魔物同士が殺し合う闘技場ドミニオンで作られた、格闘戦用自動人形。
闘いに敗れて破壊される直前、突如発生した空間の歪みに巻き込まれて地球へ流れ着いた。
現在は、とあるノウンマンの養子となって中学校に通う毎日。今の生活と両親をとても大事に思っている。
戦闘時は両腕が組み変わって巨大な手甲になる。そこから繰り出されるパンチの威力は凄まじい。
所持HA:《電光石火》、《万物の王》、《マルチリカバリー》
晶:PC間絆は美宙ちゃんに興味。
美宙:絆はリリスに共感で。
リリス:絆は悠さんに興味で。
御影:勇司に絆/好奇心で。
勇司:絆は海聖に友情で。
海聖:絆は晶さんに保護者で。
GM:え〜、では毎度のことですが、注意事項を挙げます。
絆判定は無しとします。取る場合は、絆・エゴ好きな方を取ったことを宣言してください。
また、一度に何個取ってもいいものとします(最大は7個)。
GM:まあ、これはいつも通り。それと今回は、『PC1は同じ学校に所属している』とします。絆の有無に関わらず、知り合いかどうかは任意でどうぞ。以上、承知しておいて下さい。それでは、開始としましょう。
■オープニングフェイズ■
●シーン1 『魔境への招待:内より』 シーンプレイヤー:PC1全員
○放課後の空き教室(夕方)
GM:君達は、一年生の奉麻 蘭(ほうま らん)に呼び集められました。
美宙:知人ですよね?
晶:ていうか、ノウンマンなんですね、彼女。
GM:知り合いかどうかは、任意で。まあ、ノウンマンと言うより、半魔ですが。
リリス:机の上に、物憂げな表情で腰掛けて居ます。
勇司:「…」ごそごそとレトロなラジカセでそれっぽい音楽を出してる。そして蝋燭の束の入った箱を開けて教室の中に立てていく。100本立てた後、おもむろにマッチをする。
晶:「…センパイ、ペル●ナ様ごっこ?」
勇司:「いや、百物語。この季節ならベストマッチ! 今なら血糊じゃなくてマジ血の準備あり。豪華だね♪」ぐっと親指を立てる。
御影:「百物語ですかぁ…なんともまぁ風流ですね(ぇ)」
GM/蘭:「皆さん、突然お呼びたてして、申し訳ありません」
美宙:「……それで、こんなに集めて今日は何の用?」
リリス:「いえ、別に構いませんよ。友人ではないですか」
GM/蘭:「実は…皆さんを半魔と見込んで、協力して頂きたいことがありまして」
勇司:「(聞く前に)え〜、めんどう」
晶:「なになに?」
リリス:「この時期だと……“アレ”の件ですか」ふむ、と一人ごちる。
勇司:「…最近、俺が非協力的な態度をしたりボケてもスルーされる寂しい年頃。ゆうちん、ジェラシー」わざわざレースのハンカチを取り出して噛んでみせる。
晶:「…どれ?」勇司のぼやきを完全無欠にスルーしつつ、リリスちゃんに訊いてみる。
リリス:「それは、奉麻さんから訊いた方が判りやすいでしょう」
GM/蘭:「何でも、この学園内に危険なアーティファクトを隠した輩がいるとか…。そのアーティファクトの捜索を、手伝って頂けないかと…」
晶:「危険って、具体的にはどんなの?」
GM/蘭:「それは、私もまだ詳しいことは…。琴乃葉先輩に、学園内での協力者を集めて欲しいと言われただけなので…」
勇司:「うわ、マジで拒否りてぇ」せっせと蝋燭を回収しつつ。
美宙:「……う。…いろはが関わってるとなると、確かに厄介かも」
リリス:「ほぅ、琴乃葉さんが絡んでいたのですか。厄介な事になりそうですね」
晶:「いろは先輩かぁ。で、隠した犯人ってのは誰か判ってるのかな?」
勇司:「別に犯人は今はどうでもいいと思うね。まぁアーティファクトを回収してから、じっくりとねぶるように追い詰めれば」
GM/蘭:「はい。とりあえず、先輩が協力者を連れてこられるそうなので、その時に説明してくださるそうです」
晶:「んー。実は犯人の正体はどうでもいいんだけどね? 動機とか、目的とか判れば調査しやすいかなーと思ってさ」
GM/蘭:「すみません、ご協力頂けるなら、今晩またこちらまで来てください」ペコリ。
勇司:「…嫌だぷ〜。て、言いたいけどねぇ」晶を見て溜息。「やる気満々そうだねぇ」
御影:「いろはさんですか…」
美宙:「……放っておくとマジやばそうだから。…夜に学校ね?」
リリス:「友が自分を頼ってくれているなら、見捨てる訳には行きませんね」
GM/蘭:「はい。私も参りますので。よろしくお願いします」
晶:「じゃ、また夜に学校に集合でいいのかな」
GM/蘭:「はい。どうか、よろしくお願いします」
リリス:「では、また今夜……」ふふふ、と意味ありげに笑う。
御影:「ふむ…(なんだか面白そうなコトになりましたね…)」にこにこ。
GM:では、シナリオ絆:蘭と[SA:アーティファクトを見つける]をどうぞ。
▼絆/エゴの変化
晶:蘭に絆/興味、勇司に絆/慈愛を取得。
美宙:蘭に絆/知己、いろはにエゴ/食傷を取得。
リリス:蘭に絆/友情を取得。
御影:蘭に絆/連帯感を取得。
勇司:蘭に絆/知己を取得。
海聖:知己って…ただの知り合い!? みんな、冷たい…(笑)。
美宙:まずはお友達からということで。
リリス:食傷……いろは、激しく嫌がられてますね。
美宙:嫌いじゃないんだけど、厄介事も大概にしやがれと(笑)。
●シーン2 『魔境への招待:外より』 シーンプレイヤー:結城海聖
○喫茶店(夕方)
GM:先刻のシーンとほぼ同刻。眼前には、いろはともう一人、怪しい雰囲気の男が座っています。
海聖:「〜〜♪」嬉しそうにパフェつついている。
GM/いろは:「呼び出したりしてゴメンねー。ちょっと、お願いしたいことがあってさ」
海聖:「別に良いですよ、色々お世話になってますし」と言いつつ熱心にパフェを突付く。
GM/いろは:「うちの学校に、危険なアーティファクトを隠した奴がいるって聞いてさ、事情を知ってる生徒としては放っておけないかなって。それで、海聖君にも手伝ってもらえないかなって、思って」
海聖:「なるほど、それは放っておけないです…ところで隣の男の人は、誰ですか?」
GM/いろは:「あ、こちらは情報提供者さん。学校の方でも、人を集めてもらってるから、その時にまとめて紹介するね」
海聖:「わかりました。2年後入るかもしれないですし…学校見学としても丁度良さそうです」
GM/いろは:「じゃあ、今夜学校にね。迎えに行こうか?」
海聖:「あ、お願いしていいですか?」
GM/いろは:「夜中だけどね〜。ここは、こちらのお兄さんが奢ってくれるから」
海聖:「ありがとうございます♪」と男に向かって言いつつパフェに集中し始める。
GM/いろは:「じゃ、後で迎えに行くから」
海聖:「じゃあ、お願いします♪」
GM:ではシーンを切ります。シナリオ絆:いろはと[SA:アーティファクトを見つける]をどうぞ。
▼絆/エゴの変化
海聖:いろはに絆/友情を取得。
■ミドルフェイズ■
●シーン3 『魔境探索の依頼』 シーンプレイヤー:全員登場
○空き教室(真夜中)
GM:夜の教室には、皆さんの他に蘭・いろは・男がいます。
晶:「あ〜、海聖クンだぁ! 久しぶり〜!!」手を握ってぶんぶん。
海聖:「晶お姉さん、久しぶりです〜」ブンブン振り返す。
美宙:「……こんばんは」
リリス:「……彼も来たのですね」
勇司:闇のように黒い漆黒のコートと、下に黒いバーテンダーコートを着て登場。
GM/蘭:「皆さん、お集まりいただき、ありがとうございます」巫女服に着替え、木刀を手にしている。
海聖:「深夜の学校探検、ワクワクします」
御影:「闇は…いいですね…」
晶:「…って、蘭ちゃんといろは先輩は判るとして、3人目は誰?」
GM/蘭:「とりあえず、海聖君と皆さんは、お知り合いなのですか?」
晶:「うん、知り合い」
リリス:「さて、今回の周期ではどうでしたか」少し考え込む。
海聖:「あ、何人か知らない人も居ます」
美宙:「……一応は。……それより、そちらの人は?」
GM/蘭:「それでは、こちらをご紹介しますね。二年生の琴乃葉いろは先輩と…」もう一人に関しては、僅かに言いよどむ。
海聖:「パフェ奢ってくれた親切なオジサンです」(笑)
GM/いろは:「この人は、フルカスさん。悪魔の人だよ。ほら、自己紹介して」
美宙:晶きゅん、あなたの魔神が逃げ出してますよ!!(笑)
海聖:確かに(笑)。
リリス:そういう事になるのか(笑)。
晶:72の魔神の一柱ですよね(笑)。本体は封印されてるけど、分身は結構勝手に振る舞ってるという設定なので問題なしです(笑)。ちなみに、晶はフルカスを召喚したことありません(笑)。
美宙:ぶっちゃけ他GMが敵として出してもOK?
