■ 今回予告 ■
九尾の狐が、東京に迫る。
JABFは外環自動車道、草加インターを最終防衛ラインと定めた。
ここを破られれば、東京は壊滅。
決死の反抗作戦が始まる。
だが…九尾には、絶対の防御力を誇る障壁がある。
これを破らねば、九尾は止められない。
難攻不落の砦を破るもの。
勝利の鍵。
その名はキャプテン・クロノス。
破滅の未来を回避するために。
BEAST BIND New Testament
魔獣覚醒・第参話
――たった一つの冴えたやり方――
歴史を識る者よ―――汝、終焉に抗わん。
オープニング ミドル クライマックス エンディング
■プレセッション■
GM(R−3):さて、ハウスルールに関してはいつも通りなので、これはよし。まずは第一話に言ったことを確認。このキャンペーンは、「最終回のノリ」を遊ぶものなので、そういうイベントが起きます。特に、今回は。
碧唯:「別れの時が来たようだ」とか言ってる人がいますもんねぇ(笑)。
壱生:死にフラグが出たら、すかさず立てる方向で、と(笑)。
GM:劇場版で最終回やってしまうようなものなので、今回の結果……ロストや奈落堕ち以外の事態に関しては、これ以後のセッションに無理に繁栄しなくても良い、ということをマスターの方から前もって言っておきます。そう、ご理解くださいな。
碧唯:了解、覚悟を決めました。
大嶽丸:了解!
アラキ:了解です。
壱生:まぁ、気張りすぎない程度に頑張ります(のほほん)。
GM:では、皆様…準備の方はよろしいでしょうか。
一同:OKです。
GM:では、まずは慣例の自己紹介から。絆の順番はPC番号順に。
●PC1(鉄壱生)
反抗作戦が始まる。
集まった者たちが九尾を三重結界の中に封印する方策を練る中、突然『Chronos00666』は語り始めた。
九尾の外周を覆う無敵の防御壁。
それを破らぬ限り、玉藻前を倒すことは出来ない。
Chronos00666は「自分には、その防御を破る方法がある」と言う。
君がそれを問おうとした時に、彼はこう続けた。
「鉄壱生。どうやら、別れの時が来たようだ」
シナリオ絆:Chronos00666 (関係:任意)
▼鉄 壱生/キャプテン・クロノス プレイヤー:麻那
【エトランゼ/フルメタル】 年齢:27歳/性別:男/カヴァー:研究者
「―――本当は…こんな怖いことに関わるの、嫌なんだけどなぁ…」
メルキゼデクの研究開発部門に所属する研究者。見るからに気弱な、機械いじりだけが取り柄の青年。
高額報酬に釣られてMMMの引き抜きに応じたものの、入ってみれば恐怖と後悔の毎日だった。
しかしある日、研究施設が魔物に襲撃され、巻き込まれた壱生も瀕死の重傷を負う。
そんな彼を救ったのは、施設で保管されていたオーパーツ――未来から来た超AI、『Chronos00666』
命の見返りは『破滅に向かう地球の歴史を修正すること』。かくして、壱生の危険な二重生活が始まった…。
所持HA:《彼方への門》、《無限の法則》、《真理のe》
●PC2(翠ヶ原碧唯)
反抗作戦が始まる。
現在、ここに集まった戦力でどこまで出来るか判らないが、やらないわけにはいくまい。
結界発生装置はこちらの手にあるが、その存在は後藤も知っているはずだ。
作戦が始まれば、妨害に現れるだろう。その時こそ―――。
決着の時は、刻一刻と迫りつつあった。
シナリオ絆:後藤 道真 (関係:任意)
▼翠ヶ原 碧唯/蒼碧乃珠 プレイヤー:早坂ノヴユキ
【マジシャン/アーティファクト】 年齢:30歳(2000歳以上)/性別:女/カヴァー:養護教諭
「―――恨み言だけでこの先何百年、何千年も在り続けてはいけないじゃないか…」
都内の高校に勤めるグータラ保険医。酒と煙草と怠惰な生活をこよなく愛する。
その正体は、翡翠のような色合いと水晶のごとき透明度を併せ持つ、美しい宝玉の化身。
かつては自然信仰の象徴として奉られた祭器だったらしく、当時の巫女の魂が封じられていた。
普段は魔力で自分の写し身たる『碧唯』と猫の『魂緒』を作り、社会に潜伏している。
長い年月の果てに記憶を取り戻した彼女を待っていたのは、復讐鬼と化した実の兄と闘う現実だった。
所持HA:《魔法の国よ》、《リセット》、《万能なる一撃》
●PC3(大嶽丸)
いよいよ、九尾の狐と直接ことを構える時が来た。
宝剣を奪われ、陽火人を奪われ、それでも、君はここに立っている。
金光坊に代わって妖怪たちを率い、玉藻前に一矢報いなければならない。
奪われたものを、取り戻すために。
シナリオエゴ:花樫 陽火人 (関係:任意)
▼花樫 陽火人/大嶽丸 プレイヤー:サブマリン
【イレギュラー/エトランゼ】 年齢:17歳/性別:男/カヴァー:高校生
「―――情けで与えられた自由など、わしの誇りが許さぬわ!」
普段は素直で生真面目、人が良すぎて気弱な印象を与える、眼鏡をかけた少年。
その実は、かつて最強と謳われ封印された鬼の一人、『大嶽丸』を身体に宿している。
傍若無人な大嶽丸に振り回されて迷惑している…ものの、何だかんだで互いに嫌ではなかったらしい。
ちょっとした諍いが元で宝剣と“陽火人の魂”を奪われ、現在は大嶽丸が陽火人の身体を使っている。
一度は陽火人と過ごした日々の記憶すら失うが、大嶽丸は再び陽火人を思いだした。やはりツンデr(略)。
所持HA:《歩く影法師》、《無限の法則》、《ヴォイド》
●PC4(荒木明仁)
継承を終え、師匠と家族の仇を討ったが、失ったものも大きかった。
だが、悲しんでいる暇は無い。
玉藻前と後藤の軍団は、東京に迫りつつある。
すべての元凶である後藤を討ち果たし、人々を守る。
それが、君が継承した“荒雷鬼”の使命なのだ。
シナリオエゴ:後藤 道真 (関係:任意)
▼荒木 明仁/荒雷鬼 プレイヤー:れおそ
【フルメタル/レジェンド】 年齢:18歳/性別:男/カヴァー:高校生
「俺は“荒雷鬼”の名と意志を継ぐ者―――絶望の闇を切り裂く雷だ!」
魔物から人間を守るための組織に属する、正義の『鬼』(←某特撮ヒーロー風)。
ごく普通の家庭に生まれるも、魔物に両親と姉を殺され天涯孤独の身に。
その事件で命を救ってくれた『鬼』に弟子入りし、自分も『鬼』となった。武器はギター型の剣『音撃弦・吼雷』。
師匠も謎の魔物に殺されるなど重い過去を背負っているが、基本的には陽気で軽めのナイスガイ。
父親と師匠の死の原因を突き止め、漸く仇を討つ。その際、形見である音撃剣『双雷』を正式に継承した。
所持HA:《真理のe》、《ブーストアップ》、《スーパーアクション》
壱生:PC間絆は碧唯先生に絆/信頼。
碧唯:PC間絆は大嶽丸に信頼で。前回のラストを見たら、信用しても良いって気にもなろうってもんです。
大嶽丸:PC間絆は荒木に絆/連帯感で。
アラキ:PC間絆は、キャプテン・クロノスに絆/憧憬で。そのかっこよさに憧れてます。
壱生:…憧憬ですか。後でひっくり返す伏線ですか?(笑)
碧唯/荒木:「絶望した! 中の人がMMMで絶望した!」
大嶽丸:そんなオチが(笑)。
アラキ:エゴ/幻滅ですか(笑)。
壱生:「HAHAHAHAHA、信じた貴方がFoolナノデース!」(笑)
■オープニングフェイズ■
●シーン1 『作戦会議』 共通OP
○県境
GM:さて、今回はハンドアウトはバラバラですが、始まりは皆、同じ場所から始まります。
現在、宇都宮から撤退し、鬼たちの待機する埼玉と栃木の県境にいる。
ちなみに、ここには妖怪の代表として金光坊、そして“組織”から《大使》こと中西省三も来ている。
これから、どのように反抗作戦を開始するのか相談中、というところだ。
碧唯:《大使》来てはるのー!?
壱生:少し意表を突かれました(笑)。
GM:来てはりますよ。「やあ、みなさん…調子はどうですか?」くらいの普通さで。
大嶽丸:そういえば、「協力は惜しまない」的なこと言ってましたしね(笑)。
碧唯:我々はその作戦会議の場にいるのでしょうか?
GM:中心人物たるPCたちには登場していただきます。
壱生:えーと…壱生は確か、《大使》とは面識も何もないから…普通に振る舞うか。
アラキ:「まさか、“組織”と共闘する羽目になるとはなあ……」弁当を食いながら。
碧唯:「アンタが現場まで出張ってくるなんてね、《大使》」
GM/中西:「いや、やはり人員は多い方が良いと思いましてね。…猫の手も借りたい状況なのではありませんか?」
壱生:「あ、こちらの席にどうぞ…」一同にお茶を配っている。
アラキ:「あ、どうも」お茶を受け取る。
壱生:配り終えたら、一番隅っこの席で目立たないように座ってます。
碧唯:「さて、結界機を使って九尾を脚止めする算段は立った。九尾と《大佐》の軍団に対抗できるよう、各勢力の連携も整いつつある」
GM/中西:「…《大佐》はこちらに三重結界装置があることも知っている。ここで我らが玉藻前を封じに来ることも。次は、本気で仕掛けてくるでしょう」
碧唯:「だろうね。建前上、九尾利用の計画を遂行してたのは《大佐》だったって話だし」
アラキ:「具体的には、どんな手順で結界を作るんだ?」
GM:では、その質問に坂本が答える。
装置を使用するには、エネルギーのチャージと、座標固定の二つが必要になる。
エネルギーは金光坊の力を借りて賄えるが、まず玉藻前を一箇所に固定し、動きを封じなければならない。
ルール的に説明すると、誰かが玉藻前を《脚止め》して、その状態を3ラウンド維持する必要がある。
壱生:「三重結界の理論を構築したのも後藤主任…《大佐》だそうなので。今言った問題点なども把握されてるでしょうね」
大嶽丸:「…となると、奴の動きを食い止める必要がある訳じゃのう」
アラキ:「アレの動きを封じなきゃいけないのか……ずいぶんと、難儀な作業になるな」二個目の弁当を取り出しながら。
碧唯:ぐはぁ……3ラウンドもの脚止めか。
アラキ:これは荒雷鬼の役目かな。生存性は一番高いはず。
碧唯:一応《脚止め》は持ってるけど、離脱を試みられたら対抗判定でたぶん勝ち目が無い。
壱生:封鎖状態が条件なら、誰か一人でも行動値対決で勝てばいいので。クロノスは最大17まで上がるから、目はあるはず。…生きてればね(ぇ
大嶽丸:おーい(笑)。
碧唯:その前にChronos00666が何かしそうだしなぁ(笑)。
アラキ:後は、《テクニカルサポート》で何とかするしかないですね。
壱生:それと、装置護衛組&足止め組に戦力分担する可能性が。まぁ、それは今考えても仕方ないか。
GM/中西:「問題は、他にもありますよ」
壱生:「…と言うと?」
GM/中西:「そうなると、《大佐》は総攻撃をかけて、装置と足止めするものを排除しようとするでしょう。それと、もう一つ…玉藻前自身の攻撃にさらされる危険性。これにより、足止めする部隊が壊滅…というのも無い話ではありません」
壱生:「…………」げっそりした表情で溜息を吐く。
大嶽丸:「…金光坊よ。先の戦いで多くの化け物たちがやられたじゃろう? 今、戦える化け物たちはどれくらいじゃ?」
GM/金光坊:「動けるものは多い。…しかし、元より妖怪は戦いには向かぬ。盾くらいにはなれようが、あの軍団と正面からぶつかり合えば、勝つのは難しい」
大嶽丸:「…そうか。ならば、戦える奴らを引っ張ってくるしかないのう」
アラキ:「となると、正面からぶつかるのはウチの役目か」もぐもぐ。
碧唯:「結界機防衛と玉藻前の脚止めに分担する必要が出てくるかね。しかし戦力を分けるのは些か不安でもある」
GM:さて、では、今回のルールを説明しましょう。
今現在の戦力は3部隊。『鬼』と『“組織”の怪人たち』と『妖怪』、それにPCたちを足したもの。
アラキ:怪人いるのか(笑)。
碧唯:そりゃいるでしょう(笑)。
壱生:鬼と、“組織”の改造人間と、妖怪の連合軍…凄い光景だ(笑)。
大嶽丸:確かに(笑)。
碧唯:これにJABFが加わっていればなぁ……。
アラキ:どう見ても、悪の軍団です(笑)。
GM:次に、こちらが行わなければならない行動ですが。
足止めの関係上、PCたちは真正面から玉藻前を相手しなければならない。
碧唯:玉藻を脚止めできる戦力は、PCくらいしか持って無いってことか。
大嶽丸:そのようですね。
GM:その他の部隊に、いずれかの行動を当てはめて、配置してもらいます。
>行動配置
・玉藻前の行動を封じる。
・結界装置の防御。
・PCの周辺に現れるクラードの撃退。
各所に部隊を配置し、敵の行動を防ぐ。
結界の作動までにかかる時間は、足止めを開始して3ラウンド。
それまでの時間を、後藤の軍団の攻撃から各部隊を配置して防がなくてはならない。
各部隊には得手不得手があるため、それを考えて配置すること。
苦手な場所に配置された場合、本来3ラウンド機能するはずの効果が、マイナスされる。
また、各部隊には相性があり、これが悪いコンビで配置した場合に効果がマイナスされる。
相性の良い相手、または得意分野に配置した場合、効果のラウンドが延長される。
つまり、一度の失敗で足止め等が解けた場合でも、リカバーさせることが出来る可能性が生まれる。
>配置できるユニット
・『鬼』:荒雷鬼の仲間たち。どこに配置しても活躍できるが、主に戦闘向き。数は少ない。
・“組織”:“組織”の改造人間たち。器用さは無いが、戦闘向き。数は少ない。
・妖怪:様々な特殊能力を有するが、決して戦闘向きではない。数は多い。人間、“組織”とは相性が悪い。
GM:と、こうなっています。
碧唯:うっわー、頭を使う要素が(笑)。
壱生:シミュレーションゲームみたいですね。
碧唯:クラードの撃退は、単純に戦力に勝ってる怪人が向いてる気がします。結界防衛となると、臨機応変に動ける鬼が向いてる気がするなぁ。
GM:今は三部隊ですが、もしミドルでどこかから兵員を引っ張ってくる、などのアイディアがあれば、ユニットを増やすことは出来ます。
壱生:JABFの生き残り部隊を助けて連れてくる…とか出来そうだな、第四の軍団として。
GM:まあ、配置についてはクライマックス直前まで考えていただいて構いません。
アラキ:怪人たちは、何も考えなくていい玉藻の足止めかな?
