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GM(麻那):ではでは、今宵はよろしくお願いします。
一同:よろしくお願いします。
GM:今、最後の微調整(*悪足掻きとも言う)をやってるので、しばらくお待ち下さいね~。
蒼野:(全員のキャラシートを見渡し)復活系HA無いんだなぁ……。
れおそ:ないですねえ。
GM:何でしたら、HAを一部入れ替えて構いませんが。
夜叉丸:《魔法の国よ》の代わりに《リセット》覚えときやす。《歩く影法師》《リセット》《ヴォイド》で。
GM:…本当にそれでいい?
夜叉丸:できれば違う人に《アドベント》覚えて欲しいよ!(血涙) そうすればコピーできるし。
R-3:うん。効率は《アドベント》の方がいいね。
GM:《リセット》だと自分は生き返れないしねぇ。
れおそ:シーン攻撃が必要となるかも(笑)。
夜叉丸:うん。《魔法の国よ》、毎回はずして毎回後悔してるから。
蒼野:誰のことでしょうなあ。……まあ、《勝利への賛歌》をひとつ《アドベント》にしておきます。
夜叉丸:ありがとうございます(土下座)。
蒼野:キャラ的にはアレですが、まあ仕方ない! だって死んだら困るもの。
GM:いちおう、PCのデータを見てHA調整したとは言っておきます(笑)。…では、これより自己紹介をしてもらいますが。その前に、警告しておくことがあります。
1:今回のセッションでは、“不用意にエゴを固定しない”ことを推奨します。
2:NPCに対して『愛を与える/与えない』ことに何らかの意味がある…かもしれません。
GM:以上です。PC間絆と自己紹介の順番はアラキ→断→聖→勇司→アラキの順でお願いします。絆チェック・登場判定は通常ルール通りにやってもらいますのでよろしく。では、アラキから自己紹介をどうぞ。
●PC1(定員1名) 推奨:幼少を“普通の人間”として過ごしたキャラ。
公園で偶然に出遭った少女。屈託のない笑顔を見て…君は凍り付いた。
その姿は――――かつて失った大切な人に、そっくりだったから。
シナリオエゴ:謎の少女 (関係:興味、執着、不審など)
▼荒木 明仁/荒雷鬼 プレイヤー:れおそ
【フルメタル/レジェンド】 年齢:18歳/性別:男/カヴァー:高校生
「俺の名は“荒雷鬼”―――絶望の闇を切り裂く雷だ!」
魔物から人間を守るための組織に属する、正義の『鬼』(←某特撮ヒーロー風)。
ごく普通の家庭に生まれるも、魔物に両親と姉を殺され天涯孤独に。
その事件で命を救ってくれた『鬼』に弟子入りし、自分も『鬼』となった。武器はギター型の剣『音撃弦・吼雷』。
師匠も謎の魔物に殺されるなど重い過去を背負っているが、基本的には陽気で軽めのナイスガイ。
最近は『鬼』としての役目が忙しいため出席日数が足らず、留年の危機に瀕しているらしい。
所持HA:《真理のe》、《ブーストアップ》、《スーパーアクション》
●PC2(定員1~2名) 推奨:他者を思いやり、葛藤できるキャラ。
君の友人――ちなみにアンノウンマン――の乗っていたバスが、事故に遭った。
タンクローリーに突っ込まれて爆発炎上。もちろん、乗っていた人間は全員死んだそうだ。
友人の死を悲しむ君だが…ふと、妙な噂を耳にした。
「バスに残っていた焼死体は…“人間のものとは思えなかった”」と。
シナリオエゴ:死んだ友人 (関係:友情、喪失、執着など)
▼諸星 断/“セブン” プレイヤー:R-3
【アーティファクト/レジェンド】 年齢:17歳/性別:男/カヴァー:高校生
「―――こいつがセブンの“潰魂剣”…いやさ、“超絶聖剣アイスラッガー”だ!!」
不良ばかりが通い、誰も一つに纏めた者がいないことで有名な『私立円谷高校』に通う不良学生。
鶏冠のようなリーゼント・額の大きなほくろに、三角形のサングラス・赤シャツ・赤ボンタンを常時着用。
トドメに銀色のマフラーを巻いているという、独特のセンスに溢れた筋骨隆々の大男。
気は優しくて力持ち、義侠心篤い『男の中の男』。中華系退魔師の下で修行を積み、自らも一端の退魔師となった。
非常に惚れっぽいが……どれほど頑張ってイイ雰囲気になっても、最後は必ず振られる運命にある。
所持HA:《剣魂一擲》、《電光石火》、《スーパーアクション》
▼神薙 聖/エクスシア=アハト プレイヤー:蒼野
【セレスチャル/エトランゼ】 年齢:戸籍上は16歳/性別:女/カヴァー:高校生
「―――あいにく、破壊するしか能のないインチキ天使よ……愛の奇跡とやらは未入荷なの」
