第35話
魔術師達の狂宴

●今回予告●

魔術とは、理を変える力。
求めるは、真理。求められるは、理性。

しかし、もし、求めるものが違ったら。
求められるものが、無かったら…。

Beast Bind New Testament
『魔術師達の狂宴』

汝、我らの挑戦に応じるか。



オープニング ミドル クライマックス エンディング

■プレセッション■


GM(Nオレンヂ):さて、揃ったようなので、ボチボチ始めましょうか。
麻那:こちらはOKです。
夜来ねこ:あい、了解です。
GM:と…その前に、大丈夫だろうと判じてキャラを選ばせていただきましたが、HAはこのままでいいですか? ダメージアップ系が《死者の微笑み》だけですが(笑)。
電波王:私は大丈夫です……てか、リリスの《星の刻印》、キャラ的に使わないよな〜(笑)。
夜叉丸:あ〜、待って。《魔法の国よ》を《万色の魔術》に変えておくか。打撃力が微妙に不足気味だから。
麻那:《魔法の国よ》、一回も使ったこと無いよね(笑)。
夜叉丸:使いたいんだよ!!(笑) 使わせてよ!(笑)
夜来ねこ:(手を挙げ)使った事あるー。そりゃ兎も角、《死者の微笑み》は効率悪いからなぁ(笑)。
GM:了解しました。それでは、晶→リリティア→勇司→ティートリー→晶の順でPC間の絆を取ってください。自己紹介も、この順番でお願いします。


●PC1(定員1名) 推奨:マジシャン優先。

 ある日、君の元に挑戦状と思しき物が届いた。
 しかも、一度に三枚。
 こんなものを、しかも三枚も届けられる覚えなど無いのだが…。

 シナリオエゴ:挑戦者 (関係:任意)


日向 晶 ひなた あきらソロモンの鍵  プレイヤー:麻那
 【マジシャン/アーティファクト】 年齢:16歳/性別:女/カヴァー:高校生
「ワガママでもいい…決めたんだ。ボクの前では、もう誰も死なせない!」
 魔神に選ばれ『ソロモンの指輪』を正式に継承した、魔神召喚士にして女子高校生。
 底なしの魔力を有するが、底抜けのお人好し&ドジっぷりも健在。篠崎勇司とは微妙な師弟関係。
 性格は明朗快活でボーイッシュ。嘘が苦手で、『誰かの命を奪うこと』が何よりも嫌い。
 いつも連れてる馬のぬいぐるみは魔神オロバスの化身。主に晶へのツッコミ&毒舌担当。
 実は初恋の相手(=晶に指輪を託した魔神)が、目の前で消滅したというトラウマ有り。
 所持HA:《リセット》、《電光石火》、《ヴォイド》


●PC2(定員1名) 
推奨:PC1の友人。

 知り合いの半魔であるショコラ=斜上。
 彼女から、PC1が狙われているらしいという話を聞いた。
 PC1も彼女も、大事な友人だ。君はPC1の様子を見に行くことにした。

 シナリオ絆:ショコラ=斜上はすうえ (関係:友情など)


リリティア・ローレンツィウム“記憶者”リリス  プレイヤー:電波王
 【イモータル/エトランゼ】 年齢:外見は15歳(実年齢は∞)/性別:女/カヴァー:高校生
「―――ふふっ、やはり……そうなりましたか…」
 時空を超越し『世界の全て』を記録することを使命とする、永世者『メトセラ』の一人。
 創世から終焉までを何度となく経験するが、可能性は常に分岐し続けるため、彼女の使命は決して終わらない。
 退屈しのぎからか大の陰謀マニアでもあり、歴史の節々で情報操作などの干渉を行っているらしい。
 得意技は、殆ど“全知”に近いほどの情報収集能力……及び『思わせぶりな言動』&『悪役笑い』。
 戦闘では、万能工具(機械剣相当)をドリルやドライバーに変型させての白兵攻撃を行う。
 所持HA:《永劫より》、《滅びの霧》、《星の刻印》


●PC3(定員1〜2名) 推奨:積極的にセッション参加できる人。

 平和な昼下がり。しかし、突如それを破る喧騒が。
 しかも、どうもそれに、魔術の力を感じる。
 放って置くのは危険だ。君はそれを見に行くことにした。

 シナリオ絆/エゴ:魔術の力 (関係:任意)

篠崎 勇司しのさき ゆうじ 朧夜の刃(陰魄)  プレイヤー:夜叉丸
 【イレギュラー/マジシャン】 年齢:23歳/性別:男/カヴァー:魔法使い(!)
「俺は、この世全ての知識を欲する。―――それの何が悪い?」
 自ら魔力回路(=神経)を焼き切ってみたり、吸血鬼の下僕になってみたりと変遷著しい元・魔術師。
 最近、不死の肉体を活かして自分自身を解体&新たに造った魔力回路を移植する大手術を敢行。
 気の狂うような苦痛の果てに魔力を取り戻し、再び……のんべんだらりと魔狩人を続けている(ぁ
 結構な性格破綻者だが、女性全般には甘い。最近は自ら『魔法使い』を名乗るのがお気に入り。
 所持HA:《歩く影法師》、《万色の魔術》、《ヴォイド》

ティートリー・テルビネ月無き夜  プレイヤー:夜来ねこ
 【イモータル/イモータル】 年齢:外見は13歳(実年齢不明)/性別:女/カヴァー:バーの主人
「『いいお客様』っていうのは、お金をきちんと払ってくれる人だけ。…ところで貴方は、『いいお客様』なのかしら?」
 同族狩りをしながら世界各地を転々としてきた吸血鬼。篠崎勇司のブラッドマスターでもある。
 友人間での愛称は「ティ」もしくは「ティート」。何の酔狂か、今ではバー『フルムーン・ナイト』の女主人。
 見た目はストレートの黒髪を後ろで束ねた絶世の美少女。子供扱いされるのとツケで飲む客が悩みのタネ。
 頭脳明晰で色々と企むのが好きだが、しばしば致命的なところでポカミスをやらかすドジな面も。
 所持HA:《永劫より》、《死界の主》、《死者の微笑み》


GM:一応、いつものルール。絆取得、登場は指定がない限り任意で。あとは、この面子なら全員知り合いでいいですよね(笑)。
晶:リリスちゃんへの絆は、友情で。
リリス:勇司へは絆/利用。互いに利用しあっている、ということで。
勇司:GM。ティの絆、もう初期で持ってます。二重あり?(笑)
GM:二重はなしで。代わりに任意で、他のPCへの絆を取ってください。
勇司:ちぃ(笑)。なら晶に絆/信頼で。
ティート:晶への絆は興味で。
晶:リリスちゃん、《星の刻印》自分で「使わない」って言ったのに、残すんだ?(笑)
リリス:残す。てか、使わないけど取っておくのはキャラ表現の手段ですので。
ティート:《黄金の玉座》とかもそうする人多いですしねぇ。
リリス:元々は、『いきなりNPCを知り合いだった事にする』ために取ったHAなんですけどね。
晶:ネタHAかぁ。3つ中3つともネタで取った強者をこの前見たなぁ(笑)。
勇司:HAHAHAHAHAHA。つ〜か、俺も表現として残したいけど、残したら攻めがやばくなるのが目に見えてるから曲げちったよ…。orz
リリス:ネタ3つは、この手のリソース系ゲームでは英断ですよね〜。
勇司:一つでも英断だと思うおいら(笑)。
GM:しかし今回の戦闘、1ターンで終わらなきゃいいけど…(マテ)。それでは始めます、よろしくお願いします。


 

■オープニングフェイズ■


●シーン1 『魔術師達の挑戦』  シーンプレイヤー:日向晶

○日向家


GM:学校が終わり、家に着いたあなたは、郵便受けから違和感を感じます。微かな魔力。それが、どうも郵便受けの中から感じられました。
晶:夕刊を取る時に気づきましょう。「…? 何だろ、これ…」ひょいっとポストを覗き込みます。
GM:その中には、いわゆる『挑戦状』が三通。おそらく、全て別の相手からのようです。
晶:えーと。宛名書きに『ちょーせんぢょー』と書いてあるの?(笑)
GM:達筆で『挑戦状』とか、英語でそういう意味の言葉が書かれてるとか、とにかく、一目瞭然に挑戦状です。
晶:「何だか知らないけど……凄いね…」首を捻りつつ、部屋で読んでみます。
GM:内容は、それぞれの言葉で『あなたを倒しにいきます』といった感じです。
晶/オロバス:
「…アキラ、何か恨みを買うような真似でもしたのか?」
GM:それぞれ署名はあります。『スピカ=ノースフィア』『西條 椿』『プリシス=ライノ』ですが、どれも聞いたことのない名前です。
晶:「そんなつもりはないんだけど……いったい、どこの誰だろ?」ちなみに、決闘の日付か何かありますか?
GM:具体的な日付はなく、『近い内に』としか書かれていませんね。
晶:「う〜〜〜〜〜ん。……まぁ、いっか」心当たりはないし、日付も判らないので深く考えないことにしました(笑)。
GM:では、[SA:自分の身を守る]をどうぞ。…何ていうか、ある意味凄いSAになったような(笑)。
晶:とにかく生き残れれば目的達成って事ですね(笑)。

▼絆/エゴの変化
晶:
挑戦者にエゴ/困惑を取得。




●シーン2 『魔術師達の密談』  シーンプレイヤー:リリティア・ローレンツィウム

○異次元図書館


GM/ショコラ:「やあ、すまないね、呼び出したりして」
リリス:「久しぶりですね、ショコラ。今日はどんなお茶が頂けるのでしょう?」
GM/ショコラ:「ちょっと妙な噂を耳にしてね。君の耳にも入れておいた方がいいと思って」差し出されたお茶は、鮮やかな青色で。
リリス:優雅な作法で紅茶を口に含みます。「ほぅ…『あれ』ですか? それとも『そっち』?」
GM/ショコラ:「日向 晶君は知ってるよね。どうも、彼女が狙われているらしい」
リリス:「……ああ、もうそんな時期でしたか。と、なれば。私のやる事も自ずと決まって来るというものですね」
GM/ショコラ:「まだ噂段階だけど、複数の魔術師が動いてるとか」
リリス:「それはそうでしょう。一人では『あれ』は意味を為しませんからね」
GM/ショコラ:「まだ判らないことばかりだけど、危険そうだからね。まあ、君がどうするかまでは関与しないつもりだけど」
リリス:「……ふふふ。貴女は友達思いなのですね、ショコラ。それとも、少し残酷なのでしょうか?」
GM/ショコラ:「さあね。でもまあ、君には期待してるんだよ」
リリス:胸に手をあて、しみじみとした調子で「……ありがとう、ショコラ。その言葉が、私には何よりの報酬です」
GM/ショコラ:「じゃあ頼んだよ。ボクも、できることはするつもりだけどね」
リリス:「ええ。お互い、できる事を全力で。それが、私たちのルールですからね」
晶:…リリスちゃん、自分で何言ってるのか判ってるのかなぁ?(笑)
リリス:リリスは半々、PLはサッパリ(笑)。
晶:やっぱり?(笑)
リリス:てか、デフォで『PLの知らない事を知っている』キャラだから仕方ないです。
GM:では、そろそろシーンを切りましょうか。絆:ショコラと[SA:晶を守る]をどうぞ。…SA渡すまで具体的なことを口にしないというのが凄いな、このオープニング(マテ
晶:物知りキャラ同士とはいえ…端から見てると、何を話してるかさっぱり判らないんですが(笑)。
リリス:きっと、本人たちにだけ判る世界が形成されてるんですよ(笑)。
GM:キャラは知っていても、GMは判らない(オーイ

▼絆/エゴの変化
リリス:
ショコラ=斜上に絆/親近感を取得。



●シーン3 『魔術師達の休養』  シーンプレイヤー:篠崎勇司&ティートリー・テルビネ

○街中


GM:平和な昼下がり。お二人は特に何するでもなく過ごしていました。
勇司:「ぐでぇ〜」テーブルで伸びてる。
ティート:「…………」何やらヤケに分厚い単行本を読んでいる。
勇司:「1巻と最終巻のキャラの違いがすごいよね〜、それ」
ティート:…って、どこなんだろうなぁ、此処(ぁ
勇司:まんだらけ(笑)。
GM:と、突如街中から感じられる、魔力と魔力のぶつかり合い。
ティート:「少し、ね。…あら?」外の様子に気が付いた。
GM:交わされる魔力こそ強くありませんが、明らかに攻撃的な意志を持った魔力同士です。
勇司:「ん?」窓から外を覗く。
ティート:「…馬鹿が好き放題やっているようね」単行本を閉じて立ち上がって見る。
GM:しばらくぶつかり合ったと思ったら、そのうち消えてしまいました。
勇司:「対消滅ってやつですねぇ」
GM:しかし、その余波で街路樹や街灯などが倒れたりしています。街行く人々には、突然倒れたように見えているので、かなりざわついています。
晶:……ふと思った。もしかして、あの挑戦状ってボクが目的と言うよりも…単に3人の魔術師が争ってて、勝負が付かないから『テキトーな魔術師(=晶)を一番に倒した奴が勝利者』ってつもりなのでは。
リリス:バトルロイヤルな感じなんだと思いますよ。
GM:フッフッフ。深く考えると、肩透かしくらいますよ(マテ
ティート:「好き放題やってくれるわね…。領地というわけではないけれど、顔くらい見てあげましょう」と、歩いてそちらに〜。
勇司:「……ん〜、たびたび起きると流石に問題だよなぁ。あ、了解っすマスター」後ろをてこてこついていく。
GM:軽く気配を探ってみましたが、魔力を放った相手は、既に近くにはいないようです。
勇司:「ん〜」きょろきょろ。
ティート:鉄骨仕込んだ扇広げて口元を隠しつつ、「…逃げ足の速い事。誰が後始末すると思ってるのかしら? 私じゃないけれど」(ぉ
GM:では、そろそろシーンを切りましょうか。エゴ:魔術の力と[SA:魔力の出所を探る]をどうぞ。
勇司:は〜い、しくしく泣きながら修復しつつフェードアウト。
ティート:修理なんて、その辺のペルソナネットワークか魔術組織に任せりゃいいのに(笑)。
晶:鉄骨仕込みの扇って、勇司の折檻用ですか?(笑)
ティート:何でさ(笑)。PLの趣味ですよ(待て
勇司:折檻ってひでぇ(笑)。
ティート:まぁ、ぶっちゃけ他人を叩いたり斬ったりできる扇が欲しかっただけなのですが。戦闘中は弱くて使えねぇ(笑)。…まぁ、攻撃演出には使…いたいなぁ(ぉ

