●今回予告●
なんで、自分がこんなことをする羽目になってしまったんだ。
調子に乗って、つい言ってしまっただけなんだ。
本当に貸してくれるなんて、思わなかったんだ。
なんで、俺が行かなくちゃならないんだ。
………バケモノ橋なんかに!
Beast Bind New Testament
『橋の鬼』
汝、噂を紐解かん。
オープニング ミドル クライマックス エンディング
■プレセッション■
GM(natsu):こんな不安極まりないセッションにようこそいらっしゃってくださいました。心からお礼を申し上げます。じゃあ、皆さん準備はよろしいでしょうか?
風間:OKです。
狼也:うぃす…ってHA相談しないと(笑)。
ナナシ:OKですよー…と、そうだった。《アドベント》→《勝利への賛歌》にした方がいいかなぁ、とか思ってますが。
狼也:変更無しでクリティカル系は敵のコピーでまかなうのも手ですが、相手のブラッドが不明な状態ではね(笑)。
風間:こちらは変更無しで。HAはお任せします(笑)。
狼也:HAの変更は小鳥さんにお任せします。
ナナシ:いかん、責任重大!? …慧さんって基本的に近接なのですかね? 遠距離も出来る人ですが、なんとなくダークネスフレアな印象が(何
風間:一応、近接遠隔両方です。支援も攻撃も行けます…要は器用貧乏(ぁ
ナナシ:うーん(笑)。まぁ、なら《世界霊魂》でいいや(笑)。《アドベント》→《勝利への賛歌》にします。
GM:わかりましたー。では、前説をちょっとします。GMは初心者かつ初回GMになります。PLの皆さんも、natsuのセッションはこういう感じ、という予測がなく不安だと思うので、簡単な方向性の提示というか合意を作っておきたいと思いました。ちょっとだけお付き合いください。
一同:はい。
▼前説
話の大筋を複雑にしたら脱線してしまう可能性が高いと思いましたので、話の筋はひねりのない単純なものです。
凄い展開とかは期待しないでください。というか、筋はハンドアウトでだいたい全部わかっちゃうと思うので…(笑)。
その代わり、気楽にやっていただければと思います。
従って、セッションの方向性としては、『プロットよりシーンを重視する』というハードボイルド方式でいきます。
PLの皆さんも、話の筋を頑張って追うことに集中せず、シーンごとを重視してくださるとありがたいです。
まあ早い話が軽い気持ちでやってくれ、と(笑)。
やりたいシーンなどができたら、申告してください。筋からそれない限りやってしまってOKだと思いますー。
▼ハウスルール
・絆/エゴの取得は判定無しに行っていただいて構いません。書き換えも同様です。
・登場判定も宣言さえしていただければ、こちらが却下しないかぎり、自由に出ていただいて構いません。
風間:…はーどぼいるど?(笑)
ナナシ:はーどぼいるどってなんだっけ…(笑)。
狼也:固ゆでの事でしょう(笑)。
(*)正確には、『チャンドラー方式』だそうです。ハードボイルド小説の巨匠レイモンド・チャンドラーの『プロットよりシーンを重視する』作風から。
GM:ハードボイルドは気にしないで(笑)。話が単純なので、他で頑張ろうというだけです(笑)。じゃあ、始めたいと思いまーす。
一同:よろしくお願いしまーす!
●PC1(定員1名) 推奨:心の広いキャラ。
君にはお調子者の友人・志村啓介がいる(大学生・アンノウンマン)。
啓介はいい奴なのだが、一つだけ悪い癖がある。
ついつい、大口を叩いてしまうところだ。
啓介は、バイクサークルの中で勇気のあるところを見せたいがために、
また大口を叩いてしまったようだ。
「先輩のすっげえバイクを貸してくれるなら、例の橋をひとりで渡ってやりますよ」
凹み気味の啓介から相談を受けた君は「またか」と思った。
しかし、内容を聞くと放って置けない予感がした。
シナリオ絆:志村 啓介 (関係:任意)
▼月宮 狼也/―――― プレイヤー:エレクトロ
【ビースト/ビースト】 年齢:16歳/性別:男/カヴァー:高校生
「―――苦しんでる奴を助けるのは当然だろ?」
定食屋の子供に生まれ、平々凡々と暮らす高校1年生。
人狼の母と人間の父を持つ半人狼だが、本人には“他人と少し違う”程度の自覚しかない。
性格は割と軽めな楽天家。特技は料理で、その腕前は既にプロ級。
実家の定食屋は人間の他に半魔もよく訪れるため、彼らの抱える事件にしばしば首を突っ込む。
実は母親が特殊な血筋の人狼で、狼也も高い潜在能力を持つが、まだ使いこなせてはいない。
所持HA:《獣の生命》、《神獣撃》、《復讐の爪》
●PC2(定員1名) 推奨:死霊課の依頼を受けられるキャラ。
君のいる町に奇妙な噂話が流れ出ている。
夜中に一人で“ある橋”を渡ろうとすると、化け物が現れ、渡ろうとする人を食い殺すというのだ。
橋の場所も判っている。古い橋だ。
…古い橋?
君の記憶によれば、そこに古くから橋なんかないはずだ。
君が疑問に感じていると、死霊課から呼び出された。
きっとこの噂についてだろう。
シナリオエゴ:長沢 遼 (関係:任意)
▼風間 慧/風来探偵 プレイヤー:麻那
【マジシャン/イレギュラー】 年齢:37歳/性別:男/カヴァー:探偵
「―――やれやれ。もうちょっと、こう…普通の慎ましい仕事ってのは来ないもんなのか?」
表向きは冴えない私立探偵。基本的に面倒ごとが嫌いな、やる気のないオッサン。
その実体は、元・陰陽局エージェント。陰陽道を修得し、風と刻を詠む一級の術者…だった。
当人は“普通の探偵業”をやりたいのだが、何故か高確率で異様な怪事件/難事件に出くわす。
助手曰く、『不幸の三割打者』。それでも働かなければ生活できないため、彼は今日も仕事に赴く。
公にはしていないが、複雑な事情から別々に暮らす、歳の離れた妹がいる。
所持HA:《万色の魔術》、《歩く影法師》、《ヴォイド》
●PC3(定員1名) 推奨:特になし。
君は用事で帰宅が深夜になってしまった。
夜道を歩いていると、いつの間に出来たのか、橋がある。
――ここを通れば近道できるな。
君が橋を渡ったところ、少女がいた。こんな深夜に?
君が近づくと…。
シナリオ絆:化け物 (関係:任意)
▼ナナシ/Innocent Sorrow プレイヤー:小鳥
【スピリット/セレスチャル】 年齢:外見13歳/性別:不明(外見は中性的)/カヴァー:放浪者
「―――ぼくには個を識別する為の名など無いのです。あえて名乗ってやるなら、『ナナシ』、でしょうか?」
嘆く人の前にふらりと現れ、事件が終わる頃にふらりと去っていく謎の子供。
人の『嘆き』――悲哀・憤怒など負の感情――から生じた存在。それらを少しでも減らすため、人の世に紛れる。
いつも誰かの力となるべく頑張っている…が、口や態度が変に悪い(自覚はない)上、素直になれない。
その努力が実る日はあまりに遠く、実ったとしても嘆きの化身である彼には『緩慢な自殺』と同義なのだが。
直接危害を加える能力には乏しいが、『嘆き』をぶつけて他者の行動を阻害する力を持つ。
所持HA:《怒りの日》、《世界霊魂》、《勝利への賛歌》
狼也:PC間絆は風間に絆/信頼、うちに来たお客さんのちょっとした悩みを解決してもらっている感じで。
風間:PC間絆はナナシに有為。まぁ、人外の存在には良くも悪くも慣れているので。
ナナシ:PC間絆は狼也君に絆/好奇心。とりあえず面白そうだし、見ていてやるですよ。感謝するがいいです(何
狼也:で、狼也から風間にお願い。《錬金術:符呪》が欲しいな(笑)。
風間:えーと。持ってたっけな…?(笑)
ナナシ:あぁ、あるんですね…(笑)。アレは絶対、符術だよな…他の解説文では全て符術になってるのに。
風間:ミドルで合流する時にでも渡すとしましょう。前から注文されてたって事で(笑)。
狼也:「いくつか仕事を斡旋したから一つぐらいくれよ!」かな(笑)。
ナナシ:「約束のブツだ…ありがたく受けとりな……」(ニヤリ)←裏な仕事風味の受け渡し方(マテ
風間:「お前の回す仕事は魔物絡みばかりで、少しも有り難くない」(ぇ
ナナシ:Φω・)ノ" (肩ぽん)
狼也:いやいや、普通の定食屋で魔物絡みは無いから!(笑)
GM:浮気調査?(笑)
風間:…あぁ、そうか。普通の客も来るんだ、狼也の店(ぁ
狼也:いやいやいや、普通の客がメインです!(笑)
ナナシ:「ウチの旦那、絶対浮気してるわ。そうよぉ、そうに決まってるのよぉー!」ぐびぐび、ぷはぁ(←質の悪い客
GM:ありがとうございました。では、本編に入りたいと思います。
■オープニングフェイズ■
●シーン1 『お調子者の悩みごと』 シーンプレイヤー:狼也
GM:狼也くんの友人・志村啓介と話をしているシーンから入っていきましょう。ファミレスかファーストフード店でいいかな?
狼也:うちのお店でもいいですよ〜。
○月宮食堂
GM:では、狼也くんのお店に、しょぼくれた顔の志村が入ってきます。店に入る時ドアを開けて、小さい子を通してくれたりとかしてますよ。
狼也:「いらっしゃーい! って啓介兄ちゃんか」
GM/志村:「ろ、狼也〜、聞いてくれよォ…会計2倍はら…いや、ドリンクとデザート頼むからさあ」
狼也:「………また悪い癖出たわけっすか」オーダーは厨房に回します。
GM/志村:(目をそらす)「バケモノが出る橋の噂、知ってるか? …あるんだよ、そういう噂が」
狼也:「あぁ、あの“ある筈の無い橋”の話ね」手早く出来上がったデザートとドリンクを持ってくる。
GM/志村:「それでさぁ…」志村は美味しそうな食事を見て、少し元気つくかな。
志村はバイクサークルでいいところを見せようと、大口を叩いて
巷で噂の『バケモノの出る橋』を一人で渡ってやると言ってしまったそうだ。
言った直後、「(やべえ)」と思って、「先輩のすっげえバイクを貸してくれるならね」と条件を付けた。
「(大事なバイクだ、どうせ貸してくれないだろ)」と思いつつ。
と こ ろ が 、先輩は快諾。志村は一人で橋を渡るハメになった。
ナナシ:引くに引けなくなっちゃったんだな…(笑)。
GM/志村:「先輩のバイク、すっげえマシンでさ。ふつー貸してくれるなんて思わないだろ? だろおお?」旨い飯食って、少し元気になったかもしれませんね(笑)。
狼也:「…………まぁ、なっちゃった以上はやるしかないっすよ」同情しつつも啓介の肩をポン。
GM/志村:「んで、昨日行ってきちまったんだ」
狼也:「もう渡ったんすか!」
GM:「うん。橋の上はさぁ…ハハハ、なんか目を瞑ってたせいであまり覚えてないんだ」
狼也:「啓介兄ちゃん…………」ジト目で見てあげましょう(笑)。
GM/志村:「そんな目で…見ないでくれよ、ハァ(溜息)。で、その橋に行ってみた日、以来さぁ…、なんか誰かに見られている気がするんだよな」ふと真顔になって。「あーあ、なんか気持ち悪いぜ」
狼也:「ふぅん、それで浮かない顔してた訳っすか」
GM/志村:「そうなんだよ」
狼也:「…………知り合いに探偵も居るし、何があるか調べてもらおうか?」
GM/志村:ガターンと立ち上がる。「本当か!? …でも、証拠とかは何もないぜ?」
狼也:「まぁ、気になる程度なら俺も調べるし、本職には気に掛けてくれるように頼むぐらいっすけどね」
GM/志村:「頼むぜ…! いつもすまないな…気を使ってくれるのは、お前くらいなものだよ」
狼也:「客の悩み事だしさ」
GM/志村:「…ま、それでも嬉しいぜ」
狼也:では、啓介が店を出た後一言。「ある筈の無い橋で渡った後に誰かに見られる。絶対、魔の領域だよな」溜息一つつきます。
しっかりしていなかったら、生きていられない――――優しくなれなかったら、生きている資格がない。
GM:狼也、君のSAは[SA:志村啓介を助ける]だ。
▼絆/エゴの変化
狼也:志村啓介に絆/助力を取得。
GM:問題は次のシーンか…。
風間:(ふと)…あ、《内なる獣:形態変化》も《錬金術》で渡せるなぁ(ぉ
ナナシ:奈落へのジェットコースター!?
狼也:ヤメテ! 奈落は見たくない!(笑)
風間:キャラによっては強力ですよ。キャラによっては意味ない上にコスト激重いけど(笑)。
●シーン2 『無い筈の橋』 シーンプレイヤー:風間
GM:風間さん、あなたも噂話をチラホラと耳にしはじめています。ですが、あなたの記憶によれば「そこに橋なんてあったか?」と思います。
風間:「…あー、まぁた来るんだろうな…頼んでもいない厄介事が」溜息。
GM:という辺りで死霊課の長沢刑事から呼び出されます。えーっと長沢刑事なんですが、『火車』のリプレイで「必要に応じて性格を使い分ける」って書いてたので、その方向で演じます。
○死霊課
GM/長沢:「…気づいているという顔だな」
風間:「…他に、お前がどんな用件で俺を呼び出すってんだ?」じろり、と面白くもなさそうな目で睨みつつ。「出がけに、助手の姫さんにも言われたよ」
『―――巡り合わせも、ここまで来るともはや運命じゃな。
お主自身が好んで、厄介事を引き寄せてるとしか思えんぞ?』
風間:「…だとさ」肩をすくめ。
GM:長沢も、軽く肩をすくめます。
ナナシ:Φω・)運命とか宿命とかそう云うレベルだ!(ぁ
狼也:逃れられないわけですな。南無〜(ぉ
ナナシ:Φωー)あと、呼び寄せる体質である可能性も疑いましょう。つまりは、「諦め」が肝心なのですよ!(脱兎)
風間:|<ザシュッ、ズバッ、グサッ!
