■クライマックスフェイズ■
●シーン14 『背徳の聖母』 PC全員登場
○南池袋公園/雨の夜
GM:公園に辿り着くと…そこには多くの蠢く気配があった。
アラキ:「こいつは、たいしたお出迎えだな」
GM:蠢く異形の怪物達。……そしてその中央には、瀬奈の姿が。
聖:「来た、見た、勝った……とは行かないか」やれやれと肩を竦めて呟きます。
GM/瀬奈:「来て…くれたんだね…」アラキを見つめて、彼女はうっすらと…儚く微笑んだ。
アラキ:「ああ、来たよ姉さん」
GM/瀬奈:「じゃあ…そろそろ始めようか…」すっと手を差し伸べて。
▼ラウンド1
GM:ここからラウンド進行に入ります。エンゲージは以下の通り。
○現在のエンゲージ
【異形A・B】
【異形C・D】【異形E・F】
【瀬奈】
【異形G】【異形H】
【アラキ・セブン・聖・勇司】
GM:セットアップで、瀬奈が《殺戮の宴》を使用。「ここは、わたしの“領域”の中―――さあ、始めましょう」花の香りが漂い、周囲の風景が色彩を変える。
アラキ→荒雷鬼:やっぱりソラリス/オルクス(*)か(笑)。こっちは《コスチューム》で変身。
(*)ダブルクロスという、現代超能力アクションTRPGに出てくる能力者のカテゴリ。
ソラリスは体内で化学物質を合成・放散することで、人に幻覚を見せたり、怪我や病気を治療する能力を持つ。
オルクスは自分の周囲に“領域”と呼ばれる空間を作り出し、範囲内の物理現象を操ることが出来る。
GM:最初からそういう方針で演出してましたが…やっぱり判ったか(笑)。ちなみに瀬奈の行動値は8です。行動するならどうぞ。
勇司:「さてと、雑魚は一気に吹き飛ばすか?」
荒雷鬼:「待ってくれよ姉さん。なんで“組織”の言いなりになるんだよ!?」
GM/瀬奈:「違うよ…これが、わたしの意志なの…」ゆっくりと首を振り。
荒雷鬼:「嘘だ! なら、何で今まで“組織”から逃げてきたんだ!?」
セブン:「手を差し伸べてくれた者に背を向けて生きるのが、あんたの意志なのか? 荒木に取っちゃ、あんたはこの世でただ一人の姉なんだぜ?」
GM/瀬奈:「逃げていたのは…あれ以上、罪を重ねるのに耐えられなかったから。背を向けるのは…これ以上、生きるのに疲れてしまったから」ぽつりと呟くように。
勇司:「おいおい、一つ尋ねていい? 何が罪て言ってんだ? 記憶を偽ったことか? それとも生きるために人でも喰ったか?」
荒雷鬼:「嘘だ。生きるのに疲れたのなら、なぜプレゼントの約束なんかしたんだ!」
GM/瀬奈:「わたしは……普通の人間に戻りたかった。当たり前に…生きて歳を取って、死ねる人間に」
勇司:「戻ればいいじゃん」
GM/瀬奈:「そのために、“組織”に協力したわ…色々な実験にも進んで参加した」
勇司:「ほうほう」頷いて。
GM/瀬奈:「それが、どんな犠牲をもたらすか…考えもせずに。結局は無理だった…当然だよね、“組織”はわたしの不死の肉体が必要だったんだもの。そして、そのうちに……新しい目的を見つけたの」
勇司:「ほう、どんな?」
GM/瀬奈:そっと、片手を下腹部に当てる。「ここにね……子供がいるの」
荒雷鬼:「なんだって!?」
勇司:「拍手した方がいい?」
GM/瀬奈:「判ったのは、つい最近。…と言っても何十年か前だけど。わたしが不死になった頃には、いたらしいから……もう二千年以上になるのかな?」彼女はどこか、困ったような微笑みを浮かべた。
勇司:「ふむ、んで」先を促す。
GM/瀬奈:「わたしが人間に戻れなくても…せめて、この子を産んであげたい。それが…わたしの新しい目的、だった」
セブン:「…そいつは、人の中で生きていちゃあ、できないことなのか?」
GM/瀬奈:「…方法が、ないもの。不死になったわたし同様、この子も胎児のまま…ずっと歳を取れない。だから、“組織”の科学力が最後の望みだったの。…だけど、それももうお終い」
勇司:「なにゆえ? ほわ〜い」
GM/瀬奈:「九年前の事故…あれは、わたしの遺伝子から取りだした酵素を人間に投与して、不死の人間を作り出す実験のカモフラージュだった。…その中にはね、小さい子供や妊婦もいたわ。…わたしはそれを見ていながら……止められなかった」
勇司:「なぁなぁ。そう思うなら、最初からやるなよ。馬鹿」
GM/瀬奈:「そうね。本当に…馬鹿みたい」くすり、と自嘲するように笑う。
勇司:「お前が諦めたら、死んだ人は無駄に死んだことになるぜ。お前は無駄に人を殺したことになるぜ? さぁ突き進めよ、屍を乗り越えて進めよ。お前は踏み砕いた屍全てを無駄にするのか?」
GM/瀬奈:「…これ以上、犠牲を承知で歩き続けるのは厭。人が死ぬのを見るのも…厭なの」
勇司:「じゃぁ、殺したヤツを無駄にするのか?」
GM/瀬奈:「…少なくとも、犠牲が増えることはなくなるわ…」
勇司:「そんな事はどうでもいい。使った命を無駄にするかどうかだ」
聖:「とんでもない偽善者ね。反吐が出るわ……」
勇司:「こらこら、偽善は人間の特許専売だぞ〜」
荒雷鬼:「だからって今更、“組織”に協力するのかよ!」
勇司:「おお荒木、いい事言う」ぱちぱち拍手。
GM/瀬奈:「…協力なんて、するつもりはない。わたしはただ、疲れただけ…」力なく首を振る。
勇司:「OKOK、なら俺の実験素材になれや。安心しなって、俺は“組織”みたいにでっかいことはしないから」
GM:…なんつーか。やっぱり説得は無理かなぁ、これ。さっきから心の琴線に掠りもしないぞ(苦笑)。
勇司:え? 説得してないし、勇司は(ぉ
聖:あれ。説得できるはずだったんですか。
荒雷鬼:まだ状況把握の段階ですからねえ。
GM:エゴを幾つか設定してましてね。上手くこちらの心情を汲んでもらった台詞があれば、絆チェックするつもりなのですが。
勇司:てか情報少なすぎだし、勇司的に言えば…ど〜でもいいし(笑)。
聖:恐るべき事に、聖にも案外どうでもいいです。……(沈黙)……。頑張れヒーロー二人!
GM:勇司に同情は期待してないよ(笑)。ただ、母親絡みで何かあるかもとは考えたけど。
勇司:ああ、それは一言言う。
荒雷鬼:「だからって、俺たちが戦う理由なんてないだろ!」
セブン:「今まで生きてきて、周りが変わっていくのに、自分が取り残されていく孤独ってのに耐えられなくなっちまった。自分に欠けたものを、どうやって埋めればいいのか判らなくなっちまった。そんなところだろうけどよ…お前さん、それでも荒木と一緒に暮らして居たんだろうが。たった一年の間のことだったかもしれねえが、その一年間、お前さんの中で何にも形になるものがなかったのか?」
GM/瀬奈:「…だって…わたしは、明仁の家族を奪ったんだもの!」叫んだ。
勇司:「まぁ最後に一つだけ言う」胎児に向かって「お前の母ちゃん、俺の母ちゃんより冷たいなぁ。愛してくれなかったけど産んではくれたからなぁ…いや愛して欲しかったけど…あ、やば欝入りそう。…あ〜荒木、帰って飲んだくれていい? こ〜何だろ、俺の同類死ぬのは見るの忍びないや」HAHAHA、勇司は欝入った〜(笑)。
やっぱり勇司に説得は無理らしい。…まぁ期待してなかったけど(笑)。
荒雷鬼:子供に関しては何も言えないなあ。
セブン:「荒木を守ってやったのは、家族を奪っちまったからじゃねえんじゃねえのか。荒木がお前さんの弟だったからじゃねえのかよ」
GM/瀬奈:「…明仁は……親の仇を憎いとは思わないの? あなたを騙していた…わたしを」
荒雷鬼:「俺は、姉さんと過ごしていた頃、楽しかったよ。騙されていたことよりも、姉さんが生きていてくれたことが嬉しいんだ。だから…」
セブン:「誰だって、一人で生きている間は、欠けた存在なんだぜ。生まれて、すぐに死んでいく、あんたが羨む人間だってな。でもな。不死者だろうが俺たち半魔だろうが、こうして誰かと一緒に生きて居れば、その欠けた何かだって見つけ出せるんじゃないかと思う。だから、俺たちは絆に縋って生きているんじゃねえのかな?」
GM:……ここで絆チェック一つ目が入ります。(ころころ)出目3で…失敗。エゴのままかー(笑)。
勇司:あ〜、仕方ない。AGPで振りなおしできる?