▼絆/エゴの変化
勇司:
魔術の力にエゴ/好奇心を取得。
ティート:魔術の力にエゴ/興味を取得。


 

■ミドルフェイズ■


●シーン4 『魔術師達の日常』  シーンプレイヤー:日向晶  登場難易度:任意

GM:挑戦状が届いた翌日。そろそろ午後も半ばというのに、挑戦状を書いた相手らしき者は、一向に現れる様子はありません。
晶:いや、別に待ってないからいいんだけどね(笑)。ところでここは学校? 自宅?
GM:まあ、放課後ってことで、場所はどこでも。ただ、挑戦状とは別に、街中で微かな魔力のぶつかり合いは難度か感じられました。
晶:なら、サンシャインシティで適当にウインドウショッピングしてます。


○サンシャインシティ

リリス:では、後ろから不意に肩を叩きましょう。
晶:「…あれ、リリスちゃん。珍しいね、どうしたの?」振り返って驚く。
GM:ちなみに、街中は昨日から起こっている怪奇現象の噂でもちきりです。
晶:怪奇現象…どんな?
GM:何か光ったと思ったら街灯が倒れたり、消火栓が凍りついたり、木が切り倒されたり。
リリス:「ふふふ。こんにちは、晶。厄介ごとに巻き込まれているのではありませんか?」
晶:「…厄介ごと? ……何かあったかなぁ??」(マテ
リリス:「私を相手にとぼけても意味が無い、と言うのはもう判っているでしょう。それとも、直接口に出すなんて無粋なマネをさせるつもりですか?」
晶/オロバス:
「……アキラ。例の手紙のことを失念していないか」呆れた口調でツッコミ。
GM:ところでこの怪奇現象、普通の人には原因不明ですが、半魔の皆さんからしてみれば、魔力によるものなのはすぐに判ります。
晶:(ぽん、と手を叩く)「…あー、そういえば。昨日、変な手紙が届いたんだけど…」かくかくしかじか。ちなみに晶は本気で忘れてました(笑)。
リリス:「やれやれ……危機感が無いのにも困ったものですね。事によると、命に関わる問題なんですよ?」
晶:「そんなこと言われてもなぁ……全然心当たりがないんだもん」街の異変にしても、今のところ深刻な被害が出てるわけでもないので気にしていない晶だったり(笑)。
リリス:「多くの災難は、予想を越えた所から扉をノックする……覚えておきなさい」口調はいつも通りですが、割と目が真剣です。
晶:「うーん……リリスちゃんがそう言うんなら、何かあるんだろうね。判った、覚えとくよ」
リリス:「宜しい。では、さっそく対策を練りましょう。不意を打たれては、私の戦力ではどうしようもありませんからね」てか、他のPCは出ないのですか?
ティート:まぁ、出そうと思った情報(街の異変)をGMに出されてしまったので、情報一辺調べてから合流しよっかな、と。
勇司:マスターと一緒(笑)。

▼絆/エゴの変化
リリス:
晶に絆/友情を取得。




●シーン5 『魔術師達の遭遇』  シーンプレイヤー:篠崎勇司  登場難易度:自由

GM:今日も今日とて、昨日感じた魔力同士のぶつかり合いは、たびたび感じられました。今も、割と近くでぶつかり合っています。
ティート:「……全く、魔術協会は何しているのかしら? それとも公認の決闘なのかしら」ため息一つ。
勇司:「とりあえず、あっちから探してきます」またぶつかり合いを見に行く。
ティート:折角なので(ぇ)同じく見に行く。
GM:そちらに向かうと、すんでのところでぶつかり合いは終えてしまったようです。が、今回は近くにいたので、魔力を放った相手らしき姿がまだ見とめられます。
ティート:追いかけ…られるかな?
勇司:「と、見つけた!」すかさず捕獲。《アポート》とかいう演出で(笑)。
GM:年の頃15〜16歳くらいの少女です。少し傷を負ったのか、腕をさすっています。
勇司:「お〜い、で〜じょぶかぁ〜?」
ティート:「(……あー、なんか嫌な予感が)」とか考えてるティ(ぉ
GM/少女:ひゃ!? は、はひ…。アハハ、ちょっと転んじゃいまして」
勇司:「街中で派手な魔術合戦するなよ」(苦笑)
ティート:「……凍傷、火傷、切り傷は転んで出来るものなのかしら?」口元を扇で隠して。
GM/少女:「は? え、えええええええ!? ままままま、魔術なんてそんな。何言ってるんですか!?」どうも少女は、お二人が半魔であることに気付いていないようです。
勇司:「ほり」魔力を出してみる。
ティート:「街中でぽんぽん力を使わない」小声で言ってぺしっと頭を叩く。
GM/少女:顔を蒼白にして取り乱す。「………え、えと。ままままま、まずいです! どうしま…アイタッ!」
勇司:「おおう、すんませんマスター」
リリス:ヒロインゲットのチャンスは、今回はPC3にあったのか(ぉ
GM:ゲットも何も、勇司以外のPC、女性じゃないですか(笑)。
勇司:そういえば!?
ティート:ははは、まぁそんな時もある(爽やかぶる殆ど女性キャラの人
勇司:「まぁ、それはさておき…事情説明してくんない? 街中でこんなぼこぼこやられると、ちと困るんでな」
GM/少女:「と、とりあえず、逃げ…」逃げようとしますが、捕まえるなら簡単に可能です。
勇司:捕まえる(笑)。
ティート:「……勇司、任せるわ」ガタガタ言ってると両手両足へし折った上で顎砕くわよ? とか言おうかと思って止めたらしい(待て
勇司:「さ〜て、楽しい楽しいご〜もんた〜いむ♪」お店に連行〜。
GM/少女:「あうー。まずいですー。予想外ですー。こんな強い魔力を持った人がいるなんて、思いもしなかったですー」
勇司:「両手両足、ついでに指〜と顎〜」ペンチとかそういうものを買って帰りながら。
GM:さて、それではここらでシーンを切りましょうか。
ティート:ああ、結局まともな事を調べられなかったっ!(笑) まぁ、手がかりは手に入ったか。



●シーン6 『魔術師達の呆然』  シーンプレイヤー:リリティア・ローレンツィウム  登場難易度:自由

○街中

GM:街中を歩いていると、不意にそちらを見つめているような気配を感じました。本人は気配を殺してそちらを窺っている“つもり”のようですが、かなりバレバレです。
リリス:男か女か、などは判りますか?
GM:大体、17前後の少女です。袴姿なので、はっきり言って目立ちます。
リリス:ぶっちゃけ、巫女さんスタイル?
GM:巫女というより、胴着風ですね。
晶:…あー、そう言えば挑戦者の名前って全員女性名だっけ?
ティート:…だねぇ。
GM:そのつもりで名付けました。
勇司:肩身せめぇぇえええ!?
ティート:勇司以外オール女子の可能性高いなぁ(笑)。
リリス:「そこのお嬢さん。そんなところで見ていないで、こちらに来て一緒にお茶でもいかがですか?」足を止め、振り返って声を掛けます。
GM/少女:「とりあえず、奴は捲いたし、やっぱりここは正々堂々と………え゛?
リリス:「どうかしましたか? その衣装ですと、紅茶は苦手でしょうか」友好的に微笑みながら近づいて行きます。
GM/少女:「な、何故!? 気配は消したはず!?」
リリス:「ああ……ごめんなさい。隠れたりされると、逆につい興味がわくタイプなんですよ、私」
GM/少女:「か、かくなる上は! えい!」と、《武器練成》で棒っきれを作る。
リリス:「あーれー。ご無体なー。手篭めにされて監禁されて(ピーッ!)や(ピーッ!)なことをされたあげく、フィリピン辺りに売り飛ばされてしまうのですね〜」と棒読みで。
GM/少女:「んな…! 何を言われますか! 某はそのようなことはいたしませぬ!」焦ったようにポカポカと。
リリス:「……とまあ、冗談はこの辺りにして。お茶を飲みましょう。さあ飲みましょう。一緒に飲みましょう」とぐいぐい腕を引っ張る。
GM/少女:「…え゛? し、しかし、某は! あ〜れ〜」あっさり引っ張られる少女。ちなみに、街行く人々は視線を逸らして、見て見ぬ振りをしています。
晶:スピカと椿とプリシス…か。この子は椿として、ティ達と一緒にいるのはどっちかな?
ティート:何となくプリシスって感じがする。本当に何となくだけど。と言うか、ただの勘(ぁ
晶:おてんばっぽいからスピカの方かな、とも思うんだけど。
ティート:まぁ、その辺は問い詰めれば判りますなぁ(ぁ
晶:どーも全員、三流魔術師の匂いがプンプンするなぁ(笑)。
ティート:というか、修行途中と言った感じ? まぁ、三下魔術師じゃないだけマシですなぁ(ぁ
晶:あぁ、だとしたら挑戦状は卒業試験の類で、ラスボスは三人の師匠って線もあり得るね。
ティート:……ふと頭を過ぎったナニカの所為で、卒業試験の類だったらいいなぁ、と思った(ぁ


○喫茶店

晶:そして入った先の喫茶店には、待ち合わせていた晶の姿が(笑)。「あ、リリスちゃん、こっちだよー。…って。誰、その子?」
リリス:「お待たせしました、晶。この方は……えーと、お名前は何でしたか」
GM/少女:「…うう。このような屈辱…。某は、某は〜」突っ伏して泣く。
リリス:「まあ、まあ……元気を出して前向きに生きて参りましょう」しれっと背中を撫でて宥める。
晶:変わった子だなぁ、と思いつつ注文していたパフェをつついてます。
リリス:勝手に、少女の分まで注文をします。何か和風っぽいものを。
GM/少女:「うう、すいません。人の情けが身にしみます」お絞りで顔を拭いて。
晶:「あ、抹茶のアイスが美味しいと思うよ」メニューを出して指さす。
リリス:何か、凄く少女を騙してる気がする(笑)。
GM:ところで、PC3も登場してもいいですよ。
勇司:捕まえた女の子はどうしよう?
GM:連れてなきゃ逃げた事になるでしょうねぇ、そりゃ。
ティート:ウチに連れて帰ろうとして…どうする? ティが持って帰ってもいいよ? 魔術師として、晶と椿に絡んでみる?
勇司:ん〜…いいや。寄り道する理由がないし。
GM:まあ、どちらかが連れていて、どちらか登場って形でもOKです。
ティート:なんかこの少女2人、現状で顔を合わせると面倒な事にしかならない気がするんだよなぁ(笑)。
晶:確かに(笑)。
ティート:まぁ、寄り道、てか、街中で騒ぎが起こってるんだし。ふと見かけた晶に注意でも呼びかけたら…とか、そんな展開もあったねぇ。
晶:て言うか、晶を見ても反応無いのは、単に気づいてないだけかな。
ティート:晶に届いたのはぢつは誤爆(ぁ
晶:挑戦状出しといて、顔を知らないとか言ったら笑うけど(笑)。GM、宛名はちゃんとボク宛だったんだよね?
GM:動揺してて気付いてないだけだったりしますが(笑)。
ティート:そーなのかー。
GM/少女:「ありがとうございます」懐ゴソゴソ「………これで足りるでしょうか?」
リリス:「いえいえ、お金の事など気にしないで下さい。誘ったのはこちらなのですから」にこにこと。
勇司:まぁ、顔出すか。「いよっす、晶。魔術師が最近何かやらかしてるから、忠告に来たぞ〜」にゅう、とリリスの後ろから生えつつ。
晶:「魔術師って…センパイの知り合いが?」
勇司:「いや、知り合いじゃネェよ。俺の知り合いなら、晶には被害出さないようにさせるしな」
リリス:「あら。それを言ったらこの子も魔術師ではありませんでしたか?」
晶:「へ? この子、魔術師なの??」驚いた顔で少女を見ます。
リリス:「ええ。魔術らしきものを使っていましたし」あっさり。
GM/少女:「はい。某は魔術師の修行をしています、西條 椿と申します」
晶:「椿ちゃんかぁ。ふーん……魔術師って案外たくさんいるもんなんだねぇ…」