晶:別にいいんじゃないでしょうか? 魔神たちの全部が忠誠誓ってくれてるわけでもないし。今のところ晶に対して忠実なのは、召喚できる13柱と指輪をくれた1柱だけです。
海聖:「そういえばさっき自己紹介忘れてました、僕は結城海聖と申します。よろしくお願いします(ペコリ)」
GM/フルカス:「どうも、初めまして、皆さん。フルカスと申します」
御影:「初めまして(にこり)」
美宙:「……これはどうも、ご丁寧に」ぺこり。
リリス:「お久しぶりです」ふぅ、と眉間を押さえつつ。
晶:「ん〜。どっかで会ったことがあるような…気のせいかな?」フルカスをじっと見つめて。
GM/フルカス:「さて、どうでしたでしょうね、契約者殿」
勇司:「晶、忘れてどうする。フルカスだぞ、これ」指差して。
晶:「あー、そういえば魔道書に名前が載ってたっけ。初めて見た(笑)」
GM/フルカス:「ハハハ、まあまあ。ここは穏便に行きましょう。私は皆さんにお願いしたいのであって、敵対したいわけではありませんから」
御影:「お願い…?」
美宙:「……何でも、アブナいアーティファクトを探してほしいとか」
GM/フルカス:「とりあえず、今回の件に関して、ご説明申し上げます。皆さん、ライムと言う名の怪盗をご存知ですか?」
リリス:「……やはり、その名が出ましたか。もっと早く、思い出すべきでした」
海聖:「全然知らないです」首を横にブンブン振る。
勇司:「ライム? あのカクテルに絞ると美味しい」
美宙:「……(ふるふる)」
晶:「えーと、魔神ラウム(*ソロモンの魔神の一柱)の娘さんだっけ? この前、親本人がぼやいてた気がする…」
【怪盗ライム】
魔神ラウムの娘の一人。様々なアーティファクトを盗んではトラブルを撒き散らす迷惑娘。
Nオレンヂさんが設定したオリジナルキャラで、本当にそういう『魔神の娘』の伝承があるわけではありません、念のため(笑)。
御影:「ふむ…?」
リリス:「一言で言うなら、質の悪い愉快犯ですよ」ため息混じりに。
GM/フルカス:「はい。あの方は趣味で泥棒などをやっていまして。それで、とりあえず追いかけて捕まえたのはいいのですが…その際盗んだアーティファクトの一つを、この学校に隠したそうなのです」
御影:「まったく…厄介なことをしてくれましたね…(苦笑)」
GM/フルカス:「私は、あまり大公殿に目をつけられたくないので、皆さんにそれを見つけて頂きたいのです」
勇司:「てめぇの依頼だと対価を貰いたくなるなぁ」
海聖:「そのアーティファクトはそんなに大変な物なのですか?」
GM/フルカス:「まあ、危険なものである可能性はありますので、破壊してもらっても構いません」
美宙:「……可能性は、ある? …何なのかは分からないということ?」
晶:「“盗みと破壊の統領”の娘さんかぁ。血は争えないねー(笑)」
御影:「でも、もう捕まえたんですよねぇ?」
GM/フルカス:「はい。これから尋問をするつもりです。対価は、私のできうる範囲で払いましょう」
勇司:「ん〜? てめぇじゃ用意できねぇて。美女の唇なんて(ぉ)」
GM/フルカス:「ハッハッハ。それは確かに」
リリス:「対価は結構です。友人から謝礼を頂くわけにも行きませんからね」
晶:「ボクも別に欲しいものってないなぁ。平和に事件解決できれば、それでいいよ」
海聖:「唇だけ送ってこられたら嫌でしょうね……うっ」想像したらしい。
美宙:「……まぁ蘭やいろはの頼みでもあるし。……対価が出るなら分かり易いモノでOK。…ぶっちゃけお金とか」
GM/フルカス:「まあ、尋問の結果はすぐにお知らせするので、どうかよろしくお願いします。金銭的なものなら、それなりのものをお約束しますよ。それでは私はこれで」
リリス:何か物思う表情で、腕を組み合わす。
御影:「分かりました。連絡よろしくお願いします(しばらく退屈しなくて済みそうですね)」
海聖:「わかりました、危険な物の可能性があるなら放っておくわけにはいきません」拳をググッと。
GM/いろは:「あたしも一緒に戻るね。危ないことだと、足手まといだし」と言うことで、フルカスといろはは退場します。
晶:「じゃあ一つ、頑張りますか!」←『死神の瞳』事件の昏睡から覚めて久しぶりなので張り切ってる奴
勇司:「なんか、報酬もらえなそう。やる気うせる〜」隅でいじけておこう。
晶:「ほーらほら、センパイ仕事しようよ〜」勇司の頭を撫で撫で。
GM/蘭:「それでは皆さん、ご協力お願いします」
リリス:「少し……急いだ方が良いかも知れません」
美宙:「……それじゃ早速探索開始、として。……手分けすれば効率はいいけど……ただ対象物が危険なものだとすると、単独で接触するのは危険かも」
海聖:「……この学校は不慣れなので、単独はちょっと…」
GM:さて、それではここらで一旦シーンを切ります。
●シーン4 『魔境は逃がさない』 シーンプレイヤー:全員登場
○空き教室
GM:では、前回のシーンからの続きです。
美宙:探索の方針を決めたいとこですが。
リリス:「さて……探索方法は纏まりましたか?」
GM:今後の行動を相談していると、突然携帯が鳴ります。
美宙:誰の?
GM:誰かの(オイ)
海聖:じゃあせーので(笑)。
美宙:「……もしもし」言った者勝ちだな!
GM/いろは:『あ、美宙ちゃん? ちょっと、大変なの! 校門まで来てみて!』かなり焦った様子のいろはの声です。
美宙:「……校門?」皆に伝えましょう。
晶:窓から外を見ますが。
リリス:「……ふむ、やはり。思ったより早かったですね」目を細める。
GM:外を見ると、空は赤黒い霧のようなものに覆われています。
晶:「何、あれ…?」ドミニオンかな? 校門に駆けつけまーす。
美宙:「……異常気象?」同じく行きますっ。
海聖:「変な霧です…とりあえず校門に行きましょう」と言ってダッシュ。
御影:「急ぎましょう!」だっしゅ。
リリス:「無駄ですよ。もう、出ることは出来ません」断言。
○校門
晶:というわけで駆けつけました(笑)。
GM:では、校門に着きました。いろはが一人でポツンと立っています。
勇司:「アーティファクトが発動したか」鼻ほぢほぢ。
GM/いろは:「フルカスさんは外に出られたんだけど、どういうわけか、あたしは出られないの! 外の様子も、変な霧で見えないし…」
勇司:「よ、いろはおめでとう。命の危険性だな、もろ」試しに自分も出てみよう。
GM:出ようとすると、壁に阻まれたように、前に進めません。
勇司:「どうやら時間差みたいだな」
美宙:「……人間だから出られなかった、というわけではなさそうね」
御影:「もしかしてフルカスのせいとか…?」
晶:「それはないと思うけど…ボクに何かあったら、フルカスも困るはずだし」
リリス:「……判りましたか? 例のものを見つけるまで、脱出は不可能だと」
海聖:「仕方ないです…早く魔器を探しましょう」
GM:で、いろはの携帯が鳴ります。着信はフルカスから。『もしもし? ああ、電話は通じるようですね。どうも、出入りができなくなっているようです。多分、これがアーティファクトの能力の一つなのでしょう』
勇司:「つまり、てめぇは時間差で出てたと」
GM/フルカス:『いえ、同時に出たはずなのですが、いろはさんの姿はありませんでした』
勇司:「つ〜とフルカス。もう一度入れますか?」
GM/フルカス:『いえ、入れないようです。或いは、私を意図的に排除したのかもしれませんね』
晶:「探してるアーティファクトって、ドミニオンを作り出す能力があるわけ? 本当に物騒だなぁ…」
御影:GM、今の時刻は?
GM:今の時刻は、22時くらいで。
美宙:「……どちらにしろ、リリティアの言った通りアーティファクトを見つけないとダメ、と」
リリス:「いえ、これは……いや、やめましょう。推測で物を語るには早い」
GM/フルカス:『とりあえず、私は尋問ついでに入る方法も探してみますので。何か判り次第、すぐに御連絡いたします』
海聖:「いろはさんも取り残されてしまった事ですし…早々に決着付けましょう」
GM/いろは:「…ゴメンね、みんな」
晶:「気にしないでいいよ。こうなったら一蓮托生だしね」
御影:「困りましたね…この出れなくなった空間…アレナに近いのですかね?」
リリス:ここがドミニオンかどうか、判りますか?
GM:ドミニオンのようですね。
御影:「ここにどのような能力が隠されているのか…」
リリス:「いろはさん、私達から離れてはいけませんよ」
晶:さて、具体的にはどうやって調べましょうか。技能?
美宙:まず探索方針決めないと。実はまだ決めてなかったし。
GM:とりあえず、ここらで一旦シーンを切りましょうか。次を探索方針を決めるシーンにして。
一同:了解です。
●シーン5 『魔境探検準備』 シーンプレイヤー:全員登場
○空き教室
GM:では、揃って最初の教室に戻って来た、でよろしいですか?
一同:OKですー。
GM/蘭:「まず問題は、私達が件のアーティファクトの形状を知らない、と言うところですね」
リリス:「こうなると、あまり、遊んではいられませんね」
晶:「強い魔力か何かを目印に探せばいいのかなぁ?」
勇司:「おう。それと、いろはの保護だな。まぁ気休めになるが」いろはに自分の服を渡す。「これ着とけ、そこら辺の防弾チョッキよりマシだ」
GM/いろは:「あ、ありがとう、勇司さん…」
海聖:「…アームドスーツでも着ててもらいますか?」
美宙:「……まとめて動いたら効率が悪い。…チームを分けることを提案してみます」
GM/蘭:「あとは、やはりいろは先輩ですが…。誰かをつけて、じっとしてもらっておくか。それとも皆で行動して、中央で庇うか、ですか…」
御影:「ふぅむ…チームに分けて各個撃破されたら困りませんか?」
美宙:「……まとめて動くと時間がかかるというデメリットがある。……結局天秤にかけるしかない」
海聖:「バラバラになったら、いろはさんの居る組が襲われた場合に大変なのでは?」
リリス:「琴乃葉さんが居る以上、分断は危険でしょうね」
美宙:「……なるほど」
晶:「蘭ちゃんは、自分の身を守れるわけ?」
GM/蘭:「はい。奉麻家は、比羅坂流古神道の分家の一つですから」
晶:「そっか、強いんだ。でもいろは先輩がいるなら無茶は出来ないよね」全員まとめてでいいかな?
美宙:それじゃ全員まとめて移動?
リリス:さてGM。ここで「《託宣》」を使いたいのですが、OK?