天界製の“機械仕掛けの天使”。『エクスシア』シリーズの8番機にして、反逆天使。
愛する人を守るために天界を離反し、魔界の庇護を受けている。
知り合いに対しては割と献身的(?)だが、言動は基本的にシビアでハード。
現在は人としての安穏とした生活を満喫中。平時は栗色の髪をポニーテールに纏めた少女の姿。
戦闘時にはスーパークロームに輝くメタリックな、ほんのり天使っぽいと言えないことも無い形態となる。
所持HA:《アドベント》、《勝利への賛歌》、《彼方への門》
●PC3(定員1名) 推奨:死霊課から依頼を受けそうなキャラ。
長沢は呼び出した君に告げた。
「――――“組織”と呼ばれる連中を、知っているか?」
ある時は、一振りの剣を奪うためだけに、五百人の乗客がいた客船を沈めた。
またある時は、一人の半魔を“堕とす”ためだけにビルを一つ占拠した。
そんな連中が、今また池袋の街で活動を始めたらしい。
…今回の目的が何であれ、阻止せねばなるまい。
シナリオエゴ:“組織” (関係:闘争、報復、仇敵など)
▼篠崎 勇司/朧夜の術師 プレイヤー:夜叉丸
【イレギュラー/マジシャン】 年齢:25歳/性別:男/カヴァー:魔法使い
「―――あ~……俺って最近、猛烈に魔術師らしいことやってねぇ?」
魔術師から一般人になり、更に吸血鬼の下僕を経て再び魔術師へと返り咲いた青年。
自他共に認める愉快な変人だが、実力は確か。古今東西の術法に通じ、『魔法使い』を自称している。
決めるところ以外では確実にダレる性格。決めるべきところでも時々ダレる。
“月無き夜”ティートの下僕にして、“ソロモンの鍵”日向晶の押しかけ師匠。
他にも人魔問わず誑し込んだ女性は数知れず……という事実、もとい噂が。
所持HA:《歩く影法師》、《魔法の国よ》、《ヴォイド》
アラキ:PC間絆はセブンに親近感です。
セブン:聖に絆/知己。ちょっとした知り合いと言うことで。
聖:PC絆は勇司に……あー……不審?
勇司:不審か、素敵だなぁ。おいらは荒木に同情。
GM:えぇと…結局、勇司のHAは変更なしでいいんですよね? いちおう確認までに。
勇司:YES、いつもどおりのです。
GM:了解。では、始めましょう。
●シーン1 『面影の少女』 シーンプレイヤー:荒木明仁
○南池袋公園
―――憶えている。
慕っていた女だった。
悪戯をすれば叱り、泣いていれば慰めてくれた。
とても……好きだった。
GM:クリスマス間近なある日、終業式を終えたアラキは公園の横を通りかかった。
アラキ:成績表を見ながら唸っています。「やばい。出席日数が後○日で……」
GM:人気のない公園……その広場に、ぽつんと女の子が一人座っている。どこかの学校の制服を着たその少女は、ベンチに座って、ただ空を眺めていた。
アラキ:「うん…?」その子の方を向きます。
気配に気付いたのか、それとも偶然か……振り向いたその顔は。
数年前に殺されたはずの、姉そのものだった――――。
アラキ:「!! …………まさか……姉さん……?」呆然として呟く。
GM:彼女は沈黙したまま、暫し君の顔を眺めて。「あなたは……誰ですか?」と言った。
アラキ:「え、いや、俺は…荒木明仁という高校生で…その」しどろもどろで答える。
GM:彼女は…どこか困ったような微笑みを浮かべている。
アラキ:「(姉さんは死んだ。それに8年も前だから年齢も合わないし、でも……)」混乱中。
GM:「そう言えば、今日は終業式なんですよね。あなたは…高校生かな?」
アラキ:「そうだけど。君こそこんなところで、一人でどうしたんだい?」
GM/少女:「見ていたんです…空を。…綺麗だなぁ、って」
アラキ:「空……?」見上げてみる。
GM:しかし空はどんよりと曇っていますが(笑)。
アラキ:「(まるで俺の心のようだ……。いや、そうじゃなくて!)」混乱継続中。
GM/少女:「今にも雪が降りそうで……何だかワクワクしませんか?」
アラキ:「そ、そうかな?」
GM/少女:「はい♪」にっこりと微笑んで。「…そろそろ行かなくちゃ。それじゃ」ベンチから立ち上がり、出口へ歩いていこうとする。
アラキ:(慌てて)「あ、待った。君の名前は?」
少女は立ち止まると、振り向いて告げた。
「私は―――瀬奈。…空見、瀬奈です」
GM:そんなところで、シナリオエゴと[SA:瀬奈の正体を知る]をあげましょう。
アラキ:ギャルゲーのオープニングのようだった(笑)。
GM:…まぁ、少しは意識しました(笑)。
アラキ:ちなみに、瀬奈は高校生くらいですか?
