●今回予告●
……なんか、だるい。
始めは、そう言っていただけのクラスメイトたち。
ところが…みんな、次々と眠りについてゆく。
―――ぼく以外は。
Beast Bind New Testament
『True colors』
汝、己の秘密を守り抜かん。
オープニング ミドル クライマックス エンディング
■プレセッション■
GM(natsu):こんばんは〜。ようこそいらっしゃいませ〜。
一同:こんばんは。よろしくお願いしまーす。
GM:仮眠してたので超すっきりしました(笑)。
陽火人:それは良いことです(笑)。
嵐丸:さっそくですが、《万色の魔術》は《リセット》に変えた方がいいですかね?
陽火人:んー、復活系があると安心できますね。
天:現状だと復活系ないですからねぇ。
GM:GMとしても、あれば安全、だと思います(笑)。
嵐丸:嵐丸以外は復活HA取れないみたいなので…では、そうします。
一同:お願いします〜。
陽火人:そういえば、PC間絆はどのようにすれば良いですかね?
嵐丸:陽火人→嵐丸→天の順番で良いんじゃないですかね。
GM:そうですね、その順番で行きましょう。
陽火人:了解です。
嵐丸:嵐丸はハンドアウトに出てきたアイテムの鑑定役として呼ばれたことにしようかと。一人だけ下級生なので。
GM:はい、設定ありがたいです(笑)。では皆様、チョイ早いですが、準備はOKですか?
一同:OKですー。
GM:それでは、まずプリセッションを。
▼シナリオ特徴
・100点満点のハッピーエンドを求める人には向かないかもしれません。
・アンノウンマンの前でアーツを使うと、不幸な結末になる可能性があります。
・シナリオ自体は単純です。1本道かも。
▼ハウスルール
・絆チェック/登場判定:なし。
・PC間絆は陽火人→嵐丸→天の順でお願いします。
・経験点の消費は必ずGMの承諾を得てから使用してください。
・戦闘は楽だと思います。
GM:以上!
天:了解しました。
陽火人:了解です!
嵐丸:ふむ、了解。
GM:それでは、PC間絆の順で自己紹介をお願いします。
陽火人:うぃ、了解です。
●PC1(定員1〜2名) 推奨:学校関係者推奨(*それ以外でもなんとかします)。
「なんか、ちょっとだるいんだよねー…風邪かな?」
始めは、今は冬だし風邪が流行しているのかな?という程度の認識だった。
しかし、クラスメイトたちが、次第に学校に来なくなる。
―――半魔である、君以外は。
シナリオ絆:クラスメイトたち (関係:任意)
▼花樫 陽火人/大嶽丸 プレイヤー:サブマリン
【イレギュラー/エトランゼ】 年齢:17歳/性別:男/カヴァー:高校生
「―――こ、こらっ……お前は出しゃばるなよ、大嶽丸ッ!?」
普段は素直で生真面目、人が良すぎて気弱な印象を与える、眼鏡をかけた少年。
その実は、かつて最強と謳われ封印された鬼の一人、『大嶽丸』を身体に宿している。
陽火人自身は闘いを好まないが、大嶽丸とその宝剣を狙う輩は多く、否応なしに巻き込まれる。
傍若無人な大嶽丸に振り回されて迷惑している…ものの、何だかんだで互いに嫌ではないらしい。
人はそれをツンデレと(略)。ちなみに本文中、大嶽丸の台詞は『この色』で表記される。
所持HA:《歩く影法師》、《無限の法則》、《ヴォイド》
●PC2(定員1〜2名) 推奨:学校関係者推奨(*それ以外でもなんとかします)。
ある日のこと、何やら古い箱を持った級友がやってきた。
彼はクラスメイトの揃ったホームルームで、こう言いだした。
「実家の蔵を整理してたらさ、いかにもな箱が出てきたんだ。
一人で開けてもつまんないからさ、みんなのいる前で開けてみようと思ってさ。
鑑定団に出るときは、応援に来てくれよ!」
次の瞬間…!
シナリオ絆:クラスメイトたち (関係:任意)
▼鋼 嵐丸/“式機神”使い プレイヤー:麻那
【フルメタル/マジシャン】 年齢:16歳/性別:男/カヴァー:高校生
「―――古人曰く、“進歩しすぎた科学は、魔法と見分けが付かない”…ってさ」
曾祖父が遺した“式機神”を受け継ぎ、愛と平和と小遣い稼ぎのために戦う少年。
性格は『悪戯好きな腕白坊主』。殴り合いの喧嘩はからっきしだが、運動神経は割と良い。
好奇心旺盛で、周囲に変わったことがあると首を突っ込まずにはいられない。
ナノマシンの集合体である“式機神”を操り、傍目には魔法のような現象を引き起こす。
新しい“式機神”の開発費用捻出と実戦テストのため、ハンターズブラッドの仕事も請け負っている。
所持HA:《真理のe》、《マルチリカバリー》、《リセット》
▼吉野 天/――― プレイヤー:眠たい奴
【アーティファクト/アーティファクト】 年齢:18歳/性別:男/カヴァー:不良学生
「―――俺より速い奴なんていないんだよん!!」
スピード狂の不良(?)学生。一日一回、バイクに触らないと死んでしまう…とは本人談。
基本的には軽い性格だが、たまに黒い。例えるなら『自己中心的な善人』というタイプ。
魔物の世界に足を踏み入れてから、早数年。魔物の知識・常識に未だ疎いのは興味が薄いためか?
相棒たる大型バイクは拾い物を修理した。それが魔機化した理由は、天自身にも判らない。
俺に追いついてみろ、と言わんばかりに、今日も夕闇の世界を駆け抜ける。
所持HA:《剣魂一擲》、《電光石火》、《ヴォイド》
陽火人:PC間絆は鋼嵐丸に友人で。年下でバイタリティのある友人ということで(笑)。
嵐丸:PC間絆は天さんに絆/好奇心。あのバイク、 分 解 してみてぇ…(笑)。
GM:分解きたー!
天:ね、狙われてる?(笑)
嵐丸:|_・)+ …にやり。
陽火人:ある意味最大のピンチかも(笑)。
GM:私が用意したピンチより先にピンチが来た(笑)。
天:やめて〜、バイクが無いと天はただの人なの〜(笑)
嵐丸:はっはっは、お友達になりましょう天先輩。是が非でも(笑)。
陽火人:微笑ましい光景だね、大嶽丸(笑)。
天:ただのお友達なら大歓迎だけどねん(笑)。あ、PC間絆は陽火人君に友情で。
GM:ありがとうございました。それでは、オープニングフェイズへ参りましょう!
■オープニングフェイズ■
●オープニング1 『開けてびっくり玉手箱?』 シーンプレイヤー:嵐丸&天
○教室/新学期
GM:時系列の関係で、PC2のオープニングから開始します。
嵐丸:うい。
GM:舞台は冬の朝です。学校に登校して、始業前の時間です。先生はまだ来ていないですが、クラスメイトたちはそろっている、そんな時間ですね。学年が違う嵐丸も、とある事情で天のクラスへ呼ばれている…というわけです。
嵐丸:「さぁて、何か珍しいもの見せてくれるって呼ばれたんすけど。…なんでしょうかね?」
天:「……さぁ、なんだろ〜ね?」
GM:という辺りで、吉田という一人の学生が教壇へ向かいます。「はいはーい、注目注目〜! 前の日曜さ、実家の蔵を整理してたらさ。“いかにも”な箱が出てきたんだ」彼は、いかにも骨董品を入れてます、という雰囲気の古びた箱を机の上に置きます。
嵐丸:「…実家の蔵、ねぇ。な〜んか、身に覚えのあるシチュエーションだなぁ」
GM:あるんですか!?(笑)
嵐丸:設定欄に書いてませんでしたっけ? 嵐丸は『実家の蔵から試作品の“式機”を見つけた』のです(笑)。
GM:おお、なるほど。別セッションで蔵から出たアイテムが何か問題を起こしたのかな、とか(笑)。
嵐丸:いえいえ(笑)。
天:「ふんふん、確かに何か入ってそうだねん」
GM/吉田:「一人で開けてもつまんないからさ、みんなのいる前で開けてみようと思って。いいモンが入ってたらみんなでびっくりできるだろうし、ま、スカでも笑いは取れるだろ? もしもナントカ鑑定団に出ることになったときは、みんなで応援に来てくれよ!」
天:「お〜。その時はバイクで送り迎えしてあげるよん」
GM/吉田:「頼むぜ…! けど事故るなよ! 3000万円の国宝級の壷かもしれん!」
嵐丸:「ま、スカかどうかは俺が見極めてあげますよ、先輩」
GM/吉田:「ふふふ、期待しておけよ〜」舞台は冬ですから、窓や扉は閉まっていることにしますね。
天:はい。
GM:吉田は、箱をおもむろにえいやっ!と開きます。ボワッ!と箱から黄色い煙のようなものが噴出し、クラス中を覆いますが、すぐに消えていきます。そして…箱の中身は、空っぽでした。
嵐丸:「……おろろ? スカとか言う以前に…空っぽ?」
天:「…出てきたのは煙だけ。玉手箱みたいだねん」
GM/吉田:「あ、あれ?」そしてクラス全員大爆笑の渦に(笑)。
陽火人:ひょっとして、みんなおじいちゃんに?(笑)
GM:近いなー(笑)。
嵐丸:黄色い煙の方が本体なんでしょうね(笑)。
陽火人:なんとなく、そんな感じがしますね(笑)。
GM:そのクラスの笑いの中に、陽火人もいました、ということで一つお願いします。
嵐丸:「えーっと…まぁ、笑いは取れましたねぇ。確かに」
GM/吉田:「く、ちょ、…がっくり」
天:「あ、そう。ひょっとしたら箱の方に価値あるかもよん?」慰め(?)を。
GM:見るからに、古いだけの箱…です(笑)。
嵐丸:「…まぁ、気を落とさずに。人生、負けることもあれば外れることもありますって」と、慰める(ぉ
GM:と、その辺りで先生が来て。「おらー、ホームルーム始めるぞ〜」
嵐丸:「っと、いっけね! 教室に戻らないと…」こそこそと身を伏せつつ脱出します。
GM:平和な朝の何気ない光景、それが、あんな事件の幕開けであるとは、誰も予想できなかった…。SAは後ほどお渡しします。絆の処理をお願いします。クラスメイトたちへの絆は肯定的なものを推奨します〜。
嵐丸:クラスメイトに絆/友情かな。
天:同じくクラスメイトに友情ですかね。
GM:はい、ありがとうございます。それでは、シーン終了です。
▼絆/エゴの変化
嵐丸:クラスメイトに絆/友情を取得。
天:クラスメイトに絆/友情を取得。
天:ふっふっふ、今回も学校内が舞台。校内をバイクで爆走するのは2回目だったかなぁ(何
GM:ふふふ、海の見えるナイスな道を走ることになります(笑)。
●オープニング2 『流行病に気をつけて』 シーンプレイヤー:陽火人
○高校の教室
GM:時系列では、箱を開けてから数日後、となります。数日前から、「なんか、ちょっとだるいんだよねー…風邪かな?」というクラスメイトが増えてきました。ただ、舞台の季節が冬ですし、みんな『風邪が流行しているのかな』程度の認識でいると思ってください。
陽火人:了解です。
GM:PCたちもだんだんとダルイ気配になってきています。ただし、陽火人だけは元気です(笑)。
陽火人:うぃ(笑)。「…最近、風邪が流行っているみたいだな…僕も気をつけないと…」
最初は、ただ風邪が流行っている、そんな認識だった。…ところが…
一日経つごとに欠席者が増えていき、辛うじて出席しているクラスメイトも今やフラフラ。
―――半魔である、陽火人以外は。
GM/級友:「なんか、陽火人だけは元気だよな?」今回は陽火人を追い詰めるシナリオですわよ?
