●今回予告●
住処の底に眠っているモノのことは、よく理解していた。
目覚めるのは、もっと先のことだと思っていた。
そいつの目覚めが意味するところは重々承知しているし、こんな日がそのうち来ることは、覚悟していた。
消えてしまうことは、恐ろしくはない。
ただ、あの心弱き少年を置いていってしまうことだけが、心配でならなかった。
だが、自分に出来ることなど、ありはしない。ただ祈る他には。
……神として祀られてきたはずの自分が祈るだなんて、何とも間の抜けた話だが。
Beast Bind New Testament
『土地神様と少年』
汝、内なる獣と向き合わん。
オープニング ミドル クライマックス エンディング
■プレセッション■
GM(蒼野):さて、これで揃いましたね。PC間絆は、PC1から順番に、PC2、PC3と取得してください。自己紹介もPC1からお願いします。
小鳥@見学中:こんばんは、見学者でございますー。
鎌仙人@見学中:物見遊山っすー。
焔:今現在、《ヴォイド》がないですけど、どうしましょうか? 復活HAがやたら多いから大丈夫かもしれないけども(笑)。
星牙:んー…。
GM:一応、自己紹介時のHAを確定としたいので、気になる場合は今のうちに変更の相談はしてください。
瑞池:そうですね…《獣の盾》が2つありますが、火力を取った方がいいでしょうか?
焔:う〜ん…そうですね、火力HAか《ヴォイド》が欲しいかな。
GM:とりあえず、GMとしては《獣の盾》が多くてちょっぴり戦闘でイラッとしそうな予感があるので、制限時間とか設定しちゃうかもよ!(ぁ
星牙:なんか酷いぶっちゃけがありますが置いといて。とりあえず、《ヴォイド》が要るかどうかですか。
焔:コピー系がないし、ボスのうざいHAを消す手段はあった方が良いかも。
鎌仙人@見学中:《雷光のごとく》とか《並行思考》とか《異端の生命》とかですね!
焔:攻撃系はともかく、《異端の生命》(*)は嫌だな(笑)。(*シーン退場&ステータス全回復する凶悪HA)
星牙:うむ(笑)。まぁ盾を一枚外すのが妥当ですか。
GM:今回ボスはイモータルじゃないから安心してください(笑)。
瑞池:それでは、《獣の盾》→《ヴォイド》としましょうか?
焔:では《ヴォイド》よろしくお願いします〜。
星牙:ですね。お願いいたします。
瑞池:了解しました。というわけで、瑞池のHAは、《獣の盾》→《ヴォイド》としておきます。
星牙:あとは大丈夫そうか。では自己紹介いきますかの。
GM:はい、ではHA決定が終わりましたら、自己紹介をお願いします。
●PC1(定員1名) 推奨:特になし。
君は、たまたま目についた、苛められていた少年を助けてやって以来、彼に懐かれてしまった。
そしてある日、少年――良に案内され、君は雑木林の奥深くにある、彼の秘密の場所にやってきた。
良は「ここには神様がいる」というのだが、君には、何かとても悪いものがいるのが感じられた。
君はその場所について、少し調べてみることにした。
シナリオ絆:佐久間 良 (関係:友情、庇護、慈愛など)
▼ 鳳 星牙/獅面騎士LEO プレイヤー:幾歳
【ビースト/エトランゼ】 年齢:17歳(*地球人年齢換算)/性別:男/カヴァー:高校生
「―――二度と負けるわけにはいかない…この手で誰かを護れる限り!!」
普段は素直で人の良さそうな、のんびり屋の少年。少しばかり世間の常識に疎いところがある。
その正体は宇宙を護る使命を帯びた、獅面の騎士。故郷の星を魔物に滅ぼされ、辛うじて逃げ延びた。
父親から護星騎士『黎煌』の称号と白輝の太刀を受け継ぎ、双子の弟・流牙と共に地球へ漂着。
現在は地球を第二の故郷とし、とある整備工場に居候中。社会勉強も兼ねて都内の高校に通っている。
大切な第二の故郷と誰かの笑顔を守るため、護星騎士に伝わる剣術『銀牙真剣』で闘うナイスガイ。
所持HA:《獣の生命》、《獣の盾》、《無限の法則》
●PC2(定員1名) 推奨:神職・僧侶など。
君は、ある開発現場の責任者から、お祓いの依頼を受けた。
何でも、雑木林を切り開いてマンションを建てる計画が進められているのだが、伐採の段階で事故が多発。
そこで、これはただごとではないのではないかということになり、君に祓ってもらおうということになったようだ。
現場に赴いた君には、この土地には何か邪悪なものが封印されているということが、一目でわかった。
シナリオエゴ:開発現場の祟り (関係:敵意、脅威、ビジネスなど)
▼宇水 瑞池/龍神 プレイヤー:茶千
【セレスチャル/ビースト】 年齢:外見25歳(実年齢150ほど)/性別:女/カヴァー:巫女
「―――お、お腹が……空きまし、た……」
東京近郊にある、小さなボロ神社の巫女兼管理人。貧乏で要領が悪く、いつも腹ペコ。
基本的に人間社会にも疎く、現在はお隣さんの好意と実家の仕送りで何とか食いつないでいる。
その正体は、八岐大蛇の系譜を引くと伝えられる古い氏族に生まれた、若き龍神。
関東一帯の地脈を管理する父が老齢で弱ってきたため、後継者修行で人界に降りてきた。
次代の龍脈管理者(見習い)として、雷撃・気脈操作・予知など多彩な神通力を振るう。だが金はない(ぁ
所持HA:《アドベント》、《勝利への賛歌》、《ヴォイド》
●PC3(定員1名) 推奨:魔物寄りのキャラクター。
君の友、鳴津は、雑木林の奥の祠に祀られた土地神だ――ということになっている。
正確には、古びた祠に住み着いていた小妖怪が、ひょんなことから信仰を得て、力をつけたものだ。
そんな彼がある日、君に頼みごとをしてきた。
曰く、自分の住んでいる雑木林は、今人間によって切り開かれようとしている。
自分はどうなっても構わないが、あの祠の地下に封じられている邪悪な妖怪を解放するわけにはいかない。
どうか力を貸してほしい、と。
シナリオ絆:鳴津 (関係:友情、信頼、後援者など)
▼大鳳 焔/鳳雛 プレイヤー:麻那
【スピリット/ビースト】 年齢:外見5歳(実年齢は数百歳)/性別:男/カヴァー:子供
「―――へっ。俺様の炎は、ちぃっと熱いぜぇ!」
見た目は子供、頭脳は893。愛らしい外見とは裏腹に、根性ババ色の性悪幼児(by知人談)。
受けた恩には報い、売られた喧嘩は倍返し。心の綺麗な女性が好みで、気に入った相手の前では猫を被る。
基本的に執念深いが、一度終わったことはコロッと忘れるタイプでもある。趣味はチンピラからのカツアゲ(ぇ
不死鳥だか朱雀だか、高位の魔物に連なる血統らしい。故郷で何らかの罰として能力を封印、人界に追放された。
子供の姿になっているのは封印の副作用。尤も当人は、今の姿を都合よく利用してる節がある。
所持HA:《怒りの日》、《世界霊魂》、《復讐の爪》
星牙:PC間絆は宇水さんに好奇心を取得します。面白い人、というところで。
瑞池:PC間絆は焔に…好敵手とか?(笑) 力ある存在という事で、ちょっとライバル視。
焔:PC間絆は星牙に絆/好敵手? ライバル意識とか。
GM:はい、ありがとうございます。それでは、始めたいと思います。
小鳥@見学中:PC間絆、すげぇ気になる…(笑)。
星牙:こ・う・て・き・しゅ(’’
小鳥@見学中:どきっ! ライバルだらけのPC絆!
GM:何故、3人中2人が好敵手なんだ……(笑)。
焔:いやあ、偶然だなぁ(笑)。
星牙:何ですかこの、変な競争関係(’’
小鳥@見学中:こういう時にいい手段がある。「なんやかんやで」こうなった、と(略
■オープニングフェイズ■
●オープニング1 『獅面騎士と少年』シーンプレイヤー:星牙○雑木林
――鳳星牙は、同級生からいじめられていた少年、佐久間良をたまたま助けたことで、彼から懐かれてしまった。
星牙の居候先などにも、突然やってくることがあるぐらいだ。
そして、良と知り合って一ヶ月ほどが経とうとしたその日。
彼は星牙に「連れて行きたい場所がある」と言ってきたのだ。
GM/良:「おにいちゃん以外の誰にも、この場所は教えてないんだよ」どこか誇らしげにそう言いながら、良は雑木林の中、君を先導して歩いています。
星牙:「あはは、一体どんなところかな?」では良君の姿を見失わないようについていってみましょう。
小鳥@見学中:…雰囲気ぶち壊しな気もするけど、星牙くんが「見失わないように」って言っててついドキドキしちゃってるんですが(マテ
星牙:いや、うん、一歩間違うと見失う(ぁ
鎌仙人@見学中:お? 雑木林の中…カブトムシ獲りの穴場ですかな?
焔:普段はカブト虫なんかも捕れるけど、今は何故か虫の声一つ、鳥の姿一つさえも見つからない…(ぇ
小鳥@見学中:鳥の歌が聞こえない…!(マテ
焔:周囲の樹木が、全て敵!!(ぇ
小鳥@見学中:そしていつしか前を歩いているはずの少年の姿も……普通に迷子っただけ、というオチと言えなくもない(笑)。
GM:ではそうやって、薄暗い木立の中をしばし進むと、眼前に、少し開けた明るい空間が広がります。
星牙:ほうほう、ではちょっと見渡して。
GM:そこは、どういうわけか草木のほとんど茂っていない小さな空き地で、とても澄んだ水を湛えた小さな池が、陽光を受けてきらきらと輝いています。それと、小さな祠がありますね。缶ジュースがお供えしてあります。「おばあちゃんが言ってた。この場所には、神様が住んでるんだって」君の方を振り返り、良はニコニコとしてそう言います。
星牙:「へぇー、こんな所があったんだ」何か祠とかに興味が沸いて近寄って見たりしましょうか。
GM:しかし君は、どういうことか、奇妙な胸騒ぎを感じます。何か、とても“よくないもの”がすぐ近くに潜んでいるような。さて、ちょっと〈知覚〉で振ってみてください
星牙:〈知覚〉…(ころころ)達成値10、期待値ですわ。
GM:おお、ではわかりますね。池の水が澄んでいると言いましたが、少し異常なんです。
星牙:ふむふむ。
焔:魚や藻や微生物すらも姿を消しているのだね…。
GM:奇麗すぎるんです。魚一匹、いやそれどころか、水草の一本も、その池には見られません。
小鳥@見学中:当たってる当たってる!!(笑)
GM:まぁ、お約束っちゃお約束(笑)。
焔:ふふふ…俺の占いは、当たる(ぉ
GM:それは死亡フラグ!(笑)
鎌仙人@見学中:うわー ボウフラ一匹いないのねー!
瑞池:環境汚染ですね(違
小鳥@見学中:汚染し過ぎて逆に綺麗に見えるというのも怖いものだな…(笑)。
星牙:「……ん、これは…」池に近寄って覗いて見たりしますね、それは。
GM:特に何も、変わったものは見受けられません。ですが、その底に、何か危険なものがいるということだけは、ひしひしと感じられます。「ここは、僕だけの場所なんだ。嫌なやつは誰もいない、僕だけの場所……」しかし、良はそんなことはまるで感じていないようです。
星牙:「そっか。確かに静かな場所だね。(…何だろう、この嫌な感じ…)」正体を掴もうと気配を探ってみますが、恐らく徒労に終わると。言葉だけは明るく振舞いますが、池を見ながら少し思案しましょう。
焔:…誰もいない場所、か。偶然か、それとも彼自身が封印に関係してたりは…。
GM:さて、今のところはまだ特別なことは起こっていないようですが、このまま放置していては、良の身に何が起きるかわかりません。いやもしかすると、もっと大きなことになるかもしれないですね。それぐらい、感じられる気配は邪悪で、強大です。
星牙:しかし、おばあちゃんに教えてもらった大事な場所であろう事は理解出来るので。後で調査する気でこの場では特に何も言わずに、良君とお話してましょう。
GM:はい。それでは、[SA:良の秘密の場所について調査する]をどうぞ。
星牙:頂きます。シナリオ絆は佐久間良に救済にて。
▼絆/エゴの変化
星牙:佐久間良に絆/救済を取得。
小鳥@見学中:本当にストーリー軸には関係ないんだけど、「後で調べる」は迷子フラグだと思うなっ!(笑)
星牙:迷わずにまた来るにはどうすればいいか、ちょっと思案しました!(ぁー
●オープニング2 『お客様と赤貧巫女』シーンプレイヤー:瑞池○宇水神社
GM:ある日、一人のスーツ姿の中年男性が、君の神社を訪れてきました。見知った顔ではありませんね。
瑞池:はい、瑞池は神社の境内で、焚き火で缶詰の空き缶に『何か』を煮ていたりします(一同爆笑)。
GM:何かって何!?(笑)
鎌仙人@見学中:…何か? 山菜か? キノコか? それともイナゴ…
焔:…………犬とか猫とか小鳥とか(ぼそっ)。
GM:小鳥さんじゃしょうがないな。
星牙:うむ、しょうがない(’’
小鳥@見学中:あれっ!?(笑)
瑞池:「ふふ、もうすぐ煮えますね……2日ぶりの食事が(涎)」
GM/高木:「ええと……この神社の方、ですよね……?」少し不安げに、彼は君に声をかけてきます。
瑞池:「あ、はいお客様! こちらは宇水神社――キャアッ!?」ガゴッと、缶を蹴って中身をぶちまけます。
星牙:……外見5歳が保護者ポジションになりそうな気が激しくします(’’
小鳥@見学中:その光景を想像して笑いがこみあげてきたけど、そうなりそうな予感しかしませんね!(笑)
焔:まあ、合流の手間は省けて良いかも…なあ(笑)。
小鳥@見学中:合流するという目的が果たせているのならば問題はない…かもしれない…(笑)。
瑞池:「あ、あわわ……」十秒後、なんとか取り繕ったような笑顔を浮かべて。「それで、本日は如何なる御用でしょうか(泣笑)」
GM/高木:「あ、はい。……私、○○建設の高木と申します」彼は何事もなかったかのようにそう言ってお辞儀をし、君に名刺を差し出します。「うちは今、とある雑木林の開発を請け負っているんですが……その現場で、事故が多発していまして」
瑞池:「なるほど…お祓いをご所望ですか?」
GM/高木:「ええ……。ちょっと普通では考えられないような頻度でして。まだ死人こそ出てませんが、重傷を負った者もおりますし、作業員も不気味がってるんですわ。しかし工期の猶予もあまりないので、もたもたもしてはいられない。そこでひとつ、お祓いを頼みたいんです。作業員たちの不安を解消できればよいので、形だけでも結構ですから……」
瑞池:「お話は分かりました。生憎、当社には私のような若輩者しかおりませんが、それでもよろしければ、誠心誠意、ご祈祷を努めさせていただきます!」
GM/高木:「はい。よろしくお願いします」そう言って、深々と頭を下げます。
瑞池:「お任せください。このような事の為に、私どもはいるのですから」無邪気とも言えるような笑顔で。
GM:まあ要するに、おっきいところに頼むと高くつくから、瑞池のところに来たんですね、うん(ぁ
瑞池:はっ、そういえばお金の話をしていない!!!