ナナシ: ―しばらく お待ちください―
狼也:|<ドサッ シュッ、ボォ!
ナナシ: (上手に出来ました!!)
狼也:以上、超ミニコントでした〜(ヲィ
ナナシ:|<OPから殺されるとは…私も進歩したな。進歩。うん、進歩だ。そう思えばいい。@魂
狼也:とりあえず、愛あげるから還っておいで〜(笑)。
GM/長沢:「橋は○×通りをずっと行ったところに、“昔から”ある」ですが、風間さんは次のことが判っています。
・不自然な位置に橋がある。その先は山に通じていて、橋をかけるべき人の往来がないのに。
・不自然さに気づいているのは君だけのようだ(具体的には半魔なら気づく)。
・地図を開くと、そこには橋がないはずだ。でもみんなは、「そこにはずっと橋があった」という。
GM/長沢:「…昔から、あるんだぜ、橋が」
風間:うんざりした顔で。「不思議な話だねぇ……TVの特番でやったら喜ぶんじゃないか? マニアが」
GM:長沢は気にした素振りを見せず、続けます。「だが、建設許可の発行記録・街の地図などを見ると、そこに橋はないことになる。矛盾にその場では気づくんだが、次の瞬間には、“昔からあった”と思えてしまう。TVじゃあなくて、お前の側の話だろ? これはよ」
風間:「手続き上で無かろうが、現に『橋』はそこにある。しかし、だ…それで誰が困る?」
GM:エゴをつついてやるうー。「おいおい、勘違いするなよ。俺は、お前に振ってやったんだ」にやりと。
風間:「単に“怪しいってだけ”なら、俺が出向く必要はないと思うわけだが…」
GM:そして死霊課からの情報。
・行方不明者も出ている。例の『橋』の近くで足取りが途絶えている。
GM/長沢:「あの橋、あんたのあー…と、何だっけ? 妹さんも使うかもしれないんだろう? 他人に任せた方が良かったか?」
風間:「…チッ」小さく吐き捨てる。「判った。ちょうど、偶然にも臨時収入が欲しかったところだ…引き受けてやる」
GM:よかったああああああ。
ナナシ:Φω・)攻防戦が(笑)。
狼也:見事な突き方で(笑)。
ナナシ:Φωー)互いに如何に自分の要望をさりげなく押すかの戦いだ…(笑)。まぁ、慧さんはそう云う運命だから仕方ないのですよ(←懲りない
GM:フッと長沢は笑いますが、すぐに一転、真剣な顔で「お前にしか手が出せない領域の話のようだ。よろしく頼むぞ」
風間:「それで、資料は?」
GM:おお! すげえ!
風間:ん?(笑)
GM:ちょうど言おうとしていました(笑)。
ナナシ:Φωー)うむ、私ではまったくもって考えなかったラインだ(マテ
GM:長沢はバサッと資料を渡してきます。…ん? どうやら橋に行って生きてる人間が1名だけいるようだ?
風間:ざっと目を通して、必要な部分を覚えたらカバンに突っ込む。「…………貸し一つ、追加だからな」コートを肩にひっかけ、立ち上がる。
GM:慧なら何でもできるだろう――どうしたら真っ当に暮らせるかということ以外はね。[SA:事件を解決する]、絆等の取得をお願いします〜。
風間:受け取った。長沢へは絆/貸しで。
▼絆/エゴの変化
風間:長沢遼に絆/貸しを取得。
ナナシ:SA配布の際の文章まで…(笑)。
GM:小鳥さんのセッションのリプレイを見る限りですが、快刀乱麻・勧善懲悪というよりは、トラウマとかちょっと迷いのある話がいいのかな? と感じました。キャラも、なんかそういう雰囲気を感じるしね。だからその方向で行きたいかな〜と。
ナナシ:はーい…まぁ、ナナシは……口が悪いから(笑)。
GM:遅かれ早かれ、この問題はナナシには振りかかるだろうし、答えはきっと出ないだろう。って感じで行きますよ?
ナナシ:判ってるな、なつさんは……ドツボですよそう云うのは(笑)。
GM:いいわね? いくわよ?
ナナシ:こいっ!
●シーン3 『橋の鬼』 シーンプレイヤー:ナナシ
○とある橋の前/深夜
GM:あなたは深夜、何かの用事で帰宅が遅れました。ショートカットできる位置に橋があります。さあ、渡るのじゃあ〜。
ナナシ:「おぉ、これは渡りに武器(*)ってヤツです」ラッキーと言った具合に渡る。
狼也:武器だと半分ぐらいは沈むな(笑)。
(*)『渡りに武器』…正しくは『渡りに舟』。もちろんPLは判った上で間違えてます(笑)。
GM:橋の中ほどに少女がいます。水面を見ていましたが、君の方を向きますよ。やや、悲しげな顔をしています。
ナナシ:「………? こんな夜遅くに何してるですか? …えーと、話を聞いてやらん事もないのですよ?」心配そうに声をかける。
月は曇り、風も止まった。虫の声が聞こえない。
「ねえ、お兄ちゃん…死んでよぉおおおおオオオオ!」
身の丈は3m近くなり、手の指は三本。爪がぎしぎしと伸びて刀のように鋭い。
乱れた頭髪の間から1つだけの目がナナシを睨む。
風間:いきなり「殺す」宣告された!(笑)
狼也:スプリガン?(ゲーム違
風間:あぁ、確かに外見もそんな感じ(笑)。
GM:一つ目の鬼が爪を振りかざして一撃!
ナナシ:「なっ!? きみは一体ナニモノなのですっ!?」ギリギリの所を後ろへかわしつつ。
GM/鬼:「ほう? お前は……これをかわすとは…。半魔か?」橋に魔力が満ちて、ナナシの魔力を探るような感じを受けます。「ふ…ふははは、笑えるではないか!」
ナナシ:「何がどう笑えるというのですか! 聞いてやるから説明してくれなさい」無駄に偉そう。
GM/鬼:「恐れ、悲しみ、不安、それから生まれたのが俺だァ。お前は同類だってことだよォー! お前もこっちへ来いよぉ」ニヤニヤ笑いながら。「認めてしまえよ? ほれ、人の不安こそお前であり俺であるのだ」
ナナシ:「………。なるほど、です。……きみもおなじ、だったのですか」
GM/鬼:「なぜ人の中になんぞいる? ン? こっちへこいよォー…闇の世界によオオオオオオオ!」
ナナシ:「確かにぼくは、『ナナシ』は、そう言った負の感情です。でも、だからこそ、ぼくは………。ぼくは、人と共にあるのです。きみとは違う道を選んだのですっ!」ぐっと睨む。
GM:OK! かっこいいな(笑)。鬼は、舌打ちして姿を消す。
ナナシ:いきなり核心なネタを振られるなんて…! ときめいてしまったですたい(マテ
狼也:なつさんお見事です(パチパチ)。
風間:立派立派。
GM:姿を消しつつ、声だけが響きます。「貴様は…俺だ…この世界こそ不幸を生み出すシステムなのだ…認めてしまえ…」で、橋が消える。水にぼっちゃーん!
ナナシ:「…………ここは、他のヒトが惑わされると危険です。早急になんとかしなひゃあああああ!?」ぼっちゃーん(笑)。
狼也:オチまでついた(笑)。
風間:消えるのか、橋(笑)。
GM:風呂敷広げるだけなんで楽でした。答えまで出すのだと辛かったでしょうね(笑)。
ナナシ:まぁ、上手いこと答えはぼかしましたが…いかん、OPからダメな子になってしまった(笑)。
風間:答えを出すならクライマックスでしょう。OPでいきなり答えに到達されても困る(笑)。
ナナシ:Φω・)そりゃもちろん(笑)。
GM:さて、ナナシさんには次のことが、現時点で判りますよ。
ナナシ:お伺いしてやるですよ(マテ
・ナナシに気づかれているので、乗りこんでも姿を現さないだろう、おびき出すようなネタが必要。
GM:これは“同類”だから、魔力の匂いから気づいたんです(笑)。エゴをチクチク(笑)。
ナナシ:うぅ、上手いことイジメてきやがる(笑)。なるほど了解です(笑)。
GM:誰も自分から完全に逃れることはできないのだ。[SA:鬼を倒す“方法を探す”]をどうぞ。
ナナシ:「…ふん、きみとぼくは違うですよ。きっちりケリ付けてやるのですよ……ふえっくし」受領しましたー!
GM:はいー。絆などの処理をお願いします。
ナナシ:口ではあんなこと言ってますが、エゴは同一視、だろうなぁこれは。橋の鬼に対して、エゴ/同一視を。
GM:了解です。
▼絆/エゴの変化
ナナシ:橋の鬼にエゴ/同一視を取得。
風間:ナナシの同類…レジェンド/スピリットとかかな?
狼也:《自然への回帰》いやー! 《獣の王》や《俊敏なる盾》消されるー!(錯乱
GM:おいおい判ることでしょう。探偵さんの活躍を待ってますヨン。
風間:まぁ、最大限の努力はします(笑)。
ナナシ:Φω・)頼りになるのは慧さんだっ!
狼也:頼りにしてるっす。風間のおっちゃん(ぇ
風間:いやあの…単純な情報収集能力では、ナナシの方がよほど高いんだが(笑)。
ナナシ:Φω・)能力の問題じゃない、PLのうっかり度の問題だ!(マテ
GM:OP、つめこんだせいで時間かかったな…うむむ。
狼也:いあいあ、正味1時間は立派です。
風間:OPで3シーンですからね。今のところ順調かと。
ナナシ:Φω・)ココまでやっておいて、この時間は順調です。むしろ師匠と呼ばせてくださ(フェード
GM:誉めるとコケますよ、私は(笑)。
■ミドルフェイズ■
●シーン4 『消える橋の怪』 シーンプレイヤー:狼也 登場難易度:任意
○街中
GM:狼也は何から始めていきたいか、方針などありますか?
狼也:先ずは橋の事を調べないと何にもなりませんが(笑)。
GM:OK、それを待っていましたぜ。『バケモノ橋』〈情報:噂話〉で判定できます。
狼也:この面子では狼也が一番情報ダメダメ(笑)。(ころころ)お、出目は良くて達成値16です。
風間:しかし達成値は高い(笑)。
ナナシ:ダイスが素敵(笑)。
GM:高いですね! では。
>バケモノ橋 〈情報:噂話〉
達成値0:街の人の噂話はだいたい次のような感じである。
深夜に1人で“ある橋”を渡ろうとすると、少女が1人たたずんでいる。
声をかけようとするとバケモノに変身し、通行人を食らう。
…という『古くからある』噂話である。
達成値5:橋の位置がわかる。記録を調べると、そんなところに古くから橋は無い。
達成値10:古くからある噂話ではない。最近になって流れ始めたものだ。これに気づいているのは半魔のみ。
達成値13:死霊課がこの噂話について動き始めている。依頼を受けたのは探偵風の男。
GM:以上です。
風間:最近生まれたにも関わらず、『古くからある噂』だと思いこまされてるのか…何だろうね?
GM:フフフフフ。
狼也:単純にHAで考えるなら《歪曲する真実》が一番ですがね。
GM:フフフフフ。
ナナシ:『古くからある→レジェンド的に強い』とか、そういう理由かなぁ…軽いかな。
GM:いやー、ここからはNPCいないから楽じゃないかな俺!
ナナシ:合流シーンは割とお任せでいけるからネ!(笑) まぁ、ぼくは慧さんの事務所にでも押しかけて「手伝わせてあげるから感謝してくれなさいです」とか言ってのけるつもりですが(超マテ。
GM:期待してます…(笑)。実を言うとナナシの合流動機付けは作ってないんです。
ナナシ:まぁ、だって…自分1人で解決したいのは山々だが、ばれちゃってるからネタを集めなきゃいけないし(笑)。なら、誰かを頼るしかない。充分な動機ですヨ(笑)。
狼也:狼也は噂話以外は情報全滅なので、ここらで他のPCに繋ぎを取って情報をお任せしよう(笑)。「探偵風? ………風間のおっちゃん、またこの手の仕事請けたのかな?」風間に連絡を取ります。
風間:では登場しますか。
GM:はい、どうぞ!
風間:「…月宮食堂のボウヤか。何の用だ?」in電話。
狼也:「おっちゃんの請けた仕事、“ある筈の無い橋”の調査でしょ」in電話(以下略
風間:「情報が早いな……と言うより、故意に漏らしやがったな、長沢」
GM:おおカッコイイ。って、長沢故意に流したのか…!(笑)
風間:奴ならやりそうだ。いや、きっとやる(←偏見
ナナシ:Φω・)有力情報を持っている人がそっちに押しかけるように仕組んだのですよ!
GM/長沢:「断っておくが、この稼業の者に聖人君子がいると思ったら、間違いだぜ」
ナナシ:Φω・)がびん(笑)。
風間:「それで? わざわざかけてきたって事は、めぼしい情報でもあるのか?」
狼也:「あぁ、知り合いで橋を渡った人が居るんだけど、その人が誰かに見られてるとか言ったから俺も調べたんだ。で、橋で女の子が人を食ってるんじゃないかって推測が出来てさ、その女の子について調べられないかな?」
風間:「そりゃ、ちょうど良いな。こっちも唯一の生還者を訪ねようと思ってたとこだ。お前の知り合いなら面倒がなくて良い。女の子とやらについては、これから調べておこう」
狼也:「頼むっす。俺も一応調べてみるけど、こういうのは本職が一番だから。ちなみに橋の様子を聞こうとしても無駄っすよ。その人は怖さの余り目をつぶって、何も見てないっすから」(苦笑)
風間:「そりゃ、また…」一瞬、苦笑して。「だが案外、臆病だからこそ助かったのかもしれんぞ?」
狼也:「見なかったから助かったってやつっすね」
風間:「その可能性もあるってだけだがな。あぁそうそう、頼まれてた品も今度持っていく」
狼也:「ラッキィ! あれがあれば色々出来るっすからね!」
GM:いろいろ憶測が流れている…(笑)。
ナナシ:カッコえぇのう。ぼくも上手くRPしたいものだ……とりあえず、ことわざの誤字集つくっとこう(ぁ
風間:この辺で退場かな。
狼也:うぃっす、こっちはシーンを切る前に橋の少女について一応調べておきます。
GM:はーい。いろいろ、積極的に行動してくださったので、出せる範囲では判定なしで出しますね。
狼也:やたー!
