■ミドルフェイズ
GM:ミドルに入る前に、一つ注意を。シーン5&6は、それぞれ幻と三彦がシーンプレイヤーです。各PCは、どちらか一方にしか出られません。
幻:ん、つまり…理流さんは先にどっちに合流するか選べるわけですな…?
GM:そうなります。
理流:なるほド。
三彦:我々は固定か。なら考える事はないや(笑)。
GM:無論、シーンが始まってから登場判定するかどうか決めるのも、自由です(笑)。
幻:うむ(笑)。
理流:さて、どっちに行くのが面白そうか…(ぁ
●シーン5 『少女』 シーンプレイヤー:降鳴幻 登場難易度:7(*三彦は登場不可)
○見知らぬ部屋
――――そこは、何処とも知れぬ空間。
暖かい寝台の中、柔らかな光に照らされて…幻は目覚めた。
幻:「ん…ぅ」ぬいぐるみを抱きながら、むっくりと上半身を起こして(笑)。
GM:見回すと、そこは見知らぬ部屋……たぶん、誰かの寝室。…そして傍らには、妙に身体にフィットした服装の少女が。
理流:…邪魔しない方が良さそうダ(何
GM:彼女はベッドの横にある椅子に腰掛け、キミの顔を覗き込んでいた。心配そうな表情で…濡らしたタオルらしき物を手に持っている。
幻:「ん、ふぇ…君…誰? 三崎君の…妹、さん?」
GM/少女:「&$…%#’)〜’”%〜?」……しかし少女の口から溢れたのは、キミが聞いたこともない言語だった。
幻:「うぇ…あ、えっと…わかんない、なぁ…どうしよ、ぅ。わりと、困った…かも」
GM/少女:「$〜Q=@’%$”〜???」彼女も、困ったような表情で眉を顰めている。……結構…可愛い、かも。
幻:「…とりあえず…」へにゃ、と…大丈夫だよ〜的に笑顔向けてみようかと。
理流:うん、いいシーンですにゃ。出づらい(笑)。(ぇー
GM:では、彼女はキミの額に手を当てて熱を計り、次に目立った怪我がないことを確かめた(らしい)。で、椅子から立って、「立てる?」と身振りで聞いてくる(たぶん)。
幻:「…ん、大丈夫…うん。よいしょ…」立ち上がって、身なりを確認ついでにパタパタと身支度整え。
GM:立ち上がったキミを見て頷くと、彼女はいきなり君の手を取った。ぐいぐいと引っ張って、部屋から連れ出そうとする。…どうやら、どこかへ連れて行きたいようだ。
幻:引っ張られたらあっさりと引きずられるように…体力判定値1だし(笑)。「っと…三崎君は…いないのかな」引っぱられながらも周囲を確かめるように。
GM:周囲は…何というか、作りそのものが普通の家とは違うのが判ります。何か、樹脂だか金属だか不明な物質を、壁全体にコーティングしたような…天井と床も同じく。照明は、周囲の樹脂そのものが淡く光ってる感じで。
幻:「ふえぇ…何か…すごぃ、ね」キョロキョロと周囲を見渡して。三崎家と変わらぬ反応を。エトランゼ感バッチリだな(笑)。
GM:と言うところで、シーンを切ります。しかし幻って…ぬいぐるみなんて抱えてたのか(笑)。
幻:キャラシートの装備欄参照(笑)。ところでGM〜。洋平に絆チェックしたいのですが。
GM:どうぞ(笑)。 シーンは終了したので、取得チェックですね。
幻:絆チェック(ころころ)…14。うむ、文句なしにエゴだ(笑)。
GM:エゴですね(笑)。
幻:それではエゴ/執着で。いつまでも忘れて欲しくないな…と。
GM:シーン内にロールプレイすることで、書き換えチェックも出来ますから。充分に活用してください(笑)。
Cerva:(幻のキャラシートを見て)ジュラルミンシールド相当のぬいぐるみ………装甲板加工?(ぇ
GM:…盾相当品のぬいぐるみですかぃっ!?(爆笑)
幻:うむ、魔界の目付け役相当…ケタケタ笑う「リュウ君」です(ぇ)
Cerva:しかも隠匿1だから、“ただならぬ雰囲気を持つ”ぬいぐるみ…って、《魔界の目付け役》兼! なるほど…。
幻:いや、見た目の年齢がコロコロ変わるけど、このぬいぐるみだけは変わらないから。むしろこのぬいぐるみが目印(一同爆笑)。
Cerva:Σ( ̄□ ̄;)
幻:あ、ちなみにこいつ、見た目の半分以下なので体重(笑)。 「在りえない」存在というか…歪みの体の演出で(ぇ)
GM:(笑)…では、次のシーンへ行きます。
▼絆/エゴの変化
幻:洋平にエゴ/執着を取得。
●シーン6 『歪み』 シーンプレイヤー:戌井三彦 登場難易度:7(*幻は登場不可)
○見知らぬ空間
――――そこは、何処とも知れぬ空間。
盛大な頭痛と全身の打ち身擦り傷に呻きながら、三彦は目覚めた。
三彦:「あいたたたた……な、なんでこんな全身が痛いんだか……? ……ハッ! そ、そうだあの視線の主が確かそこに……!」ガバッと跳ね起きて、周囲を見回す。
GM:見回すと……キミは一瞬、洞窟の中にいるのかと思った。周囲は岩盤のようだが、明らかに人の手で加工された跡がある。通路らしきその場所は、前後へ長く延びているが…。…どうしますか?
三彦:「洞窟? ……じゃ、ないな。ま、行ってみるしかないか」向かって前方へ行きます。
GM:ふむ。では…〈知覚〉判定をどうぞ。ところで、理流さんはどうします?
理流:んみ、出る予定ではありまス。
三彦:〈知覚〉技能はなし(ころころ)9で。
GM:目標値は8だったので、成功ですね。キミの向かう方角から、何か音が聞こえてきます。
三彦:「音? 誰か……いや。何かいるのか?」
GM:そう、これは……闘いの音。誰かと“何か”が、戦闘の真っ最中のようです。
三彦:足音を忍ばせ、音の方へと。
GM:足音を忍ばせると言うことは…ゆっくり行くのかな?
三彦:そうですね。双方に悟られないように移動します。
GM:了解。では、進行方向から、まるで逃げてくるかのように“何か”がこちらへ向かって移動してくるのが判ります。
三彦:「やばいな。状況が飲み込めないのに、バッタリ会ったりして、巻き込まれたら……」周囲に隠れられそうな所がなければ、脇に避けつつ遭遇に備えます(笑)。
GM:その姿は……獣を思わせるフォルムの何か。しかし身体は透明で、まるで水晶で出来たオブジェのよう。
三彦:「素通りしてくれないかなー……って、水晶の、獣?」
GM:その正体不明のモンスターが2体、キミに向かって襲いかかる! 戦闘に入ります。
▼ラウンド1
GM:まずはセットアップ。
理流:んーと…ではここで…出れますかな、ってしまった。(←出遅れた人)
GM:セットアップなので、理流さんは今のうちに登場判定できます。逆に言うと、戦闘中はセットアッププロセスにしか登場できません(笑)。
理流:了解ー。
三彦:セットアップはなしで。
GM:こちらもセットアップはなしです。登場判定するならどうぞ。
理流:では戌亥さんの後ろから、のほほんと見回しつつ、つかつか歩いてきたりなど。登場判定…(ころころ)…うわ、7。
GM:…ギリギリ登場(笑)。では、歩いていると…前方で見覚えのある背中が、正体不明の魔物に襲われる場面に遭遇しました(笑)。
理流:「……面白いところですわね……。……!!」様子を見て身構え。
GM:エンゲージは、今のところ全員別々で。
* 現在のエンゲージ:(魔物A)(魔物B)(三彦)(理流)
三彦:「うわーーーー!! ……って、理流ちゃんか! ……あ、新手かと思った……」
理流:「あら、戌亥さんですの? そちらは新しいお友達ですかしら?」言いつつ、目線は魔物を見据え。
GM:ではイニシアティブ。こちらの行動値は8! 一番早いのは…理流さん、行動どうぞ。
理流:ではー…と。
GM:ちなみに、通路の広さは縦横5m程度と思ってください。
理流:ではー…マイナーで魔物Bにエンゲージ。メジャーはキリクで殴れる…のかにゃ?
