Junk


ここでは管理人的にお薦めしかねるブツ独断と偏見で語ってます(笑)
但し、人様にはお薦めできなくとも私的には気に入ってるブツもあったり。
……ま、中には本当にどーしよーもない代物もありますが…ね(^ー^#)
我ながら毒のある発言が多いので、そういうのが嫌な人は見ちゃ駄目です(おい)

※ちなみに脳内価格とは、管理人が『この値段なら買ってやってもいい』と思う価格のこと。
非オススメ度は☆1つが最良(=まだしもマシ)で、★5つが最悪の評価になります。
紛らわしいので、お間違えなきよう…(笑)<確信犯だろお前



■ゲートキーパーズ
■ヘキサムーン・ガーディアンズ
■Remember11
■東京魔人學園外法帖血風録
■転生學園幻蒼録
■真・聖刻










■ゲートキーパーズ■

PSソフト/定価:6800円/脳内価格:2500円/非オススメ度:★★

 1969年の日本を舞台にした、超能力を持つ高校生たちが謎のインベーダーと戦うSLG&AVG。
 ある日、『疾風のゲート』能力者として覚醒した浮矢瞬(名前変更可)は、秘密部隊ゲートキーパーズの隊長として8人の美少女ゲートキーパーを率い、闘う事になる…どっかで見たような物語(笑)
 8人のヒロインそれぞれに恋愛イベントとEDが用意されているので、まるでギャルゲーのようですが……その実、戦闘SLGの難易度が
えらくハード

 一度に出撃できる人数は、主人公を含めて3人まで。出てくる敵は結構強い上に20体近く出ることもザラ。当然まともにやっても勝てないので、切り札のゲート能力を使うことになりますが。
 ゲート能力を使うには『ゲートを開く』必要があり、これが1シナリオにつき1回しか開けない。
 ゲートを維持できる時間にも制限があって、さらに技を使えば使うだけ残り時間が減っていく。
 残り時間をやりくりしつつ、補助系の技や集団攻撃を上手く使いこなさないと勝てませんです。

 また、成長するには敵を斃すだけでは駄目で、斃した後に残る結晶体を拾う必要があります。
 下手な位置で斃すと、結晶を拾う前に敵に横取りされたり、マップをクリアしてしまったり…。
 経験値稼ぎ用のフリー戦闘等は一切ないので、限られた経験値(結晶)は主人公とヒロインと残り1名に集中して割り振らなければいけません(でないとレベルが低くて戦闘に勝てなくなる)

 …とまあ、戦闘部分がこの手のゲームにしては異様に難しいのが最大の特徴。
 その一方で、ビジュアル演出はかなりショボい。戦闘の切り札になるゲート技使用時くらいは声やエフェクト入れて、もっと派手にしてくれても良かったのに…(−−;)

 学園ADVパートはヒロインたちのいる教室を行ったり来たりするだけ。他の一般生徒とも話せるけど、授業や体育祭など学園物につきもののイベントや日常生活の描写が殆どないのはかなり不満。
 恋愛イベントも相手が変わるだけで、基本的な展開は共通なので物足りないかも…。


 私は最初TV版のゲートキーパーズを観て、面白かったのでゲーム版にも手を出したんですが……感想としては正直、微妙。ヒロインたちが可愛かったから全員クリアはしたけど。
 レベル引継ぎとかもないので、毎回あの戦闘をこなすのは大変でした(^^;)
 絶対的に不利な戦況を、キリキリ頭使って逆転するのは楽しかったですけどね(笑)
 つーわけで、明るく楽しい学園ADVを期待する人には勧めません。
 逆に、難易度高い戦闘SLGが大好きな人はやる価値あるかも(笑)
■ヘキサムーン・ガーディアンズ■