GM:《託宣》ですか? どうぞ。
リリス:ありがとう。では…『私たちを閉じ込めた奴は、現在、校内のどこにいる?』
GM:回答、『意図的に隠れている(*)ため、それは判りません』これは使用回数に数えなくていいです。
(*)意図的にというよりは、純粋に『シナリオの都合』というやつですね、これは(笑)
リリス:「……やはり。意図的な干渉をしているようですね」
美宙:「……地道に探すしかない、と」
リリス:「いえ。もっと重要な事がありますよ」
美宙:「……?」
リリス:「事故ではなく、意図的に我々を閉じ込めたものが居る、と言う事です」
勇司:「まぁ、纏めては嫌だが仕方ないな。いろは〜、負ぶされ」しゃがんで背中を向ける。
GM/いろは:「大丈夫? おぶさって、邪魔にならない?」
勇司:「大丈夫。普通より早いからな」
海聖:「危ないと思います…それに現状で勇司さんが戦力外になるのはちょっと…」
晶:「ていうか、センパイ体力ないのに大丈夫?」
勇司:「同じところに居た方が庇いやすい」
晶:「…じゃなくて。いろは先輩背負って潰れない?」体力判定値、1しかないでしょ(笑)。
勇司:「あ…大丈夫、うん…たぶん。それに、いろはの乳を背中で感じられる。それほど美味しい役得はない!」
美宙:焼いてしまえ、晶(笑)。
御影:「勇司さん…?」
海聖:「え〜と…」とりあえず勇司をドツイテおこう(笑)。
勇司:「痛い痛い。こう、どつきは最初は優しくよ!?」
晶:「Orobas−馬の太守−。…踏んで」ぶぎゅる。
勇司:「ごふ、晶、晶。今はちょいきつい!?」
GM/いろは:「あはは、相変わらずだねー、勇司さん」さて、それではまとめて動く、でよろしいですか?
海聖:「勇司さんの機動力が殺されるのは避けたいので、おんぶは無しの方向でいきませんか?」
晶:「ま、冗談はともかくとして。まずはどこから探す?」校内の調査でいいのかな?
リリス:「そもそも、おんぶでは後ろからの攻撃には無力でしょう」
御影:「ふぅむ…一番戦闘に関わりの無い僕が変りましょうか…?」
勇司:「実は冗談じゃないんだが…まぁいいさ」
晶:「じゃあ、悠先輩といろは先輩には並んでもらって、ボクたちはその前後を行こうか」
勇司:「おう」前に行く。
御影:「では、いろはさん僕から離れないで下さいね?(にこり)」
海聖:「後ろは僕が」後ろで警戒。
美宙:射撃武器あるので、まぁどこでも(笑)。
晶:取りあえず、後ろを警戒で海聖クンと同列に。
リリス:では、しれっと真ん中の安全な位置に。ところで今いる教室って、何階でしたっけ?
GM:特に決めて無かったですね。外の景色が見えて、夕方に誰も使ってない教室だから…二階で。
晶:「で、屋上から行く? 下から行く?」
勇司:「上まで上がってから下に攻めて行こうぜ」
リリス:「可能性の高い場所から当たりましょう。学校に物を隠すとして、皆さんならどこに?」
晶:「……自分で持つなあ、ボクなら」←役立たずな意見
美宙:「……使用者の少ない部屋、例えば社会準備室とか…」
海聖:「ロッカー?」
御影:「探す所多すぎですよね…(苦笑)」
リリス:「所有者も一緒に隠れている、と言うのは良い着眼点かも知れません」
晶:「所有者、いるの? 魔器自身の意志だったりとかはしないのかなぁ?」
美宙:「……結局、片っ端から当たっていくしか無さそう…」
勇司:「俺なら常に移動するぜ」
海聖:「常に移動するとしたら下から上へ追い込んだ方が良いかもしれませんね…」
GM/蘭:「それでは、私はどこに位置しましょうか。一応、遠近戦えますが…」まあ、戦闘では演出のみですが。
リリス:てか、PL的に探す場所の選択肢がいまいち見えませんね。
勇司:うん、だから絞ることから始めないと。
御影:「とりあえず一階から始めますか」
勇司:「おう、まずは一番下から虱潰しでいくか」
リリス:「そうですね。そうしましょう」
御影:一階は何がありますか?
GM:特殊教室ですね。理科室や、調理室、職員室など。普通の教室はありません。
勇司:「と、その前に携帯の番号交換しておこうぜ。何かで分断したときに便利だろ」
晶:「センパイの番号はもう入ってるから…」と言って他の人たちの番号を登録。
海聖:「そうですね」と言って番号教え……ゴメン、携帯持ってなかった(笑)。
GM/いろは:「あたしの、貸してあげるよ」
海聖:「いや、いろはさんは一番持ってないと危ない人ですから」断ります。
御影:「ふむ…初めまして〜…(と、送信)」
リリス:「では、これで(送信)」
勇司:「ついでに俺は全部の入ってる。ストーカーというツッコミを期待する。いや所望する!!」
美宙:スルーして一階に行こう(笑)。
GM/いろは:「あたしのも、みんな入ってるよ?」(爆)
リリス:「私もですね。そう珍しい事でもないのでは?」
御影:「いろはさんとは初めてまともに会話したのに…なぜ?(苦笑)」
勇司:「まぁ、俺の使えや」海聖にぽいと渡す。「最悪、俺の場合は…1人でどうにかできるぜ。逃げ足も速いしな」
海聖:「まあ、それは信用してますけど…」携帯を受け取る。
リリス:「一人、二人を見張りとして廊下に残して、端から順に……と言うのはどうです?」
GM:さて、それでは、一階の探索でよろしいですか?
美宙:OKです。
晶:では、一階へ参りましょうか。…PL的には『いろはとフルカスが同時に入っていろはだけ取り残された』ってのが気になってるんだけどなー。まさか、いろはが問題の魔器を持ってたりはしないよね?
リリス:意図的に、選別してるんじゃないかと推測。PCも、出ようとして閉じ込められてますし。
海聖:いろはは足手まといとして丁度良いと判断したのでは?
晶:考え過ぎかなぁ。実は気づかずに持ってて最後の最後で…ってのを期待したんだけど(笑)。
リリス:ふむ。それだと「意図的に隠れてる」ってのが気になりますね。
海聖:蘭かもよ? …まあ、違うと思うけど。そういえば「隠された」じゃなく「隠れてる」なんですね。
晶:ハンドアウト見た時点では、蘭が黒幕かと思った(笑)。
リリス:まあ、それも可能性の一つ、って事で。
GM:では一階に行くなら、シーンを切りますね。
▼絆/エゴの変化
晶:海聖に絆/庇護を取得。
美宙:いろはへのエゴを絆/庇護に変化。
リリス:いろはに絆/庇護を取得。
御影:いろはに絆/庇護を取得。
勇司:いろはに絆/保護を取得。
海聖:勇司に絆/信頼を取得。
●シーン6 『魔境は牙を剥く』 シーンプレイヤー:全員登場
○校舎一階
GM:では、一階につきました。相変わらず、外は赤黒い霧のようなものに覆われています。
勇司:「うし、気合いれて探すか」
美宙:「……それじゃ、職員室辺りから順繰りに調べてみる?」
勇司:「おう」
リリス:「誰を、廊下に残しますか?」
海聖:「僕が残ります」勢い良く挙手。
晶:「じゃあ、ボクも」
リリス:「では、お願いしますね。誰かが出てきたら、呼んで下さい」
GM:いろはと蘭に関しては、そちらで決めてください。
晶:いろはも外で。蘭は中でいいような。
美宙:いろはは外かなぁ。
勇司:「俺は残るわ。最悪、いろは抱えて逃げるからよ」
リリス:入るのは、悠、リリス、美宙、蘭?
美宙:「……廊下に3人は多い。…誰か中へ来て」あ、4人いればいいかな。
晶:情報収集得意な人は2人もいるし。
御影:一番後ろから入ろう(笑)。
勇司:「タバコ良い?」(ぉ)
GM/蘭:「勇司さん、その、校内でタバコはあまりよろしくないかと…(実は風紀委員)」では、決定でいいですか?
一同:OKです。
GM:混乱しそうなので、一旦シーン切りますね。
●シーン7 『魔境変異:中』 シーンプレイヤー:暁野美宙&リリティア・ローレンツィウム&御影悠
○職員室内
GM:では中に入った組から、〈知覚〉判定をよろしくお願いします。
美宙:(ころころ)18。
御影:(ころころ)10。
リリス:(ころころ)19、出目が悪い(泣)。
美宙:でもトップだYO!?
GM:みんな高いな…不意打ち失敗。ルールブックP222の使い魔が襲ってきます。数は3体。
美宙:なぬー!?
リリス:距離はどんな感じでしょう?
御影:「来るっ!」
GM:エンゲージしているものとします、一まとめで。あと、外側組、同タイミングでイベントがあるので、この戦闘は参加不可です。
晶:うぃ。中の人たち、頑張って。
海聖:頑張れ。
美宙:らじゃ。
リリス:「ほほぅ。楽しませてくれますね」仮面の奥の瞳が光る。
GM:敵、使い魔3体。行動値は5。[効果時間:シナリオ]でないアーツは、シーン切ったら継続しませんので、そのつもりでいてください。
美宙:私からですかね。
リリス:範囲攻撃さえ出来れば、一撃ですね。
GM:順次行動どうぞ。セットアップ、こちら無しです。
美宙:では《瞬間武装》で完全武装に。マイナー無し、メジャーでミサイルパーツ発射。3体に同時攻撃です。(ころころ)達成値22。
GM:回避、クリティカルのみですね。(ころころころころ)…全員命中。一人、華麗にファンブル(笑)。
美宙:「……広域掃討モード」(ころころ)ドガガガガーンと〈殴〉12点。
GM:危ない(笑)。ギリギリ全滅しています。
リリス:「お見事です。さすがは、自律式探査針」
美宙:「……時間かけてられないから」
御影:「危ない、危ない…流石ですね^^」
美宙:それじゃアーティファクトを探しますかね。
GM:知覚判定であれだけ出していますからねぇ。ここには何もなさそうです。
晶:しかし、ちょうどその頃、廊下側では…?
