■ミドルフェイズ
●シーン5 『群れ集う者たち』 (シーンプレイヤー:暁野美宙 登場難易度:7)
GM:というわけで、さっき(オープニングシーン)の続きです。
美宙:はいー。
シオン:了解〜。
GM:シチュエーションは二人に任せます。紫藤家を出たことにしてもOK。
美宙:お見舞い終わって出たところですかね。
シオン:「どうする、美宙?」
美宙:「……ちょっと、寄るところができた」
ここで、勇司/優一/蒼紫の3人も登場判定に成功。
勇司:「いたいた。美宙! ちょっと知恵貸せ」前の方からダッシュで。
優一:「勇司…急ぐ気持ちもわからなくも無いけど張り切りすぎだよ。」登場。
シオン:「どうやら、寄るところには行けないらしいな」クックック、と笑う。
蒼紫:とことこと、通りの向こうから紫藤家に歩いて来ます。「……? 師匠に……あの二人は、紫藤さん家から出てきたのか?」小声で呟く。(←被害者の名前と住所を調べ、片っ端から回っている)
勇司:「お前の未来の知識が必要だ! つか、マジ貸せ。断ったら…殺す」きぱ(ぉ)。
美宙:「……わ。……何か千客万来」
シオン:「望まない客(=勇司)、随分殺気だっているな」
美宙:「……まぁ破壊されるのはカンベンなので、お話は聞きましょう。…さぁ、かもーん」
勇司:「ちょいとかわいこちゃんがピンチなんでな」
美宙:「……ユウジのかわいこちゃんは、誰だか特定が難しい」
勇司:「晶」
優一:「さて…ここに集まったってことは、目的は皆一緒みたいだね」
蒼紫:「(参ったな……この様子だと、ちょっと紫藤さんに会うのは難しそうだ)」頭を掻く。
GM:さて、殆どのキャラが集まったところで。具体的には、何がしたい?
シオン:「とりあえず、話ができるとこに行くか」向かいのネットカフェを顎で指示。で、タバコ装備。
蒼紫:「って事は全員、昏睡の件で?」近寄って話しかける。
美宙:「……もしかして、ユウジもソウシもユウイチも同じ用件?」
優一:「そういうこと、勇司の可愛い子ちゃんとやらが眠り姫になっちゃってね。知らない訳じゃないし興味もある、調べようかなと」肩を竦めつつ。
蒼紫:「あぁ。ちょっと事情が込み入ってるんで、出来れば落ち着いて話がしたい」
シオン:「全員協力すればお互いの為、ということか」
美宙:「……昏睡の事は、こちらも調べようと思ってたトコ。……なら、話を整理するついでに情報収集できる場所へ」
優一:では、ネットカフェに移動で良いのでは?
勇司:「OK、ちかくのカフェにでも入ろうぜ。ノッパソもあるし」
GM:では、方針が決まったところでシーン切ります。絆チェックをどうぞ。
蒼紫:贖罪のエゴに、絆チェックします。(ころころ)成功したので絆に変換。内容は「決意」で。
シオン:んー…美宙にします、連帯感…いや、信頼に変更で。判定は成功。
勇司:約束を絆に(ころころ)…失敗〜。(※勇司は人間性が低いので、絆チェックに成功しにくい)
美宙:シオンに連帯感で(ころころ)成功。
優一:勇司に連帯感で取ります(ころころ)成功です。
GM:では、次のシーンへ。
▼絆/エゴの変化
美宙:シオンに絆を取得。関係は連帯感。
シオン:美宙に絆を取得。関係は信頼。
優一:勇司に絆を取得。関係は連帯感。
蒼紫:贖罪へのエゴを絆に変更。関係は決意。
●シーン6 『錯綜する事実』 (登場PC:神楽蒼紫 登場難易度:7)
○ネットカフェ内
蒼紫:「さて……どこから話したら良いのか。取り合えず、そっちの事情から聞いても良いか?」
美宙:ではこちらの事情をかくしかで。
優一:「勇司、よろしく」事情説明は任せる。
勇司:素早く情報説明。
蒼紫:話を聞くうちに、どんどん深刻な顔になります。
美宙:で、蒼紫の事情もプリーズ。
勇司:「蒼紫、お前のは? 聞くだけならフェアじゃないぜ?」
蒼紫:「……判ってる。今から話すけど、みんなどうか、冷静に聞いて欲しい」
美宙:「……うん」
蒼紫:「……数ヶ月前、俺は、ある少女が“世界の人々の身代わり”として死のうとしていたのを助けた」
勇司:「…ああ、アレか」(←事件当時、その場にいた人)
蒼紫:「具体的には、世界中の人々への呪いを、彼女に集中させていたシステムを破壊したんだ」
シオン:煙草の煙を吐いて、聞いている。
蒼紫:「結果として、彼女は助かったが――呪いは、世界中に拡散した、らしい。現状を見る限りだとな」
優一:「もしかして、何も考えずに破壊したのかい?」
シオン:「それは笑えないな」景色を見つつ。
蒼紫:「まさか。俺は……いや。考えなしだったと言われても、仕方ないのかもな」言いかけた言葉を飲み込み、頭を下げる。
勇司:じゃぁ下げた瞬間に軽めのアッパーをかます。「てめぇの決断は謝る程度ですむ決意でやったのか? てめぇの尻はてめぇで拭け。それから頭は下げるもんだ」
蒼紫:「……あいつも、倒れたんだよ」低い、低い声で。
美宙:「……あいつって?」
蒼紫:「……俺が助けた、その少女……今の俺の恋人だよ…」
勇司:「知るか、晶も倒れた。俺は博愛主義者じゃねぇんでな。利害は一致してる、今度こそ根こそぎ壊すぞ」
シオン:「世界に拡散したものを全て、壊す、か。どうしたものか」
優一:「蒼紫、君は今回の事はその所為だと思ってるんだね? 何か解決の心当たりは無いのかい?」
蒼紫:「残念ながら、あまり。ただ、呪いである以上は発生源があるはずだ。俺は、そいつを叩き壊す」
勇司:「まぁ現状は情報の収集と…贖罪システムについて調べられれば良いんだがな」
美宙:「……最初の事件が鍵を握ってるのなら、そこから当たる必要があると思う」
シオン:「眠り病について、贖罪システムについて。ここからだな」
優一:「まあ、頑張ってくれ。とはいえ、蒼紫? あまり突っ走らない方が良いよ」
蒼紫:「……ありがとう。でもまだ、冷静なつもりだから安心してくれ」
GM:まずは合流前に色々調べたって事で、〈情報:噂話〉で判定して良いですよ? ネットもあるし。
勇司:では〈情報:噂話〉+情報屋で(ころころ)…達成値16。
美宙:「……らじゃー。…ではまずは当初の予定通り情報収集から」
優一:〈情報:噂話〉+情報屋(たぶんイロハ)使用で2d6+17。(ころころ)達成値22。
蒼紫:噂話で…達成値9。
美宙:ではノーコストで判定できる噂話からやるかー。(ころころ)達成値16。
GM:みんな高いなー。
桜華:登場判定します。(ころころ)8で成功。爆音轟かせて、バイクで店の前に登場。で、中に入ります。
GM:では先に登場していた皆さん、ネットカフェ内にまた見知った顔が入ってきました。
勇司:「ん? 桜華」
桜華:「………あ、こんにちは」
美宙:「……あ、オウカ」
蒼紫:「……確か、同業者(退魔師)だったな?」
シオン:「桜華、ということは『殺すべき相手がいる』ということの予兆、か」
桜華:「皆さん…ちょうどいいです。自分、情報集めは苦手で…。少し、話を聞いてもらっていいですか?」
美宙:「……今ちょっと、こっちも立てこんでいるんだけども」
優一:「良いよ、ついでだし。今調べている事に関係ないとも限らないからね」
蒼紫:「……まさか、アンタも昏睡がらみで?」
桜華:「情報収集の、協力をお願いしたいのです」
シオン:「話すがいいさ」目をつむり、聞く姿勢。
桜華:話すのは、「ハンターを返り討ちにするような、死神がいる」という辺りですね。
優一:「死神・・・ね。わかった、一緒に調べておこう」
GM:では、一通り情報交換は済ませたって事で。こちらの情報出しますぞ?
蒼紫:はい。会話の続きは、情報見てからで。
GM:では、達成値ごとに情報を明かしますね。
達成値8:正体不明の“死神”が街に出没している。半魔・人問わず、かなりの人数が犠牲者に。
達成値10:被害者の殆どは謎の昏睡状態に陥ってから、1週間以内に死んでいるようだ。
達成値12:“死神”は昼間にも出没しているのに、目撃者が全くいない。
GM:ネットカフェで判る情報は、以上です。
美宙:「……では、昏睡している人は、その死神に遭ったってこと?」
蒼紫:「……繋がった、か?」
GM: 他の技能で判定するなら、適切なNPCなり場所なりへ行って判定プリーズ。
美宙:ネカフェだし、《ネットジャック》いくかー!