GM:できるよ。
荒雷鬼:「俺は…もう、俺の家族を失うのはごめんだ!」明菜の絆/思い出を固定。瀬奈に愛1点!
勇司:ナイス。
GM:では、再度チェック(ころころ)今度は成功。『荒木の家族』へのエゴ/悔悟が絆/想い出に変わりました。まずは一つ目。
荒雷鬼:GM、ところで今日は何日でしょう?
GM:23日の深夜って事で。
荒雷鬼:了解。
セブン:「…あんただって、荒木と一緒に居た頃は、自分がどういう存在かなんて考えないで暮らせたんじゃないのか? だから、目の前で失われそうになった家族を見た時に、動くことが出来たんじゃねえのかよ」
GM/瀬奈:「…そうね。だけど…結局、瀬奈さんの家族は救えなかった。治療費は払ったけど…彼女自身もベッドの上よ…」
荒雷鬼:「彼女の家族も“組織”の手で?」
GM/瀬奈:「いいえ。彼女はただの事故…たまたま、乗り合わせた列車に私もいただけ」
荒雷鬼:「だったら、姉さんが責任を感じる必要はないじゃないか!」
GM/瀬奈:「言ったでしょう? わたしは罪を犯しすぎた…償いきれないほどの」
荒雷鬼:「罪なら俺だって背負っている。魔物の、時には人の命を奪ってきた“鬼”としての罪を。罪は償おうとしても消えない。けど、背負って生きることは出来るはずだ!」
GM/瀬奈:「あなたは“正義の味方”なんでしょう? わたしは…あなたが倒すべき、魔女だわ」…ところで、勇司と聖は待機でしょうか?
勇司:え〜と、ぶっちゃけ雑魚を薙ぎ払いたいけど。正直、どう動いていいか判んねぇす。
聖:いや、勇司が行動するの待ってたんだけど(笑)。
勇司:戦闘始まるとフラグが潰れるかもしれないし。…戦っていいの?
GM:どんな行動取るかによって、こちらの対応も変化しますよ。
>勇司
勇司:「つ〜か、俺なんて罪まみれだし」マイナーで移動、メジャーで雑魚に対して攻撃。
GM:どうぞ。前方のグループどちらかに攻撃できます。
勇司:「大体、魔女と正義の味方って誰が決めたんだ? どっちも一緒だよ。同じ人殺し。違うのは覚悟だよ。無駄に踏むか、踏み越え糧にするかのな」
セブン:「あんたの腹の中には、外に出て来れなくても、子供がいるんだろうがよ。その子供は、まだ死んでいないんだろう? あんたがここで生を手離しちまったら、今度こそ、その子供は本当に終わりなんだぞ。母親になるために、汚い水に浸かったんだろ? 『母親』としての心も、ここでなくしちまうつもりなのかよ」
勇司:ん〜なんか、行動指針が取りずらい(汗)。
GM:ともかく勇司、判定をどうぞ。
勇司:「ほいと、あ…やべ、封印解き忘れてた」(ころころ)21。
GM:いちおう回避。(ころころ)無理です。ダメージ下さい。
勇司:(ころころ)42点の〈闇〉。「っと」薙ぎ払い、腰を軸に回転させ肩に槍を背負う。
GM:それで1グループ壊滅。今なら、マイナーで瀬奈までエンゲージ可能です。
○現在のエンゲージ
【異形A・B】
【異形C・D】【異形E・F】
【瀬奈】
【異形G】【勇司】
【荒雷鬼・セブン・聖】
>聖
聖:ではマイナーで《神性介入》、メジャーで残った前方の異形を攻撃します。「ただ撃ち、ただ討つ。……他の天使なら、別の何かが出来るのかもしれない。でも、私に出来るのはそれだけ!」言うや否や眩い光を放ち、一瞬にして女性的なシルエットを残しながらもメタリックな、スーパークロームの天使の姿となる。金属質の輝く翼を広げながら、身の丈ほどもある冗談みたいなサイズのライフル、“処刑者”マハトクロイツを構え――そして撃つ!(ころころ)クリティカル!
GM:(ころころ)命中です。
勇司:「ひゅぅ」口笛一つ。「なぁ、魔女さんよ。これが覚悟あるものの潔さだよ。てめぇみたいに飾らないで自分の生き様を貫く! その為なら泥だって血だって浴びて進むな」
聖:《リインフォース》を使用します。(ころころ)31点の〈光〉ダメージ。
GM:それで壊滅。前方のクラードはいなくなりました。
○現在のエンゲージ
【異形A・B】
【異形C・D】【異形E・F】
【瀬奈】
【勇司】
【荒雷鬼・セブン・聖】
GM:残りのクラードは全て待機。荒雷鬼とセブンは、行動待機扱いにする? それとも何かアクションする?
セブン:こっちは待機しよう。殴りに行く理由が今のところ無いので。
荒雷鬼:こちらも待機。
勇司:「魔女さんよ。てめぇの希望は何だ? 人に戻りたい? なら大いに足掻けよ! 子供を生みたい? 上等だ。足掻けよ、中途半端まで足掻いて止めようなんて、虫がいいぜ」
GM/瀬奈:「…わたしは…」何かを言おうとするも、言葉にならない様子。
勇司:「希望を言え、ここは日本さ。心からの言葉は叶う。『言霊』て便利なもんあるしよぉ」瀬奈の絆を固定して愛を送ります。「ちなみに、無茶な願いには魔法使いね」
荒雷鬼:「姉さん、俺は“正義の味方”なんかじゃない。世の中には理不尽に奪われる命がたくさんある。病。災害。犯罪。戦争。そして魔物。そして、それに立ち向かう者がいる。病には医者が、災害には消防が、犯罪には警官が、戦争には軍人が、そして魔物には俺たちが。俺が戦うのは、ただそれだけだ」
GM/瀬奈:(力なく)「でも…過去の罪はどうやったって消えない。過ぎた時は、もう戻らない」
勇司:「だから、どっした? 俺なんか、オヤヂもママァンも殺したぜ。だけどノウノウ生きてるよ。だってよぉ、このまま死んだら殺したオヤヂもママァンも無駄にすることになるんだからよ。……ちょっち挫けそう(めそ)」
荒雷鬼:「姉さんはもう、理不尽に命を奪う魔物じゃない。俺の戦う理由はないんだ!」
聖:「戻れないからこそ、前に進むしかない。……簡単なことなのに」
GM/瀬奈:(ぽつりと)「…戻れないからこそ、前に…?」
荒雷鬼:「過去が変えられないなら、なおさら今を大切に生きていくしかないじゃないか」
GM/瀬奈:「…明仁…」二つ目の絆チェック。(ころころ)成功。過去の罪:エゴ/固執を絆/贖罪に。
聖:お、ひっかかったのか。
勇司:ん〜、似たようなこと最初に言ったのダメだったか。過去を無駄にするなじゃなくて、今を大事にか。難しい。
聖:そこはほら、前向きに攻めていかないと。
セブン:「過去の後悔は、払おうと思ったって払えるもんじゃない。でもな、普通の人間は、それでも、その後悔を背負って、いつか、その罪や後悔に、正面から向き合うために前に進むもんなんだぜ…」
GM/瀬奈:「…わたしは…」
セブン:なんか、こうタイミングがずれるなあ…(笑)。荒木の言葉はともかく、自分の言葉は届いている自信が無い感じ。
GM:内容としては今ので届いてますよ、ちょっと遅かったけど(笑)。…さて、これでエゴは残り一つ。そろそろ真打ちの行動にしようかな。ここで《博士》が隠密解除。オートアクションで瀬奈に命令、アラキ達のエンゲージを攻撃させる。
○現在のエンゲージ
【《博士》・異形A・B】
【異形C・D】【異形E・F】
【瀬奈】
【勇司】
【荒雷鬼・セブン・聖】
>瀬奈
荒雷鬼:えらく遠くに出たな。届かねえよ。
聖:射撃なら通るが、爆発力が無いのがな……。
セブン:瀬奈の横は通れるのかな。異形は片付けないとならんのだろうけども。
GM:瀬奈の横は素通りできます。では瀬奈の行動、マイナーで《血脈強化》、オートで《修練:魔力》、メジャーで《黒き洗礼》。本能的な恐怖を呼び起こす芳香が、三人を包み込む。(ころころ)達成値28。防御は〈意志〉で。
勇司:《霞の外套》!(ころころ)28、はい打ち消し。
GM:《胡蝶の夢》。振り直して。
勇司:げふっ!?(ころころ)また28で打ち消し。「無駄無駄!」いつのまにか荒木達のエンゲージに1枚の符が浮かび、攻撃エネルギーを吸収する。
GM:ならば…HA《死界の主》。
勇司:「げぇ!? 許容範囲越えかよ」
聖:《勝利への賛歌》使う?
勇司:いや、まだいいでしょ。
荒雷鬼:まだ早いかと。
聖:〈意志〉なんぞ捨ててますが、まあ一応(ころころ)。
荒雷鬼:回避は(ころころ)無理。
GM:ちなみに今のHA、瀬奈が過去の罪への絆を消去して使いました。
荒雷鬼:なんですと!?
