●今回予告●
火の車が走る。
人の魂を載せて、冥府へと走るは牛頭、馬頭が引く火の車。
死したる者が乗るはずの、その車に乗るは、如何なるものか。
一度、走り出した車は、地獄に行くまで止まりはせぬ。
牛頭馬頭、引けい、やれ引けい。
Beast Bind New Testament
『火車』
汝、死界の洞より駆け戻らん。
オープニング ミドル クライマックス エンディング
■プレセッション■
GM(R−3):全員そろったので、今のうちにハウスルール等の説明をしておきます。
・絆/エゴの取得は判定無しに行っていただいて構いません。書き換えも同様です。
・登場判定も宣言さえしていただければ、こちらが却下しないかぎり、自由に出ていただいて構いません。
GM:…と、そのくらいです。
一同:了解です。
GM:HAの変更など、相談事があればどうぞ。
風間:慧のHAは《万色の魔術》を《リセット》に差し替えましょうか?
ブラディ:《リセット》があると何というか、生存率がグッと上がるというか下手すれば1Rカバーされずとも何とかならないでもないというか(何
風間:ダメージソースはアラキとブラディで何とかなりそうなので…保険として復活HAを取っておいた方が良いかなと。《ヴォイド》《歩く影法師》は消したくないですし。
アラキ:その方がいいかもしれませんねえ。
ブラディ:だと、とてもありがたいですなぁ…。
風間:では、そうしましょう。
アラキ:ただ、今回のトレーラーに、火車、牛頭、馬頭と3匹出てるのが気になりますが(笑)。
ブラディ:はっはっは。泣きたくなってきた(ぁ
風間:……相手が単体ならともかく、アラキもブラディも範囲攻撃は苦手でしたっけね。
ブラディ:単体に三連撃当てて、さようならするのがブラディです(ぁ
アラキ:一応、持ってますけど、射撃攻撃だからなあ(笑)。
風間:…頑張れ(ぁ
GM:では、自己紹介を。PC間絆は番号順にお願いします。
●PC1(定員1名) 推奨:高校生。
待ちに待った修学旅行。
君は京都に向かう列車に飛び乗った。
数時間で京都に着く。その予定だ。
友人たちと和気藹々やっていたが、どうもおかしい。
外の景色がほとんど変わらず、そしていつまでたっても京都に着かないのだ。
何かが起きている。
君は、そう感じていた。
シナリオ絆:学校の友人たち (関係:任意)
▼荒木 明仁/荒雷鬼 プレイヤー:れおそ
【フルメタル/レジェンド】 年齢:18歳/性別:男/カヴァー:高校生
「俺の名は“荒雷鬼”―――絶望の闇を切り裂く雷だ!」
魔物から人間を守るための組織に属する、正義の『鬼』(←某特撮ヒーロー風)。
ごく普通の家庭に生まれるも、魔物に両親と姉を殺され天涯孤独に。
その事件で命を救ってくれた『鬼』に弟子入りし、自分も『鬼』となった。武器はギター型の剣『音撃弦・吼雷』。
師匠も謎の魔物に殺されるなど重い過去を背負っているが、基本的には陽気で軽めのナイスガイ。
最近は『鬼』としての役目が忙しいため出席日数が足らず、留年の危機に瀕しているらしい。
所持HA:《真理のe》、《ブーストアップ》、《スーパーアクション》
●PC2(定員1名) 推奨:学校関係者。
待ちに待った修学旅行。
君は修学旅行の第一陣として、京都に既に着いていた。
次の日には、第二陣が到着し、君は二日目の日程で奈良に向かう。
奈良の駅に着いたとき、先生たちの様子がおかしいことに気がついた。
第二陣の載った新幹線が車両ごと姿を消したのだ。
何かの事件が起きていることを、君は感じていた。
シナリオ絆:消えた生徒たち (関係:任意)
▼ブラディカースト=ヴェイグランシィ/Be On The Edge Of An Abyss プレイヤー:小鳥
【イモータル/マジシャン】 年齢:自称27歳(実年齢不明)/性別:男/カヴァー:教師
「―――センセの名前はブラディカースト=ヴェイグランシィ。頼りないけど、よろしくねぇ?」
どことなく野良猫を彷彿とさせる、ひょろっとした長身の青年。普段は高校で美術教師をしている。
とある大魔導師が繰り広げた虐殺跡で、魔力を帯びた大量の亡骸が寄り集まり、生を持って動き出したモノ。
自分を構成する血肉を武器に変え、限界を超えた連続攻撃を繰り出す。その代償は己の命。
無目的に活動しては死んで永い眠りに就くというサイクルを、覚えている限りで500年以上繰り返してきた。
とある事件を経て『護るべきもの』のために戦う事を知った。無論そこには彼の生徒達も含まれる。
所持HA:《永劫より》、《滅びの霧》、《並列思考》
●PC3(定員1名) 推奨:死霊課刑事、探偵、ハンターなど。
新幹線の車両が消失した事件が死霊課に伝えられたのは、事件が起きた直後だった。
明らかな異常事態に、魔物の力の関与を感じた死霊課は、事件の調査に乗り出す。
長沢が君に連絡してきたのは、事件の調査を依頼するためだった…。
シナリオ絆:長沢 遼 (関係:任意)
▼風間 慧/風来探偵 プレイヤー:麻那
【マジシャン/イレギュラー】 年齢:37歳/性別:男/カヴァー:探偵
「―――やれやれ。もうちょっと、こう…普通の慎ましい仕事ってのは来ないもんなのか?」
表向きは冴えない私立探偵。基本的に面倒ごとが嫌いな、やる気のないオッサン。
その実体は、元・陰陽局エージェント。陰陽道を修得し、風と刻を詠む一級の術者…だった。
当人は“普通の探偵業”をやりたいのだが、何故か高確率で異様な怪事件/難事件に出くわす。
助手曰く、『不幸の三割打者』。それでも働かなければ生活できないため、彼は今日も仕事に赴く。
今回こそは、まともな事件だと良いなぁ―――と、儚い期待を抱きながら(ぁ
所持HA:《リセット》、《歩く影法師》、《ヴォイド》
アラキ:PC間絆はブラディに信頼です。
ブラディ:PC間絆は(ころころ)ごふっ、絆/忠誠って…流石に忠誠はやりにくいんですよねぇ。(ころころ)救済か。これでいこう(笑)。慧さんに絆/救済。今度こそ厄介事に関わらないよう祈るよぅ。祈るだけしか出来ないけどねぇ。(ぁ
風間:誰を何から救済するんだか(笑)。
ブラディ:Φω・)…
風間:あ、PC間絆はアラキに有為。基本的に善人、かつ使える奴だと認識している。
ブラディ:Φωー)b (爽やかな笑顔(ぁ
風間:答えになってなーい!(笑)
アラキ:他PCの設定がわからないと、絆も取りにくいよね(笑)。
ブラディ:Φω・)というか…慧さんといいアラキ君といい、不幸デフォルトなキャラばっかりですから(ぁ
アラキ:むしろ、アラキの出席日数を救済してください、先生。
ブラディ:課題さえ出せば大目に見てあげないことも無いよぅ? でも担当美術だし、週に1回だけだけどね(ぁ
風間:非常勤教師の権限なんて、微々たるものだよね(ぁ
アラキ:美術か……選択してないかも(笑)。
ブラディ:それじゃあ無理だから、頑張ってねぇ(笑)。茶を啜りつつ、笑顔で見送る(ぁ
風間:慧は学校なんて、任務でしか行ったことがないなぁ(笑)。
ブラディ:Φω・)任務か…大変なんだねぇ(撫で撫で)。
GM:では、本編に入ります。
■オープニングフェイズ■
●シーン1 『旅の車窓から』 シーンプレイヤー:アラキ
○新幹線内
GM:今日は待ちに待った修学旅行。出席日数が危なかったり仕事が入りそうだったり何だりしたが、どうにかこうにかこの日を迎え、君は駅で新幹線に飛び乗った。
アラキ:「うう、ついに念願叶って修学旅行に行ける。どれほどこの日を待ち望んでいたことか……」
GM:修学旅行は一学年を二つに分けて行動する。君は第二陣であり、第一陣は既に目的地の京都に着いている。車内は旅行気分で盛り上がるクラスメートが思い思いに楽しんでいるわけだが。
アラキ:「(待ってろ京都! そして待ってろ女風呂!)」
ブラディ:そこか。何はともあれそこか…(笑)。
風間:あぁ、アラキは以前のセッション(*第41話参照)で修学旅行に行きそびれてたし(笑)。……果たしてアラキは、無事に京都を満喫できるのだろうか(笑)。
ブラディ:Φωー)つ『事件の後始末に追われ気付いたら帰り』
アラキ:多分、他の連中は今頃『ケダモノ達の夜』ルートに(笑)。
風間:たぶんね(笑)。きっとアラキは滑り込みで別車両に乗ったんだ(笑)。
アラキ:アラキだけ、急遽行けるようになったので別電車。
ブラディ:そして事件に巻き込まれる。(つω;)……あれ、なんだか、涙が…(ぁ
GM:まだ見ぬ女風呂に夢膨らませつつ、外を見てみると、どうやらトンネルに入る直前らしい。
アラキ:「ああ、そろそろ富士山かな」
GM:そして、新幹線がトンネルに入った後。みんなが盛り上がる中…君は外の景色を見る。外は暗闇。トンネルの中ではあるが…トンネルというのは、これほど長いものだろうか。先ほどからずっと、外は暗闇だけを映している。
アラキ:「なんか長いな、このトンネル……」不審に思う。
風間:他の生徒達は、窓の外に気付いてない…のかな?
GM:君はそう思って、時計を見る。トンネルに入ってから、かれこれ15分。
アラキ:「おい、なんかおかしくないか?」他の生徒に尋ねてみる。
GM/生徒:「ん、どうした? 荒木」
風間:そう言って振り向いた生徒。その顔は…(ぉ
ブラディ:Φω・!))) ぎゃー!?
アラキ:ホラーだったのかー!
風間:『死したる者が乗るはずの、その車に乗るは…』とかトレーラーにあったから(笑)。
アラキ:「いや、トンネルがやけに長くないか?」
GM/生徒:「そうかあ? すぐに外に出るだろ、トンネルだし」
アラキ:「まあ、そうなんだが……」
GM:おそらく、新幹線はちゃんと走っているようだし、常識外のことが起きているとは、この時点では判断しないでしょう。外を注意している人間以外は。
風間:…それじゃ、この状態が長引くと乗客にパニックが起こる可能性もあるな。乗員にしてみれば、ダイヤの乱れだけでも大問題だろうし。
アラキ:「ちょっと、トイレ行ってくる」席を外して調査に向かおう。「(なんか、おかしいよなあ、やっぱり)」
GM:そう言って席を立って、車内を歩き回っていると、特に変わったことが起きていると認識している人間はいないようです。そうして先頭車両に近づいていくと…急に、嫌な予感に襲われます。ここから先に入ってはいけないような、忌避しなければならないものが潜んでいる感覚。
アラキ:「なんだ、この嫌な気配は……」警戒しながら先頭車両へ。
GM:先頭車両には、運転席があるのだが。運転席に入る扉を空けると、新幹線の窓ガラスが割れており、運転席に死体が座っている。運転手のもののようだ。
アラキ:「こ、これは……いったい何が!?」
風間:ありゃりゃ、既に犠牲者が出てたか。て言うか、新幹線の窓ガラスが割れたら風で中が凄いことになってそうだな。
ブラディ:運転席への扉を開けるとゴゥッ!と風が突き抜ける感じかな。…なんかヒーローっぽい(何
GM:車両の前に、半透明に見える“もう一つの車両”があり、それが新幹線を牽引してひた走っている。
アラキ:「よりによって、魔物の仕業かよ……。こら、てめえ、何モンだ! 俺たちを、どこへ連れて行く気だ!?」とりあえず呼びかけてみる。
GM:前の車両からは、返事がない。ここで絆:学校の友人たちと[SA:生徒全員で生還する]を渡しておきます。
▼絆/エゴの変化
アラキ:学校の友人たちに絆/義務感を取得。
風間:……生徒に一人でも犠牲者が出たらSA非達成か。大変だ(ぁ
ブラディ:…きついなぁ(ぁ
アラキ:そういえば、この列車に一般の乗客は居るんでしょうか?
