第36話
Starved Devil

●今回予告●

消える、消える、人が消える。

―――― ねぇ、私お腹が空いたの。

たとえ其処に大きな血の染みがあろうとも、
死体が無ければ『行方不明』扱い。

―――― ねぇ、どうすればこの飢えを満たせるの?

人が消える、どこかに消える。其処にあるのは魔の影か?

Beast Bind New Testament
『Starved Devil』

――――ねぇ、貴方は食べられるモノ?



オープニング ミドル クライマックス エンディング

■プレセッション■


GM(夜来ねこ):さて、では揃いましたし、始めましょう。自己紹介をどうぞー。PC間絆は愛理→みやも→鏡牙→桜花→匠→愛理の順で。


●PC1(定員1〜3名) 推奨:民間、巻き込まれ系。

「ねぇねぇ知ってる?」
 そう問いかけてくるのは君の友人である長嶺 七実だ。
 なんでも最近よく発生する行方不明事件が気になってるそうだが……
 好奇心の強いコイツが巻き込まれなければいいけど……。

 シナリオ絆:長嶺 七実ながみね ななみ  (関係:好意的な何か)


巫薙 愛理みなぎ あいりアイゼン  プレイヤー:麻那
 【アーティファクト/セレスチャル】 年齢:17歳/性別:女/カヴァー:高校生
「あ、あのぅ……私、どうしてこんな所にいるんでしょうか?」
 地味で内気な眼鏡っ娘、巫薙愛理はアンノウンマン(*魔物の存在を知らない人間)である。
 しかしある日、『愛染明王』に媒体(やど)として選ばれたのが運の尽き。
 事件が起きた時、彼女は「ラ・ガラサ!」の呪文と共に『愛の狩人アイゼン』へと変身するのだ。
 変身後は派手な衣装で決めた、色香漂うオネーサマ。しかし愛理に戻ると変身中の記憶は残っていない。
 そんな不幸に見舞われた、彼女の明日は…どっちだろう?
 所持HA:《剣魂一擲》、《電光石火》、《アドベント》

堂本どうもと みやもみゃーも  プレイヤー:Nオレンヂ
 【セレスチャル/レジェンド】 年齢:17歳/性別:女/カヴァー:高校生
「――――決して、堕ちも落としもしないんだから!」
 売り上げ○○万部超! 三日間でフルカラー○○ページ! これを英雄と呼ばずして何と呼ぶ!
 そう、彼女こそは伝説の同人作家『みゃーも』こと、堂本みやも!
 神族の血を引き、神の力に目醒めた…ものの、そんな事実は本人にとって心底どうでもよかった。
 しかし、同時に知った『世界の真実』は、彼女の旺盛な好奇心を刺激してやまない。
 頼まれると断り切れない性格も手伝って、みやもは今日も二つの世界を闊歩する。……いい人ですよ?
 所持HA:《アドベント》、《勝利への賛歌》、《伝説の証明》

清瀬 鏡牙きよせ きょうが魔鋼剣士MIRO  プレイヤー:幾歳
 【イレギュラー/アーティファクト】 年齢:17歳/性別:男/カヴァー:高校生
「――――魔を持って、魔を制す……斬るッ!」
 一見したところ普通の学生。正義感が強く素直だが、ちょっと気の弱いところもある。
 而してその実体は、父より受け継いだ魔剣と鎧を纏って戦う変身ヒーロー。
 破魔の剣を振るいつつ、行方不明中の父親の手がかりを探している。
 …どこぞの特撮ヒーローと名前が酷似しているのは気のせいだ、きっと(ぉ
 データ的には守護者を『鎧』として召喚・装着するため、行動が遅れるのが難点。
 所持HA:《歩く影法師》、《律の破壊者》、《電光石火》


●PC2(定員1〜3名) 
推奨:官憲、警察系。

「頼みごとがあるんだが……」
 相変わらずの表情で切り出してくるのは、警視庁死霊課の長沢遼だ。
 何でも最近起こっている行方不明事件は、その実、連続殺人事件で、
 しかも…どうも『こちら側』の事件らしい。

 シナリオエゴ:事件の犯人 (関係:なんかそれっぽいの)


柊 桜花ひいらぎ  おうか 黒き閃光  プレイヤー:トラス
 【ビースト/イレギュラー】 年齢:19歳/性別:女/カヴァー:フリーター
「自分のなすべきことを自分の意思でやる! 運命なんて知るか!」
 黒服に白衣を羽織り、ロングの髪をポニーテールに纏めた美女。…黙って立っていればだが。
 桜色の瞳を隠すためにサングラスをかけているものの、全く似合わない上にかえって目立つ。
 昔、褐色の肌の武闘家に弟子入りし、『表技』『影技』『陰流』の三つの流派を使う。
 その師匠が殺されたために、仇を討とうとしている…らしい。
 そんな彼女も普段は脳天気なフリーター。得意の格闘術を生かし、都市の闇を駆け抜ける。
 所持HA:《神獣撃》、《復讐の爪》、《歩く影法師》

李能 匠 りのう たくみナタク  プレイヤー:降魔
 【アーティファクト/フルメタル】 年齢:外見16歳/性別:男/カヴァー:高校生
「―――我が名は乾元山金光洞は太乙真人が弟子・ナタクッ!」
 身長158cm、ツリ目気味できかん気の強そうな少年。
 実は古代中国の怪奇小説『封神演義』に登場する人造仙人で、蓮の花の化身。
 長らく仙界の将軍を務めていたが、騒がしくなってきた人界を監視するため、師である太乙真人と共に降りてきた。
 現世では高校生。素行が悪く、教師からは毛嫌いされ、地元のヤンキーなどからも一目置かれている。
 極めて好戦的で、自分勝手な暴れん坊。しかし家族の問題を抱える者…特に母親に関しては親身になる一面も。
 所持HA:《剣魂一擲》、《電光石火》、《真理のe》



愛理:みやもちゃんへの絆は『友情』で(笑)。
みやも:鏡牙へは、絆/好奇心で。
鏡牙:桜花へは絆/信頼、で。
桜花:匠さんへは絆/信頼でー…って、決めた後で気づいた。関係ダブったがなーorz
GM:まぁええやないですか(笑)。
愛理:別に他の人と関係同じでもいいと思いますが(笑)。
桜花:まぁ、そりゃそうなんですがね(笑)。
鏡牙:…実は忘却にしようという案もあったのですが(笑)。
桜花:うは(笑)。
ナタク:愛理さんへの絆は好奇心で。あと、呼び方はナタクで(笑)。
みやも:…封神に影技…? みやもが喜びそうな…(一同笑)。
GM:はい、有難う御座います。GMは時間がイマイチ守れない、夜来ねこがお送りいたします(ぉ


 

■オープニングフェイズ■


●シーン1 『危ない好奇心』  シーンプレイヤー:巫薙愛理&堂本みやも&清瀬鏡牙

○放課後の帰り道


GM:さて、現在は放課後学校帰り。長峰七実と一緒に帰っているところですね。
みやも:「フッフッフ、今年の冬も、あたしの伝説にまた新たな1ページが!」(マテ)
GM:周囲の学生達は普通に談笑しつつも、時折不安げに最近起こっている行方不明事件の事を漏らしています。……が反面、七実は随分と楽しげに「ねぇ、皆知ってる? 最近起こってる行方不明事件をさ♪」なんて聞いてきました(笑)。
愛理:「怖いね…早く警察が犯人捕まえてくれるといいけど」実感はないながら不安げに。
鏡牙:「…行方不明…かぁ…」
みやも:「あ〜、ゴメン。年末からちょっと世事に疎くて…」(マテ
愛理:「みやもちゃん、何だか忙しそうだったものね」
みやも:「そうそう。挨拶回りだけでン十件! それに、冬休みの間に積みゲーとか、積みDVDとかの処理もあったし…。だから、知らなくても仕方ないのよ」
鏡牙:「なんかよくわからないけど、忙しかったんだね、みやもさん…^^;」
GM/七実:「警察発表は行方不明だけどねぇ……アレは殺人事件だね!」目がきらきらしてます(笑)。
愛理:「新聞にも結構載ってたはずだけど…」みやもちゃんにかくしかと説明します。
GM:短く言うと、何時の間にか人が行方不明になっていて、居なくなった場所と思われるところには大きな血だまりが……と言うものです。東スポとかでちょくちょく話題に(ぉ
鏡牙:「…あはは…どうだろうね…そうじゃないことを祈りたいけど^^;」と七実に。
GM/七実:「ふふふ、残念だけど、あれだけの血が流れたら普通人間は死んじゃうね。でも、死体が出ないから行方不明としか言えないんだよ」七実は自信満々に言ってます(笑)。
鏡牙:「…死体が…出ない…」目を鋭く、考え込むように。
愛理:「…七実ちゃん。そういうことを嬉しそうに話すのは、少し不謹慎だと思うよ?」困ったような表情で。
GM/七実:「……だってさ、気にならない? こういう事件ってさ」そう言われて困った表情になります。
みやも:「あたしは血生臭いのはあまりねー」
愛理:「ん…それは気になるけど…警察の仕事でしょ? 実際に関わるのは…怖いし」
鏡牙:「気にはなるけど、居なくなったら、心配する人だっているんだから(困笑)」
GM/七実:「相変わらず怖がりだよねぇ、愛理ってさ。まぁ、兎も角解決するといいねぇ」
愛理:「うん、そうだね…」恐がりなのは否定しません(笑)。
鏡牙:「そうだね、解決すると、いいね^^;」
GM/七実:「あ、と、そろそろ行かなきゃ。じゃね、みんな♪」
みやも:「ん。じゃあね」軽く手を振る。
鏡牙:「ん、それじゃ…」七実に手を振り。
愛理:「うん、それじゃあ、またね…」七実ちゃんに手を振って別れます。
GM:そう言ってたかたかと走っていく彼女の横顔は、明らかに事件に首を突っ込みたそうにしている顔でした(笑)。
みやも:「………ハァ。…見た? あの顔」
愛理:「……うん。夜の街をパトロール、とか言わないといいけど…」心配そうに見送る。
鏡牙:「…はは…ちょっと、心配、かな^^;」
みやも:「新学期始まったばかりだってのに………あ〜、面倒事の予感が!!」
鏡牙:「面倒事…ならなきゃ、いいけど…」
GM:では、シーン切ります。[SA:七実を守る]+シナリオ絆をどうぞ。
みやも:シナリオ絆は、友情で取っておきましょう。
愛理:あ、私も七実ちゃんへ絆/友情を取ります。
鏡牙:了解デスー…絆/友情ですネ。
みやも:護るのは得意…だが、そろそろシールド系のアーツを取るべきでしょうなぁ…(←実は無い)。
愛理:アイゼンは弓を射るしか能がないです。ある意味楽(笑)。
みやも:ネタアーツももっと取りたいのですが、つい新キャラ作っちゃいましたからねぇ…(苦笑)。

