第38話
異界『図書館』探放記

●今回予告●

半魔達は見た!
異界の『図書館』に蠢く、狂気の魔! 恐るべき罠!
そして、その果てに待ち受けるものは!?

Beast Bind New Testament
『異界『図書館』探放記』

汝、『図書館』の謎と向き合わん。



オープニング ミドル クライマックス エンディング

■プレセッション■


GM(Nオレンヂ):それでは、よろしくお願いします。心→優一→美宙→晶→心の順でPC間の絆を取ってください。自己紹介も、この順番で。


●共通ハンドアウト(定員4名) 推奨:協力的なPL

 半魔専門のアルバイト雑誌。
 なんとなくそれを眺めていた君達は、『図書館』でバイトを募集しているのを見かけた。
 条件は悪くない…それ以前に、一体あそこで何を…?
 バイト代、或いは好奇心に引かれ、君達は図書館へと向かった。

 シナリオ絆/エゴ:ショコラ=斜上はすうえ (関係:任意)


細谷 心ほそや しん獣喰い  プレイヤー:TAKU
 【ビースト/イレギュラー】 年齢:15歳/性別:男/カヴァー:高校生
「―――あぁ…これはもう、やるしかないかな?(苦笑)」
 ほんの一年前まで何も知らず、人間の親に育てられた少年。
 しかし彼は、獣人の父と人間の母の間に生まれた半獣人だった。
 獣性を抑えきれず凶暴化した父を殺すため、周囲の人を凶悪な魔物から護るため、彼は半魔の道を選んだ。
 …というハードな背景があるのだが、普段の彼は温厚篤実な高校生。
 個性豊かな周囲の半魔に振り回されつつ、そこそこ楽しく過ごしているらしい。
 所持HA:《獣の盾》、《神獣撃》、《運命の紡ぎ手》

佐伯 優一さえき ゆういち情報の精霊  プレイヤー:Patriot
 【レジェンド/エトランゼ】 年齢:17歳/性別:男/カヴァー:高校生
「―――ふむ……なるほど。面白そうだね」
 日々情報収集に精を出す高校生、その実態は情報生命体が脳死した少年に取り憑いた存在。
 好奇心が非常に旺盛な反面、人間としての情緒に欠けたところがある。
 情報を集めることが自分の存在理由だと思っているために、やたらと広範囲な情報網を構築済み。
 戦闘能力は皆無に近いが、情報収集能力はかなりのもの。
 所持HA:《スーパーアクション》、《虹のむこう》、《彼方への門》

暁野 美宙あけの みそら耐久走査プローヴ“モルゲンシュテルン”  プレイヤー:早坂ノヴユキ
 【フルメタル/エトランゼ】 年齢:外見は16歳(実年齢不明)/性別:女/カヴァー:高校生
「―――明けの明星は見えた?」
 滅亡の危機に瀕した未来の地球ドミニオンから、現代に送り込まれた“探査針”。
 しかし故障で使命を失念、仕方ないので人間としての生活を謳歌している。ちなみに陸上部所属。
 表情に乏しく、独特の間延びした喋り方をするが、実は結構友達思い。
 特技は飛行形態に変形しての高速体当たり、及び電子機器を乗っ取っての情報収集など。
 所持HA:《ブーストアップ》、《マルチリカバリー》、《無限の法則》

日向 晶 ひなた あきらソロモンの鍵  プレイヤー:麻那
 【マジシャン/アーティファクト】 年齢:16歳/性別:女/カヴァー:高校生
「ワガママでもいい…決めたんだ。ボクの前では、もう誰も死なせない!」
 魔神に選ばれ『ソロモンの指輪』を正式に継承した、魔神召喚士にして女子高校生。
 底なしの魔力を有するが、底抜けのお人好し&ドジっぷりも健在。篠崎勇司とは微妙な師弟関係。
 性格は明朗快活でボーイッシュ。嘘が苦手で、『誰かの命を奪うこと』が何よりも嫌い。
 いつも連れてる馬のぬいぐるみは魔神オロバスの化身。主に晶へのツッコミ&毒舌担当。
 所持HA:《リセット》、《電光石火》、《ヴォイド》


心:絆は優一に信頼でとります。
優一:PC間絆は美宙に好奇心で。
美宙:PC間絆は晶に友情で。同じ学年ですしー
晶:PC間絆は心クンに友情で。同い年みたいだし。
GM:絆の取得、AGPの受け渡しは任意でお願いします。登場判定も、指定が無い限りは無しです。ちなみに、今回は絆の有無に関わらず、PCは全員知り合いとします。
一同:了解です。
美宙:ていうか心以外は同席済みだ(笑)。
優一:心さん以外は古株気味ですからね(笑)。
GM:全員、ショコラにもフルカスにも会ったことありますね。なら、今回説明なし(笑)。あと、注意事項としては…今回ガンガンシーン切っていくことになるかと思いますので、よろしくお願いします。今回基本的に全員登場で。登場したくない場合は、一言ください(笑)。


 

■オープニングフェイズ■


●シーン1 『異界への招待状』  全員登場

○高校の教室


GM:皆さんは、最近刊行された、半魔専門のアルバイト情報誌を見ていました。
美宙:生活苦しいんですな!(笑)
晶:「んー、何見てるの、美宙ちゃん?」横から覗くボク(笑)。
GM:内容は、わりと普通のバイトから『こりゃ人間にはできない、物理的に』という物まで、まさに魑魅魍魎、百鬼夜行な様相です。
優一:「何か面白そうな物ないかい?」同じく覗き込み(笑)。
美宙:「……バイト情報誌。……今月早くもピンチ」
心:「バイト…、少しは生活費の足しにできるかなぁ」
美宙:「……ならなけりゃ、死あるのみ」
晶:「わあ……『お金を取るか、命を取られるか、それが問題だ』って感じのバイトばっかり」
GM:まあ、バイトする気がなくても、楽しそうな雑誌だとは思います。私が半魔なら、絶対興味本位で一度は目を通すでしょう(笑)。…しかし、この雑誌、桜華なんて毎号買ってるんだろうなぁ(笑)
晶:買ってそうですねー。エステルなんかの依頼も入ってそう(笑)。
GM:『ディノ王が、娘を探しています。至急ヘルプ求む! ハリー、ハリー! byエステル』とか(笑)。
晶:それそれ! 実情を知らない他の半魔が引っかかる(笑)。
美宙:ディノ王は尋ね人広告を新聞に掲載します。「ハハキトク スグカエレ オウサマ」
晶:既に亡くなってますからっ(笑)。

 この辺の事情に関しては、exリプレイ第9話『恋せよ☆とかげ』参照です。

GM:そうして見ていると、ふと目に付いたものが。
優一:「無茶苦茶だね…肉体労働ばかりか、僕には向かないな…と、ん?」目をとめ。
美宙:どんなんでしょ?
GM:『『図書館』
(*)にて、急募。本棚の整理、期間一日。8万円から、交通費、昼食支給。その他、多様な手当てあり。責任者:ショコラ=斜上』という内容のものが。