小鳥@見学中:そうね…。この様子だと、相場より相当低くても受けてもらえそうですもんね…!(笑)
鎌仙人@見学中:きっと無償か。
焔:「形だけでも〜」とか言われてるしなぁ(笑)。
星牙:まぁうん、ナチュラルに忘れててもおかしくはない(’’
瑞池:まあ、瑞池はそういうキャラなんですが。
鎌仙人@見学中:きっと普通のバイト君より給料やすいぞー。むこうの言い値だもん。
星牙:ハンバーガー…四つ分かな(’’
小鳥@見学中:前払い1つ、後払い3つ…(マテ
GM:これで一週間は安泰だね(何
鎌仙人@見学中:二日で1個ですか(笑)。
GM:さて。そうして日取りや報酬の話を詰め、後日、君は現場にやってきたわけですが……。
瑞池:「(うふふ、お金が入ったら……吉●家の牛●を大盛りで♪)」とか、考えながら現場に向かいます(一同笑)。
GM:その問題の雑木林に一歩踏み込んだ途端、君には、ここには本当に“何か”がいる、ということが感じ取れました。
瑞池:「(……らんらん♪、ら――これは?)」ふと真顔になり、精神を集中します。
GM:では、〈知覚〉判定をどうぞ。
瑞池:技能なし、(ころころ)あっ、高い。達成値12。
GM:では、君には二つの気配が感じられます。一つは、君の様子を窺っているらしい気配。しかし、敵意や悪意はなさそうです。そしてもう一つですが、こちらは雑木林の奥の方に、非常に邪悪な“何か”がいるようです。
瑞池:「(これは……陰の気? いえ、ただの気溜りじゃない……小さな気配……それと……、とても禍々しい思念……禍津神、でしょうか)」
GM/高木:「あの……どうかなさいましたか?」君の様子を不審に思ったらしい高木が、声をかけてきました。
瑞池:「あ、はい……そうですね、ここには確かに、よくないモノがあるようです。お祓いを試みてみますが、すぐに何とかなる、というわけにもいかなそうです。しばらく、お時間を頂けますでしょうか?」
焔:これ、アンノウンマンだったら変な顔するだろうなぁ。まさか本当に魔物が“いる”とは思ってないだろうから。
GM:ええ、本当に何かがいるだなんて、思ってはいないですからね。
星牙:まぁ余程信心深くなければ、「正気かよっ!」とか思うでしょうな(笑)。
GM/高木:「はぁ……。しかし、本当に早くしてくださいよ?」高木はかなり苦々しい顔をしますね。
瑞池:「ええ……私も精一杯やらせて頂きますので、どうか今しばらくお待ちください」
GM:表面上は頷いていますが、めんどくさいところに頼んでしまったなあ、といった感じですね。それでは、[SA:雑木林の怪異の正体を探る]をどうぞ。
瑞池:受領します。シナリオエゴは、開発現場の祟り/脅威を取得します。
GM:シナリオエゴですので、シナリオが進んで新たな事実がわかったり、PCの内面変化があれば絆になることもありますし、シナリオボスだったりでそのままエゴのままってのもあります。
瑞池:了解です。
▼絆/エゴの変化
瑞池:開発現場の祟りにエゴ/脅威を取得。
小鳥@見学中:まぁ…でもこの人、建設関係なら多少なりとも神仏関係の人とも連絡取りあうだろうから。「まったく、上手いこと演じるもんだなぁ」とか思ってる可能性は…(笑)。
GM:まぁ、なんかうまいこと言ってふんだくるつもりなのか? そうはいかねえからな、って感じです(ぁ
星牙:うん、どっちにしろ胡散臭いですけどな(’’
焔:「妙な因縁付けて料金つり上げようとか思ってないだろうな?」と疑惑に感じたりとか(笑)。
GM:そうそれ(笑)。
小鳥@見学中:そういう風に思ってる気はします、なんとなくですが(笑)。
瑞池:むぅ、他にうまい言い訳は思いつかなかったので……。
GM:いえいえ、これで何の問題もないですよ。元よりそういう相手ですから。
焔:あくまで瑞池と常人の認識のズレという話なので。ロールプレイ的には何の問題もないですな(笑)。
星牙:まぁそのズレもこの世界観の面白さの一面とは(’’
小鳥@見学中:地味に今気づいたんですが。オレンヂさんと比較したりしてたけど、茶千さん初心者さんなんですよね!(ぁ
瑞池:TRPG自体は、多少経験が……本当に『多少』ですが(汗)。
●オープニング3 『土地神様と五歳児』シーンプレイヤー:焔○某無認可保育園
GM:ある日、君のもとを、着流し姿の小柄な老人が訪れてきた。君の友、鳴津です。
焔:はいよ〜。
GM:鳴津は、かつては土地神として信仰されていた妖怪ですが、今やすっかり人々から忘れ去られてしまった存在です。「やあ、息災かい? ほれ、これは土産だよ」そう言って、山ほどのキノコが入った竹篭を君に差し出します。
焔:「久しぶりじゃねえか。最近は悪さしてねーだろうな?」からから笑いながら。
GM/鳴津:「お前じゃあるまいし、悪さなんてとんでもない。土地神様だなんて祀り上げられてからこの方、人様に迷惑かけるような真似はなーんにも――ああいや、してたなあ」
焔:「なーにが土地神様だか? そもそも、悪さしてたテメエを俺様がシメて祠にぶち込んだのが始まりだったろうが! んなことも忘れるほど耄碌したか、あぁゴルァ?」にこにこ笑いながら鳴津をどつく(笑)。ちなみに俺が『本来の姿』の頃の話。でもって実は俺の方が鳴津より年上だったり。
GM/鳴津:「おいおいよしてくれよ。結果的にはうまいこと収まったから、お前さんには感謝してるんだよう」
焔:部屋に上げて、座布団と茶を勧めつつ。「んで? 土産はいーけどよ。何か相談があったんじゃねえの?」
GM/鳴津:「おお、そうなのよ。実は折り入って頼みがあってなあ。だからわざわざ土産なんざ持参したわけよ。わしが今住み着いてる祠が、本来は何か『力ある邪悪なもの』を封じるためのもんだったってのは、お前さんも知ってるだろう。そいつが、どうも近いうちに目覚めそうな感じでなぁ……」
焔:「封印が、緩みかけてるってのか」
GM/鳴津:「おう。最近人間どもが、あの雑木林を切り開こうとしてるからなぁ。それで何かあったのかもしれん」
焔:「乱開発で地相が変わっちまったか。ったく、人間どもときたら…」溜息ついて。
GM/鳴津:「しかし、もうすっかり信仰を失っちまってすってんてんのわし一人では、荷が重くてなあ。ひとつ力を貸してくれんかとな……」
焔:「まぁ、本来なら野郎の頼みなんざ願い下げだが……可愛い舎弟のたっての願いとありゃあ仕方ねぇ、俺様が一肌脱いでやるよ」ニヤリと笑う五歳児。
GM/鳴津:「舎弟ってのはいくらなんでも聞き捨てならねえが、あれが飛び出してきて暴れ出しちまったら、女どももたくさん死ぬだろうよ。よろしく頼むよ」
焔:「へっ、相変わらず口の減らねぇ野郎だぜ。だがまぁいい、人間どもはともかく女に罪はねえからな。んじゃ、さっそく行くぜ。とっとと案内しな!」
GM/鳴津:「あいわかったよ。ついてきな」それでは、[SA:封印されている魔物について調べる]をどうぞ。
焔:受領。鳴津へは絆/舎弟を取得。
GM:絆/舎弟って……(笑)。それでは、シーンを切りますね。
▼絆/エゴの変化
焔:鳴津に絆/舎弟を取得。
鎌仙人@見学中:主犯が女だった場合どうなりますかー?
小鳥@見学中:可愛く殺る(マテ
GM:可愛く殺るってなんだよ!(笑)
焔:愛を持って誠心誠意説得します(きっぱり)。
小鳥@見学中:本物の方が2倍3倍上手でした(笑)。
星牙:愛って何だ(’’
■ミドルフェイズ■
●ミドル1 『カミサマ(?)と祠』シーンプレイヤー:星牙 登場難易度:任意○雑木林
GM:さて、星牙のシーンですが、どうしますか?
星牙:んー、とりあえず佐久間少年は帰らせたとして。時刻はどれくらいまで池周辺に居ますか、少年は。
GM:さすがに、あまり暗くなると雑木林を抜けるのも危なくなるので、日が傾き出すぐらいにはもう帰りますね。
星牙:では雑木林の出口まで見送って、そこで別れた上で、再び池の方に舞い戻ろうと雑木林に踏み込む…気がする…。
GM:気がするってなんですか?(笑)
星牙:くそう、資料をあたる脳みそ持ってない気がひしひしと…! うん、多分他に思いつかないので、雑木林にGoです。やはり頭脳派のお供を設定しなきゃ駄目だ(’’
小鳥@見学中:突っ込み役を…!(笑)
GM:わかりました。池のところに戻るのには、特別迷わずたどり着けるかの判定は必要ありません(笑)。
星牙:ああ、良かった良かった。判定になったら迷う自信ありますよ私は!(一同笑) では池に戻ったところで、祠の方がどんな物か確認します。
GM:では〈魔力〉判定を。
星牙:技能無し(ころころ)出目はいい、達成値12。
GM:目がいいなあ。ただまあ、その達成値では、地下の何かを封印するための陣の要、ということしかわかりません。
星牙:「…封印…? …何を…?」疑問が頭に浮かびつつ。
焔:んー、どこら辺で合流しようかな。もう出た方が良いのかな。
瑞池:そうですね、早めに合流した方がいいのなら、登場しましょうか。
星牙:このまま誰も出てこなければ、明日資料をあたると言う発想になります。知識のある者が封印を施している事実が分かったので。
瑞池:では、登場します。「確か……こちらだったような……ああっ! 天然シメジ!――いやいや、ダメですダメ! 今はそんな事をしている場合ではぁ!!」
小鳥@見学中:天然シメジ…(笑)。
GM:シメジは大事よね。
星牙:「…んー…暗くて良く分からないな…」祠に首を突っ込むような感じで見てる少年が一人。
瑞池:叫んだり葛藤したりしながら、変な巫女が登場します(笑)。
星牙:「…んぁ…?」何か不思議そうな顔で身体を起こし、そちらを向きましょう。
瑞池:「……む、あれは……そこのあなた……って、鳳くんですか?」
星牙:「あれ、宇水さん、何でこんなところに? …茸狩り…?」
瑞池:「い、いえ、(それも非常に魅力的なんですが)……今日はその、神社のお仕事で、この辺りを調べに来たんです」
星牙:「神社のお仕事…これと関係あるのかな」祠の外側を軽くぽんぽん、と叩きつつ。
焔:俺も登場して良いかな。
GM:はい、どうぞ。
焔:その時―――ぼぉっ、と二人を挟むように蒼白い炎の壁が立ちのぼる。
瑞池:「むむ、この火の神気は……」
焔:(おどろおどろしい声で)「ニンゲンどもよ……ここは聖なる神の社なり…。疾くこの場を離れ、二度と戻るでない…! さもなくば、我が炎もて焼き滅ぼしてくれようぞ…!!」
小鳥@見学中:ミドル1にして既にボスが出た!(違
GM:まさに最初からクライマックス。
鎌仙人@見学中:力強く否定できないっ。
星牙:「…だってさ、宇水さん?」一瞬身構えるも、声を聞いて、肩をすくめて。
瑞池:「(あれ、どこか覚えのある氣だったけど、気のせいかな)…むぅ、あなたがこの地に座す禍津神ですか!」
焔:「ふはははは! いかにも、我こそはこの地を統べる焔の神…って、ありゃ? 瑞池の姉ちゃんか?」いきなり甲高い子供の声に戻って、炎の壁がかき消える。ひょこん、と草むらから顔を出すのは、円らな瞳の愛らしい五歳児。
瑞池:「え?……この声、焔殿? 焔殿が禍津神だったのですか??」(←混乱中)
鎌仙人@見学中:ヒザマ(*火災を撒き散らす鳥の妖怪)はたしかにマガツカミだ(笑)。
小鳥@見学中:もうね、私の頭の中でね(笑)。つぶらな瞳の可愛らしい5歳児がにこにこ笑顔で「ふざけんなゴラァ」と可愛い声で言ってくれる様子が…(笑)。
GM/鳴津:「やれやれ、お前さんは本当に悪ふざけが好きだねえ……」少し呆れた様子で、鳴津もやってきます。
焔:「んだよ、てっきり工事の関係者かと思ったんじゃんかよー」
星牙:「や、こんばんは」焔くんに手を軽く振って挨拶しておこう。
GM/鳴津:「なんだい、お前さんの知り合いなのかい」
焔:「って、片方は星牙か。瑞池姉ちゃんと二人で……さては、逢い引きか!? そーなんだな!!」ビシッと指差し。
星牙:「いや、偶然会っただけだよ? いやー、迷わなくてよかったよ」一瞬きょとんとして、その後のほほんと。
瑞池:「えーと、……工事? そうです、工事の作業員の皆さんを襲うというアヤカシ、まさか、焔殿だったのですか?」
焔:「ちょっと待て、それは別口だ。少なくとも俺はやってないぞ、まだ!」
瑞池:「……その『まだ』という部分を、十分ほど問い詰めてみたい気もしますが……」
星牙:「ところで…工事って何さ?」二人に首傾げて。
GM/鳴津:「あー……人間どもを怪我させたのは、わしがやったことなんだよぅ」
瑞池:「(かくかくしかじか)と言う次第で、私は作業員の皆さんを襲うものを調伏…って、何ですってー!」
焔:「…ちょっと待て。そいつも初耳だぞ、俺は」瑞池の言葉を華麗にスルーして鳴津を問いつめる俺(ぁ
星牙:「怪我とか、何か穏やかじゃない話だよね。…ここで何が起こってるのかな」
GM/鳴津:「おお、言ってなかったかい、そういえば。……連中が何かやらかしたから、封印が緩んだんじゃないかと思ってな」
星牙:「封印って、これもそうだよね」と、祠を指差して。
GM/鳴津:「だから、ちょいと怪我でもさせて追っ払ってやろうかと思ったんだが、あいつらお祓いなんて頼みやがったらしくてなあ。だからこりゃいかんと、お前さんの助けを請うたのよ」
瑞池:「むむう、そういう事だったのですか。しかし……」
焔:「あー、そういや『人様に迷惑かけるようなことやったかも』とか言ってたっけな。工事の連中を脅かしたってのがそれか」ぽむ、と手を叩く。
星牙:「で、お祓い、と」宇水さんを指差し確認しつつ。
焔:「…ま、そーゆー事情なら仕方ないんじゃね? ニンゲン達の言う『緊急避難』って奴だ」あっけらかんと。
瑞池:意識を集中してみますが、鳴津は、邪悪な方ではないですよね?