 こらこら。

ティート:す、すげぇ天然スルーっぷりだ晶ちゃん(笑)。
リリス:すげぇ。椿も晶も、お互い全然気づかないぞ(笑)。
晶:「あ、ボクは日向晶っていうんだ。よろしくね、椿ちゃん」にっこり笑って握手(笑)。
GM/椿:「実は、此度は………ああああああああ!!」こちらはようやく晶に気づいた。
勇司:「あ〜、俺は篠崎勇司ってんだが。ん? どうした」
晶:「…どーしたの?」小首を傾げる(笑)。
リリス:「まあまあ、落ち着いて。アイスが溶けてしまいますよ」平気な顔で宥める。
GM/椿:「ひ、日向晶殿! お覚悟! えい!」ヘチョ。
晶/オロバス:「……アキラ。西條椿と言う名前、例の挑戦状の差出人の一人ではないのか?」ぬいぐるみが呆れた口調で椿の攻撃を蹴飛ばしつつ。
GM:また棒っきれを練成して、ヘチョっと殴りかかります。当たっても、痛くも痒くもありませんが。
晶:「…えーと。そうだっけ?」どっちみちオロバスが邪魔して当たりません(笑)。
GM/椿:「ああ!? 某の武器が!?」
晶:「あのさぁ、こーゆーところでそーゆーものを振り回すのは、危ないと思うよ?」
勇司:「……せめて、これくらいやれよ(苦笑)」演出で《武器練成》してハリセンを作る。
リリス:「……センスの良い扇子」(ぼそ)
GM/椿:「うう。某の武器が〜。………オオッ!」勇司の作った武器を見て、尊敬の眼差しを。
勇司:「ていうか、魔力ちゃんと練ってるかぁ?」見るに見かねて講義開始(笑)。
GM/椿:「…うう、某、焦るとつい失敗ばかりで…」
勇司:「そういう時は、意識を二つ持つようにしてだな。理性と感情を切り離して(うんぬんかんぬん)」
リリス:「ああ、すみませんが紅茶のお代わりをお願いします。できればポットで」
勇司:「あ、俺はミルクティーで」
GM:と、なんとなく事態が有耶無耶になりかけたところで、響き渡る高笑い!
晶/オロバス:「……もはや考えたくもないが…今度は何者だ?」ぼやく。
ティート:多分、現状一番の被害者・オロバス(ぁ
晶:苦労性の魔神っていったい…(笑)。ちなみに晶は『自分の危機』に対しては極端に鈍感なのです。ましてや、相手がコレでは(笑)。
ティート:もはや危機と呼べるかも問題だし、と(笑)。



●シーン7 『魔術師達の服従』  シーンプレイヤー:ティートリー・テルビネ  登場難易度:不可

○BAR『フルムーン・ナイト』

ティート:さっきのシーンと時間軸が一緒、なのですね(笑)。
GM:ほぼ一緒ってところですね。こちらがやや後、くらいで。少女を店に連れ帰ったところからにしましょう。
ティート:少女の様子はどんなもんです?
GM:既に逃げるのは諦めたようですが、「まずいですー」と何度も呟いています。
ティート:成る程。「…さて、色々聞きたい事はあるけれど、まずは自己紹介といきましょうか」
GM/少女:「まずいですー。負けちゃいますー。バカにされちゃいますー。特にスピカちゃんにバカにされてしまいますー。こんなに強い人がいるなんて、想定外ですよー。シクシク」
ティート:「……聞いていないなら身体に聞くわよ? 物理的に苦痛で」半目で(ぁ
GM/少女:ヒ、ヒィッ!? じ、自分はプリシス=ライノであります、メム!」途端にビシッと。
ティート:「成る程。私はこの辺りを統べる吸血鬼の長……とは余り関係ない吸血鬼にしてこの店の主人。とりあえずティ、と呼びなさいな」(ぁ
GM/プリシス:「イエス、メム! いえ、ティ様!」ビシッ。
ティート:「それでプリシス。貴方、街中でドンパチなんて、どういう心算か聞かせてもらえるんでしょうね?」
GM/プリシス:「…うぅ、それは…師匠の…駄目です、これ以上は…」
ティート:「成る程……その師匠が全て悪い、と」納得したように頷く。
GM:ここまで変なキャラクター達にするつもりも無かったのですがねぇ。これ以上聞き出そうとするなら、〈交渉〉で振ってください。脅迫のような気もしますが(オイ
ティート:脅迫って(笑)。まぁいいか(ころころ)達成値14。ああ、こういう時に限って目が結構いいし(笑)。
GM:それはもう、何でも喋ります。
ティート:とりあえず、聞き出すのは『他に誰がいるか』と『師匠の名前』だけでいいや、可哀想だし(ぁ
リリス:てか今気付いたけど、今回のPC達って情報系やたら強いね。
勇司:まぁ何というか、悲惨だな。腕利き魔術師、伝説の召喚師、ブラッドマスターと打撃面が凄いことに。
晶:…打撃面…?(キャラシーを見直しつつ)
勇司:あ、社会的打撃。普通の魔術師なら腰抜かす。吸血鬼、ソロモン、経験点三桁と(笑)。
リリス:……リリス、さらっとスルーされた。よよよ……(嘘泣き)。
ティート:リリス、情報に強いのにねぇ(笑)。
勇司:だってリリス表に出ないジャン(笑)。
晶:諜報の母…確かに表立っては知られてないよね(笑)。
リリス:いやぁ、一般人には無名だけど、裏社会では有名なんですよ、リリス(笑)。
晶:『諜報の母』としては有名でも、それがリリスだとは知られてないでしょ。知られてたら知られてたで大問題だし(笑)。某超有名スパイじゃないんだから。
リリス:うーん。どうなんだろ。魔物には流石に知られてると思う。あ、でも『リリスだと知られてるけど既に死去してると思われてる』が一番可能性高いかも。

 要約すると、挑戦状の主…プリシスと椿とスピカは、コーウェルという魔術師の下で修行をしていた。
 三人はそろそろ卒業間近、という辺りまで実力をつけていたらしい。
 それである日、師匠の元へ行くと…ある課題を与えられたのだと言う。
 即ち、『卒業試験として、“ソロモンの鍵”なる魔術師に打ち勝つべし』――――と。


GM:ということが聞き出せました。
晶:…あれで卒業間近なのかー(笑)。
ティート:いや、アレは焦りの余りにですね?(笑)
リリス:ここぞ、って場面に弱いタイプなんですね(笑)。
勇司:うわ〜、凄い虎の尻尾踏んでるね。
ティート:何となく師匠の狙いは判ったような気がする。気がするけど…肝心なところをミスしてる気がしてならない(笑)。
晶:コーウェルって名前なら情報収集判定で出てくるんじゃない?
リリス:たぶんね。てか、こっちはこっちで椿から聞き出すことも出来そうですし。
GM/プリシス:「以上であります、ティ様!」ビシッ。
ティート:「…それはまぁ、大変ねぇ」呆れたように言う。「…ところで、ひょっとしなくても、貴女達3人って仲が悪いのかしら?」
GM/プリシス:「仲が悪いって事は無いですけど、やっぱりライバルですし、いろいろ…」誤魔化し笑い。
ティート:「成る程……大体予想が付いたわ」もう呆れてる。「…ま、いいわ。晶の所に連れて行ってあげましょうか?」
GM/プリシス:「…え? でも、今更行っても椿ちゃんかスピカちゃんが…でも、まだチャンスがあるかもしれないし…」
ティート:「…二人が我先に、と争っていればチャンスもあるかも? …と考えてるわね?」耳元でぼそり、と(ぇ
GM/プリシス:「…お願いします、ティ様」平伏。
ティート:「ええ、いいわよ。…ま、どうなるかは何となく予想が付いているんだけれど」後半は小声で(笑)。
GM:では、シーンを切ります。
晶:…ところで、師匠の狙いって何だろ。ボク、よく分かんない(笑)。
ティート:大丈夫。PLは適当な当たりをつけてるだけで、間違ってるかもしれません(ぁ
リリス:てか、麻那さんはいつも、性格だけじゃなくて推理力までキャラに引きずられてる気がする(笑)。法眼の時と晶の時で、読みの冴えが全然違うのは何故?(笑)
晶:あははー、なぜだらうー(笑)。

▼絆/エゴの変化
ティート:
プリシスに絆/哀れみを取得。



●シーン8 『魔術師達の情報』  シーンプレイヤー:篠崎勇司  登場難易度:自由

GM:シーン6の続き。喫茶店の入り口で、腰に両手を当てて高笑いをする、15歳前後の少女の姿が。
晶:「……えーと。誰かのお知り合い?」少女を指さして。
GM/少女:「あ〜はっはっは! 情けない姿ね、椿!」
リリス:「二人目、ですね」言いながら、紅茶を啜る。
晶/オロバス:
「…言うまでもなく、スピカかプリシスとやらのどちらかだろうな」パフェにかぶりつきつつ。
GM/椿:「…くぅぅぅぅうっ!」酷く屈辱的な顔。
勇司:「とりあえず、捕縛する?」
リリス:「そうですね……こちらにいらっしゃい。美味しい紅茶とケーキがありますよ」新たな少女に。
晶:「どうでもいいけど、椿ちゃん…呼ばれてるみたいだよ?」NPCに話を振る(笑)。
GM/少女:「とりあえず、日向晶…いやソロモンの鍵、このあたしが討ち取る!」と、もたもたと《シャイニングレイ》の詠唱開始。
勇司:「……」即座に《霞の外套》準備。
リリス:「(《シャイニングレイ》? でもアレの呪文って、あんなだったでしょうか。微妙に違うような……)」
GM/少女:「ブツブツブツブツ…」まだ詠唱中。
リリス:「ねえ、勇司さん。あのままだと彼女の呪文、おかしな事になったりしません?」
GM/少女:「ブツブツブツブツ…」やはり詠唱中。
勇司:「ん〜」解析中。
GM/少女:「ブツブツブツブツ…」それでも詠唱中。まぁ、普通に発動はしそうですね。…あと4〜5分で(オイ
勇司:「………」(頭を抱えた)
晶:「…取りあえず。
Agares−変化の公爵−よ、彼女に恐怖の息吹を…(こっそり)」演出で《呪詛》をかけました。バッドステータス重圧&放心です(笑)。
GM/少女:「ブツブツ…うっ!? な、何!? あ、あ、あ、あ、魔力が拡散していく〜!」
晶/オロバス:
「…修行が足りんな」パフェをもぐもぐしながら。
勇司:「……構成能力低すぎる。て言うか、せめて高速詠唱できるようになってから実践しようぜ」(汗)
リリス:「……ふぅ。世話が掛かりますね、本当に。勇司さん、彼女を連れてきて下さい」
GM/少女:「こ、こうなったら…威力を絞って、高速発動!」とりあえず、重圧だけ解除して(笑)。
勇司:「あいあい」苦笑しながら少女の後ろに回り込んで確保。
GM/少女:「な、なにすんのよ! エイッ!」《シャイニングレイ》らしきものが発動します、光っただけですが(笑)。
リリス:「ああ、店員さん。彼女に……そうですね、ガトーショコラを」
GM/店員:「かしこまりました」既に慣れたらしい、図太い店員A(笑)。
勇司:「………」
GM/少女:「キーッ! この、この!」ピカピカ光るだけ。
晶:「…なーんか。どうしよっかなぁ、この子たち」さすがに呆れて溜息をつく。
GM/少女:「ハァ、ハァ、ハァ…」そしてこちらはコスト切れ(マテ
勇司:「こっち来い」とりあえず少女2人の首を捕まえて。「魔術のいろはを仕込みなおしてやる!」
GM:「何すんのよ!」と騒ぐ少女と、達観しておとなしく講義を受ける椿。
リリス:「さあ、詳しい話を晶に説明してあげて下さい。お二人とも」にっこりと、妙に迫力のある笑顔で。
晶:「何でもいいけどさぁ…人に向けて攻撃呪文を撃つのは、危ないよ?」いまいち他人事気分の晶。
ティート:「……それなら、私から話しましょうか?」プリシス連れて登場〜。
リリス:「あら。私たちから話すより、彼女たち本人に言わせた方が面白くありませんか、ティート?」
ティート:「……多分、呆れるわよ」プリシスを見て「…ほら、彼女が晶」
勇司:「ふむ」
GM/プリシス:「顔は知ってますよー。ずっと、スピカちゃんに妨害されてたけど…」
晶/オロバス:
「…ふむ。これで卒業間近か……最近の魔術師は、ずいぶんと質が落ちたな(ぼそり)
勇司:同感。とりあえず、三人相手に元力のフルコースをお見舞い(ぇ
ティート:コストの無駄使いは止めなさい(笑)。
GM:どちらにせよ、ミドル4でティートリーが聞いたのと同じ情報が聞けます。
リリス:コーウェルについての情報判定はしておきたいですね。
GM:コーウェルについては〈知識〉か〈情報:裏社会〉で。
晶:〈知識〉&助手で判定。(ころころ)18出たのでたぶん知ってます……オロバスが(ぉ
リリス:では、〈知識〉&《銀河大百科事典》で。(ころころ)34で(笑)。
GM:達成値18もあれば充分だというのに(笑)
リリス:いや、ここはPLの見栄って奴ですよ(笑)。
ティート:とりあえず情報屋込み、で(ころころ)15。
勇司:(ころころ)17〜。
GM:全員15以上かー。なら、全員知ってますね。
ティート:きっと人格者で、最近卒業間際だった3人に手を焼いてるんだ(遠い目)。

 コーウェルは、多人数相手に魔術の教室を開いている魔術師である。
 教室は割と近くで、結界の中に作っているらしい。
 人柄は、真面目で温厚。清廉潔白な人物で、悪い噂などは聞こえていない。


