●今回予告●
鬼は外。福は内。
その日、鬼は厄を引き受け追い払われ、替わりに人は福を招き入れる。
誰かが思った。
「やってらんね――――――!!」
Beast Bind New Testament
『鬼は内』
汝、今年の厄と向き合わん。
オープニング ミドル クライマックス エンディング
■プレセッション■
GM(早坂ノヴユキ):超久々のGMで色々不安でしょうが、今日はどうかお付き合いの程を。
夜叉丸:あろあ、よろしくっす。そして翁は戦闘弱いから、防御ヨロ。
麻那:《電光石火》も復活系HAも多いから平気…うん、たぶん大丈夫。
GM:《虹のむこう》持ち居るから容赦しませんヨ? 《世界霊魂》という保険もあるしネ!(爽)
Nオレンヂ:大丈夫。うちにかかれば白兵キャラは攻撃力最大+3D6+17のパワーアップ!(マテ
夜叉丸:なに、この至れり尽くせりの増強シリーズ。
Nオレンヂ:そこがスピリットの萌えポイント!(笑)
GM:あ、PC間絆は、法眼>束>翁>九十九>法眼の順に取ってください。自己紹介も、その順番でお願いします。絆、エゴの取得は、適宜自由に行って結構です。シーン数はこちらでカウントし、これを元に経験点を出します。12点にならない可能性大ですが、そこはご容赦を。では時間となりましたので、自己紹介からお願いします。
●PC1(定員1名) 推奨:お人好し系。
君の家に鬼がやってきた。
「節分の日までお世話になります」
君は、気が遠くなった。
シナリオ絆/エゴ:鬼 (関係:任意)
▼鬼来 法眼/鬼法師 プレイヤー:麻那
【イレギュラー/ビースト】 年齢:34歳/性別:男/カヴァー:法力僧
「この身に流るるは鬼の血…されど宿るは人の魂。仏の力を借りて魔性を討つ、人呼んで―――鬼法師」
先祖返りで『鬼』の血脈に目醒めた流浪の法力僧。飄々としているように見えて、芯は熱い性格。
身長2mを超す巨漢でボサボサ髪に無精髭、顔も身体も傷だらけ。僧衣と下駄履きが基本スタイル。
鬼の血がもたらす忌まわしい食人衝動を堪えながら、人に仇なす魔物を調伏している。
実のところ『法力僧』としては二流以下だが、鬼の能力と実戦で鍛えた戦闘技術により『退魔師』としては一流。
昔、恋人を喰い殺しかけたトラウマから、自分と自分に流れる『鬼の血脈』を忌むべきものとして憎んでいる。
所持HA:《歩く影法師》、《歩く影法師》、《獣の生命》
●PC2(定員1名) 推奨:どなたでも。
君の友達はため息混じりに語る。
「気のせいかもしれないけど、家の中から視線を感じる」
そう言った彼(彼女)は、ここ最近とことんツイてなかった。
シナリオ絆/エゴ:友人 (関係:任意)
▼芙霞 束/Patrinia プレイヤー:Nオレンヂ
【スピリット/スピリット】 年齢:外見10代後半/性別:女/カヴァー:フリーター
「私は人を護る―――名前も思い出せない誰かさんがくれた、『Patrinia』の名にかけて」
いつの頃からか、意識と身体を持った花。すべての花であり、たった一つの花でもある。
繰り返す死と再生。しかし、自分だけは失わずに、今に至る。
かつて戯れに交わした人間との約束。相手の顔も名前も思い出せないが、覚えている。『人間の味方をする』と。
そのために、今生きている。自分が消滅するか飽きるまでの時間、その約束を守っていこうと。
戦闘では自然の力を借りての支援と、精霊力を宿した拳での肉弾戦を得意とする。
所持HA:《世界霊魂》、《緑の領域》、《許されし芽》
●PC3(定員1〜2名) 推奨:依頼受けられる系。
大した事の無い事故にちょっとした病気。他愛も無い小さな不幸。
だが現在この町で発生している頻度は異常だった。
依頼主は原因の解明を君に託した。
シナリオ絆/エゴ:小さな不幸 (関係:任意)
▼翁/翁 プレイヤー:夜叉丸
【デーモン/セレスチャル】 年齢:不詳/性別:男/カヴァー:好々爺
「―――やれやれ、悲しいのう…■■の末裔が。…はて、何のことじゃったかのう?」
黒い着物に一本歯の下駄、能面をつけて長い白髪をお下げにしている謎の老人。
現在は広域暴力団藤村組配下極道虎組(*リプレイ第22話『魔弾の射手』参照)にて食客の立場。
元は古墳時代の豪族の元に降りてきた末神で、虐げられた有角の民を纏め上げ、山奥でひっそりと生きていた。
やがて里が討伐隊に攻め込まれ、敗れた末神は歴史の闇に消えた。神を喪った民は人々に混じったという。
その後、神がどのようにして今に至ったのか…語る者は誰もいない。
所持HA:《グレイトフルデッド》、《死に至る病》、《裁きの光》
▼九十九/凡人の名刀 プレイヤー:AI
【アーティファクト/レジェンド】 年齢:外見10歳(実年齢600超)/性別:女?/カヴァー:稚児
「―――主様の傍に付き添わせていただけたら、幸いにて存じます…」
傍目には簡素な黒い木刀と見えるが、見る者が見れば見事な作りの刃に黒檀の柄と鞘を付けた刀。
とある刀鍛冶が己の才を「師匠に及ばぬ」と苦悩した末、精魂注いで作った生涯最高の逸品。
実用品として長らく使われたものの、現代にあっては資料として博物館の倉庫に死蔵されるしかなく。
そんな扱いを不本意と感じた刀の付喪神は、稚児の姿をとって刀ごと脱走し、新たな使い手を求めた。
それから色々あって、現在は翁の下に身を寄せている。
所持HA:《電光石火》、《電光石火》、《虹のむこう》
法眼:束への関係は絆/知己で。
束:PC間絆は翁:知己で。
翁:九十九に絆/誇り。
九十九:法眼に絆/好奇心。
GM:時に法眼。
法眼:何でしょう?
GM:自宅には、家財道具や電化製品等はそれなりに揃ってます?
法眼:特定の家は持ってないです。妖洞寺縁の寺を放浪するような生活で。
GM:……しまった、定住してなかったのか。
法眼:今回は、ノウンマンの和尚がいる寺を想定してますが。
GM:それだ! では、始めますよー。皆さん、よろしくお願いします。
一同:よろしくお願いしまーす。
■オープニングフェイズ■
●シーン1 『2月の闖入者』 シーンプレイヤー:鬼来法眼
○とある寺
GM:あなたは今回の魔物調伏を終え、しばらくの仮住まいである寺へと戻ってきました。さて、帰ってきたのはいいけど、このお寺の和尚さんが居ません。見ると炬燵の上に書置きが。
法眼:内容は?
GM:『急な会合が入ったので、ちょっと総本山に行ってきます。留守番ヨロシク。晩御飯は冷蔵庫に入ってるからチンして食べてネ。 by和尚』
法眼:「鬼の…もとい、和尚のいぬ間に命の洗濯…っと」秘蔵のどぶろくを持ち出して勝手に飲む俺。「…ぷっは〜、旨い! 仕事の後の酒は最高だねぇ」
GM:そうやってチビチビだかグビグビだかやってる内に、晩飯食いたくなってくる時間帯。
法眼:冷蔵庫を覗いて「…足りねぇな。自分で作るか」
GM:いや、待て!
法眼:…GM発言か、今の?(笑)
GM:冷蔵庫のある台所に行ってみると、いきなり異変が起きてるのですよ!
法眼:ほほぉ。どのような?
GM:見ると冷蔵庫の前に小さな影が鎮座ましまして、中の物を凄い勢いで貪っております。
法眼:「……」(笑顔)
GM/??:「(もりもり)お豆腐とかばっかりで、お腹にたまらないのですよー(もりもり)」
法眼:「…………」(笑顔。しかし半眼)
GM:独り言まで抜かしてやがりますが、笑顔で背後に佇むあなたには気付いてない模様。
法眼:(ドスの利いた声)「…………誰だ、お前?」
GM/??:「へうっ!?」ドスの利いた声で脅されて振り返った人影は、10歳くらいのちんまい女の子でした。ただし、おでこに1本角が生えてますが。
法眼:「…………子鬼、か?」少し頬を引きつらせる。
GM:「あああああっ!? こ、こ、ここのお寺の和尚さんで!? こ、こ、これはごめんなさいなのです!」すごい勢いで平身低頭します。
法眼:(溜息)「……鬼が寺にやってきて、盗み食いか?」呆れた声で。
GM/子鬼:「え、ええと、実はここにお邪魔するまでに、随分と迷ってしまったのですよ。それでお腹がくーくー鳴ってしまって、気が付いたら冷蔵庫の中身を……」
法眼:「……お前の親は?」
GM/子鬼:「おとーさんとおかーさんは、お家にいるですよ。わたしはお仕事なので、ひとりで来たのですよ」
法眼:首の後ろを掴んで、ひょいっと目の高さに持ち上げる。「で。何者だ、お前?」
GM/子鬼:「あ! これは申し遅れましたです! わたし、この1年の厄を払いに参りました、節分の鬼の鬼胡と申しますです!」
法眼:「…………厄払い? 節分の、鬼?」
GM/鬼胡:「1年の厄を引き受けて、節分の日にお豆で追い払われるのですよ。節分までの間、よろしくおねがいしますです、和尚さん」
法眼:「いや、よろしくと言われても……何なんだ、いったい…」心なし放心気味。
GM:では、程よく気が遠くなったところで切りましょうか!(笑)
法眼:了解(笑)。
GM:では法眼のSAを渡しましょう。[SA:鬼は外ー!!]