GM:では、シーンを切って、一方その頃廊下側では…。
▼絆/エゴの変化
美宙:悠に絆/連帯感を取得。
リリス:美宙に絆/信頼を取得。
御影:美宙に絆/信頼を取得。
●シーン8 『魔境変異:外』 シーンプレイヤー:日向晶&篠崎勇司&結城海聖
○一階廊下
GM:では、廊下側の皆さん、〈知覚〉判定をお願いします。
勇司:「…」タバコを火をつけず咥えてる。(ころころ)14。
晶:あ、技能がない。(ころころ)出目も悪いよ、合計6(笑)。
海聖:〈知覚〉なんて無い(威張りっ)。「……ムムム」目を凝らして廊下を睨んでいる。(ころころ)13です。
GM:10以上のお二方は気付きます。廊下が、異常に長くなっています。おそらく、空間が捩れています。
晶:「中の4人、まだかなぁ…?」←こいつだけ気づいてない
海聖:「…の…延びた?(汗)」たらーり。
勇司:「ありゃ、空間ねじれてるな。ん〜」タバコに火をつける。
晶:「ん、二人ともどうかした?」
海聖:「空間が歪んだみたいです」
晶:「空間が? ……あー、そういえば廊下の端が見えない(汗)」
勇司:「捻じ曲げて繋がってるのか…それとも本気で離れているのか。……晶、これ遠くに投げて」髪の毛を一本抜いて、ポケットのペンに結び付けて渡す。
晶:「っせぇのっと!」投げた。ペンはどうなりました?
GM:ペンは、見えなくなりました。相当長く引き伸ばされているようです。
勇司:「ありゃ…う〜ん、しかたねぇ」
晶:「んー、これは…どうしようか?」
勇司:「俺が先を見てくるか?」足を鳴らす。
GM:脱出には、〈魔力〉判定です。目標値12。成功したら、好きな演出で壊してOK(笑)。
勇司:やべぇ、勇司しくりそう。(ころころ)ほらだめだ(笑)。
晶:(ころころ)19で成功。「ちょっと待ってねぇ……ここかっ!!」気合いでぶっ壊す(笑)。
勇司:「…晶。最近思うんだが…お前、乱暴になったな」
海聖:「おぉ〜(パチパチ)」
晶:「…昔のセンパイのやり方を真似たんだけど?(笑顔)」
勇司:「うむ、俺は乱暴だ」
GM:では、気合と共に、空間にヒビが入り、廊下が元に戻ります。
晶:「あー、びっくりした。部屋の4人は無事かな?」覗いてみる。
海聖:「何か見つけましたかね?」一緒になって覗き込む。
GM:さて、それではここで一旦シーンを切りますね。
●シーン9 『魔境の道標』 シーンプレイヤー:全員登場
○校舎一階
GM:それぞれ、敵や変な現象に襲われた後。一旦合流ってことでよろしいですか?
一同:OKです。
御影:「ふぅ…入ったらいきなり大変でしたよ…(苦笑まじり)」
美宙:「……ここにはアーティファクトは無かった」
勇司:「ご苦労さん」
晶:「こっちもちょっと変でした。廊下がこーんなに長くなって」
勇司:「ああ、ちょいまち。俺も準備しておくかな」《血脈付与》in素手。
海聖:「こっちも何か廊下がビヨーンと延びました」
リリス:「……ふむ。そうなりましたか」
GM:さて、それではいろはの携帯が鳴ります。相手はフルカス。では、情報判定をしましょうか。フルカスが聞き出した情報を聞くという形なので、〈情報:魔物/裏社会〉もしくは〈交渉〉で判定OKです。
リリス:《ネットジャック》は使用可能ですか?
GM:OKです。
リリス:えと、判定に成功したら演出で“既に知ってた”事にして良い?
GM:その辺の演出はご自由にどうぞ〜。
勇司:え〜と情報屋OK?
GM:情報屋ありです。
美宙:では〈交渉〉で。(ころころ)…ファンブル。 orz
海聖:ドマイ^^;
美宙:電話越しじゃ、《作られた美》が通用しないんじゃよー!!(爆)
リリス:《ネットジャック》《銀河大百科事典》で(ころころ)38、平均値。
晶:技能なし、情報屋:魔物で(ころころ)13。
GM:38って、もう振らなくていいです(笑)。
晶:ていうか、判定値が2d6+31って何ですか?!(笑)
海聖:振り切れてるなぁ(笑)。
リリス:人間性6も消費するので(笑)。
美宙:優一にライヴァル出現だ!
海聖:いや、ライバルって…そもそも勝負にならん。
晶:ここまで来ると、殆ど達成値が無意味なんですが(笑)。
GM/フルカス:『いやいや、やっと聞きだせましたよ。ライムさんが盗んだのは、鏡だそうです』
勇司:「鏡ねぇ」
GM/フルカス:『何でも、映し出した相手の力を、ある程度増幅して、使い魔のように使えるそうです』
晶:「サイズは? 手鏡?」
海聖:「じゃあ……トイレですね!」
GM/フルカス:『そこそこな大きさのようです。手鏡程度でしたら、わざわざ隠さずに持ち運ぶでしょうし』
リリス:「空間の操作、隠密能力、使い魔の召喚……映し出されたのは、誰なんです?」
GM/フルカス:『映し出されたのが誰かは、判りかねますね。誰も映し出されていないかもしれませんし』
御影:「ふぅむ…そんなサイズの鏡…どこにありましたっけ?」ダンス室とかあるのかな? 僕の高校はあったけど…。
美宙:「……階段の踊り場とか?」
リリス:「トイレ、化学室、家庭科室、あとは音楽室もですね」
GM/フルカス:『ちなみに、奴は使い魔を召喚し、人を食すようです。使い魔が食べたものは、自分が食べたと同義とか』
晶:…PLもトイレくらいしか思いつかない(笑)。
海聖:「美術室とかもどうですか?」
勇司:「いや、リリス。お前なら“知ってる”だろう?」というわけで《託宣》で聞いてみたら? と提案します。
リリス:「……“前回”と同じ、と言う保証はありませんが」
GM/フルカス:『まあ、目的はおそらく、捕食程度ではないでしょうか。例えば、ある人間を映したとして、その人と同じ姿をして、なおかつ強化された人間が、奴の使い魔として活動するわけですね。映し出された人間は、ちょっと力を抜かれるかもしれませんが、特に問題は無いでしょう』
リリス:えーと、《託宣》の前に、フルカスに、鏡の正確な大きさと形を聞きます。
GM/フルカス:『大きさですか? まあ、140〜150cm位でしょうか』
海聖:でけぇ(笑)。
晶:…いろはが使い魔、なんて事は?
海聖:それだったら…いろはより蘭を警戒すべきかと。
GM:まあ、ブティックとかにある、全身を映す鏡を想像してください。
美宙:姿見ですよね、そのサイズは。
勇司:「ふむ、となると大きい鏡がある所は限られるなぁ」
海聖:「トイレにはちょっとなさそうですね…」
晶:「プールの底に沈められてたりとか…しないか」
美宙:さっき出てきた使い魔は、見覚えある人の姿をしてたりとかは無いですよね?
GM:使い魔は、まあ、見るからに『使い魔』って感じの、ただの魔物です。
美宙:使い魔は鏡が出したんじゃないってことかな?
GM:いえ、使い魔は鏡が出したのです。
要は「鏡の特殊能力でコピーした使い魔ではなく、アーツで召喚した《使い魔》だった」とGMは言いたいらしいですが…ややこしいなぁ。
リリス:加えて、《遠い記憶》で「アーティファクトは、元々あった鏡と入れ替わっているのか、それ以外の所に隠されているのか」を訊きます。
GM:ライムは当然、入れ替えるという方法で隠したでしょう。
リリス:了解です。と、なるとサイズ的に場所が限られますね。
晶:うちの母校だと、体育館にも大きな鏡があったなぁ。
リリス:うちの学校だと、なぜか運動部の部室にもチラホラ。
勇司:道場にあったりもした。
GM/フルカス:『映せるのは、一人が限度のようですね。おそらく、自身の魔力許容量を大きく超えられないのでしょうね』
勇司:「ふむふむ」
GM/いろは:「そこまで大きい鏡だと、あるとしたら体育用具室とか、更衣室とか、あとは一部部室くらいかな」
晶:「じゃあ、そこら辺を片っ端から覗いてみようか?」
美宙:「……大分絞り込めたみたいね。…それじゃどこから当たる?」部室とかも本校舎じゃないんでしょうね。
リリス:「いずれも、体育館の周りですね」
GM/フルカス:『相手はそれなりに知恵がある奴のようなので、お気をつけて。私も、そちらに入る方法を探してみます』
勇司:「んじゃ、まずは教室を見て回ってから、更衣室いくか」
御影:「更衣室…ですか…? たしかライムさんて女性ですよね? 男性の更衣室には…なさそうですね…(苦笑)」
海聖:「…勇司さん、妙な事考えてません?」
勇司:「いや全然。つかな、正直言うと、妙なことを考えられねぇ…少なくとも、こいつの安全が確保できるまでな」いろはを横目で見る。
海聖:「まあ…そうでしょうね…」
リリス:「(さて……どうすべきでしょうね、ここは)」
GM/いろは:「ゴメンね、みんなの足手まといになっちゃって…」
リリス:「いえ。貴方には貴方の役割があります。ですから、そう気を落とさず」
晶:「気にしないでってば。それより、早く行こうよ」
海聖:「気にしないで下さい、しっかり守りますから♪」
御影:「任せて下さい、ちゃんと守りますよ(微笑み)」
GM/いろは:「うん、ありがとう」
勇司:「そうそう気にしねぇて。代価はちゃんと貰うから」
晶:「てい」勇司のドタマにツッコミ。
勇司:「…」地味に痛かったらしく頭抱えて呻く(笑)。
GM/蘭:「最悪、琴乃葉先輩は、私の身体を盾にしてでも、守ります」考えてみたら、シーン6以降は全然喋って無かったよ、蘭(爆)。
晶:いないのかと思いました(笑)。
リリス:「頼もしい言葉ですが……貴方も死んではいけませんよ」きっと無口キャラなんですよ(笑)。
御影:「蘭さんも女の子なんだから無理しちゃダメだよ?」ちょっと先輩風に言ってみます。
海聖:「そうですよ、僕や勇司さんみたいに打たれ強い人に任せておいてくださいな」
勇司:「そうそう、美人な女の子は俺の資産なんだから!」
晶:「とう」背骨にエルボー。
勇司:「ぐぉ!? 骨髄が漏れるぅ!?」ごろごろのた打ち回る。
GM/蘭:「(クスッ)」
リリス:「(……ふふ。笑顔が戻ったようですね)」
御影:美形の先輩にそんなコト言われたらどんな感じなんじゃろ(笑)。
勇司:勇司は美形じゃないよ(笑)。
御影:悠は美形だよ(笑)。
勇司:く、生意気な(笑)。
リリス:リリスも美形になりました。
美宙:つ、《作られた美》じゃダメかな?←みんなで何を張り合っているのやら…(笑)
GM:行き先は更衣室でOKですか? では、シーンを切りますね。
一同:了解です。
●シーン10 『魔境の誘える足跡』 シーンプレイヤー:全員登場
○更衣室前
GM:では、更衣室ですが、男子? 女子?