GM:もちろん居ます。
アラキ:なるほど、そっちも見捨てるわけにもいかんしなあ……助けてデンライナー!(笑)
風間:外と中で時間の流れが一緒だとすれば、遠からず他の乗客も気付きそうですな。
●シーン2 『消えた列車』 シーンプレイヤー:ブラディ
○京都駅
GM:現在、君は京都の駅にいる。修学旅行の今日の日程は、ここから奈良に移動することだ。君が他の教師、生徒と共に列車の到着を待っていると、他の先生たちが集まって、何かを相談しているのが見えた。どうも相当に緊迫した事態が起きているらしく、話している者たちの様子が尋常ではない。
ブラディ:「どうかしたんですかぁ? 焦っても何も解決しませんよ?」と、声をかけよう、そーっと。
GM/先生:「ああ、ブラディ先生。…それが、大変なことが起きているそうなのですよ」
ブラディ:「大変なこと…ですか?」
GM/先生:「…実は、東京を出発した第二陣が、新幹線ごと消えてしまったんです」
ブラディ:「………新幹線ごと…? それはまた奇怪な…」こっち側の話だろうなー、そりゃ…と思いつつ。
GM/先生:「…ええ。事故が起きたわけでもないようで、何があったのか、JRの方でも確認中のようで…生徒たちが無事ならいいのですが…」
ブラディ:「……そうですねぇ…困ったことです…」
GM/先生:「…とにかく、生徒の無事を祈るしかありません。今後の展開によっては、我々も旅行を中止して、東京に帰らなければならなくなるかもしれませんね」
ブラディ:…今ここにいる生徒を連れて先に奈良に……って言おうかと思ったが、不謹慎か(ぁ
風間:……実は本物の新幹線は事故で発見されて、唯一アラキの遺体だけが見つからなかった…なんて展開でも面白いかと思った俺(ぉ
アラキ:その時点でSA失敗じゃないか!(笑)
風間:だから、決められた死の運命を改変するために頑張るのですよ(笑)。
GM:ふふ…そうなる可能性も、あるはありますなあ〜(笑)。
ブラディ:うわぁ、不吉!(ぁ
アラキ:やっぱデンライナーで過去へ行かなきゃ(笑)。
ブラディ:「そうですねぇ…出来れば何事も無ければ良いのですが。とりあえず、担当を持っていない私がここに残りましょうか? 先生方は今ここにいる生徒をお願いします」
GM/先生:「…そうですね。誰かが連絡を取れるようにしておいた方がいいでしょう。そうしていただけますか?」
ブラディ:「判りました。生徒の皆にはまだ伝えない方が…良いでしょうねぇ。不安にさせても今は何も出来ませんから…。もう少し、色々と情報が入ってから、また対応を考えましょう。それでは、宜しくお願いしますね」
GM:そうして、君は京都に残り、様子を見ることになった。普通に考えれば、何かの事故が起きたと思うところではあるが…君だけは、別の何かの関与を考えることが出来る。今回の事件の裏に、何かがあるような気がしてきた…と、いうところで。絆:消えた生徒たちと、[SA:消えた生徒を救い出す]を。
ブラディ:受領いたします。絆は救済、で。…死霊課に通報しよう(ぁ
GM:では。
▼絆/エゴの変化
ブラディ:消えた生徒たちに絆/救済を取得。
●シーン3 『呑み込む洞』 シーンプレイヤー:風間
○トンネル前
GM:君の元に、死霊課の長沢から「急いで来て欲しい」と連絡が来た。彼が言うには、既に迎えはよこしたというのだ。…それが二時間ほど前の話。君は車とヘリを使って、あるトンネルの前にいた。そこで、長沢遼が君を待っていた。
風間:「…………よぉ」ポケットに手を突っ込んだまま、死ぬほど嫌な顔で現場を睨め回す俺。
GM/長沢:「…わざわざ来てもらってすまんな。一刻を争う事態だった」
風間:苦々しい顔で咥えた煙草を噛み潰す。「俺が“その手の事件”を嫌いなのは、アンタも知ってたはずだよな…」あ、PLは拒否する意志は全然ありませんので、念のため。設定上、嫌がるそぶりくらいは見せないと(笑)。
GM/長沢:「…そう言うな、一刻を争う事態だ。どうしてもお前さんの力を借りなければならなくなった」
風間:ノンフィルターの煙草に火を付ける。「……状況は?」
GM/長沢:「二時間半ほど前か。このトンネルに入った新幹線が、そのまま消息を断った。まだ、手がかりはない。死霊課は何らかの魔物の力が働いているものだと考えている」
風間:「…トンネルの中で立ち往生してる可能性は? 誰もそれ以降、トンネルには入ってないのか?」
GM/長沢:「…JRの方で、路線に居る新幹線の位置は把握することが出来る。そのシステムに反応が無い。何人かをトンネルに入れてみたが、中に車両はなかった」
風間:「…トンネル内で謎の消失を遂げた列車、か。下手なミステリ小説じゃあるまいし…」溜息。
GM/長沢:「…忽然と、乗客もろとも新幹線は消えた…と、いうわけだ」肩をすくめて。
風間:大きく溜息を吐いて。「仕方ない…引き受けてやる。その代わり、この前の借りはこれでチャラだ」
GM/長沢:「よろしく頼む。“専門家”の目で見てもらわなければ、我々も手詰まりなんだ」
風間:「判った。それじゃ、これから言うものを準備してもらうかな…」というところでシーンエンドかな。
GM:では、そんなところで。絆:長沢遼と、[SA:事件について調べる]を渡します。
風間:拝領。長沢へは絆/共感。必要に応じて性格を使い分ける辺り、似た者同士なので。様々な仮面を使い分けるが、根は善人な長沢。善良な探偵を演じつつ、中身は割と非道な俺(ぁ
GM:では。
▼絆/エゴの変化
風間:長沢遼に絆/共感を取得。
■ミドルフェイズ■
●シーン4 『死出の列車』 シーンプレイヤー:アラキ 登場難易度:任意
○新幹線/運転席
GM:現在、運転席に荒木はいます。ここから、現状を把握するために行動してもらうことになるのですが。
アラキ:では、半透明な列車の正体について調べたいのですが。
GM:それは〈情報:魔物〉で。
アラキ:ところで、情報屋は使えますか? 携帯が繋がらないから無理でしょうか?
風間:そういうのに詳しい知り合いから、前に似た話を聞いた…という演出にすればOKかと。
GM:一応、携帯での連絡は出来なくありません。
アラキ:では、状況をおやっさん(*[情報屋:魔物]相当)に伝えて情報判定。(ころころ)達成値16。
>半透明の車両 〈情報:魔物〉
達成値5:この車両は、人界のものではない。この車両自体が魔物である可能性がある。
達成値8:半透明の車両は、妖怪『火車』である、と思われる。
達成値10:牛頭鬼と馬頭鬼の引く火車は、死者の魂を地獄に連れて行くという。
GM:以上。荒木の報告を聞いたおやっさんが、外がどうなっているのか、ということを教えてくれる。新幹線が忽然と姿を消して、大騒ぎになっているそうだ。
アラキ:「なるほど、俺達は地獄行きの片道列車に乗っちまった、ってわけですか……」
GM/おやっさん:「…火車を使って何をするつもりは判らんが、気をつけろ。…しかし、そこがどこか判らない以上、救援にも向かえんな…」
アラキ:「ま、何とかしてみます」
GM/おやっさん:「こちらでも、協力できることがあれば協力する。…今は乗客も静かなようだが、事実が明るみに出れば、何が起こるか判らん。気をつけろ」
アラキ:「わかりました。何とか穏便にやってみます」ここで、急ブレーキかけたらまずいかなあ? 新幹線のブレーキなんて、どうやってかけるか知らないが(笑)。
ブラディ:Φω・)アラキ君、『電●でGO!』をやっていれば判るのではないだろうか!(問題はそこじゃない。
風間:まぁ下手にブレーキかけた場合、引き摺る火車と止まろうとする列車で引っ張り合いになって凄い振動が起こるでしょう。
ブラディ:そもそも妖怪に機械のブレーキが勝てるだろうか…(汗)。
風間:どちらが勝つにしろ、それを不審に思った乗客が何人か運転席を見に来て…という展開になりそうなので、推奨はしない(笑)。
GM:では、今後はどうしますかね。
アラキ:火車に飛び移るくらいしか思いつかないなあ。
GM:先頭車両から火車に飛び移るなら、〈運動〉で判定。
アラキ:助手のディスクアニマル込みで(ころころ)達成値14。壊れた窓から外に出て、火車に飛び移る。
GM:じゃあ、問題なく火車に飛び移ることが出来た。半透明で見た目には実体を感じられないが、足をついてみると、その上にも乗ることが出来る。
アラキ:「どうやら、大丈夫らしいな。すり抜けたらどうしようかと思ったぜ」
GM:では、火車に飛び移ったところで一度切っておきましょう。絆等、あればどうぞ。
アラキ:火車にエゴ/停止を結びます。
▼絆/エゴの変化
アラキ:火車にエゴ/停止を取得。
ブラディ:電話通じないことも無いのか…アラキ君に電話しよう。
風間:連絡が付くのは助かりますな。…他の人と連絡着かないのが不思議だが。アラキとおやっさんは特別なのか? それとも、アラキの側から電話しないと繋がらないとか。
ブラディ:「もしもし…私、今貴方の後にいるの」(違
風間:「もしもし。私? 私は…あなた自身よ。うけけけけけけけけけけけk」がちゃん!
ブラディ:ぎゃあああぁぁ!! 受話器を壁に投げつける(何
GM:電話を破壊したら、今度は呼び鈴が鳴るさ、きっと。
ブラディ:ピンポーン、ピンポーン、ピンポンピンポンピンポンピンポーン……。
GM:「…今、あなたの部屋の前よ…?」
ブラディ:Φω・!))) 何処までもホラー路線ー!? 違うよね、違うよねぇ?
GM:ピンポーンピンポーン「今、あなたの部屋の廊下よ?」コト、コト「今、あなたの後ろよ…?」
ブラディ:Φω・))) 振り返ったら……!
風間:その瞬間、君の肩に、ぬとり、と湿った感触が触れて…(ぁ
ブラディ:ぎゃああああああ!! 何故に舞台裏でこんな目にあってるのか私…(ぁ
風間:「こんばんは…わたしよ」ニタァ(ぁ
ブラディ:気が遠くなりそう…(ぁ
●シーン5 『遺された画像』 シーンプレイヤー:ブラディ 登場難易度:任意
○京都駅
GM:まずは、事件について情報判定をしてもらいましょうか。〈情報:噂話/企業/警察〉で。
風間:…企業?
GM:JRの情報も含まれているので。
風間:あぁ、そういう意味ですか。
GM:映像の出所が企業なので、一応そこからも取れるようにと。
ブラディ:〈情報:噂話〉で(ころころ)達成値12。
>消えた新幹線 〈情報:噂話/企業/警察〉
達成値5:東京から京都に向かう新幹線。途中のトンネルに入った直後に忽然と姿を消している。
達成値8:事件発生当時、トンネルに入る直前の新幹線の映像がある。新幹線の先頭車両の先に、半透明の別な列車が新幹線と連結して走っている。
GM:以上。
ブラディ:半透明な列車については、調べられますか?
GM:〈情報:魔物〉で。
ブラディ:技能は無いので【社会】で(ころころ)達成値13。
>半透明の車両 〈情報:魔物〉
達成値5:この車両は、人界のものではない。この車両自体が魔物である可能性がある。
達成値8:半透明の車両は、妖怪『火車』である、と思われる。
達成値10:牛頭鬼と馬頭鬼の引く火車は、死者の魂を地獄に連れて行くという。
GM:以上。
風間:カメラ映像に映っていたのか…妖魔夜行でなくて良かった(ぉ
ブラディ:あと電話をかけることぐらいしか思いつかないのですが、何かやるべきことはありますか?