GM:14歳前後くらいに見えますね。
アラキ:やはり姉の享年と同じか。
GM:では、次のシーンへ行きます。
▼絆/エゴの変化
アラキ:瀬奈へのエゴ/困惑を取得。
●シーン2 『友の訃報』 シーンプレイヤー:諸星断&神薙聖
○事故現場
普段なら、人も車の通りも比較的少ない、狭い道。
そこは今…野次馬連中でごった返していた。
バスにタンクローリーが突っ込んでくると言う事故が起きたのだ。
それは本来、君たちに関係ないことではあった。
―――そのバスに乗っていたのが、数時間前に別れた友人でさえなかったら。
GM:というわけで、断と聖はニュースか何かを見て事故現場へとやって来ました。
セブン:「おい、ちょっと、どいてくれ!」人ごみを掻き分けて様子を見に行こう。
GM/野次馬:「うわっ、何だよ押すなよ!?」
セブン:気にしないで進みますな。
聖:「うそ……」野次馬達の外から、呆然と事故現場を見つめています。
GM:そうしていると封鎖された現場の周りで話す、野次馬の会話が聞こえてくる。
「ねぇねぇ、聞いた?」
「バスの乗客、全員死んだって? 丸焦げな上に手足が千切れてて、ひっどい有様だったってなぁ!」
「それもあるけど……見たんだって」
心持ち、声を潜めて少女が話す。
「その千切れて焼け残った腕……“鱗や鉤爪が生えてた”って…」
セブン:「…」話し声を聞きながら。「鱗に鉤爪…? なんだそりゃ」
それは、単なる噂にしては突飛すぎる話ではあった。
もしかしたら、この事故――――魔物絡みかもしれない。
GM:というわけで、シナリオエゴと[SA:事件の真相を探る]をあげます。では、次のシーンへ。
▼絆/エゴの変化
セブン:死んだ友人へのエゴ/友情を取得。
聖:死んだ友人へのエゴ/逃避を取得。
●シーン3 『災厄の前触れ』 シーンプレイヤー:篠崎勇司
○死霊課
警視庁史料編纂課――――通称“死霊課”
机に載った大量の書類を横に退かすと、長沢は切り出した。
GM/長沢:「勇司。お前さん、“組織”と呼ばれる連中を……知ってるか?」
勇司:「組織? あ~、組織って言っても色々あるだろ?」パイプ椅子二つ使って寝転がりつつ。「…って。“組織”、それ自体が名称の組織か?」上半身を起こす。
GM/長沢:「その通りだ」
――――“組織”。
ほんの一年前、半魔一人を堕とすだけのために、テロリズム同然の手口でショッピングモールを占拠した。
また、ある時には『鬼の封じられた宝剣』を手に入れるために、500人の乗客が乗った船を沈めたこともある。
…とにかくタチの悪い連中だ。
勇司:「ああ、概略だけなら知ってるが、そいつがどうしたい?」シリアスな顔で鼻をほぢりつつ。
GM/長沢:「その幹部の一人が、この街で行動を起こす―――そういうタレコミがあった」そう言うと、引き出しから封筒を取り出して軽く振った。
勇司:「…ちょ、次は何を起こす気なんだ? そいつらは…あ、ちょい待ち。大きいの取れそう」横向いて。「で、それを阻止しろってのが、おいらの仕事ね」パイプ椅子に鼻クソこびりつけつつ。
GM/長沢:「…取りあえず、この手紙を見てくれるか?」
勇司:「あいあいさ」受け取って読みます。ああ、ツッコミが欲しい(笑)。
受け取った封筒から取り出した便箋は、微かに花のような香りがした。
街で発生したバスとタンクローリーの事故……それが“組織”の仕業であると、投函者不明の手紙にはあった。
GM/長沢:「この手紙な……“事件の三日前”に届いたんだよ。匿名で、ここ…よりにもよって史料編纂課にな」
勇司:「ちょい待ち、お前ら出し抜かれたのか?」
GM/長沢:「さてねぇ? 今のところは、そういうことになるのかな」肩をすくめ。
勇司:「まぁ、いいや。手紙の出し主を探れってやつか? それとも捕まえろ?」
GM/長沢:「タレコミの主も気になるがね…まずは街に入り込んだという“組織”に関して調べて欲しい。やり方はお前さんに任せる。何なら、その陰謀を阻止してくれると有り難い」
勇司:「あいあいさ~」立ち上がって。「とりあえず、そっちの資料を見せれるだけ見せてもらうわ。んじゃ」立ち上がって手をひらひらしながら出て行く。
GM:というところでシナリオエゴと[SA:“組織”の陰謀を阻止する]をあげましょう。エゴ内容は何にします?
勇司:悩んでる。……共感?
GM:…何故に?(笑)
聖:……なんか凄いので来ましたね。
勇司:目的のために手段を選ばないのは共感、だけどやり過ぎって事にしておくか。
▼絆/エゴの変化
勇司:“組織”へのエゴ/共感を取得。
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