第64話
Alice in nightmare world

●今回予告●

アリス 僕等のアリス

泣かないで アリスは何も悪くない

もうこれ以上 誰にもあなたを 傷つけさせない

全部消して よくないもの

あなたを 傷つけるだけの 世界なら 捨ててしまって

さあ 覚めることのない 悪夢をあなたへ



僕等のアリス きみが望むなら…。



Beast Bind New Testament
『Alice in nightmare world』

汝、昏き悪夢と向き合わん。



オープニング ミドル クライマックス エンディング

■プレセッション■


GM(小鳥):こんばんはですー♪
ルナ:ケーキバイキング…さぁ食うぞ(何
誠:大変です。店がつぶれそうです(笑)。
美香:間違いなく潰れる(笑)。

 いきなり何の話かって? 詳しくはPC4のハンドアウトを参照なのです。

GM:…正直、あのメンバーでケーキバイキング行くと果てしなくキケンな気もしないでもないですが。気にしない(爽)。
ルナ:大丈夫、店員が泣いた時点で止めるから(笑)。
GM:ビスケとレンは使い回しなので、詳しく知りたければ第61話など参照に。なお、知らなくても全然結構です(ぁ)。とりあえず今の内にハウスルールを。

☆絆判定/登場判定はアリアリです。RPや展開次第で難易度は下げますので申告するといいかも。
 GMは基本的にノリで動く人間ですので、ノリでバリバリやってください(ぁ
☆登場シーン数は9でカウントします。
☆GMはルールミスを多々します。突っ込んでください。すぐ直します;
☆絆取得、AGP受け渡し等は全て表で行ってください。
 但し、もしその場で絆やエゴの内容が決まらなければ、裏で申告をお願いします。
☆HA変更は今のウチ!


GM:また、今回のシナリオのための特別ルール。

☆愛をあげたりとか絆消したりとか、そういった行為に色々と意味がある…カモ?
 但し、程々にしないと後で辛くなっても責任持ちません(ぁ
☆今回、「ケーキバイキング」「安眠枕」「潰れかけた焼肉屋」の三題でお送りします。
 …が、ぶっちゃけクリアしていない可能性も否定できません。気にしないでお楽しみください(マテ
☆GMは酷い人です。心して下さい。


GM:と、事前注意をよくお読みになって取りかかり下さい(ぇ)。PC間絆は美香→誠→断→賢太郎→ルナ→美香の順番で取ってください。同じく自己紹介もこの順番で。それでは、紹介お願い致します。


●PC1(定員1名) 推奨:出来そうな人(をい

 あの日の…夢を見た。今でも忘れられない、“あの日”の悪夢。
 だがしかし、今日のそれはいつもと違っていた。
 夢の世界の時間が止まる。アリスと名乗る少女が悪夢を止めて、現れた。
「悪夢はもう終わり。一緒に行こう? もう傷つかないために…」
 目が覚めた時、自分の胸にあった刻印。これはアリスの招待状だろうか?
 何だか、嫌な予感がするのだ。

 シナリオ絆:アリス (関係:任意)


美香みか・レイフィールド“恐怖の七月”ザ・セブンムーン・オブ・デスクゥ  プレイヤー:阿修羅猫
 【アーティファクト/イレギュラー】 年齢:9歳/性別:女/カヴァー:小学生
「瑠希、行きますわよ…ラプラスウェポンシステム起動…コネクト」
 食料品から防衛システムまで扱うアメリカの複合企業、レイフィールド社の長女。
 何一つ不自由のない生活を送っていたが…九歳の誕生日に魔物が屋敷を襲撃、父と家人を惨殺した。
 美香は魔槍の力を発現させて魔物を斃したが、瀕死の母は美香の力を見て発狂、還らぬ人となった。
 それ以降、美香は魔物の力を否定しつつも、他の魔物を斃すための力を欲している。
 いつも一緒の妹『瑠希』は、未来演算システムを搭載した試作型人造魔器。彼女の台詞は『この色』で表記される。
 所持HA:《剣魂一擲》、《電光石火》、《運命の紡ぎ手》


●PC2(定員1名) 
推奨:依頼受けられるキャラ。または、泣き落としに弱いキャラ。

 上位魔族(仮)が泣きべそかきながらキミに依頼を持ちかけてきた。
「ゆくえふめいのぴろちゃん達を探して……あの子がいないと眠れないの」
 ぴろちゃんって何ですか!?しかも複数形!?
 …とりあえず、ビスケと名乗った上位魔族(仮)の『ぴろちゃん』達とやらを探すことにした。
 何だか、嫌な予感がするのだ。

 シナリオ絆:ビスケorぴろちゃん (関係:任意)


綾瀬 誠 あやせ  まこと魔払鬼まはらおに  プレイヤー:眠たい奴
 【イレギュラー/マジシャン】 年齢:17歳/性別:男/カヴァー:退魔師
「――――人に仇為す魔を祓う。それが“魔払鬼”の役目だ」
 古くからある退魔師の家系、綾瀬家の次期当主。現在は当主になる為に1人修行中。
 元々はただの人間だったが、魔と戦う力を得る為、体内に『鬼』を封印された。身体中に彫られた印字はその証。
 魔払鬼とは綾瀬家に所属し、自らの体に鬼を封じた退魔師が名乗る称号のようなもの。
 彼らは魔と戦うため身体に『鬼』を封じ、人ならざる鬼となって魔と戦う力を手に入れる。
 しかし、中には封じられた鬼を抑え込めず、鬼に“喰われて”魔に堕ちる者もいるという…。
 所持HA:《歩く影法師》、《リセット》、《ヴォイド》


●PC3(定員1名) 推奨:好奇心の強いキャラ。自分から話に食いついていけるキャラ。

 休日の昼下がりに、ひどく変なものを見かけた。
 薄汚い灰色のローブを頭から被った不審人物が、猫をじーっと見つめていた。
 あまりにも真剣そうだが、とても怪しい。怪しすぎる。
 その不審人物は突然にぐるりと振り向いた。視線を感じる。痛いぐらい…。
 何だか、嫌な予感がするのだ。…色々と手遅れかも知れないが。

 シナリオ絆:不審人物(仮) (関係:任意)

諸星 断もろぼし だん“セブン”  プレイヤー:R−3
 【アーティファクト/レジェンド】 年齢:17歳/性別:男/カヴァー:高校生
「―――こいつがセブンの“潰魂剣”…いやさ、“超絶聖剣アイスラッガー”だ!!」
 不良ばかりが通い、誰も一つに纏めた者がいないことで有名な『私立円谷高校』に通う不良学生。
 鶏冠のようなリーゼント・額の大きなほくろに、三角形のサングラス・赤シャツ・赤ボンタンを常時着用。
 トドメに銀色のマフラーを巻いているという、独特のセンスに溢れた筋骨隆々の大男。
 気は優しくて力持ち、義侠心篤い『男の中の男』。中華系退魔師の下で修行を積み、自らも一端の退魔師となった。
 非常に惚れっぽいが……どれほど頑張ってイイ雰囲気になっても、最後は必ず振られる運命にある。
 所持HA:《剣魂一擲》、《電光石火》、《スーパーアクション》


●PC4(定員1〜2名) 推奨:出来ると思う人。

 友人からいきなり呼び出された。至急来て欲しいという。
 何があったかと慌てて来てみれば、「ケーキバイキング行こう?」の一言。
 …何だかよく判らないけど行ってみると、友人はキャンペーンで当たりくじを引いた。
「やっぱり見た通りか」と嬉しそうな友人に、何処か不安を覚えた。
 いいことがあったと見せてくれたタトゥーは、一体何を暗示しているのだろう?
 何だか、嫌な予感がするのだ。

 シナリオ絆:友人
(*参加PCに合わせて決定) (関係:任意)

飯島 賢太郎いいじま けんたろう 『蒼の鬼』蒼火  プレイヤー:エックス
 【イレギュラー/ビースト】 年齢:120歳(外見20才)/性別:男/カヴァー:ハンター
「燃え尽きてもなお、俺を倒す覚悟があるなら…かかって来い! 蒼炎纏鬼・蒼火! この時只今、此処に在り!!」
 腰まで届くロン毛が目立つ以外は、どこにでもいそうな普通の青年。近眼で度の強い眼鏡を愛用。
 その正体は『蒼の鬼』と呼ばれた鬼族の先祖返り。青い炎を操る変種にして、最後の生き残り。
 愛する者を喪わないために放浪していた…はずが、行く先々で女性に引っかかっては別れを繰り返している。
 現在は、かつて亡くした恋人と過ごした家で、どこから見ても外国人な義理の妹と同居中。
 更に、怪しげな魔術師から怪しげな薬を飲まされ、女性化も出来るようになったらしいが…まぁそれは余談。
 所持HA:《歩く影法師》、《律の破壊者》、《獣の生命》

ルナ元“闘争の狂気の姫君”  プレイヤー:おると
 【アーティファクト/イレギュラー】 年齢:外見17歳/性別:女/カヴァー:不法居住者
「―――信じるって、難しいし、怖い。凄く凄く、怖い。それでも……信じるよ」
 闘争の狂気に魅入られ、魔界に放逐された堕天使。大昔は『神を見る者』の名を持つ大天使だったらしい。
 快楽に酔い痴れるまま長らく闘いに明け暮れていたが、いつしか人との絆を知り、殺戮の虚しさに気付く。
 人に憧れ、自らの魔力を『魔素』として分離したが、それは単に魔物としての在り様を変えただけだった。
 現在の外見は銀髪に紫の瞳の美少女。昔からの習慣なのか、見た目にそぐわぬ大食らい。
 時折、深夜の公園で意味の解らない歌を口ずさむ少女がいたら…それは、彼女かも知れない。
 所持HA:《電光石火》、《電光石火》、《歩く影法師》


美香:PC間絆は誠に信頼で。仕事人として信頼してますよ♪
誠:PC間絆は断に絆/知己を。
セブン:賢太郎に絆/知己で。
賢太郎:絆はルナくんに罪悪感で。やっぱり拭いきれない後ろめたさがー…?
ルナ:PC間絆は美香に憧憬。家族とか姉妹とかっていいもんだねぇ(笑)。ってか賢太郎ー、まだ罪悪感っすかー?(涙)
賢太郎:まだ罪悪感でーす(笑)。
GM:はい、ありがとうございました。それでは。


 

■オープニングフェイズ■

●シーン0 『暗い陽だまり』  マスターシーン

 狂ったお茶会なんて嫌い。
 イカレ帽子屋も、ウカレウサギも、眠りネズミも嫌いよ。
 終わらないお茶会なんて嫌い。

 ――傷つけるだけの 世界なら 捨ててしまって ♪

 チェシャ猫は好き。
 導いてくれるから。
 シロウサギも、女王様も好き。
 裁判を始めるヒトタチだから。

 ――さあ 覚めることのない 悪夢を ♪


 ………ねぇ、チェシャ?
 こんな所で寝ちゃダメよ、風邪を引いちゃう。
 ………ねぇ、チェシャ?
 ちゃんと聞いていたならお返事してよ。
 ………ねぇチェシャ?

 ど う し て 動 い て く れ な い の ?




GM:Beast Bind New Testament 『Alice in nightmare world』…開催いたします。



●シーン1 『アリスの誘い』  シーンプレイヤー:美香・レイフィールド

○悪夢


GM:あなたは今日も悪夢を見る。忌まわしい、“あの日”の記憶を何度も、何度も。

 期待に胸を膨らませ、家の扉を開ける。
 今日は年に一度の特別な日。私がこの世に生を受けた日。
 家に明かりが灯っておらず、シーンと静まり返っていることも気にならなかった。
 きっと私が扉を開ければ、お父様もお母様も皆が私のためにパーティの用意をしているのだろう。
 そして私の存在に気付いて、皆が出迎えてくれて、「おめでとう」って祝ってくれて…。


美香:ただいま帰りました〜」と、英語で。

 皆は、出迎えてくれた。
 物言わぬ、変わり果てた姿になって。


美香:…お…とう…さま?

 大切なお父様も、執事も、メイドも。皆が変わり果てている。
 私の大事な人の血にまみれ、最後に残ったお母様に襲いかかる、黒い影。
 私は…お母様を守りたかった。


美香:…やめて……やめてぇぇぇ!!!」何も考えず、ただ突っ込む!

 無我夢中で、やっとの思いで、影を倒して。
 駆け寄ったお母様は、死に瀕していた。
 最後の力を振り絞って、彼女は言う。
 そう、この悪夢の最後を、私は知っている。

「…よ…寄るな、この…バケモ――」


「―――違う…悪夢は、もう終わりなの」


 ぷつり、と世界の時間が止まった。
 目の前には、灰色の猫を連れた、緋色のエプロンドレスの少女。


GM/??:「大丈夫だよ、悪夢はもう終わりだからね」
美香:「…あなたは…だれですか?」
GM/??:「私はアリス。悪夢はもう終わり。もう傷つかないで、いいの。未来を作るのは私達。明日を一緒に見ましょう? あなたをずっと待っていたの」
美香:「アリスさん…何故そうおっしゃるのですか?」
GM/アリス:「…今はまだ。でも、いずれ迎えにいくからね。その時に、もう傷つかなくて良くなるの」
美香:「…私を…待っていた?」
GM/アリス:「そう、あなたを。もう泣かなくていいの。傷つかなくて、いいの。明日を一緒に見よう? ……いつか迎えにいくから、待っててね」
美香:「…わかりました…待ちましょう」
GM/アリス:「…明日はいい天気になると良いね。日向ぼっこは良いものだもの、ね? シロウサギさん」

 ――――ブツ。


○美香の寝室/朝

GM:気が付くと、あなたは自分のベッドの上にいます。目が覚めたのですね。
美香:「…今のは…夢?」天蓋つきの豪華なベッドの上で。「…ねえさん?」瑠希が隣で起き上がり。
GM:カーテンの隙間からキラキラと。朝日が差しているのが判ります。瑠希ちゃんなら判るかな? 今日の降水確率、90%だったんですがね。
美香/瑠希:「…今日は変な天気」「…いきましょう。ご飯に遅れてしまいます」ベッドから出て。
GM:着がえをするなら判るのですが、美香ちゃんの左胸の上当たりに、謎の刻印がありますね。
美香/瑠希:「ねえさん? これ」「なんでしょう…これは?」形、分かりますか?
GM:ウサギの横顔に見えなくもない…といった感じの、刻印です。
美香/瑠希:「これは…う」「なぎ?」「…ねえさん」こめかみを押さえる。「さ、ご飯にしましょう…夕飯はうなぎにしましょうか?」

 全部消して よくないもの
 あなたを 傷つけるだけの 世界なら 捨ててしまって
 さあ覚めることのない悪夢を…♪


GM:何処かでアリスの唄が、聞こえたような気がした。[SA:アリスの正体を探る]とシナリオ絆:アリスをどうぞ。
美香:アリスに絆/信用で。
賢太郎:信用しちゃった?(笑)
美香:信頼じゃないところがミソ。
GM:はい、了承しました。それではシーンを切ります。

▼絆/エゴの変化
美香:アリスに絆/信用を取得。



GM:Φωー)小学生が刺青だなんて(違
賢太郎:貴方がやったんでしょう…(笑)。
GM:|=3サッ
ルナ:白兎と言われたのに、刻印が黒かったりしたら大笑いですな(何
GM:Φω・)ギクッ。いや、まぁ、黒じゃないですよ?(笑)
美香:赤?
賢太郎:むしろ錆色とか?
GM:絵を描いてる線は黒ですけど、ウサギは白ですっ!(笑)



●シーン2 『魔獣の頼み』  シーンプレイヤー:綾瀬誠

○誠の家


GM:状況をまず説明しよう。キミの家の玄関先で、ビスケがえぐえぐ泣きながら何か頼みに来た。以上(何
誠:みじかっ!(一同爆笑)

(舞台裏)
賢太郎:短いけど分かりやすい(笑)。
ルナ:無駄を徹底的に省いた状況説明でしたね(笑)。
GM:まぁ、前セッション(*第61話参照)で知り合いだからねぇ。知り合いじゃない人がPC2の場合、茂みに頭突っ込む犬(または犬耳小学生?)が目撃されたのだが(笑)。
賢太郎:その場合、家の外から泣き声が聞こえてきたのですね。……怖い…(笑)。


GM/ビスケ:「マコトー……うぅ、マコト………ぴろちゃんが…ぴろちゃんがね、うぅ…」めそめそ
誠:「………とりあえず、中に入れ。玄関先で泣くな」とりあえず家に連れ込みます。
GM/ビスケ:「だってだってぴろちゃんが、ぴろちゃんがぁ……」めそめそしながら連れ込まれますねぇ。
誠:飲み物でも出しながら。「……なんなんだ? そのぴろちゃんと言うのは」
GM/ビスケ:「お友達…なのにゆくえふめいになっちゃって……コッチのドミニオンに来たのは判ってるんだけど…は、早く見つけないと…見つけないと……ぴろちゃん達がぁ」本気泣きに入りましたー!
誠:「泣くな泣くな………はぁ。で、そのぴろちゃんと言うのはどんな奴…ら、なんだ?」頭撫でてやりながら(笑)。
GM/ビスケ:「………ぴろちゃん達ね…いつもボクと一緒にいた…ボクの、安眠枕達なの…」
誠:「……………待て、お前の安眠マクラは勝手にどっかに行くのか?」
GM/ビスケ:「ぴろちゃん達だって立派に生きてるんだよ? …うぅ、でも何処行っちゃったんだろう…」めそめそ。
誠:「生き物なのか………。そいつ等が行きそうな所に心当たりは無いのか?」
GM/ビスケ:「うん、えーとね……」と、会話が続きそうな辺りで一旦切って、続きはミドルで。[SA:ぴろちゃん達を見つける]とシナリオ絆:ビスケorぴろちゃんをどうぞ。
誠:では、ビスケに絆/………慈愛?(笑)
GM:OK、慈愛で(笑)。それじゃあシーンを切ります。

▼絆/エゴの変化
誠:ビスケに絆/慈愛を取得。



GM:はい、安眠枕でましたー。
賢太郎:生き物なのか、安眠枕(笑)。
GM:くふっふぅ。1シーン30分…まぁ、こんなものなのだろうか。



●シーン3 『猫の疑問』  シーンプレイヤー:諸星断

○公園


GM:…とはいえ、昼間から公園で一体何をしてらっしゃるのでしょう(笑)。
セブン:「…今年に入って既に三十二人…どうしてこうも振られるものか。『ごめんなさい、その髪型だけはありえないわ!』…世の中の半分は女のはずなのに、灰色の男子校生活では女もおらんしなあ」ため息。「…辛いカレーでも食って帰るか」財布の中身を見て「…それも無理か。金はねえし、女もいねえ。セーシュンというのは空しいと書くものか…」そう言いながら、咥え煙草で歩いている。…と、こんな感じで、やることなどありません(笑)。
GM:OKなるほど。切ないですね(笑)。そんなところであなたがブラブラしてると、恐ろしく変なモノを見かけます。薄汚い灰色のローブを頭から被った不審人物が、猫をじーっと見つめてます。FFの黒魔導師バリに、顔が判りません(一同笑)。

賢太郎:わ、分からない(笑)。
誠:そいつぁ、不審人物だ(笑)。
ルナ:現実に歩いてたら、めっさ不審だね(笑)。

セブン:「…うん?」そちらを注視します。
GM:注視したんですね? それじゃあ〈知覚〉で振ってみてください。
セブン:「…猫がらみの変人かよ…嫌な予感がしてきやがったぜ。こういうのは、大体ろくでもない結果に…」(ころころ)達成値10ですな。
GM:10…えーと、それでは。なんか、獣臭いなー、と思いました。以上。まぁ、そんな風に思っていると、その不審人物はぐるりっ!と関節大丈夫かと言いたげな勢いでぐりっと振り向き、そしてローブの下からキミをじーっと見つめています。
セブン:「…うーむ…関わらない方がいいっぽくも見えるんだがな…お」
GM:口だけ見えるかな。口裂け女もビックリの裂け具合です。
セブン:「…」手を剣のほうに伸ばそう。いつでも抜けるように。
GM/??:「……時に、お尋ねしたいのだけど。猫とは、鈴をつけているものなのかい?」ちょっと低い男の声でした。フードの人が喋ったようですねぇ。
セブン:「…飼い猫なら、そうかもな」
GM/??:「そうか…じゃあ僕もつけるべきだね。その方が猫らしくていい」
セブン:「お前さん、猫なのか」
GM/??:「うん、名前はチェシャという。ただ、イマイチ『猫らしい』というのがよく判らないんだ」で、懐から赤いリボンのついた鈴を出して、装着。
セブン:鈴を見て「ほう、最初よりは男っぷりが上がったみてえだな。猫らしくして、どうするんだ?」
GM/チェシャ:「チェシャは猫だ。そうするとアリスが喜ぶ………多分。ともあれ、親切な人よありがとう。おかげでまた一つ猫らしくなれた気がするよ」
セブン:「そうか。まあ、頑張ってくれ。お前さんが猫らしくなれるように祈ることにするよ」
GM/チェシャ:「あぁ、ありがとう。……アリスが呼んでいるから、そろそろいくよ」
セブン:「おう。飼い主によろしくな」
GM/チェシャ:「親切な人よ、ネコは恩を返すものだ。何かあったら手伝おう。それでは」
セブン:「気にするな。暇だっただけだからよ」二本目の煙草に火をつけて。
GM:チェシャはすくっと立ち上がり、何か人形をポイッと投げ捨てると、『チェシャ猫』らしく足元からするすると消えて行きました。
セブン:「…世の中には、珍しいやつもいるもんだな。『猫らしく』ねえ……まあ、昼間っから公園で時間つぶしてる高校生も何だしな。街にでも行ってみるか」というところで、人形を拾う。「恩返し、ねえ…まあ、期待はしねえがな」で、退場。

美香:これ、放課後なのかなぁ?
GM:休日(笑)。それか授業サボリだ(マテ)。それでは[SA:チェシャを探る]とシナリオ絆:チェシャをどうぞ。
セブン:チェシャ猫に興味で。

▼絆/エゴの変化
セブン:チェシャ猫に絆/興味を取得。



GM:Φω・)時に、セブンさん身長幾つ?
セブン:結構でかいと思います。髪の先端まで含めれば、2mくらいかな。
GM:…負けたか(何
賢太郎:チェシャは大きめ?
GM:同じぐらいの体格だったかなー、って感じ。190cmぐらいで。ただ、しゃがんでると猫背なのでよく判りません。



●シーン4 『女王の贈り物』  シーンプレイヤー:飯島賢太郎&ルナ

○某ファミリーレストラン


GM:君たちは、レン(*)に何を思ったかいきなり呼び出され、「ケーキバイキング行くぞ」と無理矢理引っ張られ、今店の前でケーキを目の前にしている。以上。
ルナ:「うわ、甘そう…全部食べるのは大変そうだなぁ」無茶な事ほざいてますが(笑)。
賢太郎:「…何で俺がここに居るんだろう。…場違いっぽいよなぁ…」でもケーキはしっかり取ってる(笑)。
GM/レン:「世の中そう云うもんだ、気にするな。イヤしかし、やっぱり普通のケーキっておいしいよなぁ…」と、割と喰ってる。

(*)レン=姫野 恋 【イレギュラー/アーティファクト】
 彼女は、第61話に登場したヒロイン(現在、賢太郎の家に居候中)です。GMと参加PCの過半数が共通しているため、再登場。


ルナ:何で私、引っ張り込まれたんだろう…会場が戦慄するのは確実なのに(笑)。←超大食らい
GM:知らぬ。レンに聞いてくれ(超マテ

ルナ:「まぁ、確かに…甘い物こんなに食べるのは初めてかも」既に皿が50センチ位の山になってますが(ぇ
賢太郎:「今ここで(女に)変わったら大騒ぎ確実だし…、ここに来る前に変わっておけばよかった…っ」
GM/レン:「あぁ、今日はオレの奢りでいいから」とか機嫌が良さそう。
ルナ:「おごりって、平気なの?」自分の食った山指して。
賢太郎:「ルナを誘えば、こうなるからなぁ…」ルナの皿の山を見て。「…にしても恋、どうしていきなり誘ってくれたんだよ。何か嬉しいことでもあったか?」
GM/レン:「よくぞ聞いてくれました。…てか、ぶっちゃけ奢りじゃないんだけどな」この店のタダ券3枚を見せる。但し今日限り。
ルナ:「…納得。でもそれ、どこで手に入れたのさ」
賢太郎:「あぁ、なるほど…。それなら使わなきゃ損だが……、出所は俺も気になるなぁ」
GM/レン:「子供が泣いてたから、飴をやったらくれた。それ以上はオレは知らん」
賢太郎:「……そっか。豪気な子どもも居たもんだ…」(汗)
ルナ:「親切な子供だねぇ…飴玉一個でケーキの山を逃すなんて」ぱくぱく。
GM/レン:「“見た”通りだったし、お前等誘って3人でケーキ食べる。うん、いいじゃないか」笑顔。
ルナ:「姉(*)を誘えば良かったのに」
賢太郎:「……だよなぁ。それとルナを誘えば、それで3人じゃないか」
GM/レン:「友達と3人で、じゃなきゃダメなんだって“見た”からしゃーないだろ? そもそも普通のケーキで満足するわけないし……」遠い目。

(*)レンの姉、姫野愛は極度の甘党。普通のケーキの10倍甘いお菓子を御飯感覚で食べるような娘さんです。詳細はリプレイ第61話参照。

賢太郎:「そっか…」ケーキもぐもぐ。
ルナ:「じゃあリューシャ(*賢太郎の義妹)、賢太郎、レンで三人じゃん。私が呼ばれても食い散らかすだけなんだけどなぁ」ぱくぱくぱく。
GM/レン:「……リューシャがいればそりゃ誘ったんだが、愛と一緒に出掛けてるっていうし」
賢太郎:「リューシャも大分、愛に慣れてきたからなぁ。…ん、嬉しい事だよ」
ルナ:「成る程ねぇ…まぁ、お呼び頂き感謝。その子とレンに」ぱくぱくぱくぱく。
GM/レン:「しかし、とうとうアレか。“あんなもの”も見るようになったのか…イヤ、便利でいいんだが」
ルナ:「…見たって、“そういうモノ”なの?」苦笑。
GM/レン:「…あぁ、いや。別にそーいう類のモノは普通、飴は喰わないから」
賢太郎:………何を見たんだ?」少し声を小さくして。
GM/レン:「よくぞ聞いてくれました其の二。実はな…」
賢太郎:「ん…」
ルナ:「?」
GM/レン:………予知夢、だよ」小声で。
賢太郎:「…なるほど。だから『見た通り』なのか」
GM/レン:「そーいうこと。まぁ、アリスだか何だか知らんけど感謝感謝」ケーキでご満悦。
ルナ:「…つまり、飴を渡してタダ券もらって…そういうのを予め夢で見てたの?」
GM/レン:「あー、いや、そういうのじゃない」
賢太郎:「……?」
GM/レン:「今日の夢は、『ショートケーキ、チョコケーキ、モンブランにフルーツパイ。みんな大好きたくさん食べたい。券があればたくさん食べられるのにな。お友達と3人ぐらいで食べられたらいいのに』だとさ。最後に呟いた言葉が大体現実になってるな。今日は降水確率90%なのに晴れだし」
賢太郎:「ふぅん…」
ルナ:「アリスねぇ…お茶会にご招待されるものだと思ってたけど、ご招待してくれるとは…って、変な夢だね」
GM/レン:「お茶会は嫌いらしい。…まぁ、オマケにこんなもんも貰ったんだが」服の襟をちょっとこう、びろーんって引っ張る。左胸の上に、王冠を象った刻印があるね。
賢太郎:なぁッ!? ……王冠…?」ちょっとビックリしますが(笑)。
ルナ:「ん? 王冠…」色は赤かったりしません?
GM:黒いラインで、王冠を象るような絵が描かれている感じですね。