(*)『図書館』
 異界にある広大な図書館。
 さまざまな書物が収められており、異界の物も多い(むしろ90%が異界の本)。
 その分危険な書物も多いが、読み手の力で扱えないものは、発見できないようになっているらしい。
 それは、図書館自体が強力なドミネーターだからだと言われている。
 ショコラ=斜上は、『図書館』の管理人的存在。「知識はひけらかすものではなく、溜め込むもの」がモットーらしい。


美宙:「……すごい。……破格の待遇」
晶:「ショコラちゃんかぁ。本棚の整理って……あの『図書館』?」
美宙:「……でしょうね。……そこらへんも興味津々」
優一:「『図書館』の整理か…面白そうだね」
心:「その他、多様な手当てってのが気になるけど…。面白そうだなぁ」
晶:「大変そうだけど……そういえば、この前『危険区画』で暴れてた魔道書はどうなったんだろ?」
美宙:「……ともかくこのバイト料なら十二分。……さっそくショコラんとこ面接行ってくる」
優一:「…バイトする気は無かったけど、気が変わったよ。面白そうだ、僕も行くよ」
晶:「ボクも行こうかな。最近、暇だし…」
心:「こんな面白そうなことを見逃すわけにもねぇ」
美宙:「……みんな案外逼迫してないのね」
GM:理由はいろいろながら、なんとも気になる募集内容…とりあえず『図書館』に向かうことにしました。では、シーンを切りましょうか。絆:ショコラ=斜上とSA『バイトを請ける』をどうぞ。

▼絆/エゴの変化
心:
ショコラに絆/好奇心を取得。
優一:ショコラに絆/好奇心を取得。
美宙:ショコラに絆/好奇心を取得。
晶:ショコラに絆/友情を取得。



 

■ミドルフェイズ■


●シーン2 『異界からの魔神』  全員登場

○街中/夕刻

GM:『図書館』へ向かう道すがらのことです。もうそろそろ着こうという辺りで、一部の方に見覚えのある姿が。
GM/フルカス:「おや、皆さんこんにちは」
晶:「…あれ。フルカスもアルバイト?」
優一:「おや、こんにちは」
晶/オロバス:
「……コレクション資金が足りなくなったか?」
GM/フルカス:「いえいえ、私は自分の仕事がありますから。ショコラさんには、ちょっと頼みごとをしていまして、今日その返事が来たところなのです」
美宙:「……ショコラはショコラで忙しそうね」
GM/フルカス:「それにしても、皆さん揃って…バイトですか」
優一:「うん、何でも整理のバイトとかで。面白そうだからね」頷き。
美宙:「……よんどころない経済的事情により。……未来の叡智でも、こればかりはどうにも」
晶:「美宙ちゃんのお手伝いだよー」気楽な調子で。まだ先の苦労を知らないから(ぇ
GM/フルカス:「なるほど、なるほど。ではまあ、私はこの辺で。皆さん、御武運を」
美宙:「……今、さりげなく物騒なお見送りをされたような」
晶:「……御武運?」
心:「御武運を…って」
優一:「ショコラに何か頼んだらしいから…それ関係かもね」
GM/フルカス:「ああ。ちなみに、あの中では私は召喚できないと思いますので、召喚者殿においては、お気をつけなさいませ」
晶:「は、はぁ……何だかよく判らないけど…というか解りたくないけど、判ったよ」
GM/フルカス:「それでは、失礼します」
美宙:「……行っちゃった」



●シーン3 『異界からの労働条件』  全員登場

○『図書館』

GM:では、皆さんは『図書館』へとやって来ました。
美宙:「……ごめんくださーい」
GM/ショコラ:「おや、いらっしゃい。揃って、どうしたんだい?」
優一:「ショコラー居るかーい?」
晶:「お久しぶりー。元気だった?」
美宙:おもむろにバイト情報誌を見せよう(笑)。
心:「面白そうなバイトがあると聞きまして」
優一:「やあ、こんにちは。バイトの募集見てね」
GM/ショコラ:「ああ、あれか。君達全員が希望者かい?」
優一:「そうみたいだね」
美宙:「……イエス、ボス」
晶:「うん。人手は多い方がいいかなって思ってさ」
GM/ショコラ:「それは助かるよ。人数が多い方がありがたいからね。今から大丈夫かな?」
優一:「僕は構わないよ」
美宙:「……面接もいらないの? ……確かにすぐにでも大丈夫だけど」
心:「どうせ何もする予定はありませんし、構いませんけど」
晶:「うん。家にも遅くなるって電話したから、ボクは大丈夫だよ」
美宙:……今さら思い出したけど「昼食支給」て。ショコラの手料理じゃあるまいな! 異界の色彩の!(笑)
優一:…確か、見た目悪いけど食べれるんですよね?
心:味さえ良ければ…。
GM:大丈夫、味はいいです。特にエトランゼなら問題なし(笑)。
美宙:さっさと食べてしまわないと、視覚情報からSAN値が下がります(ぇー
GM/ショコラ:「それじゃあ、早速説明しようか。…と、その前に、君達はどのくらいの言語が読み書きできるかな?」
美宙:ど、どうなんでしょ?
GM:好きに決めていいですよ(笑)。
晶:「……日本語以外は期待しないで…」
美宙:「……地球上の言語なら一通り」あ、あいきゅー600で、色々OKかな!
優一:「とりあえず一通りはわかるよ」《IQ600》と《銀河大百科事典》で。
心:「日本語と、英語が少し…」
晶/オロバス:
「我ら魔神に読めぬ言語などない!」(胸張り断言)
美宙:後ろの人頼りか晶!(笑)
晶:いえす(笑)。
GM/ショコラ:「了解…っと。じゃあ、言語ボーナスが付いて…っと…」
美宙:「……おおー、お手当てが付いた模様」
GM/ショコラ:「それじゃあ、君達にはこの区画の整理をお願いするよ」と、地図を渡す。
優一:「ん、了解したよ」と言いつつ地図を覗き。
晶:「どの区画?」地図を覗いた。
美宙:うむ、見ましょう。
GM:入り口が見えなくなりますが、その中では一番浅い辺りです。
心:「肉体労働中心にやることになりそうだな…」覗き見ながら。
美宙:いかん、もし体力勝負になると、私判定値1だ(笑)。
優一:わたしも1です(笑)。
晶:ボクは2。勇司よりはマシ、くらい(笑)。
美宙:みんな体力ねぇー!!(笑) 心だけが頼りだ!
心:体力だけなら判定値6…。
優一:ガンバレ心!(笑)
心:周りからあーだこーだ言われながら体力仕事をしてるのか。
GM/ショコラ:「それと、これがリスト。この分類で並べて欲しいんだ」とリストを渡す。
美宙:ではリストも拝見。
晶:…リストは日本語?
GM:リストは日本語が主で、多少外国語が混じります。地球外言語も、3%ほど含まれています(笑)。
晶:「(…うわーい、難しい文字がいっぱーい…)」額に縦線入ります(笑)。
GM/ショコラ:「まあ、危険な書物は入れてないよ」
心:「なるほど…」日本語の部分だけ理解。
GM/ショコラ:「あとは、何かあったら、この番号にかけてくれるといいよ」と携帯電話を渡す。
優一:「ふむ…まあ、読めない事も無いか」眺め。
美宙:「……それじゃさっそく労働開始」ケータイ受け取って。
優一:「だね…結構、時間掛かりそうだ」
GM/ショコラ:「それと、これだね」再生薬を一人一個づつ渡す(笑)。
美宙:「……何このクスリ」
GM:ちなみに、これはルールブックに載ってる[再生薬]そのままです。
優一:「こんな物を渡すなんて…物騒だね」受け取り。
晶:「……本棚の整理に何故回復薬?」
心:「なんでこんなものが必要になるんだろう」
優一:「本に噛み付かれるとかかな?」肩竦め。
GM/ショコラ:「じゃあ、ボクはちょっと奥に行ってるから」
美宙:「……ああ、ショコラ……行っちゃった」
優一:「ん、じゃあまた」手を振り。
美宙:実は美宙、自前で再生薬もってるんですが…使ったためしがない(笑)。