GM:ただ、まだフラグが少ないので、完全に出てはいないと思ってくださいね(笑)。さすがにミドル1で全部出ては困るので。
狼也:旗は何本あるのかな?
GM:1つかな(笑)。
狼也:ナナシ、さっさと旗を富士山の頂上に立てて来い(笑)。
ナナシ:「何でそんな事をぼくがやらなきゃいけないのです! ………ふん、仕方ないから今回だけですよ!」(いそいそと富士山へ赴く)
風間:あ、こっちもざっと調べておいていいかな。電話の向こうだけど(笑)。
GM:OKですー。慧、狼也共通ということで、以下の情報を与えます。
>少女=橋の鬼
橋を渡る者を狙う魔物である。
当然、橋の不自然さから魔物による事件と見て間違い無い。
橋を死霊課が一度爆破している(笑)。
が、翌日になると橋はあった。核であり、主である魔物を潰すべきだろう。
おそらく、伝説や伝承に関連する魔物であろう。
GM:こんなところです。
風間:爆破、って(一同笑)。
ナナシ:爆破ー!? 過激派だ(笑)。
GM:まだ、情報は出きってないですし、判定しても今の段階では出ません〜。
風間:この先は、別のシーンで調査するのですな。
GM:いえーす。
狼也:「伝承が歪んだのか歪められたのかは知らないけど、こいつは放って置けないよな」
GM:では、絆の処理をお願いします。
狼也:絆は橋の鬼にエゴ/敵意で。
風間:狼也に絆/信用を取得。
▼絆/エゴの変化
狼也:橋の鬼にエゴ/敵意を取得。
風間:狼也に絆/信用を取得。
GM:橋の位置が判るって言ったら、「爆破しに行く」ってPCが言うかな〜?とか(笑)。
風間:まぁ、PCによってはそういう行動する奴もいる…かなぁ?(笑)
ナナシ:…言う、かなぁ……いや、言う人もいないということもないかな(笑)。
狼也:橋には《資産:不死》でもついているのかな? 少なくとも核では無いのは確か。
GM:あ、ドミニオンルールはGMが解ってないので、雰囲気だけってことにしてください〜。とりあえず、橋ぶっ壊しても駄目ですよ、と(笑)。
一同:了解〜(笑)。
狼也:これでレジェはほぼ確実っと……《美しい……》嫌ーい!(笑)
風間:攻撃でクリットしても振り直させられる…(笑)。
ナナシ:鬼や…(笑)。
●シーン5 『生き残った男』 シーンプレイヤー:風間 登場難易度:任意
○風間探偵事務所
GM:行動の方針をお願いしまする。
風間:狼也と合流する前に、集められる情報は集めておきたいかな。
GM:では…先ほどのシーンで狼也と情報交換をして、OPでの『唯一の生き残り』=志村啓介ということは判りました。
風間:ふむ。彼についても情報収集可能?
GM:いえーす。志村の近辺を探ってください、念願の探偵業ですよ(笑)。
風間:では調べておこう。〈情報:噂話〉かな?
GM:はい、噂話でお願いします。
風間:…しまった。噂話は情報屋がない。〈情報:魔物〉じゃ無理だよね?(笑)
GM:一般人ですからね(笑)。
風間:(ころころ)達成値10。さすがにコスト使うのは勿体ないし、いざとなったらナナシもいるので(笑)。
GM:おお、まずまずですね。とはいえ低いんですよこれ。
>志村啓介の行動 〈情報:噂話〉
達成値1:覚えてない。
達成値5:彼は唯一の生き残りだが、橋の上での行動を覚えていない。
達成値9:ただ、志村啓介は橋に行く前に、夜行雪彦(*ルルブp202参照)の店で何事かを相談している。
GM:以上です。全部出てます、相手が一般人なので。
風間:お、長沢以外の公式NPCは珍しいなぁ。
GM:ええ、出てないのを出そうかと…(笑)。
風間:「…そういや、この手の話は奴の得意分野だったな。久しぶりに会ってみるか…」
GM:この志村情報に加えて、今のところ判るのはミドル1の最後の情報と、『死霊課の行動』くらいです。
風間:その辺も資料に載ってるかな?
GM:では、資料に載ってるか、長沢が努力したか判定をしましょうか。噂話、魔物、警察、どれでもどうぞ。
風間:〈情報:魔物〉で行けるなら、それでやろう(笑)。情報屋込みで(ころころ)おぉっと6ゾロ(笑)。達成値18。
GM:あーあー申し訳ない…。長沢頑張りました(笑)。でも、あまりこれ重要じゃないんだよな。
風間:申し訳ないって…やっぱりか(笑)。
狼也:見事な出目なんですけどねぇ。
ナナシ:なんと、おいしいダイス目!(笑)
>死霊課の行動 〈情報:噂話/警察/魔物〉
達成値5:橋の不自然さから魔物による事件と見て間違い無い。
達成値10:橋を死霊課が一度爆破している。が、翌日になると橋はあった。主である魔物を潰すべきだろう。
達成値15:橋の上で戦うと相手が有利である。
GM:まあ18出たのでオマケを。
とにかく、相手のホームである『橋』には凄い魔力を感じる。
橋の上で戦うのは相手が有利どころではなく、まず勝てないほどの魔力だ。
WithLove ながさわ♥
GM:以上です、全部出てますー。
ナナシ:いかん、署名が熱狂的…(笑)。
風間:「…ま、やるだけのことはやったわけだ。ないよりはマシだな」では、蛍雪庵に向かうところで…誰かと会うかな?(笑)
ナナシ:じゃあここで(笑)。
GM:蛍雪庵って何ですか?
風間:夜行の家(笑)。
GM:あ、ほんとだ(笑)。古本屋とずっと認識してた(笑)。
ナナシ:古本屋の名前がね(笑)。慧さんが出掛けようと扉開けたところで、丁度良く登場しても良いですかね?
GM:どうぞ〜!
ナナシ:「あ、お出かけですか? でもその前に久々に尋ねたぼくの話をちょっと聞いてくれなさいです」えっへん(ぁ
風間:しかし、扉を開けたのは助手(笑)。「…何じゃ、お主か。おい、所長。金にならん客人が来たぞ?」奥を振り返り。
(*)ちなみに助手とは、以前とある事件で風間の押しかけ助手になった、古い桜の精(BBNTとは別ゲームなので、リプレイ未掲載)です。
眷属を従えてのお姫様暮らしが長かったせいか、所長より態度が大きいのです。
ナナシ:「……久しぶりなのにつれないのです。…別にめげてるわけじゃないのですよ! 早く話を聞いてくれなさいですー!」じたばた(笑)。…ダメな子だ…(笑)。
風間:駄目な子と言うか…可愛いかも知れない(笑)。
狼也:駄目な子ほど可愛いと言いますからね(笑)。
GM:いじめたい…(笑)。
ナナシ:まぁ、ツンデレデレデレというかデレデレと言うか……(マテ
風間:「……ナナシか。これから用事なんだが…急ぎか?」
ナナシ:「むー…急ぎと言えば急ぎですが、とりあえず『あるはずのない橋』的な話です。まぁ、どこかに行くと言うなら道中で話してやらんこともないですよ」えっへん。
風間/桜姫:「用事があるなら勿体ぶらず早う話すが良い。どうしてもと言うなら妾も聞いてやろう」ふんぞり。
GM:まあここは軽くやるのがいいでしょうー。どの道、例の問題で重くなるんだから…(笑)。
ナナシ:そうだ、いきなり答えの出ない命題パスされたんだ…(笑)。
風間:「…まぁ、それはともかくとして。これから『鬼』の話を聞きに蛍雪庵まで行くんだ。暇ならお前も付いて来い」
ナナシ:「暇じゃないですよー! でも仕方ないからついていってやるです。そこまでいうなら道中で話してやるですよ」ちょこんと嬉しそうに隣に並ぶ(笑)。
風間:では、行きましょうか(笑)。詳しい話は夜行に会って聞こう。
狼也:そして仲間外れの狼也君(イジイジ)。
GM:お待たせしてしまったなあ…。
風間:あぁ、狼也にも夜行に話を聞きに行くことを伝えておくか(笑)。合流もそっちでやろう(笑)。
GM:是非そうしてください(笑)。狼也くんも夜行の店に行きますよね?
狼也:伝えてもらったので行きますね(笑)。
風間:言われなければ、うっかり流すところだった(笑)。
GM:では、狼也に連絡をしたということで、シーンを切ります。絆の処理などありましたら、お願いします。
風間:絆は…今のところなし。
ナナシ:慧さんに絆/信頼を。
▼絆/エゴの変化
ナナシ:風間に絆/信頼を取得。
GM:流れを考えるに、狼也・慧と一緒に雪彦の店に行くというシーンでいいですか? それとも、ななこが悩むシーンでもやりますか?
一同:ななこ?(笑)
ナナシ:いや、一緒に店に(笑)。この子の意地っ張りな喋りは無駄に長文になるから…(マテ
狼也:ななこで通した!(笑)
GM:はーい。
●シーン6 『鬼の伝説』 シーンプレイヤー:ナナシ 登場難易度:任意
○蛍雪庵
GM:では、3人で夜行雪彦の店『蛍雪庵』に来ました。
ナナシ:シーン間で目的話してもらったかな?(ぁ
GM:ン? 「かくしか」したことにしてください。
狼也:万能アーツ《かくかくしかじか》ですな(笑)。
ナナシ:はいなー。たまに何を知ってて何を知らないかわかんなくなるものですから。これはまぁ、PLの問題なのですが(マテ
風間:事情は大雑把に話したと言うことで。
ナナシ:はいなー。まぁ、ナナシはすぐに態度に出るとは言え、口が悪いからなぁ…(ぁ
風間:「最近、志村啓介という学生が来たはずだ。彼にどんな話をしたのか、訊かせて欲しいんだが?」
GM/雪彦:「お…お……? おおおおおおお? 彼は無事かね?」
狼也:「今の所は無事だぜ」
風間:「生きてるな、今のところはだが。ただ…“視線を感じる”と言ってるらしい」
GM/雪彦:「そんなことはどうでもいいんですよ! そうか! 無事だったか! ギャハッ!」
風間:「嬉しそうだな…で、志村に何を話したんだ?」
GM/雪彦:「ウーン…ワタクシの知識通りでしたなあ〜」
ナナシ:「とりあえず落ち着いてさっさと質問に答えるのですよー!」時間が惜しいと言うようにじたばた。
GM/雪彦:「そうですなあ、バイクは“鉄の馬”ですもんなあ」
狼也:「………馬で通れば鬼が出ないとかか?」
GM/雪彦:「おお! 君! いい質問だね」
風間:…今思いだした。雪彦って情報渡す時に、やたら長話になるんだ(笑)。
ナナシ:………いかん、ぐったりして死にそうです(笑)。多分ナナシは飽きっぽそう(マテ
狼也:狼也も長話は苦手だな(笑)。
GM/雪彦:「キャハッ! まあこれを見たまえ〜」お茶も出ませんぞ(笑)。
狼也:期待してません(笑)。
GM:雪彦は本棚から、ナナシの頭の上に1冊の本を放ります。
風間:「ふむ…?」覗き込む。
ナナシ:「あたっ! 随分乱暴なことしてくれるのですー! あぁ、そしてそこから読まれてるのです…仕方ないので机の代理でもしてやるです」と言うわけでそのまま本を頭上に持ってるか(笑)。
GM/雪彦:「あの志村とかいうバカは生きても死んでもいいんですがあ〜。そうか、生きたかあキャハッ! 実験成功だよ! 見てくれたまえ〜!」まあこの辺で切るぞ(笑)。
狼也:『生きても死んでも〜』のくだりで殴りかかりそうになったけど自制。
GM:そんな狼也の視線には全然気づいてないです。ま、故意に善人ではなくしてます。ハードボイルドなので(笑)。
ナナシ:まぁ、元々こういう人と言えばこういう人だからなぁ。知識の方が趣味だし…………テンションは高いけど(笑)。
風間:どっちかというと「キャハッ!」という口調の方に驚いた(笑)。
狼也:同じく(笑)。
ナナシ:なつさんGMの雪彦はトランスすると「キャハッ!」とテンション高くなるのか…ステキ(笑)。
GM:では、そのタイトル『今昔物語集』。雪彦はトランス状態で「これはいつ成立したのか判らないんですよ〜」とか、32冊のうち欠本がどうのとか言ってます。もうPC目に入ってません、皆さんで読んでください。
風間:黙って聞いてる。情報を頭の中で整理しながら。
GM:キーワードはいくつかありますね。狼也も気づいたようですが、「馬」「油」などを何度も言ってます。
風間:判定とかいるのかな?
GM:いえーい、もちろん判定です!
狼也:〈知識〉判定?
GM:この『今昔物語集』を読めたかです、この本がフラグになって『真・橋の鬼』〈情報:噂話/魔物〉が振れるようになります。どうぞ!
狼也:(ころころ)達成値10。よし、任せたぞ! ナナシ!
風間:えぇと、いきなり情報収集判定を振るの?