(舞台裏)
美香:かなり際どいところまで広げてない?
GM:Φω・)…レン、包帯だらけだから別に見えへんよ。
賢太郎:それでもぼくちんおとこのこ(笑)。
GM:Φωー)そもそも、そう云うの気にしないから。|=3サッ


GM/レン:「………どーでも良いけど、『女王様』って呼ぶのはやめて欲しいよな。いくら名前が姫だからって」(溜息)「夢の中のアリスに文句つけても仕方ないとはいえ、なー」
賢太郎:「女王様、ねぇ。…それに姫は苗字だろ?」
ルナ:「アリスだけに、ハートの女王かな? 赤くないからスペードかクローバーってとこだけど」
GM/レン:「ん? あぁそうそう。『ハートの女王様』って最初呼ばれたんだよ。せめてハートはやめてくれって言ったんだが…」
ルナ:「えー、お似合いだよ?」(くすくす)
賢太郎:「…ハートなのに、縁は黒…? 黒ずんだかな…」
GM/レン:「んな事言われても困るわっ! …まぁ、黒ずんだかどうかなんて知らんが…。………『迎えに来る』、って何のことなんだろうなぁ、ホント。お前等に言っても仕方ないか?」
ルナ:「さぁ、その話も今聞いたし。何のことだろうねぇ」あっけらかんと言いつつも、軽く目つきが真剣に変わる。
賢太郎:「まぁ、らぶらぶーってのは言わない事にしておくが…。迎えに来る、か…。……そんなのが出来る事だし、警戒はしておくべきだな…。ケーキのお礼って訳じゃないけどな」
GM/レン:「………なんで警戒? …まぁ、いいけど」
ルナ:「じゃ、そのためにも英気を養うべく、食べるかー」既に山が13個なのに、まだ行く様子(笑)。
賢太郎:「あのな…。……まぁ、備えあればって言葉はあるからな」
ルナ:「ま、注意はしとくようにね。夢の中に出てくるなら、寝ないとか」さらっと無茶を言って。
GM:じゃあ、店員さんの悲鳴と共にフェードアウト(笑)。
ルナ:「あ、ゴメン。もう止めといたほうがいい?」
GM:[SA:予知夢の正体を探る]と、シナリオ絆:姫野恋をどうぞ。

▼絆/エゴの変化
賢太郎:姫野恋に絆/友情を取得。
ルナ:姫野恋に絆/友情を取得。



GM:Φω。)うけけけけー。ていうかヒデェな、「寝るな!」って。
ルナ:本人が睡眠削りまくってるので、つい(笑)。


 

■ミドルフェイズ■


●シーン5 『悪夢来たりて』  シーンプレイヤー:美香・レイフィールド  登場難易度:他PC登場不可

○夢の中

GM:では、数日後の夢の中のお話になります。補足で説明をするならば、ここ数日アリスは毎日、夢の中に出てきています。最後にアリスがぽつりと呟いた一言は、必ず現実になってますね。とはいえ結構ささいなことですが。「双子の卵の目玉焼き、みてみたいなぁかわいいだろな」とかそういうレベルです。
美香:「あなたはすごいですわ、最後につぶやいたことがいつも現実になりますもの」
GM/アリス:「明日を一緒に見よう、って言ったでしょ?」褒められてご機嫌のようです。

「イカレ帽子屋はどこかへ消えて♪
    ウカレウサギは犬の獲物に♪
    眠りネズミは猫の好物♪
    いらないものは全部捨てて♪」


GM:嬉しかったので歌まで歌う始末です(笑)。
ルナ:素敵な歌ですね(笑)。
GM:ステキだろう? そこはかとなくですとろいだ(何
賢太郎:ステキですねぇ(笑)。

美香:「どういう意味ですか? なんとなく変わった歌ですわね?」
GM/アリス:「え? えーとね、狂ったお茶会のひとたちのうただよ。狂ったお茶会続けてるなんておかしいわ。そんなの、皆消えちゃえばいいのよ」
美香:「はぁ、誰のことでしょう?」
GM/アリス:「私の中でずーっとずっと狂ったお茶会ばっかりしてるんだから。だから皆チェシャ猫に頼んで捨ててもらったの」
美香:「捨ててしまったんですかぁ、ごみはきちんと分別しないといけませんねぇ」
GM/アリス:「狂ったお茶会なんていらないの。必要なのは裁判なのよ。そうでしょ? シロウサギさん」
美香:「…うさぎさん?」周りに兎は?
GM:いませんね。あなたを見てアリスは『シロウサギさん』って言ってます。
美香:「兎なんて、どこにもいませんよ?」
GM/アリス:(くすくす)「不思議なシロウサギさん♪ キョロキョロしなくても良いのに」
美香:「…確かに肌は白っぽいと言われますけど…」
GM/アリス:「だからあなたも気をつけて。『イカレ帽子屋』にも『ウカレウサギ』にも『眠りネズミ』にも触れちゃダメよ。狂ったお茶会に巻き込まれちゃうわ。そんなのたくさんでしょう?」
美香:「…はぁ、おかしなお茶会も面白そうですけどねぇ」
GM/アリス:「面白くもなんともないわよ、狂ったお茶会なんて。ただ傷つくだけだわ…」彼女は本気で諫めているようだ。
美香:「はぁ…分かりました、気をつけます。そういえば、私を迎えに来るんですよね?」
GM/アリス:「うん。ただ、もうちょっとかかりそうなの。ごめんね。女王様はもうすぐなんだけど、シロウサギさんは時間がかかりそうで……」

(舞台裏)
ルナ:…レン、やばそう?(汗)
GM:Φωー)ナンノハナシカナ?
賢太郎:…うーん(笑)。
誠:う〜む。誠、遠距離攻撃ないなぁ(笑)。
GM:Φω・)《ダークネスフレア》オンリーマジシャンって、ステキですよね。|=3サッ
誠:あははは(笑)。ま、こ〜。《元力》とか取ろうかなぁ?とか思ってますが(笑)。


美香:「いえ、それはいいんです。…それで御願いがあります」
GM/アリス:「…? 何?」
美香:「一緒に連れて行きたい人たちがいるんです」
GM/アリス:「? だぁれ?」
美香:「瑠希に朝比奈に古泉にミクラス、できればこの4人は一緒に♪」
GM/アリス:「るき…あさひな…こいずみ…みくらす? うん、判った。一緒にね。早く皆が揃って、裁判が始まると良いね。それじゃあ、そろそろ朝だから…」
美香:「はい、ありがとうございます♪」(ぺこり)
GM/アリス:「また明日に。…そうだなぁ」

『るきとあさひなとこいずみとミクラス、先に私達と一緒にいれば、安心かな?』


 ――――ぶつっ。


(舞台裏)
ルナ:…被害者が増えそうな予感?(ぇ
賢太郎:……(汗)。
美香:被害者ねぇ…実質、手を出したら取り込まれる気もしますけど(何
GM:Φω・)クケケケケ。
ルナ:何かもっとヤバイ雰囲気ですよ?(汗)


○美香の寝室/朝

GM:では、朝です。
美香:「う〜ん、おはよう瑠希?」隣を見てみます。
GM:えぇ、いません。いませんとも。
美香:「…朝比奈? 古泉? ミクラス?」パジャマのまま屋敷中を捜索。
GM:えぇ、もちろん。いません。
美香:「…みんな…どこですか?」

『先に私達と一緒にいれば、いいのかな…?』

GM:何処からか、そんな声が聞こえた気がした。
美香:「…先に…」そのまま座り込み。

GM:Φω・)まさかPLの方から振ってきてくれるとは思わなんだ。
美香:…ジッサイ、ルキヲツレテイカレタラ、センリョクオオハバダウンナンデスガ(汗)。
GM:Φωー)その辺考えてGMしてますから(マテ
ルナ:武器があるだけマシだと思いましょう(笑)。
GM:では、絆の取得、変更などあれば。
美香:アリスの絆を不審に…絆か?
GM:OK判りました。アリってコトにしておきましょう(笑)。それでは、シーンを切ります。

▼絆/エゴの変化
美香:アリスへの絆内容を絆/不審に変更。



GM:どーでも良いけど、ミクラスと鉢合わせするのかセブン……出逢うのかな(マテやGM
セブン:…出会うのか。
GM:Φω・)いや、うーん…展開次第?



●シーン6 『魔族来たりて』  シーンプレイヤー:綾瀬誠  登場難易度:7

○街中

GM:べそかいてるビスケを連れて、まぁ外に出たのかなーというところで。先程からビスケに対して色々とぴろちゃんの事を聞こうとは思うんですが、泣いてて要領を得ません。

(舞台裏)
賢太郎:そんなに大事なのか、ぴろちゃん達…。泣きじゃくって要領を得ないほどとは(笑)。
GM:Φω・)つ「ちなみに好物はミルク。愛用の枕がないとなかなか寝付けないらしい」
ルナ:愛すべきヘタレキャラって、こういうのを言うのですね(ぇ


GM:詳しいことを聞き出すなら、〈知覚〉か〈交渉〉で振ってもらえますか?
誠:む、では〈交渉〉で。(ころころ)達成値14です。
GM:はは、ワンコ相手には余裕ですな(笑)。では、泣いていて要領得ないような…と見せかけて。こう、なんか……言い渋っていると言うか、あんまり話したくないというような感じが見受けられます。さて、ここからは情報収集です。
誠:はい。
GM:ぴろちゃんについては〈情報:魔物〉or〈交渉〉なら調べられます。
誠:え〜と、では、〈情報:魔物〉で情報屋込み(ころころ)達成値13です。
GM:…速攻でばれたか(謎)。
賢太郎:ビスケですから…(笑)。

○ぴろちゃん  使用可能技能:〈情報:魔物〉or〈交渉〉
達成値5:
ビスケの安眠枕×3。ビスケいわく「ゆくえふめいになったお友達」
達成値7:友人の夢魔が宿っているらしい。ビスケが探しているのは枕ではなく夢魔の方だ。
 実際に人格があるのは1人。あとの2匹は使い魔のようなものだという。
達成値9:主人格は「チェシャ猫」を名乗っているらしい。
達成値11:醜い外見と、人を惑わすことの出来ない正直者の性格と、強大な力を持ったアンバランスな夢魔。
 危険視され、その力を2匹の使い魔に封じこめられた為、現在はひ弱。夢魔として落ちこぼれ。
達成値13:但し、1人と2匹が揃った上で、誰か別の魂を核にドミニオンを構築することで封じられた力を使えるという。
 『チェシャ猫』は性格からいって、自分の欲望から力を求める訳ではないはずだが…。


GM:あと上一つ。ちょっと情報のレベル低すぎたかなー?
セブン:普通にやるなら、このくらいが適当かと思いますが。通常、【社会】3のキャラが情報屋もっていても、判定値6から始めなければならないので。あんまり高くしても、情報が出なくて停滞しますから。
GM:なるほど。


GM/ビスケ:「………ぴろちゃんたち、良い子なんだけどな。あっちの世界は、そういうことは美徳なんかじゃないんだ…」落ちこぼれ同士の共感なんかがあるのでしょうね。だから言い渋ってた感じはしますが。
誠:「ふむ……難しいものだな。しかし……何処にいるのやら」
GM/ビスケ:「…そー言えば、最後に会ったときに変なモノ貰ったなー…」ごそごそ。
誠:「む? 何を貰ったんだ?」
GM:取り出したるは、ウサギのミニチュア。跳ね回ってる楽しそうな感じの奴ですね。「…“犬”が持ってなきゃいけないんだって、ぴろちゃん達言ってた。…なんなんだろ?」

賢太郎:…ビスケが持ってるのがウカレウサギ…?
ルナ:一瞬、白い方かと思っちゃったけど。うかれた方かなー?
美香:うかれっぽいねぇ。

誠:「…犬が持ってなければならない、か。…どういうことだ?」魔力とかは感じられますか?
GM:おぉ、ナイス。〈魔力〉or〈知覚〉or〈情報:魔物〉で調べられます。
誠:当然〈魔力〉で(笑)。
GM:…クソッ(笑)。どうぞー。
誠:(ころころ)6ゾロ! おお、完璧。
GM:最悪だっ!!(笑)
賢太郎:まこちゃんすげー(笑)。
美香:…そうか…ルキガイナクトモ、シュゴシャハツカエルジャナイカ(ぼそり)。
賢太郎:むしろ守護者を使うことで、どこに居ようと強制的に呼び出すんですね(笑)。

○『イカレ帽子屋』『ウカレウサギ』『眠りネズミ』  使用可能技能:〈魔力〉or〈知覚〉or〈情報:魔物〉
達成値10:
コレは厳密にいうならばモノではない。誰かの記憶を封じ込めたモノだ。
達成値15:「アリスの刻印」とやらに反応するらしい。刻印を持つモノが触れれば記憶が読めるかもしれない。
達成値20:記憶の本来の持ち主が触れれば、コレ等は消えて記憶が戻るだろう。
達成値25:但し、余りにも辛い記憶を持ち主に思い出させるとどうなるだろうか。


GM:…今気付いた。誠君、ファンぶらない限り全部でる(一同笑)。
ルナ:ってか、誠君以外じゃ殆ど分からないよ、この難易度だと(笑)。
GM:Φωー)ていうかあれだ。魔力特化がいるなーと思ったからこの難易度なんだヨ。|=3サッ


GM/ビスケ:「…まぁ、確かに………ぴろちゃん達は記憶もやろうとすれば出来たような気もするけど…」
誠:「…記憶を封じた物…か。一体何の為に?」
GM/ビスケ:「んー……わかんないなぁ。ぴろちゃん達がその人から無理矢理忘れさせたかったのか、それとも忘れたいと頼まれたか…かなぁ」
誠:「それにアリスの刻印……。情報が足りんな、どうするか…」
GM/ビスケ:「でもぴろちゃん達、いいひとたちだから私怨とかで何かやったりはしないと思うんだけどなぁ…」
誠:「とりあえず、本人たちを見つけて聞き出すのが一番…か?」
GM:あぁ、刻印を調べたければ〈情報:噂話〉or〈知識〉で。
誠:む、どっちも無い(笑)。

(舞台裏)
GM:Φωー)誰もヘルプしてくれないのか…。
ルナ:んー。情報欲しいし、出るかなぁ?
賢太郎:私は…、OP最後の描写(店員の悲鳴)が気になって、ちょっと悩んでたり。アレはただ単に、ルナの食事量…?
GM:それはルナさんの喰いすぎじゃい!(笑)
賢太郎:だったか!(笑)
ルナ:GMが『(笑)。』付けてますし(笑)。
賢太郎:じゃ大丈夫か、出られますのぅ。
美香:ミカガデルヨウナフンイキデモジカンデモナイヨ。
GM:美香さんは出にくいでしょうねぇ。


ルナ:じゃ、登場しますー。(ころころ)8、アブねっ(汗)。
賢太郎:では私も。(ころころ)ファンブルッ!?(一同爆笑)
誠:けんたろ〜!(笑)
ルナ:…歯が痛くなったか?(笑)
賢太郎:むしろ甘いもの食べ過ぎてグロッキー(ぇ
GM:そんじゃあれだ。帰宅途中にリューシャと愛ちゃんに逢って、そのままお家に帰っちゃったんだね(笑)。まぁルナさん登場どうぞ。あなたがいればデータは伝わるしー。

ルナ:「いやぁ、美味しかったなぁ…おや、誠とビスケ?」機嫌よく廃教会に帰る途中でばったり。
誠:「ん? ああ、ルナか。随分と機嫌が良さそうだな」
ルナ:「ケーキ奢ってもらってね、ああ丁度いいや…(かくかくしかじか)こんな事があったみたいなんだけど、何か知らない?」事情説明ー。
GM:あ、ルナさんサイドなら『予知夢』について〈情報:噂話〉or〈知識〉で調べられます。
ルナ:では、そっちで調べてたということでー。振ってみます。(ころころ)達成値12か。

○予知夢  使用可能技能:〈情報:噂話〉or〈知識〉
達成値3:
未来をあらかじめ夢で見ること。まれに“見る”人がいるらしい。
達成値5:ここ最近よく“見る”ようになった人がいる、という噂がある。
達成値7:夢で『アリス』と名乗る少女に出会うと、その少女の言うことが真実になるという。
 彼女は『シロウサギ』と『女王様』を探しているらしい。
達成値9:予知夢を見る者が増える、などというのは有り得ない。
 誰かが何かを企んでいるとしか思えないのだが…。
達成値11:『美香・レイフィールド』と『姫野恋』が、何やらアリスと予知夢に関して関わりが深いらしい。


GM:上あと一つ。…と言うか惜しかったねぇ。
ルナ:難易度13かな。技能無しが響いた(苦笑)。
誠:「……直接関係あるかどうかは知らないが……ビスケと探し物をしている最中に、アリスと言う単語は出てきたな」こちらも事情説明。
ルナ:「アリスの刻印ねぇ…そうだね…………ん、こんな話も聞こえてきたよ」飛ばした蝶から情報受信ー。
誠:「ウサギか……ウサギなら一応ここにもあるが……」
ルナ:「美香も、関係あるのか…レンが『女王』なら、美香は『ウサギ』ってことになるのかな…それは?」
GM/ビスケ:「これねー…でも白くないよ?」
ルナ:「だねぇ…まぁ今は、調べられることを調べちゃおうか」アリスの刻印について、〈情報:噂話〉で判定します。(ころころ)達成値14。今度はちょっとマシか。

○アリスの刻印  使用可能技能:〈情報:噂話〉or〈知識〉
達成値5:
『シロウサギ』と『女王様』の刻印が確認されている。予知夢を見る証。
達成値10:魔族の契約刻印に見える。何らかの魔族と契約している証なのでは?


GM:あと上一つー。
ルナ:「…また契約かー」思わずビスケをちろっと見たり(笑)。
GM/ビスケ:「………ボクじゃないよ!?」
ルナ:「…いや、分かってるけどさ。…本当に違う? 何も知らない?」一応追求してみる。
誠:「……ルナ、一応今回はこいつの仕業じゃないと思うぞ?」一応庇ってみる(笑)
GM/ビスケ:「……………枕が異様にふかふかして寝やすくなったりとかしてないかな? 刻印のある人」
ルナ:「聞いてないなぁ…となると、夢に出たっていう『アリス』が魔族なのかな…」
GM/ビスケ:ほんっとに今回はボクのせいじゃないの!!(うがーっ」
誠:「落ち着け」
ルナ:「分かった分かった、コレあげるから機嫌直して」お持ち帰りしたケーキの箱を渡し(笑)。
GM/ビスケ:「うん落ち着く」尻尾フリフリ。
ルナ:アリスについて情報収集は可能?
GM:OK可能です。えーと、〈情報:噂話/ネットワーク〉で。
ルナ:んでは〈情報:噂話〉で。三度目の正直っ!(ころころ)達成値12。最初に戻ったよ(汗)。

○アリス  使用可能技能:〈情報:噂話/ネットワーク〉
達成値5:
猫を連れている、緋色のエプロンドレスを着た少女。夢の中に現れて、何かを探しているらしい。
達成値7:歌を口ずさみつつ現れる。『シロウサギ』と『女王様』を探しているらしい。
 『イカレ帽子屋』と『ウカレウサギ』と『眠りネズミ』が嫌いなのだという。
達成値9:猫の名前はチェシャ。『不思議の国のアリス』が好きな少女らしい。
達成値11:亜梨紗という孤児院の少女が、アリスに酷似している。彼女は現在行方不明だというが…。


GM:上あと二つ。
誠:技能なしで(ころころ)達成値11。
GM:Φω・)まぁ、かわらんねぇ。くふっふぅ。
ルナ:「新しい名前が出てきたね…亜梨紗かぁ」また新しい蝶が戻ってきて。

(舞台裏)
誠:むぅ、《偉大なる叡智》取るかなぁ…。
GM:Φωー)セブンは出ないんですかねぇ。
セブン:まだOP終わっただけだし、事件がそもそも起きていないから、出る必要性が今のところ、無い。
GM:Φωー)…それもそうだ。
セブン:俺からここに行く理由が無いのですよ。
GM:Φωー)…事件ねぇ。起こってるっちゃ起こってるんだが、内部だからなぁ(と美香を見つつ)。
美香:まあねぇ。
GM:Φω・)次シーンでまぁ、色々ありますが。情報収集しかこのシーンはないからなぁ。


ルナ:どんどんいってみよう。亜梨紗の情報収集は?
GM:亜梨紗については〈情報:裏社会/警察〉でどうぞ。
誠:では、〈情報:裏社会〉で。情報屋込み。(ころころ)ファンブル寸前、達成値10です。
賢太郎:まこちゃん今度は危ない…(笑)。
誠:う〜む〜(笑)。
ルナ:〈情報:裏社会〉で判定。情報屋(蝶)が役に立ってるなぁ。(ころころ)達成値14。
GM:美味しい出目ですねぇ。今日は…。

○葛城 亜梨紗  使用可能技能:〈情報:裏社会/警察〉
達成値5:
葛城 亜梨紗。廃ビルの隣にある孤児院にいる少女。現在行方不明。
達成値7:どうも周囲に馴染めず、いつも独りで『不思議の国のアリス』の本を読んでいる。
達成値9:隠しているが、全身傷だらけだ。特に酷いのが喉で、彼女はその所為でうまく喋れないと言う。
達成値11:最近、隣の廃ビルで捨て猫を飼っていたことが発覚。
達成値13:捨て猫は薄汚れた灰色の猫である。廃ビルの看板が落ちてきて、潰されて死んだそうだ。


GM:これで全部です。
ルナ:「…余り愉快な話とは言いがたいね。でも何でお茶会の連中が嫌いなんだろ…」蝶を飛ばしたり戻したり忙しい(笑)。
誠:「ふむ……とりあえず、このウサギに封じられた記憶を美香か恋に見てもらうか? 彼女の記憶かもしれん」
ルナ:「そうしようか。正直、蝶飛ばし続けるのも疲れた」
GM/ビスケ:「封じられた記憶を開けるなら、喰われないように注意しないとねぇー…」
ルナ:「…喰われる、かぁ…美香の意志の強さに期待してみる?」
誠:「……ふむ…喰われないようにする対策法とか知らないか?」
GM/ビスケ:「他人の記憶を見るんだもの。その強烈さに負けない為には、心を強く持つしかない」
誠:「なるほどな…美香に期待するしかないか」
ルナ:「私たちに見れないのなら。癪だけど誰かに頼るしかないんだよ…」(苦笑)
GM/ビスケ:「…傍にいれば全員見れるんだけどね。と言うか、見せられるんだけど」


GM:Φω・)くけけけけー。それじゃシーンを切りますね。絆取得などあればどうぞー。
誠:ルナに絆チェック。(ころころ)ルナに絆/信頼を。
ルナ:アリスに取るのは…関係思いつかないので後で。誠に絆チェックします。(ころころ)絆/信頼を取得です。
GM:ファンぶらないか…流石に。
賢太郎:もう、もうネタにしないでください…っ(両手で顔を覆う)。
GM:Φωー)ナンノハナシカナ。
賢太郎:くそぅ、せっかくだから俺はこのシナリオでもう一回ファンブルを振ってやる!
誠:お〜い(笑)。

▼絆/エゴの変化
誠:ルナに絆/信頼を取得。
ルナ:誠に絆/信頼を取得。




●シーン7 『事件来たりて』  シーンプレイヤー:諸星断  登場難易度:7

○セブンのアパート/未明


GM:では、お待たせしました再びセブンさん。猫志望の謎の何かと出逢ってから、数日経ちました。…夜が明けようとする朝、あなたは何をしてますかね?
セブン:そりゃあ、アパートで寝てるのではないかと。
GM:寝てるか…そうか、朝遊びはしないか(笑)。じゃあ、〈知覚〉判定を。
セブン:(ころころ)9ですな。
GM:(ころころ)12か…ふむ。じゃあ特に何も無く。ちなみに起床時間はどのぐらいで?
セブン:午前7時くらいでしょうかね。
GM:…あぁ、じゃあ次は起きてるや。窓の外、リン、リンと音がしますね。具体的に言うなら、屋根の上を駆け回ってる音と鈴の音。猫にしては、ちょっと音がデカイ。

(舞台裏)
美香:サルだねきっと(何
ルナ:…そういや、セブンさんが貰った人形って、帽子屋かな?
美香:かな?
賢太郎:またはネズミ、という可能性も…?
美香:もしくは兎…3匹目?
GM:何処のウサギセッションですか(笑)。


セブン:「んあ? 誰だよ、こんな朝から。屋根の修理なんて頼んでたか?」見てみよう。
GM:窓開けました? それでは…ぬぅっ、と先日に出逢ったチェシャ猫が覗き込んできます。
セブン:「…………」
GM/チェシャ:「やぁ、親切な人」と何事も無かったかのように挨拶。しかし顔が近いんですが(笑)。
セブン:「もうちょっと、普通の登場は出来んのか。朝一で急に飛び出してくるんじゃねえ。何の用だ?」
GM/チェシャ:「イカレ帽子屋を、知ってるかい?」
セブン:「イカレ帽子屋?」
GM/チェシャ:「捨てたはずなのだが、もしかして親切な人が拾ったのではないかと思って来てみた」
セブン:「…ああ、あの人形のことか」
GM:ぐぐぐと近づいてきて、あと数cmで事故が起こりそうなぐらい近いんですけど。いや、ローブ姿ですが(笑)。
セブン:「捨てた物に未練が出来て、取りに来たのか?」
GM/チェシャ:「…いや、イラナイ。親切な人、イカレ帽子屋は捨てても構わない、だが忠告」
セブン:「なんだ?」
GM/チェシャ:「アリスとシロウサギと女王様には、渡さないで欲しい。3人が危険だ。特にアリスはダメ」
セブン:「…そいつは、どういうことだ?」
GM/チェシャ:「親切な人、キミまで狂ったお茶会に巻き込まれる」
セブン:「…………」

(舞台裏)
ルナ:…似たようなものを今まさに渡しに行こうとしてますが(苦笑)。
誠&賢太郎:大変だ〜(笑)。
美香:へんたいだ〜(ぇ
ルナ:予想以上に危険っぽいなぁ…HA使用も考えようかなぁ。
誠:ふむ……愛を…AGPを渡す事も考えておきますかな?


