第42話
我ハ死ナズ

●今回予告●

ひとりぼっちだと思っていた。
こんな世界があったなんて知らなかった。
今からでも、そちらにいけますか?
それとも、戻ることはできますか………?

Beast Bind New Testament
『我ハ死ナズ』

汝、己の力と向き合わん。



オープニング ミドル クライマックス エンディング

■プレセッション■


GM(Nオレンヂ):今回のPC間絆は天→碧唯→美鳥→砕紀→法眼→天の順番で。後はいつも通り、絆判定無し。登場判定も、指定がない限りなしです。HAの変更などあれば、今の内にこちらにお願いします。
夜来ねこ:はーい。どうしよっかなぁ?
早坂ノヴユキ:募集時は「クリティカルやファンブル系があると良いかも」と言う話でしたが、これだけ人数いればHA変えなくても大丈夫っぽいですかね(笑)。
Cerva:私が変えるとしたら、せいぜい《魔法の国よ》を《並列思考》へくらいしか選択肢ないなぁ(汗)。そして今それをしてもあまり意味が無い…《治癒》Lv1のためだけというのは(泣)。
麻那:法眼もこれ以上変えようがないですね(笑)。
眠たい奴:私も特にないですね〜。
夜来ねこ:ぬー……。《真理のe》を、《マルチリカバリー》に。
早坂ノヴユキ:《万能なる一撃》よりも《電光石火》が良いという人、挙手。
麻那:あると便利かもですね。
眠たい奴:《電光石火》は一応持ってますよ。
早坂ノヴユキ:お、なら大丈夫かな。ではこっちは変更無しで。
GM:了解しました。では、PC間絆の順で、順次自己紹介をお願いします。


●PC1(定員1名) 推奨:特になし。

 公園で、ふと見かけた少女。何となく、彼女を眺めている君。
 と、彼女はおもむろにナイフを取り出し…。

 シナリオ絆:楠瀬 風くすのせ ふう (関係:任意)


吉野 天 よしの たかし―――  プレイヤー:眠たい奴
 【アーティファクト/アーティファクト】 年齢:18歳/性別:男/カヴァー:不良学生
「―――俺より速い奴なんていないんだよん!!」
 スピード狂の不良(?)学生。一日一回バイクに触らないと死んでしまう(らしい)。
 基本的には軽い性格だが、たまに黒い。自己中心的な善人というタイプか。
 魔物の世界に足を踏み入れたのはつい最近で、魔物の知識・常識には疎い。
 相棒たる大型バイクは拾い物を修理した。それが魔機化した理由は天にも判らない。
 俺に追いついてみろ、と言わんばかりに、今日も夕闇の世界を駆け抜ける。
 所持HA:《剣魂一擲》、《電光石火》、《ヴォイド》


●PC2(定員1〜2名) 
推奨:特になし。

 暮林グループ総帥にして『魔神グラシャラボラス』の娘、紫保からの依頼。
 強い力を備えた未覚醒の半魔が、行方不明になっているという。
 嫌な感じがする。早急な保護を求められた。

 シナリオ絆:暮林 紫保くればやし  しほ   (関係:友情など)


翠ヶ原 碧唯みどりがはら あおい 蒼碧乃珠ソウヘキノタマ  プレイヤー:早坂ノヴユキ
 【マジシャン/アーティファクト】 年齢:30歳(2000歳以上)/性別:女/カヴァー:養護教諭
「人って何百年経っても進歩が無いのよねぇ。だからこそ小さな“ゆらぎ”を見つけるのが面白いんだけどさ」
 都内の高校に 勤めるグータラ保険医。酒と煙草と怠惰な生活をこよなく愛する。
 その正体は、翡翠のような色合いと水晶のごとき透明度を併せ持つ、美しい宝玉の化身。
 かつては自然信仰の象徴として奉られた祭器だったらしく、当時の巫女の魂が封じられていた。
 しかし長い年月を経て記憶が摩耗したらしく、自分の真名や封じられた理由などは一切覚えていない。
 普段は魔力で自分の写し身たる『碧唯』と猫の『魂緒』を作り、社会に潜伏している。
 所持HA:《魔法の国よ》、《リセット》、《万能なる一撃》

赤羽 美鳥あかばね みとり 屍 看取吏かばね みとり    プレイヤー:夜来ねこ
 【フルメタル/イモータル】 年齢:外見16歳/性別:女/カヴァー:高校生
「あぁ〜、素敵なご主人様が欲しいなぁ……」
 白い髪を三つ編みにした、ちょっと野暮ったい感じの女子高生。その正体は中国から来た野良キョンシー。
 お人好しで友達想いだが、時折「ご主人様がほしいなぁ……」と漏らしては友人にどん引きされている。
 自我を得るまでには色々重い過去もあったようだが、基本的に過去は振り返らない主義。
 中国拳法と並外れて頑丈な肉体を武器とする……が、普段はいたって暢気に生活している。
 所持HA:《ブーストアップ》、《マルチリカバリー》、《永劫より》


●PC3(定員1〜2名) 推奨:特になし。

 知り合いのフリーライターから聞いた話。
 最近、デカイ事件を追っているらしい。
 そして彼からの連絡は、それっきりだった…。

 シナリオエゴ:今城 高明こんじょう たかあき (関係:任意)

琴月 砕紀ことづき さいき 虚偽の盾リューグ  プレイヤー:Cerva
 【マジシャン/マジシャン】 年齢:26歳/性別:男/カヴァー:自営業
「―――この“力”は護るためにある。もう誰も傷つけさせない…!」
 ある時は平凡な飯処『月見屋外伝』の店主、ある時は怪しげな気功治療師。
 その正体は、とある魔術機関の実験体。廃棄処分寸前のところを、研究員の温情により救われた。
 能力的には回復・防御系に特化しており、攻撃能力は一切持たない。
 外見は痩せぎすでボサボサ頭、時々無精髭あり。何故か常時サングラス着用なので怪しさ倍増。
 多分に天気屋だが、いい人。主に勢いで行動し、飄々としていたり急転落下に落ち込んだりと忙しい。
 所持HA:《魔法の国よ》、《リセット》、《ヴォイド》

鬼来 法眼 きらい ほうげん鬼法師  プレイヤー:麻那
 【イレギュラー/ビースト】 年齢:33歳/性別:男/カヴァー:法力僧
「この身に流るるは鬼の血…されど宿るは人の魂。仏の力を借りて魔性を討つ、人呼んで―――鬼法師」
 先祖返りで『鬼』の血脈に目醒めた流浪の法力僧。飄々としているように見えて、芯は熱い性格。
 身長2mを超す巨漢でボサボサ髪に無精髭、顔も身体も傷だらけ。僧衣と下駄履きが基本スタイル。
 鬼の血がもたらす忌まわしい食人衝動を堪えながら、人に仇なす魔物を調伏している。
 実のところ『法力僧』としては二流以下だが、鬼の能力と実戦で鍛えた戦闘技術により『退魔師』としては一流。
 昔、恋人を喰い殺しかけたトラウマから、自分と自分に流れる『鬼の血脈』を忌むべきものとして憎んでいる。
 所持HA:《歩く影法師》、《歩く影法師》、《獣の生命》


天:PC間絆は、碧唯センセーに信頼で取ります。
碧唯:PC間絆は美鳥に庇護。身体能力はともかく、精神的に守ってあげたいコかもしれぬて、おほほほほ。
美鳥:砕紀さんには信頼の絆で。お医者様ですから〜。
砕紀:絆は法眼さんに尊敬で。強い力を律している姿に(笑)。
法眼:吉野への絆は共感。スピード狂…俺も昔は色々と…(待てや
美鳥:法眼さん、貴方の昔に何が(笑)。
碧唯:昔はブイブイ言わしてたんだな(笑)。
砕紀:学生時代の生き様の片鱗がっ。
法眼:今でも軍用ジープでぶっ飛ばしますよ(笑)。
碧唯:むしろ軍用ジープ「を」ぶっ飛ばしそうだ。素手で。
美鳥:……ありえる。というか、普通に出来そうだ(笑)。
法眼:パワードスーツならぶっ飛ばしたさ(笑)。
GM:ちなみに、今回は久しぶりの魔神ッ娘モノ。今回は有名処でしょう。
美鳥:……有名どころ、なのかぁ。
GM:後、勘違いされる前に。PC3のシナリオエゴの名前、知り合いのフリーライターではないです。
砕紀:知り合いではない??
法眼:あ、そうなのか? てっきり行方不明の人物かと思った(笑)。
碧唯:知り合いのフリーライターは、名無しのまま行方不明になりそうだ(笑)。
砕紀:あぁ、なるほど。知り合いのライターと『今城高明』は違う人なのね。
GM:まあ、ここでぶっちゃけると、行方不明のままで終わっちゃうから…。
碧唯:そんなとこでしょうねぇ(笑)。
GM:戦闘で負ければ会えるよ!(マテ
碧唯:ヴァルハラで会ってもなぁ…。
天:それはヤですねぇ(笑)。
美鳥:……美鳥なら、《永劫より》で一時的に会えるっ! ……顔知らないけど(笑)。


 

■オープニングフェイズ■


●シーン1 『風の向くまま』  シーンプレイヤー:吉野天

○昼下がりの公園


GM:のどかな昼下がり、貴方は公園でノンビリしていました。
天:ネコのようにだらーっとしてます。「あー、春だねぇ」
GM:日々の時間の間隙か、人気のない公園。そんな公園に、フラッと現れた、一人の少女。ここらでは見かけない、黒セーラーの地味な制服姿。そして、纏った印象は、どことなく暗いものでした。
天:まぁ、微妙に気にしつつも、のんびりしてます。
GM:その少女は、力なく辺りを見回します。軽く見た程度なので、角度的に天の姿は入らなかったようです。すると、少女はおもむろにナイフを取り出し……自分の胸に突き立てました。声も無く崩れ落ちる少女。
天:「な!?」急いで駆け寄ります。
GM:倒れ、虚ろに空を見上げる瞳には―――生気が宿っていました。「…あ、人、いたんですね」
天:「あれ? ………えっと、大丈夫?」
GM/少女:「大丈夫みたいです…やっぱり。…よく解らないけど、この間から死ねないみたいです」
法眼:不死身の美少女かぁ。
GM/少女:「ところで、あなたは? 学生さんに見えますけど、この辺の人ですか?」
天:「ん、うん。俺、吉野天って言うの。よろしくねん」やっぱり魔物になっちゃったのかな?
GM/少女:「私、楠瀬 風です。天さん、ここで見たこと、秘密にしてもらえませんか?」
天:「えっと………いいけど」
GM/風:「『不死身の美少女』なんて、嬉しくない風評ですから」(←自分で言うのか
天:「あはは………あのさ。俺ひょっとしたら相談に乗れるかも知れないよん」
GM/風:「そうですか。でも、気が向いたら、ですね。それでは、これで失礼しますね」(ペコリ)
天:「あ。携帯の番号教えとくよん。気が向いたら連絡してねん」
GM/風:「はい。私の番号は…無作法ですが、気が向いたらで」そう言うと、風はその場を去って行きます。
天:「うん、待ってるからねん」
GM:それでは、ここらでシーンを切りましょうか。シナリオ絆:風と[SA:風の力になる]をどうぞ。
天:風ちゃんに絆/興味を取ります。

▼絆/エゴの変化
天:
楠瀬風に絆/興味を取得。



碧唯:しかし「死ねなくなったから」ってしょっちゅう死のうとしてるのだろうか、この子。辛い事でもあったんかいのぅ?
法眼:本当の不死身じゃなくて回数制限あったら、どうするんだろうな(苦笑)。
美鳥:夜に現れては死ねるかどうかを確かめるのか。……というか、死にたいのかぁ……とか、考えてみたり。



●シーン2 『魔族の少女は消えた』  シーンプレイヤー:翠ヶ原碧唯&赤羽美鳥

○暮林邸


GM:お二人は、暮林紫保(*)から、「頼みがある」という連絡を受け、彼女の邸宅へとやって来ました。

(*)暮林紫保 【デーモン/ビースト】
 魔神グラシャラボラスの娘。世界有数の財閥である暮林グループを、実質動かしている女性。
 以前は『悪魔としてのエゴ』に囚われ、自分と同じ境遇の魔物を闇に墜とす目的で動いていたが、碧唯ら半魔に諭され改心。
 最近では、顕界し、かつ常識の足りない『魔神の娘』達の保護に力を入れている。


碧唯:では出向きました。
美鳥:来ました〜。
碧唯:「お久し振りねぇ、暮林さん。すっかり元気になったみたいで善哉善哉」
GM/紫保:「こんにちは。本日は、わざわざ来ていただけて、恐縮です」お茶を入れながら。
美鳥:「あ、どうもです」(ぺこり)
GM/紫保:「あの時以来、サレナさんやペインさんと同じような境遇の子達の保護を進めているのですが、幸いなことに、そういう子はさほど見られませんわね」
碧唯:「まー、そうそうそんな子がアチコチにいちゃあ、魔界の管理体制を疑うしねぇ」
美鳥:「(ずず〜……)……そうなんですかぁ……。えっと、それで、頼みってなんなんですか?」
GM/紫保:「ただ、それでも絶対に無い、というわけではなくて…今回のお願いとは、それに関連してですの」
碧唯:「ふむ……では聞かせてもらおうかね」ずずずーと紅茶を啜って。
GM/紫保:「私共の調査で、潜在的に強い力を持った少女を発見したのです。高い確率で、魔神の血族である、と。ですが、接触を前にして、行方知れずになってしまいまして…その方の捜索と保護をお願いしたいのです」
美鳥:「ありゃ。それじゃ、人探しなんですね?」苦手だなぁ、とか考えつつ。
碧唯:「身元は分かっているのかい?」
GM/紫保:「彼女の名前は、楠瀬 風。××高校の二年生ですわ」写真を出して。
美鳥:「ぉー……この子が行方不明なんだ」
碧唯:「ふむ……ここまで情報がありながら、暮林グループが捕捉し損ねるとは、こりゃあ本人マジで逃げにかかってると思った方が良いか」
美鳥:「……どうしたんだろね? 家出か……拉致か」
GM/紫保:「暮林グループの力をもっても、捜査が進展しない。…それは、とりもなおさず人外の力が働いてる可能性があるということですわ」
碧唯:「ま、そういう事なら引き受けようかね。こういう時は身軽な方が有利な事も多いし」
美鳥:「組織にかまけてる間に見つけられるといいですねぇ」
GM/紫保:「それだけに、頼める人が限られてしまいまして…危険は承知ですが、私共もできる限りのバックアップはいたしますので、どうかよろしくお願いします」深々とお辞儀。
美鳥:「んー…… おっけーです♪」(にこっ)
碧唯:資料を取って「そんじゃコイツは借りていくよ。進展あったら連絡入れるんで待っててちょーだいな」
GM:それでは、絆:暮林紫保と[SA:紫保の依頼を果たす]をどうぞ。
美鳥:紫保さんに……えっと…何が適当だろ? まぁ、ビジネス辺りで。
碧唯:紫保に献身かなぁ。改心したなら力になってやりたいとこだし。

▼絆/エゴの変化
碧唯:
暮林紫保に絆/献身を取得。
美鳥:暮林紫保に絆/ビジネスを取得。




●シーン3 『ライターは消えた』  シーンプレイヤー:琴月砕紀&鬼来法眼

○食事処/三週間前


GM/肇:「で、お二人さん。最近景気はどうよ?」三週間ほど前のこと。お二人は、知り合いのフリーライターである、小林 肇こばやし はじめと夕食をとりながら閑談していました。
砕紀:「まずまずって所ですかね。店より治療の方が稼げてる辺り、微妙ですけど」
法眼:「ぼちぼちだなぁ。…で、お前さんは何かでかいネタを追ってるって?」山と積まれたメニューを平らげつつ。
GM/肇:「耳が早いな。まあ、かなりな」
砕紀:「ほぅ、そうなんですか。どんなのなんですか?」
GM/肇:「壁に耳ありってな、内容までは言えないが…でかくて、危険なヤマだ。上手くいったら、もっといい店で暫く飯が食えるくらいな」
法眼:「…相変わらずか。せいぜい死なないように気をつけろよ? お前さん見てると、危なっかしくて仕方ない」
砕紀:「一山当てるのもいいですけど、まずは自分を大切にしてくださいね」
GM/肇:「まあ、それなりにやるさ。さて、今回は俺の奢りだ」伝票を取って。
砕紀:「…では、無事に貴方の顔が新聞に載ったのなら、今度は私が秘蔵の酒を振舞うとしましょう」
法眼:「あぁ、俺は自分の分くらい払うぞ?」何しろメニューの上から下まで全部頼んだからな(笑)。
GM/肇:「いいっていいって。デカイヤマだって言ったろ」
砕紀:「って、法眼さん…あなたいつの間にコレだけ」
法眼:「うん? 腹八分目だぞ」