▼絆/エゴの変化
愛理:
七実に絆/友情を取得。
みやも:七実に絆/友情を取得。
鏡牙:七実に絆/友情を取得。




●シーン2 『死体なき殺人』  シーンプレイヤー:柊桜花&李能匠

○警視庁史料編纂課


GM:ここは警視庁の資料室。机に座ったままの長沢遼は、机に乗った資料を眺めながら溜息を吐きます。「……ああ、来てくれたか君達。今回もどうやら頼る事になりそうだよ」
桜花:「どもです」軽く会釈。
ナタク:「さて…わざわざここに呼んだってことは、魔物がらみだな?」
GM/長沢:「ああ。最近噂になっている行方不明事件は知っているかね?」
ナタク:「ああ、そういや学校の奴らがそんなことを言ってた気がするな」
桜花:「んー、軽くは、程度ですね。知り合いに被害無さそうなんで放置気味だったんで」
GM/長沢:「死体の出ない事件はどんな代物であろうとも行方不明事件扱いなんだが……どうも、そうと言ってられない状況になってきたようでね」と、長沢は机の上に資料を広げます。そこには人の顔写真と、路地裏に広がる血だまりがセットになっていくつか。
桜花:「…結構派手にやらかしてますね」写真見比べつつ。
ナタク:「ふん…ずいぶん荒っぽい奴らしいな」
GM/長沢:「……今回、“そちら側”のものであろうことを示す物的証拠が出た訳さ」長沢は机の上に更に新しく写真をおきます。そこには派手に食いちぎられたように見える鞄が写ってます。
桜花:「あー。確かにコレは“こっち側”ですね」苦笑。
ナタク:「だな。しかも容赦がない」
GM/長沢:「痕から見るに、存在すれば体長数メートルを超える獣だそうだ。……だが、この新宿にそんな獣の居られる余裕は無い」
桜花:「下水道ももういっぱいいっぱいですしねー」
GM/長沢:「そこで頼みごとがあるんだが……この事件の解決を引き受けてくれるかね?」
ナタク:「俺はいいぜ。久しぶりに全力で戦えそうだ」
桜花:「ん、断る理由も無いですし」
GM/長沢:「ありがたい。これが此方で持ちうる全資料のコピーだ。よろしく頼む」そう言って長沢は頭を下げます。
ナタク:「気にするな。やらんと太乙がうるさいしな…」
GM:ではシーンを切ります。

▼絆/エゴの変化
桜花:
犯人にエゴ/敵意を取得。
ナタク:犯人にエゴ/闘争を取得。


 

■ミドルフェイズ■


●シーン3 『赤と白の少女』  シーンプレイヤー:巫薙愛理  登場難易度:任意

○街中

GM:場所はOPの続きで、帰り道の途中です。やたらと楽しげに見える七実を見送ったところですね。
みやも:「…さて、次は何を描こうかしら…」(マテ)
鏡牙:「僕は…どうしようかな。まっすぐ帰ってもいいけど…」
愛理:「そういえば、みやもちゃんってどんな漫画描いてるの?」愛理は同人界のことを殆ど知りません(笑)。
みやも:「あたしは健全よ。17歳だし」
愛理:「…健全? ファンタジーとか?」やおい・18禁コミックの存在を知らない(笑)。
鏡牙:「…???」話聞いて首捻りつつ。
みやも:「まあ、幻想的…『ふぁんたじー』なのは間違いないわ!」(オイ)
GM:では、そんな事を話していると、目の前を歩いていた少女にぶつかります。誰かぶつかってー(待て
愛理:ぶつかりましょう(笑)。「きゃっ!? あぁ、大丈夫ですか?」
鏡牙:「っと…大丈夫…?」
GM:有難う御座います(笑)。じゃ、愛理にぶつかった少女はこてんとうつ伏せに倒れますが、そのままのそのそと立ち上がり、茫洋とした目であなた方を見つめています。
愛理:「……? あの、大丈夫?」顔を覗き込みます。
鏡牙:「…どこか、怪我でも、した?」
みやも:「まあ、あくまで『いわゆる』ってところだけどね。気になるなら、アキバにでも行って…どしたの?」
GM:因みに、外見は白髪のストレートロング。それに赤いコート、右目に医療用の眼帯という姿(ぁ
愛理:コスプレですか(笑)。
GM:「…………」ぼぉっとした目で貴方側を見つめていますが、どうやら怪我は無さそうです。
みやも:「(なんて、漫画向けな…!)」
鏡牙:「…(…目立つ子だなー^^;)」女の子見つつ。
愛理:「あの…怪我は、ありません、よね?」
GM:「…………お腹すいた」少女がそう呟くと同時にぐぐぅぅぅ、と音が(笑)。
鏡牙:「…あはは、大丈夫?^^;」
愛理:「えっと…カレーで良かったら家にあるけど…」どうしよう?と他の二人を見ます。
鏡牙:「何か、食べてから帰ろうか?」
みやも:「見知らぬ人を家まで連れてってどうするのよ。………あー、しょうがないわね! あたしが出すから、その辺の店に行きましょ!」
愛理:「そうだね…でもみやもちゃんだけに払わせちゃ悪いから、私も出すね?」実は、この前のセッション
(*リプレイ33話)で行き倒れの男を家まで連れてった愛理でした(笑)。
鏡牙:「えと、僕たちは、自分で出せばいいんじゃないかな^^;」
GM:じゃ、どこかお食事処を目指すところでシーンを切りましょうか。
みやも:みやもは多分お金沢山ある(笑)。印刷費に大半消えるけど(笑)
鏡牙:うはぁ(笑)。

▼絆/エゴの変化
愛理:
鏡牙に絆/連帯感を取得。




●シーン4 『痕跡』  シーンプレイヤー:李能匠  登場難易度:任意

GM:では、何から始めます? 現場めぐり? 資料確認?
ナタク:まずは資料を一通り確認してからでしょうね。
GM:はいさ、では、現状あることの確認ですね。
ナタク:そうですね。
桜花:ういー。

1:現在行方不明事件と報道されている事は、警察の目からも連続殺人事件と認識されている。
2:行方不明になる人間には特に共通点は無いが、若々しい者が多い。
3:足取りを追っていると、最後には血溜まりのある人目の付かない路地裏に着く。
4:今までに、犯人を捜しては見たが結果は出ず、犠牲が出たところで半魔達(PC)の出番となった。


GM:こんな所です。
ナタク:血溜まりが残ってる場所もてんでバラバラですか?
GM:そうですね、ある程度は。新宿に限られているので、犯人も新宿に居ると思われますが。少なくとも、警察はそう見ました。
桜花:「ふーむ…ある意味普通といえば普通だね。逆に言えば特異性があんまり無いって感じだけど」資料と睨めっこ。
GM:と、あと一つ。

5:死霊課の見解としては、現場で丸ごと食われたと思われる。変身するタイプの魔物ではないか?

GM:コレくらいですね。
ナタク:「痕跡は残しても自分の手がかりは残さない…なかなか面倒だな」ところで、犠牲とは警察側の人間がですか?
GM:あ、そうです。現場を調べまわっていた新人警官Aが何時の間にか消えて、血溜まりが一つ増えてました。
ナタク:「人間を食らう魔、ねぇ。これは直接調べに行った方が手っ取り早いか」
桜花:「だね。んじゃ行きますか」
ナタク:「とりあえず、路地裏の人気の無いところを中心に歩き回ってみるしかなさそうだな」
桜花:「変身型って厄介だねぇ、しかし…」ぼやきつつ。
GM:と、それではその辺りでシーンを切りますー。ですが、折角なのでそのままPC2で。路地裏に行きましょう。



●シーン5 『漁る男』  シーンプレイヤー:柊桜花  登場難易度:自由

○路地裏

GM:此処は人気の無い路地裏。薄暗く人目の付かない場所で、警察の調べが入ったのか、その跡があります。血だまりは流石に清掃されたようですが、まだ跡が僅かに残ってますね。
桜花:「まぁ、その道の専門家が調べた後で早々何か見つかるとは思えないけどねー」きょろきょろ。
ナタク:「まぁ、半分囮捜査のようなものだから気にするな」
桜花:「割り切るねー、なたくんは」
ナタク:「出来ることと出来ないことをわきまえてるんだよ、俺は」
GM:じゃ、何か調べたいのなら〈知覚〉を一つ。
桜花:だめもとで〈知覚〉判定、(ころころ)出目は11で、合計13。
GM:おう、凄い出目だっ。
愛理:駄目元といいつつダイス目が良い(笑)。
ナタク:同じくダメもと技能なし…(ころころ)ファンブルっ!
桜花:うは(笑)。
GM:そして対称的だっ(笑)。
ナタク:ふ…差が激しいさ(笑)。
GM:じゃ、桜花くんは路地の隅に何かの欠片(食いちぎられた痕付き)と、何かの毛(白)を見つけました。
桜花:「ん? これは…うわ、見つかっちゃったよ。ラッキー♪」
ナタク:「お、こんな所に猫が」(手ちょいちょい)
GM:で、ナタクくんは、路地でなにやらゴミ箱を覗いて何かを探している様子の中々ガタイのいい男を見つけました(笑)。
ナタク:「む、なんだあいつは?…怪しい(ぉ」
桜花:「で、白い毛と齧られた跡? …なたくんなたくん」手招き。
ナタク:「何かあったか?」桜花の方に行きます。
愛理:食い千切られた何かって何だろう……指とか?(ぉ
GM:まぁ、鞄とか、服とかの切れはしですね……って。
桜花:「とりあえずビーストっぽい痕跡が二つ。これとこれ」
ナタク:「ああ、写真にあったのと同じ牙の跡みたいだな…」
GM/男:「オカシイですネェ……ドコに行ったのでショウ?」男は此方に気が付かず、何かを探しているようです(笑)。
ナタク:「ところで、あっちに怪しい奴がいるぞ」ゴミ箱漁ってる男を指さし(笑)。
桜花:「んー、とりあえず報告しとくべきだよね、これは」長沢さんに連絡しようと。
GM:あい、長沢さんはその旨受けました。持ってくれば調べてくれるようです。……まぁ、〈情報:魔物〉判定になりますが、それは後で。
桜花:「…これでOKと」男の方を見て「…ある意味怪しいね」苦笑。
GM/男:「マイリマシタネェ……見つかりマセェン。……OH、そこのYOU、タンテーデスカ?」嬉しそうにナタクに近寄ってきました(笑)。因みにファンブル効果、この男に目をつけられる(一同爆笑)。
ナタク:なんすかその効果は(笑)。
GM:ははは(笑)。なんでしょうね?(待て
ナタク:「タンテー? ああ、いや違うぞ。俺はただの学生だ、ガクセイ」釣られて一部カタコト(笑)。
GM:近くで見れば、欧米系の伊達男であることがわかりました(笑)。
ナタク:「こんなところで何してる?」
GM/男:「Oh……ナルホド、わっかりましタァ。学生タンテーですネ? 探し物ヲ手伝ってクダサーイ」(ぁ
ナタク:「何で俺がそんなコトしなきゃいけないんだ…ちなみに何を探してるって?」
GM/男:「ですかラ、探しモノデース。このコネ?」と写真を見せてくれました。
桜花:「…(私としては早く移動したいんだけど。まぁ、少しくらい様子見、かな)」
GM/男:「ワタシのドンナ……今どこに居るのカ、大変シンパイでース……」因みにシーン3のあの女の子です。
桜花:「…ゴミ箱探すのは絶対間違ってる気がするよね」
ナタク:「…こういう場合は探し人、と言う方が正しいんじゃないのか?」
GM/男:「そう言いますガ、最近、ちょくちょく居なくなるのデス。人に聞いてもワカラナイ。ならこういう所シカありまセン」目立つ外見だしね(笑)。
愛理:ドンナ、っていうのが彼女の名前なのかな?
鏡牙:それっぽいですねぃ。
桜花:「んー。とりあえず見つけたら連絡する、という形にするしかないかな。私たちもちょっと仕事中だし」
ナタク:「さすがにゴミ箱の中にはそうそういないと思うんだけどな…」
GM/男:「ありガトウゴざいマース! 連絡先はココ、スグに行きマース」歯がきらり(笑)。
桜花:「はい、承りました。…あれ? 何で私が受けとっちゃってるんだろう?」(笑)
ナタク:「世の中ワケのわからん奴がいるもんだな…」
桜花:「しかし、ちょくちょくいなくなる、か…」ポツリと呟き。そしてなたくんや、この呼び方に対してのツッコミがまったく無かったのは個人的にビックリだ(何
ナタク:別にそんな事を気にするような奴ではない(笑)。
桜花:そうか、んじゃこのままで行くか呼び方(笑)。
GM:では、男は路地裏から去っていくところで、シーンを切ります。