GM/チェシャ:「哀しくて痛くて辛いと、アリスは言っていた。…だから、ボクが捨てたのだが………封印が解けなければ、別に危ないものでもない」
セブン:うむ…どう答えたものかな。何も聞かずに「わかった」と言おうと思ったが。それを言うと、キャラ的に何が起きてもそれを守らなければならなくなるので(笑)。下手にわかったとも言えないんだよなあ。
GM:Φω・)まぁ、危ないのは人形がどうのこうのじゃなくて、セブンとかなんだがね。|=3サッ
セブン:「…忠告は聞いておく。まあ、今は何のことだがさっぱりだがな」
GM/チェシャ:「さっぱりな方がいい……多分。時に親切な人、キミはいい人か?」
セブン:「…さあな。自分じゃわからん」
GM/チェシャ:「ふむ。…女の子を殴ったり、知らないふりしたりはしないか?」
セブン:「まあ、そういうことをしたことはねえな」
GM/チェシャ:「…小さな女の子が泣いていたらどうする?」
セブン:「…出来ることなら、笑わせてやりてえな」
GM/チェシャ:「…なるほど。親切な人、キミはいい人だ。心の底からそう思う」
セブン:「でもなあ」
GM/チェシャ:「…続き?」

(舞台裏)
GM:Φω・)くふっふぅー。
美香:微妙な笑いが(笑)。
ルナ:小鳥さんの十八番は変な笑いです(違
GM:Φω・)ナンノハナシカナ。決してラブコメが辛かったわけじゃないですし、進行で悩んでるわけでもないッス。PLがどれぐらい推理が進んだかなーって悩んだりもしてないッスよ。|=3サッ


セブン:「人間は、泣いてから強くなる時もある。子供でも、そいつを知らなきゃならねえ時もある。そういう時は、泣かせておく」
GM/チェシャ:「………なるほど。人間、難しい」
セブン:「そうだな、俺にだって難しい」
GM/チェシャ:「でも、話してて思う。いい人だ。親切な人、いい人だ」満足げに。
セブン:「褒めても、何にも出ねえぞ」
GM/チェシャ:「そうか、何も出ないか」
セブン:「貧乏なんだ。察してくれ」
GM/チェシャ:「………わかった」
セブン:「…と、用件はその人形の件だったのか?」
GM/チェシャ:「通り掛かったついでに、イカレ帽子屋が気になった。だから来た。でも、思い直した。裁判の日が来る。だから、忠告もしに来た」
セブン:「そうか。まあ、気になるなら、こいつは仕舞っておこう。それでいいか」
GM/チェシャ:「うん、それでいい。……いい人は、裁判が来ても裁かれない。親切な人、いい人。覚えておく」
セブン:「…その“裁判”ってのは、なんだ?」
GM/チェシャ:「シロウサギと女王様とアリスがいれば、始まるんだよ。狂ったお茶会なんて、終わりにして。狂った未来を、断罪する。傷つけるだけの世界なら捨ててしまって、覚めることのない悪夢を」
セブン:「…物々しい話になってきたな」
GM/チェシャ:「親切な人は大丈夫。狂ったお茶会には参加していない、いい人だ」裂けた口でニッコリ。
セブン:「…ま、よくは解らんが、いい人だと言われりゃ悪い気はしねえな」
GM/チェシャ:「…こうしてる今も、狂ったお茶会はあちこちで開かれてる。間違ってると、アリスは言う」

(舞台裏)
ルナ:…逆説。悪い人は裁かれちゃうのか…。
賢太郎:んー…。『裁判』ってのが何なのか、も調べなきゃいけないかなぁ…。
ルナ:…まだこのシーン知らないけど、ちょっとルナ的にも面白くなってきたなぁ。何か最後の審判とかを連想しそうで(笑)。
GM:Φωー)フフフ…狂ったお茶会と裁判は、情報判定じゃ出ないよぅ?
賢太郎:ぬぅ。
ルナ:…出ないのか…まぁ、本人達が勝手に言ってる呼び名みたいだしなぁ。
GM:Φωー)…しかしなぁ。情報判定の取りこぼしが地味に大ダメージって感じだ。|=3サッ
誠:ぬ、そうなのか……。
賢太郎:ちょこちょこ取りこぼしてますが…。何から補完しに行くべきか。
ルナ:亜梨紗が全部出て、アリスがあと二つ。予知夢と刻印、ぴろちゃんことチェシャ猫が一つ出てませんね。
美香:ピローがまくらだからぴろちゃん? やっぱ。
GM:Φω・)b
ルナ:世の中の理不尽や不幸を「お茶会」って呼んでるっぽい?
誠:その可能性はありますねぇ…。
美香:もしくは人生そのもの? 不幸=狂ったかな?


GM/チェシャ:「…………長居した。そろそろ帰る。アリスが呼んでいるから」ひゅっ、と顔を引っ込めて。
セブン:「…おう。ああ、チェシャ猫」
GM/チェシャ:「…?」ひょこっと戻ってくる。
セブン:「俺は、そのアリスってのが誰で、お前の言っていることが何なのか理解はしてねえが。どんな基準で、間違いとそうじゃないものを決めているかも判らん…でもな、この世の中にあるものなんて、片方から見ただけで正誤が判るもんじゃないぜ。お前さんが忠告してくれたからな…俺からも忠告だ」
GM/チェシャ:「片側からじゃ判らない………難しい。僕等のアリスが泣くのなら、ボクはそれを許さない。………ボクにはそれしか、判らない」
セブン:「お前さんは、そう嫌いじゃない。だから、それだけは言っておくぜ」
GM/チェシャ:「覚えとく。……また、来てもいいか? 親切な人」
セブン:「おう、いつでも来い。次は牛乳くらいは買っておく」
GM/チェシャ:「牛乳………それは、好きだ」笑って、そしていつものように消えた。
セブン:去って行った後で。「…シロウサギに女王にアリス…狂った茶会に、裁判か…。悪い方向に転んで欲しくはねえな…」煙草を咥えて。

▼絆/エゴの変化
セブン:チェシャ猫への絆内容を絆/友情に変更。



GM:Φωー)…いい人だなぁ、セブン(しみじみ)。デストラップ(*)はあったんだが、切り抜けてるし。

(*)具体的には、フードを剥ぐとアウト。 また、アリスを貶したり、チェシャを拒絶するとバッドエンド寄りになる予定でした。

美香:そうなんだ…さすがセブン。
賢太郎:すごいなぁ。
ルナ:やるなぁ(笑)。
セブン:今日は女キャラがいないので、徹頭徹尾ハードボイルドなセブンになってます(笑)。
GM:あー…ルナさんは誠君と一緒なんだっけな?
美香:アリスがいるよ(オイ
GM:うん、悩んだんだけどアリスはやっぱり少女にしておいたよ(謎)。
ルナ:ルナと美香もお忘れなく(ぇ
GM:…そんじゃ、次は賢太郎君を先にするか。
賢太郎:はぐれちゃってゴメンね…(何
誠:いいの、気にしないで(笑)。



●シーン8 『招待来たりて…?』  シーンプレイヤー:飯島賢太郎  登場難易度:7

GM:結局家に帰ってきたって事だね。
賢太郎:そういう事になりましたね。
ルナ:「賢太郎はレンについといて? 私はあちこち歩いて調べてみるから」とでも言ったのかも。とりあえず、このシーンで情報は流すかなー。
美香:あ、今のうちに。人形は触ったら何か起こるんで? それとも近づけたら?
GM:Φω・)「触っちゃダメよ?」ってアリスは仰いました。|=3サッ
美香:なるほど。

○忌乃家(賢太郎の家)

GM:家に帰ると、愛ちゃんが布団取り込みしてます。まぁ、良い天気でしたから。
賢太郎:「ただいま。手伝おうか?」
GM/愛:「あ、おかえりー♪ この枕で最後だから大丈夫だよー」と、枕を回収していたところです。
ルナ:ビスケが「枕がふわふわ」とか言ってたなぁ…。
GM/愛:「……にしても、なんでレンちゃんの枕だけ材質が違うのかな?」
賢太郎:「そっか。……へ?」
GM/愛:「えこひいき?」にこにこ。
賢太郎:「いやいや。おっかしいな…特別、材質の差は無かった筈だが…、その枕、貸してくれる?」
GM/愛:「はい、どーぞ」で、渡された枕ですが。話題の低反発枕もビックリのステキ枕ですね。一発で眠れそうなぐらい。いい夢見られそうですねぇ。
ルナ:ではこの辺で登場かな? 電話越しだけど。(ころころ)9で判定成功。ふよりふよりと紫色の蝶が飛んできます。携帯電話相当(ぇ
賢太郎:「(…おかしい。こんなの買った憶えも、恋が買ってきた憶えも無いぞ?)」もふもふもふもふもふもふもふ。

誠:もふもふしすぎだ(笑)。
美香:無言でもふもふし続ける男…(笑)。

GM/愛:「あぁー! けんちゃんズルい! 私ももふもふしたいのにっ!」レンが枕なんぞ買ってくるわけないです。その通り。
賢太郎:「ダメだー、出所が怪しいので家主として預かっておきますっ!」
ルナ:「おーい、賢太郎。こっちは少し進展したけど、そっちは何かあった?」蝶から声が。
賢太郎:「…?」途中で蝶に気付きます。少し愛から離れて(笑)。
ルナ:「(おや、愛がいたか)」ちょっと黙って肩に止まり。
GM/愛:「けんちゃんのイジワルっ! おやつ抜きね!」ここで布団しまいに退場。電話、自由にどうぞ。
賢太郎:「(おやつ抜き……助かったッ!!)あぁ、こっちは…。なんか身に覚えの無い不思議な枕があった。……そっちの進展ってのも、出来れば教えてくれるか?」
ルナ:「じゃ、洗いざらい…そういや、枕がどうこうも言ってたねぇ」まぁ、会話の内容、得た情報なんかを。ビスケの名は伏せようか迷うけど、出しとく(笑)。
賢太郎:「…なるほど、またあの子か…。トラブルが絶えない事…」溜息一つ。「しかし…、ちょっと気になるな。…こっちでも、もう少し調べてもらおうか」ってことで、こちらでも情報収集を行って良いでしょうか。
GM:はーい、OKです。
ルナ:「まぁ、今回は本当に何もやってないみたいだし。で、やっぱりレンも関係ありそうだね…私は今、美香の家に向かってるんだけど」
賢太郎:「分かった。何かあったら、また連絡してくれ」頭の上に枕を乗っけて、右手で携帯を弄って情報屋に連絡。分かってないのを順次やっていきますねー。(ころころころころ)ぴろちゃん達成値17。予知夢は15。刻印は11。アリスは12と。うーん、萎んでいった。
GM:あぁクソ、洗い浚い持ってかれる(笑)。

○ぴろちゃん・追加情報
達成値15:
ビスケ曰く「そーいえば猫の魂の誘導を手伝ってもらってから様子が変だったような…?」

○予知夢・追加情報
達成値13:
夢は夢魔の領域だ。夢魔が関わっているのではないだろうか。


GM:ぴろちゃんと予知夢はこれで全部です。刻印とアリスは出ませんね。アレが出るか出ないかで大違いなんだけどなぁ…(クスクス)。
美香:恐いこと言ってる。
賢太郎:とりあえず上二つが出ただけでも良いか…。
GM:Φωー) くふっふぅー。

セブン:そろそろ登場します。(ころころ)8、あぶね(一同笑)。では、飯島家を訪ねよう。「いるかい?」
ルナ:「おや、お客さん? 黙ってた方がいいかな」蝶のまま。
賢太郎:「はいさ、いますよー…って、セブンさん。…どうしました?」腕に蛇、もう片腕に電話、肩に蝶、頭に枕の変な出で立ち(をぃ
セブン:「…何かの祭りの準備かよ」
賢太郎:「まぁ色々ありまして」
ルナ:…そういや、なんで頭に枕?」(小声)

GM:ふむ、しかしホントアレだ。賢太郎君、ゴメンネ(笑顔)。
賢太郎:えぇー(笑)。
誠:うわ、GMの笑顔こわ〜い(笑)。
GM:ナンノハナシカナ。

セブン:「まあ、いいや。実はな、ちょっと聞きたいことがあって来た。最近、アリスだのシロウサギだの、茶会だの裁判だのって言葉を聞いたことはあるか? 多分、魔物絡みだと思うんだが…」
GM:そしてセブンさん。チェシャ猫については〈情報:裏社会/魔物〉で調べられますよー。
セブン:了解です。
賢太郎:「そっか…。そのことなら、多分こっちが関わってる事とも繋がりがあるかも…」汎用アーツ《かくかくしかじか》ー。
セブン:「ふうむ…なんだか、チェシャ猫の言った単語が出てきたな。こっちの方も、実はな…」こっちも事情説明。「…最後に気になることを言っていたからな。ちょっと心配になって情報収集に来たというわけだ」
賢太郎:「……なるほど…。それはいいタイミングで。今、馴染みの情報屋に連絡を取ってますんで、ついでに頼んでみましょうか?」
ルナ:「おや、“こっち”の人? なら気にせず喋れるや。初めまして」ふよふよ。
賢太郎:「…あぁ、これは一種の使い魔です。本人は…、追って説明しましょう」蝶を指して。
ルナ:「ルナ。よろしく」ひらひら。ちなみに声で女性ということくらいは分かる(笑)。
セブン:「…なんだ、相手は女なのか!?」(くわっ、と目を見開く)
賢太郎:「えっ? あ、えぇ…、そうですが…」ちょっと気圧され気味(笑)。
ルナ:「いや、くわって。うん、性別女性だけど。外見年齢は18だけど…そんなに驚かれても」苦笑してるっぽいオーラ。
セブン:「後で紹介しろ。絶対だぞ、約束だぞ。お願いします。そろそろ俺の冬に終止符を打たせてください」
賢太郎:「い、いや、同じ事件を追ってるみたいだからイヤでも会いますって、きっと。…それより今は調べ物をしましょうよ」(汗)
ルナ:「…なんか、苦労してる人? 主に男女関係で」

(舞台裏)
GM:なんか目覚めてる人がいるー(笑)。
賢太郎:言えねぇ、家に居るのが賢太郎を除いて全員女だなんて…(一同笑)。
誠:あはははは(笑)。
GM:そうだな。確かにそうだ!(笑)
美香:じゃあ賢太郎、レッツチェンジ蛍火!(一同笑)
ルナ:あはははははは(笑)。
GM:ヒデェ…振られるのが目に見えてる(笑)。
美香:そしてセブンは年下のはずなんだけど…押されてるなぁ(笑)。
賢太郎:セブンは年下なんですが、技量的には上ですから。
GM:まぁ、レジェンドだしねぇ(笑)。
美香:技量と言うより、気迫? もしくは貫禄(脱猫


セブン:「まあ、それは置いておいて。こっちも調べるものは調べておくか」
ルナ:「だね。と言っても、こっちのツテじゃもう限界だし…お任せするよ」セブンの肩に止まり。
セブン:今までの説明で、調べ残したものと、チェシャ猫について。
GM:はい、全部振っちゃってください。
賢太郎:チェシャ猫については、こっちも調べてみましょう。(ころころ)出目3! ちぃッ、ファンブルじゃなかった!(笑)
ルナ:惜しい(笑)。こちらも一応(ころころ)達成値12。
セブン:では、アリスと刻印を〈情報:噂話〉。チェシャ猫は〈情報:魔物〉で。上から順に。(ころころころ)達成値16、14、16。二番目が微妙だな。
GM:正直に言うならば、二番目は出ませんでした。
誠:むぅ、さっきから惜しい目ばっかだなぁ(笑)。

○アリス追加情報
達成値13:
とある魔物のアポスル(使徒)。地球ドミニオンを侵食し、彼女の願う世界に書き換えようとしている。彼女はそれを『裁判』と呼んでいるらしい。
達成値15:パワーソース《資産:核部》の核である。彼女の『願い』がドミニオンの核である。
 彼女の願いを、あるいは彼女もろともその願いを消せば、地球ドミニオンは救われるだろう。

○『チェシャ猫』  使用可能技能:〈情報:裏社会/魔物〉
達成値3:
薄汚い灰色ローブ姿。昼間に色々とおかしな行動をとっている。
 そして不意に消えたり、いつのまにか現れたりする。
達成値5:ケモノ臭がする…。近くにいるとなんだかクラクラする。毒物でも分泌するのだろうか?
達成値7:良くも悪くも素直で、“常識を知らない”らしい。別の世界のモノだろうか?
達成値9:口癖は「僕等のアリス、きみが望むなら」だという。ローブの中を覗いたモノは………(沈黙)。
達成値11:消えたり現れたりするのは、自身のドミニオンに出入りしているからだろう。
達成値13:しゅるりと縮んで灰色の猫になったのを目撃した人がいるらしい。


GM:以上です。刻印だけ出ませんでした。…ぶっちゃけると15で出ますが…まぁ、出さなくてもいいでしょう。多分。
ルナ:どうしても出したいなら《電光石火》って手もありますが…そこまでしなくてもいいかな?
GM:そこまでいい情報でもないッス。…時に、賢ちゃん。
賢太郎:ほい?
GM:さっきから枕もふもふしてるの?(笑)
賢太郎:頭の上に乗っけてて、どうやってもふもふしろと!(笑)
美香:ぴょんぴょんと?(笑)
GM:電話切ってるじゃん(笑)。
賢太郎:じゃあもふもふしてて良いですか?(をぃ
GM:どうぞ?(笑)

セブン:「…なんだか、根の深い話になってきたな。ドミネーター絡みとはな」
ルナ:「全くだねぇ…面倒くさい。単純に倒せば良いわけでもないから、尚更」今度は溜息のオーラ。
賢太郎:「ですね…。……こりゃ、放っておけば大変なことになる…」
セブン:「…闘り合わねえわけにはいかねえかあ…チェシャ猫の野郎と」頭を掻いて。「…ロクでもねえ状況だぜ」
ルナ:「どうする? 美香に記憶を渡してみるつもりだったけど…本気で危険かもしれないよ?」
GM:Φωー)むっふふー。
賢太郎:「チェシャ猫が言うには『それを渡したらいけない』、らしいけど…。……どうしたものか…」もふもふもふもふ。
セブン:「…あいつは、正直なやつなんだと思う。多分、本当にやばいから忠告に来たんだろうけどな…」
GM/??:『…ぴーぃ』何か鳴いた。
賢太郎:「……え?」鳴き声に気付いて、声の出所を探る。
GM:頭の上だね(笑)。
ルナ:「渡すと記憶に喰われる可能性があるらしいよ、周りの人間ごと。たぶんそれを『お茶会に巻き込まれる』って言ってるんだろうねぇ…っと?」そこまで言って、鳴き声に気付き。
賢太郎:「……これか!」頭から枕を取って(笑)。
ルナ:「ってか、いつまでそんなの乗せてたのさ」(苦笑)
GM/??:『ぴーぴー!』にゅるりっと何かそこはかとなく猫にコウモリ羽つけたっぽいものが出てくる。
セブン:「…珍しいもの飼ってるな」
GM/??:『ぴー!』ばいばーい、と言いたげに手を振って。
賢太郎:「……変だ変だとは思ってたけど、まさか鳴くとは…」それをじっと見て。
GM/??:『ぴぴっぴー!』そして何処かへ飛んでいってしまわれた。
賢太郎:髪の毛伸ばして掴めません?(笑) …って、行っちゃった。
GM:掴もうとすると、するりと擦り抜けますね。
ルナ:「いや待った…って、逃げられたかぁ」

美香:知らせに行ったかな? これは。
誠:むぅ…知らせに行かれると辛いなぁ。
GM:くふっふー。

ルナ:「たぶん今のがチェシャ猫の使い魔かな? 刻印は二つ、使い魔も二つ。数が合うけど…」
GM:で、枕の質が元に戻ってます。〈知識〉判定どーぞ。
賢太郎:「いやいや。多分どこからか紛れ込んできたんだと…。…おぉ、家にあったものに戻った」ぱふんぱふん。技能ないので【知性】判定ー。(ころころ)達成値7。枕に気を取られまくっている俺(笑)。
ルナ:では判定しますー。(ころころ)達成値12。
セブン:一応、振っておくか。(ころころ)達成値11。
GM:ルナとセブンは判るね。アレは下級魔族っぽい。もっと言うと使い魔っぽい。

美香:賢太郎、今度ファンぶったら蛍火に変身して?(笑)
GM:最悪だ(笑)。
賢太郎:じゃあ、それで(をぃ

セブン:「…使い魔、か」
ルナ:「…うん、やっぱりそれっぽいよねぇ?」
GM:猫の使い魔かどうかまでハッキリ断定は出来ない。ただ、ここで『枕に憑いた使い魔』だからねぇ。
賢太郎:「そういうもの、だったのか…。それが枕に憑いてたんだし…」
ルナ:「誰のか特定は出来なかったけど…まぁこの状況じゃ、限りなく黒に近い灰色だねぇ」

GM:さて…イジメるか。
誠:誰をっ!?(笑)

GM/愛:「けんちゃんけんちゃんー!! …あれ、お友達?」と家から出てきた愛ちゃん。
ルナ:「おっと」途端に黙る蝶(笑)。
賢太郎:「愛? どうしたんだ?」
GM/愛:「えーと、お友達さんこんにちは。……じゃなかった。けんちゃん、知らない?」
ルナ:「(…目の前にいるけど、賢太郎)」首傾げ。
セブン:「こんにちわ…って、なんであんたの所にはこう、女が集まってくるんだ? 少しは幸せってもんをこっちにも還元してくれ」
賢太郎:「…いやちょっと、幸せって何? と言うか愛は何を探してるんだ?」
GM:痛々しい会話が…(笑)。
ルナ:まぁ、賢太郎はそういう奴なんだと思って諦めた方が精神的に吉かな」セブンに小声。
GM/愛:「さっきから探してるけど見当たらないの。……おかしいよね、けんちゃんは知らないかな?」
賢太郎:「だから何を探してるんだって。それが判らないと答えようが無いじゃないか」
ルナ:…賢太郎、レンは?」賢太郎の肩に移って囁く。
GM/愛:「あのね。レンちゃんが、どっか行っちゃったの」
ルナ:「(………やっぱり、か)」
GM:クソッ、読まれたか(笑)。
賢太郎:「(……そうか、確かに…。一緒に出て、別れたにしては帰りが遅い…)」
GM/愛:「さっきアリスちゃんが、レンちゃんに逢いに来てたんだけど…いないよ、って言ったら『探しに行くね』って。…逢えたかなぁ?」首傾げ。
ルナ:「(?! 愛、アリスの事知ってるの? あぁ、横着しないで本体で来れば良かったっ?!)」

GM:Φωー)人が次々消えていきますねぇ。クフフフフ。

セブン:「…アリス? そいつが来たのか?」
賢太郎:「…そのアリスって子が、恋に逢いに来たって…?」
GM/愛:「うん。エプロンドレスっていうの? 赤くてひらひらした可愛い服着てた女の子でしょ? アリスちゃん、レンちゃんの事迎えに来たって言ってたから…」
賢太郎:「知ってることは知ってるが、見た事はないんだが…ッ」
セブン:「…なあ。確か、女王とシロウサギとアリスが揃えば、裁判は始まるんだったよな」
賢太郎:「……確か、そんな話が出てましたね…」
GM/愛:「うん、そうそう。『女王様』って呼んでたよ、レンちゃんのこと。なんでだろうね? …まぁいいか、後でも…」と愛ちゃんは再び引っ込む。
賢太郎:「…こりゃ、モタモタしてる暇は無いな…」
ルナ:…あとはシロウサギ…美香か。とにかく急いで向かうから、そっちも来てくれる?」小声で。
賢太郎:「……あぁ、分かった」
セブン:「…女王が向こうの手に落ちたんなら、次はシロウサギのところに現れるだろう。…急いだ方がいいかもな」
ルナ:「あぁ畜生、もたもた歩いてる場合じゃ無かった! …っはぁ、運動能力も落ちてるしっ!」本体は急に全力疾走して、息切れしてるっぽい(ぇ

GM:Φω・)くふっふー。さーて、どうなる事やら。

賢太郎:「愛ー! 恋は探してくるから、リューシャと一緒に留守番頼むー!」奥に声をかけてから。「……さて、行きますか。ルナ、場所を教えてくれ」
ルナ:「了解、蝶に案内させる!」ひゅーんと飛んでいく。
セブン:「じゃあ、俺たちも行ってみようぜ。ここで待っているわけにもいかねえからな」
賢太郎:「ったく、また面倒かけさせてくれて…、アイツは…!」蝶の案内する方向に向かって走っていきます。

(舞台裏)
GM:Φωー)一応、『イカレ帽子屋』と『ウカレウサギ』はあるからなぁ。アトハ『眠りネズミ』ダケ、カ……(クスクス)。
美香:鼠は猫…猫?
ルナ:猫の…ひょっとして、OPのアレかぁ?(汗)
GM:Φωー)猫。いるじゃない。普通に。
美香:まあそうだろうねぇ(汗)。
誠:あの猫だったらヤダなぁ(笑)。
GM:Φωー)自称猫がいるじゃん。|=3サッ
美香:ちゃしゃ!?
GM:ちゃしゃって誰(笑)。
ルナ:そっちかぁ…。
賢太郎:奴は自称猫…。
GM:Φω・)それは私です(嘘)。
美香:確保〜! カゴがばああ!!
GM:そして事件解決! …ってなったらいいのに。
誠:それは楽ですなぁ(笑)。


GM:それでは、絆管理などどうぞ。
ルナ:セブンに取ろうかなぁ。(ころころ)無駄に良い目だ(笑)。絆/信頼で。悪い人じゃないね、この人は。面白いし(笑)。
セブン:こっちはルナに取ろうか。(ころころ)絆/連帯感で。目的が同じだから。
賢太郎:ではセブンに絆を取ります。絆チェーック、(ころころ)また惜しいな! えーと、エゴ/劣等感で。
GM:来ると思った(何
セブン:なぜに(笑)。
GM:Φω・)男としての渋みの差です(謎)。
賢太郎:いやー、セブンを見れば自分は色々足りないなぁ、と思ってますんで(笑)。
美香:セブンから見れば…嫉妬?
賢太郎:セブンから見れば嫉妬、じゃないかなぁ(笑)。
GM:切ないな…(笑)。
セブン:そうか…セブンにしてみれば、「なんて羨ましい環境にいやがんだ、お前は。これで不幸なんて言ったら、俺の人生なんて地獄だぜ!」って世界か(一同爆笑)。
GM:否定できないじゃん(笑)。
賢太郎:解答拒否(をぃ
ルナ:えー。地獄を見てきたモノとして言わせて貰えば、そう言ってるうちが天国さ(笑)。

▼絆/エゴの変化
セブン:ルナに絆/連帯感を取得。
賢太郎:セブンにエゴ/劣等感を取得。
ルナ:セブンに絆/信頼を取得。



GM:では、ここで今日は締めます。前半戦、お疲れさまでした!
一同:お疲れ様でした〜。
GM:…明日で終わる気がしなくなってきた。今日30分延長しといてアレですが、正直エンディングまで終わるかは不安です。…ミドルあと3つは最低予定してるからなぁ…。
美香:3つは無いと…絆が埋まらにゃい。
GM:大丈夫、全部美香さんが主役だ(笑顔)。
美香:それはそれで微妙に(汗)。
ルナ:実は、もう5つ埋まってる。賢太郎とアリスで全部かな?
GM:まぁ、SAN値に気を付けてね。正直、GMがこれを体感したら死にそうになるね。クフフフ…。
美香:やばくなったら瑠希召喚しますよ? 本気で。
GM:まぁ、召喚もアリですヨ。コスト払えば(ぁ
美香:守護者じゃなくて、瑠希ちゃん本体(ぇ
GM:データ的には《守護者》ですよね? ならばコスト払わなきゃダメ(笑顔)。
美香:え〜…了解。
GM:Φωー)むしろミドルでは呼んで欲しくないなーと思うGM。別に判定強いるわけでもないですから(笑)。
ルナ:まぁ、もうすぐルナが到着するはずなんで…でも荒れてるようなら記憶見せたくないなぁ(苦笑)。
美香:とりあえず「一人で見る」と言い張りますが? 中身を聞いたら。
ルナ:事情も話さず見せるようなことはしない…けど、全員来てから見せますよ。
GM:んーイヤ。…クフフ。今、邪神様が降臨なさいました。
ルナ:帰れっ?!(笑)
GM:SAN値チェック、楽しみにしててください(笑顔)。
美香:あるんだ(汗)。
GM:Φω・)無しにしようかなーと思ったんですが。今、邪神様が「こうするがよい」とお告げをくれました。時に、何だと思います? 記憶の中身。
ルナ:猫がらみなのは確実だと思うんだけど…。
GM:Φωー)ククククク。…と言うか、全体像がPLに見えているのかが気になる。
美香:あ〜ちゃん(*アリスのことらしい)の辛い記憶?
GM:あ〜ちゃん…(笑)。
ルナ:亜梨紗の猫の魂を回収時、情が移った…あるいは懇願されたチェシャが猫の代わりを務めてるのかなー、とか思ったりはしてますが。具体的な内容までは予想できない。
GM:当日開封してのお楽しみ。ふふーSANチェックー。
ルナ:ルナの〈意志〉は…6か。危険圏内だよなぁ絶対(汗)。
GM:Φωー)でも、美香ちゃんは絶対参加だからねぇ。
美香:〈意志〉3…意志っておいしいもの?
ルナ:一人でやらせて《電光石火》で耐える、というのも考えないわけじゃないけど…今回多いから《電光石火》(笑)。
GM:Φωー)別に失敗したら即ですとろいって訳ではないですが。もしも見なかったら、事情が判らないんだよね。
ルナ:だから嫌だけど見せようって方針なんだよねぇ。友人関係に臆病だけど、情にはあまり流されないからルナ。
美香:とりあえず美香的には、自分ひとりで見て、万が一の時はリカバリーという形を提案するかと。
GM:Φω・)ククククク、どうなるかなー(笑)。