アラキ:どうやって合流すればいいんだろう?
ブラディ:システム的な話をすれば、まぁ合流できないことも無いのですが(ぁ
風間:いきなり新幹線内に現れるのはさすがに無理そうだから…別の車両を用意してもらって追いかけるとか、トンネル内の結界を破って飛び込むとか、そんな感じになるのかな…。ひとまず繋がるかどうか、アラキに電話かけてみては? 正体知ってるだろうし。
ブラディ:「…やっぱり、こっち側の話かぁ………連絡は取れるのかなぁ?」では、アラキ君に電話をかけます。
GM:連絡は取れますね。
アラキ:では電話で登場。「もしもし、こちらアラキ」
ブラディ:とっ、取れた!?
風間:…運転手が死んでるから、JRからの連絡を取れなかったとか、そういうことかな。
ブラディ:かなぁ…。ところでアラキ君は今どこにいるんだろう? もう飛び移った後だったりして(笑)。
GM:時系列的には飛び乗った後です。
ブラディ:「もしもし、アラキ君ですかぁ? こちらヴェイグランシィですー、繋がったようで何よりですよ…」
アラキ:「ああ、先生。ただいま地獄行きの特急列車の中なんですが……」
ブラディ:「ヤバいことになってるみたいだねぇ…。他の生徒の皆は大丈夫かい?」
アラキ:「今のところ、気づいてないみたいですね」
ブラディ:「ならいいんだけど。早いところどうにかしないと大事になっちゃうし、修学旅行自体も中止にせざるをえないしねぇ」
アラキ:「そいつは困りモンですね。今頃、他の奴らは思いっきり楽しんでるってのに。特に夜には“あのイベント”があるのに……」
ブラディ:「…まぁ、聞かなかったことにするねぇ」(ぁ
アラキ:「……楽しい枕投げデスヨ?」
ブラディ:「…いや、どちらにせよセンセは止めなきゃいけないんだけどねぇ」(苦笑)
GM:まったく修学旅行は地獄だぜフゥハハー!
風間:旅行中止→温泉に行けない→女湯覗けない→アラキ絶望→奈落堕ち?(ぉ
アラキ:世にも情けない理由だなあ(笑)。
GM:まあしかし、リアルな物の考え方をすると、この時点で大事件なわけで、そのまま中止という可能性の方が高いわけだが(笑)。
ブラディ:まぁ、それはやる気を削ぐから言っちゃいけない(笑)。
風間:無事に事件解決できれば、死霊課が情報改竄して穏便に済ませてくれるよ、きっと(笑)。
ブラディ:「君達だけ、地獄行きの特急列車に付き合わされただけってのも頂けないからねぇ。…こっち側からも何とかする努力はするよ。今のところはこれだけしか判ってないんだ、そっちも何かあったら連絡頂戴ねぇ」と、一応情報流しておこう。知ってるだろうけどさ。
アラキ:「うす。頼りにしてますよ〜」
ブラディ:「それじゃあ。…くれぐれも単独で危ない行動なんてしないようにねぇ?」と念を押して電話切ろう。
アラキ:「(もう遅かったりして……)」
ブラディ:「(もう遅い、なんてことがないといいんだけどなぁ…)」
GM:では、ここでシーンを一旦切ります。絆等、あればどうぞ。
アラキ:今回はなし。
ブラディ:アラキ君に絆/庇護。危なっかしいなぁ…。
GM:では。
▼絆/エゴの変化
ブラディ:アラキに絆/庇護を取得。
アラキ:火車を追いかける方法って、情報判定で判りませんか?
GM:わからなくはないですね。
ブラディ:というか乗り込む方法をこれから模索できないかな、と。
風間:こちらでトンネル調べたり、色々やる予定ですよ。
ブラディ:じゃあ、そっちに任せますー。どうせ情報なんて0点キャラに期待するのが間違いなのですよ(ぁ
●シーン6 『獄卒の贄』 シーンプレイヤー:風間 登場難易度:任意
○トンネル前
GM:まずは事件の概要として、この情報は渡しておきましょう。
>消えた新幹線 〈情報:噂話/企業/警察〉
達成値5:東京から京都に向かう新幹線。途中のトンネルに入った直後に忽然と姿を消している。
達成値8:事件発生当時、トンネルに入る直前の新幹線の映像がある。新幹線の先頭車両の先に、半透明の別な列車が新幹線と連結して走っている。
風間:あ、判定は不要でしたか。
GM:ここまでは、無条件でもいいでしょう、と。
風間:なら次は〈情報:魔物〉で半透明の車両について調べるかなぁ。
GM:どうぞ。
風間:情報屋込み。出るなよピンゾロ!(ころころ)達成値14で。さっきの情報は全部メモに保存しましたが、追加はありますか?
GM:いいえ。この項目はあれだけです。
風間:ふむ。後は…牛頭鬼と馬頭鬼の動機に関しては何か調べられるかな。
GM:〈情報:魔物〉で。
風間:情報屋込み(ころころ)達成値15。
>牛頭鬼、馬頭鬼 〈情報:魔物〉
達成値5:妖怪の一種。
達成値8:大陸では『神』であったが、日本に渡来した後は『地獄の獄卒たちの頭領』として知られる。
達成値10:現在は神と呼べるほどの力はなく、強い存在とは言えない。火車を呼び出し、それを操ることが出来ることが、唯一の力のようなものである。
GM:以上ですが、一つ追加しておきます。
風間:何でしょう?
彼ら零落した神が力を取り戻すために、必要なものがある。
一つは領地、一つは自らに対する信仰、一つは捧げられるべき供物。
そうしたものさえあれば、本来の神としての力を取り戻す場合がある。
GM:…と、いうことです。
風間:つまり、列車の乗客が供物に成り得ると。
GM:そう考えることが出来ます。
風間:供物だけで足りそうでしょうか? 領地は…これからドミニオンに行くのかな。
GM:全ての条件が揃わなくても、ある程度、昔持っていた力を取り戻すことは出来ます。後は、どのくらいの量の供物を捧げるか、という部分も関係してきますね。
風間:列車の乗客は何人規模でしたっけ?
GM:新幹線の総乗客数の詳しいところは判りかねますが、今回は200人ほどとしておきましょう。多分、もっと乗れるとは思いますが。
風間:供物にするなら、割と十分っぽいかな。後は、消えた列車を追いかける方法を、調べられるなら。それと乗客に狙われそうなVIPがいないか…という建前の元、どんな人たちが乗ってるかを調べます。それでアラキの学校名が出てくると思う。確か、この前は『石ノ森学園』だったかな。
GM:乗客のリストはあるので、荒木の名前は見つけられるでしょう。列車の追いかけ方ですが、それはトンネルについて調べてからになります。
風間:なるほど。ではトンネルについて調べましょう、元々中に潜ってみるつもりでいたし。判定で調べるのかな。それとも実際に潜るのでしょうか?
GM:では、〈情報:噂話/魔物〉。実際に見て調べるなら〈知覚〉でも判定できます。
風間:〈知覚〉は低いので、〈情報:魔物〉で調べた方がまだマシですな(笑)。情報屋込み。(ころころ)ぐあ、肝心なところで…達成値10。
>トンネル 〈知覚〉、〈情報:噂話/魔物〉
達成値5:トンネル自体には、おかしなところはないが、奇妙な感覚を覚える。
達成値8:トンネルの中に、次元の裂け目とでもいうべきものが存在している。地上の物質が単体でこの裂け目に入るのは不可能だが、魔物の力でその中に入ることは可能。
達成値10:裂け目は世界中に存在し、それが異界へのゲートになっている。また、その裂け目が発生する場所を予測できれば、裂け目同士を通りぬけて、別な場所に出ることも可能になる。
GM:以上。
風間:あ、全部出たか、良かった。
GM:この情報が出たので、入り方について説明します。
風間:うい。
GM:まず、トンネルにある裂け目に入り、列車を追いかける方法。とにかく早い乗り物に乗って、裂け目から追いかけるという選択になります。通常の器物は使用できませんが、魔の力を持つ者が使用する器物は、この空間でも通常に作用します。限定的に電話が通じたのも、それが理由。もう一つ、世界中に点在する別な裂け目から、新幹線の一番近くに出る方法。これには二つの条件が必要。
風間:魔機の乗り手はいないし、新幹線の運転も出来ない。二つ目の手段とやらに期待かな。
ブラディ:Φω・)慧さんなら守護者に乗れば!(マテ。
風間:守護者に移動速度の設定はないのですよ。慧が《盟約》すれば空は飛べるけど(笑)。
ブラディ:飛ぶのか…!(笑)
風間:それでGM、二つの条件とは?
GM:まず、火車の目的地を知ること。それを知って、こちらの行く場所を選ぶこと。もう一つが、そこに至る裂け目を探すこと。裂け目を見つけるのは、風水的な気の流れなどを細かく計算して算出するコトは出来る。この場合は、〈知識〉の判定を行う。
風間:「あー…なかなかに厳しい条件だね、こりゃ」苦笑しつつ煙草を吹かす。「…しかしまぁ、やってみますか」条件を揃えるのは、別のシーンでしょうか。
GM:そうですね。では、一旦シーンを切りましょうか。絆等、あれば。
風間:牛頭鬼、馬頭鬼にエゴ/迷惑で。
▼絆/エゴの変化
風間:牛頭鬼・馬頭鬼にエゴ/迷惑を取得。
風間:裂け目を探すのは何とか出来るとして…火車の目的地はどこだろう。『半透明の列車』じゃなく、『火車』で調べれば判るのだろうか。
ブラディ:いったん地上に出て、と言っていたから…そのポイントが判れば良いのかなぁ。
風間:それがどこか知りたいところですな。
ブラディ:Φωー)まぁ私、知識無いので…(ぁ
風間:ググってみたけど、それらしい情報見つけられなかった(笑)。
●シーン7 『荒雷鬼、最大の危機』 シーンプレイヤー:アラキ 登場難易度:任意
○火車
アラキ:「さて、乗り込むとするか!」携帯を切って扉を蹴り開ける。さて、一旦電車から落とされるシーンかな?(笑)
ブラディ:Φω・!)落ちる気だー!?