GM:以上です。
晶:「ふ〜ん、凄い人なんだ」ティの予想、何だか大当たりみたいなんですが(笑)。
ティート:段々予想通りになってて呆れ続けてます。気力とかは多分0(笑)。
勇司:あれで魔術か!? せめて実用できるようになってから送り出せ! つ〜か、その腕前で俺の弟子を狙うたぁ、いい度胸だ!!」(==#)
ティート:「いやまぁ、多分意図した所は違うと思うけれどね」はぁ、と溜息を一つ。
晶/オロバス:
「…馬鹿馬鹿しい。程度の低い術者を大量生産して、何の役に立つのだ」
勇司:「オロバス…珍しく意見が合ったな」
晶/オロバス:
「甚だ不本意ではあるがな」鼻を鳴らす。
リリス:「あら、この歳でこれなら大したものですよ。勇司さんや晶が別格なんです」
晶:「……で、そんな偉い人が何だってボクを狙うわけ?」
勇司:「ソロモンの指輪狙いかねぇ?」
ティート:「…絶対違うわね」ぽつりと。
勇司:「とりあえず、お前ら」三人娘を見て「後で、俺の研究室に来い。168時間耐久講義してやる」
リリス:「熱心ですね、勇司さん。正直、少し意外ですが」
晶:「…女の子相手だからだと思うな」ぼそりと(笑)。
勇司:「つ〜か、こいつらが魔術師を名乗るのが許せんだけだ。せめてミスカトニック大学卒業ぐらいの腕前まで鍛えちゃる」
晶/オロバス:
「ミスカトニックか……死ぬな、その娘たちでは」小声で。
GM:ちなみに、コーウェル教室の卒業者は割と世の中にいます。突出した術者の名前は聞いたことがありませんが。
ティート:その代り、世の中のあちこちで魔術協会支部の縁の下の力持ちだったり、ご町内のちょっとした騒ぎを抑えたり…(遠い目)。まぁ、段々妄想入ってきましたけど(ぉ
リリス:「それより、どうします? ここでこのままティータイム、というのも私好みではありますが」
晶:「うーん、それよりも直接先生に話を聞いてみない? 近くに学校があるんでしょ?」
GM/椿:「どうも、ご迷惑をおかけしました」勇司に感服している椿は、深々と頭を下げます。「とりあえず、某達はまだ修行不足なのを痛感しました。ひとまず、教室に戻りたいと思います」
リリス:「そうですね。では、そろそろ場所を移しましょうか……そう、コーウェル教室にでも」
GM/プリシス:「でも、先生も無茶な課題を出すよねー。今までは、もっと簡単なのばかりだったのに」
勇司:「無茶て言うか、必ず死ぬと書いて必死」
ティート:「…違うのよ、多分。その先生の意図した所は…」遠い目をしながらブツブツと(笑)。
GM:で、教室に行きますか?
勇司:晶の実力を見せた後で行きます(笑)。「晶、俺に一発魔法ぶちかましてみ」(くぃくぃと手招き)
晶:「えー? やだよ、前に光の矢を当てたら怒ったじゃないか」
勇司:「そりゃ吸血鬼の時だからだよ。あれ、めっさ苦手属性なんだから」(涙)
リリス:「勇司さん、晶。ここは一応、人前ですよ……もう手遅れかも知れませんが」
GM:では、シーンを切りまーす。…今更ですがスピカ、名乗ってないな(笑)。
ティート:…おおぅ(笑)。
勇司:絆得ます〜。三人娘に義務感。
ティート:ああ、絆得なきゃ。リリスに興味の絆かなぁ。
リリス:えっと。では、私も三人娘に『母性愛』の絆を(笑)。
晶:久しぶりに、勇司に絆結びます。えーと、今回は『信頼』で。
勇司:わ〜いわ〜い、信頼だ〜♪(小躍り)

▼絆/エゴの変化
晶:
勇司に絆/信頼を取得。
リリス:三人娘に絆/母性愛を取得。
勇司:三人娘に絆/義務感を取得。
ティート:リリスに絆/興味を取得。


リリス:てか、BBNT世界で判らないのが『世界規模の魔術協会』があるかどうか、なんですよね。
勇司:言ったもん勝ちだと思うけど(笑)。
ティート:確か世界規模の魔術結社はありますよ? …よく悪役になったりしますけど(ぁ
リリス:あ、あるんだ。ピュタゴラス教団以外の魔術協会、出して良いのかなって悩みがこれで解消できました。
ティート:って、ピュタゴラスの事言ったつもりだったんですけど(汗)。あそこ、一応魔術結社なんで。
リリス:ああ、あれってあんまり大規模なイメージ無かったんですよ。
ティート:一応、世界中に支部持ってますよ〜。
リリス:なるほど。じゃあ『ピュタゴラスVSブラックコート』とかネタ的に有りなのですね。



●シーン9 『魔術師達の教室』  シーンプレイヤー:リリティア・ローレンツィウム  登場難易度:自由

○コーウェル魔術教室


GM:皆さんは、巧妙に隠された結界を越えて、コーウェルの教室にやって来ました。
ティート:あ、初めから隠密状態になっておきます。呆れて影から見てるってことで(笑)。
リリス:三人娘のやや後ろに位置して、のんびりと歩いています。
GM:結界の感じからして、コーウェル自身の力量は、相当高いことが窺えます。
勇司:「それで、このレベルの弟子かぁ」三人娘を見て呆れてる。
晶/オロバス:
「なかなか大したものだが…それでこの弟子とは、どういう教育方針だ?」
リリス:てか、世界観内での客観的に見ても三人娘は『未熟』って認識で良いんですよね?
GM:三人娘は、精々が並程度の魔術師です。初期PCが一人前とするなら、70%くらいでしょう。
リリス:ああ、そのくらいか。なら、リリスの三人娘擁護はそう間違ってなかったので安心(笑)。
ティート:
…こうなったら、コーウェルが実は善人面を被った悪人である事を祈るしか……無理そうねぇ…」影でがっくりしてる(笑)。
GM:教室には、二十人近くの弟子らしき少年少女達と、メイドが一人。ただ、コーウェルと思しき魔術師の姿はありません。
晶:
「すいませーん。コーウェル先生はいませんかー?」大声で呼びます(笑)。
勇司:「ん〜、嫌な雰囲気だなぁ」符を抜いておこう。
ティート:現状で、ぱっと思いつく可能性は3つかな。『1:コーウェル実は悪人説』、『2:コーウェル実は黒幕説(悪人ではない)』、3…は、まぁ今は言うほどでは…(待て
晶:つまり、3が本命なんだね(笑)。
ティート:多分ね(笑)。でも、2のような気がしなくもないのがなぁ…。
リリス:4がありますよ。急にシリアスになるやつが。ヒントは『ブリーチ』。
晶:ごめん、最近WJは読んでない。
ティート:眼鏡の隊長の事?(ぁ
リリス:そう、彼の手口。
ティート:まぁ、たぶん無い気も…所詮たぶん、だけどねぇ。
リリス:「こんにちは、皆さん。コーウェルさんにお会いしたいのですが、どなたかお取次ぎ願えませんか?」
GM/メイド:「は〜い〜、どなたですか〜?」
勇司:「篠崎勇司と申します。アポはないですが、弟子の件でお話がありまして来ました」
GM/メイド:「…あれ? スピカちゃんに、椿ちゃんに、プリシスちゃん。どこに行ってたんですか〜?」
勇司:「うちの弟子に喧嘩売りに来てました」爽やかな笑顔で。
晶:「売られた弟子です」小さく手を挙げる。
GM/メイド:「これはどうも。私はコーウェル先生のお世話をさせていただいております、御堂 潤香です」ペコリ。
勇司:「というわけで、落とし前つけてもらいましょうか」脅してみる。
リリス:「晶の友人で、リリティア=ローレンツィウムと申します。コーウェルさんは、どちらに?」
GM/潤香:「先生は、ここ数日ほど不在なんですよ」
晶:「取りあえず、理由だけでも聞かせて欲しいんですけど…どこに行かれたか、判りませんか?」
GM/潤香:「それが、判らないんです。連絡もありませんし。もし伝言がありましたら、承りますが」
ティート:影でぼそりと。「
……あー、大体予想が付いてきたわねぇ」アレだ、多分2だ。そんな気がしてきた。3は、晶ちゃんをこっちの事情を汲んでくれる良い魔術師と見込んで〜、って奴なので。
晶:…それは先生、大いなる見込み違いのような気も(笑)。
ティート:晶ちゃん、世間的には『強力な力を持った上で人格者』と見られてると思いますよ(笑)。
リリス:「……可能性の紐は束ねられて来ましたか」(ぽつりと)
勇司:「ふむ。おまえさんら、命令聞いたのはいつ?」三人娘に聞く。
GM/プリシス:「3〜4日前です。机の中に、課題が書かれた封筒が入ってまして」
ティート:「……まぁ、そうでしょうねぇ」呆れているようだ。そんな訳で、2の『先生黒幕説(Not悪人)』を押します(笑)。
リリス:「やはり、書面ですか」
勇司:「たく、情報屋に聞いてみるか。コーウェルの周りで何があったかを」
晶:「…その課題には、具体的に何て書かれてたの?」
GM/椿:「『卒業試験として“ソロモンの鍵”なる魔術師に打ち勝つべし』とありました」
ティート:「……先生も大変ねぇ」気持ちを慮って、ほろり涙が(ぁ
晶:「……分かんないなぁ。ボク、その先生まるで知らないんだけど?」本気で首を傾げる。
GM/潤香:「先生は、携帯も持ってない古風な方ですからねぇ。どこにいるのか…」
勇司:「式でも打てよ」(苦笑)
リリス:「その書面は、今どちらに?」
GM/スピカ:「これ」と、課題の入った封筒を見せてくれます。
勇司:受け取って見ます。
リリス:横から覗き込むようにして読みます。
晶:反対側から覗き込みます。
GM:そのままの文面。『卒業試験として“ソロモンの鍵”なる魔術師に打ち勝つべし』とあります。
ティート:「…………不幸な行き違い、いや、この場合先生の認識不足の所為かしら」
リリス:「…(念を入れておきますか)…何でも良いので、他にコーウェルさんの書いたものを頂けませんか?」
GM/潤香:「はい。ちょっとお待ちください」
勇司:「つっても俺の記憶じゃ『ソロモンの鍵』ってのは、晶しか今は名乗ってないはずだし」
ティート:「…ええ、そうでしょうね」いい加減呆れて普通に出てきた。
リリス:「……晶。貴女、そういう事は少し隠した方が身のためですよ」
晶:「別に『ソロモンの鍵』ってボクが名乗ってるわけじゃないよ? 他の人が勝手にそう呼んでるだけだもん。何だって他の人たちが知ってるのか、ボクの方が知りたいくらいだよ」
ティート:「じゃ、今までこの街に『ソロモンの鍵を“名乗る”者』は居ない、のよねぇ…それについてはどう思うかしら、勇司?」
GM:逆説的ですが、〈情報:魔物/裏社会〉とかで判定すれば、晶の情報も判ると思いますね。
リリス:でしょうね。特に、積極的に隠していないなら難易度もそう上がらないでしょうし。
ティート:折角なので〜(ころころ)達成値14。とまぁ、こんな風に情報屋一つで結構増えるしなぁ。
GM:14あれば、晶の名前と表面的なプロフィールくらいは判るでしょうねぇ。
晶:表面的な情報…どの辺りまでだろ(笑)。
リリス:キャラシートに載ってる範囲内くらいは判りそうに思います。ああ、もちろんデータは別としてですが。
ティート:とりあえず、魔の名はどの難易度で判るか、だね(笑)。
晶:「その先生、何か勘違いしてるんじゃないかなぁ? それとも『打ち勝つ』って魔術以外のことなのかも…」
勇司:「むぅ、打ち勝つってのがまた難しいな」
GM/潤香:「どうぞ」戻ってきたメイドに、手書きらしい魔道書を渡してもらえます。
リリス:「では、少しの間これをお借りしますね」魔道書を受け取ります。
GM/潤香:「はい。では、とりあえず住所と連絡先をこちらに書いてください」
リリス:「住所と連絡先なら、彼女……晶のものをこの子達から聞いて下さいな」三人娘を示して。
GM/潤香:「判りました。それでは、先生が帰ってきたら、そちらに連絡するということでよろしいでしょうか?」
勇司:「まぁ、それで頼むわ」
晶:「こっちから探せないんじゃ、仕方ないよね」頷く。
リリス:「ええ、是非お願いします。その際には、私の名前も出して下さって構いませんので」
勇司:「まぁ、今は待ちかねぇ」
ティート:「……いや、そんな事は多分無いと思うわよ?」ぼそり。
勇司:「あと、この三人娘は預かるわ。とりあえずシゴく」
GM/潤香:「あの、一応こちらの生徒ですし、その…
月謝とか(ボソ)…えと、連れて行かれると、ちょっと困るのですが…」
リリス:「……ふぅ。仕方ありませんね。勇司さん、折半で」ポンと札束を取り出す。
ティート:「……貴方達、いい加減にしなさいな」大仰に溜息ついて。
リリス:「そうですか? 色々楽しめると思ったのですが、そう言うのなら」
勇司:「あいさ、マスターのお言葉には一切逆らいませんと」
GM/椿:「本当に、ご迷惑をおかけしました。このお詫びは、またいずれいたしますので」
ティート:「…で、皆に聞くけれど。今回の事件、どう見てるのかしら?」
晶:「どうもこうも……さっぱり」諸手を挙げた。
リリス:「ずいぶん直裁に聞くのですね。それはせめて、場所を移してからにしませんか?」
ティート:「まぁ、それでもいいけれど」という事で、発言しつつ話さない(ぉ
勇司:「店にでも行きます、マスター?」
晶:「…取りあえず、帰る? 先生の居場所も分かんないし」
リリス:「では、失礼しましょう。この封筒と本だけ、お借りして」
GM:では、ここから出て、どこかで話し合うのですか?
晶:そうですね。ティの店でもいいんではないかとー。
リリス:ティートの店が、一番無難かな?
ティート:まぁ、そうなるかな? ……便利だなぁ、うちの店。
リリス:まあ、ティートが居なかったらショコラの図書館に押しかけるつもりだったのですが(笑)。
GM:では、シーンを切ります。そろそろクライマックスですね〜。
ティート:まぁ、そうですねぇ。大体予想通りなんだろうか?
晶:クライマックス…PLはまだ何も判ってないのに(笑)。
リリス:あ、時間的にもうちょっと裏があるかと思ってたけど、裏読みせず素直に解釈して良かったのですか。
ティート:いやまぁ、コーウェルも普通にいい人そうだったし(笑)。
リリス:そうするとボスが思いつきません(笑)。
ティート:てか、裏を仕掛けるにしては正直3人じゃ物足りない気が。
晶:『ボスは普通に組んでます』って、セッション募集には書いてあったねぇ。
GM:いや、次のシーン次第でクライマックスの展開が多少変わるかなぁ、とは思っていますが。
ティート:まぁ、2パターンくらいは考えてます。分岐込みで。