GM:さぁ……やってみないと判りませんねぇ?(微笑)
理流:では殴ってみましょう。「力仕事は好きではないですけど…キリーク!!」
GM:では、理流の呼びかけに応えて床(の辺りの空間)がメリメリと裂け…キリクの巨大な腕が現れた! 攻撃どうぞ(笑)。
理流:〈機械操作〉で…(ころころ)18です。
GM:(ころころ)12で命中!
理流:『…ヴ…』唸り声とともに、拳が魔物を捉える!! (ころころ)22点〈殴〉ダメージ!
GM:突如現れた巨大な腕に為す術もなく……魔物は一撃で粉砕された! 次は三彦。
三彦:「ああーもう、素通りしてくれれば良かったのに……!」大きく息を吸い込み、炎を噴きつける。《吹き散らすもの》で攻撃。対象は魔物A。(ころころ)21で。
GM:(ころころ)命中です。水晶の化け物は、素早く炎をかわそうとするが…炎は生きているかのように絡みつく!
三彦:(ころころ)30点の闇ダメージ。
GM:その地獄の炎は、魔物の身体を侵蝕し、焼き尽くした。……戦闘終了。いやぁ、理流がこっちに来たおかげで決着早いこと(笑)。
理流:「その様子だと、お友達ではないようですわね。いかにも危ない方々でしたけど」ぽんぽん、と、スカートの辺りを払い。
三彦:「しかし、えらい目にあったなぁ。理流ちゃん、ここがどこだかわかるかい? なんか、気付いたらこんな場所にいてね……」
理流:「…わたくしも、気づいたらこちらに。戌亥さんもですの?」
三彦:「ああ。最近妙な視線を感じてね。その主と思しき奴と出会った……と思ったら、全身傷だらけでこのざまだよ。そういえばさっき、こいつらが来た方向で、戦闘の音を聞いたな。向こうに誰かいるんじゃ……?」
GM:そんな風に、再会した二人が話していると。魔物の来た方向から、新たな足音が近づいてきます。
理流:「……とにかく、じっとしていても…おそらく私の見るはずだった…あら?」足音に目をむけ。
三彦:「早速お出ましか。今度は何が来るんだかなぁ……。ああ、願わくば、死ぬまでにもう一度とんかつが食いたい……」
理流:「とんかつとは随分庶民的ですこと」くすりと笑い。
GM:そして、近づいてきたのは…某メタルヒーローのような銀色の強化服に身を包んだ、怪しげな人物でした。
理流:「……」その姿を見て硬直。
三彦:「デカだ……スペースデカがいる……」
GM/スペースデカ(?):その人物は、君たちを見て立ち止まると、話しかけてきました。「$&¥#”?@`=#(=〜^!!」……二人共に、理解不能の言語で。
理流:「……こちらの方がお友達ですの?(汗)」三彦にちらりと視線を。
三彦:「……? いや、友達ではないんだけど……理流ちゃん、彼(?)が何言っているか、わかる?」
理流:「あいにくさっぱり。英語でも無いようですわね?」肩すくめ。
GM/スペースデカ(?):「%’〜〜’−@?>!」腕を組み、首を傾げる某メタルヒーロー(?)。ともかく、君たちに攻撃の意志がないようなので、彼はちょいちょいと手招きします。
三彦:「あ〜〜……なに? 来いって?」
理流:「まぁ不案内ですものね。ついていった方が得策ですわ」
三彦:「ま、他にここの事を知る手掛かりがあるわけでもなし……行ってみようか」
GM:ジェスチャーが通じるらしいと判った(?)ので、彼はそのまま君たちをどこかへ案内しようとしています。
理流:「…参りましょう」頷き、つかつかと歩き出す。
GM:では、この辺でシーンを切ります。
▼絆/エゴの変化
三彦:メタルヒーローにエゴ/疑惑を取得。
理流:三彦に絆/信頼を取得。
●シーン7 『漂着者』 シーンプレイヤー:神門理流 登場難易度:7
○詰め所(らしき部屋)
その部屋には、プロテクターや銃らしきもので武装した人間達が、複数名出入りしていた。
謎のメタルヒーロー(?)は、理流たちを連れて受付の女性と何か話すと、奥の部屋へ連れて行く。
GM:ここからは、自由に登場できます。[登場判定]するなり、シーンプレイヤーに同意を得て[同行者宣言]するなりしてください。
三彦:理流さん、同行者でよければ同行したいのですが、どうでしょう?
理流:その方が自然ですねぃ。良いと思います。
幻:つまり、連れてこられた詰め所っぽいところに、幻もいるわけですか?
GM:登場するなら、そうなります(笑)。
幻:おろ…じゃあ、あの女の子がいたとこと、詰め所は別の場所…?
GM:まぁ、GMはこのシーンで幻が登場しても構わないように設定してますよ(笑)。
幻:ふむ…まあ、状況見ながら考えます(笑)。
三彦:シーンPLの了解が得られたので、私は同行者として登場します。
GM:了解です。
理流:「随分物々しいですわね。それだけの何かがある、ということですかしら…?」歩きながら興味深げに横目で眺め。
三彦:「いやー、たくさんいるなぁ……今日って、特撮系のイベントでもやってたっけ……?」
GM:奥の部屋(応接室らしい)に通されると、彼は出ていきます。そして、数分してから壮年の男が入ってきました。君たちの前に、何やら小さなヘッドセットみたいな物を置いて、頭に付けるようジェスチャーします。
理流:「…お話が、通じればよいのですけれどね…文字通りに」ふぅ、と一息。そして優雅に一礼…の後、戸惑いながらヘッドセットを頭に装着。
GM/男:「…さて、これで私の言葉が解るかね?」
三彦:「おお、わかりますわかります」ヘッドセットを装着して。
GM/男:「私の名は、ラグナス。ここの保安部長だ」
三彦:「私は戌井三彦。私立探偵です。……いや、ここには気がついたらいたって感じで、仕事で来たわけじゃないんですけど」
GM/ラグナス:「…さて…早速だが、君たちの所属は? どこから来たんだね?」
理流:「私は神門理流──神の 門に至り 理(コトワリ)を、流し伝える者…と言っても、漢字が無いんですわね」(ぁ
GM/ラグナス:「ふむ……訊き方を変えよう。君たちは、“どこからどうやって”現れた? 君たちの前に現れたはずの『歪獣』は、どこへ消えたんだ?」彼は心持ち険しい目で、君たちの顔を見つめている。
理流:「ガップ…? わたくしはお屋敷に入ろうとしたら突然。そんな食い意地の張ってそうな名前の生き物など存じません。戌亥さんはどうですの? 先ほど何かおっしゃってましたけど…?」
三彦:「うーん、私も最近、変な視線につきまとわれると思ってたら、その主と遭遇……で、気付いたら傷だらけで倒れてた、って感じだしなぁ。訊かれた内容は、こちらも知りたい事だ、ってのが正直な所でして」
理流:「まったくですわね。ここが一体どこなのかすら、把握できていませんもの」肩すくめ。
GM:半信半疑の表情で唸るラグナス。と、その時。彼の胸元から、遠慮がちに女性の声が聞こえてきた。
GM/女性:「ラグナス部長、あの…メイヤード議会長のお嬢様が、いらしてますけど…」
GM/ラグナス:「なんだと? 判った、今行く。…失礼、今日は千客万来のようだ」軽く二人に会釈して、出ていきます。
三彦:「ガップとか言ってたけど、それが原因なのかな? ……よくわからんなぁ」
理流:「私たちはどうすれば? …待っていた方がよろしくて?」見送りながら、苛立たしげに。「……ガップ…それが正体だとすれば、思ったより面白くはなさそうですけれど…結び付けるには性急ですわね」ぶつぶつと。
GM:ちなみに君たちのいる部屋は扉以外にも透き通った壁(*透明度の切り替えが出来るらしい)で仕切られていて、今は受付の様子も窺えます。受付でラグナスを待っているのは、十代半ばと思われる少女でした。
幻:にゅ…私と一緒に居た子ですか?
