●今回予告●
――『病魔』――
古来、病は魔物の所為とされていた。
その文化は今でも継承され、病気の図解としてそれっぽい絵があったりする。
まぁ…、つまりはそういうことだ。
Beast Bind New Testament
『ミクロの決死隊』
汝、内なる病と向き合わん。
オープニング ミドル クライマックス エンディング
■プレセッション■
GM(エックス):…さて、そろそろ時間ですね。では、始めましょうか。
一同:はーい、宜しくお願い致します。
GM:とりあえず…、そんなにキツいシナリオにはならないので、肩の力を抜いて、ゆるーく遊んでくれれば幸いです。
☆今回のレギュレーション
・基本的に全員登場ですから、登場判定はありません。
・絆判定も無しになります。絆/エゴ、お好きに取得してください。上限は7つまで。
GM:絆の順番ですが、聖→狼也→恋→ミスト→聖、の順番でお願いします。自己紹介の順番も同様で。それでは、準備ができましたら、どうぞ。
●共通ハンドアウト(定員3〜6名) 推奨:特になし。
ハンターズブラッドから仕事を回され、君達は路地裏にある診療所を訪れた。
ある少女『御神ちえり』の命を狙う魔物を退治して欲しい、とのことだが……。
少なくとも、その“魔物”がいる場所に、ある問題があった……。
シナリオ絆:御神 ちえり (関係:任意)
▼神薙 聖/エクスシア=アハト プレイヤー:蒼野
【セレスチャル/エトランゼ】 年齢:戸籍上は16歳/性別:女/カヴァー:高校生
「―――あいにく、破壊するしか能のないインチキ天使よ……愛の奇跡とやらは未入荷なの」
天界製の“機械仕掛けの天使”。『エクスシア』シリーズの8番機にして、反逆天使。
愛する人を守るために天界を離反し、魔界の庇護を受けている。
知り合いに対しては割と献身的(?)だが、言動は基本的にシビアでハード。
現在は人としての安穏とした生活を満喫中。平時は栗色の髪をポニーテールに纏めた少女の姿。
戦闘時にはスーパークロームに輝くメタリックな、ほんのり天使っぽいと言えないことも無い形態となる。
所持HA:《勝利への賛歌》、《勝利への賛歌》、《無限の法則》
▼月宮 狼也/―――― プレイヤー:エレクトロ
【ビースト/ビースト】 年齢:16歳/性別:男/カヴァー:高校生
「―――苦しんでる奴を助けるのは当然だろ?」
定食屋の子供に生まれ、平々凡々と暮らす高校1年生。
人狼の母と人間の父を持つ半人狼だが、本人には“他人と少し違う”程度の自覚しかない。
性格は割と軽めな楽天家。特技は料理で、その腕前は既にプロ級。
実家の定食屋は人間の他に半魔もよく訪れるため、彼らの抱える事件にしばしば首を突っ込む。
実は母親が特殊な血筋の人狼で、狼也も高い潜在能力を持つが、まだ使いこなせてはいない。
所持HA:《獣の生命》、《神獣撃》、《復讐の爪》
▼姫野 恋/火眼之継承者“炎姫” プレイヤー:小鳥
【イレギュラー/アーティファクト】 年齢:20歳/性別:女/カヴァー:ハンター
「―――犯した罪を償うため、今ここにオレは在る」
小柄な体躯の右半身をほぼ全て包帯で包んだ、異様な風体の女性。ぶかぶかの服を好む。
交通事故で死ぬはずのところを某悪魔の手違いで生き残り、“炎の邪眼”に覚醒した(*ex.リプレイ第61話参照)。
家族への罪悪感と、己が無力さへの絶望に耐えきれず、一旦は知り合いの前から姿を眩ませた。
…が、色々あって現在は、飯島賢太郎の家に姉共々居候中。魔狩人として生計を立てている。
男勝りだが世話焼きで、周囲に“天然”が多いため気苦労が絶えない。低い身長と妙に可愛い本名も悩みのタネ。
所持HA:《歩く影法師》、《歩く影法師》、《万能なる一撃》
▼ミスト/ミストルテイン プレイヤー:麻那
【アーティファクト/フルメタル】 年齢:外見は10代後半/性別:女/カヴァー:放浪者
「―――私は道具。主を護る鎧であり、主の敵を討つ剣。貴方が主となるならば…踊りましょう、望みのままに」
一見すると銀髪に琥珀の瞳、どこか人形めいた美貌を持つ華奢な少女。性格は愚直で生真面目な武人肌。
その正体は、異界の錬金術で鍛造された『神の武具』にして『神殺し』の魔剣。
人間の姿は外部端末で、武具としての“本体”は、背に銀の刃から成る翼を持った全高16mの巨大ロボット。
ロキの策謀で『神殺しの力』を与えられたため、兄弟機である他の『神の武具たち』に狙われている。
地球に漂着後、大破状態から復活したばかりで機能不全。言語は覚えたが、常識皆無のトラブルメーカー。
所持HA:《剣魂一擲》、《電光石火》、《真理のe》
狼也:PC絆は恋に絆/不安、いつも包帯巻いてるけど大丈夫か?
恋:PC間絆はミストに絆/庇護。危なっかしくて見てられねぇ……っ!(笑)
ミスト:聖へは絆/好敵手で。似たような存在っぽい(ぇ
聖:狼也へは絆/憧憬を取得します。
狼也:憧憬?!
GM:憧れてますよ?(笑)
聖:「いーいーなーいーいーなー、にーんげんっていーいーなー」って感じで(何
狼也:何が良いんだろう?
恋:Φω・)人間の生活?
ミスト:やさぐれ天使だから素直な少年に惹かれるとか?
聖:やさぐれって言うな(笑)。
GM:イイですね。そのまま愛を芽生えさせてください(こら
■オープニングフェイズ■
●シーン1 『決死隊、集合』 共通OP
○多上診療所/夕方
GM:ある第3水曜日、皆さんはハンターズブラッドから仕事を受け、路地裏にある『多上診療所』という場所にやって来ました。時刻としては夕方、学校がある人も大丈夫です。
狼也:「ったく、お袋も何で自分に来た仕事を息子に押し付けるかねぇ」
ミスト:「――ここで、『カネ』を入手できるのですか、レン?」
恋:「……あー……うん、ちゃんと仕事すればな。端的すぎだぞ、その思考…;」
GM:で、入っていった場所は診察室。中には、ここの主である女医さんが待っていました。人数分の椅子を揃えて、かけるように奨めます。因みに彼女の事ですが、依頼主から説明がありました。名を多上遙風。彼女もれっきとした人狼の半魔であり、ハンターズブラッドから協力を要請されて、皆さんをここに招いたのです。
狼也:きっと母親の仲間なんだろうな。
ミスト:親類かもしれませんね。
GM:まぁその辺は、ちょっと設定を考えてまして(何
聖:「失礼します」小さく礼をして、勧められるまま腰かけます。
ミスト:「……」他の人が座るのを見て、同じく座る。
狼也:椅子にどかっと座って。「んで、仕事って何だ? 遥風のおばちゃん」即席で顔見知り決定〜。
GM/遙風:「おば…っ!? ……まぁ、それは流しておきます…」
狼也:ん? 多上って若いのですか?