リリス:女子から。
晶:まずは女子から。
GM:了解です。
美宙:廊下に残るのは男子?(笑)
勇司:(;゜∇゜)=3ハァハァ
海聖:おい(笑)。
美宙:「……ハァハァ禁止」
海聖:「ぼ、僕は外で待ってます〜」
勇司:「え〜」
御影:「外で…待ってます…(軽く赤面)」
GM:では、〈知覚〉チェックをお願いします。
リリス:(ころころ)24です。
晶:振るまでもないなぁ(笑)。
美宙:(ころころ)17ー。
勇司:(ころころ)17。
GM/蘭:「勇司さん、あの、こちらに来ては駄目ですよ…」
リリス:「日向さんにまた叩かれますよ」
海聖:「変な事考える余裕無かったんじゃないんですか〜」と言いつつ勇司を引っ張って外に出ます。
勇司:「え〜〜」すげぇ不満そうにしながら大人しく外に。
GM:では、判ります。床や廊下に、微かに何かをぶつけたような跡があります。
リリス:「……当たり、のようですね」
GM:17も出ているからなぁ。どこに向かっているかも判ります。
リリス:ふむふむ。どっちに向かってますか?
GM:体育館奥の、体育用具室に。
リリス:黙って、残りの面々に頷きます。
美宙:頷き返す。それじゃ男子にも伝えますか(笑)。
晶:「……(頷く)」
GM/いろは:「どうだった? 何か判った?」
勇司:「…」ぷか〜とタバコを吸ってる。
海聖:「…」周囲キョロキョロ。
美宙:「……何かを動かした跡がある。…体育用具室まで続いてるみたい」
御影:「そうですか…って、もしかして…あの…そこに入るんですか……?」
勇司:「というと体育用具室か、学園ラブに定番の。こう、閉じ込められて…汗臭いマットの上で絡み合う男女」くねくね。
海聖:「クネクネしなくて良いですから…」
勇司:「まぁ馬鹿は置いといて…狭いところの戦闘は嫌だな」紫煙を吐いて。
晶:「とぉ」勇司の脳天に踵落とし。
勇司:「時間差!?」ごすと撃沈(笑)。
美宙:「……ナイス角度」
リリス:「その辺にしておかないと、戦闘で役に立たなくなりますよ(苦笑)」
海聖:「腰が入った良い蹴りです」
美宙:「……まぁ確認しないと始まらないから」
勇司:「時に晶…無地の白は中々よいと思うぞ」轟沈から復活しつつ。
晶:「取りあえず、行ってみようか」勇司の頭踏みつつ(酷)。
勇司:「ぷぎゅるぅ」
GM/いろは:「体育用具室かぁ。そこそこ広いから、全員は入れるけど。大きくは広がれなさそうだね」
リリス:「そうしましょう。どうせ、こちらの動きはバレていますし」
勇司:「まずいなぁ。いろはが…むぅ」
GM/いろは:「ところで、あたしはどうする? 何かあったら、どうすればいいかな?」
晶:「いろは先輩はオロバスの影に護らせるから、たぶん平気だよ。近くにいてくれた方が、安心だと思う」PLとしては人質にされることを警戒してます。
GM/いろは:「うん、わかった。お願い」
勇司:「ああ、いろは。一応ヴァンパイアになる覚悟はしとけ」
GM/いろは:「うう…。わ、わかったよ」
美宙:「……脅かさないの」
海聖:「…不安にさせる事言ってどうするんですか…」
晶:「どーゆー覚悟だよ、それ」
海聖:「晶お姉さん、言葉! 言葉!」(笑)
晶:「ん? ボクの言葉がどうかした?」あぁ、晶は素でこういう男の子っぽい喋り方をするので(笑)。
海聖:「いや、なんでもないでス(汗)」そうなのか…初めて聞いたから。
リリス:「ですが、必要な覚悟かも知れませんね」
GM/いろは:「ハァ、もうちょっと助っ人が集められてたらなぁ。あたしとしたことが」
勇司:「いや、死んだら俺の血で蘇らせるから」
美宙:「……そうならないよう、最大限で善処するから」
リリス:「さあ、そろそろ到着です。覚悟は良いですか?」
勇司:「OK」手袋を外して血刃を手から生やす。
海聖:「準備…OKです」と言いつつ、肘から先が組み変わり巨大化します。
GM:さて、ではそろそろシーンを切りますね。
▼絆/エゴの変化
美宙:晶に絆/好奇心を取得。
リリス:勇司に絆/同情を取得。
海聖:リリスに絆/信頼、美宙に絆/信頼を取得。
晶:…ボクに好奇心?
美宙:うん。あの程度の身体能力で勇司にあーゆーツッコミができるのは興味深い(笑)。
■クライマックスフェイズ■
●シーン11 『魔境の主は?』 シーンプレイヤー:篠崎勇司
○体育館内
GM:では、体育館内。現在、体育倉庫の扉は閉められています。
勇司:「開ける? 壊す?」針金を取り出して。
美宙:「……穏便に」
海聖:「ぶち破りましょう」巨大な拳を握り締めつつ。「…って、開けられるのですか?」
リリス:「奇襲は無意味ですし、堂々と行きましょう」
勇司:「じゃ、開けるわ」針金2本で南京錠をかちゃかちゃ。
御影:「その技能を普段どこで使ってるんだか…」
勇司:「主に晶の家の箪笥を開けるため……うし、開いた」
晶:考え込んでて勇司のボケに気づいていない。←いい加減、ツッコミにも飽きたらしい
GM:どういう並びでいますか?
晶:並び、重要?
GM:…ヒントの出し方が悪いのかなぁ。このまま突っ込んで、本当にいいんですか?
美宙:む、何か足りないものがありますかね?
リリス:んー、『誰がコピーされるか』の基準が、わかんないんですよね。
GM:1、更衣室にあった鏡が動かされている。
美宙:誰かが動かしたってことですよね。
GM:2、鏡はコピーした人間大の使い魔を操れる。
晶:女性…たぶん、いろはか蘭のどちらかが使い魔だと踏んでるんだけど。このままだと不意打ちされるかな。片方がコピーだとしたら本物は人質だろうし。
リリス:いろはとPCは、一旦別れたんでしたっけ?
美宙:別れてますね。フルカスは彼女の近くにいたけど。
晶:フルカスは結界で一度いろはと強制的に別れたからなぁ。蘭はずっとPCと一緒にいたっけ?
GM:3、更衣室とは何をするところか。まあ、ほんの一行しか書いてなかったから、『そんなの判らない』と言われても無理ないですが。
美宙:鏡の前で着替える場所、か。
海聖:蘭は…校門に皆行ったとき教室にずっと居た?
リリス:あー、いや。PC合流前に入れ替わったなら、フルカスが気づくわ。いろはは、PCかフルカスが常に傍にいたから本人ぽい。
晶:(ログを最初から読み直した)…あー、蘭は服着替えてますね。もしや、あれがヒントだった?
勇司:本物だけが知ってそうな知識で質問してみたら? もしくは《託宣》あるんだし。
リリス:ぶっちゃけ、PL的には気づかない方が面白いかな、と思ってました。(←本当か?)希望あれば《託宣》しますが。
晶:能力コピーするなら記憶もコピー出来そうだね。《託宣》で聞いてみる?
GM:はっはっは、警戒宣言くらいされるかなぁ、とか思ってましたが。こちらのヒントが判りにくくて警戒してないとしたら、アレだったし。
晶:いろはの方に注意が向いてたもので。蘭が着替えたのは、趣味かと思ってた(苦笑)。巫女服だし…裏の仕事ではデフォルトで着替えてるのかと(笑)。
美宙:うーん、蘭は目立たなかったので殆どノーマークだったなぁ。
GM:すまねー!
リリス:てか、ここでリリスが気づくと、厨演出になるけど許してね。
海聖:ってか、着替えたのに気付かなかった(笑)。
美宙:着替えっていつしてました?
晶:あぁ、再度学校に集合した時。フルカスも一緒に出てきた(*)。
(*)ミドルフェイズに入ってすぐ、シーン3冒頭のことです。…しかし正直言ってこれは、誰一人気付かなかったのも無理はないかと。
一つにはOPから合流までの時間を『放課後〜真夜中』にしたのが拙かったと思います。筆者は全員一度家に帰ってから、また学校に戻ってきたものと思っていたので、当然「蘭も家で着替えたのだろう」と考えました。実際、合流した勇司も服を着替えてましたし。
仮にOPが昼休みで合流したのが放課後なら、「学校内で着替えたのか?」と思ったかもしれません。…まぁ、怪しむかどうかは五分五分で(笑)。
蘭の衣装描写自体、さらっと一行で流してますし。その後も本編で全く目立ちませんでしたからねぇ。せめて怪しい言動の一つもあれば…。
リリス:では…《託宣》で、「今、隣に居る蘭って偽者?」と訊きます。
GM:そんなストレートな質問、答えられるわけ無いじゃないですか。答えみたいなもんだけどね(笑)。
リリス:ほむ。どうやって訊くかな……。
晶:では、どうしましょ? どうやら蘭が使い魔で間違いないみたいですけど(苦笑)。
GM:とりあえず、並びはちと関係しているので、どうなってます?
リリス:うぃ。どう訊いても、直接的になる気がして…。
美宙:ここで不意打ちされるのが、どれくらい致命的かですよね。
リリス:蘭は、前衛ですよね?
美宙:海聖も前衛?
海聖:もち。
晶:いろはとリリスを真ん中に、晶は後ろ。
美宙:美宙も後ろかなぁ。
御影:悠も後ろかな。
GM:蘭は今後ろにいます。いろははそちらの任意で。
海聖:後ろ!? 不意打つ気満々だー。
晶:げ、じゃあ蘭の位置、晶の横か後ろ?