GM:そうです(笑)。
幻:じゃあ登場します(笑)。…10で成功。
三彦:「あれが『議会長のお嬢様』とやらか……? でも、横にいるのは……」
理流:「…情報整理するにしても、まだ判らないことだらけですわね…」気づかず一人で考え込んで。
GM:少女の斜め後ろには、二人がそれぞれに見知った顔が立っていますね。存在感薄いけど(笑)。
幻:薄いですよ…隠匿値1のぬいぐるみ除いて(笑)。「えっと…何か、近未来〜…な、感じ…だね」キョロキョロしてる学生服+ぬいぐるみ。
GM/ラグナス:「これはこれは…メイヤード議長のお嬢様が、わざわざ斯様な所にお越し下さるとは光栄ですな」
GM/リューン:「私のことなどお気になさらず。万一にも遠方からの友人達が、勇猛なる保安部隊に不幸な誤解から襲われるようなことがあっては大変ですもの」…と、互いに笑顔で言っています(笑)。
幻:現状、未だ私には未開の言葉なんだな(笑)。
理流:「…あら、あのぬいぐるみ…?」ふいに視界に入り。
三彦:「うん、あれはきっと、幻君じゃないかな。でも何で彼までここに……」
理流:「話を訊いてみれば判りますわ。あちらからは見えてますのかしら…?」何となく手を振ってみつつ。
GM:幻くんも気が付いていいですよ(笑)。
幻:キョロキョロしてたら透明壁の向こうの二人見つけて。「ぁ…神門さんに、戌亥さん…?」ぱたぱた〜と、自分ではなく、ぬいぐるみの手を持って振り返す(笑)。
理流:「……見えてらっしゃるようですわね。間違いなく降鳴さんですわ」…くいくいっと手招き。
三彦:「ああ、良かったんだか悪かったんだか。彼もこんな所に来て大変だろうけど、お仲間が増えて嬉しくもあるよ」苦笑しつつ。
幻:「…え、で…でも…」キョロキョロと、連れて来て貰った女の子と既知の二人を見比べるように…勝手に動いていいのかな〜的に。
GM:彼女は壮年の男と少し話した後で、幻くんにも二人のと同じ翻訳機を渡しました。
幻:「…え? あ…つける、の?」少女に渡されたヘッドセットを頭にはめて。
GM/少女:「……うん。ねぇキミ、私の言葉…解る?」
理流:「……何をもたついてらっしゃるのかしら…?#」青筋の張り付いた笑顔で手招き(ぇ
幻:「ぁ…うん、聞こえる、よ? …あ、神門さん、青筋…えと、呼ばれてる、みたぃ」
Cerva: うーん…言語が通じないのは、ある意味面白そうでもあり難しそうでもあり……(悩)。
理流:ジェスチャーするにしても描写しないといかんですしな(笑)。
GM:まぁ、言葉が通じないのはここまでですが(笑)。
Cerva: えぇ、翻訳機は偉大ですな!(マテ
理流:翻訳こんにゃく〜(何
GM/少女:「応接室にいる人たち…知り合い?」奥を振り向いて。さぁ、さっさと行かないと理流お嬢様がお怒りだぞっ!(何)
理流:「…♪」振り向かれたら悪意の無い笑顔で少女に手を振り(ぉ)。…って、何かやってたら自己中お嬢様にッ(笑)。
GM:ステキです(笑)。
幻:「うん、神門さんに…探偵の戌亥さん…良い人、だよ?」
GM/少女:「そうなんだ…何か呼んでるみたいだね。一緒に行っていいかな?」
幻:「ん…はやくいかないと…神門さん、怒るし」とたとた〜と、応接室に。
GM:では、三人と少女+ラグナスが応接間に揃いました。
三彦:「やぁ、幻君。こんな所で会うとは思わなかった。それに初めましてお嬢さん。私立探偵の戌井三彦です」
GM/少女:「そう言えば、まだ名乗ってなかったよね。私はリューン。よろしくね♪」
理流:「お久しぶりですわ、降鳴さん」にっこりと「…わたくし、神門理流と申します」とリューンに笑顔のまま会釈し。
幻:「あ、えっと…幻…降鳴 幻…よろしく、ね?」へこんと、ぬいぐるみが頭垂れる(ぉ)
GM/ラグナス:「私は先程も名乗ったが……ここの保安部長でラグナスという。見知り置いてくれたまえ」
幻:「久し、ぶり…神門さん。戌亥さんも…僕のこと、覚えてるんだね」少し、嬉しそうな顔で。
理流:「そのぬいぐるみは忘れようがありませんもの(くすくすと)…降鳴さんはどうして此方に?」
幻:「ぇっと…三崎君…クラスメイト、から…『見て欲しい物がある』って、お家に呼ばれて…そしたら…ゆらゆら〜って」
理流:「……三崎…?」
幻:「ん? …ぅん、『三崎 洋平』君…知ってる、の?」
理流:「そのお友達の事は存じませんわ。ただ…(少し考えてから)それはどんなお家で、何を見せてもらいましたの?」
幻:「ぇっと…大きなお屋敷でね…綺麗な女の人の唄が聞こえて…でも、見せて貰う前に、三崎君の後ろのあたりゆら〜ってなって…あぁ、三崎君も…この辺に居るのかな…心配、だな…言葉、通じなぃし…」
三彦:「……てことは結局、君の方もはっきりした原因はわからないわけか……。困ったね、これは」
理流:「大きなお屋敷…わたくしも三崎家のお屋敷に入ろうとしたら此方に。同じ場所だったようですわね」
GM/ラグナス:「…ふむ。君たちの状況に関してだが…」暫く三人の話を聞いて、おもむろに切り出す。「…話を聞く限り。どうやら『歪獣』によって、次元の裂け目からこの“船”に連れ込まれたようだな」
三彦:「船?」
理流:「ここは、船の中ですの?」
幻:「次元の裂け目…ってことは…地球ドミニオンの…外?」
GM/ラグナス:「そう、船だ。この船は“銀河移民船”……『月の箱舟(ムーンアーク)号』という」
理流:「では『地球』の外ですわね。…もう一つ。そのガップというのは何ですの? 先ほどから度々耳にしますけれど」
三彦:「銀河……うわー、ほんとにさっきのはスペースデカだったんだ……」
理流:「…デカ…という解釈でよろしいのかしら、あれは(汗)」三彦の言葉聴きつつ。
GM:その時、『歪獣』という言葉を聞いて、リューンが心持ち不快げに眉を顰めました。
理流:「…どうかしましたの?」きょと、とリューンに顔向けて。
GM/リューン:「…いいえ、あなた達のことではないんですけど…」(ラグナスに向かって)「歪獣なんて俗称は止めてください。あれは、『波動生命体』です」
理流:「また怪しげな単語が出てきましたわね」自分は棚上げしつつ、しれっと。
GM/ラグナス:リューンの言葉に、ラグナスは軽く肩をすくめた。「…まぁいいでしょう。しかし、今までにも様々な物品が船内に投棄されたことはあるが、人間が来たのは初めてだな」
幻:「…ぇっと…僕に似た感じ(=神隠し)…なのかな?」こっそりと二人に呟きます(ぁ)
三彦:「さぁなぁ……新しい言葉が出すぎてるし、何もかもが現実離れしてるからなぁ。よくわからんよ」
GM/ラグナス:「君たちがどんな世界から来たかは知らないが……遙かな次元を隔ててこの船に流れ着いた、『漂着者』というわけだ。何にしても、幾星霜を経て初めて訪れた客だ…歓迎しましょう。ようこそ、我々の『箱舟』へ」そう言って、彼は大仰に一礼した。では、そろそろシーンを切ります。絆チェックはありますか?
幻:えっと、洋平への書き換えと、神門さんに絆取得を…。あ、神門さんは後にしてリューンにします(ぁ)
…しかし、元々の人間性が11しかない幻の絆チェックは惨憺たる有様でした。……南無。
▼絆/エゴの変化
幻:リューンへのエゴ/興味を取得。
三彦:リューンへの絆/信頼を取得。
理流:リューンへの絆/好奇心を取得。。
●シーン8 『星の船』 シーンプレイヤー:降鳴幻 登場難易度:7
○移民船ロビー
GM:キミたちは、ひとまずリューンが(書類上は彼女の父親が)身柄を預かることになりました。そして今は、船の基本的知識を教えてもらってる最中です。それとですね…幻くん。話を聞いてるうちに気付いたのですが…彼女の声、キミが三崎家で聞いた歌声と、よく似ています。
幻:ぬ…やっぱりか。
GM:でもって、今まで登場した専門用語や人物達の人となりについて知りたいことがあれば、直接彼女に聞いてください。彼女自身が知ってる範囲で応えてくれます。
三彦&理流:同行者として登場していいですか?