●シーン4 『異界の騒霊』  全員登場

○『図書館』内

GM:では、整理を開始。ですが…、誰か代表で1D6振ってください。
美宙:だ、誰がいく?
晶:ボクはダイス目が悪いですよぉ(笑)。
優一:(心の方を向き)リーダーよろしく(笑)。
GM:振った目の結果によって、イベントが起きます。今回、それを何度か繰り返しますから(爽)。THE・BBNTランダムダンジョン! まあ、ネタです(笑)。
美宙:げぇー!? アリアンロッド!?
晶:アリアンロッドは未プレイだなぁ。
GM:大丈夫、私も未プレイだから(オイ
晶:ともあれ、PC順に振りましょうか(笑)。まずは心クン、よろしくー。
心:では、代表して。いいイベント起きますように…(ころころ)4です。
晶:いいイベント……あるのかな?(ぁ
優一:回復の泉とか…? ランダムイベント…1回休み(ぉ
GM:では、皆さんが整理をしていると、奥で本を読んでいる少女を見かけました。ただ、今日は整理なので、人は入れてないはずですが…。
美宙:「……私達以外にバイトいたっけ?」
晶:「…あれ。ねぇ、キミもアルバイト?」何の気なしに近寄ります(笑)。
心:「他にバイトの人居るなら先に言ってると思うけど…」
優一:「ショコラは言ってなかったけどね…」
GM/少女:「誰…?」
晶:「ボクは晶って言うんだ。キミはショコラちゃんの友達?」
GM:よく見ると、その少女は足がなく、全体的に身体も透けています。
美宙:「……おおー、もしかして、ユーレイ?」
優一:「…ふむ…幽霊?」マジマジと眺め。
GM/少女:「ショコラ…ああ、あの人! あの、あたしの土地に、この図書館ごと割り込んできた! 何、あなた達、あの女の仲間!?」
晶:「……え?」ちょっと後じさり(笑)。
美宙:「……仲間とゆーか……雇われ人?」
優一:「バイトだよ…ってゆうか落ち着きなよ」
GM:なにやら、エキサイトしてきました。宥めるなら〈交渉〉判定。代表で一人。
心:「バイトしにきただけだしなぁ…」〈交渉〉は低い、誰か任せたー。
美宙:〈交渉〉得意な人、挙手!
晶:ボクは無理ー(笑)。
優一:14だけど…美宙の方が高いんじゃ?
美宙:15だな。
優一:GO〜任せます。IQ持ちは戦闘以外では異常なほど便利…。
美宙:「……とにかく落ち着いて。……まずはあなたの話を聞いてみないことには」というわけで宥めてみまする。(ころころ)ぶ、ダイス目3!? 合計18…。
GM:(ころころ)こちらは達成値14。まあ、無理ですね。と言うか、目があったことが凄い(笑)。
美宙:《作られた美》で同性も騙くらかします(笑)。
晶:便利だなぁ(笑)。
GM/少女:「…ああ、ごめんなさい。もう、彼女とは話ついたんだけどねー。ほら、あたしってば自縛霊だからさ、つい本性が出ちゃうのよねー。ホントに、ごめん! これ、お詫びの印ってことで」と《人外魔境》Lv1相当の霊薬を三つ貰いました。
美宙:「……もらっちゃった。……自縛霊ってことは、ここに縛られる未練があると?」
GM/少女:「まあ、そうだったんだけど、もう忘れちゃった! まあ、ほら。幽霊ライフも、なってみれば、そうそう悪いもんじゃなかったし…」
晶:「……力仕事の役には立つ、かな?」薬を鑑定した。
美宙:何か使わねばならない事態がありうるのだろうか…(ガクブル)。
優一:「どうだろう…?」
GM/少女:「邪魔しちゃって、ごめんねー。それじゃあねー」そう言うと、少女はどこかへ消えてしまいました。
美宙:「……それじゃ、もうショコラとの話もついてるってことらしいし。……私達は書棚の整理に戻るから」
晶:「そうだね。次の棚を片付けようか」戻りまーす。
優一:「…とりあえず仕事を進めようか」
心:「さっさと仕事進めないといつまでかかるか…」
優一:「意外と多いからね」眺め回し。
美宙:「……だがこの遭遇は、これから始まる大いなる災厄の序章にすぎないのであった。……ばばーん」