(舞台裏)
天:凄い食欲………。
碧唯:法眼……鬼かアンタ。
法眼:鬼だよ、とお決まりの台詞で返そうか(笑)。
碧唯:愚問か(笑)。法眼と荒木と酒天には「この鬼っ!」は通じんのぉ。
法眼:通じないねぇ、本物には(笑)。
美鳥:「鬼ですが?」って返されるだけですしねぇ(笑)。
砕紀:皮肉にすらなりゃしない(笑)。
碧唯:悪魔も通じん人が多いし、「人でなし」に至っては、ほぼ全員だ(笑)。
天:ホントのことですからねぇ。


GM/肇:「次は、もっといいところで奢るさ。…そろそろ、奴らの方も動きがあるだろうしな…じゃあな」そう言って、背中越しに手を振り。
砕紀:「気をつけてくださいね」と見送る。
法眼:「あぁ、…くれぐれも、慎重にな」
GM:それ以来、彼との連絡は途絶えました。


○飯処『月見屋外伝』/現在

GM:そして今。風の噂で、彼が死んだこと、最後に調べていたことが『今城高明』という人物に関してだということを聞きつけました。
法眼:「……やれやれ、言わんこっちゃない」琴月の店で、苦い溜息をつく。
砕紀:「全く……死んでしまっては何にもならないでしょうに…」
法眼:「…で、琴月。お前さんはどうする?」店主に話を振ってみる。
砕紀:「……なぜ彼が死んだのか。私はそれを知りたいと思います。…あなたは?」
GM:死んだのは噂だけどな! 死んでるけど(マテ
砕紀:強調して言わんといてぇぇ!(泣)
法眼:「かなりでかいヤマだと言ってたな……仇討ちってわけでもないが、一つ調べてみるか。…今城高明。まずは、この男について当たってみよう」
砕紀:「そうですね…」
碧唯:法眼がただ働きをっ!?
法眼:今のところ、報酬払う相手がいないからな。
碧唯:紫保から毟り取る(酷)。
法眼:勘違いしてるようだが、俺は金には執着せんよ。取れるところからは取るってだけだ(笑)。
GM:では、エゴ:今城 高明と[SA:小林が追っていたヤマを追う]をどうぞ。
砕紀:今城高明にエゴ/探求を取得します。
法眼:こっちも今城にエゴ/探求を取ろうか。

▼絆/エゴの変化
砕紀:
今城高明にエゴ/探求を取得。
法眼:今城高明にエゴ/探求を取得。



碧唯:今城に関しては、まだ接点が見えないなー。
GM:まだオープニングですから。


 

■ミドルフェイズ■


●シーン4 『穏やかな凪』  シーンプレイヤー:吉野天  登場難易度:不可

○昼下がりの公園/翌日


GM:オープニングの翌日。あなたはまた件の公園に来ていました。天は学校行かなくていいよね、不良学生だし(笑)。
天:へ、平日なんですね………卒業できるといいなぁ。

(舞台裏)
碧唯:アタシと美鳥はそんなわけにも…(笑)。そうだ、きっとこれから連休なんだよ!! 大手振って休めるぜ、イェッフゥー!!
砕紀:平然と店の前に『都合によりしばらく休業いたします』の看板をかけますよ〜(笑)。
美鳥:夜にお仕事すればいいのよー(いつ寝る気だ


GM:相変わらず人気はありませんが、今日は先客がいました。風です。
天:「やっほ〜。相談してくれる気になった?」
GM/風:「お一人ですか?」
天:「うん」
GM/風:「…お一人のようですね…では、約束通り、誰にも話さないでいてくれたみたいですね…」
天:「うん。おに〜さんは、約束は守る人なんだよん」
GM/風:「それなら、少しは信頼できるみたいです。では、信頼できるお兄さん相手に、少々愚痴らせていただきます」
天:「は〜い、いくらでも聞くよん」
GM/風:「実は、この間、両親が死んでしまいまして…事故でです」
天:「うん」いきなり重い………。
GM/風:「その後バタバタしまして…それは何とかなったのですが。その際、式を取り仕切っていただいた方に『養子にならないか』と言われたのです」
天:「ふ〜ん。で、迷ってるの?」
GM/風:「はっきり言って、私そのオヤジが信用できなくって…なんかスケベっぽいですし…ぶっちゃけ嫌いです」
碧唯:そのスケベっぽいオヤジが今城高明かっ。
砕紀:そう繋がるかっ!?
天:「ぶっちゃけたね〜。じゃあ、養子になるのは嫌なんだ」
GM/風:「で、家出ですが。行く当てもないので、自殺を図ってみたのです。ところが、不思議なことに、死ねませんでした」
美鳥:……さらりと自殺を図るのか。凄い子だ。
天:「………う〜ん、ずいぶん思い切ったねぇ。まぁ、生きてて良かったんじゃないかな?」
GM/風:「こう、あの辺のビルから飛び降りたのですが、気がついたら生きてました。高さが足りなかったと思って、もっと高いところからも試したのですが、駄目でした」
天:「………………」この再生能力、まるで美鳥ちゃんみたいだ。

(舞台裏)
GM:ハッハッハ、チラリといいとこついてるねぇ。
美鳥:天くんに酷い事言われたっ(笑)。さすがに屋上ダイブしたらHAのお世話になると思うのよ? ……多分。
砕紀:えーと…風に突っ込みたい、とてもツッコみたい、「試すなっ!」と(笑)。
碧唯:こういうのも度胸があるって言うのだろうか……。
法眼:いくら行く当てがないと言っても…刹那的だなぁ。


天:「え〜と。で、自殺は諦めた?」
GM/風:「そうですね。いろいろ試しましたが、そろそろ止めようかと。かなり痛かったですし」
天:「うん、それがいいんじゃない。やっぱり死ぬのは良くないよ。死んだら楽しくないと思うし」

(舞台裏)
砕紀:痛覚あるのに何度も死に掛けたのかっ!?
碧唯:痛いことは痛いんだ。
美鳥:死なないのと痛くないのは違いますからネェ。
碧唯:この能力に気付いて、今城は風を自分のものにしようとしてるんだろうか?
美鳥:さぁ……単にヒヒジジィなのかもしれないし(ぉ
碧唯:死なないだけなら役には立たないけど、きっと他にも何らかの能力はある。
法眼:今城もまだ出てないし、情報不足だな。
美鳥:……まぁ力があるみたいだし、狙われてる可能性はあるよね。
砕紀:もしそんな親父が本当に今城だったら………って、攻撃の類持ってないって俺(汗)。
碧唯:代わりに法眼が殴ってくれますさ(笑)。
砕紀:たのんますっ!(90度礼)
法眼:魔物かなー? ただの人間かなー?(笑)
美鳥:殴ってみれば判るさ(爽)。


GM/風:「そして、現在逃避行中です。死なないと思うと、結構思い切れるものですね。お腹は空きますが。…愚痴は以上です。今度会う時は、食べ物持ってきてくれるとありがたくてきっと泣きます」
天:「んっと。ご飯食べに行く? 美味しいお店知ってるし」砕紀さんのお店ですが。

(舞台裏)
碧唯:って、いきなり核心突くような場所に連れて行こうとっ(笑)。
法眼:連れてきても、砕紀は留守だぞ(笑)。
砕紀:今、店に来られても、きっと空しい看板を拝むだけになりそうだ(汗)。
碧唯:ああ、休業中か(笑)。


GM/風:「食事のお誘いは、また今度で。現在信頼度は+2くらいですから。それでは、今日はありがとうございました」
天:「う〜ん、じゃあ、今度はお弁当持ってくるよん。楽しみにしててねん」
GM/風:「はい。私はきっとここにいます。では」それだけ言うと、風はまたどこかへ去って行きました。
天:「うん、じゃあまた明日」
GM:では、シーンを切ります。


美鳥:信頼度+2って、微妙な(笑)。
碧唯:信頼度カウントしてるのか、この子…。だが信頼度は、蓄積すれば恋愛度に変わるのがサ○ラ大戦の法則! 狙え天!!
法眼:魔人○園だと信頼/友情/愛情のパラメータが分かれてますな。くっきりと(笑)。
GM:………風、変なキャラになってる!? 最近、素でNPCが変なキャラになるなぁ(マテ
砕紀:大丈夫ですっ! ほら、魔神の娘だしっ(マテ
法眼:元からこういう性格なんだと思ってた(笑)。
美鳥:……元々こういうアレな子じゃないのか!(笑)
天:私は好きですよ。こういう性格の人。面白い人、大歓迎です(笑)。
砕紀:あー、当初の予定と実際に動かすのとじゃ、結構手ごたえちがうんですよねぇ(遠い目
法眼:まぁ、人格ってのは「他者との関わり」も重要な構成要素らしいからねぇ。



●シーン5 『風は何処へ吹く』  シーンプレイヤー:翠ヶ原碧唯  登場難易度:PC1は登場不可

GM:風の実家は、人気がなくなっています。おそらく数日前から無人らしいと思われます。そして近所の人は、その後の消息を知りません。
碧唯:風以外の家族が亡くなった事は分かりますでしょうか?
GM:風の家族は、事故ということになっています。
美鳥:「はー……いきなり手がかり0に近いですねー……」ぽけー、と家の前で。
GM:…という辺りまで、暮林の方で調べてあります(←オイ
美鳥:家の前じゃなかったっ!?(恥)
碧唯:「おいおい、まだ全然手掛かり0なんかじゃないわよ。学校、交友関係、親類縁者……当たるべきポイントは幾らでもある」
美鳥:「……ぁぅ。その通りです」(真っ赤)
GM:その後を調べるなら、〈情報:噂話〉で振れます。
碧唯:ちょいと振ってみますかね。情報屋込みで(ころころ)達成値13。
美鳥:では、私も〜。(ころころ)達成値14です。
GM:両方とも足りてますね。では。

>楠瀬風の行方
 風は、一旦町を出て、池袋に向かった模様(実家は田端)。
 両親の葬式の後、間もなく出た様子。
 葬式の際、喪主に養子縁組を勧められたそうである。
 風は、それを嫌っていたらしい。喪主の名前は今城高明。楠瀬家の親戚ということになっている。


(舞台裏)
法眼:…と、やはり今城か。
砕紀:繋がりましたね。
GM:ここで違ったら、話が進まないしっ(マテ
法眼:こっちで情報判定に成功すれば、合流できるかな?
砕紀:ですねぇ…『今城』っていうキーワードを追ってれば当たりそうですし。名前からまずは住所を割り出した、とすれば…。
法眼:次のシーンでファンブルしないことを祈るばかりだ(笑)。
砕紀:…ダイスの神様、ずっこけさせないでください〜(汗)。

 そんな時に限って、ネタの神様は降臨するものである(謎

美鳥:「……なんて事を、友達の友達が知ってましたっ」碧唯先生にサムズアップ(笑)。
碧唯:「でかした、赤羽君っ。ふむ…すると最後に彼女に接触したのは、その今城って男になりそうだね」
美鳥:「そうですね。……でも、嫌っていたのに行方知ってるかなぁ……」携帯をしまいつつ。
碧唯:「でもまぁ養子縁組しようってくらいだ、今でも彼女の行方を探してるかもしれないね。一度その今城って男に会ってみるか」
美鳥:「はいっ」
碧唯:「今城って男がどんな輩か知らんが、風って子の居所さえ分かれば暮林のおじょーちゃんが何とかしてくれるさね。そんじゃ行こうか」
GM:さて、ではここらでシーンを切りますか?
美鳥:はーい。今城さんはPC3にお任せで(ぇー
GM:では、シーンを切ります。
美鳥:先生に、信頼の絆を〜。
碧唯:っと、一応風に絆ってOKですかね? まだ直に会ってはいませんが。
GM:取ってもいいですよ。
碧唯:では風に庇護で。美鳥と同じだけどまぁいいかー。

▼絆/エゴの変化
碧唯:
楠瀬風に絆/庇護を取得。
美鳥:碧唯に絆/信頼を取得。




●シーン6 『暗く深い闇より』  シーンプレイヤー:鬼来法眼  登場難易度:PC1は登場不可

○街中


GM:お二人は、今城高明の影を追っています。何と言っても、手がかりはそれくらいしかないのだから。
法眼:今城について馴染みの情報屋から色々聞き回っておこう。
砕紀:同じく。知り合いのツテを頼って情報収集したいです。
GM:今城について、〈情報:企業/裏社会〉で。入る内容は一緒ですが、企業の方が達成値低く済みます。
砕紀:う…両方ともない(汗)。
法眼:どういう素性/地位の相手か。…って企業? 裏社会しかないなぁ(笑)。裏社会の情報屋に聞いてみよう。(ころころ)ファンブルかよ!

 ―――だから言ったじゃないか、降臨すると(何

GM:お〜い、神様〜!?(笑)
碧唯:本気でダイス神が……(笑)。
砕紀:ダイスの神様あぁぁぁぁ!!(T皿T)
美鳥:……法眼さん(ほろり)。
天:神様がっ! 神様がぁぁぁ!
法眼:祈りは通じなかったようだ(爽)。…砕紀、頼む(笑)。
碧唯:これで砕紀もナスったら、今城が超大物に思えてしまうぞっ!(笑)
砕紀:えーと…この場合、【社会】で素振りでいいですか?
GM:無い場合は素振りですね。
砕紀:(キャラシートを確認)…って待った! 俺【社会】2しかないから、法眼さんの数値がMAXだ!
美鳥:ファンブルは達成値限りなくマイナス扱いですよ〜と舞台裏からの突っ込み。
砕紀:神様頼むぞっ! (ころころ)えーと…達成値7って足ります?

 今城高明は、今城グループという大企業体の総帥である。グループ規模は、日本で5〜6番目くらい。

GM:7ならこれだけですね。
法眼:「…有名な奴なのか?」首をぽりぽり掻きつつ。
砕紀:「まぁ、名前は割と聞くみたいですね。と言っても、それ以上のことは……」携帯をしまいつつ。
GM:ここだけの話、知らないってのも凄い。山にでも篭っていたのか、法眼(笑)。
法眼:きっと俺の情報屋は留守だったんだ(笑)。
碧唯:ご、合流すれば《偉大なる叡智》で何とかするよ!
美鳥:一応、美鳥も振ってみるしね。
法眼:そっちでは今城の名前も出てるし、登場頼むわ(笑)。
碧唯:足取り追ってる線で、近場にいたって感じか。ではそこへ通りかかるっ。
美鳥:同じく〜。「……わ、見知った人たちだ」
法眼:「…おう。二人揃って、どうした?」
碧唯:「おや? 鬼来君に琴月君じゃないかい。鬼来君はでっけぇから遠目でもすぐ分かるわねぇ、あははははー」
砕紀:「おや…こんな所でどうしました?」
美鳥:「ええっと……ひ、人探し、かな?」
碧唯:「んー、こっちはちょいと野暮用で御宅訪問ってとこねー。ここだけの話、ちょいと面倒な話でさ」
法眼:「相も変わらずテンション高いな、碧唯は。こっちは色々手詰まりだってのに…」ざーとらしく溜息。
碧唯:「で、何さ。そっちも何かお仕事中みたいね。最後まで付き合うのは無理だろうけど、軽い手伝いくらいは出来るわよ? どうせこっちは相手とアポ取ったりで時間かかりそうだし」
砕紀:「そちらも面倒事ですか…大変な事ってのは割と日常茶飯事になってるんですかね」嘆息。出目悪かったし、ちょっとブルー入ってます。
法眼:「…まぁ、ちょうど良いか。お前さん達、今城高明って奴について何か知ってるか? 当てにしてた情報屋が留守でな…手がかりなしなんだ」
碧唯:「…………えーと」
美鳥:「……法眼さんも調べて…」慌てて自分の口塞ぎ。
法眼:「…法眼さん“も”?」
碧唯:「………あのさー。アタシ達、これからその今城高明と会うのに、アポ取ろうかなーって思ってたとこなんだけど」(笑)
美鳥:「……そういう事なんです」(真っ赤)
砕紀:「な…そちらも今城に?」
法眼:「…やっぱり、何か事件絡みなのか?」
美鳥:「……はい、ちょっと色々ありまして……」そんな訳で、調べてみようかな〜。
碧唯:「事件? いや、そんなのは知らんけどさ。こっちが探してる家出人の一応身元引受人らしくてさー」かくかくしかじか!
法眼:「…なるほど。こっちで追ってる事件の手がかりは、そいつの名前だけなんだが…業界の大物らしいってことしか判らなくてな」
碧唯:では改めて、今城高明について調べてみましょうか。
美鳥:じゃ、素振り〜(ころころ)達成値9……せめてあと1多ければ、なぁ(笑)。
碧唯:合致する技能は無いから、《偉大なる叡智》いっときます。(ころころ)…ピンゾロ!? Σ( ̄□ ̄|||)

 ―――ネタの神様、再び降臨。

砕紀:うーそーだーろー!? (T□T;)
GM:硬い、ガード硬いよ、今城高明!?(笑)
美鳥:なんだ!? これがセレブの力なのか!?(笑) あ、愛をあげたくなるようなっ(汗)。
碧唯:しょ、初期エゴ固定ー!! 自分にAGP1入れて振りなおし! (ころころ)達成値14! ったく、何でこう狙いすましたように……(笑)。
GM:14なら大丈夫。では、追加分。