GM:高校生から見れば28歳は確かにおばさんでしょうが…(笑)。
狼也:確かに(笑)。
ミスト:女性はね、何歳になっても「おばちゃん」と言われると傷つくのよ?(笑)
恋:「……で、今回は何?」座っていきなり。
GM/遙風:「ハンターズブラッドからの仕事と言うならば、特定は出来ると思いますが…。今回あなた方に頼む事は……魔物退治です。ただし、……人の体内に入って、ですが」
聖:「体内……ですか?」胡乱げに尋ね返します。
恋:「……………。あぁー…悪い。人体に入るとか、なんかそんな風に聞き間違ったんだが」
狼也:「アニメみたいな話だな」
GM/遙風:「…これを見てください」といって、彼女は胸部のレントゲン写真を君達に見せます。一見すると、何の変哲も無いレントゲンなのですが…心臓部分に影があるのが、素人目にも分かります。
ミスト:「……患者とは、巨人族なのですか?」
GM/遙風:「いえ、普通の“人間”です。…体内をその住処にする魔物に取り付かれたんです」
狼也:「………憑依とかの類じゃなくてか?」
聖:「そんな変なのはセブンに任せておけばいいのに……」ぶつくさと呟きます。
GM:…だからセブンさんが欲しかった…(一同笑)。(*セブンPLのR−3さんは、都合が合わず参加できなかった)
恋:そ、そんな理由かっ(笑)。
GM:いたら嬉しいなー、という話でしたが(笑)。
狼也:終わった後に散々言ってあげましょう(笑)。
GM/遙風:「話を戻しましょう。この心臓部分に見える影が、件の魔物です。…えぇ、憑依ではなく、文字通り“取り付いて”いるんです。……しかも、心臓に。この魔物…、仮に『病魔』と呼称しますが…、これは医学的に除去が出来ず、かといって、このまま直接叩こうとしても…患者を傷つけるだけに終わってしまいます。なので、外からではなく内側から、この『病魔』を叩いてもらうために、こうして皆さんをお呼びしたわけです」
恋:「…人体に入って、その魔物を倒してこい、って事か? 入る方法はともかく…」
GM/遙風:「あぁ、入る方法は用意されてます。これでもお友達は多い方ですから」と言って、にっこり笑うよ。
狼也:「どこぞの宇宙人が持ってきた機械か何かっすか?」
恋:「………まさか一方通行じゃないだろうな…」
GM/遙風:「いえいえ。一方通行なんて危険な真似をさせるわけ無いじゃないですか。ちゃんと別の方法です。…皆さんの“魂”を一時的に体から離し、患者の体内に入り込むんです。早い話が、幽体離脱してもらうってことでしょうか」
ミスト:「魂…ですか?」
GM/遙風:「えぇ。機械仕掛けの自動人形にさえ、魂は宿りますから。不可能な話ではありませんよ?」
ミスト:「…この世界には、神々と同等の魔術を操る種族がいるのですね。驚きました」
狼也:「魔術の方かよ」魂云々の部分でちょっと引き気味。
GM/遙風:「さて皆さん。……患者さんの病室へ案内しますが、宜しいでしょうか?」
聖:「勿論。私はそのために来たんですから」
恋:「まぁ、人命がかかってるっていうなら断るわけにも。オレはOK」
ミスト:「私も構いません。シゴトを無事終わらせて『カネ』を得なければ」
狼也:「さっさと終わらしますか。魂だけっていうのは怖いけど」
ミスト:ところで……私はコクピット(*[装甲車]相当。ミストの移動手段&住居)を持ち込んで良いのでしょうか?(笑)
恋:ほ、本体だからいいんじゃないかな? 病室には無理だけど(笑)。
ミスト:…まぁ頭脳体の中の設計図を元に再構成するわけだから、良いか(笑)。
恋:Φωー)武装なんて魂の気合次第でなんとかなるっ! たぶんっ!
GM:本体だから大丈夫だと思いますが…。正確には、『魂とその記憶』を一緒に体から抜き出すので…。物体に直接触れない、もう1人の自分を取り出す、みたいに考えてくれれば。
狼也:自分の影を作り出す感じですか?
GM:あぁ、それに近いです。魔器とかの場合は、魔器本体ならその魂、所持者なら『魔器の記憶』と一緒に持っていくので大丈夫、というように考えてました。
ミスト:了解です。
恋:なるほど。
GM/遙風:「では、こちらの方へどうぞ」診療室から出て行き、奥にある病棟の方へ君達を案内します。その途中、今回の患者がハンターズブラッドへの出資者の娘、という事を聞かされます。自分が出資している分、所属している者たちの力を試したい、それが無駄じゃない、ということを証明してもらいたい、という意味も含まれていたそうです。
ミスト:「…ハンターズブラッドというのは、人間が作った組織なのですか?」
GM/遙風:「魔物を怖がる人間が作ったからこそ、魔物に対しての賞金が掛けられているんですよ…」
狼也:「俺は所属してないけどな〜」狼也は完全一般市民、依頼が来るはずがない!(力説)
ミスト:私はつい先日まで『カネ』のことさえ知らなかったので。レンに相談して、地球での生活を教えてもらってるということに(笑)。
恋:Φωー)ハンターするのが一番ミストにとってはやりやすそうですからね、確かに(笑)。…そーいやレンは魔狩人なんだが、所属してるんだろうか。
ミスト:所属というか、フリーランスに仕事を斡旋するような場所だとPLは認識してます。
狼也:所属してなくても繋がりが無いと賞金もらえないと思いますが。
恋:それもそうですねぇ…。
GM:そんな事を説明されると、すぐに病室につきます。プレートにある名前は一つだけ、『御神ちえり』とあります。
恋:「………一応、依頼回されたからにはしっかりしないとなー…っとここか」
GM/遙風:「ちえりちゃん、入るわよ?」小さくノックすると、中から「どうぞ……、」という声が聞こえてきた。遙風は声を確認すると、病室に入っていく。
「あれ、先生…。その人たちは…?」
ベッドに寝ていた少女は、一見すれば体がおかしい様には見えない。
……しかし、彼女の体からは微かに瘴気が感じられた。魔物に体を蝕まれているためだろう。
狼也:「嫌な匂いだな」瘴気を鼻で感じて顔をしかめます。
GM/遙風:「お父さんのお知り合いなんだって。ちえりちゃんが心配だから、お見舞いに来たのよ」あ、ちなみに御神ちえりはノウンマンですが…魔の世界の事は、簡単にしか知りません。自分の症状もあまり解ってないですね。ただ何となく心臓が重い、というような症状に襲われています。
ミスト:私たちが体内に入るのも秘密でしょうか。
狼也:秘密でしょうね。念の為に検査しておきましょうって感じで入院中かな?
GM/ちえり:「お見舞い……本当?」そこで君達を見ますよ。年の頃は15位でしょうか。
聖:「はじめまして、ちえりちゃん。具合はどうかしら?」狼也の足をしたたかに踏みつけながら、猫被りスマイルで挨拶します。
狼也:「(ぐっ!?)」後ろで足を抱える。
GM/ちえり:「具合は…、心臓が重くって…、それから体中がだるくなって…。…でも、こんなこと今まで一度も無かったんです。本当に、突然でした」
恋:「あー……初対面の奴に見舞われるのも変かもしれないが……気分はどうだ?」
GM/ちえり:「先生の他に人がいなかったから、…こうして来てくれるだけでも、結構嬉しいですね」
狼也:ここでミストに絆/憤怒。足踏むなー!(笑)
恋:足を踏んだのは聖さんですが?(笑)
狼也:うぉ! 間違えた〜。訂正、聖に絆/憤怒で。
ミスト:「? どうかしましたか、ロウヤ?」足を踏んだけど気付いてない私(笑)。
恋:踏んでるっ!!(一同爆笑)
GM:狼也くんの脚が大変な事に(笑)。
狼也:えぇい、二人ともに憤怒で!(笑)
聖:女の子の部屋に入っての第一声が「嫌な匂い」では、そりゃあ足くらい踏まれますともさ(笑)。
狼也:「〜〜〜〜〜ッ」機械に両足踏まれて悶絶中。
恋:「……(強く生きろ)」
GM/ちえり:「あ、大丈夫ですか? なんだかカエルを潰したような悶絶が聞こえてくるんですが」
狼也:「…だ、大丈夫」脂汗びっしりで手を振っておきます。
ミスト:「カエル、ですか? 先日、公園で聞いた音声とは異なるようですが…」
恋:「ミスト…カエルは世界に色々な種類がいるから。ついでに今のは比喩表現だからな?」フォロー。
ミスト:「…比喩表現でしたか。この世界の言語は複雑です」真面目な顔で。
狼也:よぅし、お笑い方向にキャラが傾いてきたぞ(笑)。
恋:…いいのか(笑)。
狼也:目指せ! 2枚目半から3枚目!(笑) 絶対2枚目になんかならないぞ(ぇ
GM:そんな様子を見ながら、遙風は君達にちょっとだけ目配せをするよ。
恋:「…………?」