幻:あ、同行者はどうぞどうぞ(笑)。
理流:了解ですー(笑)。では同行者として登場してましたということで。
幻:「ねぇ…リューン…さん?」
GM/リューン:「うん、何か判らないところがあった?」
幻:「ぅうん、そうじゃ…なくて…唄、とか…好き?」
GM/リューン:「…? えぇ、好きよ。子守歌とか、ハミングとか…歌うのも聞くのも、大好き」
幻:「ぇっと…じゃあ、こんなの…知ってる? …〜♪」と、屋敷で聞いたハミングをできるだけ真似てみます。
GM/リューン:「それ……私がよく歌う曲だけど…」驚きの目で幻を見る。
理流:「歌ですの? どうしましたの、唐突に…?」
GM/リューン:「母様から教わったのに…どうしてキミが知ってるの?」心底不思議そうに。
幻:「えっと…ね? ここに飛ばされるちょっと前に、聞こぇたんだよ…綺麗だなぁ、って…それで、リューンさんと…声がそっくりだった、から…」
三彦:「ここに来る直前に……か。何か関連があるのかね?」
GM/リューン:「私の歌が……あなたのいた世界で? いったい、どうしてかしら…?」
理流:「…こちらと繋がる時の予兆、ですかしらね?」
GM:リューンは…全然判らない、という風に頭を振る。
幻:「…でも、うん…声…綺麗、だった…よ?」へにゃ、と笑い。
理流:「まぁ歌の話も、判断材料には入れておきますわ」
三彦:「まぁ、わからない事はもっとある。波動生命体、だっけ? それって何なんだい?」
理流:「…ええ、波動生命体とは…結局、説明されてませんものね?」
GM/リューン:「“彼ら”は…心ない人たちは『歪獣(ガップ)』と呼びますけど…学者には『波動生命体』と呼ばれている、れっきとした宇宙生物なんです」
幻:「…ぇっと…つまり…エトランゼ、だよね? 僕らから…見たら」
三彦:「どうやら、そのようだね」
GM/リューン:「決して、保安部の人が言うような、『得体の知れない邪悪な怪物』なんかじゃありません。ただ、存在形態があまりに違いすぎて、翻訳機も通じないから…」少し寂しそうに俯く。
三彦:「意志の疎通もできない、か。まぁ、我々もここに来る直前に襲われたぐらいだしなぁ……」
理流:「……存在形態が異なる…?」
GM/リューン:「えぇ。彼らは、時空間の歪曲場そのものが、生物としての機能を持つに至った存在なんです。惑星の重力で生じる時空振動などを吸収して生き続けるため、不老不死とも言われています」
幻:「…つまり、有機や無機とかですらない…の、かな…?」
理流:「面白いですわね。生物の定義云々はさておいて…」
GM/リューン:「私たちのような炭素系生物や、恒星に棲むエネルギー生物、珪素系生物などのどれとも異なる生命体ですが…それ故に、確実な意思疎通の方法が今のところ見つかっていないんです」
三彦:「なんだか、本当に凄い話だなぁ……いや、宇宙は広いってのは本当だね……」
理流:「でも、悪意の有無に関わらず、いろいろと面倒を引き起こしそうではありますわね? この時空間においては」
GM/リューン:「決してそんなことは…現に、彼らが船内で暴れ出したのはここ数ヶ月の話なんです。…まぁ、私も専門の学者ではないので…これ以上はデータベースにアクセスしないと説明できないんですけど」
三彦:「そうか……。ところで、我々は地球という場所から来たんだけど、帰り方とか知らないかな……?」
GM/リューン:「…『地球』? それは…奇遇ですね」と、驚いた表情で。
幻:「奇遇…?」
理流:「奇遇…どういう意味ですの?」
GM/リューン:「だって…私たちの母星も『大地』と呼ばれていたらしいんですよ。奇妙な偶然ですよね?」クスクスと笑い。
理流:「ふふ、生まれたものにとっては、そこが母なる大地ですもの。同じような名前になるのも当然かもしれませんわね」にこやかに。
GM:ちなみに…これは“翻訳機を通して交わされた会話”です。発音そのものは置いておいて、意味を取って訳されている事に注意(笑)。
理流:そりゃそーでス。
幻:ういうい。
GM/リューン:「…少し、喉が渇きましたね…お茶にしましょうか?」と、彼女は物質複製器の端末からティーセットを取り出した。
幻:「…やっぱり、波動生命体…って、人達について、調べないと…いけない、の…かな」
理流:「三崎家の『例の物』も、それに関わりのある…いえ、波動生命体そのもの、かもしれませんわ」何となく上機嫌に。
三彦:「私がここに来た時も、その波動生命体らしきものが絡んでいたようだしね」
GM:その時。船内に、非常事態を知らせる警報音が鳴り響いた――――。と言うところで、シーンを切ります。絆チェックがあれば、どうぞ。
幻:謎の声へのエゴを書き換え〜(ころころ)よし、ギリギリセーフ(笑)。
三彦:謎の視線へのエゴの変更と、幻への新規取得で。(ころころころ)…両方失敗。
GM:あらー(笑)。
三彦:エゴが多いなぁ……視線へのエゴはそのまま、幻へは苛立ちのエゴで。不条理な状況に、八つ当たり気味って事で(笑)。
GM:なるほどー(笑)。
理流:謎の遺物へのエゴ書き換え。ぽいっとな(ころころ)6ゾロ!
GM:凄い!(笑)
幻:うは(笑)。
理流:…なんか絆だけ目がイイナ; 遺物に関しては絆/探究、に。
GM:後は、幻くんと理流さんの絆取得チェック、ですかね。
幻:えっと、絆は共感。で、神門さんに絆取得。(ころころ)18で失敗。
GM:…残念(笑)。
幻:あ、やっぱりエゴか…じゃあ、エゴ/苦手で(笑)。
GM:納得(笑)。
理流:ぁ、「波動生命体」という概念に取得できますか?
GM:できますよー。
理流:では波動生命体に取得(ころころ)…こっちはエゴ/執着、で。
GM:チェック終了ですね。では、三分間休憩を取ります。トイレなど行きたい人は、今のうちにどうぞ〜。
幻:了解〜…7つ埋まっちゃった。ってか7つ中5つエゴってどうよ?
▼絆/エゴの変化
幻:謎の声へのエゴを絆/共感に変更。理流へのエゴ/苦手を取得。
三彦:幻へのエゴ/苛立ちを取得。
理流:謎の遺物へのエゴを絆/探求に変更。波動生命体へのエゴ/執着を取得。
●シーン9 『凶獣』 シーンプレイヤー:戌井三彦 登場難易度:7
GM:リューンは警報の直後、保安部に連絡を取った。それによると…「歪獣に居住ブロックが襲撃された」との報が入ったらしい。リューンは血相を変えて、保安部へと駈けだしたわけですが…。……皆さん、ついて行きます?(笑)
三彦:ついていきます(笑)。
理流:ついていきますッ…戌亥さんに同行という形で(笑)。
幻:ついていきます〜。同行者で(笑)。三崎君が心配だ〜、みたいな感じでいくさ…あぁ行くさ! 友達だもの! 《エンディング》使えば簡単に忘れてくれるけどな!(一同爆笑)
GM:了解です(笑)。
○保安部
GM/ラグナス:「お嬢さんですか……メイヤード議長のいるブロックが歪獣の襲撃を受けているようです。我々保安部が急行しますので、貴女はここで待っているように。キミたちも、お嬢さんと一緒に待っているんだ」と、言うわけですが…どうしますか?
幻:「ぇっと…多分、その波動生命体さんとかが原因で来たんだったら…会いに行かないと、だめ…なのかな?」
理流:「…大変ですわね。皆様だけで大丈夫ですかしら…?」とか戌亥さん、降鳴さんを見渡して言いつつ、波動生命体…わくわく、と(マテ
GM:喜んでる人が約一名(笑)。
幻:「…神門さん、楽しそう…だね」
理流:「気のせいですわよ、降鳴さん?」にっこりと(笑)。
三彦:「いえ、我々も多少、腕に覚えはあります。一緒に行かせてもらえませんかね? 我々がこちらへ来たのに、波動生命体とやらが関連しているような節もあるもので」
理流:「ああ、そんな話もありましたわね(しれっと)。……では行かせてもらってよろしいですこと?」
GM/ラグナス:「君たち……(見回して)…判った。では、保安部の標準装備を君たちにも渡しておこう」と言って、奥の倉庫へ君たちを連れて行きます。
三彦:「ああ、リューンさん。きっとお父さんは無事だよ。安心して、待っていてください」
理流:「それがどれ程役に立つか判りませんけれど、一応預かっておきますわ」つかつかと後をついて。
GM:そこで手渡されるのは…まずアームドスーツ。そして、《未来兵器》の中から、どれかPCに使えそうなのを一つずつ!(笑) ちなみに、このセッション内に限りエトランゼアーツがなくとも使用できます。
三彦:「いやぁ……オレ、頭増えちゃうから、入りきらないんだよなぁ……」顔に縦線入りながら、スーツを見る(笑)。
理流:「スーツはともかく武器は…この装置(ブーストオプション)はキリクに積めますかしら…?」
三彦:『セカンドサイト〈白兵〉』で受け取っておきます。
幻:「…僕が着ると、消えちゃう…かも」とか言いつつ…魔界礼服のままで(笑)。
GM:ちなみにこのアームドスーツ、普段は『少し大きめのバックルが付いたベルト』の形態を取れます。演出なので、装備時のデータはベルト形態でも変わりませんが!(一同爆笑)
幻:ぶは(笑)。まあ、私はセカンドサイト(社会)をぬいぐるみにカチャカチャと…おしゃれリュウ君にして(笑)。
三彦:あ、なら犬用変身スーツってことで(笑)、アームドスーツにしときます。
理流:「…こちらにしておきますかしらね」言いつつ持ち出すのはサテライトキャノン。
Cerva:Σ( ̄□ ̄;)さりげなくキラー衛星持ち出している人がっ!?