 裏では、かなりあくどい事もやっているという噂。
 メルキゼデクやピュタゴラス教団との繋がりも聞かれている。
 更に、個人的に悪魔と契約しているという話すらある。


GM:以上です。
美鳥:「……先生、すっごく怪しい相手なんだけど……」
碧唯:「あっはっはっはっはー……面倒な事になってきちゃったねぇ」とんでもなく胡散臭いとこだなぁ……(笑)。
法眼:「…悪魔と契約ねぇ。女の子を養子にしたがってるって話だったが、生贄にでもするつもりか?」
砕紀:なるほど…今回は分が悪すぎた、という事か……(ぼそり)」小林さんを思い出しつつ。
美鳥:「……とりあえず、そういった子に養子にさせたくは無いね」
碧唯:「まぁその子の足取りを先に掴んじゃえばこっちのものよ。何せこっちにゃ、あの暮林グループがついているからねぇ」
美鳥:「兎も角、先に見つけないと、だね」(こくこく)……しかし意外とでかいな、相手。
天:味方もでっかいし、大丈夫でしょう(超他力本願)。
碧唯:資本力で紫保が負けたりして(笑)。
GM:大丈夫です。暮林家は、桐生一族(*)と双璧をなすくらいですから。

(*)桐生一族(EVA114p参照)
 人間と魔物の世界、その両方で大きな影響力を持つ勢力。一族の一人一人が世界を動かすだけの実力を持つ。
 彼らは才能ある人間/魔物を“桐生の因子”を持つ者と呼び、一族に招こうとする。
 その目的は、世界を桐生の手で正しく導くことであり、一族を各界へ浸透させることで世界を操作しているらしい。


碧唯:Σ( ̄□ ̄|||) すげぇ?!
GM:言ったのはGMじゃないけどな(笑)。まあ、都合いいから別にいいや、って(笑)。
美鳥:凄いのがバックに(笑)。
碧唯:よし、勝った!!
天:強力なコネですねぇ。
GM:凄いぜ、グラシャラボラスの娘! 親はあまり頭よくなさそうなのに!(笑)
碧唯:「そのためにも、何とか今城の持ってる楠瀬風って子の情報を引っ張り出しておかないとね。現在進行形て追ってるんだ、きっと何かしら掴んでる」娘もどっちかってーと腕力派なのにな!(笑)
砕紀:ここで此方は、暮林家のこと知っててリアクションとっていいのかな?
GM:それは知っておいてください。
砕紀:「え…暮林って…あの暮林ですかっ!?」サングラスが少しずり落ちる。
碧唯:「ん? ああ、ちょっとあそこのお嬢ちゃんとは知り合いでね。命の取り合いまでした仲よ?」
法眼:「小林が言ってた『でかいヤマ』ってのは、悪魔崇拝のことか? それとも、まだ他に何かあるのか…」呟いて考え込む。
碧唯:「で、二人はどうするのさ? そっちはそっちで今城を追っかけてたみたいだけど」
砕紀:「知り合いが一人、その事件を追っていまして、ね…」
法眼:「だが、肝心の事件について情報がないんだ。だから、まずはそれを知りたかったんだが」で、楠瀬に関して情報判定していいかな?
GM:どうぞ。まずは〈情報:噂話〉で。
法眼:噂話+情報屋で(ころころ)達成値13。
碧唯:今度は大丈夫か(笑)。
美鳥:何度もあっても困る(笑)。
法眼:そう何度もファンブル振ってたまるか(笑)。
GM:まったくだ(笑)。
碧唯:2度あることは……(ガクブル)。
砕紀:やーめーてー!(汗)
天:まぁ、戦闘中でなければ………大丈夫だといいな。
GM:13もあれば充分です。では、

>楠瀬風
 田端に住まう高校二年生。突拍子も無く大胆な行動を取る性格。
 両親は、一月ほど前に事故死ということになっている。
 そもそも、その両親からして、実の親ではないらしい。
 両親の死のショックで、魔物化した可能性あり。


GM:以上です。
碧唯:おお、こっちも知らなかった新たな情報が。
法眼:その事故が偽装だった可能性は?
GM:不審な点はあったけど、事故ということになったようです。
美鳥:……素晴らしきかな、お金の力(遠い目)。
法眼:魔物化した可能性、と言ってたが…不死身になったらしいとかも判っていいのかな?
GM:それ以上は、〈情報:魔物〉で改めて振ってください。
法眼:「…その事故とやらも胡散臭いな…おまけにその嬢ちゃん、魔物になった可能性がある」情報屋で(ころころ)…低いっ。達成値は11。
砕紀:「随分とこっち寄りの話になってきましたね…」
碧唯:「なるほどねぇ…ま、だからこそ暮林のお嬢ちゃんが保護したがるわけだけどね」
GM:11、それは惜しい。
砕紀:一応こちらも振ります。技能無しの情報屋込み(ころころ)…達成値9です。振るわないなぁ…。
GM:神様、タスケテー!?(笑)
天:低い………なんかいつも以上に変ですねぇ。
美鳥:今日は情報の出し渋りが多い日だ(笑)。
砕紀:これが魔神の能力?(汗)
碧唯:おのれ魔神! 晶ちゃん何とかしてー!
法眼:幸見なら、こんな情報判定くらい何でもないのに…(苦笑)。
GM:別に大したことじゃないです。目的がある程度はっきりするだけですし。
法眼:美鳥と碧唯はもう振れないんだっけか?
美鳥:振ってもいいけれど、基準2の素振り。
碧唯:で、碧唯と美鳥も振ってよろしいですか? よろしければ、今度は《偉大なる叡智》でいきますが。
GM:振っていいですよ。11だと、風がどういう魔かまで判ります。それ以上だと、『こういう目的だろう』と推察できる情報まで出ます。
美鳥:まぁ、振れるなら一応素振りしてみるかー。(ころころ)達成値10。……まぁ、美鳥だし(爽)。
碧唯:《偉大なる叡智》ー! 人間性17。(ころころ)達成値16!
法眼:おぉ、さすが。
GM:では。

 風は、生半可なことでは死なない身体になったらしい。
 正体は、魔神フェネクスの娘の一人。
 彼女のように魔神の血脈で人界に暮らす者は、うまく操れば強力な後ろ盾になるため、魔物から狙われやすい。


GM:以上ですね。
法眼:フェネクス…って、フェニックスのそっくりさんか。それで不死身なのかな?
GM:そっくりさんと言うか、発音違いなだけで、同じ存在です。不死公さん。【Phoenix】或いは【Phenex】。後者を取って、フェネクスです。
天:それは死なないですねぇ。
砕紀:あと、歌に関する能力を持ってるみたいですね、親は(笑)。
碧唯:「ふう……材料が揃ってきたから、ある程度は調べがついたけど……こりゃ本当に厄介だよ」宝玉しまいつつ。
砕紀:「…今城が魔である可能性もある、と?」
碧唯:「本人がどうかは判んないけど、バックに付けている可能性はあるわねぇ」
美鳥:「……何だろ? 悪魔召還の代償に要求された、とかなのかな?」
法眼:「どちらにしても、ろくな目的じゃなさそうだ。何とかして正体掴みたいところだな」
碧唯:「こうなると、今城にコンタクトを取るのは危険かなぁ。案外、楠瀬君の交友関係から当たれば、匿ってる友人くらいいるかもしれないね」そろそろ天とも合流したいし、今城と関わりあってるヒマは無さそうですな(笑)。
美鳥:「……行ったとしても、門前払い、かなぁ……」
砕紀:「とにかく、その娘が今城の元に行くというのは、あまり好ましくないですな」
碧唯:「こっちの目的は楠瀬風で、今城は放っておいても良いんだけど…鬼来君と琴月君はどうするね? 本命が今城なんでしょ?」
法眼:「……いや、ひとまずそっちに付き合おう。その嬢ちゃんを張ってれば、今城が尻尾を出すかもしれん」
砕紀:「私は、友人が命を落とした理由を知りたい。どうやらその娘が焦点らしいですからね…同行させてください」
碧唯:「あいよっ、それじゃ暫く付き合ってもらおうかね。いやー、用心棒が二人も増えて、オバサン助かっちゃうわー」
砕紀:「用心棒……それは流石に私には無理だなぁ」メンツの中で一番弱いのを、さりげなく気にしてたり。
法眼:「…囮にするようで悪いがね。ガードくらいはさせてもらうさ」
美鳥:「大丈夫っ、気にしないで下さい♪」
砕紀:用心棒って…法眼さんはともかく砕紀が……ねぇ(苦笑)。
法眼:防御能力はかなりのものじゃなかったっけ?(笑)
砕紀:シールドだけ強くて、当人は脆いっす(泣)。
GM:行動宣言があれば、シーンを切ります。状況待ちでもいいです。
碧唯:こっちとしては、風の交友関係を当たって彼女の行方を探してみたいとこですね。以上っ。
法眼:女性陣に合流で。
砕紀:同じく〜。
GM:風の行方を足で探す、ってところですか?
法眼:そうなるかな。
美鳥:ですねー。途中で合流できれば何より、で(笑)。
GM:そうなると…よし。では、ここらでシーンを切ります。
法眼:あ、砕紀に絆/友情を取っておく。怪我したときに何度か世話になった感じで。
砕紀:それはそうと法眼さん。エンディングでなんか飲みたい酒あります?(マテ
碧唯:焼酎!(アンタにゃ訊いてない
法眼:んー、俺はいつも腰の瓢箪に『鬼殺し』を常備してるんだが(笑)。
砕紀:鬼殺し常備なのか(汗)。
法眼:PLは酒を飲まないので、銘柄なんかには全然詳しくない(笑)。
砕紀:同じく詳しくないので…なんか適当にあげるかな。はっ! 絆取らなければ(汗)。碧唯に絆/信頼をとりまーす。
美鳥:枠があと2つだから慎重に取ろう。

▼絆/エゴの変化
砕紀:
碧唯に絆/信頼を取得。
法眼:砕紀に絆/友情を取得。




●シーン7 『おまえが怪しい』  シーンプレイヤー:吉野天  登場難易度:任意

○都内某所


GM:夕刻、あなたが風と別れ、一人でいる時でした。通り道にあるアレナの一角、その脇を通り過ぎようとした時、何者かに中に引き込まれました。
天:「おおぅ?」
GM/???:「おまえ、怪しいな…」中にいたのは、黒装束の男。魔としての気配を隠そうともしていません。
天:「え〜…客観的に見るとあなたの方が怪しい気がするけどねぇ」
GM/???:「違いない」(ニヤリ)「まあ、それはどうでもいいことだ。一つ、確認したいことがあってな」
天:「ん? 何? 手短にお願いしますよん」

(舞台裏)
法眼:こいつ、何者だろ。半魔か魔物みたいだが、何か小物っぽい。
美鳥:やだなぁ、中途半端な小物だったら(笑)。
法眼:今城の手下かな…本人だったら大笑い。
碧唯:これが本人て……超小物っぺぇー!?(笑)
美鳥:大笑い……どころじゃない(笑)。「こんなに小物なのかよっ!?」みたいな(笑)。
GM:それは素敵というよりバカです(笑)。
法眼:手下確定のようですな(笑)。
碧唯:「隠すとためにならんぞ!」とか言うと、更に小物臭が……。


GM/???:「我々は、一人半ば覚醒状態にある魔を追っている。まだ見付かっていないが、この辺りだと踏んでいるが…」
天:「ふんふん」
GM/???:「おまえ、楠瀬風という女を知っているか?」
天:「ん〜。んにゃ。知りません」
GM/???:「なるほど、な。参考になった」(ニヤリ)
天:「それは良かった。行っていいですか?」
GM/???:「ああ。別に、危険を冒すほどの義理もないからな」

(舞台裏)
砕紀:あれ…部下じゃないのかな?
碧唯:むう…何だろう、意図が掴みづらい奴だ。そして出て行きづらい空気だなっ(笑)。
砕紀:確かにっ! 通りすがりでも無理がありそうだ(汗)。
法眼:はて、手下と言うより雇われのフリーランスか?
砕紀:…怪しいと判断した奴ことごとく、今の会話してたらどうしよう?
GM:それは一つの手だが(笑)。


天:「じゃ、失礼しますよん」とっとと出ていきます。
GM/???:「まあ、楠瀬の身辺には注意を払うんだな」
天:「ん? だから知りませんよ。そんな人」
GM:何も返しません。黙って見送ります。
天:「………なぁんかヤナ感じだねぇ」念のため、ちょっと遠回りして、撒くように公園に行きます。
GM:では、シーンを切ります。


法眼:……登場する隙がなかった(笑)。
美鳥:見事にこのシーンは、小物臭漂う彼のシーンに(笑)。
法眼:…ある意味、シーンプレイヤーより印象的だったな(目逸らし)。
砕紀:ニヤリ笑いが光るアイツ!
GM:まあ、敵側の一部のキャラ立てシーンです。よってたかってボコにされて捕まる覚悟もしてたけど(笑)。
法眼:アレナ内にいきなり登場できる理由を思いつけなかった(笑)。
碧唯:それにしても、腰の低い不良学生だな天!(笑)
天:うう、どうせ天は不良らしくない不良ですぅ〜。
碧唯:「ッだらァ!? しゃあッっそ、オルァ!?」とか言うと不良っぽいです。
砕紀:それは言葉の前に「旧世代の」となってしまいます(汗)。
美鳥:せめて意味の判る言葉にして欲しいものだ(笑)。
天:そんなリーゼントとかの似合いそうな不良にはなりたくないなぁ。



●シーン8 『風の行く先』  シーンプレイヤー:赤羽美鳥  登場難易度:任意

○繁華街/夜


GM:風の知り合いに聞き込みをした結果ですが…。まず判ったことは、彼女は友達が少ない(笑)。そして、数少ない友達からしても、彼女の行動は読み辛い(笑)。なので、具体的な行き先は知っている人がいませんでした。
法眼:「……足取りが掴めないわけだ…」溜息。
美鳥:「……お友達、少ないんだ」
碧唯:「参ったわねぇ……。ま、こんなんで分かるなら、暮林グループも何とかしてるかな」
砕紀:「……どうやって捜そう…」ちょっと遠い目。
碧唯:ここに天が出てくると、一気に解決へ!(笑) ていうか、いきなり煮詰ってます我々(笑)。
天:では、なるべく早いうちに出ます。
美鳥:「こういう時はー……どうしようね。と言うか、家出して何しにいったんだろ? まさか日がな一日、お金もロクに持たずに出歩いてる訳じゃないだろうし」…でも、ほぼ正解な罠(笑)。
碧唯:「出自が分かったからと言っても、本人の人となりを知る材料がほとんど無いからねぇ。皮肉な話さ」
砕紀:目撃証言とかも全く取れませんか?
GM:証言を総合すると、人の多い新宿方面に行って、池袋辺りで力尽きてる可能性が高いようです(何
砕紀:「…何か食べ物用意した方がいいかな……」結構マジに考えてます(笑)。
美鳥:「……池袋、方面なのかな?」
法眼:「……仕方ない。池袋近辺の知り合いに、行き倒れてるお嬢ちゃんの噂を聞いたことがないか片っ端から当たってみよう」と言っておもむろに、優一やら美宙やらに電話。その中には当然、天もいる(笑)。
GM:まあ、この辺りはPL間では判ってることですからね。何も起こさなければ、後はクライマックスに進むイベントくらいしか。
碧唯:後は情報の照らし合わせして、風に会うくらいなんですよねぇ(笑)。
美鳥:まぁ、ね(笑)。
法眼:合流さえすれば早いからね。あとは今城に直接会って「お前の目的は何だ!」とか言うくらい?(笑)
天:近くのコンビニから、二人分のお弁当買って出てきましょう。「おこんにち〜。な〜んか不思議な組み合わせだねん。ダブルデート中?」
美鳥:「……あ、天くん」
碧唯:「何だ、保健室常連の吉野君じゃないかね。こっちゃこれでも忙しいんだけどもさ」
砕紀:「ん? あぁ、こんにちわ。そういうわけではありませんよ」と苦笑気味に。
法眼:「…おぉ、ちょうど良かった。お前にもいちおう訊いておこうか」かくかくしかじか〜。
天:「…………んん〜……………なんかヤナ感じだから、人手は欲しいけど約束だしねん」と謎な言葉を吐いてバイクに乗ろうとします。
法眼:…さて。どうしよう?(笑) このままだと「仕方ないか、それじゃあな」と見送ってしまう(笑)。
天:ちなみに、わざとらしく聞こえるように言ってますので(笑)。
美鳥:「……という事は、彼女の事は知ってるけれど、口では言えないんだ」
碧唯:「こらこらこら。そりゃ『俺情報持ってるッスよ』つってるようなもんじゃないか」首根っこ捕まえて。
天:「いや〜ん。俺は何にも知らないっすよ〜ん」
美鳥:「……まぁ、こっちが勝手について言って彼女の事を探す分には、好きにしていいって事なのかな?」(にこっ)
碧唯:「好きにして良いらしいね。そんじゃ皆、アタシらは勝手にしますかねぇ」
法眼:「そうさせてもらうか。あぁそうそう…そのお嬢ちゃん、結構な大物に狙われてるらしいぞ?」聞こえよがしに。
天:「じゃあ、そういうわけで〜」と、公園に移動開始します。
GM:移動するなら、シーンを切ります。