GM:ええ、邪悪な方は、まさに今足元にいる感じですね。
星牙:「というか、この封印て何なのか、お爺さんにも詳しくは分かってないんだ?」
GM/鳴津:「うん。わしがここに来る前からあったもんだから、よくわからんのよ。所詮、元々はケチな妖怪だったからねぇ」
瑞池:「むむぅ…どうやら単純にあなたを成敗して収まる話ではないようですね」頭から煙を吹きながら。
GM/鳴津:「成敗だなんて勘弁してくれよう。痛いのはいやだよ」
星牙:「退治したら逆に、もっと嫌な事が起きる気がするよ」と宇水さんに頷いて見せて。
焔:「封印自体は、地脈を利用した奴だっけかな。大昔の咒師が作ったんだと。で、鳴津は昔、悪さしてたのを俺様が懲らしめて、この祠の番人にしたわけ。根は悪い奴じゃないんだ。まぁ見逃して貰えると色々助かる」
瑞池:「分かりました。どうやら、少し根が深そうですね……」
星牙:「ちみゃく…あの映画とかに良くついてる…」聞き慣れない単語に首を捻りつつ。
小鳥@見学中:実にスムーズに話が進んでる…。
GM:実は、当初はもう少しめんどくさいことにする予定だったんだけどなぁ……(笑)。OP2の〈魔力〉判定の目標値、もっと吊り上げるべきだったぜ…(ふと)…OP3での〈知覚〉判定忘れてた……。ま、まぁいいや。PC側に、不利はない。
焔:あれ、何かあったの? 祠へ向かうところでシーンが切れたから、後で判定するんだと思ってたけど。
GM:ああ、祠の件とは別口でね。
焔:それは、鳴津自身から何かを感じるとか?
GM:ええ、そんなところです。
焔:それじゃ、今やっても良いかな。
GM:あー、そうですね……。
焔:つか、〈知覚〉かぁ。焔の得意分野は〈魔力〉なんだけど(笑)。
GM:では、ちょっと皆さん〈知覚〉判定お願いします。
瑞池:(ころころ)出目11、達成値14です。
星牙:(ころころ)達成値11。
焔:(ころころ)達成値10。
GM:ねえ、なんでこんなにいい目ばっかりなの?(笑)
星牙:それは愛です(’’
小鳥@見学中:誰か1ゾロ振ればいいのに、って祈ってるのに(マテ
GM:では全員、鳴津の姿が、一瞬ほとんど掻き消えたように見えました。次の瞬間には、またちゃんと見えますが。
星牙:「え、あれ、今…?」お約束で目をごしごしと。
焔:「…………?」目をごしごし。
瑞池:「鳴津さん? あなた、もしや……?」ハッとした表情で。
焔:「…もしかして、お前…寿命が来てる?」
GM/鳴津:「ああ、うん……寿命というか、信仰が切れかけてるんだよう。この祠、もうすっかり忘れ去られちまったからねえ。一度神様として祀り上げられちまったからねえ。信仰が尽きれば、消えちまうのは道理よ」
焔:「あー…そうか、そりゃ参ったな…」珍しく、困惑した表情で頭を掻く。
瑞池:「(忘れられゆく神……私達と、同じ……)」何とも言えない顔になります。
GM/鳴津:「参る必要なんか無いよ。わしはもう十分面白おかしく生きたもんね」
星牙:「信仰…かぁ。何だか良く分からないけど…消えちゃうのは何か嫌だな…」ちょっと空を見上げて。
GM/鳴津:「あとはこいつさえ何とかしちまえば、困り事なんかありやしないさね」地面の下を指差しながら、からからと笑います。
焔:「…まぁ、だったら尚更お前の頼みを片付けちまうか。具体的に、これから何をすればいい? 工事を妨害するのか?」
瑞池:「それは…!」
焔NG:(笑顔で親指立て)「破壊工作なら任せとけ。炎の玉で一発さ!」さすがに、これは言えない…(ぁ
GM:ひでえ(笑)。
小鳥@見学中:つい笑ってしまった…(笑)。
星牙:「俺も出来ればここはそっとしておきたいけど…それは時間の問題だよね、きっと」何か思うところがあるのか、思案顔で。
瑞池:「…焔殿、無辜の人を傷つけるというのなら、さすがに私とて看過は出来ません」
GM/鳴津:「工事は確かに気にくわねえけどよぅ、それでどうにかなる問題じゃなさそうだしなあ」
焔:「ま、そーだろな。仮に今の連中を追っ払ったところで、すぐ次のが来るだろうよ」軽く肩を竦め。「するってぇと……やっぱり“元凶”を片付ける手か?」
星牙:「うん、遠からず封印が解かれて、何かが出てくる。だったら、その何かをどうにかするしか…」
GM/鳴津:「それになあ、こんな場所はもう、なくてもいいのよ。あのがきんちょのためにもなぁ」とても小さな声で、そう囁きます。
焔:「…がきんちょ? 誰の話だ?」怪訝な顔をする。
GM/鳴津:「ああ、こっちの話だから、気にしないでくれや」
星牙:「…がきんちょって…良くん?」
瑞池:「お友達、ですか?」
GM/鳴津:「ああ、なんだい、知ってるのかい。そうだよ」
星牙:「うん、俺は良くんにここを教えてもらったからね。秘密の場所って言ってたし、そうかなって」
瑞池:「いえ…しかし、そのような方がおられるんですね」ふと笑顔になって。「忘れられた、と仰いましたが、あなたにはまだ、あなたを覚えてくれている方がいるんですね」少し、嬉しそうに。
焔:「…今の台詞だと、『この祠がない方が、そのガキのためだ』って聞こえたんだが、気のせいか?」
GM/鳴津:「ああ、そうだよ。こんな逃げ場は、無いほうがいいさね。悪いものを先送りにするだけ、ここの封印と同じよ」
星牙:「…そうだね。今のままだと、ここはただの逃げ場だよね」
GM/鳴津:「それに、あのがきんちょのは、信仰なんてもんじゃあないよ。辛いことから逃げるために依存してるだけさ」
星牙:「お爺さん、そういえば良くんに何があったか、知ってるの?」
GM/鳴津:「何が、ってどういうことだい?」
星牙:「ここに逃げ込むほど辛い事。何がきっかけなんだろうなって」
GM/鳴津:「意気地なしなのよ。どうしようもないぐらい気弱で、そもそも戦おうとすらしやがらない。……だから、ひとつ手本でも見せてやらなきゃ駄目なのよ」
瑞池:「……それでは、あなたはその子の事が、嫌いなのですか?」少し寂しそうに。
焔:「…いんや、そりゃ違うぜ瑞池の姉ちゃん」
GM/鳴津:「……それだったら、わしはもう少しここに居座ろうとしたかもなあ」
焔:「嫌いだったら、『こんな祠ない方が良い』なんて言わねえよ。むしろ…歯痒くて、心配で仕方ない。そんなとこじゃねえの?」
GM/鳴津:「あいつのばーさんは、足を悪くするまで、いつもここに拝みに来てくれてたからねえ。神様の端くれとして、それなりの事はしてやらないとねえ」
星牙:「…確かに、この『何もない空き地』は無い方がいいかもしれない。良くんが逃げ続ける事になるなら、ね」と頷いて。
瑞池:「そう、ですか」安心したように笑って。「鳴津さん、いえ鳴津殿、あなたは本当に、『神』なんですね」
GM/鳴津:「よしてくれやい、照れるじゃないか」
焔:「まー、俺様だったら苛ついて、そのガキ一発ぶん殴るかもだけどな!」しれっと宣う。
瑞池:「…また、そういう事を」嘆息。
星牙:「でもその方がいいかも」うんうんと更に頷き。
GM/鳴津:「……しかしこれは、あれかい? お前さんがたみんな、手伝ってくれるってことでいいのかい?」
星牙:「とりあえずさ、ここに居る何かを何とかしないとっていうのは一致してるみたいだし?」
焔:「俺様は最初からそのつもりだけどな。舎弟の頼みだし?」
瑞池:「もちろんです! お話を聞いたからには、是が非でも、お手伝いさせてください!」
GM/鳴津:「ああ……ありがたいねえ……」深々と頭を下げます。
星牙:「その後で、の事は、ちょっと考えどころだけど。危険があるなら、それを片付けないとね」
GM/鳴津:「さてそれじゃあ、さっそくこいつをどうにかする算段を立てなきゃなあ」
焔:時に、『封印されてるボス』に関して、調査項目とかありますかね?
GM:封印されているものに関しては、ここでは調べることができませんね。
焔:ふむ、了解。進めてください。
星牙:封印されてるって事は、封印された当時に倒す手段が無かったって事ですしな…。当初の予定通り、資料に当たるかお婆ちゃんに当たるか。(’’
GM:では、調査に入るのであれば、一度シーンを切りましょうか。他に何もないようであれば絆チェックをどうぞ。
焔:瑞池の姉ちゃんに絆チェックを。(ころころ)…ふぁんぶる(一同笑)。
GM:お見事(笑)。
焔:えーと、エゴ/偏愛に(笑)。
星牙:鳴津さんに絆チェックを(ころころ)絆/信頼にて取得します。
瑞池:では鳴津にチェック(ころころ)絆/尊敬で取ります。神様の先輩ということで。
▼絆/エゴの変化
星牙:鳴津に絆/信頼を取得。
瑞池:鳴津に絆/尊敬を取得。
焔:瑞池にエゴ/偏愛を取得。
小鳥@見学中:祈ったら1ゾロ出ちゃった…! 最近、麻那さんにも何か憑いているような気がしないでもない(ぁ
GM:麻那さん、ダイス運吸われてない?(笑)
焔:そーか、小鳥さんの せ い だったのか(ごごごご…ッ!
小鳥@見学中:あぁっ! 違う、違うんです!! 拙者何もぎゃぁあああー!?(笑)
鎌仙人@見学中:焼き鳥一丁!
GM:……改めて思ったけど次でミドル2ってどういうことなの……。
小鳥@見学中:確かに(笑)。
瑞池:一気に中盤を終わらせたような気がします(笑)
鎌仙人@見学中:盛り上がったおかげです。
星牙:とりあえず、PC集合して、爺さんから搾れる情報を搾るというアレな密度でしたから(’’
GM:正直、かなーり予定が狂ってる!(笑)
焔:えーと、予定狂ってるの? あれで予定通りかと思ってた(笑)。
GM:いやまあ、相変わらずPCの行動に対する見通しが甘かったのと、判定の目標値が甘すぎたのが敗因だったわけですが。さすがに、デフォであんな不恰好な構成にはしたくなかった……(笑)。
●ミドル2 『俺様と封印』シーンプレイヤー:焔 登場難易度:任意○祠周辺
GM:さてそれでは、封印されてるものについて調べるんでしたね。どうしましょうか?