GM:サテライトキャノン相当のビームガンって事でOKですが…一回しか使えませんよ?(笑)
理流:一回撃てれば充分でス(笑)。
Cerva:あぁ、なるほど・きっと……………………って、キリクって確か15メートルだったっすけ。
理流:一応そういう設定ですの(笑)。
Cerva:………調整不十分で放置されていた艦載ビーム砲を、キリクが担いで1発限りのビームキャノンとして搭載!?(マテ妄想
幻:私は魔界礼服がありますからアームドスーツは要りませぬ〜。
三彦:「うわぁ犬用なんてあるんだね……宇宙の技術って進んでるぅ」縦線で顔が埋め尽くされる(笑)。
GM:スーツはお断りしない限り全員にあげます。その他に、好きな武器を一つ選べます。それと、スーツは人間用です。サイズは融通効きますが、犬用はないです(笑)。
三彦:ないんだ、じゃあ無理だ(笑)。当初の宣言どおり、セカンドサイト〈白兵〉のみで。
幻:ベルトのまま付けとけば(笑)。犬の時には首輪っぽく(笑)。
GM:三彦は、《獣化》しない限り人間の姿でも火は吹けますが(笑)。
三彦:そうか、スーツの効果で〈白兵〉が上がるから、《獣化》と同じ効果でコスト減らず、防御力も上がるのか。
GM:そうなります。
三彦:じゃあスーツ頂いて、デカ●スターに変身します(笑)。スーツ&セカンドサイト〈白兵〉で
GM:了解(笑)。 ではスーツを装備するのは三彦と理流でOK?
理流:こちらOKですー。
幻:OKです〜。
GM/ラグナス:「では…頼むぞ。君たちのような勇気ある若者こそ、この船のニューヒーローだ!」てなわけで、御題三つめクリアー♪(一同大爆笑)
このシナリオ、実は他のPLさんからもらった『三題噺』を元に作っているのです。
私がもらった三題は、『銀河』、『旧家』、『ニューヒーロー』だったのでした…(笑)。
三彦:「いやぁ、オレあの特撮好きだったんだよねー、銀河警察5人組の……」
理流:「どこまで本気かわかりませんわね、このおじ様は…(苦笑)」
幻:「…全部本気…なのかなぁ…?」
GM/ラグナス:「あ、ちなみにスーツ発動のコマンドも教えておこう」
理流:「コマンド…ですの?」
GM/ラグナス:「(グッ、と気合いを込めて)アサルトギアァァッ! チェイィンジ・ブレイバリィフォォォォゥムッ!! …と、叫んでくれたまえ。あ、心の中だけでいいから」
理流:「…どこかのタイムパトロールみたいですわね…」ほぅ、と溜息一つ。
幻:「…貰わなくて良かった、かも…? 割と」
三彦:「……これ、先輩に見られたら大変な事になるなぁ……」
GM/ラグナス:「では、保安部出動するぞ!」
Cerva: …さ、最初と印象がだいぶ違うなぁ、ラグナスのおじ様(汗)。
理流:カナリ(笑)。
幻:ものすごく(笑)。
理流:「まぁ……神門理流──参ります」冷たく、目を光らせて。
GM:では、場所を移動しますがシーンはこのままで。
○居住ブロック
――――そこでは、既に保安部と歪獣の集団との激戦が始まっていた。
GM/ラグナス:「私はメイヤード議長の救出に向かう! 君たちは歪獣どもの相手を頼むぞ!」そう言って、彼は素早く戦場の向こうへ駆け出しました。そして…君たちの周囲に群がる、無数の歪獣。ざっと数えて…、まぁ30体は下りますまい。
三彦:「さて、恨みはないんだが……仕方ないか。犠牲を出すってわけにも、いかないしな」
理流:「そうですわね。…何が原因で暴れてらっしゃるのかしら…?」見渡しつつ。
幻:「…それも、そぅだね…何で、だろぅ…?」
三彦:「原因がわかれば、それを排除できるのかもしれないけど……それを調べる時間もないしね」
理流:「まぁ降りかかる火の粉は払うまでですわ。…どのような能力を持っているか、見せていただきますわよ?」くすっと。
GM:さて…歪獣たちは周囲の空間を振るわせながら、恐ろしげな鳴き声を上げてるわけですが…。本当は、ここでクラード戦闘入れようかと思ったけど…くどい上に時間オーバーしそうなので、端折っていいでしょうか?
一同:はいー(笑)。
幻:うい、了解〜。私の人間性確保にも助かる(笑)。
歪獣たちの攻撃手段は、空間そのものを抉りながらの体当たり。
通常の装甲や武器は通じず、本来なら大変な苦戦を強いられるところだが…ハイパーテクノロジーと魔物の力を持つ三人の敵ではなかった。
居住区の人々を避難させつつ、襲い来る歪獣を斃していく半魔たち。
――――しかし。唯一人、三彦だけは…微かな違和感を感じるのだった。
言葉こそ通じないものの…三彦は、何となく歪獣たちの『意思』を感じ取ることが出来た。
原因は判らないが、どうやら彼らは……“激しい苦痛に苛まれて凶暴化している”のだった。
三彦:「……苦しんでいる、のか……?」
――――以下次号!(ぇー
GM:てなわけで、本日はここで終了します。お疲れ様でした〜。
一同:お疲れ様でした〜。
GM:明日はもう少しだけミドル挟んでからクライマックスに入る予定です。
理流:了解しました。
三彦:このシーン分で、絆操作はできますか?
GM:できますよ。
三彦:謎の視線のエゴを、変更チェックします。(ころころ)ちょうど成功。絆/好奇心で。
理流:波動生命体へのエゴを変更チェックしてみます。(ころころ)…失敗(笑)。波動生命体、変更ありませんッ(笑)。
幻:じゃあ、私は洋平へのエゴのチェックを…(笑)。(ころころ)19…。
GM:惜しい…(笑)。
幻:あ、GM〜。
GM:何でしょう?
幻:[特徴:オールラウンド]の効果発動で達成値+1します(ぉ)
GM:…そんな手があったっけ。オールラウンド、了解です(笑)。
幻:あらゆる判定の達成値を+1できるので。これで20で絆になりました(笑)。洋平への好意に書き換えます。
GM:ですね(笑)。取得はありますか?