法眼:何だそりゃ(笑)。ともかく、鬼胡にはエゴ/困惑で。
GM:では切りッ。
▼絆/エゴの変化
法眼:鬼胡にエゴ/困惑を取得。
●シーン2 『ツイてない花屋』 シーンプレイヤー:芙霞束
○花屋
GM:さて、精霊だろうが何だろうが、現代社会で生きてくためには日々の糧を稼がないといけません。要するに、あなたは今日もバイト中です。
束:「こうして花に囲まれてるのは落ち着くけど…ぁふ…暇ねぇ…」
GM/店長:「ひぇーくしょい、ちくしょっ!」ヒマを持て余してる束の後ろで、豪快にくしゃみする店長さん。
束:「あら? 風邪かしら? それとも、いい人が噂でもしているのかしら?」(クスクス)
GM/店長:「おいおい芙霞さん、カミさんいる前でそんな噂は勘弁願いたいねぇ。風邪だよ、風邪。それも結構厄介な具合で……ふぇーっくしょっ!!」
束:「あらあら…。なんなら、お薬でも煎じましょうか? この辺の葉を使っていいなら、ですけど」
GM/店長:「一応売り物だから、やめといてくんないか。それにしても参ったよ……家族全員この有様だからなぁ」
束:「今年はいつもより暖かいと思いましたけど? まあ、だから風邪をひかないというわけでもないでしょうけど。あまり具合が悪いようなのでしたら、お店の方閉めた方がよろしいのでは? お客様にうつすわけにもいかないでしょうし」
GM/店長:「いやー、カミさんも寝込んでる以上、私だけでも働かないとイカンかなぁと思ってたんだが…やっぱ無理はイカンか。それにしても、ここんとこ妙についてなくてね。車庫入れミスって車の横がメゲる、カミさんが財布を落とす、息子は部活中に足を捻る、トドメに一家総出で風邪に罹る。まったく、何かに祟られてるんじゃないのか、うちの店」
束:「あらら。大事無いとは言っても、続くと嫌なものですわね。軽く厄払いでもしてみたらいかがかしら?」
GM:とか言いつつ、かがんで店先の鉢植えを整理してる店長の頭上で、棚の上に詰まれた植木鉢が、何だかグラグラしておりますよ。
束:こっそりとツタを絡めて落ちないように固定。無理なら普通に寸前でキャッチします。
GM:では、植木鉢は落ちずに済みました(笑)。「げほげほ……うーん、やっぱ今日は早めに店閉めるかな。確かにこれじゃ、お客様に迷惑だ」気付いてない店長。
束:「そうですわね。病気の時は、横になるのが一番ですわ。悪化しないためにも」
GM:ここで束さん、ちょいと〈魔力〉で判定を。
束:(ころころ)達成値12。
GM:では束さん。植木鉢が落ちそうになったのを止めた瞬間、微かに不吉な雰囲気を感じました。極僅かな、しかし明らかに自然現象とは違う感触。
束:クスリと笑う。
―――そもそも、金銭が無くて困る身分ではない。バイトの空き時間を有効に使えるのは重畳。
それに、私の眼前で人を傷付けるモノを捨て置けない。
GM/店長:「それじゃ、今日は上がりにしよう。すまないけど片付け手伝ってよ、芙霞さん」
束:「はい。それではさっさと片付けてしまいましょうかしら。店長さんも、御自愛くださいませ」
GM:では決意が固まったとこで切りますかー。束のSAを渡しましょう。[SA:店長の不幸をどうにかする]
束:了解です。店長には絆/慈愛で取っておきます。
GM:では切りッ。
▼絆/エゴの変化
束:花屋の店長に絆/慈愛を取得。
●シーン3 『塵も積もれば…』 シーンプレイヤー:翁&九十九
○寅蔵の屋敷
GM:御二人は、極道虎組顧問、葛野寅蔵さんにお呼ばれしました。
九十九:「…」ちょこんっと座ってどきどきしつつ。
GM/寅蔵:「おうおう、今日はわざわざ来てもらって、ほんとすまねぇなぁ」
翁:「なになに、どうせ近場じゃ。気にするでない」中将の能面に黒い袴なり。
九十九:「寅蔵様のお呼びでしたら、いつでも参りたいぐらいですわ」(にっこり)
GM/寅蔵:「こうして来てもらったのは他でもねぇ。実は今、うちのシマでちいっとばかし妙な事が起きていてのぉ」
九十九:「…妙なこととは一体どのようなことでございましょうか?」きょとんと首を傾げつつ。
翁:「ほぉほぉ。ちと確率がおかしい、アレの話かのう?」
GM/寅蔵:「さすがは翁、話がはえぇ。実はな―――」
寅蔵が言うには、ここ最近この町では、小さな事故がやたらと頻発しているらしい。
他にも軽い病気の患者で、連日病院がごったがえしているとか。
一件一件は他愛も無い事態だが……とにかくその数がハンパじゃない。
GM/寅蔵:「風邪だ捻挫だなんてなぁ、そりゃ日常茶飯事だろうがよ。病院の待合室がそんなので満杯になっちまうのは、こりゃどうかしてるってもんよ」
翁:「ううむ、難儀なことじゃのう」腕を組み。
九十九:「…多分、待合室で風邪に感染して〜って言うのも数に入ってると思いますわ(汗」
GM/寅蔵:「まぁ院内感染なんちゅーのも無いでもなかろうがの、がはははは!」
翁:「ほほほ、それにしても数が多いのじゃよ。厄がどこぞで迷子にでもなっておるのかのう」袂から腕を出して顎を撫でつつ。
GM/寅蔵:「そこよ、翁。お前ェさんらに頼みてぇのはよ」
九十九:「皆様、冬至の南瓜をしっかり食べたのでしょうかねぇ?」首をかしげて(笑)。
翁:「ではな、寅蔵。ちと庵を留守にするでな。若い衆には言っておいてくれぬかのう」立ち上がり。
九十九:「あ、では九十九も伝言お頼み申します」は〜いっと手をあげて。「…今回は、写真は撮らないでくださいね? と三人衆様にお伝え願えませんでしょうか」(にっこり)
GM/寅蔵:「皆まで言わずとも分かるかよ、手間要らずでええわい」
翁:「ほほほ、皆まで言うな。背中に代紋を背負った身。やすやす頭を下げるもんではないぞ。さて九十九や…爺だけは前が見えんでの。つきおうてくれ」
九十九:「はい、九十九も主様の傍に付き添わせていただけたら、幸いにて存じます」丁寧に頭を下げて。
GM/寅蔵:「あー、それからうちの若い衆も、同じ様に風邪やら軽い怪我やらで半数ほど寝込んどるから、放っておいてええわいな」
翁:「どうりで、最近姿を見ぬわけじゃのう」
GM/寅蔵:「では、よろしくの。もし万一『あっち寄り』だと、儂には手も足も出んでな」
翁:「しかり、聞き届けた。ではな」重さを感じさせぬ身こなしで出て行く。
そして、ふと視線を感じた九十九が廊下の奥を見ると。
褞袍とマスクを着け頭に氷嚢を乗せて、ずりずり匍匐全身してやって来ようとする馬鹿とか。
両足捻挫してるのに、気合と松葉杖で出待ちをしている阿呆がそこにいた。
九十九:「…少々、書き物の場をお借りいたします」さらさらと紙に文字を書いて。「…(にっこり」『九十九は健康な人が大好きです』と書いた紙を背中に貼り付け「…行ってまいります(てほてほ」
GM/寅蔵:「うらァ! 輝、竜、賢! 九十九にいらん心配かけさせやがって、役立たずはすっこんどれやァ!」
翁:一瞬ですっこんだ三人組でした(ぉ
GM:ではこの辺で切りますかー。翁、九十九のSAを渡しましょう。[SA:「不幸」が頻発する原因の解明]
翁&九十九:いただきます。
GM:では切りッ。
▼絆/エゴの変化
翁:葛野寅蔵に絆/敬意を取得。
九十九:葛野寅蔵に絆/敬愛を取得。
GM:寅蔵のロールプレイ、こんな具合で良かったんですかね?
翁:うん、そんな感じです(笑)。しいて言えばツルッパゲと色ボケがあれば完璧(ぉ
GM:おお、パゲか。
九十九:ぱげ〜(ぺちぺち)。
翁:寅蔵はパゲと七人の嫁さんと、23の娘がいるのが特徴です。
九十九:23歳?
法眼:23人でしょう。
翁:いや23歳。
法眼:あれ、普通に人数だと思っていた(笑)。
翁:娘の数は20人いくかいかないか(ぉ
■ミドルフェイズ■
●シーン4 『迫る厄災』 シーンプレイヤー:鬼来法眼 登場難易度:判定不可
○寺
GM:まぁ、そんな具合で途方に暮れている法眼ですが。
法眼:ほい。
GM/鬼胡:「どうしましたですか、和尚さん? からだのお加減、よろしくないですか?」心配そうに法眼の顔を覗き込む、子鬼の鬼胡。
法眼:「…いや。まぁ、何と言うか……(これが大人の鬼だったら叩き出してる所なんだが…)……他に行く所は、ないんだな?」念を押すように。
GM/鬼胡:「はいです! 今年のこのお寺担当はわたしですから、節分の日まではお世話になるのですよ!」元気良くハーイと両手を挙げる鬼胡。
法眼:「…判った。好きにしろ。但し、悪さはするなよ?」
GM/鬼胡:「はいです、わたしは悪さなんてしないのですよ! ……あ、でも」
法眼:「うん?」
GM:ここで法眼、〈魔力〉判定!