焔:どうするというか…地脈の霊気を探って、ボスの能力/弱点/その他諸々を調べられたら調べようかな、と。具体的には《自然感知》で。
瑞池:〈情報:魔物〉とか、〈知識〉とかで調べられますか?
GM:おおう、そういえば《自然感知》がありましたのね。ではまあ、ひとまず《自然感知》を使うのでしたら、判定どうぞ。
星牙:とりあえず登場しておきつつ。
瑞池:おっと、では私も登場です。
焔:では、真っ赤な石の首飾りを握り締めて精神集中…。(ころころ)うむ、良い出目だ。達成値25!
GM:げ、高いなぁ。さっきの絆チェックのファンブル以外、期待値を下回ってないような。
星牙:総じて出目が高い気がス(’’
焔:「炎霊どもよ、疾く来たりて俺様の命に従いやがれ…!」
GM:では、この地面の下――より正確に言うならば池の底には、堕ちた水神が封印されているということがわかります。ただ、水神と言っても、化生に成り果てた過程で、水を司るような力は、すっかり失われています。
焔:「こいつは…瑞池の姉ちゃんの親戚筋か?」ぼそりと。
瑞池:「水の神……まさか、私の同族?」
GM:あと、その達成値なら、封印の構成を探って、壊れた封印を僅かながら修復することもできます。ボスがちょっとだけ弱体化しました。
焔:「ここのひび割れを塞いで…ちょちょいっと。これで少しばかり、封印の力も持ち直すだろ」
瑞池:「人間の用いる方術は専門外なので、よく分からないのですが…さすがですね、焔殿は」
焔:「こいつはニンゲンの法術とは別物さ。俺様のオリジナル」苦笑しつつ。
星牙:「神様って色々居るもんだね。ほんと面白いよ、この星は」
瑞池:「私よりも偉大な神は数多くいます。一方で、道を踏み外し、邪神となるものも…神と言っても、人とそう変わりはしませんよ」
GM:あ、やばい。これ、また今回も最初考えてた展開のさせ方ができなくなってる。
一同:…え?(笑)
GM:……ちょっと落ち着かせてください。
星牙:「うん、人も面白いと思うよ。ところでさ、もう勝手に出てきそうなのかな、そのカミサマは?」
焔:「封印の構成自体が脆くなってるからなぁ、時間の問題だろ。いっそこっちから解除して、出てくる刻と場所を限定した方が被害も少なくて済むと思うぜ?」と、キャラは適当なことをほざいていますが。可能なのかはGMのみぞ知る。
GM:ええ、それは可能です。
星牙:「…確かに。あの雑木林のどこから出てくるか分からないのは拙いね。迷いそうだし」真剣に考え込むような顔で。
焔:「まぁ…解除っつーても、俺様は専門の咒師じゃないんで。祠ごと、どかーん!と吹っ飛ばすことになるけどな」(ぁ
星牙:「うん大丈夫、それは俺がやってもそうだから」にぱっと笑って頷いて。
GM/鳴津:「おいおい、そんなことするぐらいなら、わしが何とかしてみるよ」
焔:「おー、さすが土地神。そんじゃ細かい手続きは鳴津に任せた」(あっさり)
星牙:「でも、無茶のない程度に、だよ?」と苦笑を浮かべ。
GM/鳴津:「あいよ。少しの間なら、力を押さえ込めると思うから、そのうちにさっさとぶっちめてやってくれよ?」
焔:「おぅ、任せとけ。俺様は…プロだぜ?」にやり、と鮫の笑みを浮かべる五歳児。
GM/鳴津:「やれやれ、何のプロなんだかねぇ」
星牙:「出て来てしまえばどうにかなる、と思うよ」くす、と笑って。
瑞池:「お任せください。けどその間、鳴津殿は…」心配そうな顔で。
GM/鳴津:「どうせもうじき消えちまうんだから、別に気にするこたぁないよ」手をひらひらとさせながら、気楽そうに答えます。「さ、それじゃあわしは、あいつを引っ張ってくる方法でも考えとくよ。何とかなりそうなら呼びに行くから、それまで英気を養っておいてくれや」
焔:「おう。そんじゃ、ぱーっと最期の一花咲かせてやろうじゃねぇか!」
星牙:「あんまり最期とも思いたくないけどね。やる時はやるさ」
瑞池:「鳴津殿…最善を尽くします」
GM/鳴津:「おう、頼んだよ」そう言い残して、鳴津は消え去ります。
焔:これでシーン終了かな。絆チェックかな?
GM:ええ、他に何事もなければ、絆チェックお願いします……ていうか、もう本当に何事も無いんだよなうわぁ……orz
焔:まず、瑞池へのエゴを絆チェック。(ころころ)19…足りないー(笑)。次に、封印された魔物へ絆チェック。(ころころ)24で成功。えーと、魔物へ絆/獲物で(笑)。
瑞池:獲物!
星牙:では焔くんに絆チェックを(ころころ)19。ええと、焔にエゴ/疎外感で。うん、この星の人じゃないから(笑)。
焔:うまいな(笑)。
瑞池:星牙にチェックします(ころころ)絆/連帯感で。
▼絆/エゴの変化
星牙:焔にエゴ/疎外感を取得。
瑞池:星牙に絆/連帯感を取得。
焔:封印された魔物に絆/獲物を取得。
焔:人間性13だと、割と失敗するよね…(笑)。
星牙:うんうん(笑)。
焔:問題は…このままだと俺様、絆枠が埋まらない(笑)。まだミドルはあるのかな。
星牙:だ、ね(’’
GM:もう少しミドルの数は取ろうとしてます。
焔:なら大丈夫…かな。
瑞池:さすがにミドル3で決戦へ、は(汗)。
星牙:最初から最後までクライマックス(’’
瑞池:それにまだ、良くんの方面が手付かずですし。
星牙:そうなんですよな(’’
焔:そうなんですよねぇ。OP以外、全然絡んでないもんね、まだ。
星牙:以降名前しか出てこない(’’
GM:げふぅ……。
星牙:というか、雑木林開いて何が出来るのか聞いてないわねそういえば(’’
焔:マンションでも建てるのかねぇ。
GM:とりあえず、宅地造成ってことになってます。
星牙:…今、電波が来た。封印はともかく形だけでも祠の移転とかができるなら、少なくとも『信仰があった事実』を人の記憶にとどめる事は出来るかもしれないとかそんな電波。
瑞池:それはちょっと考えましたね。
焔:鳴津が消える原因は封印と無関係だから、人の信仰さえ戻れば助かるかもしれないね。
●ミドル3 『龍神様と報酬』シーンプレイヤー:瑞池 登場難易度:任意
GM:さて、祠がらみで何かしてみようとするのでしょうか?
焔:んー……例の少年が工事のことを知って、嘆願に行くとか。…無理かなぁ。そこまでの行動力は期待できないかな。
星牙:ああ、知ったら行く…のか? そこで戦えるのかどうか。
焔:何しろこのままだと、本編に関わらないまま終わるから…(笑)。
星牙:むしろ、猛獣が出たのでしばらく寄らないように、はしておきたい(’’
焔:猛獣とかだと、むしろ山狩りとかで面倒な事態に発展しそうな…。
星牙:少年に言い聞かせるだけなので、少年が言いふらせる相手が居なければ。
瑞池:そうですね…祠を移築して、祀り直してもらえるよう、建築会社の人に掛け合ってみましょうか。
GM:高木から名刺も貰っていますし、会社の所在や電話番号はわかります。
瑞池:では、直に会ってお話がしたい、という事で。
GM:会社の方に向かいますか?
瑞池:はい。
GM:では、高木が応対します。
星牙:…建築会社は同行しても良い所ですが、高校生と五歳児か…。
○建築会社
GM/高木:「ああ、宇水さんですか。今日は一体どのようなご用件で?」
瑞池:「お時間を頂き、有難うございます。お祓いの事でご相談がありまして…」
GM/高木:「なんでしょう?」
瑞池:「実は、開発予定の林の中に、小さな氏神を祀った祠があるのを、ご存知でしたか?」
GM/高木:「祠? いえ、初耳ですね」
瑞池:「調べてみた所、古い土地神様を祀ったものらしく、どうもこれが、例の祟りと関係があるのではないかと」
GM/高木:「なるほど。……それで?」
瑞池:そこでお願いがあるのですが…この神様を、新しく作られる住宅地に、祀り直して頂きたいのです。小さな祠で構いません。この神様を、敬意を持ってお迎えできれば、皆さんのお心も落ち着くのではないかと」
GM/高木:「なるほど、お話はわかりました。しかし、ただでさえ工期も迫っていますし、うちも苦しいんです。報酬から幾らか引かせていただいても構わないのであれば、考えましょう」
瑞池:「(う゛! ぎ、牛●大盛りっ! ぐ、うううウゥー!)……はい、構いません」
星牙:それだけの報酬は出るんだ…!(そっちか
GM:ハンバーガー1個ぐらいは残ります(マテ
焔:今、瑞池の中で物凄い葛藤があったようだ(笑)。
小鳥@見学中:凄い葛藤が…(笑)。
GM/高木:「……わかりました。かけあってみましょう」腑に落ちない様子ではありますが、高木は承諾しました。
瑞池:「古いものは、いつか新しいものに代わられていきます…ですが、その流れの中で、古きものに敬意を払ってこそ、人は心に『直き霊』を持てる。工事の皆さんが本当に安心して、ご自分のお仕事に打ち込めるには、きっとそれが必要なんです」
GM/高木:「私のような人間には、理解できませんなぁ」
瑞池:「それで構いませんよ(今は…いつか巡り会わせが来れば…)」というところで、会社を後にしようと思います。
GM:では、シーンを切ってもよろしいでしょうか。
瑞池:はい。絆は…特に無しで。報酬が減りました…NO!
鎌仙人@見学中:大丈夫、みんなの愛で支えてもらえるから(笑)。炊き出しとか。
小鳥@見学中:愛ってそっちか!(笑) 最終的にハンバーガー一つも本当にありうる感じになっちゃったなぁ…って微笑ましく見てました…(笑)。
鎌仙人@見学中:ホームレスに混ざって巫女さんが行列に並ぶのですよ!?
●ミドル4 『お人好しと意気地無し』シーンプレイヤー:星牙 登場難易度:任意○佐久間家
GM:さて、良に接触しますか?
星牙:そうですね、良に会いに行きましょう。家の場所を知ってるなら。
GM:はい、場所は知っています。少し大きめの一戸建てです。
星牙:結構いい家だなと思いながら、チャイムを鳴らします。これくらいの家だとインターホンでしょうか。
GM:では、良の母親らしき女性がインターホンで応対し、しばらくして良が出てきます。
瑞池:一応登場しておきます。離れて様子を見守る感じで。
GM/良:「おにいちゃん、どうしたの急に?」ちょっと驚いたように尋ねます。
星牙:「や、うん、ちょっと話があってさ」にぱっと笑って。
GM/良:「話……?」小首をかしげます。
星牙:「うん、例の場所の話なんだけどさ…?」と、少し考え込んでから。家の様子も窺ってみますが。
GM/良:「え……? なに?」困惑したような表情を浮かべます。
星牙:さて、なんて言えば来ないだろう(笑)。
焔:…………何を言っても来てしまいそうな気がするのですが?(笑)
瑞池:遠ざけるよりも、鳴津との関係を聞いてみるべき、かなぁ?
GM:それはどういう意味で?(笑)
焔:関係というか、直接の知り合いじゃないんでは。
瑞池:ノウンマンかどうか、という事ですが。
星牙:直接の接点は、ばあちゃんの方な気がするな。あの爺さんの口ぶりだと。
焔:少年は祖母ちゃんから神様の話を聞いただけで、面識はない気がする。苛められてる彼にとって、あの場所が都合の良い避難場所だったくらいで。
GM:ええ。良は直接、鳴津を知ってるわけじゃないですよ。
瑞池:ありゃ…そうなると、どういう切り口で、彼をどうするか、という問題になるのですが。
焔:うん。だからどうやって本編に絡めるのか難しい…と言うか、このままだと事件に関わらないまま終わりそう(笑)。下手に関わって発狂されても面倒だから、それはそれでも良いかもだけど。
星牙:無論、何も知らない方がいいんですけどな。そのまま、彼が苦境と戦う方向性に持っていきたい。
瑞池:祠に逃げ込むのをやめさせる…それには、彼の心を変える必要があるのでしょうが…。
焔:ただ、いきなりお気に入りの場所がなくなって、アフターケアが何も無しだと問題有りだよねぇ…物語的にも、心情的にも。
星牙:…んー…駄目元で正直に言おう。
瑞池:行きずりの人間が、上から何か言った所で、それは難しいような…。
焔:逃避にしたって、彼にとってはそれが必要だから、逃避してるわけだろうし。立ち向かう強さ、みたいなのを少年が身に着けられれば良いんだけど。難しいねぇ。
星牙:こういう時は…妄言に任せた方が上手く行くんだ星牙の場合(そんなのか
焔:鳴津の言ってた「意気地なしなのよ。どうしようもないぐらい気弱で、そもそも戦おうとすらしやがらない……だから、ひとつ手本でも見せてやらなきゃ駄目なのよ」この台詞、ヒントになるかなぁ。闘う姿勢というか、心意気を彼に見せてやる…とか。
瑞池:立ち向かうという意思…けど、そもそも彼が鳴津を知らないとなると…。
焔:魔獣の戦いを直接見せるのは論外だろうけども(笑)。
星牙:うん、それは無茶だ、流石に。
鎌仙人@見学中:記憶操作ー!