▼絆/エゴの変化
優一:
心に絆/連帯感を取得。
美宙:優一に絆/連帯感を取得。




●シーン5 『異界のジェンガ』  全員登場

○『図書館』内

GM:では、更に整理を進める皆さん。今度は1D5を振ってください。
優一:「これはそっちね…よろしく」心に本を渡しつつ指示(笑)。
美宙:次は優一か。
優一:ですね。何が出るかな?(ころころ)3です。
GM:では、本棚の整理を続けていると…適当に積み上げられたらしく、かなり危険な状態の箇所が。ちょっと触れただけで、本雪崩は必至…しかし、ここも整理区画内でした。
美宙:「……奇跡のバランス状態。……迂闊に触れるとヤバイかも」
晶:「慎重に進めないと、危なそうだね…」
優一:「…危なそうだけど…やるしかないだろうね」肩竦め。
心:「崩れたらどうなることやら…」
GM:まず、〈知覚〉で判定を。それで、比較的安全な箇所がわかります。
美宙:では振ってみまっす。(ころころ)達成値18!
GM:18なら、比較的安全な抜き方がわかりました。
美宙:見るだけなら複数人数でかかっても良さそうですが?
GM:ええ、構いませんよ。
美宙:よりパーフェクツな抜き方を!
優一:じゃ一応振ってみます。(ころころ)達成値22。
心:〈知覚〉とかは振る必要も無さそうだ…。
晶:二人に任せれば安全ですね(笑)。6ゾロ振っても達成値で負けます(笑)。
美宙:知性ベースは《IQ600》持ちの独壇場ですな。
GM:22なら、完璧に崩さないように抜く方法がわかりました。
優一:ふむ…抜く作業は?
GM:もう、何の判定もなく可能です。
優一:「ああ、指示するから皆手伝って」皆を手招きし。
晶:「はーい」いそいそ。
心:「分かりました」肉体労働しかすること無さそうだ。
美宙:「……今日からユウイチをジェンガチャンピオンって呼ぶ」
優一:「ジェンガ…実は器用じゃないから、抜き方がわかっても…ね」指示出しつつ呟き。
美宙:「……でもなかなか順調みたいね。……この調子なら早めに片付くかも」
GM:こうして、この区画は何の問題もなく整理できました。では、シーンを切りましょうか。

▼絆/エゴの変化
心:
美宙に絆/友情を取得。
晶:美宙に絆/友情を取得。



●シーン6 『異界の迷宮』  全員登場

○『図書館』内

GM:まだまだ、整理を進める皆さん。では、1D4を振ってください。
美宙:今度は私が(ころころ)2ですな。
優一:皆、1とか出さんな…。
GM:では、皆さんが集中して整理を進めていると…。いつの間にか、本棚が無限に続く回廊に迷い込んでいました。
晶:「……あっれー…。向こうが見えなくなっちゃった」
美宙:「……ここ、地図に載ってた?」
優一:「いや…わからないな」地図見つつ。
心:「ここは一体…?」
GM:おそらく、空間が歪んでいます。
美宙:「……メビウスの輪、クラインの壷。……そんな感じ」
優一:「そもそもどうやって入ってきたのか…興味深い話ではあるけど」キョロキョロしつつ。
晶:「結界かなぁ。力ずくで破ったらマズイと思う?」指輪を掲げつつ。
GM:脱出は、〈魔力〉判定です。全員判定してください。
美宙:げぇー!? 〈魔力〉無い! (ころころ)10〜。
優一:〈魔力〉はビミョ…(ころころ)14。
心:魔力無いや。(ころころ)7です。一桁…orz
晶:「ここは、ボクの出番かな。――伝説に謳われし“ソロモンの鍵”よ、真の力を我の前に示せ。新たな主、晶の名の下に!」(ころころ)6ゾロ! 無駄にクリティカルしました(笑)。
優一:気合入ってますな(笑)。
美宙:Σ( ̄□ ̄|||) 回っちょる!
GM:高すぎだよ(笑)。
晶/オロバス:
「…ふ。我が主ならこの程度、当然だ」何もしてないのに横で威張るぬいぐるみ(笑)。
GM:一人でも15以上出していれば、全員脱出可能です。ただし…、
晶:ただし?
GM:15未満だった方、人間性−5なのでよろしく。
晶:…ボク以外、全員ですが(笑)。
優一:イタタタ…人間性10に。
美宙:ぎゃー! 人間性18に!
心:残り13…。
GM:では、皆さんは通常空間に戻って来れました。
美宙:「……助かった。……アキラ、ありがと」
優一:「…ふむ、何だったんだろうね? とりあえず助かったよ、晶」
晶:「気にしなーい。さっきからみんなに助けられっぱなしだったもん」やっと役に立てたんで喜んでる晶&PLだったり(笑)。
GM:それでは、早々とシーンを切りましょうか。

▼絆/エゴの変化
心:
晶に絆/友情を取得。
優一:晶に絆/連帯感を取得。
美宙:心に絆/信頼を取得。
晶:優一に絆/友情を取得。



●シーン7 『異界の料理』  全員登場

○『図書館』内


GM:では、早速1D3を振ってください。
美宙:ぽんぽん進むなぁ(笑)。
晶:何が出るかな? (ころころ)2か…出ないねぇ、1(笑)。
優一:とゆうか、最大値も出ない(笑)。
GM:キッチンらしき所に着きました。
晶:「……図書館の中に、台所?」冷蔵庫とかあるかな?
GM:中には、皿に盛ってある、怪しい色の料理…。全員【感情】の能力判定をどうぞ。
美宙:「……うわぁ、この色彩はショコラの異次元料理…」
優一:「台所のようだけど…これ…ショコラの料理かな?」
心:「もしかして、これが昼食…?」
GM:では、全員【感情】の能力判定をどうぞ。
晶:(ころころ)11です。
美宙:(ころころ)7! 感情きびしー!(笑)
優一:(ころころ)8。感情はなぁ…(笑)。
心:(ころころ)あ、出目が良い…12です。
GM:チッ、面白くない結果に…(笑)。
美宙:Σ( ̄□ ̄|||)チッって言ったー!?
GM:10以下のお二人、目の前の料理を食べたくて仕方なくなりました。11以上の二人は、本能的に危険を察しました(笑)。
美宙:「……そう言えば、なんだかお腹が減ってきたかも」きっと目が(@_@)←こんな感じだ!
優一:「…僕も何故かお腹が減ってきたね」手に取り(笑)。
晶:「二人とも、危ない!」皿の料理を光の矢で薙ぎ払うとか…だめ?(笑)
心:エトランゼ二人が食べたくなる料理…。
晶:エトランゼだと平気だとか?(笑)
優一:…とゆうか、なぎ払うの?(笑)
晶:撃とうとしたけど、間に合わなかったと言うことで(笑)。
美宙:「……確か昼食支給だったはず。……いただきまーす@@」
優一:「どう見ても食欲減退する色なんだけどなぁ…」マジマジと見つめ。
心:「食べ物は粗末にするな、って言われてるけど…あれはちょっとなぁ」
GM:《シャイニングレイ》分のコストを払えば…って言う前に食べられた!? でもまあ…エトランゼブラッドには、何も効果がありませんでした(笑)。
優一:「どうしたんだい?晶」パックンと食べ。
晶:「あ。…あーあ。二人とも、本当に何ともないの?」
美宙:「……おいひい」もぎゅもぎゅ。
優一:「見た目は悪いけど結構美味しいよ」パクパク。
GM:エトランゼには、ただの美味しい料理です(笑)。エトランゼ以外が食べると、ダメージを受けましたが(笑)。
優一:「君達は食べないのかい?」差し出し(笑)。
晶:「…ボクたちは遠慮しとくよ。ね、心クン?」ひきつり笑顔(笑)。
美宙:「……おいしいのに@@」もぎゅもぎゅ。
優一:「まあ、見た目が悪いのも事実だし…」
美宙:まぁ、美宙は前に本場四川のインフェルノ麻婆を平気で平らげたしな! 器の方が融解するというほどの!
優一:味覚ないんか?!(笑)
美宙:失敬な。味覚はあります。辛いのが好きなのです(笑)。
GM:それともう一皿、別の料理も盛ってあります。こちらは、本能的に危険は無いと感じられました。持って行きます?
晶:……一応、そっちだけ持っていきます(笑)。
心:「じゃあ…、こっちの料理、もらいますね」危険の無いほうを回収。
GM:持って行くなら効果説明。マイナーアクションで使用。人間性を1D6+2点回復します。これが2個。勿論、戦闘以外のシーンで使用しても構いませんよ。
晶:なるほどー。人間性が危なくなったら使おう。
GM:では、シーンを切りま〜す。