勇司:……え〜と、やばいな。瞬速で倒そう。
GM:判ってると思うけど…瀬奈も知らないうちに《資産:支配》の効果を受けてるので。
聖:なんかマズそうな予感がするので早々に片付けたいですね。
セブン:うむ。ここまで頑張ってきたのに絆を消されると、眼も当てられん。
GM:では、対抗なければダメージ出しますよ。ちなみに《黒き洗礼》の重圧はメジャー消費でないと解除できません。
勇司:あ〜、《シールド》出すしかないか。まぁ実ダメージ適用前だから。
聖:まあ、まず確実に魔獣化だから《資産:魔衝撃》でも無ければ関係ないか。
GM:では(ころころ)37点の〈闇〉ダメージ。
セブン:ぴったり魔獣化かあ。
勇司:あ〜《シールド》する? 平均15点防ぐけど。
聖:こちらは2回死んでお釣りが来ます。
荒雷鬼:荒木は欲しい。
勇司:「っ、『盾』解凍…間に合わねぇ。荒木だけしか護れねぇか」荒木だけに《シールド》(ころころ)18点防いだ。
荒雷鬼:《フィジカルスクリーン》。(ころころ)7点防いで合計12点通った。
GM:では、魔獣化しない人はBS重圧。これで瀬奈は行動終了。《博士》はこのターン行動なし。次は待機扱いだった荒雷鬼とセブンかな。どうする?
>荒雷鬼
荒雷鬼:よく考えたら、《博士》を倒すまでに瀬奈の絆はなくなるな。マイナーで瀬奈の隣に移動。メジャーで重圧解除。「やめるんだ、姉さん!」
GM/瀬奈:「…明仁…わたしを殺して…」その目は虚ろに曇っている。
荒雷鬼:肩を掴んで語りかける。「いやだね。俺に姉殺しの罪まで背負わせる気かよ。俺はまた、姉さんと過ごしたいんだ!」
GM/《博士》:「クックッ…儂の洗脳術は、そう容易く解けるものではないよ…一度、死にでもしないことにはね…」
荒雷鬼:今のヒントかなあ?
勇司:魔獣化させるか。「んじゃ、姉殺しは俺が請け負うわ」
聖:……、……。これは、暗に「とっとと殺してアドベント」という意味なのでしょうか。
勇司:まぁそれはそれでいいんでね? とりあえず魔獣化させるのもありしょ。
GM:さあ、どうでしょう。“台詞の主がどんな人物か”、よく考えた方が良いんじゃない?
セブン:バッドエンドフラグのような気もする。
聖:しかし瀬奈を撃つのは気がひけるし、何より聖が敵に《アドベント》を使うというのが考えられない。
勇司:まぁ《博士》をぬっ殺しましょうか。
荒雷鬼:説得が先かと。このままじゃ、《博士》への攻撃に姉のHA使われるだろうし。
勇司:ん〜。
聖:あと、自分がGMだったら、蘇生で操られ系のNPCを救おうだなんて腑抜けたこと考えてるパーティーには容赦なくバッドエンドだし(何
勇司:まぁ確かに(笑)。
聖:よってイカデビルをしばくのが第一かな。絆消されるのはやっぱり不味い。
○現在のエンゲージ
【《博士》・異形A・B】
【異形C・D】【異形E・F】
【荒雷鬼・瀬奈】
【勇司】
【セブン・聖】
>セブン
セブン:これって、異形に接敵するには、まず瀬奈のところで止められるの? それとも、メジャーアクションか何かで異形の所まで行けるの?
GM:(ルールブックを確認)戦闘移動だと、行動値+5mまで動けるのか。後ろの異形にエンゲージするには、メジャーまで使う必要がありますね。
セブン:では、説得は荒木に任せて、メジャーで移動。後ろの異形にエンゲージ。
勇司:よし、荒木任せた。雑魚はこっちで狩る。
荒雷鬼:あと一つのエゴは何だろう? エゴが全部絆になれば、支配は解除されるんじゃなかろうか?
セブン:家族とのこと、自分の罪のこと…と一つか。何だろうね。子供か、自分の存在そのものの肯定か?
聖:あー、そうか。……とりあえず、生きてていいよ、ってことを言えばいいんだよなあ。……多分。
○現在のエンゲージ
【《博士》・異形A・B】
【セブン・異形C・D】【異形E・F】
【荒雷鬼・瀬奈】
【勇司】
【聖】
>異形の群れ(クラード)
GM:ではラスト、待機してたクラードのうち、セブンとエンゲージしてる2体がセブンに攻撃。(ころころころ)両方とも達成値16。〈運動〉で回避をどうぞ。
セブン:回避低いんだよなあ…死ぬかも。(ころころ)どっちも当たり(笑)。
GM:ダメージは…(ころころころ)わあ、出目が良い(笑)。15点と14点の〈刺〉。
荒雷鬼:片方に《ニュートラルフィールド》! 15点の方を(ころころ)12点軽減。
セブン:魔獣化している状態だから、どっちが通っても死ぬね。
勇司:んじゃもう片方に《シールド》飛ばすか。
GM:さっき、荒雷鬼に《シールド》使わなかったっけ?
勇司:おおう、1ラウンドに1回か。
GM:まだ1ラウンド目だからね(笑)。
荒雷鬼:なら、もう一方に《フィジカルスクリーン》。2d6振って6点出たら生きてる。
セブン:おお、ありがとう!
GM:確率的には半々以上か。
荒雷鬼:(ころころ)7点減少!
GM:おぉ(笑)。
荒雷鬼:これで《フィジカルスクリーン》は打ち止め。
セブン:2点残った。ありがとう。《博士》が行動しなかったもんで、クラードの待機が頭から抜けていた…orz
GM:では、1ラウンド目終了。
○現在のエンゲージ
【《博士》・異形A・B】
【セブン・異形C・D】【異形E・F】
【荒雷鬼・瀬奈】
【勇司】
【聖】
▼ラウンド2
荒雷鬼:説得はメジャーでなければダメでしょうか?
GM:説得とアクションは別勘定で良いですよ。
荒雷鬼:了解。
GM:セットアップ、《博士》が《絶対先制》でPS《資産:支配》を聖に使う。
聖:きゃー。
GM:(ころころ)おぉ、クリティカル(笑)。
勇司:《霞の外套》でクリティカル狙いか…8以上、出ると思う?
GM:あ、これ攻撃じゃないので《霞の外套》は無効ね(あっさり)。
勇司:了解。
聖:抵抗は…(ころころ)無理〜。
勇司:あらら。
荒雷鬼:HAかなあ。
聖:むぅ……。《勝利への賛歌》は、なあ。
勇司:まぁまぁ、支配も悪いもんじゃないよ(ぉ
GM:どうします?
聖:HA使っても絆消されるだけっぽいしな。
荒雷鬼:支配されると、倒したクラードに復活が(笑)。
勇司:なんだよねぇ。
セブン:聖がクリティカルせにゃならんのか…どうするね。HA使うならAGP出すけど。
GM:あ、PCへの命令に『HAの使用』は入りませんので。
聖:え?
GM:仮に聖が支配されても、《博士》はPCに対して「HAを使え」という命令を出来ません。今回の《資産:支配》に対する制限その一。
聖:いや、《死界の主》なんか使われたらアドバンテージをボロボロ失って面白くないなってことだったんですが。
勇司:ならまぁ、諦めて支配受ける?
荒雷鬼:ああ、姉が使ってくる可能性があるのか。でも、支配されても解除できない以上HAが無駄になりますよ。
聖:そう。……まあ、大人しく手篭めにされますか。むー。
GM:では、支配されたと言うことで。
荒雷鬼:まだ待って。PCへAGPも渡せないし。
GM:渡せます(笑)。アクションは支配されるけど、他のことは制限しません(笑)。
聖:あー、GM。今回の《資産:支配》の制約、教えて下さい。どういうルール付けになってるのか。
GM:了解。本当は勇司へ命令する時に説明するつもりだったので。解除方法は幾つかあります。一度支配されても、“とある条件”を満たせば逃れることは可能です。
荒雷鬼:愛を渡すとか?
GM:自分の行動順に、今持ってるエゴに対して絆チェックをやってもらいます。それで成功して絆に出来れば、洗脳は解けます。それが方法の一つ。もう一つは…まだ教えません。
勇司:げぼ。博士のエゴしかねぇぜ! すまん、勇司は戦線離脱だ!
荒雷鬼:残ってるならいいじゃないか(笑)。
聖:ふむ。……なら現状では素直に支配受けたほうがいいのかな。
セブン:二つエゴが残っている状態で良かった。
荒雷鬼:そうですね。
GM:あぁ、今なら《博士》への絆チェックは難易度20で良いですよ。両方とも相手を認識しているから。
聖:では、改めて支配を受けると宣言します。
>勇司
GM:それでは、勇司のイニシアティブに《博士》からオートで命令。「君の手で、セブン君を殺したまえ」
セブン:ぐは!?