●シーン10 『魔術師達の暗雲』  シーンプレイヤー:日向晶  登場難易度:自由

○BAR『フルムーン・ナイト』


リリス:「ふぅ……寒いですね。暖房、お願いします」コートを着たまま。
勇司:「さてと」バーテンダーコート着て、暖房をリモコンでつける。「どうしよかねぇ。ぶっちゃけ、もうほっといてもいいと思うんだけどね。問題は解決しちまったし」温かいお絞りとお茶を差し出して。
ティート:って、子供連中はどうしてるの?
リリス:連れてくるな、つーたから置いてきたんじゃないの?
勇司:ああ、扱くなだからなぁ。おいらは自主性に任せてるつもりだった。
ティート:いや、アレは『勉強の場からわざわざ金で引っ張ってくるな』くらいのつもりだったのよぅ。
リリス:月謝を肩代わり、程度のつもりだったのですよぅ。別に身請けのつもりは無かったですよ(笑)。
GM:三人とも、教室に残ってますよ。
ティート:あー、しまった。一つだけ聞きたかったんだよなぁ。
晶:「それで、ティートさん。何か判ったの?」まだ事情が判らないので。
GM:何か調べたいこととかあれば、どうぞ。
勇司:ぶっちゃけ勇司的には、問題解決しちゃったしなぁ。
晶:そもそも『何を調べればいいのか』が判らない(笑)。
勇司:あ〜、GM。とりあえず、自分の連絡先は渡しておいたという事で(ぉ
GM:はい。まあ、スピカとプリシスは携帯持ってるでしょう。椿はどうだか判りませんが(笑)。
リリス:とりあえず、コーウェルの行き先は調べられない、でOKですよね。
GM:それは調べても判らないですね。
勇司:「マスター、何か聞きたいなら電話番号わかるよ」
ティート:「ああ、それなら…誰があの3人に晶ちゃんがソロモンの鍵だと教えたのか、聞いてくれる? それによって、最後の分岐を考えるから」
勇司:「了解す」電話して聞いてみます。
GM/プリシス:『もしもし〜?』
勇司:「ちす、篠崎だ。すまん、ちと聞きたいことがあってな。何で、晶がソロモンの鍵だと判ったんだ?」
GM/プリシス:『はい。椿ちゃんとスピカちゃんと協力して、一生懸命調べました。そこだけは、協力しようって』
リリス:「そこ『だけ』って辺りが可愛いですね」
ティート:あー、GM。ティが出ると、やっぱり「yes,mam!」な状態になるの?(笑)
GM:『はい! ティ様!』でしょうね(笑)。
ティート:じゃ、「何をキーワードにして調べたか、も聞いて」とサインを(笑)。
リリス:てか、PL的にはコーウェルの行方不明がやっぱり引っかかるなぁ。
晶:出先で不慮の事故…というか、他の魔物にでも捕まってるのかなぁ?
GM:リリティアが『判ってやってるのかな』とか思っていたのですがねぇ。
リリス:えーと、判ってて…ってのは何についての話でしょう?
GM:さあ? ミドル6での行動がねぇ。
ティート:変なフラグでも立ったか(ぁ
リリス:えと、GM…ブリーチは読んでる?
GM:ブリーチって、ジャンプの? 飛び飛びでちょっと読んでます。
リリス:う。じゃあ、やっぱあの行動じゃないかなぁ。とPLは予測。勿体つけても仕方ないんでぶっちゃけると…書面書いたの、実はコーウェルじゃないんじゃないの?
晶:…その根拠は?
ティート:簡単に言うと多分、PCの戦うボスがそれ以外で登場できない、と思うから?
リリス:何故か本人が行方不明、他にボスが思いつかない、書面の内容がそれまでの課題と比較して不自然……とその辺り。
晶:うーん……(悩)。
リリス:そうじゃないと……ほんとに晶に生徒押しつけてるだけかよ! ってオチになりそうで(笑)。
ティート:いやぁ、一応それ以外の手があるんですけどね(笑)。まぁ、それでも数日行方不明は不自然だけどねぇ。
GM:さて。そう思うなら、証明する手段を考えないと。
リリス:いや、そのために本を借りてきたんだけどね。
晶:筆跡を比べるつもりだったんでしょ?
リリス:そそ。筆跡鑑定を然るべき場所に頼むか、サイコメトラーでも捜すか……とか。
GM:別に、〈知覚〉判定で構わないのですが。
リリス:ああ、じゃあ判定します。
勇司:「こりゃ、然るべき情報筋で調べるのが一番かねぇ?」
リリス:裏でコソコソと、書面と魔道書の筆跡をルーペ使って鑑定してます。(ころころ)…クリティカルです(笑)。
ティート:おおぅ(笑)。
晶:凄いなー(笑)。
リリス:無駄だーっ! 激しく無駄だー(笑)。
GM:なら、ハッキリと判りますね。課題と魔道書の筆跡完全に一致しています。
リリス:む? 何の筆跡が違うの?
晶:…その二つ以外に、コーウェル先生の筆跡が判るものって出てたっけ?
ティート:「リリス、そっちの鑑定はどう?」
勇司:「ふむ…プリシス、ちょっと店まで来れるか?」
GM/プリシス:『ごめんなさい〜、ちょっと手が離せなくって…』
ティート:…何で手が離せないんだろうか?(がくがく)
勇司:「ん、そうか。なら電話でもいいが。最近、先生に変わったことがあったか? YESかNOで答えてくれればいい。変化があればYES、なければNOだ」
GM/プリシス:『う〜ん、最後に会ったのは四日前ですけど、その時は変わった様子は無かったですね〜』
リリス:「ふむ……課題と魔道書の筆跡は一致していますが……」ええい、ここは流石に《託宣》の使いどころでしょうか?
勇司:だね。
リリス:じゃあ、課題と魔道書以外で、私たちが目を通したコーウェルの文字が何処にあったか聞きますね。
ティート:Notシリアスの方なら、その問いはあんまり意味は無いと思うけど。シリアスなら、それは結構重要な可能性があるんだよなぁ…。
リリス:課題の宛名だけ違う、とか、ソロモンの鍵って指定だけ違う、とか言う可能性もあるんですよね。
晶:それだったら『一部分だけ筆跡が違う』とか言わないかなぁ?「…ところでさ。教室にいた場違いなメイドさんって、いつからいるの? 魔道書を渡してくれたのもあの人だよね?」
勇司:マイクの音量上げて、晶の声をプリシスに通す。
GM/プリシス:『潤香さんですか? 私達が教室に来た時は、既にいましたねぇ。先生のお世話の他に、色々と手伝いをしているようですけど』
リリス:って、晶、鋭い! 魔道書を渡したの、例のメイドだっ!!
ティート:うむ。そんな訳で、最後の怪しい人物は、まぁメイドな訳だけど。…でもまぁ、やっぱり彼女がそれほど怪しい人物で無い場合、もっと単純で情けない話だと思うなぁ。
リリス:ありがと〜。麻那さん、それビンゴだったら私、かなり感謝しますよ。
晶:ハズレのような気もするけどねぇ(笑)。そのメイドさんについては、調査できますか?
GM:〈情報:魔物/裏社会〉ですね。
リリス:〈情報:魔物〉と情報屋で判定します。(ころころ)21で。
GM:なんだ、その達成値は!?(笑)
晶:基準値が14もあるから(笑)。

・御堂 潤香
 名前こそ知られていないが、その顔は一部の裏の人間が知っていた。
 魔術師としての修行場を、多数流れていたらしい。
 魔力こそ強いが、自己顕示欲はそれ以上に強く、どうにかして名を上げようとしているようだ。
 その過程で、犯罪に手を染めていたこともあるという…。


GM:こんなところですね。
晶:これは…メイドが本ボスっぽいなぁ(笑)。「……何だか、限りなく怪しい気がするんだけど。そのメイドさん」
ティート:まぁ、ネタっぽい方じゃなくて良かった、かなぁ?
勇司:……男が一人だけ。「ハーレムひゃほ〜」というべきか?
リリス:あとは《託宣》で「魔道書の文字はコーウェルのものですか」と訊けますか?
GM:それは『明確に違う』と答えましょう。
晶:それよりも、コーウェル先生の居場所を訊いてみたら?
リリス:いや、そっちは調べても判らない、ってGMにもう言われてる。
晶:『調べても』だから《託宣》は別でしょ? 無駄でも回数は減らないんだし。
GM:この段階まで調べなかったら、さすがに答えませんでしたが。
ティート:「…それじゃ、ある程度情報は出揃ったし、纏めに入りましょうか?」
リリス:「……先に貴女の考えを言ってみて、ティート?」ニヤニヤと意地悪っぽく笑いながら。
ティート:「…判っているくせに」嫌そうな顔をして。
リリス:「……貴女こそ、わたしの性格は判っているでしょう?」
晶:「メイドさんに直接訊いてみよう!」何も考えていない晶は言う(笑)。
リリス:「……って、あーあ。正解がもう出てしまいましたか。もう少しティートをからかいたかったんですけど」
ティート:「はいはい、今回は私の負けよ」がっくりと肩を落として。
勇司:「あんまり、マスターを苛めるなよ。リリス。こんなのでも俺の大切なマスターなんだから」
リリス:「おや、苛めるだなんて酷いですね。ちょっと楽しんだだけじゃないですか」
ティート:「有難う、勇司」疲れたような笑顔を(笑)。「ま、予測のうちには入れておいたけれど、証拠が無かったのよ」
晶:「…何の話??」周囲の空気を理解していない。
リリス:「……つまり、これ。例のメイドが書いたものなのですよ」書面をひらひらと晶に。
ティート:「…あのメイドが卒業試験にかこつけて、名のある貴女を疲弊させ、倒す、とか考えていたんじゃないかしら?」
晶:「うん。多分そうじゃないかなーとは思ったけど。…で、その人がボクを狙ってると」
勇司:「しかし、あのレベルで晶を疲労させられるとでも思ってるのか?」
ティート:「…でも、まぁあの3人組も、予想を超えて力が足りなかった、だったらいいなぁ…」(遠い目)
晶:「…自爆してただけだよね」
リリス:「晶の実力を見誤ったんでしょう? この子はある意味、世界一の魔術師ですもの」
晶:「そうなの???」目を白黒させる。
リリス:「……だから、いつも言っているでしょう。貴女は少し、自分の立場を理解しなさいと」
ティート:「ま、要はあのメイドをどうにかしろ、って事よ。晶」
GM:…そうか、どっちにしても、酷いことになるんだ…。
晶:酷い事って、何?
GM:いや、こっちの話です(笑)。ちょっと、この後の展開を考えるとね。
リリス:シリアスだと、三人娘ピンチだ! って話になるんですけどね。
GM:ちなみに、今の推測はほぼ正解。ちょっと違う点は、『そもそも卒業試験自体が嘘だ』というくらいです。
ティート:そこからか(笑)。
GM:あんなんで卒業されてたまるか(笑)。
リリス:たぶん、単なる師匠の留守にかこつけたんでしょうね。
晶:じゃあ、コーウェルさんは何処かに幽閉されてるのかな?
リリス:……師匠がメイドに殺されてなければ(ぼそっと)。
晶:実力は師匠の方が上みたいだし。単に長期留守にしてるだけかも。
勇司:単に『柔らかい石』を探しに行ったんじゃない?
ティート:そりゃ果てしなく遠くまで行けそうだ(笑)。
リリス:それは確かに行方不明になりそうですね(笑)。
勇司:柔らかい石=見つからない=あてのない散歩(笑)
GM:では、いつの間にか、電話の向こうからは、音が消えていました…。ってところで、シーンを切ります。

▼絆/エゴの変化
晶:
挑戦者へのエゴを絆/同情に変更。ティートに絆/尊敬を取得。
リリス:ティートに絆/友情を取得。
ティート:リリスへの絆を借りに変更。御堂潤香にエゴ/断罪を取得。



リリス:てか、麻那さんありがとう。PL的に見落としてた事に気づかせてくれて、本当に助かりました。
晶:そうだったんですか(笑)。
ティート:一応考えては居たんだけどねぇ。まとめの時にでも、一応で付け加える気だったから…見落としてたかもしれん。 orz
リリス:なんつーか、レコードシートの『他のPLを助けた』で推薦する感じ?(笑)
晶:消去法で言ったら彼女が怪しいかなー、と思っただけなんだけど(笑)。


 