▼絆/エゴの変化
桜花:
怪しい男に絆/好奇心を取得。
ナタク:怪しい男にエゴ/不審を取得。




●シーン6 『ランチタイム』  シーンプレイヤー:堂本みやも  登場難易度:不可

GM:では、お待たせしました。PC1の方々。
愛理:はーい。今はその辺のカレー屋の中?(何故
GM:飢えた子を引き連れて食事所ですが……カレー屋ですか?(笑)
鏡牙:カレー…問題なく。
みやも:個人的には、こんな目立つ子連れて人の多い店は嫌(笑)。
愛理:ラーメンの屋台でもいいのですが(笑)。
鏡牙:屋台は…微妙な(笑)。
愛理:お安い方で、一つ(笑)。
鏡牙:となると…屋台かなぁ(笑)。
みやも:大丈夫。NPC分はみやもが払ってくれる(笑)。
GM:じゃ、屋台でOKですか?
愛理:私はいいですよー。
鏡牙:問題なく〜。
みやも:了解です。まあ、現時点では『お腹すかしてる女子に奢る』だけだから、どこでも大丈夫ですね。
鏡牙:ですネ。
愛理:うん。目立つところだと、桜花さん達と合流しやすくなるかもしれないけど(笑)。
みやも:ほっといても目立つような気はしないでもないですが(笑)。
愛理:あの格好ですものね(笑)。
鏡牙:目立ちますなぁ(笑)。
GM:では、夕暮れ時の高架下ラーメン屋台『てん竜』です(適当に命名


○ラーメン屋台『てん竜』

GM:最近近くで見つかった血だまりの所為で客が少ないのですが、目立つ子を連れているので丁度いいかもしれません(笑)。「へいらっしゃい、何にします?」
みやも:「大盛りてん竜と餃子3人前! で、みんなは何頼む?」
愛理:「私は味噌ラーメンをお願いします」
鏡牙:「えと…僕は、醤油ラーメンで…」端の席でちっちゃくなり(笑)。
GM/店主:「あいよ、大盛り餃子3、ミソ醤油、そっちの嬢ちゃんは?」
GM/少女:(ぽつりと)「…………一番多いの」そんなこんなで暫く待つと出されますが、まぁ、少女は始めは手を付けず、みんなの方をぼぉっと見ています。
愛理:じゃあ、実際に食べてる様子を見せます。「…美味しいですよ?」
GM:では、それを見てから拙い動作で少しずつ食べ始めます。
鏡牙:「…それじゃ…いただきます」(手を合わせ)
愛理:…あー、想像してたらPLもお腹が空いてきました(笑)。
GM:はは(笑)。
鏡牙:ふ…PLはインスタント麺食べてマス(笑)。
ナタク:ラーメンの話すると何故か食べたくなる(笑)。
愛理:カップ麺、この前買ったのが部屋にあるなぁ。食べたくなってきた(笑)。
GM:因みに、彼女の頼んだのは『てん竜ラーメンスペシャル』凄まじく多い。そしてでかい(ぁ
鏡牙:20分以内に食べれば、とかありませんか(マテ
GM:流石に(笑)。チャレンジ品ではなく、ただ単に食べたい人への特別メニューって奴です(笑)。
鏡牙:「…えと…食べた事、無いのかな…?」少女の様子見つつ。
GM:少女「……」こくりと頷きます。
鏡牙:「口に合うかな…おいしい? ^^;」
愛理:「私も実は屋台って初めてなんです。美味しいですねー」にっこりと。
GM:少女はこくりと頷くと、つるつると食べていきますが、速度は遅めですね。
みやも:「…フゥ。ちょっと控え目にしすぎたかな…。で、名前は? ちなみに、あたしは堂本みやも」
GM/少女:「…………ドナ、だった筈」つるりと麺を飲み込んでからそう答えます。
愛理:…あら、食べる速度が遅い? てっきり丼ごとパックリいくかと思ったけど(笑)。
GM:それどんな生物ですか(笑)。
愛理:いや、彼女が犯人ならそうなるかと思って(笑)。これは違ったかな?
鏡牙:…そんなでかいのゆっくり食べてたら…伸びる(ぁ
みやも:「…まあ、あたしのことは知ってる方が将来心配だから………あたしのことは“みゃーも”でいいわ」
GM:少女はつるつると食べながらこくりと頷きました。
鏡牙:「と、そうだ。…僕は、清瀬鏡牙、よろしく(にこ)」
愛理:「ドナちゃん、ですね。私は巫薙愛理っていいます。よろしくね」
GM:では、その言葉にドナが小さく頷くと、背後でがしゃーん! と大きな音が鳴り響きます。
鏡牙:「!?」背後振り向き。
愛理:「?! 何ですか!?」
みやも:「…何?」
GM:背後では、酔っ払ったおじさんが自転車を運転してこけたらしく、電信柱に向かって悪態ついています。
愛理:「…びっくりしたぁ。大丈夫でしょうか?」
みやも:「こんな時間に酔っ払ってる奴なんて、ほっときゃいいのよ。さて、どうしようかな…もう一杯くらい…」
鏡牙:「…びっくりした…こんな時間から酔っ払って、大丈夫かな^^;」まだ下校中のハズだ(笑)。
GM/店主:「……ああ、ありゃ近所の澤山さんだな。何時もあの辺りでぶつかってるんだ」店主の注目もそっちに行っていたようです。
愛理:「あの人、いつもああなんですか? 危ないなぁ…」
鏡牙:「愛理さんに同感…」
みやも:「学習能力無いわねー」
GM/ドナ:「……食べ終わった」気が付けばドナの丼が空いて、コートのボタンが気に入らないのか付け直しています。
愛理:「ドナちゃん、もう食べ終わったんですか?」少し驚きます。あの量を…。
GM/店主:「だなぁ。その内、大事があるんじゃないか……って早いな」冷や汗の流れる店主。
鏡牙:「…どう? 少しはお腹おちついたかな^^」
みやも:「おそまつさま。足りた?」
GM/ドナ:「……少し」ぼぉっとした視線と共にそういいます。
鏡牙:「あはは…もう少し、食べる?」
GM/ドナ:「…………」悩んでいる……と思う。
みやも:「そうよねぇ。さすがにあれじゃあ、ちょっと足りないわね。あたしももう一杯くらい…」正直、振り返ったら空の丼が残されてただけだった、って展開と思ってました。
桜花:「ちょっと小腹が空いたかなっと。おじさん塩ラーメン一杯ー」とか言いつつ登場。
GM/店主:「おう、いらっしゃい」
ナタク:「やれやれ、結局成果はあの切れっ端だけか。おっちゃん、大盛り一丁」
GM/店主:「何だか今日は大食いの連中ばっかりだなぁ」なんていいながら店主はきちんと出してきます。
愛理:振り返る。「あら、李能くんじゃないですか。奇遇ですね?」
ナタク:「ん? ああ、巫薙か。奇遇だな」
GM/ドナ:「…………?」振り返りました。
鏡牙:「あれ、桜花さん、ひさしぶりです^^」
桜花:「やっほー、おひさ」軽く手を振り。「で、親父さん。こんな子見なかった?」本人いるのに写真見せて。
ナタク:「律儀だなぁ、お前」同じくこの場にいるの気付かず(笑)。
GM:店主は黙って隣を指します(笑)。
桜花:「…あらま、いきなり依頼達成?」隣見て。
ナタク:「…おや」
愛理:「李能さん、ドナちゃんを知ってるんですか?」
鏡牙:「あれ、桜花さんお仕事です?」
桜花:「うん、仕事中に別件で人探しを頼まれちゃってね。で、多分その子なんだけど…さて、どうしようかな?」
桜花:「ドンナちゃんって言うらしいけど、その子はドナちゃんだっけ?」
GM/ドナ:「………多分」茫洋とした目で答えます(笑)。
愛理:「見るからに外国の子みたいですし、発音の違いじゃないでしょうか」
みやも:「その言い方だと、知り合いってわけじゃなさそうね。…まあ、その子になんら義理があるわけじゃないけど…」ブツブツ。
桜花:「うーん。するとやっぱり当たりか…でもなんかきな臭い気がするんだよなぁ」悩み悩み。
鏡牙:「僕らもこの子とはさっき会ったばっかりだし…うーん…?」
愛理:「あの…もしかして、ドナちゃんのご両親に彼女を捜すよう依頼されたとか?」
桜花:「うーん、正確には親っぽい似非外人がゴミ箱あさってるのを、なたくんが見つけたというべきか」
みやも:「それは、人として引き受けるべきじゃないって気がするけど!?」
鏡牙:「…それは…確かに、連絡するべきか、迷いますね^^;」
愛理:「ゴミ箱って…ホームレスさんか何かですか?」首傾げ。…しかし、SA対象の筈の七実ちゃんが出てきませんねぇ(笑)。
鏡牙:む…そういえば(笑)。
GM:ははは、まぁ彼女の出番は後なのでー…多分。
みやも:タイミング的には、別れて間もない頃でしょうし。
愛理:そうですね。夜になってからかな?
みやも:ところで、桜花とナタクには絆無いけど、知り合いでもいいですか?
GM:GMはそれでOKですよー、向こうがいいならー。
みやも:では…あなたはみやもと知り合いになりたいですか?(オイ)
愛理:私は同級生のみやもちゃん、清瀬君、李能君と知り合いということで。
鏡牙:李能君…いや、桜花と同じく…なたくんと呼びたい(笑)。
ナタク:どうぞ(笑)。私もみなさんと知り合いでいいですじょ。
愛理:ちなみに“愛理”はアンノウンマンなので、魔物の存在は知りません。よろしく(笑)。
鏡牙:「そういえば仕事中にって…これは、別に正式な依頼じゃないんですか?」
桜花:「その辺、聞きそびれちゃったんだよねぇ。いつもなら善意でやっちゃうんだけど、事が事だしこの場合」
ナタク:「単に勝手に押しつけられた、というのが正しい気がするんだが」(笑)
桜花:「とりあえず連絡先はここにある。さて、どうしよう?」メモ紙取り出し。
みやも:「連絡先がはっきりしてるってことは、普通に住処があるってことかしら?」
GM:因みに携帯の電話番号です。
鏡牙:「ん、と、そういえば…ドナ、家までの帰り道、分かる?」一応訊いてみつつ。
GM/ドナ:「……? ここどこ?」(ぁ
愛理:「その人は、名乗らなかったんですか?」
桜花:「それも聞く前に逃げられちゃって…」(苦笑)
GM:聞かれなかったんだもん(笑)。
ナタク:うん、聞かなかった(笑)。
愛理:「…取りあえず、連絡だけでもしてみた方が良いんじゃないでしょうか」
鏡牙:「…迷子なのか…その人に訊いてみるしかないのかな…?」
みやも:「ちょっと待った、怪し過ぎ! ドナにその人の風体聞いて、心当たりあるとか聞いてみましょうよ。と言うことで、どう?」
鏡牙:「…僕も、怪しいとは思うけどさ…うん^^;」
愛理:「そうですね。ドナちゃん、その人のこと知ってます?」
桜花:「ん。了解。えーっと…」思い出した風貌を言ってみる。
GM/ドナ:「…………?」首を傾げます。
ナタク:「…なぁ、お前は知り合いに『Oh!』とか『デ〜ス』とかいう口調で喋る奴はいるか?」
鏡牙:「はは…(汗)…そんな口調でしゃべるんだ」
ナタク:「ああ、最初は何言ってるか判らんかった(笑)」
GM/ドナ:「…………あ、レオン」思い出したのか、ぽんと手を打ちます。
愛理:「…お知り合いみたいですね」
鏡牙:「うん、そうみたいだね」
みやも:「あら、知り合いみたいね。あとは、その人がレオンって人に間違いが無いかどうか、ね」
愛理:「…間違い、ですか?」
みやも:「まあ、その辺は風体聞きなおす振りなり何なり、方法はあるでしょうけど。あたしとしては知り合いと確信できるまで、ゴミ箱漁るような相手に子供会わせたくないわね」
桜花:「ま、これ以上は立ち往生しててもどうにもならない、かな。んじゃちょっと連絡しちゃうね?」
愛理:技能判定で判るのかしら?
GM:何がです?
愛理:レオンの情報(笑)。
GM:外見だけじゃ、そんな変な奴は他にも居る可能性あるし(笑)。
愛理:外見だけなら。でも、名前と目立つ連れの存在もあるし。
みやも:だから、『ちょっと確認したいことがあるんですけど』とか理由つけて連絡して、名前聞き出せばいいのではって意味でいったのですが。
GM:じゃ、秘密修正込みで〈情報:噂話〉を。
愛理:技能無し、情報屋込み。(ころころ)16と出ました。
GM:ふむ。じゃ、「恐らく同一人物じゃないかな?」との第三者の意見が。街中で一緒に連れ歩いているのを見たそうです。
愛理:「…いろはちゃんが、それらしい人を見かけたそうです」携帯をかけました(笑)。
鏡牙:「…同じ人っぽい?」
愛理:「みたいですね」
みやも:「そこまではっきりしてるなら、あたしがどうこう言う話じゃないわね」
桜花:「んじゃま、連絡しちゃうね」
GM:じゃ、連絡を入れるとバイクでドリフト停車かましつつ、本当にあっという間に来ました(笑)。「Oh! ワタシのドンナ! ようやく見つけマーシタ!」と抱きつこうとする男に、「…………レオン」と、男を指差す少女です。
ナタク:「0.05秒…やるな(ぇ」
愛理:「なんていうか……濃ゆい人ですね」
ナタク:「だろ?」
鏡牙:「…あはは…ホントだ…(汗」
みやも:「フッ…あたしの知り合い(極一部)に比べたら、まだまだね」(マテ)
桜花:「…それ威張ることじゃないような気がするなぁ」
鏡牙:「みやもさんの知り合い…確かに、濃そうだなぁ…^^;」(マテ
GM/レオン:「HAHAHA! アリガとうございマース。お陰で見つかりマシタ」と、ナタクの手を無理矢理繋いでぶんぶんを上下に(笑)。
ナタク:「ぁ、ああ…俺は特に何もしてな…てか放してくれ(笑)」
愛理:「あの…お二人は親子なんですか?」レオン&ドナに。
GM/レオン:「Oh? ノンノン、共に過ごす関係デース」と、手を離しました(笑)。
桜花:「あっはっは。頑張れ、学生探偵なたくん」傍観(ぉ
ナタク:「勝手に変な職種にするな!」(笑)
愛理:「?? …えぇと、とにかくあなたがドナちゃんの保護者なんですよね?」
鏡牙:「…よく分からないな…ドナちゃん、レオンさんて、きみの保護者?」
GM/レオン:「YES」と、レオンが変わりに答えて、ドナが首を傾げつつも頷きました(笑)。「ワタシのドンナ、最近ちょくちょく見かけなくなるのデ、シンパイしてましタヨ」
愛理:釈然としないながらも納得するしかない(笑)。
鏡牙:「…うーん…大丈夫なのかな…」頭ぽりぽりと。
みやも:「保護者失格って言うのよ、それは!」
GM/レオン:「ソレを言われるト、辛いところデース……」
ナタク:「監督不行届…てか。確かに子供から目を離すと、たまにとんでもないコトするからなぁ」
桜花:「確かにねぇ。ま、次から注意しましょうってことで。今回は問題無かったわけだから」
GM/レオン:「BUT、ワタシのドンナはkittyのようデ、目を離すとふらふらと……」
愛理:「こうして見つかったわけですし…お任せするしかないですよね?」心配だけど、常識的判断優先で。
GM/レオン:「ソレデハ、皆サマ、ごきげんヨー。助かりマシタ」歯を光らせて微笑む(笑)。
桜花:「ところで、なんでゴミ箱漁ってまであの近辺にこだわってたか…聞いていい?」
GM/レオン:「……Oh,最近コワイ事件多いですからネー……ワタシのドンナはああいった場所が好きナノデス。先に調ベル、正解デショ?」
みやも:「もう、どうでもいいわ…。どうでもいいから、帰って原稿描きたい…」
鏡牙:「ゴミ箱が…?(汗) …やめたほうがいいよ、ドナさん」(ぁ
GM/ドナ:「…………? 狭いと落ち着く」
ナタク:「そりゃ変わった趣味だね。ま、確かに最近ああいう所は危険らしいけどな」
桜花:「ん、分かったわ。それじゃ」軽く手を振り。
GM:じゃ、ドナとレオンは手を振りながら去っていきました(笑)。
鏡牙:「あはは…まぁ、良かったの、かな。それじゃ…^^;」手を振り。
みやも:「………あー、ドナ」
GM/ドナ:「?」
みやも:「『堂本みやも』…『みゃーも』でもいいわ。困ったことがあったら、この名前をあげなさい。助けてくれる知り合いは(主にアキバに)わりといるから」
愛理:「さようなら。また会えるといいですね」ドナに手を振り。
ナタク:「じゃあな。もう会わないことを祈るぞ(ぉ」
GM:じゃ、ドナはこくりと頷きつつ、漸く帰っていきました。てなところで、シーンをそろそろ切りましょう。