荒雷鬼:セブン暗殺計画が(笑)。
聖:これは暗殺じゃない(笑)。
セブン:分身していたしな、このイカデビル。《腹話術》だけど(笑)。
聖:というか。セブン暗殺計画からして、そんなに暗殺じゃなかったことに今気付いた!(何
セブン:正々堂々正面攻撃してきたからね、ガッツ星人(笑)。
荒雷鬼:きっと、人形がいきなり勇司の隣に現れて囁いたんだ(笑)。
GM:絆チェックに成功すれば、洗脳解除できます。さあ勇司、どうぞ?
勇司:んでは、(ころころ)21で成功。「だが断る!」by岸辺露伴
GM/《博士》:「儂の支配からは逃れられんよ?」その判定に、《博士》がHA《死に至る病》!
勇司:判定扱いじゃないんだけどなぁ。いいのか。
GM:OP前にも言った通り、私のセッションでは絆チェックも判定として扱います。クリティカルもファンブルもあることにしてるからね。故にお互い、HAでの操作も可能です。
勇司:というわけで誰か愛くれ〜。《ヴォイド》するので。
セブン:では、勇司の絆を固定、1点渡そう。
勇司:あと1点、誰かくだはい。
荒雷鬼:じゃあ、荒木から1点。勇司の絆を固定。
勇司:ありがとう。
GM:《ヴォイド》でいいのね?
勇司:「いや、ジョジョ知らんの?」うん《ヴォイド》。
GM:了解。では打ち消された。
聖:…ん? 今の、《博士》のHAなのか。
GM:そうですよ。
聖:ひょっとして、自分の行動へのレスポンスにしかHAで対処できないとか、そーいう都合のいいアレはありませんか。
GM:さあ? ともかくPC側のHA使用は制限しませんよ。身体は操られても心までは…ってやつね。
勇司:でGM、博士まで何m離れてるの? 勇司は26mほど移動できるんだけど。
GM:勇司ならマイナーだけで手前のクラードまで行けるかな。
勇司:OK。マイナー2度使えば博士にエンゲージOK?
GM:空を飛んでるなら、いきなり本命までいけるけど。勇司は行動値高いし。
勇司:んじゃ。「さて、本気出すか」マイナーで《符呪》、飛行、移動。メジャーで槍で殴る。
GM:…本当に、それで構わない?
勇司:…むぅ。
聖:何かイヤな言い方するなぁ……(笑)。
荒雷鬼:HA《魔法の国よ》、よろしく。とりあえず、『今はいないあなた』の絆を固定、愛1点。
勇司:あいあいさ〜。全部ふっとばすか、姉以外。
GM:では、《魔法の国よ》に対して《博士》がHA《ヴォイド》。
勇司:勇司が《歩く影法師》使えば消せるけど、どっする? ちなみに愛くだはい。
聖:んー。《魔法の国よ》の制圧力をみすみす捨てるのは惜しい。勇司への絆を固定し、愛をあげます。
荒雷鬼:あと2点いるのかな。クラードが生き残るとセブンが死ぬし。
セブン:では、円谷高校の生徒の絆を固定、勇司に1点。
勇司:んじゃ《歩く影法師》で再度《ヴォイド》!
GM:それは通した。
勇司:さて《隕石招来》やるか!「うわぁ、この術式使うことがあるとはなぁ〜。勇司たん驚き。アマテラスのあばずれ〜!」夜空から隕石の流星群が襲い掛かる!(ころころ)達成値29!
GM:その判定に《博士》がHA《死に至る病》!
勇司:《勝利への賛歌》くらはい。
聖:愛を下さい。
勇司:聖の絆を1つ固定して愛をプレゼント。
聖:ありがとう。では、HA《勝利への賛歌》を使用します。
勇司:というわけで、物凄い勢いで流星群到来。「うわぁ…俺、なんか今、猛烈に魔術師らしい行動してるなぁ」お目目きらきら(笑)。
GM:攻撃側で使われると、こっちがファンブルか。回避できません、ダメージどうぞ。
勇司:(ころころ)ダイス目低っ。「うはっ、なじり方が足りんかったか!」47点の〈炎〉。
聖:いや、基本値が高いんだからいいじゃない(笑)。
GM:異形は同エンゲージの味方をそれぞれカバーリングして消滅します。
○現在のエンゲージ
【《博士》】
【セブン・異形C】【異形E】
【荒雷鬼・瀬奈】
【勇司】
【聖】
>聖
勇司:「あちゃ〜半分は残ったか。聖、残りよろ〜」
GM:次は聖です…が、その前に。《博士》から命令が来ます。「…篠崎勇司を殺すのだ」絆チェックどーぞ。
聖:さて。嬉し恥ずかし抵抗のお時間ですか。出目予想は5!(ころころ)
そして本当に5の目を出して失敗する聖。素晴らしい(笑)。
聖:ぎゃー!?
GM:はっはっはー♪ さて、どうします?
荒雷鬼:振り直しでしょう。
聖:うむ。どなたか愛を。
セブン:では、聖の絆を固定して愛を1点。
聖:ではその愛で振りなおします。出目予想とかもうしません(ころころ)21で成功。
GM:その判定に《博士》がHA《死に至る病》。
勇司:あ〜、いいよ。別に勇司撃っても、避けるから。「へい、かもん。かもん!」
GM:ちなみに、次は行動値12で《博士》が行動しますよ〜。
荒雷鬼:それともセブンが《電光石火》か。
勇司:いや、次の命令の時に絆判定すればいいから。今回は温存しよう。
聖:では、嬉々として勇司に銃口を向けますが…判定は誰が?
GM:もちろん、あなたが(笑)。
勇司:「うぉ!? 何かものごっつい笑顔なんですけど!? 俺に何か恨みあるの!?」
聖:まーかせて!(ころころ)よし、低い!(笑) 達成値19!
勇司:(ころころ)「あぶねっ!?」腰をくねりながら回避。
聖:トリガーハッピーで出鱈目に乱射したな、きっと。
GM:ちっ、攻撃させる相手を間違ったか(笑)。
勇司:「ちょ、え、乱射は…き…厳しいっ」くねくねくね。「博士! もう少し色気のある命令してくんねっ!?」
セブン:なぜだか、BBNTなのにDXオリジンの戦闘でも見ている気分だ…(笑)。
GM:…参考にしましたから。色々と(笑)。
セブン:そんな気はする(笑)。
荒雷鬼:ああ、行動捨ててカバーリングとか。
ダブルクロス・リプレイ・オリジンは素晴らしい内容です。書店で大好評発売中なので、お一つどうぞ(←回し者
GM:ところで、勇司はまだエゴ残ってたっけ?
勇司:ない(爽)。
GM:ならば、勇司は気付いた。さっきまで《博士》から感じていた奇妙な重圧感…それがすっかりと薄らいでしまっている。
勇司:「…ああ、なるほどな」シリアス顔で。
GM:ぶっちゃけて言うと、もう勇司に対してPS《資産:支配》は使えなくなりました。これが二つ目の制限。
勇司:「《博士》、てめぇの洗脳は絆の揺らぎを利用してたってわけか。エゴが無くなればお前は洗脳できない! ……え? 俺、なんか絆七個あるの!? うわっ、すげっ俺」
聖:メタなセリフを吐くんじゃない!(笑)
GM:確かにメタだね(笑)。
荒雷鬼:《博士》の行動の前に説得してもいいでしょうか?
GM:どうぞー。
荒雷鬼:「姉さん。もう24日だよ。これ、俺からのプレゼント」首に勾玉のネックレスをかける。
GM/瀬奈:「…これは…?」きょとん、と目を見開いて。
荒雷鬼:「プレゼント交換の約束だったよね。ちなみに、俺の希望は姉さんが諦めずに生きてくれることだ」
GM/瀬奈:「…あきひと…」これは予想外…三度目の絆チェック入ります。(ころころ)う、惜しい。17で失敗してる(笑)。
勇司:ステキだなGM。
荒雷鬼:「諦めちゃダメだよ姉さん。諦めたら、そこで終わる」瀬奈の絆を固定。愛1点。
GM/瀬奈:「だけど、わたしは…」振り直して…(ころころ)24で成功。しかし、そこで《博士》がHA《死に至る病》。
勇司:「聖〜、天使だろ? たまには愛の奇跡起こしてやれよ」瀬奈の絆を固定、愛を聖に。
荒雷鬼:聖はもうないのでは?
聖:もう《勝利への賛歌》ないよ(笑)。
勇司:ごふ?!
聖:「天使は天使でも、破壊するしか能のないインチキ天使よ。……愛の奇跡とやらは未入荷。今後の入荷予定も無し」
荒雷鬼:セブンの《電光石火》かな。
勇司:「もしくはセブン、惚れた女なら幸せ願ってやれよ」セブンの絆を固定、愛をプレゼント。
セブン:「…無駄だぜ、《博士》。俺たち半魔にとっちゃあ、絆は唯一つの拠り所なのさ。こいつがなくなれば、俺たちは俺たちじゃなくなる。だが見失っていた絆を取りもどした半魔は…二度とそいつを失うことはないんだぜ!」《博士》の視界を遮るように、瀬奈と荒木を背にして立つ。HA《電光石火》!