壱生:「行動を封じる」ってのは、戦闘力の高い方が向いてる…のかなぁ? 特殊能力って色々だし、意外な部分で役に立つかも。
アラキ:《託宣》で各自の得手不得手を聞いておけばいいのでは?
壱生:そうだね、やりますか。
大嶽丸:それはいいアイディアですね。
GM:さて、これを頭に入れてもらった上で、各PC全員に[SA:作戦の成功]を渡しておきます。
一同:いただきます。
GM:では、各PCにシナリオエゴ/絆を渡します。但し、壱生には次のOPで。
壱生:了解です。
碧唯:後藤道真に絆/懐旧。もはやあの過去のビジョンは否定できない。
大嶽丸:陽火人にエゴ/執着で。
アラキ:では、後藤にエゴ/敵意で。
▼絆/エゴの変化
碧唯:後藤道真に絆/懐旧を取得。
大嶽丸:花樫陽火人にエゴ/執着を取得。
アラキ:後藤道真にエゴ/敵意を取得。
壱生:まぁ、ミドルに機会があれば《託宣》使いましょう。二人分あるし。
大嶽丸:そうですね。
アラキ:そうか、大嶽丸も《託宣》持ってるのか……似合わねえ(笑)。
大嶽丸:ふふ、《託宣》よりも似合わないものを持っていますよ…《IQ600》!(一同爆笑)
碧唯:あったまいいー!(笑)
アラキ:嘘だっ!(笑)
壱生:何故かエトランゼだからねぇ…設定だけならイレギュラー/アーティファクトかと思うんだけど(笑)。
大嶽丸:どうしてエトランゼを入れているのかは、たぶん最終話でわかってもらえると思います(笑)。
アラキ:宇宙に帰るのか!?(笑)
大嶽丸:ネタバレしてる(笑)。
壱生:《共生型》が欲しかったんだろうなぁとは思いますが。あと《心友》も(笑)。
大嶽丸:エトランゼは、過去から来ている存在でもOKですから、特に問題はないと思いますけどね(笑)。
●シーン2 『別れの時』 シーンプレイヤー:壱生
○施設内会議室
GM:さて、このオープニングは壱生単独です。
壱生:はい。
作戦会議は長引き、未だにこれ、という結論は出ていない。
―――その時、唐突に『Chronos00666』が語りかけてきたのだった。
GM/C666:「鉄壱生」
壱生:「…え?」少し驚く。
GM/C666:「少し話しておかねばならない。この会議もすぐには結論は出ないだろう。…良いかね?」
壱生:「(あ、うん…それは構わないけど、いったい?)」慌てて思考での会話に切り替える。
GM/C666:「彼らの作戦が成功するかどうかは今の私には判らない。だが…このままでは、九尾の狐は倒せない」
壱生:「なっ!?(…ど、どうして?)」
GM/C666:「宇都宮での戦闘を見て、気付いたことがある。我々も未来で何度か映像は見たが、実物を見て確証を得た。…九尾の狐を包む、防御壁について」
壱生:「(…何か、あの装置と違うことでもあったのかい?)」
GM/C666:「あの防御壁は、九尾の狐の周囲を円形に覆う形で展開する、目に見えぬ壁だ。外から来るものを、一切通さぬようになっている。あの壁を破らぬ限り、九尾に傷を負わせることが出来ない。決定的な反撃が出来ぬのだ」
壱生:「(それじゃ、未来ではどうやって……いや、違うか。結局、外からじゃ破れないから“防御壁”にしか使えなかった…そういうこと?)」
GM/C666:「…うむ…。だが、九尾の障壁の力…その源だけは解析できた」
壱生:「(…それは?)」
碧唯:Chronos00666が自己犠牲する気配が、ひしひしと漂ってくるのですが(笑)。
壱生:まぁ、そう来るんでしょうね(笑)。
碧唯:問題はそのタイミングがいつになるのか、だな。OPでPS《資産:喪失》発動、《共生型》封印とか(笑)。
壱生:そこまでは予想してるんですが…(笑)。
GM/C666:「尾のうちの一本…それがあの障壁を司っている。あれを九尾から切り離せば、九尾の肉体を傷つけることが出来る」
壱生:「(九尾を守る結界の尾か…だけど、結界を破れないのにどうやって切り離せばいい?)」
GM/C666:「…結界の中に入ることさえ出来れば、不可能ではない。…少なくとも、それをなす力が私の中にある」
壱生:「(…時間跳躍のことかな。結界を抜ける一瞬だけ時間軸を遡って、“九尾が来る前の時間”から結界内に飛び込む?)」
GM/C666:「…鉄壱生。どうやら、別れの時が来たようだ」
壱生:「(…………はい?)」あまりにも唐突な台詞に、一瞬理解が追いつかない。
GM/C666:「私はクロノスライダーで時間跳躍を行い、九尾のフィールドの内部に入る」
壱生:「(えと…あの。それは判ったけど。何で“お別れ”?)」
GM/C666:「…向こうに行くのは、私だけでいい。今度は、戻って来れぬ戦いになるだろう。今まで散々世話になったが、今回ばかりは君には頼めない」
碧唯:・゜・(ノД`)・゜・ クロノスーっ!
大嶽丸:くそ、クロノス…かっこいいじゃねぇか。
壱生:「(頼めないも何も…ユニットのままじゃ身動き取れないから、無理矢理僕の身体を使ってたはずじゃ…)」混乱していて、感情が追いついてこない。
GM/C666:「クロノスライダーの中に、私の機能を移す。クロノスライダーには、自爆装置が付いている…それを使えば、九尾の尾を切り離すことくらいはできるだろう」
壱生:「(あ…いや、あのでも……えぇと)」思考がまともに言葉にならない。
碧唯:ちょ、マジで特殊業《たったひとつの冴えたやり方》ーっ!(*『魔獣の絆(旧版)』に存在した自爆アーツ)
アラキ:自爆装置なんか付けるなよ!(笑)
壱生:自爆するための装置じゃないんですよ。単に動力炉を暴走させると大爆発するだけで(笑)。何しろ数千年単位の時間移動を可能にするエンジンだからねぇ…。
碧唯:暴走した時間エンジンはボイド効果により2分40秒後に人工ブラックホールとなり、玉藻前ごと敵の大半を飲み込みます。こうですか!
アラキ:バスターマシン3号?
碧唯:ヱクセリヲン(笑)。
アラキ:あ、そっちか。
GM/C666:「鉄壱生…まともに話したのは、ここ最近だけだ。…この言葉を言う機会を、今まで得られなかったのを残念に思う。…世話になった。そして、これでお別れだ」
壱生:「(…………えぇと。それじゃ……本当に?)」呆然としつつ。
GM:Chronos00666の声は、それっきり聞こえなくなった。
壱生:「…………あの、すみません。ちょっとトイレに行ってきます…」横の…アラキ辺りに小さく告げて、部屋を出ます。
GM:では、外に出ると、空にクロノスライダーが浮いている。それが一度、確認するように君を見ると、栃木方面に向かって飛んでいった。
壱生:「…………」どこか予想できていたのか、驚きはない。ただ、残像を見送った。
GM:ここでPS《資産:喪失》が発動。《共生型》を封じます。
壱生:わあ、やっぱり(笑)。他に使えなくなるアーツはありますか?
碧唯:封じられたのは《共生型》だけだろうけど、これって殆どのアーツが使えなくなるってことじゃあるまいか。
GM:今のところ、他に封印されるアーツはありません。クロノスライダー以外の装備も使用可能です。
壱生:あ、スライダーも封印か、やっぱり(笑)。
碧唯:おや、装備一式置いてったのか。身を守る術だけは残していってくれたのか……。
アラキ:モモ達抜きの電王みたいなもんだろうか?
GM:では、シナリオ絆:Chronos00666を。
壱生:今回は、エゴ/束縛で取っておきます。
▼絆/エゴの変化
壱生:『Chronos00666』にエゴ/束縛を取得。
GM:さて、ここからはミドルフェイズです…が、こちらから何をしろ、とは言いません。戦力の補強など行いたい人は、行動を宣言していただければ、そのシーンを作ります。
碧唯:では、試みたい事が。壊走したJABFですけど、完全に全滅したわけではないんですよね?
GM:そうですね。立て直して草加インター付近に防衛線を築いていますが、孤立した部隊も、栃木県内には多いと思います。
碧唯:そういった部隊に接触を図り、あわよくば結界機防衛等の戦力に組み込みたいと思います。
GM:ふむ。では、次のシーンは先生をシーンPLとして話を進めましょう。
■ミドルフェイズ■
●シーン3 『第四の力』 シーンプレイヤー:碧唯 登場難易度:任意
○栃木県/宇都宮市
GM:では、先生は栃木県内に戻ってきた。
碧唯:問題はJABFの気質上、鬼や妖怪との共同戦線を良しとしない自衛官が多そうということですね。
壱生:もし実際に戦闘するなら、荒雷鬼か大嶽丸も一緒に行った方が良いですね。先生だけだとコストがかかる。
アラキ:じゃあ、出ましょうか。
大嶽丸:「女、悪いがわしはここで少しの間、別行動を取らせてもらうぞ」
アラキ:「どっか行くんですか、先生?」
碧唯:ちょっとタンマ。大嶽丸と荒木は、栃木まではついてきたってこと?
壱生:両方はやめといた方が(笑)。
大嶽丸:いや、行く前ですね。ぼくの方は。
碧唯:実はもう栃木なんだ(笑)。
壱生:行く前に、そういう会話をしたと言うことに(笑)。
大嶽丸:うぃ(笑)。
アラキ:こっちも行く前に声かけた感じだなあ(笑)。
碧唯:ええと、GM。では出る前に交わした会話というのが若干入りそうなのですが(笑)。
GM:うい。では、少し待ちます。
碧唯:「ああ、《大使》のセリフじゃないけど、今は猫の手も借りたい状況さ。だからJABFに接触を図ってみるよ」
アラキ:「んじゃ、俺も付いていきますよ。何が出るか判りませんからね」
碧唯:「大嶽丸も、何やら考えがあるみたいね。なら今の内にやっとくのがいいんじゃない?」
大嶽丸:「そうさせてもらうわい。もっとも、わしの方は無駄足で終るかもしれんが」
碧唯:「あらら。泣く子も黙る大嶽丸が随分と気弱なこと」
大嶽丸:「わしは“あいつら”に憎まれておるだろうからのう…」
碧唯:そのセリフで、そこはかとなく察する。
大嶽丸:「それでは、約束の刻限までには戻る。うまくやれよ」ニヤリと笑って、その場から飛び去ります。
碧唯:「大嶽丸があんな風に、相手の心情を慮るような事をするなんてね。変われば変わるもんだわ。そんじゃ、荒木君は同行頼むわよ。何せ相手は本隊じゃないとはいえJABF。マジでどう転ぶか分からないからね」
アラキ:「ういっす。護衛はお任せあれ」
GM:そんな会話の後、栃木へ戻ったと。では目的を果たすなら、〈知覚〉か〈情報:魔物〉で。
碧唯:「さてと、あまり時間はかけてられないね」ここは確実を期して《偉大なる叡智》で代用、人間性は21に(ころころ)回りING!!