蒼紫:別技能は、別シーンなのですね。
GM:うむ。というか、ネットなどを探って出てきた情報がこれなのです。
勇司:「待て…目撃者がいない? なのに、なんで出没していると判るんだ。そしてなぜ、昼間に出没していると」
美宙:「……確かに、矛盾してる」
GM:…気づきましたね。さて、何故でしょう?(笑)
勇司:矛盾について調べる。技能は〈情報:魔物〉でいいかな?
GM:〈知識〉か〈情報:魔物〉で。
優一:わたしも矛盾について調べます。
蒼紫:携帯で情報屋に連絡を取り、〈情報:魔物〉で…達成値12。
美宙:攻めどころだ、《ネットジャック》で代用。(ころころ)人間性を20まで減らして達成値22。
勇司:では知識で。(ころころ)よし、達成値16。
優一:ん〜…情報屋使用。〈情報:魔物〉で(ダイスを振って出目は1と3)出目、情けないなぁ(笑)。達成値21。
美宙:でも21、すげぇ。
GM:ていうか、情報判定でそこまで高い達成値いらないし(笑)。…で、情報ですが。伝承系の魔物の中には、自分のことを人々から忘れさせる能力を持つ者もいる。しかし何故か噂だけは残るのです(笑)。
蒼紫:《エンディング》かい(笑)。(*レジェンドのアーツ。シーン内のエキストラから“自分に関わる記憶”を消す効果がある)
GM:当たりー(笑)。
優一:優一も持ってるな(笑)。
蒼紫:「難しいな。せめて、被害者の共通点だけでも判れば……」
シオン:「何故、1週間の期間を設ける? “死神の目”とはそんなものだったか?」
勇司:〈知識〉は?
GM:〈知識〉で得られる情報も今のと一緒。さて、他には〈情報:魔物〉(今のとは別件)と〈情報:警察〉を用意してますが、それは別のシーンで。ではシーンを変える前に、絆チェックどうぞ。
勇司:蒼紫にエゴ:侮蔑で。絆になったら大爆笑…(ころころ)19、あぶな!?
GM: ていうか、勇司はなるべく絆増やすべきでしょ。人間性低いんだから(笑)。
勇司:大丈夫。絆2個あれば大体戻ってこれる。
優一:死神に絆:好奇心で…成功。
シオン:死神に対して22で成功。ん〜…ここで興味でとるとラストでも興味…絆:脅威で。
蒼紫:今回は、パス。
美宙:蒼紫に絆:救済で(ころころ)27で成功。
桜華:みんなと交流と言うほどのやり取りが無いので、パス。
GM: 全員すんだかな? では、次のシーンへ。
「絆増やすべきでしょ」
このゲームのPCは『人間性』という数値(普通は13前後)を持っていて、人ならざる力(“アーツ”と呼ぶ)を使えば使うほど減っていきます。これはマイナスになってもよく、ルール的には−100とかになってもアーツを使い続けることが出来ます。
そしてクライマックスフェイズ(たいていはボスとの戦闘)終了時に『人間性の回復』を行うのですが、回復後も人間性がマイナスのままだとPCは完全に人の心を失い、エゴに支配されるただの魔物になってしまいます(これを“奈落堕ち”という)。
“奈落堕ち”したキャラクターは、2度とPCとして使えません。人間性を回復するには絆を増やす(最大7つまで)しかないので、PCはなるべく多くの絆を結ぶことが推奨されるのです。
▼絆/エゴの変化
美宙:蒼紫に絆を取得。関係は救済。
シオン:死神に絆を取得。関係は脅威。
勇司:蒼紫にエゴを取得。関係は侮蔑。
優一:死神に絆を取得。関係は好奇心。
●シーン7 『“死神”、現る』 (シーンプレイヤー:秋咲桜華 登場難易度:10)
GM:情報収集が苦手な桜華は、いったん喫茶『エンジェルハート』の主人こと情報屋の悠木天衣(*ルールブックp201参照)に助言を仰ぎに行きました。
GM/悠木天衣(回想):「まだ、確証はないのだけれど…」との不確定な情報を頼りに、とある女性の住む家へと向かったのです。
桜華:はい。
GM:…しかし、到着した時には、その金髪の女性は倒れていました。
桜華:近づいて無機質な表情で死体を調べます。「遅かった…」
GM:そして、その傍らには和服を着込んだ女性の姿が!
桜華:「…チッ」和服とは飛んで距離を置く。
美宙:では登場判定します(ころころ)…15で登場ー。
蒼紫:登場判定〜(ころころ)10、ジャスト成功。
勇司:12で登場。
GM:みんな成功するなぁ、難易度結構高めなのに。
シオン:(ころころ)9、失敗〜(笑)。
GM:あら(笑)。…ともかく、二十代前半くらいに見えるその和服女性は、ゆっくりと君たちに顔を向けた。
蒼紫:「……お前が、やったのか?」
美宙:「……死神?」
桜華:「何者…気配は、無かった」
GM/和服女性:「……」どこかあどけない表情で小首を傾げる。その瞳は、綺麗なスミレ色をしていた。
桜華:敵意はありますか?
GM:敵意とか殺意らしきものは感じない。今のところは、だけど。
蒼紫:「(この感じ……まるで子供のような?)」
桜華:では、レーザーブレイドに手をかけて、まだ抜かないでいます。
GM:驚くほど邪気のない表情なのに…何か、不吉な印象がある。見ているだけで、どこか遠くへ連れて行かれそうな…。で、君たちはどう行動しますか?
美宙:「……あなたが、死神?」思い切って訊くぜー!
桜華:「簡単に、聞く。何者?」
GM/女性:「……」それには応えず、くるりと背中を向けて歩き去ろうとします。
蒼紫:「……ッ! 待て!!」肩を掴もうとします。
桜華:「もう一度聞く。…答えないなら、斬る」
GM:蒼紫が彼女の肩を掴もうとすると……蒼紫のみ〈知覚〉判定どうぞ。
蒼紫:知性は低いの〜(><)…達成値9。
GM: では突然、虚空から“そいつ”は現れたように見えた。実際には完全に気配を絶っていたのだろうが……その影は、鋭い爪を蒼紫めがけて振り下ろす!!
蒼紫:回避は、演出でOKなのかな?
GM:いーえ、判定振ってください。(ころころ)こちらの達成値は23!
勇司:「見事な隠匿術だな」
蒼紫:あぅ(笑)。《祭器》があるから〈魔力〉で判定、8以上でクリティカル(ころころ)…出目が9でクリティカル、達成値23!
GM:では、間一髪かわしたと言うことで。…体長2mほどある黒い狼に似た魔獣が、女性と君たちの間に立ちはだかる。
蒼紫:「……ちっ! こっちが本命かよ」
桜華:「…シッ」回避して開いた空間に割り込んで、レーザーブレイドで斬りかかる。(ころころ)達成値14。
GM:(ころころ)こちらの達成値は21、回避しました。
桜華:「…チッ」
蒼紫:「使い魔……あるいは、守護者か?」
美宙:「……相当のレベルの運動性。……やるなら本気でいかないと」
GM:女性の方は、虚空に溶け込むように姿を消します。
美宙:本命逃げたー!?
勇司:魔獣について〈知識〉で調べます。
GM:判定で判るかなぁ? ビーストなのは一目瞭然だろうけど。何を知りたいですか?
勇司:え〜と、どういう存在か。今までの目撃情報とか。
GM:目撃情報はない(だって忘れられてるし)。
勇司:伝承に歌われている生き物かどうかとか。
GM:伝承とも違うなぁ(今の段階じゃ詳しくは言えないけど)。
勇司:OK、じゃぁ死神で間違いないと。ありがと、その確証が欲しかっただけ。
蒼紫:まだ断定は危険かも。初見ですし。
桜華:今の女性の顔に、PCの誰かは見覚えあったりしません? 面影とか。
GM:では各人、思い出せるかどうか〈知覚〉で判定をどうぞ。
美宙:(ころころ)達成値19です。
蒼紫:まぁ、知覚は振りますが(ころころ)6〜。
勇司:(ころころ)知覚で14。
GM:…このメンバーだと知ってるのは美宙だけですね〜。以前に写真で見た、幸見の母親(故人)に似てる気がしました。
美宙:「……?」戸惑うような仕草。
桜華:(遅れてころころ)達成値7。立場的に、意味あるのかどうか(笑)。
GM:他の人たちは、見覚えありません(笑)。
勇司:「美宙、心当たりがあるのか?」
美宙:「…………今の女、昏睡中の知人の母親に似てた」
GM:さて、黒い狼はそちらが手出ししなければ後退りしますが。
蒼紫:ふむ。蒼紫は、向かってこない限りは攻撃せず、で。
美宙:本命は居ないし、ここは無理しなくていいでしょう。
桜華:脇見はしませんが、手は出しません。
GM:…では、狼は姿を消しました。
蒼紫:「……あれが、死神……だったのか? 邪気は感じなかったけど……」
桜華:「さっきの女性、大きな敵意は無かった。………でも」包帯から血が滲む。(怪我ではないです)
GM:さて、ところで勇司はそこに倒れてる金髪女性を知ってますよ?