 そして翌日、後半戦の始まり〜。




●シーン9 『Fear in my hands』  シーンプレイヤー:ルナ  登場難易度:7

○レイフィールド家


GM:…ちなみに同行者は?
誠:え〜と、誠は一緒に行動していたと思います。
セブン:俺らは頃合を見て登場、かな。
賢太郎:ですね。
ルナ:了解です。じゃあビスケも来るかな?
GM:そーなりますね。では、ルナと誠はレイフィールド家に到着いたしました。…しかし、静かですね。ヤケに。
誠:「……随分と静かだな……」
ルナ:「(ぜぇはぁ)……静か、だね…いつもは結構賑やかなのに」息切れ中。あ、前のシーンの情報は誠達に伝えたということで。
GM:Φω・)OK。レイフィールド家の中がどうとか、GMは知らないので。阿修羅猫さんにおまかせー(マテ

美香:…だれか…いるんですか?」なぜか英語で。
ルナ:割と言語には強い。「…美香? 良かった、まだ無事みたい」ほっと安堵。「私だよ、美香」向こうに合わせて英語で返す。
美香:OH… おほん…ルナさん? …どうもこんにちわ」よろよろと玄関ホールまで出てきて。
誠:「……む? 大丈夫か?」美香に近づきます。
ルナ:「ん、こんにちは。…で、早速聞きたいんだけど…変な夢、見たりしてない?」美香の身体を支え。
美香:「はい、だいじょうぶです。…えっと、変な夢?」考え込み。「一週間ほど前、糸こんにゃくに溺れる夢を見ましたが…アレは久々の変な夢でしたわ」

GM:Φωー)…なんて嫌な夢だ(笑)。
ルナ:それは好物だから見たのか、嫌いだから悪夢として見たのか判断に迷う(ぇ
賢太郎:どっちみち溺れれば悪夢じゃないかと(笑)。
GM:Φω・)喰らうはずの食物に溺れるなんぞ、屈辱だ!(謎)

ルナ:「……たとえば、夢に出た人物の言う事が本当になったりとか」
美香:「…アリス…ですか?」
ルナ:「やっぱり、見たんだね…」ここで知る限りの事情と情報を説明。
美香:「はぁ…刻印とはこれ…おほん」視線は誠に。
誠:「む? ……すまんな」後ろ向く(笑)。
ルナ:「こんな時に何だけど…女の子だねぇ」(くすくす)
美香:「当たり前です。…えっと、これですよね?」ちょっと赤くなりつつ刻印を見せて。
ルナ:「どれどれ…白くないけど、ウサギだねぇ」なにか魔力とかは感じます?
GM:んー…〈魔力〉か〈知覚〉でどうぞ。
美香:私も出来ます?
GM:美香は出来ない、としましょう。
ルナ:「…誠、調べてくれない? 羞恥心とかは我慢して」(酷)
誠:「……美香が我慢できるかどうかによるな」
美香:「…むう」刻印が見えるぎりぎりまで隠して。
GM:Φωー)…別に魔力を感じるか否かぐらいなら、そんな大きな出目が無くても(笑)。
ルナ:一応、〈魔力〉で…判定値同じだけどね。(ころころ)9、だめだこりゃ(苦笑)。
GM:9ね、なるほど。微かに魔力を感じます。そんだけだな(笑)。
誠:ではこっちも(ころころ)達成値28。
GM:あぁ、28も出されりゃもういいッスよ(笑)。魔族…特に夢魔の一族の契約印のように思えます。
賢太郎:誠は固定値が高いから嫌でも分かる…(笑)。
誠:魔力特化ですからねぇ(笑)。
ルナ:「…やっぱ駄目、分離させてから鈍くなったなぁ…そっちは何か?」頭かきかき。
GM:ただねぇ。誠君は枕から逃げ出した使い魔も見てなければ、チェシャにも逢ってないので。「誰のっ!」って明言できないんだなぁ、これが(爽)。
美香:なんと(笑)。
ルナ:うわぁ(苦笑)。
賢太郎:あぁ、確かに…(笑)。
セブン:会っていても、俺じゃ成功する目がねえしなあ…。
GM:どっちか見てれば、波長がどうのこうので判るかもしれんのだけどね。アレだけの出目を出されると。
誠:そんな時は知り合いに聞いて見ましょう(笑)。「ふむ…夢魔の契約印か……ビスケ、これはぴろちゃんとか言う奴の契約印か?」

GM:チクショウ、バレた!(笑)
賢太郎:ビスケに聞けば分かりやすい(笑)。
セブン:そうだねえ。ある程度、頭の中にある仮説が正しいかどうかわかるかなあ、それで。

GM/ビスケ:「んー…うん、ぴろちゃんので間違いないよ。どっちかというと左君の」
ルナ:「左? 使い魔の一人、かな?」右と左で二つかなぁと思いながら。
GM/ビスケ:「あぁ、左君っていうのはボクの左頭担当だからで、便宜上のお名前なの」(笑)

賢太郎:……そういえば本当の姿は三つ首だっけ、ビスケ(笑)。
GM:何のために「ぴろちゃん達」と複数形で言ったと?(笑)
賢太郎:いやー、人の姿のままで寝てるものだと思ってました(ぇ
GM:魔界では基本的に本来の姿デショ(笑)。

美香:「…もう隠してもよろしいですか?」真っ赤になってきてる。
ルナ:「あぁ、いいよー…」(くすくすくす)
誠:「なるほどな……と、すまん。いいぞ」
美香:服を直しつつ。「……えっと、ここでいつまでも立ち話もなんですので、私の部屋に」
ルナ:「ん」頷き。「…さて、となると問題はこの記憶かなぁ…危険らしいんだけど…悪いけど美香、見てくれる?」
美香:「それは構いません…しかしこれは私一人で見ます」
ルナ:「却下」(にっこり笑顔)
誠:「そうだな。そんな危険な事はさせられん」

GM:Φωー)…部屋に行かれると、登場のタイミング失うのでは?
セブン:そろそろ登場しますか。
賢太郎:こちらも登場判定します。
ルナ:もうファンブルふらんようにー(笑)。
GM:全くだ(笑)。このタイミングで出れなかったらショーモナイ(笑)。
賢太郎:これ以降出られなかったら私、泣くよ(笑)。

セブン:(ころころ)13で登場成功。「よう、遅くなったな、すまんすまん」
賢太郎:(ころころ)9で成功。「悪い、ちょっと時間が掛かった」
ルナ:「いやいや。随分早かったじゃない」案内の蝶を手元に戻して。
賢太郎:「それでも、下手をすれば一刻を争うからね…。早く着ければ、それに越した事は無いさ」
美香:「セブンさんに、飯島さん、いらっしゃいませ」(ぺこり)
セブン:「おう、久しぶりだな」
賢太郎:「あぁ、急で悪いんだけどお邪魔するね」

GM:Φωー)…あぁ、記憶開封の話でまとまってきたら、情報判定がありますので。

美香:(ルナに向かって)「とにかく、心配していただける気持ちも分かりますが…全員で見て、万が一全員が再起不能に陥るよりも、私一人が見てバックアップに皆さんが回ってもらえる方が安全かと思います」
ルナ:「キミ一人が見てどうしようもならない状態になった場合、情報が伝わらない危険もあるし、やっぱり気分的にね…」
セブン:「ん、ということは、あんたが蝶の持ち主か」上から下まで観察して。「…よし。今回の仕事に張りというものが出てきた。改めてよろしく」
GM:Φω・)張りが出たのか…(笑)。
賢太郎:「あ、あーははは…」そんなセブンを見て、ちょっと冷や汗。
誠:「………はぁ…」セブン見ながら溜息(笑)。
美香:「皆さんには、蘇生のバックアップについていただきたいのです…情報はしっかりと持ち帰りますので」
ルナ:「蘇生が出来るか怪しいから言ってるんだけど……って、何?」セブンを見る。
セブン:「気にしないでくれたまえ、俺のやる気のボルテージが先ほどよりも上がったと言うだけの話だ」
賢太郎:「……で、そっちのビスケ…。…アレ以来でいきなりだけど…、…こんな奴に憶えは?」前のシーンで、枕から飛んでいった存在の概要を伝えて聞いてみる。
GM/ビスケ:「…ぴろちゃん(右)!」
賢太郎:「そうか…。…それが何処に飛んでいったか、と聞かれて、分かるか?」
GM/ビスケ:「…ぴろちゃんのドミニオンに入っちゃったなら、それ以上は判らないよ……」
賢太郎:「…分かったよ」
セブン:「ところでよ、ミクラスの奴は相変わらず絶好調で迷惑かけてるか?」
美香:「…あ、その…。いなくなってしまいました…みんな…ミクラスも…朝比奈も古泉も…瑠希でさえも」
セブン:「…いなくなった?」
美香:「…おそらく…アリスが連れて行ったのかと」
ルナ:「…道理で。誰の気配も無いわけだよ」顔しかめ。
セブン:「…そうか。まあ、今は一つずつ情報を整理して、手がかりを探すしかないな」
誠:「………ふむ……とにかく、封印された記憶を見てみるのが一番か?」
ルナ:「…さて。そのアリスに一言文句いってやるためにも、今は記憶だね…見たい人は手を上げて」自分が真っ先に手をあげ。
誠:「当然だな」手をあげ。
賢太郎:「……相手を知るためには、見るしか無いかな…」小さく手を上げて。
美香:「…………」わざわざ階段の上まで行って、位置的に一番高く手を上げる。
GM:はーい、それでは唐突にGMがお邪魔します。〈魔力〉or〈知覚〉or〈情報:魔物〉の判定で、記憶解放に伴うリスクを調べられますよー。
ルナ:「ビスケ、セブン。持ってる記憶を見せてくれる?」
セブン:「まずは調べてからにしようぜ。チェシャ猫の忠告も気になる」
GM:Φωー)…まぁ、アレだね。全員見ないと、しょーもないんだが(笑)。ストーリーで判るか微妙だし。
ルナ:〈情報:魔物〉で判定しますー。(ころころ)うぁ、低っ。達成値10って(汗)。
セブン:〈情報:魔物〉で判定してみます。(ころころ)達成値17。
賢太郎:こちらも〈情報:魔物〉で(ころころ)達成値17。
美香:こっちは〈魔力〉で(ころころ)8、ダメダメ。
誠:ふむ、では〈魔力〉で。(ころころ)出目9でクリティカルです。
GM:OK、余裕で全部出るさチクショウ。

○記憶の解放  使用可能技能:〈魔力〉or〈知覚〉or〈情報:魔物〉
達成値3:
記憶を解放したとき近くにいた人も巻き込まれる。
 少なくとも、解放する刻印保有者は巻き込まれること確定。
達成値5:〈意志〉で抵抗しないと、奈落に近づくという…。
達成値7:複数で見た場合、誰かの意志が強ければ何とかなる、カモ?
達成値9:封印主への思いがあれば、奈落へは落ちないかも知れない。
達成値11:ルール公開。
 〈意志〉で抵抗です。目標値は[(15×記憶を見るPCの人数)−(記憶を見るPCでチェシャへの絆を持つ人数×5)]
 記憶を見る全員の〈意志〉判定達成値を合計して、目標値を目指してください。
 目標値に足りない分だけ、誰かの人間性を差し引かせていただきます。
 
(例:3人で目撃。達成値合計43、チェシャへの絆無しの場合…3人中2人の人間性−1、または1人の人間性−2)
 また、誰かがクリティカルしたらペナルティは無しとします。


GM:というわけで、SAN値チェックのルールを公開いたします。ククク。
セブン:…〈意志〉無しには辛いな、これ。
美香:まず〈意志〉持ち挙手。(美香、賢太郎、ルナ、誠が手を挙げる)
ルナ:クリティカル出せばペナルティ無しか…《電光石火》、どうします?
GM:失敗した後に使うのもアリですよ?
セブン:うむ…《電光石火》もありか…それなら他人に使えない《スーパーアクション》をここで使って、使い勝手のいい《電光石火》を残してもいいかも。

GM:Φωー)…あれ。全員〈意志〉持ってると思って作ったのだが。
ルナ:チェシャに絆持ってない人ばかりなんだよなぁ(苦笑)。
GM:Φω・)えぇ、チェシャに絆持っているのはセブンだけです。
美香:とりあえず誠は見てください、ええ
誠:は〜い。
GM:ぶっちゃけ、セブンが参加すると目標値−5なだけなんですけどね。作ってから気付いたのだが。
ルナ:…てことは、4人で見るとして…目標値は55、かな? セブンしか絆持ってない。
セブン:そうですねえ。目標値下げるには、俺が入るしかなさそうな。
美香:それぞれは〈意志〉の数値いくつ? 美香は3。
ルナ:…6だから、期待値13。
誠:基本13です。
賢太郎:《堅牢なるもの》含めて、〈意志〉は5です。
セブン:3ですな。
ルナ:…ルナと賢太郎が抜けて…セブン、美香、誠の三人で見るのがいいかな?
美香:目標値40だねぇ。
GM:Φωー)ただ、ここで記憶を見ないと、何がなんだかなんだよね(笑)。
賢太郎:そうなんですよ…。
GM:Φω・)クフフハーハッハッハ!
美香:19で一人7の期待値かぁ。
GM:Φω・)…。
セブン:全員でやろう。やってダメなら俺が《スーパーアクション》使うよ。《電光石火》は残しておいて。全員でやると…70か。
ルナ:普通に成功するのはかなり難しそうです。
GM:Φωー)………。
セブン:まあ、内容を全員で理解しなきゃあ話が進まないかもしれないしなあ。やろうか。
GM:Φω・)《人の心》持ちのPL多いからね。クフフフフ。
賢太郎:えぇ、やりましょ。
ルナ:うい、一蓮托生ー。ダイス10個で40以上、一人当たり8かな。
セブン:期待値以上だね。
誠:がんばりますか〜。
美香:しかないね。
GM:平均2D6で8出せば良いのだね。……予想外に危険だねぇ。がんばってねー(傍観)。

美香:「…さて…やはり退いてはもらえないでしょうね」(溜息)
ルナ:「もちろん」(にこにこ)
賢太郎:「ここで退く選択肢を選ぶような、首を突っ込まない存在と見られてたのか…」お返しに溜息一つ。
セブン:「…やれやれ、チェシャ猫の忠告には従えそうにねえな…」では、全員で記憶を見るということで。
GM:はい、判りました。
美香:「だから」先ほどと同じ説明を一応。
賢太郎:「だから、何だって? …今更退けという事は聞きませんので」
美香:「…それはわかってます…一応、私の考えを示したまでです…まあ、この状況は覆りませんが」
GM/ビスケ:「…あ、ちなみにボクは見ないからね!」既に半分逃げ姿勢で。
ルナ:「分かった分かった。離れてケーキでも食べときなって」
誠:「……ふむ…まぁ、いいか。いざという時は期待している」
GM/ビスケ:「いざという時は助けるけど……ボク、意志弱いから」
セブン:「んじゃ、始めようぜ」振ってしまっていいの?
GM:Φω・)美香さんが記憶に触ったら、発動します。『ウカレウサギ』を見るの?
ルナ:「はい、じゃあどっちから先?」ウサギと人形出して。…うっかりしてたけど。2つあるってことは当然、判定も2回か(汗)。
GM:Φω・)…クフフ。
誠:うは〜。
セブン:「どっちから、か…ま、どっちでもいいだろう」先に手に入ったウサギから見るかね。
GM:ビスケちゃんはウサギを置いて、ちょっと遠くから見てます。
美香:「…いきますよ?」兎にそーっと。「…えい」ぎゅっと掴む。
ルナ:「…どうぞ」すぐ傍に立って。
賢太郎:「……」近くに寄って。
GM:美香が触れた途端、それは眩いばかりに光を放つ。そして、貴方達の意識はあっと言う間に、落ちていく…。



『ウカレウサギ』

 ゴメンナサイ
             
痛いのはイヤ
    助けて
          ゴメンナサイ
 嫌い?
             …オカアサン
    私は悪い子
                  ゴメンナサイ
 置いていかないで
           
痛い
               血がたくさん
  ゴメンナサイ
                 死んじゃう…?
      
声がでない
               ゴメンナサイ



 ぶたれても殴られてもいい。
 悪い子だから、仕方ないの。
 良い子になるから、だから。

 どうか、愛をください。




 胸を刺すような痛みと、苦しみと、哀しみ。
 小さな女の子が、女性にぶたれている。
 突き飛ばされた先に、刃の出たカッターナイフがあった。

 とても、痛かった。それ以上に、哀しかった。
 裂かれた喉からはひゅぅ、と息が漏れ、血潮が吹き出す。
 そして視界が暗くなって、あっと言う間に闇に落ちていく。




GM:さぁ、呑み込まれないように貴方方の〈意志〉を試させていただきましょう。
ルナ:(苦笑)キツイなぁ…(ころころ)達成値11。
セブン:(ころころ)同じく11。
賢太郎:(ころころ)こっちも11。
誠:(ころころ)達成値20。
美香:えっと、クリティカルオンリー(ころころ)7…10たりにゃい。
セブン:差が10か…。
GM:さて。どうしますか? 皆で人間性を10支払うか、クリティカル系HAを使うか。
ルナ:これは厳しいなぁ…全員に割り振られても人間性2点ずつ減る。
GM:Φωー)クフフ…これ1回で終わりじゃないですからね? とは言っておこう。しかし、殆ど平均割れですか…。
賢太郎:ビックリだ…。
美香:ビックリ…美香なんか予定の半分。
GM:Φω・)クフフフ。だからGMはヒドイヒトです、と事前に注意を…。………しかし、酷いなぁ。

セブン:5人で割って人間性減らすか、クリティカルにするかだな。
GM:誰が幾つ人間性を払うかは自由ですよ、と言っておきましょう。
美香:5人割で2ならいける?
ルナ:…微妙。セブンさん、使ってくれます? 流石にここまで出目悪いとは。
セブン:OK。では、運命のエゴを固定。HA《スーパーアクション》発動。
GM:了解しました。記憶に呑み込まれそうになった…しかし! セブンの気合が、闇を打ち払う!! というわけで、貴方たちの意識は現実に帰ってきました。
ルナ:「…………ありがと」結構、精神的に効いてる。
セブン:「喉の話が出ていたな。アリスによく似た少女…てのの記憶か」
賢太郎:「……なる、ほど…」つぅ、と目から血涙を一筋流しながら。
美香:「はぁ…はぁ…はぁ…はぁ…」呼吸が荒い。
セブン:「…葛城亜梨紗だったか? …チェシャ猫の言っていた、泣いていた女の子か…」
誠:「…………」
賢太郎:「…これが、向こうが言ってた狂ったお茶会、だろう過去…。その欠片、か…」
ルナ:「あぁ…確かにこりゃ、忘れたい思い出だろうねぇ。…さて、次だ次」頭を振って気持ち切り替え。
セブン:「こいつも見ておくか?」人形を出して。
賢太郎:「見よう」即答して。
誠:「……そうだな、見ておこう」
セブン:「じゃ、さっさと始めようぜ」人形を美香に渡して。
美香:「…だいじょうぶです…まだいけます」掴む。
GM:美香が触れた途端、それは眩いばかりに光を放つ。そして、貴方達の意識はあっと言う間に、落ちていく…。



『イカレ帽子屋』

 ゴメンナサイ
             
痛いのはイヤ
    どうして
          ゴメンナサイ
 
嫌い?
             何がいけないの
    私は悪い子
                  ゴメンナサイ
 何処にいけばいい
           
痛い
               誰か
  ゴメンナサイ
                 寂しい…
      
ダメなの?
               ゴメンナサイ



 こんなにもたくさん人がいるのに。
 私の存在だけ、何処にもないみたい。
 誰か、私に気づいてください。

 どうか、愛を…ください…。





 傷だらけの女の子は、たった一人で絵本を読んでいる。
 子供達は周りで楽しそうに遊んでいる。
 羨ましそうに女の子は彼等を眺め、勇気を持って声をかける。

 傷だらけの女の子は、たった一人で絵本を読んでいる。
 子供達は周りで楽しそうに遊んでいる。
 『不思議の国のアリス』の絵本が、涙で滲んで見えなくなる…。




GM:さぁ、呑み込まれないように貴方方の〈意志〉を試させていただきましょう。
セブン:(ころころ)やべえ、低い。6だ(笑)。
ルナ:(ころころ)達成値14。
誠:(ころころ)達成値21。
美香:またクリティカルだけ。(ころころ)…10。
賢太郎:(ころころ)ファンブル!! はははははは、宣言した通りになっちった!(一同爆笑)
誠:出すなぁっ!(笑)
美香:ここでファンブルですか(汗)。
ルナ:本当に出しますか! よりにもよってな所で!!
セブン:なんて美味しい目を出すんだ。
GM:前回よりも酷いですね(笑)。
セブン:うむ…前より目が悪くなるとはな(笑)。
賢太郎:ファンブルもここで出せば美味しいよ! さぁGM、存分にネタにしろ(待て
GM:…蛍火になるね?
美香:そうだった(笑)。←言いだしっぺ
賢太郎→蛍火:……うひ(笑)。蛍火に変身します。
GM:本当にやりやがった!(一同笑)
誠:おお、ほんとに変わった(笑)。
美香:今度からセッション中にファンブル2回やったら性別強制転換ということで(笑)。

ルナ:…《電光石火》使うよ。誰か愛くれる? 気分的に初期エゴは引っくり返したいの。
GM/ビスケ:「ごごごごめんねー;」悪いね、ビースト/デーモンにはクリット系HAないんだ。ファンブル系はあるんだけどさ。
蛍火:ではルナへの絆/罪悪感を固定、ルナへ1点譲渡しておきましょう。
ルナ:罪悪感ってのが微妙ですが(笑)。有難く頂戴します。
GM:前回も罪悪感で固定したね、そーいや(笑)。まぁ、OK。

ルナ:「…二度も連続して見れば…少しは心構えがつくさ」ぱちんと指を鳴らし、反響音が辺り一面に響き渡る。「…♪」聖句を紡ぎ、HA《電光石火》。
GM:呑み込まれかける。襲い来る闇を、ルナの聖句が撃ち破る。そして貴方達は、帰ってきた。―――さて。この後、どうするかい? 何かしたいことがなければ、コッチから…(クスクスクスクス)。
セブン:「…だんだん、わかってきたな」
蛍火:がく、と膝を折って崩れ落ち、肩を掴みながら、小さくブツブツと呟いている…。
誠:「……………む? けん……蛍火…大丈夫か?」
蛍火:「…、……、…ッ!」血の涙がボロボロと零れ、口からは血を吐いて、それでも尚…。
美香:「…なんて悲しい記憶なんでしょう…」
ルナ:「…泣いてる暇は無さそうだよ」蛍火の涙と血を拭い。「あのコはこの思い出をずっと持ち続けてたんだ、私たちが泣いてる場合じゃないだろう? …俄然やる気が出てきた。絶対にめでたしめでたしで終わらせてやる…」

GM:(PLの様子を見つつ)…良いのか? 良いのか? やっちゃうぞー?
誠:う〜ん……この家に枕…おそらく左が居る可能性あるし…捕まえるか、後を追うかしてアリスの居場所が判ればなぁ…。

美香:「…少々…見方を変える必要がありますね…」座り込んで。
セブン:「そうだな。ちょっと整理してみようぜ」
蛍火:「でも…、でも…、辛すぎるよ…、哀しすぎるよ…。こんな、苦しい記憶…。……泣きたいよ…。少しでも、分かりたいから…、血の涙が、溢れて…」
誠:「……落ち着け蛍火。泣くのは後だ、今はあの子を救ってやれるように行動するぞ」
美香:「とりあえず…私の寝室へ、枕を確保しなければ」
ルナ:「…全く。……結局彼女は、辛い思い出に耐えられなくて、それを同情した夢魔に手伝ってもらってこんなことをしてる、かな?」蛍火を抱き寄せて頭を撫でてやりながら。
GM/??:「それは違う。同情なんかじゃ、ボクは動かない」上の方から、振ってくるのは低い声。
蛍火:「……?」
美香:「だれですか?」
ルナ:「…そう。なら失礼」別段驚かず。
セブン:「…チェシャ猫か」おそらくそうだろう(笑)。
GM:セブンなら誰だか判るね(笑)。
ルナ:ルナは流れで予想した(笑)。
GM/チェシャ:「ボクはチェシャ。猫だ」天井からくるくるすとんと着地。
ルナ:「十点」(ぱちぱちと拍手)

美香:…セブンから蛍火を見た反応が見たかったのに、全然反応ないなぁ。
GM:シリアスでやらないでくれ(笑)。
セブン:そういうこと言う流れじゃないから。
蛍火:されても困ります(笑)。

セブン:「…よう、珍しい所で会ったな」
GM/チェシャ:「やぁ、親切な人。…見てしまったのだね。大丈夫だったかい?」
セブン:「ああ…お前さんが言っていた、“泣いている女の子”がこの記憶の持ち主か?」
蛍火:「同情でないなら…、…彼女から持ちかけられた、か…?」
ルナ:「…短刀直入に。知ってる事を話して欲しい」
美香:「…猫…ではあなたが…眠りネズミを持っているのですか?」
GM/チェシャ:「一気に話しかけられても困るのだが…一つ一つ答える。持ちかけたのはどちらでもない。短い刀でどうやって話せばいいか、ボクは知らない」
ルナ:「言葉の綾さ。正直、出来るだけ多く知りたい」
GM/チェシャ:「………人のココロにズカズカ入るモノは嫌いだ。それは狂ったお茶会の人、悪い人だ」
ルナ:「よく言われるよ。ごめん」苦笑した後に頭を下げて。
GM/チェシャ:「シロウサギ、確かにボクは眠りネズミを持っている」す、と何処からともなく取り出すのは寝こけたネズミ。次にセブンを見て「…アリスは、ずっと泣いていた。狂ったお茶会で、ずっと泣いていたんだ」
セブン:「…泣いていたから、助けてやったのか?」
GM/チェシャ:「………アリスは、ボクの事を必要だと言ってくれた。…嬉しかった」
セブン:「そうか。お前にとって、その子は大切な存在なんだな」
GM/チェシャ:「アリスがボクを必要としてくれるなら、ボクはアリスが必要だ。アリスが泣くならば、助けてあげたいと思った」
セブン:「…俺もな、この記憶を見て、その子を助けてやりたいと思った。笑わせてやりたいと思った」
美香:「…そうですか…私も同感です」
蛍火:「そして、泣く理由…。狂ったお茶会の住人という形で切り離し…、泣かないようにした…、か…」ぐい、と血を拭って。
ルナ:「成る程、ね…もういい?」蛍火から手を放して。
蛍火:(頷く)「ん…」
GM/チェシャ:全員に向かって、問いかける。「…アリスを、助けると?」
ルナ:「助けたい、が正解。私たちはまだその方法を知らないし、全ての事情を知ってるわけでもないから…ただ、助けたいんだ」
美香:「…助けます。アリスも他のみんなも…ついでに世界も…切り捨てられないから」
セブン:「チェシャ猫…その子は、この世界に辛いこと、苦しいことが多いから、消してしまいたくなったのか?」
GM/チェシャ:「そう。傷つけるだけの世界なら、捨ててしまって。覚めることのない悪夢へ」
セブン:「…たぶん、それじゃあ、その子は本当には助からねえよ…。笑えねえ」
GM/チェシャ:「………そう、なのかい?」
蛍火:「悪夢はどこまで行っても悪夢だ…。それならば、本当には…、笑えない」
ルナ:「傷つく原因は世界そのものじゃないさ。仮に世界だとしても、その方法じゃ意味が無い」
セブン:「…お前、アリスが大切だって言っていたよな。アリスのことが心配で、守ってやっていたんだよな。泣いている子供を笑わせたい、そう思っていたんだよな。