GM:ええ、うまく雪彦の話から情報を総合して、該当する今昔物語の話にいきあたったか、という判定です。
風間:了解。〈情報:魔物〉と情報屋で。(ころころ)出目は今ひとつ…達成値11。
ナナシ:噂話も魔物もレベル、情報屋ありなのですよ。(ころころ)達成値20。
GM:おい20って…。
狼也:一人だけ20って(笑)。
風間:ナナシが高いから良いか(笑)。
ナナシ:張り切ってるなぁナナシ(笑)。
GM:で、では…ボーナスまで全部出るとは思わなかったな(笑)。
狼也:けど、エトランゼが入ったキャラは情報判定で20とか平気で出しそうですが(笑)。
>橋の鬼 〈情報:噂話/魔物〉
達成値5:馬? 油? この本の中に本当にあるのか?
達成値10:おっ? 『安義橋の鬼』という話によく似ている。
達成値13:伝説の通りに行動すれば、伝説の通りにしか鬼は行動できないようだ。
逆に、橋の上では伝説が力を貸すため、到底勝てないほどの力を発揮されるだろう。
達成値20:ブラッドはレジェンド/デーモン。
GM:以上、全部出ました。
風間:デーモンか…。
ナナシ:歪曲で噂を…と言うのは、まぁ、あながち間違いではなかったのか(笑)。
GM:HA《歪曲する真実》ですね、確実に。そして、『安義橋の鬼』も当然わかります。
>安義橋の鬼
今昔物語に曰く、安義橋という橋を渡ろうとする人間を食べる鬼がいた。
ある時、度胸試しに軽口を叩いた男が、殿様の凄い馬を借りて橋を渡る羽目になった。
男が馬の尻に油を塗りつけて渡ったため、鬼は滑って馬を捕まえられなかった。
しかしその後、鬼は男の家族に化けて男の家に進入。鬼は男を食らった。
風間:「ふぅむ…確かに志村の行動とこの伝説の内容、符合するな」
狼也:「バイクなら鉄製の馬で油もあるしなぁ」
ナナシ:「つまり…現代の馬とも言えるバイクで、後ろ側に油をつけておけば捕まえられずにその場は潜り抜けられるのだが、執念深く化けてでるってことなのですね。ふふん、ちゃんと説明してやったです!」(何
風間:「……伝説通りに動くのなら…有効なのは、志村を囮に待ち受けることなんだが」狼也の顔を見つつ。
狼也:「………啓介兄ちゃんの電話番号なら知ってるけど………」住所まで知っていていいのでしょうか?
ナナシ:「…………むしろ、伝説通りだとすると…家族に化けて近寄ろうとしてんじゃないのです?」
GM:フフフフフ…俺は嬉しいぞー(笑)。
風間:「もしくは、誰か他の奴が同じように橋を渡るとかな」尤も、こっちは有効かどうか判らないんだけどな。
狼也:「伝説通りなら待ち伏せが一番か、正直気が進まないけどさ」
ナナシ:「遠く離れたところに住んでる知り合いがいきなり尋ねてくる事になったとか、そういう話を電話でも何でも聞くことを薦めるのですよ。別に心配とかそういうわけじゃなく、単にあの鬼がいけ好かないだけなのですよ!」心配そうにおろおろしながら(笑)。
GM:かわいいな(笑)。
風間:「あーあー、判った判った。それじゃ、先に電話で確認取ってみるか。狼也、頼む」
狼也:「まぁ、一応電話してから待ち伏せようぜ」電話で啓介に連絡を取ります。何があってもいいように足のバイクの傍で。
GM:皆さん、ありがとうございます。
風間:何故に礼を(笑)。
ナナシ:このタイミングで礼…?(笑)
風間:何かGMのやりたいプランに合致したらしい…(笑)。
GM:では、狼也。啓介に電話で連絡が取れます。と、その前に3名とも、〈知覚〉で判定。
風間:(ころころ)達成値11、平均値。
ナナシ:助手込み(ころころ)達成値10。心配で全然ダメ(笑)。
狼也:(ころころ)達成値9。知覚も最低(笑)。
GM:ま、ファンブルしなければいいんですが(笑)。皆さんの推理はまったく正しいんです。
狼也:ファンブル以外成功だとファンブルする人いますしねぇ(笑)。
>『伝説の通りに行動すれば、伝説の通りにしか鬼は行動できない』
→橋の上を高速の乗り物で移動すれば追いかけてしまうので、橋から出てしまう。
→橋から逃れた者は追いかけて行って殺すので、橋から出てしまう。
GM:上に出た2つの選択肢を両方あげてくれました。
風間:なるほど。
ナナシ:ぼくは同族だから例外か。よかった(笑)。
GM:そこで〈知覚〉により、GMの心理を読めます。
風間:GMのですか、鬼じゃなく(笑)。
GM:GMはPCがやりたい方をやればいいと思っている。カッコイイと思う方を選んでください!
狼也:「………啓介兄ちゃんの家に行く途中で橋を渡ったら、鬼は出てこないかな?」狼也としては、知り合いにかかる危険性は極力抑えたいです。
風間:『志村を囮にした場合:橋からは離れるが、万一見られた場合に発狂の恐れあり』、『バイクで走り抜けた場合:橋から十分引き離さないと、戻られる可能性あり』ということで、一応提案はしておく。
ナナシ:べ、別に少しぐらい危険でも何とかしてやるのですよー(がくがくぶるぶる)。
狼也:データで言えば、狼也がエンゲージすればそうそう逃がしませんが(笑)。
風間:犠牲者を出すのは本意ではないので、バイクで走り抜け作戦でもOK出すよ。
ナナシ:充分引き離すには、油を塗っておけば捕まりそうにはないから、そのまま遠くまで走り抜ければいいかな。伝説通り行動するなら多分。
狼也:狼也はバイクで走り抜け作戦を優先するでしょう。
GM:それでこそPC1です。
狼也:ちなみにバイクには食用油が搭載されてます(笑)。
GM:食用油かい(笑)。
狼也:カセットコンロにフライパンに鍋に水に醤油も搭載されてますが(笑)。
ナナシ:頭に「盗んだバイクで…」が浮かんだ(笑)。
狼也:はーしりーだすー。行く先ーもーわからーぬままー♪
GM:狼也君を選んだのは、バイク持ってるからです(笑)。ところで慧さん。
風間:何でしょう?
GM:あなたの提案は、両立できるんですよ。ヒント:死霊課。
狼也:組織で啓介を警護、PCは橋の走り抜けですね。
GM:え!? そうなのか!! まあそれでもいいのか。
風間:…そっちなのかなぁ。橋を爆破する方かと思った(笑)。
狼也:爆破は物騒じゃないですか(笑)。
ナナシ:爆破。素敵な響きだ(黙れ
GM:俺は爆破を考えてました(笑)。まあ慧さん、大正解です(笑)。
ナナシ:翌日になれば復活するので…引っ繰り返せば、翌日にならないと復活しないんだろうね(笑)。
GM:そです(笑)。
風間:要するに、囮役が引き離してるうちに橋を爆破すればいいと(笑)。
狼也:なるほど。
ナナシ:まぁ、囮役はバイク持ってて運動能力が一番高い子に任せりゃ良いのかなとか(黙れ
狼也:はーい(笑)。←バイク持ちで運動修正+8
風間:「…それじゃ、長沢に連絡取るか。押収した爆弾か何かを横流しさせよう」携帯取り出して。
狼也:「伝説から生まれたんだろうけど、俺はお前を倒すしかないのかなぁ」
ナナシ:「まぁ、ぼくはバイクとか乗れる年じゃないし持ってもないから、頑張って囮になってくれなさいです。ろうやならやってくれると期待してやるのです」心配そうに服の端を掴んでちょいと涙目で(ぁ
狼也:「なーに、俺もやられるつもりは無いさ」ナナシの頭をぐしゃぐしゃと撫でます。
風間:「憐れむのは自由だが、迷いは抱くな。友人を助けたいのならな」
GM:お、みんな渋いなあ…(笑)。
狼也:「わりぃ、多分最後まで悩むわ。俺は割り切れないからさ」
風間:「まぁ、それならそれでいい…自らの心に従うならば。だが、自分にとって大切なものは見失わないことだ」
狼也:「大切なもの………多すぎて困るな」ここで笑みを見せます。
風間:ふ、と口端で笑いながら。「…おっと、忘れるところだった―――ほらよ、頼まれてたヤツだ」そう言って懐から出したのは、勾玉と怪しげな紋様で装飾された革グローブ。「加速の術を篭めておいた。魔力は一回分だから、無駄遣いしないようにな」データ的には《錬金術》で《符呪》1回分が仕込んである。これで人間性2消費(笑)。
狼也:「あぁ、サンクス。これで護れる奴が増えれば良いな」革グローブに指を通して、感触を確かめるように手を握り締めたり開いたりします。
GM:ああ、なるほど…《錬金術》でアイテムを作成、渡したってことですね。
狼也:マイナー2回は、場合によっては本当に大きいですから。
風間:使う時はコスト3消費するからね。ファミリアは他人には効かないから(笑)。
狼也:《ファミリア》無しですね。了解。
GM:しっかりしていなかったら、生きていられない。―――優しくなれなかったら、生きている資格がない。では、シーンエンド!
ナナシ:狼也君の絆を絆/期待に書き換えますネ(笑)。考えてみればちょっとなんか心配したような気がしないでもないので、志村に絆/心配でも取りますね。
狼也:絆は雪彦に感謝、ナナシに信頼、次のシーンでエゴを変えれれば良いなぁ。
風間:ここで誇りへのエゴを絆/遵守に変更。夜行雪彦に絆/有為を取っておこう。後は鬼か志村のどちらかに取れば枠一杯。
▼絆/エゴの変化
狼也:夜行雪彦に絆/感謝、ナナシに絆/信頼を取得。
風間:誇りへのエゴを絆/遵守に変更。夜行雪彦に絆/有為を取得。
ナナシ:狼也への絆内容を絆/期待に変更。志村啓介に絆/心配を取得。
GM:慧と狼也の掛け合いがいい感じだ…。
狼也:こっちもこれで、風間との掛け合いは半ば条件反射(笑)。
GM:いやあ〜ハードボイルドでいいです(笑)。私も、待ち伏せ作戦より、おびき出してほしいなと思っていたし。それがPC1だろ!(笑) そしてそこに絡むPC2(笑)。
狼也:期待にお応え出来て光栄です(笑)。
風間:良い感じに絡めたと思います(笑)。
ナナシ:Φω・)b
●シーン7 『受け入れられぬ声』 シーンプレイヤー:狼也 登場難易度:任意
GM:では…まず言っておく。ここからはアドリブになる!
風間:アドリブか!(笑)
GM:[SA:伝説を破る]を最後に忘れていたら教えてくれ!(笑)
狼也:宣言早い!(笑) ここで受領しておきます(笑)。
ナナシ:男気溢れるゼ(笑)。
○街中/夜
GM:では、今のところの整理。志村は、死霊課で保護した。慧は長沢に連絡を入れ、有無を言わさず、爆弾を橋に仕掛けた。
ナナシ:有無を言わさず(笑)。
GM:そして狼也は、バイクの準備をしている…という感じです。
狼也:「後で油を取っておかないとな」念の為に、バイクの後部に食用油を塗っておきます(笑)。
GM:はい、狼也は油をバイク後部に塗りました。油は月の光を反射して、少しだけ、神々しく見えます。
風間:爆弾仕掛けた式神を符に戻しつつ。「…これでよし、と。後はスイッチ一つで、あの橋は跡形残らず木っ端微塵だ」
狼也:「後は俺次第か」ヘルメットを被ってしっかりと紐を締めます。
風間:「そういうことだな。ま、途中でこけないように頑張れ」気楽な調子で。
狼也:「免許取った時からこいつで走ってるから大丈夫さ」バイクを軽く叩きます。
ナナシ:「頑張るのですよ。きみ次第で今後の被害が…じゃない、あの鬼をなんとかしてやれるのですよ」
狼也:「あぁ、ベストは鬼も含めて救う事だろうな」
GM:狼也と慧の瞳には、人を信じる心があります。
風間:両切りの煙草を取り出しつつ。「…ま、欲張りすぎないように、程々にな」
狼也:「手が届けば護る。護る手は限界まで伸ばす。欲張りかもしれないけど、それが俺なのかもしれないな」バイクに跨ります。
GM:狼也さんナイスですね…(笑)。ナナシは、答えは出さない方向でいきますか?
ナナシ:ちょいと待って欲しいかなー、ごめんなさいね。
狼也:狼也の思考はほぼPLの思考ですから、この辺はすんなり出ます(笑)。
GM:俺の予想する答えを超えるものが出るかどうか…PC3最大の見せ場です。PC1と2はもう十分カッコイイです(笑)。ナナシ、戦闘に入ってから答えてもいいですんで。
ナナシ:「(あの鬼も含めて救えれば…ぼくの根源も、負の感情も、救えるだろうけど。……それは、とってもとっても難しいことなんだよ。ぼくはずっと努力してるけど…それでも解決なんてしないし、見当たりもしない、難しいこと。それでも、救うっていうきみのような人がいる。……ぼくの存在も、無駄じゃない、かな?)」
GM:おお! いいなああ(笑)。
狼也:バイクで出る前に、ナナシに軽く振ってみるかな?