GM/《博士》:「馬鹿なッ…!?」初めて焦りの声を上げた。
聖:なんかカッコいい(笑)。うらぶれ天使とは大違いだ。
勇司:さすがだなぁ、うん。どこぞの変態とは大違いだ。
GM:そして瀬奈に残った最後の…『幸福』へのエゴ/諦観が、絆/希望に書き換わる! 瀬奈の今ある絆を全部固定して、愛を1点ずつ荒雷鬼/セブン/勇司に渡そう。
セブン:受領します。
勇司:貰っても使い道ねぇぇええ(笑)。HA全部ないよ(笑)。
GM:まぁ、そこはそれ。振り直しとか(笑)。
勇司:それぐらいか(笑)。
聖:うん。振りなおしてファンブルするの。
勇司:いや、それ俺ガチでやりそう(笑)。AGPで人間性回復できたらなぁ。
>《博士》
GM/《博士》:次はこっちだ。「忌々しい半魔どもめ…纏めて片付けてくれるわ!」オートで《テクニカルサポート》、メジャーで《地獄落とし》を荒雷鬼と瀬奈のエンゲージに。
荒雷鬼:「セリフが三下になってきたぜ、《博士》!」
GM:(ころころ)ぐあ、出目悪! 達成値21(笑)。
勇司:「姉弟の水入らずは邪魔させないよ」《霞の外套》だ。(ころころ)うむ、クリティカルで打ち消す。「知ってるかい? 魔法使いは幸いを護る事もするんだよ」指を鳴らすと、いつのまにか二人の周りに符が展開している。口元には何かの髭が咥えられていた。
GM:これはどーしようもない(笑)。
勇司:さて、人間性マイナス14か。2倍ふり確定だ。
聖:《隕石招来》使ったし毎ラウンド《シールド》だし、そりゃあ人間性も食いますわな。
GM:次はセブンと荒雷鬼か。
>荒雷鬼
荒雷鬼:まだ2匹異形がいるか。マイナー《加速装置》《戦闘形態》、セブンのエンゲージへ移動。メジャーで異形を攻撃。(ころころ)達成値26。
GM:(ころころ)惜しい、回避失敗(笑)。ダメージどうぞ。
荒雷鬼:(ころころ)35点〈光〉です。
GM:それで異形は倒れました。次はセブンかな。
○現在のエンゲージ
【《博士》】
【セブン・荒雷鬼】【異形E】
【瀬奈】
【勇司】
【聖】
>セブン
セブン:では、マイナーで移動。メジャーで目前の異形を排除します。(ころころ)達成値26。
GM:(ころころ)無理。ダメージ下さい(笑)。
セブン:「仮○ライダーとウル○ラ兄弟が相手してやってんだ、戦闘員はさっさと消えやがれ!」(ころころ)41点の〈光〉!
GM:それで消えた。手下はひとまず全滅!
勇司:「まぁ、問題が洗脳なんだよなぁ」
聖:一人まだラリってるしね!(笑)
荒雷鬼:そういえば(笑)。
セブン:まあ、だが、今の状態では頑張って戦うしかないね(笑)。
勇司:ですな。
聖:頑張って避けて。以上(何
勇司:てめぇ(笑)。
GM:瀬奈は荒雷鬼のエンゲージに移動して終わり。では、次のラウンドですかな。
○現在のエンゲージ
【《博士》】
【荒雷鬼・瀬奈】【セブン】
【勇司】
【聖】
▼ラウンド3
GM:さて。今エゴを持ってる人は挙手をお願いします。
荒雷鬼:(挙手)
聖:(同じく挙手)……って、いらないか(笑)。
セブン:(挙手)持っています。運命と死んだ友人へのエゴ。
GM:ところで、荒雷鬼のは何のエゴ?
荒雷鬼:弱者へのエゴ/守護ですね。
GM:なるほど。ではセットアップで《博士》が《絶対先制》使用、君に《資産:支配》を使う。(ころころ)達成値27。
荒雷鬼:(ころころ)無理(笑)。
聖:……そういえば荒木とセブンには《スーパーアクション》もありましたっけ。
セブン:あるね。
荒雷鬼:HA《スーパーアクション》で今の判定をクリティカルに。
聖:ん、絆判定してからの方が良くないかな?
GM:(残りの戦力を考えている)うむむむむ…どうするか。
荒雷鬼:支配されてる時、カバーできますか?
GM:操られてしまうので、カバーリングは無理とさせてもらいます。HAやAGPの受け渡しは出来ますが。
荒雷鬼:むしろ攻撃してほしいので《スーパーアクション》使います。
GM:それ、最後のエゴでしたっけ?
荒雷鬼:そうです。
GM:…仕方ない。ここで《博士》が最後の《死に至る病》!
勇司:お手上げですな。
荒雷鬼:これは無理。
聖:……まあ、被害は一番少ないか。
GM:エゴがなくなると、操れる可能性もなくなってしまうのでねー。
荒雷鬼:まあ、行動値が《博士》と同値だからいいか。
GM:では、勇司の番かな。
>勇司
勇司:んでは、マイナーで移動。《博士》に殴りかかる。
GM:OK、来いやー!
勇司:(ころころ)達成値22。うむ、出目が死ぬほど悪いのはいつものことだ。さぁ避けろ!
GM:《魔の深淵》《高貴なる恐怖》で回避。(ころころ)20。くっ、惜しい(笑)。
勇司:(ころころ)52の〈闇〉。槍を地面に突き刺し、大きく跳躍。そして《博士》の前に着地すると同時に頭上から槍を一気に振り下ろす。「よっと…と! しかも原子粉砕術式付与済み。痛いだろ」
GM:魔界礼服+《闇の尖兵》で(いっころ)12点ダメージ軽減。40点通って…危ない、2点残った(笑)。
勇司:ちぃぃぃ!
GM/《博士》:にやりと笑って。「他の幹部達に比べれば、戦闘は不得手とは言え……そうそう半魔風情に遅れは取らんよ」
勇司:「いや、俺まだ無傷だけど?」
セブン:他の幹部かあ。《将軍》辺りは十傑集ばりなのかなあ(笑)。
GM:まぁ、そんなイメージで(笑)。《博士》は基本的に裏方、研究肌の幹部なのですよ(笑)。
セブン:《博士》は呉先生クラスなんだ(笑)。
勇司:なんで前衛にいるんだよ?(笑)
GM:前衛に出るつもりなんてなかったよ。だから雑魚いっぱい出したじゃん(笑)。
勇司:あ、そういえば(笑)。いや〜ごめん、エキストラだと思ってた(ぉ
○現在のエンゲージ
【《博士》・勇司】
【荒雷鬼・瀬奈】【セブン】
【聖】
>聖
聖:次は、聖ですか?
GM:そうですね。しかしこれは…「勇司を攻撃しろ」と命令するんだろうなぁ、状況からして(笑)。
勇司:だよね(笑)。「悔しかったら、俺を傷つけてみな!」
GM:と言うわけで聖、どうぞ。まずは絆チェック。
聖:出目予想はあえての4。(ころころ)失敗……どうやら5に縁のある日のようです。
GM:結果は同じか(笑)。
聖:愛を下さい。
勇司:撃て(笑)。
聖:マジですか?(笑)
荒雷鬼:では《博士》の絆を固定。
勇司:愛が勿体ない。攻撃に使おうぜ(笑)。
聖:……う、撃っちゃうぞー。ほんとに撃つからなー!
勇司:かもん!
荒雷鬼:でもここで《博士》を魔獣化させないと、荒雷鬼の攻撃がかなり無駄打ちに(笑)。
勇司:でも、振りなおしても成功する確率は50%だからなぁ。
聖:えー。……じゃあ、一応抵抗してみる?
勇司:まぁ一応ね。
荒雷鬼:聖に愛1点。
聖:では……。(ころころ)22!
勇司:おお、成功した。
聖:うむ。やってみるものですな。
GM:よろしい、絆に変換された。こっちは対抗手段なし。行動どうぞー。
聖:「小癪な業を使うッ!」マイナーなし、メジャーで《博士》に攻撃します。(ころころ)達成値23!
GM:さっきのコンボで回避ー。(ころころ)駄目だ、ダメージ下さい(笑)。
聖:よし、《リインフォース》使用。喰らえイカ!(ころころ)32点の〈光〉!
GM:それで魔獣化。HA《超魔の命》、罪10点使用。《博士》の肉体が変異し、機械と筋肉の絡み合った化け物に変貌する!
荒雷鬼:やっぱりイカか(笑)。
セブン:イカだったね。カニではなかったようだ(笑)。
聖:これでハサミとか言われてたらちょっと落ち込んだが、大丈夫だ!