法眼:そんなものはない(笑)。平目で(ころころ)達成値10。
GM:ダメだな!(爽) 法眼は、自分の身に迫る不吉の影に気がつかなかった!
法眼:ダイス目は悪くないんだ。ただ、俺の法力は他の法力僧と少しばかり性質が違うだけで(笑)。それで、何か起こるのかな?
GM:ふいに法眼の姿が、鬼胡の目の前から消える。
法眼:…畳でも抜けたか?
GM/鬼胡:「あ、あれれ!? 和尚さん、どこへ行ったですかっ!?」台所の床が、法眼の図体を支えきれずに抜けました!
法眼:「腐ってやがる……早すぎたんだ」憮然と呟きつつ。
GM/鬼胡:「ああっ、そんなところに! あ、上がってきてくださいですよ! 床下はきっと寒いのですよ!」
法眼:床に手をかけて這い上がる。
GM:何とか這い上がれましたが……落ちた時に足元に妙な感触が。
法眼:何か妙なものを踏んだかな?
GM/鬼胡:「あ、あうう……大丈夫ですか、和尚さん?」台所の床下に保管してあった、漬物のカメを踏み割ってました。
法眼:「あぁ、大丈夫だ……(こりゃ、和尚には内緒だな)」
GM/鬼胡:「しかしこれは……どうやらここでも始まってしまったようなのですよ」
法眼:「…始まった? 何がだ」
GM/鬼胡:すると鬼胡は、正座してかしこまり「実はこの鬼胡、厄払いのお仕事の他に、霊験あらたかというこのお寺の和尚さんに、お願いしたい事があって来たのですよ! ほんとなら、節分の鬼は人前に出ちゃいけないのです。だけど今年はきんきゅーじたいがえまーじぇんしーなのですよ!」
法眼:「あー…それがだな。実は、ここの和尚は用事で外出中なんだ」
GM/鬼胡:「…………ほぇ?」
法眼:「俺は、余所から一時立ち寄ってるだけで。まぁ代理というか留守番というか」
GM/鬼胡:「………………ががぁぁぁぁぁん!! お、和尚さんではなかったのですか!?」
法眼:「…………」無言で空を見上げる。
GM/鬼胡:「ど、どうしようなのですよ!? このままだと、大変なことになるのですよ!?」自己完結しつつ、うろたえる鬼胡。
法眼:「あー、ともかく。いったい何がどうなるのか教えてくれるか? て言うか教えろ今すぐ」
GM/鬼胡:「にゃあああ!? お、教えますですよ! だ、だから恐い顔ですごまないでほしいのですよ!?」
法眼:「……で?」(精一杯の笑顔)
GM/鬼胡:「……あ、あのですね、毎年節分に、わたしたち鬼がご家庭の厄を集めて追い出されることで、福をよぶのはわかりますですか?」
法眼:PCは判ってていいのだろうか?(笑)
GM:まぁ、節分の風習として程度ならOKです。実際にこういうシステムだったというのは初耳で(笑)。
法眼:「…まぁ、仕組みは判った。それで?」
GM/鬼胡:「そうやって厄を引き受けて追い出されるのが、わたしたちのお仕事なのですが…… でも今年の鬼の中に、それを嫌がってた人がいたのです。『悪いことはみんなおれたちのせいかよー! やってらんねー! だったらおのぞみどおり悪さをしてやろうじゃねーか!』だそうです」
法眼:「あー…そりゃまぁ、そういう奴が出てもおかしくないと言えばないような…」
GM/鬼胡:「節分は1年の厄がまとまってる時期なので、放っておくとご家庭にはいろいろ不幸がおこるのですよ」
法眼:「……もしかして、さっき床が抜けたのも、そいつらの仕業か?」
GM/鬼胡:「ほんとなら、各ご家庭担当の鬼が、厄がぼーそーしないように押さえつける役割もしてるですが……その鬼はそのお仕事もポイしてるのですよ」
法眼:「…聞いて良いか? ボイコットした鬼ってのは何匹いる?」
GM/鬼胡:「いいだしっぺは1人なのですよ。でもその鬼は仲間の中でもとーっても強いので、ほかの鬼もあやつってしまっているのですよ」
法眼:「ふむ……それで、ここの和尚に頼みたかったことってのは?」
GM/鬼胡:「はいです! 何とか節分の前までに、その鬼をおっぱらってほしかったのですよ! こうしている間にも、その悪い鬼の念がわたしにもゆんゆんと飛んできてるのです。わたしは半人前なのであんまし受信できてないのです。でも他のみんなは今頃……」視線を落としてえぐえぐ泣き出す鬼胡。
法眼:「いいだろう。その頼み、俺が引き受けた」よっこらせ、と立ち上がる。
GM/鬼胡:「ほ、ほんとですか!? で、でも和尚さんじゃないのに鬼退治できるのですか!? その鬼、とーっても強いのですよ!?」
法眼:「こう見えても法力僧なんでね。大丈夫だろ…たぶん」
GM/鬼胡:「ありがとうございますですよー! おにーさん、顔はこわいけどいいひとなのですよー!」
法眼:「一言余計だ」鬼胡の襟首を摘んで、ちょいと肩に乗せる。
GM/鬼胡:「へぅっ」
法眼:「…それで、念を発してる鬼の居場所は、判るかい?」
GM/鬼胡:「さっきも言ったように、わたしは半人前なので、あんまし念を受信できないのですよー。でも近くに行けば、もっと分かると思うのですよ」
法眼:「なるほど。それじゃあ…これから街へ繰り出すか」寺を出て、念の強くなる方角へ向かう。
GM/鬼胡:「とにかく、節分までに鬼をおっぱらわないと、1年の厄がものすごい不幸力になってご家庭を襲うのですよ! そうなったらどうなることか……」がくぶる。
法眼:肩をすくめつつ「やれやれ、“鬼”が鬼退治かい……駄洒落にもならねぇ」
GM/鬼胡:「あ、それから鬼退治に行くときには、用意してほしいものがあるのですよ!」
法眼:「ん、何だ?」
GM:と、ここで切りましょう!(笑)
法眼:了解(笑)。
▼絆/エゴの変化
法眼:鬼胡へのエゴを絆/助力に変更。
●シーン5 『厄の降る町を』 シーンプレイヤー:芙霞束 登場難易度:任意
○街中
GM:バイト先の花屋さんは臨時休業になりました(笑)。店長さんは、自宅兼店舗の2階へ引っ込んでいきましたね。
束:「さて…困ったわね。そう言えば、厄払いってどこでするものなのかしら?」
GM:では、ここでもう1回〈魔力〉判定をば。
束:「そもそも、私は神に祈る習慣は無かったし…」(ころころ)達成値18。
GM:た、たけぇっ!?
束:体力使用の白兵系の達成値じゃないよなぁ、18って(笑)。
GM:束が落ち着いて意識を研ぎ澄ませてみると、花屋さんと同様の不吉な気配を発する家があちこちにあると感じられます。
束:「あらあら? これは、厄払いは無駄かしら? 神様も大忙しでしょうし」もっとも、本気で頼ろうとしていたわけではないが…。「問題は、不吉な気配が『感じられる』ってことよね。つまりは、自然な状態ではない…」
GM:思いっきり不自然ですね。
束:「もう少し探ってみようかしら。いいお天気ですし、散歩がてら」
GM:では、ここで情報判定をしていただきます。漠然としてますが、この街の置かれている状況についてですね。
束:技能次第ですが…(各キャラのデータを見て)うちが《自然感知》するのが一番確実なのか!?
GM:技能は〈情報:噂話/警察〉で。
束:では、公園に向かいつつ、そこら辺のお花さんにお話でも聞きましょう(笑)。どうせ、公園の花に水遣りは、いつもの散歩コース(笑)。ところで、入る情報は一緒ですか?
GM:一緒ですね。
束:では、《自然感知》使用。お花さんお花さん、ウフフ(何)。(ころころ)達成値14。
GM:ふむ、ではお花さん達から、斯様なお話が聞けました。
今この街では、ちょっとした事故やら軽い病気やらが大発生しているそうだ。
ひとつひとつは他愛も無いレベルなのだが、とにかく発生頻度がハンパではない。
5日ほど前からそういった傾向があったらしいが、日を追うにつれて頻度は上がっているようだ。
束:ふむ、同様の現象や原因に心当たりは?