GM:どうぞ、まあ答えを強制しない程度に。これは結構微妙な問題ですしね(笑)。
狼也:「なぁ、ナナシ、お前は難しい事を考えてるようだけどさ」
ナナシ:「ふえっ? …な、なんですかろうや。」
狼也:「俺は馬鹿だし、お前のように難しい悩みは無いさ、けどな。助けたい、救いたいって気持ちがあるなら全力でぶつけてみろや。結局、思うだけじゃ何もならないからさ」頭をぽんと叩きます。
風間:青い会話を聞きながら、黙って苦笑する。これは、おくびにも出さないが…『大切なたったひとつを護るために、他の全てを切り捨てられる』のが自分の本質だと解っているから。
ナナシ:「………ふん、言われなくてもやってやるですよ。だから、やることしっかりやるのですよ。さぁ、時間が勿体ないからいくのです!」ぐいぐいと押す。
狼也:「だな。爆破が済んだら打合せした場所で落ち合おう!」バイクに火を入れます。
ナナシ:「………でも、礼はいってやるのです」(小声)「さぁ、存分にお役目果たしてくるが良いのです!」無駄に偉そう。
風間:「…やれやれ、若いねぇ…」言いつつ、走る狼也を見送る。
狼也:片手を上げて二人に応え、視界から消えます。
GM:月明かりの下、狼也のバイクの音が次第に遠のいていきます。
ナナシ:狼也が余りにも若くて眩しいな………と、PLも思ってしまった(マテ
狼也:狼也には苦い過去も辛い思い出も苦しい記憶もないから、若くて未熟な発言が出てくるのです(笑)。
GM:ま、あまり強制もあれなので…とりあえずエゴをぶつけ合った形だけでも満足です、GMはね(笑)。
風間:まー、慧には『平凡』とか『普通の生活』そのものがなかったからなぁ…(笑)。苦くて辛くて苦しいのが、単なる日常だったという(笑)。
ナナシ:まぁ、ネ(笑)。こう見ると……狼也君の傍よりは慧さんの傍のが居心地が良さそうだなぁ、ナナシ的には(笑)。
○噂の『橋』
GM:では、狼也。見せ場だよ! はりきって行きましょう。
狼也:ここは2枚目目指して頑張ります! 頑張った結果3枚目になったら許してね(笑)。
GM:橋が近づいてきます。
狼也:とりあえず、橋の中央まで進みますが、少女は見えますか?
GM:もちろん、います。
狼也:なら、その少女を通り過ぎて少ししたぐらいで一旦走るのを止めます。
GM:「ねえ、お兄ちゃん…」橋の中ほどに少女がいます。水面を見ていましたが、君の方を向きますよ。
狼也:少女が向かってきたら、ゆっくりと再スタート。
ナナシ:止めちゃうのー!? 死ぬぞー!?
風間:一瞬止まって走るのか…て言うか、会話するつもりか?(笑)
風が止まった。虫の声も聞こえない。
しかし、月は曇らず、狼也を照らし続ける。
少女はゆっくり近づいて…
「ねえ、お兄ちゃん…死んでよぉおおおおオオオオ!」
狼也:会話はしますよ〜。相手が答えるかどうかは別にして(笑)。
GM:マジで!? OKです、受けましょう。
風間:会話の余地、なさそうに見えるんだが…話すのか(笑)。
ナナシ:独り言ならともかく、会話すると死亡フラグな気が。
狼也:「伝説通りな訳ね」と再スタート、最初はちょっと遅めで少女=鬼が追いかけれるけど追いつけない程度のスピードまで上げます。
GM:えーっと…伝説通りなので追いつきますよ。
狼也:なら、全開でも良いか(笑)。
風間:普通のスピード感覚でやると追いつかれるぞ。物理法則なんて無視しそうだから(笑)。
ナナシ:全力で話しもせずに逃げようとすると、がぁっと追い掛けてついてくるみたいな。そういう伝説だからなぁ…(笑)。
GM:ええ、ですが狼也のバイク後部の油で滑ってしまい、捕まえることができません。
狼也:「どうして伝説通りしか出来ないんだ?」走りながらも相手に聞こえるように独り言を言い出します。「お前は今生きてるんだ。伝説ばかりに縛られずに周りを見てみろよ」人影は居ないけど、人の営みが判りそうなルートを選んで走ります。
GM:ナイスパス。「この世界こそ不安を作り出すシステムなのだ!」
狼也:「けどさ、この世界で幸せも生まれてるんだぜ?」
GM:うーんナイスパス。「知らぬわ! 世界が! 人が! 望んだ伝説の通り不安、怒り、悲しみ、それだけを生み出せばいいのだァー!」
狼也:「不安になるのは人との繋がりが無いからさ」
GM:BINGO!
風間:おぉ、絆で引っかかったか。
GM:でもフォールダウンしてるんだよね…長年の積み重ねでね。
狼也:けど、若い狼也は一縷の望みを託します。例え無駄だと判っていても。
GM:狼也の発言は、GMの裏設定そのままですね。GMの意図としては、小鳥さんをいじめるだけなので。
ナナシ:Φω・)なんだってー!?(笑)
GM:だって、そういうゲームでしょBB(笑)。魔物は半魔の鏡というか、いつか堕ちかねない自分。
ナナシ:まぁ、大変絆とエゴで揺れ動いていて良いですネ(笑)。
狼也:「なぁ、お前の元になった伝説、結局はエゴだったよな」
GM:世界、あるいは人のエゴと言ってもいいでしょう。
狼也:「けどさ、お前までそのエゴに囚われる必要なんて無いじゃないか。もっと人を良く見ろよ。そりゃ、怒りや憎しみだってあるさ。けど、それ以上に喜びがあるはずさ。人の間で生きてる魔物は人や他の魔物との繋がり、絆をしっかりと持って生きてる。お前もそうやって生きていく事が出来るはずさ。だからさ、もう一度考えてみてくれないか?」
風間:会話が一通り済んだら、橋を爆破するわけだが……その時点で、何言っても通じなくなりそうだなぁ、やっぱり(笑)。完全に敵対行動だもんなぁ(笑)。
ナナシ:こう、ここで爆破を起こして「さぁバトろうぜ」的な感じになってもそれはそれで美味しい…まぁ、対立することになりそうでアレだが…(笑)。こんな展開になってるなんて、こっちは知らないし(コラ
狼也:あはははっ、そりゃそうですな(笑)。
GM:狼也、あなたの言葉は底知れぬ闇に対して吸い込まれているだけのような感じを受けます。
狼也:「………もう、後戻りは出来ないのか」悲しい表情をして、合流地点に着こうと思います。
GM/鬼:「俺は、囚われたのではない! 違う…ちがううう…。世界に、そのような余計なシステムは、いらぬ!」
狼也:「余計じゃないさ。必要なもんだよ」
風間:演出で式神飛ばして伝言しようかな。携帯でも良いんだが。
ナナシ:データ的には携帯だけど、式神というのはアリとは思うが(笑)。
狼也:いや、合流しますから、存分に爆破してください。
GM:GMがちょっと揺れた(笑)。
ナナシ:その気持ちは判る(マテ
狼也:よし、PC1の役目は十分に果たせてますね!(ガッツポーズ)
ナナシ:というかナナシに割とぐっさりだ。聞いてないから別にいいんだけど…(笑)。
狼也:こっちはいつでも合流して構いませんので、GMの都合で合流させてください。鬼のセリフには反応しますけど(笑)。
風間:その時、漆黒の影…異形の鴉が狼也の耳元に舞い、囁く。「―――主からの言葉を伝える。『鬼の心情がどうあれ、爆破は予定通り行う。変更はない』」
狼也:「おっちゃんはおっちゃんの仕事かあるからな。せめて、おっちゃん達と顔をあわせてからにしてくれや」
風間:「―――承知」鴉は黒い翼をはためかせ、空へと消えた。
GM:あああ慧さん助かった(笑)。では、狼也、申し訳ないけど…。
狼也:えぇ、わかっていた結末ですから、お構いなく。
○夜の森
古い社のある森の中に、狼也は入ってきた…合流地点だ。
「ならば、この伝説が終わるか、貴様らが終わるか、試してみようではないか!」
狼也:では、二人の目の前でバイクを止めて、降ります。「………結局、言葉じゃ終わらないか」ヘルメットを外して風間の方に視線を送ります。
風間:「気付いたか…だが、残念ながら―――『伝説の鬼』は狩られて消えるものだと決まってるんだ」呟いて、携帯のスイッチを押す。同時に、遠くから鈍い爆音が響く。
GM:これBADエンドなのかな…俺、こうなるとは思っても見なかった…。
ナナシ:そんな事はないかな、と思う(笑)。
狼也:うん、BADエンドじゃないのはわかってます。けど、若くて青いキャラならこうすると思ってやりました。
GM:遠くで、火柱が上がります。鬼は動揺して、戻ろうとするが、もはや戻るべきところがない。だが、鬼により強く闇が集まるように見える。
狼也:「あぁ、一度、鬼の伝説に終わりを告げさせるさ」拳を構えます。「新しい道を歩んでもらう為にもさ」小さく笑みを浮かべて。
GM/鬼:「終わるのは、きぃぃいぃいさらあああまああらああだああああああ!!」
風間:「最期の足掻き、と言ったところか…だが、無駄だ。お前さんの“よすが”は無くなった。次は…『鬼』が消える番だ」静かな瞳で言い放つ。
狼也:「ナナシ! あいつをやり直させる為に力を貸してくれ!」
GM:[SA:伝説を破る]を皆さんに。
狼也:受領、そして二つのエゴを絆/開放、あいつ自身もあいつの運命も古きエゴから解き放つ!
ナナシ:狼也には答えない。「……ここで断つですよ。伝説も、鬼も、全て。……同じモノだからこそ、ぼくがこの手で断つです」初期エゴ、喪失へのエゴを絆/許容に変えますね。
GM:なんつーか、GMの心が痛い…わ…よ…。
狼也:GMの心を痛めて申し訳ないです(汗)。
GM:いや俺のせいです(笑)。慧さんにもナナシさんにも悪いなあ…うーん。
狼也:ミュスカだと心を痛めつつも躊躇わず消すし、アズルフェスやフォリエスなら遠慮なく消すんだけどなぁ(笑)。
ナナシ:Φω・)初回から美味しくて大変に満足しているのですがどうしてくれましょうか。(ドキドキワクワク
風間:小さく呟く。「ま、滅ぼすのはある意味人間の身勝手だ。次があるなら…もう少し“上手く”やれるように願ってるよ」鬼に対して…絆/執行を取得。
GM:ああ、ちょっと救われるな…。
ナナシ:Φω・)か、かっこいいですわよ!(陰から
風間:これで7つ全部絆だ。人間性は…無理しなければ大丈夫かな、たぶん(笑)。
四者四様の思いが交錯し――――伝説は、あなたに何をもたらすか。
▼絆/エゴの変化
狼也:運命、橋の鬼へのエゴを絆/開放に変更。
風間:橋の鬼に絆/執行を取得。
ナナシ:喪失へのエゴを絆/許容に変更。
GM:慧さん、やや非道っぽくなってしまいました。すみません。
風間:へ? まだまだ甘い方ですよ…慧にしては(笑)。
GM:そうなら、いいのですが…(笑)。PLの皆さんに大きなボールを投げてしまったかな?と…。ナナシさん、これはBBの根源の問題なので答えを出すも、出さないも自由です。これは本当に無理に出さないほうがいいと思うので(笑)。
ナナシ:Φω・)まぁ、ウフフフフ(謎笑)。
GM:狼也さんはもうばっちりでした〜。でもこれ、ハードボイルド…なんだ…(笑)。
狼也:余計な演出までしてしまって申し訳ない気が少しありますが(笑)。
GM:うおおGMってすげーな。軽い気持ちでやってましたがだんだん重く…(笑)。
ナナシ:まぁ…ほらナナシ、見た目や言動はともかく、中身は年食ってるから…(マテ
GM:小鳥さんは、ほんと申し訳ないと。
ナナシ:何故?(笑)
GM:PC3で安心してるところに、どかーんみたいな(笑)。でも、ま、失敗するなら派手にやろうよ(笑)。
ナナシ:PC3なのにこんなにネタ振られると思ってなくてドキドキワクワクテカテカピカピカですよ! 出番喰わない程度にでしゃばって頑張るですよ(笑)。「爆砕覚悟と言うヤツですよー!」(違
狼也:「それを言うなら玉砕覚悟じゃねぇか?」(笑)
GM:ところで、ちょっと慧さんに質問があります。
風間:何でしょうか?
GM:妹ちゃんの設定などを少々聞きたく思いまして。
風間:どのようなことを?
GM:はい、喋り方と、お兄ちゃんの呼び方、学年ですー。特に真ん中が重要かな(笑)。
風間:えーとですね…兄の呼び方は「兄様」です。年齢は15歳くらいで中学生。喋り方は…ちょっと別所のリプレイを確認してきますね。
GM:よかった…ありがとうございます(笑)。
風間:(確認中)あまりクセのある喋り方はしてませんね。丁寧口調で深窓の令嬢っぽいイメージが。
GM:よかった…聞いて本当によかった。真逆になりかねなかった(笑)。
風間:真逆ですか(笑)。
■クライマックスフェイズ■
●シーン8 『伝説の終わり』 シーンプレイヤー:なし 登場難易度:PC全員登場
○夜の森
昼と夜の間、黄昏に歩く半魔たちは、それぞれの運命に導かれて『橋』に辿り着いた。
彼らは、どこから来て、どこへ行くのか。
ただ、今、彼らの目の前にあるのは――[SA:伝説を破る]――こと。
…このSAも、それぞれの想いから、キャラによって受け取る意味が違うかもしれない。
風間:ナレーションにSAが入るとは、独特ですね(笑)。
GM:今作ったので…(笑)。
狼也:即興でこれとはお見事です(笑)。
ナナシ:すげぇー!
いつから、ここにいたのか。
そして、いつまで、ここにいないといけないのか。
…いや、考えることはないな。
…これは、世界が持つ一種のシステムだ。
我が心なぞ、省みる必要はない。
ならば、もう、迷うことはない。
我こそ全て。我こそ悲しみと不安。
溢れよ! 闇よ!
GM:この感情、ナナシさんは同類なので、自動的に伝わってきます。
ナナシ:「(……本当に、同じ、なんですね…)」うぅ。GMがイジメます(笑)。
GM:それではエンゲージの相談です。一塊でいいのかな? ばらけています?