GM/遙風:「ねぇ、ちえりちゃん。……これから朝に言ってた通り、あなたの心臓の手術をするわね? …大丈夫、みんなお見舞いにきてくれたもの。元気を貰って、こんな病気なんて跳ね除けちゃいましょうね」
狼也:「まっ、さっさと心臓直して元気になろうや」復帰してちえりの頭をぐりぐりと。
GM/ちえり:「……はい…」狼也くんに頭を撫でられて、ちょっと嬉しそうに頷きますね。
ミスト:「…彼女は今、何故笑ったのでしょう。病気で苦しんでいるはずなのに」小声で呟く。
狼也:「苦しいから笑えないって事はないんだよ」同じく小声で。
恋:「……思いやり、って奴が心に染みる時があるんだよ。入院なんてしてると、そーいうもんだ」小声。
聖:「人の心ってなかなか複雑なのよ。……まあきっと、そのうち解るようになるわ」
ミスト:「…そうなのですか。私のいた世界では、“笑っている人間”を見たことがないので」首を傾げる。
GM/遙風:「それじゃあ、こっちに…」遙風がストレッチャーを用意し、ちえりがそれに横たわる。「皆は、ちょっと待っててね?」それだけ言うと、彼女はストレッチャーを押して手術室に運んでいくのだが…。5分後ぐらいしたら、君たちを呼びに来たよ。
恋:「そろそろいくのか?」
GM/遙風:「えぇ。そのままでいいから、こっちに来て」
狼也:「で、今度は俺達の手術かい? おばさん」
GM/遙風:「だから…っ! …良いわ、今はそれより大事な事があるんだもの…」
恋:「…狼也、後でしばかれるぞお前…」
狼也:「その時には既に逃げ出してるさ」
GM:連れられて行った先は、ちえりが横になって待っている手術室。……これから、君たちの仕事が始まる。
恋:「………死なせない。その為に、オレはやれることをやるさ。お前もガンバレよ」と、眠るちえりに声をかける。
ミスト:「…この“人間”が特別なのか、それとも“こちら側”の人間は全て苦しくとも笑うのか。判らない…興味深い」小さく呟く。
GM:みんなが入っていき、扉が閉まる。…数秒後に『手術中』のランプがついた所で…、シーンアウト。[SA:依頼を達成する]、または[SA:ちえりを助ける]、どちらかの取得をどうぞ。
聖&恋:[SA:ちえりを助ける]を頂きます。
狼也:こっちも[SA:ちえりを助ける]。仕事人なキャラじゃないですから。
ミスト:[SA:依頼を達成する]で。人の心が理解できてないミストのロール上、「助けたい」は選びたくとも選べない(笑)。
恋:まぁ、らしいなーとは思いました(笑)。
▼絆/エゴの変化
聖:御神ちえりに絆/慈愛、ミストに絆/共感を取得。
狼也:御神ちえりにを絆/助ける、多上遙風に絆/信頼、聖とミストに絆/憤怒を取得。
恋:御神ちえりに絆/守護、狼也に絆/憐憫を取得。
ミスト:御神ちえりに絆/興味、レンに絆/好奇心を取得。
■ミドルフェイズ■
●シーン2 『決死隊、突入』 PC全員登場
○手術室
GM:手術室に入れば、そこにはテレビなどでもよく見る手術台や機具が一揃い。……それと、目立たないよう隅に置かれた、小型冷蔵庫大の大きさの機械があった。「……依頼の内容は憶えてると思うけど、もう一度説明します。皆さんには、ちえりちゃんの体内…心臓に取り付いた魔物『病魔』を倒してもらいます。それを可能にする方法として…この装置。……ちょっと名前は頭が悪すぎるので割愛しますが、これを使用します」
狼也:「(名前はスッゲー気になるぞ)」今度は声を出さない。
GM/遙風:「これは…、このヘッドフォンを装着した人の記憶と魂を一時的に体から切り離す、言わば幽体離脱の機械です。これを用いて、みんなの記憶で『自分』と言う鋳型を作り、そこに魂を入れて幽体を作り出し…、ミクロ化してちえりちゃんの体内に入ってもらいます」
恋:機械名『簡単! お手軽! さっくり幽体離脱ちゃん』(黙れ
狼也:確かにそれは言えないですね(笑)。
恋:そこはかとなく適当感が漂うのがポイントです(ぇ
ミスト:頭が悪すぎる名前と言うから、たぶん似たようなセンスなんでしょうね(笑)。
GM/遙風:「…何か質問とか、ありますか?」4人分のヘッドフォンを機械に繋げながら。
狼也:「帰りはどうやって帰るんだ?」
GM/遙風:「終わればこちらから誘導します。…死んでいなければ戻れるのは、既に実証済みです」
ミスト:「チエリの体内で戦闘になった場合、彼女自身を傷つけることはないのですか?」と確認までに。
聖:「ああ、そうね。これって、どれくらい暴れてもいいものなのかしら?」
恋:「…あー、オレ炎使うんだが……熱とかホント大丈夫なのか?」(汗)
狼也:「確かに、俺はともかく他の奴らは周りを巻き込む技を持ってそうだしな」
GM/遙風:「それはこちらから、彼女の肉体にある程度の霊的保護を掛けておきます。……非常に強い攻撃、具体的に言えば実ダメージが100を越えなければ大丈夫でしょう」(一同爆笑)
ミスト:えらく具体的な(笑)。
聖:なんてメタな発言なんだ(笑)。
狼也:ダメージ制限キター! まっ、HAでないと出せないダメージですがね(笑)。
ミスト:これは期待値を計算しながら戦えということですね(笑)。
GM:今回の敵は少し数を出しますが、100ダメージを出さなくても殺しきれる、ということを暗に示唆しました(笑)。
狼也:ごめん、範囲技ないです(土下座)。
恋:範囲技はありますが、期待値が基本で23。わーぉ。
GM:必要以上にダメージ出されると困るので、使用経験点の少ないキャラが多くてある意味助かりました(笑)。
恋:「……そうか。あぁ、そういや時間制限とかあるのか? 一時的にしか幽体離脱出来ないんだろ?」
GM/遙風:「最低でも持続時間は3時間。……戦うためには充分な時間でしょう?」
ミスト:(頷き)「なるほど。特に問題はないようです」
狼也:「迷わなけりゃ十分だな」
恋:「そうだな、そんなにはかけたくない。…で、この機械で身体の中に飛んだら、何処に着くんだ? いきなり病巣に飛べれば問題はないんだが…」
GM/遙風:「何処に着くか、と聞かれれば…、返答に窮します」
恋:「……何っ!?」
GM/遙風:「『病魔』は心臓を拠点として、彼女の体内に多数の分身を放ちました…幸い、四肢や脳にまで分身は行ってませんが……」
狼也:「駆けずり回って倒してけってわけかよ!」
ミスト:「分身も殲滅する必要がある、ということでしょうか?」
GM/遙風:「いえ、分身“だけ”を殲滅してください」
ミスト:「? 本体は斃さなくて良いのですか?」
GM/遙風:「『病魔』本体は心臓に取り付いており、それに攻撃を加えれば彼女の心臓にも負担が掛かります。ダメージが大きすぎれば、最悪、彼女の心臓は破れて…死ぬでしょう」
狼也:「じゃ、どうやって本体を潰すんだ?」
GM/遙風:「いくら分身と言えど、本体とのリンクは切るに切れません。分身を倒し続ければ、本体も分身の死、ダメージに耐え切れず、崩壊するでしょう」データ的に説明すると、『病魔の分身』は、HA《うつろわぬ伝説》を何度も使用して出現させた存在です。ちょっと拡大解釈してますがね。
恋:………あぁー(笑)。
聖:ああ、なるほど。
狼也:FP共有ですか。
GM:そそそ。
ミスト:…分身を攻撃すれば本体も倒せるということかな。
狼也:要は分かれた部分を倒していって、本体の力を殺ぐのが目的ですね。
GM:です。……また、今回の分身はちょっと特殊でして、FPを持ってます。倒れずにずっと攻撃し続ける、だなんていやらしい存在は無いでしょう?
狼也:「周りからチマチマか、面倒臭ぇな」
聖:「つまり、それらを皆殺しにすれば、『病魔』は滅びる……と」
恋:「オレ達が中に入って、身体の中探し回って、分身全部ぶっ潰せば良いってことか」
ミスト:「そのようですね」
GM/遙風:「そうです。……また、分身は体中に存在しているので、出来れば二人一組で戦いに当たってください」
ミスト:パーティ分割ですか(笑)。
恋:二人一組…。
GM:えぇ。ちょうど近接二人に射撃型二人、ですから。
ミスト:誰と組むのが良いだろう…?
恋:ちなみに私、範囲攻撃はありますがダメージ軽い射撃型です。
狼也:自分は範囲無し、たぶんダメも軽いかも。
GM:組み合わせはPLの皆さんで相談をお願いします。ちなみに、あまり強くないように組んだつもりですから。戦闘に入ってからの特殊ルールは、クライマックスに入ってからまた説明します。
ミスト:…Crt系HAがある私と聖を分けて、狼也&聖、レン&ミストが良いかも。
恋:ミストのHA、コピーしやすそうで良いなぁ。
聖:では、その組み合わせでいきますか?
GM:…えーと、決まりましたか?
