次回予告 〜桜井小蒔編〜
小蒔:オッス!今回はボクが予告をやるんだ。
醍醐:うむ、よろしくな桜井。
小蒔:あ、醍醐クン。…ねェ、気になってたんだけどさ。
醍醐:ん?
小蒔:醍醐クンや葵って何で地の文だと苗字で呼ばれてるんだろ?ボクや他の人たちはみんな名前なのに。
醍醐:ああ、その事か。…作者は『ゲーム本編に合わせた』からだと言っていたが。
小蒔:……どゆこと?
醍醐:ゲームでは地の文がなくて登場人物の台詞だけで進行する訳だが、台詞の頭にそれぞれ喋った人物の名前が入るんだ。ゲームでの雰囲気をなるべく損なわないために、小説内の呼び方もそれに合わせたらしい。
小蒔:へえ、そうなんだ。…(小声で)意外とモノ考えてたんだね、作者も。
醍醐:だがここだけの話、第壱話はかなり違和感があったそうだ。美里の所をついうっかり『葵』と書いてしまったとか。最初に書いた『異聞之四』では名前で呼んでいたから引きずってしまったんだろうな。
小蒔:あれ、そうだっけ?(読み返している)…今は苗字呼びになってるね。
醍醐:サイトに載せる時、修正したそうだ(笑)。最近では『美里』には慣れたものの、比良坂をどう呼ぶかでまた迷っているらしいな。
小蒔:『聖夜、まほろば』だと名前で呼んでるけど…?
醍醐:しかし彼女もゲーム内では苗字呼びだからな。作者のイメージでは『紗夜ちゃん』だったため、つい名前で書いてしまったとか。
小蒔:じゃあ、また修正するんだ?
醍醐:どうなんだろうな…美里の時同様、彼女も苗字で呼ぶのはかなり抵抗があるようだが。
小蒔:最初っからみんな名前で呼べばいいのにね。
醍醐:うーむ…しかし俺に関しては、むしろ名前で呼ぶ方が違和感があるそうだしな(苦笑)。
小蒔:そっか、醍醐クンってみんなから苗字で呼ばれるもんね…京一でさえ。
醍醐:俺を名前で呼ぶのは親父くらいだからな。…ところで桜井。
小蒔:ウン、なに?
醍醐:肝心の『予告』には何も触れてないが、良いのか?
小蒔:あ(←忘れていた)……あ、あはははは(汗)。
醍醐:……(溜息)。桜井、ほら…(ポケットから出した紙切れを手渡す)。
小蒔:エヘヘ、ありがと醍醐クン。…「東京を覆う異変はまたも石動たちを巻き込もうとしていた。杏子の情報を元に渋谷へ向かった五人を襲う鴉の群れと、それを見下ろす黒衣の少年…殺戮を繰り返す彼を止められるのか?そして彼を友人と呼ぶ『雨紋雷人』の目的とは?」
醍醐:外法帖発売までもう間がないが、『第四話を書き上げるまでは絶対やらない(涙)』そうだから見捨てずに待っててやってくれ。
小蒔:その前に別のゲームやってたんだからトーゼンだよね(笑)。じゃあ次回、【偽典・東京魔人學園 久遠刹那】第四話『鴉』!必ず見てねッ!
醍醐:まあ『予定は未定』とも言うからな。早く書けると良いが…(遠い目)。
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