陽火人:「うん。そうだね…なんだか僕だけ元気で申し訳ないな…」
天:陽火人君ふぁいとー(笑)。
GM/級友:「おいおい、そんなことないけどよ、なんで陽火人だけなんだろうな?」
陽火人:ちなみに風邪ひいているのはこのクラスだけですか? それとも学校全体?
GM:おっと、いい質問です。このクラスだけ、なんです。
陽火人:それは流石に、ここまで来ると怪しいと思うな(笑)。
嵐丸:ということは、感染力はないか、あっても低いみたいですね。
GM:みんな推理が冴えているな…(笑)。これは安心感があります(笑)。それでは、情報を出します。本セッションでは、時間短縮のために『調査したい項目』を調べたいと宣言すれば、自動的にGMが答えを出します(笑)。
陽火人:おお(笑)。
嵐丸:それは駱駝、もとい楽だ(笑)。
>不自然な点(*PC1&2双方が気づいているものとします)
・陽火人たちのクラス“のみ”流行している。
通常、学級閉鎖となるような流行の場合、他のクラスも多くの罹患者が出ているはずだが、それがない。
・友人を診察すると、風邪的な症状(喉が荒れる、発熱するなど)が全くない。
・早い話が原因不明であり、なんというか、生命力自体が次第に低下しているような感じだ。
GM:以上です。
嵐丸:質問はシーンに登場してからするかな。
天:ですね。
GM:ネクストシーンで存分にどうぞ(笑)。あ、その前に1つイベントがあるかな…。
陽火人:うぉ、思っていた以上にやばそうだ。
GM:ですね。そして、遂にクラスメイトたちは、PC以外の全員が床について寝込んでしまい、意識を失った。…と、追い討ちを(笑)。
天:うお、クラス全滅か。
GM:ふぉっふぉっふぉ。
陽火人:「み、みんな!? ね、しっかりして! …ダメだ。保健室…では無理かな…救急車を呼ばないと…」職員室に走っていきましょう。「(これは恐らく病院でも無理だろうけど、症状をいくらか食い止める処置はできるかもしれない)」
GM:陽火人が走り出した辺りで、シーンを切ります。と、いうわけで。PC1、PC2共通で[SA:病気の調査をする]をどうぞ。陽火人は、絆の処理をお願いします。
陽火人:SA受領します。クラスメイトに絆/救済を。
▼絆/エゴの変化
陽火人:クラスメイトに絆/救済を取得。
天:あ、職員室で思い出したけど、箱開けた後に入ってきた先生はどうなったんだろ?
GM:いい質問です!
嵐丸:たぶん、体調が悪くなったのは“煙が広がった時点で、その場にいた人間”だけかと。
GM:君たちはすごいな!(笑)
嵐丸:シーンに出てから聞こうと思ってたけど、その場にいた嵐丸が、自分のクラスに戻っても同級生に感染してないようだから。
天:ならばこれ以上の感染拡大はなし。少し安心できますね。
GM:やはり、情報判定なしで良かった(笑)。これだけ予想してもらって情報失敗→情報無しはありえない(笑)。では、嵐丸、天。情報はもうちょっとだけ待ってくださいね。シーン登場はOKですが、情報交換は次の次でやりましょう。まずは、陽火人危機一髪を進めないと(笑)。
嵐丸:はーい。
GM:ルールにはない処理ですが、PC2はPC1と違って魔獣分が薄そう(笑)なので、罹患します。但し半魔なので、寝込むということはありません。判定にペナルティ等はつきませんが、健康的にはマイナス状況であると思ってください。魔獣化のみで回復可能。
嵐丸:嵐丸と天は道具がなければただの人ですからね(笑)。
天:ですな(笑)。
GM:GMもそういうイメージです(笑)。さて、ミドル1の前に…皆さんは、『死霊課』についてどう思ってますでしょうか?
嵐丸:うーん、嵐丸にとっては情報源の一つ、くらいの認識かなぁ。
GM:ほうほう?
陽火人:死霊課とはあまり接点がないですね、陽火人的には。
天:え〜と、お仕事する代わりにスピード違反見逃してくれたり、経費で仕事中のガソリン代出してくれる、ありがたい所。
GM:なるほど…(笑)。んでは、情報を出してからやりましょう。以前に長沢から聞いた話、ということで情報を出します。PCは知ってて構わない…というか知っていてほしいです。
>死霊課
・本シナリオでは、死霊課は正義のヒーローの組織ではありません。
長沢のような人が閑職にいるということは、死霊課も一枚岩というわけではないはずです(ルルブ206頁参照)。
上層部への出世の鬼とか、情報処理課に返り咲きを狙っている人、ペルソナネットとの二重スパイ、犯罪の検挙に熱心ではあるものの、そのためには手段を選ばない「半魔だろうが魔物の一種だ、人権はねえ」という人もいるでしょうし、「奴は半魔なのか、俺の出世のために精々利用してやるぜ」みたいな人もいると思います。
・まとめますと、JABFよりはマシだが“関わると面倒な奴ら”には違いない、という感じでお願いします。
GM:以上〜。長沢の『いいひと』イメージが強いかな、と思いまして。
一同:了解です。
■ミドルフェイズ■
●ミドル1 『アイスコーヒーの時間』 シーンプレイヤー:陽火人 登場難易度:任意
○高校
陽火人たちのクラスがほぼ全員意識を失った…ということで、公に問題となった。
病院側はクラスメイトたちを診察して症例を考えているが、陽火人たちの方には別口が来た。
警察が、一応、調査をしに来ているようだ(*こういう場合にも来るのか?とかは深く突っ込まない方向で;)。
GM/警官:「調査協力、どうもありがとう。君たちも予防をしっかりするようにね」
陽火人:「はい。気をつけます。お仕事ご苦労様でした」ぺこりとお辞儀をしながら。
天:「りょ〜かいですよん」
嵐丸:「…何ですかねぇ。薬物中毒でも疑われたかな?」
GM:ふぉふぉふぉ。それでは、イベントです。
一般的な聞き取り調査が終わった後のこと。
それが終わるまで隅で待っていた刑事が――同じ警察なのに――もう一度やって来た。
GM/刑事:「ああ…繰り返しですみません…ちょっと“課”が違うモンで。報告も別で書かないとなんです。いや、ま、すぐ終わりますから。わたし、相洲耕平っていいます。『アイスコーヒー』って呼ばれるんですよ。嫌になりますよね?」
嵐丸:「あ〜……」(笑)
陽火人:「それはご苦労様です」
GM:にこやか〜な顔の男性刑事です。ただし、目は笑ってない、というやつですね。
陽火人:『相棒』の特命係のようだ(笑)。
GM:ははは〜。「情報処理課の○○です」とか「死霊課の○○です」とか正直に名乗るとは思えないので名乗りませんよ(笑)。
陽火人:うぃ(笑)。
嵐丸:それが当然だと思います(笑)。というか、適当な課名を名乗るんじゃないかな。
GM:じゃあ適当に名乗った、ということで…何だろう、衛生課とか?(笑) 詳しくなくて…(笑)。
嵐丸:いや、普通に捜査三課とかあるじゃないですか(笑)。
GM/相洲:「どうやら、あなただけが罹患してないようですが…」
陽火人:「あ、はい。そうなんですよね。何だか、僕だけ元気で…」
GM/相洲:「心当たりなんぞはありませんかな?」
陽火人:「さっきの刑事さんにも聞かれましたけど…なにも」
GM/相洲:「そうですか…何も、ね」相洲は目を細めますね。
陽火人:「(ほんとは嘘だ。おそらく、僕が無事なのは大嶽丸が僕の中にいるからなんだろうな…)」と、心の中で(笑)。
GM:まあ、その通りなんですが…(笑)。
嵐丸:「心当たりといえば、ないこともないような…」ぼそりと。
GM/相洲:「ほう? どういうわけでしょうかな?」って、嵐ちゃーん!? どうするんだろう…(笑)。
嵐丸:「あー、それが実は、先輩のクラスで変な古い箱を持ってきた人がいまして」
天:おお、言っちゃいますか。
嵐丸:「そんときに、ぼわっと妙な煙が出たんですよねぇ。あれ、変種のカビか何かじゃないかなと。陽火人先輩、その時“ちょうど席を外してた”から、感染しなかったんじゃ…ないかなぁ、とか」刑事に気付かれないように、天と陽火人にアイコンタクト(笑)。
GM:ブラフきたー!(笑)
嵐丸:ふっ(にやり)。
GM:いいやつだなあ(笑)。
陽火人:実際、玉手箱開けた時、僕はいなかったのかな?