一同:異存なしですー。
GM/遙風:「分身の所在ですが…、彼女に霊的保護を掛けた時に、ある程度力の強い分身を纏めるようおびき出しておきます。……それが何処に集まるか分からないので、先ほどの姫野さんへの回答になりますが…」
恋:「とりあえず、分身を集めた所にオレ達は出るってことか? ……どうでもいいが『姫野さん』って呼ぶのはやめてくれ。頼む」
GM/遙風:「何故でしょう、可愛いじゃないですか」
恋:「可愛いって言うなあぁっ!!」
狼也:「なら『姫姉ちゃん』はどうだ?」(ニヤニヤ)
恋:「黙れっ! 姫って呼ぶなっ!」
狼也:「おぉ、怖い怖い!」と言いつつヘッドフォン着用準備。
ミスト:「“可愛い”という概念は解りませんが…レンは『ヒメノ』という名が嫌なのですか?」
恋:「………姫野って呼ばれるよりは、レンって呼ばれる方が良いって事だ」…いじられてる……(笑)。
ミスト:(頷き)「判りました。では今まで通り『レン』と呼びましょう」
恋:「物分かりが良くて助かるよ…」装着しつつ。
GM:君等が話をしている間にも、遙風は幽体離脱マシンを起動させ、ちえりに風の霊的保護をしていくよ。「……こちらの準備は出来ました。コンビを組む方と二人同士で、ちえりちゃんの左右に分かれてください」
狼也:「さてと、分身がどれだけいるのか楽しみやら怖いやら」
GM/遙風:「それでは皆さん、心の準備は良いですか? よければ合図をどうぞ」
狼也:「俺はいつでも良いぜ。おばちゃん」
ミスト:「大丈夫です」
恋:「こっちもOK。いつでもどーぞ」
聖:「問題ありません」
GM:では、君たちの合図を受けて機械を起動させていく…。君達の意識が、何かに吸い込まれるかのように段々と遠のいて行く……。「狼也くん…? 後で憶えてなさい…?」影のさした笑顔と共に、そんな遙風の声が聞こえた気がした…フェードアウト。シーンアウト。
狼也:覚えておかないも〜ん(笑)。
聖:そしてこれはアレですな。戻ってきたら額に『肉』と書かれたりする、そういうパターン(何
ミスト:では、絆の内容を決めます。(ころころ)また4と2か…狼也に絆/好奇心で。
恋:(ころころ)2と2で…えっ、憧憬?(笑)
ミスト:誰に?(笑)
恋:聖さん(一同笑)。
聖:何故っ!(笑)
恋:何があったんだ、何が(笑)。
ミスト:…大人っぽい美人だから、とか(笑)。
恋:…身長が高いから?(爆笑)
聖:それでいいのか(笑)。
狼也:低いのがかなり辛いわけですな(笑)。
恋:小さいと『可愛い』って思われちゃうじゃないですか。…イヤ、包帯だらけなんですが(笑)。
聖:では、恋に絆/当惑をば取得。
恋:改めて、聖に絆/憧憬を取得。どうやったら身長伸びますか?(笑)
ミスト:ちなみにミストは160cmくらいですね。本体は16mですが(笑)。
恋:…負けてる!?(笑)
ミスト:「大丈夫。シークレットブーツでカバーできる範囲ですよ、レン」(ぁ
恋:「………そんなフォローいらねぇよ…全然カバーできないよ…」orz
狼也:「ヒールを履けば高く見せれるだろ? レン姉ちゃん」
恋:「………あぁ、見下ろせる人が羨ましい」(遠い目)
狼也:牛乳飲めば多少は……年齢的に手遅れか(笑)。
恋:そーいうことです(笑)。頑張ったんだけど、血筋には勝てないんです(マテ
GM:絆/エゴの所は大丈夫ですかー?
狼也:7個全部取得済みです。
ミスト:残り一つは、病魔に取るかも。まだ保留で。
聖:同じく保留です。
GM:分かりました。では次のシーンに行きます……と言っても、クライマックスなんですけどねぇ(笑)。
ミスト:あ、次がクライマックスでしたか(笑)。
GM:だって4時間シナリオですもん、戦闘に時間を割きたいです(笑)。
ミスト:あう、ではひとまず病魔にエゴ/獲物で(笑)。
聖:じゃあ、病魔にエゴ/抹殺を取得。
▼絆/エゴの変化
聖:レンに絆/当惑、病魔にエゴ/抹殺を取得。
恋:聖に絆/憧憬を取得。
ミスト:狼也に絆/好奇心、病魔にエゴ/獲物を取得。
■クライマックスフェイズ■
●シーン3 『決死隊、激闘』 PC全員登場
○御神ちえりの体内
GM:唐突に意識が戻る。……ただ、君達が見ている世界は味気ない手術室ではなく、…どうにも気色の悪そうな、人体の中だった。君達の横には今、ペアを組んだ相手が一緒にいるね。
狼也:「うおっと!」足場の感覚が変わってたたらを踏む。
ミスト:「これが人間の体内ですか…見るのは初めてです」周囲を見回し。
恋:「……いや、普通こんな風に見ることは滅多に無いから」魔器装備済みで。
聖:「さて、と。『病魔』とやらはどこにいるのかしら?」油断なく周囲を警戒しています。
GM:もちろん狼也は聖と、恋はミストと一緒にいて、それ以外の存在は見当たらない。そんな中で、唐突に遙風の声が頭に響くよ。『もしもし、みんな? 聞こえる?』(SE:キュキュキュ…ッ)
狼也:「やっぱりレン姉ちゃんやミスト姉ちゃんは見えないか」周りをきょろきょろ。
ミスト:「聞こえます、ハルカ」狼也からは年上に見られていたのですね。確かに造られたのは大昔ですが(笑)。
狼也:狼也は外見で判断しますから(笑)。ミストは10代後半だから自分よりは年上と判断です。
恋:「OK、こっちも聞こえるぜー」
聖:「ええ、大丈夫です」
狼也:「うぃ〜い」
GM/遙風:『良かった、全員無事に入れたようね。……今、病魔の分身を追い込んでるわ。もうすぐ来るから、準備して?』遠くから、風のような音が聞こえる。……何かが押し流されてくるような気配がしてくる。
狼也:「準備って言っても、俺は準備するもんないけどな」グラップルスタイルへ移行。
ミスト:「では行きましょう、レン。――在ル」ミストの周囲で元素が分解されて再構成、銀色の装甲車(のようなもの)が現れる。
GM:ここでちょっとボーナスタイムです。1回のメインプロセス中に出来る事限定で、戦闘の準備を行ってください。何を使用するかは、ちゃんと宣言をどうぞ。……《切り裂くもの》使うと辛いんだよなぁ(←ビーストのPC持ち
恋:GMがビーストPCメインで使ってるからボーナスが(笑)。「ミスト、前は任せた。こっちは後からフォローするよ」でも、準備することないんだよなぁ(苦笑)。
ミスト:「了解しました。前衛は任せてください」と言いつつ、私も準備するアーツなど持ってない(笑)。《戦闘形態》でも取ろう…その内に(笑)。
狼也:「ま、いっちょやってやるか」オートで《獣化》、マイナーで《切り裂くもの》使います。人間性残り10。
聖:《神性介入》を使用。事前にそう教え込まれてから見れば、何とか天使っぽいと思えないでもない姿に変化します。
狼也:「神薙、本当に天使だったんだな」(ぇ
聖:「なに、信じてなかったの?」
狼也:「あぁ、あんな大酒飲みが天使だなんて信じられるか」
聖:「天使が何でも清純で高潔なモノだと思ってるなら、それはひどい勘違いね」肩をすくめてのたまいます。
狼也:「違いねぇ」ニヤッと犬歯を見せる笑みを。
GM:君達が準備を整えた時、風の魔力が一際強く吹く。それと同時に…、2組の所に2体ずつ…つまりは合計で4体の『病魔の分身』が、やってきた。…と言うより寧ろ、風に押されてすっ転んだ(一同爆笑)。
狼也:をぃ! いきなりギャグシナリオに変身ですか?(笑)
GM:はっはっは。「肩の力を抜いて、ゆるーく遊んでくれれば幸いです」と前もって言った筈です(笑)。
ミスト:…彼らが転んだから準備時間が出来たのだろうか、これは(笑)。
GM:君達の所に押し込んだ時が一番風が強かったので、受身が取れなかっただけです(笑)。
GM/病魔:「「「「い、痛いジャン/ダァー/ダナ/ッシャー」」」」そしてそれぞれが異口同音で喋る。違いは語尾?
恋:「……喋るのか…イヤ、どうでもいいんだが」(ぁ
ミスト:「確認します。貴方達が『病魔』なのですか?」
GM/病魔C&D:「「その通りダナ/ッシャー。…そういうお前達は何物ダナ?/ッシャー?」」
狼也:「な、何か…俺が相手する魔物は全部バカなタイプか?」こめかみに冷や汗出しつつ。
聖:「ハロー『病魔』さんたち。そしてサヨナラ」傲然と言い放ち、得物のライフルを突き付けます。
GM/病魔A&B:「「バカって言ったジャン?/ダァ? 後からやって来たのがそっちなら、サヨナラするのはそっちジャン/ダァー」」
狼也:「危ない天使様だ」身をかがめて飛び出す体勢に。「そもそもお前らが邪魔なんだよ! さっさと出て行け!!」
ミスト:「目標確認。私はミスト、貴方達を殲滅します」翼を広げて装甲車の屋根に跳び乗り、銀の剣を構える。
恋:「オレはレン、お前等の天敵だ。……残念だな、お前等はここでオレ達がぶっ潰す」構えて。
GM/病魔:「「「「もうすぐ次のウィルスに進化できるって時に邪魔はさせないジャン!/ダァー!/ダナ!/ッシャー! お前等が出て行けー!!」」」」
GM:…とまぁ、分身どもが戦闘態勢に移行した所で、戦闘ラウンドは開始されます。
恋:こっちはダナとシャー担当か(←便宜上命名)。
GM:語尾はそれぞれ『A:ジャン、B:ダァー、C:ダナ、D:シャー』です。
狼也:こっちはジャン&ダァーですな(←同じく命名)。
GM:それでは、戦闘に入る前に特別ルールの解説です。
この二つの戦闘は同じシーン上(=御神ちえりの体内)で行われていますが、お互いの戦場に向けて『射程:シーン』のアーツやHAなどは使用できないものとします。
眼前の敵を両方倒した場合、次のラウンドのセットアッププロセスに、もう1つの戦場へ移動できます。
基本的に『病魔』本体は行動しませんが、分身を通じて“本体がHAを使用”します。
なお、『病魔』本体は既に魔獣化済みです。復活系HAもありません。
また、ダメージロールで100点以上のダメージを出した場合、ちえりの体に負荷がかかります。
遙風の霊的保護を含めて、ちえりには30点の【FP】があります。
一回のダメージロールで100点を超過した場合、それがFPから引かれます。
当然、ちえりのFPが0になれば、死亡です。
GM:……これらの事に、ご注意くださいませ。
ミスト:ということは、分身も魔獣化なし?