PSソフト/定価:6800円/脳内価格:1500円/非オススメ度:★★☆

 今時珍しい熱血直情高校生轟堂大地が、異世界のプリンセスたちと伝説のガーディアン(巨大ロボ)に乗って邪悪な侵略者と戦うという、一見こっ恥ずかしいくらい王道のADV&SLG…もどき
 異世界から来たプリンセス6人&勝気で世話焼きの幼なじみと計7名もの個性的ヒロイン。そして学園物とくれば、当然ギャルゲー的展開を期待するところですが…この作品では大間違い。何しろ、
 ……
選択肢が、ぬゎい。いや冗談抜きで1個もないんですよ、選択肢(笑)
 ADV部分は完全に分岐なしの一本道。ヒロインごとの攻略なんてありゃしません。ていうか、攻略する要素自体が完全に、
本気で、これっぽっちもなかったりします。
 戦闘SLGもバランス温いし成長要素一切なし。ガーディアンは全部で6体あり、合体して最強形態になるんですが、合体そのものはイベント任せでプレイヤーの意志では選べません。

 もうはっきり言いましょう。このソフト……
ゲームじゃねぇよ!!(笑)
 なんつーか、巨大ロボット(+美少女)アニメ全10話を一気に観賞してる感じ?

 しかし「つまらなかったか?」と訊かれると管理人的には案外そうでもなかったりしたんですが(笑)
 キャラの立ち絵はバリエーション豊富でよく動くし、戦闘もロボットの技は格好いいムービー演出だし、学園物としてお約束の数々のイベントや日常生活の描写がバッチリでしたので。
 何よりツッコミどころ満載のシナリオ
色々な意味で爆笑もの(←B級娯楽大好き/笑)
 ……これで、プレイヤーがただ見てるだけでなければなあ(苦笑)
 ゲートキーパーズとこれを足して2で割ったら、程よく楽しいゲームになるような気がします(^^;)

 余談ですが…管理人はこの2つを遊んだ後、まともな学園ゲーがやりたくて魔人学園に手を出しました。結果的にはこれが大正解だったわけで、そういう意味ではゲートもヘキサムーンも買って良かったと思ってます(結構楽しめたし) ありがとう、愛すべき駄ゲーたち!!(爆笑)
■Remember11■

PS2ソフト/定価:8800円/脳内価格:2000円/非オススメ度:★★☆

 好評だったNever7、Ever17に続く、infinityシリーズ第3弾。
 期待に違わぬ高いクオリティとスリリングな展開で非常に面白かったんです…終盤までは
 最後に明かされる真相とED後のオチが、私にはどうも斬新過ぎて受けつけませんでした(^^;)
 考察サイトなどで謎(スタッフがやりたかっただろう事)については概ね理解できたんですが、これだと私はやってもいない事で登場人物に恨まれてるわけだし、真のループを抜け出す1番の方法はR11を売ってさっさと忘れてしまう事だったりするのですよね?<ミもフタもない

 手抜きとも尻切れトンボとも思いませんが、ユーザーの9割が作者の真意を理解できないようなソフトがエンタテイメントとして真っ当かというと……う〜む(^^;)
 根気脳内補完スキルに自信ある人、途中が良ければ終わり方に拘らない人はどうぞ。
■東京魔人學園外法帖血風録■

PS2ソフト/定価:9980円/脳内価格:2000円/非オススメ度:★★★

 …魔人ファンとしては、こんな所に正統なシリーズ続編を入れたくなかったんですが。(−−;)
 外法帖は、まだ不満があっても楽しめたんですけどね…リメイクでこの出来はあんまりでしょ。
 好きなキャラの扱い悪い上にゲームとしてもアレでは、もはやフォローする気にもなりませんわ。
 今更これに関しては語る気にもならないので、管理人的な総合評価はこちらをどうぞ。
 ★の数は期待裏切られ度です。……限定版予約なんてするんじゃなかった……(後悔)。
■転生學園幻蒼録■

PS2ソフト/定価:7140円/脳内価格:1500円/非オススメ度:★★★★

 特殊な『力』を持った高校生たちが人知れず怪異と戦う、学園伝奇ADV。ぶっちゃけ魔人学園のパクリだと思ってたんですが、実際に遊んでみたら誤解もいいとこでした、謝ります。