▼絆/エゴの変化
愛理:
ドナに絆/庇護を取得。
みやも:ドナに絆/共感を取得。
鏡牙:ドナに絆/好奇心を取得。
桜花:ドナに絆/庇護を取得。
ナタク:ドナに絆/親近感を取得。



●シーン7 『夜遊びは程々に』  マスターシーン  登場難易度:自由

○路地裏/夜

 薄暗い路地裏の中、こそこそと移動する影が一つ。
「この辺だよねぇ……何か無いかなぁ」
 影は路地裏にしゃがみこんで、ごそごそと辺りを調べ始めた。
 月明かりが路地に差し込むと、そこに現れる顔は……長嶺七実。


愛理:時刻は何時頃?
GM:夜中、ですね。
鏡牙:…夜中…うちは出歩いてそうだな…。
愛理:愛理は無理。出るならアイゼンかな。
みやも:みやもは…原稿描いてるなきっと(笑)。
桜花:夜中、仕事無ければ公園で修行とかなんだろうなぁ。
ナタク:仕事中なら出れるんじゃない?
鏡牙:まぁ、出るか…。
GM:まぁ、出る理由はご自由にー。明らかに危険そうだった七実が外に居るんじゃないかって出たとか。巡回とか(笑)。
鏡牙:こちらむしろ、おそらく毎晩のように巡回してます(笑)。
みやも:大丈夫、理由はちゃんとある。ろくなもんじゃないですが(笑)。
GM/七実:「私の予想じゃ、この辺りに何かありそうなんだけどなぁ……お? あの辺に何かが……」と、ごそごそ。
鏡牙:「…あれ…七実さん?」路地を、普通に歩いて登場。
GM/七実:「んー……もうちょっと……ってうひゃあ!」がらがらとダンボールに埋まりました(笑)。
鏡牙:「おっととっ! 大丈夫? ^^;」駆け寄り、手を差し伸べつつ(笑)。
GM/七実:「駄目かもー……って、そうじゃなくて、見つかっちゃったかぁ……」ばつの悪そうな顔をしつつ、起こされました。
鏡牙:「見つかっちゃったって…こんな時間に何してたのさ^^;」苦笑浮かべつつ。
GM/七実:「いや、ほらさ、事件がねぇ……」目を逸らしつつ。
鏡牙:「だからって、一人で出歩くのは危ないよ?」
GM/七実:「まぁそうなんだけど……でもさ、ほら、護身用具ならあるし♪」とちょっと危険な火花を放つスタンバトンを(ぉ
鏡牙:「…まぁいいか…(溜息)…で、何してたの? 事件の事調べてたのは分かるけど…この辺に何かあるのかい?」
GM/七実:「うん、あのね、私の予想じゃ、この辺りが次の事件現場になると思うんだ♪」一転して嬉しそうに話しだす(笑)。
鏡牙:「ふうん…って!? 余計に危ないじゃないか!」
GM/七実:(お気楽な口調)「だからぁ、こうやって見た目も危険な代物持ち歩いてるじゃない? 私の調べた限り、犠牲者は抵抗できないような人ばかり。だから威嚇しておけば無問題♪」
鏡牙:「相手が集団とかだったらどうするのさ(汗)…と、何でそんな予想ができたの?」
GM/七実:「へっへっへ、聞いてくださいよ旦那。見てこの地図を」そこには数字の振られた赤い印が幾つか有ります。
鏡牙:「うん…?」七実の隣に立って、地図を覗き込み。
GM/七実:「数字は恐らくの発生順。赤はもちろん血溜まりね? で、どうも3回に1度、操作の裏をかく様に前の現場近くで発生してるの」
鏡牙:「…よく調べたね(呆れ顔)…それで?」
GM/七実:「で、今回あるとすれば、前の事件現場周辺、その辺りで人気の無い場所で、かつそこまで人を引っ張れる場所……そう、つまりこの辺りなのよ!」自信満々とばかりに胸を張ります(笑)。
ナタク:「ほ〜、たいしたもんだな」いつの間にか二人の間で地図を覗きつつ登場。
鏡牙:「…なたくん、いつのまに…^^;」
GM/七実:「………って
ぅおあ!」ちょっと女の子らしくない悲鳴を上げて仰け反りました(笑)。
鏡牙:「ちょっと、大丈夫っ!?」七実支えつつ(笑)。
GM/七実:「あー、びっくりしたぁ……おかしいなぁ、人気のない筈なのに……」ぶつぶつ言ってます(笑)。
鏡牙:「もう三人もいるね^^」
ナタク:「ふ、悪いな。まぁ、小柄な身体も役に立つということだ(ぇ」
鏡牙:「…この様子じゃ、今夜は何も起こらないかな? 帰ったほうがいいと思うよ、七実さん^^」
GM/七実:「コレだけいちゃ、今日はないかなぁ……うん、今日は帰る」
ナタク:「その方がいいだろな」
鏡牙:「うん…それじゃ、送ってくよ^^」
GM/七実:「じゃね、明日は休みだから、週明けに。一人で帰れるよー」そう言って彼女は路地から去っていきました。
鏡牙:「あはは…ホント…大丈夫、かな^^;」手を振りつつ。
ナタク:「まったく、無謀な奴だな…」
鏡牙:「…なたくんは、仕事?」
ナタク:「そんなところだ」
GM:何かあります? 無ければ切りますけど。
鏡牙:「ま、僕も今日のところは帰るよ。大丈夫そうだし」
ナタク:「そうか。じゃあまたな」
愛理:そして週明け、彼女は学校に来なかった(ぁ
桜花:うわぁ(笑)。
鏡牙:ありそうでやだなぁ。だから送っていきたかった;
GM:なるほど、そういう展開をお望みだったかぁ……。
鏡牙:おおぅ(笑)。
愛理:…冗談デスヨ?
みやも:出てないのに言うのも何ですが、断られても追うと思ってました(笑)。そして、ラヴに(マテ
鏡牙:えぇっ!?(笑)

▼絆/エゴの変化
鏡牙:
ナタクに絆/連帯感を取得。


GM:では、情報収集と行きたい所ですが……とりあえずPC2のシーンと行きましょ。PC1もどしどし出てOKですー。場所指定ありますか?
ナタク:興味深かったので七実さんが言ってたとこですかねぇ。
桜花:やっぱそこかねぃ。
みやも:まあ、PC1の周りじゃ、関わるべき事件が起こってないですからねぇ。
GM:むぅ、七実がどしどし深入りしてるのに……もっと巻き込むべきか?(ぉ
愛理:巻き込まれすぎて手遅れになったりすると非常に困るんですけど(笑)。
鏡牙:…むしろ、七実の方にどしどし深入りしていくべきか…(ぇー
みやも:ドンと来なさい(笑)。
ナタク:私が警告すべきだったか?(笑)
GM:じゃ、例の路地裏で、お昼時としましょう。



●シーン8 『欠片』  シーンプレイヤー:柊桜花  登場難易度:自由

○路地裏/昼


桜花:「ここ、ねぇ。確かに事件が起こるには持ってこい、って感じ」
GM:じゃ、調べてるあなた方のところに長沢から例のブツの鑑定結果がでました。〈情報:魔物〉をどうぞー。
桜花:(ころころ)10です。
ナタク:技能なしで(ころころ)9。
GM:ふむ。では…。