嵐丸:いたんじゃないですか?(笑)
GM: い ま し た 。
陽火人:了解です。それによって、ロールプレイが変わるので(笑)。
GM:変わりまくりますね(笑)。
嵐丸:いちおう嵐丸は陽火人の素性を知ってるということで、この程度の機転は利かせます(笑)。
GM:いいやつだなー(笑)。
天:「あ〜、そう言えばそんな事もあったねん。ただの空の箱だったけど、変な物が入ってたのかねん」アイコンタクト受け取りました(笑)。
嵐丸:「実際、その時一緒にいた俺と天先輩は、何か体調悪いし」
GM/相洲:「ほ〜、カビ、ね。うん、カビかもしれないね」
陽火人:「そそ、そうなんだ。そんなことがあったんだ…知らなかったよ…」と、挙動不審気味に(笑)。
GM/相洲:「ふむ…ま、席を外してた以外にも、心当たりがあれば、いつでも、こちらまで言ってくださいよ…」
嵐丸:「りょーかいです。ご苦労様でしたー」
天:「あいさ〜」
陽火人:「わかりました。お仕事ご苦労さまです」
嵐丸:陽火人に関して以外は全部本当だからな。他のクラスメイトに事情聴取しても、簡単にバレはすまい(笑)。
GM:そうですね、他のクラスメイトはみんな喋れない(笑)。
▼絆/エゴの変化
陽火人:天に絆/友情を取得。
嵐丸:陽火人に絆/連帯感を取得。
天:嵐丸に絆/連帯感を取得。
GM:では、出しそびれた情報。相洲についてですね、長沢に確認に出るかと思ったのですが…『死霊課』の情報で何が言いたいかというと、『このタイミングで長沢とコンタクトをする』ということが何を意味して、それが察知された場合どういう結果になるかを考えてほしいということです。と、出そうとしたのですが…皆さん警戒してますかね?(笑)
嵐丸:あー、と言うか…今の人が死霊課かどうか、そもそも気付いているかどうかも怪しいんじゃないかと(笑)。
GM:ありゃ?(笑) ちょっと弱かったかな…(笑)。
嵐丸:さっきのは、陽火人が何だか怪しまれるみたいだったから庇っただけなので…死霊課相手でなくても同じ対応をするかと…(笑)。
GM:なるほど、そうですね(笑)。
陽火人:なんて頼もしい後輩なんだ(笑)。どっちが年上か判ったもんじゃないな(笑)。
●ミドル2 『この箱どこの箱?』 シーンプレイヤー:天 登場難易度:任意
○高校/放課後
GM:では、お待たせしました、情報を出すシーンです。それでは、調べたい項目などを適当にロールプレイしつつ宣言ということでひとつ(笑)。時間的には、アイスコーヒーが去った後、になります。
嵐丸:「…さて。どー考えても、あの煙が怪しいよなぁ? 未知の薬物か、古代のウイルスか……何にしたってろくな代物じゃなさそーだけども」
陽火人:「あの妙な煙がやっぱり原因なのかな? 教室の中の空気を調べれば、何かわかるかな? でも、あれから時間も立っているし…そうだ。吉田君が持ってきたあの箱の中になら、その成分が残っているんじゃないかな?」
天:「だねん。吉田はあの箱まだ持ってるかな?」という訳で、あのあと木箱がどうなったか知りたいのですが。
GM:はい、木箱は吉田のロッカーに打ち捨ててあります(笑)。
嵐丸:「箱と…後は病気にかかっている患者の身体だね、俺たち含む。ともかく調べてみよっか」まずは箱から行ってみますかね。残留物質なり、魔力の残滓なり、ないかどうか。
天:「だ〜ねん。嵐丸は調べられる?」
陽火人:「うん、といっても僕や天君は専門外だし…頼りは嵐丸くんだけだね」
GM:こういうのは、嵐丸の分野でしょうね。
嵐丸:「化学的な物質なら良いけど…オカルト関係だったら自信ないよ、俺?」(笑)
>箱/箱から出たモノ
どうやら科学的というよりは魔術的な生物らしく、よほど特殊な魔術を用いない限り検出されないだろう。
生命力や感染力は低く、日の当たるところでは数秒間しか生きられない。人から人への感染は皆無であろう。
感染者は生命力を吸い取られ、その生命力は、この生物を操る『主』の元へ送られているようだ。
GM:以上です。天や嵐丸の質問『先生はかかってないの?』、『嵐丸の周囲はかかってないの?』の答えにもなりますね。
嵐丸:「…エーテル検知でやっと引っかかったか…オカルト領域に近いね」溜息ついて。
天:「か〜なりヤバ気だねん」
嵐丸:「ごく微細な大きさのホムンクルス…或いは使い魔みたいなものかな」
陽火人:「…この生物を操っている『主』って、一体何者なんだろうね?」
天:「ふむ…。という事は、ご主人を倒せば終わるかねん?」
嵐丸:「見つけられれば、の話だけどね」送られてる生命力のラインを辿って、『主』の居場所を特定できますか?
GM:それは、難しいですね。
嵐丸:患者を日光に当てても…駄目なんだろうかな、やっぱり。
GM:それも駄目ですね…感染したらアウトなようです。
陽火人:この箱自体から、何か手掛かりになりそうな情報を得られる物はありますかね?
天:ん〜…魔力のラインが無理なら…。入ってた箱の出所から当たるかな?
GM:鋭い! 天が当たりです。
>箱の出所/吉田
吉田は、日曜に部活の試合があり、一日中、○×グラウンドにいた。
彼の実家は遠方であり、その日に実家へ行って来ることができるわけがない。
吉田と同じ部活の者に話を聞いてみると、試合が終了して帰宅する時、何やら“黒服の男”と目を合わせるや否や「用事があるんだ」と言って、男についていったようだ。
吉田の友人曰く「その時さ、その男の目が“赤く光った”気がしたんだけどさ…夕方だったからな、夕日が瞳に映ったのかもな」
GM:以上。麻那さんは深い読みをして下さいますけど、GMが浅いものしか用意してなかったんです(笑)。ごめんなさい…(笑)。
嵐丸:推理が外れるのはいつものことです。気にしない(笑)。「見つかったのは吉田先輩の実家の蔵…って話も眉唾みたいだね」
陽火人:「そうみたいだね…その男が生物を操る『主』なのかな?」
天:「黒服の男……ちょっと、特徴少なすぎるねん…」
GM:では、吉田の友人に他の細かい特徴を聞いてみた、ということで…
嵐丸:「ちょっとハンターズブラッドに連絡して調べてみようか。その男、ただの人間じゃなさそうだし」
GM:ハンターズブラッドか〜、なるほど…では。
>怪しい男
男の外見的特徴を総合すると、どうも、街の骨董品屋『冬虫夏草』のオーナーであるようだ。
ハンターズブラッドでも一応、骨董関係の件で繋がりがある。魔の世界の住人であることは、確かなようだ。
GM:以上。
天:おお、素晴らしい観察眼だ。凄いぞ吉田の友人(笑)。
陽火人:確かに(笑)。
GM:ううう(笑)。もうちょいひねるべきだったかな(笑)。
嵐丸:特に犯罪に手を染めてるとか、後ろ暗い人物ではないと?
GM:そこまでは、わかりませんね。
嵐丸:了解。では直に行って訊いてみましょうか(笑)。
陽火人:ですね(笑)。
天:「冬虫夏草……。なかなかぴったりな名前だねん」
GM:後は転がるだけ…(笑)。それでは、絆の処理をお願いします。
嵐丸:知識のエゴを絆/活用に変更します。そんで『冬虫夏草』のオーナーに、エゴ/疑惑を(笑)。
天:同じく『冬虫夏草』オーナーに疑惑を(笑)。
陽火人:同じく『冬虫夏草』のオーナーに疑惑を(笑)。
GM:疑惑のデパートになってしまった…(笑)。それでは、シーンを切ります。
▼絆/エゴの変化
陽火人:『冬虫夏草』オーナーにエゴ/疑惑を取得。
嵐丸:知識のエゴを絆/活用に変更。『冬虫夏草』オーナーにエゴ/疑惑を取得。
天:『冬虫夏草』オーナーにエゴ/疑惑を取得。
GM:吉田の友人はほら、バードウォッチング部(笑)。吉田の試合の客の入りをカチカチカチっていうので数えてたし目がいい、とか。苦しいか…(笑)。
陽火人:いや、普通の一般人の中にも勘の鋭い人っていますからね(笑)。
嵐丸:見知らぬ黒服の中年男に、突然クラスメイトがふらふらついてったんで覚えてたんでしょう(笑)。
●ミドル3 『笑う異邦人』 シーンプレイヤー:陽火人 登場難易度:任意
○骨董品店『冬虫夏草』
GM:それでは、『冬虫夏草』を訪れたPCたち…行くと、店の前に張り紙があります。
『店主は隣の喫茶店でコーヒーを飲んでいます♪ 店主:海山太陽』
嵐丸:「…明るい名前だねー。何か、意外」
陽火人:「…うーん、なんだか僕が想像していたイメージとかなりのギャップがあるような…」
嵐丸:念のため、扉に手をかけてみますけど。鍵は閉まってますか?
