■プレセッション■
GM: さて、お待たせしました。セッションを始めましょうか。
一同:よろしくお願いしますー
GM:まずは各PCのハンドアウトと自己紹介から行きます。全員の紹介が終わったら、PC間の絆宣言をどうぞ。
●PC1(定員2名) 推奨:女子供に弱いorお人好しなキャラ(笑)
紫藤 幸見――――自閉症気味の少女は、しかし君によく懐いていた。
だがある日、彼女の祖父『紫藤玄蔵』から電話で相談を受けた。
大事な友達、飼い犬のシロが事故で死んでからというもの、幸見はすっかり塞ぎ込んでしまったという。
君は、励ましがてら紫藤家へ行くことにした。
エゴ:紫藤幸見(推奨感情:執着、庇護など)
▼暁野 美宙()/耐久走査プローヴ“モルゲンシュテルン” プレイヤー:早坂ノヴユキ
【フルメタル/エトランゼ】 年齢:対外的には16歳/性別:女/カヴァー:女子高生
滅亡の危機に瀕した未来の地球から、現代に送り込まれた“探査針”。しかし故障で使命を失念中。
仕方ないので人間としての生活を謳歌している。特技は変形。
表情に乏しく独特の間延びした喋り方をするが、実は結構友達思い。
所持HA:《ブーストアップ》、《マルチリカバリー》、《無限の法則》
▼戌井()シオン/髑髏アヌビス プレイヤー:久川カズホ
【フルメタル/ビースト】 年齢:16歳(外見)/性別:男装(ぇ)/カヴァー:元・悪の怪人
最終決戦に製造が間に合わず、目覚めた時には組織が壊滅していた犬型改造人間。
カヴァーは存在意義を求めて街を彷徨う、元・悪の怪人。しかし未完成のため、ろくな武装がない。
性格は平時は無愛想、最後にはお人好し。容貌は犬の尻尾を生やした冷たそうな少年。
所持HA:《フルファイア》、《真理のe》、《獣の生命》
●PC2(定員2名) 推奨:日向晶の知り合い
――――晶が倒れた。
表向きは風邪で寝ていることになっているが、もう幾日も目覚めていない。
こうしている間にも彼女はゆっくりと衰弱していき、最悪の場合は……。
君は、何としても晶を助けようと思った。
エゴor絆:日向晶(推奨感情:庇護、友情、救済など)
▼篠崎 勇司()/朧夜の刃 プレイヤー:夜叉丸
【イモータル/デーモン】 年齢:21歳/性別:男/カヴァー:高校生
“燃え尽きた”魔術師にして、なりたての吸血鬼。
血の力など殆ど使えず、吸血鬼の身体能力と現代兵器で闘う、変わり者の半魔。
高校浪人と留年を繰り返し、まだ高校一年生(でも、なぜかアメリカの大学は卒業している)。
徒歩で時速82.8km、飛行で147.6km。
所持HA:《永劫より》、《悪の華》、《ヴォイド》
▼佐伯 優一()/情報の精霊 プレイヤー:Patriot
【レジェンド/エトランゼ】 年齢:17歳/性別:男/カヴァー:高校生
日々情報収集に精を出す高校生、その実態は情報生命体が脳死した少年に取り憑いた存在。
情報を集めることが自分の存在理由だと思っているために、やたらと広範囲な情報網を構築済み。
戦闘能力は皆無に近いが、情報収集能力はかなりのもの。
所持HA:《スーパーアクション》、《虹のむこう》、《彼方への門》
●PC3(定員1名) 推奨:シナリオ『駆け抜ける目覚め(GM:夜叉丸さん)』参加PC(ぉぃ)
“贖罪システム”――――それは世界に溢れるエゴを浄化する、地球ドミニオンの安全装置だった。
ドミニオンに生きるもの全てが負うべき業を、たった一人の人間に押しつける…そんな身勝手で残酷な世界律を破壊することに異論はなかった。
…けれど、もしそのことが自分の身近な存在に災厄をもたらしたら?