 これは髪の毛――――それも人外のものである。
 食いちぎられた代物にも僅かに付着していた為、おそらく犯人のものと思われる。


GM:ということが判りました。以上ー。他に調べたいことがあれば随時判定を言いますので。
愛理:あー、この判定は得意なのに、愛理じゃ出るに出られない(一同笑)。
桜花:「…断片的には集まってる感じがするんだけどなっと」
みやも:登場しようかな。休日らしいですし。「こんな裏路地で、何してんの? また迷子探し?」
ナタク:「決定打には欠けるよなぁ…そういやぁあの娘、何か特定の物を探していたみたいだけど…ん?」
桜花:「んじゃそれが分かればっと、どもー」軽く手を挙げ「最初に言ってた仕事の方で、ちょっとね」
ナタク:「同人魔王か。お前こそ何でこんなとこにいるんだ?」
みやも:「あたしは気分転換よ。部屋に篭ってても、アイデアの神様が常に降りてくるわけじゃないもの。…そういえば、『別件』とか言ってたわね。じゃあ、こっちが本来の仕事?」
桜花:「そ。今を騒がす怪奇事件の犯人を追えってね」
みやも:「ああ、そんな話あったわねぇ。七実が気にしてたっけ」
ナタク:「そうゆうこった。なんなら、転換ついでにちっと手伝ってくれねぇか?」
みやも:「まあ、七実が無茶しそうだったし、手伝うのはやぶさかじゃないけど…何か手伝えるようなことあるの?」
桜花:「んー。実は二人とも荒事担当なもんだからこういうのが苦手で」(苦笑)
みやも:「調べ物? あたしも別に得意じゃないけど…まあ、ネット仲間には、好きなのが多いから…」
桜花:「それだけで十分十分。さて、問題は何を調べるか、かな」
GM:何か調べます? 現場を聞き込んだり、想定される魔物を調べてみるなりできますけど。あと、怪しい外人を調べるとか(笑)。
桜花:んじゃそれで(笑)。
GM:それでいいのか(笑)。じゃ、〈情報:噂話/魔物〉で。
みやも:「………ああ、うん。あれは怪しかったわね」噂話なら技能有り(ころころ)出目3で達成値12。ファンブルじゃ無いだけまし、気にしちゃ駄目だ(笑)。
GM:あはは(笑)。じゃ、行きますー。

 レオン。ファミリーネームは不明。最近この辺りに現れるようになった妙な外人。
『わたしのドンナ』と呼ぶ少女の事を溺愛しているようで、よく2人で歩いている所を見かけられる。


GM:これ以外にも情報はありますが、他の情報が出ないと出てきません。
みやも:「くぅ、ゴメン。『怪しい外人』で情報募ったら、集まりすぎて逆にわかんなくなっちゃったわ」
桜花:んじゃ現場の聞き込みやるか、とりあえず。
GM:では、〈情報:裏社会/警察/噂話〉で。
桜花:噂話で俺も振ってみよう(ころころ)10。
みやも:同じく噂話〜(ころころ)13。変わらないねぇ(苦笑)。
ナタク:裏社会で(ころころ)11。
GM:……今日も凄いなぁ。あいあい、では。

 現場。気が付けば血溜まりが出来ている。恐らくは夜に出来たもの。
 事件が起きたと思われる前後に、やたらと目立つ少女を目撃した人が。


GM:あと、それ以上にもう1個情報あります…が、達成値が(笑)。
ナタク:足らないですか(笑)。
GM:目標値、15です(笑)。
みやも:「くぅ、みんなMMORPGに浸かってるみたい。全然捕まらないわ…!」(マテ)
桜花:しかし気づけば2時過ぎ
(*実時間が)か…。
GM:すまんねぇ。イマイチPC1を巻き込めなかったようだ。 orz
愛理:いえ。やっぱり愛理は絡めにくかったなぁと反省中。犯人に襲われて気絶するシチュとか考えてたんだけど(笑)。
GM:もうちょっと上手くアイゼンを降臨させたいなぁ、GMとしては(笑)。
みやも:考えてみたら、自分の判定に《予言》すればよかったと今更気付きました(笑)
愛理:まだ遅くはないかと(笑)。
GM:構いませんけど、いっそアイゼン化した愛理が来てもいいかなぁ、とGM思ったり(ぁ
愛理:次のシーンで、七実を心配した愛理が自力で調査始めてることにしていいですか?(笑)
GM:全然OKです。寧ろ有り難いです(笑)。
愛理:というわけで、次のシーンに出ます(笑)。
桜花:「変化型の魔物、やたらと目立つ少女、少女の場所を殺人現場周辺と決め込んで探す自称保護者、現場に落ちてた犯人の白い髪の毛…怪しすぎるよねぇ、やっぱり。でも決め手がなぁ…」溜息。
みやも:白い髪の毛だったのか〜、見落としてた〜。まあ、PCの立場じゃすぐに疑うとこまでいけませんが。
GM:じゃ、他に調べる事が無ければ、一旦シーンを切りたいと思いますが。
一同:うい、了解です。
GM:じゃ、一旦シーンを切ります。



●シーン9 『女神の囁き』  シーンプレイヤー:巫薙愛理  登場難易度:自由

○街中/表通り


愛理:「七実ちゃんにはああ言ったけど…無茶しないうちに出来るだけ調べておいた方が良いよね…」というわけで、知り合いのクラスメートやら何やらに聞き回ります。
GM:はい、では何を調べます? 事件(=現場)についてでOKですか?
愛理:そうですね。技能は噂話?
GM:それでOKです。
愛理:情報屋込みで(ころころ)あら、14。出目が悪いですねぇ(苦笑)。
GM:むぅ…。じゃ、さっきと同じかな? それともAGPで振りなおします? いっそHA使いますか?(笑)
愛理:他の人が出てれば判定に《神格:概念》を使えるんだけど(苦笑)。
GM:GMから言うと、クリティカルHAがいっぱいあるので、使いきることはないと思ってますが(笑)。
愛理:仕方ない、重要ならAGPで振り直します。
みやも:表は何処〜。時間は何時くらい〜。出れる状況なら、シーンに出て《予言》が使えるの〜(笑)。
愛理:愛理が出歩くのは、基本的に昼間です。場所は表通りの何処かだと思う。
みやも:いや、ほら。前のシーンとの兼ね合いがデスネ(笑)。
GM:じゃ、路地裏から出てすぐ、という事ができそうですね(笑)。
愛理:だから、近くにいるんじゃないかなと。さすがに私、裏路地まで入らないから(笑)。
みやも:じゃあ出ますか。「どいつもこいつも、MMORPGばっかりやってんじゃないわよ!」と、側の路地裏から、どこかで聞いたような声が…(笑)。
愛理:「…あら? 今の、みやもちゃんの声?」聞きつけました(笑)。では、そちらに行きますので登場どうぞ(笑)。
GM:じゃ、さっき居た面子も強制登場です。
愛理:路地を覗いて「…あ、やっぱりみやもちゃん。どうしたの?」
桜花:「あら。どもどもー」
ナタク:「やれやれ、悪ガキどもは役にたたねぇ…あ」
みやも:「ハァ…ハァ…ハァ…。あ、どうも知り合いが、揃いも揃ってゲームにひきこもって…じゃなくって…」と、捜査協力に協力(笑)していることを伝えます。で、《予言》使用です。
GM:本来なら判定直後の後に登場が挟まって使えない気がしますが、GMが困るので許可します(笑)。
みやも:すいません。みやもの人間性で勘弁してやってください(笑)。
愛理:「そうなんだ。実は私も七実ちゃんが心配で…」情報屋込みで振り直しー。(ころころ)19で成功です。この程度の判定、幸見なら楽勝だったんだけどなぁ(苦笑)。「…で、さっきこんな話を聞いたんだけど…」
GM:じゃ、それ以外の情報〜。その事件の前後、怪しげな外人を見た、という情報が手に入りました。それと同時に、みやもはさっきの魔物の分の話。

 どうやら、彼は悪魔、それも生まれたばかりの存在を拐かして闇に引きずり込むのを趣味とする者であるらしい。

GM:そんな情報が来ました。「あ、ごめ(笑)。忘れてた(爆笑)」位の勢いで(ぉ
愛理:そこら辺の情報は、愛理は無意識にスルーします(笑)。
みやも:「…ふ〜ん。………あああああああっ!?
愛理:「きゃっ!? …どうしたの、急に叫んだりして?」
ナタク:「な、なんだいきなり」
みやも:「それって、ひょっとしてヤバッ!? ああ、でも、連絡先聞いてないし!? あたしのバカ! バカバカバカ! ドナがやばいってことじゃないの、それ!?」
桜花:「えーと…よく判らないけど、使えるかどうかも分からない連絡先ならあるけど」
愛理:死体の一部が見つかるなら、生活反応の有無を聞けるんだけどなー。
GM:そいつは生きて食われたか死んで食われたかってことですか?
愛理:うん、そう。まぁ、どちらにしても悪いのはレオンだけだとは思うけど。
GM:まぁ、ばらしてもいいかな? 警察の情報にあるだろうし。…恐らく生きたまま、ですね。
愛理:あらら。レオンが殺して彼女が死体を喰ったのかと思ったけど、違ったのね。
GM:彼女について調べてみるかい?
みやも:調べたいですねぇ、キャラとしては。
愛理:調べてみましょう。
GM:ドナを調べるなら、〈情報:魔物〉ですね。
みやも:ここでファンブル振ったら、あまりの美味しさに爆笑します(笑)。
GM:GMは笑い転げますよ?(笑)
愛理→アイゼン:(鋭い目つきになって)携帯で情報屋に繋ぎを付けるわ。「…こういう魔物について、心当たりはあるかしら?」技能あり情報屋込み(ころころ)16。残念、普通に成功(笑)。
みやも:技能無し、でも振る(ころころ)17。
ナタク:今度はまた高いですね。
アイゼン:さっき出れば良かったのにね(笑)。
GM:みゃーもの意地を見た感じだ(笑)。じゃ、行きますー。

 ドナ。恐らくは本名ではない。レオンの呼ぶ「ドンナ」を聞き間違えて名前と思ったと思われる。
 恐らくデーモンと思われるが、いつ出てきたのかわからない、恐らく生まれたばかりの魔である。
 係累は不明。突然変異的な存在である可能性がある。
 また、始終飢えているのは、その身に大罪の一つ『暴食』が強く影響しているのでは、と思われる。
 よって、善悪の観念は無い。いわれた事を素直に信じてしまう可能性が高い。