GM:ええ。
嵐丸:ちっ(舌打ち)。
GM:怖いことを言うなあ(笑)。
天:「ん〜…実際会ってみるかねん? 忍び込めないみたいだし」
陽火人:「そうだね。とりあえず、隣の喫茶店に行ってみようか」
嵐丸:〈機械操作〉でこじ開けても良いが、ここは素直に隣へ行きましょうか(笑)。
GM:助かります…(笑)。
○喫茶店
GM:カフェはけっこう流行っているようで、お客が入っていますね。だべっている大学生、本を読んでいるOL、待ち合わせをしているらしい会社員、話が弾んでいるカップル…。
嵐丸:話に聞いた人相風体の人はいます?
GM:ええ、店内の奥にいます。とても骨董店の店主とは思えない、若い男です。PCたちとふと目が合うと、太陽はあちゃーという顔をして「気づいちゃいました?」と言いますね。
天:む? このリアクション…こっちが探してるの知ってた?
GM:陽火人に対する攻撃のシーンと、仲間のサポートのシーンが交互になる構成。つまり今回は…。
陽火人:「え? えと、一体何に…?」
嵐丸:「気付いた、とは何のことでしょうか。事と次第によってはただじゃおかねぇので、そこら辺を考慮して質問に素直に答えていただけると嬉しいです」
陽火人:「そ、そんな嵐丸君。いきなり喧嘩腰にならなくても…」
GM/太陽:「やれやれ怖いなあ…ま、座ってくださいよ」彼はニコニコと笑っています。
天:「嵐丸君嵐丸君。そーゆー物騒な事は人気の無いとこで言わなきゃ駄目だよん」
陽火人:「そうそう。…って、違うでしょ天君!」
GM:人気のないところならOKなのかー!(笑)
嵐丸:ばれなきゃOKらしいですよ?(笑)
GM/太陽:「あ、申し遅れました。ワタクシ、魔界(ごほごほ)の公子(ごほごほ)をやっております、ムルソーといいます」ふふふ、ちなみに君たちを知ってた理由は…“エキストラを操る目のアーツ”のあるブラッドは、『GMに質問』できちゃうんだぜ〜!
天:わ〜お(笑)。
嵐丸:イモータル、ね…若く見えるのもそのせいか。
GM/太陽→ムルソー:「うふふ、ここで“パーティ”やるかい♪ だいぶ、“楽しいこと”になるんじゃない?」ムルソーはニコニコしながら、足元を指差します。彼の影が微妙にざわついていて、何か出てきそうな気配がします。
嵐丸:「…んで。学校に謎の細菌をばらまいたのは、あんたの退屈しのぎですか?」
GM/ムルソー:「一応、退屈しのぎではない、ね。ま、後で調べてみなよ」
天:「ここでパーティーやったとして、おじさんもけっこ〜困る事になると思いますけどねん? け〜さつとか天界? とかいろいろの目もあるでしょうからねん」
GM/ムルソー:「んふふ…カフェ1つくらいなら…」
陽火人:「やめろ! …やめてください。あなたにあの生物をどうにかしてもらえれば、事を大きくするつもりはありません。少なくとも僕は…」
GM/ムルソー:「いやだね〜♥ なんだよー、あれのクラスに半魔がいたなんて…困ったなぁ」ぜんぜん困った様子や口調ではないです。
天:ふむ、余り後先考えないタイプ。厄介な。
GM:一応、理由はある…のですが、まあデーモンなんでこんなものかも…。
嵐丸:あ、こっそりメールを送って良いでしょうか。
GM:ええ、いいですが…。
嵐丸:コネを使って、ムルソーという魔界公子に関する情報を集めたい。
GM:できます。メールは次のシーンで帰ってきます(笑)。
陽火人:「じゃあ、どうすればクラスの皆を助けてくれますか? お願いします! 僕ができることなら何でもしますから…」
GM/ムルソー:「じゃあさ、こうしない? 我ながらナイス提案だと思うよ♪ って、あれえ〜?」提案がすごい逆になったけど、いい対比かも。
嵐丸:「何でもする、なんて気軽に言うもんじゃないよ、陽火人先輩。この手の輩は、隙を見せれば迷わず付け込んでくるからね」
GM/ムルソー:「ひどいなあ、本当のことを言うと傷ついちゃうよ」(笑)
陽火人:「確かにそうかもしれない…でも…」
GM/ムルソー:「ボクは君たちの正体を黙ってるからサ、君たちはボクの邪魔をしない、これでどうだい?」
嵐丸:「へぇ、正体? 例えばどんな?」にこやかに。
GM:嵐丸クールだなあ…あまり理詰めでこられるとGMが辛い…! ムルソーは笑って答えない…ということで。
嵐丸:「やりたいことの内容によっては、邪魔をしないと約束しない…こともない」しれっと。
陽火人:「…君の邪魔をしないということは、クラスの皆を見殺しにしろってことかい? それなら、僕はその要求に従うことはできない」
GM/ムルソー:「そっちの君は…話がわかるようだけど、君は“賢く”ないねえ? 悩むことはないけど、君たちは悩んじゃうかもね〜。だから、すぐに答えは出してくれなくてもイイヨ♪ …ま、悩んでも結局は…ウフフ。二日後の夜9時、『海が見える丘公園』で会おうネ! bye♪」
天:ふむ…。最悪ボスからの《歪曲する真実》が来るかな〜?
GM:ふふふ? ちょい、いやらしいシナリオなので、そこまで非道なことはしないと思います。
嵐丸:「もっと具体的に、そちらの最終目標を提示してくれないとなぁ…交渉にもなりゃしない、やれやれ」
GM/ムルソー:「そんな顔しないでヨ、どっちにしろ、よく考えれば“賢い”結論は出るデショ? それにしてもいい顔だね。こんなことなら学校全体にやってみればよかったな♪」
嵐丸:「ふん…、1クラスが暫く学級閉鎖になる程度なら、放っておいても構わないんだけどね。…死者が出るとなると、さすがに対抗するしかないでしょーが」
陽火人:「…ムルソー。絶対にお前の思い通りになんかさせない…絶対にだ」去って行ったムルソーに向かって拳を握り締めながら。
天:「ま、とりあえずは……場所変えて作戦会議と行きますかねん。落ち着く時間も必要だしねん」
GM:天くんクールだなあ(笑)。でもその台詞は救われるな(笑)。そういう人いると助かるう。
天:………は。ムルソー、ちゃんと金払ったのだろうか?(何
GM:ああああああ(笑)。払わせるのかな(笑)。
嵐丸:「そだねぇ。調査依頼はしておいたから、そのうち奴の情報も入ると思うよ」というわけで、注文頼まないうちにとっとと去る俺(笑)。
GM:えー!?(笑) ウェイトレス困惑!(笑)
▼絆/エゴの変化
陽火人:ムルソー(=『冬虫夏草』オーナー)へのエゴ内容を憎悪に変更。
嵐丸:ムルソーへのエゴを絆/敵意に変更。
天:ムルソーへのエゴ内容を敵意に変更。
GM:ムルソー、我ながら嫌なキャラだなー。ちょっと心苦しい…。
嵐丸:いえいえ、良い悪役でしょう(笑)。
陽火人:うぃ(笑)。自分がGMしている時に、いいノリの悪役をやれている時は気持ちが良いでスヨ(笑)。
GM:ですよね! 吹っ切れろということか!
●ミドル4 『魔をもって悪を制す』 シーンプレイヤー:嵐丸 登場難易度:任意
GM:それでは、PCたちは場所を移して…というところですね。どこなんでしょう。
陽火人:えーと、もう二日後になったと言うことなのかな?
GM:ああ、すみません、違います。時間的には、ムルソーに会った直後です。
陽火人:了解でス(笑)。
天:ん〜…とりあえず、あまり人気の無いところがいいですねぇ。魔物絡みの話するわけですし。
嵐丸:まぁ、ひとまず近所の公園にでも行きますか。人気のない辺りで、情報収集がてら作戦会議を。
陽火人:そうしますか。
GM:はい、では、近所の公園で作戦会議ですね。
○公園内
嵐丸:うーん、『冬虫夏草』は調べられないのかな。
GM:『冬虫夏草』自体は、ただの骨董屋ですね。探せば魔器くらいは出てきそうですけど(笑)。
嵐丸:あくまで問題はムルソー一人、と。
GM:個人店主ですからね(笑)。
嵐丸:彼に関しては何か情報あります?
GM:あります。では、嵐丸の携帯の着信が鳴ります。
嵐丸:出ます。
GM/七尾:「ちゃーおー。ハンターズブラッドの中村ですよ〜」
嵐丸:「うい、こちら貴方の街の便利屋さん、鋼嵐丸です。…んで、ムルソーに関していい情報は取れました?」
GM/七尾:「あの店主がムルソーだったなんてね〜…ノーパソにメールを送るから。気ィつけなさいよ…魔界の公子を相手にするんだからね」
嵐丸:「ほいほい」データは『高天原』に転送します。
GM:では。
>ムルソー公子
魔界の公子である。性格はサイアク。「人間? 大好きさ。脆弱で狡猾で欲望が果てることない、無様な存在。これほど遊び甲斐のある玩具はないヨ♪」という台詞を地でいく。
ただ、現在は魔界の公爵の跡目争いのため、“他の公子”と争っている。
今回の所業も、若い生命力が集まる場所である学校に例の生物をばら撒き、吸い取った生命力を利用して跡目争いで優位に立とうとする目的があるのだろう。
GM:以上です。
嵐丸:「…よーするに。弱小な魔界の王子様が、ライバルに競り勝とうと涙ぐましい努力をしているわけだ。餌食にされる人間は、イイ面の皮だね」
天:…他の公子を引っ張って来るのは面白そうだなぁ。
陽火人:「…そんな自分勝手な理由で…」ぎりっと奥歯を噛み締めながら。
天:「まぁ、悪魔ってのは大抵自分勝手だからねん」とりあえず、冷たい飲み物でも陽火人君に。
陽火人:「…ありがとう。天君」と、飲み物を受け取って。
嵐丸:では、他の公子に関しても調べて良いかな?