GM:では〈知識〉で判定どうぞ。今度はちょっと高め。
束:(ころころ)達成値11。
GM:ちょっと心当たりが無いですね。
束:「ありがとう、花の者達」
GM/花達:「(´ー`)y−~ いつでも来てくれな」
法眼:…花?(笑)
束:「あまり変な養分吸っちゃだめよ」(何)
法眼:では情報収集の途中で公園を通りかかろう。
束:「さて…困ったわね。自然現象じゃないのはわかったけど、心当たりもないわね。こういう時は、人なら神頼み、かしら? まあ、適当に手近な神社にでも…」
GM:そこへ通りかかる(一応)宗教関係者。
法眼:小さい女の子を肩に乗せた僧衣の大男。
翁:ついでに能面かぶった爺?もベンチに座ってる。
九十九:翁の横にちょこんと座って、軽く休んでます。
GM:一気に出揃ったか。
束:困ったことに、どうにも話しかけるのが躊躇われる一団だ(笑)。
GM:一方通行でも絆があれば、知人ということですので。
法眼:あ、鬼胡には角が隠れるように帽子を被せておく。
GM:OK、丸出しだったらどうしようかと思ってました(笑)。
法眼:妖怪系だから普通の人間には見えない、ということも考えられたので(笑)。
GM:ちなみに束も翁も、通りがかった大男の肩に乗った少女は、バッチリ見えてます。
翁:能面には視野確保する穴はありません(ぉ
束:「ああ、ちょっとそこ行くお坊さん?」
法眼:振り向いて。「…ん? おぉ、確か束……だったか」
束:「お尋ねしたいのですけど…あら」
法眼:「どうかしたか?」
GM/鬼胡:「へぅ?」
九十九:「主様、九十九と同じぐらいの見た目の童女が殿方の肩に乗っておりますわ」(のほほん)
翁:「ほぉ」顎をさすり。
束:「厄払いはお寺でもできるか、お聞きしたかったのだけど…あなたじゃ当てになりそうもないわね」ほふぅと溜息。
法眼:「…悪かったな、破戒坊主で」
翁:「体格の良い御仁がおるようじゃのう」チッと小さく舌打ち。
九十九:「お坊様みたいですのに、連れていらっしゃるのは、稚児ではないみたいですわ…時代は変わるものですわねぇ」しげしげと二人を眺めて。
束:「まあ、元より気休めにすらならないのだからいいのですけど…そうだわ、退魔僧としては、今の状況に心当たりとかないかしら?」
法眼:「そうだ、厄払いと言えば……ここ最近、街で不運な出来事が起きた家は…」
GM/鬼胡:「あてになるのですよー! このおにーさんは、鬼退治をしてくれるのですよー」口を滑らすバカ鬼。
法眼:「…っと。あーぁ、喋っちまった。…まぁいいか」
GM/鬼胡:「…………はっ!? しししししまったのですよ! わたしたちのお仕事は、ないしょのお仕事だったのですよ!」
翁:「ほぉ、鬼とな」のそりと立ち上がる。
九十九:「あら…」慌てて立ち上がり。
束:「あらあら? なにやら心当たりがありそうねぇ。まあ…」
法眼:「厄払いの仕事をボイコットして、街に災厄振り撒いてるバカを捜してる。祟られてそうな人間に心当たりはあるか?」
束:「その子は何かしら?」バックステップしてフリッカーの構え(笑)。
GM/鬼胡:「な、何のことでしょうですよ? わたしはどこにでもいるような美少女なのですよ?」
法眼:「苛めてやるなよ。大事な手がかりだ」ぶらーんと衿を吊り下げ。
九十九:「…面白そうなお話、申し訳ございませんが、私めも入ってもよろしいでございましょうか? …退魔のお方」(にっこり)
束:「手掛りとは、逆さ吊りにして、鞭を打って口を割らせる存在のことかしら?」笑顔(マテ
GM/鬼胡:「Σ(T□T|||)」
法眼:「どっちかと言えば探知機代わりだ。怖がるから、からかってやるな……喰うぞ」
束:「まあ、趣味じゃないからやらないですけど…あら、あなた菜食主義でしたの?」
法眼:「食い物なら基本的に好き嫌いはない。…そんなことはどうでも良いんだ」
翁:「…ふむ」ある程度話を聞いて、災厄について情報調べられます?
GM:では翁の方は情報判定を〈情報:噂/警察〉で。突っ込んだ内容が知りたければ、その上で〈知識〉ですね。
翁:〈情報:警察〉で(ころころ)達成値16で次は〈知識〉。(ころころ)達成値15と。
GM:げぇっ!? 高っ!?
束:2回ともダイス目が10、出目がいいなぁ。
翁:「……ふむ」耳を澄まし、ざわめく音を拾い、情報を収集して推論していく。
GM:では、情報に関しては束が得たものと同等の内容が得られます。その上での判断なのですが、これは時期的に節分が近いのが関係してるんではないかと推察されますね。節分の鬼は、1年の厄を引き受け払われる。それが職務放棄でもすれば、街は不幸で溢れるかもしれません。
翁:「節分の鬼か」
九十九:「あらあら、大丈夫でございましょうか? 泣いたら可愛らしいお顔が台無しでございますよ?」にこっと微笑み「…うんしょ、うんしょ」鬼胡にハンカチを渡そうとして爪先立ちになり…べちっと転び。
法眼:「…ほれ」九十九を抱き上げて鬼胡と同じ高さに。
九十九:「はう?! あ、あ、ありがとうございます…はいですの」鬼胡の目の辺りをハンカチで拭き拭きしつつ「…大丈夫ですの?」
束:「とりあえず、そちらの話ですけど。不運な出来事が起きた家なら、『すべて』ですわねぇ」頬に指を当て、首を傾げながら。
法眼:「…やっぱり元を探して絶つしかないか」(溜息)
翁:となると節分の鬼の噂話て聞かないっすか?
GM:では、〈情報:魔物〉を。
翁:(ころころ)達成値16。3回降って、出目全部10。
法眼:妙にダイス目良いなぁ。
GM:凄まGな。あくまで未確認情報なのですが、数日前から街の各所で不吉な魔力が感知されているそうです。魔力が感知された付近では、魔物らしい姿が目撃されたという情報も。
翁:(顎をさすりさすり)「……」その魔物の姿の情報は調べられない?
GM:そこまで込みです。人の姿から遠くは無いですが、頭に角があったらしい、と。
翁:じゃあとりあえず、懐から地図出して目撃地点に印をつけよう。
GM:で、翁が地図に目撃地点をチェックしていくとですね。特に多く目撃される地域ってのがあるんですよ。その中心にあるのが、ここからちょっと歩いた先にある花屋なんですが。
翁:「ふむ、ここが怪しいのう」
法眼:「…ところで鬼胡。お前さんの事情は“人間じゃない相手”になら教えても良いのか?」
GM/鬼胡:「えううう……さかさづりでむちうちはイヤなのですよ……人間じゃないあいて?」
法眼:「あぁ。こいつら、全員……魔物だ」
束:「例えば花とか」
九十九:「あら、なら、九十九は九十九にてございます…この説明で“こちら側”ならおわかりになられるかと」(にっこり)
GM/鬼胡:「Σ(T□T|||)きゃー!?」
法眼:「お前も魔物の端くれだろうが。いちいち怖がるな」
GM/鬼胡:「Σ(T□T|||)人間と鬼以外のひとを見たのは初めてなのですよー!?」
法眼:「あー。判った判った。怖くないから、な?」苦笑しつつ、宥めるように頭を撫でる。
九十九:「…九十九はお嫌いですか?(´・ω・`)」
GM/鬼胡:「………よく見ると、わたしとあんまし変わらないのですよ?」落ち着いたようです(笑)。
束:「外見は、ね」(クスリ)
九十九:「はいですの♪ 九十九と同じような言葉使いで、ちょっと親近感がありますの」(くすっ)
法眼:「で、話してもいいか? 探すなら人数が多いに越したことはないんだが」
GM:ここで唐突に、辺りにサイレンの音が鳴り響きます。
法眼:「…なんだ?」
翁:「ぬ?」音がする方に耳を傾ける。
GM:消防車のサイレンですね。見れば公園脇の道路を、数台の消防車が走っていきます。
法眼:火事…だろうな。駆けつけてみるか。
GM:翁さん、消防車の走ってく先に、件の花屋があるんじゃないでしょうか。そして束さんのバイト先ですな(爽)。
法眼:(しれっと)消防車の上に跳び乗る。
GM:Σ( ̄□ ̄|||)
法眼:自分で走るより楽そうだ(笑)。
GM:う、〈運動〉で判定を(笑)。
法眼:(ころころ)達成値25。
翁:じゃあ消防車と併走。一本歯の下駄で(ぉ
束:「あらあら」にこやかな笑顔のまま、掻き消える様に駆け出す(何)。
九十九:「はうはうはう?!(汗)」自分の現在位置どこだろう(笑)。
法眼:あぁ、鬼胡と九十九は俺の肩の上(笑)。
GM:どうやらパイルダーオンしてたようです。
九十九:なら、落ちないように慌ててしがみつきます(笑)。
翁:「ほほほ、ちょうどよいのう」カカカカカカカカと走っている。一本歯の下駄で。
束:念のために、私は人知を超えた動きはしません。全力で駆けるだけで(笑)。
GM:では一旦切りッ。
▼絆/エゴの変化
法眼:九十九に絆/庇護を取得。
束:法眼に絆/知己を取得。
翁:束に絆/好奇心を取得。
九十九:翁に絆/敬愛を取得。
●シーン6 『隠れ鬼』 シーンプレイヤー:翁 登場難易度:任意
○花屋
GM:消防車が駆けつけた先は、言うまでも無く束さんのバイト先である花屋でありました。何だか煙が出てますよ?
九十九:「…はう…はう…鬼さん、いますか? 落ちてませんか?(;△;」
GM/鬼胡:「お、お、おちてませんですよ。で、でも目がまわったのですよ」
法眼:中に人はいるのかな?
GM:束は知ってますが、今花屋さん一家は、全員風邪で寝込んでるはずです。
束:ぶっちゃけ、人目に付かずに火を消せそうな力はありますかね?