GM:こんな所ですね。因みに、ドンナとは婦人、の意味。「私の婦人」と呼んでいただけで、名前を呼んでいたわけじゃないのです。
アイゼン:なるほどね。飢えを止める方法は、あるのかしら?
GM:飢えを止める方法は無いですね。死ねば別かも。そもそも、人食うなと教える事が出来れば食わなかった可能性もあったわけですが。
アイゼン:「…そこら辺は、これから教えるしかないでしょうね。機会があればだけど」
みやも:「ようするに、レオンとかがドナを闇に堕とそうとしてるんじゃないかって話よ! 変なこと吹き込んで!」
アイゼン:「早いところ見つけないとね。手当たり次第に探す? それとも、出そうな心当たりを待ち伏せてみる?」
桜花:「なるほど。前者はともかく後者はここがそのものズバリ、らしいよ?」
みやも:「あたしは探す。こうしちゃいられないわ」
GM:ちなみに、彼女は[出自:オリジナル]。人間性が低いぜー(笑)。おまけに《魔の心》持ちだったり(ぁ
桜花:厄介ですな、そりゃまた。
アイゼン:人間性一ケタじゃない(笑)。
GM:ええ、人間性7ですとも(笑)。
鏡牙:「…あれ、みんな集まって…どうかしたの?」間抜けな台詞とともに登場してみる。
桜花:「まぁ、夜までは時間があるから…って、こっち側の役者は揃っちゃったって感じね」
ナタク:「清瀬か…。ちょうどいい、お前も手を貸せ」
鏡牙:「…あぁ、うん。僕に、できることなら」
みやも:「…まずラーメン屋を回って…。それで見付からなければ、…そうね、ファーストフードでも…」ブツブツ(マテ)
GM:じゃ、折角なので、みゃーもは、恐らく次の事件は今夜にでも起こる可能性がある。と予想できたとしましょう。達成値高かったし(笑)。
みやも:「確率の高い可能性としては、今夜ね。それまでは、あたしは街を回るわ」
アイゼン:「七実の方はどうするの? 下手すると、また首を突っ込んでくるかもよ?」
鏡牙:「…七実さんか…確かに心配だよね…」
みやも:ヤバイ。みやもの脳裏に七実が残っていないような(一同笑)。
愛理:SAなんだから。守れないと困るわ(笑)。
桜花:こいつはそもそも七実を知らなかったり(笑)。
ナタク:「あの様子だと、今日も出張ってきそうだな」
みやも:「どいつもこいつも〜! 出るなって言うと、よけい出て来そうだし!」
アイゼン→愛理:「…あ、あれ? みんな、いつの間に集まったの?」眼をぱちくり(笑)。
桜花:「…ま、四の五の言っても始まらないってことで」
GM:じゃ、心配するだけしたら、クライマックスに参りましょう(笑)。
一同:いえっさー!
GM:とりあえず、この時点でのGMの反省点。分けたらきちんと合流できるように考えよう(ぁ
桜花:ちょっとPC同士の思考が離れてたからね(笑)。
鏡牙:うむぅ(笑)。
GM:GMはこんふーが足らないようです。
みやも:私の方も、チャンススルーしちゃいましたしね。
桜花:まぁ、夜の路地裏で俺の方も出なかったしなぁ。
ナタク:私も忠告するために出たんだけど、セリフミスった。
GM:では、クライマックスに参りましょう。
みやも:…あ!? みやも、情報屋:噂話持ってたし! 達成値13だと思ってたところ、16だった!(笑)
愛理:それこそ今さらだー(笑)。
みやも:悲しい《予言》だ(笑)。ともかく、絆取ろう。予言まで使った愛理に………う〜ん、半分アンノウンマンであることを考慮して、献身。
愛理:なたくんに連帯感。
鏡牙:…うーん…(少し悩んで)愛理さんに連帯感。
ナタク:じゃあ、ドナに対して本気で心配してるとこに対して、みゃーもさんに絆/感心。
桜花:んじゃ愛理さん&みゃーもさんに好奇心、かな。二人ともいろいろ飛びぬけてるし(笑)。

▼絆/エゴの変化
愛理:
ナタクに絆/連帯感を取得。
みやも:愛理に絆/献身を取得。
鏡牙:愛理に絆/連帯感を取得。
桜花:愛理&みやもに絆/好奇心を取得。
ナタク:みやもに絆/感心を取得。



 

■クライマックスフェイズ■


●シーン10 『飢えた獣に悪魔が囁く』  PC全員登場

○路地裏/深夜

 ―――深夜の路地裏。
 僅かに悲鳴が響くも、通りまでは届かず。
 月明かりの元、血溜まりの上でコートを直す少女と、その様子を窺う男の姿があった。


GM:では、初めはPCの登場は不可。マスターシーンをしませう。
鏡牙:…なんか皆出てこなかったネ;
愛理:うわ、また手遅れ!?

「…………まだ足りない」

 不満を訴える少女に、傍らの男が囁く。

「いいかい? ご馳走は偶に食べるからこそ意味があるんだ。あまり動くと見つかるしね」
「……レオン、今日は変な喋りじゃない」
「ふん、あんなものは他人を謀る為の代物に過ぎないさ。……と?」

 その時、かたんと、何かが落ちる音。そしてレオンの目線の先には……青ざめて脅える七実の姿が。


GM:レオンが《不幸な通りすがり》を使用しました。
愛理:えーと。誰も記憶改竄系の技は持ってない、よね?
鏡牙:…ありまセン;
みやも:敵が持ってる、きっと(マテ)
GM:ち、な、み、に、持ってます(笑)。記憶改竄というか、あのデーモンHA(笑)。
愛理:敵が持ってても…って、ドナが持ってるの?
GM:レオンやね。まぁ、そっちには《歩く影法師》あるし(笑)。
みやも:それ以上に、《ヴォイド》が、《ヴォイド》がぁ〜!(笑)
GM/レオン:「……どうやら今日はまだ飢えを満たせるようだよ? 私のドンナ」くくく、とレオンが笑ったところで、PCの登場を許可します(笑)。
愛理→アイゼン:「―――そこまでにしておいて貰えるかしら?」ビルの上からシルエットで登場(笑)。
桜花:「…ま、そういうわけにも行かないわけよ、三流役者さん」白衣を風にはためかせて登場。
ナタク:「その前に、軽く腹ごなしの運動ってのはどうだ?」
鏡牙:「…七実さんっ!!」走って駆けつけよう。
GM/レオン:「……何者だ!」これは言わねばなるまい(笑)。
アイゼン:いつの間にか雷雲に覆われた空をバックに(笑)。「―――ふふふ…天が呼ぶ、地が呼ぶ、人が呼ぶ…。この世に悪のある限り……正義の祈りが『愛』を呼ぶッ!」ここでタイミングよく走る稲光!「愛の狩人アイゼンッ! 祈りに応えて今、参上よ♥」しなを作って投げキッス♪ 以上(笑)。
みやも:「…ゼェ、ゼェ、ゼェ…ゥエッホン! ゲホッ! ゴホッ! ………ちょ、ちょっと台詞待って…」(オイ
桜花:「『黒き閃光』…聞いたことが無いならいいわ」自分の指に傷つけて「…もう、聞くことも無いだろうから」サングラス外して頬に血の線を引く。
鏡牙:「…貴方などに、名乗る名前は、無いッ…」鞘に納まった剣を、構えて。
ナタク:「乾元山金光洞は太乙真人が弟子・ナタク。まぁ、覚える必要は、ない」

 次々に名乗り出す、自己主張の激しいPCたち。さすがはヒーロー(違

GM/レオン:「……そうか、アイゼンにナタクタイシとは……ならば、この場を狩場に変えるまでよ」そう言うと、HA《歪曲する真実》で誰も来ないように辺り一体を封鎖します。これで影法師で使えるように〜(一同笑)。
みやも:「ゲホッ、ゴホッ、ガハッ! ああ、乗り遅れたから、もういいわ…」(オイ)
ナタク:「さぁて、狩られるのはどっちかな」火尖鎗を構える。
GM/ドナ:「……ねぇ、これが食事?」君達に対して、いつも通りの茫洋とした目つきで見てきます。
GM/レオン:「ああそうさ。さぁ、始めようか!」
鏡牙:「…」敵の姿を見据え、静かに、細身の長剣を抜き放つ。
アイゼン:「これ以上のおイタは駄目よ、お嬢ちゃん!」レオンに向けて弓を構えるわ。
桜花:「……」闇に白衣と桜色の目だけが輝き。
みやも:「ドナ…あたしがわかる?」
GM/ドナ:「…………?」首を傾げます。
みやも:「………そう。覚えて無くてもいいわ。でも、もう一度だけ言っておく。困ったことがあったら、あたしの名前をあげなさい」
GM:因みに、それ以前の《歪曲する真実》で、ドナは“レオン以外の人”の区別が付かなくなってたりします。
アイゼン:なるほど〜。でも《ヴォイド》はないんだっけ?
GM:ははは、こっちも持ってない(笑)。じゃ、[SA:2人を倒す]を渡しつつ、戦闘に入りましょうー。
アイゼン:二人を斃すの?! ドナは助けるのかと思ってたわ。
鏡牙:うむぅ…;
みやも:ここまでやっといてなんですが、それならそれで仕方ないと思ってるPL。
GM:……むぅ、今の内に言いたい、いいたいが……ネタばらすのもなぁ(ぁ
アイゼン:まぁ、戦闘に勝ってから考えましょう。
みやも:「…決して、堕ちも堕としもしないんだから!」
ナタク:「ちっ…細かいことは後だ! 戦って考える!!」


GM:では、エンゲージ確定。現在、ドナが前列、レオンは後列。初期エンゲージはドナまで、ただし、ドナとエンゲージしてないと一移動でレオンまで行けます。
アイゼン:全員とエンゲージ離れてます。ビルの屋上だ(笑)。
鏡牙:こっち走って駆けつけて七実の傍に行ってたいデスが…七実は?
みやも:言わなきゃ忘れてくれるかな〜、とか思ってたのに〜(笑)
アイゼン:エキストラ扱いでシーン外かな?
GM:七実は背後でエキストラ以下の背景化してます(笑)。まぁ、ドナとレオンの間くらいかな?
鏡牙:ならば問題ないか。
桜花:さて、どっちを狙うかな。
鏡牙:…レオンを狙いたくはある、ので、初期はちょっと離れてた方がいいのか。
みやも:思うところがあるので、ドナとエンゲージしておきましょう。
GM:ああそうそう。こっちの行動値、ドナ:11、レオン:10です。とろくない筈なのに、行動最後かよぅ、レオン。 orz
ナタク:ん〜…エンゲなしかな。
桜花:ドナとエンゲージかな。攻撃するにしろ離脱するにしろ問題無いし。
鏡牙:…ドナは任せますか。エンゲ無しで。
GM:では、ドナとエンゲージはみゃーもと桜花。他はばらばら?
愛理:です。

 現在のエンゲージ:(レオン) (ドナ・みやも・桜花) (鏡牙)(ナタク)  (アイゼン)


