【2ND TRACK】 Cold as Ice 〜冷たいお前〜
――プレイレポを始めたら、なんとその翌日にアップデートパッチが配布された件。いや、これは予想外でした…(笑)
さっそく今回からパッチを当てて遊んでみます。ちょっと勿体ないけどクリアデータも破棄して最初からやり直し。チート嫌いだから極力使わないように気を付けたけど、無限訓練バグを筆頭にゲームバランス崩壊級のバグが複数あったせいで、一部の仲間とは訓練を避けてたし。想定されたバランスで遊んだとはとても言えない有様だったからなぁ(−−;) 戦闘中のナビも以前よりだいぶ改善されたらしいから少し楽しみ。
前回のED(OP)からシームレスに続く第2話、最初は深舟の悪夢。幼少期から自分だけ霊が視えて孤立し、オカルトを拒絶するようになったこと。しかし先月の事件で友人(?)が謎の自殺を遂げ…という内容。
普段のキッツイ物言いはこうした経験も理由の一つ、だったりはするんでしょうが。でも会ったばかりの他人を「変質者」呼ばわりはやっぱりないと思うのよ?(笑顔)←根に持ってる
事件翌日の放課後、支我くんにドナドナされて夕隙社へ…行く前に、深舟さんから再度頼まれて4階へ。一緒に幽霊見たことを認めたり、お礼を言ったりと少し気味悪いくらい素直になった模様。
ふ、ふんっ、別に、この程度で昨日の態度を許してなんかあげないんだからねっ!?(ツンデレムーブ) しかし立ち去り際に、再び少女の霊が「たおして……」と囁くのでした(何故か深舟には聞こえてない様子)
夕隙社で紹介されるのは、いかにも一癖ありそうな運転手の左戸井さん(裏仕事で服が汚れるからと白衣着用)。女ボスこと編集長の伏頼さん。頭でっかちの割に論理が破綻してる、変な発明が趣味の浅間くん(酷)
これに支我くんと、可愛い猫のシークロアと、新米バイトの龍介を入れてフルメンバーになるらしい。そして呼ばれてないのに何故かさらっと会話に混ざり込む深舟さん(笑)
深舟「どうせ、私も一緒に連れて行ってと言ったとしても、連れていく気なかったでしょ? だから下駄箱の所に隠れて、学校からずっと後をつけて来たの(ドヤァ」
……見事なまでの開き直りっぷりに編集長以外は唖然茫然。いや、堂々とのたまってるけど威張るところじゃないからねそれ(笑)
どうも、霊の視える現実と正面から向き合う決意をしたついでに余計な行動力まで身につけたらしい彼女。編集長の計らいで、バイト仮採用という名目のもとに表の…雑誌社の仕事を手伝うことになったのでした。
深舟「ちょっとっ!? 私はこんな事をするためにここに来た訳じゃ――」
伏頼「何か誤解してるようね。夕隙社は、オカルト専門の出版社よ。(中略)うちでバイトしたいと言ったからには、出版社としての仕事もキッチリやってもらうわ(キリッ)。東摩君、あなたもよ」
アッハイ。……て言うか、俺は昨日きっぱり断ったにもかかわらず強引に勧誘されたんですけどね。とんだブラック企業に連れ込まれた気分ですよ…(−−;)
深舟が校正作業を押し付けられてる間に、龍介と支我くんは夕隙社の下(雑居ビル1F)にあるコンビニ【4−B】(シのビー…某亀忍者繋がりのダジャレ?)で幽霊退治に使う備品の仕入れ。
しかし在庫の偏った店だなー。骨董品とかある割に、調味料なんかは置いてないし。せめて食塩くらい店で普通に売ってよ。幽霊退治の時に罠としてしか自由に買えないってどういうことなの(笑)
結局、何も買わないうちに「掲示板へ依頼が来た」とかで呼び出され、急遽中野区へ直行する二人。現場では既に浅間くんと当然のような顔で付いてきた深舟さん(笑)が待機中。
ここでしばし浅間くんから事件の状況説明と、幽霊に関する科学的(?)薀蓄話。まあ薀蓄の方は面倒だからレポでは省略するとして(ぁ
依頼人は公務員の男性。3日前から毎晩深夜2時ごろ、白い着物を着た女性の幽霊がベッドの横に現れ、しばらく依頼人を無言で凝視した後、煙のように消えるそうな。
この後は二手に分かれて、支我くんはマンション周辺の人に聞き込み、残り3人は直接依頼人から事情聴取と現場の調査。
現場で話を聞いたのち、浅間くん製作のEMF探知機が反応した怪しげな緑色のゲル状物体に対して【五感入力】をすることになります、が……これの正解が【味】って正直どーなのよ?