法眼:俺にはないなぁ。火を付けることなら出来るが。
束:無いなら、飛び込みます。
GM:ちょっと該当する能力は無さそうかな…飛び込むのはOKです。
翁:「しかたないのう」面を脱ぎ捨てほっかむりをして飛び込みます。
法眼:同じく飛び込もう。あ、九十九と鬼胡は置いていく。
束:「………」無言で中に駆け込む。
GM/消防士:「ああっ! 君たち危ないぞ!」声はかけるが止める間も無く。
翁:「むぅ、目が見えんと不便じゃ」手短な花入れから水をぶちまけて火を消しつつ。
九十九:「なら、ハンカチを今のうちに口に」鬼胡にハンカチを渡すと、自分も中に入ります。
GM/鬼胡:「あ、ありがとうなのですよ。けほけほ」
束:あとは勝手知ったる人の家。中の人を引っ張り出します。
法眼:火元は何だ? すぐ消せるようなら壊して消すが。そうでなければ避難を優先する。
九十九:「前に見たことがあるですわ」なら、こっちは店先の花を入れてる、よくあるでっかい花入れみたいな寸胴を倒せるだけ倒しておきます。
GM:では束は家人をすぐ見つけて運び出せます。寸胴倒すのもOK。法眼は居間のストーブが盛大に燃えてるのを発見。今大急ぎで消せば、ボヤで済むでしょう。
法眼:素直に消火器か何かで消そう。
GM:では消した! ぶしゅー。
束:こっちは消防隊員に預けて容態チェック。
GM/店長:「うう…芙霞さんか? げほげほげほっ」
束:「駄目よ、いくら寒いからって、ストーブをつけたままで横になるのは危ないわ」一瞬だけホッとした顔をしたが、すぐにしかめっ面になって。
九十九:「うんしょっと」寸胴に残ってる水に、タオルか何かがあったら、それを浸して「火傷や、熱さに当たってたのなら、これで冷やしたほうがいいですの」タオルを束か家族の意識のある人に渡しておきます。
法眼:それで、辺りに魔物の気配は?
GM:では、突入した人全員、〈魔力〉か〈知覚〉で判定を。
束:(ころころ)達成値14。
法眼:〈知覚〉&助手(護法童子)で(ころころ)達成値17。
翁:〈知覚〉で(ころころ)達成値11。
九十九:(ころころ)達成値10です。
GM:では、まず束は前にも感じた不吉な気配がいっそう強く感じられました。で、法眼は消火作業中に、天井から一瞬視線を感じました。
法眼:捕まえることは出来ない…か。
GM:感じた視線は一瞬だけでしたね。
束:天井下がりか!? ショウケラか!?(違)
GM:とりあえず、花屋のご一家は全員救出。ストーブの火も思ったほど燃え広がってはいませんでした。
束:花屋一家が無事なら、煙で燻された花を撫でる。
GM:店の花はいくらかダメになってしまったようですね。
束:「…ごめんなさい、花の者達…貴方達までは、助けられなかった…」
翁:能面を被りなおす。
九十九:「鬼さん、鬼さん、大丈夫でございますか? 煙は吸ってはおりませんか?」てほてほ戻るですよ。
法眼:「鬼胡、この近くで鬼からの念は感じるか?」
GM/鬼胡:「たぶん、ここにいると思うのですよ。これだけひどいことになったということは、ここの厄が一番濃ゆいのですよ」
翁:花の灰を集めて、綺麗な水で溶いて一気飲み。「さて、腹も膨れたしのう。ちとおいたがすぎるようじゃし…張り込みでもするかのう」
束:「………ふぅ、鬼なんて、敵に回すものじゃないけど…私を怒らせたわね」ポケットの中のカイザーナックルを握り締めて、ついでに《大地の祝福》使用(笑)。
法眼:「束、なるべくなら雑魚は殺すなよ。面倒が増える」かくかくしかじかで全部伝えよう。
束:「雑魚とは言っても、私にとっては小鬼でも強敵よ。余計なものの相手はしてられないわ」
GM/鬼胡:「でも、鬼を払うのには、今はまだ準備がたりないのですよ」
法眼:「…そういや、出る前に『揃えるものが云々』と言ってたな。何が要るんだ?」
九十九:「…メザシでも集めましょうか? あら、いわしでしょうか?」小首をかしげて。
GM:「お豆ですよー」
法眼:「…どのくらい?」
束:「あら? 炒った豆でもいるのかしら? 花を咲かすことは出来ても、実はねぇ…」
翁:「ふむ」甘納豆を袖口から出してぽりぽり食べている。「これじゃ、だめかのう?」
法眼:豆を打ち出すバルカンでも必要なのだろうか(笑)。
GM:「ちゃんと炒った大豆でないとダメなのですよー。節分の鬼は、炒ったお豆で追い払われるのが決まりなのですよー」
九十九:「…大豆…『すぱー』とやらで売っておりませんでしたっけ?(汗」首をかしげて。
GM/鬼胡:「どっちにしても、今は人が多すぎて鬼退治どころじゃないのですよ」
法眼:「…仕方ない。一度出直して、また夜に来るか」
GM/鬼胡:「はいです!」
翁:「ふむ、ならば…仕方ないのう。大豆を買うてくるかの」
束:「困ったわねぇ。あまり必要ないからって、適当に使いすぎてたわ」財布の中身を見つつ(笑)。
GM:では一旦切りますか。
▼絆/エゴの変化
法眼:翁に絆/連帯感を取得。
束:九十九に絆/知己を取得。
九十九:束に絆/畏怖を取得。
翁:なんというか、凄いぞ。PCにまとまりがあるのかないのか判らないけど協調行動。
法眼:時間押してるから。無理矢理にでも協力体制に持ち込む(笑)。
束:『お互いに事情を話して協力』と言うプロセス踏んでませんしね(笑)。
GM:さて、豆の使用方法ですが――――好きに使え!
法眼:…はい?
GM:自分の得意な攻撃方法の演出に、豆を絡めてください(笑)。
翁:先生…刀使いに無茶言うな(血涙)。
九十九:…同じく(涙)。
束:質問、豆を直接ぶつける必要はありますか?
法眼:切り裂いた傷に豆を押し込むとか(笑)。
翁&九十九:拷問?!(汗)
法眼:おうよ(笑)。
翁:言い切った!?
九十九:堂々と言われた?!
GM:とりあえず豆をぶつける必要はあります。方法は全面的に任せます(笑)。刀の刃に豆を切り込ませて豆ごと斬りつけてもよし。握りこんで殴るも良し。とにかくイソフラボンパワーが伝われば良いのです。
束:いいのか。なら逝けるな。
法眼:では、それで行こうか(笑)。
GM:射撃武器使いがいたら、豆を発射してたとこなんだろうなぁ(笑)。
九十九:豆乳じゃだめ?(汗)
法眼:……粉末(きな粉)にして噴霧するというのはありだろうか(笑)。
翁:豆腐でもいいと思えてきた。
九十九:…「おらおら、豆腐の角攻撃!!(がつんがつん」って脳内を横切っていった(汗)。
束:『炒った大豆』って言ってるじゃん(笑)。
GM:炒り豆ってのがポイントなので、豆腐や豆乳は無し。黄な粉はOK(笑)。
法眼:……大量のきな粉を部屋にぶちまけて、炎のブレスを…(笑)。
GM:粉塵爆発!?
九十九:一網打尽だ!!(笑)
法眼:花屋が吹っ飛ぶから反対されると思うが(笑)。
束:多分、ドミニオンが展開されるから大丈夫だよ(マテ
●シーン7 『準備は万端』 シーンプレイヤー:九十九 登場難易度:任意
GM/鬼胡:「これだけたっぷりあれば、きっと足りると思うのですよ」近所のスーパーで、で●六の節分用福豆を買ってきました。鬼のお面付き。
九十九:「なら、一つはすり潰して、黄な粉にしてもよろしいでしょうか?」すり鉢を出して。
GM/鬼胡:「う、う〜ん……試したひとはいないですけど、たぶんいけると思うのですよ?」
束:「ついでだから、生のも持ってきたけど」何故かニタリと笑いながら(何
GM/鬼胡:「炒ってないお豆は効果ないのですよ?」小首をかしげて不思議そうな顔をする鬼胡。
九十九:「ならば、刀身の痛み覚悟で、九十九はこれを塗りつけまする(汗」ず〜りず〜り。
翁:「後で手入れするでな。すまんのう」
GM/鬼胡:「うう…みなさんお手数かけるのですよ。でもこれも決まりなのですよ」
束:答えず陰鬱に笑う(何
九十九:「いえ、正直に申しますと…『付喪神は刀で攻撃して何ぼ』って電波を受け取っただけですの」
翁:「最悪、爺は豆を掴んで殴るかのう」
法眼:「…で、今も奴はこの中にいるんだな?」
GM/鬼胡:「はいです。悪い鬼の念を、ゆんゆん感じますのですよ。うっかり感度が高かったら、わたしも他の鬼みたく操られてたのですよ」
法眼:「……近くまで行った場合、鬼胡が操られる可能性はないのか?」
GM/鬼胡:「ちょ、ちょっと自信は無いのですよ?」
法眼:「それじゃ、ここに残った方が良くはないか?」
GM/鬼胡:「ううう……めんぼくないのですよ。これではみなさんに厄介事おしつけてるだけなのですよ」
束:「べつにどうでもいいけど…炒った豆を食らう覚悟があるなら」
翁:「まぁ、若い時の苦労は買ってでもしろというからのう」
九十九:「…えっと、最悪これがありますの(えっへん」たらららったら〜と鬼胡に携帯電話を渡してみる(笑)。
GM/鬼胡:「?」携帯受け取りますが。
九十九:「これなら、離れていても連絡できますの、九十九のをお渡ししますので、何かあったら…えっと、なった場合はこのボタンを押してくださいですの」操作法を教えつつ。
GM/鬼胡:「おおおおー、人間の世界には、べんりなものがあるのですよー」
九十九:「かける場合は、主様の番号を…ここのこれを押せば、すぐにかけられるようになってますから」混乱しないように、翁の番号の短縮のかけ方だけを教えておきます。「皆様には、九十九の番号を教えましょうか? 鬼さんを捕らえた後どうしたら良いかとか、逆に鬼さんが襲われたら、連絡してくださいまし」そして、これで最悪の場合の連絡方法は完備と。
GM/鬼胡:「それは大丈夫なのですよー。お豆でもってトドメを刺された鬼は、厄を持って鬼の世界へ帰る決まりなのですよ。どんなに悪い鬼でもどんなに強い鬼でも、ひっくり返せない決まりなのですよ」
法眼:とにかく、攻撃方法に豆を絡めて倒せばOK? 鬼胡がいないとフラグが立たないとか、そういう引っかけはなし?(笑)
GM:それは無いです(笑)。
束:「問題は、鬼はトドメを刺すところまで行くのが大変なのよね」困ったように溜息。
翁:「丈夫じゃからのう」
GM/鬼胡:「ふぁいと、おー、なのですよ」
翁:「うむ、気合じゃな」
法眼:「ま、後は任せとけ」鬼胡の頭を撫でつつ。
九十九:「…………」(何故か法眼と鬼胡を見ている)
GM:鬼胡はくすぐったそうに目を細めます。
九十九:「…お〜」なんとなく自分で自分の頭を撫でつつ。
法眼:「……よしよし」わしわしとでかい掌で九十九の頭も撫でくる(笑)。
九十九:「…えへへ(照れ」嬉しそうに目を細め。
GM:ここで皆さんに二つ目のSAをば。[SA:不幸の原因である鬼を追い払う]では、いよいよ夜の花屋に乗り込みますか!