 だって
全然パクれてねぇもん。これをパクリというのは失礼でしょう、魔人学園に

 魔人学園最大の特徴だった感情入力システムを真似た参考にして作られたRESシステム
 剣風帖よりも一般受けすると思われる絵柄でデザインされた、魅力的な外見の登場人物たち。
 外法帖を連想させる、魅力的な二大勢力の対立によるドラマ構造(当然、後で和解する)
 EDではヒロインはもちろん、男性キャラとの個別EDもあり(←一部の女子的には最重要/笑)
 PS2の機能を活かした多彩なアニメーション、美しいエフェクトで演出される戦闘パート。

 ……などなど、広告や公式サイトでの謳い文句はこの上なく素晴らしいものでしたが。
 実際にどうだったかと言うと、二兎を追うものは一兎をも得ずというか…全てにおいて中途半端
 売れ線要素を欲張って詰め込んだ挙句、1つたりともモノに出来てませんでした

 入力回数少ない上に相手の反応も乏しくて、ほとんど無意味だったRESシステム。
 外見はともかく物語内での描写がお粗末で、ちっとも魅力を感じられなかった登場人物たち。
 和解の描写を省略され、感動もへったくれもなくいつの間にか仲間になっていた月詠勢力。
 途中経過は一切なしに、フラグと好感度を満たしただけで唐突に告白される個別ED。
 一部キャラの超強力な合体攻撃(しかも何度も使える)によってバランス大崩壊の戦闘パート。
 更には自動発動する敵味方無差別攻撃が激簡単な戦闘を妙な方向に深くしています。

 ……………………
責任者、ちょっと出て来いや?(^ー^#)q

 まあゲームとして最低限の体裁は整っているので、これ単体で見れば遊べない事はないです。
 登場人物の誰かに強い思い入れ(=萌え)が出来たなら、そこそこ楽しめると思われます。
 但し、転生ならでは!という美点は全くと言っていいほどないので、これを遊ぶ暇があるなら他の良作ゲームをやった方が
100万倍マシだと個人的には思います(爽笑)
■真・聖刻(ラ・ワース)■

SFCソフト/定価:9800円/脳内価格:−9000円/非オススメ度:★★★★★

 巨大ロボットファンタジーTRPGワースブレイド初のコンシューマ版。
 原作小説の聖刻1092とTRPG、どっちもファンだったので喜び勇んで買いましたさ。
 …手にとって見たら、パッケージのキャラデザがえらく安っぽくて不安を覚えましたが。
 それでも、ゲームは見た目より中身だ!と家に帰ってさっそくプレイしてみました。
 結果。
 グラフィックがショボい、操作性悪い、シナリオは強引かつ退屈極まりない。
 戦闘は生身バージョンと操兵(ロボット)バージョンの2種類あるけど、仲間と一緒に闘えるのは生身の時のみ。操兵搭乗時に選べる戦闘行動は『殴る』『蹴る』『防御』の3種類だけ。ジャンケンみたいなもので、しかも敵の行動はランダムなので戦略の立てようがない
 敵はかなり強くて、中ボスでもレベルが足りないと絶対勝てない(そのくせレベルは上がりにくい)
 更に言うなら、本来の世界観的には操兵の手足は構造上デリケートで、格闘戦などもっての外(普通は巨大な剣など、操兵専用の手持ち武器を使う)

 原作の世界観無視。シナリオ最低。キャラクターは描写不足でデザインも3流。
 管理人が今まで出会った中で、
最低最凶の駄ゲーでした。まさにキング・オブ・う●こ
 購入から10年経った今でも、これより酷いゲームには遭ったことがありません。
 当時のレベルからしても突出したヘボさを誇る作品でしたが、年月を経たことで磨きがかかったというか…相対的に、奈落の底を更に突き抜けた史上最低のゲームとなりました。

 ここまでくると
ある意味伝説的なので、未だに管理人の手元にあったりしますが(笑)
 いつの日か、これを超える駄ゲーが作られることはあるのか?!
 ……もしあっても絶対買わないでしょうけどね(−−#)


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