アラキ:一旦振り落とされて、後続車両に何とかしがみつくのがお約束(ぁ
風間:ピンチ演出する気満々ですな(笑)。
ブラディ:Φω・)それでこそアラキ君(ぁ
GM:では、荒木が火車に入ると、そこには古めかしい制服を着た乗員が居る。「…おや、この車両は立ち入り禁止なのですが…」
風間:人間に化けた牛頭鬼、馬頭鬼かな。
アラキ:「ああ、駅員さん。この列車はどこ行きですか? ちょっと、目的地を間違えてる気がしたんでね」
GM/乗員:「現在、地上のどこでもない場所を走行中です。このまま、一旦地上を経由して、その後は地獄に向かいますな」
アラキ:「そいつは困った。俺は男のパラダイスを目指してたんでね。ぜひ行き先を変更してもらわなくちゃ困るな」
GM/乗員:「この列車は行き先を変更など出来ませんよ。人間の魂を載せて地獄に行く以外に、停車駅などないのです」
アラキ:「なら、腕づくでも行き先変更させてもらうぜ!」
GM:そう言った時、君を後方から“もう一人の乗員”が押さえつけにかかる。
アラキ:「なに、いつの間に!?」
GM/乗員:「困りますね、お客さん」押さえつけていた男のこめかみの辺りから、牛の角が生えてくる。「…終点に着くまで、おとなしくしていてもらおうか」
アラキ:「こっちが牛頭か。てことは、お前が馬頭だな」正面に向かって。
GM/馬頭鬼:「いかにも」正面の乗員が変身を解く。
ブラディ:Φω・)そしてアラキ君やっぱりピンチ。がんばれー(生暖かい目)。
アラキ:「やなこった。せっかく行けた旅行が地獄行きなんて真っ平だぜ!」牛頭の腹に肘を入れて反撃。
GM/牛頭鬼:「ぬう!」牛頭鬼は荒木を離してしまう。牛頭鬼とは距離が開いた。
アラキ:「うりゃあ!」その隙に、前の馬頭に飛び蹴り。
GM/馬頭鬼:素早く回避して「…暴れるのは結構だが、後ろを見てみたらどうかね」
アラキ:「ちっ! 何!?」後ろを振り向く。
GM:さて…ミドルフェイズが4を迎えたのでイベントを起こします。火車と連結している先頭車両が、じわじわと火車を構成する物質に包まれ始めている。
アラキ:「なんだ? 火車に取り込まれてるのか!?」
風間:…しまった。シーン数によってイベント発生するフラグがあるのか。
ブラディ:マズい、余裕見てあんまり積極的に行動しないちゃったや(汗)。
風間:次のシーン辺りで合流しましょう。
ブラディ:ですね。そこから乗り込むための手順を揃えましょう。
GM/馬頭鬼:「…火車が列車と融合する。今の火車はこのまま、中の人間をどうこうするコトは出来ぬが…これで、新幹線を火車から切り離すような真似は出来なくなったというわけだ。このまま目的地まで走りぬけば、我らの勝ちが決まる…」
アラキ:「なら、こいつをぶっ壊して止めるまでだ」
風間:…もしかして、火車に入る前に連結器を切れば、後ろの車両は救えたとか…(笑)。
ブラディ:…切り離せたのかも知れない、と言えばそうだ…(笑)。
風間:アラキの武器はギターケースに常備されてるからね(笑)。
アラキ:もちょっと、おやっさんにいろいろ聞いておけばよかったなあ。
ブラディ:ただ、そうしたらこの異世界で後部車両が残っちゃうとか…(ぁ
アラキ:うむ、取り残されるのが嫌で乗り込んだんだった。
GM/馬頭鬼:「…それも既に出来ぬわ!」体内の敵を、火車が攻撃しよう。回りの手摺りなどが生き物のように伸び、荒木を捕らえにかかる。白兵攻撃するが、回避できなければ、束縛されるのでそのつもりでね。
アラキ:「げっ、気持ちわりい」
風間:これって触手プレ(略
ブラディ:色々な意味で…(一拍溜めて)危険だあぁっ!!(何
風間:アラキ、ここに散る! 色々な意味で!(超マテ
ブラディ:今まで色々な痛い目見てきたから、今度は方向性を変えて(ちょいマテ
GM:(ころころ)凄くいい目だった、達成値30。
アラキ:ムリじゃああ!(ころころ)9!
GM:では、荒木は北斎漫画気味に捕縛された(笑)。
アラキ:大ピンチだ!(色々な意味で)
風間:しかし命中基本値が20となると、妨害するにはクリティカルのみ…ちと苦しいな。
ブラディ:HAで力ずくぐらいしかないですなぁ。
風間:いや、俺のクリティカル値8だから、出る時は出るんだけどね(笑)。
ブラディ:Φω・)それはスゲェ(笑)。
GM/馬頭鬼:「他愛もない。…こいつは火車の炉にでもくべてしまおう」
アラキ:「くっ、離しやがれ!」
GM/牛頭鬼:「うむ。火車の当座の燃料にはなろうや」
アラキ:「いや、俺あんまり燃えないよ、うん。ほら、生物燃やすとダイオキシン出るし」
GM/牛頭鬼:「かかか、何の心配も要らんわ。火車の炉ならば魂ごと焼いてくれるわな」
アラキ:「のわー!」
GM:鬼太郎的ピンチな荒木。
風間:石炭の代わりにされる(笑)。
ブラディ:振り落とされるよりもっとデンジャラスですなぁ(のほほん)。
GM:天ぷらにして食うか、どっちにしようかちょっと考えた。
風間:身体をざく切りにされて、哀れ一握りの灰と化すアラキ…(ぁ
ブラディ:Φω・)…はっ!
アラキ:くっ、小鳥さんの呪いか!?
ブラディ:Φωー)ナカーマ(ぉ
アラキ:食材になるのはイヤー!
ブラディ:Φω・)ノ こっちの道も中々悪くないよー? 美味しく喰われるだけだからさ(笑顔で手招き)。
GM:鬼太郎の『魂の天ぷら』が妙に美味そうに見えた子供の頃。
アラキ:アレは美味そうでしたね(笑)。
GM:だから、美味しく食べてくれるよ、牛頭馬頭も。
風間:ここは魔獣化して、炉の内側から《超逆境》でぶっ壊して脱出するんだ!(笑)
GM:まさしく鬼太郎な(笑)。
ブラディ:確かに《超逆境》だしなぁ(笑)。
GM:では、荒木は火車の先頭。その炉まで連れてこられた。ちょっと〈知覚〉で判定。
アラキ:助手のディスクアニマル込み(ころころ)達成値12。
GM:地図が置いてあるのが見える。ディスクアニマルでよく見てみると、日本地図の上にもう一つ、不規則に見える道が描かれている。どうも、火車の進行方向のようだ。
アラキ:ふむふむ、どこへ向かってますか?
GM:地図にはバツ印がついていて、そこに日付と時間が書いてある。時計を見る限り、到着は一時間ほど後。新幹線の別な路線の上だ。
風間:その場所と時間を携帯からメールで送ってくれれば…(笑)。
ブラディ:電話でも何でも……問題は、余裕があるかどうか(笑)。情報入ったら連絡クレとは言ったから、大丈夫だとは思うけど(笑)。
風間:話すとさすがにばれるが、メールなら何とか。手探りで打てると良いが(笑)。
アラキ:京都行きで別な線路というと中央線?
GM:いいや、この路線だと、方向的に京都から戻る線。そこに逆送する形で突っ込むコース。
アラキ:なるほど〜。具体的にはどこでしょう?
GM:詳細に地名は決めていませんが、東京→京都の京都よりの地点としておきましょう。京都から移動するなら、車で飛ばして一時間かかるか、かからないかくらい。
アラキ:了解です。今から京都を立てば追いつけるのかなあ。
風間:次で合流してすぐ出発するとしても、たぶんギリギリですね。
ブラディ:やー、乗り物どうしよう(笑)。ギリギリ間に合うといいんだけどなぁ。
風間:警察のヘリが使えると思います。
アラキ:角刈りグラサンでヨロシク(笑)。
ブラディ:Φω・!)
風間:西部●察ごっこをやろうにも、銃など持ってない(笑)。
ブラディ:ヘリは慧さん経由で頼んでもらわないとって事ですねぇ。後は、トンネルからその地点までがどれぐらいなのか。
風間:新幹線で迂回しつつ1時間で届く距離、ですかね。
GM:新幹線自体は別な空間を走っているので、距離的な制約はあまり関係ありません。そこに出てくるまで、一時間かかると牛頭馬頭が計測して火車を走らせているだけで。
風間:なるほど。
GM:現実世界で車を使って移動した場合、京都から新幹線の出現するであろうポイントに移動するのにギリギリ一時間…ということです。ヘリを使うのなら、もう少し早く着くかもしれません。
風間:ともかく、隙を見てメール送信するんだ! きっと奴らは携帯電話など知らないに違いない!(ホントか?
ブラディ:まぁ最悪、メール送るまで気付かれなければ後は何とか!(マテ
アラキ:どんなメールを打てば伝えられるんだろうか? 説明するの難しいぞ。
風間:地名と時間だけ送ってくれれば、状況的に当たりは付けられるよ。…まぁ「古めかしい制服を着てる」と言ったから、その時点で人間界の常識は止まってるだろうと。奴らが携帯知らないだろうと言う根拠はそれだけですが(笑)。
ブラディ:箇条書きというか単語だけでも。何とか解読はするよー…ダイイングメッセージを読み解くがごとく(マテ
風間:全てが終わってから、したり顔で事件の真相を解説する探偵。被害者&関係者にはちっとも有り難くない(笑)。
ブラディ:犠牲者が出尽くした後で(爆笑)。
アラキ:脱出判定はできますか? もしくはメールを打つ判定。
GM:では、脱出するなら〈耐性〉で判定。こちらも体力勝負しますので。
アラキ:実は、〈耐性〉は無い。(ころころ)達成値12。
GM:(ころころ)こっちは13。
風間:あぁ、惜しい!
アラキ:だめだったか。
GM:…彼の抱擁は激しさを増したようだ(笑)。
アラキ:ヤな表現だ(笑)。
ブラディ:あーぁー(笑)。ますます危険域(笑)。
風間:牛顔の男に熱く激しく抱擁されるアラキ。これって何て獣か(ずきゅーん
ブラディ:あぁっ!!(笑) むごい。誰がこんな事を…(マテ
GM/牛頭鬼:「逃がさないズラ。むっちゃドキドキさせちゃるけえの…」赤面しつつ(笑)。
ブラディ:き、危険だぁっ!(笑)
アラキ:どこの言葉だ(笑)。
風間/馬頭鬼:「ヤバイくらいに気持ち良くさせちゃるぞ、げへっげへっ…(ハァハァ」
ブラディ:わぁー、アラキ君モテモテ! (・ωー)b☆ ヨカッタネ。
GM:メールを打つなら〈機械操作〉で判定。
アラキ:フルメタルだから技能はある。(ころころ)達成値14。
風間:おぉ、今度はいけるかも。
GM:(ころころ)こっちは9。何とか、自分の危機その他をメールすることが出来る。
ブラディ:おぉー!
風間:よし、これで条件は揃いそうだ。
アラキ:では、『目的地、1時間後、イロイロ大ピンチ、列車が融合』このくらい打っておける程度で。
GM:はい。
アラキ:他に打つことあったっけ?
風間:時間と場所と近況…まで打てれば上等という気が。
ブラディ:まぁ、それ以上打てるのかって問題はなくもない(笑)。
風間:時間と場所が判るだけでもラッキーと思ってたくらいで(笑)。問題は……残り一時間、どうやってアラキが貞操を守るのかという…(ぉ
GM:では、いろいろピンチなまま画面を暗転させて、これ以降の光景は視聴者にお見せしない方向でシーンを切ります。絆等、あれば。
アラキ:今回はナシで。
ブラディ:視聴者には公開されないか、残念(何
風間:…ぼとっ(←何かの花が落ちる音)。
アラキ:イヤー!
ブラディ:ちょ!?(爆笑)
GM:次のシーンが始まったら、何故か荒木が泣いているところから始まるので、それで察してください。
風間:マジですか(笑)。
GM:荒木は犬に噛まれたとでも思って(笑)。
アラキ:牛頭馬頭に絆/屈辱とかしか思いつかなかった(笑)。
ブラディ:Φω・)ノ"(何も言わずに肩ぽん。
●シーン8 『追跡、地獄列車』 シーンプレイヤー:ブラディ 登場難易度:任意
○京都駅
GM:荒木から大ピンチメールが届きます。なんだか判りませんが大変そうですね。
ブラディ:「…なんだか、端的だなぁ。そんなに慌てなくても………」ちょっとアラキ君を思い浮かべる。「…………やっぱり、単独行動取ったのかなぁ」(ぁ
風間:さて、どうやってブラディと合流しようか。
ブラディ:こっちから連絡回しましょか? 情報収集は苦手なので。詳しそうな探偵さんに電話してヘルプ求めます。厄介事持ち込んじゃって申し訳ないが(笑)。
GM:どうぞ。
ブラディ:「もしもしー、風間君? ヴェイグランシィだけど、今お暇ですかぁ? と言うか暇じゃなくても出来れば付き合って欲しいのですが」
風間:では登場しましょうか。「あー、悪いがこちら仕事中です。死霊課の手伝いで非常に多忙なので、出来たら後日にしていただけるとアリガタイノデスガ」と、にべもない返事が返ってくる(ぁ
ブラディ:「ダメ。新幹線ごとウチの生徒が消えちゃってねぇ。中にいる子が情報としてメールくれたんだけど、サッパリ判らなくて。せめてその解読でも手伝ってくれないとかなり困っちゃうんだよねぇ。後で返すから、一つ借りを作るってことでー」
風間:「…そう言えば、行方不明リストに荒木明仁の名前があったようだが。ブラディ先生、石ノ森学園でしたっけ?」
ブラディ:「一応ねぇ」
風間:「なるほど。それじゃすぐ迎えに行きますよ。今、どちらに?」
ブラディ:「あー、そういえば死霊課に通報したの僕だけど、もしかして仕事ってそれ?」(ぁ
風間:「その可能性は高いですな」
ブラディ:「あっはっは、ゴメンねぇまた厄介な仕事増やして。でもキミは頼りになるから助かるよ。僕は今、京都駅にいるからねぇ」
風間:「その前に、問題のメールをこちらに転送して貰えますか? 何か判るかもしれない」
ブラディ:「はいはーい、それじゃあ一度切るからねぇ」と、電話を切ってメールを転送。判りやすいところで迎え待とう。
風間:では1分ほどして『駅隣にある広いビルの屋上で待て』と返信メールが来る。
ブラディ:「…ビルの上、ねぇ。ヘリが来るわけじゃないし、魔術でも使うつもりかなぁ」と、屋上へ。
風間:そして15分ほど経過すると、空から警察のヘリコプターが降りてくると(笑)。
ブラディ:「…………本当にヘリが来たよ…」(笑)
風間:ヘリのドアから顔を出して怒鳴る。「早く乗ってください! 今は時間が惜しい!」
ブラディ:「了解、でも慌てても何も変わらないよぅ?」と言いつつもササッと乗ろう。
風間:「さっきのメールを読みました。こんな単語だけのメールを送ったということは、おそらく彼は連絡もロクに取れない状況に陥っているのでしょう」
ブラディ:「………危険な行動は取るなと言ったのになぁ…………」俯いて呟く。
風間:「そんな中、わざわざ時間と場所を知らせてきた…つまりこれは、事件の犯人がいる場所か、目的地を示しているのだと思います」ここで、火車を追いかける2番目の方法を解説する。
GM:では、メールの内容を推理したところで、〈知覚〉で判定お願いします。
風間:それは、風水の判定でしょうか?