焔:記憶操作は…うん、誰も使えない(笑)。
星牙:少し逡巡しますが、真っ直ぐ目を見て言いましょう。「落ち着いて、良く聞いて欲しい…君はもう、あそこに行かない方がいい」
GM/良:「……どういうこと?」ぽかんとしています。
星牙:「…人に聞いたんだけど、あの雑木林。切り開いて住宅地になるらしいんだ。あの祠も取り壊されるのか移されるのかわからないけど、今までと同じようにはきっといかない」
GM:良は、黙ってうつむいて、それを聞いています。
星牙:「君はあの時、『嫌なヤツは誰も居ない』って言ったよね。君だけの場所って」
GM/良:「……うん」
星牙:「だけど、本当にそれでいいのかい? 君だけの場所にいて、何か良くなるのかな」
GM/良:「それは……。でも、じゃあどうすれば……」
星牙:「嫌なヤツも嫌な事も、何もしなければ、これからどんどん出会う事になる。逃げる場所も、もう無くなる。だったら…嫌な事にもぶつかって、良い事に変えていけば良いんじゃないかな」
GM/良:「そんなこと言えるのは……おにいちゃんが強いからだよ……」
星牙:(首を横に振って)「…いいや、良くんにも、強さはあるよ」
GM/良:「そんなこと……」
星牙:「『君だけ』の場所に、『俺』を呼んでくれたじゃないか」
GM/良:「……」
星牙:さて、ここで佐久間良への絆を固定。無駄かわからないが愛を1つ。「人を信じるって言うのは、本当は物凄く勇気の居る事だよ。君にはそれが出来る」
GM/良:「宿題……しなきゃいけないから。僕、戻るね」感情の窺えない平板な口調で、そう言います。
星牙:「あ、良くん。それからさ、俺も君も、確かに違うけど…お互い、力にはなれると思うよ」にぱ、と笑ってその背中を見送りますかな。
瑞池:「……届いた、と信じたいですね」後ろから姿を現し。「言葉だけでは伝わりきらない…絆と言うものは、難しいですね」
星牙:「ん、そうだね。それは良くん次第、だよ。でも…解る日は来ると、思うよ。彼なら」言いながら、家から離れて。
瑞池:「――ええ」深く頷く。
GM:では、絆チェックの後、シーンを切ります。
瑞池:さて絆チェックですが。良に――、一言も口を利いていないのですが(笑)。
星牙:絆チェックは…うん、新しい絆は無さそう。
瑞池:(ころころ)無駄に6ゾロですかい!?(一同笑) 絆/救済で取ります。
▼絆/エゴの変化
瑞池:佐久間良に絆/救済を取得。
焔:むーん…やっぱり簡単に納得はしてくれないね。
小鳥@見学中:ですねぇ…と頷きつつも。まだミドル4だから、ここで納得されたらそれはそれでだめかもしれないと思わないでもないです(笑)。
焔:うーん(笑)。
星牙:まぁ切欠のきの字にでもなればいいよ。とりあえず、この日遠ざけるのには成功した…ハズ。逆にやぶれかぶれになったらどうしよう(笑)。
焔:しかし、改めて見ると……瑞池さん、初セッションとは思えないくらいキャラが立ってますね(笑)。
星牙:うんうん。
瑞池:はっ! TRPGそのものは、多少経験がありましたので…本当に多少、です…。
GM:茶千さんはすごいよくできてるのに、シナリオの方がこんなお寒いの投げつけちゃってすいません。 orz
星牙:あっしも感覚を取り戻すので手一杯です。ごめんなさい。 orz
瑞池:いえ、これからも危うい所や、変な所はあると思うので…ご迷惑をおかけしないよう、頑張ります。
ここで第一日目は終了。翌日集まって相談するプレイヤー達でしたが…。
GM:さて、何かすることはありますか?
焔:う〜ん。キャラとしては、もう真っ直ぐボスをぶちのめすくらいしか思いつかないかも。
星牙:正直、思いつく限りの事は大概やらかしたような気がしますな。
瑞池:説得に関しても、昨日やるだけやったという感じですしね。
GM:正直に言うと、もう絆数の帳尻だけ合わせて、戦闘突入でもいいんじゃないかっていう感じです……。
焔:絆がなぁ…枠があと一つ残ってるんだよなぁ(笑)。
GM:ええと、他の方の絆/エゴはどうなってましたっけ?
瑞池:私は全部埋まってますが…焔殿は少し厳しいですね…。
焔:現在、絆4つのエゴ2つ。焔はコスト消費が激しいから、このままだと辛い。
星牙:ですよねぇ(’’
焔:あの少年への絆が取れればちょうど良いんだけど。焔からすると関わる理由があまりに薄くてなあ(笑)。昨日もちょっと触れたけど、事件に関係ないならこれ以上関わらせないのが最善になってしまってるから…どうしようかなあ。
星牙:ええ、PCの立場になると、それが最善手なんですよねぇ…。
焔:ホント、どーしたものだろう。
星牙:駄目押しで高木さんを脅しに行くとか。かなり要らない気はしますが。
瑞池:私へのエゴが、まだ書き変わってませんよね…。
焔:はい、連続で失敗しました。しかも一回はファンブル(笑)。内容は偏愛だから、まぁありっちゃありなんだけど(笑)。
小鳥@見学中:流石だ(笑)。
瑞池:ううむ…次ダメだったら、《予言》で振りなおします?(笑)
焔:それはさすがに勿体ないというか、申し訳ないので…(笑)。
小鳥@見学中:少年以外でシーン取れそうには…無いんですかねぇ。
星牙:そして、うちの焔くんへのエゴも書き換えて無いとか。取得のタイミングを誤った気がします。
焔:う〜ん。こっちから少年にアプローチかけてみるのも手かなぁ。ミドル1でやったみたいに、祠のカミサマの振りして。舎弟が気に懸けてたみたいだから、余計なお節介としてなら、やってもおかしくはないような気はする。
瑞池:ふむ。
星牙:良いんじゃないでしょーか。正直、脳筋の説得だけだと心許無さ過ぎる(笑)。
小鳥@見学中:あの少年、星牙君がああは言っても来そうだもんなぁ…と思わないでもない(笑)。
焔:ただ…焔が説得というのも、かなり不安要素だらけというか不安しかないというか…(ぁぁ
瑞池:まあ私も、絆持ってるくせに面識がなかったりするんですが(笑)。
小鳥@見学中:…外野が言うことではないかもだけど。瑞池さんもシーンに出てて隣で見張r…えーと、助言とかすると、エゴも引っ繰り返せて焔君的にはいいかもね!って思いました(笑)。
瑞池:おお!
焔:それはありかもなあ(笑)。
星牙:まぁこの状態で、不安がないというのは無いでしょうしな(’’
小鳥@見学中:まぁ…3人で茂みに隠れて実行犯を焔君にして、左右で色々話してるのも楽しそうと思わないでもないと…思っただけで…(笑)。
星牙:それは非常に思う。というかその方が、こっちの判定の機会g(略
●ミドル5 『エセ神様と少年』シーンプレイヤー:焔 登場難易度:任意
焔:よし、決めた。一つシーンを貰えますか? 夜になったら、焔はその少年に会いに行く。
GM:はい、どういう風に会いますか?
焔:少年の部屋の位置は判るでしょうか。一階でも二階でも窓さえあれば良いんだけど。
星牙:ふむ、私が解れば教えに行けますかね。
焔:佳人が寝静まる頃を待って、窓の外から話しかけるつもり。
GM:まあ、わかるとします。さすがに窓はありますよ(笑)。
焔:というか、星牙の話を聞いて、煮え切らない少年に腹を立ててやって来たという感じで。
星牙:ではこちらは、あんまり過激な事しないようについて来ていいでしょうか。
焔:二人でついてきて、フォローを入れてくれると助かる…かも(笑)。
瑞池:例によって、木陰から見守る作戦(笑)。
GM:では、三人とも登場ですね。
焔:クライマックスとエンディングも残ってるから、極力手短に抑えるとしましょうか。
星牙:ですのう。
小鳥@見学中:…つまり、瑞池さんは『巨●の星』のおねーちゃん役(違
星牙:星明子かって言おうと思ったけど、あえてやめたのに(笑)。
小鳥@見学中:い、言っちゃった! ごめんなさい(笑)。
星牙:いや、うん、別に問題はないです(笑)。
○佐久間家/深夜
焔:では、草木も眠る丑三つ時……蒼白い炎に包まれた五歳児が宙に浮かんで、窓の外から良に声をかける。
瑞池:!?
焔:「良……佐久間良よ…目醒めよ…」(←精一杯、威厳ある声を作っている)
GM/良:「う……んん……」焔の声に反応して、ややあって眠たげに目をこすりながら、ゆっくりと上体を起こします。
星牙:「(…焔くん、ちょっと派手じゃないかなっ…!)」とか下でジェスチャー。
焔:星牙のジェスチャーを華麗に無視しつつ(笑)「佐久間良よ……我は林の祠に住まう、神である…」
星牙:ジェスチャーなので通じるかは知らねぇ…というかスルーだとは思った(笑)。
瑞池:ハラハラしながら見守ってます(笑)。
GM/良:「え……う、うわ……!」ややあって意識がはっきりしてくると、驚いたように声をあげ、ベッドのうえで後ずさりします。
焔:「怯えるでない……今宵はお主に、別れを告げに参った…」あ、たぶんカーテンは掛かってると思うので、見えるのはカーテン越しの光だけかな。
GM/良:「え……え?」まあ当然というか、事態がさっぱり飲み込めず、目を白黒させています。
焔:(重々しく)「お主が時折、祠へ参りに来たのを見ていたでな……以前より、気に懸けてはおった。お主の祖母も、よく祠へ来ていたからのぉ」
GM/良:「あ……ほ、ほんとに神様なの……?」
焔:「信じられぬのも無理はない……だが、正真正銘あの祠には神が棲んでおったのじゃよ…(まぁ、その代理だけどな!)」
GM/良:「ほ、ほんとにいたんだ……神様が…。あの、でも、別れを告げに、って……?」
焔:「出来ればこの先も、ずっと見守ってやりたかった。だが…そうもゆかぬ事情が出来てのぉ…」
「お主は知らぬであろうが、あの祠は元々悪しき水神を封じるために建てられたもの。
儂は祠に宿り、その封印を護り続けるのが役目であった。
しかし、今の世にあって神への信仰は廃れ、儂も力の大半を喪いつつある。
このままでは遠からず封印も破れ、人の世に大いなる災いが解き放たれよう…。
…そうなる前に、儂は神として、最期の役目を果たさねばならぬ。
―――儂に残された最期の力を全て使い…災いの源たる水神を、討ち果たすのじゃ」
GM:良は、とても信じられないという顔で、窓の向こうを見つめています。
焔:「無論、そうなれば神である儂は消え去り、あの祠も…恐らくは形代さえ残るまい。神である儂はそれで良い。だが…心残りは佐久間良、お主の事じゃ」
GM/良:「え……?」
焔:「お主、辛いことがあって祠へ来ていたのじゃろう? 唯一の逃げ場を喪って…この先、どうする?」
GM/良:「どうって……そんなの、わかんないよ……」
焔:「さもあろうな……今は、それで良い。だが、考えることは止めるな。決して諦めるな。誰かに助けを求めても良い。理不尽な目に遭ったのなら存分に怒れ。己は生きるに値する者であると、そう信じ続けよ。これからお前に必要なのは、安全な隠れ家ではない。自ら挑み、打ち勝とうとする…勇気だと知れ」ごぉっ、と炎が一際赤く明るく燃え上がる。「…消えゆく前に、それだけは伝えておきたかった」少しトーンを落として。
GM/良:「なんでおにいちゃんも神様も、同じこと言うの……」
焔:(威厳ある声で)「……解らぬか?」
瑞池:「(……あなたの事が、心配だから…好きだから、ですよ)」
GM:良は口をつぐみます。それが答えでしょう。
焔:「忘れるな。お主は決して孤独ではない。我も、お主の周囲にいるだろう“誰か”も、お主を信じ…そして、愛おしく思うておる…。気弱に見えても『他者への優しさ』を喪わぬ…そんなお主が『本当の強さ』を心に持っておることを、信じているのだ…」
GM/良:「強さ……」
星牙:「……」ただその様子を、願うように見上げている。
焔:「真に強くあれ、佐久間良……優しさと立ち向かう勇気は、決して相反するものではない。…儂はこれより、水神の討伐に向かう。さらば…!」すうっと光が天へと昇っていく。
GM/良:「あっ!」慌てて窓辺に駆け寄り、カーテンと窓を開け、夜空を仰ぎますが……。
焔:そこには夜空を雑木林へと猛スピードで駆け抜ける光の玉が(笑)。
GM:では良は、しばしその光景をぼんやりと見つめています。
焔:「(あーっ、畜生。柄にもねえ説教しちまったい、こっぱずかしい!)」飛びながら毒づいている。
小鳥@見学中:(ニヤニヤ)
瑞池:「焔殿…」(クスッと笑って)
星牙:物陰で同じく光の行方をしばし見送ってますが。「……(あれ、置いて行かれた…?)」と思ってこっそりその場を離れましょう。
GM:では、絆チェックの後シーンを切りますが。
瑞池:絆は一杯なので、無しです
焔:ではまず、瑞池に絆チェック。三度目の正直!(ころころ)20、よっしゃあ! 絆/連帯感で。
GM:でもギリギリ……(笑)。
瑞池:ボーナスがあってもいいような気が…って、成功しましたか(安堵)。
焔:次に佐久間良へ。ボーナスあります?(笑)
GM:良へのチェックなら、+3して結構です。
焔:(ころころ)うっしゃ成功! 絆/庇護で取得。こっちはこれでOK。枠一杯。
星牙:では、焔くんへ絆チェックを(ころころ)19…OK、このままでいろと言う事だな。
GM:あ、クライマックス中でも、何か適当な機会があれば、一回だけ絆チェックの許可を出します。
瑞池:ふむ…私、『開発現場の祟り』にエゴがありますが。クライマックス突入時に、敵ボスへの絆に変えていいでしょうか?