ナナシ:ぼくは1人離れてますよ(ぁ
狼也:一応PCと敵の間に距離があっても今回、狼也は1ラウンド目から攻撃できます(笑)。
風間:ばらけて良いならばらけましょうか(笑)。
GM:じゃ、3つのエンゲージがあるということですかね? この辺り、あまり判ってなくて。
風間:狼也はバイクだったし、状況から見てもバラバラでおかしくないかと。むしろ、敵との相対距離の方が重要かな。
GM:では(鬼・狼也)(ナナシ)(慧)でいきますね。
狼也:了解、《符呪》を使わなくて済みそうかも(笑)。
ナナシ:どれぐらい離れているかで、マイナーで辿り着けるとか、メジャーも使わないとアカンとか、そういう差があるのですよ(笑)。
GM:おお? ではナナシ、慧はマイナーの距離で。
風間:了解です。
ナナシ:マイナーを使えば辿り着けるのかな。了解ですよー。差し支えなければ、敵の行動値も教えて欲しいです。
狼也:それぞれ独立か、《復讐の爪》はあっさり切ってもよさそうですね。
風間:いきなり使って敵の魔獣化を狙うか、味方のエンゲージを待ってダメージ倍増を狙うか、ですな。慧もどっちみちエンゲージはするので(笑)。
▼ラウンド1
○現在のエンゲージ
【鬼・狼也】 【慧】【ナナシ】
GM:ナナシと慧はマイナーで接近できる距離です。鬼の行動値は10。では、セットアップフェイズ。
狼也:オートの《獣化》発動!
GM:鬼は《殺戮の宴》宣言、更に《絶対先制》。
ナナシ:あぁ、同じフェイズに同時には使えない…かな?
風間:GM残念、《絶対先制》と《殺戮の宴》は、同一ラウンドには使えません(笑)。
狼也:[タイミング:セットアップ]に使えるアーツは一つです。
GM:お? いきなりか(笑)。
狼也:ごめん、この間違いはやると思ってました(笑)。
風間:慣れないと間違えやすいところですね(笑)。
GM:わかりました、では《絶対先制》のみ。鬼の一つ目が怪しく輝く!
ナナシ:おぅ!? そっちを斬るとは思わなかったゼ! ヤベェ、コイツはヤベェ(笑)。
GM:ははは…お約束だ…(笑)。
ナナシ:まぁ、お約束か(笑)。
狼也:定石は《殺戮の宴》で達成値上昇ですから、意外ですね。
風間:まぁ、元の数値が高ければ《殺戮の宴》はあまり意味がないとも(笑)。
狼也:《殺戮者》ならダメージに1d6追加ですが、元が高いと確かに意味が薄いですね(笑)。《怒りの日》は早いうちに斬りますか?
風間:デーモンだよね…何が来るかな?
ナナシ:まぁ…私の場合は単に技や技能全部のパターンのコピペを用意しておくので、1Rから使わないと二種類用意しなきゃならなくて面倒だなとかそういうレベルの問題で(黙れ
GM:オート《虚無の手》、常時《殺戮者》《爵位》《エターナルチャンピオン》、マイナー《伝説のプロセス》《名セリフ》《砕く爪》、メジャー《伝説の一撃》。
風間:おぉ、何か一杯アーツが来た!(笑)
ナナシ:やらんでも強かったな…(笑)。
狼也:一発目からアーツ大量投下だなぁ。
GM/鬼:「橋は異界へ通じる。貴様も行くがいい、死の世界へ!」そしてHA《グレイトフルデッド》宣言、AGP1点。(ころころ)達成値17、リアクションは〈運動〉。狼也狙いです。
ナナシ:HAまで! GMはサービスたっぷりだ(笑)。
GM:《殺戮の宴》がないから、ちょっと下がるんだよな…(笑)。
狼也:ん〜、PLには有利ですけど、今後の為にちょっとGMに忠告。《グレイトフルデッド》は範囲化するので、単体相手に使うHAじゃないですよ? その後に《魔法の国よ》や《果て無き剣》が入るなら別ですが(笑)。
GM:あれ…これシーンじゃないんだ(笑)。
ナナシ:シーンじゃないですヨ(笑)。
風間:範囲攻撃ですね(笑)。
GM:まあいいや…(笑)。
ナナシ:消して欲しいなら消すけど、どーするかい?
風間:(キャラシートを確認)…おぉ、しばらく見ない内に狼也のアーツLvがずいぶん上がってる(笑)。
狼也:実はこの攻撃、期待値で回避できます(笑)。
ナナシ:良し、ガンバレ!
GM:《殺戮の宴》にすりゃよかったな(後悔)。
ナナシ:(撫で撫で)
狼也:結構際どい(ころころ)達成値19。「悪いがまだ死ぬつもりはないんでね!」
GM/鬼:「橋はどこだああああああ!」次、11の狼也の行動。…いきなり戦術崩壊してるが頑張るぞ(笑)。
風間:今回は妨害アーツ、ナナシに任せて大丈夫そうだね(笑)。
ナナシ:と言うか、妨害を取ったら私にゃ何も残りません(マテ
狼也:ごめん、多分《符呪》使わずに終わりそうです。 orz
風間:まぁ人間性が節約できそうだし、それはそれで(笑)。何なら、いきなり《ハンティングスタイル》まで使うかね?(笑)
狼也:人間性11は最初には痛いですよ(笑)。
>狼也
狼也:「お前を縛る伝説と言う鎖、断ち切ってやる!」マイナー《切り裂くもの》メジャー通常攻撃で鬼を攻撃。これで残り人間性17。(ころころ)お? 珍しい、6ゾロだ(笑)。
GM:出目走ってますね!
風間:クリティカルか(笑)。
ナナシ:今日の狼也は一味違うですよー!
狼也:戦闘中でクリット出すのは、PLが珍しいです(笑)。
GM:では、こちらの回避、クリティカル狙いで振ります。(ころころ)ダメージどうぞ〜。
狼也:(ころころ)ダメージもデカ目、41点の〈斬〉です。何だか狼也君、気合が入ってるな(笑)。
風間:説得が無理なら、いっそこの手で一思いに…とか?(笑)
ナナシ:何そのヤンデレ(黙れ
狼也:戦いになると手を抜けないのかも(笑)。
GM:《闇の尖兵Lv2》で軽減を試みます。(いっころ)11減らして30点受領。
ナナシ:いかん、残ったか。…《怒りの日》で潰しちゃいますか?(マテ
風間:それも良いかもねー(笑)。
狼也:《怒りの日》お願いしますか。
ナナシ:まぁ、魔獣化した後の相手の攻撃は怖いので、やり過ごしてから(マテ
風間:敵の攻撃が済んでから、ですな(笑)。
狼也:了解(笑)。
ナナシ:さぁて、いくらつぎ込めばいいのかなー。
狼也:《虹の向こう》があれば酷い事になってたのになぁ(笑)。
風間:2〜3点くらいで十分かなと。魔獣化ギリギリだと思うし、防御HA持ってたら注ぎ込んでも防がれるし。
狼也:各自で1点ずつ負担ですかね?
風間:こっちから3点渡しておこうか。
ナナシ:鬼の攻撃が終わったらよろしくなのですよー!
>鬼
GM/鬼:「だが行き着く先はみな同じだ…わからぬか狼よ!」行動10、鬼の攻撃をしますね。
ナナシ:どうぞばっちこい!
GM:やっぱり狼也狙いだな。オート《虚無の手》、常時《殺戮者》《爵位》《エターナルチャンピオン》、マイナー《名セリフ》、メジャー《伝説の一撃》。先ほどと一緒ね。(ころころ)出目3…《都市伝説》で1度だけ振り直しを試みます。
ナナシ:どうする? 消しちゃう? 《都市伝説》消せるんだ、ぼく(一同笑)。
GM:おいィ!(笑)
狼也:正直これは出目の勝負です(笑)。
風間:要らんと思う(笑)。
ナナシ:じゃあ、どうぞ(笑)。ここでクリティカルしたら奇跡や(笑)。
GM:では振り直します。虎の子を切ったんだ…頼むぜ!(ころころ)達成値15、だめだ。流れはそっちだな…(笑)。
風間:(ほろり)
ナナシ:まぁ、上がったヨ! 元気だして!!(笑)
GM:死んでやる!(笑)
狼也:………回避、いいですか?(汗)
GM:どうぞ!
狼也:(ころころ)…出目3……達成値14。
ナナシ:お、おぃいいい!!(笑) いかん、笑いが…(笑)。
風間:(ほろほろ)…愛はいるかね?
狼也:ごめん、こっち全部絆なんで(T T)
ナナシ:いるならあげるですよ?(笑) ぼくしかエゴ持ってないのは知ってるからにゃ(笑)。
狼也:お願いします(笑)。
風間:「同情は自由だが、迷いは禁物だと言ったはずだ」狼也の絆を固定、愛を1点。
狼也:「そんなに簡単に割り切れねぇよ!」では、頂いた愛で振りなおします。(ころころ)達成値18!
GM:なんか一方的になりそう…(笑)。
狼也:この攻撃、風間も魔獣化したら避けられるんですよねぇ(遠い目)。
風間:まぁ、こっちは魔獣化後にダメージ受けたら死ぬので(笑)。
GM:次は慧の番ですね。
ナナシ:その前のイニシアチブに割り込むですよー!
風間:「あまり粘られても面倒だ…ナナシ、手早く頼む」長沢、ナナシ、雪彦の絆を固定して、ナナシに愛3点渡す。
狼也:ナナシの絆固定、愛パス。
GM:カモン! 格好良く決めてよ!(笑)
ナナシ:「純粋なる消滅の力を見せてやるのですよー!」HA《怒りの日》にAGP3点つぎ込んで発動しますよー!
GM:通します。
ナナシ:(ころころ)期待値上の25点〈魔〉ですよー!
狼也:お? 期待値越えですか?
ナナシ:4点上。…まぁ、私にしては普通なダイスだ(マテ
GM:俺はカッコイイ俺はカッコイイ俺はカッコイイ…いくぞ!
風間:何が来るかな?
狼也:魔獣化してくれよ〜。
ナナシ:ドキドキワクワク。
GM/鬼:「その闇の力…そうだ! それこそが貴様の行き着く先だ! 言っただろう! 貴様と俺は同類だ!」FP0になりますが、ナナシの力を吸い取るようにして《伝説ふたたび》!
風間:魔獣化…はしなかったか(笑)。
狼也:《伝説ふたたび》持ってたかぁ、まぁ予想範囲内。
GM:リアクション期待してるぞー!
ナナシ:…いや、うん、流石に非道かなと思って言わないんだが。これを打ち消すと、[かりそめの死]のまま敵が終わるとかそういうオチが…(マテ
狼也:あ、そうか! オートだから消せるのか(笑)。
GM:おかしいな(笑)。全滅しないカナとか心配してたんだけど…(笑)。
ナナシ:うん、消せる。消せるんだけど…酷いかな、かな?(マテ
GM:消されるの前提で振ってるよ(笑)。まあひどいけどね!
狼也:まぁ、二度目の《伝説ふたたび》で蘇りそうですが(笑)。
ナナシ:「きみもぼくも、闇です。人の闇、心の中の闇、人の作り出した闇です。それを否定なんてしないのですよ。でも、だからこそ。ぼくは人の中にいるのです。ぼくが闇だからこそ、光と対になる闇だからこそ。人の中の光と共にあり続ける、光を示す闇となる、その為にぼくは人と共にあり、この世界にあるのです! その為に、この力を奮うのです!」《自然への回帰》使用。《伝説ふたたび》を消します!
GM:うん、いい感じだ…! GMはイロイロな意味で泣きたいです!
ナナシ:ふ、考えといたかいがあったぜ…人間性ごっそりもってかれたが。
GM:喪失へのエゴを絆/許容に変える。これが前振りでしたね、俺は気づいたぞ〜。許容って言うのが心に響く!
ナナシ:Φω・)b このエゴを引っ繰り返せるとはあんまり思ってなかったからニヤニヤだぜ!
GM:ナナシの叫びと共に、鬼へ集まろうとする力が霧散します。魔獣化!
狼也:これで現状、鬼は[かりそめの死]。死の状態から魔獣化できなかったはず。
GM:え、そうなの?
狼也:記憶があやふや、確認してみましょうか。…ルルブだと[魔獣化]と[かりそめの死]は2択のようですね。
風間:まぁルール通りだと、このまま[かりそめの死]になりますが…復活HAがなければ。ドミネーターだからHA《永劫より》とか持ってても不思議じゃないよなーと思うPL(笑)。
ナナシ:ドミネーターだからね…(笑)。
GM:助け舟がいっぱい出たよ…! ぶっちゃけ事前の準備では持ってない…です(笑)。
狼也:と言うか《伝説ふたたび》をLv3で持っててもおかしくないとも思ってますし(笑)。
ナナシ:いや、同タイミングでは使えないのですよアーツは。基本的に。多分。きっと。
風間:基本的に、妨害されたらそれまでなんだよねー(笑)。
GM:[かりそめの死]で終わったら衝撃的な結末になるんですけど…(笑)。
ナナシ:うん。まぁ…ネ(笑)。強い、強いぞ《自然への回帰》! PLもビックリだっぜ!
狼也:同タイミングになっちゃうのかぁ、残念(笑)。
ナナシ:連続使用アリだと、ドミネーターへのHA《ヴォイド》の存在意義がなくなる気がしないでもない(笑)。
狼也:ちなみにこのまま[かりそめの死]で通すと止めを刺して「はい、終わり」ですが(笑)。
GM:タイミング的に魔獣化できない! 不本意だし、まあちょっと申し訳ないけど…HA《永劫より》を使わせてもらいます。ごめんなさいね。(ころころ)FP15点回復。
ナナシ:Φω・)まぁ、まだまだこれからだぜ…。
GM:これ、ヴォイドされたら終わるのかな(笑)。
ナナシ:あぁ、黙ってたのに…(笑)。
風間:まぁ、何と言うか…使えるけどね(笑)。
GM:《怒りの日》と《自然への回帰》が無駄になっちゃう結論ですから、ちょっと本当に謝らないとですね。ごめんなさい!