勇司:なぬ? 誰? 「っと、おい、大丈夫か」女性に近づく。
GM:レイチェル・ギュングスター嬢(*夜叉丸さんがGMの時に出したNPC。勇司の知人)です。
勇司:「はぁ!?」
GM:ちなみに外傷はありません。ただ寝てるだけ。
勇司:「レイチェル!? って…」
美宙:「……知り合い?」
勇司:「贖罪システムが原因なのは確定だな」ひょいと背負い上げる。
蒼紫:「……どういう基準で、狙ってるんだ?」
GM:ちなみに、彼女も“原罪の聖者”候補者の一人。勇司はキャラ設定上その情報を知ってるから、ここで教えちゃいます。
桜華:「細かい事情はわからない。けど、目の前で逃げられたのは…」ギリリ。
GM:そして。レイチェルはぐっすりと寝ています。目を覚ます様子は、ありません。
美宙:「……結局今度の手掛かりも、昏睡か…」
蒼紫:ふむ。GM、幸見が聖者候補だったかどうかって、判りますか?
GM:…悠木天衣辺りなら、知ってるかもしれませんね。
勇司:GM、前シナリオのGMとして勇司は知ってることを希望する(爆)。
GM:だーめ(笑)。
このシナリオの核となる“贖罪システム”は、勇司のプレイヤー氏がGMをやったセッションが元ネタなのです。…が、いくら何でも勇司がそこまで知ってるわけはない(笑)。
勇司:さて戯言は置いといて。「代価はどうにでもする。天衣に会いに行くぞ」
美宙:こくり
桜華:「…はい。…何度も、逃がしはしない…フフフ…」
蒼紫:「後手に回ってばかりは居られないもんな…」
GM:では、シーン切ります。絆チェックをどうぞ。
桜華:プライドへのエゴを絆に変化。
勇司:死神に(ころころ)達成値16。エゴが増える〜。
蒼紫:死神に(ころころ)判定は成功で、絆を取得。関係は執着。
美宙:(ころころ)成功。勇司に絆:傾倒で。
GM:では、次のシーンへ。
▼絆/エゴの変化
美宙:勇司に絆を取得。関係は傾倒。
勇司:死神にエゴを取得。関係は憎悪。
蒼紫:死神に絆を取得。関係は執着。
桜華:プライドへのエゴを絆に変化。関係は保持。
●シーン8 『天使は何でも知っている』 (シーンプレイヤー:戌井シオン 登場難易度:7)
GM:では、シオンと優一は先に喫茶“エンジェルハート”へ情報を聞きに来ていました。
GM/悠木天衣:「あら。いらっしゃい。珍しいお客様ね?」
シオン:「用事があるのでな。ここは禁煙だったか?」
GM/天衣:「ごめんなさい、うちは禁煙なの」申し訳なさそうに笑う。
優一:「やあ、天衣久しぶり。ちょっと情報を集めに来たよ」
GM/天衣:「(微笑んで)あらあら。ふふっ、“情報の精霊”さんにあげられるような情報が、あったかしら?」
優一:「僕は知らないことのほうが多いよ、あまり持ち上げないで欲しいな」肩を竦めつつ。
GM/天衣:「わかったわ。とりあえず、注文はモカでいい?」
優一:「それで良いよ」
シオン:「まぁ、他のヤツらが来る前に調べ始めるか。…コーヒーを頼む」人間社会に不慣れでよく種類がわかってない。
GM:では、しばし雑談を交わした後で、本題(情報収集判定)を。
優一:とりあえず贖罪システムとやらのあれこれを調べたい。
勇司:(ころころ)登場判定は10で成功、見よ神速の足(笑)。
シオン:死神の出現条件について調べたい。…って早っ!!(笑)
勇司:「ぜぇぜぇ、追いついた」店内に入ってくる(笑)。
優一:「凄まじく息を切らしてるけど…とりあえず落ち着いたらどうだい?」
GM/天衣:「はい、コーヒー。…トマトジュースの方が良かった?」勇司にカップを手渡す。
勇司:「…あ、ありがと」ぐぃと飲み干し、熱かったらしくてのたうち回る。
GM:一言もホットだなんて言ってないのに(笑)。既に噂話の情報は渡し終えたので、ここでは魔物関係の情報判定が出来ます。
優一:〈情報:魔物〉って事ですかな?
GM:はい。贖罪システムに関しては、〈知識〉で。
シオン:「美宙め、どこへ行った…(ムスっと)」死神については〈情報:魔物〉でおっけーですか?
GM:おっけー…というか、関連した情報を片っ端から集めてる状態です(笑)。
シオン:うい(笑)。…(ころころ)達成値は14で。
優一:では、まずは聖者システムに関して《銀河大百科事典》使用、〈知識〉に+5で判定(ころころ)達成値は28。
GM:ぶぉ!? 何その達成値!(笑)
勇司:なんだ、この数値!?
優一:頑張った(笑)。
シオン:頑張りすぎ(笑)。でも、あらかた出そう…。
GM:それでは、情報を。
『贖罪システム』
地球ドミニオンのエゴを浄化するための大魔術儀式。誰がいつ作ったのかは不明。
この世界に住む知的存在の欲望や昏い衝動を集めて、“原罪の聖者”の存在そのものと引き替えに浄化する効果がある。『儀式』と言っても誰か特定の術者が執り行っているわけではなく、一定のサイクルで自動的かつ半永久的に起動し続けるシステムのようだ。
GM:洸の時は“真祖の王”と呼ばれる吸血鬼が身代わりになって、エゴを浄化しようと試みた。…が、復活系HAであっさり解決するくらいなら、とっくに誰かがやってるわな(笑)。というわけで、エゴは浄化されずに、世界中に振り撒かれたわけです。今回の事件も、その煽りというか波及の一つだと思われます。聖者システムに関しては、以上。
優一:うい、了解です。更に詳しい事(候補云々が誰だったとかその他諸々)は判らんのですね?
GM:あぁ、それは今から〈情報:魔物〉で調べてください。
優一:なるほど、了解です。
勇司:勇司はのたうち回るだけ(笑)。
シオン:「大丈夫か? 勇司」タバスコをあげる(笑)。
勇司:「ぼぇ!?」火を噴く(笑)。
優一:シオンさんの情報判定の結果は?
GM:シオンは〈情報:魔物〉で振ったんだっけ?
シオン:はい、〈情報:魔物〉で達成値14〜。
勇司:む、ではこっちも〈情報:魔物〉で(ころころ)17。「おぉぉ苦痛の先に真理を見た!」くわっ!
シオン:「丈夫だな」イタズラに引っかかったので、尻尾はパタパタしている(笑)。
GM:では、以下の情報をあげます。
達成値10:“死神”の与えた眠りは呪いの一種。死神を倒すか術を解かせれば昏睡から覚めるはず。
達成値12:被害者は全員、何らかの形で“魔物の世界に関わった”人間のようだ。
達成値14:判明している被害者のうち、赤井洸、レイチェル・ギュングスター、日向晶の3人は“聖者候補者”だったらしい。ちなみに聖者候補者の総数は30人。全員の素性までは不明。
優一;候補者多いな(笑)。
GM/天衣:「(情報を話し終えて)…と、いうことなの。…正直、半信半疑だったんだけどね…」
優一:OK、では紫藤幸見について調べますの。技能は何で調べられますか?
GM:幸見について…って、何を?
優一:ん〜、魔物と何らかの形で関わりを持っていないと駄目なんですよね? その「何らかの形」を探ってみたい。
GM:いや、要するに「何らかの形で魔物と関わった」その理由が“聖者候補者”だということ。まぁ、晶は別口だけどな(笑)。
優一:紫藤幸見も聖者候補者?
GM:それを知るには、〈情報:魔物〉でかなり高い達成値を出してください。……優一なら楽勝のような気もするが(笑)。
優一:打差ナナらんの根…(*「出さなきゃならんのね…」と言いたいらしい)。
蒼紫:登場判定は成功。「何か判ったか?」入り口の扉を開いて登場。
美宙:(ころころ)同じく登場。「……ユウジ、速すぎる……どうしたの?」床に突っ伏してるのを見て。
シオン:「優一、情報は任せる。美宙、どこへ行ってた(不満げな顔)」
美宙:「……捜査の基本は足だから、外回りを。…こっちも収穫あったし」
優一:GM、経験点使って良いですか?
GM:余ってるならどうぞ?
蒼紫:ふむ。HA《電光石火》しましょうか?
シオン:それはいい考えですね。
GM:あのー、「かなり難易度高い」といっても、せいぜい20かそこらなんですが(笑)。
優一:20なら普通に振るか。
GM:いや、普通のキャラは出ないんだよ、そんな達成値!(爆笑)
蒼紫:じゃ、まずは結果を見ましょう。
優一:情報屋込みで判定〜(ころころ)23。
蒼紫:って、出たよ。普通に出たよ(笑)。
GM:OK。幸見は…聖者候補者には含まれていない。
優一:了解。
美宙:その結果は皆に伝えます?