GM:はい、可能です。では…。
>他の公子
ムルソーと対立している魔界の公子として、公女ユエという者がいる。
彼女はムルソーを追い落とすためなら、力を貸してくれる可能性がある。
利害が合えばきちんと動くだろうと思われる。性格は小悪魔だが、ムルソーよりちょっとはマシ。
人間を壊すなどはせず、地上の生活自体を楽しんでいる…今のところは。
GM:以上です。
嵐丸:ルールブックにはセエレ公子もいたけど、こっちはムルソーと大差ないしなぁ(笑)。
陽火人:ですなー(笑)。
GM:彼はヤヴァイですよね(笑)。好きなキャラではあるんですが…(笑)。
嵐丸:「おー、力を貸してくれそうな公女さま発見」モニタに流れるデータを見て。
天:「ん〜…向こうの実力がはっきり分からない以上、協力をお願いした方がいいかもねん」
陽火人:「…そうだね」
嵐丸:居場所とか、彼女についての情報ありますか?
GM:情報が出ているので、ツテをたどって渡りをつけることは可能です。
嵐丸:では会いに行こう。時間はあと二日、あと二日しかないのだ…(謎
陽火人:地球滅亡まで後…二日(ぇ
天:サイドカーで3人乗り。赤いライトのパンダさんと追いかけっこしながら大急ぎで行きますか?(何
GM:じゃあ振り切った、ということで(何
嵐丸:大丈夫、こっちには装甲飛空挺がある(もっと目立ちます
GM:絆の処理をお願いします。
嵐丸:公女ユエにエゴ/興味で。
陽火人:とりあえず、今回はなしかな。公女とは実際に会ってから絆をどうするのか決めよう。
天:ん〜……今回はパス。かな?
GM:はい、では、シーンを切ります。
▼絆/エゴの変化
嵐丸:公女ユエにエゴ/興味を取得。
嵐丸:PCに選ばれたのがドライな嵐丸で良かったかも。晶だと少しややこしくなる(笑)。
GM:晶ちゃん+陽火人くんだと超善人パワーが炸裂しそうなので、片方にしました(笑)。
嵐丸:たぶん、正解かと(笑)。
●ミドル5 『初めてのチュウ』 シーンプレイヤー:陽火人 登場難易度:任意
○街中
GM:では、ユエに渡りをつけて、待ち合わせ場所まで(検閲)して辿り着きました。ショートカットの女子高生が現れます。にこっと笑うと「どもども〜」と言いながら陽火人の腕を組んで歩き出します。
GM/ユエ:「あそこのカフェがいいなあ。おいしいんだ〜」
嵐丸:「おー、そりゃ楽しみ」さり気なく周囲に目を配りつつ付いていこう。
GM:周囲は安全…エリア・クリアーだスネーク。
陽火人:「…え、あの、その…は、はい。そうなんですか…」と、顔を真っ赤にしながら。女性に対する免疫力ゼロです!(笑)
天:「お姫様は陽火人君がお気に入りみたいだねん」少し離れて付いて来ましょうか。
GM:では、ユエは一同から話を聞くと…しますよね?
嵐丸:しましょう。
GM/ユエ:「ふぅん。それは、アイツも焦ったのかな。スカしてる割にアイツ、跡目争いはけっこう劣勢なんだよ」前のシーンで嵐丸が言ったのは合ってるんですよ(笑)。
嵐丸:「みたいだねぇ。やってること、妙にスケール小さかったし」
GM/ユエ:「アイツのスカした顔が泣きっ面になるの、見てみたぃゎねぇ」くふふふ、と含み笑いをしながらアイスを食べていますね。
陽火人:「それじゃ、僕達に協力してくれるんですか!?」と、嬉しそうに。
天:「なら、協力してくれると助かりますよん」
GM/ユエ:「じゃあさー、力を貸すよぅ。あたしもガッコーっての面白いって感じるしね。つまりさ、その公園で人払いの結界を展開できればいいよね。おっけーおっけー」ユエはぎゅう〜っと陽火人の手を握ってニコニコ笑います。
陽火人:「ありがとう!」と、喜んで手を握ってブンブン上下に振った後で「…あ、ご、ごめんね。つい、嬉しくて…」
GM:なちゅらるボケで返されたー(笑)。
天:ちぃっ! やるなぁ(何
陽火人:ふぃー、あぶねぇ(笑)。
天:「んじゃ、奴を張っ倒した暁にはお休みの日に一日陽火人君貸し出しますよん」
GM/ユエ:「へっへ〜、聞いたよぅ? …でもお兄さんのバイクも捨てがたいなあ」
天:「お〜け〜。一緒にツーリングぐらいならお安い御用ですよん」
嵐丸:魔界の公女とツーリング。某不死身ヒロインの好感度−10(ぇ
GM:ああ!(笑) 言おうとしたのに!(笑)
嵐丸:言おうとしてたのか!(笑)
GM:ふふふ〜(笑)。
天:いいのいいの。評価下がるくらいでクラスメイトが助かるなら……(何
(*)某不死身ヒロイン=ex第42話『我ハ死ナズ』のヒロイン、楠瀬風のこと。
担当GMさん曰く、「恋人とか恋愛感情を理解してない」とのことで、今のところ天は「楽しいくらいの片想い」だそうです(笑)。
GM/ユエ:「えっへ〜、じゃあ契約しよう。んふ? 悪・魔と、け・い・や・く♥」陽火人の手を握りながら。
陽火人:「…えーと…お、大嶽丸ー!」と、困った時の大嶽丸頼み(笑)。
嵐丸:契約…悪魔との契約かぁ…了承していいモノかなぁ?(笑) ちなみに彼女と契約した場合、どうなるかデータあります?
GM:あります〜。ここ、公式ルール的に処理できないので、独自ルールを適用します。ごめんなさい。
>ユエとの契約
・ユエと契約する場合、PCは1d6点の人間性を失います。
その代わり、PS《資産:空間展開》または[結界器]をこのシナリオの間、使用可能になります。
PCの好みに合わせて好きな方を選んでください。
・契約自体を拒んでも構いませんし、[結界器]を借りることはできます。
ただしその場合は〈交渉〉で判定をし、達成値18以上を要することにします。
GM:以上です。陽火人の選択をお待ちします。
嵐丸:要は一時的にアポスルになるみたいな感じかな。
GM:そのイメージで正解です。それが嫌なら、結界器レンタルですね。
嵐丸:契約するのは誰か一人で良いみたいですね。
GM:ええ、そうですね。
嵐丸:…陽火人、売るか(ぇ
GM:おーう(笑)。
天:どなどな陽火人君(笑)。
陽火人:うーん、《資産:空間展開》はどんな能力でしたっけ?
GM:ドミニオンを創造できます。[結界器]とほぼ同じですね。
陽火人:おお、なるほど。
嵐丸:違うのは、[結界器]はメジャー消費でエキストラのみシーンから退去させるけど、《資産:空間展開》はイニシアティブ発動でスタンドアロンにも効果あり、ということ。
GM:おお…まあ、結果として同じになる…ということで、ひとつお願いします…(笑)。
嵐丸:うい(笑)。
陽火人/大嶽丸:「情けないのう。これもいい機会じゃい。その娘で少しは女人に慣れておけ」「そ、そんな〜。…わかった。契約するよ。ユエさん…君の力を僕に貸して」
GM/ユエ:「へえ…おもしろいねえ、キミ! ヒトだけでなく、あたしも信じてくれるんだ?」
陽火人:「…おかしいかな? でも、ユエさんは悪い人に見えなかったから…じゃ、理由にならないのかな?」「普通はならんわい」
GM/ユエ:「あんたに、『ヒトと魔物、どっちに近いか、どう違うか』なんて聞こうとしたアタシがバカみたいね」ユエも苦笑しちゃうけど。
嵐丸:「陽火人先輩は人が好いからなぁ…」
天:「嵐丸君嵐丸君。ちょっと違うよん。陽火人君は超、人が好いんだよん。あと、天然女殺し?」
GM/ユエ:「おもしろいよ……きみ、いいねえ。じゃ、よろしく。ムルソーのうんこやろーをぶちのめしてね」
陽火人:「人が好いかどうかはわからないけど。僕は…色々なことがあって多くの魔物や妖怪たちと友達になることができたから、他の人達よりも信じやすいのかもしれないね」クスリと笑いながら。
GM:陽火人くん、どっちでいきます? 《資産:空間展開》か[結界器]か、効果は変わらないのですが、イメージとして。
嵐丸:《資産:空間展開》で良いんじゃないでしょうか。[結界器]はメジャーアクション使うし。
GM:あ、なるほど…でも戦闘前に張りますから(笑)。
嵐丸:まぁ念のために。人間性消費するなら考えるけど(笑)。
陽火人:そうですね。《資産:空間展開》で行きましょうか。その方が派手ですし(笑)。
GM:派手ですね〜(笑)。PLでドミニオン展開って滅多にないかもですね。
天:派手さは重要ですね(笑)。
陽火人:うぃ(笑)。
GM/ユエ:「じゃあ、けいやくのちゅーをしよっか?」
陽火人:「はい! ……えぇーーー!?」
嵐丸:「みんなを助けるためなら何でもする! …だったよね、先輩?」
GM/ユエ:「うっそー♪」って、しまった! 早すぎたか(笑)。
陽火人/大嶽丸:「いいように…小娘に弄ばれているのう…」「ほっ…(安心したような残念なような…)」
GM:では、ユエは陽火人の右手に、指で何事かを書き付けて、ふっと息をかけます。その瞬間、やや寒気がしますが、ドミニオンの展開が可能になります。人間性の減少、お願いします〜。
陽火人:(いっころ)3点減った。
GM:軽かっただろうか…3D6くらい言えば良かったかな…(笑)。
嵐丸:それはさすがに重すぎる…期待値10以上ですよ(笑)。《人の心》のボーナスが全部吹き飛びます(笑)。
陽火人:下手するとボーナスがマイナスになることも(笑)。
天:それは怖い(笑)。
GM:ですよねえ…(笑)。
陽火人:「…これで無関係な人を巻き込まずに済むのかな…?」と、辺りを見渡しながら。
GM/ユエ:「そうね。使うときは、『ユエたん愛してる』って絶叫してね♥」これもブラフです…わかっていいですよ(笑)。