GM:いいえ、ちょっと別なことに気がついたかどうか、ですね。
風間:助手ボーナス込み(ころころ)達成値14。
ブラディ:助手込み(ころころ)達成値14。
GM:では、問題なく判ります。新幹線が一時間後に通常の路線に戻る際、直後に逆方向から新幹線が走ってくる予定になっています。つまり、新幹線同志が正面衝突するコースを取る、ということに気がつく。
風間:「…これは下手をすると…いや、それが狙いか。牛頭馬頭はもう一つの新幹線と消えた新幹線を正面衝突させて、供物を増やす気かもしれない」
ブラディ:「…今から手配すれば止められるものでしょうかねぇ……これは、マズい」
風間:火車自体はぶつかっても平気…なのだろうな。もしくは幽体化してすり抜けるとか。
GM:牛頭馬頭はそれほど強くない…乗客全員を直接殺すような力はないのです。それが一気に死人の魂を作るために考えた方法がこれ、ということ。火車は最初に言った通り、実体がないんです。イモータルの《さまよう魂》ですね。
風間:アラキが飛び乗れたのは、半魔だからか。普通の人が試してたら、そのまま落ちていたと(笑)。
GM:そうなりますね。
風間:で、衝突予定の新幹線は連絡すれば止められるものでしょうか?
GM:まだ時間があるので、止めようと思えば不可能ではありません。
風間:では死霊課経由で、すぐにダイヤ変更を要請します。
ブラディ:調整不良とでも何でも言って、止めてもらわないと危険ですね。
風間:その間にも、私たちはヘリで現地に向かっていると。
GM:では、連絡を受けた長沢がその様に取り計らいますね。
ブラディ:後はその隙に、僕達が乗り込めればいいんだけどなぁ…都合よい裂け目を見つけないと。
GM:では、裂け目を見つけるのならば〈知識〉で判定になります。
風間:目標値は…秘密?
GM:秘密です(笑)。
風間:助手ボーナス込み。(ころころ)な、何とか期待値…達成値14。羅盤を睨んで何やら呟いている。
ブラディ:技能無し!(ころころ)達成値10で。
GM:なるほど。では、それらしい裂け目を計測できます。
風間:「…たぶん、こっちだ」ヘリの操縦士に予測した位置を伝えます。
ブラディ:「うーん、ボクみたいな付け焼き刃な術師には到底出来ないなぁ…流石だねぇ、風間君は」
風間:「昔取った杵柄ってヤツでね。出来れば、こういうのが必要ない仕事をやりたいんですが…」(苦笑)
GM:では、計測した場所に到着しました。ヘリで来た分、時間は稼げた感じですね。
風間:こちらから連絡するまで、この路線を走らせないよう長沢に伝えておきます。
GM:はい。長沢はそれに了承します。
風間:「さて、後は…現れたとして、どうやって時速300kmオーバーで走る列車に飛び移るかですが…」
GM:…早く行かないと、乗客より先に荒木が(笑)。
ブラディ:………はっ(笑)。
風間:どうしましょうかねぇ?(笑)
ブラディ:考えてなかったなぁ(笑)。
GM:荒木が…荒木が、お嫁にしか行けない体になってしまう…!
アラキ:かんがえてくれ〜!(泣)
風間:残念ながら、《テレポート》はまだ取ってないんですよね(笑)。無駄にLv制限が付いてて、使いにくいんだ…あれ(笑)。
GM:まあ、登場の方は多少無理があっても、ルール的に可能な方法はあるので。その辺はこじつけてもらうことになるとは思いますが。
風間:飛行能力で何とか…なるといいなぁ(笑)。
ブラディ:というか、ブラディの場合はアーツもそんなに面白いのが無いし、轢かれても無事でした、ぐらいしか思いつかないのですが(笑)。そしてそうなってFPが無駄に減ると、とてつもなく困る(ぁ
風間:風間は風使いなので、ブラディ一人くらいは抱えて運べます、たぶん(笑)。
ブラディ:まぁ、吹けば飛ぶほど軽いので風間君にお願いしようか。素直に(苦笑)。
GM:登場の演出になるので、それでFP減らせとは言いません。車輪に挟まってブレーキかけさせて乗り込んで登場、と言っても、それはそれで構いませんが(笑)。
ブラディ:「到着ー……あぁ、しまった。足が一本どっかいっちゃったよぅ。バランス悪いなぁ」とかなると色々とエグイので普通でいいです(笑)。
風間:……《脚止め》で空気のクッションを作ってスピードを緩める、とか言えるなぁ(笑)。
ブラディ:「期待してますよぅ。僕は闘うことしか出来ませんからねぇ」(ぁ
風間:「…………出たとこ勝負で行きますか」へらっと気楽な調子で笑う。
GM:では、二人が裂け目に向かうところで、このシーンは切りましょう。絆等、あれば。
風間:ブラディに絆/連帯感を。
ブラディ:火車にエゴ/消滅を。期を見て引っ繰り返そう。
▼絆/エゴの変化
ブラディ:火車にエゴ/消滅を取得。
風間:ブラディに絆/連帯感を取得。
風間:次はクライマックスかな?
GM:ミドル一回挟んでクライマックスになると思いますね。
風間:枠は残り一つだし、良い感じかな。
GM:見事に修学旅行の関係ない話になった感が。予定通りといえば予定通りなんですが。
風間:どちらかと言えば、「修学旅行に行ければいいな」という話ですね(笑)。
GM:だから荒木がPC1なのだ、とも…(笑)。
ブラディ:まぁ、そうですなぁ(笑)。
風間:何故アラキが選択されたか解る気はします…(笑)。
アラキ:まあ、ハンドアウトやトレーラーを見る限り、どうやっても旅行に行けそうにありませんでしたからねえ(笑)。
GM:普通に学生選ぶと、多分違うことを期待する人がいるだろうなあ、と思い『旅行気分なんてないシナリオ』と募集に書いておいた俺がいる。
風間:友人との交流はOPだけでしたしね。他の学生キャラだとアレだったかも(笑)。
アラキ:なんか、違う世界へ逝ってしまいそうになってますが……。
ブラディ:色々な意味で違う世界にレッツゴーでしたな(笑)。
風間:やはり触手プレイから楽しく、もといおかしくなったんでしょう(笑)。
ブラディ:Φω・)b アラキ君。喰われキャラも慣れれば悪くないよー?(ぁ
アラキ:うん、食料にされるのは、まだいいと思うんだ……。
ブラディ:Φω・)ちっちっち、喰われそうになってるじゃん(爽)。
GM:せっかく荒木をPC1にしたんだから、ひどい目に…もとい、ピンチにつぐピンチを与えてあげなければならないな、と…。
風間:…リプレイ化が楽しみですね。色々な意味で(ぉ
ブラディ:まぁ、色々とピンチでしたねぇ(笑)。
アラキ:最大のピンチかもしれない。イロイロな意味で。
GM:ある種の層には需要があるはずさー…きっと、世界のどこかでは拍手喝采ものだよ、うん…そう思っておこう(笑)。
ブラディ:Φω・)まぁ、頑張ってね。1時間耐えきってね。…無理だったら、その時はお赤飯ぐらい炊いてあげようね。一応ね(ぁ
風間:我々は温かく見守ろう(ぉ
アラキ:た〜す〜け〜ろ〜!
GM:仲間たちの言葉はいつも温かいね(爽笑)。
アラキ:うそだ〜!
ブラディ:生徒のことは暖かく見守っているよ。うん(ぉ
風間:…ぐれそうだ(笑)。
アラキ:ぐれてやる〜、もう学校なんか行かねえ! ……アレ?
風間:本末転倒だなぁ(笑)。
ブラディ:おや、来ないのかい?(笑)
風間:大丈夫、そのうち嫌でも行けなくなるよ、卒業できれば(笑)。
アラキ:おかしい、何か間違ってる(笑)。
ブラディ:むしろ『行けない』じゃなく『行かない』と考えた方が幸せだろうになぁ(笑)。
アラキ:問題は、学校じゃなくて仕事だからだな。
ブラディ:「荒木君は最近、生徒というよりはむしろお仕事上の知り合いさんって感じなんだよなぁ」(ぁ
風間:ていうか、本来ならアラキは既に卒業してるから、これは去年の話になるわけだな実は(笑)。
アラキ:2年の時の話ですね。
ブラディ:『ケダモノ達の夜』の裏話ですか(笑)
風間:そうなれば見事に繋がりますね(笑)。
ブラディ:Φω・)…(チラリとアラキ君を見やる)…確かに、裏話かも(ぁ
アラキ:悲しい話やのう(笑)。
●シーン9 『冥土超特急』 シーンプレイヤー:アラキ 登場難易度:任意
○火車内
風間:…さて。アラキくん、貞操ピンチのシーンですな(ぁ
アラキ:えーん(泣)。
ブラディ:Φω・)ガンバレー。
GM:じっくり気を持たせておりましたが、そろそろ炉の中に投げ込もうかと思います。
アラキ:「こら、やめろ、俺なんか燃やして、炉が壊れてもしらねえぞ!」じたばたじたばた。
GM/牛頭鬼:「がははは、せいぜい頑張って長く燃えてくれよ」馬頭鬼が炉の蓋を開き、牛頭鬼がそのまま、中に荒木を押し込めようとします。
アラキ:「あち、あちちちちち!」
風間:我々はどの辺で出られるのでしょうな。任意かな。
GM:登場に関しては任意です。
風間:あ、SAも使わなくて良いのですか。
ブラディ:流石にそろそろ出ないとまずそうでしょか。
アラキ:炉に放り込まれてからでもいいかも(笑)。
ブラディ:アラキ君…(ほろり)。
GM/馬頭鬼:「こら、暴れるでないわ」刺股で頑張っている荒木を押しますな。
アラキ:「うわあああああああ!」押されて炉に落ちます。
GM/牛頭鬼:「これで、こやつも一巻の終わりよ」そうして押し込んだ後で、牛頭鬼が蓋を閉めます。
風間:牛頭馬頭の予定だと、一度地上に出て別の新幹線と衝突するはずだったんですよね。もうそろそろ、その時間じゃないかな。
GM:そうなりますね。そろそろ、地上に出るくらいでしょうね。
風間:じゃあ、地上に出た瞬間に窓からでも飛び込みましょうかね。
ブラディ:Φω・)同じく割って入ろうかなぁ。
GM/馬頭鬼:「さて…そろそろ、わしらも次の仕度にかかるぞ」
アラキ:SA使って、炉から出てきてもいいですか?