セブン:カニは実は盾と斧の重装備だけどね(笑)。
聖:なんかビームとか出たっけ。……いやカニレーザーなんだからレーザーか。
セブン:頭にカメラのフラッシュみたいなのがついていて、そこからレーザー出してた。
聖:あー、そうだそうだ。なんか額だうん。
セブン:正直、オーラスのザリガーナよりは強そうだった(笑)。
…どーでもいいが言いたい放題だね、君たち(笑)。
勇司:「いや、《博士》。逃げないの?」
GM:…実は忘れてた。GMが(ぁ
勇司:ひでぇ(笑)。
GM:やってもーたもんは仕方ない。行動をどうぞ(笑)。
>荒雷鬼
荒雷鬼:次は荒雷鬼だ。指示をください(笑)。
GM:まずは絆チェック…ってしまった、荒雷鬼の人間性だと失敗する可能性皆無じゃん!?
GM、痛恨の戦術ミス。
荒雷鬼は《人の心》を高レベルで取得しているため、普通の絆チェックならファンブル以外は成功なのだ(笑)。
GM/《博士》:うぅ…それでも命令はする。「瀬奈を殺すのだ!」
荒雷鬼:「鬼を舐めるなよ、俺はお前の支配などに屈しない!!」(ころころ)29でチェック成功!
GM:やはりピンゾロは出ないか…(笑)。荒雷鬼は《博士》の支配を打ち破った!
荒雷鬼:「俺の役目はお前のような、人に仇なす魔物を狩ることだ!」と言っても、現在は通常攻撃しか出来ない(笑)。
GM:ともあれ、行動をどうぞ(笑)。
荒雷鬼:マイナーで移動、メジャーで攻撃。(ころころ)達成値25。
GM/《博士》:「小賢しいわ、若造がぁぁ!!」(ころころ)回避は無理かー。ではここでHA《彼方への門》! 防御判定をクリティカルにして、更に《略奪》を発動する!
荒雷鬼:それは対抗できない。
GM:(にやり)メジャーで《支援砲火》+HA《無限の法則》、罪5点使用!(ころころ)判定は成功。シーン攻撃でそっちは全員ファンブルだ!
セブン:これって、こっちの判定がクリティカルになれば消えるんだっけ。それとも、そっちをファンブルにしなきゃいけないんだっけ?
聖:《スーパーアクション》撃てばいいんじゃないんですか?
GM:《電光石火》でない限り、無理ですね。《スーパーアクション》だと、避けられるのは本人だけです。
聖:ん…(ルールブックを確認)…あ、ほんとだ。こっそり書式が違う。
セブン:《攻防一体》+HA《スーパーアクション》で、消せたかなあ、と。
GM:セブンは射程が届かないから、無理ですねぇ。アイスラッガーは白兵武器で、《博士》にエンゲージしてないでしょ。
セブン:ああ、そうだ。俺もエンゲージしてなかった(笑)。
GM:対抗ないならダメージ出しますよー。(ざらざらざらーっ)82点の〈光〉ダメージ。背中の射出口から発射されたレーザーが、空中の力場に乱反射して全方位から襲いかかる!
荒雷鬼:魔獣化した。
聖:誰か死ぬなら《アドベント》、誰も死なないなら《彼方への門》を使いたい。――って、ダメージ出たから門は遅いか。
荒雷鬼:ああ、もう遅いですね。博士の行動が終わってから《アドベント》かな。
セブン:真の死か…。
聖:どのみちセブンがアウトだし、まあいいか。全身をレーザーに貫かれ、聖はその場に倒れ伏します。真の死ですね。
勇司:とりあえず魔獣化やね。「ったぁ、久し振りだな。刻印が全て発動したのは」
荒雷鬼:瀬奈にも当たってる?
GM:ああ、そーいえば。瀬奈も魔獣化ですな。ちなみに彼女、HA《超魔の命》は持ってません(笑)。
荒雷鬼:でしょうね(笑)。
実のところ、瀬奈のHAはPCと同じく3つだけでした。中身は《永劫より》、《死界の主》、《歪曲する真実》。
PC達が懸念していた《死界の主》は、最初の一発で打ち止めだったのですが……これはGMのブラフ勝ちってやつ?(笑)
○現在のエンゲージ
【荒雷鬼・《博士》・勇司】
【瀬奈】【セブン@死】
【聖@死】
>《博士》
GM:では、行動値12で《博士》が動く。マイナーで《形態変化》、オートで《絶対恐怖》、メジャーは《地獄落とし》で、自分のエンゲージに攻撃。(ころころ)…しかし、クリティカルせず(笑)。達成値は26。
勇司:《霞の外套》!(ころころ)クリティカルで打ち消す。「だから無駄だって」ぺきんと何かが折れる音がすると、全員の姿がぶれて変な所に《博士》の一撃が当たる。
荒雷鬼:どうせ《アドベント》するんだから無理して防がなくても良かったのでは?
勇司:いやね、ぎりぎりまで引き伸ばさないと、勇司だけ魔獣化した状態でみんな《アドベント》なんてされそうで怖いの(笑)。
>瀬奈
GM:次は…セブンが死んでるから、瀬奈かな。荒雷鬼のエンゲージに移動、終わり。
○現在のエンゲージ
【瀬奈・荒雷鬼・《博士》・勇司】
【セブン@死】
【聖@死】
聖:荒木の絆を固定して愛1点あげます。
荒雷鬼:ありがと〜。HA《ブーストアップ》!
GM:対抗手段なし。通します。
荒雷鬼:《こんなこともあろうかと》で特殊強化服召喚。DAが集まって、荒雷鬼の鎧になる。マイナーで鬼神符(フィジカルブースタ相当)使用、オートで《クリフハンガー》。荒雷鬼に巨大な雷が落ちる。
「―――鬼神招雷!」
雷を浴びた荒雷鬼の全身が緑に輝く!
―――荒雷鬼 大・雷・皇!!!
荒雷鬼:メジャーで攻撃!
GM:自動クリティカルか、しかし回避判定はする。(ころころ)無理か、当たりました。あと1でクリティカルなのに…(笑)。
聖:ボスが鬼回りしても、ロクなことはありませんし(笑)。PLは苦しいし、GMはやきもきするし。
荒雷鬼:更に《超逆境》使用。「くらえ《博士》! 神雷激烈震!!」(ころころ)105点の〈光〉ダメージ!
GM/《博士》:「ぐぉおっ!?」魔界礼服+《闇の尖兵》で(いっころ)14点ダメージ軽減。91点喰らった。
勇司:「しぶとい爺だなぁ」
荒雷鬼:ここでHA《アドベント》かな?
聖:ええ。ゾンビアタック行きますか。
勇司:だね。
荒雷鬼:「寝てんじゃねえぞ、セブン! 今だ!」聖とセブンに愛1点ずつ渡す。
セブン:荒木と瀬奈の絆を固定して、聖に2点渡そう。
聖:《アドベント》使用。「こんなところで果てるわけには行かない。負けられない!」根性で立ち上がり、鼓舞します(何
荒雷鬼:ビームがセブンの額に(笑)。
聖:だから暗殺計画じゃないって(笑)。……ホント、愛の奇跡なんかとは無縁だなぁ。
○現在のエンゲージ
【瀬奈・荒雷鬼・《博士》・勇司】
【セブン】
【聖】
>セブン
GM:未行動なのはセブンだけかな。行動どうぞ。
セブン:「何時までも寝ているわけにゃあいかねえか。ちっとは格好いいところを見せねえとな」マイナーで移動しつつ、メジャーで攻撃。(ころころ)
しかし、ここで狙ったように1ゾロが(笑)。
GM:ぶ!?
セブン:す、《スーパーアクション》使用! 運命へのエゴ/反逆を固定。
GM:うわ、それだと回避できない!(笑)
セブン:オートで《超逆境》を起動。この際HA《剣魂一擲》も使おう。友人のエゴを固定。瀬奈から貰った愛1点も使用。
聖:残りの絆4つ、全部固定してセブンに愛を。
勇司:同じくあと4点、全て固定してセブンに。
GM:…いかん、この一撃でトドメになるかも(笑)。
セブン:じゃあ、全部でAGP10点使用。HA《剣魂一擲》!!
荒雷鬼:剣で突き刺したまま、《博士》を空中に持ち上げる!
GM:ダイス24個追加か…(笑)。
セブン:(どざらららららーっ)176点の〈魔〉属性ダメージだ!!
聖:うわぁ……。
GM/《博士》:「ば…馬鹿な! 馬鹿なぁぁぁぁ!?」
勇司:「そんな、バナナ」
GM:荒雷鬼の剣に貫かれ、アイスラッガーに斬り裂かれ…《博士》の肉体は見る影もなく崩壊していく。戦闘終了!
セブン:「潰魂剣…いや、アイスラッガーの一撃は、全てを斬り裂く。…恋の馬力に後押しされたセブン様は、いつもの三割増しで恐ろしいんだぜ」刀を返して鞘に収める。
勇司:「じゃ、お疲れちゃ〜ん」タバコを口に咥えて火をつける。
聖:「悪は滅びる? いいえ、弱いから滅びる。さよなら《博士》。地獄も案外、住み心地はいいかもしれないわよ?」
GM:では、人間性チェック行きますよー。
荒雷鬼:マイナス9。
セブン:まだプラス。
聖:まだプラスだ(笑)。
勇司:マイナス16点か。う〜ん、そのままでいけないことも無いか。
GM:絆7つだっけ?