GM:しませんね。FPが0になれば消えます。
狼也:こっちで《獣の生命》使っても、向こうで《歩く影法師》のコピーは出来ないんですか?
GM:《歩く影法師》は許可します。
ミスト:相手に向けての使用が出来ないだけで、コピーは可能ということですね。
狼也:うぃ、安心して死のう(ぇ
恋:良かった良かった。ただ、そっちに飛ばせはしない、と。
狼也:あ、“基本的に動かない”って事は、例外があると本体も動くかな?
GM:本体はHA砲台です(笑)。
恋:………鏡、とかプリズム、とか爪とか…イヤだなぁ。
狼也:消されるのも嫌ですよ。
GM:大丈夫、そこまで酷くない。基本的に選択したブラッドのHAと《ヴォイド》ぐらいしか持たせてません。
恋:あ…こっちに《ヴォイド》がねぇっ!(今更
ミスト:…確かに(ぁー
恋:オレがコピーするしかないか…100ダメージオーバーしてはいけないんでしたっけ?
ミスト:一撃で100オーバーするのが拙い、ということですよね?
GM:です。ダメージロールで100オーバーすると、超過分がちえりの体に行きます。それが累積30点を越えれば、ちえりは体内から爆裂して死にますので。
恋:なるほど。了承しました。
狼也:ダメージUP系HAって今回禁止ですね。
恋:イヤ、禁止というわけでは(笑)。1〜2点なら何とか。期待値計算すればの話ですが。
ミスト:AGP5点の《神獣撃》なら+60ダメージほどですね。
恋:ただ、期待値はあくまでも期待値、だから…ダイスの神様は何するか判らんし(遠い目)。
聖:ダイスの神様は邪神です(断言)。
恋:まったくだ!(きっぱり)
聖:だから、できれば最大値を目安に算出していきたいところではあります。
ミスト:敵のFPは100もないと言ってたので、90程度を目安にすれば問題ないかと。
GM:うひひ。
狼也:いや、GMはFPの数値は言ってませんし、100以上も考えることは出来ます。
ミスト:いずれにしてもオーバーするわけにはいきませんから。90くらいに期待値を抑えておけば、ダメージロールで上回る危険は少ないと思われます。
恋:えーと、もしもちえりちゃんのFPを削ってしまった場合、回復は出来るんでしょうか。…イヤ、HAぐらいしかないですが(笑)。
GM:回復系アーツを使用できるなら、回復できます。
ミスト:そんな良いものはありません(笑顔)。
狼也:ビーストに回復求めないでください(笑)。
恋:Φωー)まぁ、ぶっ壊すことが専門です(ぁ)。ちえりちゃんへのダメージにカバーリングは出来ますか?
GM:できません。と言うより、病魔どもは宿であるちえりの体を壊すような事はしませんから。純粋に君達だけを狙ってきます。ちえり自身に攻撃を加えることは、まずありません。戦闘でのルールはこんな所です。疑問点などは他にありますか?
狼也:あ、戦場を移動した際のエンゲージは?
GM:おっと、そうだった。
○現在のエンゲージ
【病魔A・B】 【狼也・聖】 /〜壁〜/ 【病魔C・D】 【レン・ミスト】
GM:エンゲージ間はマイナーを消費すれば動けます。行動順番は、通常通り高い人から動いていきます。こちらの行動値は10です。聖(15)→狼也(11)→ミスト(10)→病魔の分身×4(10)→レン(9)。行動順番はこれで良いですね?
恋:Φωー)…とろくてごめんね(ぁ
GM:では、戦闘開始!
▼ラウンド1
GM:セットアップ、こちらは4体全員が《コスチューム》使用。真っ黒な全身タイツ+角+三叉槍姿になる!(一同爆笑)
狼也:バイ●ンマンかいっ!(笑)
GM:……そんな感じで描かれません?(笑)
恋:…虫歯菌みたい(滅)。
ミスト:「…敵は戦闘形態を取った模様です」冷静に見つつ。
恋:「…なんてベタな……イヤ、うん、戦闘形態だけどな? 確かに」
狼也:「これ、テレビの収録とかじゃないよな?」黒タイツ見ながら。
GM:また、本体が魔獣化した時のHA《超魔の命》に消費したAGPは15点です。
ミスト:300÷4で分身は75点増加か…FP80〜90くらいかな?
GM/病魔:「「「「イヤホー! お前等全員この宿の栄養にしてやるジャン!/ダァー!/ダナ!/ッシャー!」」」」
>聖
GM:ささ、皆さん戦闘行動をどうぞ? うひひ(笑)。
恋:…なんかなぁ、いやな予感が(笑)。
ミスト:病魔…デーモン/レジェンドかなぁ。《死に至る病》とか持ってそうだ。
GM:む、バレた(ぇ
聖:クライマックス前はビースト辺りかとも思ってたんですが、あんな格好されるとね(笑)。
恋:あの格好はデーモンですよね(笑)。
狼也:デーモン決定でしたね(笑)。
恋:Φω・)…はっ。《死に至る病》ばっかり持ってる輩か!?
GM:いやー、それは無いです(笑)。
恋:Φωー)あぁ良かった。前回自分がやっただけにイヤらしい手段だよなぁと思って(ぁ
聖:「くだらないわ。さっさと消えなさい!」マイナーなし、メジャーで病魔Aに攻撃します。(ころころ)達成値25。
GM:う、デカい。……普通に避けましょう。(ころころ)達成値14。避けるのは無理ッ、ダメージください。
聖:では、《リインフォース》を使用します。(ころころ)33点、〈光〉属性ダメージです。
GM:うーん…。《闇の尖兵》を使用します。(ころころ)14点引いて、19点ダメージ。ちょっと痛いです。
聖:ふむ……ダメージHAを使わないと、埒があかないかな?
GM:うひひ(笑)。
聖:あ、HAを使用するのは、分身ではなく本体なんですよね?
GM:です。いくら分身とはいえ、HAは使用できませんから。
恋:Φωー)…非道GMとしては。あえて敵の攻撃の時にダメージ増加系HA乗せてオーバーキル狙うのですが。それは非道過ぎか?
ミスト:…まさかなぁ。自分へのダメージに《死神の瞳》とかそんな馬鹿なことは…?
恋:《虹のむこう》とか?(笑)
GM:はっはっは、そんな事はしませんよ?(笑)
恋:Φωー)ポイントは「オレがGMならやってるね」って事です(マテ
聖:そこまですると、対処法が限られすぎてるからなぁ。
ミスト:まぁ《死神の瞳》は有り得ないか。タイミングがイニシアティブだし。
>狼也
狼也:マイナーで病魔A&Bとエンゲージ、メジャーで病魔Aに通常攻撃。(ころころ)達成値17。
GM:来いッ!(ころころ)達成値15。惜しい、避けられない。
狼也:(ころころ)25点〈斬〉ダメです。
GM:はい《闇の尖兵》ー!(ころころ)10点軽減で15点ダメージ。防御力なんてありません(笑)。
狼也:え〜ん、《突き刺すもの》より《爪爪牙尻尾》を取っておけば良かった(笑)。
GM/病魔A:「い、痛いジャン! お前等いきなりで酷いジャン!?」
狼也:「うるせぇ! お前らがいるだけで苦しんでる奴がいるんだよ!」
GM:……では、次はミストですね。カメラ視点変更(笑)。
○現在のエンゲージ
【病魔A・B・狼也】 【聖】 /〜壁〜/ 【病魔C・D】 【レン・ミスト】
>ミスト
ミスト:「レンには近づけさせません…」マイナーで病魔にエンゲージ、メジャーで白兵攻撃。《分裂》で範囲攻撃に。
GM:う゛(汗)。
ミスト:「――奔リ裂ク翼!」広がった翼から銀色の刃が放射状に撃ち出される! 《大小拵え》で二回判定、(ころころころ)達成値21です。
GM:……うーん、それはちょっと辛い。本体がHA《死に至る病》使用、ファンブルになってください。
ミスト:…《電光石火》は見送りましょうか?