GM:いいペースで来てるなぁ。本当は次でクライマックス予定でしたが…もう一回振る?
美宙:せっかくだから踏みましょうか(笑)。
優一:地雷があれば踏め、という教えが。
晶:次に振るなら、心クンですね。
心:せっかくだし、振っておきますか。
美宙:地雷は踏むためにある! お願いしますー。
晶:せめて落とし穴程度にしといて下さい(笑)。
優一:タライが降ってきたらその下に回りこむ位の勢いで。
GM:了解(笑)。アイテム、誰が持ってるかちゃんと決めておいてくださいね。効果微妙なのばかりだから、使わないかもしれませんが(笑)。
美宙:あー、再生薬は3つしかないから、私以外で分けてください。私は自前のがありますので。
晶:人間性回復は、最後に誰かがまとめて使うだろうからボクが預かってます。



●シーン8 『異界のクロゼット』  全員登場

○『図書館』内


GM:順調に整理を進める皆さん…。では、1D2を振ってください。
心:なにがおきるか…(ころころ)2です。
優一:1、出ないな…。
晶:出ませんでしたね、遂に。運がいいんだか、悪いんだか(笑)。
優一:どうでしょ?(笑)
GM:そっちに行ったかー。では…、整理を進めていると、虚空にポツンと浮いているドアを発見しました。
晶:「…なんだろ。別の区画への近道かな?」
美宙:「……まぁ、今さらどんな物があっても驚かないけど」
優一:「…なんだろうね?」まじまじ見つめ。
GM:調べてみると、鍵はかかっていないようです。
優一:「行ってみようか?」ワクワク(笑)。
晶:開ける前に…聞き耳?
GM:音はしていません。
晶:「…向こうの様子が知りたければ、開けるしかないかな?」
心:「開けてみないと分からないみたいだね」
美宙:「……ヒアノイズ、ファインドトラップ、リムーブトラップ、オープンロックは謎の扉には必須で」
優一:「気になるし…開けるよ?」さっさとガチャ。開けますがどうなってます?
GM:ドアを開けると、中には粗末なベッドと、電気スタンド・タンス付きのクロゼットが置いてあるだけの、簡素な部屋でした。
晶:「……誰の部屋だろ?」覗き込みつつ。
優一:「…? 何だろうここは」ツカツカ入って行きます。
心:「入ったとたんにドアが閉まって開かなくなるとか無いよね…」
美宙:「……それはヤバいから、行くなら全員で」
優一:「…え?」もう中に入ってる(笑)。
晶:「美宙ちゃん、それは逆なんじゃ…」普通は誰かが残るような(笑)。
美宙:「……まぁ、ヤバくなったらショコラ呼べばいいし」借りたケータイ見せて。
GM:その手の心配はありません。今、部屋の中は無人です。
優一:「ふむ…安全そうだよ」
晶:「で、何か変わったものは見つかった?」
優一:「さあ? それは今からだ」と家捜ししてみたいのですが。
心:「逆に何も無いほうが怖くなる…」
美宙:「……誰の部屋だろう? ……考えられるのは一人くらいだけど」
GM:どうぞ。とは言っても、前述の通り、ベッドとクロゼットくらいしかありませんが。
優一:「誰か使ってる部屋なのかな?」クロゼット開けてみる。
美宙:「……町民の家を漁ってコインを強奪する勇者の気分?」
晶:「……なんか、センパイ(勇司)を思い出すのはどーしてだろう…?」
心:「漁ったら後が怖いし、やめておいたほうがいいんじゃ…」ドアのそばに立ったまま。
GM:クロゼットには、女性物の服や下着が、無造作に置かれています。
優一:「…」パタンと閉めて「…誰か使ってるみたいね」頷きつつ。
GM:《エレクトロニックサンダー》《能力強化》《魔法の国よ》。対象は優一で(ころころ)達成値22、リアクションは〈耐性〉です(笑)。
晶:うわっ(笑)。
美宙:やっぱりこの人の部屋かーっ!(笑)
優一:(ころころ)8で喰らいました。〈耐性〉なんざない(笑)。
晶:ていうか、《魔法の国よ》ってことは対象全員?!
GM:(ころころ)14点の〈雷〉ダメージです。
優一:「ゲフ…」喰らって黒焦げに(笑)。
晶:魔獣化は…してないよね?(笑)。
優一:ギリギリで(笑)。
GM:と、奥からショコラがやって来ました。
美宙:「……わ、ショコラ。……いつのまに」
GM/ショコラ:「君は…何をやっているんだい?」ちょっと怒ってる様子です(笑)。
優一:…はい、地雷踏んでみました…(笑)。
美宙:あ、あぶねぇー! 私、〈雷〉弱点だったわ!
晶:「たまたま迷い込んだだけだよー。…Buer-星の頭領-よ、彼に癒しの力を」《治癒》使います。(ころころ)17点ダメージ回復。
GM:再生薬使わないんですか? 別にアイテムは戦闘中じゃなくても使えると思ってましたが。
晶:だって、呪文使った方が効率よさそうだし(笑)。《治癒》はメジャー消費するから、戦闘中は使いにくいんだ(笑)。
美宙:ていうか、《治癒》使うまでに魔獣化してしまいます(笑)。
優一:回復アーツはあまり使いどころが(笑)。
GM/ショコラ:「アラームくらいはつけているからね。…で、君はここが本棚に見えるのかな?」
優一:「…いや、誰か使ってる部屋かなぁと…」突っ伏したまま。
美宙:「……考えてみれば『図書館』内に私室があれば、誰の部屋か分かりそうなものよね」
心:「まあ、これは自業自得ですか…」
優一:「整理してたら宙にドアが浮いててね、気になって入ったんだよ」
GM/ショコラ:「ここにボク以外が住んでいるとは知らなかったよ。…まあ、言ってなかったボクにも落ち度はあったけどね」
優一:「…ごめん。すまなかったよ」パタパタと身体払いつつ起き上がる。「あと、ありがとう晶」
晶:「ううん、ボクもうっかりしてたし」
GM/ショコラ:「…とにかく、出入りにノックはいらないとは言ってるけど、内部のドアはその限りじゃないからね」
心:自縛霊も住み着いてるような…。
優一:アレは住んでると言うんだろうか…?
GM:ショコラは皆さんが彼女と会ってることを知らないですから。「大分進んでるようだね。それじゃあ、あと少しだと思うから、頼んだよ。ボクは、また奥に行ってるから」
美宙:「……いぇっさー、ボス」
優一:「ん、またね」パタパタ手を振り。
晶:「アラームで雷が落ちるのかー。…ショコラちゃんって、結構過激だねー…」
心:「あと少しなら頑張るか…」