 …なあ、チェシャ猫。植物が大きく、強く育つのは、自然の光を与えられて、風を受けて、雨に打たれて育つからだ。大切だからって、温室の中で大事に育てていても、強い植物にはならないんだぜ。
 …人間だって、同じだ。その子が大切なんだろう。でもな、ただ、泣かないように…都合のいいことだけ見せていても、その子は強くはなれないんだぜ。…そりゃ、この世界にはキツイことも辛いことも、いっぱいある。誰だって、いつもそいつに向かって泣いているんだ。

 でもな、泣いているうちに気づくんだよ。泣いていたって、何も変わらねえ。逃げた先には何もねえってことに。
 そいつに気がついた時に、初めて人間は泣き止んで、歩き出すことが出来る。明日には笑えるように…ってな。

 そろそろ、その子を現実に返してやろうぜ、チェシャ猫。お前がその子を大切に思っているなら、本当に笑わせてやろうぜ。閉じられた世界しか見せてやれねえ、なんて寂しすぎるだろうが。
 その子のことを一番に考えている、お前なら…それが出来るんだ。俺だって、手伝ってやる。
 この世にあるのは辛いことや、苦しいことばかりじゃねえってことを教えて、今度こそ、本当に笑わせてやるんだ。
 今度こそ、光と水を与えて、その子を本当に助けてやろうぜ」

GM/チェシャ:「……………」

蛍火:(聞き入っている)んむー…。R−3さんがすごいよ…(笑)。
GM:これで本当に高校生なのか疑問だよな(笑)。
セブン:昨日、仮説を立て、チェシャ猫に解る言葉で説得できる台詞を作っておいた。
誠:そこまでやってるのか……すごいなぁ(笑)。
ルナ:凄いなぁ…。
美香:…すごいですねホント。
セブン:チェシャ猫と友情で絆結んだからねえ…セブンはそいつの物の考え方や生き方に大きな影響を与えようとするレジェンドなので、こういうことを言うキャラなのです。

美香:「…そうですね、セブンさん……私はあの子に言われた言葉…そのまま返してあげましょう」
ルナ:「私じゃその役には不足かもねぇ。でも知ったことか。誰かやらなきゃならないなら、やってやるさ…やらせてくれないかな?」
GM/チェシャ:「……今のアリスは、笑ってるのに笑ってない。…………そういう、こと、なのかな…」
ルナ:「人間には、『顔で笑って心で泣く』って言葉があってね? 今のアリスは、それに近いだろうね」
セブン:「…お前にも、わかってるんだろ。チェシャ猫。…その子の悪夢、砕いてやろうぜ。俺たちで」
ルナ:「心から笑えるように。頑張ってみようよ」
蛍火:「過去が哀しいものでも。今を生きるのが辛くても…、…その先に未来がある。辛い記憶を受け入れていくのは難しい、本当に、難しい…。独りでいるなら、それは尚更……でも、それを知った者達が居る。…その子のために、何とかしてやろうと思った人たちが居る。……ならばきっと、…少し時間はかかるかもしれないけど…、…ゆっくりと、受け入れていける筈だ…」

GM:う、わー…ここまで完璧にやられるとは思わなかった。チクショウ(笑)。

誠:「…あの子を本当に助けるには、俺たちだけでは無理だ。チェシャ猫、お前の協力が必要だ、協力して欲しい」
蛍火:「悪夢の中では1人きり。誰とも手を繋ぐ事はできない…。そんなんで、愛が欲しいと願っていた彼女が、本当に心の底から笑うなんて事は…、出来はしないんだよ。俺も、みんなと同じだ。アリスを助けたい。本当に笑わせてあげたい。……世界は辛いものばかりじゃない、世界は哀しいものばかりじゃない。それを、少しで良いから教えて…、涙から助けてあげよう…?」

GM/チェシャ:「…………ボクは、ボク自身じゃ止まれない。アリスの願いを元に、ボクはもう術式を発動させてしまった。アリスが再び記憶を受け入れて、誰かがアリスを想っていることを教えてあげなきゃ、アリスはきっと、いつまでも泣いたままだ。ボクには、出来ない。大切に守ることは出来ても、思いやることは出来ない……魔、ゆえのしがらみなんだ」
セブン:「…手伝ってやる、そう言ったはずだぜ、チェシャ猫」
GM/チェシャ:「だから、代わりにこれを託す。アリスへの想いがあれば、きっとアリスも…笑ってくれる」託されるのは、『眠りネズミ』。セブンにそれを手渡す。
セブン:受け取った。「俺たちがやってやる。お前の気持ちも伝えてやる。必ず、笑わせてやるさ、アリスを」
蛍火:「うん…。…魔の君と、人のアリスとの間を取り持つ…。その為に、人でも魔でも無い、俺達『半魔』がいるんだよ…」
ルナ:「三度目か。次は泣かないよう、努力しなよ蛍火」にや、と励ますように強気に笑い。
蛍火:「さぁ…、保障は出来ないな。俺、結構涙もろい性格だし…」
ルナ:「涙腺弱いのは私もだよ」
GM/チェシャ:「…次来る時は、シロウサギを迎えに来る時だ。………アリスを、笑わせて。喜ばせて。お願いだ」深々と、礼をして。
誠:「…努力する」
ルナ:「…うん、約束する。絶対だ」
セブン:「おう。女の子にはモテねえが…」親指を立てて「笑わせるのには定評があるんだぜ、俺は」
蛍火:「…任せろ。今の俺はちょっと魔寄りだけど…、それでも、頼もしい人たちが一緒だからね」

GM:あぁ、良いひとたちだ(ほろり)。

美香:「チェシャ猫さん…一言よろしいですか?」
GM/チェシャ:「…?」
美香:「私は美香…約束は守ります…その代わり、『シロウサギ』と呼ぶのはやめてほしいです」
GM/チェシャ:「…ミカ。うん、覚えた。それじゃあ、親切な人、ミカ、いい人たち。………どうか、アリスを…」するすると、チェシャは足元から消えていった。
セブン:「任せとけ。円谷高校のセブンは、約束を破らねえ」
ルナ:「さあ、物語もそろそろ半分を過ぎたかな。ページを捲っていこう」セブンの持つ鼠を指して。
セブン:「おう…じゃあ、これで最後だ。始めようぜ」鼠を渡そう。
ルナ:「母親、友達…となると最後は…」ちょっと考えるけど言わない。
美香:「…参りましょう」ぎゅっと。

GM:さーて、最後のSANチェックですカ。(全員頷く)
セブン:今度こそ、いい目を期待したいな(笑)。
蛍火:ははは、期待しないでください(をぃ
GM:しかし、次も出目が悪かったらホント、ショーモナイッスよ?(笑)
ルナ:そろそろHA消費もきつい(苦笑)。
GM:全くだ! 予想外にヒデーぜ!
誠:ですなぁ…次は人間性消費かな。
セブン:そうだね。2点くらいで済むなら、今回は流そう。
ルナ:データ組み直してからの初使用だから、実際にどれだけコスト使うかは未知数なんすよ、ルナ。少なくともシーン持続のアーツだけで12使うんですけど。

GM:美香が触れた途端、それは眩いばかりに光を放つ。そして、貴方達の意識はあっと言う間に、落ちていく…。



『眠りネズミ』

 ゴメンナサイ
             
動かない
    どうして
          ゴメンナサイ
 なんで?
             何がいけないの
    悪い子だから?
                  ゴメンナサイ
 哀しい
        
独りぼっち
                いかないで
  ゴメンナサイ
                 寂しい…
     
起きて
               ゴメンナサイ



 やっと出来たお友達なのに。
 私達が何をしたって言うの?
 どこにも還れないのに…。

 愛なんて…もう、イラナイ。





 女の子は呆然と目の前のモノを見ている。
 潰れかけた廃ビルの中で、落ちてきた焼肉屋の看板に潰されたナニカを。
 女の子は血だらけで潰れた灰色のナニカの隣に座って、絵本を読む。
 いつものように返事をしてくれないかと、願いながら。

 ふと顔を上げると、灰色のローブを羽織った大きなヒトがいた。
 紫色の捻じれた角、金の猫の瞳、裂けた大きな口。
 女の子は、それが何かを理解した。そうとしか思えなかった。

「おかえり、チェシャ猫。帰ってきてくれたんだね、一番のお友達…」




GM:さぁ、呑み込まれないように貴方方の〈意志〉を試させていただきましょう。
蛍火:…今度は、…看板に潰されて死んだっていう猫か…。
ルナ:…予想通りかぁ…深刻だな、亜梨紗。
GM:潰れかけた焼肉屋…(超マテ
誠:……おお(笑)。
蛍火:そっか、ここでか…。
美香:たしかに(笑)。
GM:…もう潰れてるって? ナンノハナシカナ。

ルナ:(ころころ)達成値16。やっと目標値以上が出た(笑)。
セブン:(ころころ)おお、達成値13(笑)。
誠:(ころころ)あ、出目8に1足りない(笑)。達成値20。
セブン:流れが傾いてきたか(笑)。
蛍火:……足りなかったらごめんね。(ころころ)達成値9!(一同爆笑)
GM:全く、けんちゃんってば!(笑)
ルナ:美香さんが10以上出せば…。
美香:来いっ!(ころころ)出目5、達成値8。…今回ダイス目が悪いなぁ。
蛍火:なーんで私の出目は悪いんだー。情報収集で燃え尽きたか! 絶望した! 自らの運のなさに絶望した!!
誠:せ、戦闘、戦闘に期待しよう?
GM:Φω・)…
蛍火:ぼく下手すりゃ堕ちるかも。ギャハハハハハ!(←ヤケ)
GM:Φωー)ホントゴメン、戦闘もひでぇんだ。
美香:7以上が出た試しがないよ、今日。
GM:合計すると、目標値に−4かな?
セブン:いいところだ。十分十分。
ルナ:これなら何とかなりますねぇ。賢太郎と美香にはコスト振らない方がいいかな? 人間性低いし。
セブン:そうだねえ。誰かが2、残りが1でいいかな。

 相談の結果、ルナが−2、セブンと誠が−1を負担することに。

GM:最後の記憶は、貴方達の心を傷つける……現実に、おかえりなさい。
蛍火:「……」ぎり、と唇を噛んで。
ルナ:「お、今度は泣かなかったね。偉い偉い」ぱちぱち呑気な(振りして)拍手。
蛍火:「…唇だけじゃ足りなかった…。舌も噛んじゃったよ……」
セブン:「…刻み込んだぜ、しっかり助けてやるさ」
誠:「………助けなければ、な」
蛍火:「……助けよう、絶対に…」
美香:「…ええ…本当にあの子の言葉…返してあげないと」
ルナ:「あぁ、絶対に助けよう。こんな時に振るう力があるってのはいいものだ」胸元の宝玉に触れて、目を瞑り。「アリスを起こすのはお姉さんの仕事だけど。今回は大勢だね」目を開き、にこりと笑う。

GM:それではここで絆管理に参ります。
セブン:絆の枠が二つか…アリスに絆を取得しよう。(ころころ)絆/救済で。
ルナ:アリスに絆チェックです。(ころころ)関係は…どうしようかなぁ…絆/慈愛にしておこう。とにかく優しくしてあげたい。
蛍火:私もアリスに絆チェック。(ころころ)げぷ(吐血)しくしくしくしくしくしくしくしく…。出目が悪い…エゴ/固執、で。
誠:アリスに絆チェック。(ころころ)絆/救済を。賢……蛍火にも絆とりたいですが後で(笑)。
美香:アリスの絆を救済に変更し、セブンに絆チェック(ころころ)足りない…エゴ/尊敬で。
GM:エゴ引っ繰り返すのも別勘定ですからねー? 賢太郎、セブンのエゴとか引っ繰り返したらどうだい?(苦笑)
蛍火:えーと、セブンへのエゴで絆チェックしてみます。(ころころ)…ふぅ、成功。関係は絆/信頼で。

▼絆/エゴの変化
美香:アリスへの絆内容を絆/救済に変更。セブンにエゴ/尊敬を取得。
誠:アリスに絆/救済を取得。
セブン:アリスに絆/救済を取得。
蛍火:セブンへのエゴを絆/信頼に変更。アリスにエゴ/固執を取得。
ルナ:アリスに絆/慈愛を取得。



GM:Φω・)で、次にシーンが欲しい人。何かやりたいことがある人はいらっしゃいますか?
蛍火:そう言えば、恋のことをチェシャ猫に聞き忘れましたが、また後で来るならその時に聞きますわ。
ルナ:おぅ、うっかりしてた(汗)。
GM:ヒデェ…(笑)。
誠:ですねぇ。…あ、チェシャ猫に裁判の事聞けば良かったかな?
美香:色々忘れてるねぇ…語りすぎて。
GM:いいのかい? 進めるぞー。
セブン:まあ、今更仕方ない気も(笑)。OKです。
ルナ:チェシャ猫から複雑な説明は聞けそうにないし…あ、どうぞ。
蛍火:色々とR−3さんのお陰です(笑)。



●シーン10 『忍び寄る闇』  シーンプレイヤー:美香・レイフィールド  登場難易度:任意

○美香の寝室


GM:美香さん、とりあえずあなたはいったん1人になりたくて、自分の寝室に来ました。……という感じでよろしい? 全員いるならそれもアリです。
美香:まあ、パジャマのままですし? とりあえず着替えを。
GM:あぁ、そういえばそうでしたね(苦笑)。では、あなたが着替えをし終えると、ふいに変な鳴き声を聞きます。『ぴー!』と、枕の方から聞こえますね。
美香:「アラームですか?」枕を掴みつつ。
GM/??:『ぴーぴー!』にゅるり、と現れるは猫に蝙蝠羽つけたっぽい何か。
美香:「まあ、可愛い」捕獲…できれば。
GM:掴もうとするとスルリ、と擦り抜けてしまいます。

蛍火:ぴろちゃん(左)も出てきたな。
セブン:現れたか、使い魔。
誠:さ、どう出るか…。

GM/アリス:「迎えに、来たよ」後から、アリスの声。振り向く? 振り向かない?
美香:「ええ、お待ちしていました。アリス…いえ、亜梨紗さん」振り返りつつ。

ルナ:んー…どの辺で出ようか…登場タイミングは自由?
蛍火:…そっか、恋の時も家にアリスが迎えに来たんだ。美香ちゃんを迎えにアリスが来ても、何もおかしくないなぁ。
セブン:直接行動に出ようとした瞬間に登場、かな。
GM:登場は一応自由ですがー、ちょっとぐらい会話をさせてください(一同笑)。
一同:了解っす(笑)。

GM/アリス:「…………違うよ、シロウサギさん。私はアリス。チェシャ猫と一緒にいる、アリス」灰色のネコは、にゃぁ、と鳴いた。
美香:「いいえ、貴女は亜梨紗さん…それ以外の何者でもない…そして私もシロウサギじゃない」
GM/アリス:「シロウサギさん…? どうしたの? ねぇ、どうしてそんなこと言うの?」
美香:「…どうしてでしょう?」
GM/アリス:「私はアリス。狂ったお茶会を裁判で裁いて、新しい明日を作るの。そうでしょ? シロウサギさん…」
美香:「…裁判とは何ですか?」
GM/アリス:「狂ったお茶会を終わらせるのよ! その為に女王様も、シロウサギさんも一緒だわ」アリスは泣きそうになりながら、ふるふると震えているね。
美香:「…亜梨紗さん…違う…悪夢は、もう終わりなの。…狂ったお茶会を見ました。あなたの悲しい過去も」
GM/アリス:「違う…そんなの違う…私はアリス……裁判を始めなきゃ……そう、裁判を!」
ルナ:「―――裁判、ね。いいことを教えてあげよう」唐突に、どこからか声が。「『不思議の国のアリス』では、裁判はシロウサギが始めて、女王様が裁く…」すう、と。部屋の薄暗がりから出てくる。
美香:ルナの方へ振り返りつつ。「なら、私が裁判を始めなければいいのでしょうか?」
ルナ:「けど、その裁判には証人として『帽子屋』が呼ばれていたんだよね。『狂ったお茶会』の参加者が」
GM/アリス:「そんなの、証人でも何でもないわ! 狂っているんだもの」
ルナ:「いいや、正しい証人だろうね。裁判…新しい世界を作ることは、過去を否定する事じゃないんだよ? 過去を振り返り、認め、その上で前に進む…それでこそちゃんとした『裁判』になるんじゃないかな? そもそも帽子屋が狂ってたかどうかなんかなんて、キミに分かるのかい?」
GM/アリス:「狂ってなきゃ、イカレ帽子屋なんかじゃないわ! ありもしないモノを『ある』と言い張って、ないものを『ある』と言い張る。そんな嘘吐きの何処が狂っていないって言うの!?」
ルナ:「確かに『不思議の国』ではそうだろうさ。けれど私が言ってるのは“キミ”のことだ。キミの記憶さ。それを否定することが正しいとは私は思えない、だから聞いてるんだ。…キミの中の『帽子屋』は、本当に消してしまわなきゃいけないものなのかな?」
美香:「あるはずのないもの…あなたの中にもあるはずです…」
セブン:登場しましょう。「…そろそろ、夢はおしまいにしようぜ」
蛍火:「そう…、夜見る夢は覚めてこそ、見る価値がある。……そして、また日が昇るんだよ」窓を開けて、そこから入ってこよう。
美香:「って、どこから入ってきてるんですか!? 覗きですか?」(笑)
GM/アリス:「………夢の、終わり? どうして終わらせなくちゃいけないの? 傷つくだけの現実なら、捨ててしまって。終わらない夢の方が幸せ」
美香:「いいえ…あなたが言ったことですよ? 『…違う…悪夢は、もう終わりなの』…ほら?」
ルナ:「そうだろうね。なら、傷つくだけじゃない現実を作ろうじゃないか」
誠:登場します。「……現実を見ず、夢に逃げる。確かに痛みは紛れるだろう。だが傷が癒える事は決して無い」
セブン:「終わらねぇ夢なんざ…幸せなんかじゃねえよ。お前の友達は言っていたぜ。『…今のアリスは、笑ってるのに笑ってない』…お前さん、今のままで本当に幸せなのか?」
GM/アリス:「裁判が終われば、幸せになれるわ。…いらないもの、全部捨てて」
蛍火:「傷付くだけの現実。確かにそうかもしれない…。けれど、現実に生きるならば、そこで生きていかなきゃいけないのさ。どれだけ傷付こうとも、どれだけ苦しもうとも…」
GM/アリス:「もう、痛いのも哀しいのも辛いのもたくさん。現実の何処にも、私の居場所も何もないの! 私にはチェシャ猫がいる。チェシャ猫が、私を導いてくれる。それでいいの」ねこをぎゅぅと抱き締めて。
美香:「いいえ、あります。きっとあります…」
ルナ:「視野が狭いのは良くないよ…居場所ならいくらでもあるさ。意外と傍にね」
セブン:「なあ、アリスよ…お前さんには、友達がいたんだろ、一匹の猫が。お前さんが泣いていたから、心配で戻ってきちまった猫だ。知ってるよな。あいつ…本当にお前のことを心配していたぜ。よっぽど大切なんだな。泣いているところは見たくない、笑わせたい…そう言っていた。この世には、まだお前のことを大切に思っている奴がいるんだ。お前は一人ってわけじゃないんだぜ…あいつの、チェシャ猫のことが、お前だって大切なんだろう。…だったら、そんなところにいないで、あいつのことも笑わせてやってくれ。お前を支えてくれている奴のためにも。お前は、現実に戻らなきゃならねえんだ」
GM/アリス:「チェシャ猫のおかげで、私はもう少しで幸せになれるの。もう少しで笑えるの…ねぇ、ドウシテ? どうしテあなタたちハ邪魔をスルノ? ワタしはタだ、タダ…」
ルナ:「保障してあげる。キミのやりかたじゃ、きっとキミは幸せになれない。いつか破綻する…キミは“ただ幸せになりたいだけ”かもしれない、だからこそ、私はキミを止めたいんだ」

誠:む、ここで愛を渡した方がいいかな? それともまた後に機会があるのか……。
GM:Φωー)ククク。
蛍火:アリスへの“愛”が無いから、なんか責めるようなセリフしか出てこないのがな…(何

GM/アリス:「シロウサギさん……今は邪魔が多スギる。デモ、絶対に迎えニクるカラネ。皆も、マッテルかラネ」機械仕掛けのように、壊れた笑みで。
セブン:「どうしてか、って訊いたな? チェシャ猫が、俺の友達で、あいつの気持ちが俺にも解るからだ。俺のためでも、ましてやお前のためだけでもねえ。この世で一番、お前を本当に笑わせたいと思っているあいつのために、だ。だから、俺はお前の悪夢を打ち砕きに来た」
GM/アリス:「……………チェシャ猫、が…? 夢は、終わり…?」
美香:「…私は…あなたが何と言おうと…例え一方的になろうとも…あなたを救います」絆固定…愛を亜梨紗に。とりあえず渡してみた。
GM/アリス:「救う………私、を…?」とりあえず愛は受領。
誠:「そうだな。俺は、俺たちは、お前を救いたい」
蛍火:「…アリス。……閉じこもるだけでは、何にもならない…。光も見えない…。悪夢を覚まし、その目に光を…。教えるよ…」
美香:「…ええ…どんな悪夢を見ようとも…明けない夜はありません」(にっこり)
ルナ:「やれやれ…邪魔者か。キミの目からじゃ、私たちはさしずめハートのジャックかな? それでも私はキミを救う。アリスを目覚めさせるお姉さんの役割を受け持つよ…目を覚まそう?」微笑んで。
GM/アリス:「…………………わた、しは……」
セブン:「…お前に手を差し伸べてくれる者の手を振り払ってまで、この夢にしがみついていていいのか? 本当にそれで、お前の友達は喜んで、お前も幸せになれるのか?」
GM/アリス:「う、うぅ………」

(舞台裏)
GM:Φωー)…戦闘ナシでも、いいかなぁ。
セブン:うーむ、先に台詞吐き出してしまったからねえ。
美香:…それは瑠希ちゃんを呼べないので…(オイ
GM:Φω・)あ、いやいや…色々と忘れてた。
蛍火:ぬぅ?
ルナ:戦闘になったらそれこそ遠慮なく『叩き、起こす』つもりですが…(ぇ


GM/アリス:「でも、もう裁判は始まる……3人、揃った、から」そして『ぴー!』と鳴き声が。
蛍火:「……来た、か…」
セブン:「…始まっちまったか…!」
GM/アリス:「チェシャ猫と、一緒に歩いていく。終わらない優しい、悪夢の中で…そう、それが“アリス”。私はアリス…」スゥ、とアリス達の姿が消えていく。ルール的に言うなら、PS《資産:帰還門》で退場する。
美香:「…違う…悪夢はもう終わり…聞こえていますか?…」虚空を見上げて。
セブン:「…阿呆…! チェシャ猫がそんなことを望んでいるとでも思っているのかよ…!」
蛍火:「…でもね、アリス。……お話の最後で、アリスは夢から覚めるんだ…。……それすらも、忘れてるんだね…」
ルナ:「…裁判の無効を訴えるアリスが、裁判を推し進めるとは。難儀なお話に仕上がってるじゃないか…バッドエンドで終わらせはしないけど、さ」虚空に向かって強気に笑う。
誠:「だったら、外野が乱入して裁判をうやむやにするか」
セブン:「…とにかく、追いかけるしかねえな。ここまで来て、諦めてたまるかよ」
ルナ:「心のどこかじゃ、分かってるのかもねぇ、あのコも。けれど気付いた時にはもう止まらない…この世界はそういうもんさ…止めようか、皆。あのコを」
蛍火:「さて、と…。…行きますかね。どんな裁判でも、トランプの兵隊を焼き尽くす鬼がやってくれば、きっと有耶無耶だ。…“女王様”や、美香君の大切な家族達も、取り返さないとな」

誠:……むぅ、アリスに愛渡したかったけど……台詞を思いつかなかった(笑)。
GM:Φωー)キミ達…ホントに、レンを忘れないでくれ。
蛍火:忘れてないよ! みんな語りに入ってるんで、出せる隙間が無いんだよ!(笑)
GM:Φω・)そうそう、朝比奈さんも古泉さんもミクラスちゃんも瑠希ちゃんもレンも皆囚われてるです。このまま戦闘無しになると、実はどうしようもないんだなー(笑)。
セブン:あとはSAでドミニオンに突っ込むことになるのかな。
GM:Φω・)b では、ここで二つ目のSA配布いたします。

 [SA:アリスを救う]、[SA:アリスを倒す]、[SA:チェシャの願いを叶える]

GM:どれか一つをどうぞ。
美香&誠&蛍火&ルナ:[SA:アリスを救う]で。
セブン:どれでもいいなら[SA:チェシャの願いを叶える]かな。友情には応えるものだ。


GM:それではシーンを切って、絆管理に参ります。アリス相手には18でいいよ。チェシャもね、一応。
蛍火:はーい。ではアリスへのエゴを絆に書き換えー。これで失敗したら私は泣く、マジで!(ころころ)妙に出目がデカい。絆/救済で。
美香:…セブンがエゴのまんま。(ころころ)ギリギリ、絆/尊敬に変更。ルナに絆取得します。(ころころ)絆/友情でいきます。
ルナ:初期エゴを絆に引っくり返しますー。(ころころ)絆/信頼に書き換えです。あと、アリスにはもう取得してるから…最後の一つはチェシャにしておこう。(ころころ)ほい成功、絆/信頼で。あのコがそばにいるなら、きっとアリスは大丈夫さ(笑)。
セブン:さて、PCの誰かに取っておくか、NPCか…誰にするかな。うむ…そういやミクラスが捕まっていたんだっけか。折角だから取っておくか。(ころころ)6ゾロ、絆/救済で。
GM:キミ達…(笑)。このダイス目の良さが、何故SANチェックで出ないかな。いやホントに(笑)。
ルナ:全部絆で埋まったから、これで2点減っててもいけそうだなぁ。
誠:賢太郎に…いや、蛍火? どっちだ? とりあえず絆を(ころころ)絆/友情を。
蛍火:ではー、こっちも誠に結びましょう。(ころころ)げぽ、出目3!?(吐血)
GM:あっはっはっは(笑)。
誠:ひっくいなぁ(笑)
蛍火:えーと…エゴ/希求。自分には無いところを埋めてくれるかなー、とか思いながら。はっはっは、今回も2倍振りだな(何
誠:お〜い(笑)。
蛍火:戦闘中で絆書き換えが可能なら、そうしたいんですけどねぇ…。
GM:Φω・)b 前回は戦闘中取得だってアリにしたぜ。
蛍火:OK?
GM:Φωー)OKです。実際、ルール上だと書き換えはOKで、取得はシーンエンド時なんだが。
蛍火:ありがとうございますー。状況を見て書き換えますね。