▼ラウンド1


GM:では、セットアップに行きましょう。こちら側。両方が《殺戮の宴》宣言。さらに、レオンがHA《うつろわぬ伝説》を使用しました。ぶんれつー! では、トップはアイゼンから。
アイゼン:「ラ・ガラサ!」マイナーで《神性介入》、メジャーで攻撃。オートでレオンのエンゲージに《分裂》! 範囲攻撃で(ころころ)クリティカル!
GM:か、回避技能はあるっ、6ゾロならくりてぃかるー!(ころころ)…むりでつた(ぁ
アイゼン:「あたしの愛は、熱いわよ♪」(ころころ)38点の〈光〉。分身してるから、倍のダメージね。いきなり魔獣化かしら?
GM/レオン:「がはぁ!」血反吐を吐きますが、《伝説ふたたび》使用、FP1に。流石にここじゃ落ちれない(笑)。
アイゼン:都市伝説系だったのね。
GM:あい。だから目立つ行動を(笑)。
アイゼン:なるほど(笑)。次は桜花ね。
桜花:…みゃーもさん、ドナに攻撃してOK?
みやも:現時点では止める根拠がないですからねー。どうぞ。
桜花:ういー。マイナー《切り裂くもの》、オートで《獣化》、メジャーでドナに攻撃。(ころころ)21で。
GM:ぢつは、この2人、回避低い(笑)。やっぱりクリティカルのみー。(ころころ)……おやぁ? なんでこんな目ばかり(汗)。ダメージどうぞー。
桜花:「影技…乱刺(ランス)!」30点の〈斬〉ダメージ。
GM:魔獣化です。くぅ、丁度で(ほろり)。一瞬で何発も蹴られてのけぞりつつも、再び立ち上がり、腹部からぎりぎりと歯軋りのような音が響き始めました。FP27で〈耐性〉3、防具無しなので、本当にジャスト30で魔獣化……く、悔しい。
桜花:うは(笑)。
GM:では、反撃です。今度はドナの番。マイナーで《切り裂くもの》。コートの前をはだけると、ローレグの下着のみの肢体が露わになり、腹部に線が横に走ると、ばかっと巨大な牙の生えた口が露出します。
アイゼン:ラーメンは腹から食べたわけね。
GM:で、コートを直していたわけです(笑)。面倒だったようで、普通の食べ方は(笑)。そしてメジャーは普通に攻撃。ただしHA《グレイトフルデッド》をAGP1で使用します。「ねぇ、貴方は食べられるもの?」と言いながら、襲い掛かる牙っ(ころころ)達成値20!
アイゼン:みやもと桜花が食べられる!?
桜花:《魔獣の動き》で回避(ころころ)…19。1足りねぇ。 orz
みやも:そういえば、〈運動〉はなかった。くらいます。
GM:ダメージ行きます。(ころころ)範囲に57点の〈魔〉!
みやも:魔獣化します。「こんなものじゃ、まだよ。あたしは…死ねない!」
桜花:エゴ固定して、罪1点でHA《復讐の爪》。「影技…輪廻!」
GM:よしわかった。…倒れました(ぁ
アイゼン:あら(笑)。
桜花:んで魔獣化。「あと一人…」ゆらりと血塗れで起き上がり。
GM:……やっぱ弱いなぁ。予定通りだけど。
みやも:予想通り、HA《超魔の命》使わなかったしなぁ。想像通りなら、酷い話だけど死んでもらっていた方が安全かも。
GM/レオン:「ふん、期待はずれ……いや、まだ早かったと言うべきか。残念だよ」ドナを見つつ。では、行動値10の皆様。個人的にはこのターンで魔獣化すると思います(ぁ
アイゼン:残りFP1点だしね(笑)。《伝説ふたたび》が何Lvかは知らないけど。
GM:どれだけあっても、デーモン入りである以上、絶対に魔獣化ライン(笑)。3レベル限界だからねぇ。じゃ、そちらの順番は好きなようにどうぞ。
みやも:人間性温存したいから、マイナーで《神性介入》だけ使って、射撃攻撃。(ころころ)21で。
GM:……くりてぃかるのみー(ころころ)出目3……段々悪く…っていうか、平均値以上でてない!?
みやも:FP1相手に…(ころころ)32点の〈刺〉です。
GM/レオン:「く、まさかペンだと!?」では予想通り、再び《伝説ふたたび》使用。
みやも:「惨めな死がお似合いよ。あなたには、容赦しない」冷たく。
鏡牙:マイナー移動でレオンにエンゲージ、メジャーで《守護者》を具現化。
ナタク:マイナーでレオンにエンゲージ。メジャーで通常攻撃(ころころ)達成値19。
GM:ふ、《殺戮の宴》の効果で達成値+3! これで回避値が6になったので……相変わらずクリティカルのみです。(ころころ)……平均値振ろうぜ、俺(ぁ)。ダメージどうぞー。
桜花:ある意味すごい(笑)。
ナタク:(ころころ)18点。
GM/レオン:「ふ、ふふ、この程度で墜とされるものか!」さらに《伝説ふたたび》、これで後は魔獣化だけです。
ナタク:「さすが、ねちっこいな」
GM:では、レオン×2の行動。「さぁ、苦しむがいい!」まずは仮称Aがマイナー《魔震》、メジャー《不協和音》。対象は、今レオンにエンゲージしてる鏡牙とナタク〜。(ころころ)16。ようやく平均値ふったー♪ ……喜ぶところじゃない。 orz 回避は〈意志〉。当たるとBS重圧+放心をプレゼント。
ナタク:(ころころ)ま、無理(笑)。そもそも〈意志〉なんかないから抵抗不可だった(笑)。
鏡牙:(ころころ)こっちも失敗。
GM:あ、守護者も入るね。……すると、《盟約》も重圧で無理。思わぬ産物だ!(ぁ
アイゼン:残念、守護者は常時[魔獣化]扱いだからバッドステータス効かないわ。
(*詳しくはルルブのp215参照)
GM:…そーなのかね? じゃ、そういう事で(笑)。では、Bの行動ー。まずはランダムに対象決定。(いっころ)あ、アイゼンだ。「燃えるがいい!」マイナー無し、メジャーで《地獄落とし》!(ころころ)おぉ、達成値24!
アイゼン:(感心した顔)あら凄い。
GM:ああ、目が回ってきたかな?(笑)
アイゼン:それ、クリティカル?
GM:いえ、さっぱり。普通の出目です(笑)。
アイゼン:(即座に)《攻防一体》!(ころころころ)はい、28と言って反撃(笑)。
GM:反撃くらいましたー(笑)。
アイゼン:36点〈光〉ダメージ。今度こそ魔獣化よね?(笑)
GM:勿論(笑)。アイゼンの光の矢を受けて、胸を押さえて苦しむレオン。「「舐めるなクソどもがぁぁああ!」」魔獣化でHA《超魔の命》使用しますー。片方が青と黒、もう片方が白と青というピエロめいた姿になりました。では、守護者の行動どうぞー…って言うか、守護者、何かしますか?
鏡牙:…うーん、しない方がいい気が…。行動なしでー。
GM:無いなら次ターン行きます。

 現在のエンゲージ:(レオンAB・鏡牙・ナタク) (みやも・桜花)   (アイゼン)


▼ラウンド2

GM:セットアップです。レオンは《真なる魔》使用。
鏡牙:守護者が《盟約》を鏡牙に。
GM:さて、実は…結構FPあってもアイゼンには半分同然なのでGMはがくぶるです(ぁ
アイゼン:(周りを見回し)範囲攻撃あるの、あたしだけ?
GM:ええ(笑)。では、トップの愛理、もといアイゼンどうぞー。
アイゼン:マイナー無し、メジャーで攻撃。オートで《分裂》。(ころころころ)残念、クリティカルせず。達成値は27。
GM:6ゾロチェック相変わらずー(ころころ)無理無理(笑)。
アイゼン:HA《剣魂一擲》! 誰か愛をちょうだい(笑)。
桜花:それじゃあ愛を3点ほど(笑)。
みやも:愛理と七実固定。2点出します。
ナタク:ん、では2点献上。
鏡牙:愛理と七実固定、愛を2点。
アイゼン:神界へのエゴを固定して1点追加。合計10点?
GM:……1発で飛べるかもしれん(汗
アイゼン:「灼熱の愛を、あ・げ・る!」(どざらららーっ)125点〈魔〉属性…の、2倍!(一同爆笑)
GM/レオン:……ジャスト250点か(汗)。「がっ! こ、これが音に聞こえたアイゼンの一撃か……っ」な、なんとかまだ生きてるぞー、FP高くてよかった。…でも、攻撃できるまで生き残れるのか?(汗
桜花:マイナーでエンゲージ、メジャーでアランに攻撃。(ころころ)達成値17。
GM:それは避けられるかもよー(ころころ)無理だった。
みやも:本当はみやもの番でした。まあ、待機しようかどうか迷ってたから、いいのですが(笑)。
桜花:とりあえずHA《神獣撃》。
GM:あ、《神獣撃》は『タイミング:命中判定前』なので無理です。
桜花:ぐあ、んじゃ普通に。「表技…滅刺(メイス)!」(ころころ)24点。
GM:がりっと削れましたが、まだ平気。……ところで、アランって誰?(ぁ
桜花:…あ、間違えた。 orz
アイゼン:レオンの間違いでしょうね(笑)。アランと聞くと、某青龍のガンマンを思い出す私(笑)。
鏡牙:…宇宙刑事(ぇ
桜花:あれー? 頭の中でどこがどう繋がったんだ?
GM:まぁ、うっかり名前ミスはよくあるある。寧ろGMがやりかねない(笑)。みゃーもは待機ですか? 行動ですか?
みやも:待機にしておきます。余裕ありそうですし。

 現在のエンゲージ:(レオンAB・鏡牙・桜花・ナタク) (みやも)   (アイゼン)

GM:では、10のお2人。
鏡牙:「…それじゃ、僕がやってみる…」マイナー重圧解除、メジャーでレオンに白兵攻撃ー(ころころ)…あう。
GM:あ、ファンブル(笑)。
鏡牙:《超巨大魔器:魔宝》で振りなおし!(ころころ)16。
GM:……出目が10以上なら避けられるっ(ころころ)無理でつ、ダメージどーぞ。
鏡牙:OK、HA《律の破壊者》を使用します。エゴを使用して罪1点。
アイゼン:3点愛をあげるわ。
みやも:1点出しましょう。
ナタク:1点献上。
桜花:1点出すぜぃ。
GM:合計7点か……。
鏡牙:「…魔を持って、魔を制す……斬るッ!」(ざらざらーっ)86点の〈魔〉ダメージ!
GM:げふ、このままだと本当に逝けるっ!? HA《伝説の証明》、AGP2点っ! (ころころ)35点減らして…な、何とか残った……(汗
鏡牙:「…なたくんっ!」
GM:ナタクくん乗り越えても、みゃーもがいる……2ターン持たなかったか。
ナタク:マイナー重圧解除、メジャー通常攻撃。(ころころ)達成値16。
GM:回避ーは、やっぱり10以上(ころころ)駄目かぁ…なら…HA《スーパーアクション》使用っ、クリティカル回避っ!
アイゼン:打ち消せないわねー。
ナタク:む、それは通しですね。
GM:では、《略奪》使用っ。自分のエンゲージに《地獄落とし》をっ!
アイゼン:あ、鏡牙の守護者がやられる。
GM:さらに《絶対恐怖》を使用して達成値を上げつつ(ころころ)21。回避は〈意志〉でどうぞー。
ナタク:(ころころ)まぁ、無理。
鏡牙:一応…(ころころ)わ、6ゾロ!
ナタク:おお(笑)。
桜花:無理だがなー(ころころ)命中。
GM:あ、守護者はどうします?
鏡牙:んー…そのまま食らわせておきましょうか。
GM:あいさ、ではダメージいきましょう。オートで《超逆境》宣言。(ころころ)349 点〈闇〉!
アイゼン:桜花は魔獣化してたっけ、大丈夫?
桜花:ぶっちゃけ無理。
ナタク:うむ、魔獣化します。
鏡牙:…《命をかけて》…庇えます?
みやも:…その気になれば、これ《歩く影法師》→《復讐の爪》で完膚なきまでにミンチですね。
GM:《アドベント》で復活とか、そもそもクリティカルで避けるとか無かったのか、と、GMは思ったのですが。誰かが《電光石火》するものとGMは思ってました(遠い目)。
アイゼン:《アドベント》はまだ勿体ないし、《電光石火》は反撃に使えるかなーと思って(笑)。
GM:因みに、《電光石火》は誰か使えば、こっちの攻撃失敗になりますからね。アレだけリアクションでも相手がファンブルになりやがるので(遠い目
鏡牙:…ぁー、そかそか。
みやも:手段はいろいろ思いついてましたが、何も言わないから通しでいいのかなー、と傍観してました(マテ)
アイゼン:そういえば、今日はアーティファクト持ちが多かったんだ。あたしは《攻防一体》用に取っておいたんだけどね(笑)。
桜花:こっちは個人でどうにもできる手段が無かった(んじゃ攻撃すんな
鏡牙:では桜花の身代わりに受けて…魔獣化します。「……ぐぅっ…!」
桜花:「…助かった、すまない」
鏡牙:「…いえ…大丈夫ですか?」
アイゼン:で、鏡牙は守護者が消滅するから鎧も消えると。
鏡牙:消えますネ。
みやも:それこそ、《影法師》→《スーパー》でもよかったんですし、一言くれれば《勝利〜》も飛ばせたのですが。
GM:勿論無論。みゃーもが《勝利への賛歌》で《攻防一体》のクリティカルもできるし、ね。
アイゼン:まぁ、今更遅いので進めましょう(笑)。ちなみにあたしは、あと3点愛を渡せます。
GM:そもそも、まだ2回こっちの攻撃ありますしね。
みやも:《絶対恐怖》が無ければなぁ。それこそ本当にいろいろ手段があるのにぃ。
GM/レオン:「くく、これで終わりよ!」ではレオン'Sの攻撃行きます。(ころころ)……やば、殺しに来てる。自分エンゲージに2回です。では1発目、組み合わせはさっきと同じ。マイナー無し(ころころ)24、2発目(ころころ)23。
アイゼン:GMのダイス目がここに来て良くなってるし(笑)。これは一旦攻撃を無駄打ちしてもらって《アドベント》かけた方が良いかしら。誰か、愛は残ってる?
桜花:1だけ残ってるな。
みやも:或いは《電光石火》×2でも。
鏡牙:愛は1点使えます。《電光石火》が一回。
アイゼン:《電光石火》はこっちも1回。
GM:恐らくみゃーもで逝けます。何故ならもうHAが無い(笑)。
桜花:んじゃ《電光石火》2回?
アイゼン:どうするー?
みやも:AGPはまだ2点出せます。そうするなら、こちらで出しましょう。
アイゼン:みゃーもに攻撃してもらってから、まとめて《アドベント》したっていいし(笑)。それなら、ドナも一緒に復活できるわよ?
みやも:《アドベント》はなぁ、どっちにしてもドナに使う可能性が高いから、それでもいいのですが。
GM:復活させるの? 一応まだ洗脳中なんだけど……うわ、ばらしてぇ。
アイゼン:ついでに、さっき助け損ねた被害者も復活させたいし。どうしましょ?
みやも:そんなのいたなぁ(超マテ
GM:……GMは被害者がどこから出てくるかが気になりました(笑)。ドナのお腹の口は異空間なので、まさに底抜け!(ぁ
アイゼン:それはともかく、みゃーもの攻撃でいいんじゃない? 全員行動すんでるんだし。
GM:いやいや、GMの攻撃を如何にかしてください(笑)。
アイゼン:無理矢理回避するより、まとめて復活した方がお得だと思うわ(笑)。
みやも:聞いておきたいのは、ドナを復活させた場合どうなるのか。
GM:む、恐らく洗脳状態で復活です。何故なら絆がある限り、洗脳は効くので。……バラしたいことのヒント。『ドナのHA使用回数&ブラッド』
みやも:個人的には、[出自:オリジナル]とか《魔の心》と言っていたのを怪しんでいましたが。
GM:にゃ、それは一応意味があったのですが……もう意味が無くなった(笑)。
アイゼン:ドナってデーモン/イレギュラーだっけ?
GM:デーモン/ビーストです。
アイゼン:…もしかして自力復活できるのかな?
GM:(答えず)どうしますか?
アイゼン:むぅ。面倒ね、鏡牙に愛1点あげるから《電光石火》お願い。誰かあたしにも1点ちょうだい。
桜花:んじゃ1点プレゼント。
アイゼン:あたしも同じく《電光石火》で、そっちの攻撃は無効化ね。
GM/レオン:「「馬鹿な、耐え切っただと!?」」無効化されました。ユニゾンで負け台詞吐いてみる(ぁ
アイゼン:みやも、とどめお願い。
みやも:ふーむ、想像と違ったようですが、わからないから倒すか(オイ)
GM:想像ってなんだったんだろう……(がくがく
アイゼン:ドナのHA…《悪の華》か《歪曲する真実》でも持ってるのかしら。
GM:じゃ、待機してたみゃーも、どうぞ。
みやも:マイナー、メジャー特にアーツ使わずに、攻撃。(ころころ)達成値21。
GM:くりっとのみー(ころころ)無理ー。
みやも:待った…と言いたかったのですが、大丈夫そうなのでダメージ出します。(ころころ)30点の〈刺〉です。
GM/レオン:「ば、馬鹿な……こんな事が……」それぞれの白と黒の部分が砕け散り、半分の体が同時に地面に倒れ伏します。戦闘終了っ!