GM:いいでしょう。
アラキ:では、[SA:生徒全員で生還する]を使用します。「そうはいかねえぜ!」
GM/牛頭鬼:「ぬ…!」
アラキ:炉に一筋の雷が落ちて、一匹の鬼が飛び出してくる。「炉の炎で、邪魔な触手が燃えてくれて助かったぜ!」
GM/馬頭鬼:「…貴様、鬼か!」
アラキ:「ああ、その通り。俺の名は荒雷鬼、魔を切り裂くイカヅチだ!」
GM/馬頭鬼:「…面倒な奴が乗っていたものだな…」
アラキ:かっこつけた時、荒雷鬼の尻に火がつく。「あち、あちちちちちち!」
GM/牛頭鬼:「…なに、一人ならば、何ほどのこともあるまい…!」
風間:自分でオチを…(笑)。
ブラディ:Φω・)b よくやった(ぁ
GM:そんなところで、火車が地上に姿を現す。
アラキ:走り回って、転げて火を消す。「ふう、やべえやべえ」
GM/馬頭鬼:「時間がないようだ。すぐにこいつを始末するぞ、牛頭」
アラキ:「って、地上だと!?」
GM/牛頭鬼:「おう、馬頭よ」
風間:その時、物凄い衝撃が窓を吹き飛ばし、車両内で時ならぬ嵐が巻き起こる。
アラキ:「どわああ、今度は何だ!?」
GM/馬頭鬼:「…ぬう!? 何事じゃ!」
風間:やがて風が収まった後には……くたびれた背広姿の男が二人(笑)。
ブラディ:[SA:消えた生徒を救い出す]で登場しますー。
風間:「やれやれ……何とか間に合ったかな」というわけで登場です。[SA:事件について調べる]を使用。
ブラディ:「荒っぽいなぁ、風間君は……まぁ、何はともあれ潜入成功、間に合ったようで何よりだねぇ」
風間:「潜入というか、強行突破ですな。まぁ、ひとまず牛頭馬頭の企みは阻止できた」
アラキ:「ブラディ先生に、風間さん。どうやってここに!?」
ブラディ:まぁ、色々と間に合ってないと言えば間に合ってないけどネ(アラキ君を見つつ)。
GM:余計な人生経験を積まされて、一回り大きくなった荒木がそこに(笑)。
ブラディ:Φω・)b 何事もまずは経験ダヨ!(笑顔)
アラキ:くっ、笑顔が眩しいぜ……。
GM:大人の階段の一段目は、やけにきつかったようだ…。
アラキ:うわーん、そんな大人にはなりたくねえ!(泣)
ブラディ:Φω・)ノ"(ぽん。
アラキ:「できれば、もうちょっと早い方が良かったんですけど……」
風間:「ん? 見たところ無傷のようだが…人に言えない場所に怪我でもしたかな?」(ぁ
ブラディ:「キミのメールと、風間君のおかげかなぁ。まぁとりあえず、やってこれたから良しって事で一つ」(ぁ
GM/馬頭鬼:「…新手か…!」
アラキ:「もう少しで、鬼の丸焼きになるところでしたよ。尻だけで済んだけど」
風間:「尻だけで済んで良かったなぁ。もう少し遅ければミンチになるとこだった。ちなみに、どうやって入ったかは企業秘密だ」
GM/牛頭鬼:「ええい、何でも構わぬわ。邪魔をするならば、まとめて火車に食わせるだけよ!」
ブラディ:「……まぁ、とりあえず積もる話は置いといて。やらないとマズいみたいだよぅ?」と、牛頭鬼馬頭鬼を見やって。
アラキ:「そういや、地上に出たのは……まさか」
風間:「牛頭馬頭、生憎とアンタらの目論見は阻止させてもらった。この路線は当分貸し切りだ。衝突予定の列車は止めてきたよ。…後は元凶を葬り去るだけなんだ、悪いね」飄々と嘯きながら、懐の咒符と錫杖を取り出す。
アラキ:「なるほど、そういうわけか。なら、後はこいつらを止めるだけだな」
GM/馬頭鬼:「…まだ、終わらぬわ。お前たちを排除し、火車の中に捕らえた人間たちさえ捧げれば、いくらでも巻き返せる! 火車が裂け目に入れるうちは、こちらにも勝機はある!」牛頭馬頭が構える。
ブラディ:「じゃあ、僕達で終わらせるとしようか。君達には残念だろうけど、ここで全部終わらせようじゃないか」符を取り出して。
風間:これは…時間制限戦闘か。
GM:まあ、その辺は戦闘の頭で。
ブラディ:うわぁ、だとするとキツいなぁ。
風間:まぁ、いずれにせよ燃費の悪いメンバー揃いなので。3ラウンド以上戦えば普通に死ねる(笑)。
アラキ:死ねますねえ(笑)。
GM:そうですねえ(笑)。
ブラディ:まぁ、さようならだなぁ…(笑)。
GM:では、戦闘に入りますが、よろしいですか?
一同:OKです。
GM:[SA:火車を止める]を渡しておきます。絆等、最後にあればどうぞ。
ブラディ:絆5つで帰ってこれるかなぁ…まぁ、いいか。
風間:あ、AGP使うなら俺から渡すよ?
ブラディ:いや、単に牛頭馬頭や火車に絆っぽい関係性が思いつかなくて…(ぁ
▼絆/エゴの変化
アラキ:弱者へのエゴを絆/守護に変更。風間に絆/連帯感、牛頭馬頭にエゴ/成敗を取得。
ブラディ:弱者へのエゴを絆/救済に変更。牛頭馬頭にエゴ/消滅を取得。
風間:誇りへのエゴを絆/遵守に変更。乗客に絆/救出を取得。
■クライマックスフェイズ■
●シーン10 『強襲! 風雷三連』 シーンプレイヤー:なし 登場難易度:PC全員登場
○火車内
GM:まず、先に少し説明しておきましょう。今回の敵は火車だけです。牛頭馬頭は『火車』という魔機の《人鞘》であり、ただのエキストラです。戦闘には参加しません。
アラキ:なんと!(笑)
ブラディ:そうだったのか!
風間:アーティファクトだったのか…ちょっと意外(笑)。
ブラディ:アーティの魔機なのはなんとなく考えてはいましたが…普通に《盟約》するもんだと(ぁ
アラキ:《虚無への供物》持ってたりするんだろうか?(笑)
風間:エトランゼではないはず…たぶん(笑)。
ブラディ:いや、イモータルだから…とは言え、HAだから持ってないとも言い切れない。
GM:火車が3ラウンド戦闘し、PCに勝てなかった場合。火車は新幹線を切り離し、裂け目に逃れますが…その直後に、新幹線の後方の裂け目から現れ、新幹線の後部車両から攻撃してきます。そうなると、[SA:生徒を救う]を達成できなくなるので注意してください。
アラキ:了解です。
風間:3ラウンド経過すると乗客が攻撃対象になるのか…。
ブラディ:了解しました…怖いなぁ。
風間:エンゲージはどうなりますかね。
GM:今回は火車の内部にいるので、何も考えずにどこを攻撃しても火車に当たります。そちらも条件は同じで、どこにいても一塊のエンゲージとします。
風間:なるほど、了解。
▼ラウンド1
○現在のエンゲージ
【火車・アラキ・ブラディ・風間】
GM:では、セットアップから。
アラキ→荒雷鬼:《コスチューム》。もう変身してるけど、今までのは演出ということで。
GM:こちらは《絶対先制》を使いますよー。崖っぷちな方はお覚悟めされよ(笑)。
風間:初回はアラキが頼りだ(笑)。
ブラディ:アラキ君ヘルプー!(笑)
荒雷鬼:まかせろー。(T T)b
GM:マイナー《人外魔境》、オート《分裂》《死神の刃》、常時《呪われし魂(重圧、放心)》、メジャーで攻撃。
ブラディ:げっ、重圧ー!?
GM:アーティファクト/イモータルなのでね…。
ブラディ:イモータル怖い(ぁ
風間:アンタもでしょうが(笑)。
ブラディ:おぅ、そうだった忘れてた(ぁ
GM:では、火車の攻撃。(ころころ)達成値34。
風間:ならば《念動防御》だ。(ころころ)出目11、クリティカル!
一同:おぉー!
風間:「旋風壁!」指剣から撃ち出した風が、激しく渦巻いて攻撃を逸らす。
GM:それは消された。火車の内部に生まれた攻撃用の武装は全て阻まれた。
荒雷鬼:「お見事!」
ブラディ:「流石ですねぇ…」
風間:「これも昔取った杵柄ってやつだ。だが、油断するなよ!」
GM:では、セットアップ終了。こちらの行動値は13。
風間:そっちが先だぁ(笑)。
ブラディ:はっはっは。先越されるなどいつものことよ(ぁ
>火車
GM/馬頭鬼:「…やるではないか。だが、こちらもこれで終わりではないぞ!」同じ組み合わせで攻撃。(ころころ)微妙(笑)。達成値28。
風間:普通に回避するしかない(笑)。(ころころ)達成値9、無理。命中!
ブラディ:カバーくださいー;
荒雷鬼:《黒鉄の機神》!(ころころ)自分の分も食らった。
GM:では(ころころ)38点の〈炎〉。重圧&放心付き。
風間:アラキのFPはいくつだっけ?
荒雷鬼:55ですね。白兵攻撃かな?
風間:76点の〈炎〉だと…《シールド》でも微妙かな。
GM:扱いとしては白兵攻撃です。
荒雷鬼:《フィジカルスクリーン》もありますが。
風間:なら使っておくか?「風障壁!」三人の周囲に風が渦巻き、炎の勢いを減じる。《シールド》《呪圏拡大》使用。(ころころ)期待値で14点減少。こっちはギリギリ1点残った。
荒雷鬼:では《ニュートラルフィールド》。(ころころ)17、合計31点止めてFP10点残りました。オートで《クリフハンガー》!
ブラディ:す、スゲェ!
GM:結構削られてしまったか。では、こちらの行動は終わりです。
風間:どっちから先に行こうか?
荒雷鬼:どうぞ〜。
>風間
風間:マイナーで重圧解除。オート《異端の悲哀》、メジャー《ダークネスフレア》。Crt値7で(ころころ)クリティカル!
GM:クリティカルかあ。(ころころ)出目11…回避できないのが惜しい。
風間:アブねぇ(笑)。
ブラディ:今日のダイスはなんかヤバい(笑)。
風間:「――業風陣!」漆黒の魔風が触れた者の肉を削ぎ、骨を砕き、魂を蝕む。(ころころ)55点〈闇〉。
GM:それは食らいますな。そのまま魔獣化、HA《超魔の命》に15点入れて復活します。
風間:「地獄の烈風だ。懐かしいかい?」
GM/牛頭鬼:「まだまだ…! 心地いいくらいだわ!」
風間:ここで早くも人間性は5(笑)。
ブラディ:ブラディより崖っぷち(ぁ
>荒雷鬼
荒雷鬼:次、行きます。マイナーで重圧解除。オート《こんなこともあろうかと》で[特殊強化服]を装備。メジャーで攻撃!
「全力で行くぜ!」
荒雷鬼に雷が落ち、ディスクアニマルが終結して鎧になり、全身が緑に輝く。
―――荒雷鬼! 大・雷・皇!
荒雷鬼:(ころころ)達成値23、放心が効いてる。
GM:今が使いどころ。《攻防一体》を使用!
ブラディ:みゃぎゃっ!?