翁:「いくかのう」
GM/鬼胡:「いってらっしゃいですよー」鬼胡に見送られ、あなた達は不幸の元凶へと乗り込んだ!
▼絆/エゴの変化
法眼:鬼たちに絆/同情を取得。
翁:法眼に絆/感服を取得。
九十九:鬼胡に絆/連帯感を取得。
法眼:…よく見たら、このメンバー《ヴォイド》がないのか。
翁:頑張れ(涙)。
束:《歩く影法師》あるから大丈夫と思って気にしてなかった。
翁:ボスの《ヴォイド》待ちだな(汗)。
■クライマックスフェイズ■
●シーン8 『鬼は外ー!!』 PC全員登場
○花屋/夜
GM:ご一家は救出後に病院へ搬送されたので、今は無人の花屋。灯りがついているはずもなく、中は真っ暗です。
束:「いる、かしら?」
九十九:「とりあえず、いると思うしかございませんわ」黄な粉を刀身に塗りつつ。
GM:全員〈魔力〉か〈知覚〉で判定。達成値に+2のボーナス乗せてください。
翁:〈知覚〉で(ころころ)達成値14。
束:(ころころ)ファンブル出た(笑)。
法眼:〈知覚〉&助手(ころころ)達成値17。
九十九:(ころころ)達成値10。
GM:では法眼と翁。火元の居間の天井から、刺すような視線を感じます。
束:「変ねぇ、逃げた後なのかしら?」
翁:「…」黙って上を指差す。
法眼:「…そこ、か」ニヤリと笑い。
束:「え? どこどこ?」明後日の方見てキョロキョロ(笑)。
GM/??:「ちいっ、やっぱしバレてたのかよォ。俺の気配が分かるとは、お前らただの人間じゃねぇな?」天井から声がします。
法眼:「大当たりだ。当たりついでに、大人しく仕事して貰えると嬉しいんだが?」
九十九:「えぇ、人様のおかげで生まれ、人様のおかげで住まい、人様のおかげで生きてる九十九にてございます」
束:「あら、そっち。まあ、高いところが好きな方々かしら」(クスリ)
GM/??:「仕事? 仕事ってな、豆ぶつけられてトンズラしろってことか?」
翁:「いや。厄を背負い、人に感謝される仕事じゃな」
GM/鬼:「へっ! やーなこった! この世の厄を引き受けて毎度毎度ワルモノなんて、いい加減嫌気がさしてんだ」
九十九:「なら、飴さんをあげますから、機嫌をなおしてくださいまし(えっへん」しかも、子供に大人気のソーダ味だ(えっへへん)。
法眼:「立場には同情するし、気持ちも解るが。それでも誰かがやらなきゃならん事ってのはあるもんだ」
GM/鬼:「それって、物分りのいい大人になれってことかよォ? じょーだんじゃねぇぜ、こちとら盗んだバイクで走り出したいお年頃よ!」
九十九:「…バイクを盗まれた人は、悲しみますよ?」きょとんと首をかしげて。
GM/鬼:「そんな決まりきった世の中のルールに、俺は反逆する! もー帰らねぇ。ここでずーっと厄を溜めてやろうじゃねーかワルモノらしくよ!」
束:「あら、本当に高いところが好きな方だったみたいね」ちょっと呆れた溜息。
法眼:「…仕方ねぇ。少しばかり痛い目にあってから考え直して貰おうか」
九十九:「お家に帰らないと、お父さんとお母さんが心配するですの(ぷくっぷ)。お家に帰ってもらうためにも、痛い思いをさせてしまいますが、お灸をすえさせていただきますわ」
GM/鬼:「親父もお袋も先公も、俺のソウルを理解しちゃくれねぇのサ……」浸ってる声が聞こえます。
束:「世間知らずの坊や達に、社会勉強をさせてあげる。喧嘩を売る相手の見極め方を、ね」
GM/鬼:「やってみろよォ! 最初にお前らに厄をお見舞いしてやるぜェ!」天井の羽目板が外れ、鬼が居間に降りてきます。ザシャアッ! そして、居間は一瞬にして荒れ果てた川原に変わります!
翁:「やれやれ、質が堕ちたものじゃ。悲しいのう…■■の末裔が。…はて、なんのことじゃったかのう?」首を傾げながら半歩身を引き構える。
GM/鬼:「今この町は厄を溜めた鬼のテリトリーなんだぜ? つまりは俺達の世界ってわけよ!」
九十九:「父が刃を作り、母が鞘を作りて九十九は作られり…両親を大切にしない者は物にて懲らしめさせていただきます」すっと足を引いて構え。
束:ここで『既に厄ばら撒いてたじゃん』とかツッコミそうになった私(笑)。
GM:バカですから、彼…。
翁:ステキな馬鹿だ。
GM:尾崎豊したい年頃なんですよ、彼。生温かく見守りつつ、こらしめてやってください。
束:鬼の先生って、やっぱり鬼教師なんだろうネ(笑)。
九十九:という事は、硝子を叩き割ってきたんですね(笑)。
GM:それでは戦闘開始ー! まずはエンゲージ状況。
現在のエンゲージ:(鬼)――10m――(法眼・束・翁・九十九)
GM:以上。簡単ですね!(笑)
法眼:マイナーアクションで届く距離、と。
▼ラウンド1
GM:セットアップ、こちらは無し。
法眼:オートで《獣化》。
翁:《殺戮の宴》と。
・翁
翁:マイナーで移動、オートで《生体武器:白兵》。二本の指で豆を摘んで振るう。(ころころ)達成値19。
GM/鬼:「ま、豆ぇーっ!? まだ節分には早いじゃねぇかコンチクショー!」(ころころ)達成値16、惜しい! 命中ー。
翁:(ころころ)49の〈斬〉。
GM/鬼:「ぬおー! お前ら盾になれ!」《闇の尖兵》! 他のお宅にお邪魔している鬼が呼び出された!(いっころ)14点防いで35通して……ギリギリ残ったぁー!
翁:指剣で切り裂き、傷口に豆を置いていく。
GM/盾鬼:「うわーダメだー」かなりの数の豆を他の鬼が代わりに食らって、彼らは厄を持って帰りました(笑)。
現在のエンゲージ:(鬼・翁)――10m――(法眼・束・九十九)
・束、法眼
束:先行きますね。「聞け。夏よりも暑き者、猛き者、勇敢なる者。花の者の歌を」マイナーで飛行状態に移行。メジャー《紅蓮の戦火》。自分、法眼、九十九の攻撃力、+1D6+2。以上、終了です。
法眼:「…ありがてぇ!」マイナーでエンゲージ、メジャーで殴る。(ころころ)達成値22。
GM/鬼:「やっぱ歌はROCKじゃないとダメだろー」(ころころ)達成値15。防御は絶望的だね! 命中ー。
法眼:礫の要領で豆を飛ばし、時間差で拳を叩きつける。(ころころ)31点〈殴〉!
GM/鬼:「ごーふぁー!?」《伝説ふたたび》!「へっ……まだ1Rのゴングが鳴ったばかりだぜ」
法眼:やっぱりレジェンドか(笑)。
現在のエンゲージ:(鬼・法眼・翁)――10m――(束・九十九)
・鬼
GM/鬼:「こういう時は、フォロー役から叩くのがセオリーなんだよぉ!」マイナー《魔震》、メジャーで《不和の芽》を後方のエンゲージに!(ころころ)ぐ…イマイチ。達成値21。束と九十九、特殊攻撃防御をー。
束:《霞の外套》はクリのみか…やめとこう。で、技能無いから回避不可です。
法眼:《不和の芽》は〈交渉〉で回避か。無理だな(笑)。
九十九:…一応振ります(汗)。(ころころ)達成値9!(えっへん)
GM:オートで《虚無の手》!(ころころ)21点の〈闇〉ダメージ。
法眼:九十九に《念動壁》!「オン・サラサラ・バザラ・ハラキャラ・ウン・ハッタ…金剛墻ッ!」(ころころ)13点ダメージ軽減。
九十九:「あ、ありがとうございますですの」
束:《友なる精霊》宣言。(ころころ)マジックローブの効果と合わせて、29点止め。ノーダメージ。
GM/鬼:「Σ( ̄□ ̄|||)ちょ、おまっ、今の効かねぇなんてアリかーっ!?」
束:更に《焦熱の壁》宣言。25点ダメージプレゼント。
GM/鬼:「ファイヤーっ!?」《伝説ふたたび》!