GM:クリティカルじゃんー(笑)。では栃木に入ってすぐに、退魔戦車と、県外へ逃れようとするJABFの一団に出会う。…クリティカルだからねえ(笑)。彼らは君たちの姿を見て銃を構えるが、指揮官らしき者がそれを抑える。
碧唯:では指揮官の方へ両手を挙げて近寄ろうか。
GM/指揮官:「待て。どうやら、人間のようだ」そう言うと、その人物が君たちの方に向き直る。「ここから先は危険です。早く、埼玉へ…いや、もっと別の場所の方がいいかも知れん。とにかく、早く」
碧唯:さて、少し強気に出てみるか…ものっそい恐いけど!
アラキ:がんばれ〜。
壱生:先生の説得手腕を拝見(笑)。
碧唯:「逃げる? ここで逃げたら日本は終わりですわよ? JABFの指揮官さん」にぃ、と笑う。
GM/指揮官:「…我々が何者か知っている…貴様、何者だ…!」瞬時に手の中に拳銃が現れる。
アラキ:「うわ、やば」カバーに入れる位置にこっそり移動。先生の背後に。
碧唯:「ここで撤退して本隊と合流したとしても、結局は同じことの繰り返し。それでは意味が無い」ホールドアップのままですが、顔色一つ変えず続けます。
GM:指揮官も同じことは思っているようで、その眉が上がりますね。「だとしたら、何だ? むざむざ奴らの軍門になど、我々は下らんぞ」
碧唯:「ここで一つ、悪魔の誘いに乗ってはみない? 乗るか反るかの大バクチ。反れば日本滅亡、乗れば玉藻前を滅ぼすことができるわよ。勝利の鍵は、MMM謹製の結界機。こいつで玉藻前を封じれば、あるいは勝ち目が生まれる。その為には、戦力が少しでも欲しいのよ。出所はこの際、問うてはいられない」
GM:指揮官は黙ったまま、考えています。では、ちょっと珍しい〈交渉〉判定などしてみましょうか。
碧唯:ぐはぁ……〈交渉〉無い上に【社会】は低いんだよなぁ。
アラキ:実はアラキの方が〈交渉〉高い(笑)。
壱生:データ的に壱生は得意なんですが、ちょっと出られない(笑)。
大嶽丸:がんばれ先生!
GM:まあ、プラス修正はあげましょう。一連の流れで+2で判定どうぞ。
碧唯:(ころころ)ぐおお、出目4で9! 初期エゴ固定、罪1で振りなおし!!
GM:どうぞ(笑)。
碧唯:(ころころ)達成値13!
GM:まあ、それなら問題ないですね。
大嶽丸:よし!(笑)
GM/指揮官:「…話を聞こうか」銃を向けたままではありますが、聞く体勢は作ってくれます。
碧唯:「MMMは玉藻前を素材として利用する為に、保険として奴を封じる強力な結界機を用意していた。まぁMMM内部の不穏分子が玉藻前を解放してしまったけど、結界機の効能は折り紙付きよ」
GM/指揮官:「…作戦成功の見込みは、あるんだな?」
碧唯:「高くは無いけどね。けど、その高くない見込みを潰されないためには、結界機を守り抜く必要があるの」
GM/隊員たち:「…やりましょう。…原隊に復帰しても、奴らを止められるとは思えません!」「…いや、一刻も早く原隊に…!」
碧唯:「貴方達が担保に入れなければならないのは、JABFとしての矜持。何せ、結界機を守って玉藻前と戦う用意を進めてるのは、日本土着の妖怪達だから。しかし、貴方達が日本を守る志を持つ自衛官というのならば、挺身の機会は今を以って他に無いわ」
GM:隊員たちがその話で意見が分かれたが、先生のその言葉に、指揮官が頷く。
アラキ:セリフを挟む隙がないなあ(笑)。
GM/指揮官:「…今さら、我々を罠に嵌めても得など無いだろうしな。…信じよう」
碧唯:「ありがとう。貴方の決断に心から感謝するわ」
GM/指揮官:「これより、我らは九尾打倒の作戦に入る!」そう言って指揮官が敬礼すると、隊員たちがそれに倣う。
アラキ:「ふう、なんとかなりましたね」
碧唯:よっしゃー! ……ものすげぇ疲れたっ(笑)。
壱生:説得お見事でした(笑)。
大嶽丸:お疲れ様です(笑)。
アラキ:お見事でした。
碧唯:ただ、妖怪と同じ部署には入れられんな。
大嶽丸:ですね。
壱生:妖怪側も人間・怪人は相性悪いですしね。
アラキ:鬼が一番マシかな?
碧唯:恐らくは鬼が一番マシなんじゃないかと。
GM:さて、彼らの能力。
・JABF:戦闘に効力を発揮する。しかし、数は少ないので過信は禁物。妖怪との仲は最悪である。
GM:と、そんなところで、目的を果たしたのでシーンを切りましょう。絆等、あればどうぞ。
碧唯:では護衛に来てくれた荒木君に、絆/連帯感で。
アラキ:碧唯先生に、絆/尊敬。
大嶽丸:先生に絆/連帯感を。
▼絆/エゴの変化
碧唯:アラキに絆/連帯感を取得。
大嶽丸:碧唯に絆/連帯感を取得。
アラキ:碧唯に絆/尊敬を取得。
壱生:相性最悪と言われた。まぁ当然か(笑)。
碧唯:鬼と組ませて、結界の防衛が妥当な気がします。
壱生:後ほど、私のシーンで戦力分析してみますので。結果が出たら改めて作戦会議しましょう。次は大嶽丸かな?
碧唯:守るべき物が分かってる軍人の心理というものを、マ●ラヴオルタネイティヴで学んでいて良かったー。
アラキ:もはや戦闘BGMは『未来への咆哮』に決まりですな(笑)。
●シーン4 『鬼の頭領』 シーンプレイヤー:大嶽丸 登場難易度:任意
GM:では、別行動を宣言した大嶽丸に行こうか。
大嶽丸:おう。では、わしは故郷の鈴鹿山に向うぞ。里の鬼達に協力を要請しに行く。
碧唯:うわ……大嶽丸、大英断だ。
アラキ:一族なんていたのか。
碧唯:もし居たとしたら、絶対大嶽丸に悪い感情を抱いてるはずだ。まぁ賭けである事は最初に言ってましたしね。
アラキ:しかも、鈴鹿って三重県だから遠い。
壱生:鴉天狗とかの妖怪に運ばせたんですかねぇ。
GM:まあ、距離的なことに関しては、前回の岩手行きとかもあるので考えない方向で(笑)。
大嶽丸:鬼太郎のようにカラスに運ばせたか(笑)。
○三重県/鈴鹿山
GM/かわうそ:「なあ、大嶽丸。勢い込んで出て来たが、今更鈴鹿山に何の用じゃ?」
大嶽丸:「…わしの一族に会いに行く」
GM/かわうそ:「…鈴鹿山の鬼は、全滅したんじゃなかろうか…。お前さんの朝廷への反乱の件で、のう…」
大嶽丸:「…いいや、生き残っている。確かに壊滅的な打撃を受けてはおったがのう。僅かだが、生き残りはおる」
GM/かわうそ:「ううむ…わしゃ、あんまりお勧めせんがのう…」そう言った時だ、大嶽丸の足元に矢が撃ち込まれる。
大嶽丸:「…いきなり、手荒い歓迎じゃのう」
GM/声:「止まれ!」
大嶽丸:止まるぞい。
GM:声の主は、強弓を構えた若い鬼だ。その声に続いて、屈強そうな鬼たちが茂みから武器を構えて現れる。
大嶽丸:「ん? 見たことのない顔じゃのう…」
GM/かわうそ:「そりゃ、世代も変わるじゃろう。お前さんがいたのは千年も前なのだから」
大嶽丸:「…ま、そうじゃのう」
碧唯:見知ってたとしても、今は外側が陽火人だしなぁ(笑)。
壱生:ここからどうやって説得に持っていくんですかねぇ。
GM/鬼:「大嶽丸が復活したとは聞いていたが…まさかのこのこと、ここに現れるとはな…!」憎しみを込めた視線が、君を見つめている。
碧唯:って、気配とかで大嶽丸と察したか。
壱生:正体がばれてるのは話が早くていいけど(笑)。
アラキ:悪名が轟いてるなあ。
碧唯:ここが正念場ですな。
大嶽丸:「予想はしていたが…歓迎はされておらんようじゃのう」
GM/鬼:「当たり前だ! 我々は、この地を守る戦士として生まれてきた。しかし…奈落に堕ちたお前のために、我ら一族は人間に攻め滅ぼされ、使命すら果たせぬまま、仲間の妖怪たちからも見捨てられた。全て、お前の行いのためだ!」
大嶽丸:「お前達の里長に話がある。里長はおるか?」憎しみの視線を正面から受けながらも、物怖じせずに鬼達に呼びかけます。
GM/鬼:「我らがお前に話すことなど無い! 去れ!」
大嶽丸:「その事について、今さら弁解をしようとは思わんし、したいとも思わん。だが…今、この国が一匹の化け物のために滅びの危機に瀕しておることは、お前達も気付いておるじゃろう?」
GM/鬼:「今更、それが何だというのだ…我々は、仲間たちと共に戦うことも出来ぬ。そうしたのは、誰だ!」
碧唯:こと悪名については玉藻前とどっこいなんだなぁ、大嶽丸。
アラキ:そういや、酒天どうなったんだろ?
壱生:大嶽丸の伝説って、よく知らないんですが…何故ここまで同族に恨まれてるんでしょうか?
GM:ああ、それは…酒天や荒木が『人を守る』って設定になっているのに、同じ“鬼”の大嶽丸は違うので、そういう方向にしているだけの話で。別に伝説でどうこうという話ではないです。
壱生:あぁ…それじゃ、大嶽丸のとばっちりで人間に滅ぼされて恨んでる、とかじゃないんですね?
GM:まあ、そういう気持ちも無いとは言いません。大将の大嶽丸が悪名高い妖怪として殺戮を行っていたために、他の妖怪から彼ら一族が様々な迫害を受けてきたという話をしているのだし。人間に関しては言わずもがなというところでしょう。
壱生:ん…それは人間達も恨まれてると言うこと?
碧唯:人間も恨まれてるだろうけど、一番槍玉に挙げられてるのが大嶽丸ってことになるのかな。
GM:そういうところですね。
碧唯:悪政を敷いていた独裁者みたいな扱いなのかも。
壱生:なるほど。了解しました。
GM:と、そんな話をしていた時に。若い鬼に手を引かれ、老いた鬼がやってくる。「…何事じゃ、騒々しい」
大嶽丸:その鬼に見覚えはありますかね?
GM:いや、見覚えは無い。だが、彼が族長であることは判るな。
大嶽丸:「お前さんが、今の里長か…」
GM/族長:「…いかにも。大嶽丸様、ですな。一度は捨てたこの山に、何の御用ですかな」
大嶽丸:「わしは回りくどいことは好かん。単刀直入に言うぞ。貴様達の力を貸せ」
GM/族長:「…我々が、頷くと思われますか?」
大嶽丸:「…普通は思わんな。だが、わしは自慢ではないが普通ではない」ニヤリと笑い。
碧唯:開き直ったぁー!?(笑)
GM/族長:「…力で、我らに言うことを聞かせますかな?」
大嶽丸:「勿論、その通りだ…と、言いたい所だが。それでは、後ろから寝首をかかれかねん。わしは玉藻前を倒すことのみに集中したいからのう。だから、貴様達がわしに力を貸したくないと言うのであれば、こう思ってみるのはどうじゃ? わしの為などではなく、この日の本の為、妖怪たちのため、同胞達のためだと思ってならば、戦うことはできぬか?」
壱生:ストレートに来たなぁ…けど、これだけだとまだ足りないかな。
アラキ:しかし、ミドルでアラキのやることがない。どうしよう?(笑)
壱生:アラキなら…知り合いの学生半魔に協力を求めてみるとか?(笑)
碧唯:まぁ人脈は豊富だよね、荒木(笑)。
壱生:法眼は一も二もなく来るし、アイゼンも酒天がピンチとなれば放っておかない。幸見や風間も来るかな(笑)。仮に登場できたとしても、エキストラかユニット扱いでしょうが(笑)。
アラキ:他のPCを巻き込むのは躊躇われまして(笑)。
碧唯:さすがにPCは動員出来なさそうだ。
壱生:まぁねぇ。可能性として言ってみただけ(笑)。
GM/若い鬼:「…それが出来れば、既にやっている。我々と、他の仲間たちの隔たりを、当人のあんたが知らぬわけではあるまい」
大嶽丸:「……わかっておる。だが…」膝を突き、両手を突いて。「…そこを曲げて頼む。この通りじゃ」頭を地にこすり付ける。
碧唯:ど、土下座!?