GM:では、そろそろシーンを切りましょうか。ちなみに、一番危険なのと、ある意味一番危険なのが残ってました(笑)。勿論、こちらがある意味危険な方です(笑)。
晶:一番危険なのは、やっぱり1か。出なくて良かったね(笑)。
美宙:やっぱ1が1番危険だったのか。
GM:いや、セッション開始前に、こちらでランダムにサイコロ振って配置したらそうなりました(笑)。
優一:出目が徹底的に避けてましたからねぇ…ある意味危険、をしっかり踏めただろうか…。
GM:クロゼットを開けるがトリガーでしたから。そこスルーしたら、何も起きませんでした(笑)。
美宙:あー、絆枠ひとつ余ったな。どうしよう。
優一:確かに。…フルカス?(笑)
GM:ああ、クライマックスやったら、フルカスに取りたくなるかもしれませんね。…エゴで(笑)。
美宙:Σ( ̄□ ̄|||)
晶:そういえば、何か意味深なこと言ってましたっけね。


 

■クライマックスフェイズ■


●シーン9 『異界の中古品』  PC全員登場

○『図書館』内

GM:整理も、あと一息というところまで来ました。
美宙:「……意外と順調に片付いたみたい。……不幸な事故もあったけど」
優一:「いや、まあ…雷喰らうとは」所々焦げてる。
GM:すると、通路の片隅に、西洋の甲冑が立っていました。
晶:「…図書室に鎧? 何だか場違いだねー」いぶかしげに見よう。
心:「こんな鎧が置いてあるなんて…。なんでもありだなぁ」
優一:「でも、幽霊も居たし。ここなら何でもありな気もするね」
GM/甲冑:「………データを照合します」
晶:「…おまけに喋ってるし」
美宙:「……セキュリティみたい。……まぁ、私達はバイトがから、きっと大丈夫」
晶/オロバス:
「…だと良いがな」
GM/甲冑:「………データ該当なし。侵入者と判断します」
晶:「大丈夫…じゃないみたい」
GM/甲冑:「排除します」そう言うと、弦の張っていない弓を構える。
優一:「……ショコラに電話してみてくれないかい?」
美宙:ケータイに電話ー!
GM/ショコラ:『もしもし? どうかしたのかい?』
美宙:「……何か、廊下の甲冑が弓を撃ってきそう」
心:「ここも整理する区画のはずだよね…?」
美宙:「……もしかして私達バイト組は、セキュリティにデータ入ってない?」
優一:「そもそもあんなの地図に書いてないよ?」地図見つつ。
GM/ショコラ:『甲冑? そんなもの………ああ、ひょっとして』
美宙:もしかしてコイツがフルカスの置き土産かー!
GM/ショコラ:『フルカス君が、お礼だって置いてったガーディアンかな? 新品だって言ってたけど、多分間違えて中古を置いていったんだろうね』
晶/オロバス:
「…この野良魔鎧、フルカスの置き土産か!?」
GM/ショコラ:『ごめん。ボクは今、かなり奥なんだ。多少の被害は目を瞑るから、止めてくれないか? 破壊したって構わないから』
優一:「面倒な事だね…これ、いったい何に使わせる気で置いていったんだろうね?」
心:「わざわざこんなところに置いていかなくてもいいのに…」
GM:ちなみに、電話の向こうからは、怪しい生き物のようなものの鳴き声が(笑)。
優一:なんつう所だ…いつか探検せねば(笑)。
晶:「あはは…で、それって強いの?」
GM/ショコラ:『それほどじゃないとは思うけど…中古品だと、よけいな経験積んでるかもね』
美宙:「……つまり、ナメてかかるなと」
GM/ショコラ:『すまないけど、お願いするよ』
美宙:「……いえっさー、ボス」
晶/オロバス:
「大方、図書室の守護者代わりに置いていったのだろうが……まったく、奴のコレクションにはろくな物がない!!」
優一:「守護者の要る図書館ってどうなんだろうね…いつかしっかり探検しよう」
GM:では、シーンを切ってバトルに入りましょうか。



●シーン10 『異界のボロドミニオン』

GM:敵、フルカスの『お礼』1体。場所は広く取れるので、接近することも離れることもできます。では、エンゲージの宣言をお願いします。
美宙:ではエンゲージ外します。
優一:わたしもエンゲージ外します。
晶:うーん、ひとまず別エンゲージで。
心:とりあえず接近しておきます。そうしないと殴れない。

 現在のエンゲージ:(心、お礼) 【(美宙)(晶)(優一)】

晶:…ボクも前線に出た方がいいかな?
優一:ん…どちらでも。
美宙:お任せホイ。
晶:ん、まぁ順番が来たら考えます。まずは敵の出方を見たい。
GM:了解です。では、[SA:敵を倒す]をどうぞ。
晶:…ところで、一つ目のSAはもらってたっけ?
GM:[SA:バイトを請ける]を達成済みです(笑)。なので、実は「いえ、付き合いの見学です」と答えてたら、達成できなかったという(マテ
優一:微妙な(笑)。
晶:危なかった(笑)。ボクは「お手伝いに来ました」と言ったからセーフだ(笑)。