幻:もう全部7つ埋まってま〜す。
理流:一杯ですネ(笑)。
三彦:私も7つ埋まってます。
GM:なければ、ここで締めたいと思います。では皆さん、本日はありがとうございました。また明晩もよろしくお願いします〜。
一同:はい。また明日、よろしくです〜。
*『また明日〜』
このセッションは、平日の夜中(夜21時〜1時)に開催しています。
いつも通りにやると徹夜になってしまい参加者に負担がかかるため、二日間に分けて行うことにしました。
忙しい人たちにはありがたい形式ですね。もっとも、あまり間が空きすぎると話の内容を忘れてしまうのが難点ですが…(笑)。
▼絆/エゴの変化
幻:洋平へのエゴを絆/好意に変更。
三彦:謎の視線へのエゴを絆/好奇心に変更。
――――そして、翌日。
●シーン10 『友達』 シーンプレイヤー:神門理流 登場難易度7
○移民船ロビー
GM:歪獣との戦闘終了後、理流がロビーを通りかかると。中のモニターでは、保安部長ことラグナスへのインタビュー映像が流れていた。
理流:「あら、おじさま…これ、今やってますの…?」何となく足を止めて眺め。
GM/ラグナス:「我々保安部がいる限り、化け物どもの好き勝手にはさせない! これからも皆で力を合わせて、我らの船を護ろう!!」住民たちにとっての脅威である歪獣…それを斃す英雄として讃えられているようだ。ロビー内の客たちも、番組を見ながら拍手したり褒めそやしたり。…という情景を見ている理流さん、〈交渉〉か知力で判定どうぞ。難易度は12。
幻:何、交渉!?(ぇ)←〈交渉〉が得意分野の人
GM:〈交渉〉技能には、『相手の心理を推し測る能力』も含まれる、と解釈してます。
理流:どちらでも数字変わんない罠(ぁ)。では知力にて…(ころころ)12、ぎりぎり人生ッ(何
GM:はい。では…保安部隊やラグナスの態度が、何だか芝居がかって見える…ように感じられました。
理流:「……化け物ども…なのかしらね」その様子を見て、苦々しげに笑みを浮かべ。
三彦:登場判定します。
GM:どうぞ。
三彦:(ころころ)8で成功、登場で。「ああ理流ちゃん、何見ているんだい?」通路の向こうから歩いてくる。
理流:「おじさまのインタビュー映像、ですわ。…まぁ見ても、あまり面白いものではなさそうですわね」くるっと映像に背を向けて。
GM:さて、リューンは今頃保安部で待っている筈ですが…どうします?
三彦:「なるほどね。彼らは英雄というわけだ。……ま、リューン君の所にでも行きますか」
幻:(ころころ)こっちも登場成功。「…あれ、どうした…の?こんな、とこで…」ひょっこり違う通路から顔を出して。
理流:「そうですわね。…あら、降鳴さん先に行っていたのではありませんの?」ふふ、と笑い歩き始める。
○保安部
GM/受付の女性:「…あら、リューン様ならお帰りになられましたよ?」
幻:「ぇ…帰っちゃった…の?」
GM/受付の女性:「もっとも、どこかで寄り道されてるかも知れませんけど…。最近は展望室にいることが多いみたいですから、そちらにいらっしゃるかも知れませんね」
三彦:「展望室か。じゃ、そこに行ってみますかね」
理流:「…ええ。では、参りましょう」
幻:「ん…お姉さん、ありが…とう」
○展望室
GM:壁一面に窓がある部屋…と言っても、実際にガラス窓があるわけではなく、窓のように見えるモニターが並んでいるわけですが。その窓際に、リューンらしき後ろ姿。窓の外には巨大な銀河が見える。リューンは一人で、あのメロディーを口ずさんでいた……ここで、〈知覚〉判定(難易度10)どうぞ。
理流:(ころころ)14ですわ。
三彦:技能なしで(ころころ)届かず。
理流:「…リューン様、こんなところにいらしたの…」姿を確認して、曖昧な微笑を浮かべる。
幻:技能無し(ころころ)…10。
GM:成功した人は気付きます。窓の外の星空が、不自然に歪んで見える。…どうやら、巨大な波動生命体が船の外に、それもすぐ傍にいるようだ。
幻:「…?」ふっと、空の歪みを見上げて。
GM:リューンはその様子を見て微笑みながら、優しい声で歌っていたが…君たちに声をかけられてハッと顔を強張らせた。
理流:「……? あれは…!?」たたっと、窓の近くに小走りで、そのまま目が釘付けに。
三彦:「あ、リューン君、ここにいたんだ。……って、みんなどうしたの?」
GM:3D処理された窓から外を覗くと、波動生命体の姿がよりハッキリと見える。ゆったりと泳ぐように身体を波打たせる様子は、まるで星を散りばめた鯨のようだ。
理流:「……大きい、ですわね。(リューンに目を戻し)……戻りましたわ、リューンさん。ご機嫌…は、あまりよろしくなさそうですわね」苦笑して。
GM:リューンは気まずそうな表情で、窓の外と君たちの顔を代わる代わる見ている。
幻:「…綺麗、だねぇ。…ユガミ、ヒズミ、キラメキ…カガヤク」ポソッと、呟いてにこやかな笑みを。
GM/リューン:「あの…えぇと、これは…」何か話そうとして、口ごもる。
三彦:「君は……ひょっとして、歌で波動生命体とコンタクトを取れる、という事なのかい?」
理流:「こちらに居ることが多いんですって? …あの子と関係がありますの?」波動生命体を眺めて。
GM/リューン:「コンタクト、と言うほどではないんですけど…“彼ら”の気持ちは、何となく解るんです…」
三彦:「確かに先程戦った時も、彼らから何かに苦しんでいるような雰囲気を感じはしたが……」
理流:「気持ち…素敵ですわね。人同士であっても、気持ちを解るのは容易なことではありませんのに」見上げて、目を細める。
GM/リューン:「彼らは私の歌を…と言うか、私が歌っている時の『精神波動』を好むらしくて。時々、こうして歌ってあげると喜んでくれるんです…」
理流:「…面白いですわね…他にこういった事象は確認されていないのかしら…?」見上げたまま。
幻:「…」ジィッと、外の波動生命体を見上げて…。
GM/リューン:「それで…その、すみません。今まで黙っていたんですけど…。実は…皆さんを此処に連れてきたのは、あの子なんです」
理流:「…あの子が?」きょと、とリューンに。
GM/リューン:「はい。理由はよく判らないんですけど…」
幻:「…だから、僕が飛ばされた時、リューンさんの声が…聞こえたん、だね…」
GM/リューン:「で、でも、害意があってとか、傷つけるつもりがあったわけじゃないです! 目的はあるみたいなんだけど、細かい概念なんかはイメージで伝わりにくくて」
三彦:「我々が戦った波動生命体からは、何かに苦しんで、それが原因で暴れているような思念を感じたが……それに関連した事かな?」
GM:ちなみに三彦さん。キミがOPで感じた視線を、目の前の生命体からも感じますね。
三彦:ふむ。「それに……どうも、この視線は覚えがある。ここに来る前に感じていた視線と同じ気もするな……」
GM/リューン:「…えぇ。船内に現れる歪獣は彼の分身というか、子供のようなものらしいんですけど。彼らは…本当はずっと以前からも船内に現れていて、私のように僅かながら意志の通じる人間達と“遊んで”いたんだそうです」
理流:「…それがどうしてこんなことになったのかしらね…? 言葉が解らずとも、解ろうとする意思さえ見えれば、語り合うことはできますのに……」じぃっと、生命体を見つめる。
GM/リューン:「それですけど…この数ヶ月になって、船内の歪獣が急に暴れ出すようになって。暴れている時の彼らは狂乱状態で、私ともあの子とも意思疎通が出来なくなってしまってるんです。でも、私には彼らが、“痛みのあまり泣き叫びながら暴れている”ように見えるんです…」
幻:「…何か、原因があるんじゃなぃ、かなぁ…多分、この船の…中に」
理流:「……苦しんでいる…。苦しめている原因がある、という事ですわね」
三彦:「心当たりは、ないのかい?」
GM/リューン:「…それを調べようと思って、ここに来たんです。ここには、データベースにアクセスできる端末があるから…」
理流:「お話する為だけでは無かったのですわね」くす、と笑い。「…暴れ始めた頃に、何か他に変わった事はありませんでしたの?」
GM/リューン:「特に、何か起きたと言うことは…(考え込む)…あ、そう言えば」
理流:「そういえば…?」首かしげて。
幻:「…?」同じく、ぬいぐるみと一緒に首かしげて。
GM/リューン:「関係ないかも知れないけど……彼らが暴れ出した最初の事件で、前の保安部長さんが亡くなられてました」
幻:「保安部長さん…が?」
理流:「その周辺に、何かあるかもしれませんわね。降鳴さん、戌亥さん、少し…調べてみてもらえますかしら?」
GM/リューン:「他に、私に判りそうなことと言ったら…船内の噂とか、くらいかしら?」
理流:「何か気になる噂がありましたら、聞かせて下さいな」リューンに、にっこりと。
GM:では、ここから情報収集判定が出来ます。このシーン内…つまり、この部屋で調べられるのは、データベースとリューンの知っている情報に限られます。調べたい項目を宣言して貰えれば、調査可能かどうか、使える技能は何かをこちらから教えますので。なお、それ以外の情報に関しては、この部屋を出て“実際に船内で聞き込みをする”ことになります。つまり、次のシーンと言うことですね(笑)。
幻:了解で〜す。
三彦:調査したい事は、「波動生命体が暴れ出した最初の事件」と、「ラグナスの船内での評判と、最初の事件前から現在までの動向」ですね。
幻:じゃあ私は「波動生命体についての詳しいデータ」を調べてみましょうか?