御影:それとも真ん中?
勇司:ん〜、勇司は前衛かな。
リリス:あー、じゃあ、ちょっと贅沢な質問を。《託宣》って、他人に答え聞こえませんよね?
GM:まあ、聞いたことをPC間で伝えるって感じになりますかね。
リリス:あー、じゃあ「他のPCに伝えない」を前提で《託宣》使います。
GM:どうぞ。
リリス:一つ目の質問。「この中に“敵”が混じっているかどうか」
GM:その聞き方だったら、すぐに答えられたのに。イエス。
リリス:では、こっからが真打。二つ目は「“敵”はリリスより前に居る? 後ろにいる?」
GM:ほほう。
リリス:隊列は既に決定してますから、これでかなり絞りこめるはず。
GM:では、敵の気配は後ろに二つあります。
美宙:二つ!?
晶:蘭と魔器だと思うけど…これじゃ晶も敵に間違われかねないな。
リリス:いや、大丈夫。最初に味方を殴った奴が敵(笑)。てかぶっちゃけ、キャラはPCも疑うのが正しい気がしますし。
海聖:そうですね。
晶:だからマズイって言ってるの。下手な行動取ったら仲間同士で攻撃されかねない。
勇司:はははは、勇司は自信過剰だから。別に全員偽者でも〜とか思ってます(笑)。
海聖:海聖は疑っておりません。
美宙:でも偽者は一人しか出せないみたいだし。
晶:晶はいろはに注意が向いてたって事で。…あぁ、不意打ちで魔獣化かぁ(笑)。
リリス:さて。リリス的には、自分が疑われるのはむしろ嬉しいのですが。
勇司:「…いろは。一蓮托生になる気ある?」
GM/いろは:「…何?」
勇司:「俺がすぐ庇えるように、俺の背中に負ぶさったまま戦う」
海聖:「負ぶさるのは無理かと…好きですね…」
勇司:「ん〜つ〜か。見くびられてるなぁ。まぁいいけど」
リリス:「いえ。それでは勇司さんの動きが縛られます。考えがあるので、私に任せてもらえませんか?」で、後衛にエンゲージします。
勇司:「おう、頼むよ」
御影:「勇司さん、いろはさんは僕に任せてくれません?」
リリス:「すみませんが、もう一つお願いが。琴乃葉さん、私の傍まで下がっておいてもらえませんか?」
GM/いろは:「え? うん…」
リリス:「これで良し……あとは結果を待つだけです」ふふふ、と笑う。
海聖:「え〜と…行かないんですか?」拳握った状態で所在なさげ。
GM:これで、隊列はどうなりました?
晶:晶は後ろ。蘭に背中を向けてるかも。
勇司:前衛でもろ後ろを見せてます。
海聖:最前列にもちろん背中見せています。
リリス:(勇司、海聖)(晶、美宙、いろは、悠、リリス、蘭) ですね。
GM:では、扉を開けました。実際、中々の広さで。全員が入っても動けるくらいはありそうです。
リリス:ぱっと見、誰も居ないなら発言があるのですが。
美宙:どうぞー。
GM/いろは:「どう、何かある?」
リリス:「さて――全員、壁を背にして環になってください」
晶:「え、どうしたのリリスちゃん?」
GM/いろは:「?」
勇司:「てめぇが鏡に映ってたのか?」
リリス:「説明は後です」すっと、いろはの傍に。
晶:「って言われても…ねぇ、一体どうしたのさ?」
勇司:「人質てやつか?」肩をすくめて壁に背を向けて。
リリス:「この中に、裏切り者がいる――と言ったら?」ニヤリと笑う。
GM/いろは:「え? なんで? どういうこと?」
海聖:「え? え?」おたおた。
晶:「使い魔だね。誰がそうなのか判ったの?」
勇司:「裏切りもろとも潰すだけよ。んで…どうしろってんだ?」
美宙:「……言う通りにすれば、映っていたモノが分かるとでも?」
GM/蘭:「どうなされたのです?」
リリス:「後は簡単ですよ。まあ、見ていて下さい」いろはの身体検査をするよ。
勇司:「ああ、リリス…お前が使い魔だった場合のために言っておくよ。いろはに傷つけたら、殺すだけじゃすまないからな」
リリス:えと。一応、GMに訊きますが。不審な点はありませんね?
GM/いろは:「なんで? どういうことなの?」いろはは、何もありません。
御影:「素直に…従っておきましょうかね…」
海聖:「え〜と…」困惑しつつも従う。
晶:「……」誰が使い魔か判らないので、いつでも魔法を使えるように集中しておく。
リリス:「裏切り者は一人。なら、こうして順番に一人づつ身体検査をすれば事足りる。単純でしょう?」悪党笑い。
晶:「素朴な疑問。使い魔の正体って、身体検査くらいで見破れるものなの?」
美宙:「……身体検査で分かる特徴を、使い魔が持っているの?」
勇司:「……」罠にかかっても、中から仕掛け主をぶち殺せる自信があるので余裕の表情。
リリス:実は狙いは『身体検査そのもの』では無いのです、とPLにはネタバレ。
美宙:いやー、身体検査で分からなければ、敵も堂々としてるのかなぁと。
リリス:てか、微妙に間違えた。「一人づつ、隣の奴を身体検査しろ」が正解だったような。
GM:では、集中した晶、〈魔力〉判定してみてください。
晶:(ころころ)22です。
GM:では晶にだけ、フルカスの声が聞こえます。『聞こえますか? 契約者殿』
晶:「(キミは……フルカスさん?)」口には出さず、念話で返答します。
GM/フルカス:『私としたことが迂闊でした。中に入る方法。契約者殿に召喚してもらえばよかったのですね』
晶:「…って! それを早く言ってよー!?」思わず叫んだ(笑)。
勇司:「晶どした?」タバコぷか〜。
海聖:「!(ビクゥ)」
晶:「因果の壁を越えて、来たれFurcas−死神の公爵−よ!」光の魔法陣が宙に描かれ、結界を越えて魔神を呼び出す。
リリス:スッ、と目を細めて経過を伺います。
美宙:何かこれ、GMの救済措置が発動したような気が(汗)。
海聖:のようですな。これでオジサンが使い魔だったら面白いのにね。
リリス:ふむ。ま、いっか。
GM:いや、わざとかもしれませんが、なんか肝心な宣言をしていない気がしていたので。
海聖:『鏡を探す』宣言ですか?
リリス:あー、それはわざと〜。
美宙:正直、もったいつけてる場合ではない気がします。
GM/フルカス:「いやいや、たまたま中に契約者殿がいるなどと言う偶然、早々ありませんからね。つい、一般的な方法を探してしまいましたよ。…で、これはどんな状況ですか?」
晶:「やー、実はボクも貴方を呼ぶのは初めてだから偉そうなこと言えないんだけどね…」かくかくしかじか。
勇司:「ん? 誰が使い魔か探ってる状態」
GM/フルカス:「なるほど。では、いろはさんは、私が預かりましょうか。それでは続けてどうぞ」
晶:「えーと。鏡の場所とか、使い魔の正体とか、判らない?」
GM/フルカス:「さて。面白そうな状況ですからねぇ。私も、さほど力は使えないのですよ」
勇司:「まぁ、いろはが大丈夫なら別に誰でもいいんだけどなぁ。晶が無事ならなぁ」
GM/フルカス:「私ができるのは、せめていろはさんを連れ出すので精一杯ですね」
勇司:「OKOK、それで十分よ」
海聖:「いろはさんを連れ出せるなら心配事が無くなって嬉しいです」
御影:「うん、そうだね」
晶:「ちなみにこのフルカスさんは本物の筈だよ。ボクが召喚して出てきたんだから」
リリス:「待って下さい。二つ、可能性を見落としていますよ」
晶:「ボクが使い魔かもしれないって可能性なら、証明する方法はないよ(きっぱり)。でも召喚に応じられたフルカスは本物の筈」
GM/フルカス:「可能性、ですか? 私が敵で、召喚者殿を利用している、とか?」
リリス:「どちらも正解です。では、フルカスさんは日向さんの傍に」
勇司:「つかな、リリス…堂々巡りになるだけだぞ、そりゃ。誰も信じられない状況なんだからな」
晶:「この状況で、フルカスが敵に回って何かメリットあるかなぁ?」
リリス:てか、時間が惜しいなら巻き入れますか。←この時点で既に午前2時過ぎ…確かに勿体ぶってられる状況じゃないと思う(笑)
美宙:うーん、このままだと泥沼っぽいですよねぇ。
海聖:時間が惜しいというか…進みそうに無いなぁと。
リリス:いや、もの凄く単純な解決法があるのよ。
美宙:何でしょう?
海聖:いろは連れ出してもらって強行突破じゃあかんの?
美宙:この際、ズバっと言ってくれて良いと思います。
リリス:OK。じゃ、種明かし。まず、ボスはどこにでも使い魔を呼べる可能性があるので、いろはとフルカスだけだと心配。次に、リリス自身も疑われる可能性があるんで、「こいつが犯人だ!」と断言はしづらい。「リリスが犯人だ」と言われた時に証明できないから。そこで「隣の奴を警戒しろ」と言いつつ、一人づつ身体検査。その上で、確実にシロと判ってるいろはに鏡を探させる…そんだけ。
……今更こーゆーことを筆者が言うのはフェアじゃないかもしれないですが。
回りくどい割に、あまり効果的な方法じゃないと思うのは私だけ? いろはがシロだって確実に判るのはリリスだけだしなぁ(苦笑)
GM:ズバッと。誰か一人でも倉庫の中に入ってくれてれば、断言できるイベントがあったのに(爆)。
晶:あれ、まだ倉庫に入ってなかったっけ?
リリス:あれ? わたしも、中に入ったと思ってました。
美宙:倉庫入ってからこれらの行動やってたのでは?
海聖:倉庫の中ですよね?