焔:変更なら、今やっても良いんじゃないかな。
GM:ええ、変更は今できますよ?
瑞池:いえ、どうせなら対面した時にやろうかなと。
GM:なるほど。わかりました。
▼絆/エゴの変化
焔:瑞池へのエゴを絆/連帯感に変更。佐久間良に絆/庇護を取得。
■クライマックスフェイズ■
●クライマックス 『水神様と土地神様』シーンプレイヤー:全員 登場難易度:自動登場○池/深夜
GM:では、先ほどのシーンの直後としましょうか。君たちが例の池にたどり着くと、鳴津が待っていました。「よく来てくれたね。用意はいいかい?」
焔:「よぉ、こっちはいつでも良いぜ」
瑞池:「はい!」
星牙:「……うん、大丈夫」懐から、装飾のついた小刀のような物を取りだして。
焔:「…あー、それとな。あのガキには一発ガツーンと喝入れといた」
GM/鳴津:「なんだって、お節介な奴だねえ。……ありがとよ、どんな様子だったい?」
星牙:「まぁ、随分お優しい喝だったけどね?」くすくす笑いながら。
焔:「あれで何も変わらねぇ腰抜けなら、そのまま見捨てるところだが。…まぁ、脈はあった…かな?」そっぽ向いて。
瑞池:「大丈夫ですよ」笑って。
GM/鳴津:「そうかい、そうかい。……そんじゃわしも、ひとつ頑張らないとねえ」満足げな微笑みを浮かべながら頷いていた鳴津ですが、ほどなくして真剣な面持ちに変わります。
焔:「おうよ。腑抜けたガキに男の生き様散り様ってやつを見せてやれ!」
瑞池:「それに、鳴津さんが…『長い眠り』に就かれている間は、私も微力ながら見守らせて頂きます」
星牙:「…うん、彼は彼の一歩を踏み出せばいいさ。俺達は、俺達のするべき事を」
GM/鳴津:「やつを解放しても、しばらくの間はわしと封印で、少しは力を抑えこめると思うよ。でも、多分長くはもたないからねぇ。さっさとやっちまっておくれよ?」
焔:「任せな。前にも言ったが……俺様は、一流のプロだぜ?」(にやり)
星牙:「俺も時間はかけたくないからね。やるだけやるさ」頷いて。
GM/鳴津:「そんじゃ、いくよ?」そう言って、鳴津は祠の中に入ります。
瑞池:「お任せください…!」
鳴津が消えてほどなくすると、月光を受けて輝く水面が、急激にうねりはじめた。
そして池の中央から、不意に、爆音とともに巨大な水柱が上がった。
やがて、水柱が収まった時。そこに“それ”はいた。
不快な生臭さとともに水底から現れた“それ”の姿は、粘つくような瘴気を纏い、球状に犇めきあう無数の蛇。
白く淀んだ無数の目が、半魔たちを不気味に見つめている。
そこに、知性や理性の影などは欠片もなかった。
瑞池:「オロチ……やはり、私の同族……!」
焔:「へっ、せっかくお目覚めのところを悪いが…また眠って貰うぜ、今度は永遠にな!」不敵に笑う。
星牙:「……久しぶりだな、これを抜くのも」小刀を体の正面に、水平に構え。「俺は俺の大切なものの為に戦う。 …カミサマ、君は何のためにここに居る…?」
瑞池:「……いかなる経緯があったのかは存じません。ですが、あなたは確かに、かつて私と同等の地位に居たモノ…。守るべき土地を壊し、護るべき人々に仇を為す……それはとても悲しい事。禍津神と成り果てたあなたに、私がしてあげられる事……こんな事しか出来ないのが、残念です……」というところで、絆チェック(ころころ)25、成功です。祟りへのエゴを堕ちた水神への絆/憐憫に。
焔:おお、高い。
星牙:出目良いですのう。
焔:ちなみにこの水神って、齢どれくらいなんでしょうね?
GM:そこまではあまり考えていませんでしたり。なんとなく戦国時代ぐらいに封印されてそうなイメージしか。
焔:千年は越えてる、越えてない?
GM:まぁ、それぐらいは越えてるってことで。それなりに力のあるやつではあるので。
焔:なるほど。…さすがに焔より年上かぁ(笑)。
GM:では、戦闘のレギュレーション説明に入ります。
腐っても神ですから、本来は凄まじい力を持っているのですが、今は封印と鳴津によって、かなり抑えこまれています。ただし、鳴津自身も言及していたように、そう長くは持たないでしょう。
具体的に言うと、初期の段階では、パワーソースの大部分が封印されていますが、4ラウンド目のセットアップで、これらが全て解放されます。またこの時、鳴津も消滅してしまいます。
現状で効果を発揮しているパワーソースは《レルム:個体》、《世界律:破滅》2、《資産:空間展開》、《資産:反撃》、《資産:魔衝撃》です。
焔:それ、俺が封印修復した分は含まれてるんだよね?
GM:あれは、HAとアーツ数が減少しています。
焔:了解。
そして、4ラウンド目のセットアップで解放されるパワーソースは《世界律:超越者》1、《資産:強化(白兵)》5、《資産:守護》5、《資産:呪縛の檻》5([重圧][転倒][超毒][放心][捕縛]を付与)、《資産:閃撃》3、《資産:魔の魂》です。
GM:何か質問はありますか?
焔:《資産:魔衝撃》が嫌な予感ぷんぷんだね(笑)。
星牙:かなりアレですな。
焔:あと《世界律:破滅》2Lvってことは、《無限の法則》使えば自動的にダメージ+4d6追加出来るね。
GM:……ハッ!?(笑) おおこれやばいんじゃないですか?(ぁ
焔:正確には、水神の防御判定がファンブル扱いで、即座に4d6ダメージな(笑)。
星牙:ぁー、そうですな。
GM:うわー、それ完全に失念してた。うわー!
焔:まぁ、どのみち3ラウンド内に片付けないとコスト的にも厳しいし。
瑞池:4ターン目を回すと、多分負けますね…短期決戦でいきましょう。
GM:これでも、万が一4ターン目きても倍振りすれば辛うじて勝てるぐらいの調整ではあるんですけどね。
星牙:がんがん全力で叩くのが吉だわね。とりあえず《無限の法則》は魔獣化直後に入れればいいかしら。
焔:ボスが魔獣化したら《無限の法則》でどかーんと行きましょう。
GM:皆さんに[SA:堕ちた水神を滅ぼす]をどうぞ。では、戦闘を開始していいでしょうか?
一同:OK!
○現在のエンゲージ
【堕ちた水神】←距離10m→【星牙・瑞池・焔】
行動値:(15)星牙→(9)焔→堕ちた水神→(8)瑞池
▼ラウンド1
GM:セットアップ、こちらは《まつろわぬ伝説》を使用します。
焔:(きょとん)……何だっけ、それ?? HA《うつろわぬ伝説》のことかしら。
瑞池:分身するHAですね。
GM:混じってる(笑)。《うつろわぬ伝説》です。
焔:イレギュラーに《まつろわぬ魂》という、同じくセットアップのアーツがあるからややこしい(笑)。
GM:キャラシートには《うつろわぬ伝説》ってちゃんと書いてるのに(笑)。
焔:ともかく、こっちはセットアップなし。
星牙:セットアップアーツではないですが、オート《獣化》+《瞬間装着》を。
「……LEOーーーーーッ!!」
星牙は鞘に納まった小刀を真正面に構え──静かに、右の手で、引き抜いた。
…柄から放たれた光は長大な刃を形成し。
刹那の静寂と、水煙の中、
その身は金色の甲冑に身を覆われ、振り乱した髪の毛は燃え盛る紅の鬣となれば、
その下に覗かせる面は、猛る、獅子のものとなる。
GM:で、《うつろわぬ伝説》の効果で出現したスタンドアロンが《絶対先制》を使用します。マイナー《伝説のプロセス》《魔震》、PCのエンゲージに接近し、メジャーで《道化の笑み》を使用。対象は当然全員です。(ころころ)…ひ、低い! 《都市伝説》で振りなおします!(笑)
焔:あ、振り直すのね(笑)。
星牙:おおぅ。
GM:(ころころ)うーん、クリティカルはならず。達成値20の〈意志〉回避です。のたうつ蛇の塊が不気味に蠢き、二つに分かれる。そしてその片割れが、君たちの方に飛び込み、瘴気を撒き散らす。
焔:(ころころ)お、ちょうど20だ!
瑞池:(ころころ)ダメです。
星牙:クリティカルしないので回避できません。
GM:……焔の判定に《胡蝶の夢》を使用。
焔:ちっ(笑)。(ころころ)14じゃ無理だな。振り直しまで使われちゃ仕方ない。くらっとく(笑)。
GM:よしよし。それでは4ラウンドの間、[防御判定]Crt値に+1してください。
瑞池:防御クリティカルがなくなりました。
焔:「…ふん。堕ちたりとはいえ、さすがに神か。ロートルでも侮れねぇわけだ」ぺろりと唇を舐める。
瑞池:「ぐぅ、なんてマガツヒ――」苦しげに顔を歪めて。
星牙:「……んっ」何かに堪えてから。
GM:いいこと思いついた。《悪の華》で《うつろわぬ伝説》の使用回数を復活させれば(略
焔:うん、それはいいアイデアだね!(瞳を輝かせて)
小鳥@見学中:あったまいぃー…(笑)。
GM:……範囲攻撃に《無限の法則》乗せられるだけで、てめぇの世界律で12d6点ダメージ食らうとか残念すぎるからやらないよ!(笑)
鎌仙人@見学中:瑞池は相性いいかもね。《吹き散らすもの:雷》で両方にダメージいける。
焔:いや、エンゲージ分かれてるからそれは無理。本体も来てくれるなら大歓迎するけどさ(笑)。
GM:うむ、近付かないと《道化の笑み》と《不協和音》しか使えないぞ!(笑)
鎌仙人@見学中:分かれてるか。それなら《怒りの日》で一網打尽。
焔:今それやると、もったいなさ過ぎるんだ(笑)。
○現在のエンゲージ
【水神A】←距離10m→【水神B・星牙・瑞池・焔】
行動値:(15)星牙→(9)焔→堕ちた水神A・B→(8)瑞池
>星牙
星牙:あ、寄ってきてるのか。ならば分身殴るしか無さそう。マイナー《ハンティングスタイル》、メジャーは分身に一太刀、で(ころころ)ぶっは、出目3。達成値18。
GM:大丈夫、〈運動〉回避はすごい低い(笑)。
星牙:まぁここはこのままで(笑)。
GM:(ころころ)4とか何この残念な出目……ともあれ、食らいました。ダメージどうぞ。
星牙:「…っはぁ!」裂帛の気合と共に光の刃が閃き(ころころ)28点〈光〉ダメージ。
GM:……2点、残ったね(笑)。
星牙:残り2点て(笑)。
GM:星牙の一太刀を受けた蛇の群れは、もがき苦しみ、肉片を飛び散らせますが、まだまだ健在です。
星牙:「……っ…浅い…!」手応えがイマイチなのを感じて「焔くん…!」
小鳥@見学中:勿体ないって言った直後に、FP残2点って…(笑)。
GM:OPとミドルであんなに出目がいいから、こういうことになるんだよ(ぁ
星牙:いや、なるとは思った(笑)。
GM:……さすがに一発で魔獣化すると思ってたんだけどナー……(笑)。
>焔
焔:ふむ…節約モードで行くかな。マイナーで飛行状態に。メジャーで《カテゴリー:ファイア》。対象は分身に。(ころころ)達成値22。軽く指を弾いて、2mほどの火焔球を生み出し、水神に叩きつける!
GM:うーん……出目が悪ければ、一応回避の目はあるんだよなぁ。本体が《胡蝶の夢》を使用します。
焔:(ころころ)うん、少し落ちたね。達成値21。
GM:でも全然意味無い(笑)。(ころころ)達成値15、どうも目が悪いなぁ。ダメージどうぞ。
焔:「――へっ。俺様の炎は、ちぃっと熱いぜぇ!」(ころころ)25点〈炎〉ダメージをプレゼントだ!
GM:それはもう余裕で魔獣化します。焔の放った業火にまかれた水神は、苦悶の叫びをほとばしらせ、赤くぎらついた怒りの眼差しを君達にぶつけます。
>堕ちた水神
GM:次は行動値9のボス2体の行動ですが、最初のイニシアチブで使い忘れてた《資産:空間展開》を宣言しておきます。うーん……このタイミングで《不協和音》は効果が薄いな。まず本体の行動。マイナーで《伝説のプロセス》《砕く爪》、PCのエンゲージに接近し、そしてメジャーで、AGP1点を使用した《グレイトフルデッド》を乗せて攻撃します。
焔:毒の爪か。じわじわ効いてくるのが厄介だね。
瑞池:ううむ…《ヴォイド》と《勝利への賛歌》使用タイミングは、いつがいいでしょうか?