壱生:おぉ!
アラキ:漢頼み!
碧唯:うおおっ、可能性としてアリとは思ったが、本当にやるとは!
GM/族長:「…噂とは、随分違いますな。何が、あなたをそう変えられた?」
大嶽丸:「わしが変わった? …そうか、そうかもしれんのう。自分では分からんがのう…。もし、わしが変わったと言うのであれば、それは…」陽火人の顔が一瞬よぎるが、ぶるぶると頭を振って。「…認めん、わしは認めんぞ」と、独りごちる(笑)。
GM:では、大嶽丸。鈴鹿山の鬼たちに絆チェックをしてみてくれ。
大嶽丸:(ころころ)おおぴったり、20で絆だ(笑)。
GM/族長:「…良いでしょう。元より、この地はあなたの領土。我らはその臣民。王が帰ってきて、戦をすると言われては、我らも戦の支度をせねばなりませぬな」
大嶽丸:「すまん、恩に着るぞ。里長、それに里の者たちよ…」
GM/族長:「戦えるものを、集めよ。我ら…いよいよ使命を果たす時が来たぞ」
碧唯:や、やった! 素直に礼の言葉が出るか……成長したねぇ(ほろり)。
壱生:やりましたねぇ…可能性は高くないと思ったんですが。流石だ。
GM:族長が集めた人数は、あまりにも少ない。…が、いずれも使命を果たす時を待ち望み、腕を磨き続けた鬼たちだ。決して敵に遅れは取らないだろう。では、彼らの性能の話。
・鈴鹿山の鬼:数こそ少ないが、士気が高く、どこに配置してもその能力を発揮する。
彼らは自分の使命をよく理解しており、そのためならば、どこの誰と組むことにも異論を挟まない。
碧唯:おお、少数精鋭。これは置き所に悩みそうだ。
大嶽丸:予想以上にいい性能を持っているな(笑)。
壱生:確かに…これは心強い。
GM:ちなみに力づくでも仲間に出来たのだが…その時は能力を激減させようと思っていた(笑)。
大嶽丸:対話に持っていってよかった(笑)。
壱生:…まさか大嶽丸、力尽くの選択肢もあったんですか?(笑)
大嶽丸:正直、それも考えてましたが(笑)。
碧唯:大嶽丸の性格を考えると、その選択も用意されてたとは思います。
GM:そんなところで、目的を達成したので、シーンを切ろう。鈴鹿山の鬼たちは絆で取っておいてくれたまえ。
大嶽丸:鈴鹿山の鬼達に絆/同胞を。今回はこれだけで。
▼絆/エゴの変化
大嶽丸:鈴鹿山の鬼達に絆/同胞を取得。
GM:さて、次のシーンですが。やりたいことがある方、いますか?
碧唯:うーむ、荒木は碧唯にくっついてきてますが、独自の行動とかあります?
アラキ:やることがなくて、困ってます。
碧唯:荒木は仲間の鬼が既にいるからなぁ。
壱生:えぇと。一応あるにはあるんですが…今までのシーンの後にやるのは躊躇われるなぁ(笑)。
GM:お聞きしましょう。
大嶽丸:私は十分やらせていただいたので、いいです(笑)。
アラキ:おやっさんと話すか、大使と話すかくらいしか、選択肢がない(笑)。
壱生:こっちは『Chronos00666』と別れた直後から、施設内に戻るまでのシーンをやりたいんですが。その後で《託宣》使おうかと。
GM:では、壱生のシーンに行きます。荒木のシーンはその後で作りましょう。
壱生:はい。……いいんだろうか?(ぼそり)
●シーン5 『別れの後』 シーンプレイヤー:壱生 登場難易度:任意
○県境
GM:では、壱生。
壱生:はい。OP2の直後ですね。
GM:ですね。
壱生:僕は『Chronos00666』が飛び去った方向を、暫し呆然と眺めていました…が。
「…………ぃ、」
放心状態から覚めて、不意に漏れる声。
「…ぃやったぁぁあっ!! これで解放されたぁ!」
碧唯:ちょ!?(笑)
「もう会社に正体バレるのを怖がらなくて済む! 物騒な事件ともおさらばだ!
いきなり乗っ取られて仕事やデートをすっぽかさなくて良いんだ! ばんっざーい!!」
万歳三唱とガッツポーズを同時にやるため、奇妙な踊り状態。そのまま壊れたラジカセのように笑い続ける。
アラキ:魂の叫びだ(笑)。
「やったぁ、あはははっははは! ははははは、ははは、ははは…ははは、ははは、はは…は……」
笑い声が、だんだん乾いて…やがて止まる。
「…結界装置の整備を手伝わないとな…」
のろのろと歩き出し、ふと後ろを振り向く。
「これで自由……か。……僕に出来ること…今やるべきこと……僕が、やりたかったことは…?」
壱生:そう呟いて、施設内に戻ります。…だから、先生や大嶽丸の後でやるのは躊躇われたんだ。本当はOPでやるつもりだったから(笑)。
碧唯:でも全然アリな反応ですよね。流れも良好だし。
大嶽丸:そうですね(笑)。
○施設内部
GM:施設内では、坂本と“組織”の技術スタッフが装置の最終調整を行っています。「おや、鉄君」と、坂本が声をかけてくる。
壱生:「…あ、どうも。装置の調整具合は、どうですか?」
GM/坂本:「ああ、こっちは万全だ。みんな、あちこち走り回って戦力を掻き集めているらしいからね。僕も、自分に出来ることをやらないと」
壱生:「そうですか…先生達から連絡があったら、僕にも教えてください」そう言って、自分の端末が置かれたデスクに座ります。
GM/坂本:「わかったよ。君も疲れているだろう。無理しないで休みたまえよ」自分は手を動かしながらそう言う。
壱生:「あはは…まぁ、そこそこに頑張ります」苦笑しつつ。「(…今のままじゃ、足りない。せめて、どう配置すれば作戦が一番有効に働くか考えないと…)」キーを叩いてる振りをして、脳内の補助AIとデータベースを使って戦況をシミュレート。具体的には《託宣》を使って、最も相応しいユニット配置を探ります。
GM:では、質問に答えます。
通常、どのユニットも、それぞれ通常3ラウンド持ち堪えることが出来る。
が、苦手な所に配置されればそれが−1され、得意な所に置くと+1される。
組み合わせて配置すれば+1、しかしユニット同士の相性が悪ければ−1、最悪ならば−2される。
GM:それを踏まえて、最適な配置を考えると…(以下、ずらずらっとデータを見せる)。
壱生:…質問の文章を言う前に、どんどん答えられてしまっている(笑)。「《託宣》一回分でどこまで聞けるのかな。まずは『玉藻前の行動を封じる』に適した能力を持つユニットを知りたいのですが。」…と、聞いていくつもりだったんだけど。得したのかなぁ?(笑)
碧唯:得したということで(笑)。
大嶽丸:まあ、壱生だけで最大3回聞けるし、大嶽丸のも合わせれば6回聞けるから、時間の無駄を省いたのでは?(笑)
>各ユニットの得意な行動
・玉藻前の行動を封じる→妖怪たち、鈴鹿山の鬼
・結界装置の防御→鬼、改造人間、JABF
・PC周辺に現れるクラードの撃退→鬼、改造人間、鈴鹿山の鬼
>各ユニットの苦手な行動
・玉藻前の行動を封じる→JABF、改造人間
・結界装置の防御→妖怪たち
・PC周辺に現れるクラードの撃退→妖怪たち
GM:と、なっています。
壱生:了解です。やっぱり、行動を封じるのは戦闘力じゃなかったんですね。クラード撃退と装置防衛に戦える人員が要るのは予想通りでしたが。
碧唯:こと純粋に戦闘となると、妖怪は苦手なわけですな。
壱生:そうなりますね。
GM:まあ、ね。
碧唯:この情報は凄くありがたい。クラード撃退は“組織”の怪人にお願いして、後は《託宣》に従ってコンビ配置すればOKかな。
壱生:「データ解析とシミュレートは終了。後は、先生達が戻ったらこれを伝えないと…」
碧唯:とりあえず誰を引っ掛けたのかは、壱生に伝わってたということか(笑)。
壱生:ひとまず、やりたいことは終わったかな。後は他のPCと合流してから…と。そう言えば、『Chronos00666』は今現場ですか?
GM:今は栃木県のどこかに潜んでいると思われます。動くとすれば、作戦が始まってからでしょう。
壱生:了解です。「…陽火人くん…大嶽丸は一人で出掛けたみたいだけど。大丈夫かな…?」
大嶽丸:おお、わしの心配をしてくれている(笑)。
碧唯:まぁ今すぐ尻尾切るための自爆はしないだろうなぁ。今切っても、決戦までには再生してしまいそうだ。
GM:では、一度シーンを切ります。絆等あればどうぞ。
壱生:大嶽丸に絆…連帯感を。
▼絆/エゴの変化
壱生:大嶽丸に絆/連帯感を取得。
●シーン6 『新たな影』 シーンプレイヤー:アラキ 登場難易度:任意
○埼玉県/加須市
GM:君は、作戦区域になりそうな場所を、おやっさんと共に偵察に来たところだ。
アラキ:「ここが決戦場ですね……」
GM/おやっさん:「うむ…いよいよ、だな」
アラキ:「ええ、なんとしても玉藻前を食い止めないと」
GM/おやっさん:「失敗すれば、全てが終わりだからな」
碧唯:戻ってくるなり今度は偵察か……相変わらずコキ使われてるのぅ(笑)。
大嶽丸:荒木って仕事が切れた試しとかあるのかな?(笑)
碧唯:響鬼さんや弾鬼さんもビックリの超絶シフト。無論しわ寄せは学業へ。
壱生:失敗すれば学年が下がります!(それは別キャラ
大嶽丸:そうか…でも荒木だと、もしもそうなったとしても違和感ないんだろうな(笑)。
碧唯:NW2買ったら、コネ表で柊のキャプションが「下がる男」となってて吹いた。
壱生:もはや公認か…(笑)。
アラキ:最近、暇なアラキというのが想像できません。 orz
大嶽丸:プロ野球の投手で中5日でも、きついというのに(笑)。
碧唯:昔の投手は中二日で先発完投とかおかしいローテだったし、きっと若いから平気さ!
大嶽丸:なるほど!(笑) レベルは下がるわ学年は下がるわ…次は一体何が下がるんだろうか?(笑)
碧唯:社会的地位が!(笑)
GM:二人が周囲を警戒していると…ちょっと〈知覚〉で判定してもらえますかね。
アラキ:助手込み(ころころ)達成値12。
GM:では、気が付くな。栃木方面から、高速で何かが飛来してくる。
アラキ:「おやっさん、何か飛んできます!」
GM:巨大な翼を広げた“それ”は、悪魔のようにも見えるが…鬼だ。両手に刀を握った姿は、大嶽丸によく似ている。
アラキ:「なんだ、あいつ? 大嶽丸に似てるけど……」
GM:それが君たちの前に降り立つ。「…“鬼”、該当データあり。荒雷鬼…」
壱生:…誰?
大嶽丸:わしにクリソツ? 一体、何者だろう?
壱生:何か、口調は作り物っぽいですが…メカ大嶽丸?(笑)
大嶽丸:なんか、それっぽい気がしてきました(笑)。
アラキ:「何モンだ、玉藻の手下か!?」
GM/鬼:「我が名は…人首丸。怨雷の残した、お前たちとの戦いの記録より生まれたもの。お前たちを滅ぼすために生まれたものだ」
壱生:っげげ、敵か!?
碧唯:人首丸って大嶽丸の一党じゃなかったっけか。
大嶽丸:確か…息子だったかな?
壱生:後藤が作りだした式神とゴーレムのハイブリッドとか。
GM:本来は、大嶽丸の息子の名前だったはず。まあ、今回はそうじゃないですが。
碧唯:メカっぽいところはMMMのゴーレムからスピンオフしてるようですね。
壱生:…フルメタで《バイオブースト》入ってそうだなぁ。
アラキ:「なるほど、そっちも結構人材不足らしいな」
GM/人首丸:「…試すことにしよう。怨雷を倒した貴様なら、ちょうどいい」言うが早いか一気に間合いを詰め、襲い掛かってくる。
アラキ:「ちいっ!」変身して迎え撃ちます。
碧唯:しかし宿敵を倒したらすぐ次の宿敵登場か。ヒーローは辛いね(笑)。
大嶽丸:まあ、ヒーローの宿命ですね(笑)。
壱生:でも、どうするんだろう。ここは演出戦闘?