GM:(ころころ)達成値33。その攻撃を阻んで、炉からの強烈な火炎放射が飛んでくる。
荒雷鬼:「なに!?」それは防げない! (><)
ブラディ:アーティファクトはこれだからー!(がくぶる)
風間:…荒雷鬼は魔獣化してないから大丈夫のはずだ。通す。
GM:オート《死神の刃》を使用。(ころころ)38点の〈炎〉。
荒雷鬼:魔獣化します。「ちぃ! だが、まだまだだ!」
風間:「文字通り“敵の腹の中”ってわけだ…ちと、きついな」口元に笑み、視線はクールなまま。
GM/馬頭鬼:「ようやく、解ってきたようだな…」にやり。
>ブラディ
ブラディ:「……ウチの生徒に、手を出したね?」マイナー《符術》、《黒き牙》3Lvを2回でFP30点消費。メジャーで白兵攻撃仕掛けます。でも補正値はたったの10!(ころころ)達成値21。
GM:では、ここでもう一回使っておこう。二回目の《攻防一体》。(ころころ)達成値29。
ブラディ:わぁ、補正値で負けてるー! こいっ!
GM:荒雷鬼の時と同じく、その攻撃は阻まれ、炉からの炎が飛んでくる。(ころころ)36点の〈炎〉。
ブラディ:耐えられるはずもなし。魔獣化で血塗れになる!「この程度で俺が倒れると思うなっ!」
GM/牛頭鬼:「かかかか! 灰になるがいい、半魔ども!」
風間:「そりゃごめんだな。灰になる前に、ここをぶっ壊して出るとしよう」
▼ラウンド2
GM:2ラウンド目のセットアップは、全員なしですな。
荒雷鬼:実は人間性2(笑)。
風間:そっちも崖っぷちか(笑)。
ブラディ:現在5。…恐ろしいな、このメンバー(笑)。
風間:二度目の《絶対先制》がなくて、何がホッとしたかっていうと…《念動防御》のコストが浮いたことだ!(笑)
ブラディ:確かにー!(笑)
>火車
GM:行動値13でこちらから。マイナー《人外魔境》、オート《分裂》《紅き供物》使用。メジャーで攻撃。(ころころ)達成値31。
風間:(ころころ)達成値9、命中ー。
荒雷鬼:(ころころ)達成値11。
ブラディ:技能が無いので無理。アラキ君を庇いますー。
GM:ではオート《死神の刃》を使用。(ころころ)69点の〈炎〉。
風間:魔獣化。左目が蒼く輝き、身体の周囲に風が渦巻く。「先生、頼むぜ!」荒雷鬼、ブラディ、乗客の絆を固定、愛を3点進呈。
ブラディ:「任された! さぁ、一緒に奈落に堕ちようじゃないか!!」
荒雷鬼:「先生!」先生と弱者の絆を固定。愛2点をブラディに。
GM:さて…来るか。いつもの崖から飛び降りる一撃が(笑)。
ブラディ:はっはっは。そして愛は4点で足りるのです(ぁ
風間:うん。リセットとヴォイドと影法師があるから、むしろAGP必要なのは俺だ(笑)。
荒雷鬼:了解。今の愛はブラディではなく風間に渡します。
GM:「さぁ、一緒に奈落に落ちようじゃないか」の掛け声が、頭の中で昔の森田健作のような爽やかな声で聞こえたのは、多分俺だけだろう(笑)。
ブラディ:HA《滅びの霧》使用。得たメジャーアクションでHA《並列思考》使用! 全部でAGP3点つぎ込みます。
GM:むう、きなされ。
ブラディ:《マルチウェポン》3連打! 全部自動クリティカルです。
GM:(ころころころ)惜しい数字は出るんだがね。全弾命中。
ブラディ:では。65、60、61の〈魔〉!
GM:うお、痛え! まだ生きてるけど流石に効いた。
ブラディ:「へっ、ざまあみやがれ…! 後は頼んだぜ、お二人さん……」そして倒れる。
風間:「先生も凄いが、あっちも頑丈だな…そして先生はここでダウンと」淡々と。
荒雷鬼:「ブラディ先生、先生の犠牲は無駄にはしない!」
風間:「いやまぁ、後で復活するんだろうけどな…」(ぁ
GM/馬頭鬼:「く…火車に相当の被害が出たが…まだ…!」
ブラディ:一応ほら、これでも生ける死者だからさ…犠牲と言えば犠牲だけどねぇ(ぁ
風間:しかし、いつ見ても凄いなぁ(笑)。
ブラディ:一発限りですが、これでやることやりました(ぁ
荒雷鬼:人間性が凄いことになるね(笑)。
ブラディ:マイナス10(爽)。
風間:それでも事前に予測できるだけ、《雷光のごとく》よりは…(笑)。
ブラディ:まぁ、そうですなぁ。計算できるだけ(笑)。
>荒雷鬼
荒雷鬼:では、次行きます。マイナー鬼神符([フィジカルブースタ]相当)を使用します。メジャーで白兵攻撃。クリティカルしなかったらHA《スーパーアクション》を使います。
風間:「さて、鬼の力とやらを見せてくれよ…」長沢の絆を固定、荒雷鬼に愛を。
荒雷鬼:(ころころ)駄目か、その愛を使います。HA《スーパーアクション》でクリティカルに。
GM:では…こちらも押し切られる前に。最後の《攻防一体》を使用。これにHA《電光石火》。
風間:「おっと、そいつは通せないかな」さっきアラキにもらったAGPでHA《ヴォイド》、その《電光石火》をキャンセルする。投げられた咒符が、無数の式神に変化して炉の穴を塞ぐ。
GM:消されてしまったか。では、通し。
荒雷鬼:では、オートで《超逆境》。「鬼神剣、雷撃斬!」牛頭馬頭を切り裂く!(ころころ)111点〈光〉です。
GM/牛頭鬼:「ぬう!? 小癪な…!」刺股で受けようとするも、両断される。
荒雷鬼:あれ? もう300点削ったっけ?
風間:削りましたね。
GM:真の死を迎えるところですが…ここでHA《滅びの霧》! 一撃を受けて破壊されたはずの火車が、まだ動く。マイナー《人外魔境》、オート《死神の刃》《分裂》、メジャーでクリティカル攻撃!
風間:…荒雷鬼、人間性に余裕はあるかな?
荒雷鬼:現在マイナス4です。
風間:《念動防御》するよりは、カバーリングしてもらった方が良いかなぁ…。《電光石火》をコピーしても良いが、敵に復活HAがあるとまずい。
荒雷鬼:なるほど。(ころころ)回避は失敗。
GM:(ころころ)42点の〈炎〉。
荒雷鬼:《黒鉄の機神》で風間を庇います。
風間:「いやぁ、怖いねぇ。荒雷鬼くん、感謝!」妹、誇りの絆を固定。愛を2点荒雷鬼に。
荒雷鬼:あ、エゴがあるので愛いらない。
風間:俺が持ってても使えないし。振り直しのためにでも持っててくれ(笑)。
ブラディ:そして僕は死んでるからさ(笑)。
荒雷鬼:らじゃ(笑)。では愛をもらって1点使用。HA《真理のe》!「もう、そいつは見切ったぜ!」剣で炎を切り裂く。
GM:続けてHA《永劫より》を使用、復活します。
風間:やっぱりあったか(笑)。どうする、消す? …消さずに俺が潰した方が早いかな。
ブラディ:《永劫より》で回復するFPは5D6点。慧さん潰せないかな?
風間:その前に、荒雷鬼から《ブーストアップ》が飛びそうだが(笑)。
荒雷鬼:そうですね。
風間:ということで、復活は通します。
GM:(ころころ)12点、微妙に回復。
荒雷鬼:HA《ブーストアップ》!
GM:HA《ヴォイド》。
風間:あぁ、敵も持ってるわなぁ(笑)。ま、通しましょうか。
荒雷鬼:どうぞ。
GM:では、ここでHA《万能なる一撃》を使用。火車が行動します。
ブラディ:うわぉ。消しましょうかこれは?
荒雷鬼:コレは消すべきでしょうね。
風間:うむ、消そうか。
ブラディ:慧さんと弱者への絆を固定。2点を慧さんへプレゼントー。
風間:もらった愛でHA《歩く影法師:ヴォイド》!
GM:それは通します。
>風間
風間:次はこっちかな。「…頑張るねぇ。じゃあ少し本気出すか。神界符――『護法』」マイナーで《結界魔法》使用。追加パターン《OS:練成の記憶》《OS:霞の外套》。メジャー《ダークネスフレア》、オート《異端の悲哀》。これで人間性マイナス11(笑)。
ブラディ:わぁ、もっと崖っぷちになってるー!?
荒雷鬼:……アラキが一番余裕があるのは初めてじゃなかろうか?(笑)
ブラディ:皆マイナス域というのもこれはこれで(笑)。…帰ってこれるかなぁ(ぁ
荒雷鬼:この前は5D6で27が出た。逆に言えば5D6で8もありうる(笑)。
ブラディ:恐ろしいことを言わないでー!(がくぶる)
風間:(ころころ)クリティカルー!
GM:ここを凌げば…(ころころ)いま二歩くらいに無理。
風間:「この辺で奈落に還りな…轟撃・業風陣!」(ころころ)59点〈闇〉!
GM:その一撃で真の死を迎える。火車が闇の中に飲み込まれ、そこには何もなかったかのように消え去った。
荒雷鬼:「ふう、何とかなったか。しぶといヤツだったぜ……」
GM:さて、そうして。火車が消えたため、新幹線がコントロールを失うのですよ。運転手が死んでるので。
荒雷鬼:「げ。ひょっとして、この列車、暴走してる……?」
風間:「まぁ、結構手強かったな…っと、アフターサービスしておくか」運転手の死体をシーン内に登場させることは出来ますか? 具体的には、運転席に行きたいんだが(笑)。
GM:列車の中に入れば、問題ありません。運転席に行くには…まあ、飛べるようなので問題なく行けるでしょう。
風間:運転席に飛んでって死体を検分しつつ。「あーぁ、こいつぁ酷くやられてるな……“巻き戻す”しかないか」
荒雷鬼:風間に愛2点。
風間:お、サンクス。今のでHA《リセット》を使用、運転手を蘇生させる。「…あと、先生もそろそろ起きたらどうだい?」
ブラディ:僕は自前でHA《永劫より》で復帰しよう。火車のエゴ固定ー。「お疲れさまぁ。いやぁ、やっぱり荒木君も風間君も凄いねぇ。後始末までしてくれたようだし」スプラッタ状態で起き上がるか(笑)。
風間:「まぁ迷惑な連中だったが……勝手に神から悪魔に引き下ろしたのは、人間のせいでもあることだし」牛頭馬頭へのエゴを絆/容赦に変更。
ブラディ:「まぁ、可哀相だったよねぇ。仕方ないこととはいえさぁ」で、牛頭馬頭へのエゴを絆/哀悼に。
GM:では、犠牲者ゼロの状態に巻き戻ります。
風間:《リセット》が余ったら運転手に使おうと昨日から思っていた(笑)。
ブラディ:Φω・)全然考えてなかった(ぁ
荒雷鬼:いやまったく(ぁ
風間:ブラディはともかく、荒雷鬼くん。それでもヒーローかね(笑)。
ブラディ:Φωー)まぁ、関係無い人はどうでもいいのがブラディ(ぁ
荒雷鬼:ヒーローには、そんな都合のいい能力はないから(笑)。
GM:で、問題は。みんなが帰ってこれるかです。
風間:そうですなぁ(笑)。
ブラディ:あっはっは(そっぽむく)。
荒雷鬼→アラキ:みんながんばれー。
そして全員、めでたく生還。
風間:ちょっとドキドキしたかな(笑)。
GM:く、事故は起きなかったか。
ブラディ:えっ、GM−!?
GM:え、いや、嘘ですよ? みんな戻ってきて良かったなあ(爽笑)。では全員無事に帰還したので、エンディングに入りたいと思います。一応、希望などあれば。
風間:うーん。特殊な希望は別にないかな。
ブラディ:特にないけど…
アラキ:さて、旅行に合流できるかどうか……。
ブラディ:そう、旅行参加できるのかは気になる(笑)。
アラキ:反対方向に向かってるからなあ(笑)。
GM:では、こちらの予定通りに行きます。
風間:…急いで参加しようと意気込んで列車に乗ったものの、間違えてそのまま逆方向に一人で行ったアラキ…ふと気付けば津軽海峡が目の前に(ぁ
ブラディ:「ありゃ、アラキ君不参加ですかぁ? まぁ疲れたでしょうし、上手いこと言っておくからゆっくり休んでねぇ」(ぁ
アラキ:マテ、せめて東京で気づくだろ(笑)。
風間:寝過ごしたんだな、さては(ぉ
アラキ:乗換えが必要なはずだー!