●シーン9 『風の吹き溜まり』  シーンプレイヤー:吉野天  登場難易度:任意

○公園/夜


GM:夜の公園。その遊具の内、雨風を凌げる一つが、今の彼女の住処でした(笑)。
砕紀:なんかどんどんネタな扱いになってるぞ!?
美鳥:……捨て犬のようだ。拾いたい(ぁ
GM/風:「餓死もできないのが、苦痛ですねー。寝言です、グー…」
天:「…………えっと〜、起きてるならご飯食べる?」コンビニの袋からお弁当出して言います。…なんか野良猫を手懐けてる気分です。

(舞台裏)
法眼:…新機軸なヒロインかもしれない(笑)。
碧唯:とりあえず魚肉ソーセージでもあげてみよう。
砕紀:人気でそうだな〜(笑)。
美鳥:捨て猫ヒロイン……好感度が中々上がらないそうだし、ある意味猫的ツンデレ?(ぉ


GM/風:「………何故、私がここに住んでることが…?」
天:「ん〜、まぁここにいるって言ってたし」
GM/風:「鋭いです。信頼度、+1」
天:「わぁ、先は長そうだねん。はい、お茶も」

(舞台裏)
碧唯:天然か!? 天然なのか風!?
GM:…なんで、風がこんな風になったか、わかった気がする…。………別所で使ってる自キャラにちょっと似てるんだ(マテ
砕紀:いるのかっ!?
美鳥:……ステキだ(笑)。
天:一度見てみたいなぁ。
碧唯:お会いしたいキャラだ、それはっ。美宙と気が合いそうだ、何気に。


美鳥:「……じー」公園の木の影からこそこそ見てる。
法眼:「…………」周囲の物陰に気配を消して隠れてる。一応、今城の勢力とかが出てこないか警戒はしておこう。
砕紀:「(………さて、どうしたものかな……)」同じく隠れて見てます。
碧唯:「……おおー、吉野君やるじゃねーのさ。いけ、そこだ、もっと攻めろっ」(小声
美鳥:「……猫手懐けてるみたい」(ぁ

GM/風:「お茶は温かくていいですねぇ。これで、もう少し寒かったら…凍死は、試してませんでした」
天:「試さない方かいいと思うけどねぇ。でも、女の子がこんなところで一人ってのは危ないよん」

砕紀:いや試すなって」頭に手を当てて。
法眼:…どうあっても死にたいのか、あの嬢ちゃん?」顔を顰める。

碧唯:さて、我々はどの辺で出ましょうか? 天が自発的に気付くか、風の方が気づくか。
美鳥:天くんが気がついた振りをわざとらしく(ぇー
砕紀:この状況、見つかってもごまかすことは可能だよなァ。
法眼:単なる通りすがりとでも言えばいいからなぁ。もっとも、もうじきボスが出てくると思うんだが。
美鳥:覗きですっ!(びしっ」……駄目だ。これじゃアホの子だ(ぁ
砕紀:「天君が二人分の弁当を買って公園に向かうのを見かけ。好奇心と義務感に駆られてつい尾行しましたっ!」と言ってみたい。

GM/風:「実は、ここだけの話です。信頼度+3なので、これも話しちゃいましょう。死なないだけでなく、こんなこともできるようです」手から炎を出す。「これで、野犬も怖くありません」

碧唯:「本格的に覚醒しているようだね……こりゃ一刻も早い保護が必要か」(小声)
砕紀:「とはいえ、今は暴走している訳でもなし。横槍さえ防げば割と穏便に済みそうですが」(ぼそぼそ
法眼:そのうち、「…あの犬、焼いたら美味しそう…」とか言い出しそうだ(ぁ

天:「…………なるほど、野犬は恐くないよねぇ。あのさ、良かったらおに〜さんの家に来る? 親と一緒だから大丈夫だよ」と言うわけで、碧唯センセーの期待に応えて無意味に押してみましたっ(笑)。
碧唯:│_・)b
GM/風:「お兄さんはいい人だと思いますが、私は『不死身のパイロキネシス美少女』(一同笑)。普通の人に迷惑をかけるわけには行きませんから…」

法眼:「…正直言えば、その横やりを待ってる立場なんだがな。俺たちは」
美鳥:「……むー、他人のなんぱ場面見てるみたい」(ぁ
砕紀:「みたいじゃなくて、実際その通りだと思う」言ってて情けなくなり、頭がっくり。

天:「あ〜、まぁ、うん。おに〜さんも普通じゃないから」外に出てバイクに乗って飛行能力発動してみましょう。「こんな感じで」
GM/風:「…『空飛ぶバイク』…それは、お兄さんが凄いんですか? バイクが凄いんですか?」
砕紀:あ、その突っ込みは俺もちょっと思った(笑)。
天:「ん〜、どっちなんだろう。おに〜さんはコイツに乗ってないと力は使えない。だけど、コイツもおに〜さんが乗らないとろくに動かないからねぇ。まぁ、どっちも揃ったら凄いって事で」
碧唯:「普通の人に迷惑かけるのが嫌なら、普通じゃない人に迷惑かけてみないかね?」そろそろ出るかー。
GM/風:「…誰? …尾けられましたね…。信頼度、−1です」
天:「ん、ガッコの不良先生。次からは尾けられないように努力するよん」
碧唯:ほほう……不良先生とな? ちょっと体育館裏に来たまえ、吉野君(ぎしぃ
天:申し訳ございません(平伏)。
GM/風:「…駄目ですよ、他人の家に、無断であがっちゃ」(マテ
美鳥:「……家? もう家扱いなの? そこ」額にたらり汗。
碧唯:「ちょいとある人の依頼で君を探していた者よ、楠瀬風君。あー、言っとくけど、君の大嫌いな親戚からじゃないんで安心していい」
GM/風:「親戚?」
碧唯:「ほれ、あの今城とかいうでっけぇ会社。君はあそこが嫌で逃げてたのと違うかね?」
法眼:説得(?)は碧唯に任せて、周囲をこっそり警戒中…。
美鳥:美鳥は3人のやり取りに夢中(笑)。
GM/風:「ああ…。いつの間にか親戚になってた…ホント、いつの間にか親戚になってたんですよねぇ」
美鳥:ぁー……HA《歪曲する真実》、かなぁ?
法眼:そうかも。単なる社会的圧力とも考えられるけど。
砕紀:「えーと…公園は公共の場ですよ? 念の為」と、背景で呟く冴えないグラサン男が一人。同じく周囲を警戒しますが。
GM:ぶっちゃけ、このシーンで襲撃の予定はありません。ちなみに《歪曲する真実》の方が正解です、念の為。
法眼:…ないのか、襲撃。纏まったところを範囲攻撃、とか言うかと思ったのに(笑)。
美鳥:つまり、天くんが好感度下げられただけ、と(ぇー
碧唯:「まぁ、今城は関係無いからこの際置いとこう。アタシが依頼を受けたのは、ぶっちゃけて言えば君と同じ境遇の子さ」
GM/風:「なるほど、スケベオヤジから逃げ出した同盟ですか」(マテ
美鳥:美鳥は木の影でこけている!(笑)
法眼:「……」会話のあまりと言えばあまりの行き違いに頭抱えそうだ(笑)。
砕紀:「(そっちに反応するのかっ!)」心の中でツッコミ。
碧唯:「んー、近いようで遠い。君のように、ちょっと“世間様から隠さなきゃならない力”を持ってる子、かな」
天:「あ、そうそう、センセ〜も普通じゃないから安心していいよん」

GM:いかん、風に喋らせると話が進まない。なんてNPCだ!?(マテ
砕紀:すごいぞ風っ!?
美鳥:凄いNPCですねぇ(笑)。
碧唯:付き合うには辛抱強さが必要ですな(笑)。
砕紀:端から見てる分には面白いが、実際に会話すると頭ぶつけまくって大変なことになりそうだ。

碧唯:「放っておくと、そういう子には悪い虫がたかる。そうならない内に手を打つのが、その子の仕事なのさ。どうかね、一度その子に会ってみないかい? その上で結論は君が出すといい。今後、どのように生きていくのかってね」
GM/風:「なるほど。空を飛んだり、目からビームを出したりする人が、世の中には意外といるんですね。そして、そういう人を保護しているところがある。そういうことですね?」
碧唯:「はい正解。頭のいい子はセンセイ大好きよー」
砕紀:「(いやそこは同意していいのかっ!? いやある意味あってるけど!?)」さらに心の中で突っ込み。でも表情はサングラスでカバー。

美鳥:目からビーム限定か(笑)。
GM:風と付き合うコツは、ツッコミを入れないことかもしれない(笑)。

天:「………今の状況を客観的に見ると………おに〜さんがその『悪い虫』な気がするなぁ」ぼそりと呟きましょう。
碧唯:「保護されるのが性に合わないってんなら、それはそれでいい。でも、君がこれから生きていかなきゃならない世界の事を知るためにも、会っておくのは損にならないと思うな」
GM/風:「………少し、考えさせてください。さすがに、いきなりは信じられませんから…」
美鳥:(……大丈夫かなぁ)
GM/風:「それに、ねむいです」(マテ
美鳥:……色々な意味で、大丈夫なのかなぁ(汗
碧唯:「OKOK。そんじゃ今日はこの辺にしとこうかしらねー。吉野君、結論出るまで彼女を守んなさいよ? フラグ立てるにゃ、地道なお付き合いが必要よ?」
天:「は〜い。精一杯護らせていただきますよん」
砕紀:なんかある意味、碧唯に尊敬の絆を結びたくなってきた(笑)。
美鳥:というか、尊敬できる先生だ(笑)。ある意味(何
碧唯:マジメじゃない方が、合わせやすそうでしたしね。
GM/風:「明日か明後日にでも、答えを出します。…それでは、おやすみなさい。クー…」
碧唯:寝たか、よし。
天:「お〜い、ここで寝るのは危ないよ〜」
砕紀:ここで寝るのか、本気で…」ぼそり。
美鳥:「……先生、どう?」てこてこ出てきて。
碧唯:「吉野君、さっき話に出た今城ってのが彼女を狙ってると思われるわ。目的はまだ分からないけど、きっと碌なもんじゃない」
天:「うん、俺も何か変な人に絡まれたからねん。用心しときますよん」

GM:一応、出てくると思って無駄に会話伸ばしたのですが、寝るの待っていたとは…失礼しました。
美鳥:あー……や、個人的には。ここで出ると天君の信頼ポイントが急落しそうで(ぁ
砕紀:本当にここで寝させていいのだろうかと考える(汗)。
碧唯:まぁ、寝るのを待ってたわけじゃないけど、寝たのは都合よかったかなと。
砕紀:砕紀は…背景に溶け込んでいたのできっと気づかれなかったっ!(ぇ

天:「で、センセ〜。彼女どうしましょう?」
砕紀:「流石に、ここで寝させるというのはどうかと思うのですが…」
碧唯:「このまま依頼主のとこに持ってっちゃうのが手っ取り早いし安全なんだけどねー……それだと吉野君の信頼度が急落しそうだね」
美鳥:「……それじゃ、あたしがここで見張りについてます? 寝ないのはそれなりに平気だし」
碧唯:さて、暮林邸に運ぶのに賛成の人は?
砕紀:そっちの方が良さそうですね。選択肢の1つとして、この場にいる全員で砕紀の店に泊まるっていうのもあるか…?
法眼:砕紀の店よりは暮林かな。
美鳥:一番広いからなぁ。……でも、暮林の方が……安全、なのかな?
天:同じく暮林で。襲撃があったら、お店ボロボロになりますよ?
美鳥:……(思い出して爽やかな笑顔を浮かべる)。

 別の持ちキャラ(ティート)の店を思いだしたらしい。

砕紀:それは…泣く。 orz
GM:でも、本人が言った通り、基本的についていく気はありませんよ、風。
法眼:食い物で釣れば付いてくる…ってのは、甘いか(笑)。
砕紀:「そこに行けば布団で寝れますよー」とか言ってみたり。
美鳥:「それじゃ……あの人の所に連れて行きます?」布団の魔力は恐ろしいからネェ。特に寒い朝(ぁ
天:「一番安全そうですし、俺も先生に賛成ですけどねん。俺の信頼度より安全を取った方がいいと思いますよん」
碧唯:「よく言った。見直したわよ、不良学生。それじゃそーっと運ぶとしますかね」
天:「お〜」サイドカーに乗せて連れて行きましょう。飛んでれば揺れないだろうし。
美鳥:「……これって、拉致だよねぇ」苦笑してみたり(笑)。
砕紀:「…それは言わないでください。他に方法思いつかないんですから」がっくりと肩を落として。
碧唯:「保護だよ、ほご。言葉のアヤってヤツさ」
天:「そうそう。ホントに拉致されちゃうよりはいいでしょ」
GM:触れようとするなら、〈知覚〉判定での対決になりますよ。当たり前ですが、風だって警戒してますし。
法眼:この中で〈知覚〉が高い人ー?
美鳥:〈知覚〉って、何?(爽)
碧唯:〈知覚〉など無い!
天:超低いです。とゆ〜か無い。
法眼:俺、一応8。
碧唯:決定!
砕紀:んー、素振りで4ですね。「…まぁ、まずは彼女に聞いてみたらどうでしょうか」
GM:更に言えば、警戒してるから、判定に修正も入ります。それでもやるというなら、振り合いましょう。ちなみに、隠密状態のルール使ってます。
美鳥:隠密なのかぁ(笑)。
GM:こっそり攫おうとする場合の判定方法なんて、ルールブックに載ってませんよ(笑)。
美鳥:まぁそうですが(笑)。すると〈知覚〉同士での対決、かぁ。
天:いざとなれば《電光石火》で!
碧唯:こ、ここで《電光石火》!?
天:いや、最後の手段ですよ。あくまで(笑)。
砕紀:GM、「寝所を提供する」と説得する事可能ですか?
美鳥:「とりあえずさ、無理矢理で失敗した場合…ついてくる確率、絶望的に下がるよね」ぼそっ(ぁ
法眼:「…人攫い呼ばわりされるのは御免だなぁ。ここは素直に事情を話して、ついてきてもらうわけにはいかんのか?」
天:「ん〜、事情………話した方がいいんだろうけど、あんまり不安にさせたくないしねん」
碧唯:「うーむ…… なかなかどうして、この子ガンコっぽかったんだよねぇ」
美鳥:「……起こそうとしても、そのまま次の日まで起きなかったりして」(笑)
法眼:「駄目なら駄目で、このまま敵が来るのを待つさ。俺はどっちだって構わん」肩すくめ。
砕紀:「幾ら死なない体だといっても、野宿は体によさそうじゃありません。出来ればちゃんとした所で寝てほしいのですが…」

碧唯:そろそろ結論出そう。どうやら今回は待ちっぽい流れ?
GM:まあ、ぶっちゃけこちらは最終的に攫うつもりでマスタリングしていますが。
美鳥:そーなのか(笑)。
天:おおう、それは困った(笑)。
法眼:この状況で? …まぁドミネーターなら簡単だが(苦笑)。
美鳥:《アポート》とか(ぉ
GM:うまく防がれても、それはそれで戦闘変更するだけで何とかなりますし。ただ、うまくやられると、またボスが超三下っぽく……宿命か(笑)。
美鳥:三下なのか、ボス(笑)。
GM:まあ、攫っても三下か超三下かの違いかもしれませんが(エー