蒼紫:「こっちは、気になった事があるんだが」と、今更、被害者の共通点(聖者候補)を伝える(ぉ)。
優一:「わかってる。被害者はほぼ聖者候補者…紫藤幸見を除いてね」と皆に伝えます。
蒼紫:「……何だって? 例外があったのか」
勇司:「となると。紫藤の経歴を漁ってみるか」
優一:「うん、初めからずっと気になっている。彼女(幸見)だけ時間軸もずれてるしね」
美宙:「……シオン、もしかしたら、辛い結果が待ってるかもしれない」
シオン:「自分の心配をしていろ、美宙。俺が臆すると思うか。逆にお前はどうだ。やめるか、美宙?」といいつつ、尻尾は震えている。
GM: さて、このシーンで得られる情報はこれだけです。次のシーンは警察関係の情報。そのまた次のシーンはイベント発生です。PCはどちらか片方にしか出られません。ちなみに後の方はPC2のイベントなので、登場判定するときは考えてね〜。では、絆チェックどうぞ。
シオン:ん〜。存在意義のエゴを絆に変えても良い?
GM:判定に成功すれば。
シオン:やー(ころころ)…成功。エゴ:模索から絆:人助けに。
GM: では、次のシーンへ。
▼絆/エゴの変化
シオン:存在意義へのエゴを絆に変化。関係は人助け。
●シーン9 『31人いる!』 (シーンプレイヤー:秋咲桜華 登場難易度:7)
GM:ま、ぶっちゃけこのシーンでは「被害者の書類上の詳細(人数/素性など)」が判ります。
蒼紫(舞台裏):今までの情報から、被害者全員が聖者候補者とは考えにくいですよね。ここで被害者の正確な数を知るのは大事かも。
桜華:では、歩いて登場(笑)。←普段、偽造免許でバイクを乗り回してる奴
GM:それから情報収集の都合上、出来るなら〈情報:警察〉or〈情報:裏社会〉を持ってる人が一緒にいると望ましいのですが…(笑)。
美宙:では登場判定を(ころころ)15で成功。
シオン:私もついていきます(ころころ)8で登場。
GM/長沢遼(*ルールブックp206参照):「…お前たちか。今、忙しいんだがな?」事件の捜査に忙殺されてるらしく、ボサボサ髪、寝不足の顔で出てきました。
美宙:「……現在進行中の連続昏睡事件について、ちょっと」
桜華:「寝ていられる暇、無くなるかもしれませんよ」
GM/長沢:「…何か掴んだのか?」興味ありげに。
美宙:聖者システムのこと、死霊課に言うべきかなぁ?
シオン:言わないほうが良い、に一票。
美宙:「……掴みたいから、ここに来たんですけど。……進展無し?」
桜華:「自分が知りたいのは、“死神”の被害者に関してです。ハンターが、二人ほど犠牲になっている。と、聞きましたが」
GM:では、聞き出せたかどうか〈情報:警察〉or〈情報:裏社会〉で。
桜華:技能なし(笑)……達成値は11。
美宙:《ネットジャック》で代用ー。死霊課のPC、こっそり接続しちゃうぜー! (ころころ)人間性を17まで削って達成値21!
シオン:高いですねー!!
GM:OK。それなら全部の情報が判る。
達成値10:現在、謎の昏睡状態にあるものを含めると、被害者(?)の総数は35人。疑問符付きなのは、“通常の警察”では事件扱いされてないケースが殆どだから。
達成値12:被害者のうち、4人は退魔師(ハンター含む)。所属は様々だが、全員かなりの腕利きらしい。
達成値14:“死神”と戦った退魔師4人の中で、生き残りは一人だけ。名前は「鬼来法眼」(*GMの持ちキャラ。鬼の血を継ぐ法力僧)
GM:ここでの情報は、以上です。
美宙:法眼かー(←以前のセッションで面識あり)。
GM:ま、「かなりの腕利き」であって、「最高の」ではないけどな(笑)。
蒼紫(舞台裏):被害者の数が、聖者候補+幸見+退魔師で一致しましたね(汗)。
シオン:ですね〜。
美宙:まぁ被害者リストは自分のデータベースにダウンロードしといて。
桜華:「…話を聞きたいですね。法眼さんと、連絡つけれますか?」
シオン:酒持ってけば助けてくれるかな?
美宙:法眼は昏睡には陥ってないんですかね?
GM/長沢:「法眼氏がやられたのは、つい先ほどだ。今は警察病院に入ってもらっている」
美宙:「……ホウゲンも昏睡状態に?」
GM/長沢:「…まだ、辛うじて意識を保っているようだが。時間の問題だろうな」
桜華:「…クッ…自分が、あの時逃さなければ…」
シオン:「桜華が無理なら誰にもできないだろうさ」
美宙:「……今それを言ってもしょうがない。…長沢さん、ホウゲンと話、出来ますか?」
桜華:法眼さん、会いに行っておきたいところですね。話せる話せないは別にして。
GM/長沢:「用事があるなら、早く済ませた方が良い。面会許可は出しておく」
桜華:「行きます」
○法眼の病室
GM: ベッドには包帯でぐるぐる巻きの法眼が寝かされている。
桜華:「………」僅かに眉をひそめる。
美宙:「……鬼ミイラ」(←不謹慎)
シオン:傷は刃物?
GM:容態を聞くに、腕が根本からもげかける大怪我だそうだ。刃物というか…ざっくり深く斬られた傷もあちこちに。しかし、それ自体は鬼の治癒力を持つ法眼にとっては大したことじゃない。問題は…これまでの被害者同様に、生命力をごっそり抜かれていること。
美宙:聖者候補には外傷は無いんですよね。聖者以外はぶっ壊しモードなのか?
桜華:単刀直入に聞きます。「敵の姿、能力、戦闘スタイルなど、わかる範囲で」ちなみに、今、桜華の包帯は紅く染まっています。
GM/法眼:「……よぉ…嬢ちゃんたちかぃ」薄く目を開けて君たちを見る。
シオン:「話を頼む、法眼」煙草を勧めます。
GM:それは看護婦が止めるんだが、法眼は受け取る。
桜華:「話せる内に、お願いします」
GM/法眼:煙草を少し吸って「…あぁ、“死神”の話か。…お前さんたちは、何処まで知ってる?」
美宙:「……被害者の多くが『聖者』候補だってことは」
桜華:「…倒すべき敵。自分には、それ以上は必要ありませんから」
GM/法眼:「そうか、もうそこまで知ってるか。…なら、隠しても仕方ないやな」
GM:まぁ、実をいうと法眼も聖者システムの破壊に立ち会った一人(*当時、セッションにPCとして参加していた)なので、彼なりに責任を感じてたわけです。で、色々とツテを当たって捜査して、死神と出くわすことには成功したのですが。
GM/法眼:「…まさか、それがあんな娘っ子だったとはなぁ…はは、割り切ったつもりでいたが、土壇場になって迷いが出やがった」
桜華:「そう…やはり、あいつ…」
GM/法眼:「つい寸前で手を止めたところを、黒犬にやられてこのザマだ」それだけ言うと、法眼は眠たそうに目を閉じる。
シオン:桜華と美宙の後ろで話を聞いていたが、「娘」という言葉に反応して眉をひそめる。
桜華:「法眼さん、自分は死神の殲滅依頼を受けました。…法眼さんは、何を望みますか?」
GM/法眼:「……この件には、蒼紫も一枚噛んでるか?」どうにか片目を開けて。
美宙:「……今、一緒に動いてる」
GM/法眼:「…そうか、なら坊主に伝えとけ。“情けは、人のためならず”…てな」
美宙:「……うん」
シオン:「休む前にこれだけ頼む。死神の容貌は? …娘とは、何歳くらいの女だ?」
GM/法眼:「もうじき中学生になろうかって感じの嬢ちゃんだったな。将来は美人になりそうだ」冗談めかしているが、もう精神力の限界らしい。「悪いが、もう眠いんだ……じゃあな」そう言って、今度こそ彼は目を閉じた。
美宙:「……? …私たちが出会ったのとは、年齢が違う? ……まさか、成長しているの?」
GM:ここで得られる情報は、これだけです。
桜華:「…行きましょうか。ここにはもう、何もありません。…伝えるべき事を、伝えるべき相手に」
美宙:「……了解。…ホウゲン、次会う時は、全て終わった後で」
桜華:「死すべき者に、死を…」
GM: では、絆チェックをどうぞ。
美宙:もう枠が無いー。(←既に絆/エゴを7つ取得済み)
桜華:(ころころ)判定は成功。法眼に絆:執行を。
シオン:んー…法眼に(ころころ)成功で、絆:連帯感。
GM:枠がない人は、エゴを絆に変換するのもありですよ?
美宙:幸見のエゴがあるけど、これはタイミング見てひっくり返します。
GM: うぃ、了解。…肝心な時に判定失敗しないようにね(笑)。
▼絆/エゴの変化
シオン:法眼に絆を取得。関係は連帯感。
桜華:法眼に絆を取得。関係は執行。
●シーン10 『ソロモンの鍵』 (シーンプレイヤー:篠崎勇司 登場難易度:7)
蒼紫:先に、登場判定だけしておきます(ころころ)8で成功。
GM:情報集めに走り回っていると、勇司の携帯に電話がかかった。瑠璃さんからだ。
GM/瑠璃:「あ、もしもし篠崎君? 急いで家まで来てくれないかしら?」
勇司:「え? あっはい!!」もう目を白黒させながら飛んでいく、文字通りに(爆)。
優一:「あ、ちょっと。君の足、普通よりダイブ速いんだから考えて……ってもうあんな所に…」(笑)
○日向家
勇司:「着いた! 篠崎です」
GM/瑠璃:「あぁ、いらっしゃい篠崎君」奥へ通されるが…ちょっと、〈知覚〉判定をどうぞ。
勇司:(ころころ)12。
GM:ふむ。〈知覚〉で10以上なら、日向家の中で魔力の変調を感じる。ところで、蒼紫と優一も一緒に来てるのかな?