勇司:うん。
荒雷鬼:7d6-9で…(ころころ)。
ここでダイス目は12。平均値(24.5)をかなり下回るも、辛うじて生還。
勇司:うわ、縁起悪いの見えた。
荒雷鬼:3まで回復。結構きわどかったな(笑)。
GM:…かなり危なかったね(笑)。
聖:うむ(笑)。
セブン:危なかったねえ(笑)。
勇司:……よし。GM、GM?
GM:何かな?(笑)
勇司:もしここで勇司が堕ちたら、このまま続けてバトルってありかな?(ぉ
GM:奈落堕ちしたら“組織”に引き抜いてあげましょう(笑)。
勇司:よし、そのままでいくか(笑)。7d6-16(ころころ)
しかしダイス目は27と高かった。残念!(笑)
GM:余裕じゃんよ!(笑)
勇司:おや、まだ未練があるようでした(笑)。「ぷぴ〜」鼻から煙を噴出し「まだ、人に止まっていられる様だな」
GM:ではエンディング…と言いたいところですが。既にこんな時間(*午前八時)だし、予想とかなり違う結果になってるので…ED、今夜やって良いですか?
かくして参加者全員で話し合った結果……その日の夜、EDフェイズを始めることに。
勇司:惜しい、このまま続けてEDまでしたら12時間シナリオだったのに(笑)。
聖:同じ事考えてました(何
GM:…正直、想定してたEDとかなり違いそうだから、アドリブ思いつかないの。時間をちょうだい(笑)。もぉ、頭がクラクラしてる(笑)。
聖:んー、最初はどういう予定だったのか、教えてもらえます?(笑)
荒雷鬼:《博士》が死ぬつもりはなかったのかな?
セブン:姉ちゃんを涙ながらに倒すENDだったのかな。
聖:ですかね。
GM:えーとね。最初の予定だと…上手くいっても三つのエゴのうち一つは残るか、さもなきゃ瀬奈が荒雷鬼への攻撃を庇って死ぬパターンを狙ってました。
セブン:ああ、だから瀬奈が荒木のエンゲージに入る動きをしていたのか。
GM:しかしこれが 大 失 敗。いや、PCの行動が上手かったんですが(笑)。セブンの攻撃で仕留められなければ、そうなってたんじゃないかなーと(笑)。
勇司:さすが、荒木とセブン。ヒーローの動きだね。
GM:まさか最後のエゴまで絆になるとも思ってなかったし。
荒雷鬼:まだ《真理のe》が残ってましたよ。
GM:そうなんですよね。いちおう使ったHAは逐一チェックしながらやってたので把握はしてました(笑)。
荒雷鬼:行動値も勇司や聖の方が早いし。
GM:こっちには《略奪》があるし、Crt値も低いので…まぁ狙えるかな、と。セブンのピンゾロですかさず《スーパーアクション》を使われたのは、実は痛かった(笑)。
荒雷鬼:なるほど。下手に普通の目を出してると、反撃できたかもしれなかったんですね(笑)。
GM:まぁ、そんな感じでした(笑)。てなわけで、用意してたEDをハッピー寄りに書き換えないと(笑)。
セブン:本当は敵のCrt値が低かったので、前もって「クリティカル以外が出れば、スーパーアクション」と宣言しておこうかと思っていたぐらいなんですが。
GM:それで即決だったのね(笑)。
セブン:うん。荒木が100点近く削っていたから、博士のFPが仮に250後半でも、削れる可能性はあると踏んだので。
聖:まあ、PL側の動きは今回かなり上出来でしたよね。……あれ、聖は何かしたっけか。
GM:そうですねー。苦戦はしてたけど、結果的には最良だった(笑)。
荒雷鬼:時間かかりましたけどね(笑)。
セブン:かかったねえ(笑)。
GM:かかりましたねぇ、やっぱり(苦笑)。
聖:戦闘だけで約4時間ですね(笑)。
GM:新記録…うう(泣)。
聖:戦闘は凝ると長くなっちゃうからなあ。でもGMとしては凝った戦闘がやりたいの(笑)。
勇司:わかる、わかる。まぁその割には人間性減らんで良かった。
GM:今回は人間性を削るよりも、PS《資産:支配》と瀬奈の説得がキモのシナリオでしたから。
聖:今回、あんまり積極的に説得できる立場になかったのが残念だったなあ。
勇司:同じく、此方も説得というより独善吐いて終わってたからなぁ。無念なり。
GM:聖は、こちらが性格を把握できていなかったので…。
聖:ああ、PL自身もあんまり把握してませんでしたから(笑)。と、いうか。動かすうちにどんどん黒くなっていくのが恐ろしかった(何
GM:どういう状況ならNPCに肩入れしてくれるのか掴めず、ネタふりが思いつきませんでした。すいません。
荒雷鬼:聖は接点がなかったですからねえ。
GM:セブンとアラキは割と考えやすかったんだけど。勇司の方はいつものことだし。
セブン:セブンは、後は姉ちゃんに振られるだけか。
聖:でもね、はっきり言っちゃうと…多少のネタ振りじゃこいつは動かないわ、この場合(笑)。PC2を希望したのは、身近な人間がもっと深く関わってるのかなー、と思ってたんだけど…そこでまず失敗だった(笑)。
GM:…そのために、PC2は『推奨:他者を思いやり、葛藤できるキャラ』と書いたのですが(笑)。
聖:その『他者』が、シナリオエゴの友人辺りだと驚異的な勘違いをしていたんですよ、これが。
GM:hahaha…(渇笑)。
聖:つまり、なんだ。僕自身もかなり悪かったんですな。うん。大体、楽しかったから良し!
GM:DXオリジンを参考に、色々気張ってみたものの。…凝りすぎてPLへの負担が高かったのではなかろうかと不安になっております(苦笑)。
聖:ええ、確かにちょっと大変ではありましたけど、それで面白ければ全然問題ないかと。
荒雷鬼:雑魚を倒しきって、説得が終わって、やっと普通のボス戦闘が始まった感じでしたからね(笑)。でも、面白かったですよ。
セブン:オリジンだなあ、と思いました。面白かったですけど。
GM:ありがとうございます。…しかし、やっぱりGMは難しいなぁ、何度やっても(笑)。
聖:ですねえ。特に時間管理が。
GM:…一度でもオンセで予定時間を守ってみたい……orz
聖:同じく……orz と、いうか! せめて一度でいいから日の出前に終わらせたい!