恋:Φωー)この1タ−ンでケリつけられるなら通すべきですが……無謀かな。
ミスト:敵の戦術がまだ読めませんからね。
聖:速攻で片方を潰すというのは、決して悪い選択肢じゃないとは思いますが……。
ミスト:あまり打たれ強くはないので、押し切りたくもあります。
聖:それならそれで、ダメージHAを範囲攻撃に乗せた方が有効だろうか。
GM:さぁ考えなされ…。……あ、そうそう。《闇の尖兵》は…全身タイツ(笑)。
恋:タイツなのか…いいのかそれで…(笑)。《万能なる一撃》で追加行動うって潰しますか? 1タ−ンで。
ミスト:いや…『道具としての生』のエゴを固定、HA《電光石火》でクリティカルにします。《ヴォイド》を引き出せるならそれでも良い。
GM:ぬぐ…、通しましょう。ではダメージどうぞ。
ミスト:「レン、私に力を!」《剣魂一擲》も使いましょう。愛を下さい。
狼也:決めにキター!
恋:よっしゃ、どれぐらい愛いりますか?
GM:|x・)くすくす
ミスト:3点くれれば60点は削れると思います。オーバーキルの危険を考えると、レンに攻撃を回すべきかも。
恋:こっちも一応範囲は出来ますが、期待値はそうそう高くはないですよ?(ぁ
聖:…そういえば、レジェンドなら《伝説の証明》とかもありましたな。持ってるかどうかは怪しいけど。
恋:「頼んだぞ、ミスト!」喪失、ちえり、ミストの絆を固定してAGP3点をミストに。
ミスト:AGP3点使用、HA《剣魂一擲》!(ざらららーっ)74点〈魔〉属性です。
GM:さて、そのダメージを一気に貰うのはキツい…ご期待通り、本体がHA《伝説の証明》。AGP3点で使用します。
聖:ああ、やっぱり持ってたか。
GM:消しますか? 消せませんね、うひひ(笑)。(ざららーっ)はい、40点削って各34点ダメージ。……でも痛いなぁ。
恋:ちぃ。1ターンキルは出来んか…。
ミスト:「今の一撃に耐えるとは…やりますね」病魔へのエゴを絆/好敵手に変更します(笑)。
GM/病魔C&D:「「それでも痛いダナ!/ッシャー! その分お返しはしてやるンダナ!/ッシャー!」」
狼也:GM、徹底的に《ヴォイド》を使わないようにしてきてますね。
恋:ですね。チクショウ(笑)。
ミスト:さて、敵の攻撃は何かな…?
聖:《道化の笑み》! 《道化の笑み》!
恋:それはイヤだなぁ(笑)。
○現在のエンゲージ
【病魔A・B・狼也】 【聖】 /〜壁〜/ 【病魔C・D・ミスト】 【レン】
>病魔
GM:それではこちらの行動、ということで…えーと…、AとDが聖/レンに《災厄者》、BとCが狼也/ミストに《悪魔の爪》で攻撃。
恋:ミストちゃん大丈夫? 《念動防御》とか一応ありますが。まぁ、Crt値8なんでそんなに出ないんですが(ぁー
GM:それぞれの組み合わせは…、AとDがマイナー《伝説のプロセス》+《真のチカラ》+《魔震》、メジャー《災厄者》+《魂狩り》+《魔の深淵》+《闇の血筋》+《悪魔の左手》+《爵位》。BとCがマイナー《真のチカラ》、メジャー《悪魔の爪》+《魂狩り》+《魔の深淵》+《闇の血筋》+《悪魔の左手》+《爵位》です。それぞれ、回避判定のCrt値が+1されますので、ご注意(笑)。
恋:ごっは。Crt値9だとますます出ないな(笑)。
ミスト:まずいなぁ。一撃で魔獣化確定です(笑)。
GM:まず分身A、(ころころ)クリティカル。
恋:しかもクリットしおった…(笑)。
GM:次、分身B、(ころころ)こっちもクリティカル。
恋:ちょっと、GM!?(笑)
狼也:いいよいいよ、最大ダメ振りなさい(笑)。
聖:Crt値+1なら、そもそも回避を試みる意味がない!
狼也:クリティカルしないなら回避できません。
ミスト:今回、私への《念動防御》は良いです。やるなら自分のガードに使ってください(笑)。
恋:はーい、判りました。
GM:分身C、(ころころ)達成値18。分身D、(ころころ)達成値23。
ミスト:クリティカル値13、無理です(笑)。
GM:レンは避けられる目がある筈。
恋:Crt値9で《祭器》使用。(ころころ)ハッハッハ、来なさい(爽)。
GM:ふっふっふ、ほらほら聖ちゃんには《勝利への賛歌》があるだろう?(くすくす)
聖:んにゃ、魔獣化して《スーパーブロウ》を撃てるようになろうかな、とも思ってるのですが。
恋:Φω・)まぁ、一撃は魔獣化で何とかねぇ(マテ
GM:えーと、全員命中ですね?(笑) では《災厄者》から(ころころ)38点〈闇〉属性ダメージ。聖ちゃんは弱点なので(いっころ)更に+6のダメージをどうぞ。次は《悪魔の爪》が(ころころ)45点〈闇〉属性。狼也くんも弱点なので…、
ミスト:…あ、私も〈闇〉属性は弱点だった(笑)。
狼也:相性悪いのですね(汗)。
GM:ひゃあ(笑)。ではミストさんも追加分で(いっころ)48点のダメージをどうぞ(笑)。
ミスト:無理(笑顔)。魔獣化します!
恋:軽減しても無駄です、魔獣化!
聖:3回近く死ねるオーバーキルで魔獣化します。
狼也:謹んで受け取って魔獣化&初期エゴ固定でHA《復讐の爪》! まぁ、このダメだと《ヴォイド》は撃たないかな?
GM:48点が跳ね返ってきて…、…うぅぅん……通しましょう。
恋:…どこにダメージ返ってくるんだろう? 本体?
GM:この場合は攻撃した相手なので、分身Bにダメージが行きますね。
恋:……あれ、なんで本体だと思ったんだろう(苦笑)。
GM/病魔B:「い、イテェじゃねぇか……、ダァー…。やってくれる…」
狼也:「そっちこそな」人狼になりながら返しましょう。
GM:それでこちらの行動は終了、恋の順番になります。
恋:「ぐぅっ…! 本気で、いくしかない…!!」右眼が荒れ狂う炎のように色を変え、宵の空のような色の長髪に。
ミスト:その前に。
「――我思ウ、故ニ我在リ――」
装甲車を包むように、光のフレームが巨人の姿を象り…周囲の元素を組み替え、実体化していく。
一瞬後、ミストのいた場所に―――銀翼を広げた全高16mの巨大ロボが出現する!
ミスト:―――以上、魔獣化演出でした(ぁ
GM/遙風:『待って待って待って待って!』慌ててミストの大きさを外から調節していく遙風(笑)。『あ、危なかった…。ちえりちゃんの脾臓部分が膨らんだ時はどうしようかと思ったわ…』
狼也:あ、大きくなると臓器痛めますね。
ミスト:それだけが少し心配でした…(笑)。
恋:少し!?(笑)
狼也:もっと心配しろ!(笑)
ミスト:まぁ、どうにかなるだろうと(ぉ
GM:みんなの大きさを調節してるのは、外で機械を操作してる遙風ですから。何とかしてくれます(笑)。
恋:…ミニマムロボになってるんだろうか(謎
GM:等身大ロボで(笑)。描写してませんが、実はABがいるのが右肺、CDがいるのが前述どおり脾臓です。
>レン
恋:オートで《怒髪天》と《分裂》、メジャーで炎を放つ!(ころころころ)《大小拵え》で1回目のクリティカル採用。
GM:あい…。うーん…、このまま振りましょう。(ころころころ)……両方無理! ダメージください(しくしく)。
恋:では更にオートで《魔眼》を重ねます。わー人間性0!(ころころ)期待値ジャスト。36点の炎をどうぞ。
GM:…ま、まだ大丈夫、だが…。用心に越した事は無い。双方とも《闇の尖兵》を使用!(ころころ)Cが23点、Dが25点のダメージです。
恋:「本気の炎の味はどうだ?」(ニヤ)
ミスト:「素晴らしい炎の魔力です…しかし、敵もなかなか頑丈だ」
GM/病魔C&D:「「あっちぃダナ!/ッシャー! 宿が焼けたらどうするんダナ!/ッシャー!」」
恋:クリンナップで反動ダメージ(いっころ)1点。
○現在のエンゲージ
【病魔A・B・狼也】 【聖】 /〜壁〜/ 【病魔C・D・ミスト】 【レン】
▼ラウンド2
GM:セットアップどうぞ。
ミスト:「―――解キ放ツ軛…」《封印解除》を使用、リミッター解放します。
>聖
聖:マイナーで《スーパーブロウ》を使用。そして、HA《無限の法則》も使います。病魔へのエゴを固定してAGP1点に変換します。目標はBです。えーと、3点ほど愛が欲しいです。
狼也:遥風と聖の絆固定、2点あげます。あ、狼也&聖と恋&ミスト間は愛の受け渡しも不可でしたっけ?