嵐丸:陽火人の肩にぽむと手を置き「先輩……ふぁいとっ」(真顔)
陽火人:「…ユ…ユエ…たん…」(真っ赤)
天:「頑張れ陽火人君。キミの言葉でクラスの皆が救えるかもしれないんだよん」ぽむ。
嵐丸:そしてフォローするどころか追い詰める仲間達(ぁ
GM:追い詰めてるぅぅぅ(笑)。
天:え? コレが友情なのでは?(何
GM:まあ、大嶽さんが「そんなの要らない」と…言ってくれるだろうか…(笑)。
陽火人/大嶽丸:「ヒトよ、覚悟を決めろ。『人間、諦めが肝心』と言うであろうが」「こういう時だけ、なんでそういう言葉を正確に使えるんだよ、お前は!?」
GM:ああ!?(笑)
嵐丸:大嶽丸はイイ性格ですから(笑)。
(*)実は、これにはちょっとしたオチがあります。詳細はこのシーン後の幕間を参照。
陽火人:「…わかったよ…ユ、ユエタン…愛してるーーー!!」という、言葉と同時に空間展開(笑)。
GM:どーん!(笑)
嵐丸:「いやあの、何も今すぐにやれと言ったわけでは…」呆れ顔。
GM/ユエ:「ま、こういうこと、ネ…幸運を祈るわ」
陽火人:「あ、あの、これは言わないと結界が張れないから言っただけであって、ですね…だからと言って、ユエさんのことが嫌いと言うわけではなく…う、うわーん!」と、小混乱中(笑)。
嵐丸:「ともあれ、準備は整った…のかな?」
GM:そうですね(笑)。
天:「だねん。陽火人君の頑張りに感謝感謝」
GM/ユエ:「ねえねえキミたち。どうせ、クラスメイトを助けても、お礼の1つもないと思うよ。それでもやんのー?」
嵐丸:「だろうねぇ。と言うか、礼なんて言われても困る。俺たちは、“誰にも知られないうちに解決する”のが目的なんだから」
天:「当然やりますよん。お礼が欲しいわけじゃなくて、あいつらと一緒に馬鹿やりたいだけですからねん」
陽火人:「お礼を言われるとそりゃ嬉しいけどね…でも、ね。僕は普通の人とはちょっとだけ違う力を持っている。その力がみんなの役に立つと言うのであれば、こんな嬉しいことはないと思うんだ。だから、御礼がなくてもみんなの嬉しそうな笑顔があれば、僕は他に何も要らない」
GM/ユエ:「ふぅん? …ま、それも面白いかもね♥」
嵐丸:「それに、今回は妙な刑事も出張ってきてるしなぁ。大事にならないうちに、災いの芽は潰しておきたい」ぼそりと。
GM:アイスコーヒーは設定ないんですよね…どこの課の人なんだろ…(笑)。
嵐丸:設定ないんですか。思わせぶりに出てきたから、どこかまずい部署の人間かと(笑)。
GM:マズイかも、と思わせるためだけの人間なので、灰色でOKなんです…(笑)。ひょっとしたら死霊課の長沢派かもしれません(笑)。
嵐丸:ははは…(笑)。
GM:それでは、シーンを終わります。絆の処理をお願いします。
嵐丸:ユエのエゴを絆/有為に変更。
天:ユエに絆/興味を。楽しい人だ(笑)
陽火人:ユエに絆/好奇心を。柔らかかったな…いかん、僕は何を!?(笑)
GM:それでは、シーンエンド!
▼絆/エゴの変化
陽火人:公女ユエに絆/好奇心を取得。
嵐丸:公女ユエのエゴを絆/有為に変更。
天:公女ユエに絆/興味を取得。
(*)実はこの時点で、陽火人PLはユエの台詞がブラフであることに気付いておらず、素で『合い言葉が必要だ』と思っていたそうです(笑)。
その台詞を叫ぶように、みんなが進めていってることもあり、100%『善意』でお膳立てしてくれている物だと考えていた、とのこと。
…………まぁ……『みんなで楽しむ』という意図だから、善意と言えないことも…ない(笑)。
天:ぜ、善意デスヨ?(目逸らし)
陽火人:俺の眼を見て、もう一度言ってみろぉぉぉぉぉ!!(笑)
天:陽火人君が余りにも可愛いので…ついつい(笑)
嵐丸:いぢりがいがありましたねぇ(笑)。
陽火人:まあ結果的には、みんなにいじられて楽しかったのですが(笑)。
GM:一番GMが楽しんだかもしれない…(笑)。あ、この次のシーンは対決直前、次の次がクライマックス。絆は上手いこと、埋めてくださいね。
嵐丸:こっちは枠全部埋まってるので。後はユエのエゴを絆に書き換えるくらい。
GM:次は二日後になってしまいますが、いいですか?
陽火人:OKです。
嵐丸:ムルソーの弱点とか能力とか調べられないなら、別に良いかな。
GM:はい、では、当日の夜にしましょう。
●ミドル6 『海の見える公園で』 シーンプレイヤー:天 登場難易度:PC全員登場
○海が見える丘公園/夜
GM:それでは、ムルソーに答えを言う期限の日となりました。海が見える丘公園(*)に来ました…夜景が綺麗です。そして、大観覧車の時計が9時を示します。
(*)ちなみにこの公園のイメージモデルは、横浜市にある『港の見える丘公園』だそうです。
GM:ぱくってないんだからね! 海“が”見えるんだから!(笑)
陽火人:あー、この公園行ったことある(笑)。
天:……こんな素敵な夜の公園で「ゆえたん愛してる」、か(何
GM:お、大嶽丸が悪いんだからね!(笑)
嵐丸:ちょっとした噂くらいにはなるでしょうな〜(←他人事)。
GM/ムルソー:「こんばんは。答えは出たよね?」
陽火人:「…答えなら、最初から出ているよ。君の提案には従えない」
GM/ムルソー:「考え直しなよ♪ まさかここが“パーティー会場”になるのかな? そんなわけないよねえ?」ムルソーはニコニコしながら、足元を指差します。影がざわめく…。周囲のカップルたちを、これ見よがしに視線で指摘したりしていますね。
嵐丸:(超棒読みで)「ま、待ってくれ。俺たちにもう少しだけ時間をくれー」
天:「ま、パーティー会場には似つかわしくないねん。このままじゃ」陽火人君ちらり。
陽火人:「わ、わかっているよ…」「ええい、まどろっこしい奴じゃのう。ほれ、さっさと言わんか!」「ユ、ユエタン…あ、愛してるーーーーー!!」空間展開(笑)。
GM:ムルソー絶句(笑)。
嵐丸:ところで…天くんのバイクや俺の装備一式、持ち込んでて良いのでしょうか?(笑)
天:持ち込んでなきゃただの人ですからねぇ(笑)。
GM:持ち込んでください(笑)。
嵐丸:了解です(笑)。
陽火人:人間性は(いっころ)2点減少です。
GM:ああ、支払いは契約時だけで良いのですが…まあもらっておこうか。
陽火人:せっかくなので(笑)。
GM/ムルソー:「え? これ、ブラフだろ? 幻術…はあ!? おいおい…じょ、冗談だろ♪」
陽火人:「は…恥ずかしかった…。こんなこと冗談で言えるわけないだろう!」
天:「おお〜、じゃあ本気の告白?」バイクに跨りつつ。
嵐丸:「ひゅーひゅー♪」(笑)
陽火人:「えぇ!? いや、そういう意味じゃなくて…」
GM:天くんがパスを拾うのうまいなあ(笑)。
天:や、せっかくなので弄れるだけ弄ろうかと(何
GM/ムルソー:「…ちぇっ、あのバカの力を借りたのか…ま、いいや。ここで、君たちの力を吸うとしようか…! いかにも…新鮮そうじゃないか!」
嵐丸:「生憎だけど、テメェはここで片付ける。…出でよ、『天鳥船』!」光学迷彩を解いて出現した装甲飛空挺に乗り込む!
陽火人:「あー! もー! 変形!」
天:「んっふっふ〜、どういう意味か、あいつを倒した後にゆっくり聞かせてもらうとしますかねん」エンジンをかける。
陽火人:「だから、違うよ〜! なんでこんなことに!?」
GM/ムルソー:「さあ、お客は3人だけど、パーティーの始まりだ!」じゃ、戦闘に行きましょうか(笑)。[SA:ムルソーを倒す]をどうぞ。
一同:OKです。
■クライマックスフェイズ■
●クライマックス 『悪には剣を、君には花を』 シーンプレイヤー:なし 登場難易度:PC全員登場
○ドミニオン内
○現在のエンゲージ
【ムルソー】 【陽火人・天・嵐丸】
行動値:(15)ムルソー→(13)天→(11)嵐丸→(9)陽火人
GM:お互いのエンゲージは戦闘移動1回で届く距離です。ムルソーの行動値は15です。
嵐丸:了解、早いな…。
GM:質問等なければ、セットアップから始めましょう。
一同:了解です。
▼ラウンド1
GM:それでは、セットアッププロセス。
陽火人:オートで《瞬間武装》。
嵐丸:なし…でいいかな? 範囲攻撃来そうだから、《戦局分析》使う手も…。
天:接近距離に居たら《攻防一体》も出来ますからね。有ると嬉しいかなって感じです。
嵐丸:では改めて、《戦局分析》使用。「戦略演算プログラム『少名毘古那神』、フォーメーション分析!」
天:では、ムルソーのエンゲージに移動します。
陽火人:同じくムルソーにエンゲージします。
GM:スクナヒコか〜。さすがにコスト6、強力ですね。
嵐丸:自分は動けないけどね(笑)。
GM:ムルソーはセットアップで《夜の眷属》使用、同一エンゲージにクラード[不死なるしもべ]を召還。足元の影から、ずるりずるりと魔物が出現します。
○現在のエンゲージ
【ムルソー・しもべ・陽火人・天】 【嵐丸】
行動値:(15)ムルソー→(13)天→(11)嵐丸→(9)陽火人→(5)しもべ
>ムルソー
GM:それでは行動値15、ムルソーの行動です。《戦局分析》がマジで効いてる…うぐぐ。常時《爵位》1、《闇の血筋》《高貴なる血》、オート《魂狩り》。マイナー《魔震》で攻撃を範囲へ、メジャー《紅の目》。対象は天、陽火人。Crt値10(ころころ)達成値16、リアクション〈意志〉でどうぞ。
天:《攻防一体》いります?