大嶽丸:でないですかね?
壱生:クライマックスに出てくる伏線…かな。
GM:一応は演出で。顔見世ということですな。本戦はまた後で。
壱生:なるほど。
GM:人首丸は二本の刀で攻撃してくる。大嶽丸の姿だが、荒雷鬼が双雷で戦っている時に近い動きをする。
アラキ:何とか防戦する。「姿は大嶽丸、戦い方は俺のコピーかよ! 著作権料よこしやがれ!」反撃の一撃を打ち込む!
GM/人首丸:「速度、膂力…共に測定値と一致」左の刀でその一撃を跳ね上げる。
アラキ:「おわっ!?」跳ね上げられて、体勢を崩した。
GM/人首丸:「…もらった」右の一刀を振り下ろしてくる。
アラキ:「くっ!」なんとか防御を試みる。
GM:人首丸はそのまま刃を押し、君の首を掻き切りにくる。
アラキ:「ぐ、なんてパワーだ……」その力に押される。
碧唯:これ以上パクられないように、特訓して新たな必殺技を身につけるんだ! あと数時間も無いけどね!(笑)
大嶽丸:そして、ボロボロの姿で決戦の場に遅れて登場(笑)。
アラキ:特訓…鬼全員の音撃を喰らうんですね。「ちょ、装甲付けてる紅い人とか居るんですけど!?」
碧唯:普通に死ねるな(笑)。
GM/おやっさん:「荒木!」今まで見ていたおやっさんが、ディスクアニマルを投げて人首丸を荒木から引き離す。
アラキ:「助かりました、おやっさん!」
GM:距離を取った人首丸は、刀を鞘に収める。「…敵性能、確認完了」そう言うと翼を広げる。
アラキ:「逃げる気か!?」
GM/人首丸:「…すぐに、また会うことになる。こちらの目的は終了した」
アラキ:「なんだと?」
GM:そのまま元来た方向に飛び去る。
壱生/人首丸:「これでいつでも…貴様を殺せる」こうですか。
碧唯:計算とか解析とかアレとかソレとか、超えろ荒雷鬼!
アラキ:「へっ、おととい来やがれってんだ」
GM/おやっさん:「…敵も、こちらの戦力を測りに来た、というところか」
アラキ:「……やっかいですね」
GM/おやっさん:「…早いところ戻って、敵が現れたことを皆に知らせよう」
アラキ:「ええ、他のヤツが襲われる前に知らせないと、まずいですからね」
GM:では、一旦戻るところでシーンを切りましょう。絆等、あればどうぞ。
アラキ:人首丸にエゴ/脅威を。…まずい、エゴ3つ目だ。
▼絆/エゴの変化
アラキ:人首丸にエゴ/脅威を取得。
●シーン7 『反撃の狼煙』 シーンプレイヤー:碧唯 登場難易度:任意
○県境
GM:さて、全員が戻ってきたところとしましょう。
碧唯:では、スカウト成功の時点で連絡はしていたでしょうが、改めてJABFの一部隊を連れてきたと報告を。
大嶽丸:「なんとか時間までには、間に合ったのう」と、鈴鹿山の鬼達と共に戻ってくる。
アラキ:「どんどんカオスな集団になってきたな……」
碧唯:「戦力的には大分増強されたわね。これが“異なる者たちが手を取り合うこと”となればいいんだけど」
壱生:「あ、皆さんお帰りなさい!」デスクからプリントアウトした書面を持って立ち上がる。
大嶽丸:「おう、今帰ったわい」
碧唯:「鉄君も結界の調整ご苦労さん。そっちの調子はどう?」
壱生:「結界装置の方は大丈夫です。僕の方は…」
碧唯:「む? どうかした?」
壱生:「…各部隊の構成と得意分野を元に、有効な戦力分担をシミュレートしてみました。これです」と言ってプリントを渡す。
碧唯:「おおっ、マジ!? その辺はこれから検討しようと思ってたんだけど!」
・玉藻前の行動を封じる→妖怪たち、鈴鹿山の鬼
・結界装置の防御→鬼、JABF
・PCの周辺に現れるクラードの撃退→改造人間
壱生:具体的には、こんな感じで。
大嶽丸:「…ほう、この短時間で…大したもんじゃのう。小僧、ようやったぞい」
碧唯:プリントに目を通して。「―――的確じゃん。鉄君、キミ本当にシロウトなのー?」
壱生:「先生達に負担がかかってしまいますが…他の二ヶ所は潰されるとフォロー不可能ですし。逆に言えば、先生達の頑張りで何とか出来る部分でもあるので…すみませんが、良いでしょうか?」
アラキ:「なるほど、確かにこれがベストの組み合わせだな、けど……」
壱生:「…けど? 意見があれば遠慮無く言ってください。分析し直します」
アラキ:「ただ、“組織”の改造人間に護衛されるのは、妙な気分になるなあと思いまして」(苦笑)
壱生:「あぁ…それは」苦笑しつつ、小声で「…でも、改造人間とJABFが背中を預けて戦うというのも、かなりアレかと思いまして」
アラキ:「まあ、確かに」
碧唯:「荒木君、今だけでいいから心に棚を作っときなさい。ここを乗り切らなきゃ、全てがご破算なんだからね」
アラキ:「ええ、十分承知してます」
碧唯:「それじゃ金光坊と《大使》に、この事を伝えて各部隊の編成だね」
壱生:「はい、お願いします」
大嶽丸:「そうじゃな、余り時間はないからのう」
アラキ:「んじゃ、行きますか」
GM:では、この布陣で、玉藻前はPCが正面から受け持ち…ということでよろしいですね?
碧唯:これで受けて立ちましょう!
壱生:行きましょうか。忘れ物はない…よね?
GM:では。特に何も無ければ、次のシーンから戦いが始まります。
壱生:次がクライマックス?
GM:一応、クライマックス前に、後藤たちと対峙するシーンは挟みますが、そのまま戦闘に雪崩れ込みます。
壱生:あ、それなら良いか。何とか絆は取れそうだ。
GM:では、絆等あればどうぞ。
壱生:アラキに絆/信頼を取得します。
碧唯:壱生に絆/信頼で。頼りになるじゃん。
大嶽丸:壱生に絆/連帯感を。
アラキ:大嶽丸に絆/信頼。
▼絆/エゴの変化
壱生:アラキに絆/信頼を取得。
碧唯:壱生に絆/信頼を取得。
大嶽丸:壱生に絆/連帯感を取得。
アラキ:大嶽丸に絆/信頼を取得。
●シーン8 『決戦の地で』 シーンプレイヤー:大嶽丸 登場難易度:任意
○埼玉県/加須市
GM:シーンPLは大嶽丸ですが、全員登場で。
―――いよいよ戦闘直前。
予定している地域に、玉藻前が進軍してくる。
多数の魔物を従え、東京を目指して突き進んでいた
こちらの配置は完了、後は迎え撃つのみになっている。
壱生:あ、僕はみんなよりずっと後方から、迫ってくる巨大な九尾を見ています。別名:背景。
碧唯:まぁ壱生は結界装置の近くにいそうだよなぁ。
壱生:さすがにみんなと一緒の位置にいるのは不自然なので(笑)。
碧唯:向かってくる玉藻前を見据えつつ。「後藤……アンタはどう出る? 玉藻と共に攻め寄せるか、結界の破壊のため奇襲をかけるか。いずれにせよアンタの復讐、終わりにさせてもらうよ」
GM/玉藻前:「おう…集まっておるのう…。わざわざ、殺されに来たのかえ?」
壱生:「き、き、来た、来ましたよ…」((;゜д゜)ガクガクブルブル
アラキ:「いや、お前を止めに来たのさ」
碧唯:「逆に自分が滅ぼされるとは考えないのかね、玉藻前? そうやって、以前もアンタは封印されたんだろう?」
GM:玉藻は楽しそうに笑う。「今の妾を止められるものかよ。何を企んでおるか知らぬが、うぬらに勝ち目など無いわ」
大嶽丸:「のっけから挑発をかましてくれるのう、玉藻前よ。だが、その程度の挑発にはのらんぞい」
アラキ:お、大嶽丸が大人だ……。
壱生:大将の自覚が出てきたようです(笑)。
碧唯:鈴鹿で一皮剥けて帰ってきた!
大嶽丸:ちょっぴり、大人になりました(笑)。
GM/玉藻前:「まあ良いわ。わざわざ妾の前に姿を現した虚けどもじゃ…特別に、妾自ら殺してくれよう」
大嶽丸:「ふん、ならば試してくれようぞ」
GM:玉藻前が言い放ち、目の前の君たちに攻撃を仕掛けようとする…その時だ。
壱生:「―――来た!」虚空に目を向ける。
GM:玉藻前の行動を封じるために配置した鈴鹿山の鬼たちが、その攻撃を無効化すべく《念動防御》を仕掛け、それを妖怪たちがHAで支援する。
碧唯:「よっし、鉄君の采配ドンピシャだよ!」
GM/玉藻前:「ぬう…!? ち…小癪なまねを!」
大嶽丸:「よし、いいぞ。玉藻を攻撃する必要はない。そのまま奴の動きを止めることに、集中するんじゃ!」
GM:その様子に、周囲の魔物たちが動き出す。PCたちと玉藻を縛る妖怪たちに向かうのだが、それを“組織”の改造人間たちが食い止める。
アラキ:「お、お前、ホントに大嶽丸か? 背中にチャック付いてないだろうな?」余りに成長した姿に驚く。
大嶽丸:「なんじゃい? わしが大嶽丸様でなかったら、一体誰だと言うんじゃい!」鬼のような咆哮を(笑)。
アラキ:「あ、良かった。本物だ」ほっとする。
GM/後藤:「…なるほど。よくこれだけの準備を整えたものだ」君たちの後方から、後藤が現れる。その横には、人首丸も控えている。
碧唯:「やはり現れたね、後藤」
GM/後藤:「…いよいよ、決着をつける時が来たな、アオイ…」
碧唯:「ええ。積み重ねてきた年月、どちらが正解だったのか、答えを出しましょう」
GM/後藤:「お前が正しいか、この俺が正しいか…その答えを出す時だ。覚悟はいいな、アオイ!」
碧唯:「はッ、覚悟なんざこの生き方を自覚してから、常に決めてるさ!」
アラキ:「さて、出やがったかコピー丸」
大嶽丸:「…こいつ何者じゃ? 何故かは解らぬが…気に食わん奴じゃのう」
アラキ:「俺とお前さんのコピーらしいぜ」
大嶽丸:「わしの『こぅぴぃ』だと!? 全然似ても似つかんぞ! わしの真似をするなど千年早いわ!」
GM/人首丸:「…今日は、本番だ。この間のようなことは無い」
アラキ:「上等だ、決着をつけてやるぜ!」
GM/後藤:「では…始めるぞ!」
碧唯:盛り上がって参りましたー!
アラキ:先生の口調が変だ。こっちも偽者?(笑)
碧唯:荒木君、生きて帰れたらちょっと保健室の裏まで来たまい。
アラキ:そもそも、学校へ行けるかどうか……orz
大嶽丸:荒木…(ほろり)。
GM:心配しなくてもいいよ? 僕は最初から行かせる気がないって言ってるじゃないか(爽笑)。
アラキ:そうか、なら心配することなかったんだ(爽)。
碧唯:OK、無理を言って悪かった。じゃあ『鬼ヶ島』の裏でじっくり話をしようじゃないか(指をボキボキ鳴らしつつ)。
壱生:「(ここまでは計算通り…だけど、後藤とあの人首丸。彼ら三人だけじゃ、荷が重い…)」こっそりと装置の傍を離れ、物陰に移動する。
GM:そうして壱生が隠れていると、空の彼方から光の尾を引いて戦場に飛来するものがある。
壱生:「―――ッ!」センサーに反応して、そちらを視認する。
GM:クロノスライダー。それが、玉藻前めがけて一直線に飛んできた。
壱生:「Chronos00666…確かに、それは一番確実な方法かも知れない。だけど……僕はやっぱり、君の選択が最良だとは認めない!」そう呟いて、異空間に消える。
GM:了解。では、クライマックスの好きなところで登場してください。
壱生:はい。
GM:では、皆様。これが後藤との決戦になります。
碧唯:応!
GM:二つ目のSAを渡します。先生に[SA:後藤と決着をつける]
碧唯:拝領します。
GM:大嶽丸と荒木に[SA:碧唯先生を守る]を。《脚止め》が解けるのは敗北条件にカウントされますので、頑張って先生を守ってくださいな。
アラキ:了解です。
大嶽丸:おう! 心得た!