GM:あ、そっか。AGPも……無しで。見える人にのみ供給できます。
恋:病魔Aが34、Bが48、Cが57、Dが59点ダメージ通ってます、多分。今のところ。
聖:13d6+33なら……もう十分かな?
恋:期待値78.5ですか。
ミスト:防御HAを使われなければ倒せそうですね。
聖:その防御HAがネックなんだよなぁ……。まあ、単体への攻撃で浪費してくれるなら、それはそれでいいとも思えますが。
GM:うひひうひひ。…さぁどうします?(笑) ちなみに、ダメージ軽減HAはもう無いです。
聖:無いのか……では、AGP3点を消費してHA《無限の法則》。通しますか?
GM:…通しましょう。
聖:オートで《リインフォース》も使用、(ざらららーっ)わぁお、ほぼ期待値どおり。79点〈光〉!
GM:……ぐわっ、それは死ぬ! 病魔Bは聖の攻撃で放たれた光に溶かされ、蒸発していった! また分身が1体倒れた事で、本体が僅かに痛みに揺れる。「あぁ、分身B! お前等、よくもやってくれたジャン!?」
聖:「分身Bでいいの? 適当な連中!」
GM/病魔A:「だって俺達分身ジャン、一々名前付けてる暇なんてないジャン」
聖:「そんなだから貧弱なのよ!」
GM/病魔A:「カッチーン!? だったら今から名前付けてやるジャン!? 名前、名前………な、なぁ? 俺の名前、何かいい案でもあったりするジャン?」
恋:「…………ムシバキン……イヤ、ゴメン忘れてくれ」(ぁ
GM/故・病魔B:「センスねぇんダァーな、オメェ…」
恋:「センスどうのこうの以前に自分のカッコを見て言え!」
ミスト:「…これが『病魔』の標準的スタイルでは…ないのですか?」
GM:あぁ、ミストの中で悪魔が誤解されていきそうだ(笑)。
ミスト:だって、この世界の悪魔自体、見るの初めてですし(笑)。
恋:「…イヤ、違うだろ…ちが………違うのかなぁ」(マテ
聖:「分身Aで上等よ!」人の愛、ちえり、狼也の絆を固定して、愛3点を狼也に渡します。
GM/病魔A:「ちぃぃっ、やっぱり侵入者に聞くのが間違ってたジャンッ!?」
>狼也
狼也:では、オートで《打ち砕くもの》、マイナーで《ハンティングスタイル》、メジャー通常攻撃とAGP3点消費のHA《神獣撃》!
GM/病魔A:「お前は次に『相方がやられたんだ、お前も倒れとけ!』と言うジャン!?」《次にお前は●●と言う》! 判定達成値−3でどうぞ。
狼也:やっぱり!(ころころ)達成値16。期待値は超えましたけど、これはかわされかねませんね。
GM:…そうでもないかもよ?(ころころ)達成値14。命中16の時点で、出目10が出なきゃ避けられませんでした…ッ!
狼也:では、ダメ逝きます。「これで終わりだ!」貫き手で体を貫く。(ざらららーっ)〈斬〉の80点どうぞ。
GM/病魔A:「ギャァァァァ!?」FPフルでもちょうど死ぬ!(笑)
聖:「セリフの前に、まず動きをちゃんと読みなさい、おバカさん」
恋:あぁ、ダイスがいいなぁ(笑)。……あぁ、そして自分はダメージ出した時にクリット分の1d6忘れてたなぁ(遠い目)。
狼也:ダイスが多いと1d6ぐらいすぐ忘れそうですね。
恋:《怒髪天》の追加に気を取られて、そっち忘れてたのです(遠い目)。
GM:狼也が病魔の分身Aを貫く。……僅かに呻いた後、その体は塵の様に散って、消えた。そして、それと同時に心臓から聞こえてくる『病魔』本体の鼓動も、徐々に弱まっていく。……聖&狼也組の戦闘はこれで一段落です。次のラウンドのセットアップで、もう片方の戦場に行けます。
狼也:「これでこっちは終わり。さっさと恋姉ちゃん達に合流しようぜ」
聖:「そうね。……まあ、こんな軟弱な連中の相手なら、私たちが行くまでもないかもしれないけど」
GM/遙風:『分かったわ、ちょっと待って。…特急で送ってあげるから』(SE:キュキュ、キュー…ッ)……そしてカメラの視点は動いて、ミスト&レン組の戦場に。
○現在のエンゲージ
【狼也】 【聖】 /〜壁〜/ 【病魔C・D・ミスト】 【レン】
>ミスト
GM/病魔C&D:「「えぇい、AとBの気配が消えたダナ?/ッシャー? まさかやられたンダナ?/ッシャー?」」
ミスト:「…行きます」まず《紅き供物》でFP10点消費、更に《分裂》で範囲攻撃!(ころころころ)両方とも達成値17。出目が悪いなぁ(笑)。
恋:AGPで振りなおしますか?
GM:(じーっと見ている)
ミスト:…ファンブルじゃないから、良いか。
GM:分かりました。では…HA《死に至る病》、使用します。ファンブルになってください。そんなのもらえません(笑)。
ミスト:《電光石火》お願いします!(笑)
恋:うす(笑)。愛を下さい(笑)。
ミスト:レンの絆を固定、愛を1点!
恋:「ここで決めろ、ミスト!」頂いたAGPでHA《歩く影法師:電光石火》発動!
GM:AGP2点消費、HA《ヴォイド》ー!(笑)
恋:《ヴォイド》返しする?
GM:それやるにはAGP3点必要ですよ?
恋:この一撃で潰れそうだし(爽)。
ミスト:…潰しましょう。狼也/聖/病魔への絆を固定します。
GM:ひでぇや(笑)。
恋:サンクス! 頂いたAGP全部つぎ込んでHA《歩く影法師:ヴォイド》発動!
GM:もう打つ手ありません! 通します!
ミスト:「絶チ斬ル刃…!」巨大な剣を振り回して、病魔を薙ぎ払う!(ころころ)範囲に49点〈闇〉ダメージ!
GM:…えー、ちょっと待ってくださいね?(計算中)…ダメだ、《闇の尖兵》で出目6を出しても丁度死ぬ! ミストの振るう巨大な刃が、通り道に存在する病魔2体を、両断する!
ミスト:「貴方達は大した敵だった。だが、これで終わりです…」
GM/病魔C&D:「「ぐえぇぇぇぇっ!?」」C、D…共に死亡! そして本体のFPも…ゼロ!
恋:「ナイス、ミスト。…これで、こいつが救われる……」
ミスト:「いいえ。私一人では勝てなかったでしょう…レンに感謝します」
恋:「そー言ってくれると、ありがたいな」
GM:心臓部分から漂ってきた魔の瘴気も、次第に薄れ……。少し後に、完全に消えた。それと同時に、聖・狼也の両方が君達のいる場所に駆けつけてくるね。
恋:「…っと。あっちも終わったようだな」
狼也:「っと、騎兵隊の出番はなしか」
ミスト:「そちらも、終わったようですね…」冷静に振り返り。
GM/遙風:『…皆、状況は? 分身を消し終わった?』様子を察したのか、確認の為に遙風も声を掛けてくる。
ミスト:「敵勢力の殲滅を確認。帰投しますか?」
聖:「さて、帰りましょうか」
狼也:「俺達の担当は俺1、聖1撃破」
恋:「終わったぞー! ちなみにこっちはミストが2、オレが0。ふっ」
GM/遙風:『そう…。分かったわ、ありがとう。後は私が、病魔の死骸を外科手術で回収するから、皆を戻すわね?』
狼也:「レン姉ちゃん、油断したか?」撃破0に少しびっくり。
ミスト:「その計算はおかしい。レンの支援で勝てたのだから、撃破数も二人で割るべきだ」
恋:「油断というわけでは……まぁ、今回はサポートに回っただけだよ。ん、ミストもありがとな」
聖:「うんうん、良きかな良きかな」恋とミストのやり取りを見て、何やら頷いています。
GM/遙風:『それじゃあ皆、良い? こちらに戻すわよ?』
狼也:「おぅさ!」
ミスト:「了解しました」
恋:「OK、頼む!」
GM:そのまま、君たちの意識は…、今度は外に向かって落ちていく。
―――そう言えば。時折、遙風の言葉の裏で聞こえた「キュッキュッ」という音は何だったのだろう…?
それを知るのは、狼也が自分の顔を鏡で見直してからだった……。
恋:あぁ。狼也君、三枚におろされる?(マテ
ミスト:マジックの音かなー(笑)。
GM:落書きしてました、えへ(笑)。
恋:あっ、そうかマジックか(笑)。包丁研ぐ音だと思った私は一体…(ぁ
GM:包丁というよりはメスですね、場所的に(笑)。(ふと)…あ…えーと、言っていいですか? 一つ大失敗しまして。
ミスト:何でしょう?
狼也:どんな失敗?