幽撃隊では話ごとに重要な場面で【五感入力】が要求され、正しい選択肢を選ぶと【第六感】が発動、事件の真相を垣間見ることができます。逆に言えば、間違えると「真相がよく分からないまま幽霊を退治して依頼終了」という、何ともスッキリしない話になってしまうわけで(苦笑)。幾らでもやり直しの利く一人用ゲームとは言え、出来ればライターの脳内当て(ノーヒント)クイズ!みたいな展開は勘弁してほしいなぁ(^ー^#)
まあ、こちとら2周目プレイで正解知ってますし? 不正解だとすんごい呆気なくてモヤモヤする話になると分かってるので、毒かもしれない怪しげなゲルでも素直に舐めますよ、えぇ(笑顔)
怪しいゲルを舐めた龍介は、依頼人と複数の女性が親しげに話す光景を幻視する。サイコメトリ能力って奴ですかね、作中でこれを発揮するのは龍介だけみたいですけど。
依頼人は幽霊が何者か気付いているが、他人に話したくはない様子。そこに現れた支我くんが「数日前からマンション近辺で女性たちが姿なき何者かに襲われる」事件の話を告げ、依頼人を問い詰める。
しぶしぶ話すことには、幽霊の正体は2週間前に事故死した婚約者。葬儀を済ませた夜に、「貴方が心配で戻ってきたの。貴方はあたしだけのもの。他の女には渡さない…ずっと、ずっとあたしだけを愛して…」と、依頼人に約束させたそうで。それからというもの、毎日のように依頼人が接した女性たちを片っ端から襲うようになったのだと。…まぁ、あの幻視を見た限りだと…ねぇ?(笑)
支我くんの説明によれば、幽霊を説得することは(基本的に)不可能。霊は「生前に抱いた想い」や「死の間際に閃いた記憶」に囚われ、ただそれだけのために行動する。生者のように理性や道徳などの雑念が入る余地もなく、ひたすら純粋に己の想い(エゴ)を叶えようとするのだ。…これだけ聞くと、まるで【魔獣の絆】のようだなあ(笑)。や、BBTの世界観って元から魔人ワールド(九龍・幽撃隊含む)と親和性高いけど(笑)
ともあれ、これ以上無実の女性が襲われるのを止めるためには、婚約者の幽霊を斃すしかない。依頼人を避難させ、龍介たちは午前2時の戦闘に備えて一旦編集部へ。
ここからコンビニや浅間くんの開発室を使えるようになりますが、まだ技能LV低いし素材もないので開発室は用無し(笑)。コンビニで非常時用の回復アイテムを全員分買って、忘れずに装備します。
パッチで訓練ムービーを飛ばせるようになったということだけど…こりゃ駄目だ。元々「ムービー前後のロード時間」も込みで邪魔なんだから、ムービー始まってからキャンセルしても意味ないわ。直すならムービー挿入自体をOFFできないと。最初の数回は物珍しいけど、成長システム上、何百回も訓練する必要があるのにいちいち余計なムービー見せる仕様を、今井監督は疑問に思わなかったのかなぁ?(−−;)
ブリーフィング画面で罠配置を決めたら戦闘に突入。罠には色々な種類があって目移りしますが、初回序盤で使えるのは所持金と技能LVの関係上、実質【EMF探知機】【食卓塩】のみです。十分に資金が貯まってからなら強制移動符と状態異常の罠コンボが使えて楽しいんですがね(笑)。まあ序盤は探知機と足止め用の塩だけで十分でしょう。
パッチ適用前はゴーストの出現場所はノーヒントで予測もヘッタクレもありませんでしたが、パッチ後は目撃地点として候補が数か所に絞られる仕様となりました。これは嬉しい変更ですね。
以前の仕様だとブリーフィング段階でどこに罠を設置するか、当てずっぽうで決めるしかなかったからなぁ。本編の敵は位置固定だけど「だからやり直せばいいや〜」ってゲーム的に何か違うもの(苦笑)
そして戦闘開始。まず二手に分かれ、龍介と浅間くんで雑魚2体を順番に集中攻撃して各個撃破。深舟さんは反対側に回ってメイン敵にダメージを与えつつ、囮となって二人の居る方へ誘き出す。
途中で龍介が雑魚に麻痺攻撃を受けたものの、こんなこともあろうかと装備しておいた【針】で素早く回復。まんまと誘い出された婚約者の幽霊を鉄パイプでタコ殴りにし、見事撃滅しました(笑)
この戦闘で龍介が3LVまで上がり、成長分は全て知力に振ってAP上昇。主人公はこれが出来るから強い。仲間たちは自動割り振りだから、かなりLV上げないと足遅くて使いづらいんですよね;
敗れても諦めない幽霊に対し、龍介の【第六感】が発動。これは…幽霊の記憶を引き出して、霊本人と共有してる? 剣風帖の高見沢さんみたいな《力》かな。
彼女が思い出したのは、生前の美しい記憶。自分よりも、愛する人に幸せであってほしいという願い。自分だけをずっと愛してという願いも本音なら、純粋に恋人の幸せを願ったこともまた本音。
本来なら説得不可能な幽霊も、かつての自分にとって“本当に大切だった願い”を思い出したことで自ら成仏できたのでした、と。最後に一言お礼を言って、彼女は消えていきました。
さて翌日。深舟さんは過去の自分の体験に重ねて、依頼人の動機をやたら美しく解釈してますが…無情にも支我くんが告げたのは「依頼人が婚約者の死後、複数の女性と交際していた」という残酷な現実(笑)
まあ潔癖な乙女にはショックでしょうなー。いくら生前の婚約者に「これからは自分自身のために生きて」と言われたからって、さすがに半月も経たないうちから女漁りってどーなのよ?(苦笑)
動揺を隠せない深舟さんに、いっそ清々しいほど割り切ったビジネスライクな姿勢の編集長が決め台詞。深舟さんもめでたく(?)正式にバイト採用されたところでED【黄昏ジュヴナイル】が流れ、第2話終了!
……後にふと、タイトルの真意に気付いた。今回の話は、「冷たい態度をとる深舟の心の奥を描く……と見せかけて、編集長は更に冷たい鋼鉄の女でした!」というオチだったのだな、と(ぉ
次の話を読む / 遠慮するわ
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