陽火人:いや、まだ魔獣化していないのでいいですよ。
天:了解です。
陽火人:(ころころ)達成値12。
天:(ころころ)達成値17、あぶな(笑)
嵐丸:普通に避けたね(笑)。
GM:ちぇ…(笑)。では、陽火人に命中、ダメージを出します(ころころ)24点〈闇〉属性、[放心]のバッドステータス有り。[放心]になった場合は行為判定に−5の修正。クリンナップに自動回復。
陽火人:了解です。それは耐え切ってしまうので、マイナス修正を受けるな(笑)。
GM:では次、13の天です。
嵐丸:天は一旦待機します? このまま殴ってもクラードのカバーリングで無駄撃ちになりそうな気がするけど。
天:ん〜……陽火人君にクラード任せた方がいいかな?
陽火人:そうですね。命中値も下がっているから、ムルソーには当たらないかもしれませんし。
嵐丸:俺も突っ込んで、先に殴ってしまおうかと。クラード相手なら、たぶん通じるし。
天:では、お願いします。
嵐丸:了解。
>天
天:では、待機します。
GM:はい、では嵐丸の行動です。
>嵐丸
嵐丸:「アーマーパージ! 『天鳥船』、格闘形態!!」飛空挺の装甲部分が展開して腕と脚になり、全高8mの人型戦闘ロボに変形する!「――征け、『建速須佐之男命』!」そのままマイナーで突進して、メジャーでクラードを殴る!(ころころ)達成値17。
GM:クラード回避判定(ころころ)達成値9、命中!
嵐丸:(ころころ)19点〈殴〉、出目は低いが…どうかな?
GM:FP20あるらしい…〈耐性〉で1止めて、18点もらいます。2点残りました!
嵐丸:ちっ、期待値出れば沈んだのに(苦笑)。こっちは行動終了。
GM:影だけに命中が浅かったのか、消えかけながらもまだ残っています。では、行動9の陽火人の行動です。
○現在のエンゲージ
【ムルソー・しもべ・陽火人・天・嵐丸】
行動値:(15)ムルソー→(13)天→(11)嵐丸→(9)陽火人→(5)しもべ
>陽火人
陽火人:「…くそ、意識が朦朧とする…でも、天君に道を作る!」メジャーでクラードを普通に切りつけます。(ころころ)達成値24。
GM:クラード回避判定(ころころ)達成値11、命中!
陽火人:(ころころ)47点の〈光〉ダメージ。
GM:残りFP2なのに!(笑)
陽火人:意外と容赦なし(笑)。
GM/ムルソー:「お上手♪」影は切り裂かれて消えます。ムルソーは拍手なんかをしています。それでは、待機をしていた天の行動です。
○現在のエンゲージ
【ムルソー・陽火人・天・嵐丸】
行動値:(15)ムルソー→(13)天→(11)嵐丸→(9)陽火人
>天
天:マイナーで意味無く《飛行能力》(笑)、メジャーで攻撃します。(ころころ)達成値45です。
GM:強烈! クリティカル回避に賭けます。《霧変身》でCrt値10(ころころ)達成値14、命中です。
天:「余裕かましてる暇はないですよんっ!」(ころころ)低っ(笑)。29点〈炎〉です。
GM:ありゃ(笑)。
嵐丸:何か、珍しく酷い出目ですね、天さん(笑)。
天:う〜ん、不思議(笑)。
GM/ムルソー:「Oh、危ない」なんとか耐えました。クリンナップ。
陽火人:放心から回復します。
○現在のエンゲージ
【ムルソー・陽火人・天・嵐丸】
行動値:(15)ムルソー→(13)天→(11)嵐丸→(9)陽火人
▼ラウンド2
GM:セットアップ!
一同:無しです〜。
GM:こちらもなし。
>ムルソー
GM:先ほどと同じ組み合わせで、マイナー《魔震》、メジャー《紅の目》。(ころころ)惜しい、クリティカルせず! 達成値18。
嵐丸:駄目元で回避〜。(ころころ)達成値8、無理(笑)。
陽火人:(ころころ)達成値11、同じく無理(笑)。
天:ん〜、《攻防一体》行きますか? コレで魔獣化させられそうですし。
嵐丸:そうですねぇ。その方が楽かも。
陽火人:では、お任せします(笑)。
天:あい。リアクションで《攻防一体》使用します。
GM:どうぞ。1ゾロを念じる…念念念…。
天:さっき忘れてた《大小拵え》で(ころころころ)1回目のクリティカル採用です。
GM:あぶない(笑)。
嵐丸:あわやファンブルか…(笑)。
天:う〜ん、なんか今日のダイス怖い(笑)
GM:2回目がファンブルになれば…くそう!(笑) では命中、こちらの攻撃はキャンセルされます。
天:(ころころ)42点の〈炎〉です。
GM:それはひとたまりもないですが…「攻防一体…こうかい!?」HA《滅びの霧》。マイナー《魔震》で攻撃を範囲へ、メジャー《紅の目》。こちらの判定は自動クリティカルになります。
嵐丸:駄目元で回避〜(ころころ)やっぱり無理〜。
陽火人:(ころころ)無理(爽)。
GM:天にもいきます。刺し違え状態になりますね。
天:はい。(ころころ)無理です。
GM:では、全員命中で(ころころ)26点〈闇〉属性ダメージ。
陽火人:流石に耐え切れないな。魔獣化します。
天:こう……更に《攻防一体》をしてみたかったのは内緒だ(何
嵐丸:どっちかカバーリングします? それとも《シールド》で防ぎます?
陽火人:俺は魔獣化しておきたいので良いです(笑)。
天:ん〜、私は魔獣化しても意味無いですからねぇ…。
GM:天は生きそうというか…《魔宝》で1d6減れば生きそうな…(笑)。
天:1が出れば死ねます(何
GM:ですね(笑)。
嵐丸:あぁ、《祓魔の力》があるか。ダイス目次第で生きてそうですね。
天:《祓魔の力》《魔宝》使用(いっころ)4。ふ〜、残りました。う〜ん、良かった。今日は1が出そうで怖い(笑)。
GM:うー(笑)。
嵐丸:こっちは普通に貰って魔獣化しましょう。
GM:では、ムルソーはHA《永劫より》。(ころころ)14 点、FPが回復します。「んっん〜♪ 君たちンとこのクラスから集めた生命力、なかなか旨ーいね! チャチなファーストフードくらい美味しいや!」
嵐丸:「…う〜、なんかだりー……」
天:む…復活系HA使わせすぎるとまずいか?
嵐丸:いや別に(あっさり)。気にせず、さっさか潰してしまいましょう。たぶん、今まで集めた生命力の演出だろうし。こいつを倒せば、クラスメイトはそのうち回復する…はず。
GM:んですね!
天:や、まだラインで繋がってたような記憶があるのでまずいかな?と。杞憂ぽいですが(笑)。
GM:ですね(笑)。
>天
天:マイナー無し。メジャーで攻撃します。(ころころころ)達成値43です。
GM:《霧変身》で回避。《貴族の余裕》《高貴なる血》《修練:意志》でCrt値10(ころころ)達成値15、命中です。
天:(ころころ)31点の〈炎〉です。
嵐丸:不思議だ…ダメージよりも達成値の方が高い…(一同笑)。
GM:耐えられません…が、もう一発HA《滅びの霧》! 攻撃判定はクリティカル、ダメージは〈魔〉属性になります。
天:ん〜…《攻防一体》でクリットに期待か《電光石火》しちゃいますかねぇ?
嵐丸:それでもいいですねぇ。ここは天くんにお任せ〜。
天:はい〜。ん〜…他にコスト使わないだろうし、やっちゃうか。
陽火人:では、お願いします〜。
天:リアクションで《攻防一体》使用します。(ころころころ)ぶ、ファンブル(笑)。ココで出たか〜(笑)。
GM:アッー!
陽火人:そういえば、今日初のファンブルですな(笑)。
嵐丸:天の絆を固定、愛を渡そう(笑)。
天:貰ったAGPでHA《電光石火》使用。クリティカルに変えます(笑)。
GM:はい!
天:って…ああ! 《超巨大魔器》持ってるから《魔宝》で振りなおしてからでも遅くなかった!
GM:ああ! それでもいけましたね(笑)。この攻撃ってトドメ扱いになるのかな…(笑)。
嵐丸:普通に真の死でしょうけど。復活HA使えば同じですね(笑)。
GM:あ、そっか。まあ使うんで、どのみち一緒ですね。《攻防一体》成功で、ムルソーの攻撃は無効化されます。で、例によってHA《永劫より》。(ころころ)25点、FPが回復します。「せっかく集めた生命力、こんなところで使う予定じゃなかったのに、やれやれ。ま、また集めればいいよね! 今度は学校全体とかでさ! …そうだ、幼稚園でもいいなァ♪」
>嵐丸
嵐丸:「う〜、だりぃ。とりあえず先輩、先に頼むわ…」待機します(笑)。
GM:はい(笑)。次は行動9の陽火人の行動です。
>陽火人
陽火人:嵐丸の言葉に力強く頷いてから、ムルソーに向き直って「そんなことはさせない…もうこれ以上…お前の好きにさせてたまるもんか!!」では、同じく剣でムルソーに切りかかります。(ころころ)クリティカル!