GM:壱生はクライマックスに登場した後で渡しましょう。
壱生:了解しました。
碧唯:おお、《脚止め》カウントされてたのか(笑)。では戦闘開始と同時に《脚止め》使用ってことですな。
壱生:ですね。オートで使えるし。壱生が恐らく同じエンゲージに入れないのが、地味に痛い…。前回と違って、今度は荒雷鬼が防御の要になるかも。
アラキ:《脚止め》の効果は「あなたのエンゲージを封鎖する」だから、玉藻に近づかないと効果ないのでは?
碧唯:おっと、そうか。本当に命懸けだな…(笑)。
壱生:接近と同時に使うのかな。今回、九尾は背景っぽい。実際に戦うのは、後藤と人首丸ですね。
大嶽丸:敵二体を相手に三人か…厳しい戦いになりそうですね。
GM:……まあ、始まれば判りますよ。
壱生:うわ、何か意味深な言い方だ(笑)。
碧唯:何か恐ろしいオーラをGMから感じる。
アラキ:玉藻も全力で殴ってくるのか?(笑)
壱生:九尾の行動は妖怪たちが防いでくれる…はず(笑)。少なくとも、3ラウンドの間は。
GM:では、絆等あればどうぞ。
壱生:歴史に絆/守護を。しかし…なんだな。長沢をエゴに入れてると、どうしても絆に変換できなくて困る(笑)。
アラキ:いっぱいなのでなし。クライマックス中に初期エゴ:弱者を絆に変えるか。
大嶽丸:既にいっぱいなので、なしで。
碧唯:玉藻前にエゴ/仇敵で。必ず倒ーす!
▼絆/エゴの変化
壱生:歴史に絆/守護を取得。
碧唯:玉藻前にエゴ/仇敵を取得。
大嶽丸:「オレとお前さんのコピーらしいぜ」…なるほど、つまり人首丸は荒木と大嶽丸の子供か…どっちがお父さんで、どっちがお母さんだろうか?(笑)
壱生:大嶽丸は女性だった、と言う説もあるらしいですが…。
大嶽丸:では、わしが産んだのか…お母さん似だな、外見は(笑)。
GM:鈴鹿山の鬼は女怪だという説があります。それで、鈴鹿山の主が鈴鹿御前だったり大嶽丸だったりして、それが別物として扱われたり、混同されたりしているという部分も原因の一つかと。
大嶽丸:なるほど。
GM:しかし今回は、久しぶりに二日で終われそうだ…。
碧唯:今回のミドルは戦力の充実に徹してましたからね。
GM:PLに「何もしない」と言われたら、即座にクライマックスになるシナリオでした(笑)。
大嶽丸:早いなー(笑)。
碧唯:さすがに何もしないわけにはいかなかったです(笑)。
GM:では、第三話クライマックスフェイズといきましょうか。
碧唯:ドンと来い超常現象!
■クライマックスフェイズ■
●シーン9 『たった一つの冴えたやり方』 シーンプレイヤー:なし 登場難易度:PC全員登場
○埼玉県/加須市
碧唯:まずは位置関係の把握ですね。
壱生:いちおう、ある程度予測は立てたけど…どう来るかな。
○現在のエンゲージ
【後藤・人首丸】
【碧唯・アラキ・大嶽丸 |障壁| 九尾】 (*壱生はシーン外)
GM:玉藻前が攻撃をかけようとしていたので、既にPCと玉藻前はエンゲージしていると考えます。後藤とPCの間は、一回の[戦闘移動]でエンゲージ可能な距離です。位置関係については、以上。
碧唯:よし、セットアップですぐに《脚止め》できる!
アラキ:ただ、後藤に殴りかかるのが大変です。人首丸は近づいてくるだろうけど。
大嶽丸:まずは人首丸から片付けることになりそうですね。
碧唯:ではやりますかー。
壱生:玉藻前には直接攻撃できないんですよね。それと、離脱はメジャー消費かな。
GM:離脱はメジャーを消費しますね。
碧唯:まぁ現状でPCが殴っても、玉藻は傷つけられなさそう。三重結界起動まで、後藤と人首丸の撃退に全力投球か。
GM:Chronos00666は、先生が《脚止め》をした直後に戦場に現れます。出現地点は玉藻前の背後。そこからHA《彼方への門》を使用して、玉藻前の障壁の中に入る…と宣言しておきます。
壱生:うん、了解。
アラキ:つまり、クロノスも障壁の中に入れるわけか。
壱生:そのつもりです。たぶん、また分割戦闘になると思うけど…。
▼ラウンド1
○現在のエンゲージ
【後藤・人首丸】
【碧唯・アラキ・大嶽丸 |障壁| 九尾】 (*壱生はシーン外)
GM:では、セットアップからいきましょう。
アラキ→荒雷鬼:《コスチューム》。一筋の雷が落ち、一匹の鬼が現れる。ついでに、双雷と《盟約》しておきます。
大嶽丸:オートで《瞬間武装》を使用します。
壱生→クロノス:登場と同時に《瞬間武装》。「―――ここからが正念場だな」不意に空間が裂けて、三人の後ろに現れる。
荒雷鬼:「キャプテン、来てくれたのか! 相変わらず、神出鬼没だぜ!」
碧唯:「やっぱり現れたね、キャプテン・クロノス。出待ちだなんて余裕じゃないのさ」
大嶽丸:「…来たか。ここが一番の正念場じゃ。頼むぞ」
クロノス:いつもと違って、派手な口上はせず。「…これから、玉藻前の防御障壁を破る」
荒雷鬼:「なんだって、そんなことが出来るのか?」
大嶽丸:「なんじゃと!? 障壁を破る方法を知っておるのか!?」
碧唯:「そいつぁありがたいね! 正直あの障壁をどうやって破るか、考えあぐねてたところさ」
クロノス:「そうだ。だが今は、方法を説明する余裕がない…故に、後藤と人首丸はそちらに任せる。…出来るな?」
碧唯:「任せときな。どっちにしろ、彼らを何とかしない事には始まらないさ」
大嶽丸:「ふん、愚問じゃな。…わしを一体誰だと思っておる?」
荒雷鬼:「任せときな、あんたの邪魔はさせないぜ!」
クロノス:「了解した―――障壁破壊は、任せてもらおう」決意を込めて、九尾を見据える。
大嶽丸:「わしは無敵の大嶽丸様じゃぞ。こっちのことは任せておけい!」
荒雷鬼:「(なんで人首丸の名前まで知ってるんだろう? ……ま、キャプテンだからな)」
碧唯:ものすごい納得の仕方だ(一同笑)。
大嶽丸:さすがだ荒木(笑)。
クロノス:理解が早くて助かるなぁ(笑)。
碧唯:「なら、アタシらもアタシらの仕事をしようかね。玉藻前、しばらく付き合ってもらうよ!」オートアクションで《脚止め》! 玉藻前の周囲を光の線が取り囲んでいく! 輝線は玉藻前の上空にも及び―――あたかも鳥篭のごとく、大妖を閉じ込める!
GM:では、玉藻前の移動は封じられた。それと同時に、玉藻前の後方にクロノスライダーが現れる。それが一瞬、姿を消したと思うと、玉藻前の障壁の中に現れる。
クロノス:先生は今回、攻撃よりも《結界魔法》から《OS:彼の出番だ》に繋げて、味方の攻撃回数を増やした方が良いかもしれません。
碧唯:《OS:彼の出番だ》は持ってないとです……。
クロノス:《結界魔法》での増加時に選べると思ったけど、使うかどうかは任せます。
碧唯:あれ? 《結界魔法》で増える分も、予め決めてないといけないのでは?
クロノス:Nオレンヂさんはそのようにしてますが、R−3さんは違ったはず。今回はどうか知りませんが。
GM:別にその場で取得しても構いませんよ。
碧唯:うーむ。《結界魔法》時は《OS:第七の感覚》と《OS:因果応報》に決めてあったのだけど…正直《OS:因果応報》は使えた例が無い(笑)。
○現在のエンゲージ
【後藤・人首丸】
【碧唯・荒雷鬼・大嶽丸・クロノス |障壁| 九尾・C666】
GM:さて、ここからは敵の行動。後藤はセットアップなし。人首丸が《絶対先制》。そして、クロノスライダーが狙いを定めた“尾”の一つが《獣化》を使用。一匹の妖狐に化け、障壁内に現れた異物の排除にかかる。では、人首丸の行動から。
碧唯:こ、こーい!
GM:マイナー《加速装置》《戦闘形態》、移動。常時《大小拵え》、オート《分裂》《死神の刃》、メジャーで攻撃。PCをまとめて排除にかかります。(ころころころ)達成値34。
クロノス:《氷の精神》使用!(ころころ)ぐあ、出目4!? 31じゃ届かない!
荒雷鬼:うわ!
GM:今回は皆、微妙な出目の日か(笑)。
クロノス:振り直ししますか?
碧唯:勝てる可能性は高そうですね。ここはお願いしようかな。
荒雷鬼:1回しか使えないから、振りなおすべきか。
クロノス:誰か愛を(笑)。
大嶽丸:では壱生の絆を固定、1点渡します。「気をもっと集中させるんじゃ!」
クロノス:サンクス、では振り直し。(ころころ)出目3?! 何でもっと悪くなる!?(笑)
大嶽丸:おう、しっと(笑)。
GM:…ほろり。
碧唯:まぁしゃーない(泣)。
クロノス:ごめんです。いきなりダイス目が(笑)。
大嶽丸:ダイス目ばかりは仕方がないですよ(笑)。
碧唯:泣く子と乱数には勝てません(笑)。
GM:では、皆様回避よろしく。
荒雷鬼:(ころころ)達成値16。
大嶽丸:(ころころ)出目10、お、惜しい。達成値11(笑)。
碧唯:《祭器》で魔力防御!(ころころ)出目4…。 orz
クロノス:(ころころ)そしてピンゾロ…酷ぇ(一同笑)。
大嶽丸:振るほど低くなる(笑)。
荒雷鬼:どんどん悪くなる(笑)。
GM:いかん…本当に壱生がダイスに殺される(笑)。
クロノス:極限まで落ちた! 後は上がるだけだ! たぶん!!
碧唯:アタシも大概な出目だな! あっはっはっはー!!
大嶽丸:そう、要は気の持ちようだ! 後はガッツで補えばいい!
GM:ではダメージを(ころころ)47点の〈闇〉。
碧唯:ひぃっ、殺す気かっ! まさか、一発で全員魔獣化か!?
大嶽丸:荒木には耐えてもらいたい所ですね。
荒雷鬼:60後半までは耐えれるはず。
クロノス:《シールド》があれば、残る可能性も…。
碧唯:ではこっちで《シールド》飛ばしましょうか。
クロノス:お願いしましょうか。先生が足りないなら、また三重結界張っても良い。
荒雷鬼:誰が誰にバリアー張ります?
クロノス:まず先生が範囲に《シールド》。足りなそうなら、他の人にも。
碧唯:範囲に《シールド》は張れません……。
クロノス:…《呪圏拡大》は?
碧唯:ああ、拡大はオートか! ならそれでいこう。
クロノス:びっくりした…《呪圏拡大》取ってないのかと思ったよ(笑)。
碧唯:《シールド》を《呪圏拡大》で、味方全員に展開! 人間性15(ころころ)いよっしゃぁー!! 22軽減!
荒雷鬼:高っ!
GM:おお!
大嶽丸:すげー(笑)。
クロノス:25点通ったか。これなら(各キャラのFP確認)…あれ、先生は死ぬか?
碧唯:自分は《祓魔の力》で更に軽減!(ころころ)合計20通して、残りFP4!「ここは通行止めだよ、新たな外れ鬼!」
クロノス:おぉ、良かった(笑)。
荒雷鬼:自分に《ニュートラルフィールド》!(ころころ)更に16点止めて、残りFP45。「どうした、お前の力はそんなものか、人首丸!」人間性10。
クロノス:残りFP12。「(く…やっぱり僕一人じゃギアの性能を引き出せない…)」
大嶽丸:残りFP16。「女、助かったぞ! 人首丸とやら、なかなか味な真似をしてくれるではないか」
碧唯:セットアップなのに、この濃い展開……。崖っぷち決戦ということで、BGMをマブ●ヴオルタのヘビーローテーションにセット。負ければ世界滅亡! 死んでも勝つのだ!