■クライマックスフェイズ■


●シーン11 『魔術師達の死線』  PC全員登場

○BAR『フルムーン・ナイト』

 その時…雑音だけになっていた電話の向こうから、少し前に聞いた、しかし、違う声が聞こえてきた。


GM/潤香:『そろそろ、気付く頃じゃないかと思ってね』
晶:ところで、二つ目のSAは?
GM:バトル直前にお渡ししま〜す。…忘れていませんよ?(一同爆笑)。
晶:「…さっきのメイドさん? 今、どこにいるの?」
ティート:「…まぁ、あの子達の力量に、思わず色々と考えたわ。本当に」
GM/潤香:『あの子達も、もう少しいけると思ってたんだけどね。魔力自体は、確かに教室でトップだったし』
ティート:「……(いやいや、流石に挑発は拙いわよねぇ)」
リリス:「(ああ……偵察のための捨て駒にできない辺り、この女もまだまだ甘い、ですね)…そちらから来るのですか? それとも、こちらから出向きましょうか」
晶:「…何考えてるのか知らないけど、やめといた方がいいと思うよ?」まだ少し困惑気味な声で。
GM/潤香:『でも、こうなったら、もう終わりだね。だから、私の素性に気付いたあんた達を消してから、また闇に潜ることにするよ』
ティート:「(流石に、『まるで貴方みたいね』なんて…と、いい加減話に戻るか)」
勇司:「魔術は魔力じゃなくて技術だからなぁ。その辺理解しといた方がいいぞ。ついでに…」GM、《アポート》使いたい。
GM:はい?
勇司:射程・シーンなので、《アポート》を潤香に(一同爆笑)。
GM:こっちに向かってるのに(笑)
晶:待ってれば来るよ(笑)。
リリス:アポート効いたら、メイドが凄い三下キャラっぽくなりますね(笑)。
ティート:まぁね(笑)。呼ばれて飛び出てくるボスか(笑)。
勇司:うん、それ狙ってる〜(笑)
リリス:ぐっじょぶ(笑)。
晶:笑えるけどねー。有効なの?(笑)
リリス:でも、どっちにしてもこれで、ティートの店また壊されますね(涙)。
ティート:ああ、それはもう諦めた(爽)。まぁ、GM裁量でどうぞー。
GM:やめた方がいいですよ。そうすると、こちらも絶対に負けないくらい〈意志〉を高くして対応せざるを得ないんで。
晶:要は『効かない』と言いたいわけね。
ティート:まぁ、アレだ。変な事しないで待とうよ(笑)。
勇司:ちぇ〜(笑)。
リリス:ちょっと見たかったですけど、仕方ありませんね(笑)。
ティート:まぁ、そんなんはウチがGMの時くらいですよ、通るのは(通るのか
勇司:「俺たちを消そうだなんて、竜相手にする方がまだ楽だぜ」
GM/潤香:『そうかもね。でも、バレると思って準備は進めておいたからね』
リリス:「不死者が二人、極限の魔術師が二人……むしろ、竜よりも魔王と言った風情ですね」
晶:「…いちおうさ、アレナとかに場所変える? ここじゃ、ティートさんに迷惑かかるし」
勇司:「そうだなぁ。そうするか」適当にアレナを探す。
ティート:「……もういいわよ、適当で」諦めてる(笑)。
晶:というわけで、演出で転移魔法使って全員でアレナへ移動ー。
ティート:アレナへ移動して、相手は場所がわかるのかー?(笑)
リリス:判る! てか、判れ!!(笑)
晶:(きっぱり)晶はそこまで考えてません(笑)。
勇司:魔力の痕跡を残していきます。ちなみにバーテンダーコートのままです(笑)。
GM:なんだ。店で戦った方が、むしろボスが酷い目に遭いそうだったのに(笑)
晶:むしろ、こっちの方が緊張して派手な攻撃できなくなります(笑)。
ティート:別にいいのに、諦めてるから(笑)。
リリス:コートを店に残してきてしまった事を、内心焦ってる。高かったのに、とか(笑)。


○某アレナ内

GM/潤香:「おやおや。まあ、広いところの方が好都合だけどね」と登場。
晶:「本当に来たよ…別に、あのまま消えてて良かったのに」
勇司:「同感、マスターと俺が共闘するなんて滅多にないのにねぇ」
GM/潤香:「素性を知られてるし。それに、ここであんたらを倒せば、私の名も上がるしね」
晶:「そうかなぁ…?」本気で考えてる(笑)。
勇司:「ん〜微妙じゃね? ほら、俺は女には甘くて有名だし」
リリス:「さっそく始めましょうか? 名も無き魔術師さん」
ティート:「挑発が好きねぇ、貴方達。…ま、人の事を言える立場じゃないけれどね」
GM:そして、さっと手を上げると、教室にいた名も無い生徒達がクラードとして登場。更に操られた様子の三人娘も登場。
ティート:「命の壁、のつもりかしら?」
GM/潤香:「準備はしていたって言ったでしょ?」
リリス:「むしろ、爆弾……良い趣味をしていますね」
勇司:「ふむ、四発か。流石にこれは痛いな」
晶:「その子たちを盾にして、自分は後ろから攻撃するってこと? …やな感じ」
GM/潤香:「名前も大事だけど、命も惜しいしね。まあ、結果なんて変えることはできるから。死人に口無しってね」
リリス:「……ああ、晶には少し残酷でしたか。これは想定外でしたね。訓練も受けてない有象無象など……と思ったのですが」
ティート:「やれやれ、少しは運動した方がいいかしらねぇ」クラード+3人を見つつ。
GM/潤香:「そうそう。その子達、力は引き出してあるから。その代わり、人じゃ無くなっちゃったかもしれないけど」
晶:「…キミ、本当に趣味悪いね」きっと睨み付ける。
リリス:(真面目な顔で)「……魔術師は、そもそも人を辞めるものでしょう? 晶も、覚悟のしどころですよ」とは言え、これは晶の《リセット》を残しておかないと、後味が悪くなるかも知れませんね。
ティート:…つか、達成値次第じゃ、無視してもよくね? エンゲージによる移動妨害くらいにしかならないなら。
晶:アポートするの?
リリス:ああ、アポートで引き寄せるなら無視した方が却って楽かもね。
ティート:いやまぁ、あの3人+クラードとか、特にクラードとかは壁(カバー用)にされる気がするし。
GM:ハッハッハ。この面子に、そんな甘い敵を用意するわけないじゃないですか。対抗できるように強化済みですよ(マテ
晶:ふぅん。強化済みってクラードも?(笑顔)
GM:クラードは所詮クラードですよ(笑)。
リリス:ああ、この面子なら、私は生き延びる事を最優先するんで宜しく(笑)。
GM:さて、本当に忘れない内に、[SA:潤香を倒す]をどうぞ。
ティート:「一つだけ言っておくわ」扇で口元を隠しつつ。「…小手先の『芸』で我等を如何にか出来ると思い上がるな」冷たい視線で。
勇司:「さて…たまにはお願いされなくても頑張ってみるかね」
リリス:後は、晶が決め台詞言ったら戦闘開始かな?
晶:いやあの、決め台詞って…何?(笑)
GM:シーンを変える前の一言(笑)。
リリス:いや、他PCが全員セリフ言ったから、締めるのはやっぱPC1かな、と思って(笑)。
GM/潤香:「まあ、これで能力だけなら一人前。先生も、彼岸で喜んでくれてるでしょうね」そう言って、頭蓋骨を投げ捨て、両手に魔力を溜める。
晶:「取りあえず…ボクは“誰も”死なせるつもり、無いからね」呟いて、身構える。
GM:では、戦闘開始しましょうか。

▼絆/エゴの変化
晶:
人助けへのエゴを絆/献身に変更。御堂潤香にエゴ/怒りを取得。
勇司:知識へのエゴを絆/探求に変更。御堂潤香にエゴ/制裁を取得。
ティート:魔術の力へのエゴを絆/制御に変更。



ティート:いやぁ、今回の戦闘、怖いなぁ。命の危機だ。
リリス:いや、ティートで命の危機なら、リリスは即死ですよ(笑)。
ティート:あ、いやいや。マジシャンが多そうなんで、〈意志〉抵抗じゃない特殊攻撃が多そうだなぁ、と(笑)。
リリス:ああ、そういう意味ですか。〈交渉〉回避なら余裕なんですけどね〜(笑)。



●シーン12 『魔術師達の狂宴』  PC全員登場

▼ラウンド1


GM:まず、エンゲージの説明。

 現在のエンゲージ:(潤香)(スピカ・椿・プリシス)(クラード×2) (PC一同)

GM:奥のエンゲージに行くには、手前のエンゲージを突破する必要があります。初期のエンゲージは、クラードとのみ可能です。
ティート:エンゲージ×2が壁かぁ…。
晶:飛行状態なら?
GM:それなら、抜けることは可能ですが、初期エンゲージはクラードまでです。
ティート:それって、クラード→潤香が1移動で可能って意味?
GM:飛行状態なら、OKとしましょう。
リリス:アポート使っちゃった方が早そうですよ。いざとなればHA使ってでも。
晶:アポートが効けばいいけど、強化してるって言ったし。向こうのHAで妨害されそう(笑)。
リリス:クラードは、ブラックコート辺りがベースぽいですねえ。
GM:ちなみに、三人娘は魔獣化&HA《超魔の命》使用済み。勝利条件は、敵の全滅です。
ティート:勝利条件全滅か(笑)。
リリス:ぜ、全滅〜?! 潤香だけじゃ駄目なんですね。
晶:あら。HA《魔法の国よ》、使い所だったね(苦笑)。
勇司:うむ(涙)。

 冒頭を参照。GMから「HAはこのままで?」なんて聞かれなければ、変えなかったのにねぇ(苦笑)。

ティート:じゃ、クラードにエンゲージしますー。
勇司:つ〜か、射撃攻撃じゃないキャラいるの?
ティート:射撃はダメージ弱いのよ(笑)。それにしてもNオレンヂさんは大量のボスが好きだなぁ(笑)。
GM:一昨日、雑談所で言ったじゃないですか、敵大量に出すのが好きだから、《並列思考》より《魔法の国よ》の方が怖いって。
勇司:我輩、一昨日は9時ぐらいにはもう意識朦朧でした。
晶:ボクはそもそも、その場にいませんでした(笑)。
ティート:因みに、以前にも大量の敵の出る戦闘の方が好きだって言ってました〜。……おや、忠告忘れてた?(待て
GM:でも私のシナリオ、戦闘で敵が多数出ること、割と多かったと思いましたが…。
リリス:てか、リリスは戦闘では期待しないで。いやまぢで(苦笑)。
GM:そうそう、こちらの行動値はスタンドアロンがみんな9、クラードが7です。なので、そちらが全員先です。
晶:GM。クラード相手に攻撃して、「手加減だから殺してない」というのは可能ですか?
GM:クラードへの手加減はOK。でも、三人娘&潤香は不可。
ティート:まぁ、生かしたければ蘇生させろ、って事か。
晶:そっか。じゃあ、前方のクラードにはボクが範囲攻撃しようか。
リリス:ふむ。じゃあ、行動遅らせた方が良いですか?
ティート:因みにウチ、このターン何があろうとも攻撃は出来ないと思う(笑)。マイナーで武器作る弊害が…。 orz
晶:なにゆえ? …って、なるほどー(笑)。
ティート:まぁ、イモータルは微妙ってことだね(笑顔)。
リリス:新約でかなり強化されたとは言え、まだ微妙感は拭えませんね(爽)。
ティート:大好きだがね!(笑)
勇司:「っち。厄介なパターンだな」マイナー《高速詠唱:血の封印》、メジャーで《マジックブラスト》。オートで《呪圏拡大》して三人娘に魔法攻撃。「“月無き夜”の系譜に連なりし血の力よ、目覚めよ! 四方より出でしは四神なり…貫け!」 (ころころ)達成値26!
リリス:さすがに、達成値高いですね。26って下手なボス並みだ(笑)。
ティート:……最近のボスの達成値、高いなぁ(ぁ
リリス:最近のPCの回避値が高いからね(ぉ
GM:プリシスが駄目元で《念動防御》。(ころころ)クリティカルせず。ダメージどうぞ。
勇司:「無駄無駄、構成要素が甘すぎる」(ころころ)〈殴〉の58点。
GM:マジックローブで4点止めて、54点通し。まだ生きてます。
晶:まだ生きてるって…三人娘、ボス並み?
勇司:《超魔の命》使われてるからね。
リリス:たぶん、それぞれ100点弱くらいFPあるんじゃない?
GM:マジシャン推奨して、範囲攻撃で一発落ちするようなデータ、組むわけないじゃないですか(笑)。
晶:む〜(悩)。で、リリスはどうする?
リリス:行動遅らせなくて良いなら、突っ込んで殴りますが……晶はどうします?
晶:潰せるなら別にいいけど、範囲攻撃は持ってたっけ?
リリス:潰せない。1グループ減らすだけ。
晶:じゃあ、ボクが攻撃します。
リリス:OK。じゃあ、行動を遅らせます。
晶:その前に、行動順番はティートかな。
ティート:いやまぁ、移動くらいしかする事無いなぁ(笑)。マイナー、飛行能力。メジャーで離脱&潤香の所へ〜。くるりと手を回して日傘を取り出し、腰掛けてまっしぐら。
GM:了解です。ちょっと厄介ですが。
ティート:潤香の前で、「はい、こんばんわ。御嬢さん」クスクスと。
リリス:「(やれやれ……我ながら甘くなりましたね。とは言え、晶の恨みを買うのは御免被りたいですし)」思いながら、悠然と待機。
GM:ちなみに三人娘、FP100も無いとは言っておきます。前回の戦闘ほど苦戦はしませんよ。正直、1ターン決着も覚悟してたくらいですし。
ティート:いや、アレ引き合いに出されても(笑)。
←その戦闘で大苦戦した人
リリス:ああ、潤香もFPそれほど高くないのですね。

 現在のエンゲージ:(潤香・ティート)(スピカ・椿・プリシス)(クラード×2) (晶・リリス・勇司)