GM:う…クリットですか? 《霧変身》で(ころころ)でとぁー、クリット!
天:うお、やるなっ!?
陽火人:それはどうにもできないな(笑)。
嵐丸:「う〜…強暗示型幻惑システム『事代主神』起動…」《時計仕掛けの魔法》。防御判定を振り直してください。
GM:そうだった…嵐丸ちゃんがいるんだよなー…(笑)。(ころころ)命中!
陽火人:おお、本当に頼りになる後輩だ(笑)。
嵐丸:でも本人は病気でへろへろ(笑)。
GM:あ、魔獣化したなら病気も吹き飛ばせますよ! まあでも、すぐ回復しないかもですね(笑)。体内のカビは滅ぼせますが…。
嵐丸:はっはっは、嵐丸はナノマシンを操るだけの“人間”なので(笑)。
陽火人:(ころころ)44点の〈光〉ダメージ。
GM:…ついに魔獣化! HA《超魔の命》!「ぐへぇーいてえーぶわへあー! ああ、なんだよォ、ぎ、ぎざぎざになってるじゃねえかー!」《永劫より》は長引くなァ(笑)。
陽火人:でも、もうそろそろ決着つきそう(笑)。
>嵐丸
嵐丸:「うるせ…こちとら二日酔…もとい、テメェのせいで気分悪ぃんだ。行け、『天照大神』…」マイナー放棄、メジャーで《OS:守護者》使用。
○現在のエンゲージ
【ムルソー・陽火人・天・嵐丸&天照】
行動値:(15)ムルソー→(13)天→(11)嵐丸→(9)陽火人・天照
>守護者『天照大神』
嵐丸:更に守護者『天照大神』が《OS:彼の出番だ》+《呪圏拡大》。同エンゲージ内の味方全員を未行動に。行動はひとまず終了(笑)。
GM:ぐあー強力だなあ…。これ何発もやれば厳しいでしょうね(笑)。
嵐丸:ただいま人間性ゼロなので…他にアーツ使わなければ2回は打てるかな。
GM:アマテラスさまはお姉さま。やんちゃな弟に悩まされて岩戸に引きこもってしまった(笑)。
嵐丸:弟=須佐之男命ですね(笑)。
>天
天:マイナー無し。メジャーで攻撃します。(ころころころ)ふ、こういう時に出るか。クリティカルです。
GM:《霧変身》で回避…(ころころ)命中!
陽火人:天、初期絆、クラスメイト、ユエの絆を固定。愛を4点、天に渡します。
天:お、AGPが。《剣魂一擲》使った方がいいですか?
嵐丸:そうですね。《超魔の命》使ったから、そろそろオーラスでしょう。
陽火人:ゴーゴー!
天:あい、出来ればトドメは陽火人君にあげたいのでギリギリで死なないでください(何
GM:ここから奴らをまくるには満貫積もるしかない…!(笑)
陽火人:いや、お気遣いなく(笑)。
嵐丸:クラスメイトとムルソーの絆固定、天に愛を2点。
天:貰ったAGPとムルソーのエゴ固定して、HA《剣魂一擲》使用します。(ざららーっ)69点の〈魔〉属性です。
GM:ごそっと削れました。でもまだダイジョウブ。
>嵐丸
嵐丸:俺は待機ー(笑)。
GM:待機了解!
天:とどめだ陽火人君!(笑)
>陽火人
嵐丸:「う〜、先輩そろそろ決めちゃってくれ〜」知識と陽火人とユエの絆を固定。愛3点を陽火人に。
陽火人:「これ以上、お前の好きにはさせない! これで終わりだ!!」
天:初期絆、陽火人君、嵐丸君、クラスメイトの絆固定。陽火人君へ。
GM:届くかな? どうかな〜?
陽火人:マイナーで《スーパーブロウ》。オートで《怒髪天》と《リインフォース》使用。そして、もらったAGPと初期エゴとムルソーのエゴを固定、AGP9点でHA《無限の法則》使用!(ころころ)達成値29。
GM:リアクションが自動ファンブルですね。あああ…イモ/デモにはクリットHAがないのなぢょー!
陽火人:うぃ。てなわけで、ダメージ行きます(どざらららーっ)177点の〈光〉ダメージ!
嵐丸:さすがにでかいなぁ(笑)。
GM:ああ…! 足りすぎです!(笑)「うわらば。…なんてね♪」HA《異端の生命》で逃亡だ!
嵐丸:「おっと、それはさせねぇ」曾祖父の絆を固定、天に愛を1点!
陽火人:「天君、頼む!」嵐丸の絆を固定して愛を1点渡します。
天:貰ったAGPと初期エゴ固定してHA《ヴォイド》使用します。
GM:では、高速で離脱しようとしますが…《ヴォイド》通すしかないので、ルール的には死んでます(笑)。
嵐丸:軌道計算で先回り、追いついた天がムルソーを轢き潰す、と(笑)。
GM:デスネ(笑)。
天:「俺から逃げられると思わないでほしいよんっ!!」
GM/ムルソー:「なにぃいいい!? や、やめて、やめてくれ! ほ、ほら、カビは治すよ、だから見逃してくれ! そ、そうだ! 僕が公爵になったら君にも特権を与えよう、金、名誉、女! なんでもありだ!」
天:「ざ〜んねん。信用できない悪い悪魔は叩いておくのが賢い選択。だよねんっ!」というわけで轢きます(笑)。
GM/ムルソー:「う…うわらば」戦闘終了です(笑)。
* * *
GM:人間性の回復へ移ります。
嵐丸:きっちりゼロなので必要無しです(笑)。
陽火人:人間性は1だけ残っているので、ダイス振る必要なしです(笑)。
天:マイナス行ってないです。
GM:ええええええええええええええええええ!? ええええええ…えええ…ぇぇ……お帰りなさいも言えないのかー…!(笑)
嵐丸:まぁまぁ(笑)。
GM:楽すぎたかなあ…(笑)。
嵐丸:見るからに小物臭が漂ってましたし…あんなのがあまり強くても、ねぇ?(笑)
陽火人:そうですね(笑)。
GM:ええ、まあ、中盤で相当むかついたと思うので、戦闘が強くても、ね(笑)。では、エンディングへ移りましょう。
陽火人:うぃ(笑)。
天:は〜い(笑)。さ、ED後は陽火人君を捕まえてユエに引き渡さないと(何
■エンディングフェイズ■
●エンディング 『世界の中心で愛を叫んだ鬼』 共通ED
○高校/数日後
GM:では、まず事件の後始末から。例の不可視ウィルスは、主であるムルソーの死によって死滅します。それによって、寝込んでいたクラスメイトたちも回復し、学校に活気が戻ります。結果、この件は原因不明ですが…次のような解釈が出て決着するようです。
たまたま隣のクラスでインフルエンザにかかった人がいたことから、
『流行したらどうしよう?』という無意識的な恐怖が生じ…
それにより、軽い集団ヒステリーで『皆がかかった』と錯覚した。
GM:ということで終わるようですね。後始末は、以上です。
嵐丸:なるほど。「…ま、無難なところに落ち着いて、良かった良かった」
陽火人:「本当にそうだね。一時はどうなることかと思ったよ」
天:「だねん。やっぱり教室に活気があると落ち着くねん」
GM/ユエ:「そうだねえ」ひょっこり。
嵐丸:「…………お?」聞き覚えのある声に振り向いて。
天:「…ん?」同じく振り向き。
陽火人:「良かった良かった、うんうん…ん?」
GM/ユエ:にっこり。
陽火人:「ユ、ユエさん!? なんで、こんな所に!?」
GM/ユエ:「そりゃー、世界の中心で愛を叫んでくれたから…」
嵐丸:「あー、確かに叫んでたなぁ。アレは届くよなぁ、うん」のほほん。
陽火人:「いや、だから…あれは、ああ叫ばないと結界を張ることができなかったわけで…」
天:「うんうん、雰囲気もばっちりだったしねん」
GM:ああ〜…(笑)。
陽火人:「…みんな…絶対、僕のことをからかって楽しんでるんでしょ?」
天:「ん〜ん。結構お似合いじゃないかな〜って。割と本気で考えてるよん」
嵐丸:「いやいや、俺は確かに聞いた。『こんなこと冗談で言えるわけないだろう!』…と、陽火人先輩がのたまったのを」
GM:言ってたなあ…(笑)。
嵐丸:「つまり本気と書いてマジだったと。そういうことだよな、うむ」頷き。
陽火人:「いや、だから…あれは…そういう意味じゃなくて…」
GM/ユエ:「がーん! だましたのNE〜!」棒読みですが(笑)。
陽火人:「ああ、そういうわけじゃ…」おろおろ(笑)。
天:「陽火人君…女の子泣かしちゃダメだよん?」
嵐丸:「先輩、ユエちゃんを捨てるの? 弄んだだけだったのね?!」と、隣で同じようにしなを作る(ぇ
GM:まあ、でも、これはじゃれてるだけだと思うから。実際は大嶽さんが怖いのもあるし、陽火人は安全だと思いますよ(笑)。
陽火人:うぃ(笑)。
嵐丸:まぁ、そろそろ締めましょうか(笑)。
GM:んですね(笑)。
天:うむ、コレだけ騒げばクラスメイトも寄って来てるでしょうな(何
GM:あー!
陽火人:「………☆△◆×!?」
―――そうして、陽火人たちの活躍で、クラスには『笑顔』が戻った。
陽火人:終わった…た、助かった…(笑)。
嵐丸:ちっ(ぇ
「――だから、御礼がなくてもみんなの嬉しそうな笑顔があれば、僕は他に何も要らない――」
…そういえば、ユエも“笑顔”で現れたっけ?
Beast Bind New Testament
『True colors』
THE END
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