大嶽丸:わたしは『真っ赤な誓い』をかけています(笑)。
荒雷鬼:ならこっちは『未来への咆哮』だ!(笑)
碧唯:今まさに『未来への咆哮』が流れておりまする(笑)。
○現在のエンゲージ
【後藤】
【碧唯・荒雷鬼・人首丸・大嶽丸・クロノス |障壁| 九尾・C666】
GM:ではセットアップを終了して、イニシアティブプロセスへ移行。こちらの行動値は、後藤13、人首丸12、九尾の尾14。
碧唯:くぅ、誰も早さでは勝てんか…《戦闘形態》使えばクロノスが勝てるのか。
クロノス:次のラウンドまで待ってねー(笑)。
>九尾の尾
GM:九尾の尾は、クロノスライダーを攻撃。スライダーは3回までの攻撃に耐えられます。墜とされるまで、あと2回。
クロノス:クロノスライダーは何か行動するのでしょうか。自爆される前に手を打ちたいんだが(笑)。
GM:ラウンドの最後まで回ると、行動を開始します。
>後藤
GM:後藤はPCのエンゲージに攻撃。マイナー《符術》《アブソリュート》《パワースペル》、オート《混血児:伝説の魔力》《呪圏拡大》《異端の悲哀》、メジャー《シャイニングレイ》。
碧唯:《異端の悲哀》が悲しいほど似合うなぁ、後藤……。
GM:(ころころ)命中は33。
碧唯:正直、クリティカルでなければ防御の目は無い。《護りの剣》もあまり当てには出来ないと思います。それでもよろしければ、欲しい人は申告を(笑)。
クロノス:いざとなったら荒雷鬼も《氷の精神》使えるので、危ない時には頼みましょう。
碧唯:《祭器》で魔力防御!(ころころ)出目3…。 orz
GM:先生が回避…できねー(笑)。
他の三人も、お話にならない達成値で命中(ぁ
大嶽丸:やばい、今日はダイス目に殺されそうだ(笑)。
碧唯:ダメージとか軽減とか、結果を出すダイスは好調なんだけどなぁ。
クロノス:碧唯先生をカバーリング。《黒鉄の機神》!
GM:(ころころ)光の42点です。
クロノス:二倍喰らって、魔獣化。
大嶽丸:こちらも魔獣化。鬼の姿に変形する。
荒雷鬼:残りFP3で生きてる。オート《クリフハンガー》使用。
碧唯:「キャ、キャプテン!? 玉藻前の防御壁破りをやらなきゃなんないアンタが、そんな無理しちゃマズイでしょうに!」
クロノス:「…戦況を見誤るな。貴女が無事なら、まだ因果は変えられる…」
大嶽丸:「…わしらのことなら気にするなと言ったであろう! 女はわしと小僧で守ってみせる! お前は自分のやるべき事があるのであろう!?」
荒雷鬼:「そうだ、あいつらは俺たちに任せろって、言っただろ!」
クロノス:「この戦いに勝てなければ、本来の目的も果たせなくなる…最優先事項を見失うな!」
荒雷鬼:この後、孤立するクロノスが魔獣化で大丈夫?
クロノス:防御HAあるし、《リセット》にも期待します。どっちみち耐えられないんだから、先生の魔獣化は少しでも先延ばししたい。
荒雷鬼:確かに…大嶽丸はカバーリングないし、アラキはまだ生きてるから、これがベストか。
碧唯:後は人首丸の攻撃をどう凌ぐか、だな。
>人首丸
GM/人首丸:「これで終わりだ」オート《分裂》《死神の刃》、常時《大小拵え》、メジャーで攻撃(ころころころ)どちらも同じだった、達成値34(笑)。
碧唯:ちいっ、そう簡単にファンブってはくれないか!
クロノス:クリティカルのみだ。(ころころ)無理。
碧唯:《祭器》で魔力防御!(ころころ)っしゃー!!
GM:先生が回避した。
荒雷鬼:《黒鉄の機神》でクロノスをカバー。
クロノス:大嶽丸は?
大嶽丸:(ころころ)命中。
クロノス:…荒雷鬼はカバーリングしなくて良い。
荒雷鬼:そうなの?
クロノス:クロノスが大嶽丸をカバーして、《真理のe》を使うのが良いかなと。コストは痛いが…。
荒雷鬼:なるほど、了解。
クロノス:それか、荒雷鬼が大嶽丸を庇っても良いけど。
碧唯:玉藻とタイマンになって、《真理のe》切ってしまって大丈夫ですか?
荒雷鬼:《氷の精神》使うべきだったか?
クロノス:《遠くからの声援》もあるし、まだ余裕はあると思う…たぶん。かわうそは、まだいるんですよね?
GM:いますよ。
大嶽丸:このキャンペーン中はいるはず(笑)。
荒雷鬼:なら、アラキが大嶽丸を庇います。
クロノス:なら…いけるか。お願いします。
GM:(ころころ)46点の〈闇〉ダメージ。
クロノス:「ッ…クロノ・ディバイダー!」長沢のエゴ固定、HA《真理のe》!
荒雷鬼:大嶽丸を《黒鉄の機神》でカバー。
大嶽丸:「くっ! すまん、小僧。助かったぞ」
荒雷鬼:「気にすんな、今のあんたなら、護り甲斐もあるってもんだ!」
碧唯:「ちいっ、それにしても調子に乗ってくれてるよ!」人首丸の斬撃を防禦の陣で必死に逸らしつつ。
クロノス:で、《彼方への門》を使うので誰か愛を下さい。
碧唯:では私が投げましょう。「ちょっとキャプテン! 何か手があるんでしょ、なら早いとこ頼むわよ!」壱生の絆固定、クロノスに愛1点!
クロノス:もらった愛1点使って『Chronos00666』のエンゲージにHA《彼方への門》!「クロノドライバー緊急起動―――クロノス・ペネトレイション!」九尾に向かって突進。障壁にぶつかる瞬間、時間跳躍ですり抜ける!
GM:では、クロノスは玉藻前のエンゲージ内に移動した。目の前には、巨大な獣と化した、九尾の尾。
クロノス:クロノスライダーに乗り込む形で転移します。
碧唯:再会したことで、Chronos00666とのやりとりがありそうだな。
クロノス:「……やぁ。半日ぶり」九尾を見据えながら、足下のChronos00666に話しかける。
GM/C666:「…来て、しまったか。壱生」
クロノス:「悪いけど…これで自爆装置は使えないね。それとも一蓮托生かな?」
GM/C666:「…そのようだ。…手伝ってくれるのかね?」
クロノス:僅かに肩を竦め、溜息を吐く。「結局さ…君がいなくなっても、状況はそう変わらないことに気付いた」
「確かに、会社に正体バレるのは怖いし。物騒な事件は嫌いだし。
仕事やデート中、いきなり乗っ取られて駆り出されるのは、もの凄く迷惑だ。
正直、命がけの闘いなんて真っ平だと思う。だけど…」
今までに関わって、助けた人々の姿を思い出す。その時感じた気持ちと一緒に。
「事件に巻き込まれたのは強制だったけど、その後で解決しようとしたのも、戦ったのも“僕自身”だ。
……目の前で誰かが死にかけていたら、やっぱり放っておけない。
今まで『キャプテン・クロノス』がやってきたのは、単に“そういうこと”だったんだよ。
そういうわけで…『Chronos00666』が消えても、僕がやることは大して変わらない。
僕はみんなと共に生きていく、この“歴史”を護りたい…」
クロノス:「だから、『Chronos00666』――君の力も、貸して欲しい。この先の未来へ…“僕ら全員”が向かうために!」
GM/C666:「…では、頼む。キャプテン・クロノス…いや、鉄壱生」そして《共生型》の封印が解ける。
クロノス:了解。クロノスライダーとのリンクも回復するので、行動値が増加します。更に今のロールで『Chronos00666』へのエゴを絆/心友に変更します!
碧唯:壱生が……ヒーローになった!
大嶽丸:これでクロノスと真の相棒になりましたね!
GM:さて、ここで先にイベントの条件を話しておきます。壱生のSAは[SA:九尾の障壁を破る]です。敵は、目の前で獣と化した尾の一つ。
クロノス:受け取りました。
碧唯:この変化した尾が結界を司ってるのか。
GM:そういうことですね。壱生が[真の死]を迎えた場合、《リセット》を使用するか、イベントを起こすかの選択が出来ます。どちらを使用するかは、壱生の自由で構いません。
クロノス:イベントというのは、自爆のことですね?(笑)
GM:イベントの内容は今は、言いませんが…最終回らしいイベントになる予定です。自爆とは限りません(笑)。
クロノス:敵と言うことは、目の前の尾に攻撃してダメージを与えれば良いんですよね。
GM:はい。ただし、抵抗も反撃もしますよ。
クロノス:範囲攻撃は尻尾と人首丸を巻き込めますか? それともどちらかだけ?
GM:範囲で攻撃するなら、尾だけです。シーン攻撃ならば障壁の外の連中にもダメージを与えられます。
クロノス:ふむ。それは敵の攻撃も同じですね?
GM:同じですね。但し、敵のシーン攻撃は障壁の中には影響できないので、外からの攻撃を気にする必要はありません。
クロノス:了解です。
荒雷鬼:こちらの支援アーツは障壁の中に届きますか?
GM:支援は出来ます。
荒雷鬼:了解。
○現在のエンゲージ
【後藤】
【碧唯・荒雷鬼・人首丸・大嶽丸 |障壁| 九尾・クロノス】
>クロノス
クロノス:行動値は追いついたから、《戦闘形態》使わなくても良いかな。
碧唯:まぁ1D6のダメージ差をどこまで重要視するかですね。
クロノス:いきなり《無限の法則》…とかやった方が良いだろうか?
大嶽丸:敵が魔獣化しないのであれば、それもありでしょうが、たぶん魔獣化するのでは?
クロノス:…ふむ。ひとまず待機で。
碧唯:何だか玉藻前は、既に魔獣化済みっぽい気がします。
クロノス:どちらとも読めないのでね…一旦待機で様子を見ます。
大嶽丸:《託宣》使ってみますか?
クロノス:それはメジャー消費するので、戦闘中はちょっと(笑)。
大嶽丸:あ、そうだった(笑)。
碧唯:では人首丸を叩きますよ。
荒雷鬼:先生にシーン攻撃してもらって様子見ですかね。
碧唯:む、ダメージの伸びはイマイチですが、シーン攻撃やっちゃいます?
クロノス:外側のシーン攻撃は尻尾に当たらない…ような。後藤と人首丸だけかな。
GM:だけですね。
荒雷鬼:ああ、なるほど。
碧唯:今は踊って収束して3D6+26。このダメージでシーン攻撃は、いささか勿体無い気もします。
荒雷鬼:そうですね。先生は後藤を攻撃した方がいいのでは?
大嶽丸:先生も待機しますか? オレが《スーパーブロウ》使えば、人首丸を魔獣化に追い込めるかもしれませんし。
荒雷鬼:アラキの通常攻撃で、上手くいけば魔獣化しそうですが。期待値で50点は超えるはず。
碧唯:後藤を撃っておくかー。人首丸はコピー元二人に任せよう。
>碧唯
碧唯:「荒木君、大嶽丸! その新顔は任せるよ! アタシは《大佐》を―――後藤道真を討つ!」マイナー《魔術舞踏》、メジャー《シャイニングレイ》で後藤に! 人間性7(ころころ)クリティコゥ!
GM:(ころころ)それは命中しますな。
碧唯:《収束》! 人間性5(ころころ)34点〈光〉。遠距離は《シャイニングレイ》なので、ダメージ下がるのであった。
GM:ふむ。それは普通に食らいましょう。魔獣化、HA《超魔の命》に10点使用。全身が獣毛に包まれた“鬼”の姿になります。
荒雷鬼:「どうやら、身も心も鬼になってたみたいだな……」
碧唯:「後藤……アンタが千年以上かけて研ぎ澄ませた覚悟に、この数日で追いつくのは不可能かもしれない。…でもね。それでもこの国は、アタシが千年在り続けた国なんだ! 過ぎ去った怨念に焼かせやしないよ!」
GM:後藤は低く唸り、それには答えません。
碧唯:何か碧唯先生が熱いです。おにーちゃん登場に中てられたのかもしれん。
クロノス:肉親相手で、いつになく燃え上がってますね。
大嶽丸:それでは、次の行動は荒木からでお願いします。
クロノス:うーん、ダメージ集中で先に一体潰した方がいい気もしますが…。
大嶽丸:なら、やっぱりオレが先に攻撃して魔獣化に追い込んで、荒木にはいきなり《超逆境》を使ってもらうくらいの勢いで行ってみます?
クロノス:魔獣化さえすれば、こっちのシーン攻撃で巻き込めるかな…。先生がこのラウンドで魔獣化したら、《万能なる一撃》→《OS:彼の出番だ》コンボで味方を再行動させる手もありますが。
荒雷鬼:なら、大嶽丸に先に動いてもらいましょうか。
大嶽丸:了解。では、先に攻撃しますね。
>大嶽丸
大嶽丸:「…やっと、行きおったか。うまくやるんじゃぞ、きゃあぷぅてん。さて、守りに徹するのも飽いた。今度は、わしらの番だ!」マイナーで《スーパーブロウ》、人首丸に斬りかかる!
GM:来い!
大嶽丸:(ころころ)達成値22!
GM:(ころころ)回避は失敗。
大嶽丸:(ころころ)59点の〈光〉ダメージ!