ナナシ:Φω・)そんなこたぁねぇ(笑)。とりあえず、あとFP15点削れば魔獣化まで追い込めることは判ったし(笑)。
狼也:《伝説ふたたび》が複数あればもう2回ほど復活ですがね(笑)。
風間:取りあえず、普通にやるかな。
ナナシ:普通にやっても多分削れる領域だと思うのですよ。多分。きっと。いつか(マテ
GM:戦闘でグダッたなー。ま、気を取り直して!
>風間
風間:マイナーでエンゲージ、メジャーで《ダークネスフレア》。袖口から錫杖を取り出し地面に突き立てると、鬼の足下に黒い曼陀羅が描かれる。(ころころ)クリティカルで。
GM:これ、リアクション技能は何です?
風間:あぁ、現状では〈運動〉でどうぞ。
GM:どうも書いてないんですよね…?
風間:書いてなくて困ってるんです(笑)。
ナナシ:記述されていないので、とりあえずこの場では〈運動〉で避けようか的なハウスルールが…(笑)。
風間:公式サイトに質問メールは送ったんだけどね…(苦笑)。
狼也:書いてない場合はGM裁量ですが、他の方は大体〈運動〉回避でしたね。
GM:イメージ的に〈意志〉? いや〈運動〉でもいけそうなイメージがあるな。
えぇ、どちらでもありそうだから判断に困るんです。
こういう状況が割と頻繁にあるので、何とぞどうにかして下さい。公式スタッフ様!(←うるうる瞳で懇願)
GM:こちらがクリティカルしないと回避は無理…頼むぞ〜(ころころ)命中です!
風間:「――疾く開け、奈落への門。荒ぶる魔風よ、贄を貪れ…業風陣!」地獄に吹き荒ぶ漆黒の魔風が、触れた者の肉を削ぎ、骨を砕き、魂を蝕む。(ころころ)42点〈闇〉ダメージ。
GM:でかい!(笑)
風間:さっきの小鳥さんとほぼ同じ出目です(笑)。
ナナシ:おぉ、本当だ…(笑)。
狼也:こっちの通常攻撃より威力あるよ(笑)。
GM:《闇の尖兵Lv2》で軽減……する意味がない。――ジュッ。バラバラになった骨と、橋の建材が散らばります。だが、その中から目玉だけ浮いてきて、怪しく光る。魔獣化! HA《超魔の命》…………今度こそ。
風間:「この程度では滅びないか…流石に」
GM/鬼:「終わらないのが伝説…! 貴様もその一部となるのだ!」AGPは8点消費です。
ナナシ:「本格的な滅ぼしあいはこれからですよ。その程度で終わるなら、ぼくらの前に現れる前に消えているはずなのですから」
狼也:追加FP160、元のタフさも考えて200が最大と考えておきましょうか。
GM:鬼のセリフが虚しく聞こえる…が、ここからが本番ですよね!
風間:そうだねぇ。さて、ガッツンガッツンHAで攻めようか!(ぉ
ナナシ:わぁ(笑)。
○現在のエンゲージ
【鬼・狼也・慧】 【ナナシ】
>ナナシ
GM:では、ナナシさんのターン。
ナナシ:放棄です(あっさり)。
GM:え?
ナナシ:放棄です(笑)。やることがないので(笑)。
GM:…そおですか。
ナナシ:ななちゃんは他の人の出番でこそ輝くから…(マテ
狼也:「前に一度『伝説』とやりあった。だからこそ言う。伝説は終わりがなければならないんだよ!」
GM/鬼:「そうかもしれん…だがそれは……当分先のことだ!」睨み合いながら次へ!
狼也:「いや、ここで終わらせるさ」
○現在のエンゲージ
【鬼・狼也・慧】 【ナナシ】
▼ラウンド2
GM:では、セットアップフェイズ。
ナナシ:ネタなぞないのですよ(えっへん)。
狼也:《ナワバリ》発動しておきます。これで人間性13に。
GM:こちらは再度、《絶対先制》。
ナナシ:お、《殺戮の宴》じゃなかった。
GM:迷ったですけど《絶対先制》にします。
ナナシ:まぁ、狼也がんばれですよー!
狼也:今回は当たる気満々ですよ? HAやアーツの関係で今回の攻撃は喰らっておきたいですし(笑)。
GM:他に使えるアーツないので、また同じコンボで(笑)。(ころころ)達成値17、リアクション〈運動〉で対象は狼也です。
狼也:あ〜、このタイミングなら《グレイトフルデッド》が有効だったのに(笑)。
風間:そうだねぇ(笑)。
GM:…本当だ!
狼也:ちなみに攻撃貰いたいのでリアクション放棄、《ナワバリ》中だから出目10でもクリットですし。
GM:放棄ですか。
狼也:はい、放棄なのでダメージどうぞ。まぁ、HA来たら《俊敏なる盾》が入るだけですが(笑)。
GM:(ころころ)39点〈斬〉ダメージ。
狼也:ちみっこいなぁ、これは返さなくて良いか。「こうやって殺された奴らの痛みは教えてやるべきだよな」魔獣化!
風間:案外ダメージ少なかったね…(笑)。
ナナシ:あぁ、ビックリした。「ちみっこい」って魔獣化しないって意味かと思ったですよ(笑)。
風間:《復讐の爪》を狙うには、ちょっとね(笑)。
ナナシ:魔獣化するなら、毒も来ないしなぁ(笑)。
GM:そうなんですよねー。
狼也:《ナインライブズ》あると真面目に魔獣化しなかったかも(笑)。
>狼也
狼也:マイナー《ハンティングスタイル》、メジャー通常攻撃でオートに《獣の王》、更にHA《神獣撃》で大ダメージ狙います。愛貰えますか?
風間:OK、渡そう。「一時、迷いは忘れろ…無心になれば見えるものもある」妹と誇りと鬼への絆固定、愛3点を狼也に。これで愛は打ち止め。
ナナシ:ではー。「さぁ、やってやるのですよー!」狼也と人間への絆を固定して2点を狼也にパス。
狼也:愛は全部突っ込んでも大丈夫かな? ファンブったら愛回せる余裕ありますか?
風間:こっちは打ち止めなので、もらった側で判断を(笑)。
ナナシ:ウチ、あと5点余らせてるよー。まぁ、慧さんに回す分もあるけどネ。
狼也:なら、全部突っ込みますのでナナシにフォロー頼みます。
ナナシ:あいよぅ。
狼也:多分《死に至る病》が来るはずですし(笑)。
風間:こっちには狼也からも貰えるはずだし。
狼也:うん、残り絆は6、うち一つは残しておきたいけど回しても大丈夫。
風間:《死に至る病》は《勝利への賛歌》で上書きできるから大丈夫(笑)。
ナナシ:イエッサー(笑)。
風間:ここで敵にクリティカルでも出されるとしょーもないが(笑)。
狼也:全くで(笑)。では、愛5点でHA《神獣撃》! 残り人間性は4に。(ころころ)達成値31。ちっ、後一つ上ならクリットなのに。
GM:高い! 使い所はここか…HA《死に至る病》宣言。命中をファンブルに!
風間:おー、来た来た(笑)。
狼也:ナナシ、頼みます!
ナナシ:「そうは問屋が脅しませんですよー!」さっき余らせておいたAGP使ってHA《勝利への賛歌》使用! クリティカルに書き換えるですよー!
GM:通します…通すしかない。
狼也:「いっちょ行くぜ!」高く跳躍し、右足の跳び蹴りから入り、右の肘鉄、左の拳の連打、左膝蹴り、左足の連続蹴り、最後に左のサマーソルトで敵を空中高く打ち上げる!
一同:持ちあがったー!(笑)
「ウオォォォォォォォォォオ!!」
鬼を空中高く上げた後、雄叫びと共に狼也の体毛がくすんだ黄色から鮮やかな金色に変色!
右手には時折スパークが走るほどに凝縮され、視覚化した気を纏い、追いかけるように跳躍!
そのまま右手を鬼に打ち込み、大地を砕くほどの力で地面に叩きつける!
風間:…何となく、某学園伝奇ゲームの《秘拳・白虎》を思いだすな(笑)。
狼也:(どざららららーっ)147点〈斬〉!
GM:ウワ…。
風間:かなりギリギリのような…つーか、ダイス目いいなぁ(笑)。
ナナシ:うわ、本当や(笑)。
狼也:期待値より12点ほど上か、上出来と言うべきでしょうね。贅沢を言えばこの一撃でやりたかったですけど(笑)。
GM/鬼:「我こそ伝説! これがその証明!」HA《伝説の証明》宣言! 鬼も…いや、伝説が悲鳴を上げながらもう1つの確率を提示! AGP1点消費、更に《闇の尖兵》で合計9d6+6軽減の可能性があります。
風間:どうする? 《ヴォイド》で消す? 次の攻撃で潰せそうな気もするけど。
ナナシ:まぁ、HA《伝説の証明》は優秀だからなぁ。
狼也:攻撃の前にHAで潰せそうですが(笑)。3点ぐらいならちょっと無理して消しましょう。
風間:どっちみち潰しても生き残るからねぇ…。
ナナシ:消そう(マテ
狼也:消しましょう(ヲィ
GM:いいの?
ナナシ:Φω・)! このタイミングでその言葉が出るのカ…! 何かあるのか、そうなのか、怖えぇー!
風間:大体38点防ぐねぇ。
ナナシ:万色でも潰せる気がしないでもないですが。
風間:他の手段持ってると厄介だし、《ヴォイド》は温存しておいた方が良いかと思わなくもない。
狼也:110点ぐらいダメージを与えて、残り最大90、45以上の《グレイトフルデッド》が来たら《復讐の爪》で落とせますが。
ナナシ:まぁ、まだまだ資源には余裕があるから、潰そうと思えば最悪次ラウンドでもいけるかな。
風間:《グレイトフルデッド》は打ち止めじゃないかなーと思うが。通すかい?
ナナシ:通した方がいいかなと思うですよー。
狼也:《ヴォイド》も《歩く影法師》もそちらが持っているので、そちらの考えでどうぞ。
ナナシ:…まぁ、ちょっと言葉に踊らされてる気がしないでもないが(笑)。何とか出来るレベルだと思うです。
狼也:初期絆と風間の絆固定、風間に愛パス。
風間:愛はもらって、通しておく。
GM:判りました。(ざららーっ)34点軽減で、113点実ダメージ。もう1つの確率ごと、狼也の右手が鬼を貫く!
狼也:「これが、殺された奴らの痛みだよ」着地した時には、体毛は元のくすんだ黄色に戻っています。
GM/鬼:「終わるのか…俺が…伝説が終わるのか!?」ぐぐぐっとめり込んだ地面から鬼が出てきます。
狼也:「あぁ、伝説は終わる。俺達が打ち破るんだ」
ナナシ:ここでまさかのぼく狙いだったらちょっとどうしよう(マテ
狼也&風間:(ハモる)それこそ《因果応報》撃っておきなさい(笑)。
ナナシ:同時に突っ込まれてしまった(笑)。
狼也:それが二つしかない攻撃手段の一つでしょうに(笑)。
ナナシ:まぁ、遠距離でも持ってない限りこっちには来ないと思うのですが。離脱できないし(笑)。
>鬼
GM:HA《悪の華》でHA《グレイトフルデッド》を復活! オート《虚無の手》、マイナー《伝説のプロセス》《砕く爪Lv1》《魔の力Lv1》、メジャー《伝説の一撃》!
ナナシ:あぁ、あったネ!(笑)
風間:おぉ、範囲攻撃が来た(笑)。
狼也:おぉ、珍しいHAが(笑)。
GM:対象は狼也・慧のエンゲージです。(ころころ)達成値16、リアクションは〈運動〉。
風間:まぁ、リアクションは放棄で。狼也が庇うだろう(笑)。
狼也:ご期待にお応えして《俊敏なる盾》で風間をカバーリング、残り人間性1(笑)。鬼が攻撃の動作を始めたら、ざっと風間の前に割って入る。
GM:狼也も回避放棄ですかね?
狼也:はい、放棄です。
ナナシ:さて、どーしようか? 愛3点いる?
風間:当然《復讐の爪》使うだろうし、復活も必要だしね(笑)。
狼也:出来れば欲しいですけど、絆消去でも何とかいけるはずです。
ナナシ:まぁ、ぶっちゃけ死んだままでもこっちから復活させることは出来ますが(マテ
狼也:《世界霊魂》ですか(笑)。
ナナシ:その方が安いから(笑)。まぁ、まだあるので3点お渡ししましょ(笑)。
GM:では…(ざらららーっ)72点の〈魔〉ダメージです!
ナナシ:気合いが入ってる!
狼也:気合が入ってますが、これは撃墜マークいただきます(笑)。
GM:ウウウウ…(笑)。
ナナシ:「かの力をそのまま帰してやるのですよー!」初期絆:罪を固定、まずは1点狼也にパス。喪失と志村への絆を固定して、更に2点狼也にパス。
風間:反射すればこれがトドメになるねぇ(笑)。
GM:2倍になりますよね?
風間:なります(笑)。
GM:トホ…(笑)。
ナナシ:2倍がまるっと返ってきますね(笑)。
風間:まぁ《ヴォイド》される可能性もあるわけですが(笑)。
GM:独り相撲でオワリって切ないぞ!(笑)
狼也:鬼の爪が狼也の体に打ち込まれると同時に、狼也の爪が鬼の胸を打ち貫く。愛1点でHA《復讐の爪》!
GM:通します。
狼也:「もう、終わりだろ?」ここで鬼の絆を固定して愛を鬼に。
GM:愛、受領しました。
狼也:エゴなのは判ってますけど、狼也ならと思い、愛を渡してしまいました(笑)。
風間:良いんじゃないでしょうか(笑)。
ナナシ:まぁ、相手を蘇生させるわけでもあるまいし(笑)。
狼也:それにしても…《獣の王》《神獣撃》と、二人対象の《グレイトフルデッド》返しの《復讐の爪》が軽減無しならほぼ同じダメージですか(笑)。
風間:カウンター系は強いんですよ。消されなければ(笑)。
ナナシ:144のダメージを上手いこと軽減したら、それはそれでステキだと思うよ(マテ
GM/鬼:「終り…終りは…終わりは…我の行く先は…」HA《遠くからの声援》でHA《伝説の証明》を復活! 狼也の愛を受け、何やら2つの力が辺りで衝突しているようです。衝突しながらも…。
風間:「風よ…疾く枷となりて彼の“鬼”を縛れ」HA《ヴォイド》。風が絡みつき、耐えようとする力を封じる!