美鳥:「……やっぱり、見張り立てて明日を待とうよ。頑固な子は臍曲げると難しいよ? 後が」
天:「風邪引かれちゃうのもアレだし。俺は連れて行くに一票」
美鳥:「どっちでもいいので、白票でお願い」
碧唯:「こっちはようやく話を聞く気になってくれた状態を壊したくはないわねぇ。一応雨風しのげそうだし、今晩はここってのに一票」
法眼:「それじゃあ、一晩待つか。すぐに身体壊すわけでもないだろ」
砕紀:「…ま、仕方ないですかね。折角考えてくれると言ってる訳ですし…」
美鳥:「それじゃ、見張りしてるね?」頭にバンダナ+木の枝を刺して茂みに(待て
法眼:「(…もしかして、それはカムフラージュのつもりなのか?)」美鳥の格好を見つつ。
砕紀:「とりあえず法眼さん、ここは頼んでいいですか? 私は店に行って、毛布でも取ってこようと思います」
法眼:「おう、のんびり行ってこい」
天:「むぅ、数の暴力に負けてしまった………。仕方ないんで今から家に帰って、布団取って来ますよん」
砕紀:「あ、じゃぁ天君に布団はお任せします」
天:「あいさ〜。じゃあ、取って来ますよん」
砕紀:「私は何か身体の暖まるものでも作って来ますよ」と言って歩き出します。
法眼:では、こちらは風のエンゲージで気配消して隠密(ぇー
美鳥:「準備おっけーですよー」茂みから顔を出して。
碧唯:「悪いわねー、何だかこっちの都合押し付けたみたいで」
天:「いえいえ〜。『フラグ立てるにゃ、地道なお付き合いが必要』なんでしょ? だったらこの位はやらないと」
GM:さて、それではそろそろシーンを切りましょうか。……と、失礼。砕紀の質問に答えるの忘れてました(謝)。今更ですが、相当うまくやらないと、説得はまず不可能です。
法眼:本当に今更だ、それ(笑)。
碧唯:やっぱガンコですか、風。
砕紀:なっはっは、ご飯や布団では引けないか(笑)。
美鳥:なら、暖かい布団と美味しいご飯でっ(変わってない
GM:まあ、初対面に近い人達に『安全な場所がある』と言われてついていくような警戒心では、養子も断らなかったんじゃないかと。
天:まぁ。説得できなくても守れればいいかな?
碧唯:それもそうですね。
法眼:俺はどっちでも。最終的に死んでなきゃいいや(ぉ
美鳥:まぁ、ずれてはいるけど、警戒心は強い、か。
碧唯:最後の砦は天だなぁ、一番信用されてるだろうし。
法眼:一番というか、唯一かな?(笑)
美鳥:関係持ってないしねぇ(笑)。
天:あっはっは〜、泥船なんで期待しないでください。
砕紀:さて…こういう時に晶ちゃんみたいな空間操る力があれば、シチュー鍋とか器とか持って来れたのになぁ(汗)。
法眼:美鳥と碧唯にそれぞれ絆/連帯感を取っておこう。風はもういい(笑)。風に取るとしてもエゴ/理解不能とかになりそうだ(笑)。
美鳥:えっと、風ちゃんに好奇心の絆を。何なんだこの子〜!(笑) あと枠一つ。 どうしよっかなぁ。
碧唯:こっちは天に憧憬で。若いっていいわねーって。
砕紀:む…残り2つだと3人に取れない(汗)。風は天君に任せようかな。美鳥さんに友情、天君に連帯感でとります。
天:残る枠は3つ。美鳥ちゃんに絆:友情、砕紀さんに絆:連帯感、法眼さんに絆:信頼を取ります。

▼絆/エゴの変化
天:
美鳥に絆/友情、砕紀に絆/連帯感、法眼に絆/信頼を取得。
碧唯:天に絆/憧憬を取得。
美鳥:楠瀬風に絆/好奇心を取得。
砕紀:天に絆/連帯感、美鳥に絆/友情を取得。
法眼:美鳥と碧唯に絆/連帯感を取得。




●シーン10 『忙しい朝』  シーンプレイヤー:翠ヶ原碧唯  登場難易度:任意

○公園/翌朝


GM:翌朝、何事もなく10時頃になろうとしています。
碧唯:布団はもう持ってきてありますか(笑)。で、風は起きますかね?
GM:まだ寝ています。
天:じゃあ、今の内に朝ご飯買ってきましょう。
砕紀:背景でベンチに座っているように見せて眠っています。
法眼:前のシーンに引き続き、風と同じエンゲージで隠密中〜。
美鳥:……先生、流石に、眠いです……お布団の魔力がぁ……」(待て
碧唯:「ええい、我慢しなさいキョンシーなら。しかしこっちのお姫様は、随分とごゆっくりな事で…」
GM:と、そこで碧唯の電話が鳴ります。相手は、紫保。
碧唯:「…っと」出ましょう。
GM/紫保:『おはようございます、碧唯さん―――』進行状況の確認だそうです。
美鳥:「がまんします、がまんしますがまんしま……すー……はっ! 寝てません、寝てませんよ?」(おたおたおた)
碧唯:「はーい、とりあえずこちらは目標との接触に成功。ってか、今目の前で寝てるわよグースカと」
GM/紫保:『見つかったのですね。良かったです―――』
碧唯:「ただ、逃亡生活していたせいか警戒心が強くてね。昨夜の内にそっちには連れて行けなかったわ」
美鳥:「先生、相手と思われる人の事も言った方がいいと思うけど?」
GM/紫保:『まあ、無理もないですね。時間をかけて説得していきましょう。ところで、今彼女はどちらに? 事が事なので、私自身が出向きますが』
碧唯:さて。この電話が罠である可能性も結構ありそうなんですがッ!(笑)
美鳥:あはは(笑)。今再確認してそう思いました(笑)。
砕紀:罠?
美鳥:盗聴されてたり、とかねー(笑)。
法眼:あ、それ俺も考えた(笑)。
砕紀:考えてないの俺だけっすか!?(ガビーン)
法眼:デーモンなら《偽りの仮面》もあるしねー。
碧唯:あえて乗ってみるのもアリでしょうか、サー!?
法眼:いいんじゃないかなー?
天:あんまり乗って欲しくないですねぇ。危険に曝したくない。
碧唯:まぁメタな話をするなら、GMはハナから攫う気まんまんなので。ここらが潮時という発想はあります。
美鳥:わざわざ場所を聞いてきましたしね。出向く事自体に問題はないですが……ここで言うのは何故かな、と。
GM:無いですよ。この電話が罠だとすると、相手は『紫保が風を捜していることを知っていること』が条件ですから。
碧唯:ぶっちゃけた!(笑) 言われてみればそうでした。
法眼:それを知る手段が敵にあるかないか、こっちには判らないので警戒しますよ(笑)。
美鳥:……知らなかったのか。……トーキョーNOVAの遣りすぎかなぁ(笑)。
GM:他にも、いろいろ前提条件が必要になりますからね。
碧唯:では素直に返事するかー。「ああ、池袋の○○公園よ。そんじゃ待ってるからー」
GM/紫保:『わかりました。それでは、昼頃までにそちらに向かいます』
美鳥:「誰ですか?」首傾げて。
碧唯:「ん、暮林のお嬢ちゃん。こっちに来て楠瀬君と直接話するってさ」
美鳥:「御大の登場ですかー」
碧唯:「昼頃になるそうだから、それまではこの子を見張ってないとね。しかしいつまで寝てる気だろうね、この子は」
砕紀:「…む、誰か来るんですか?」と軽く頭を振りながら。
碧唯:「あー、こっちの依頼主が来るって話」
美鳥:「あ、依頼人の人です。お金持ちさんなのですよ?」
砕紀:「…あー、暮林グループの………大物過ぎて実感わかないなぁ」
法眼:「そっちのパトロンか。それにしても…起きないな、この嬢ちゃん」
天:パンとかおにぎりとか大量に持って帰って来ます。「たっだいま〜。補給部隊帰還しました〜。あ、センセ〜、領収書貰ってきたんで後よろしくお願いします」
砕紀:「お帰りなさい。それじゃこちらも準備しますか」昨日持って来たシチューの余りを、携帯コンロで温めなおします。無論背景で。
GM:…電話、切っちゃっていいんですか?
碧唯:あ、もう切れたと思ってた。
美鳥:というか、言わなかったのですね、相手の事。
碧唯:…………あ。
美鳥:怪しいお金持ちが敵に居る事を教えた方がいいかなー、と。
碧唯:今城のことスルーしてた!?
法眼:罠云々の方に思考が行ったからな(笑)。
天:か、かけ直しましょう!
美鳥:……因みに、それを踏まえて、美鳥は何も考えずに電話口の相手に対して教えた方がいいと言ってたり(笑)。
碧唯:「っと、そうだ暮林さん。ひとつ御注進」
GM/紫保:『なんでしょう?』
美鳥:「…………」もそもそと茂みに戻る(笑)。
碧唯:「楠瀬君を養子にしたいっての、あの今城グループの御曹司って話みたいよ。後ろ暗いとこの多い奴だから、気をつけた方がいいかもね」
GM/紫保:『今城高明の? …わかりました。彼の噂は私も耳にしています。こちらから手を打っておきましょう』これに気付かなかったら、社会的に殺されかねませんでしたね。
法眼:そりゃ、危なかったな。
砕紀:マジスカ!?(汗)
碧唯:危なかったー、ありがとうございます。
天:良かった〜。
美鳥:へるぷを求めないと、社会地位判定に強制失敗です(古
碧唯:また懐かしい判定を(笑)。
砕紀:旧約の判定かー。
GM:旧約は知りませんが、戦闘終了までに気付かなければ、人間性にマイナス修正出してましたね。もっとも、ここが最後の機会では無かったですが。
砕紀:うひゃー(滝汗)。
碧唯:あああああぶなかったー!!
天:こ、こわ〜。
美鳥:人間性回復チェックマイナス……美鳥、堕ちてたかもね(爽)。
法眼:ふーん、そういう罠を仕掛けてあったわけか。
GM:罠というほどのことでもないです。『力づくで全部ぶっ壊せばいいや』といきなり今城に襲撃かけられないための仕込みです。
砕紀:なるほど。
法眼:そんな無茶する奴は今回のメンバーにいないと思うが(笑)。
碧唯:「何でも、とあるフリーライターの失踪とも関わりあるみたいだしさ、タイミング的にちょっとばかし危なそうなんでね。よろしく頼むわよ」
GM/紫保:『…なるほど、その辺からつつけそうですね。ただ、私の方に、その情報は入っていなかった。相手にデーモンがいる公算が高いですわね』
碧唯:「隠蔽は連中の十八番だものねぇ。そんじゃ色々大変になるだろうけど、なるべく早く来てちょうだいねー」
GM/紫保:『はい。相手に今城がいるなら、もう見つかってもおかしくない頃…お気をつけてください』
砕紀:しまった…考えたら朝10時の公園でコンロなんぞ使ったら怪しいことこの上ない(汗)。
GM:女子高生が住んでる時点で、怪しいけどな(笑)。
法眼:全くだ。
GM:それでは、ここらでシーンを切ります。
砕紀:はーい。ではここでタイミング良く「ご飯の準備できたぞ〜」と言います(笑)。


砕紀:今更だけど、小林さんってどこまで事を知ってたのかなぁ?
法眼:さぁ? そもそも彼、ノウンマンだったのかね?
砕紀:…法眼さんとアンノウンマンの繋がりってどんなのだろう(マテ
法眼:事件絡みで色々あるからね。アンノウンマンとも付き合いはあるよ。
GM:小林はノウンマンですかね。別に意味はないですけど。
碧唯:相当ヤバい部分まで踏み込んでた可能性は高いか。
砕紀:小林=ノウンマンか、どもです。
碧唯:風は何日くらい服替えてないんだろうか…。
法眼:風呂も入ってないんじゃないか?(笑)
天:よく考えたら風ちゃんの服、血まみれなんじゃ………。飛び降りとかやってたみたいですし。
砕紀:あ゛。
GM:きっと、公園には噴水が(マテ)乾かす手段はありますし(マテ
碧唯:飛び降り自殺2回、割腹自殺1回……。
砕紀:てことは、公園の噴水がよーーく見るとうっすら紅く…。
美鳥:服がまともかどうかすらあやしい(笑)。
法眼:血は洗い流せても、服はズタボロのような気がする(笑)。
砕紀:そしてそんな女子高生の周りにたむろする謎の一行…既に『社会的に手遅れ』ゾーンに片足突っ込んでるようなっ!?
天:職務質問されても文句言えない………。
碧唯:通報されそうだ(汗)。
GM:女子高生なら、ソーイングセットの持参は必須です(エー)
法眼:…きっと壊れてると思う、ソーイングセット。
美鳥:料理する男にあやかる教師、息を潜めるおっさんに茂みに女子高生……混沌としてるなぁ(ぉ
砕紀:あ、茂みの女子高生はバンダナに枝のオマケ付で(ぉ
GM:飛び降りって、どこまで服がボロボロになるのかな…。まあ、フェネクスだし、無意識に飛んだから死んでないって可能性が自然っぽいですが。
碧唯:アニメ版のデビルマンは、破れた服も元通りに。だからきっとデーモンあれば大丈夫!(無理



●シーン11 『襲撃!』  シーンプレイヤー:吉野天  登場難易度:任意

○公園/朝


GM:電話が切れたすぐ後、風も目を覚ましました。そして、ついでに黒装束の男も現れました(マテ
砕紀:なんですとっ!
碧唯:あれー!?
美鳥:……こっちが先かぁ。
GM/???:「おー、おー、やっと見つけたぜ」
法眼:「…………」隠密中〜。
美鳥:「……(誰だろ?)」自称・監視続行中。
GM:一応、周りは警戒して。(ころころ)12。
砕紀:「おはようございます。どちら様でしょうか?」
碧唯:「(ぐあ……一手遅かったか)」
天:「………(参ったな〜)」
法眼:隠密判定かな。(ころころ)…って、またファンブルかい!?

 ―――昔の人は言いました。『二度あることは三度ある』(ぁ

碧唯:法眼……(ほろり)。
GM:か、神様が、また光臨あそばされたっ!?(笑)
砕紀:戦闘が怖い(汗)。
美鳥:隠密は〈知覚〉〜。(ころころ)…出目11で合計14。素晴らしすぎる(笑)。
天:神様ぁぁぁぁぁ!!!
法眼:何だかなぁ…(笑)。
美鳥:……というか、バンダナ木の枝に負けたのかと思うと(ほろり(待て
碧唯:柊神じゃ〜、柊神がお怒りじゃぁ〜!!
砕紀:柊っ!? ヤツか、柊力のせいなのか?!?
GM:他は姿隠して無かったでしたっけ?
碧唯:全然隠してませんでした。
天:はい、隠してないです。
砕紀:砕紀は飯作ってます(笑)。あまつさえ、いけしゃーしゃーと挨拶までしている始末。
GM:了解です。では、法眼には気づいた。美鳥には気付かない。
法眼:……いいや。もう開き直って握り飯でも頬張ってよう。
美鳥:「…………(お腹すいた」(ぁ
GM/???:「はい、そこに隠れてるのはわかってるからねぇ。不意打ちは無駄よ」
法眼:「(もぐもぐむしゃむしゃ)」
砕紀:「風さんもおはようございます。ご飯の支度は済んでますよ?」と風にも挨拶。
GM/???:「で、うちのボスが、そちらのお嬢さんを欲しがっててねぇ。貰っていくよ」そう言って、指をパチンと鳴らす。と、それを合図に装甲車が3台乱入してきます。
天:装甲車!?
砕紀:ちょっと待ってーーーー!? 朝の公園になんてモノ持ち出すかっ!?
碧唯:Σ( ̄□ ̄|||) 大仰なっ!?
GM/風:「ご飯ー…」そしてモソモソ起きあがる風(一同大爆笑)。
碧唯:いかん、風惚れそう(笑)。
美鳥:まぁ、大人物的反応なんですよ(遠い目)。
法眼:握り飯食いつつ風を庇える体勢に。
天:「風ちゃん、朝ご飯はもうちょっと待って」バイクに乗って臨戦態勢を。
砕紀:「な……仮にも公園になんてもの持ち込むんだよ」唖然。
碧唯:「今城の手の者は、エレガントさが足りないねぇ。真っ昼間っから公園に乗りつけるシロモノじゃないよ?」
美鳥:装甲車……むぅ。威力+8の防御力+5、かぁ。
法眼:装甲車三台…退魔戦車相当かな?
碧唯:それはかなり厳しいなぁ…。
美鳥:つ【フルメタルトループ】(ぇー
砕紀:ていうか周りの人の目が気になるのですが、如何?
法眼:人払いはしてるんじゃ? 相手が。
碧唯:封鎖くらいはしてるかもですね。
GM:そして、その窓から機関銃を乱射! 美鳥以外は〈知覚〉で判定。目標値12。
法眼:(ころころ)達成値19…さっき出ろ(笑)。
碧唯:【知性】の平目で(ころころ)達成値14。
砕紀:〈知覚〉なんてない! 素振りだ。(ころころ)達成値14って、かわしたし!?
美鳥:……皆、何ですかその出目は(笑)。
天:平目で(ころころ)…7! 駄目駄目だ!!
GM:…神様ー! 神様ー!(笑)
美鳥:今日はなんなんですか?(笑)
碧唯:荒れてるなぁ(笑)。
砕紀:出目が極端だ(汗)。
美鳥:個人的には、主人公だけ食らってる所がポイントあると思ってみたり(待て
砕紀:しかもコレで天君が全くこらえてなかったらかっこいいぞっ!
天:うう、薄いのに〜薄いのに〜。
GM:で、装甲車から3人ほど飛び出してくるのですが、天以外は行動できます。FP5のトループ扱い、エンゲージはバラバラです。
天:はうぁ! 風ちゃん連れて逃げようかと思ったのに!
碧唯:……HA《魔法の国よ》でまとめて消し飛ばしてぇー!(笑)
美鳥:FP5だから大した事無いのがなぁ(笑)。
砕紀:せ、先生! ここ公園! あまり暴れちゃ駄目ーーっ! 幾ら徹夜明けでも心の余裕は大切よー!?
GM:そちらが全面的に先行です。行動どうぞ。
法眼:その前に質問。これ、クライマックス?
GM:いえ、ここでの結果次第で、クライマックスに少々変化が出ます。この条件なら、掻っ攫えると思ったのにー。
美鳥:法眼さん以外成功しない目ですからねぇ、平均的に。
法眼:肝心の本人が出目酷かったけどな(笑)。
GM:ぶっちゃけ、シーン9が悪かった。ここまで固められると、判定無しじゃ攫えないです。
碧唯:ええと、天が動けないんだと私が最初か。正直、HA《魔法の国よ》ってこういう時くらいしか使い道無い気がします。速攻決めるなら使います、そうでなければ普通に対処します。
GM:まあ、具体的に言うと、クラード[警視庁機動隊]をFP5にして使っています。下手すると、砕紀が素手で殴っても倒せてしまう可能性あり(笑)。
美鳥:……機動隊にこういうのもあれですが……弱い(ほろり)。6点超えたら壊滅ですからねぇ。
砕紀:か、悲しいぞそれ(汗)。
碧唯:手加減効きません、アタシ(汗)。
美鳥:非戦闘員のパンチで砕ける装甲車(ほろり)。
GM:まあ判りやすく、ここは戦闘ラウンドで処理しましょう。