君の些細な杞憂は今、現実のものとなった――――。
エゴ:贖罪(推奨感情:固執)
▼神楽 蒼紫()/“双星”の神楽 プレイヤー:電波王
【イレギュラー/アーティファクト】 年齢:17歳/性別:男/カヴァー:高校生(*データ上は退魔師)
比良坂流(*比良坂流古神道。陰陽師を中心とする拝み屋のトップを担う組織)の流れを汲むシスコン退魔師(笑)。
霊剣・翡翠刀と化した妹を手に、人々を守るために戦う。
基本的には正義感が強く情に脆い。…が、思いこみの激しすぎる性格と退魔師としての使命感から、融通が利かずに事態を悪化させることも少なくない。
実は、今回の事件の『元凶』とも言える人物。
所持HA:《歩く影法師》、《律の破壊者》、《電光石火》
●PC4(定員1名) 推奨:ブラックコートor魔狩人or退魔師など
最近、街に出没する“死神”。人/魔物問わず無秩序に死を振りまく存在…それが、君の今回の獲物。
既に何人かの同僚が返り討ちに遭っている。組織の面子のため、自分の誇りのため、あるいは正義のため……何にせよ、速やかに見つけ出して滅さねばならない。
エゴ:“死神”(推奨感情:闘争、復讐、執着など)
▼秋咲 桜華()/コード“C” プレイヤー:Nオレンヂ
【フルメタル/イレギュラー 】 年齢:15歳/性別:女/カヴァー:高校生
かつては『脅威の魔殺兵器』、今では『しがない女子高生』な15歳。
常に四肢と右目に包帯を巻いていて、時折出血する。といっても別に常時怪我をしているわけではなく、肉体強化のために吸血鬼の因子を埋め込まれた名残なのだとか。
貧乏なので、割のいい“裏の仕事”で生活費その他を稼いでいる。殺戮と闘争は、未だ仲良し♪
所持HA:《真理のe》、《ブーストアップ》、《律の破壊者》
GM:PC間の絆の宣言をどーぞ。
勇司:じゃぁ美宙に友情で。
美宙:桜華に共感で。フルメタナカーマ。
桜華:優一に絆:尊敬を。
優一:シオンに好奇心で取っておきます。
シオン:蒼紫の退魔師の面に注目して、絆:好敵手で。
蒼紫:勇司さん相手ですが、今回は絆:好敵手で。
GM:では、これよりセッションを始めます。
■オープニングフェイズ■
●シーン1 『崩壊する平穏』 (シーンプレイヤー:神楽蒼紫)
GM:と、いうわけで。蒼紫、君は赤井 洸()とデート中です(笑)。
蒼紫:あ、はい。了解。カノジョね。
GM/洸:「蒼紫〜vv えへへ、新婚さんだぁ(すりすり)」まぁ買い物ついでに映画館へ行ったその帰り道、公園に立ち寄ったと思いねぇ。
蒼紫:「たまには、こーゆーのも悪くないよな〜」顔が緩んでます。
GM:では、洸は疲れたのかベンチに座った。そして…
GM/洸:「アイス! 蒼紫、アイス! あ・い・す・が食べた〜い!」まるで駄々っ子のように甘える(笑)。
蒼紫:「はい、はい。ちょっと待っててな。確か、この公園にはアイスの屋台が……」キョロキョロ。
GM:さっき通りかかったのを見たよ。少し離れた場所。
蒼紫:「っと。じゃ、すぐ買ってくるな」買い物袋を洸の横に置くと、買いに行きます。
『赤井 洸(あかい ほのか)』
元“原罪の聖者”。今回予告(目次参照)で語られた「青年と少女」とは、蒼紫と彼女のことです。
かつて蒼紫は“贖罪システム”を破壊することで、洸を死の呪縛から救いました。
しかし、それまで存在したものを強引に破壊すれば、当然どこかに歪みなり反動なりが返ってくるわけで…。
GM:…… で、君がアイスを買って帰ってくるとだ。
――――ほんの数分、たったそれだけ目を離しただけなのに。
蒼紫が戻ってみると、洸はベンチにぐったりと倒れ込んでいた。
蒼紫:「ほ、洸?! どうしたんだ、しっかりしろ!」アイスを取り落とすと、駆け寄ります。
GM:洸は青息吐息の風情で、微かに目を開けた。
GM/洸:「これが、贖い…? 蒼紫…戦っちゃ、ダメ…。あれは“世界”そのもの…戦っても勝てない、から…」それだけ言い残すと、彼女はそれきり、意識を失った。
蒼紫:「く、くそ……っ! まだ、終わってなかったってのか? こんな、こんな事って……」お姫様だっこで、洸を抱き上げます。