狼也:「お前は一旦休めや。もう、人を殺す必要なんかない」自分は《獣の生命》で復活です。
GM:HA切れ…です! 慧の力に後押しされて、急速にもう1つの力が鬼を切り裂きました。狼也の爪が、あまりにも軽く鬼を切り裂いて…塵のように鬼が熔けていきます。ま、不本意ですけど、これもまたTRPG…カナ(笑)。戦闘終わります!
風間:煙草を咥えて、火を付ける。「終わるのは“伝説”に限らない…森羅万象、あらゆる存在はやがて死に絶え、滅び去る。だが……もしかしたらそれは、新しい“次の伝説”の始まりかもしれない、よなぁ?」独り言のように呟く。
狼也:「終わりを迎えたんだ。次は人と共に生きてくれるよな」風の行く先を見つめながら。
ナナシ:「終わりは、始まり、ですよ。全ては巡り巡るのです」
GM:消え去りながら、狼也の愛を受けてHA《歪曲する真実》が使用されたのを、同類であるナナシは気づきます。『橋』の噂は、あなたたち以外の記憶から消えるでしょう。
ナナシ:やっぱり、最近できてきた噂を現代に出したのは《歪曲する真実》なのかなぁ。そこ確認取ってなかったけど(マテ
GM:《歪曲する真実》はよく解らないんですよね。GM判断としては使っていました。ただ、半魔に通用するのかどうか、リプレイを見てもいまいち不明で(笑)。
狼也:《歪曲する真実》はPCにも効きますよ。
風間:シナリオとGMの都合で、結構通用したりしなかったりするので(笑)。
ナナシ:ゴールデンルールですよ。GMの都合で!(マテコラ
GM:まあ、《歪曲する真実》はデーモンブラッドの示唆ですから、ドッチデモイイカナとか(笑)。
風間:ひとまず…人間性は全員プラス領域ですよね。
ナナシ:驚きの人間性16。
風間:こちらプラス18。予想以上にコスト消費しなかった(笑)。
GM:誰かがいじめるよ! うー(笑)。
ナナシ:Φω・)ノ"(撫で撫で)
狼也:プラス1、ぎりぎりで踏みとどまりました(笑)。
GM:ここは次回から頑張らないとな…(笑)。
風間:慣れれば凶悪な戦術が幾らでも出てきます。そういうものです…NPCはコスト効率度外視できるしね(笑)。
ナナシ:とりあえず、最初GMやると「PC強いんだなぁ…」ってしみじみ納得するよ、うん。で、段々エライ事に(マテ
狼也:まぁ、ナナシは妨害を多用すればあっさりマイナスですし、風間も魔獣化したら《結界魔法》使う場合はあっさり人間性が減りますから(笑)。
風間:《念動防御》を連発することも多いから、すぐマイナスになるんだこれが(笑)。
ナナシ:慧さんは…攻撃もそうだけどサポートで喰うから…(笑)。《念動防御》はヘビーだぜ。
GM:気をとりなおして! エンディングにいきます!
■エンディングフェイズ■
●シーン9 『懲りないお調子者』 狼也ED
風間:お、PC1がED最初とはまた珍しい。
ナナシ:ヤベェ、このノリだとトリじゃん(ぁ
GM:狼也は日常が似合うからね(笑)。
ナナシ:あぁー、なるほど。…後のエンディングは非日常なのか…?(笑)
狼也:まぁ、日常を護る戦いとかがメインなキャラですからねぇ。仕事で戦わなさそうだし(笑)。
GM:さんざんエゴを突付いたので、最後は、絆でいきますね。
○月宮食堂
あの戦いから、数日が経った。
鬼は、最後に、少しだけ笑ったかもしれないが。
その意味は、狼也には解らなかった。
狼也:「(けどよ、俺は信じてるぜ。今度生まれてくる時は、伝説ばかりに縛られずに人との繋がりを持って生きていけるとさ)」
GM/??:「狼也! 狼也!」後ろから声がかかります。
狼也:何かと思って振り返ります。
風間:志村ー、後ろ後ろー!(違
GM:正 解 !
ナナシ:当たってる当たってる!(爆笑) …地味にツボに来たゼ…(笑)。
風間:は…? いや、まさかホントにドリフが元ネタで?(笑)
ナナシ:そうだったら本当に笑うが…(笑)。
GM:う、うん…。
ナナシ:マジだったー!?(一同爆笑)
GM:本当はもっと軽いシナリオになるはずだったんですよ…(笑)。
狼也:彼は幽霊じゃないでしょ!(笑)
風間:あはははは(笑)。
GM:志村が鬼に追いかけられているところとかで、言ってくれるかな?とか思ったんですけど、シーンに出せなかったな(笑)。
ナナシ:やはりそこかー!(笑)
風間:追いかけられたのは狼也だったしなぁ(笑)。
GM/志村:「はぁー、先輩に怒られたよ…バイクに油を塗っちまったからな…ははは」
狼也:「…………自業自得っすよ」言いながらも顔は綻んでます。
GM:志村は死霊課に保護されていましたが、死霊課の情報操作のおかげで、魔物のことも、狼也の戦いのことも知りません。ついでに言うと、こいつのことだからOPで相談をしたことすら忘れている可能性があります。
狼也:(ナレーション風に)狼也にとって、戦いを知る知らないはどうでも良い。ただ、彼を護れた事が重要だった。
GM/志村:「おい! 狼也! アレを見てみろよ!」
狼也:「今度は何っすか?」示された方を見ます。
GM/志村:「おい、あれ見ろよ。『30分で大盛激辛カレーを食べきれたらタダ!』だってさ! ま、俺ならあれくらい軽いさ!」
狼也:「…………(絶句)」もう何も言えない位に呆れます(笑)。
GM/志村:「ほら、行こうぜ! お前も行こうぜ! ほらほら!」引っ張りますよ。
狼也:「はいはい、啓介兄ちゃんは」引っ張られたら仕方なくついていきます。
GM/志村:「だろ!? やっぱりこういうのは、一緒にやるから楽しいんだぜ! そお〜れ突撃ぃ!」
狼也:「おー」力なく続きましょう(笑)。
GM/志村:「ありがとな!」
狼也:「(あいつを救えたかどうかは判らないけど、少なくとも啓介兄ちゃんは護れた。今度はあいつのような奴も救えるようになりたいよな)」と思いながら、啓介に続いて店に入ります。
これが、君と“あいつ”の差だったこと。
そして、君が君である証。
「―――かれーよ、これ!? 狼也、たすけてー!」
狼也:啓介兄ちゃんー!(笑)
風間:お約束なオチが(笑)。
ナナシ:まぁ、やっぱそういう奴だと思ったヨ…(笑)。
GM:やはり最後は、慧さんも絆で締めたいと思います。
●シーン10 『穏やかな朝』 風間ED
GM:鬼との戦いの翌朝です。慧はどうしていますか?
風間:事務所で死霊課に渡す報告書を作ってるかな。助手は重役出勤で、まだ来てないということに(ぁ
ナナシ:社長出勤の助手(笑)。
風間:元は御苑の古い桜の精霊だから。お姫様なんだよ(笑)。
GM:では…。
○風間探偵事務所/朝
GM/詩帆:「兄様、おはようございます」コーヒーを持って妹さんが来ます。
風間:いきなりの来訪に咽せながら。「お前…学校はどうした?」
GM:しまったー!(笑) すみません、結構早くを想像してました(笑)。
風間:いや、創立記念とかでも何でも(笑)。慧はそこら辺に詳しくないので(笑)。
GM/詩帆:「今日は行事で、2限目からなんです」
風間:「あぁ、そうか。行事ね…」何となく落ち着かない様子で手元の書類を片付けつつ。
GM/詩帆:「……兄様? 昨日も、帰りが遅かったみたいですけど…」心配していないように見せて、つい聞いてしまった…という感じです。
風間:「急ぎの仕事があったからな…まぁ、大した内容じゃなかったんで、もう片付いた」
GM:お、隠すんですね。
風間:まぁ、妹にはなるべく平穏な生活をして欲しいと思ってるので。
GM:そっか〜。そうですよね!
風間:そうですが…何か含みを感じるのは気のせい?(笑)
GM:いえ! GMが! こんないい子演じにくいんだよ! とか思ってませんよ! バカやりたいんだよバカをよ! とか思ってないですから!
ナナシ:Φω・)ノ"(撫で撫で)
GM:詩帆はじっと慧の顔を見ますよ。
風間:「…………」無言で煙草を取り出し、火を付けるついでに目を逸らす。
GM:「…………」詩帆も、急にコーヒーをかき混ぜて目をそらしたりしますが。
風間:「…あー……メシでも喰うか? デリバリーくらいなら頼めるが」しかし、ぎこちない兄妹だなぁ…自分で設定しておいて何だが(笑)。
GM:ぎこちなくていいんですよね?
風間:まぁ、きっとこんな感じでしょう(笑)。どちらも自分のキャラなので、実は殆ど会ったことがないんだ(笑)。
GM/詩帆:「…兄様」ふと、呼びかけて。
風間:「…何だ?」心なし身構えるような感じで。
GM/詩帆:「こんなに、いい朝」事務所の窓を開けて、朝日をいっぱいに入れます。そして、にっこりと笑いかけますよ。
風間:「………あ…あぁ。良い天気だな…」窓に目をやり、眩しげに。
GM/詩帆:「こんな朝を兄様と一緒にいられたのだから…それだけでいいんです」
風間:「…………そうか」眼を細める。眩しいのか、別の心情からかは慧のみぞ知る。「……資料を届ける“ついで”があるんだ。途中まで…送ろうか」カバンとコートを取って立ち上がる。
GM:ぐあーうまい(笑)。よし! 決めた!
風間:何を?(笑)
「―――ええ、参りましょう」
陽光の下、兄妹は朝の街を歩き出す。
彼女が歩く道は、慧が護ったのだ。
詩帆は、それを確かめるかのように歩いている。その心情は、慧には解らない。
風間:その隣を、咥え煙草で歩いている。歩幅はゆっくりと、妹に合わせて。「…なぁ、詩帆」
GM/詩帆:「何ですか、兄様?」
風間:「……学校は、楽しいか?」何気ない調子で訊く。
GM/詩帆:「…ええ、とっても!」これは、心から言っていると、慧にも判ります。
風間:「そうか……そりゃあ、良かったな」穏やかな…慧らしくもない、とても柔らかい微笑みを…浮かべた。
GM:では…フフフ。
一同:オチが来るのかー?!(笑)
狼也:誰が来ますかな?(ニヤニヤ)
風間:奴しかいないだろう(笑)。
ナナシ:ふふふ、ばれてしまっては(以下略)。
慧の背後に、一人の男が近づいてきたが……二人の様子に気づくと、急に角へ消える。
「ま…、邪魔しちゃ悪いよな」
死霊課勤務の悪友は、小さく肩を竦めて呟いた。
狼也:長沢ー!(一同笑)
ナナシ:まぁ、そうだよネ(笑)。
風間:ここで話しかけてきたら、顔面に資料投げつけてやろうと思っていた(笑)。
GM:俺はカッコイイ俺はカッコイイ俺はカッコイイ…!
風間:しかし、情報収集では苦戦気味だったな…情報屋増やそうかなー。
狼也:狼也は情報は弱いまま置いておくし、そろそろ《超獣変身》も考えようかな?
風間:こっちは探偵だからねぇ…警察と噂話の情報屋は欲しいなと今回思った(笑)。
GM:次はナナシさんED。これも、絆ということでネ!
ナナシ:あいよ(笑)。
GM:えーと考えてない。ナナシさんに放り投げるよ。
ナナシ:場所とか指定していいなら指定するけど(笑)。
GM:どうぞ! 好きにやりやがるといいです!
風間:PLに丸投げED…ある意味、一番難易度が高い(笑)。
GM:もうGMのセリフは決まってるうー。
ナナシ:…くそう、好きにやってやる!(笑)
GM:最後、このセッションの総括はナナシさんしか出来ないよ。GMの誘導とかも、すべきじゃないんじゃないかな…とね(笑)。
ナナシ:いや、うん。なんですかそのプレッシャー(笑)。
●シーン11 『消えゆく、きみに』 ナナシED
○無人の川縁
ナナシ:たった一人で、『橋の伝説』のあった場所に佇む。ただ川が流れているだけの、誰もいない、何も無い場所に。
「…ぼくは確かに、きみと同じです。
生まれは同じでも、目指す道は違っていたのです。
ただ、その一点に置いて……ぼくときみは違っていたのです」
ナナシ:今はもうない伝説に、呟く。
「ぼくがきみになりうるのは真で、きみがぼくになりうるのもまた真です」
…きみはもう引き返せなかったけれど、それでも。
「きみは…最後の最後に、人が人を思いやる絆に気付いたですか?」
空に問いかける。何も返ってこないことなど判りきった事で、それでも。
世界の嘆きを全ては救えないけど、何かが出来る。そう思うから、信じているから、だからぼくは……。
「……もう届かない、ですね。さようなら、です」
自らを滅ぼした三人以外の全てのモノに、世界に忘れ去られることを選んだ同族に、別れの言葉を。
背を向けて、その場を立ち去る。
『ナナシ』がするべきなのは、これ以上彼へ何かを告げることではないと、そう思ったから。
GM:君は街を守った。悲しみが生まれ、そして、喜びも生まれる街を守った。
この世界は美しい汚濁の中にある。
鬼がどこへ行ったのかまでは、君には見えなかった。
そして、君が行く先も、見ることはできないだろう。
ただ、君は君の心を抱えて歩むだけだ…。
Beast Bind New Testament
『橋の鬼』
THE END
目次へ戻る