蒼紫:はい。後から追いついて来ます。
優一:来てますよ。〈知覚〉は弱めだけど…(ころころ)19。
蒼紫:(同じくころころ)7。
勇司:「…」ちらと目で合図。
GM:19以上なら、何となく判る。目の前の瑠璃は、この前の瑠璃とは別人だ。
勇司:ちぃ。
GM:彼女は、すたすたと目の前を歩いていく。
蒼紫:「……?」勇司の様子がおかしいのに気づいて気を引き締める。
勇司:「…(魔力の流れがおかしい)」優一の隣まで移動して、くぃと顎で彼女を指す。そのあと首をごきごきならす(笑)。
蒼紫:そっと鞄の口を開いて、刀を出せるようにしておく。
優一:「(どうも彼女は別人のようだが…何があったのかな?)」瑠璃を目線で指しつつボソボソ。
勇司:「あ、すいません」
GM/瑠璃:「? 何か?」振り返るけど。
勇司:「トイレ貸してもらえます? ちょっと急いできたらもよおしちゃって」
GM/瑠璃:「あらあら、急がせちゃってごめんなさいね。どうぞどうぞ?」
勇司:ではトイレで《血脈付与》しておこう(笑)。
GM:《血脈付与》…て、何に? 言っておくが、(血脈付与した武器は)目立つぞ?
勇司:ん〜、ナイフに。武器は持っておくもんだね(ぉ)。
GM:ふむ。それくらいなら、まぁ隠せるか。OK。
勇司:ナイフ隠せないって先生厳しいです。それは(笑)。
蒼紫:厳しくやるなら、敵が〈知覚〉判定ですね。
GM:では、晶の部屋です。彼女は今も眠っています、が…変化が一点。ソロモンの指輪が、晶の指から消えています。
勇司:「晶…」晶の手を握って指輪を探します。
蒼紫:蒼紫は気づきません。指輪の事、たぶん知らないので。
勇司:また隠匿(魔力で迷彩)したという希望を求めて。
GM:指輪は見つかりません、が……代わりに、晶の身体を強い魔力が包んでいます。
勇司:魔力の出先はわかります?
GM:晶そのものです。そして…。
GM/瑠璃(?):「…気づいたか。さすがだな」
蒼紫:「……アンタ、何者だ?」
優一:「……君、まだ皆何も言ってないのに自分から話し出す事無いんじゃないかい?」呆れつつ(笑)。
GM:振り返ると、見たこともない三十代くらいの男性が、瑠璃のいた場所に立っていました。
勇司:「ソロモン? もしくはお父ちゃんかね?」
GM/男性:「晶の命は、尽きかけている。故に、非常手段を取らせてもらった」言い終えると同時に老人の姿へと変化する。
優一:「で、何をして欲しいんだい?」
勇司:「いや…魔神の一つか? まぁ、どうでもいいや。で、あんたの目的は?」
GM/魔神:かと思うと、今度は女性の姿になって「…私は、晶を護りたいだけ」
蒼紫:「取り合えず、話を聞こう」
GM/魔神:「そのために、貴方を呼んだの。晶が信頼している…篠崎勇司、貴方を」
勇司:「OK、利害一致。嫌なら名乗らないでもOK。俺は名乗った方がいい?」ひょいと肩をすくめて。
GM/魔神:再び瑠璃の姿になって「…元賢者の貴方なら、私の名くらい判るのではなくて?」
勇司:「色々多すぎるんだってぇの。それに名乗りあいは友好のしるしだろ。って、無駄話をしてるのは好まないので…そちらさんのご用件はなんでござんしょ?」
優一:「とりあえず一つの姿に纏まってくれないかい? 落ち着いて話をしようじゃないか」
GM/魔神:再び老人の姿で「すまぬな。現界は久しぶりで仮初めの姿が安定せぬ。とりあえず、瑠璃の姿を借りるか」言うが早いか、再び瑠璃の姿に。「…まずは、晶の命を保たせるため、彼女の血に宿る力を強制的に目覚めさせた」
蒼紫:「…………(無言で、鞄の口を閉じ直す)」
GM/魔神:「これにより、晶は名実共に我々の“真の主”となる」
勇司:「鍵そのものと」
GM/魔神:「その通り。だが、目醒めた魔力を持ってしても、あと数日が限度だろう」
勇司:「すげぇ勢いで喰われてんなぁ」
蒼紫:「……考え得る原因と対処法は?」
GM/魔神:「故に、汝らを招いた。これより晶の最後の記憶を再生する。手がかりになるのではないか?」
勇司:「ナイス。頼むよ」
GM/魔神:「…我の望みは、晶を救うことだ。命も、心も」
優一:「気が利いてるね…できれば初めからやって欲しかったけど」
勇司:「晶を、鍵にはしたくなかったんだろ」
GM:君たちの言葉には応えず、魔神は3人の前に手をかざした。
勇司:「まっ、そちらさんの思惑はどうでもいいさ。こちらは晶が起きればいい。それだけさ」
○記憶の風景
――――それは、よくある街中の光景。
たぶん、晶の見ている景色だろう。目の前を、犬を追いかけて走っていた少女が転んだ。それを助け起こす晶。
少女:「(服の裾を引っ張って)……あのね、あの…あり、がとぅ…」はにかんで頬を染める。
その少女は、ふと晶の顔をまじまじと見つめた。
少女:「お姉ちゃん、会いたい人がいるの? …死んじゃったんだ。…じゃあ…会わせて、あげる…」
彼女の瞳が紫色に輝き、晶の意識は途切れた。
GM/魔神:「…これが、晶が意識を失う直前の記憶だ」
蒼紫:「これは……そんな、いや、まさか……」
勇司:「ふぅん、なるほどね」
優一:「ま、捻りは無いね」
勇司:「・・・晶、絶対に助ける」ぎりと歯軋りの音が聞こえた。
GM/魔神:「…宜しく、頼む…」魔神は姿を消した。ではシーンを切る前に、絆チェックを。
勇司:というわけで晶のエゴを絆に……できるか! てかしてください! 人間性が痛いです!(ころころ)17。失敗〜orz
GM:だめだったなー(^^;)
蒼紫:絆判定、ここはプラス修正あっても良いんじゃない?
GM:あ、そうね。忘れてた(笑)。+5くらいなら成功してる?
優一:成功してるね(笑)。
GM:なら、絆に変換されました(笑)。それでは、次のシーンへ。
▼絆/エゴの変化
勇司:晶へのエゴを絆に変化。関係は庇護。
●シーン11 『組織というもの』 (シーンプレイヤー:秋咲桜華 登場難易度:7)
GM:不意に、桜華の携帯が鳴る。着信は七尾だ。
桜華:「…はい」
GM/七尾:「…桜華、あのね……言いにくいんだけど。今回の依頼は、キャンセルになったわ。勿論依頼料は規定分払うけども」
桜華:「…詳しくは話したくない。と言うことですか?」
GM/七尾:「……まぁ、そういう事ね。桜華には本当、悪いんだけど…」理由を聞きだしたいなら〈交渉〉判定をどうぞ。
桜華:〈交渉〉!? (ダイス目は3)達成値7、だめー。
GM:それじゃ、教えては貰えないな。ただ、雰囲気から七尾が君のことを純粋に心配してるらしいことは伝わるよ。
シオン:愛、あげたいので登場〜(ころころ)達成値10。
GM:では、シオンも桜華と一緒に歩いていたと言うことで。
シオン:「それでは法眼が泣くぞ?」で、法眼の絆固定。桜華に愛を1点あげます。
桜華:いただきます。で、振りなおしチャレンジ。(ころころ)今度は11。
GM:OK。…早い話が、組織の方でも被害者の関連性に気づいたのですね。で、おそらくはこれ以上被害は出ない。聖者候補者は組織にとって「本来死んでも構わない存在」なので、そのために有能なエージェントを浪費する必要もない…と上は考えたのでしょう。ちなみに七尾個人はこの決定に不服のようですが、どこからか圧力がかかってるようで。
シオン:「どうする桜華。お前を縛る鎖は切れたぞ?」と聞く。
桜華:「成程。………一つ、教えていただきたいことが」
GM/七尾:「…何?」
桜華:「神楽 蒼紫の、連絡先を」
GM/七尾:「貴女の方が知ってるんじゃないの? まぁいいけど」教えました。
シオン:黙って煙草を咥えて、手で覆いながら火をつけている。
桜華:「ありがとうございます。それでは、またの時に」で、蒼紫に連絡を取りたいのですが。
GM:蒼紫が登場判定に成功すれば(笑)。
蒼紫:判定は必要なのね(笑)。
GM:うぃ(笑)。
蒼紫:(ころころ)12で成功。
GM:では、繋がりました。
桜華:「もしもし…」
蒼紫(電話):「はい、神楽です……どなたでしょう?」
桜華:「桜華。…法眼さんから伝言です。『情けは人のためならず』」
蒼紫:「そうか。あの坊さんが、ね……。判った、ありがとう」
桜華:「自らを貫く気があるなら、自分を使ってみませんか?」
蒼紫:「嬉しいけど、大した金は出せないぜ?」
桜華:「暇だから…それに、『契約』と『約束』は、違う……どちらが大事かも。…それでは、また後で」
蒼紫:「……そっか。なら、頼む。助けたい相手が増えちゃってね」
桜華:「はい」で、電話切りますね。
蒼紫:はーい。では、退場しますね。
GM:では、桜華には[SA(二択):組織の命令に従う/事件の犠牲者を救う]をあげます。どっちか選んでね?