理流:「船内で流れている波動生命体に関する噂」…ですかな。ちと漠然としてますが。
GM:了解。では宣言した順番に処理しましょうか。なお、情報屋は相当品としてデータを使えます。演出としては、リューンからの聞き込みと端末のデータベースを利用という形になります。まずは「波動生命体が暴れ出した最初の事件」と、「ラグナスの船内での評判」はリューンが知ってます。技能は〈情報:噂話〉で。
三彦:では、判定を。どちらも素で振ります。(ころころころ)最初の事件:11、ラグナスの評判:12です。
GM:では、最初の事件についての情報。
>最初の事件
達成値8:初めての襲撃場所は辺境のブロックで、警備隊の前隊長が犠牲になった。以後、段々と居住区や船の中枢ブロックなどにも出現するようになり、市民達は不安を感じている。
>ラグナスの評判
移民船の保安部長で、船内の軍備を握っている。
理性的で礼儀正しいが、人間至上主義者。人間以外の存在を『化け物』と蔑む。
GM/リューン:「職務熱心で、悪い人ではないと思います。けれど…強引で、すぐ力に訴えようとする人は…あまり好きになれません」だそうです。
三彦:それぞれの項目について、全ての情報が出てるかどうかはわかりますか?
GM:『三彦さんが指定した項目』に関して言えば、これで全部です。
三彦:はい。「まぁ、悪い人ではなかろうが……こんな所か」
GM:次は、「波動生命体についての詳しいデータ」ですね。幻くん、判定どうぞ。技能は〈情報:魔物/ネットワーク〉で。
幻:GM、『セカンドサイト:社会』も使えますよね?
GM:使えますよ。その場合、機密プロテクトを未来装備で解除する感じかな(笑)。
幻:それでは…一応機密クラスっぽいので《魔界の目付け役》を併用します。
GM:あ、それは判定の後でも宣言できますよ? 「判定前に宣言」とテキストに書いてないので(笑)。
幻:あ、じゃあそうします。出目が悪かったらで(笑)。(ころころ)達成値21…まあまあかしら?
GM:高ッ!?(笑)
理流:さすが(笑)。
幻:ちょっと演出して良いですか?(笑)
GM:どうぞ(笑)。
幻:「えっと…これが端末…だね」トン…と、画面に触れて…。「よし、これだ」キーボード叩かずに、研究データの画面に一気に飛んだ。
GM:…飛んだ? 画面の中に入ったの?
幻:んや…パソコンの画面から「消えた」ことのある研究データの画面を呼び出したんです。幻の能力は「ものを消す」ことと「『消えた』ものを呼び戻す」ことなので(笑)。
GM:あぁ、神隠しの能力ですね(笑)。
幻:うい(笑)。
GM/リューン:「え……???」たった今起きた現象が理解できず、目を白黒。
幻:「もしかしたら、更新前かもしれないけど…あってる、かな?」
>波動生命体
達成値8:時空間の歪曲場そのものが、生物としての機能を持つに至った存在。惑星の重力で生じる時空振動などを吸収して生き続ける、不老不死に近い生命体と推測される。
達成値12:存在形態が違いすぎて翻訳機も通じない。但し、ごく稀な例として、ある種の素養を持った人間は、彼らと精神共感による意思疎通が可能だったようだ。(*素養=《獣の言葉》)
達成値15:自らの存在波動を打ち消すような波動に弱い。出力次第では存在を消滅させることも可能。微弱な波動でも多大なストレスを受けるため、彼らを追い払う程度の装置であれば、開発は比較的容易だろう。
幻:「あ…これ、じゃない…かな。存在波動を打ち消す波動に弱い…だって。後…うん、『ビースト』さん…戌亥さんなら意思疎通、できる…みたぃ」
GM:ちなみに、リューンは《混血児:獣の言葉》を持っています(笑)。
幻:エトランゼ/イレギュラーか(笑)。
GM:エキストラだから、戦闘能力なんてありませんけどね(笑)。
三彦:「意思疎通できる、か……しかし、船内に現れた奴はそれも難しいらしいしな。どうしたものか」
理流:「ここに記述があると言うことは、そういう装置の開発が行われてますのかしら…?」聞いて小首かしげて。
GM:ラストは「船内で流れている波動生命体に関する噂」ですね。技能は〈情報:噂話/ネットワーク〉で。理流さん、判定どうぞ。
理流:(ころころ)2ゾロ…達成値9ですわ。
GM:これはまた…振り直しますか?
三彦:AGPいるなら渡しますよ。
GM:幻くんは、判定した項目一つだけなので、代わりに彼が判定することも出来ますけど。
幻:ん…私が振りますか?
理流:ふむ…その方が良いかもですねぃ。お願いして良いでしょうか?
GM:では幻くん、判定をどうぞ。
幻:ん〜。(ころころ)にゅ…ショボい。16〜。
GM:達成値的には充分です(笑)。では、情報出しましょうか。
>波動生命体及び事件に関する噂
達成値8:初めての襲撃場所は辺境のブロックで、警備隊の前隊長が犠牲になった。以後、段々と居住区や船の中枢ブロックなどにも出現するようになり、市民達は不安を感じている。
達成値10:保安部の活躍で、歪獣による被害は今のところ最小限に留まっている。市民の支持を得て予算も潤沢に使えるようになり、ますます軍備も充実している。
達成値12:最近は「頼りにならないメイヤードや議会より、保安部に船内の指揮権を委ねてはどうか」という意見も上がってきている。
GM:以上です。
幻:「…えっと、紡がれてから『消えた声』を聞いて噂をたどってみた…けど。…多すぎて、疲れた…かも」へた〜っと、座り込んで。
理流:「はい、お疲れ様ですわ…。…さて。ここからどう動くか、ですけれども」
GM:…あぁ、言い忘れましたが。「ラグナスの“最初の事件前から現在までの動向”」に関しては、リューンの知識にないので。今以上に詳しく調べるなら、船内の聞き込みになります。
三彦:はい。「さて、どうしたものかねぇ……私は少し気になる事があるから、聞き込みにでも行ってみるよ」まぁ、私は聞きこみに行くって事で、退場で。
理流:「…ええ、戌亥さん、お願い致しますわ」
GM/リューン:「迷惑なのは判ってますけど……お願いです! みんなとあの子達が争わなくて済むように、どうか皆さんの力を貸してください!」
幻:「…良い、よ? そうしないと…帰れなさそうだし…」
理流:「勿論ですわ。なんだか皆様…あのおじさまにうまく踊らされているような感じもしますしね…?」
GM:彼女は君たちに勢いよく頭を下げた。ごん。……彼女は顔面を、力一杯端末にぶつけていた。
幻:「……ぁ」
理流:「……貴女も、どこまで本気なのか読めない子ですわね、それにしても」苦笑して、思わずリューンの頭を撫でる。
GM/リューン:「……ちょっと…痛い、です…」鼻を押さえて涙ぐむ…痛みで(笑)。では、この辺でシーンを切りましょうか。絆チェックとかあればどうぞ。
理流:ええと、波動生命体へのエゴを変更しようと試みます。(ころころ)成功。波動生命体へは、救済、で。
三彦:こちらは、変更に関わる言動がなかったのでなしで。
幻:リューンへの絆の変更を〜。(ころころ)19…またかっ! またなのかっ! オールラウンドは1セッション1回なんだぞ!?(ぉ)
GM:では、チェック終了ですね。次のシーンへ移ります。…ところで幻くん、経験点稼いだら《人の心》取ります? 私以外のGMさんは、絆チェックしない人が大半ですけど(笑)。
理流:でも絆チェックがあると、やはりこのゲームの面白みの核なのだなぁと実感してたりしますが(笑)。
GM:私もそう思うから判定要求してます(笑)。
幻:取りたいってか…取らないと戦闘にも耐えられない(笑)。《不和の芽》使うだけで人間性4かかるのに(笑)。
理流:コスト分の人間性が(笑)。
幻:《伝説ふたたび》とか《魂の契約書》とか…持ってるアーツ、コスト高いのばっかりだし(笑)。
▼絆/エゴの変化
理流:波動生命体へのエゴを絆/救済に変更。
●シーン11 『策謀』 シーンプレイヤー:戌井三彦 登場難易度7
GM:三彦さんは、不足気味な情報を補おうと移民船を実際に歩き回って聞き込むことにしました。と言うわけで、調査したい項目を宣言してください。
三彦:「ラグナスの人となりや評判について、特に最初の事件からの動向を中心に」と、「波動生命体を追い払う装置は実際に開発されているのか」ですね。
GM:前者に関しては、〈情報:噂話/警察〉で判定を。後者については、〈情報:警察/裏社会〉で判定できます。
三彦:前者は〈情報/警察〉で、後者は〈情報/裏社会〉で判定します。(ころころころ)警察で13、裏社会で16です。
GM:OK、達成値は充分です。では、PCから演出とかなければ情報を。
三彦:演出は特になしで。
>ラグナスについて
達成値8:保安部隊の現隊長。文武両道に秀でた、真面目で職務熱心な性格。
達成値10:若い頃、外敵(*歪獣とは別種の宇宙生物)の襲撃で、両親と恋人を一度に亡くしている。
達成値12:予測される移民船内外の敵に対して軍備を固めるべき、と常々主張している。そのため、穏健派の前隊長や指導者であるメイヤードとは対立していた。
GM:次に後者ですが…この船で軍事関係は保安部に限られているので、必然的にそこの情報が入ってきます。
>保安部について
達成値5:以前は船内の住民によるトラブルの鎮圧を主な任務とする部署で、今ほどの権力はなかった。
達成値8:数ヶ月前までピーサーという男が隊長だったが、歪獣の暴走に巻き込まれて殉職。その事件を受けて、副隊長だったラグナスが隊長に就任した。
達成値10:歪獣に対して有効な兵器を、密かに開発しているらしい。
達成値12:対歪獣兵器の開発が始まったのは数年前。古いデータベースから、波動生命体に関する研究記録が見つかったことが切っ掛けらしい。
GM:情報は、以上です。
三彦:はい。波動生命体が最初に現れたという、辺境ブロックという場所には行けるんでしょうか?