GM:まぁ、ともあれ。また今夜、EDでお会いしましょう(笑)。
一同:はい、それでは〜(笑)。
■エンディングフェイズ■
●シーン15 『事件は終わり、世は全て事もなし』 篠崎勇司ED
○死霊課
GM/長沢:「―――よぉ、お疲れさん」そう言って、咥え煙草の長沢が軽く片手を挙げた。
勇司:「今回はそんなんでも、まぁ怪我したけど」ミイラ状態(笑)。「というわけで、野望も挫いといたよ」器用に包帯の上からタバコ吸いつつ。
GM/長沢:「はははっ、お前さんがそこまでボロボロになるのは珍しいんじゃないか?」
勇司:「あ〜、確かに。つ〜か範囲攻撃で避けられないのは酷いよ。まったく(==、」
GM/長沢:「ご苦労だったな。報酬はいつも通り振り込んでおく。探してた触媒の材料も手に入れておいたぞ」
勇司:「せんきゅ〜♪ まっ、これで世はことも無しかな。よきかな、よきかなと。ほんじゃ、今日も元気に人を踏みにじりながら生きていくとしますか」手をひらひらさせながら出て行きます。
GM/長沢:「そうだな。世の中、平和が一番だ…」ぷか〜と美味そうに煙を吐き出しながら、長沢は君を見送った。
●シーン16 『Stille Nacht』 諸星断&神薙聖ED
○諸星家/12月24日・夕刻
GM:闘いの翌日…イブの夕方。クリスマスケーキを手土産に、瀬奈が断と聖を訪ねてきた。
セブン:「おう。まあ、上がってくれ。何にもないところだが、まあ好きなだけくつろいでくれ」座布団用意しながら。
GM/瀬奈:「はい、お邪魔します。これ、久しぶりに焼いたから…美味しくできたかどうか判らないんですけど」手作りのケーキで…果物とムースをたっぷり使った、なかなかの代物だ。…甘いものは大丈夫だっけ?(笑)
聖:「まあ……」目を輝かせています。
セブン:「…クリスマスに、女の子が自ら焼いたケーキを持ってやってくる…。くう、幸せすぎて目から汗が出てきたぜ。いや、美味いはずだ。美味いに違いない。いや、美味い。口に入れてなくても、俺の魂が断定した!」
勇司:魂で断定しやがった(笑)。
GM/瀬奈:「ちょっと奮発して、シャンパンなんかも買って来ちゃいました。良かったらどうぞ。明仁も誘ったんですけど…今日は都合が悪いらしくて」
セブン:「まあ…何にせよ、楽しそうで何よりだぜ。…荒木とも、上手くやっているみたいだな」
GM:瀬奈はそれには応えずに、柔らかい笑みを浮かべた。
セブン:「えー…」咳払いして「ところで、瀬奈さん。ちょいとお話が」
GM/瀬奈:「はい?」にこにこと。
セブン:「(よぉし、クリスマス、ケーキ、笑顔…流れは全てこちらに向いている! 今日の俺は一味違うぜ!)」
GM:その時、セブンの言葉を遮るようなタイミングで、トゥルルルル…と、携帯の電子音が鳴った。
セブン:「実は…あれ?」
勇司:ナイス透かし(笑)。
聖:「ひゃあ、コルクが!」その後ろでは早速シャンパンを開けたりして一人で勝手に大騒ぎしてるイタい娘ちゃんが(何
GM/瀬奈:「あ、ごめんなさい…もしもし?」少し話してから、電話を切る。「…運送業者さんからの連絡でした」
セブン:「業者?」
GM/瀬奈:「えぇ、ちょっと。事務的なことで…さ、パーティの続きをしましょ♪」それ以上突っ込んだ質問をされても、はぐらかすようにスルーしてしまうわけですが。
セブン:「(まあ、なんだか判らんが、気を取り直して…)ああ、話なんだが…その、俺は、あんたのことが…」
GM:ピンポーン♪ と、今度は玄関のチャイムが鳴りました(ぁ
セブン:「こんな時に、誰だあっ!?」玄関に行く(笑)。
聖:これは……何者かのスタンド攻撃!?(違
勇司:いや、セブンの生まれた星の下でしょう。告白すらできないとは(笑)。
GM:出てみると、新聞の勧誘が玄関に立っていたり。
セブン:「…うちは赤旗以外読んでねえ! 帰れ!」
GM/男:「すいません、毎跳新聞の……ひゃああっ!?」
勇司:赤旗かよ!(爆笑)
セブン:「まったく! クリスマスだってのに、人の恋路を邪魔する奴ばかり現れやがって…」
GM:まぁ、その後も何だかんだと邪魔が入って……そうこうしてるうちに、楽しいパーティもお開きの時間となりました。帰ろうとする瀬奈を見送るシーン…に、してもいいかな?(笑)
セブン:「…いかん!? このままでは何の進展もないまま終わってしまうではないか!? く、このままではいかん!」家の前まで行って、送っていこうとしよう。
○諸星家前/夜
GM/瀬奈:「諸星さん…神薙さん。本当に、ありがとうございました」微笑んで、彼女は右手を差し出す。
セブン:「うん?」握手かな。
GM:握手ですね。少女の華奢な手が、セブンの無骨な掌にすっぽり収まる。
聖:馬に蹴られて死にたくはないので、聖はセブンの後ろからその様子を黙って見ています。
GM/瀬奈:「お二人が助けてくれなければ、きっと…わたしは、ここにいなかったと思います。だから……本当に、ありがとう」
セブン:「…ダチが自分の姉ちゃん助けようとしたのを、手伝っただけだぜ…。それに、な…俺の師匠も、自分が殺しちまった魔物のことで悩んでいたんでな。人間と、魔物が生きる道が、きっとどこかで重なるところを、俺も見たかった…礼を言われるこっちゃねえよ。……じゃあな。楽しいクリスマスだったぜ。姉ちゃんの帰りを待っているシスコンの弟の所に、行ってやんなよ」
GM/瀬奈:「…諸星さん、素敵な人だねって…よく女の子に言われたりしませんか?」
セブン:「女の子には、そう言われる前に逃げられちまうんでね」
GM/瀬奈:「あらら、勿体ない。…だけど、そのうちいい人が見つかりますよ」
セブン:「…だといいけどな。こんな所に立ちっぱなしじゃ、冷えるぜ? じゃあ、メリークリスマス」
GM/瀬奈:「えぇ、それじゃ…さようなら。お元気で!」彼女は大きく手を振って、夜の街へ去って行く。遠くからクリスマス・キャロルが聞こえる……辺りには雪が降り出していた。
セブン:瀬奈の姿を見送って。「…こういう時に、やせ我慢しなきゃならねえのが、男の辛いところだな」煙草を取り出して、火をつける。「…じゃあ、な」
聖:瀬奈を見送った後、ぽつりと言います。「残念だったわね」
セブン:「ん…まあな。でも、まあ…いいクリスマスだったから、文句はねえよ」
聖:「……本当に?」
セブン:「…正直に言うと、ただの負け惜しみだ」
聖:「……そう、良かった」
セブン:「なにが、だよ?」
聖:「それがやっぱり、“人間”なんじゃないかな。辛くても、苦しくても、それでも前を向いて、少しでも楽しく生きて行こうとする。…すごく、いいことだと思うけどな」
GM:おぉ、良い台詞だっ。
セブン:「…慰めてんのか? やめておけよ。今慰められると、3秒で恋に落ちる自信があるぜ」
聖:「それは……困るなあ。私にはもう、心に決めた人もいるんだから」にっこりと笑い、言います。
セブン:「じゃあ、やめた。流石に一日に二度振られるのは堪えるんでな。…シャンパン、残ってたな。飲んでくか?」
聖:「そう? ……それじゃあ、お言葉に甘えて」
セブン:では、そのまま部屋に戻ろう。
勇司:いいなぁ。
GM:二人の掛け合いが凄く良い感じだね。
アラキ:今更だが、セブン未成年……。
セブン:しっ、言っちゃダメ(笑)。
聖:ばれなきゃいいんだよ、というヤツですか(待て
GM:…(キャラシートを確認)…セブンって17歳だったのか(笑)。
聖:気付いて無かったのかッ!
セブン:これでもまだ、高校二年生なのですよ…(笑)。
GM:瀬奈はそういう常識を、どっかに置き忘れていたようです(ぁ
聖:まあ、ン百、ン千年も生きてりゃ仕方ないかなあ(笑)。
―――そして。断と聖がこの後、瀬奈に再会することは…二度となかった。
●シーン17 『永劫の魔女』 荒木明仁ED
○南池袋公園/12月25日・雪
GM:クリスマス当日、雪の降る朝。君は、瀬奈と待ち合わせて…再び公園にやってきた。
アラキ:「う〜、さむさむ」
GM/瀬奈:「おそーい」公園のベンチから、笑顔で手を振る彼女がいた。
アラキ:「ごめんごめん」彼女に近付く。
GM:瀬奈の方も立ち上がって、近づいてくる。「はい、これ。首飾りのお返し」持っていた紙袋を、アラキに渡す。
アラキ:「お、さんきゅ。開けていい?」
GM/瀬奈:にこにこ笑って。「どうぞ?」中身は、手編みのマフラーだった。色はアラキの好みで。
アラキ:じゃあ緑で。
GM/瀬奈:「一晩かけて編んでみたの。時間がなくて、あんまり凝ったデザインには出来なかったけど」
アラキ:「充分だよ。ありがとう」
GM/瀬奈:「……確か、緑色が好きだったよね?」
アラキ:「覚えていてくれたんだ」マフラーを巻く。
GM/瀬奈:「あ、わたしが巻いてあげる」背伸びをして、アラキの首にマフラーをかける。
アラキ:実はキャライメージに合わせたTV局の都合(ぁ
GM:うん。たぶん緑を選ぶかな〜とは予想していた(笑)。
聖:んですね(笑)。
GM/瀬奈:「…うん、良かった。似合ってる」
アラキ:「ありがと。ねえさん」
GM:満足そうに頷くと、瀬奈は…アラキの両脇に手を回し、そっと胸板に顔を埋めた。
アラキ:ちなみに、周りに他の人います?
GM:いませんね。
アラキ:では、姉の頭を撫でます。
…暫くして、胸の辺りがじわりと水気を帯びる。
――――泣いているのだ、と気付いた。
アラキ:「姉さん?」
GM/瀬奈:「あきひと……あいしてる」それは、耳に届くか届かないかくらいの囁き声。ぽろぽろと大粒の涙をこぼしながら…彼女は君の顔を見上げて、にっこり微笑んだ。
アラキ:「姉さん……」
GM/瀬奈:「…さよなら…」その身体から、花のような芳香が立ちのぼり――――HA《歪曲する真実》が使用される。君は、目の前の少女が“何者であるかを認識できない”。
アラキ:「…さよならねえさん。また会う日まで……」
GM:明菜のことも、瀬奈のことも、今回の事件については全て憶えている。ただ、それが目の前で泣いている少女と……どうしても、繋がらない。心は理解できているのに、意識の表層が認識できないから、何かしたくても身体が行動に移せない…そんな感じで。
やがて彼女は、そっとアラキから離れ…雪の中を歩き出した。
アラキ:「いっちゃったか……」
ただ、八年前と違うのは―――“喪った”という気がしないこと。
どこかで『彼女』は生きている……ならば、また逢うこともあるだろうと。
アラキ:「さよなら、ねえさん……」
……彼女は、永劫の闇を歩む者。
その闇が、いつ明けるのかは誰にも判らないけれど。
救われる日も…きっと、いつかは来るのだろう。
そして、彼女は歩き続ける。
「―――ありがとう……愛してる」
一瞬の、幸福な想い出を抱いて――――。
THE END
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