GM:その軽い肢体を抱き上げ、君は知り合いの医療施設へと向かった。
○病院にて
蒼紫:「叔父貴! どうなんだ、洸の具合は?!」蒼紫は無駄に親戚が多いのです。この医者とか(爆)。
GM:そうなの? ではそーゆーことで(笑)。
GM/叔父:「……難しい状態だな」君の叔父は厳しい表情で首を振った。「少し調べたところでは、他にも同じ状態になった者が何人もいるらしい。洸の言葉が正しければ…蒼紫。原因は、お前たちだろう」
蒼紫:「……やっぱり、か……どうすれば?」
GM/叔父:「まずは、他の被害者も当たってみてはどうだ。何故こうなったのか、どうすれば治るのか。解るかもしれん」
蒼紫:「そう、だな……どっちにしろ、会わなきゃいけない人達だったんだ……良い機会かも知れない」
GM:というわけで蒼紫には[SA:事件の犠牲者を救う]をあげます。シーンを切る前に、絆判定して良いですよ。(*SA=スピリチュアル・アンカーの略。詳しくはルールブックp165参照)
蒼紫:んー? …あ、洸に結ばないと。持ってる気でいたので、誰に結ぶか考えてました(笑)。…(ころころ)OK。では、純愛で。
GM:ま、ファンブル出さない限り絆になるでしょうが(笑)。では、シーンを切ります。
通常、絆判定はPCの人間性+2d6の数値が20以上になれば成功です。
作ったばかりのキャラだと人間性は13前後なので、成功の確率は五分五分ですが…蒼紫(と何人かのPC)は《人の心》というアーツで人間性を底上げしているため、よほどダイス目が悪くない限り絆判定で失敗せずにすむのです。
●シーン2 『紫のネムリヒメ』 (シーンプレイヤー:暁野美宙、戌井シオン)
GM:君たちは、以前からの知り合いである紫藤家にやってきた。この家の主、紫藤玄蔵から電話を貰ったからだ。
玄蔵の孫娘、紫藤幸見。幼い頃に火事で両親を失い、自閉症になった少女。
それから6年…彼女が12歳になった今に至るまで、祖父と飼い犬のシロだけが彼女の家族だった。
だが2ヶ月ほど前にシロが事故死して以来、幸見はすっかり塞ぎ込んでしまったらしい。
GM:というわけで紫藤家にやってくると、暗い表情の玄蔵氏が君たちを出迎えた。
美宙:「……ごめんください」
GM/玄蔵:「おぉ、来てくれたか…」
シオン:「わざわざ行くとは面倒見がいいな、美宙は」タバコを咥えて、美宙の後ろから登場。
美宙:「……シオンも来てるくせに」
シオン:「うるさい」
GM/玄蔵:「…せっかく来て貰ったのに悪いんじゃが、幸見は眠っておるよ。目覚めるかどうかも判らん…」そう言って力なく肩を落とす玄蔵氏。
美宙:「……具合が、悪いんですか?」
シオン:「話と違うな? 塞ぎこんだと聞いたが」
GM/玄蔵:「悪いというか…とりあえず、中に入ってくれるか」
美宙:「……お邪魔します」
○幸見の寝室
GM:布団の上には、12歳くらいの少女が横たわっている。彼女…幸見は、あどけない幸せそうな表情で眠っていた。
美宙:顔色とかどうでしょう?
GM:血色は普通。健康そのものに見える。
GM/玄蔵:「…だが、もう3日も目覚めておらんのだ…」
シオン:「幸見、起きろ」耳元で囁く。
美宙:「……医者にはみせました?」
GM/玄蔵:「医者にも診せた。ただ眠っている、としか言いようがない状態だそうだ」
シオン:「美宙」容態を診るように顎で指示(偉そう)。
GM:判定するなら〈知覚〉か〈知識〉で。
美宙:では脈とか取って判定しましょう。技能は〈知識〉でー。
ダイスを振ったら、なんと目は1ゾロ(笑)。
美宙:ぐああっ!?
シオン:ふぁんぶるっ!?
GM:ファンブルかい(笑)。
美宙:「……さっぱり分かんない」ふるふる。
GM:……これは、何やら深刻な病気かもしれない。とか思ったりして(笑)。
シオン:「……(ふーっ、と煙を吐く)バラすか」
美宙:「……バラさない」
シオン:えー、私も調べて良い?(笑)
GM:どうぞ(笑)。
シオン:基準値2なのに…(と言いつつダイスを振る)達成値13。
GM:ただ深く眠っている、だけのように見えるね。でも、何だかとても幸せそうだ。…良い夢でも見てるのかな?