シオン:おお、運命の選択。
桜華:はい。では、台詞ついでに…「『契約』と『約束』。大事なのは、『約束』。それじゃ、シオンさん、一緒に連れて行ってください」と、後者をいただいておきます。
シオン:「(連れて行く? 違うな、桜華。それはお前の意思さ)」と笑っておく。
GM:了承!(拍手) では、絆チェックを。蒼紫も振っていいよ?
桜華:(ころころ)判定は成功。約束に対して絆:執行で取ります。
蒼紫:はっはっは。実はもう、軒並み絆なのですよ。…絆6つって何さ?(笑)
シオン:私も全部絆なので結構です〜。
GM:了解。では、次のシーンへ。
▼絆/エゴの変化
桜華:約束への絆を取得。関係は執行。
「愛をあげよう」
絆/エゴを固定すると、AGPというポイントが貰えます。
AGPはハイパーアーツ(魔物独自の超強力技)に使用する他、失敗した判定を振り直すのにも使える、PCにとっての切り札です。
絆とエゴのどちらを固定化しても得られるのは同じAGP1点…ですが、絆から得たAGPは他人に渡すことしか出来ず、逆にエゴから得たAGPは自分しか使えません。
この時、絆を固定して他人にAGPを渡すことを「愛をあげる」、エゴを固定して自分がAGPを得ることを「罪を得る」などの言い回しで表現することがあります。『旧約・魔獣の絆』時代の名残でしょうね。
ちなみに、エゴは固定したらそれっきりですが、絆は固定したものを消去することで自分が2点のAGPを得られますし、消去せず残った絆はアーツなどで減った人間性を回復するために使えます。
機会があれば、どんどん絆を結んだ方がゲーム的にも有利なのですね。まさに「情けは人のためならず」です(笑)。
●シーン12 『近づく真実』 (シーンプレイヤー:暁野美宙)
GM:皆さん、合流してください。
美宙:「……ユウジ、何か進展が?」連絡受けたのでー。
勇司:「ああ、この少女の顔知ってるか?」実際に会うならさらさらと絵で書いて。
美宙:「……何を隠そう、似顔絵の達人?」
蒼紫:「…いや、それじゃ似ないだろ」思わず美宙にツッコミ。
美宙:で、似顔絵で晶を襲った少女の顔かたちは伝わるんでしょうか?(笑)
GM:伝わって良いですよ。勇司がウケを狙って下手な絵描かなければ(笑)。
勇司:真面目です(笑)。今回は真面目です。終わった後に髭ぐらいは書くけど。
GM:というわけで…似顔絵の少女は、ほぼ間違いなく幸見です。
美宙:「……この子、幸見。……ヒゲが無ければ」
GM:ただ、おかしな事が一つ。幸見はずっと眠ったままで、普通ならあんな事件を起こせたはずがない。
美宙:幸見が昏睡したのと晶が昏睡したのでは、晶のが後でしたっけ?
GM:幸見は一時的に目を覚ましてはいました(3日前)が、時間が合いませんね。
蒼紫:「何らかの形の分身ってとこじゃないか?」
美宙:「……幽体離脱? …二重存在? ……何か手掛かりは…」
GM:さて、ここまで情報が出そろったところで、最後の情報判定です。〈知識〉でどうぞ。
蒼紫:(ころころ)12。
達成値8:“死神”は幸見の《守護者》に近い存在(=本体を殺せば消滅する)と考えられる。
美宙:(ころころ)達成値22。
蒼紫:22キター!
勇司:(ころころ)げ、10。面目つかねぇ〜(笑)。
優一:《銀河大百科事典》使用、人間性残り9。〈知識〉で(ころころ)24!
勇司:24キター!
蒼紫:24までキター(笑)。
GM:それでは、蒼紫と勇司は“そういう”解決法(幸見を殺す=死神消滅)を思いついたって事で。…そいでもって、ここからが本命の情報。
達成値14:…が、それだと逆に「人間としての拠り所」を喪って“死神”が独立化、暴走する危険性もある。
GM:以上です。
勇司:死神のエゴを固定して振り直す。ここは格好つけたい(笑)。
GM:いいの? 死神って(たぶん)幸見だよ?
勇司:うん。
GM:いいならいいんだ。
蒼紫:エゴの内容、なんだっけ?
勇司:死神としての幸見にだから…憎悪。
蒼紫:うわー。本当に良いの?
GM: まぁ、死神としての幸見には憎悪確定って事で。
勇司:うん。何であれ、自分の領域を侵したものは滅すると。(ころころ)AGPで振り直して達成値16。
美宙:こっちは逆に、幸見のエゴを絆に変えてみます。
GM:絆チェックしたいならどうぞー。
美宙:(ころころ)成功。幸見へのエゴ:庇護を絆:献身に。
勇司:幸見に救済の絆を(ころころ)17、だめ〜(笑)。
蒼紫:「――くそっ、ダメだ。どうすれば、その少女を救える……?!」悔しそうに壁を叩いたりします(笑)。
勇司:「蒼紫。守るって事は切り捨てることなんだよ。てめぇの背負えるものはそのくらいなんだからな」
蒼紫:「…………ょぅだんじゃ……、……冗談じゃ、無い!!」
勇司:「吼えるだけなら犬でも出来る。手段を探せ。自分で見つからないなら縋れ、全てをかなぐり捨てて求めろ。他者に」
蒼紫:「……何か、方法に気づいたのか? 師匠」
勇司:「…」ただ口の端だけでニヤリと笑う。
美宙:「……それに、幸見を殺せば済むとは限らない」こちらの気づいた事をかくかくしかじか。
蒼紫:「気づいたんだな? ……なら、教えてくれ! どうすれば、あの子を助けられる?!」
勇司:「“人間としての拠り所”を喪って“死神”を独立化、暴走させた上でぶった切れ。鬼憑きの祓いと同じ要領だよ」
蒼紫:「……?! それは、あの子の心を砕けって事か?」てかGM、それで解釈合ってるの?
勇司:「死神との繋がりを砕けって事だよ」
GM:この時点で幸見への絆を結んでいるPCは、「幸見にとって大切な存在」を殺しても幸見の心が奈落堕ちする可能性があると気づいて良いです。
蒼紫:おーらい。死神への絆でもOKですよね?
GM:ま、死神相手の絆でもいいでしょう。
勇司:エゴ〜(笑)。
蒼紫:「……もう良い。アンタ(勇司)に頼ったのが、間違いだった」
勇司:「ふん」
蒼紫:「(……だが……死神を独立……暴走……まてよ……?)」
GM:んー、情報判定で得られる情報は、以上で全てなんですよねー。解釈が間違ってると、えらい方向へシナリオが展開するかも(笑)。
蒼紫:えと。誰かが言わないと、蒼紫が回答の案だすよー。
勇司:「青い偽善者が。てめぇの器をいい加減に理解しろ」タバコを咥えて火をつける。…ああ、『別に殺しても解決するならいいや』モードですので(笑)。
シオン:「蒼紫、さっきの言葉を忘れたのか?救いの女神がお待ちかねだ」
蒼紫:「く……くくく……あははは。逆だ。逆だったんだ。美宙さん、考えがあるんだ。答え合わせを頼む」
美宙:「……どうぞ」
桜華:シオンの後ろからついてきて、黙って頭を下げます。
勇司:「……」意外そうに桜華を見て、人間臭く少しだけ笑う。
桜華:僅かに、それこそ絆を持ってる相手しか判らないくらいに微笑み返します。
蒼紫:「まず、死神を倒さなくても、術を解かせればOK、だったよな?」
美宙:「……死神が『守護者』と同様の存在ならば」続きどうぞ。
蒼紫:「そして死神は、人間としての繋がりを失った事で現在、“暴走”している。…………ならば、だ。――本体と、人としての繋がりを取り戻してやれば、死神は止まるんじゃないのか?」取り合えず、以上。意見よろしく。
美宙:「……いい線は突いてると思う。……でもそれだけなら、これまでもその手で贖罪システムを切り抜けた例があったはず」
蒼紫:「そうか……まだ、ピースが足りないのかな?」
美宙:「……あと一押し、何かが必要な気が…」
えーと。実は、達成値8で与えられた情報はPCを誤誘導するための罠…“バッドフラグ”だったりします(笑)。
GMとしては達成値14の情報を与えることで、矛盾する前の情報を否定して誤りだと悟らせるつもりだったんですが……どうも上手くプレイヤーに伝えられなかったようで。
ここははっきりと「達成値8の方は罠だから。真に受けると酷いことになるよ〜」と教えてあげた方が良かったかもしれません。
ともかく、これ以上は堂々巡りになると判断したGM。イベントを起こして話を進めることにします。
GM/?:「くぅ〜ん…」不意に、何かの鳴き声が聞こえた。
美宙:「……犬の声?」鳴き声の聞こえた方を見ます。
GM:白い毛並みの犬が、そこにいた。
美宙:見たことある犬ですか!?