▼ラウンド1

GM:ではセットアップから。こちらは無し。ちなみにイニシアチブは10です。
美宙:《瞬間武装》! セカンドサイト、ミサイルパーツ、特殊強化服装備! 《融合》でレイガンも準備。人間性は15に。
GM:では、イニシアチブフェイズで、《資産:空間展開》。このシーンを自らのドミニオンに!
美宙:「……うわ、ナマイキにもこの鎧、ドミネーターだ」
GM:で、行動値16の美宙どうぞ。
美宙:マイナーで《加速装置》+《戦闘形態》+《変形》人間性7。メジャー、レイガン射撃!(ころころ)22で命中。
GM:(ころころ)16で当たります。ダメージどうぞ〜。
美宙:(ころころ)15点〈光〉!
GM:クックック…!
美宙:Σ( ̄□ ̄|||)何なになにー!?
晶:GM は ぶきみなわらい をうかべた!
優一:…何だろ(笑)。
心:《資産:守護》とか?
GM:《カテゴリー:アナザー:光》《属性具現化:光》《祓魔の力》《属性耐性:光》《友なる精霊》!(ころころ)36点止め(ぇー
優一:Σ光ばっかりかコラ!?
美宙:おぁー!?「……鏡面装甲? ……これではレーザーは通じない……」
晶:げ、これじゃ〈光〉属性は殆ど通らない!?
優一:ですな。
晶:…大ぴーんち(←光属性攻撃のみ)。
美宙:HAだ!
晶:「…いや、大丈夫! 美宙ちゃん、次はボクが支援するから!」
美宙:「……ん。……フォローお願い、アキラ」てなわけで晶の絆固定、晶にAGP1。
優一:《魔力付与》がんばってもらうしか無さそうですな…。
GM:では、行動値10の心、どうぞ。
心:マイナーで《切り裂くもの》、オートで《獣化》、メジャーで攻撃します。
晶:その攻撃に《魔力付与》します。「Furfur-嵐と稲妻の伯爵-よ、彼の爪に雷を!
心:(ころころ)達成値19で。
GM:(ころころ)18。惜しい、ダメージどうぞ。
心:これでどれだけ通るか…(ころころ)28点〈雷〉です。
GM:《祓魔の力》と防御力で9点減らして…19点かぁ、〈斬〉のままだったら…! 魔獣化&《超魔の命》!
晶:よし、効いた!
美宙:《祓魔の力》だけは属性関係無いからなぁ。
優一:ですなぁ…それにしてもカタイ。
晶:他の属性でも、魔鎧で基本8点は減らすみたいですね。
美宙:優一の《虹のむこう》もあてにしてますからー!
優一:次のターン、虹行きますか?
美宙:ですね、とりあえず向こうの出方次第かな。
優一:美宙や心にAGP集めた方が効率良い気がしますが。
美宙:《神獣撃》も《無限の法則》も属性は変わらないから。
優一:なるほど。
GM:では、こちらの番。まず、オートで《虹色の空間》。シーンにいる全員の攻撃力に+2D6、属性を〈光〉に変更!
晶:…は? 強化?
優一:何かやって来るか…。
晶:(気付いた)…って、そうか。こっちの攻撃を全部〈光〉属性にしたのか!
GM:マイナー《同化》、メジャー《精霊弓》《カテゴリー:ファイア》をHA《果て無き剣》でシーン攻撃!(ころころ)達成値18、これにHA《電光石火》使用!
美宙:うわ、やはり!
晶:いいや、来るなら来ーい!
GM:打ち消さないなら、全員に行きますよー?
心:あ、《獣の盾》で庇います?
晶:まだ平気。ボクは魔獣化した方が助かるかも(笑)。
美宙:通します?
優一:1発目ですから通して良い気もします、魔獣化で凌げるので。
美宙:ここは通しですな。《獣の盾》は、魔獣化後でもいいかも。
GM:では、ダメージ出します。《紅き供物》使って、ダメージアップ。(ころころ)55点〈光〉を全員に。
晶:Orobas-馬の太守-よ、心クンを守って!」《シールド》使います。(ころころ)13点実ダメージ軽減! で、魔獣化。周囲に太陽・月・星を意匠化した光の魔法陣が描かれる。
美宙:魔獣化ーっ! ……美宙って戦闘形態や変形したら、魔獣化しなくても人間離れしちゃってるよなぁ(笑)。
優一:魔獣化、体が半透明になります。…美宙は戦闘機ですっけ?(笑)
美宙:あい。
優一:人間離れどころじゃ…(笑)。
晶:心クンは、ギリギリ耐えてるかな?
心:《シールド》のおかげで42点ダメージ。ぎりぎり残ってFP残り2です。魔獣化しないですみました。
晶:いざとなったらHA《獣の盾》をお願いします(笑)。
GM:では、9のお二人の前に、イニシアチブで《怒りの日》AGP3点使用!
美宙:げぇー!?
優一:《ヴォイド》誰か持ってます?
美宙:晶が持ってた! 晶に4点集めよう!
優一:使うしかないですねコレ…皆死にますし。
晶:了解、《ヴォイド》…ていうか、《獣の盾》の方がいいかも。AGP少なくてすむし。
美宙:あ、《獣の盾》でも《怒りの日》、止めれましたっけ。
心:《獣の盾》使って魔獣化すればすむねぇ。
晶:心クンは魔獣化してないからね。
優一:あ、そうか…決定後か。
美宙:よし、《獣の盾》だな。
GM:では、ダメージ出します。(ころころころ)30点〈魔〉属性ダメージ。
晶:と言うわけで、心クンに1AGP渡します。
心:では、HA《獣の盾》を使用します。「その攻撃は、受け止めさせてもらうよ」魔獣化ですー。
GM:HA《ヴォイド》宣言! いやー、アッと言う間にHA無くなりました(笑)。
晶:Barbatos-美徳の公爵-よ、鎧の魔力を打ち消して!」今度こそ《ヴォイド》!
優一:晶の絆固定、愛を1点晶に〜。
心:晶の絆を固定、1点出しますー。
晶:これで合計3点。《ヴォイド》発動!
GM:了解、消されました。では、9のお二人どうぞ。
優一:晶、お先にどうぞ。
晶:《オリジナルスペル:魔機》でオロバスが召喚されるんですが…マイナーで準備が必要ですよね。マイナーでオロバスに乗って、メジャーで鎧のエンゲージに突進。以上(笑)。

 後に、公式エラッタで「《オリジナルスペル》では自動取得アーツを取れない」ことになりました(2007,02,17)。
 もちろんリプレイ編集時(2007,07,07)にはデータ修正済み。だから晶がオロバスに乗って戦ったのは、これと他数話のみ。残念!