束:服に仕込んだ豆が、熱で炒られ飛び出す!(笑)
GM/鬼:「こ、このポップコーン女めぇー!!」
束:そして、殴る前に人間性6に。これぞスピ/スピクオリティ!(笑)
GM:切ねぇ…。
法眼:コストが辛いなぁ…(笑)。
束:それが楽しいとも言える(笑)。
翁:こっちは既に4ですが(遠い目)。
束:やだなぁ、こちら人間性23スタートですよ(爽)。
翁:うわ(汗)。←人間性上限10の人
・九十九
九十九:マイナーで移動、普通に白兵で攻撃します。(ころころ)達成値14。
GM:(ころころ)ごぁー! チャンスだったのに! 達成値12で命中ー。
九十九:(ころころ)34点の〈斬〉です(えっへん)。
GM/鬼:無理! 《伝説ふたたび》! これで打ち止めーっ!「へ…へへ…こいつぁ面白くなってきやがったぜ」
現在のエンゲージ:(鬼・法眼・翁・九十九)――10m――(束)
▼ラウンド2
・翁
GM:セットアップは全員無しと。翁のイニシアチブに、HA《死神の瞳》ーッ!!「これが1年の間、溜まりに溜まった厄って奴よ! くらえーぃ!!」(いっころ)法眼に!
法眼:「なるほど、こりゃあなかなかだ」平然とした顔で。
GM/鬼:「涼しい顔してられるのも、今のうちだーぜー!」
束:普通に生き残りそうで怖いな、法眼(笑)。
GM:では改めて翁どうぞ。
翁:マイナーで《神聖介入》、メジャーで(ころころ)達成値26。
GM:(ころころ)達成値16、いい出目なんだがなあ…。
翁:(ころころ)低っ、38の〈斬〉。
GM/鬼:「ぬぅおおおー!! させねぇー!!」魔獣化! そしてHA《超魔の命》!「フゥアハハハー! とうとう俺様を本気にさせちまったな!?」
・束、法眼
GM:束のイニシに、HA《死神の瞳》ーッ!!(いっころ)束に! では改めてどうぞー。
束:待機しますので、法眼行動どうぞ。
GM:法眼のイニシにも、HA《死神の瞳》ーッ!!(いっころ)翁に!
法眼:マイナーで《切り裂くもの》、メジャーで斬る!(ころころ)達成値21。
GM:(ころころ)達成値17…出目はいいんだ! 出目は!
法眼:こっちは出目がボロボロなんだが(笑)。爪で切り裂いた後、すかさず逆の手で傷口に豆を押し込む。(ころころ)65点〈斬〉!
GM/盾鬼:「うわーダメ(ry」《闇の尖兵》ー!(いっころ)15点防御。他の鬼に庇わせたせいで、まだまだ大丈夫!
・鬼
GM/鬼:「俺の必殺技!」自分のイニシに、最後の《死神の瞳》ー! 九十九に! マイナーで《ジンクス》、メジャー《伝説の一撃》、ここでHA《グレイトフルデッド》! あーんど命中にHA《スーパーアクション》! 翁、九十九、法眼にクリティカル命中ー!
束:翁と九十九にAGP1点づつプレゼント。
法眼:どうする? 九十九か翁ならHAで防げるが。
束:場合によっては《電光石火》くれればこっちが《霞の外套》という手もあります。まあ、《ヴォイド》は確実でしょうが、使わせる意味はあります。
法眼:《電光石火》はただ使うだけで相手をファンブルに出来るし。
翁:《電光石火》で《ヴォイド》誘発が無難だと思う。
法眼:《死に至る病》は使うなら《電光石火》前にしないといけないけどね。
GM:通しますかー? ツブしますかー?
九十九:なら、こっちが《電光石火》をしますか?
法眼:翁、どうする?
束:食らいたくないなら、《死に至る病》で《ヴォイド》誘発して、《電光石火》で潰すのが有効ですかね。
翁:あ〜《死に至る病》誘発が無難か。そうしやす。
束:《ヴォイド》二回使われたら、それまでってことで。二回見越して《霞の外套》に《電光石火》という技もありますが。
翁:HA《死に至る病》で今の攻撃ファンブルに。
GM/鬼:「甘いぜジジィー!」HA《ヴォイド》! 《死に至る病》を消します!
九十九:では、《電光石火》をします。
GM/鬼:「甘いぜチビッ子ぉー!」HA《ヴォイド》! 一発くらいはクリーンヒットさせたいじゃないか!(笑)
法眼:「やるねぇ。けど、足下がお留守だぜ?」食人衝動のエゴ固定、HA《歩く影法師》で《電光石火》。
GM/鬼:「あ、甘いぜデカブツー!」HA《ヴォイド》、《歩く影法師》消しー!「つ、ツッパることが男のたったひとつの勲章だぜ…」
GM:大放出してしもーた…。
束:させるのが目的ですから(笑)。
GM:まぁ、刹那的な生き方が許されるのは若者の特権だよね!
法眼:九十九と翁、どっちを庇って欲しい?(笑)
翁:どちらでも問題なし(ぉ
九十九:うん、ボク頑張る。
束:あとは病と証明、華か声援を持ってる可能性もあるかな。
GM:妙にやり遂げた顔で攻撃をする鬼!
法眼:では絆に従って、九十九を《俊敏なる盾》でカバーリングだ。
GM:ダメージにオートで《虚無の手》!(ざらざらざらーっ)78点の〈魔〉属性!! 不幸を纏った金棒が、3人を滅多打ちに!
翁:「ほほほ」魔獣化で翁の面にチェンジ。
法眼:魔獣化。九十九は庇ったのでダメージなし。
GM/鬼:「うがー! カッコつけてんじゃねぇよデカブツー!」
・九十九
九十九:白兵で斬るです!(ころころ)達成値10。
GM/鬼:(ころころ)達成値12!「あああぶねぇー!!」ヒラリと避ける鬼。
九十九:「もう少しでしたのに」
・束
束:マイナーで移動。メジャー《精霊剣》。属性〈炎〉指定。(ころころ)達成値18。回避は〈運動〉です。
GM:(ころころ)達成値17、惜しい! 命中ー。
束:(ころころ)38点〈炎〉。生の豆を握りこみ、手の中で炒る!(マテ
GM:《闇の尖兵》ー!(いっころ)11点防御。
束:「どう? 炒りたてよ?」(笑顔)
GM/盾鬼:「俺ら、やられ損じゃね?」
現在のエンゲージ:(鬼・法眼・束・翁・九十九)
▼ラウンド3
・翁
翁:では、指剣で切る。(ころころ)6ゾロ、クリティカル。AGPください。
GM:げぇー!?
法眼:愛3点、翁に。
束:2点出します。
九十九:愛3点を翁様に渡します。
翁:AGP8点もらってHA《裁きの光》〜。
GM:ひいいい!? 一応回避。燃えろ小宇宙、奇跡よ起これー!(ころころ)無理! 命中!
翁:(どざらららーっ)124の〈斬〉! 傷口にはもちろん豆を置いていく。
GM/鬼:HA《伝説の証明》ー!! AGP3で(ざららーっ)43点防御。「いって!? めっちゃいって!?」
束:しかし、ホント出目は悪くないんですよねー…。
GM:防御スキルが低すぎたか、はっはっは。
・束、法眼
束:待機します。
法眼:「さて…奈落の“鬼”の力、少し見てみるかい?」鬼の本性を現し、オートで《怒髪天》。
GM/鬼:「な、何ィー!? 手前ェも鬼か!」
法眼:マイナーで《ハンティングスタイル》、オートで《獣の王》、メジャーで攻撃。
束:《風の旋律》宣言しまーす。攻撃力+15。
法眼:(ころころ)達成値23。
GM:(ころころ)め、めいちゅ。
法眼:ほいっと、(ざらざらざらーっ)118点の〈斬〉。
GM:ぎゃあああ!? HA《伝説の証明》ー!! AGP3(ざららーっ)36点+《闇の尖兵》ー!(いっころ)15点! の、残ったぁあああ!!「俺らもっと感謝されてよくね?」とぼやく盾鬼たち。
法眼:「…やるもんだ。いつまで、もつかな?」にいぃ、と牙の生えた口を大きく開けて嗤う。
・鬼
GM/鬼:「ち、ちくしょうー! ちっとばっか人生経験豊富だからって舐めんなよー!?」マイナー《ジンクス》、メジャー《伝説の一撃》、HA《グレイトフルデッド》ー!! 命中にHA《スーパーアクション》ー!
翁:九十九に愛を1点。
九十九:HA《電光石火》をします。
GM:もう潰せません。金棒の一閃が……ただの一振りで防がれたっ! orz
束:なんだ、メジャー放棄してポップコーン2発目しようとか考えてたのに(笑)。
・九十九
九十九:「地味に手数として振らせていただきますですの〜」白兵攻撃(ころころ)達成値15。
GM/鬼:(ころころ)達成値…9。「チビッ子のくせに生意kぎゃあああ!」か、かもん!