▼絆/エゴの変化
美香:セブンへのエゴを絆/尊敬に変更。ルナに絆/友情を取得。
誠:蛍火(賢太郎)に絆/友情を取得。
セブン:ミクラスに絆/救済を取得。
蛍火:アリスへのエゴを絆/救済に変更。誠にエゴ/希求を取得。
ルナ:大切な人達へのエゴを絆/信頼に変更。チェシャに絆/信頼を取得。



ルナ:…マジなドミネーターとの戦闘は始めてかもしれない(ぇ
GM:いやー、しかしアレだ。クライマックスで説得入ると、GM的に嬉しかったです(何
ルナ:倒そうと思ってる人はいなさそうだね(笑)。
GM:そうだねぇ。…ただねぇ。アリスの願いが《資産:核部》なんだがなぁ。愛頂いたから、あともう一つやることやれば消えるんだが…。


 

■クライマックスフェイズ■


●シーン11 『夢魔の世界のアリス』  シーンプレイヤー:なし  登場難易度:判定不可

蛍火:登場はSAのみ、ですな。
ルナ:SAの使いどころ、と。
GM:Φω・)今回はフツーに使ってくださいなー(笑)。イヤ、考えてたなら演出もアリですが?
蛍火:わざわざ演出入れると時間掛かりますけどね(笑)。今回は完全力業で、空間をバキバキ裂きながらやってくるんですが…面倒なので描写無し(をぃ
ルナ:長くなりますしねー。
セブン:ここまで来たら、普通に入ってもいいかな。
GM:ぶっちゃけ、前回(*第61話)もそのつもりだったのに何故か描写が乱舞(笑)。
蛍火:はっはっはっは、申し訳ねぇ(笑)。
GM:Φω・)で、キミはいつまで『蛍火』なんだい?(笑)
美香:もちろん最後まで(オイ
蛍火:いつまで蛍火なのかと問われれば…、…このセッション中ずっとじゃ、ダメ?(をぃ
GM:いいですけど。カッコイイシーンも全部乙女ですが?(一同笑)
蛍火:それでも良し(笑)。じゃ、もうSA使って良いですか?
GM:OKですよー。

○ドミニオン『夢魔の世界のアリス』

 ――――そこは絵本の中の世界だった。
 『不思議の国のアリス』の、世界だった。
 いや、そう呼称するには語弊があるだろう。
 ここは………『夢魔の世界のアリス』の世界だ。


GM/アリス:「…おいかけて、来たの?」
美香:「ええ、私の大事な人たちもいますからね」
GM/アリス:「もうすぐ、裁判が始まるのに?」
セブン:「…ああ、約束しちまったからな」
ルナ:「もちろん。待ってるとでも思った?」
誠:「ああ、お前を救うと言ったからな」
蛍火:「そりゃ当然。…悪夢の世界に、光を教えにやってきたよ」
GM:あぁ、そうそう。朝比奈さんや古泉さん、瑠希ちゃんミクラスちゃんは見当たらないです。レンはぼーっと立っているね。その周りを、使い魔が三匹飛び回っている感じだ。
蛍火:「あー…、ありゃすっかり取り込まれてるな…。まったく、面倒かけてくれる“女王様”ですこと…」恋を見ながら。
GM:返事はない、ね。
ルナ:「…女王様、発見かな。無事で良かった」安堵。
GM/アリス:「…でも、よかった。やっぱり、始まりを告げる『シロウサギ』さんがいた方が、裁判らしくていいわ」
美香:「…私は始まりを告げる者ではありませんよ?」
ルナ:「裁判か。こんなの止めちゃって、自分で居場所探しに行くつもりは無いのかな?」
GM/アリス:「裁判、邪魔するの?」
美香:「…私は終わりを告げる者…貴女の悪夢の終わりを告げにきました」(にっこり)
ルナ:「キミにそのつもりがあるのなら、私はキミの居場所になることができるんだけど。けれど拒絶されてはそれも無理。結局はキミの意志なんだから」
GM/アリス:「…オカアサンも、施設の皆も、ダメだった。前のチェシャ猫は…しんじゃった。知ってるでしょ?」
ルナ:「知ってる」
美香:「ええ、知っています」
蛍火:「知ってるよ…」

GM:Φωー)…愛を渡すだけじゃダメだよぅって判ってる?
蛍火:何かキーワードを言わなきゃいけない、かな。
GM:Φω・)いやいや…このままだと『狂ったお茶会』に対して何も変わらないッスよ?
蛍火:うーん、うーん。
ルナ:…猫。かな? チェシャ猫は亜梨紗の飼い猫じゃ無いから。それを分からせること、かな?
GM:ヒントはチェシャの言葉と、彼がキミたちに託した物…。
誠:分からせる……ん〜……記憶見せるのが一番早そうだけど…。

GM/アリス:「……チェシャ猫が、帰ってきてくれた。一緒に裁判するの。それでいいの…」ぎゅ、と猫を抱き締めて。
ルナ:「…それが、『前のチェシャ猫』じゃ無いって…キミは分かってるのかな?」
蛍火:「……でもね、その子は前の“チェシャ猫”じゃないんだよ…?」
GM/アリス:「チェシャ猫は、チェシャ猫なの。それでいいの……」
蛍火:「死んだ者は戻ってこない。心の中に開いてしまった穴は、本当に痛いものだ…。……けれど、それでも…。それと向き合わなきゃいけない…」
GM/アリス:「……嫌い。酷いこと言う、貴方達なんて嫌い。狂ったお茶会の人達なんて皆みんな嫌い!!」

誠:やっぱり記憶を渡すべきか……。
ルナ:…見せるしか、無いのかな…?
セブン:…ふむ。あの三つを、アリスに対して使わなきゃならんのだよなあ。
GM:Φω・)通常、見せたら発狂しますが。それを防ぐためには、何が必要だと思います?
美香:ラブ&ピース?
ルナ:ここで美香が触れて、皆纏めて記憶の中に。受ける人間性ダメージはこっちで肩代わり、とか?
セブン:一緒に見て、人間性の消費を肩代わりする、か。
GM:Φωー)何のために『想い』を渡しているのですかい?
ルナ:…………うぅむ(悩)。
蛍火:んーぅぅ…。
セブン:ん…三つの記憶は使用するとして。
誠:愛……かなぁ?
GM:Φω・)b
蛍火:一つの記憶に対して、愛を1点ずつ…?
GM:Φω<)b
セブン:それか。理解した。
ルナ:それかな。使う絆は…アリスかな、そりゃ。

GM/アリス:「チェシャ猫、この人たち悪い人だよ! 追い払って! 嫌だ! 嫌だっ!!」
美香:「…私じゃだめですか? 亜梨紗さん…私では…あなたの居場所のかけらに…なれませんか?」
GM/アリス:「止める人…皆嫌い……皆…嫌い…!」
蛍火:「ま、俺は幾ら嫌われても結構なんだが…」美香に「……ほら、言葉だけじゃダメなんだよ…。……言葉は遠くから掛けるものだ。本当に伝えたいなら…、近付いて、手を触れなきゃ」
GM/チェシャ:「……アリス………僕等のアリス…キミが……望むなら」そして、アリスが抱えていた灰色の猫が、すとんと地に降りる。と同時に、フード姿の人型になる。
セブン:「…やっぱり、アリスには逆らえねえか…。チェシャ猫、お前と闘り合うのは心苦しいが、ちょっとの辛抱だ。すぐに…アリスを笑わせてやるよ、必ず」
GM/チェシャ:「親切な人………アリスが望んでいる。…止められない………」
セブン:「…ああ、でも、すぐに終わるさ…安心しな」
美香:「…ですね…行きましょう…救うと約束しましたし」槍を召喚しよう。
ルナ:「いいさ。でも追い払われるわけにはいかない。彼女の一番の望みを叶えるためにもね」宝玉に触れると、それが無形なる闇の刃に。
誠:「………そうだな。呼んでも起きようとしない子供は、布団を剥ぐなり何なりして起こさなければな」
ルナ:「女の子の布団を剥ぐのは酷いねぇ。せめて布団の上から叩くくらいで」けらけら軽口を叩き。
蛍火:「ちょーっと手荒な起こし方になるけど…、ドミネーターが相手だ。そう手加減はしてられないよ…」
美香:「姿は見えなくても…きっと声は届くはず…」
セブン:「さあ、こっちの準備も出来たぜ…始めようか」三つの記憶を使用するのに、行動は使うの?
GM:触れれば記憶はオープンします。つまり、接近する必要があります。行動は消費しなくてもいいですが、エンゲージしてなきゃダメです。
蛍火:つまり、エンゲージすればその場でできる、という訳ですね。
GM:イエス。まぁ、事前に誰が持ってたかは戦闘開始前に宣言してくれれば、自由でいいですが。
美香:因みに美香は持てませんよ?
GM:Φωー)その通り。
蛍火:持ったら発動しちゃいますしねぇ。
セブン:じゃあ、俺が一つ。鼠を渡されてしまったので、鼠を持とう。
蛍火:では俺も一つ。こっちはウサギで。
ルナ:私も一つ。では私が帽子屋か。
GM:はい、OKです。で、PLがOKなら戦闘開始します。
蛍火:あー、ちょっと待ってくださいね…?(データ確認)…ん、大丈夫です。今回守護者は…、無しで良いか。
ルナ:守護者無しじゃ絶対無理なんだよな、こっちは…誰かルナの剣持つ?(ぇ
GM:ルナ、《盟約》するの?
ルナ:いや、言ってみただけです。アーティファクト持ちの多い今回じゃ、誰も使う人はいないでしょうし。


GM:では戦闘前に。

○現在のエンゲージ
 【アリス・チェシャ】  【PC一同】
 【ぴろちゃんズ・レン】


GM:今回、1ラウンド目は互いに攻撃出来ません。エンゲージ移動などはOK。どちらに対しても、マイナーを消費すればエンゲージ可能です。1ラウンド分のメインプロセスを使って自己強化が出来る、と考えてください。ちなみに、レンはPS《資産:支配》の効果を受けています。攻撃はしてきません(含笑)。アリスはエキストラです。但し、殺すならば宣言だけではなく、実際に攻撃をしてダメージ算出してください。行動順は美香→ルナ→ぴろちゃんズ→チェシャ(10)→誠→セブン→レン(9)→賢太郎(8)とします。まぁ、レンは攻撃してきませんが。
蛍火:されたら困るよ。後でおしりぺんぺんしちゃろうか(笑)。
セブン:うむ…何かあるなあ、これは。
GM:一応、1ラウンドは準備可能です。クフフ。あぁ、言いそびれたのですが、ぴろちゃんズは三匹です。
ルナ:…多くない?
GM:Φω・)真ん中君は厳密にいうとチェシャとは違うからね。クフフ。


▼ラウンド1

GM:セットアップー。こちらはぴろちゃんズ、特に無し。
セブン:…自己強化アーツないから、1ラウンド目は何もすることないなあ。相手の出方でも見てようかな。
GM/チェシャ:苦しみと眠りを、誘うモノ…」チェシャが《殺戮の宴》を使う。更にPS《資産:呪縛の檻》1Lvでバッドステータス[超毒]。クリンナップに3D6実ダメージをプレゼント。
誠:ぶふっ!?
美香:ぅぁ!
ルナ:嬉しくねぇプレゼントだ(苦笑)。

GM:ビスケがよだれ垂らしまくって寝てたのでね。クラクラするほどの毒をプレゼントだ(*ケルベロスの涎は猛毒で、そこからトリカブトが生まれたという伝説があります)
誠:お〜い(笑)。
ルナ:ひぃぃ(汗)。
蛍火:うげぇ。
美香:ノーサンキュウですよ(汗)。
セブン:時間かかると、これだけでやばくなるな。
蛍火:バッドステータスを与える、ですから…。魔獣化すれば一応回復する筈です。

>美香
GM:では、次は美香さん。攻撃はダメよ?
美香:質問、守護者も毒を受けます?
GM:守護者は基本的にバッドステータス無しです。魔獣化済みだから。ついでに、今はいませんから(笑)。
美香:あ、そっか。待機します…いろいろあるので。

蛍火:うーん、地味に《特殊体質》が欲しいなぁ。
美香:えっと、守護者召喚時にちょこっと描写入れるので、瑠希ちゃんズの居場所だけ考えておいてくれるとありがたいです。
GM:同じドミニオンにいますが、壁が遮ってる感じです。

>ルナ
ルナ:相手の行動控えてるんだよね…《マクスウェルの悪魔》あった方がいいと思います?
GM:相手も攻撃しませんよ? このラウンドは。
ルナ:おっと、そうだった(汗)。ではマイナーでアリス側にエンゲージ、メジャーで《守護者》使用。濃い霧のような闇が出現。守護者『魔素』の行動値9ですが、行動放棄です。
GM:はい、了解。

セブン:このラウンド、攻撃出来ないのはいいとして。エンゲージした場合、アリスの記憶は使えるの?
GM:Φω・)b
セブン:じゃあ、このラウンドはそれで行くしかないかな。
ルナ:ぴろちゃん側には誠さんがエンゲージしてもらえば、移動攻撃は防げますねぇ
GM:だから1ラウンド目じゃ攻撃しないんだって(笑)。
誠:了解〜。ぴろちゃんズエンゲージしても攻撃出来ないですしねぇ。
美香:1ラウンド攻撃ないなら突っ込めばよかったなぁ。
GM:待機してるんだから別にいいんだよ、後で動けるし(笑)。
美香:突破できるの?
蛍火:3つのエンゲージはお互いの距離が等間隔なので、マイナー使用なら別の2つのエンゲージ、何処にもいけます。

○現在のエンゲージ
 【アリス・チェシャ・ルナ&魔素】  【美香・誠・セブン・蛍火】
 【ぴろちゃんズ・レン】


>ぴろちゃんズ、チェシャ
GM:ぴろちゃんズ、チェシャは待機。次が誠だね。

>誠
誠:マイナーで、ぴろちゃんずエンゲージに。メジャーで《内なる獣:血の封印》使用します。

蛍火:…しっかし、悩む。…守護者と《盟約》した後に《切り裂くもの》を使うと…、そっちの効果が適応されそうだ
GM:Φω・)GMは親切なので、どちらも適応しますよ?
蛍火:ぬぅん、感謝しまふ。 orz
GM:Φω・)クケケケケ。
誠:………ぴろちゃんず……倒してもまた出てきますよね? 使い魔だし。
GM:Φωー)いいえ、ぴろちゃんずは独立した存在です。一度倒したら出てきません。
誠:……………うわ、倒せねぇっ!!(笑)
GM:Φω・)終了後には復活しますっ! 単に、戦闘処理的な問題だっ!(笑)
誠:あ、それは良かった(笑)。
蛍火:ぴろちゃんズ破壊→ビスケの枕デストロイ(何
GM:Φωー)ビスケの枕はありますよ? 取り憑いてた使い魔ズが逃げたから、ふかふかじゃないだけで。

○現在のエンゲージ
 【アリス・チェシャ・ルナ&魔素】  【美香・セブン・蛍火】
 【ぴろちゃんズ・レン・誠】


>セブン
セブン:しかし…あれだな。ここでアリスのエンゲージに入ると、離脱しない限り、相手がチェシャ猫になってしまうんだよなあ。
GM:その通りです。クケケケケ。
蛍火:セブンとしては戦い辛いですか?
セブン:…範囲攻撃もっている身としては、別のエンゲージの敵を攻撃した方が効率的な気もするのですよ…。
誠:まぁ、誠も範囲攻撃できますし。
美香:範囲攻撃…できません(目逸らし)。《分裂》…取ろうかなぁ。
ルナ:蛍火に二つ持ってもらう? まだ同エンゲージなら渡せそうですが。
セブン:そうだなあ。メジャーで蛍火に『鼠』渡して、俺は敵の退治に入った方が良さそうかな。お願いできますかね、思ったよりも敵の数が多かったし。
蛍火:1人で2つ持っても良いなら、いいですよ。
GM:使えるのは1ラウンドにつき1個だけどね(ぇ
蛍火:つまり両方使うには2ラウンド耐えなきゃいけない、か。しかし使わなきゃいけないのは違いないわけで?
GM:まぁ、そうですね(笑)。
セブン:放っておくと大変なことになりそうだしな。マイナーで『鼠』を蛍火に渡し、メジャーでレンのエンゲージに入る。敵を片付けて余力があったら、蛍火にエンゲージして、『鼠』を使用。この流れで。
蛍火:おうさー。

美香:じゃあ美香はアリスエンゲージ?
ルナ:まぁ、美香さんが居ないと記憶を開けられないので。
GM:え? いや、アリスが単体で触れても記憶はオープンします。
美香:そうなの…でも一応、傍に行くと言ったので。
ルナ:あ、そうなの? ちょっと勘違い。
GM:Φω・)……別に、記憶を渡したからって戦闘が終わるなんて誰も…(ごにょごにょ)。
美香:確かに…。
ルナ:まぁ、気合入れよう(苦笑)。

GM:Φω。)くふ、くふふふ。どうでも良いけどさ、蛍火はレンちゃん側にいくの?(謎
蛍火:……え? ウサギ持ってるんでアリス側ですよ?(笑)
GM:Φωー)そうか、見捨てたか(違
蛍火:見捨ててないよー。……だって、…初期エゴが…(何
ルナ:このラウンドはルナの『帽子屋』を見せるので良いかな?
GM:あぁ、えーとね。1ラウンドにつき、一人一つの人形を見せられる、ってことだから。今エンゲージすれば蛍火も見せられる。
ルナ:1ラウンドで見せたければ、別々の人が持つ必要があると。了解です。
GM:Φω・)b

○現在のエンゲージ
 【アリス・チェシャ・ルナ&魔素】  【美香・蛍火】
 【ぴろちゃんズ・レン・誠・セブン】


>蛍火
蛍火:まぁいいか。えーと…、マイナーでアリス側に移動し、メジャー《守護者》。ついでにオート《獣化》。守護者『燃える魂』は行動放棄で。ぴろちゃんズを終わらせるなら早くねー?(ぇ
誠:レンは〜?(笑) 個人的には、蛍火がレン叩き起こした方がいい気もしますが(笑)。
セブン:…クリティカル特化のレンが《念動防御》かけてくる危険はあるなあ。レン、防御のための存在っぽいし。
蛍火:恋は…、アレか。……姉の手作りお菓子の脅威をちらつかせて止めるか(をぃ

○現在のエンゲージ
 【アリス・チェシャ・蛍火&燃える魂・ルナ&魔素】  【美香】
 【ぴろちゃんズ・レン・誠・セブン】


>ぴろちゃんズ、レン
GM:じゃあ待機してたコッチ側か。ふむ…ぴろちゃんズ1と2はメジャー使って離脱、アリスエンゲージに。ぴろちゃんズ3はそのまま。チェシャがメジャー使って離脱、独立エンゲージ。レンは行動放棄。

誠:ぶ、ぴろちゃんズ別れたよ。
美香:きたきた(汗)。
セブン:別れやがった(笑)。
ルナ:うげ(汗)。うわ…嫌な位置関係になった。
蛍火:げげ(笑)。
GM:Φω。)うけけけけー。
蛍火:あーうー、最初に「ぴろちゃんズは単体の存在なのか?」とか聞いておけばよかった。
GM:Φωー)3匹いると、言ったでしょうに(笑)。
セブン:とにかく、3とレンを封じた後で進んでいくしかないか。
蛍火:うーん、恋はなるべく封じておきたい。アイツ〈魔力〉高いのよな…。
GM:…倒すのカ!?
セブン:放っておくのがイヤなんですよ、この状況で。1ラウンドに1回は《念動防御》で攻撃無効化させられる存在には、早めに行動不能になってもらわんと。
蛍火:というか、起こしておくべきか…。…2ラウンドの頭で『ウサギ』を使って、自分の手番では恋の居る方にいこうかなー。
ルナ:当然、ぴろちゃんも魔獣化するよなぁ…シーン攻撃欲しい(苦笑)。
GM:Φω・)ウヒ。ぶっちゃけ、GMは《念動防御》使うつもり無かったですが。ご期待にお答えして、使いますか?(笑顔)

○現在のエンゲージ
 【アリス・ぴろ1・ぴろ2・蛍火&燃える魂・ルナ&魔素】  【美香】
 【チェシャ】 【ぴろ3・レン・誠・セブン】


>美香
GM:では、最後に待機していた美香さんです。
美香:了解、マイナーでアリスエンゲージに移動。「一つ聞かせてください…私の大切な人たちはどこですか?」
GM/アリス:「この世界の中で、ここじゃないところ…裁判が終わるまでは、安全よ?」
美香:「…そうですか…構いません、心の声の届くところなら」ゆっくりと目を閉じて。「…ラプラスウェポンシステム起動…」…メジャーで《守護者》。『大丈夫…ねえさんの声は…きちんと私に届いてるよ』一瞬、光が辺りを包み―――次の瞬間、瑠希が美香の横に立っている。「…これで、行けます!」瑠希の行動は放棄で。

GM:…で、お待ちかねのクリンナップです。毒のダメージ、自分で振りなさい(笑顔)。
ルナ:GMの鬼(笑)。(ころころ)11点。うわぁ、一気に一桁…まだ死なないけど、痛い(涙)。
誠:痛いなぁ…(ころころ)13点。うふふ、大きいなぁ。
セブン:(ころころ)8点喰らった。
美香:ほいっと(ころころ)14点…なんでこんな時だけ!?
蛍火:自分で振るんだ。ビックリダヨ(笑)。(ころころ)9点。
GM:自分でダメージ出せば納得だろう? ん?(笑)
蛍火:むしろGMに出してもらった方が気が楽です(ぇ
ルナ:しかし、増えたな人数(笑)。
GM:守護者使いが多いからねぇー。ヒヒ♪
蛍火:それは仕方ない、守護者使いが3人も居るんだから。
美香:ふふふ、美香の真髄お見せしましょう! まだ終らんよう!
蛍火:始まったばかりですから、終わっちゃ困る(笑)。
GM:まぁ今回、美香ちゃんがある意味キーパーソンだからねぇ。クフフフ…。

○現在のエンゲージ
 【アリス・ぴろ1・ぴろ2・美香&瑠希・蛍火&燃える魂・ルナ&魔素】
 【チェシャ】 【ぴろ3・レン・誠・セブン】



▼ラウンド2

GM:では、セットアップです。
美香:瑠希が《盟約》。「ラプラスウェポンシステム…起動します」
蛍火:守護者が《盟約》使用。「こぉぉぉぉぉ…ッ…! 灼火! 焦ッ! 爛ッ!!
ルナ:闘争に狂いし我が意志よ。我が身に今ひとたび戻れ。我は力を求める」魔素に《盟約》使用。そして魔素が《殺戮の宴》。
GM:OK、ではこちらですが…チェシャが、《絶対先制》を使用。(いっころ)3か。あっ……ゴメン、美香ちゃん。
美香:ん?
GM/チェシャ:いやなもの、消してしまおうか」オートで《マスコット》、メジャー《破壊音波》。(ころころ)達成値30、〈意志〉で抵抗どうぞ。

蛍火:《破壊音波》!!(驚愕)
GM:何のためにアーティファクトばかり揃えたと?(ニヤニヤ)
蛍火:…そか、これをする為か(笑)。
セブン:嫌なもの持ってやがるなあ。ここで魔器を破壊されたら、戦闘能力がなくなるな。
GM:まぁ、ダイス次第ですが…。
蛍火:アーティファクトはアイテムであり装備…、破壊されれば壊れる…(汗)。
GM:いや、こんなのね。序の口。もっと非道だから。
蛍火:うぅぅ…。
誠:怖いなぁ。

美香:…防御で《祭器》使えない?
GM:使えますよ。
美香:なら問題ない!(しかし、出目は5)…《超巨大魔器》で振りなおし!(またも出目は5)
セブン:問題ありだ(笑)。
ルナ:うわぁ(汗)。AGP差し上げますよ?
美香:…もう一回、振り直していい?
GM:《超巨大魔器》はもう駄目。AGPなど、その他ならOKです。
ルナ:美香への絆固定して、AGP1点進呈です。
美香:頼むよ瑠希ちゃん(涙)、本気出して!(ころころ)出目7…ぎりぎりクリティカル。
GM:チェシャの咆哮が、掻き消される!
美香/瑠希:「…世界律不安定…計測困難」

ルナ:…ってか、達成値高い…回避きつい(汗)。
蛍火:こっちは《吹き散らすもの》しか範囲攻撃を持ってないんで、こう群がられてると辛いなぁ…。
セブン:このラウンドで、誠と俺が目の前の敵を葬って、チェシャ猫を無視して後ろの奴らぶっ飛ばして、意地でも戦闘終わらせるしかないか。

 ところがどっこい、ここでGMの悪巧みが発動する!

GM:さて、じゃあ…ぴろちゃんずのセットアップだね。ぴろちゃん1、ルナ対象。ぴろちゃん2、賢太郎対象。ぴろちゃん3、セブン対象。《盟約》を使用!
ルナ:はいぃ?
美香:はう?
GM:ぴろちゃんズ、取り憑きまーす!
蛍火:えぇっ!?
誠:なんと?!
GM:では、アーツ公開。

▼ぴろちゃんズ 【デーモン/アーティファクト】
 《誘惑者》、《闇の塊》、《腹話術》、《偽りの仮面》、《悪魔の翼》
 《人鞘》、《魔宝:魔力》、《祭器》、《盟約》、《錬成の記憶》
 《存在の歪み:知性+、感情−》


GM:以上。有効活用せい(笑顔)。
美香:これは…うまいなぁ(笑)。
GM:取り憑く悪魔ですから。なお、常時アーツは任意で効果を切れません。あしからず。
蛍火:は、はっはっはっは…。…《祭器》渡されて超弱体化しました(汗)。がぁぁぁぁ、これでこっちの攻撃手段は《吹き散らすもの》しかなくなった!
GM:これがやりたかったんだ。《祭器》のないアーティファクトばかり集めて、クケケケケ(やりきったイイ笑顔)。
誠:う〜む。誠に取り憑いてくれればなぁ(笑)。
GM:うん、判ってて誠君にはつけなかった(笑顔)。美香ちゃんは元々《祭器》持ちだから嫌だったんだが(笑)。
美香:ふふふ…それが売りですから。
ルナ:…えー。対象はルナ、だね?
GM:ルナ、賢太郎、セブンです。
ルナ:おうけい。今《盟約》されてんの魔素だからいいや(笑)。
セブン:《盟約》したやつも攻撃できるんだよね、確か。
GM:えぇ。でないと無茶です。
セブン:お互いに取り付いた悪魔を破壊するところから始めるかね。
GM:防御が《祭器》判定になりますから。魔器で攻撃する場合は、それも〈魔力〉判定。
蛍火:回避も出来ない…。
美香:どっちかの枕攻撃しようか?
セブン:もしくは誠に破壊してもらうか。
蛍火:セブンのは誠に破壊してもらって、こっちは美香か…またはこっちが《吹き散らすもの》を?
ルナ:…えーとね? 《盟約》で渡せるのは本人自身のアーツだから。
GM:Φω・)つまりね、魔素自身が《祭器》持ってるって考えられるので。例え攻撃する時にルナさんの剣を使っても、判定は〈魔力〉ヨ?
ルナ:うえ。《マクスウェルの悪魔》を攻撃に使う羽目になるかー?