シオン:「さっぱりだな」でも、笑顔を見て少し相好を崩そう(笑)。
GM/玄蔵:「シロ…あぁ、飼っていた犬の名前じゃが、あれが死んでから2ヶ月になる。この子が長く眠り始めたのは、それからしばらく経ってからじゃ」
美宙:「……精神的なものなんでしょうか」
GM/玄蔵:「医者もそういっておったよ」
シオン:「最近、起きたのはいつだ」
GM/玄蔵:「最初は半日くらいで目が覚めていたが、最近では週に数時間しか目覚めなくなっとる。この前、目を覚ましたのは3日前じゃ。…ほんの2,3時間でまた眠ってしまったがの」
シオン:「幸見から直接、話を聞きたいんだが?」
美宙:「……その起きていた時に、何か言ってませんでした?」
GM/玄蔵:「……そういえば、『…シロとね、いっぱい遊んだ…』とか言っておったな。とても楽しそうじゃった。現実と、夢の区別もつかなくなっとるらしいがの」
美宙:「……夢、なんでしょうか」
GM:それは判らないね。…ファンブったし(笑)。
美宙:ぐはー。
GM:というわけで二人には[SA:幸見を目覚めさせる]をあげましょう。
美宙:拝領しますー。
シオン:もらいましたー。
GM:シーン切る前に、ハンドアウトの通り幸見へのエゴを取ってくださいな。
美宙:幸見へのエゴは庇護で。
シオン:んー…、やっぱり庇護でいいです。
GM:では、シーンを切ります。
●シーン3 『白のネムリヒメ』 (シーンプレイヤー:篠崎勇司、佐伯優一)
○日向家前
GM:君たちは、風邪で寝込んでいる晶の見舞いに来ている。授業のプリント持参で。――――というのは建前で。晶は、表向きは風邪で寝ていることになっているが、もう幾日も目覚めていないのだ。原因不明の昏睡状態…その原因を調べるべく、二人は彼女の家にやってきたのだった。
『日向 晶(ひなた あきら)』
一見ちんちくりんの女子高生(笑)。だが、実は“ソロモンの指輪”に選ばれ、魔神の加護を受ける少女。
桁外れの魔力を秘める召喚咒師……なのだが。お人好しで単純極まる性格から、自分の能力を完全に活かしているとは言い難い。
勇司は当初、晶の潜在能力に目を付けて(自分の魔術を継承させるため)押しかけ師匠になったが、いつの間にか「単なる弟子」に対する以上の感情を持つようになった…らしい(笑)。
勇司:「心配だな」晶の部屋の中で深刻な顔をしている。
優一:「そうだね、興味深いね」(ちょっとズレテル(笑)
勇司:「年頃なのに勝負下着が無い。心配だ」箪笥をあけて覗き込みながら。
優一:「止めなよ、君追い出されるよ」
勇司:いや、お約束はしておかないと(笑)。
GM/日向瑠璃(晶の母):「まぁまぁ、せっかく来てくれたのに御免なさいね?」お茶を持ってきましたが。
勇司:音速の動きで元の位置に戻る。その動きはまさに魔というべき速さ(ぉ)。
GM:ちなみに母親はアンノウンマン(*魔物の存在を知らない人。一般人)…の筈です。
優一:「漁るのは後でもいいだろう。あ、いえいえお構いなく」と言ってお茶を受け取る。
勇司:「ええお構いなく、後輩の心配するのは当然ですから」
優一:「後輩?」首を傾ける(笑)。
勇司:流石に高校一年(←実年齢21歳)とはいえないので。今は普通の社会人のふり。
GM/瑠璃:「本当に、お医者様にも何が何だかさっぱりらしくて…」のんきそうな性格の母親だが、さすがに心配になっているらしい。
勇司:「なるほど」
優一:「なるほどね…で、この症状は何時頃から出はじめたんだい?」
GM/瑠璃:「もう一週間近くになるかしらねぇ…?」
優一:「1週間も寝てるのかい? 栄養は大丈夫なのかな?」
GM:ところで、二人はもう一つ気づくことがある。晶の指にはソロモンの指輪がはまっているのだが、普段は魔術迷彩で見えないはずのそれが、肉眼で見えるようになってる。迷彩を張るだけの魔力・生命力も無くなってきてるのではないか…と思えるね。
勇司:「点滴でも打ってもらったらどうですか?」
GM/瑠璃:「それが不思議なことにね、食事しなくても殆ど変わらないみたいなのよ。お医者様は『代謝が停止している』とかどうとか言ってらしたけど…」
優一:「不思議な事もあるもんだね…ってか、新陳代謝が止まるってのはかなり危ないかと(汗)」
GM:判定してみる?