九十九:黄な粉パウダーの刀でさくさくっと(ころころ)42点ですの。「…一応、600年ほどは九十九をさせていただいておりますんですけどね」(苦笑)
GM/盾鬼:「あー、ありゃダメだな」「俺ら行っても無意味だね」「帰るべ」
法眼:「…いちおう、これだけは言っておく。―――このメンツの中じゃ、俺は……最年少だ」
GM/鬼:「老け顔のくせにぃいい!?」
法眼:「ほっとけ」
九十九:「そういう問題ですの?!(汗」
翁:「爺は1000歳超えてから数えてないのう」
「ちくしょーっ! 鬼はやっぱり豆で追い払われるのかよぉー!!」
九十九の斬撃(黄な粉込み)を受けた鬼は、
ぴゅーっ キラーン★
ダストアタック食らったようにすっ飛び、空の彼方へと消えた。
GM/鬼胡:「み、みなさーん! 大丈夫でしたですかー!?」鬼が飛び去ると三途の川原も消え去り、花屋の居間に鬼胡が駆け込んできます。
法眼:「おぉ。たった今、終わったところだ」
翁:「うむ、終わったのう。九十九や帰るかのう」中将の面に変えて。
束:「う〜ん、鬼ってあんなのだったかしらねえ?」首を傾げ。
法眼:「伝説から生まれた鬼だからだろう。本物の“奈落の鬼”は、あんな暢気じゃねぇよ…」苦笑しつつ呟く。
束:「まあ、いいわ。若い子は殴られて成長するものよ」(クスリ)
GM/鬼胡:「これで操られていた鬼も、元の仕事に戻るのですよ! みなさん、ありがとうなのですよ! 今日が2月3日で節分だから……間に合いましたですよー!」
九十九:「はいですの、とりあえず…油、その前に軽く拭って…あ〜…その前に」くりっと鬼胡の方を向いて。「これで風邪をめされてた方の風邪は、楽になりますでしょうか?」首をかしげて。
GM/鬼胡:「う〜ん……不幸の結果、風邪をひいたってことなので風邪自体はふつーの風邪なのですよ。ゆっくり養生して治すのですよ。でもこれ以上りふじんに悪くはならないので、安心してほしいのですよ!」
九十九:「…主様、後で皆様に桃缶を差し入れたいですわ」エプロンが良いか割烹着が良いか考えつつ。
法眼:「ま、後は厄払いを頑張ってくれ。俺は帰って寝るとしよう…」鬼の姿から、ゆっくりと人間に戻りつつ。
束:「まあ、私は念のため掃除をしてから帰るわ。あらあら、ちょっと豆が転がってるわね」
GM/鬼胡:改めて皆に頭を下げると「………あれ? あああああ! わたしはまだ、あと一仕事残ってたのですよ!」
法眼:「…うん?」
GM/鬼胡:「お寺に戻るのですよ、おにーさん!」そう言って、法眼の手を引っ張る鬼胡。
法眼:「? あぁ、そのつもりだが…どうした、そんなに慌てて」
GM/鬼胡:「鬼胡の最後のお仕事、てつだってほしーのですよー!」
法眼:「仕事…?」首傾げながら引っ張られて歩く。
GM:では、この辺で切りましょうか。
GM:EDの希望はありますかー?
法眼:特にないっす。
GM:申し訳ないことに、法眼は概ね決まってるのですが(笑)。
束:うちは特に無いです。
九十九:割烹着姿で、若い衆さんたちに桃缶を食べさせたいです(まて
GM:オッス、承ります(笑)。
■エンディングフェイズ■
●シーン9 『変わらぬ面々』 翁&九十九ED
○寅蔵の屋敷
GM/寅蔵:「お疲れさんだったのぉ、二人とも。んで、首尾はどうだった?」
翁:「上々じゃ」頷いて。
九十九:「ちびっ子と言われましたですの、ちゃんと、いたずらっ子は両親の所に戻しましたの」(こくこく)
GM/寅蔵:「かっかっかっか! まぁ二人に任せた儂の判断は、正しかったっちゅーわけだな!」
九十九:「はいですの、これで後は皆様の風邪が治れば元通りですの♪」
翁:「そうじゃな。さて爺はちと疲れたでの。庵で昼寝としゃれこむでの……」
GM/寅蔵:「事が収まったってぇのに、うちの若ぇ衆は寝込んだままよ……だらしねぇったらねぇな!」
翁:「ほほほ、なに二週間もすれば回復するじゃろう」
GM/寅蔵:「おう、手を煩わせてすまんかったな。後はのんびりしてくれや」
九十九:「桃缶を食べたら治りますの、九十九お手伝いしてまいりますわ」失礼しますと頭を下げて、いそいそと割烹着をつけ。「頑張ってまいりますの」手をブンブン振って退場します。
GM/寅蔵:「九十九は優しいのう! だがあまり甘やかさんでくれよ、優しくすると連中はつけ上がるからのぉ、かっかっかっか!」
翁:「ほほほ、さて爺は寝るかのう」
GM/寅蔵:「しかし節分の豆撒き、疎かにはできんのぅ。今年はいっちょ、組総出で盛大にやるか」
翁/三馬鹿トリオ:「か…看病するならこの服で」「しょ、照明の準備を」「ぬぉぉおおシャッターが、シャッターが押せないぃ」
九十九:「…月刊誌の仕事も後で手伝いますので寝てくださいまし(汗」
GM/寅蔵:「―――まず手前ェらの性根に住み着く鬼を払うのが先か、ん?」ゴゴゴゴゴゴ…!
節分の日、極道虎組のお屋敷からは「鬼は外」の声と共に若い衆の悲鳴が聞こえてきたという…。
●シーン10 『塞翁が馬』 芙霞束ED
○花屋
GM:あれから数日。たいした怪我も無く退院した花屋の一家は、ちょっぴり焼けた家と店舗の再建に勤しんでいます。
束:「フフ、あなたは元気そうね。あなたは…ちょっと元気が無いかしら?」花を一輪一輪見て回り、元気がないのにはこっそり活力を分けてたりしている。
GM/店長:「いやー、芙霞さんが私らを助け出してくれたんだって? 本当、君には感謝してるよ」
束:「お気になさらずに。私はたまたま通り掛かった時に、消防士さんの手伝いをしただけですから」
GM/店長:「それでも君のおかげと言うことに変わりはないからね。こりゃあバイト代はずまないとバチが当たるな」
束:「フフ、べつに構いませんわよ」それに―――、『助けて欲しい』とより強く願ったのは、この子達だから。花を愛でつつ、聞こえないように呟く。
GM:花達は今は黙して語らず、ただ美しく咲き誇っています。
GM/店長:「あ、そうそう。家と店のリフォームは結構資金がかかりそうだけど、実はそっちの方は何とかなりそうなんだよ」
束:「あら? それは幸いですわね。何かあったのかしら?」
GM/店長:「年末に買った宝くじで、そこそこの額が当たってね。リフォーム資金に当てても、ちょっとは残るんだ。最近ついてなかった反動かな?」
束:「そうね、運不運は表裏一体。厄を払って、福を招く。災い転じて福と為す………は、違ったかしら」
GM/店長:「この際どっちでもいいさ。さーて、店を建て直したら、またバリバリ働かなくちゃな。芙霞さん、今後もよろしく頼むよ」
束:「ええ、こちらこそよろしくお願いしますわ」
奥へと引っ込む店長を尻目に、店内すべての花達に、そっと語りかける。
『貴方達も、早く元気になりなさい。Patriniaは、約束は守ったわ』
風が吹き、花々が一斉に揺れる。束の言葉に応えたかのように。
●シーン11 『鬼は内』 鬼来法眼ED
○寺
GM:前のシーンと前後しますが、戦い終わった直後のお寺です。
法眼:「…で、最後に何をどうするって?」肩に乗せた鬼胡と話している。
GM/鬼胡:「鬼胡の本来のお仕事、厄を払って『鬼は外』ですよ?」福豆の入った袋を差し出します。
法眼:「ほぉ」袋を受け取り。「……で。撒くのか、喰うのか?」
GM/鬼胡:「撒いたら歳の数だけ食べるのですよ。むびょーそくさいかないあんぜん。まさに『福は内』なのですよ」にっこり笑う鬼胡。「おにーさんは豪腕なので、あんまりおもいっきりぶつけないでほしーのですよ?」
法眼:「…ま、いいけどな。“鬼”が豆撒いて福は内ってのも妙な感じだな…」笑いつつ豆を撒こうか。
GM/鬼胡:「鬼といっても色んな鬼がいるのですよ。節分の鬼は、これでも厄を払うかみさまの端くれなんですよー」
法眼:「あぁ、気にするな。お前さんのことを言ってる訳じゃないから…」
GM/鬼胡:「おにーさんも、とっても良い鬼さんなのですよ」
法眼:それには思わず苦笑いする。
GM/鬼胡:「だから来年も、このお寺の担当になるようがんばるのですよ。だから節分の日には、またこのお寺にいてほしいのですよ」
法眼:「気が向いたらな」
GM/鬼胡:「はいです!」
法眼:「まぁ、たまにはこんなのも……悪くはない」にやりと笑って片目を瞑った。
GM:その仕草を見て、さらに表情を明るくする鬼胡。
束:片目を瞑って…ロックオン!(違
法眼:本気で投げたらコンクリに穴が空くからやらない(ぁ
GM:ショットガンの如く、鬼胡がボロキレに。
GM/鬼胡:「それではお豆もまかれたことなので、鬼は厄をもって退散するのですよー。ひー、こりゃたまらーん」たたたーっと駆け出す鬼胡。
法眼:「おぉ。来年になったら、また来いよ!」
GM/鬼胡:「はいでーす! 来年の節分に、またあいましょうなのですよー!」そうして、鬼胡は朝もやの中へと消えていった。
法眼:「鬼は外、福は内。しかし……たまには鬼が福を運んできたって罰は当たらないよなぁ」むん、と軽く伸びをして寺に入ろう。「和尚秘蔵のどぶろく、まだ残ってたっけな…?」
一時の仮住まいへと戻っていく、ひとりの鬼。
『鬼はー内ー!』
誰かの明るい声が聞こえた気がした。
THE END
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