GM:シロだ。何か、訴えるような瞳で君たちを見上げている。
シオン:「この街の犬ほど見た目が当てにならないものはないな」煙を吐く。
美宙:「……シロ? ……でも死んだはず…」
GM:シロは、君たちに背を向けて走り出した。方角は……紫藤家。
蒼紫:「付いて来いって、言ってるんじゃないか?」
勇司:「…ついて来いって、事か」咥え煙草のままついていきます。
美宙:「……行こう。…良いにしろ悪いにしろ、きっと何かが起きる」
GM:追いかけると、妙なことに気づく。シロだけど、 走っているのに埃は立たず、足音も聞こえない。
蒼紫:半透明だったりしない?
GM:注意深く見るなら判るかもね。では、ここらでシーンを切りますか。
▼絆/エゴの変化
美宙:幸見へのエゴを絆に変化。関係は献身。
勇司:幸見にエゴを取得。関係は無縁。
●シーン13 『救うべきもの』 (シーンプレイヤー:佐伯優一)
○深夜:紫藤家前
GM:シロは、閉まったままの玄関を“通り抜けて”家の中に入った。
優一:GM〜、《託宣》使ってもよろしい?
GM:うぃ。何を聞きたいの?
優一:《託宣》使います。「“人間としての拠り所”を喪って“死神”が独立化、暴走する可能性もある」の意味をGMはどう解釈し、どのようにシナリオに反映させているか。
GM:(しばらく考えて)答え=「幸見(本体)を殺すと、彼女が人間として生きていくよすがが無くなり、暴走する死神だけが後に残るよ」(*上にも書いたとおり、これがバッドフラグの一つだった)
蒼紫:あー、現在は幸見の制御下にあるって事か。
GM: 制御下というか…まぁ、半分はその通りなんだけど。現在、 幸見は「世界のエゴ」に取り込まれて、行動を操られてるような状態なんだわ。
優一:ふむふむ。
美宙:あー、だから聖者候補が分かったのか!!
GM:本人の意志も多少は反映されてるけど、聖者候補者を殺してるのは…まぁ、本能というか刷り込みみたいなもの?
蒼紫:ほむほむ。って事は、世界→幸見→死神の方向で操ってる?
GM:幸見は死神と半ば同化している状態。
蒼紫:うわ。正気を失い気味か。
GM:操ってるというと語弊があるなぁ。そもそも死神も、自動的に動いてるようなものだし。
勇司:主従関係が逆転してるわけか。
GM:今の質問で判る情報は、これくらいかな?
蒼紫:幸見はエンジンで、C(コントロール)ユニットが世界?
GM:幸見はエンジンと言うよりも、中継装置と言った方が近いかもね。
桜華:暴走状態の死神を世界が動かしているのかな?
GM:あぁ、ちなみに「世界が幸見を操ってる」わけでもない。世界に『意志』はないよ。
美宙:物理法則のように、決まったルールで動いてるだけ、ですか。
GM:そうだね。世界から溢れたエゴが不相応な力を幸見に与えた。彼女はその影響で暴走状態にある、そんなところ。
勇司:なるほど。
GM:切り離す方法は、家の中に入ってからってことで(笑)。
優一:ハイナ、中断して申し訳なく(><)
蒼紫:ほむー、面倒やね。力を奪うか、制御させるか……か?
美宙:シロは家の中に入ってきますか?
GM:既に家の中に消えてます。
美宙:家の明かりはついてます? …ていうか、今何時くらいだろう。
GM:灯りはついてません。が、不用心にも玄関の鍵は開いてたり(笑)。
蒼紫:「全ては、ここに戻ったんだな…」感慨深げに。
優一:「僕は来るの初めてだけどね。」肩をすくめる。
蒼紫:「ここで会ったんじゃなかったっけか?」
優一:「もうちょっと行ったところだよ、あの辺だね」と通りの方を指差す。
蒼紫:「細かい違いを気にするなよ。同じだろ、同じ」
美宙:「……嫌な予感が、する」
シオン:「なら、俺達でいい予感に変えないといけないな」
美宙:勝手に上がりこみますが、人の気配とかします?
GM:玄蔵さんや幸見が眠っている気配はしますね。後は静かなものです。
蒼紫:うわ。爺さん、普通に寝てるのか(笑)。
GM:深夜だしー(笑)。
勇司:堂々と侵入。
蒼紫:じゃあ、こそこそと(笑)。
GM:隠密判定は、要りません(笑)。
桜華:一番後ろ、後方警戒。『組織』が動いてる可能性を考慮して。…てか私、組織の事みんなに話してない?(爆) 話したことにしていいですか?
GM:話して良いですよ、組織が手を出してくる可能性は低いと思うけど。
桜華:まあ、では話したことに。
美宙:「……今のところ、異常は無い……ではシロはなぜ、私たちをここへ連れてきたの?」
GM:では、幸見の寝室まで来ました。
勇司:がら(爆)。いきなり襖を開ける。
蒼紫:犬は、いますか? 黒いのも白いのも。
GM:幸見の枕元に、シロがちょこんと座ってます。
美宙:枕元に行きましょう。
勇司:では俺は箪笥を漁る。勇者らしく(ぉ)。
蒼紫:勇司さんの首根っこ掴んで、幸見の枕元へ。
勇司:「小さいメダルが〜(謎)」
優一:「ゲームから離れようよ…」
美宙:幸見の様子はどうでしょう?
GM:シロは幸見の寝顔をじっと見つめている。
シオン:幸見が家族で撮った写真立てを伏せておく。
勇司:「なんつうか、シリアスモードずっとは顔に筋肉がつる」
蒼紫:「この子がそうか。実際に会うのは、初めてだったな」
美宙:「……」知らず、髪を梳いてやったりして。
GM:幸見は安らかな…けれど、どこか虚ろにも感じられる寝顔をしている。この前は、そうは感じなかったんだけどね。
シオン:「不味いな。もうここまで進んでいたか」と呟く。
美宙:「……『死神』が、幸見を取り込もうとしているの……シロ、あなたは私達に何をさせたいの?」
蒼紫:「……で、どうすれば良いんだ?」真顔でシロに聞く。
GM:さて、ここで問題です。幸見を世界のエゴから解き放つには……どうすればいいと思う?
美宙:そこが問題なんじゃよー!
蒼紫:《託宣》?
シオン:てんごくへおくってあげる(ぉ)。
GM:誰か《獣の言葉》を持ってたらシロと話せるのにね(笑)。
優一:SAで内面世界にでも飛んで説得(←適当)。
蒼紫:それだーーっ!!
シオン:クレバー!!
GM:残念。君たちはそのためのSAをまだ受け取っていない。
蒼紫:「まだ」って事は、これから貰えるのかな?
GM:(目を逸らす)
シオン:HA《律の破壊者》で世界律から解き放つ…とか。
GM:いつもいつもそんな拡大解釈が通じると思うな。
すみません、私(GM)はハイパーアーツを拡大解釈“しすぎる”マスタリングは、あまり好きじゃないんです。
ちゃんとデータ的な効果が設定されてるものを、語感だけで便利にねじ曲げるのは「フェアじゃない」と感じるんですよね(苦笑)。
勇司:ではシロににっこり笑いかけて…ナイフを取り出す。
美宙:「……ユウジ、何を?」
勇司:「中継器、壊されたくないなら出てきな」
GM: あ。敵 対 行 動 取りましたね?
蒼紫:げ。げげ。げげげ。
勇司:む…確かに。
GM:シロの姿が目の前で巨大化します。黒い狼の姿に。
美宙:ゆ、勇司ぃーっ!
勇司:「なるほど」ぽいとナイフを捨てた。
優一:因みにたぶん守護者殺しても奈落落ち、気をつけよう。
勇司:万歳して無抵抗をアピール。
GM:「…ガルルルル……」先ほどまでとは、うってかわって凶悪な表情に。
美宙:も、もう遅いのでは?
勇司:「ちょいとした確認だったんだけどねぇ」
蒼紫:「……ふぅ。無抵抗で、どこまで耐えられるかな……時間を稼ぐ。幸見ちゃんを、頼む」
勇司:そのままてけてけと部屋から出て行こう(爆)。
GM:ま、バンザイ降参したのなら、これ以上はやりませんけど。
蒼紫:あ、やらんのなら安心。座りなおす(爆)。
美宙:「……せめて一言確認取ってから実行して」死ぬほど焦った…。
勇司:「すまん」ナイフ回収して部屋の外でお留守番(笑)。
GM:しかし、さすがに警戒したのかシロは巨大化したままです。
シオン:バッドエンドかと…。
蒼紫:そろそろと、巨大シロの喉を撫でようとする(ぉ)。
GM:教訓。軽率な言動は避けましょう(笑)。今のは警告ね。
いや実際、あのまま勇司が攻撃でもしてたら、即バッドエンド(ラスボス&巨大シロとガチ戦闘。誰も救えない)に突入するところでした。
あー、危なかった…(冷や汗)。
蒼紫:ここまでに、ヒントは出てるはずなのですよね。情報の取りこぼし無いんだし。
GM: えぇ、情報判定で入手できる情報は総浚えしました。
シオン:《託宣》。
蒼紫:なるほど。《託宣》使えって事ですな。
優一:《託宣》? どーするの?