晶:ではボクの番。マイナーで《魔撃》、オートで《呪圏拡大》、メジャーで《元力:光》を前方の生徒たちに。
GM:その攻撃に、スピカが《プリズムプリズン》宣言。対象を晶自身に変更します。
晶:プリズムかぁ…仕方ない、受けましょうか?
リリス:プリズムって、対象は単体に変更されるんだっけ?
GM:はい。あくまで単体です。
リリス:なら、拡大分のダメージは無視して良いのね。何とかなりそうではありますが。
勇司:ほ〜い《シールド》飛ばすか? ぶっちゃけ予測2d6+8の光ぐらいなら、シールドで消せる自信がある。
晶:《魔撃》で2d6増えてるけどね(苦笑)。
勇司:なら通しちゃいますか。
晶:うん。その前に命中判定、(ころころ)26。でもって回避判定(ころころ)

 そして回避でクリティカルする晶(笑)。

晶:避けました(笑)。「うわぁ!? もう、あっぶないなぁ!」冷や汗。
ティート:…素で避けてるよっ(笑)。
GM:いい目を振りましたねー。
リリス:てか、命中と回避、純粋に出目勝負だったんですね。
ティート:防御優先だから、ちょっとだけ防御有利だけどね。
GM:ともかく、こちらの番。まず、潤香から。…そういえば、セットアップ無視されてましたね。やることあったのに(笑)。
リリス:あ゛。
ティート:おーう、しまった。いや、この場合ありがたいのか?(笑)
GM:では、マイナー《呪文》、メジャー《元力:闇》《呪圏拡大》を三人がいるエンゲージへ。(ころころ)達成値24、クリティカルせず。回避どうぞ。
晶:(ころころ)27で回避。
勇司:(ころころ)こっちも27。
ティート:ふふふ、ティじゃ絶対に避けられない達成値だ(笑)。
リリス:あ、〈意志〉技能ないや。絶対命中。
GM:ダメージ出します。(ころころ)26点の〈闇〉です。
リリス:ふ……死にます。かりそめですが。
晶:「Orobas−馬の太守−よ、彼女を護って!」 《シールド》使います。(ころころ)14ダメージ軽減。
リリス:おお、シールドのお陰で少し残りました。
晶/オロバス:
「…手間をかけさせるな、メトセラの娘よ」
リリス:「……ふふ。信頼していましたから」
GM:続いてスピカ。マイナー《呪文》《符呪》《パワースペル》、メジャー《シャイニングレイ》《呪圏拡大》で、同じく3人のエンゲージ。(ころころ)達成値25、クリティカルです。
晶:(ころころ)こっちもクリティカル。
リリス:ふ。再び絶対命中。技能ないからクリットしないし(笑)。
勇司:(ころころ)25、避けた〜。
ティート:すまん、向こうは回ってる(遠い目)。
晶:相手はクリティカルだから、当たってるよ。
勇司:ほほう、すまん。では《霞の外套》。
晶:それ、防御判定“前”でないと無理。
GM:判定済みなので、無効です。
勇司:ちっ、素直に喰らう。
GM:では、(ころころ)41点の〈光〉ダメージ。
勇司:《シールド》で10点減らした。残り8点。
リリス:こちら[かりそめの死]から、エゴ/陰謀を固定してHA《滅びの霧》。マイナーでクラードにエンゲージ、そのままメジャーで離脱して三人娘のところまで移動。離脱判定は自動クリティカル。で、三人娘のエンゲージで死んでます(笑)。
晶:なんだそれはー!?(笑)
リリス:屍骸が崩れ去り、光の粉となると三人娘の方へ流れて漂って行きます。
晶:それくらいなら、クラードを潰して止まった方がマシなのでは(笑)。
リリス:んー、しばらく死んだままでいる気なんですけど(ぉ
ティート:まぁ、倒せれば単体と範囲の差があるしねぇ(笑)。

 現在のエンゲージ:(潤香・ティート)(スピカ・椿・プリシス・リリス@死亡中)(クラード×2) (晶・勇司)

GM:で、椿の番ですが。リリティア、死んでるならエンゲージ阻害できないですよね。
リリス:できませんね、当然。今のリリス、光の粒子だもの(笑)。
GM:マイナー《符呪》《武器練成》とエンゲージ移動でティートリー&潤香エンゲージへ。
ティート:こっちに来たー(笑)。
GM:メジャーでHA《並列思考》、AGP1点使用。通します?
勇司:《ヴォイド》する?
ティート:こっちはまぁ、いいかな?
勇司:んじゃ通しで。
GM:では、《剣の舞》《死の舞踏》使用の二回攻撃。(ころころころ)達成値28と29。クリティカルせず。
ティート:ふむ…《死の舞踏》って〈耐性〉も貫通?
GM:〈耐性〉は別でしょう。
晶:1回目の攻撃に《護りの剣》! (ころころ)28で防御成功!
ティート:おや。それで大分助かった(笑)。
晶:ごめん、2回目は自力で頑張ってください(笑)。
ティート:いやまぁ、《霧変身》でクリティカル狙い〜(ころころ)…無理か(笑)。
GM:では、ダメージ出します。(ころころ)30点。魔獣化しないなら、放心もプレゼント。
ティート:30点か。なら26抜けた、残り23点。放心ももらったー(笑)。彼女、マジシャントゥルーなのね(笑)。
GM:はい。《オリジナルスペル》、大量に積んでマスヨー(笑)。で、プリシス。(いっころ)2を振ったので、目標勇司。マイナー《呪文》《符呪》《アブソリュート》、メジャー《元力:氷》で(ころころ)18、クリティカルせず。
勇司:(ころころ)28で回避〜。
GM:で、クラードが残ったから…。(ころころ)勇司と晶に一発づつ、《マジックブラスト》が行きます。(ころころころ)両方とも14。クリティカルしなきゃ当たらんよなぁ。
晶:(ころころ)回避。
勇司:(ころころ)余裕。
ティート:《高速再生》〜(ころころ)放心回復しつつ、ラウンド終了時に11点回復しました。

 現在のエンゲージ:(潤香・ティート・椿)(スピカ・プリシス・リリス@死亡中)(クラード×2) (晶・勇司)


▼ラウンド2

GM:セットアップ。こちら、椿が《ナイスタイミング》。他は無し。勇司から順にどうぞ。
勇司:ではマイナーで《武器練成》。オートで《呪圏拡大》して《マジックブラスト》(ころころ)28で当たりかけ〜。
GM:プリシスが《念動防御》、(ころころ)無理。ダメージどうぞ。
勇司:(ころころ)51点の〈殴〉。これで三人娘落ちるか?
GM:それは死ねる。
勇司:「ふぅ、これで三つは潰したか。確かにやつら、魔力だけはあるな」
ティート:「勇司、ここにいるここにいる」目の前の椿を指しつつ。
GM:椿、前のターンでエンゲージ移動してたから。そもそも対象外。
勇司:「おおう!? 忘れてた」
GM:ではここで、プリシスがHA《リセット》でスピカを復活。通します?
晶:通しますけど…正気には戻らないんだね?
GM:戻りませんね。
勇司:通すしかないか。リリス、復活して殴って。FP1だからリリスでも倒せる。
リリス:じゃあ、AGP1点下さい。
晶:あげます。リリスの絆固定。
リリス:OK、ではそれでHA《永劫より》。(ころころ)FP最大まで回復して、行動値12で動きます。マイナーで『魔法の杖(機械剣相当)』の属性を炎に変更、メジャーでスピカに攻撃。(ころころ)21です。
GM:回避は無いようなもの。(ころころ)惜しい、クリティカルせず。
リリス:「せめてもの慈悲です。苦しまず……逝きなさい」《リインフォース》使用して(ころころ)35点の〈炎〉。
晶:残りFP1点だったんだけど(笑)。
リリス:いや、シールド対策に。
GM:椿が《シールド》します。(ころころ)28軽減…さすがに駄目ですね。スピカ、落ちました。
晶:なるほど、使ってて良かったね(笑)。
リリス:ぎりぎりでした。使ってなかったら止められてた(笑)。
ティート:ぐっじょぶです(笑)。
GM:チッ、ファイナルマスタースパーク撃てず(笑)
ティート:ああ、やっぱりそういう奴なのか(笑)。
リリス:な、何ですかその必殺技っぽい名前は。《超逆境》?
GM:いや、ただのネタです(笑)
ティート:自称普通の子のネタですので(ぁ
リリス:残念ながら、元ネタが判らないです。まあ気にしな〜い♪
GM:ちなみに、宵待反射衛星斬はありません(笑)
ティート:あったら、多分全滅だ(笑)。

 現在のエンゲージ:(潤香・ティート・椿)(リリス)(クラード×2) (晶・勇司)

GM:では、ティートリーどうぞ。
ティート:あい。マイナー《黒き牙》、FP25点消費。メジャー、《混沌たる夜の主》。作り出した剣が砕けて無数の真っ赤な蝶に変わる。
晶:その攻撃に《能力強化》。達成値+5です。
ティート:(ころころ)足しても19…AGPで振りなおす。流れる血のエゴ固定でもう一回…振りなおしの場合、《能力強化》の適用はどうなの?
GM:振りなおした後に足せばいいのでは?
ティート:そっか、それならいいや。(ころころ)では23。
GM:(ころころころ)19と12…強化が効いてる。両者ともに命中です。
晶:よし、使った甲斐があった(笑)。
リリス:《能力強化》が上手く効いてますね。
ティート:「赤く、紅く、夜を染め、舞い踊れ死の蝶よ…」 (ころころ)お、いい目振った。41点の〈斬〉。
GM:全体的に失敗してるなぁ。やはり三人娘は本領発揮できず。椿、死亡。潤香、魔獣化&HA《超魔の命》。
ティート:本領発揮されたら、かなり倒れてると思うなぁ(笑)。
リリス:三人娘への《リセット》にAGP3点使う事考えると、けっこう余裕ないですよね。ところで《超魔の命》にAGPいくら使ったかは教えてもらえますか?
GM:秘匿で。
ティート:しかし、剣士、魔法使いにメイドか(笑)。最後が巫女なら勢ぞろいですね?(謎

 現在のエンゲージ:(潤香・ティート)(リリス)(クラード×2) (晶・勇司)

晶:じゃあ、次はボクかな。クラードに《元力:光》、《呪圏拡大》付きで。(ころころ)達成値26。
GM:それは6ゾロのみですねぇ。(ころころ)さすがに出ません。ダメージどうぞ。
晶:「Buer-星の頭領-よ、麻痺の矢を!」 (ころころ)14点の〈光〉。
GM:バタバタと倒れ伏すクラード達。これで残りは潤香のみですね。

 現在のエンゲージ:(潤香・ティート) (リリス)  (晶・勇司)

GM/潤香:「なんて奴ら…ここまでとは…!」
晶:「いい加減にしなよ! 名声なんてボクにはないし、仮にあったって何の役に立つのさ!」
リリス:「……無知は罪なり、ですよ、名も無き魔術師。この娘の器は、貴女風情の触れ得るものではありません」
GM:だが、魔獣化後は《オリジナルスペル》が大量発動! マイナー《呪文》《符呪》《想念》、メジャー《元力:闇》《呪圏拡大》。目標は、晶&勇司エンゲージ。(ころころ)クリティカル!
勇司:《霞の外套》で(ころころ)クリティカル!
GM:そっちもか。よく考えると、一番当たらないエンゲージだよなぁ(苦笑)。
勇司:「無駄だ。悪いけど俺の存在を忘れてもらっちゃ困るな。黒ノ陣は既に発動しているのさ。陰陽道の御技が一つ、黒ノ陣。そうそう通しはしないぜ」
リリス:まさか、《自然への回帰》
(*オートアクションのアーツを無効化するアーツ)……は無いか、良かった〜。
GM:それを持ってるキャラは、既にお亡くなりになられました。
晶:あったんだ。危なかった。
リリス:やっぱり。《オリジナルスペル》大量って辺りで、誰かが持ってるだろうなとは思ってました。
GM:では、ラウンド終了。ちなみに、プリシスは『氷の妖精』(笑)
ティート:ああ、いっぱいいっぱいなんですね?(笑) と、判らない人には判らない会話〜。東方プロジェクト、だからなぁ。
GM:うむ。だから、あんな数値で《念動防御》とか使ってたわけで(笑)。
リリス:てか、スピカ倒せたお陰で、戦闘でも煮えセリフ吐く権利ができました。死にッぱなしでセリフは言えない(笑)。

 現在のエンゲージ:(潤香・ティート) (リリス)  (晶・勇司)