勇司:まだ入ってないよ。勇司が鍵を開けたところでストップしてたやん。
美宙:がーん、勘違い。
晶:あらら、それは勘違い。
海聖:全然知らんかった…。
晶:(ログ読み返し)…あぁ、扉を開けた直後に「では全員壁に背を向けて…」とか言われたから、みんな誤解したんだ(苦笑)。
GM:蘭を疑ってる状況なら、素直に入るかどうか判らなかったから、宣言ない限り入ってないものと思っていました。
リリス:むぐ。入ったと思ってました。だから、壁に背を向けて環になれると。
美宙:考えてみたら、体育館でやったら広すぎますからね。
海聖:「突入しましょう、皆で疑いあっても意味が無いです。いろはさんにはしっかり護衛が付くのですから…」
勇司:「ああ、もうめんどくせぇ…フルカス! 死んでもいろはを守れ、それが俺とお前の契約だ。てめぇの依頼を果たす代価は『いろはの死守』、それでOKだな」
GM/フルカス:「よろしいですよ。正直、いろはさんを巻き込んだことを、ちょっと心苦しく思ってましたからね」
勇司:「OK」全方位警戒して体育倉庫を開ける。んで、ずんと中に入る。
海聖:後について入ります。
リリス:「やれやれ……まあ、仕方ありませんか」
美宙:行きましょう。
GM:蘭は、入りません。他に入らなかった人は?
晶:ボクは気付かずに入ります。
リリス:入らない人間が一人でもいるなら、外に残ります。
海聖:「あや? 蘭さん入らないのですか?」立ち止まって振り返る。
GM/蘭:「ええ…」では、入った人。知覚判定を。
御影:(ころころ)9。
晶:(ころころ)こっちも9。
勇司:(ころころ)18。
美宙:(ころころ)19。
海聖:「駄目ですよ、現状皆が疑われてるんですから。皆と一緒に行動してください」と言いつつ蘭を引っ張る。
GM:10以上の人は、縛られて転がされてる、制服姿の蘭を発見します。
美宙:「……やられた」
勇司:GM、制服てスカート?
リリス:…は?
海聖:何を聞いてるんだ(笑)。
GM:はい、スカートです(笑)。
晶:「蘭ちゃん!?」思わず駆け寄った。
勇司:とてとて駆け寄って、おもむろにスカートを捲る。さぁ、みんな呆れろ! 敵さえも(爆)。
リリス:えーと、晶の声は聞こえるのかな?
晶:無言で勇司の顔面にソバット。
GM:聞こえます。打撃音も(笑)。
勇司:「ごふぅ!?」そのソバットで外まで跳んで出てきます(笑)。
海聖:「……蘭さんって声が聞こえましたけど…え?」蘭の手を引っ張った体勢のまま硬直。
GM:飛んでった勇司は、入り口に陣取ってる蘭にぶつかりますね。エンゲージ(笑)。
美宙:いくら何でもそこまで上手くいくかなぁ?
晶:まぁ、晶のパワーでそこまで飛ぶわけないから。勇司の方が計算ずくなんでしょう。
リリス:まあ、エンゲージ指定したのGMですし(笑)。
海聖:GMが許すなら問題なし(笑)。
リリス:では、《瞬間武装》して蘭に武器を突きつけます。「どちらが本物にせよ。ここで動くことの愚かさは判るでしょう?」
御影:「ふむ…どちらが…と、言うまでも無いですかね…?(後ろを振り向き)」
勇司:「ふむ、偽者も白か」巫女服に頭を突っ込んで。
GM:入り口の蘭は何も言いません、感情なんてないし。それにGMも勇司のやりそうなことは予測済みです(笑)。
海聖:「え〜と…」とりあえず勇司さんを殴っておきます。今《戦闘形態》なので痛いですよ(笑)。
勇司:「ごふ!?」
GM:さて、戦闘ラウンドに入りましょうか?
リリス以外:OKです。
リリス:あれ? 襲ってくるの?
GM:戦闘しますよ。
リリス:あーいや、そういう意味じゃなかったんですが。裏読みしすぎたらしい。縛られてる方がダミーの使い魔で、巫女服は無力化された本物かも…とか疑ってました。
美宙:さすがにここへ来てそれは無いでしょう。
御影:まぁ、なんてか…深読みもほどほどにってとこで(笑)。
GM:[SA:鏡の破壊]をどうぞ。では一旦シーンを切りますね。
晶:いろは先輩に絆を取っておこう。ずっと疑っててゴメンナサイってことで謝意を。
▼絆/エゴの変化
晶:いろはに絆/謝意を取得。
●シーン12(バトル) 『魔鏡』
▼ラウンド1
GM:では、エンゲージの状態から。倉庫内は、手前と奥で、二つのエンゲージを作れます。入り口には蘭が陣取っていますので、抜けるにはメジャーで突破の宣言が必要です。
御影:封鎖状態っすね?
GM:で、蘭の後ろに隠密状態の鏡がいます。但し、現在見えていません。まあ、飛行状態のキャラは、突破してもOK(笑)。
美宙:まだ飛行状態じゃないデス(泣)。
GM:初期のエンゲージは、蘭と同一か倉庫の奥。外にいたキャラは、蘭と同一か、それ以外。では、宣言をお願いします。
御影:オートで《悪魔の翼》、空を飛びます。
海聖:外に居ますね、鏡には気が付いてないので蘭と同エンゲージで。
美宙:居るのは倉庫の奥です。
現在のエンゲージ:(鏡@隠密中) (蘭・リリス・勇司・海聖)(御影) |扉| (晶) (美宙)
勇司:え〜と。ねぇ、これ(蘭のコピー)倒してOK?
GM:使い魔と本体は別の存在です。倒しても問題ありません。
勇司:OK、じゃあ倒しちゃうぜ。セットアップで《殺戮の宴》〜。と、行動値は勇司からでOK?
GM:鏡が隠密状態だから、不意打ちになります。なので、こちらが最初ですね。鏡がセットアップで《幸運》を蘭に使用。マイナーで《呪文》《符術》《召喚術》、鏡のエンゲージに使い魔が出現。メジャー《呪詛》とHA《魔法の国よ》。(ころころ)クリティカルで、全員に《呪詛》が飛びます。
晶:げげっ!?
海聖:無理ー。
リリス:〈意志〉技能ないので、回避不可能で喰らいます。
美宙:同じく〈意志〉無いからクリティカルしないので勝てません(泣)。
御影:「それはさせませんね…」HA《死に至る病》。鏡さんの攻撃はファンブルです。
GM:《死に至る病》、通しましょう。
美宙:助かりましたー!
リリス:ありがとうございます。
GM:で、蘭は行動値15なので、先の方どうぞ。鏡も正体現しました。
勇司:んじゃま、蘭の偽者に蹴り。「そら!」(ころころ)達成値19。蹴った足からは血刃が飛び出る。
GM:(ころころ)こちらは21、回避成功です。あ、念のため。射撃攻撃は鏡に届きますので。
晶:ボクの攻撃は〈光〉属性だから、鏡相手だと跳ね返されそうな気が(笑)。
勇司:なぬ、高いなぁ。…まずいな、初期エゴを固定して1AGP使って振りなおし。(ころころ)22で当てなおす。
これ、本当は駄目です。AGPでの振り直しは「他の人が判定する前に」宣言するのが正式ルール。
相手の防御判定結果を見てから振り直すのは本来なら違反なのです。有利すぎるし…GM側に同じコトされたくないよね?
GM:それは命中。ダメージどうぞ。
勇司:とりあえず封鎖組を逃がせるように「ふっ…!」足に纏った血が槍の穂先のようになり文字通り胸を穿つ。(ころころ)51点の〈闇〉。
GM:痛いって! 鏡と蘭が同時に魔獣化。HA《超魔の命》使用です!
勇司:「繋がってるようだな」
海聖:「そのようですね…」
GM:はい。今ので判ります。別存在ですが、FPは共有しています。
美宙:ではマイナーで《加速装置》+《戦闘形態》+《飛行能力》。メジャーでミサイルパーツ、鏡本体と召喚された使い魔に攻撃。(ころころ)20で両者避けてください。
GM:(ころころころころ)どちらも命中。ダメージどうぞ。
美宙:(ころころ)ひとまず〈殴〉15で。
GM:使い魔は死亡。では蘭の行動ですが、標的はランダムで。(いっころ)美宙ですね。エンゲージ、離れてましたっけ?
美宙:離れてます。私は倉庫の奥。
GM:了解。では、マイナー《内なる獣:形態変化》、メジャー《念動力》。名刀の修正で、クリティカル更にマイナス1。
美宙:のー!?
GM:(ころころ)クリティカルです。通しますか?
御影:《胡蝶の夢》使います。
美宙:おお、ありがとー!
GM:念のために。これ、クリティカル値6です。←つまり、約72%強の確率でクリティカルする(笑)
御影:ぶっは(笑)。
海聖:無茶苦茶な…。
晶:無理そう(笑)。
美宙:通してもいいかも…。魔獣化で凌ぎますゆえ。
御影:通しで(笑)。
美宙:こっちが回避でクリティカればー!!(ころころ)…ダメっす。 orz
GM:はい。ではダメージ。《魔眼》重ねて(ころころ)44点の〈斬〉。
美宙:41通し、魔獣化で凌ぎます!
GM:はい。では、続けてどうぞ。
リリス:では《瞬間武装》で武器召喚。マイナーで〈闇〉属性にして、更にオートで《リインフォース》。対象は蘭で。(ころころ)19。
GM:(ころころ)21で回避です。
リリス:出目、悪すぎ(涙)。
海聖:「行きます!」マイナーなし、メジャーで通常攻撃。ブースターで加速された巨大な拳が立続けに打ち込まれる。《大小拵え》で2回命中判定(ころころころころ)2度目でクリティカル。
GM:おお、クリティカル!? (ころころ)…ゴメン、《形態変化》の効果で、クリティカル回避だ…。
海聖:ブフ…。
美宙:つ、強ぇ…。
リリス:防御のCrtが下がってると、手強いです><
海聖:クリティカル回避キャラは当たらんから嫌いだ…。
晶:じゃあ、最後はボクかな? マイナーで蘭にエンゲージ、メジャーで《守護者》。「伝説に謳われし『ソロモンの鍵』よ、真の力を我の前に示せ。新たな主、晶の名の下に!」 呪文に応えてソロモンの指輪と魔神オロバスが現れる。
勇司:「(裏声で)レリーズ」
晶:それは言っちゃダメ(笑)。
海聖:「多分違います」勇司に裏手突っ込み。
GM:はい。では、守護者の手番ですね。
晶:うぃ。魔神オロバスの攻撃〜(ころころ)クリティカル。
GM:(ころころ)命中です、ダメージどうぞ。
晶:(ころころ)46点の〈闇〉ダメージ。
GM:でかい、痛い。まだ平気ですが。では第二ターンへ。
現在のエンゲージ:(鏡@隠密中) (蘭・晶&オロバス・リリス・勇司・海聖)(御影) |扉| (美宙)
▼ラウンド2
GM:こちら、再びセットアップで鏡が《幸運》使用。
晶:守護者のセットアップで《盟約》を。
勇司:セットアップ、《絶対先制》。
GM:来たか!