焔:まだ待って欲しい。まず俺がどっちか庇って全員のダメージを上げるから。
GM:通しますか?
焔:通すよ。
GM:(ころころ…出目は3)……。
星牙:(トオイメ)
焔:振り直すかい?(優しい笑顔)
GM:と、《都市伝説》を使用します……(ころころ)達成値24……クリティカルしようぜ、そこは。
焔:俺はクリティカルしないから回避不能だな。
瑞池:回避できません。
星牙:〈運動〉なら可能性はあるか…(ころころ)達成値25。
瑞池:おお!
焔:見事!(笑) 俺は《俊敏なる盾》で瑞池をカバーリング。
GM:……うー…………このまま通しましょう。
星牙:では、くるりと身を転じて毒牙から避け、太刀を構えなおしましょう。
GM:ダメージ出します。(ころころ)25点〈魔〉属性ダメージ。
焔:倍の50点ダメージ貰って魔獣化だな。「…へっ。どーしたどーした、まだまだ温いぜぇ、カミサマよぉッ!?」魔の力のエゴを固定、HA《復讐の爪》を使用。炎が毒牙を押し返し、その勢いのまま水神本体を焼き焦がす! 通すなら50点そのままお返しな。
GM:うーん……それはちょっと痛いから、《ヴォイド》を試みますよ。(ふと何かに気が付く)……あ。《超魔の命》…。
星牙:宣言ないなーとは思ってた(’’
焔:…さすがに可哀想だから、それは宣言したことにしていいよ(笑)。
星牙:いくらなんでもね(笑)。
瑞池:まあ……ですね(朗らか)。
GM:……えっと、HA《超魔の命》使用します。AGPの点数は秘匿ですが、そこそこ高めです。 orz
焔:さて、《ヴォイド》返しするかい?
瑞池:やりますか?
焔:えーと、このアーツ構成だと敵はレジェンド/デーモンか。復活系HAはなさそうかな。ファンブル/クリティカル系はありそうだけど。
GM:ええ、ブラッド以外のHAは持っていません。
瑞池:…ああ、レジェンドなら《無限の法則》を《スーパーアクション》とか、ありそうですね。
焔:あー、それがあるかもなぁ。《ヴォイド》は一発こっきりだから、ここは通して良いかも。
瑞池:分かりました。
星牙:ふむ。まぁ食らって何ぼなHA構成ではある気がしますのう。
焔:女性と瑞池の絆を固定。瑞池に愛を2点渡す。《ヴォイド》は通していいや。AGPはとっといて。また使う機会があるかもだし。
星牙:宇水さんへの絆を固定。AGP1を宇水さんに。
焔:で、オート《虹色の空間》。味方全員のダメージ+2d6、〈炎〉属性に!「おらおらおらぁ! こっちもマジで行くぜぇ!!」焔から真紅の炎が伸びて、星牙と瑞池の身体を包み込む。
GM:ふむ、わかりました。では、焔の炎に侵された部位を切り捨てることで、水神は炎から逃れます。で、引き続き今度は分身の行動。マイナーで《砕く爪》を使用し、メジャーで攻撃。対象は……さっき回避された星牙で。
星牙:「……っ!」炎に包まれ輝く甲冑。そして構えなおして。
GM:(ころころ)また出目3って…どういうことなの……?
星牙:私が聞きたい(笑)。
小鳥@見学中:謎の怨念が憑いている…(笑)。
GM:えっと、ちょっと待って……AGP1点使って振りなおします(ころころ)そしてまたもクリティカルしない。泣いていいですか。達成値24。
星牙:危ない、とはいえ当たりそうな気はしますが(ころころ)23、惜しかった(笑)。
GM:いやっほう!(笑)
焔:惜しいね。…振り直す?(笑)
GM:《予言》とか言っちゃうと泣くよ?(ぁ
瑞池:では、《予言》を使用(一同笑)。「言霊よ、幸はえ!」
星牙:泣かせる気満々だ(笑)。
GM:いいんだよ、期待値なら回避失敗なんだから。
星牙:では霊力をその身に感じながら(ころころ)22、下がった。残念。
焔:うむ、残念。
GM:いやっほう!!
焔:星牙の絆を固定。愛を1点。使い道は任せた(笑)。
GM:どういうことなの……。
焔:君は振り直しても良いし、HAに回しても良い(←某『世●樹の迷宮』風に
GM:ねえねえ、なんでみんなこんなにドSなん?
星牙:預かっておきます。でも今は食らっていい気がします(笑)。
GM:だ、ダメージ出していい……です、かね?
焔:いいよー(笑)。
星牙:ということでどうぞっ!
GM:ダメージが通れば[猛毒]付与!(ころころ)12点〈斬〉属性ダメージ。なんだかひどく残念だ……。
星牙:えっと…あれ…?(笑)
GM:何が残念って、毒ダメージがどれだけ高くても落ちないとか……。
瑞池:防護点で半減しますね…。
星牙:〈耐性〉と防御点で7引いて、5ダメージ+猛毒、で合ってるかしら。
GM:……5点しか、通らないんだネ。ぶっちゃけ、〈耐性〉あるのは知ってたけど、防具全然見てなかったんだ。こ、行動終了!
星牙:まあ、それで受けておきまする(笑)。
焔:予想を遙かに下回って、しょっぱいダメージだった…(ぁ
小鳥@見学中:うーむ…(笑)。
焔:そんでもってもう一つ、GMに悪いお知らせがあるんだ。次のイニシアティブで《怒りの日》使うから。皆さん焔に愛を宜しく!
星牙:任せとけ(’’
GM:……レ、レジェンドなめんなよう!?
星牙:しかし何というか。期せずして《烈火炎装》状態(ダマレ
●現在のエンゲージ
【水神A・水神B・星牙・瑞池・焔】
行動値:(15)星牙→(9)焔→堕ちた水神A・B→(8)瑞池
>瑞池
焔:HA《怒りの日》使います。愛をプリーズ。
瑞池:「この力の流れ――今です、焔殿!」焔、鳴津、水神の絆を固定し、愛を3点渡します。
星牙:「……うん、封印で随分弱まってる。そこだ…!」鳴津、初期絆、双子をAGP3点に。焔くんに渡します。
焔:水神への絆を固定、瑞池に愛を1点。更に水神の絆を消去、合計8点消費してHA《怒りの日》!
GM:どうぞ。どうにもなりません。
焔:《闘争本能》《虹色の空間》分も追加で(ざらららーっ)む、ちょっと低いか。60点〈魔〉属性ダメージ。これが本体と分身両方に。
GM:……この前AGP3点の《伝説の証明》で58出した僕ならしのげる……ああしのげるさ! 僕はこんなところでは負けないぞ! というわけで、AGP3点を使用し、HA《伝説の証明》!
焔:(間髪入れずに)瑞池、《ヴォイド》頼むわ。
GM:(←聞いてない)南無三!(ざららーっ)41点!
星牙:まさに南無三(トオイメ)。
GM:よ、よしよしよし。いける。まだいけるぞ! 通ったのは合計で20点…あ、《ヴォイド》ね? ああ、《ヴォイド》……。
焔:計算、それで合ってるの? あと、こっちの《ヴォイド》宣言が早かったからね(笑)。
GM:前半の出目しか見てなかったのぜ……そうか、《ヴォイド》か……。
瑞池:では、AGP4点でHA《ヴォイド》を使用します。「神気、昇華!」突如吹き荒れた突風が、守護の力を吹き払います。
GM:あ、《悪の華》で《ヴォイド》を復活させて、AGP5点でその《ヴォイド》を打ち消します!
焔:それはどうしようもないな、通す。で、結局そっちの合計ダメージは38点かな?
GM:はい、38点通ります。
焔:了解。では瑞池、行動をどうぞ(笑)。
GM:……AGPが、あと1点だよ……。
小鳥@見学中:その最後の1点は……振り直しに、消える(ヤメ
星牙:まぁ宇水さんの行動で消せることを期待する(’’
小鳥@見学中:あれ割と本気!?(笑)
瑞池:はい、マイナーで《アラミタマ》を使用です。「きたれ…東海の嵐よ…」俄かに空が掻き曇り、雷鳴と共に稲光がチラチラと池を照らす。《吹き散らすもの》で範囲攻撃。本体と分身を狙います。(ころころ)達成値19。
GM:いや、振るだけ振らせてね? うん(ころころころ)出目が10、でも達成値16。もうやだこのダイス……えっと、両方当たりました。ダメージ、どうぞ……。
瑞池:「龍雷、霹靂火!」轟音と共に赤い稲妻が水神を直撃!(ころころ)合計30点の〈炎〉ダメージを、2体に。
GM:60点食らっちゃいます。稲妻の直撃を受けた蛇の群れは、苦しげにのたうちまわります。
星牙:さて、どう出るか。
GM:クリンナップ、星牙は2d6点の実ダメージを。
星牙:食らいまする。(ころころ)6点。
GM:《伝説の証明》に《ヴォイド》とかおにちくすぎるお……。
小鳥@見学中:GMが折れてる…(笑)。その気持ちよく判って困る、ダイス的な意味で。
焔:もう一発《ヴォイド》が来るとは思わなかったからなぁ、AGP総計的に。しかも1点残ってるのが厄介だ。
星牙:ですのう。
GM:正直、《ヴォイド》返しはひどい下策だった気がする…。
○現在のエンゲージ
【水神A・水神B・星牙・瑞池・焔】
行動値:(15)星牙→(9)焔→堕ちた水神A・B→(8)瑞池
▼ラウンド2
GM:セットアップ。本体が《絶対先制》、分身は《伝説の一幕》を使用します。マイナーで《魔震》、メジャーで《不協和音》を全員に(ころころ)……《胡蝶の夢》使います(ころころ)よーし、やっとクリティカル!
瑞池:抵抗できません。
星牙:抵抗不能です。
焔:それ喰らうと重圧かけられるなぁ…(少し考えて)…星牙を《俊敏なる盾》でカバーリング。その特殊効果、俺が二人分引き受ける!
星牙:おおう、ありがとうございます。
瑞池:私の行動値が遅いので、《繁栄の地》は間に合いませんしね。
GM:では、焔と瑞池に[重圧/放心]を与えます。
>星牙
焔:絡みつく蛇どもを炎の壁で食い止めつつ。「おら、今のうちに…とっとと決めちまえ、星牙!」鳴津と佐久間の絆固定、星牙に愛を2点。これで絆は全部固定した。
瑞池:「動きが鈍ってきている――今なら!」初期、星牙、良の絆固定、愛3点を星牙に渡します。
星牙:「…ああ。やってみる…!」ということで、マイナー《ハンティングスタイル》、メジャー《吹き散らすもの》を水神ズに。命中判定前に、残るエゴ2つ固定してAGP2に。貰った分1含め合計8点分のHA《無限の法則》を使用します。
GM:はい、どうぞ。……何が残念ってさぁ。AGPがもう1点しかないから、《死に至る病》だと《勝利への賛歌》で返されるし、《スーパーアクション》だと分身は食らっちゃうんだよナー……。
星牙:ファンブルしないでくれっ!「白輝閃光──Shining Plasma…ッ!!」(ころころ)達成値24!
GM:……通し、ます。回避は…(ころころころ)
焔:防御判定は自動ファンブルですな。
GM:あ、そうでした。本体のみ、HA《スーパーアクション》を使用します。《世界律:破滅》のダメージは(ころころ)13点。
星牙:(どざらららーっ)98点〈炎〉ダメージ!
GM:生きてる! 超かろうじて!
星牙:太刀の軌跡が無数の炎の刃となって踊りかかるも、僅かに浅く。
GM:星牙の必殺の太刀を受けながらも、水神は辛うじて原型をとどめています。
焔:各自、渡せる愛は残ってるかな。俺は無し。
星牙:有りませぬな。
瑞池:もう無いです。
焔:すると、復活HAは絆を消さないと使えないか。むう、《怒りの日》でダメージ振るわなかったのが悔やまれる。
>焔
焔:俺は待機。BS回復しないと当てられそうにない。
>堕ちた水神
GM:まず本体が星牙を攻撃。(ころころ)達成値22……回避どうぞ。
星牙:防御〈運動〉にて(ころころ)ぶは、20(笑)。
GM:よしよしよし!
瑞池:むう…[重圧]なので《予言》が使えない…!