○現在のエンゲージ
 【アリス・美香&瑠希・蛍火&燃える魂&ぴろ2・ルナ&魔素&ぴろ1】
 【チェシャ】 【レン・誠・セブン&ぴろ3】


>美香
美香:マイナーで再生薬を自分に(ころころ)…さっきから5ばっか。メジャーで蛍火に取り付いた枕(ぴろ2)を攻撃。「動かないで下さいね」
蛍火:「とはいえ、ちょっと心臓に悪いなぁ…」
美香:(ころころ)達成値17…おかしいよ、5ばっか…まあ確定。
GM:オート:《闇の塊》、《祭器》で回避。Crt値9、(ころころ)達成値10。はは、ダメでした。どうぞー。
美香:「っつ、システムが不調です」(ころころ)32の〈闇〉で。
GM/ぴろ2:『ぴぎゅぅーっ!?』それで魔獣化。《超魔の命》AGP2使用。

蛍火:げ、魔獣化するのか…。ますます面倒だな…。
GM:Φωー)…するって言わなかったっけ?
セブン:《超魔の命》まで使ってくるとなると、かなり鬱陶しいな。

>魔素withルナ
ルナ:もう潰すよ? 賢太郎の枕。マイナー《魔の力》、メジャーで攻撃。(ころころ)出目10、クリティカルだね(爽)。
GM:うげっ、〈魔力〉技能ありましたっけ?
ルナ:ありますよ。デーモンですし(にっこり)。
GM:そんならキャラシートに書いてくれ…orz
蛍火:ここで気をつけなきゃいけないこと。「魔素がルナに盟約してる」のではなく、「ルナが魔素に盟約してる」のであり、行動するデータは守護者である『魔素』になるという……。
GM:あぁ、そっか魔素だから…(愕然)。まぁいいや、回避回避ー。オート《闇の塊》&《祭器》でCrt値9、(ころころ)ダメか。
ルナ:思わず全力出したけど、ひょっとすると普通でもいけたかも。まぁいいや。10d6+49で(ざららーっ)うわ回った。92点の〈闇〉ダメージ。
GM:ブハハハハ、無謀だっ!

セブン:でけえ。
蛍火:えーと、これはアレか…。ルナの枕潰さなくていい?(笑)
セブン:良さそうだな(笑)。
ルナ:判定値、だだ下がりなんですが。18が8っすよ?
セブン:それは辛いか。
蛍火:そりゃ辛い。やっぱり潰しますか。
ルナ:さっきは純粋に出目良かったんですよ。でなきゃ枕以外には当てられないと思う。現在ルナ、命中6だ(笑)。

GM/ぴろ2:『ぴっきゅぅー!!』その一撃で消し飛ぶ猫悪魔!
美香:「…ちょっとかわいそうですね」
ルナ:「問答無用。そうそう死ぬもんじゃないさ、このコ達だって」
蛍火:「……、助かった。これでいつも通りに動けるよ」
GM:…チクショー、賢太郎の枕が潰れちまった。次はぴろちゃんズ…だけど盟約中だし。そんじゃぁチェシャだね。

○現在のエンゲージ
 【アリス・美香&瑠希・蛍火&燃える魂・ルナ&魔素&ぴろ1】
 【チェシャ】 【レン・誠・セブン&ぴろ3】


>チェシャ
GM/チェシャ:地獄の業火は、焼き尽くす」オート《マスコット》、メジャー《地獄落とし》3Lv。(いっころ)1でアリスエンゲージの皆さんへ、(ころころ)達成値29でどうぞ。当たれば《虚無の手》でダメージ増加。
誠:オートで《霞の外套》使用します。(ころころ)達成値32です。〈魔力〉26のCrt値8。ファンブらない限り平気(笑)。
GM:HA《死に至る病》!
ルナ:返しましょう。AGP下さいな。
蛍火:では初期絆固定、ルナにAGP1点。
ルナ:HA《電光石火》二度目。判定をクリティカルに上書きですよ。
GM:OK、通します。

>誠
誠:マイナー無し。メジャーでセブンに取り憑いてるぴろちゃんに《ダークネスフレア》。(ころころ)6ゾロ、クリティカルです。
美香:完璧だねぇ。
GM:…チクショイ。いいよこいっ! オート《闇の塊》&《祭器》で回避。(ころころ)出目6…Crt値9って、どっちかというと出ると思うんだけど…どうぞ。
誠:(ころころ)33点の〈闇〉です。
GM/ぴろ3:『ぴきゅっ!』あぁ、ぴろちゃん3魔獣化。HA《超魔の命》、AGP2使用。ちぃ…ルナより蛍火のが効果高いな。乗り換えよう。
美香:乗り換えって(笑)。
GM:《盟約》使った側の使用停止はオートで出来ますから。

ルナ:魔獣化するんじゃ、このラウンドで枕は潰しきれないなぁ。
蛍火:この状態が持続し続けるのも辛いからなぁ…。それにアリスに人形の記憶を使わなきゃいけないし…、うぬぬぬ…。
GM:Φωー)…人形使うのは行動消費せんよ?
蛍火:…それもそうだった。
GM:(ふと気が付き)…あのー。マイナー使えば、[超毒]を解けるのでは。
誠:…………あ。
GM:すっごい今更だけど思い出したよ!?(笑)
蛍火:そんな余裕は蛍火には無い(何
美香:え? どうせ、またかかるんじゃないの?
GM:このラウンドは凌げるでしょ?(にこにこ)

>セブン
セブン:…自分で自分を攻撃して《電光石火》して、さっさとこいつ潰した方がいいかな。
GM:まぁ、自分の《盟約》相手を?
蛍火:ぴろちゃんは倒さなきゃ辛い。かなり枷になりますよ。
セブン:俺はダメージ食らってからの方が強いので、魔獣化しても構わない。メジャーで自分に取り付いた化け物を攻撃。
GM:こいっぴー!

美香:GMの台詞が枕と混じってきたね(笑)。
GM:一心同体です(何

セブン:判定値が低いので、最初から《電光石火》する。誰か、愛を下さい。
蛍火:ではセブンの絆固定、愛1点どうぞ。
セブン:貰った。HA《電光石火》。自分をクリティカルにして、相手をファンブルに。
GM/チェシャ:「夢の中では、成功も失敗も、意味を成さない……」チェシャがHA《ヴォイド》で《電光石火》を消す。
セブン:きやがったか。
蛍火:うぅ、これを打ち消すには3点…。
GM:Φω・)…どうする?
セブン:今あるHAで使えそうなものってある?
美香:通しでいいんじゃないかな? セブンなら当ててくれる。
GM:Φω・)うん、ぴろちゃんずはクリットしなきゃ回避4ですが。…ぶっちゃけ、他の人がこのタイミングで《電光石火》も一応アリなのですがね。同じタイミングでも、別の人が使えばね。
セブン:《歩く影法師》か、《電光石火》そのものか。ここで1行動無駄にすると、後が辛くなるので。もらえるものなら貰いたい。
蛍火:…うーんうーん、…迷ってる時間が惜しい。初期エゴ固定。HA《歩く影法師:電光石火》。セブンの判定を再びクリティカルに。
セブン:ありがとう、ではオートで《死神の刃》起動。(ころころ)60点の〈光〉ダメージ。
GM:ごっふぁ! そいつぁ無理だ。『ぴきゃーっ!!』ぴろ3も消し飛びました。あぁ、クソ。シーン攻撃のHAが…orz
セブン:「…自由になったぜ! さあて、ここから本気だぜ」そして、自分にダメージか。盟約状態だったから、自ダメージで即魔獣化しました。
GM:え? 盟約状態でも、守護者ではないから全然バックファイアしませんよ?
セブン:ああ…こいつら、そういう扱いだと思ってたよ。勘違いしていました。すいません。

○現在のエンゲージ
 【アリス・美香&瑠希・蛍火&燃える魂・ルナ&魔素&ぴろ1】
 【チェシャ】 【レン・誠・セブン】


>レン
GM:レンは待機だ。

>蛍火
蛍火:ではこちらの行動。マイナー《切り裂くもの》、メジャーでルナに付いてる枕1に向けて攻撃。Crt値10で(ころころ)達成値32。
ルナ:「私に当てないでねー」けらけら。
GM:チェシャがHA《死に至る病》
蛍火:くそぅ、幾つ持ってるんだ…!
GM:キミ達がクリット系HAたっぷり持ってるからねぇ。
美香:《電光石火》出します?
ルナ:どうします? 《歩く影法師》でラストなんですけど、私のHA。
誠:こっちも《歩く影法師》ありますよ。
蛍火:…お願いします。倒せないまでも魔獣化させないと。
美香:了解…愛を下さい。
ルナ:あい、では美香さんに絆固定して1点。
美香/瑠希:「魔力感知…行動を2秒遅らせてください」HA《電光石火》使用。
蛍火:「…でぃやっ!!」(ころころ)44点〈炎〉属性!
GM/ぴろ1:『ぴっぎゃー!』それで魔獣化。HA《超魔の命》、AGP2使用します。

>レン
GM:レンはメジャー使ってチェシャエンゲージに。以上。それではクリンナップです。
蛍火:はーい、毒のお時間ー(ころころ)9点減った。残りFP14点。「ったく…、まだまだこれは続きそうだ…」
ルナ:また毒かー(ころころ)9点、はい限界。魔獣化します。「っぐ…じわじわと効いてくるねぇ…」闇の刃が不気味に脈動を始める。
セブン:(ころころ)12点だな。ダメージ食らう方がいいからなあ、俺は。魔獣化できねえ…。
美香:(ころころ)12点。めでたく魔獣化、幼子から美少女に変身(笑)。「…さて、ここからが本番だ」口調変化っと。
誠:(ころころ)12点。うお、ぴったりFP0だ。
GM:Φω・)マイナー空いてても解除する人いないからなぁー。クケケケケ。
誠:《突然変異》なので魔獣化後はFP2だぜ。ひゃっほ〜い(オイ
GM:Φω。)クケケケケ。
ルナ:FP9と変わりはしないさー(笑)。
美香:FP9だね同じく。

蛍火:…人形を使うとしたら、次のラウンドか。セブンがこっち来て、そうすれば全部一気に使える。
セブン:うむ。次のラウンドでそっちに行こう。
GM:ふむ。最後のトラップ、発動しそびれたままか。
美香:《虚無への供物》とか?
蛍火:ぬぅ? …エキストラはアリスだけですよ?
ルナ:…実はね。そのHA、ルナも対象内だったりするの(ぇ
GM:Φω・)え? 誰がレンがエキストラでないと? だから《念動防御》も使う気無かったシー。
蛍火:……そーなのかー(吐血)。
セブン:…なるほどな。爆弾か。
ルナ:うわぁ…(汗)。
GM:「攻撃はしない」って言ったじゃないか(笑顔)。
美香:うあう。
蛍火:レンを何とかしないと死なれる!(汗)
セブン:以前、Nオレンヂさんが同じようなこと言って、防御用にキャラを出してきたことがあって…そっちだと思っていた。
GM:Φωー)そして、アリスが爆散しないとは言ってない罠。
ルナ:…《ヴォイド》ある方ー?
誠:持ってます〜。
GM:Φω・)フッフッフ…まだまだコッチはHA全然使ってませんヨ? |=3サッ
ルナ:…きついけど使ってもらうしかないなぁ。守護者巻き込まれたら終わる。

GM:Φω・)…そいで、ちょっと申し訳ないけどルール追加。記憶のカケラを渡す時は、全部一度に、でお願いしてもいいでしょか。
蛍火:一人ずつではダメ、と。
GM:Φωー)どうせ行動を消費しないので、3人一度に、ということデス。
一同:了解です。

○現在のエンゲージ
 【アリス・美香&瑠希・蛍火&燃える魂・ルナ&魔素&ぴろ1】
 【チェシャ・レン】 【誠・セブン】



▼ラウンド3

GM:セットアップです。さて、イジメるか(爽)。
蛍火:x・;)) ぷるぷる
美香:《封印解除》で。
GM:じゃあ、ぴろちゃん1、オートで《盟約》解除。改めて《盟約》をしなおすか。蛍火に(笑顔)。
蛍火:げー、また憑かれたー! そんなにもふもふされたのが憎いか(笑)。
セブン:まあ、やるだろうなあ。
GM:で、チェシャはお馴染みのごとく《絶対先制》。行動は(いっころ)オート《虚無の手》《マスコット》、メジャー《地獄落とし》3Lv。

○現在のエンゲージ
 【アリス・美香&瑠希・蛍火&燃える魂&ぴろ1・ルナ&魔素】
 【チェシャ・レン】 【誠・セブン】


GM/チェシャ:地獄の業火は、焼き尽くす」ターゲット選択。1:アリスエンゲージ、2:セブン&誠で(いっころ)2。
セブン:こっちか。
誠:おおう。当たったら死ねるなぁ(笑)。
蛍火:死なないでー(汗)。
ルナ:《マクスウェル》いらないね? たぶん(苦笑)。
GM:あっはっは、チクショウ。(ころころ)達成値29。〈意志〉で抵抗どうぞーと言っておこう。
誠:オートで《霞の外套》使用します。(ころころ)出目10でクリティカルです。
セブン:消えたか。
GM:むー…。HA《死に至る病》! これで最後。
ルナ:《ヴォイド》か《歩く影法師》か。どっちにします?
誠:え〜と、一応どっちも残ってます。
美香:《ヴォイド》はちょっと取っておいてほしい感じ。
セブン:《歩く影法師》でクリティカルの方がAGP安いが…あといくつ?
GM:Φω・)こちらの計算によると、あと2つ。
誠:私は1つです。
ルナ:私も1つ。使うならAGP回しますよ? もしくは下さい。
GM:Φω。)クケッケケ。
セブン:使っとくか。相手のファンブルHA削れるなら、それも手だ。ルナの絆を固定、1点拠出。
ルナ:《リセット》使いの誠さんに倒れてもらうわけにもいきませんしねー。受領してHA《歩く影法師》。《電光石火》コピーして使用です。
GM:Φωー)まぁ、《死に至る病》自体は最後なんだけどねぇ。クケケ。
ルナ:ま、ヴォイド来そうですが(苦笑)。
蛍火:ドキドキ。
GM/チェシャ:「炎が、消える………」素通しシマス。と言うわけで。さーて、イニシアティブです。

アリス:「チェシャ、やっつけて。ばーんっとやっつけて! 嫌いよ、嫌いなの!」
チェシャ:「…アリス、でもそれは」
アリス:「いいの! お願い、やって。私、チェシャのこと信じてるから」
チェシャ:「………」
アリス:「チェシャ!」
チェシャ:「…………僕等のアリス、君が望むなら」


ルナ:…こっちか…こっちなのか?(汗)
蛍火:…うーん(汗)。
GM:チェシャ、HA《虚無への供物》2点使用。対象は、アリス。
セブン:来たか。
ルナ:…やっぱりー(涙)。
GM:そりゃ守護者固まってるのですから。狙いますとも。
蛍火:人数多い分、被害が増えるー!(汗)
ルナ:《ヴォイド》と《歩く影法師》で…消しきれるかなぁ。とにかく誠への絆固定で愛1点です。
美香:《ヴォイド》…いけるかなぁ。当たったら美香はおそらく即死、及び戦闘力喪失。
GM:Φω・)だから非道だと言ったでしょう。クケケケケ。

美香:「亜梨紗! 貴女は彼の心が解らないのか? あなたの望んだ友達はそんな方か?」
GM/アリス:「私はアリス。私は……私は………」
蛍火:「この気配…ッ、……捨て身にも程があるぞ! いくら悪夢の世界だからって、夢を見る存在が消えてどうするんだ…ッ!」
誠:では《ヴォイド》します〜。初期エゴ固定するので残り1点ください。
美香:誠への絆固定、愛をふぉうゆー。
セブン:「ダメだ、チェシャ猫」チェシャ猫の絆を固定。誠に1点。
ルナ:「目を覚ます前に、目覚めぬ眠りに逝かれる訳にはいかないねぇ…頼むよ、誠」
誠:「ああ、任せろ」AGP3点でHA《ヴォイド》使用します。
GM:……《ヴォイド》                                     するわけがない(笑)。
蛍火:心臓に悪いなぁ!(汗) このタイミングで誠へのエゴを絆に変換できますか?
GM:OK、いいでしょう。
蛍火:では(ころころ)…成功しました。誠のエゴを絆/信頼に書き換えます。「…助かったよ、誠。…ホント、こういう時はありがたいなぁ」
誠:おお、信頼か〜……なら、もっと頼れよ(笑)。

GM/アリス:「なんで…なんでっ!?」
美香:「なぜ? …貴女に死んでほしくない、だけではだめか?」
ルナ:「何で、って言われてもね…普通、助けるでしょ」(苦笑)
蛍火:「…人を助けるのに、理由なんているか?」

GM:さて、じゃあ……潰されないうちにやるか。ぴろちゃん1がHA《万能なる一撃》でチェシャに割り込みをかけさせる。
ルナ:うぁ、この枕たちHAまで使うのですか(苦笑)。
GM:だからー、シーン攻撃持ってたまくらん潰されて…orz
ルナ:打ち消しはなしでいいかな? 《念動防御》ありましたよね?
蛍火:ある筈です。
GM:Φωー)お? まだチェシャの本来の出番は来てないけどねぇ。クケケ
ルナ:それには《マクスウェルの悪魔》を乗せましょう。…もう一つの行動が気になるんだよなぁ。

>チェシャ
GM:行動決定(いっころ)また2、か。エンゲージ決定(いっころ)アリスエンゲージに。オート《虚無の手》《マスコット》、メジャー《地獄落とし》3Lv。(ころころ)6ばっかりだ…達成値29。
蛍火:今度はこっちに来たか。
ルナ:こっちで使いますか。《マクスウェルの悪魔》。達成値を14まで引き下げますよー。
GM:ごふぁ!
ルナ:…でも、これで避けられない人っている? 守護者はそれでもキツイ人いるかも。出目が悪いと、かわせないんだよねぇ。魔素10、ルナ9だから。
蛍火:えーと、こっちが《盟約》で〈魔力〉回避…。…ダメだ、守護者もぴろちゃんの影響を受けると、両方とも回避判定値が3。かなりの確率で避けられない。
美香:《祭器》で〈魔力〉回避。でもって何故か守護者は+16スタート。ファンブル以外は二人ともかわせます。
美香:《護りの剣》いる?
蛍火:…いただけるなら、守護者にお願いします。〈炎〉ダメージなら、ある程度軽減できる、はず! こっちは回避できなくても何とか?
GM:ちぃ。じゃあ、回避してください。
美香:(ころころころ)達成値16と24、美香と瑠希は両方回避。蛍火の守護者に《護りの剣》で(ころころ)クリット!
ルナ:ルナの分(ころころ)15、魔素の分(ころころ)14、危ない(汗)。回避成功ー。
蛍火:クリティカルしないんだよなぁー(ころころ)達成値12。
GM:Φω・)当たったのは蛍火ちゃんだけか。クケケケケ。
蛍火:ダメージください。減らしてやる(笑)。
GM:そんなにダメージないんだよなぁ、実は。(ころころ)30点〈炎〉。
ルナ:あ。《属性具現化:炎》で更に減らせますね今なら。
GM:Φωー)そーなのよね。
蛍火:聖骸布+《祓魔の力》+《属性具現化:炎》、都合5D6軽減!(ころころ)12…しまった、減らしきれない。
美香:出目が…。
GM:平均値、割ったね(笑)。
蛍火:…魔獣化です(吐血)。やっぱり運が悪い。
ルナ:美香さん、《運命の紡ぎ手》ありましたよね?
美香:使います?
蛍火:いや、ここで使うのはちょっと待った。…魔獣化しただけだし、まだ大丈夫。
GM:さーて、次のイニシアティブだー(笑顔)。
蛍火→賢太郎:「が、あ…ッ、あぁぁぁぁぁ!!」魔獣化! オート《怒髪天》使用! そして男に戻る。
GM:あ、戻った。
賢太郎:そろそろ女のままじゃ締まらなくなってきた(をぃ
GM:うん、しみじみ思ったよ。
美香:…ミタカッタナ、ソレヘノセブンノツッコミ。
セブン:言えるような流れじゃないからなあ。
賢太郎:もっと早い時の方が言えたんでしょうけどね。
GM:Φωー)…タイミングがちょっと遅かったのよ。変わるなら、ケーキバイキングだったんだよねぇ(笑)。
セブン:ここまで来たら、今回は徹頭徹尾まともなことしか言えんよ(笑)。

>美香
美香:う〜ん、ぴろちゃんを倒す自信がないんだよねぇ…待機で。
GM:はい、ではルナさ…あ、ちょい待ち。イニシアティブがあるんだっけ。クケケケ…(邪笑)。

>ルナ
ルナ:魔素に《盟約》中なので動けませんが…何か来る?
GM/アリス:「チェシャ! お願い!」チェシャによる2発目のHA《虚無への供物》×2点。目標はアリスです。
誠:うわ〜お!
賢太郎:…そーかー、来るかー。エキストラ2人居るんだもんね。
セブン:《歩く影法師》か、ここで。
ルナ:…今日も容赦ないGMだ(苦笑)。最後の《歩く影法師》ですねー。
誠:ですね。AGP下さい。
ルナ:「いい加減にしなさいって」平穏と大切な人たち固定、誠に2点です。
セブン:円谷高校の絆を固定。1点拠出。
賢太郎:誠への絆を固定、AGP1点をどうぞ。
誠:貰ったAGPから3点でHA《歩く影法師:ヴォイド》使用します!
GM:Φωー)はい、了解しました。使いきっちゃったねぇ。

>チェシャ
GM:ルナさんが《盟約》中で行動済みなんだね。で、ぴろちゃん1も《盟約》中。…またチェシャなのか! 行動決定(いっころ)また2かチクショウ!(いっころ)対象アリスエンゲージ。オート《虚無の手》《マスコット》、メジャー《地獄落とし》3Lv。(ころころ)達成値31、回避は〈意志〉で。
セブン:もう一発、炎が来るな。
賢太郎:ダメージ軽減では止められる気配が少ないなぁ。助けて、まこちゃーん!
美香:助けて、まこりん。
ルナ:《念動防御》ぷりぃず!(笑)
誠:了解。オートで《念動防御》使用します。(ころころ)達成値33です。
GM:あれ、まぁ。…………OK、打ち消された。
美香:さすが、まこりん(笑)。
ルナ:本気で感謝(笑)。でも人間性平気ですか?
誠:《人の心》5Lvですから、まだ平気。
GM:ちぃ、当てたかったなぁ(笑)。
ルナ:誠、枕壊してくれます? でなきゃ離脱もできないので。
セブン:だね。
賢太郎:むぃ、お願い。切実に(汗)。
誠:あ、了解です。
GM:ふむ。きっついなぁ…まぁいいか(クスクス)。

>誠
誠:マイナーでアリスエンゲージ移動。メジャーでぴろちゃんに《ダークネスフレア》使用します。
GM:ぴろちゃん1は魔獣化済みだったね、確か。来いっ!
誠:Crt値7で(ころころ)出目4、達成値30です。
GM:失礼を承知であえて言うが、“珍しく”ダイス目悪いですね。
誠:はははは、誠の時はこんな感じですよ(笑)。

 第59話参照。『吉野 天』役で参加した時、誠PLのダイス目は「凄まじい」の一言でした…。

GM:オート《闇の塊》《祭器》で回避。(ころころ)達成値8…人のこと言えねぇ!(笑) どうぞー。
賢太郎:(笑顔でGMの肩を叩く)
GM:チクショウ!(笑)
誠:ダメージは(ころころ)36点〈闇〉、むぅ……。
賢太郎:…う、これは倒せない。
ルナ:あ、潰しきれてない。私が切った方が良かったか…(汗)。
GM/ぴろ1:『ぴきゅぅー!』えぇ。耐えました。
賢太郎:最低でもFP40点はあったんですよね…。

○現在のエンゲージ
 【アリス・美香&瑠希・誠・賢太郎&燃える魂&ぴろ1・ルナ&魔素】
 【チェシャ・レン】 【セブン】


>セブン
セブン:俺も動こう。マイナーでエンゲージして、憑き物をぶった切りにいく。(ころころ)達成値30。
GM:オート《闇の塊》《祭器》で回避。(ころころ)また出目6か…9って、出るよなぁ普通。どうぞー。クリット値9は出るはずなんだが……何故だ………orz
セブン:(ころころ)57点の〈光〉。まあ、これ以上粘られても困る(笑)。
GM/ぴろ1:『ぴ、きゅ、うぅうー!?』ぱーんっ、と光で弾け飛びました。
賢太郎:「…うぅ、物理的とは違う意味で体が重いのは慣れないなぁ。……あ、セブンさん、これを」帽子屋人形をセブンに渡します。
セブン:「おう」受け取った。

○現在のエンゲージ
 【アリス・美香&瑠希・誠・セブン・賢太郎&燃える魂・ルナ&魔素】
 【チェシャ・レン】


ルナ:で、これで記憶が揃いましたねぇ、アリスエンゲージに。
賢太郎:……じゃあ、発動させますか?
GM:Φωー)…描写の関係上、3つ渡されてから反応します(笑)。どうしても演出3つは思いつかなくて。そういうわけでワガママ言ったです(ぁ
ルナ:まぁ些細なことです(笑)。では、発動させますか。
セブン:うむ、やろう。
賢太郎:いきましょう。

GM/アリス:「……狂ったお茶会!? …嫌よ、いや…そんなの嫌い!」
セブン:今は何も言わずに使ってしまう。言いたいことは最後に言うことにしよう、俺は。
賢太郎:「…アリス。いや、葛城亜梨紗…。いつまでも夢は見ていられないんだ…。……見てる夢は必ず覚める。悪夢は絶対に覚まさせる。そんな寝顔は見たくない。…寝ぼすけさんには、少々乱暴な方法を取ったとしても、な…」す、と持った人形を前に出して、使いましょう。
GM/アリス:「女王様、チェシャ、助けて! 嫌、嫌よ、それだけは…!」
ルナ:無言でそっと亜梨紗に抱きついて、記憶に触れさせる。
美香:「…大丈夫だ」ぎゅっと手を握ろう。
GM/アリス:「…いや…いやあぁぁぁあああああ!!
賢太郎:…アリスへの絆を固定、愛1点をアリスに。
ルナ:「怖くない…怖くないよ…一緒にいるから…大丈夫だよ」アリスの絆を固定。優しく微笑んで抱きすくめながら、愛を贈ろう。
誠:「安心しろ、お前は独りじゃない。恐れる事は無い」アリスの絆固定、愛1点アリスに譲渡。
セブン:「お前さん、辛いことやキツイことがいっぱいで、世界を壊してしまおうと思ったんだろうけどよ…本当にそれでいいのか? 確かに、これは辛い記憶だよな。でも、お前さんが“友達”に出会ったのだって、現実でのことだろう? チェシャ猫は、お前に笑って欲しいんだ。泣いていたお前に、本当に笑って欲しいんだ。なんにもない世界で、本当にお前は笑えるのか? …絆ってヤツは、糸の半分って書くんだぜ。お前さんが握っている糸の端を手繰れば、必ずお前さんを待っているやつが、どこかにいるんだ。そいつを探しに、現実に帰ろうぜ。一人ぼっちだなんて、寂しいこと言うんじゃねえよ。ここにいるヤツらは、みんなお前さんが心配でここまで来ちまったんだぜ」
ルナ:「そうさ。キミには…大切な友達がいるでしょ? そのコのためにも…目を覚まそう?」ついでだ、チェシャの絆の分の愛も渡そう。
セブン:「ぶち壊さなくたって、世界は変えられる! お前さんが笑うだけで、世界は変わる! 今度は一人ぼっちじゃねえんだ…明けねえ夜も、覚めねえ夢もねえ。信じろよ! 明日はきっと、いい日になる! だから…お前はアリスではなく、葛城亜梨紗に戻るんだ!」ここでアリスの絆を固定、愛を贈ろう。