勇司:おうよ! 「はぁ!!」偽蘭に攻撃、(ころころ)達成値24。
GM:(ころころ)命中です、ダメージどうぞ。
美宙:初期絆の知識固定、ユウジにAGP1。
勇司:五指の指から爪のように血刃を伸ばし切り裂く! (ころころ)46点の〈闇〉!
GM:まだ倒れません。
美宙:HA《ブーストアップ》使用! 一気に決めないとヤバそう!
晶:美宙さんにAGP1点あげます。
リリス:では、こちらからも3点ほど。
美宙:マイナー《加速装置》+《変形》。追加マイナーで鏡にエンゲージ、メジャーで突撃!
GM:そう来たか。
美宙:そしてHA《無限の法則》! AGP2使用!
海聖:3点どうぞ。
勇司:OK、愛を4点どうぞ。
美宙:おっと、ではあと7点、計9点のAGP使います。そっちはファンブル!
GM:ダメージどうぞ。
美宙:マイクロミサイル全弾発射、標的の死角より防御の脆弱なポイント、身体機能の重要器官全てにミサイル着弾! ダメージを被った標的に、斥力ブースター、インパクトラム限界出力で数度にわたり激突!(ざらざらーっ)合計110点の〈光〉ダメージ!!
GM:虎の子HA《プリズムプリズン》宣言!
晶:《ヴォイド》! AGPは4点いるんだっけ?
リリス:では、こちらから愛3点どうぞ。
美宙:ならば晶に愛1点。
晶:了解。では《プリズムプリズン》は消去しました。
GM:はい。でも、まだ保ってます!
美宙:「……まだ破壊できない……構造力の計算を誤った」
リリス:美宙さんの、通常行動ですね。
勇司:うん、その後においらも備えてる。
美宙:おお、こっちが鏡より先か。
GM:いえ、こちらが動きます。HA《歩く影法師》で《ブーストアップ》をコピー。
美宙:あふン(泣)。
勇司:消す?
晶:勇司にAGP1点。
美宙:蘭の絆で 勇司にAGP1。
勇司:「はい、へいよ〜」寒いギャグを飛ばして《ブーストアップ》をヴォイド。こう、イメージ的に寒すぎて場が凍った。「オヤヂギャグの友好的な使い方」(笑)
GM:どうぞ。では、こちらの《ブーストアップ》は打ち消しです。
勇司:「さぁ美宙、敵は固まっている突っ込め!」
美宙:「……こっちもフリーズしそう」
晶:「…頑張って。美宙ちゃん」うんざりした顔で(笑)。
勇司:「そんなにつまらなかったか、俺の親父ギャグ!?」
美宙:マイナー無し、メジャー《究極進化》。そしてHA《マルチリカバリー》で《ブーストアップ》回復、即座に使用!
勇司:おぉぉ!!
GM:《歩く影法師》二つ目、《ヴォイド》コピー! 《ブーストアップ》を消します。
美宙:ぐあー、消されました。「……アクセラレータに異常発生?」
勇司:「ああ、俺のオヤヂギャグは味方まで巻き込む!?」
晶:そうか、今の《ヴォイド》はセンパイのしわざか(笑)。
海聖:味方の邪魔をするなんて(笑)。
リリス:効果が大きすぎたんですね(笑)。
勇司:では普通の斬撃。「せやぁ!」(ころころ)26。
美宙:いろはの絆で勇司にAGP1。
GM:(ころころ)命中。
勇司:踵に刃を生やして死神の鎌の様な蹴りだ。(ころころ)52点の〈闇〉。
GM:そろそろやばい…。だが、まだ! こちらの番です。(いっころ)今度の対象は海聖ですが、近距離ですよね。
海聖:ですね。
GM:では、《念動爆発》。(ころころ)《深遠なる力》使用して、ダイス目に+2。クリティカルです。
リリス:では、海聖を庇います。
海聖:庇わなくて良いです。罪固定AGP1点使用でHA《電光石火》。そちらファンブルです。
GM:ラスト《歩く影法師》で《ヴォイド》コピー。
海聖:…当たっても問題なかったか…。
リリス:てか、範囲ですよね? 誰が同エンゲージでしたっけ?
晶:ボクと守護者も同エンゲージに入ってるので《念動防御》行きます。(ころころ)クリティカル!
GM:さすがにもう無理です、打ち消し成功。鏡は行動値10なので、そちらどうぞ。
晶:「海聖クン、大丈夫!?」AGP1点を海聖に。
海聖:「ありがとうございます」
リリス:「ドリルなら、貫けるはず!」マイナーで属性を〈刺〉に。《リインフォース》使って蘭に攻撃。(ころころ)21です。
美宙:リリスの絆固定、AGP1をリリスに。
リリス:ありがとうです。
GM:《念動防御》、(ころころ)クリティカルで打ち消し!
海聖:「今度こそ! 2発目、行きます!」再度ブースターで加速された巨大な拳が立続けに打ち込まれる!(ころころころころ)達成値24です。
美宙:悠の絆固定で海聖にAGP1。
GM:(ころころ)命中、ダメージどうぞ。
海聖:相手に突き刺さった瞬間、拳が雷光を纏う。(ころころ)50点の〈雷〉!
GM:《念動壁》!(ころころ)…駄目だ、1点足りない! 消滅!
勇司:「ふぅ〜」紫煙を吐いて。「終わったな」
GM:海聖の拳が当たると、蘭、そして鏡に無数のヒビが入る。そして、音も無く砕け散りました。戦闘終了。
美宙:「……お見事」
晶:「勝ったぁ…」
リリス:「何とかなりましたね」
海聖:「……ふぅ…」拳の各所から蒸気が噴出し、普通の腕に戻っていく。
GM:人間性は全員無事でしたね? それではエンディングに移りましょう!
■エンディングフェイズ■
●シーン13 『魔境は一つじゃない』 共通ED
○体育館倉庫
GM:鏡が砕け散ると同時に、辺りを覆っていた赤黒い霧は消え去ります。そして、それを確認した、いろはとフルカスも戻ってきました。
美宙:本物の蘭の容態はどうでしょう?
GM:蘭は、ちょっと疲労していますが、特に問題はありません。
美宙:「……とりあえず一安心。…それで、いつやられたの?」
GM/蘭:「申し訳ありません…。ご迷惑をおかけして…」
リリス:「いえ。良い体験をさせて貰いました」
海聖:「気にしないで、仕方ないよ…」
GM/蘭:「とりあえず、服を着替えようとして、鏡の前に立ったら…不覚でした…」
晶:「フルカスさんと引き合わせた時には、もう入れ替わってたんだね?」
GM/蘭:「はい。面目ありません」
勇司:「いやいや、OK。パンツ拝ませてもらったし。眼福でした」(爆)
GM/いろは:「勇司さん、またそんなこと言って」
晶:取りあえず、勇司はOrobas−馬の太守−に踏ませます(酷)。
勇司:「むげぇ!?」踏まれた。
海聖:「あぁ、それでさっき凄い勢いで飛んできたんですね?」
GM/フルカス:「さて、それでは私は、この学校の補修を受け持ちましょう。明日までに戻しておきますので、ご安心を」
晶:「うん、そっちはよろしくー」
リリス:「ともあれ、結果としては予定通り、ですか」穏やかな笑みを浮かべて。
美宙:「……随分暴れちゃったから。……修繕はきっと大変」
海聖:「ですね…あまり見学出来なかったなぁ…」校舎を見上げつつ。
GM/フルカス:「はい、ところで皆さん………」
海聖:「何ですか?」キョトンと。
リリス:「はい……何か?」
GM/フルカス:「ライムさんを尋問したのですが、他にも別所に幾つかアーティファクトを隠したそうですが、手伝ってくださる気は…」
美宙:「……カンベンしてください」
晶:「放っておくと、大変なことになるんだよね? なら、ボクはやるけど…」
海聖:「良いですよ、何処ですか?」元気(笑)。
美宙:「……みんな、元気…」
GM/いろは:「だねー…」
リリス:「そうですか、それも悪くありませんね」
GM/フルカス:「いや、ありがとうございます! では、また明日の晩に、お集まりください!」
晶:「って、明日!?」さすがに驚いた。
海聖:「今からじゃないんですか?」
リリス:「ええ。ではまた、月が中天に懸かる頃」
GM/フルカス:「今日は、さすがにお疲れでしょうから。いやいや、ご協力感謝します!」
勇司:「…」晶の顔を見る。マジでするの〜? と問いかけてる顔(笑)。
GM/いろは:『よくやるよねー』と言う顔。
晶:「あー…今日の授業、どうしようかな…」肩を落とす。てっきり数日インターバルがあると思ってた。
リリス:「では皆さんも、また明日」笑顔で一礼すると、一同に背を向ける。退場〜。
GM/フルカス:「さて、それでは、また明日の夜に! いや、ありがたいことです」そう言いつつフルカスは去ります。
海聖:「では皆さん、また明日〜♪」ブンブンと手を振る。
晶:「取りあえず……仮眠、取らなきゃ…」よろよろと家路に。
勇司:「吸血鬼でよかった。別に寝ないでもすむ」
美宙:「……しょうがない、私も付き合う。……ここで降りたら私だけケチンボだもの」
GM/いろは:「帰ろっか。ああ、疲れたー」
海聖:「疲れないのも面白くないですけどね…」ちょっと寂しそう。
勇司:「いや…疲れるもんは疲れるぞ?」
海聖:「僕は別に…」
勇司:「でもまぁ、晶のためならその疲れもな(ぇ)」で、ふらふら闇夜に消えていく。
海聖:「……本人の前で言えばいいのに(ポソリ)」
GM:そして、また。次の夜、どこかで魔境が開く…。では、これでお終いとします。お疲れ様でした〜。
一同:お疲れ様でしたー。
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