蒼紫:「幸見を世界のエゴから救い出す方法」を聞く。
シオン:幸見を世界のエゴから解き放つには……どうすればいい、で良いのでは?
優一:「ところで、シロだったね…君はどうして僕たちを呼んだんだい?」
GM/シロ:「クゥン?」何か訴えたがってるのは伝わるんですが。…犬だからねぇ(笑)。
優一:「そこの女の子を助けて欲しいと思ってるので良いのかな?」犬に(笑)。
GM/シロ:「ワン!」
優一:元気に?
GM:うむ(笑)。
蒼紫:噛まれないみたいなので、今度は首の後ろをガシガシ撫でる。
GM:さすがにくすぐったそうにしているが、噛みつきはしない。というか、霊体だから半分すり抜けてるんですが(笑)。
優一:「君は、助けるための何かを知っていて、僕たちに知らせたいんじゃないのかな?」
GM:あのぉ。…犬にそんな高度な質問をされても(笑)。
優一:そうか(笑)。ではGM、《託宣》2回目。『殺す若しくは奈落落ち以外で、幸見を世界のエゴから救い出す方法』を教えてください。
GM:OK。…まず、以前に死神の姿をした幸見&シロと出会った時、彼女たちは何処へ消えたと思う? これは誰が答えても良いけど。
蒼紫:どこかのドミニオン?
GM:ドミニオンは正解。さて、それは『どこ』にある?
勇司:路上?
蒼紫:心の中?
優一:少女自身の内面?
GM:はい、優一の解釈で正解。
美宙:内面世界か。
GM:ルール的に言うと、死神としての幸見はパワーソース《世界律:排斥》(*エヴァンジェルp83参照)を取得している。…さて、ここでEVAの記述を見ると、PS《世界律:排斥》が働いているドミニオン内には「あなたが認めたキャラクターのみ登場できる」と書いてある。
蒼紫:ふむふむ。あなた=ドミネータ?
美宙:ですね。
GM:さて、今回の場合。『あなた』は誰で、『認めたキャラ』は誰でしょう?
蒼紫:あなた、は幸見。認めてるのは、シロ。
勇司:寝ている彼女(幸見)で、キャラは死神。
GM:はい、蒼紫が正解。
美宙:シロが出入り自由ってことですね。
GM: その通り♪
蒼紫:ふーむ。と、すると。シロは認める側になれるのかどうか。
美宙:シロはあくまでドミネーターではないから、きっと無理でしょう。
蒼紫:アポスル(使徒)なら、同じ能力を有している可能性があるのです。
美宙:おおっ。
GM:生憎とシロは“認める側”ではないが、一緒に連れて行くことは出来るのさ。ある条件を満たすことによって。
蒼紫:なぬー?! その条件とは?
美宙:幸見を助ける意志を持っていることか? …うーむ、弱いか。
GM:具体的には、幸見(またはシロ)への絆を持つPCが、シロに愛を1点下さい(笑)。
美宙:それか!
優一:すっごい具体的だ(笑)。
美宙:愛はシロにか!
蒼紫:あげまーす。死神への絆ですが。
美宙:いや、幸見への絆あります。
GM:死神への絆、何だっけ?
蒼紫:内容は「執着」
GM: あー、それじゃダメ(笑)。もっとポジティブな奴でお願い(笑)。
蒼紫:おっけーい。じゃ、他の人にお任せ。
美宙:幸見への絆:献身を固定して、愛渡したい!
GM: OK!
勇司:ふむ、GM。ごめん。
GM:ん、何かな?
勇司:「じゃ…任せたわ。お前らが日の出までに戻れなかったら……俺は両方とも消滅させる道をとる」となってしまう。
GM:PC全員で1点あれば十分ですよ? 誰か1人払ってくれれば。
美宙:いや、きっとそういう意味じゃない。
勇司:うん、俺のロールプレイミスだけど。
シオン:PCの立場的に。
美宙:「……ユウジは保険に残るっていうこと?」
勇司:「そういうことだ」幸見を救う理由が無い上に。保険が欲しい。
シオン:晶>幸見だからかー。
GM:…ふむ。勇司は晶への絆を持ってたよね?
勇司:うん。
GM:晶がそんな選択を喜ぶとでも?
勇司:ぐふ!?(笑)
GM:エゴだったら、それもありかもしれんが。
絆とエゴ、ゲーム的には絆を結んだ方が有利なのは前にも言ったとおり。
しかし『自分本位な感情』であるエゴと違って、絆は『相手を思いやる信頼関係の証』です。故に行動を縛られて然るべき。
絆の対象が「嫌だ」と思うだろう行動をPCが取りそうになったら、GMは迷わず絆を盾にとって脅しをかけましょう(笑)。
それでもやるようなら、即座に絆チェックを要求して絆をエゴに変換してもらいましょうか。難易度は“30”くらいで。
勇司:約束の方を…絆にすべきだった(爆)。
蒼紫:絆判定させれば? +10くらい修正して(ぉ)。
GM:まぁドミニオンに入るだけなら晶との絆で十分でしょ。その後どうするかは、勇司次第。
勇司:いや、そうじゃなくて。敵さんの懐で戦うのがって意味(汗)。ぶっちゃけ、「勝算薄そうだしな」と感じてるのよ。
GM:敵は今ここにはいないよー、いくら不利な状況に行きたくないにしてもさ。…そもそも《託宣》の答えからして、「ここに残って幸見を殺しても晶が助かる可能性は低い」って、気づいてる?
どうも、まだバッドフラグの条件がプレイヤーに上手く伝わってなかったみたいです。
シナリオ的にはここで幸見を殺したとしても、事件を引き起こした死神の方は「暴走したまま何処かへ逃げるだけ」なんですよねー。しかも、今度は探す手がかりさえない。
更に言うなら、勇司という戦力を残してラスボスに挑めば…他の仲間たちは十中八九、力不足で返り討ちにされるでしょう。その場合、幸見どころか昏睡状態の被害者たちも誰一人助かりません。勇司一人残ったとしても、どうしようもなくなってたはずです。
この辺はもっとさっくり教えてあげた方が良かったかも…反省。
蒼紫:「師匠、力を貸してください。――俺たちだけでは、厳しいかも知れません」
勇司:「…『……もう良い。アンタに頼ったのが、間違いだった』て言ったの、どこのどいつだったかね」鼻を鳴らしながら、傍によります。
蒼紫:「それを言うなら『他人を頼れ』と言ったのは師匠でしょう。それに、師匠にも最後まで見届ける義務がある筈です」
勇司:「……」小さく笑う。
優一:「まあ、少し付き合ってくれよ。他人の内面世界に入れるんだ、興味深いだろう?」
勇司:「付き合うさ。優一には借りもあるしな」
GM:では。美宙の愛によってシロの信頼を得た君たちに、新たなSAが渡されます。
[SA:幸見とシロを救う]
[SA:“死神”の暴走を止める]
GM:どっちでも好きな方で。
シオン:前者で。
蒼紫:むむ。あえて前者を。シロにも幸見にも絆ないけど(爆)。
GM:SAが3つ以上になった人は、交換して良いですよ。
勇司:三番目で。
優一:「勇司には借しよりも借りの方が多い気もするけど…まあ、そう思ってくれるならありがたい」と言いつつ前者で。
美宙:勇司、3番目無いッスよ?(笑)
シオン:3)晶を救う
桜華:蒼紫と同じものを取らねば(笑)。[SA:死神を滅する]と交換。
勇司:[SA:死神をぬっころす]で(ぉ)。
美宙:GMの認めたSAでないと、入れないんだっ。
GM:…2つのどちらかでないと、フラグになりませんからね?(苦笑)
勇司:まぁ冗談で、[SA:死神を止める]で。
美宙:前者をいただきます。「…待ってて、幸見」
GM:では、クライマックスに入る前に絆チェックを。勇司は、今のロールプレイに免じて(?)、絆判定に+5の修正をあげます。
桜華:死神を消滅のままにしておくわけにはいかないので(ころころ)エゴ:消滅→絆:容赦に(笑)。
優一:(ころころ)シロに絆:好奇心で(笑)。
勇司:幸見へ…これで2か3がでたら大笑い(ころころ)辛うじて成功、絆:庇護で。GM、ちょっと描写いい?(笑)
GM:どうぞー。
勇司:「…(ああ、なんだ。よく考えてみればコイツも親の愛が欲しくて…寂しくて……か、俺と同じか)…俺みてぇな馬鹿は1人で十分だよ」自嘲気味の笑みを浮かべ呟く。
GM:では、クライマックスへ突入します!
▼絆/エゴの変化
勇司:幸見へのエゴを絆に変化。関係は庇護。
優一:シロに絆を取得。関係は好奇心。
桜華:死神へのエゴを絆に変化。関係は容赦。
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