GM:破壊状態が酷いらしくて、現在は封鎖されていますね。
三彦:なら、現状他にやる事はないです。
GM:…で、そうして聞き込みをしていますと。前方から保安部員たちがやって来ました。
○移民船通路
GM/保安部員:「我々について色々と嗅ぎ回っているそうだな…」
三彦:「へ? ああ、波動生命体を追い払う装置を開発しているとか……。その辺、先日の襲撃で手伝ったんで、気になったもので」
GM/保安部員:「それは、機密情報だが…どうやって知った?」ぎろりと睨む。「お前たちには、スパイ容疑がかかっている。大人しく保安部まで出頭して貰おう。無論、他の二人もだ!」…ということですが、どうしますかね?
三彦:「うわ、それは勘弁。官憲を敵に回すのも、探偵の仕事のうちってね!」逃げます(笑)。
GM:彼らはエキストラなので、判定なしに逃げられます(笑)。で、その後どうします?
三彦:他の二人と、リューンさんにこの事を伝えに行きます。
幻:っと、ちょっと待って(ぇ)。登場判定(ころころ)、成功。どこからともなく隣にふわりと現れて。「…こんにちわ」へにゃっと笑い。
三彦:「いやぁ、睨まれちゃったみたいだねぇ。保安部の人たちに捕まったら、殴る蹴るの末に牢屋行きだよ、こりゃ」
幻:「えっと…先に言っててくれる、かな? 僕が何とか、する…から、ね?」戌亥さんに笑みを向けて。
三彦:「……気をつけて、な」
幻:「大丈夫…ちょっと『忘れて』…もらう、だけ」
GM:では、この辺でシーンを切りましょうか。絆チェックあればどうぞ。
三彦:幻への、絆変更チェックを。(ころころ)…はい、エゴのままです(笑)。
GM:なかなか成功しませんねぇ(笑)。
幻:じゃあ、「忘却への恐怖」の書き換えで…戌亥を助けるためにあえて自分を「忘れてもらう」ので(笑)。(ころころ)…やっぱり駄目か。
GM:駄目でしたか(笑)。では、次のシーンへ行きますね。
●シーン12 『捕縛』 マスターシーン
○展望室
リューンは、展望室に残って待っていた。三彦、幻、理流と順に部屋を出て行き…今は彼女一人。
そんな時、端末から呼び出し音が鳴った。
…保安部からだ。彼女の父親がスパイ幇助の容疑で逮捕された…と。
彼女は慌てて保安部へ駈け出した。
理流:あぁッ!
幻:しまった!?
GM:残るとは宣言されなかったし〜(満面の笑顔)。理流さんはトイレにでも行ったって事で(笑)。
理流:一緒に捕縛されたかったッ!?(何
幻:くぅ…やられたぁ…。
GM:そんなわけで、リューンは保安部に捕まりました。皆さんは、展望室に戻ってから通信記録などを見て、それを知ったわけですが。……どうします?
幻:とりあえず、情報を整理して推測立てると。凶暴化の原因は開発中の対歪獣兵器のせい…未完成なので恐らく微弱な波動しか出せない。もしくは、わざと微弱な波動を出して、人間至上主義のラグナスが、波動生命体駆除の大義名分を作っている…かな?
三彦:うーん。PCの立場で考えたら、そもそも首を突っ込む理由がないからなぁ……なんて(自分に)言い訳して行動起こすか。
GM:絆も取ってない相手だと、なかなかキャラ的に親身にはなりにくいですかねー。
三彦:いや、突然飛ばされてきて、『日常へ帰りたい』という状況だと、ここの状況はここの人たち自身で(どんな形であれ)解決するべきと考えてしまうので。
幻:一応言い訳1(ぇ)。保安部の持ってる兵器を止めるか何かしないと、波動生命体とまともに意思疎通が難しい=元の日常に帰れない。
三彦:これを解決したから帰れるわけでもないと考えると、わざわざ捕まりに行くぐらいなら、普通に考えてラグナスにつくのが妥当だよな、と思ってしまうわけです(笑)。
幻:人間至上主義から『半魔』がどう見えるか、なんて知れてると思いますが(笑)。
理流:ふむ。こちらはアレだ。お嬢様的に「気に入らない」の一言で解決(マテ
GM:帰れる保証はない…が、帰れる“可能性の高さ”で言えば、リューンに付いた方が良いでしょうね。ラグナスに付いた場合、帰るんじゃなく「一生ここで暮らす」羽目になります(笑)。
幻:だって、兵器の運用止める気、絶対ないもん(笑)。
理流:波動生命体に連れてこられたなら、協力した方が帰れる確率はありますわな(笑)。
三彦:時間的に、ここからこちゃこちゃ行動起さない方がいいですよね? 隠れながら、細かい追加調査とか。
GM:ぶっちゃけると、これ以上のめぼしい情報はなかったり。
三彦:あー、じゃあ何も考えずに突貫します(笑)。
GM:それに波動生命体の研究が進めば、帰れる手段を探せるかも知れませんが…ラグナスが頂点に立つと、殲滅モードになるのでねー。
幻:波動生命体を「倒す」研究しかしないなら、それこそ帰れる手段が見つかるような結果が出るかも怪しそうだ(笑)。
三彦:では。「た、たすけにいこーよー」(笑)
理流:「…強引に動いてきましたわね。そんなにあの子達を悪者に仕立て上げたいのかしら…?」展望室から見上げて。
幻:「棒読み…っぽいよ? 戌亥さん…まぁ、賛成…だけど」
理流:「…『アレ』とどう関わりがあるのか。未だ確認できていませんしね。それに、こうしたやり方は美しくありませんわ」不機嫌そうに。
GM:それでは、二つ目のSAを上げます。[SA:リューンを救う/ラグナスを止める]好きな方を選んでくださいな。
理流:では「リューンを救う」の方で。おっさんには縁もゆかりも(ぉ
三彦:[ラグナスを止める]で。
幻:「リューンを救う」で。謎の声の主ですし…本人にはエゴなのに、声には絆とはこれいかに(笑)。…あ、リューンへの絆書き換えに挑戦しま〜す。(ころころ)17…ひ、ひどぃや(笑)。
理流:…(ほろり)。
GM:ロールプレイによって難易度下げてもいいよって……昨日言ったのに(笑)。では、保安部へ行くと言うことで。
一同:はいー。
GM:ではまぁ…正面から強引に行きます? それともこっそり忍び込みます? SA使えばどちらでも問題なくラグナスの所まで行けますが(笑)。演出とかあれば、そちらにお任せします(笑)。
幻:ん? …もともと「存在しえない者」がどこに行こうと自由じゃないですか(ぉ)。何の脈絡もなく本人さんの目の前に現れるつもりです(何)
理流:正面からッ…不機嫌な様子でつかつかつかと(ぉぃ
三彦:私はこっそり忍び込みます。
GM:では……これより、クライマックスフェイズに移ります。
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