▼ラウンド1

GM:セットアップ、こちらは無しです。こちらの行動値は7なので、そちらどうぞ。
砕紀:「バラけた…まずい! 碧唯さん頼むっ!」碧唯さんの絆を固定して、愛を碧唯さんに1点渡します。
碧唯:「あいよっ、任せな!」マイナー無し、メジャー《ダークネスフレア》、人間性14。もらったAGP1でHA《魔法の国よ》! 目標を黒服、装甲車、兵士全てに! (ころころ)達成値24!
GM:(ころころころ)全員命中。黒装束は対象になりません。ダメージどうぞ。
碧唯:空中に広がる巨大な法陣! そこから降り注ぐ闇の塊! (ころころ)〈闇〉属性23点!「纏めて潰れな……『魂ヲ侵ス黒』!
GM:黒装束残して全滅。ちなみに装甲車は背景なので、演出で吹き飛びます。
砕紀:装甲車背景かよっ!(汗)
碧唯:戦車相当を警戒してたよ!(笑)
GM:ここは攫えるかどうかの場面ですから。
法眼:黒装束は何なんだ?
天:黒服が入らない?
GM:黒装束は演出キャラです。
美鳥:3クラードって言ってた時点で多分違うなぁ、とは思ってた。……黒服は、ほら、アレだ。―――カキワリ(一同爆笑)。
碧唯:な、なんだってー!?
法眼:酷っ(笑)。
天:そ、それはマズい………かな?
GM/???:「んな…!? バカな…!?」
美鳥:「……出るタイミング逃した」しょんぼりしながらお着替え中。
砕紀:それでこそ三下(ぇー
天:「お、覚えてやがれぇ〜」が出ればもう完璧。
碧唯:「悪いわねー。あんたらがマナーに欠けるもんだから、アタシもついついやりすぎちゃったわぁ」カラカラ笑う。
GM/???:「ボ、ボス! こいつらヤベェですぜ!?」無線機に向かって。
砕紀:三下だぁぁぁぁ!!
碧唯:まごうことなきドサンピンだったぁ!(笑)
美鳥:うみ、見事なり(笑)。
法眼:…やばいのは約一名だが(待て
碧唯:はっはっは、確かに無茶やったのはセンセーだけだった!
GM/???:「え? 増援が行くから、しばらく耐えてろ? りょ、了解しやした!」
砕紀:「(流石にやりすぎじゃないかなーこれー)」(冷や汗)なんだろう、???を哀れに思うこの感情。
美鳥:それが、憐憫というものです(ぇー
法眼:あー、どんどん台詞が三下に堕ちていく…(笑)。
天:絆/同情か絆/憐憫取りたいなぁ。
碧唯:「無理しなさんなって。昼過ぎにゃアタシ達も帰るしさ、あんたらも帰った方が良いんじゃないのー?」みんな風の拉致を相当に警戒してましたからねぇ。
GM:まあ、攫うのを失敗した以上、次がクライマックスですな。
天:あ、そうなんだ。嫌われるの覚悟で連れて行こうかと思ったんですが。
美鳥:まぁ、拉致られたくはないですからねぇ(笑)。
法眼:人質も敵に回るのも嫌だからね(笑)。
砕紀:攫われるの邪魔したいけど実際には何も出来ない(汗)。
碧唯:でも拉致られたのを奪還するのも、オイシイと言えばオイシかったんだけど。難易度は跳ね上がりそうだ(笑)。
GM:合流タイミングがね。風のところに行きながら合流されたから、手薄にする機会が無かったのです。
美鳥:「ぅー……急ぎだからあちこちに違和感が……」生足チャイナの女の子が茂みから(笑)。「えっと……ていっ」黒服に手加減ラピッドパンチ(ぇー
GM/???:「グハァ!? …チッ、俺はまだ倒れちゃあいねぇぜ」
美鳥:「……倒れるまで、しなきゃ駄目?」首を傾げてみる(笑)。
GM/???:「ふ、ボス達が来りゃあ、おまえらなんざ…イタイイタイヤメテヤメテ
美鳥:「えっと、確か……」間違ってかなり痛くなっているコブラツイストを(笑)。
天:「風ちゃんさぁ、パンとおにぎりどっちがいい?」もう、任せていいかなと思ってる(笑)。
砕紀:「流石にシチューは吹っ飛んでしまいましたな…残念…(けっこう自信作だったのになぁ)」と辺りを見る。

GM:一つ言っておく。???は、こんなキャラ予定じゃなかった!(エー
碧唯:黒服……(ほろり)。
天:………………何なんでしょう。微妙に罪悪感が……………。
美鳥:不思議だねぇ(爽)。
法眼:途中のカッコつけたアレが本性…の予定、だったのかな?(笑)
砕紀:なんていうか…ねぇ(汗)。
碧唯:そして美鳥はけっこう楽しそうだな(笑)。
美鳥:皆が意見言ってくれないので(笑)。ほっとけとか、気絶させちゃえ、とか、意見が無いので…気絶させないように攻撃を(酷

GM:そうこうしている内に、こちらに車が向かってきました。美鳥、〈知覚〉で振ってみてください。
美鳥:〈知覚〉、かぁ……苦手科目だ。(ころころ)達成値10……見事に普通。
GM:気付いた。車の中からHA《虚無への供物》。対象、???。気付いたので、咄嗟に離れられます。
碧唯:Σ( ̄□ ̄|||)
美鳥:「ありゃ、ごめんね?」笑顔で蹴り飛ばし(酷
GM/???:「…何が…」しかし、彼の疑問は永遠に解消されませんでした。轟音、爆発。そして、その影から出て来る数体の敵。おそらく、本命。
砕紀:「なっ………」エキストラなのか!? 《ヴォイド》してー(マテ
美鳥:???が相手ですよ? 三下が、爆発するだけ(酷
砕紀:哀れすぎて手を差し伸べたくなる(笑)。しないけど(鬼
美鳥:「あっさり切るなんて……容赦無いねぇ」爆風にチャイナドレスの裾がひらひら。
法眼:「えげつないねぇ…」
GM:ちなみに、使用AGPは10点でした。???、木っ端微塵(マテ
砕紀:ひどっ!
美鳥:わ、美鳥でも結構死んじゃう…どころじゃないな。30d6か(汗)。
GM:まあ、〈知覚〉目標値7でしたから。
碧唯:「しかしもう本命かい。そんなにあの子が欲しいのかね」
天:「風ちゃん、ちょっとヤバいことになりそうだから隠れてて」
GM:「後は任せた」と、車の中から今城の声。「ここまでやるのは、契約外では?」と、別の黒装束。そして、もう一人…悪魔。黒装束が「…まあ、いいでしょう。代金は、上乗せさせてもらいますよ」と言い、車は走り去っていきます。
美鳥:エトランゼ、とデーモンがいるのか……。
天:もう一体いた!?
法眼:…2Pキャラ?(違
砕紀:こっちがカッコイイ黒装束か…?
美鳥:ぢつは、ショッカーのように彼らの制服(何
砕紀:うわー、ここで「待てっ!」って言ってみたいけどキャラ的に言えない罠(笑)。
GM:では、ここでシーンを切って、クライマックスに入ります。
碧唯:っと、最後の絆枠。砕紀に信頼で。
美鳥:困ったので……法眼さんに連帯感、で。
天:GM、風ちゃんの絆を興味から守護に変更するって出来ますか?
GM:固定していないなら、どうぞ。
天:では、風ちゃんの絆を守護に変更します。

▼絆/エゴの変化
天:
楠瀬風への絆内容を守護に変更。
碧唯:砕紀に絆/信頼を取得。
美鳥:法眼に絆/連帯感を取得。



 

■クライマックスフェイズ■


●シーン12 『悪魔が来たりて風が吹く』  PC全員登場

○公園/朝


GM:皆さんの前に立つのは、にやけた笑みの悪魔、無言で佇む黒装束と、その部下。黒装束が口を開く。「簡単に言おう。俺の任務は、そこの娘を連れ帰ることだ」
法眼:「率直に言おう。断る」
美鳥:「じゃ、邪魔するので向かってきてください」にっこり笑顔。
天:「残念だけど、お断りしますよん」
GM/黒装束:「それ以外に興味はない。引くなら、追いもしない」
法眼:「悪いが、野郎に興味はない。大人しく帰るなら、追う趣味もない」(待て
砕紀:「お断りです。あなた方に引き渡したら、彼女がどんな目に会うか判ったものじゃない」
GM/黒装束:「仕方ない、か。下らん依頼主だが、契約は契約だ」
美鳥:……こういう場面で、『すいません、僕一般人なんで帰っていいですか?』って聞いて味方にどつかれたいなぁ(何
法眼:それ美味しいね(笑)。
砕紀:そ、それはそれで美味しそうだ!
天:ある意味格好いい。
GM/悪魔:「やれやれ、仕方ねぇなぁ。ところでよ、おまえらその娘の正体は知ってるのかい?」
天:「まぁ、それなりには」
美鳥:「……わりと?」
法眼:「火の鳥の娘、だっけか?」
碧唯:「だからって何が変わるわけでもないけどね。アンタらの雇い主みたいなのが、勝手に事態をややこしくしてるだけさ」
GM/悪魔:「知ってるのか? それなのに、そのままにしとこうってのか? 欲がねぇなぁ」
砕紀:「と言うと?」
法眼:「一応聞いておくか。お前らとボスの目的は? それと、小林肇を殺したのは誰だ?」
GM/悪魔:「そいつを使えば、魔界において、そこそこの地位が得られるんだぜ? どうせもう親はいないんだ。俺らが親代わりになって、代わりに地位を得る。悪い話じゃねえだろ? どうだ、こちらにつかねぇか?」
天:「やだね」
美鳥:「……魔界の地位なんて、貰ってもなぁ……要らないし」
砕紀:「…そこに彼女の意思はありますか?」
法眼:「俺は人間世界で生きてるんでね。魔界の地位に興味はねぇよ。…で、質問に答える気はないのか?」
GM/悪魔:「小林? 誰だったかな? 俺たちを探ろうとしたんなら、誰かが殺したんじゃねぇの? まあ、隠したのは多分、俺だろうけどな」
法眼:「ふん……じゃあ、落とし前は親玉に付けてもらうか」
GM/悪魔:「やれやれ。つまらねぇ奴らだ。で、何だっけ? 意思とか言ったっけ? ――それはな、こうするのさ」言いつつ、PS《資産:支配》。対象は勿論、風。
碧唯:なにー!?
美鳥:ヤな技を(笑)。というか、この悪魔ドミネーターかぁ。
砕紀:カバーリングとか無理…だろうなぁ(汗)。

 PS《資産:支配》は、使う側の〈魔力〉と対象の〈意志〉による対決判定になります。
 攻撃ではないので《霞の外套》などの妨害アーツは無効ですし、カバーリングも出来ません。
 一度かかればシナリオ終了まで操られてしまうので、《電光石火》などのHAで防がない限り、PCには対抗手段がありません。
 故に、乱用は禁物ですが…効果を打ち消す条件はGMが自由に設定できるので、工夫次第ではユニークなシナリオを作れます。


法眼:んー。《電光石火》で打ち消せってことかな?
美鳥:シナリオ終わるまで、消えないしネェ。
天:《電光石火》でうち消せるんですか?
碧唯:風の抵抗判定に《電光石火》で消せますな。
GM:振った方がいいかな? 正直、今回振りたくねぇ(笑)。…まあ、振ろう。(ころころ)クリティカル。こんなところで…神様ー、神様ー!?(笑)
砕紀:………………鬼や! ここに鬼がおる〜〜!!
美鳥:今回の神様は凄い(笑)。……ここで、彼女が〈意志〉技能持ちで、6ゾロ振ったら面白いだろうに(何
碧唯:《電光石火》なら、相手の判定はファンブルだ!
砕紀:この悪魔のせいか、数々のダイス目のおかしいのはっ!
GM:で、風の対抗。(ころころ)クリティカルはせず。
美鳥:ま、無理か(笑)。さすがになぁ。
碧唯:だから「クリティカル、ファンブル系のHAがあるといいよー」だったのか。
GM:違います。この後です、むしろ。
法眼:天にAGP1点。
天:はい、《電光石火》使いますねぇ〜(笑)。
GM:《電光石火》に対抗。HA《死に至る病》宣言。
天:《ヴォイド》使いますんでAGPを下さい。
碧唯:あまり突っ張ると、戦闘等で息切れしそうなので微妙なとこなんですよねぇ。
法眼:「…念のために結界用意しといて良かったぜ」エゴ固定して《歩く影法師》。《電光石火》をコピー。
砕紀:法眼さんが魅せるっ!
美鳥:「……ぁー、それで彼女の傍でごそごそしてたんですね?」
砕紀:そこで茶々いれんなや美鳥さーん(汗)。
美鳥:その辺が美鳥の駄目な所(寧ろ駄目なのはPLですが
GM:《ヴォイド》宣言。
法眼:まだ来るか。
GM:こっちもHA数はカウントしてるから、楽じゃないですが。
法眼:誰か、対抗出来る奴いるか?
碧唯:黒服の能力も分からないし…どこまで突っ張れるかなぁ。
天:エゴ/傲岸固定でAGP1。《ヴォイド》を使うので残りを下さい。
碧唯:では天の絆固定して、まず1点。「吉野君、楠瀬君を渡すな! 昨日の約束、反故にすんじゃないわよっ!」
砕紀:「彼女をあんな奴らに渡しちゃいけないっ!」同じく天君の絆を固定して1点渡します。
天:「あいさ〜。任せてください」《ヴォイド》使用します。
GM:黒装束に対抗あるけど…彼にはそこまで義理立てする理由は無し。通します。
砕紀:あるのか、もう一回くらい(汗)。
碧唯:逆に言うと、黒服には潰せる手段があるってことか…。
美鳥:《ヴォイド》でしょうねぇ。
天:黒装束は《ヴォイド》持ちか。
碧唯:格としては悪魔のが下っぽいですね。
GM/悪魔:「やれやれ、無茶するねぇ」
碧唯:「こっちの依頼主はアンタらのと違っていい子でね。頑張ろうかなーって気になってるんだわ、これが」
GM/悪魔:「まあ、それならそれで、まずあんたらを殺してからにしようか」
美鳥:「……そう簡単に出来ると思って欲しくないなぁ(くすっ」
法眼:まずは悪魔を集中して倒すべきかな? 毎ラウンド、今のを使われたら堪らん。
天:悪魔集中砲火に賛成です。前に出てきてくれればですけど。
砕紀:確かに(汗)。毎回《電光石火》使うわけにもいかないし。
美鳥:もう使わないみたいですよー。使うようなシナリオ組むのは……ウチくらいです(何
GM:無言で前に出る、黒装束。[SA:悪魔を倒す]を渡しておきます。
美鳥:では、合わせる様に前に。
法眼:こっちも一応前衛かな。
碧唯:悪魔さえ倒せばSA達成なのか。
砕紀:「無茶するし殺されもしない…お前達みたいな奴には絶対に負けられないんだ」両袖を捲って戦闘態勢。…何で戦闘シーンになると砕紀の精神年齢下がるのかなー(汗)。もう少し大人でいきたいぜ、俺。
碧唯:根が熱血なんじゃないですかね。
美鳥:熱血度が上がるのです。若い証拠(ぇー
法眼:純粋さを現しているのでは(笑)。
砕紀:半分はエゴ再現なんだろうけど…ううむ(汗)。
GM:では、戦闘フェイズに入ります。



●シーン13 『死んでたまるか』  PC全員登場

GM:まず、エンゲージの説明。

 現在のエンゲージ:【(悪魔) (部下A・B)】 (黒装束)