桜花:「終わったねー。さすがにきつかったわ」
ナタク:「ふぅ……しぶとい奴だったな」
鏡牙:「…終わった、のか…?」誰にとも無く、剣を、鞘に収めつつ。
アイゼン:「まぁ、こんなものかしらね。みんな、怪我は大丈夫?」ビルから降り立ちます。
GM:では、とりあえずがたがたと目の前の光景に震える七実はどうします?
鏡牙:「…大丈夫、七実さん…?」一応確認。
GM/七実:「な、なに、なんなの!?」錯乱状態ですねぇ。反応表B
(*)行き(ぁ

(*)反応表B
 魔獣の絆・旧版には、一般人が魔物を見た場合にどんな反応を示すかランダムに決めるルールがありました。
 具体的にどうなったかを決定するのが反応表。ダイス目によっては発狂することも…。


みやも:まあ、普通のアンノウンマンに、魔獣化しているPCの姿は耐えられないでしょうからねぇ。
GM:不思議な事に結構平気らしいんですけどね。寧ろ6分の1で適応……凄い元気だなぁ、旧約の人々(ぁ
みやも:私はシナリオの都合で適応(笑)。
アイゼン:「…仕方ないわね、これは」影法師持ってる人に愛を1点。
桜花:「…はぁ、こっちの責任って奴だしね」愛もらって影法師で《歪曲する真実》。
GM:内容はどうしますか? 普通に、彼女には何も無かったと思わせます?
桜花:お任せします、っつーか変に弄くれるほど世界観理解してないので。
GM:いや、エンディングでの反応に困るので(笑)。
アイゼン:「七実は今夜ここに来なかった」でいいんじゃない?
GM:はーい。
みやも:「そっちはよさそうね…」ドナの亡骸の側で。
鏡牙:「…はい、大丈夫みたいです」
みやも:ドナは…絆がある限り…なのでHAを使わせるには、AGPが必要。AGPを捻出するには、絆を消去させる必要がある。とか?
アイゼン:あ、それで《獣の生命》を使うのかな?
GM:元々レオンの絆は破棄して復活する予定でした。……ただまぁ、そのタイミングがエンディング後のおまけだったりするのですが……望むなら今でもいいですよ?
アイゼン:それだと、逆にこっちで復活させたら拙かったわけね(笑)。
みやも:その時は、もう一度殺すしか(マテ)
GM:因みに、使用は《獣の生命》。絆破棄で丁度なり。PCが望むのなら、ドナは今この場で生き返ります(ぁ 
みやも:《神格:創造》使ってあげていいですか? 演出ですが。
GM:OKですよー。因みに、人間性-3。他人に取られた絆と同様に絆をもっているので……エゴ1、絆6。《グレイトフルデッド》で尽きます(ぁ
みやも:「人の心、教えてあげれればよかったのに…ゴメンね…」《神格:創造》で(ころころ)ドナの人間性を9回復。
GM:それでほぼ全快。この場で生き返って欲しいですか?
みやも:どちらでも。どの場合でも、考えはありますから。
GM:はーい。では、人間性回復をどうぞ。
アイゼン:現在マイナス6で(ころころ)はい、生還。
桜花:振らなくても、そもそもマイナス行ってないんだこれが(ぉ
ナタク:いってないというか、1つも減ってない(笑)。
GM:じゃ、人間性は皆様OK?
鏡牙:大丈夫ですね。
みやも:ちなみに、人間性は《神格:創造》使用分含めてプラス領域。このために温存したので(笑)。
アイゼン:何だ、マイナスいったのあたしだけじゃない(笑)。
GM:それでは、エンディングに行きましょう(笑)。


 

■エンディングフェイズ■


●シーン11 『懲りない乙女心』  巫薙愛理&堂本みやも&清瀬鏡牙ED

○放課後の帰り道


GM/七実:「……おっかしいなぁ、なんであんなところに寝てたんだろ? 疲れてたのかなぁ」七実はどうも納得がいかないのか、首を捻っています。
鏡牙:「? どうかしたの、七実さん?」
愛理:「…どうしたの、七実ちゃん?」愛理は本当に何も知らないので首を傾げてます(笑)。
みやも:「…あー、そうかもねー」ちょっと暗い。ドナが死んだままと思ってるから。
GM:「ん? いやぁね。こう調べにいった筈なのに、気がついたら公園で寝てたのよ」
愛理:「…風邪引かないように気をつけてね…」呆れます(笑)。
鏡牙:「…危ないなぁ、近頃物騒なんだから、気をつけないと^^;」
GM/七実:「そんな夜更かしした覚えないのに……お母さんには叱られるしさぁ」と、ぶちぶち言ってますが。
鏡牙:「あはは…そりゃ怒られるよ…でもホント、よく、風邪ひかなかったね^^;」
GM/七実:「まぁね。体が丈夫な証拠よ♪」
愛理:ていうか、こんな真冬に。凍死しないのが不思議だ(笑)。
GM:だって、記憶を消されて、そのまま公園かどこかに放置、すぐ起きる、だから(笑)。
みやも:気絶させて、家まで運んでから《歪曲する真実》使えばよかったのか…って言うと、なんか酷いな(笑)。
愛理:「これに懲りたら、危ない真似はしちゃ駄目だよ」とたしなめてみる。一応(笑)。
GM:まぁ、恐らくは反省はしていないでしょう。また、何かあれば首を突っ込むかもしれません。その証拠に、彼女の手には妙な事件を報じる東スポが。
みやも:…このNPC、いろはより厄介かも(ボソ)
愛理:懲りない子ですねぇ。
鏡牙:うむ…ある意味ステキな(ぁ
GM:忘れてるからネェ…。
愛理:いろはちゃんと違って事実を知ったら錯乱するし。
みやも:いろは、危険を感じたら関わらないですよ。いや、ホントに。
GM/七実:「さぁて、次は何がいいかなぁ……」そんなことを言っている彼女は、何時もどおり楽しそうなのでした。
鏡牙:「はは…あんまり、危ない事に関わらないようにね^^;」
みやも:「…フゥ…やれやれね…」



●シーン12 『狩りは終わらない』  李能匠ED(*柊桜花はPLの都合により途中帰宅。お疲れ様でした)

○警視庁史料編纂課


GM/長沢:「……何とか事件は解決したようだな。桜花は仕事で来れないそうだが……彼女にも礼を言っておいてくれ」
ナタク:「わかってる。しかし、後味悪い話だったぜ…」
GM/長沢:「そうか……我々がもう少し力があればいいんだが……」苦い顔を見せます。「何はともあれご苦労だった。これが報酬だ」
ナタク:「ま、起こっちまったことはしょうがねぇよ」
GM/長沢:「そう言ってもらえれば何よりだよ……。この街には闇が多い……これからも君達に頼る事になるかもしれないな」窓から外を眺めつつ、そう呟きました。
ナタク:「まぁ、任せろ。そのために、俺たちみたいなのがいるんだからな」
GM/長沢:「ああ、有り難いことだよ。……そういえば、死体は灰になったのか? 何も残っていなかったが……」



●シーン13 『Starved Devil』  マスターシーン

○事件後の裏路地

 時間は少し戻り、半魔達が去ってから暫くの事。
 半分に分かたれていたレオンの体が一つになり―――蘇生する。
 それと同じく、ドナの体も傷が塞がり、立ち上がった。

「あいつ等、許さネェ………くそ、テメェがもう少し役立てば!」

 苛立たしげに吐き捨て、ドナを張り倒そうとする拳―――それを真正面から受け止め、彼女は呟く。


ナタク:お、強くなってる?
愛理:なるほどー。これがやりたかったのね。
みやも:そして、カウンター!(笑)

「…………お腹すいた。ねぇ、貴方は食べられるモノ?」

 無垢な瞳が、じっと保護者“だった”悪魔を見上げる。
 それは純真であるが故に―――情を解さない。哀れみも持たない。物事の善悪が判らない。

「て、テメェ、なに言ってやがる、やめろ!」
「……“やめてと言う相手は食べてもいい”。知ってるよ…」

 ―――それは、彼が教えた知識。
 そして…耳を塞ぎたくなるような咀嚼音と悲鳴の後、彼女はコートを直し、立ち上がる。

「……えっと、なんだっけ? こういう時…
 …………そうだ、“みゃーも”を頼るんだっけ。
 ……みゃーもって誰? まぁいいや……お腹、空いたなぁ」

 そう呟いて、一人の少女は新宿の薄闇に消えていくのだった……。



THE END


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