GM:ダメージが通れば[猛毒]付与!(ころころ)6ゾロとか…こういう目は判定で出るべきだと思うな。19点の〈斬〉ダメージです。
星牙:不完全な斬り込みで体勢が崩れ、一撃を受ける。
GM:群れから飛び出した蛇が、次々と噛み付きます。
焔:……魔獣化するね。んで、BS回復で毒も消えるね(ぁ
GM:orz ……そして、分身の攻撃。(いっころ)対象は瑞池で(ころころ)達成値22。
瑞池:回避できません…。
GM:(ころころ)17点〈斬〉属性ダメージ、通れば[猛毒]付与。
瑞池:ダメージを受けて[猛毒]にかかりました。残りFP5点。
GM:……あ、そういえば瑞池は魔獣化してなかったか。
星牙:皆で、変にFPが高めという(’’
焔:いつもなら焼け石に水程度のFPなんだけどね…(笑)。
GM:やっぱり毒は難しいお……。
焔:さて、どうする? 瑞池が攻撃するなら、《世界霊魂》でBS回復させるけど。もう一押しみたいだし、これ以上長引かせたくない。
星牙:ですな。
瑞池:いえ、それなら《勝利への賛歌》を自分に使った方がいいような気もします。
焔:…………あー、そうね。もう向こうはAGP残ってないんだ(笑)。
星牙:ええ、さくっとお祓いお願いします(’’
焔:ファンブルダメージだけで、下手すりゃ沈むな(笑)。
GM:一番気にしてたことを……!(笑)
小鳥@見学中:結局、誰もファンブルしてないのがな…(笑)。
星牙:《死に至る病》が来るかと思ったのに(笑)。
GM:調子こいた《ヴォイド》のせいで、《死に至る病》を撃つAGPはお亡くなりになりました(ぁ
>瑞池
瑞池:《アラミタマ》は継続中なので、マイナーはありません。
焔:待った、マイナーで[重圧]解除しないと(笑)。
GM:パンチですか? パンチですか? 多分パンチでも沈みますよ(ぁ
瑞池:おお、そうでした(汗)。マイナーで[重圧]を解除します。
焔:巫女のお祓い必殺ぱーんち!(違
星牙:ここは、お祓い爆弾パンチで(何
焔:悪 霊 撲 殺 !
瑞池:改めて…メジャーで《吹き散らすもの》で攻撃です。(ころころ)出目4、達成値11…?
焔:これは…HAしか…!(笑)
瑞池:初期エゴを固定して、HA《勝利への賛歌》を発動します。
GM:《勝利への賛歌》を使わないでいると、GMの好感度が大幅アップしますよ(ぁ
星牙:別にアップしなくても(ぉ
焔:うん、フラグは既に手遅れだ(ぁぁ
GM:……さて、自爆ダメージでも計算するか。(ころころ)…13点…。
瑞池:(ころころ)36点〈炎〉ダメージです。
GM:……ありのまま、今起こったことを話す許可をください。
焔:うむ、許可(何
星牙:どうぞ。
GM:《世界律:破滅》でぴったり死にました(一同爆笑)。
焔:やっぱりか!(笑)
瑞池:なんと…(黙)。
小鳥@見学中:御祓い爆弾パンチアリだったな(マテ
GM:……いい鬱シナリオでした。
焔:GMにとっての鬱シナリオですかな(ぁ
星牙:GMが鬱になってどうするんだ(笑)。
小鳥@見学中:判る、判るぞぉー!!(笑)←第91話で同じ経験をしたGM
GM:雷に撃たれた水神は、この世のものとは思えぬようなおぞましい悲鳴をあげ、ぼろぼろと溶け崩れていきます。塵一つ残さず、この世から消え去りました。
星牙:予言は果たされた…!
焔:言った通り。俺の占いは、当たる(何
GM:麻那さんなんてベノクラッシュ食らって死んじゃえばいいんだ(マテ
焔:大丈夫。まだ《世界霊魂》残ってるし(ぁー
瑞池:《アドベント》も使いませんでしたね。
星牙:色々手数は残ってますな。消す絆には迷いますが。
GM:……とまれ、戦闘終了です。ああしょっぱい。
* * *
GM:では、人間性回復をどうぞ。
焔:残り絆5つで人間性マイナス7。普通に振ります。(ころころ)うむ、15で生還。これで堕ちてたら鳴津にも合わす顔がないからな(笑)。
星牙:絆5、人間性マイナス5(ころころ)OK、帰還いたしました。
瑞池:ぴったり0なので、判定の必要はないです。
GM:はい、全員生還おめでとうございます。うん、超悔しい。
* * *
GM:うーんと……エンディングは共通でいいのかしら?
焔:こっちはそれでいいと思うよ。
星牙:共通で纏められるなら良いんじゃないかしら。あとは他の方の好みで。
瑞池:そうですね…よろしければ、少し良との接触が(今さら)欲しいのですが。
焔:んー…鳴津を見送るのと、佐久間少年の帰趨を見守るのと、新しい祠が出来るのを見たいかも。
GM:んー、じゃあ、とりあえず事後をED1として、予定通り、良の件と祠の件もやりましょうか。
焔:うん、それが良い。
星牙:ですのう。
■エンディングフェイズ■
●エンディング1 『大団円と腹の虫』シーンプレイヤー:全員○池/深夜
GM/鳴津:「やれやれ、終わったね。大したもんだよ」すっかり薄らいだ鳴津が現れ、君達にそう声をかけます。
焔:「ばっちりだぜ。言ったろ、俺様は超☆一流のプロだぜ、ってな!」グッと拳を突き出してサムズアップ。
瑞池:「(……お眠りください。次は良き縁を生きられるよう)」水神に祈りを。
星牙:「俺はまだまだだけどね。 …やっぱり詰めが甘いや」刀を小さな鞘に納め、苦笑して。
GM/鳴津:「ああ、ほんとにありがとな。恩にきるよ」
星牙:「たまたまやらなきゃいけない事だった、だけだよ。…うん」
焔:「…んで。水神は地獄の底に送り返したわけだが。お前の方は、これからどーするよ?」
GM/鳴津:「そうさねぇ……さっきので随分力も使っちまったし、今住んでる祠も壊されちまうだろうし、じきに消えるんじゃないかの」
焔:「一応この祠、別のところに移転できるように、瑞池の姉ちゃんがナシ付けてるらしいけど?」
GM/鳴津:「なんだって? ……化物退治の手伝いだけじゃなくて、わしなんかのためにそこまでしてくれるのかい。すまんねぇ……」
瑞池:「礼には及びませんよ、鳴津殿。私は必要だと思う事をしたまでですから」ふっと、微笑んで。
星牙:「知り合えたのにさ、すぐ消えちゃうなんて、嫌だしね」にぱっと笑いながら。
GM/鳴津:「……まあでも、祠だけ残ったところで、信仰が得られるわけでもねえしなあ。……何だか、申し訳ないね」
星牙:「これから人が沢山住むみたいだし、それは解らないよ」
瑞池:「……神と人との関係は、一方的なものではありません。祀る人間がいて、幸を与える神がいる、それが我々の在り方の基本です」
焔:「少なくとも…一人は信じてくれるニンゲンが、いることだしな」にやり、と笑んで。
星牙:「そういえば、そっか。あはは…♪」
GM/鳴津:「だと、いいけどねぇ……。ああ。また次も、お前さんらに会うことができたとしたら、嬉しいねぇ……」
焔:うん、今にして考えると。佐久間少年に会いに行ったのは、とても正解だったような気がしてきた(笑)。
GM:うん、僕もちょっとティンときたんだ。
焔:「まぁ、暫しの別れだ。何しろお前は俺様の舎弟だからな。休んで鋭気養ったら、またしっかり土地神務めやがれ!」
GM/鳴津:「はいはい、もう舎弟でいいよ。でっかい借り作っちまったしなぁ」苦笑を漏らしながら、そう答えます。
瑞池:「私はまだ修行中の若輩者、この地の管理、あなたでなければ難しいでしょう。……ですから、お目覚めの時は、またお願いいたします」丁寧に一礼します。
星牙:「うん、それじゃそのうちに。この辺、きっとまた寄る事になるしさ?」
小鳥@見学中:きっとまた寄る…迷子的な意味でか(感動ぶち壊し
焔:大いに有り得るから困る(一同爆笑)。
小鳥@見学中:あぁっ!(笑)
GM:吹いた(笑)。
鎌仙人@見学中:ぐは。
星牙:困ったもんだな(’’
小鳥@見学中:誰も否定しないのが悲惨(笑)。
星牙:「それじゃ、俺たちはもう帰ろっか?」くるり、と雑木林の奥の方を向いてニコヤカに。
GM/鳴津:「……お前さん、帰り道はそっちじゃないよ?」呆れたようにそう言います。
星牙:「……えーと、あれ?」苦笑して、首を傾げて。
瑞池:「鳳くん…」(嘆息)
焔:「……マジボケだったのか」少し呆れて、笑う。鮫のような黒い笑みでなく、ニカッと陽気な笑顔で。
GM/鳴津:「やれやれ……。送ろうかい?」鳴津もそう言いながら、カラカラと笑います。
星牙:「あっははは、暗いから間違えたみたいだ。…お願いします」鳴津老人に深々と頭を下げて。
瑞池:と、そのタイミングで。瑞池から、グルグル、ギューという音が(笑)。
焔:「…………あー。姉ちゃん、報酬削られたんだっけ? バーガーくらいなら奢るぞー」
GM/鳴津:「よしよし。腹もすかせてるみたいだし、急ごうかね」
星牙:「…ご飯、食べる? この時間なら牛丼かハンバーガーかファミレスか…」
瑞池:「少し……力を…使いすぎたよう、です……」ふらっと。
GM:5歳児にハンバーガー奢られる巫女……切ねぇ……。
焔:こう見えて、資金は豊富だからな、実は。
星牙:うちは高校生の小遣いだしなそのまんま(’’
焔:…………最近の悪ガキは、結構カネ持ってるんだ(待て
小鳥@見学中:とうとう対象が大人から子供に!(笑)
焔:いやいやいや、善良な子供からは金巻き上げたりしませんよ? 成敗するのは悪党だけですよ?(笑)
星牙:何という収入源。
瑞池:「め、面目ありません…このところ、草の露と野草しか食べてなかったので」目を回しながらナルト目になってます。
星牙:「…んー、よしっ」その様子を見て、宇水さんに肩貸しましょう。「…急いで何か食べに行こうか。皆でハンバーガー?」
瑞池:「うぁぅ…はん、ばーがー……」うわ言を呟きながら、皆に支えられて、なおふらつくという感じで。
焔:「まー、それがいいんじゃね? 最近は24時間営業してるとこあるしな」
星牙:「OK。それじゃお爺さん、よろしく」にぱっと爺さんに声かけて。
GM/鳴津:「あいよ、ついておいで」
焔:そして。一見、家族のように見えなくもない四人は、雑木林を抜けて夜の街へ繰り出すのであった。まる。
星牙:随分歳の離れた親子兄弟。
小鳥@見学中:家族のように見えなくもないけど、財布出すのが一番小さい子。
星牙:うむ(笑)。星牙の小遣いは学食に消える(’’
焔:老人と若夫婦とその子供。しかし実は子供が一番年上とゆー(笑)。
瑞池:ポジションは勿論、ダメ姉ですね(何
星牙:え、爺さんと三姉弟じゃないのか(笑)。
GM:爺さんと三姉弟は新しすぎるよ!(笑)
●エンディング2 『土地神様と少年』シーンプレイヤー:瑞池○住宅地/祠の前
GM:さて、件の水神を討ってから、随分と時が流れました。今や雑木林はすっかり切り開かれ、たくさんの家が建てられつつあります。約束どおり、祠はその片隅にしっかりと残されたようですが。
瑞池:では、私が祠の前に佇んでいる、という情景でしょうか。
GM:祠の前には、缶ジュースが一本供えられています。
瑞池:それを見て、ふっと微笑みます。「(祀る人ある限り、神は不滅です……絆の中にこそ、私たちは永遠の命を得られる……そうでしたね、父様?)」
GM/鳴津:「おや、久しぶりだね」ふと、聞き覚えのある声が耳に入りますが、その姿は見えません。
瑞池:「…鳴津殿? もう、目覚められたのですか?」
GM/鳴津:「いやぁ、わしも驚いたんだけどね。あのがきんちょ、この祠に参りに来てなぁ。信仰も得られたみたいなのよ」そう言いながら、10センチくらいにまで縮んだ鳴津が、祠の陰から姿を見せます。
小鳥@見学中:手乗り神様(笑)。
GM:だいたいあってる。
瑞池:「ふふ、これは……良いお姿ですね。まだ小さいけれど、瑞々しい、新しく息づいた『直き心』が感じられます。人の心が支えてくれる限り、私たちは不滅…父の教えですが、やはり真でした」朗らかに笑います。
GM/鳴津:「そうだねえ。いやはや、まだまだ世の中捨てたもんじゃなかったね」こちらも、嬉しそうに頷きます。
焔:「ありゃりゃ、随分と可愛らしい格好になっちまったなぁ、おい?」ひょいっと祠の陰から俺様登場。
GM/鳴津:「おうおう、元気かい? お前さんのおかげで、なんとか生き延びれたみたいだよう。ありがとなぁ」
焔:「おう、恩に着ろ。でもまぁ、俺様が言った通りだったろ?」片目を瞑って笑う。
GM/鳴津:「お前さんは、その尊大な態度さえなければ、いい奴なんだがねぇ……」
焔:「何を言う。これはだな、俺様の内なる偉大さが態度にそこはかとなく滲み出てるだけだ!」(胸を張る)
小鳥@見学中:内なる…(笑)。
GM/鳴津:「いいよもう、わしが馬鹿だったよ」
焔:「何おぅ、俺様の舎弟が生意気だぞゴルァ!」小突く真似しつつ、あんまり怒ってはいない。
瑞池:笑いながら見守っています。こんな時だけ、姉っぽい顔で。
GM/鳴津:「へへっ、悪かったよもう」
瑞池:「ウフフッ、それでは鳴津殿、あなたと、あなたの氏子達に、幸多からんことを」一礼して、きびすを返します。
GM/鳴津:「ああ、ありがとなぁ。嬢ちゃんも達者でな」手を振ってそれを見送ります。
焔:ぎゃーぎゃー楽しげに言い争う五歳児と小さな土地神の住まう祠が画面から遠ざかってフェードアウト…かな。
GM:はい。それでは、『土地神様と少年』、これにて終了です。お疲れ様でしたー。
一同:お疲れ様でしたー!
Beast Bind New Testament
『土地神様と少年』
THE END
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