GM:PC側のエンゲージは、黒装束まで可能です。
美鳥:黒い子殴らんとあかんかー。黒い子までエンゲージです。
法眼:同じく、黒服にエンゲージ。
天:同じく黒服エンゲージに。
碧唯:こちらは離れたままで。
砕紀:毎回この位置決めに悩む(汗)。離れて…碧唯と同じエンゲージにいます。

 現在のエンゲージ:【(悪魔) (部下A・B)】 (黒装束・天・美鳥・法眼) (碧唯・砕紀)

GM:ちなみに、支配失敗したから、風は戦闘シーンにいません。
美鳥:……成功してたら、敵か(汗)。
法眼:良かった、敵に回さなくて。
天:それは安心。
砕紀:よかった(汗)。
法眼:てか、あれだけHA消費したんだしなー(笑)。
碧唯:このHA消費が吉と出るか凶と出るか…。
GM:勝利条件は、悪魔を倒す。敗北条件は、PCの全滅。
美鳥:……黒装束は無視してもいいのか。
GM:ええ、最終的には悪魔を倒せばOKです。
砕紀:そういう時に限って、先に黒装束倒さないといけない状況になりそう(汗)。
法眼:えーと、こっちの方が数多いから、離脱には判定要らないよな?
美鳥:封鎖されて無い限り、大丈夫ですよー。
法眼:(ルールブックを確認)あ。でもメジャーアクションは消費するのか。
GM:封鎖はしていません。そこまで義理感じてないですし。
碧唯:ビジネスライクだなぁ、黒装束。
美鳥:悪魔倒したら倒したで『……依頼は此処までだな。これ以上は付き合う義理も無い』とか言って消えてくれそうです。

GM:ここで一つ、皆さん〈知覚〉判定を。
法眼:(ころころ)達成値15。
美鳥:知覚〜(ころころ)14。
天:(ころころ)11。
砕紀:技能なし(ころころ)12です。
碧唯:技能なし(ころころ)9。
GM:一人気付けば充分。悪魔、PS《資産:核部》を隠していました。自分のエンゲージにあります。FPは20。命中判定は行ってください。
砕紀:お。
美鳥:おお。
法眼:それを破壊すれば、倒せると。
GM:倒せるわけではありません。ドミニオン能力がなくなるだけです。ただし、小さいので、命中に−3の修正がつきます。
美鳥:倒しやすくはなる(笑)。
砕紀:どんなパワーソース持ってるか判らないし、無くすに越したことはない。
法眼:では、やってみようか。


▼ラウンド1

GM:ということで、改めてセットアップ。こちらは無しです。イニシアチブ、黒装束15、悪魔12、部下9です。なので、黒装束から。
美鳥:早っ!?
砕紀:うひゃー(汗)。
GM/黒装束:「まったく、くだらない戦いだな」(ダイスいっころ)対象、法眼。マイナー無し、メジャー《念動剣》に《超越者:ラプラスの魔》。(ころころ)普通に21。
法眼:オートで《獣化》。
GM:で、そちらの回避に、悪魔が《次にお前は●●と言う》宣言。
法眼:(ころころ)達成値24。マイナス3しても21で回避だ。「…くだらないと思うなら、とっとと帰っちゃどうだい?」
GM/黒装束:「思ったより、速いな」では、13の天、どうぞ。
天:マイナーで《飛行能力》使用。メジャーで《大小拵え》使って黒装束を攻撃します。
GM:《次にお前は●●と言う》宣言。
天:(ころころころ)2回目のクリティカル採用です。
砕紀:出目が極端なだけ、走るとすごいな。
GM:《次お前は●●と言う》関係ない!(笑) 《超越者:ラプラスの魔》込み回避。(ころころ)出目10で達成値27。残念、命中です。ダメージどうぞ。
美鳥:……回避高っ。
天:(ころころ)38の〈殴〉ダメージです。
GM/黒装束:「不利か…さて」27点通し。まだ倒れません。では、12で悪魔の行動。マイナー《魔震》、メジャー《不和の芽》、オート《魂狩り》。対象は前衛エンゲージ。(ころころ)普通に20。リアクションは〈交渉〉です。
美鳥:食らっ……たって言えないなぁ。クリティカルがあるや。(ぉ

 しかし敢えなく、全員防御失敗。

碧唯:《護りの剣》、欲しい人いますー?
砕紀:もしくは《シールド》とばすよー。
美鳥:いらにゃい。多分。
法眼:ダメージ次第だけど、《シールド》は欲しいかも。
天:FP18なんで、一撃で死ねる自信はあります。
碧唯:では天に《護りの剣》を飛ばしましょう。
天:お願いします。
GM:《護りの剣》は振る前に言ってあげてくださいね。今回はやっていいですけど。
碧唯:あ、以後気をつけますー。防御判定には《魔法相殺》を使って、人間性8に。(ころころ)達成値24! 天の目前に防禦の法陣展開! 攻撃が逸れる!
GM:では、ダメージ出します。(ころころ)29点〈闇〉。
砕紀:二人とも《シールド》いります?
美鳥:FP的には大丈夫。
法眼:んー、あと一撃耐えられるかどうかだな。頼めるか?
砕紀:では法眼さんにのみ《シールド》+《祈念》、人間性残り8。(ころころ)22軽減、7ダメージです。
法眼:「サンクス、助かった」
砕紀:「これだけが、俺に出来る事ですから」既に一人称は変化済みだぃ。
GM:さすがに20点以上も止められると、効果を感じますなぁ。
碧唯:こんなに止めたシールド、初めて見ました(笑)。
砕紀:Lv5の意地ですたぃ(笑)。
美鳥:「ぅー……ちょっと痛い」残り45点〜。
天:相変わらず羨ましいFP量ですねぇ。
美鳥:コレと拳しか能無いしね(何
GM:では、雑魚までそちらの番です。碧唯から順にどうぞ。
碧唯:雑魚の行動がちと怖いな、マイナー無し、メジャー《シャイニングレイ》、雑魚のエンゲージへ。オートで《呪圏拡大》、範囲に! 人間性3。(ころころ)達成値28!
GM:黒装束がHA《歩く影法師》で《死に至る病》コピー使用。
碧唯:のー!?「まずは邪魔っけな壁から……なにっ!?」見えない何かに、光の雨が全部逸らされたーっ。
砕紀:うぉ!
法眼:イレギュラートゥルーだしなぁ。
GM/黒装束:「………」
砕紀:こちらの《ヴォイド》って残り1だよね?(汗)
美鳥:……いっそ通します?
砕紀:法眼さんの《歩く影法師》は《電光石火》に回してもらいたいし…。
碧唯:通しましょう、雑魚には使っていられない。次がんばれ!
砕紀:まぁここは、インファイター二人に任せましょう。
法眼:次は誰行く? 俺か美鳥か?
美鳥:……さて、どうしようかねぇ。ヘタに黒装束に手を出すと、《怒髪天》とか言われそうで(ぁ
GM:ああー、しまったー! 忘れてたー!
砕紀:ぇ?
天:はい?
美鳥:……?
GM:そして思い出しました。まあ、どっちにしても、使わなかったか。
美鳥:……何かあったのか。
GM:ナンデモナイデスヨ?(笑顔)
砕紀:《突然変異》で《怒髪天》使えたのに使わなかった、とか?
美鳥:そんな気がしてる(笑)。さて、どっちか抜けてどっちか攻撃します?
碧唯:悪魔やるなら、決断は早めが良いですね。
法眼:ん、俺《吹き散らすもの》で遠隔攻撃できるよ?
美鳥:遠当てはまだ出来ない。今回の成長で覚える……それじゃ、美鳥前進?
天:俺は飛行能力あるんで悪魔まで行けますよ。集中砲火されたら落ちるけど。
法眼:順番がどちらにせよ、俺は悪魔のエンゲージを攻撃するから。
美鳥:あいー。じゃ、美鳥前進で。マイナーで《戦闘形態》使いつつ、そのまま悪魔にエンゲージっです。
GM:そうか、これで悪魔より速くなるのか…。
碧唯:よし、悪魔の先手を取れる戦力が増えた。

 現在のエンゲージ:【(悪魔・美鳥) (部下A・B)】 (黒装束・天・法眼) (碧唯・砕紀)

GM/悪魔:「おい、てめえ! なに黙って通してやがる!」
美鳥:「……射程、捕らえた」行動終わり〜。
GM/黒装束:「………」(つまらなそうな溜息)
砕紀:なんか黒装束がかっこいいぞ(笑)。
碧唯:雑魚は守っても悪魔は守らないのか(笑)。
美鳥:きっと雑魚は部下なんだ(笑)。
碧唯/黒装束:「お前達は俺が守る! それがパーフェクト○ーモニーだ!!」
法眼:他になければマイナーで《ハンティングスタイル》、メジャーで《吹き散らすもの:炎》。悪魔のエンゲージに範囲攻撃。(ころころ)クリティカル♪
砕紀:クリティカルっ!
天:どうやら今日のダイスの神様は、血を求めておられるようです(笑)。
GM:HA《悪の華》で《死に至る病》復活、使用。
砕紀:いーやー(汗)。
美鳥:多いなぁ。
法眼:「…させるか!」《歩く影法師》で《電光石火》!
GM:HA《遠くからの声援》で《ヴォイド》復活、使用。
法眼:まだあるのか。対抗手段ある人ー?
砕紀:《ヴォイド》残り1〜。ここは《ヴォイド》したいと思いますが如何?
美鳥:えっと……消す必要は? もしくは当てる理由……は、結構ありそうだけれど(笑)。
法眼:核を潰せるかどうか、かなぁ。通す?
碧唯:無理して消さなくても良い気もしますが…。
砕紀:さっきと違って、今度は悪魔への攻撃だからかな。
天:どうします?
美鳥:《悪の華》、《死に至る病》、《ヴォイド》、《遠くからの声援》、かぁ。寧ろ、怖いHAがこの先ありそうか否か?
碧唯:んー、潰しますか敵の《ヴォイド》。
法眼:もし《資産:支配》をPCに使われると、洒落にならないんだが…使わない、かなぁ。
GM:《資産:支配》は使わないと言っておきます。
天:悪魔はだいぶHA使ってるから、もう少ない気がしますけど………。
法眼:他になければ通してもいいけど。
碧唯:ここは核にダメージいっとくか。
天:じゃあ、愛出しますね。法眼さんの絆固定。AGP1点を砕紀さんに。
碧唯:んー、こっちも砕紀の絆固定して出すか! AGP1どうぞ。
法眼:こっちも砕紀に一点。
砕紀:「させるかっ!!」エゴ/運命を固定して罪1点現出、受け取ったのと合わせて3点使用して《ヴォイド》宣言っ!
GM:黒装束は対抗しません(笑)。
法眼:まだ対抗手段があるんかい。
GM:で、こちら自動ファンブルになるから…ダメージどうぞ。
法眼:(ころころ)45点〈炎〉ダメージ。
GM:HA《伝説の証明》2点使用。《超魔の命》を除けばラストHAです。通します?
美鳥:通してもいいとー。
碧唯:これ以上は突っ張れんでしょう。
法眼:《ヴォイド》はもうなかった…よな?
砕紀:打ち止めです(泣)。
天:止めれないですねー。
GM:《マルチリカバリー》に変更していたはず。
美鳥:知ってますが?(爽)
GM:通すなら…。(ざららーっ)35点軽減。10点通し。で、砕紀何かします?
砕紀:んー…美鳥さん、2d6点の回復いります?
美鳥:有ると……この先安心かも(笑)。ただ、ほっといても60点にまでは回復するから。
砕紀:あるに越したことは無いかと(笑)。それじゃマイナーなしで、美鳥さんに《治癒》使います。(ころころ)6点回復です。人間性残り5に。
美鳥:これでFP51に〜。ラウンド終了時に66になります。
碧唯:《治癒》持ちのアタシでさえ、使われるとこ初めて見た!(笑)
砕紀:初めて見た!? そんな扱いかぃっ! orz
法眼:別キャラ(晶)で一応使うことは使った。2回ほど(笑)。
美鳥:定めじゃ(ほろり)。さて、何するのかなぁ……雑魚。
GM:では、雑魚達の攻撃。Aは碧唯、Bは砕紀を攻撃します。
碧唯:射撃かっ。
砕紀:こっち来たか…。
GM:マイナー無し。メジャー《生得武器》使って攻撃。Aから(ころころ)達成値17。続いてB(ころころ)達成値14。クリティカルせず。回避は〈運動〉です。
碧唯:《祭器》で〈魔力〉防御。(ころころ)クリティカル防御。
砕紀:技能無し、(ころころ)ファンブル寸前。ダイス目、明暗くっきりしすぎじゃ…こぉーい orz
美鳥:光と影だ(笑)。
碧唯:ほんと、今日は極端だなぁ。
GM:では、砕紀にダメージ。(ころころ)16点〈殴〉。
砕紀:んー…今回は素通しで。
法眼:オン・サラサラ・バザラ・ハラキャラ・ウン・ハッタ…金剛墻ッ!」砕紀に《念動壁》。(ころころ)19点減少!「さっきの礼だ!」
砕紀:ぉ、防ぎきった!「ありがとうございますっ」危なかった(汗)。
GM:では、ラウンド終了ですね。
美鳥:改めてFPが66に。
法眼:FP9回復で全快。
GM:悪魔、クリンナップでFP300回復で全快。
天:…………はい?
碧唯:げぇー!?
美鳥:……Σなんじゃそりゃ!

砕紀:Σ( ̄□ ̄;)
GM:《資産:夢幻の魂》です。
法眼:…核を潰そう。これ実質、不死身と一緒だ(苦笑)。
砕紀:異議なしっ!
碧唯:食らったダメージの30倍回復……(呆然)。
美鳥:あー……悪魔、食らってたよね? 一応。それじゃ、その回復に割り込んで《ブーストアップ》! 初期エゴ固定します。……核殴る(笑)。
碧唯:ブーストアップの「宣言:いつでも」は、こういう時強いなぁ。
GM:一応《資産:偽りの技:プロテクション・フロム・エビル》。(ころころ)問題外。ダメージどうぞ。
美鳥:「させない……っ」踏み込んで震脚で。(ころころ)30点〈殴〉!
GM:それは、壊れた!
美鳥:《ブーストアップ》残してて良かったぁ……。
砕紀:ほんとによかったぁ(汗)。
碧唯/美鳥:「きゅーきょくおーぎぃー!!」どーん!
美鳥:……そういう性格だったらなぁ(笑)。
法眼:さっきHAを使い切らせた甲斐はあった、かな?(笑)
GM/悪魔:「お、お、お、俺の核がぁ!?」FPとアーツレベル、激減。ちなみに、《レルム:個体》《世界律:超越者Lv100》《資産:核部》《資産:支配》《資産:夢幻の魂Lv100》《資産:偽りの技:プロテクション・フロム・エビル》でした。核を壊さないと、絶対に勝てないです。

 ルールに詳しくない読者様のために、少し解説。
 《世界律:超越者》:取得したドミネーターのFPを[Lv*30]増加させるパワーソース。
 《資産:夢幻の魂》:取得できるアーツのLv上限を引き上げるパワーソース(これで《再生能力》100Lv取得)。
 つまり、敵は3000以上のFP&毎ラウンド300点の回復力を合わせ持っていたわけで…。


天:うわぁ!?
碧唯:す、凄まじい…。
砕紀:ΣΣΣ( ̄□ ̄;) なんじゃそりゃーーーーー!?
法眼:…無茶苦茶だな(笑)。
GM:そして、核壊すと…(アメリカンに肩をすくめる)。
天:あめりかん………。
砕紀:なんか黒装束がそんなアクションとってそうだ(笑)。
美鳥:やれやれだぜ(笑)。
碧唯:さて、イジメっぽくなりそうだが…悪魔に集中砲火いくかー!!(爽)
美鳥:……何か。黒装束と雑魚が凄まじい勢いで逃げそうな気が(笑)。
天:『逃げる準備をしろ』かな?
砕紀:それならそれで問題は無い(笑)。いや、そのドサクサで風さん攫われたら目も当てられないが。
碧唯:それは困るな。
GM:ゲーム的に言えば、戦闘で勝ってるのに、そちらの目的を挫くようなことはしません。

 現在のエンゲージ:【(悪魔・美鳥) (部下A・B)】 (黒装束・天・法眼) (碧唯・砕紀)