ブラディ:東京で慌てて新幹線に乗ろうと思って間違えるんだね!(ぁ
GM:じゃあ後腐れなく、おやっさんに帰還命令出される方向で行こうか(笑)。
ブラディ:って、あぁ後腐れなくー!?(笑)
アラキ:(T T)
■エンディングフェイズ■
●シーン11 『事後の一服』 風間ED
○線路
GM:新幹線が停車した場所に、長沢がヘリでやってくる。「…片付いたみたいだな」
風間:「何とかな…火車を相手取るのは結構大変だった」疲れた顔で煙草を吹かす。
GM/長沢:「しかし、魔物が新幹線をジャックするとはな。大事になる前に止められて、なによりだ」
風間:「まぁ、犠牲者もゼロって事に出来たし。仕事としてはまぁまぁの出来だったと自負しておく」口端に笑みを浮かべ。
GM/長沢:「その辺も、感謝している。ところで…風間」
風間:「……うん? 何だ…次の仕事なら暫く休みにするぞ」ジト目で。
GM/長沢:「そうじゃない。実は、死霊課は慢性的な人手不足なんでな。こういうことが出来る人間を、探しているところなんだが…」煙草を咥えて「…お前さん、やってみる気はあるか?」
風間:「はっはっはっは」爽やかな笑い声が、トンネルに暫し谺し…。「お断りだ」(どきっぱり)
GM/長沢:「…だろうな」そう答えると思っていた、と言わんばかりに、肩をすくめて長沢は紫煙を吐き出した。
風間:「ただでさえ怪事件との遭遇率が多いってのに、これ以上面倒ごとを増やしてたまるか」憮然と吐き捨て、次の煙草に火を付ける。
アラキ/玄:「俺よりカッコいい同僚はいらん!」
ブラディ:玄さん…(笑)。
GM/長沢:「ま、お前さんが公僕になるってのも想像がつかないところだしな。また今度、お前さんの気が変わった時にでも頼むよ」背中を向けて。「お前さんが俺に貸しを作るようなことがあった時にでも」長沢はそう言って、手を振ると去っていく。
風間:「…今さら宮仕えになんぞ戻るかっての。さて、俺も帰るかぁ」一度大きく伸びをして、こちらも背を向け歩き出す。「…せっかくここまで来たし、あいつに土産でも買ってやるかなぁ…」などと呟きながら。
●シーン12 『あの輝く星を仰ぎ』 ブラディED
○京都駅
GM:ブラディはあれから急いで京都駅に戻った。まあ「京都駅で生徒を待つ」と言った手前、京都にいなければならないし、事件のことを他の先生たちに連絡する必要もあった。
風間:…アラキを置いて一人で?(笑)
ブラディ:と、とりあえず京都駅にいないとサボリだと思われるし!
風間:て言うか、一緒に乗ってた生徒達がいたはずだから、彼らと一緒にかな。
アラキ:アラキはどうなったー!?
ブラディ:「ちゃんと来れるように祈ってるよぅ。まぁ、実は僕が祈ると大抵ダメになるってことが明らかになってきたんだけどねぇ」(ぁ
GM:先に戻らないと後が大変なので、急いで京都に戻って、何食わぬ顔で生徒を待つのが良いかと。だから、荒木はここにはいない。
風間:なるほどー。事件は“ないことになった”から、ブラディが現場にいるのはまずいわけですな。
アラキ:あー確かに。
ブラディ:「遅れますが着くそうですよー」と、死霊課が偽装してくれた通りに報告しましょう。
GM/先生:「そうですか、それは良かった。じゃあブラディ先生は、彼らと京都で合流して下さい。詳しい話は後で聞くことにします。それにしても、大事がなくて本当に良かった」
ブラディ:「そうですねぇ。無事で何よりでした。そちらもどうぞお気をつけて」これで報告を打ち切って、待つかぁ。
GM:では、しばらく待っていると。日程を大幅に遅れて、第二陣の生徒たちが乗った生徒たちが京都駅に着く。
ブラディ:「はい、お疲れさまでしたー、皆大丈夫? うん、良かった良かった」
GM:彼らは、何が起きて下りの路線から上りの路線にいたのかなど、理解していないようだが。それでも修学旅行の日程が一日延びたことに喜び、京都の地に足をつけた。
ブラディ:「はいはい、嬉しいのは判るけど落ち着いてねぇー…」
GM/生徒:「あれ、ブラディ先生。先生だけ、なんで京都にいるの?」
ブラディ:「君達のこと待ってるように言われたんだよー、決して置いてきぼり喰らったわけじゃないんだからねぇ?」と軽く流そう。
GM/生徒:「本当かなあ。先生、なんとなく『置いて行かれる』イメージがあるからなあ」そう言って、生徒たちが笑う。何にせよ、彼らは無事であり、彼らを助けるのに少なからず君の力があったのは、確かだ。
ブラディ:…怖いけど、あえて聞こう。アラキ君の姿は?(笑)
GM:そんな生徒もいたような…。
風間:いたような…って(笑)。
ブラディ:「…………まぁ、頑張ってねぇ荒木君。何があったかは知らないけどさぁ」こっそり空に呟こうか(笑)。
ブラディが見上げた夜空で、星が光った。
それが、荒木の星であるような気がした…。
完
ブラディ:星ー!?(一同爆笑)
アラキ:死んでるー!(笑)
風間:終わってるー!?(笑)
ブラディ:そして完(笑)。
アラキ:ちょー…『完』ってなにー!?(大爆笑)
GM:いや、ブラディが荒木のことを思って空を見るものだから、つい(笑)。
ブラディ:はっはっは。お約束お約束(笑)。
GM:…と、いうのはナニなので。荒木のエンディングに行きましょう(笑)。
アラキ:ハイ。
●シーン13 『青年は独り歩く』 アラキED
アラキ:「で、何で俺はこんなところにいるんだろう……」
GM:なるほど。どこか判らないところにいるんだな。では…。
アラキ:え? いや、現実逃避してるだけのつもりでしたが……。
―――アラキは今、何故かトラックの助手席に座っている。
ブラディ:トラックー!?(笑)
風間:何故だ。本当に何故だ…(笑)。
アラキ:「本当なら、俺は今頃パラダイスの真っ只中にいるはずだったのに……」
ブラディ:確かに今夜だからなぁ…(笑)。
あの後、新幹線が使えなくなったため、生徒全員でバスと列車を乗り継いで、京都に向かうことになった…はずだ。
しかし、その後。ちょっとした事件が起きた。
駅のトイレでばったり魔物に遭遇。一日にして二度、事件に巻き込まれたアラキは、どうにか魔物を倒したものの。
…乗るはずだった列車に乗れなくなった。
アラキ:トイレで何やってたんだよ!(笑)
ブラディ:そりゃトイレなんだから用を足s(略)。
風間:この前、『鴉』というアニメを見たら、何故かトイレに河童が出ていたなぁ(笑)。
ブラディ:……いやだな、そんな魔物(笑)。
アラキ:いたなあ、トイレで溺死させる河童(笑)。
GM:かんぱり入道とかは普通にトイレに出る妖怪です。
風間:水を媒介にドミニオンへ引き込んでたのかなぁ、あれは(笑)。
このままでは、夜の楽しみがふいになる! アラキは自力で京都に向かうことにした。
幸い、道には長距離で移動するトラックが走っている。
親指を立ててヒッチハイクすれば、京都になんてすぐ着くはず…だった。
ブラディ:ヒッチハイクか。ガンバレ荒木君。
アラキ:「そう、京都なんですぐ着くはずだったんだ……」
しばらく待って、一台のトラックが目の前に止まった。
運転しているのは気の良さそうなドレッドヘアの外国人。
日本語が通じているかどうか判らないが、「京都に行きたい」と何とか伝えると、彼は親指を立てて笑った。
…それが四時間ほど前の話。
アラキ:「ぷりーず、ていくみー、きょーと。きょーとへつれてって、OK?」
GM/運転手:「オーケー、オーケー…キョーテー…オーケー」彼は笑顔で答えて車を走らせているのだが。
ブラディ:京都じゃなくなってるよ!?(笑)
風間:一人しりとりゲームか(笑)。
GM:気がついてみると、そこは埼玉県戸田市。競艇場で有名な戸田だ(一同爆笑)。
ブラディ:津軽海峡じゃないけどやっぱり違ってたー!?(爆笑)
アラキ:「……高校生が競艇場でどないせえっちゅうんじゃー!?」
風間:哀れな…(ほろり)。
ブラディ:哀れだ…(笑)。
アラキ:「俺の修学旅行、俺のパラダイス、俺の女風呂………終わった。何もかも終わった」orz
GM/運転手:「オー、お礼ナンテイイヨ。君ト私、モウ、友達。ジャマイカ二来タ時ハ、是非、訪ネテ下サイ」彼は君を下ろすと、笑顔で去っていった。
アラキ:「さっさと国へ帰れー!」
GM:これが、荒木が風呂を覗けなかった真の理由である…。
風間:おぉ、見事に繋がった!(笑)
ブラディ:「忙しいからねぇ、荒木君は。風邪って事にしとこうかぁ」繋いでみた(何
アラキ:「……まあ、いいさ。とりあえず、みんな無事だった。そのことに比べれば、俺の旅行くらい」復活して立ち上がる。「さて、幸い、東京にも近いし、帰るとするか!」
GM:では、そこにトラックが都合よく通りかかる。
アラキ:「おお、ちょうどいい!」そのトラックを止めてヒッチハイク。
GM:では運良く、そのトラックは止まってくれる。
風間:またもお約束の予感ですな(ぉ
ブラディ:荒木君だからね(ぁ
アラキ:「すいません。東京まで、お願いします」
GM/運転手:「…オーケー、オーケー。ノーキョー、オーケー」運転席からは、そんな声が聞こえていた。
アラキ:「ごめんなさい。結構です」
任務を達成した満足感と共に、アラキは東京へ向かって歩き始めた。
思わず歌を口ずさむ。
「ドナドナド〜ナ〜ド〜ナ〜、子牛を乗〜せ〜て〜」
その頬には、何故か光る雫が流れていた…。
風間:少しも爽やかじゃない…(笑)。
ブラディ:とうとうドナドナを口ずさむほどに…(笑)。
アラキ:ぴったりですよ(爽)。
GM:荒木が背中を丸めて東京に向かうところで、エンドとしておきましょう。
ブラディ:アラキ君は本当に……この目でしかと見た。美味しいキャラだ…(笑)。
風間:アラキは人生そのものが逆境だね!(笑)
ブラディ:まさしく《超逆境》!
アラキ:俺のパラダイスはどこ〜!?
GM:ほんに不幸やな…荒木君…。だが、俺のシナリオではやはり荒木を学校に行かせるなんて出来ないんだよ…(ほろり)。
アラキ:と言うか、不幸の大半はR−3さんのせい……。
ブラディ:Φω・)アイサレテイルンダヨ。
風間:愛されていたねぇ、今回も(ぁ
ブラディ:次回は何があるのかなー?(ワクワク)
アラキ:そうか、愛とは不幸のことだったのか……。
GM:不幸にしているだなんて…溢れ出る愛で包んであげたのに…(笑)。
ブラディ:あぁ、忘れてたねぇ。お赤飯炊かなきゃ〜(ぁ
アラキ:いらねー!
風間:こうしてアラキの純潔は辛うじて護られた。しかし油断してはならない。いずれ第二、第三の牛頭馬頭が…(何
ブラディ:頑張れアラキ。負けるなアラキ。キミの明日はどっちだ(ぁ
GM:空白の一時間…本当に守られていたのであろうか…(ぁ
アラキ:真実は、永遠に時の彼方へと消えた……(ぁ
Beast Bind New Testament
『火車』
THE END
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