 狂ったお茶会がやってくる。
 私の下に、彼らは帰る。
 痛いことも、辛いことも、哀しいことも。
 全てが私に帰ってくる。

 どんなに逃げたって、その先には何もない。
 優しい悪夢は、もう終わり。

 泣いて、泣いて、泣いて、その先に。
 痛く辛く哀しいばかりじゃない、現実へ。
 …大丈夫。もう、独りじゃないから。


「………わたしは…」

 ―――私の、名前は。

「私は、亜梨紗。不思議の国の住人じゃない、ただの亜梨紗」



 世界が、砕け散る。
 はらはらと、切なげに旋律を刻んで。




GM/チェシャ:「…アリガトウ、親切な人、ミカ、いい人たち。あとは、悪夢をもたらす夢魔が消えれば本当に終わり。………さぁ、遠慮なく悪夢を壊して」ラウンド、続行します。
セブン:「…ああ。約束だからな」アイスラッガーを構えなおして。
美香:「…わかった…破滅を贈ろう」
ルナ:「………それは本当に必要なこと? …ならば、迷いはしない」亜梨紗からそっと手を離し。その手には黒き剣。
賢太郎:「はは、悪夢は鬼が持ってくる。……なら、持って帰るのも鬼さ」ぼう、と体に燈る炎が勢いを増して。
誠:「そうだな。終わらせるとしようか」
美香:「…私は破滅をもたらす者だからな…行くぞルゥ」「世界律改変、再計算開始」
セブン:「…お前さんとは、短い付き合いになっちまうな。だが…お前と出会って、よかったと思うよ、チェシャ猫。仕上げと行こうぜ」

○現在のエンゲージ
 【美香&瑠希・誠・セブン・賢太郎&燃える魂・ルナ&魔素】
 【チェシャ】


GM:『アリス』が消えて、《資産:核部》が消えました。ドミニオン『夢魔の世界のアリス』が崩壊し、全てのパワーソースが消え去ります!
賢太郎:ふぅ(安堵の溜息)。
ルナ:ふぅ。と言っても、魔獣化したから毒はもう怖くなかったけれど。
GM:PS《資産:魔衝撃》消えちゃった(笑)。
賢太郎:ひえぇ(笑)。
美香:あったのか!?
ルナ:あったんだ…(汗)。
GM:うん、このラウンド頭は可哀相で使わなかったけど(笑)。←決して、忘れてたわけではないらしい。決して。

○チェシャの所持PS
 《レルム:世界》、《世界律:祝福(デーモン)》、《世界律:超越者》1Lv
 《資産:核部》、《資産:帰還門》、《資産:支配》、《資産:呪縛の檻(超毒)》1Lv
 《資産:不死》、《資産:魔衝撃》、《資産:夢幻の魂》?Lv


ルナ:…めっさ多いがな(汗)。
賢太郎:これとまともに戦っても、勝てる気がしない…(汗)。
GM:Φω・)そうですか?
賢太郎:《資産:夢幻の魂》がある時点で、結構怖いですよ。
GM:ちなみに、アリスもレンも倒れました。気絶、だね。
賢太郎:ふぅ、助かった。
GM:Φω・)…ちっ。ホントは《念動防御》ではなく、行動消費カバーリングで死ぬ予定だったのに。レンちゃん。
賢太郎:させてたまるか(笑)。
GM:Φωー)………殺したいなぁ。ちぃっ。
賢太郎:不穏な事をGMが仰る(笑)。
GM:Φωー)………流石に、この良い雰囲気壊したくないので(苦笑)。
セブン:ま、さすがにこれ以上何かあると、全体的にクドくなるしねえ。
GM:Φωー)です。………ちぃ(←残念そう

>魔素withルナ
ルナ:露払いといこう。マイナーで移動して、メジャーでチェシャに向けて剣を一閃。(ころころ)達成値22、低いな…AGP使おう。平穏の絆を消してAGP2点。1点使って振りなおします。
誠:あ、こっちから愛出しますよ〜。
ルナ:他人に渡せる分は、他の人に渡しといてください。人間性平気なんで。(ころころ)達成値23、変わらないなぁ(苦笑)。
GM:オート《マスコット》で(ころころ)達成値17。フハハ、避ける気なんてネェ!
ルナ:なら良かった。ダメージいきますぜダンナ(ころころ)また低いが…52の〈闇〉。どうかな?
GM/チェシャ:「ここからは…本当の、悪夢」PS《世界律:超越者》も消えたから…魔獣化! 闇が翼状に展開し、周囲のモノが悪夢の幻覚を垣間見るっ! HA《超魔の命》、AGP10点を使用。
ルナ:「…あぁ。長くは続かないよ。私たちは目を覚まして、先に進む」貫いた剣を手元に戻して構え直し。

セブン:FP200ちょいか。
ルナ:…さて。他人に渡せる愛は、あと1点なんだ実は(苦笑)。
誠:ふはははは。私なんてアリス以外に愛渡してません(オイ
賢太郎:……とことんまでAGP突っ込んでHA《律の破壊者》使おうかしら(ぇ
GM:《超魔の命》、使わなくてもいいかと悩みつつ。ダメージ増加HAがあるので、やっぱり使わせていただきました。
賢太郎:……じゃ、全力で行って良いですか?
ルナ:どうぞ。律の分くらいは渡しますよ(笑)。
GM:Φω・)よーし、《ヴォイド》だ!(←非道
セブン:魔獣化しないと攻撃力が上がらんからなあ、セブンは。
GM:クリンナップの超毒で魔獣化するかな?
セブン:それが…6ゾロ出しても耐え切れてしまう(一同爆笑)。
GM:すげぇー!(爆笑)
賢太郎:セブンすげー(笑)。
美香:セブンすごい(笑)。
ルナ:頑丈だなぁ(笑)。
誠:おお〜(笑)。
セブン:まだFP20あるんだよねえ。まあ、いい具合に減ったら《超逆境》使うけど。
GM:なーるほど。

○現在のエンゲージ
 【美香&瑠希・誠・セブン・賢太郎&燃える魂】
 【チェシャ・ルナ&魔素】


>賢太郎
賢太郎:では、マイナーでチェシャのエンゲージに移動。メジャーは《必殺技》込みで…、殴る! Crt値6で(ころころ)ちょうどクリティカル!
GM:(ころころ)…ダメだ、来いっ!
賢太郎:「なるべく痛くないようにするが…、…気を確り持てよ、チェシャ!!」炎を爆発させて、ミサイルのように突っ込む! HA《律の破壊者》、AGPください(笑)。
セブン:では、賢太郎の絆を固定、愛を1点拠出。
誠:賢太郎とビスケの絆固定してAGP2点出します。
ルナ:セブンの絆固定して愛を1点。劣等感を跳ね除けてください(何
美香:ここで賢太郎に絆を取得希望です。
GM:はい、どうぞ。
美香:絆チェック!(ころころ)20でぴったり成功。絆/期待を取ってそのまま固定、守護とセブンの絆も固定して愛3点。
賢太郎:人間性が現在マイナス11…。……よし、ここでアリスの絆を消去、AGP2点を更に足そう。アリスは救われた、なのでもう大丈夫だろう、という演出で。
GM:かっ、帰ってこいよ!?
ルナ:…大丈夫なので?(汗)
賢太郎:期待値を結構割れなければ大丈夫、きっと(笑)。さっき手元で振ってたら、5とか6とかが頻出したのでちょっと怖いですが(何
GM:前回(*第61話)の惨劇、覚えてるだろう!? マイナス14で普通に振ったら、堕ちかけたんだからね…?(汗)

賢太郎:合計AGP9点。では…、ダメージ行きます。「蒼炎、閃滅拳!!」(どざらららーっ)147点〈魔〉属性!
GM/チェシャ:「ぐぅ……っ…!」まだ残ってますよ! さぁ、美香さんの出番です。
賢太郎:これで7割ぐらいは削った。あと頼む(笑)。
ルナ:…そういえば、蘇生用のAGPは大丈夫だよね…? 遠慮容赦なくチェシャ殴ってるけど(汗)。
セブン:まだ、こっちは固定してないのが1点あるが。
誠:エゴは無しです。現在絆3、エゴ0。
賢太郎:1点あれば《リセット》が使えますから。

○現在のエンゲージ
 【美香&瑠希・誠・セブン】
 【チェシャ・賢太郎&燃える魂・ルナ&魔素】


>美香
美香:「…さて…覚悟はいいか?」マイナーでチェシャ猫エンゲージに移動、メジャーで切る!(ころころ)6ゾロでクリット! うふふ、燃えてきた(笑)。
賢太郎:うぉ、問答無用のクリティカル。おいしい(笑)。
GM:うわー(笑)。コレは凄い。(ころころ)無謀です、どうぞ。

ルナ:ぴろちゃんずは大丈夫かな?
セブン:魔獣化後に倒したから死んでいるのでは。
GM:まぁ…ぴろちゃんずとかを生き返らせるかどうかは自由です。
誠:ぴろちゃんず……生き返らせたいなぁ……。
GM:どういう行動取ったかで、コッチも行動を決定します(クスクス)。

美香:HA《剣魂一擲》使用で、えっと、まずエゴ固定…みんなAGPは余裕ない?
賢太郎:では恋の絆を固定、1点どうぞ。
ルナ:ゴメン、全部固定してる…。
セブン:《リセット》時に渡せるように、こっちはプールしておこう。
誠:初期絆固定。AGP1点出します。
美香:よし、守護の絆を消去で合計5点。(ざらららーっ)91点〈魔〉属性!「…I know faster than god knows…」残心。
セブン:まあ、どっちにしろこれは倒したかな。
賢太郎:累計ダメージ238点、…倒したかな?
セブン:復活とかしなければ。

 チェシャは、笑った。
 それは、とてもキレイだと、思えた。

「…ありがとう。……これで、アリスが……アリサが、笑ってくれる…」

 そして、その身体は力を失って、崩れ落ちる。




GM:戦闘終了!
美香:「ああ…願わくば…汝に破滅の…永遠の安らぎを」槍を地面に突き刺して。
セブン:「…じゃあな、チェシャ。あの子のこと、必ず守ってやるぜ、お前の分もな」
賢太郎:「今度は、泣かせたりしないさ…。きっとね…」
ルナ:「…………。誠、頼める?」チェシャの身体を抱き上げて。
誠:「ああ、分かった」《リセット》するのでAGP下さい。
ルナ:頼んどいて何ですが、もう無いんですAGP(涙)。
賢太郎:全部固定済みです(汗)。
美香:じゃあ、ルナの絆を固定。愛1点どうぞ。
セブン:「…今度は、普通の猫にでもなって、会えたらいいな」ミクラスの絆を固定して、愛1点拠出しよう。
美香:「再会…それもまた…」某運命の某剣士っぽく立ってます…たぶん。

誠:む、絆消去すればぴろちゃんズも復活させられる…どうするか…。
GM:…自分が堕ちないレベルでね?(滝汗) あんな「ぴきゅー!」の代わりに堕ちてたまるか…とGMは思います(ぁ
誠:実はプラス2(笑)。
賢太郎:…大丈夫だ(笑)。
ルナ:…何でそんなにあるのか凄く不思議。随分アーツ使ってたのに(笑)。
賢太郎:《ファミリア》は偉大だ(ぇ
GM:《人の心》Lv5は偉大。
誠:むぅ……アリスの絆、消去するかなぁ…もう魔の世界には来て欲しくないし…。
美香:因みに美香はプラス4。
セブン:こっちは19。
賢太郎:人間性マイナス11。
ルナ:プラマイ0っす。賢太郎が飛びぬけてる(笑)。
賢太郎:《人の心》持ってないんだもん(笑)。
美香:取ろうよ、賢太郎が消滅すると連鎖で色々壊れるから(ぁ
賢太郎:心情的に取れないんですよ(何
美香:…じゃあマイナス20からが勝負くらいの心持でいてください(マテ
GM:クケケケケ。
賢太郎:そんなに人間性をバカスカ使う設計もしてないんで、魔獣化アーツ以外に何を取ろうか悩んでます(笑)。
ルナ:…で、どうします? 誠さん、何消すか決まりました?

誠:「今度は“魔”でなく…普通の友人として、あの子の側に居てやって欲しいものだな」もうアリスじゃ無いですし、アリスの絆消去。AGP4点使ってHA《リセット》します。
GM:判りました。あなたの魔術式が発動しました。どう作用するかは…エンディングでのお楽しみです。



GM:さぁ、奈落の淵の誘いに惑わされないように。人間性回復です。
セブン:プラス19。全く問題なし。
ルナ:プラマイ0で絆が6つ。平気ですね(笑)。
美香:プラスなので、帰還で。
誠:プラス2です。
賢太郎:はっはっは、俺しか振る意味無いじゃないか!(笑) 絆が5つで、人間性マイナス11。…期待値なら普通に戻れますが、割れれば帰れませんな。
GM:…くぅ。
誠:こ、こえ〜…。
美香:(がくがく)
ルナ:…まぁ、倍振りするかは任せます(汗)。
賢太郎:ま、いいや…いきます。(ころころ)7まで回復。ふぅ、期待値で普通に帰って来れました、と。
GM:セーフ。おかえり。
美香:おかえり〜。
ルナ:おかえりなさいー(安堵)。
誠:お帰り、けんたろ〜。ふぅ…素直に安堵(笑)。
セブン:全員、無事生還か。
GM:それでは、エンディングに参りましょう。


 

■エンディングフェイズ■


●シーン12 『狂宴のはて』  飯島賢太郎ED


GM:じゃあ、進めますかーと言いたいのだが。…場所指定してくれ(マテGM
賢太郎:はいー? …えーと。1:どこぞの公園、2:帰り道、3:家。(いっころ)3、また家か(笑)。
GM:家かっ!(笑) OK、家まで起きなかったんだね。そういうことにすりゃいいんだなクソッ(笑)。ダイスの神様め…!
賢太郎:どこぞの公園だったら膝枕してて、帰り道だったらお姫様だっこしてやろうと思ったのに…(笑)。

○忌乃家

GM:じゃあ、ダイス通り家で。…結局帰ってくるまでレンは起きなかったんですね(苦笑)。
賢太郎:…布団に運ぶ所で目が覚めてもいいですよ?(をぃ
GM:好きにすれ!(笑)
賢太郎:GMがシチュ指定してくださいよ(笑)。
ルナ:…責任の擦り付け合い?(違
GM:……OK、起きたところから始めましょ。心臓に悪い(一同笑)。

賢太郎:「…あ゛ー、ようやく愛を止められた…。今度は自分がケーキ作る、とか言って聞かないんだもんな……。…疲れた…」溜息つきながら、恋の様子を見に部屋にやってきます。

 そのまま隣に座って、ぼーっとレンの寝顔を眺める賢太郎。

賢太郎:「……まだ起きないか。…よっぽど悪夢の世界が堪えたのかねぇ? ……おーい恋ー、目覚めないと叩き起こすぞー」

GM:Φωー)…………ハリセンか? そうか? そうなのか!?

賢太郎:「…………反応無し。よし…、目覚めた時用に、愛にちゃんとケーキ作ってもらうか。嫌でも目ぇ覚めるだろう」そう言って立ち上がり(ぇ

GM:Φω・)もっと非道か(マテ
ルナ:ここにいなくて良かったよ!(爽)

賢太郎:「…いやなら、早めに起きとけよ? …ちゃんと待ってる人間がいるんだからな?」ぽむぽむ、と頭を撫でた後、部屋を出て行きます。
GM/レン:………………起きてるよ」部屋を出る前に声かける。但し布団からは出ない。
賢太郎:「そっか。じゃあ愛のケーキは無しだな。…おはよ」戻ってきます。
GM/レン:「………待ってる人がいることぐらい、判ってるさ」身体を半分だけ起こして。「アリスをオレからじゃ救えなかった。……それがちょっと、心残りなだけ」
賢太郎:「なら良し。…んで、恋。……今回の事で何か言う事は?」ハリセンを持って、肩で叩きながら。
GM/レン:「………あぁもう、また世話になったなっ! クソッ、借りばっかり増えちまう!」
賢太郎:「そか。別に借りだとかは思ってないから、気にするな。…ケーキバイキングのお返しとでも思えばいいさ」
GM/レン:「あれはアリスに礼を言え。オレじゃない。………今は、アリサだっけか?」
賢太郎:「そだな。んじゃアリス…、じゃなくて。亜梨紗がどうなったか、聞きに行くとするか。恋も、一緒に来るか?」
GM/レン:「オレにだって責任の一端はあるさ。最後まで見届ける権利ぐらいあったっていいだろ?」
賢太郎:「そうだな…。じゃ、まずは顔洗って、出かける準備してこい。…行くのはそれからだ」
GM/レン:「じゃ、善は急げだ、さっさといくかっ!」布団はねのけて外へ駆け出す。忠言無視。
賢太郎:「ったく、せっかちめ…」ひとつ息を吐いてから、空を見上げて…。「…今度はきっと、大丈夫だろう…。……みんな居る。みんなが居る。…それだけで、どれ程心強いか…、分かる筈だ…」
GM/レン:「置いてくぞーっ!」
賢太郎:「分かったよ、今行くー」そのまま恋の後を追っていきます。



GM:さて。…うん、場所をPLに投げちゃいかんと思い知った。けど、あえて聞きます。朝方の自宅と昼間外出中だったら、どっちがいいですか?
セブン:最初の公園か、アパートのどちらかで…まあ、朝方の自宅でいいかな。「また来る」って言っていたし。
GM:えぇ、その通り。そういう選択肢です。OK、アパートの方で。



●シーン13 『真実の横顔』  諸星断ED

○セブンのアパート


GM:あなたがアパートで……えーと、何してるんでしょう?
セブン:まあ、朝ならこの間と同じく寝ていたんじゃないでしょうかね。
GM:では、窓をカリカリ引っ掻く音がします。そのうちガタガタ鳴らしだしますが…。
セブン:「…うるせえ、誰だ!」窓を開けましょう。

 そこにいたのは、灰色の猫。赤いリボンでつけられた鈴が、チリンと鳴った。

GM/猫:「みゃーぉ」普通に鳴く。
セブン:「…猫か」そうして思い出したように「ちょっと待ってろ」そう言って、冷蔵庫から牛乳を持ってこよう。何も言わずに、小皿に入れて、置いてやる。
GM/猫:「にゃー♪」牛乳をありがたく頂く猫。
セブン:「…お前…」ちょっと考えて「…ま、いいか。美味いか?」
GM/猫:「………」その声に反応して、顔を上げる猫。「確かにおいしい。約束、覚えてた。親切な人、やはりいい人だ」にぃ、と笑う。
セブン:「…親切な人、か…」小さく自嘲気味に笑って「伊達とお節介の区別がついてねえってのは、世の中じゃあ『悪い癖』って言うんだぜ、チェシャ猫」
GM/チェシャ:「…そうなのかい? …………人間、やっぱり難しい。よく判らない」
セブン:「…難しいんだよ、俺にもな」
GM/チェシャ:「だが、ボクからすれば親切な人、キミはアリス……アリサを助けてくれた」
セブン:「ダチの頼みは、断れねえよ。…今度は、ちゃんと一緒にいてやれ。困ったことがあったら、いつでも来い。二人なら、大丈夫だよな」
GM/チェシャ:「だから、親切な人はいい人だ。………それじゃ、ダメなのかい?」首を傾げ。
セブン:「…は、まあ、言われて悪い気はしねえよ」
GM/チェシャ:「うん。…………いや、違う違う。1人と、1匹だ」(真剣)
セブン:「…確かにな」真剣な様子に、思わず笑いが漏れる。
GM/チェシャ:「うん。それに、今度は親切な人も皆も一緒だ。もっとたくさんだ」
セブン:「そうだな。もう、あの子は一人じゃねえ。…そろそろ、行ってやれよ。今日はきっと、あの子にもお前にも、いい日になるぜ」
GM/チェシャ:「…あぁ、そうするよ」とん、と窓辺りに乗って。

 灰色猫は、器用にくるりと振り返る。

「………ありがとう。アリサを笑わせてくれて」

 そして、たんっと軽やかに跳躍し、屋根を駆けていった。


セブン:「俺が笑わせたわけじゃねえさ。あの子は笑いたかったんだよ。背中を押してやっただけさ」最初と同じように、去っていくチェシャ猫を見ながら、煙草に火をつける。

「――――今日は、いい日になるぜ。間違いねえよ」




●シーン14 『猫を連れて』  綾瀬誠ED

○土管のある空き地


GM/ビスケ:「マコト、ぴろちゃんず連れてきた!?」君の姿を見ると、一目散にビスケは駈けてきた。
誠:「ああ。どうにかな」捕まえたぴろちゃんずをビスケに渡します。
GM/ビスケ:「1、2、3、と。うん、この子達がいれば大丈夫。ありがとね!」(にこにこ)…しかし、急にしょぼんとして。「…………じゃあ帰ってこないつもりなのかな。マーフェウス」
誠:「……マーフェウス? …ああ、チェシャ猫のことか?」
GM/ビスケ:「うん、そう。……言ってなかったっけ? 名前。ぴろちゃんずが3匹いるって事は…魔族としての力は魔界に帰すから自分は帰らない、ってことなんだと思う…」
誠:「ん…聞いてなかったと思うが……まぁ、いい。アイツはアイツで自分の居るべき場所が出来たんだ。友人なら歓迎してやれ」
GM/ビスケ:「………コッチの世界でのマーフェウス…じゃない。チェシャ猫は、幸せなの?」
誠:「……さて、な。幸せかどうかは分からない。世の中、何があるか分からないからな…。まぁ、友人が幸せであるように、祈ってやれ」ビスケの頭撫でながら。
GM/ビスケ:「そっか。居るべき場所、見つかったんだね。良かった」ちょっと寂しそうに笑いつつ。「………別にボクは寂しくないもんね。トモダチが幸せになれるように、祈るもんね…」(ぐすっ)
誠:「……お前は、すぐ魔界に帰るのか? もう少し居るなら家に来い。何か食わせてやる」
GM/ビスケ:「いいの? わーいっ! 行く行くっ!!」尻尾振りつつぴょんぴょん跳ねて。
誠:「よし、じゃあ行くか」いきなり元気になったビスケに苦笑しつつ連れ帰ります。


GM:Φω・)あ、拾われた(笑)。
美香:…ソシテマタ、カエッタラマオウゴッコニ(マテ
賢太郎:あぁ…(ほろり)。
GM:Φωー)………当たり前じゃん。
賢太郎:マーフェウス(チェシャ)のことでまたヘマをしたからか…(笑)。
GM:Φωー)一応、魔界側だって天界との掟とかアリマスから。チェシャはそれを未遂とは言え、破りかけたので。まぁ、誰かが罰せられるのは仕方ないっちゃ仕方ないです。
美香:じゃあマーフェウスだから、ネコミミマオウ?
誠:犬なのに猫耳(笑)。
GM:デフォルトで犬耳があるのにあえて猫耳(笑)。
賢太郎:いやむしろ、マーフェウスの名前から取って版権が厳しそうなネズミミ魔王で(をぃ
GM:確かに版権が厳しそうですが(笑)。



●シーン15 『My sweet pain』  美香・レイフィールド&ルナED

○レイフィールド家


 アリスの裁判の事件から、しばらく時が過ぎて。
 あの後、亜梨紗はレイフィールド家にメイド見習いという形で引き取られることとなった。
 最初は硬かったけれど、時々笑顔も見せるようになってきて―――。


美香:「別にメイド服を着なくても、『働くのは早くても高校生になってからでいい』と言ったじゃないですか?」庭でティータイム(笑)。

GM:メイド服にされた!?(一同笑)
誠:あははは(笑)。GMが主導権握らないと大変な事になりますよ〜?(笑)
GM:いや、面白いしOKなんじゃないすか?(マテ

ルナ:「まぁ形から入れとも言うけどねぇ。さすがに早いかな」紅茶を一口飲み。
GM/亜梨紗:「お世話になってる……から、すこしは……がんばるの」一生懸命。
美香/ミクラス:「おそろいですぅ〜(笑)。お姉さまと呼ん…」と、メイド長の朝比奈が「来なさいミクラス」ズルズルと引き摺り消えて行く、そんな日常茶飯事。
ルナ:「働き者だねぇ。見習うべきかな? いいから一緒にお茶飲もうよ」毎日のんびりしてる奴が言ってみる(笑)。
美香:「そんなに無理しないで下さい? 『メイド見習い』という形を取ってはいますが、あなたは私の友達ですから」(にこにこ)
GM/亜梨紗:「…………無理しない程度に、がんばるね。えと…」
ルナ:「ん。何かな?」
GM/亜梨紗:「シロウサギさん、じゃなくて…美香さん。それから、ルナさんも……」
ルナ:「あ、名前覚えててくれたんだ」嬉しそう。
GM/亜梨紗:「止めてくれて…ありがとう……そ、それからっ」
美香:「それから?」「なに?」
ルナ:「?」
GM/亜梨紗:「………これから、友達……で…いて、くれる?」語尾がしゅるりと縮こまってるが(笑)。
ルナ:「………ちょっとおいで」指をくいくい。
美香:「…一つ条件がありますね?」(にこにこ)
GM/亜梨紗:「……?」とことこルナに近づいて、美香を見て首を傾げつつ。
ルナ:「美香、お先にどうぞ?」
美香:「では。…私のことは、美香と呼び捨てで結構ですよ?」「あたしも」
ルナ:「私もだねー。それと、“これから”なんてそんな愛想の無い。…もう友達でしょ?」ぎゅう、と後ろから抱きしめて。
GM/亜梨紗:「え、あ……あ、ありがと美香、瑠希、ルナ…」照れつつ、彼女は少し笑った。
ルナ:「んー、やっぱ笑った方が可愛いよ、亜梨紗は」抱きついたまま、わしゃわしゃーっと頭を撫でてる(笑)。
美香:「私も呼び捨ての方がいいでしょうか?」「ねえさんは…さん付けの方がいいんじゃない?」
GM/亜梨紗:あ、あぅ………あの、私も、呼び捨てで…」わしゃわしゃ撫でられつつ。
ルナ:「あはは、照れてる?」くすりと笑う。そして撫で続け(笑)。
美香:「分かりました、亜梨紗♪」背伸びしてなでなで。
GM/亜梨紗:………ぅぅ」撫でられるのに慣れないようで。「ち、チェシャぁ……」
ルナ:「あはは、やりすぎたかな? まぁ仕事も一休みして、お茶会といこう。辛く苦しいものじゃない、楽しくて美味しいやつね」とんとん亜梨紗をテーブルに押してって、椅子に座らせて(笑)。
GM:いつの間にか居た灰色の猫は、満足げに「にゃぁ」と一声鳴いた…。
美香:「古泉、お茶のお代わりをお願いしますね?」「はいは〜い」執事の古泉が代わりのティーセットを運んでくる。

 狂ったお茶会はもう終わり。これからは…
 友達と一緒の、優しいお茶会の始まり。





●シーン16 『夢の終焉』  マスターシーン


 狂ったお茶会は嫌い。
 イカレ帽子屋も、ウカレウサギも、眠りネズミも嫌いよ。
 …逃げてばかりもいられない、それは過去。

 ――傷つけるだけの 世界なら 捨ててしまうけれど ♪

 チェシャ猫は好き。
 導いてくれるから。
 みんなみんな、大好き。
 狂ったお茶会だけじゃないって、教えてくれたから。

 ――さあ つかのまの 優しい夢を ♪
 ――さあ 歩き出そう 新しい朝へ ♪



 ………ねぇ、チェシャ?
 痛いことも、辛いことも、哀しいことも、傷跡は確かに残っていて、それでも。
 ………ねぇ、チェシャ?
 これからも、幸せになれそうな、そんな気がする。
 ………ねぇ、チェシャ?

「アリサ、君が望むならね」

 もう、チェシャってばそればっかりなんだから。
 …ありがとう。





 わたしを 傷つけるだけの 現実では ないと信じて

 さぁ 未来へ続く明日へ あなたと

 私は“亜梨紗”。
 皆が見つけてくれた、私と共に。





Beast Bind New Testament
『Alice in nightmare world』

THE END



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