▼ラウンド2

GM/黒装束:「…付き合いきれんな」セットアップ。こちら、アーツはありませんが、黒装束が部下に合図を送りました。黒装束は待機。13の二人、どうぞ。
天:先にどうぞ〜。
美鳥:では、マイナーも何もなし。そのままアタック。「ひゅ……っ」呼気と共に唸る拳。(ころころ)達成値25。
GM:(ころころ)命中、ダメージどうぞ。
美鳥:(ころころ)いい感じ、31点の〈殴〉!
GM/悪魔:「おい、そこの黒ンボ! 手はあるだろうが! 俺様を助けやがれ!」と喚くも、黒装束は無視。素通しで魔獣化&HA《超魔の命》、AGP6点使用。
碧唯:「あらあら。連携ガタガタだわねぇ」
美鳥:「見苦しい……」
GM:意外と楽しいな、仲悪い同士の敵(笑)。
天:では、行動しますね。既に飛行状態なので、マイナーで移動して、悪魔とエンゲージ出来ますか?
GM:可能ですね。
天:では、マイナーで悪魔とエンゲージ。メジャーで《大小拵え》使って悪魔を攻撃します。(ころころころ)1回目の6ゾロ、クリティカル採用です。
碧唯:回るなぁ(笑)。
GM:(ころころ)命中です。神様ー!×3(何
天:で、《剣魂一擲》使用したいのでAGP下さい。
碧唯:紫保と風の絆固定、天にAGP2。
法眼:渡そう、残り3点全部。
砕紀:美鳥、法眼の絆固定、2点を天君に渡しますっ!
美鳥:んー……先生と、法眼さんと、砕紀さんの絆を固定して3点を貴方に。
天:AGP計10点使ってHA《剣魂一擲》使用します。(どざらららーっ)115点の〈魔〉属性ダメージです。

 現在のエンゲージ:【(悪魔・天・美鳥) (部下A・B)】 (黒装束・法眼) (碧唯・砕紀)

GM:まだ落ちません。瀕死ですが。では、12で悪魔の番。
法眼:では、《疾く駆けるもの》で割り込み行動(笑)。
碧唯:おお、では法眼に回そう。
美鳥:……というか、哀れな(笑)。
GM:いや、予想済み。と言うか、誰も魔獣化させてない今、そっちの方が手っ取り早い(ボソ)。
法眼:マイナーなし、メジャーで《吹き散らすもの》。(ころころ)達成値28。
GM:(ころころ)ダメージどうぞ。
法眼:(ころころ)33点〈炎〉だ。
GM/悪魔:「俺の、地位が、野望が…畜生…!」残りの倍近く喰らいましたね。悪魔、死亡。戦闘終了! 悪魔が死ぬと、黒装束の部下は、撤退しようとしますが?
碧唯:特に追ったりはしませんな。
法眼:逃げるなら追わない。最初の宣言通り。
GM:では、部下は帰る。
美鳥:「無駄な事を。……ふぅ、疲れたなぁ」
法眼:「核を砕いたら、てんで小物だったな……本当にあれ、こいつ自身の力だったのか?」
天:「はぁ。風ちゃん大丈夫〜?」
砕紀:「……はぁ」一息つきます。
碧唯:「小娘一人で地位を買おうなんざ、魔界のヒエラルキーも案外安いもんだねぇ」敵から興味を失ったように、煙草に火をつける。
美鳥:「王様の娘を嫁に貰うようなものだからね」(くすくす)
GM/黒装束:「そいつも、フェネクスの子供の一人だったらしいな。公的に地位を剥奪されたそうだが」
法眼:「はん、じゃあ今のは親の力の残り滓ってとこか」
美鳥:「そりゃ、こんなんじゃ剥奪されても仕方ないねぇ」悪魔君見て。
砕紀:「…身内の意思を奪おうとしていたのか、こいつは…」
天:「最っ低、な奴だったねぇ」
碧唯:「で、アンタはまだ続けるのかい? 一人で居残ってさ」
GM/黒装束:「その気はない。部下が逃げ切れるのを確認しただけだ」それだけ言うと、黒装束も去って行きました。
美鳥:「ビジネスライクな人だねー」黒装束見送り。
GM/風:「…終わりました?」
天:「うん、ばっちり終わったよん」
GM/風:「本当に、いっぱいいるんですね…。昨日の話、信じられる気になりました」
天:「じゃあさ、暮林さんと会ってくれる?」
碧唯:「昨日も言ったけど、彼女は君に機会を提供するだけさ。その上でどうするのか、最終的に決めるのは楠瀬君、君だよ」
GM/風:「そうだね。会ってみようかな…暖かいお布団と、お食事…だよね」
天:「あははは……その辺はたぶん大丈夫だと思うよん」
GM:ではシーンを切って、エンディングに移行しましょうか。


GM:さて。エンディング、高明ボコにしたいですか?(笑)
碧唯:PC2としては、割とどうでもいいです。ボコしたいのはPC3かも(笑)。
美鳥:ぼこにするどころか。わざわざ残って見物してたら、殺してたかも(何
天:私は一発ぐらい殴っときたいです。と言うより風ちゃんに殴らせてあげたい。
法眼:締め上げてから、社会的に抹殺。
砕紀:裏を取って、然るべき方の裁きを。
GM:社会的に抹殺は、最初から確定済です。
法眼:ならいい。わざわざ命を取る気はない。
砕紀:はっ! 美鳥さんと法眼さんの敬称つけわすれたー(汗)。
美鳥:美鳥は…敬称とか無くても全然OK(笑)。
法眼:別に気にしてない(笑)。
砕紀:いや、キャラクター的に(笑)。
GM:他、エンディングの希望あれば、聞いておきますよー。
砕紀:砕紀は法眼と、小林(故)とで酒を飲み交わしたいかなぁ。
美鳥:つまり、アンデッドとして甦らせると(違
砕紀:生き返らせられるなら《リセット》使いたいけど…多分、時間経っちゃってるから無理っぽい。
碧唯:そもそも遺体も見つかってませんしね。
天:ED………結局風ちゃんはどうするかなぁ………お持ち帰り出来るくらい信頼度はあるんでしょうか?(笑)
GM:お友達から始めてください(エー
天:は〜い(笑)。
砕紀:ところで、クライマックスの前に出てきたクラード3体って、誰の兵ですか?
美鳥:元々悪魔の部下で、駄目な上司を見限って黒装束の部下に(ぇー
法眼:黒装束の……部下兼愛人?(ぇー
砕紀:ぇぇぇえぇぇえ!?(汗)
GM:クラードは高明の私兵です。人間レベルなら、荒事の専門家です。
砕紀:あー、今城の私兵か………結局先の戦闘で死んじゃったんですっけ?
GM:人間が《ダークネスフレア》くらって生きてられるもんかい!(笑)
碧唯:│・)ノ 殺っちゃった……。 │ミ(さっ
天:せっ、正当防衛。正当防衛ですよ。
GM:生きてても、どうせHA《虚無への供物》の種ですよ。
砕紀:確か3クラードでしたよね。皆さん、2点ほど絆残ってますかー?(ぇ
法眼:クラードには《リセット》使えないのでは…(笑)。
美鳥:まぁ、何をそんなに心配を?(ぇ
砕紀:後味悪いから、可能なら《リセット》しようかなって。
天:天は5個ほど残ってますよ〜。
碧唯:ただ、展開としては蛇足気味になりますよ?
GM:それ言ったら、装甲車の乗員分合わせて20人以上死んでますが。
美鳥:死に放題だ。
砕紀:いやほらっ、クラードって1キャラクターぢゃん?(汗) 戦車+クラードx3で、4つで…無理かなー。
美鳥:……まぁ、クラードだしなぁ(爽)。
法眼:《アドベント》はないしなぁ。諦めるか?
砕紀:やはり《アドベント》には負けるなぁ(汗)。
美鳥:対象無制限ですからねぇ。
GM:さっきも言った通り、生きていれば《虚無への供物》の種ですよ。???はともかく、残りに感謝する義理はないですし。
砕紀:ううむ……思いっきりエゴってるな……答え出ないし、やめよう。
碧唯:まぁ「それでも生き返らせたい」というのも、ある意味BBっぽいエゴではある。
GM:そもそも、このシーンで復活させるのは危険ですよ。この時点では、高明は風を狙ってる状況ですから。
美鳥:やるにしても諦めさせてから、か。
砕紀:欲してるのは今城であって部下じゃないだろうし、「暮林グループが動いてる」と言えば手を引いてくれないかなーとか(笑)。
法眼:…今回は『たぶん人死にが出るだろう』と思って、晶使うのを避けたPLだったり。
GM:こちらもそれ見越して、何人かキャラ選びましたよ。
碧唯:でしょうね。
GM:生き返らせられて、本気で困ったことありましたし(笑)。
砕紀:なるほど…必ずしも好転するとは限らないか…。
碧唯:ああ、そういや紫保も生き返らされた口だな(笑)。
GM:いえ、紫保はありなのですが。

 ここで言われているのは、リプレイ第35話『魔術師達の狂宴』ラストの出来事
 晶は「死者が出るのは嫌だ」と倒したボスを蘇生させたのですが、GMには別の思惑があったらしく。
 その辺、リプレイではサラッと流してますが、実は相当困っていたらしいです。
 たぶん『ラストで復活した師匠が、ボスを蘇生させて強制メイド化。めでたしめでたし』とかいうオチでも用意されてたんでしょうが…。
 ……そんなこと、あの時点でPLには判らなかったし(苦笑)。


法眼:あの時は、『晶が人を殺せない』のは織り込み済みだと思ってたんです。キャラシートにも書いてあるし(苦笑)。
GM:基本的にデータは見ても、設定までは中々ゲームに反映できません…。一人が限度ですかね…。
美鳥:全員レベルまではねぇ……。


GM:で、人間性の回復必要な方、回復チェックお願いします。
美鳥:あ、今回プラス。
天:必要無しです。
碧唯:今回は人間性もちましたー。
法眼:マイナス1なので、振るまでもない。
砕紀:プラス5なので大丈夫です。
GM:全員無事ですね。もっと追いつめられると思ってたけど…。
砕紀:仲違いのおかげです(笑)。
美鳥:ですねぇ(笑)。
碧唯:2ラウンド目に入った時点で残り3だったから、ちょっとヤバいかなーと思ってたけど。
法眼:黒服に本気出されてたらやばかったかな。
碧唯:黒服は、実際は相当な性能だったと見た。
GM:では、エンディングに入ります。


 

■エンディングフェイズ■


●シーン14 『風はゆっくり吹き抜けて』  翠ヶ原碧唯&赤羽美鳥ED

○暮林邸/昼前


GM:報告も兼ねて、風を暮林邸に連れて行きました。他PCも登場は自由にどうぞ。
天:あ、天はついて行きます。
美鳥:「お昼前だけど、終わっちゃったみたいだし、こっちから行ってもいいよね?」
GM:丁度、紫保もそちらに出向こうとしていたところで、玄関でばったり。
美鳥:「……と、ありゃ」
碧唯:「てなわけで、楠瀬風君をお連れしたよ」
GM/紫保:「皆さん、御無事でしたか…」(ホッ)
美鳥:「全然おっけー!」ぶいっ(笑)。
碧唯:「ちょっとだけヤバかったけどね、結果オーライよ」
GM/紫保:「そして…初めましてですね、楠瀬風さん。碧唯さん美鳥さんからも、少しは聞いたと思います。なので、簡単に聞きます。…これから、どうしますか?」
美鳥:美鳥は一歩引いて見守り。
GM/風:「…うーん…」窺うように周りを見て。「考え中…でも、お布団とお食事は恋しいしー…」
天:「なんなら、おに〜さんの所に来てもいいよ?」両親に何て言えばいいか分かりませんが(笑)。
GM/風:「アハハ〜…もうちょっと考える。でも、お布団とお食事はもらっていいかな?」
天:「うん、全然おっけ〜」
GM:その言葉に、紫保は微苦笑で答える。
碧唯:「―――そういうわけみたいよ、暮林さん」
GM/紫保:「それでは、これはほんのお礼です」三人に封筒を手渡す。
美鳥:「おー、封筒だー」
GM/紫保:「他にも、協力してくれた方がいたとか。その方達にも、渡しておいて下さい」
碧唯:「あいよー。面と向かったら鬼来君なんて吹っ掛けてきそうだからね、事後承諾ってのは良い手だよ」
GM/紫保:「それでは、風さん。これからのこと、ゆっくりと話していきましょうね。ここには、あなたと似た境遇の子もいますから…」

(舞台裏)
美鳥:「……おお!? 封筒の中から鉄の塊がー!?」(何
法眼:鉄…って(笑)。
碧唯:「封筒の中に一回り小さい封筒がー!?
天:ど、どんな封筒?
碧唯:「その中にもう一回り小さい封筒がー!?」
美鳥:や、ガントレットでも常備化しよっかなぁ、って。お金じゃなくて現物支給(笑)。



●シーン15 『風が静かに頬を撫でる』  琴月砕紀&鬼来法眼ED

○墓前/事件数日後


GM:あの後、今城グループの犯罪行為が次々と明るみに出ました。その中には、風の両親の殺害や、小林肇の殺害も含まれています。その煽りを受けて、グループは解体。メルキゼデクやピュタゴラス教団との関係も疑われている高明は、魔ゆえの寿命もあって、数十年は出てこれないでしょう。そのような顛末が、聞こえて来ています。

(舞台裏)
碧唯:うーむ、紫保からの報酬は渡したいが、小林には何の縁も無いからなぁ。
砕紀:秘蔵のお酒は幻の焼酎『魔王』をチョイスいたします(笑)。
天:魔王………スゴい名前………。
法眼:そんな名前の酒があるんだ(笑)。
美鳥:魔王って、ちゃんとある、高いお酒ですよー。
碧唯:穏やかな風味なんだ……魔王なのに。
美鳥:ほら、酔うまでは戯曲“魔王”の如く(何
天:そう言えばワインにも『悪魔のセラー』って名前の奴があるって聞きましたね〜。


法眼:「…まぁ、死んだ奴は今さら戻りゃしねぇが…少しは供養になったかな」墓前で煙草をふかしつつ。
砕紀:「形は違ってしまいましたが、貴方の手柄でもあります。コレは約束の物ですよ」小林さんの墓前に線香を添えつつ、銘酒『魔王』を注いだコップを置く。
砕紀:「…法眼さんも、よろしかったら如何ですか?」と言って同じく酒の入ったコップを勧める。
法眼:「有り難いが…遠慮しとこう。これから御山で禊ぎに入るつもりなんだ。暫くは出てこれねぇ」
砕紀:「そうですか…」差し出した酒を自分で一口飲む。
法眼:咥えていた煙草を線香代わりに、墓前に立てる。
砕紀:「……初めてでは、無いんですけどね」(ぽつり)
法眼:「そうだな……何度もダチに死に別れて…だが、いつまで経っても慣れるもんじゃ、ねぇよなぁ…」

 死者は何も答えない。だけど、風の向こうから、懐かしい声が聞こえてきたような気がした。
『今度会ったら、俺が奢るぜ』
 ―――そう、風が言ってるような気がした。




●シーン16 『心地よい風の吹く場所』  吉野天ED

○昼下がりの公園


GM:あれから、暮林邸で過ごしつつ、風は割と頻繁にこの公園に来ているようです。

(舞台裏)
碧唯:さぁフラグを立てるんだ、天!!
美鳥:見守り〜(笑)。
天:ぜ、善処します。
法眼:らぶこめバカップル第3弾、成立なるか?!
砕紀:3度目の正直、くるかっ!?(ぇ
碧唯:│電柱│_・)
天:見られてる! 見られてる!!


GM/風:「暖かくなると、土の上っていうのも気持ちよくって…」(マテ
天:「気持ちは解るけど、汚れちゃうよ?」
GM/風:「でも、ここは思い出深いからねぇー…」
天:「そだねぇ」
GM/風:「睡眠薬一瓶飲んだり、首吊ったり、手首切ったり、頚動脈切ったり…」(超マテ

美鳥:……自殺衝動一直線〜!?(笑)
碧唯:一通り試してたのか……。
法眼:それ想い出って言うかぁ?(笑)

天:「…………どうせならおに〜さんとの思い出を一番最初に出して欲しかったなぁ」
GM/風:「アハハ、印象的だったから。でも、いい思い出っていうなら、お兄さんと会ったことだよ、ウン」
天:「そう言えばさ、風ちゃんの信頼度って上限はどのくらいなの?」
GM/風:「………さあ。ちなみに、お兄さんの信頼度、今は+5。ガンバレ」ポムポムと肩を叩く(何
天:「どうも先は長そうだねぇ。こりゃ頑張るしかないかな?」
GM/風:「そう、先は長いです。まあ、せっかく我が家に来てくれたから、お茶でもどうぞ」そう言って、缶のお茶を差し出す。初めて会った時に纏っていた、陰気さの影のない、笑顔で。

碧唯:とりあえず成立への第一歩は踏み出したようだ(笑)。
美鳥:まずはお友達から(笑)。
法眼:相変わらず公園が家か(笑)。
砕紀:端から見るとままごとに見えてしまいそうだ(汗)。

天:「………じゃあ、お言葉に甘えて。ついでにこれからもよろしくねん」
GM/風:「うんうん、よろしくねー」そして、風の笑顔を中心に、フェードアウト―――。


 ひとりぼっちだと思っていた。
 こんな世界があったなんて知らなかった。
 だけどもう、独りじゃない。
 元通りには戻れなくても、きっと何とかやっていける。
 だから……私は大丈夫――――。




THE END


目次へ戻る