GM:2 個 目 の S A を 配 布 し 忘 れ た (一同爆笑)。
恋:よくやるよくやる(笑)。
聖:よくあることです(マテ
ミスト:まぁ、結構あります(ぁー
狼也:今渡します?(笑)
GM:2個目は[SA:病魔を倒す]です。…もう達成しましたね、うん(笑)。
狼也:受領、そして即達成(笑)。
GM:それでは人間性回復判定のお時間、なんで、す、が…。マイナスに達した人ー?
狼也:プラス3〜、関係なし!
恋:0ジャスト。絆はあるから無事生還♪
ミスト:1残りました。問題なしです(笑)。
聖:マイナス4で絆5個なので大丈夫です。
狼也:全員無事帰還です! 隊長!
GM:それならイヤでも帰ってきますね。それでは皆さん、ご帰還おめでとう…? ございます!
恋:なんで疑問系なの、GM!?(笑)
GM:(爽やかな笑顔)
■エンディングフェイズ■
●シーン4 『決死隊、帰還』 共通ED
○多上診療所/翌週
GM:君達が『病魔』を退治してから、ちょうど1週間が経ちました。また多上診療所に集まってます。ちえりですが、心臓に取り付いてた病魔が死んでからは順調に回復していって、戦闘の2日後には普通の病院に移送され、ついこの間退院したそうです。
ミスト:報酬を受け取りに来たんでしょうか?
狼也:ちっ、直後じゃないのか。プランBに変更。
恋:何プランBって!?
狼也:プランAは帰ってきた直後、落書きに気づいてみんなに笑われて最後に「なんじゃこりゃー!」と。
恋:まぁ、笑うねぇ。ついでに書き足してあげたくなるよ(笑)。
GM/遙風:「…みんな、お疲れさま。……彼女が元気に退院して初めて、報酬が送られてきたわ。…どうぞ」そう言って、君たちに札束の入った封筒を1つずつ渡していく。
聖:「うん、これで一週間は食費に困らないわ」
ミスト:「良かった。これでチューシャイハンのバッキンが支払えます」受け取りつつ。
恋:「あぁ、どうも………そーいや、そんなもんもあったな…」(遠い目)
ミスト:「いえ、あれとはまた別口なのですが」
恋:「…べっ、別口なのか……!?」
ミスト:「はい。機体を道の脇に駐めていたら、ケイカンに見咎められました。今回は戦闘を避けたので…」
恋:「……交通ルール…覚えような……」(遠い目)
GM/遙風:「みんなが稼いだお金なんだから、これをどんな風に使うのかは自由よ。…でも、無駄遣いはダメだからね?」
狼也:「俺のは全部自分の小遣いだ。ラッキー♪ …って、レン姉ちゃんもミスト姉ちゃんも免許持ってるのか?」
ミスト:「…メンキョ、とは何ですか?」(真顔)
狼也:「………よくそれで捕まらなかったな」
恋:「オレはこれでも二十歳なんだが………あぁ、免許もそーいや持ってないんだっけな、ミストは…」
聖:「駐車違反よりも、無免許をまず問題にするべきよねぇ……」
恋:「バイク乗ってたら中学生と間違えられて警官に止められたオレの気持ちが判るか! 判らないだろう!!(涙)」…なんて言いかけてやめた(ぁ
GM/遙風:「あ、それと狼也くん。ちえりちゃんからの手紙も預かってるわよ?」と、机の片隅に置いてあった手紙を、狼也くんに渡します。
狼也:「俺宛?」受け取って乱暴に開きます。
GM:その手紙には、ちえりからの感謝の言葉が書かれています。…勿論、それはこの場にいる全員に向けられて、なんでしょうが…。……手術前で不安になってた所に、君に頭を撫でられて安心した事。君の家が定食屋さんなので、今度お客として行きます、ということが書かれていた。最後に、『皆さん、本当にありがとうございました』という感謝の辞で、手紙は〆られていた。
狼也:「まったく、律儀な事で」手紙をくしゃくしゃにしてゴミ箱にポイッ!
GM:って、捨てられた(笑)。
狼也:自分宛の部分があったから捨てました(爽)。
聖:「こら」狼也の後頭部をはたきます。
狼也:「………結構痛いぞ」頭をさすりながら。
恋:「…おい、いいのか? 捨てちゃってよ?」
狼也:「あぁ、別段読まなくても内容は分かるだろ? 感謝の手紙さ」
聖:「読まなくても云々の問題じゃないのよ。どうして解らないかな」呆れ返って言います。
GM/遙風:「あのねぇ、…そんなんじゃ女の子にモテないでしょ…?」
狼也:「俺は女より先に料理だしさ」
GM/遙風:「それはまた…」そんな風に溜息を一つ、つく。
恋:「まー…わからんでもないけど。捨てることないだろ?」拾ってシワのばして広げてやるっ!(マテ
狼也:わっ! やってくれ!(ヲィ
ミスト:「…感謝の手紙、ですか。言葉は知っていますが、実際に“感謝される”のは初めてです…」手紙をじっと見つつ。
恋:「ヘーほーふーん。モテモテだな、お前。ほら、ミストも聖も読め読め♪」さっと読んで回す(笑)。
狼也:「って、おぃ! レン姉ちゃん!」慌てて奪い返そうとします。さぁ、回し読みしてくれ!(笑)
GM/遙風:「みんな。私からも、本当にありがとう。…1人だけじゃどうしようも無かったわ」
恋:「1人の命が助かったなら何より。また何かあったら呼んでくれ。出来ることはするから」
GM/遙風:「そうね…。それじゃあ、また何かあったら頼むかも。……その時は、よろしくね」
狼也:「まっ、苦しんでる奴を助けるのは当然さ」
ミスト:「…どうやら、チエリはロウヤに好意を抱いたようですね」真面目な顔で手紙を読みながら。
聖:「……ちえりちゃん、可哀想に」狼也と手紙を見比べ、憐れむように呟きます。
狼也:「どういう意味だよ。それは」一通り回った手紙を奪い取ってから、聖を睨み付けます。
聖:「こんなダメな男にひっかかっちゃって、ちえりちゃんは不幸だな、って意味よ」臆面もなく言い切る。
狼也:「俺のどこがダメ男だ!」
聖:「そんなこと逐一説明してたら、あなたもう立ち直れないわよ……」
恋:「…ちえりと狼也ね…さぁて、どうなるかな?」(ニヤニヤ)
狼也:「レン姉ちゃんも人のこと気にする前に自分の事を気にしろよ」
恋:「よけーなお世話だっ! お前も少しはダメ男返上する努力しろ!」
狼也:「だから俺がいつダメ男になった!」
恋:「聖とミストに足踏まれてた辺りからだな」(きっぱり)
GM/遙風:「ささ、みんな。病魔を倒したといっても、皆が病気に罹っちゃ元も子も無いから…、気をつけて帰ってね?」手を叩いて周囲の注意を自分に向けるようにしながら。
ミスト:「…ロウヤはチエリと繁殖するのでしょうか?」真面目な顔のままレンに聞く(ぁ
狼也:「ぶはっ!」ミストの台詞に顔面真っ赤になります(笑)。
恋:「………いや、オレに聞くな。ていうか繁殖って何。ていうかさらっと言うな」(汗)
狼也:「ったく、ミスト姉ちゃんは何て事言い出すやら」(ブツブツ)
ミスト:「……私は何か、おかしな事を言ったのでしょうか…?」真面目に考え込む。
聖:「ミストちゃん、人間の場合、『繁殖』とは言わないのよ」
ミスト:「繁殖とは言わない? では……」データを検索してる気配(ぉ
恋:「…………(しばらくはミストから目が離せない気がする…)」(遠い目)
狼也:「(ミスト姉ちゃんは要注意だな。いろんな意味で)」
GM:よし、みんな聞いてないな、GMが勝手に〆ちゃいますぞ(何
恋:はっはっは(笑)。
聖:まったく、なんて纏まりのない集団なのでしょうな(笑)。
ミスト:検索完了。「なるほど。人間の場合は…」何か言おうと口を開く(ぇ
恋:「やめんかぁっ!!」口塞ぐ!(笑)
狼也:「やめろ!」口塞ぎ(笑)。
GM:そんな様子を見ながら、遙風は何かに気付く。……“画面”に近寄ると、カメラ目線で言った。「皆も、病気や魔物には気をつけてね? それじゃあ、お大事に♪」
ミスト:「むぐむぐむぐ?」
恋:「昼間から人前で言うな。普通言わないから。ホントに。な?」(滝汗)
GM:画面を外側から黒い部分が覆っていき…恋のセリフを最後に、すぽん、と完全に閉まる。……シーンアウト(笑)。
恋:ログまとめる時に編集してください。こんな台詞で終わったら困る(笑)。
狼也:いや、こういった〆もよろしいかと(ヲィ
ミスト:同じく(ぉ
恋:えーっ!?(一同笑)
GM:あっはっは(笑)。
Beast Bind New Testament
『ミクロの決死隊』
THE END
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