優一:してみます、判定の技能は何です?
GM:判定するなら〈知識〉か〈知覚〉で。
勇司:では〈知識〉で(ころころ)14です。
優一:(ころころ)〈知識〉で21ですの。
GM:医学上はただ眠っているだけ。ただ、生きるため、存在していくための力みたいなものが、今の晶からはごっそり抜け落ちている。このままの状態が続けば、命に関わるね。
勇司:「(死神か…)」表情が一瞬消え、さまざまな要因をピックアップして消去法で消していく。
GM:具体的には、余命数日。
勇司:「(…)」ぎり、と歯軋り。
優一:「(なるほど…大変そうだね)ところで、寝込む前や後で不振な事は無かったかい? まあちょっとしたもので良いんだが」
GM/瑠璃:「…さぁ。先週、学校から帰るなりばったり、だったものねぇ…」
勇司:「(外的要因…ピックアップ。…)」内面世界に突入(笑)。
GM:というわけで、二人には[SA:晶を救う]をあげましょう。
勇司:は〜い。
優一:うい〜。
GM:ところで勇司は晶へのエゴを元から持ってるので、シナリオエゴは別のをあげようかと思ってたんだけど。
勇司:もらえるものは全部貰います(爆)。
GM:では「エゴ:約束」を、関係は固執で。優一は晶へのエゴね。
優一:うい。
勇司:なんの約束だろう?
GM:晶を救う、とか。誰との約束かは知らんが(笑)。
勇司:ああ…じゃぁこうしよう。晶となんかの賭けをして負けて、「しゃ〜ねぇ。じゃあ俺の奢りでなんか食いに行くか」という約束をしたとか。
GM:うぃ、ではそれで。
優一:とりあえずエゴ:晶、関係は探求で。
勇司:うぃ〜。
GM:あぁ、それと優一君。君、確か《託宣()》持ってたよね?
優一:持ってますね。
GM:そのアーツ、シナリオ内で使い所を用意したんで、無駄うちしない方が良いかもよ?
優一:ああ、元々冗談で取ったので滅多な事無い限り使いません(笑)。
GM:うぃ。では、シーン切ります。
《託宣》とは、新約・魔獣の絆サプリメント『ビーストバインド・エヴァンジェル』で追加された、エトランゼ用の新アーツです。
これはプレイヤーからGMに疑問点を直接尋ねることが出来るアーツで、「1シナリオに3回まで」という制限があるとはいえ、使い方次第では謎解きシナリオなどあっという間に崩壊させかねません(笑)。
GMはこの強力な効果を逆手にとって、「《託宣》でしか得られない情報」を用意しておき、それを最初に予告することで《託宣》の濫用を防ごうと目論んだわけです(笑)。
●シーン4 『狩人の夜』 (シーンプレイヤー:秋咲桜華)
○バウンティハンター協会日本支部
GM:桜華、君は中村七尾(*ルールブックp203参照)からの連絡を受け、ここへやって来た。
GM/七尾:「ありがとう。よく来てくれたわ」
桜華:「………」黙ってペコリ。
GM/七尾:「最近、街に謎の“死神”が出没してるって噂は、聞いてるかしら?」
桜華:「…少しだけ、聞きました。詳しい事は、知りません」
GM/七尾:「被害者は人も半魔も問わず。うちのハンターも2人ほど返り討ちに遭ってるわ」
桜華:「…そう」微かに眉をひそめます。
GM/七尾:「もう、あなただけが頼りなの。……ちなみに、報酬は弾むわよ?」
桜華:「死神を殺す。それが、目的?」
GM/七尾:「そうね。ここだけの話、他組織からもスポンサーに付いて貰ってるし」
桜華:「大丈夫。殺すのに、複雑な理由は要らないから。………貰える物は貰うけど」
GM/七尾:「死神の即時撃滅。…これが、バウンティハンター協会日本支部からの、秋咲桜華への依頼です」
桜華:「了解…フフフ」
GM/七尾:「貴女を見込んで、お願いするわ、桜華」
桜華:「早い内に、始末はつけます。それでは…」
GM:というわけで、君には[SA:“死神”を滅する]をあげましょう。それから、シナリオエゴは死神へ取ってください。
桜華:はい。あ、関係は『消滅』で取りました。
GM:では、シーンを切ります。
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