優一:晶…いつからライダーに…(笑)。っと、ではとりあえず「ふむ…壊れるかな?」右手を差し出し、ネタ特技《破壊音波》!
晶:それに《能力強化》で命中判定+5!
優一:あい、ありがとー。まあ壊れる物無いかな?(ころころ)25で。
GM:壊れるのは、こいつの《魔鎧》くらいのもの。《鋼の意志》つきで(ころころ)命中。
優一:「情報へのハッキング完了…アーマーの破壊。…破壊完了」右手を振り。
晶:よーし!(笑) これで敵の防護点はなくなったはず。…まぁ、次のラウンドに《虹のむこう》使うなら、あまり意味ない気もするけど(笑)。
美宙:アーティファクト殺しだ《破壊音波》……はっ!? 人鞘取ってるキャラは自分が死亡!? 碧唯ピーンチ!!
優一:何その一撃必殺(笑)。
GM:で、この場合の適用ですが、防御力は0に。ただ、《属性具現化:光》《祓魔の力》《鋼の意志》等のアーツは使用可能とします。そうしないと、アーティファクトに《破壊音波》は一撃死と同義になってしまうので。
心:武器や防具として使い物にならなくなる程度の破損とか?
晶:あぁ、その場合は単に「装備としてのデータ」が使えなくなるだけだと思います(笑)。
優一:でしょうね(笑)。
GM:はい。ただ、《業物》とか《超巨大魔器》で増えた攻撃点・防御点も0にします。そうしないと、ややこしくて。まあ、《破壊音波》くらう自体、レアな状況ですが(笑)。
美宙:魔宝はクリティカル値や技能のプラス修正が無くなるわけですね。
優一:まあ、ネタなので…どうせ次すぐ《虹のむこう》使いますから(笑)。

 現在のエンゲージ:(心、お礼、晶) 【(美宙)(優一)】


▼ラウンド2

GM:では、第2ラウンド。セットアップ、こちらは無しです。
晶:セットアップで《封印解除》。「伝説に謳われし“ソロモンの鍵”よ、真の力を我の前に示せ。新たな主、晶の名の下に!」(ぉぃ
GM:では、19の美宙どうぞ。
優一:イニシアティブでHA《虹のむこう》使います。愛を下さい。
美宙:優一とショコラの絆固定、優一にAGP2。
晶:同じく、2点あげます。
心:優一と人間の絆を固定して2点出します。
優一:情報のエゴ固定して1点捻出で計7点。「さぁ…そろそろ終わらせよう、まだ整理も残ってるしね」AGP7点で《虹のむこう》使います。味方全員の攻撃が〈魔〉属性に攻撃力+7d6。
GM:後がけ有効だからなぁ。通しです。《虹色の空間》で+2D6されたままなので、よろしく(笑)。
美宙:らじゃー(笑)。では改めて、マイナーで鎧のエンゲージに移動。メジャー突撃ー!!(ころころ)達成値20!
GM:(ころころ)命中です、ダメージどうぞ。
美宙:「……斥力ブースター出力全開。……吶喊ラッシュ」(ころころ)69点〈魔〉属性どーん!
GM:全通し。まだ、もってますが…。きついなぁ。10の心どうぞ。
心:ここで出せる分出し切ろうかな…。
優一:ガンバー。
美宙:「……シン、連携よろしく」心の絆固定、心にAGP1。
晶:頑張って! 心クンの攻撃に《能力強化》します。AGPも1点あげましょう。
優一:「ここで決めてくれ」心の絆固定、AGP1点渡し。
心:マイナーで《ビーストヘジーク》、オートで《打ち砕くもの》。AGP1点使って《神獣撃》使用します。(ころころ)《能力強化》分を足して21です。
GM:そうすると、既にこちらは6ゾロのみです。(ころころ)どっちにしても命中! ダメージどうぞ。
心:「そろそろ終わりにしようか」(ざらざらざらーっ)106点〈魔〉属性!
美宙:す、すごいの出た!
優一:全力だなぁ。
GM:それはもう、残りFPの3倍以上来ています。戦闘終了!
美宙:「……お美事」
晶:「凄いねー…」かなり驚いた。
心:「あー…、やりすぎたかもなぁ」
優一:「…お見事、さて整理を再開しようか」肩竦め。
GM:敵の消滅と共に、展開されていたドミニオンも消えて行きました。そのおかげか、幸い周りに被害はなかったようです。
美宙:「……一応ショコラにも報告を。……心配させてるかもしれないし」
優一:「ドミニオン展開してくれて助かったよ…本の一つでも焼けたら雷じゃすまなかった…」
GM:実は、このためだけにドミニオン展開しました。他に何の世界律も資産も持ってません!(マテ
優一:まあ、そうでしょうね(笑)。
晶:そうだったのか(笑)。
GM:あとは、驚かしです(笑)。まあ、しいて言えば逃げられなくするという…演出効果も。バトルシーンでおもむろに逃げたら、正気疑いますけど(笑)。では、シーンを切ってエンディングに入りましょうか。


GM:…ところで、完全に忘れてましたけど、人間性大丈夫ですか?
美宙:7残り。
優一:0点ピッタシです。
晶:プラスです。モウマンタイ。
心:ちょうど0点。
GM:了解です。


 

■エンディングフェイズ■


●シーン11 『異界よりの帰還』  共通ED

○『図書館』内


GM:戦闘終了して間も無く、ショコラもやって来ました。
優一:「やあ、派手に壊しちゃったけど…良いよね?」甲冑の成れの果て指差し。
美宙:「……許可降りたんで、鎧は木っ端微塵。……でも本は無事だから安心して」
GM/ショコラ:「どうやら…無事だったようだね。…本も、被害無しか…」安堵の溜息。
心:「つい、勢いあまって…」
晶:「図書室には被害出なかったし、良かったよ。鎧を壊したのは…まぁ、不可抗力ってことで」
GM/ショコラ:「君達が無事で何よりだよ。整理も、そろそろ終わりそうだね」
優一:「まあ、それは兎も角…大体整理も終わったよ」本をいくつか押し込んで。
美宙:「……うん。……後はこの辺だけ片付ければOK]
心:「壊れた鎧の掃除も必要かな…?」
GM/ショコラ:「それはこちらでやっておくよ。さて、それじゃあ、先に給金を渡しておこうかな。大分危険な目にあわせてしまったから、色をつけておいたよ」
美宙:「……おおー、ブラヴォー危険手当」
優一:「ん、ありがと」受け取り。
晶:「…うわぁ。こんな大金、何に使おう…?」封筒覗いて途方に暮れる(ぇ
心:「これだけあれば、大分贅沢できる…」
GM/ショコラ:「ボクは、やることができたからね。そこまで終わったら、あがっていいよ。今日は、ありがとう」
晶:「あ、お疲れ様ー。…帰りに、ショッピングでもしてこうかな?」
優一:「そうそう、この本、気になるから借りてくよ?」本棚から本取り出し。
美宙:「……この『図書館』、持ち出しダメなんじゃなかった?」
優一:「…そういえばそうだった。最近、外の図書館利用する事が多いから失念してたよ」
GM/ショコラ:「………さて、フルカス君。覚悟はいいね、直接ダメージを与える以外にも、いろいろ報復手段はあるんだよ…」
美宙:「……ほどほどにね、ショコラ」
GM:既に、聞こえてなさそうです。
優一:「さて、ざっと片付けてあがろうか」肩竦めてから整理再開。
美宙:「……アキラ。……あなたのとこの魔神、71柱になっちゃうかも」
晶/オロバス:
「やれやれ、どんな復讐をされるか知らんが……これで少しは懲りるがいい(ぇ
GM:そして、後日…それは語られない物語…(笑)。



THE END


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