▼ラウンド3

GM:ともあれ、セットアップ。潤香、《伝説の一幕》。…もう、勝ち目はなさそうだなぁ。
リリス:オートで《瞬間武装》、銀の仮面(セカンドサイト相当)を被ります。意味ないけど(笑)。
勇司:《絶対先制》。
晶:絶対先制って…大丈夫?
勇司:2倍振り〜。ていうかヤバい、眠気がMAX。潰さんと落ちる。俺の意識が主に(ぉ
ティート:絶対先制、要るのかなぁ?
晶:眠気対策だそうだから(笑)。
ティート:そーなのかー…。
勇司:…って、いらねぇよ。俺の方が攻撃早いじゃん!? 《絶対先制》中止!(笑)
ティート:だよねぇ。
晶:何だ、二回攻撃で駄目押しするのかと(笑)。
ティート:ウチもそう思った(笑)。
リリス:私も(笑)。では、勇司にAGP3点送ります。勇司、晶、三人娘の絆を固定。
晶:同じく、勇司に3点。
ティート:魔術の力を固定して1点、かな?
勇司:ではHA《万色の魔術》、7点使用。
GM:さすがにそれは《ヴォイド》できぬ。
勇司:更にオートで《怒髪天》、マイナー《自然との絆》、メジャーで《マジックブラスト》! (ころころ)28点で当たりかけ〜。
GM:(ころころ)クリティカルはしない! ダメージどうぞ。
勇司:(ざらざらざらーっ)きっかり120点〈魔〉のダメージ。(ころころ)で、自分に7点喰らう。「ちぃ、出力上げすぎたか」打ち出した腕が裂け、袖から血がぽたりぽたりと流れる。
GM/潤香:「これほどの、出力が…!?」とは言え、思ったより来なかったな。まだ生きてます。
勇司:「ん? まだ本気は出してないぜ」にやり。
GM/潤香:「こんな化け物じみた奴が、こんなところに…!」
勇司:「そりゃま〜、愛しの愛しのマスターと可愛い可愛い弟子がいるところですからにゃ〜」くねくね。ちなみに『はにゃ〜ん』のポーズだ。
GM:こちら一番最後なので、続けてどうぞー。
リリス:お先どうぞ、てかトドメ刺しちゃって下さい。
ティート:刺せるかなぁ(笑)。ま、いいか。やるかそこそこの全力を。
晶:《夜の貴族》いっとく?
ティート:「教えてあげるわ。私が恐れられている、その理由を…」にぃ、と哂って後ろ無視(ぁ)。マイナー《夜の貴族》、メジャー…は、まぁ普通に斬るだけなんですが(笑)。代わりにHA《死者の微笑み》を付加します。まず、リリティアとプリシスの絆を固定して、《リセット》用に晶ちゃんへAGPを。
リリス:では、こちらからはティートとショコラの絆を固定して、ティートに。
ティート:えっと、リリスから2点もらって、エゴ固定して合計3点。
GM:虎の子HA《プリズムプリズン》! ティート本人に返しましょう。
ティート:きゃー!? 逝ける、それは逝ける!
晶:HA《ヴォイド》!
勇司:愛3点あげます。
ティート:じゃ、こっちから1点を。
晶:「Barbatos-美徳の公爵-よ、メイドの魔力を消しちゃって!」 未だに名前憶えてない(ぉ
GM:こちらまだ《ヴォイド》使ってなかったですね。その《ヴォイド》を《ヴォイド》します。
晶:5点必要だけど、消せたんだ?
ティート:うきゃー。マジ?(汗)
勇司:は〜い、わしがヴォイドし返す。6点ほど愛ください。
リリス:では、世界への絆を固定して勇司に1点。
勇司:残り5点…ある?
晶:いや、勇司から使うなら直接《プリズムプリズン》を消せるから、4点で足りるよ。ボクから2点あげる。
ティート:えっと、GMそれでOK?
GM:はい、それで間違いないです。
ティート:じゃ、勇司の絆固定して、1点どうぞ!
勇司:よし、《ヴォイド》!
GM:この状況想定してのHAしか持ってないからなぁ。通します。
勇司:「がちょ〜ん」親父ギャグで場を凍らす。これが勇司の《ヴォイド》だ!
GM/潤香:「切り札まで、防がれたというの!?」
勇司:「しかも俺のオヤヂギャグでな!」
ティート:えーと、じゃあ現在のAGPが3点。リリス、プリシス、魔術の力の絆破棄して合計9点、コレで打ち止めっ。全部突っ込んで…まずは命中判定〜(ころころ)29!
GM:できることは無し。ダメージどうぞ。
ティート:視界を覆う大量の蝶が襲い掛かり、全てを押し流す…(ざらざららーっ)うげ、ちと低いか? 77点の〈斬〉。
リリス:200点近く累計ダメージ行ってるから、行けると思いたいですね。
ティート:てか、さっきから大量のダイス振る度に、期待値を10点以上も下回ってる気が(汗)。
GM:いや、実はFP186点だったから…。落ちました。戦闘終了!
晶:「…ふぅ。みんな、大丈夫?」額の汗を拭う。
リリス:「……当然ですよ。私が滅ぶには、まだ早すぎます」
勇司:「問題はないぜ。だから言っただろう。この面子を相手にするなら、ドラゴン相手にした方がマシだと」
GM/潤香:「私が、こんな、こんなところで終わるなんて…!」
ティート:「貴方は、晶の絆を甘く見ていた。ただそれだけよ」冷笑を浮かべ。
リリス:「もう一度言いましょう。……無知は罪なり。もう少し、相手を選ぶべきでしたね」
GM:しかし、それに答えるものはありませんでした。チリの一粒でさえ。


GM:人間性の回復、必要な方は振っておいてください。
晶:まだ3点残ってます。
ティート:マイナス1〜。で、絆が2個。安全圏(笑)。
リリス:不要です。
勇司:メイドへのエゴを絆/憐憫にして、6個振る。(ころころ)うぉ、プラス1。ぎりぎりでした(滝汗)。
GM:では、エンディングに入りましょうか。

▼絆/エゴの変化
勇司:
御堂潤香へのエゴを絆/憐憫に変更。


 

■エンディングフェイズ■


●シーン13 『魔術師達の卒業』  共通ED

○某アレナ内/戦闘終了後


晶:…どうしよう。改心の余地、無さそうだけど…晶だとメイドも助けちゃうなぁ(苦笑)。
勇司:助けてもいいよ〜。尻は拭うから。
リリス:あ、良いよ。そしたら、リリスが《星の刻印》使うから。
ティート:ははは、晶ちゃん。ここに使ってない絆が1点ありましてね?(笑)
晶:「…はぁ。けどまぁ後味が悪いのも、やだもんね」溜息ついて、HA《リセット》。
ティート:はーい。AGPは大丈夫?
晶:メイドのエゴを絆/容赦に変更。挑戦者とメイドの絆を消去してAGP確保します。
ティート:あー、あのさ。確か貴女に2点渡していた気が。
晶:ん?
勇司:あと、わし3点出せる。
晶:そっか、じゃあそれで(笑)。「Buer-星の頭領-よ、彼女たちの魂を現世に繋ぎ止めて」 メイドと三人娘を復活させました。
リリス:こちらも三人娘の絆を消去して、AGP2点獲得します。そしてさっそく潤香にHA《星の刻印》。
GM:しかし、絆消した相手を蘇らせるのって、ルール的には問題なくてもちょっと変な感じがありますねー。
リリス:まあね。EVAのリプレイとか読んだ後だと特にね。
晶:命助けて水に流す代わりに、相手を『どうでも良い存在』として忘れるの。結局消えなかったけどね。
ティート:「全く…。死人さえ繋ぎ止めるなんて、ね…」溜息。
GM:三人娘復活。状況が判ってなさそう。
勇司:懇切丁寧に説明。
GM:で、潤香の方は気を失っています。
リリス:あ、起こしますよ。《星の刻印》の効果で、リリスへの絆/師匠を植え付けた上で。
勇司:「まぁ、何はともあれ疲れたな」肩をごきごき。
リリス:「目は、覚めたかしら?」ウィンク交じりの、いたずらっぽい笑みで潤香に…って、やっべー。リリスは女性口調やらないんだった。です・ます調だけだ。ミス〜(><)
ティート:ぢつは相手への嫌がらせ(ぁ
リリス:それ、採用(笑)。
ティート:「これで、少しは静かになるかしらね」口元を扇で隠し、面倒そうに。
GM/潤香:「………何故?」
晶:「何故って、ボクのワガママ。『誰も殺したくない』って、ただそれだけだよ」
リリス:「貴女の能力が、気に入っただけですよ。……貴女は、魔術師よりも間諜に向いているもの」
ティート:「…ま、そういう事よ。私には如何でもいい事だけど」
GM/スピカ:「待って! 潤香さんがいなくなったら…誰が教室の掃除とかするのよ!」(マテ
勇司:「うわ、すげぇ言い分」
リリス:「あら? それは困りましたね……彼女はこのまま、私についてきてもらうのですから。掃除は、自分でやって下さいな」
晶:「ま、メイドでもスパイでも何でもいいけどさ。これからは人に迷惑かけないように頑張るんだね」
GM/スピカ:「それは困るわ。さあ、潤香さん、選んで! その女の人についていくか、あたし達の教室のお掃除おばさんと化すか!
勇司:「ロクな道がないな、おい」(苦笑)
ティート:「ふふふ、貴方にお似合いの選択肢、ねぇ」クスクス口元を扇で隠したまま笑ってる。
晶/オロバス:
「…我としては、Furcas-死神の公爵-辺りに預けてしまっても良いと思うがな」ぼそりと。
勇司:「それが一番無難だよな」
リリス:「私に着いてくれば…名前の消し方・作り方、情報操作の方法を懇切丁寧に教えてあげますよ? なに、名声など作り上げてしまえば良いのです。実力など必要ありません」しれっと言い切る。
晶:「…あー、手軽に名声を得たいなら確かに有効かもね。実力要らないし」
ティート:「それじゃまるで、『硝子箱の中の薔薇』ねぇ」ぽつりと。
晶/オロバス:
「…もしくは、『張り子の虎』だな」再びぼそりと。
ティート:因みに『硝子箱の中の薔薇』とは、『美しく見えるが触れられないので、それが絵なのか造花なのか、はたまた本物の薔薇なのか判らない』という意味で言ってます。割と皮肉?
GM/スピカ:「潤香さんの実力なら、最高のお掃除メイドになれるわ! さあ!」
リリス:「(……まあ、名声など、生き残るには邪魔なものでしかありませんけれど、ね。)」ちなみに、三人娘の事は、絆消したんでもう後は自立して生きてけ、と思ってたり(笑)。
勇司:「よし、第三の選択肢。俺の下に来るか? 10年もありゃ、ドラゴンぐらい倒せる腕前にはしてやるぜ」
晶:(即座に)「それはないから」
勇司:「あ〜、珍しく真面目に言ってみたのに〜」イジケル(笑)。
リリス:ぶっちゃけるとAGPまで使ったんで、ある程度配慮してくれると嬉しい。
GM:潤香の扱いはNPCの意見無視して、そっちで決めて構わないですよ。ぶっちゃけ、生き返らすとは思ってなかったですし。
晶:ボクをPC1に選んだ時点で、こうなることはほぼ予定調和ですが(笑)。
ティート:「ま、いいからリリスにでも任せておきなさい。実地の訓練場としてあの塾を使えばいいでしょうに」呆れて。
リリス:「……ティート、面白い事を思いつきますね。なるほど、あの少女たちも鍛えれば使えますか……ぶつぶつ」
晶:「ボクはいいよ。彼女たちも反対はしないだろうし……あ。だけど、コーウェルさんはどうするの?」
ティート:「生きてるならしらばっくれる、そうでなければそれなりに、よ」扇を振り振り。
リリス:「彼の事は私には興味ありません。結果は判りきってますし」
晶:…て言うか。実際、彼はどうしてるんですか?
GM:戦闘前に投げ捨てた骸骨。そうか、通じてなかったのかー。
ティート:ああ、成る程。逝ってる、と。
晶:あぁ、あれが伏線だったの。…気づくわけ無いじゃん(笑)。
リリス:あ、やっぱ死んでたのか。
勇司:えぇぇ!? て言うか、骸骨って見落としてた。
ティート:すみません。ぶっちゃけ、投げてたの今気付きました(土下座)。
晶:今からじゃ《リセット》効かない? その辺、思いっきり見落としてたから。
GM:オチに使おうと思ってたんですがねぇ。じゃあ、予定通りに出すかな。
晶:オチ? 自力で蘇生するとか?
GM/??:「まあ、好きなように生きて欲しいものだな、師匠としては」そう、骸骨姿の紳士が笑って現れました。
ティート:……骸骨?
リリス:「……やれやれ。悪趣味にも程がありますよ、コーウェル」
ティート:…あー、ご同輩か、そうなのかー。…ってわかるかー!(笑) あっけに取られた顔で、ぱたりと扇が落ちます(笑)。
リリス:「あら、ティート。貴女、気づいてなかったんですか?」しれっと。

 便利だな、リリス。プレイヤーは知らなくても、キャラは気付いてた事に出来るから(笑)。

GM:実は、コーウェルはイモータル/マジシャン。そちらの復活系HAが切れた状態で、復活させようと思った場合の救済策として、念のため準備してました。なので、元々伏線は無しです。
リリス:だから、頭蓋骨が『オチ』なのね(笑)。
GM:多分使わないと思ってたシコミだったのです。
ティート:が、まぁ予定通り(?)に使用、と(笑)。
GM:仮に使っても、シーンの隅で骸骨が笑う程度だと思ってました。
勇司:「悪趣味だなぁ、相変わらず。まぁ魔術師でも人格者の方か…さてとマスター、俺は帰りますよ」
ティート:ゆっくりとした動作で扇を拾うと…
「わかるかー!!」思いっきり扇を投げつけて、シナリオから退場しようっと(笑)。
晶:「…生きてたのはいいんですけどね、コーウェルさん。このメイドさんは、どうするんです?」魔神を見慣れてるので、外見には驚かない。
GM/コーウェル:「君達は無事卒業だな。まあ、好きに生きてくれたまえ」カラカラと笑う。
リリス:「では、彼女は頂いて参りますね。また今度、お茶でも一緒に楽しみましょう」艶然と笑い返して、メイドを拉致って退場します(笑)。
晶:「……はぁ、まぁいいけどね。それじゃ、ボクも帰ります」玄関から出て行きます。
GM/スピカ:「…それじゃあ、あたしたちも卒業ですね。じゃあ」ちょっと冷たく。



 ――――その後。誰もいないアレナで、骸骨は一人カラカラ笑ってましたとさ。



おしまい


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