GM:そりゃ、魔獣化する。HA《超魔の命》に7点使用。
大嶽丸:「カカカ、姿を真似れてもやはりわしの強さまでは真似れなんだか!」
荒雷鬼:良かった。《攻防一体》はコピーしてなかった(笑)。
クロノス:どうかな。回数制限があるから、取ってあるのかも。
碧唯:ここぞのタイミングで返してくる可能性はありますね。
荒雷鬼:あるかも(笑)。
大嶽丸:怖いな(笑)。
>荒雷鬼
荒雷鬼:「さて、行くぜ人首丸、今度は全力だ!!」オート《こんなこともあろうかと:特殊強化服》、マイナーで《戦闘形態》。
碧唯:荒木が本気ということは、おもむろに脱いだ服がゴトゴトと重そうな音を立てたりするのか。
荒雷鬼:ディスクアニマルが集合して鎧となり、巨大な雷が落ちて荒雷鬼の体が碧に輝く。「荒雷鬼! 大・雷・皇!!」オート《紅き供物》でFP10点消費、メジャーは二刀流モードで攻撃!(ころころころ)片方の出目11…双雷に《専用武器》は入るんでしょうか?
GM:継承がなされてるので、よかですよ。キャンペーン中、《専用武器:哮雷》は《専用武器:双雷》として扱います。
荒雷鬼:ならクリティカル!
クロノス:良いダイス目。さすが本気モード(笑)。
GM:クリティカルでは仕方が無いな。普通に回避しよう(ころころ)残念な目だ、失敗。
荒雷鬼:「喰らえ!」音撃斬…じゃないな、二刀で連続斬り(笑)。
碧唯:音撃斬やめた(笑)。
荒雷鬼:《超巨大武器》にしてないので(笑)。
クロノス:あぁ、そう言えばそんな設定だった(笑)。
大嶽丸:そうだったのか(笑)。
荒雷鬼:オートで《超逆境》、人間性マイナス7。(ころころ)116点〈雷〉!
碧唯:相変わらずすげぇ……。
GM/人首丸:「守りの要は、お前だということは知っている…これも、狙い通り」116点、直で食らった後に《ノイズメーカー》。58点返した。
碧唯:《ノイズメーカー》かぁ!
大嶽丸:なんと(笑)。
クロノス:まぁ、来るだろうなぁ。FP160前後と推定して…残りは40ちょっとか。
荒雷鬼:後藤へのエゴを固定、HA《真理のe》!「悪いが、こっちも読み通りだ!」二刀できっちりとガード!
GM:では、消されておこうじゃないか。
荒雷鬼:「俺の後ろには、父さんが、師匠が守り続けた者たちが居るんだ。ここで俺が倒れるわけにはいかないんだよ!」弱者へのエゴ/守護を絆/守護に変更します。
碧唯:「こっちは何とか持たせられそうね……さてキャプテン・クロノス、どんな手で玉藻前の防御壁を破る?」
クロノス:…ここはやっぱりシーン攻撃? 危惧してた《ノイズメーカー》は打ち止めのはずだし。
荒雷鬼:そうですね。人首丸はあと一撃で死にそうだし。
碧唯:ここはお願いしておきましょうか。
クロノス:《復讐の爪》《鏡の身体》があるかもしれないけど、来た時は《ヴォイド》を頼むか。
大嶽丸:了解です!
碧唯:愛をスタンバっておくか。
クロノス:こっちはまだ絆固定してないから、そちら側に6点渡せる。もう《無限の法則》しかHA残ってないので、貰えたら全部突っ込みます。
>クロノス
クロノス:ぴっ、と先生達に向けてサムズアップ。《無限の法則》やるので、愛をプリーズ。
荒雷鬼:キャプテン、弱者、今はいないあなたへの絆を固定。キャプテンに愛3点。
碧唯:「どうやら動くか! 頼むよヒーロー!」初期絆:人間固定、愛1点をクロノスへ!
大嶽丸:「しくじるでないぞ!」かわうそと鈴鹿山の鬼達の絆を固定。愛を2点渡します。
クロノス:「ChronoGear,Disaster-form!」クロノギアとスライダーの各部装甲が展開、無数の砲口がせり出す。《共生型》《必殺技》を重ねて、メジャーで《支援砲火》。AGP5点でHA《無限の法則》使用。攻撃目標、全ての敵。(ころころ)クリティカル!
碧唯:ままま回った!!
荒雷鬼:今日は、ダイス目が極端だ(笑)。
GM:まあ、こっちはファンブルになるので普通には避けられないのだが…どうするかなあ。
碧唯:《死に至る病》とか言いそうで恐い。
GM:……後藤がHA《プリズムプリズン》。対象を九尾の尾一体に変更。
クロノス:「―――そうはさせん!」平穏な生活、碧唯、大嶽丸、荒雷鬼の絆を固定、大嶽丸に愛を4点!
碧唯:な、なに!? ど、どういうこと!?
クロノス:魔獣化させたいようですが…ここは乗っておこう。
荒雷鬼:一人に集めて、《鏡の身体》かも。
クロノス:それだとダメージは増えないから、あまり意味はないはず…だけど。
大嶽丸:《ヴォイド》行きます?
荒雷鬼:行った方がよさそうです。既に《無限の法則》を宣言してるからダメージは十分。
碧唯:何が何でも通したい策なら、向こうも《ヴォイド》返ししてきそうだし。それならそれで《ヴォイド》を切らせることは出来るか。
大嶽丸:「おうよ! ぬううん!!」後藤の妖術をこちらの妖力で打ち消す! AGP4点消費、HA《ヴォイド》!
GM:では、通そう。
クロノス:「―――クロノ・スマッシャーッ!!」無数の時空貫通弾が射出され、軌道を変えつつ敵のみに降り注ぐ!(ざらららーっ)84点〈光〉、まぁまぁ…かな。現在、人間性マイナス7。《共生型》《心友》が初めて役に立ちそうだよ(笑)。
GM:後藤と、尾は84点食らう。尾は魔獣化。HA《超魔の命》に2点使用して生きている。人首丸はHA《真理のe》を使用、無傷。
クロノス:荒雷鬼、任せた!
碧唯:「今だ荒木君! キャプテンの砲撃で、人首丸とやらは完全に守勢だ!」荒木の絆固定、荒木に愛1点!
荒雷鬼:了解、HA《ブーストアップ》!
GM:来たか、通そう。人首丸は十分に働いた。
荒雷鬼:マイナーなし、オート《紅き供物》でFP1点使用、メジャーで《超巨大武器》にして攻撃。自動クリティカルです。
GM:では…お待ちかねの《攻防一体》を使用しましょう。こちらはHA《電光石火》を乗せます。
碧唯:ここが《ヴォイド》どころか?
荒雷鬼:ここでしょうね。通すと死にます。
碧唯:後藤も結構恐いが。
荒雷鬼:最悪、《遠くからの声援》もあるし。
大嶽丸:「させるか! 決めろ小僧!」全てのエゴを固定。AGP2点使ってHA《歩く影法師:ヴォイド》!
GM:では、消された。
荒雷鬼:「おう、とどめだ! 音撃斬! 双雷激烈震!!」(ざららーっ)67点〈雷〉です。
GM:流石に耐えられない、真の死だ。人首丸はその一撃で崩れ去った。
荒雷鬼:「……悪いな人首丸。俺は、負けるわけにはいかねえんだ」人首丸へのエゴを絆/同情へ変更します。
クロノス:後藤はまだまだ元気だね。推定130以上FP残ってる。
碧唯:10点も超魔に使ってますしねぇ。
クロノス:けど、後藤に攻撃するには、遠隔攻撃かシーン攻撃か離脱しかないんだなぁ…。
碧唯:しかし何という濃厚な1ターン。
クロノス:まだ1ラウンド目なんだよね…(笑)。
大嶽丸:濃いですなー(笑)。なんか既に3ラウンドくらい経過したような気がします(笑)。
クロノス:同じく(笑)。
GM:まだ1ラウンド目なんだよね(笑)。
碧唯:ここで《万能なる一撃》使って、「俺のバトルフェイズはまだ終わら(略」とか(笑)。
GM:さて、他に行動する人はいませんか? いないようならば、このラウンドは終了。
碧唯:クリンナップで《魔術舞踏》コスト払い、人間性3に。
大嶽丸:長い1ラウンドだった…。
碧唯:万能はまだ切りどころではない…ですよね?
クロノス:まだ早いと思う…かな。
碧唯:後藤が《絶対先制》持ってたら、次ラウンド連続で来るか?
クロノス:どっちにしても、それは止めようがない。まだFP130以上残ってるから。
碧唯:無理に割り込んでも、倒せる可能性は殆ど無いですよね。
荒雷鬼:先生以外はそもそも届かない(笑)。
クロノス:そういうこと(笑)。やはり先生に再行動コンボを使ってもらうのが良いかと。
碧唯:その為には魔獣化しないとなぁ。
荒雷鬼:但し、アラキはカバーのために動けない。
クロノス:敵の攻撃を凌いだ後で、二人に離脱してもらうことになるかな。
○現在のエンゲージ
【後藤】
【碧唯・荒雷鬼・大嶽丸 |障壁| 九尾・クロノス】
▼ラウンド2
GM:では、セットアップ。こちらは後藤、九尾の尾の両方が《絶対先制》。
大嶽丸:ぎゃー!
碧唯:ここをどちらか一方だけでも凌いでおかないと。
荒雷鬼:後藤には《氷の精神》+《スーパーアクション》でいきましょうか?
GM:まずは、尾の行動から。壱生を攻撃しよう。マイナー《人外魔境》、メジャー《吹き散らすもの》、オート《獣の気》で(ころころ)達成値30で命中。
クロノス:標的はクロノスだけ? Chronos00666は?
GM:現在、主導権を壱生に渡しているので、既に一個のスタンドアロンではなくなっています。よって、目標はクロノスだけ。
クロノス:なるほど、では防いでおくか。《氷の精神》!(ころころ)達成値38! はっはっは、最初に出て欲しかったぜ!(笑)
荒雷鬼:まったくだ(笑)。
GM:では、攻撃を消された。
クロノス:障壁内を目にも止まらぬ加速で移動、回避する。
碧唯:後藤が13でクロノスの次に行動だから…《絶対先制》凌いでも、またこっちに範囲が飛んでくる可能性大。《絶対先制》をスーパー《氷の精神》で凌いで、通常の行動で魔獣化して《オリジナルスペル》発動、こんな感じかな?
クロノス:ですね。
GM:次は後藤。マイナー《符術》《アブソリュート》《結界魔法》。オート《混血児:伝説の魔力》《異端の悲哀》、メジャー《隕石招来》で攻撃開始。(ころころ)出目7でクリティカル。
荒雷鬼:《氷の精神》!(ころころ)クリティカルはしない…が!
大嶽丸:「小僧、耐えるのだ!」荒木の絆を固定、AGP1点渡します。
荒雷鬼:HA《スーパーアクション》!「させるかよ!」ジャンプして降り注ぐ隕石を二刀で全て打ち落とす!
GM/後藤:「…ち! しぶとく粘る…!」
荒雷鬼:「言っただろう、俺は倒れないってな!」人間性マイナス11。
碧唯:「これが前を向く力の強さだよ、後藤。彼の二十年にも満たない人生が、アンタの一千年にだって負けやしないのさ」
GM:では、通常のイニシアティブに移行しましょう。一番早いのは壱生か。
クロノス:さて。普通に攻撃するかな。
碧唯:よろしくー。尾は全面的に任せるしか無いので。
荒雷鬼:超魔2点なので、通常攻撃で削りきれるはず。
碧唯:壱生の後に尾、その次が後藤か……恐いなぁ。
>クロノス
クロノス:「私が今なすべきは、この障壁を破ること…破滅の因果はここで阻止する!」マイナーで機械剣の属性を〈光〉に変更。《共生型》《必殺技》使用、メジャーで攻撃。(ころころ)うっわ、今度は酷い(笑)。出目3で達成値31。
荒雷鬼:きゃぷてーん!(笑)
GM:(ころころ)達成値17、ダメージどうぞ。
クロノス:玉藻前が光に強いって事はないよね?(笑)
碧唯:何か壱生の出目、呪われてるなぁ。まぁ当たれば良かろうなのだァーッ!
大嶽丸:うぃ(笑)。
荒雷鬼:「キャプテン、ぶちかませ!」
クロノス:オートで《リインフォース》!(ころころ)45点〈光〉!
GM:惜しい…微妙に残った(笑)。九尾の尾にダメージは与えたものの、まだ生きている。
クロノス:何と! まずいな…人間性マイナス19。
荒雷鬼:なんで!?
碧唯:《超魔の命》で追加40点に、【体力基本値】分の上乗せがあるからでしょうね。きっとかなり高いはず。
荒雷鬼:そうか、そんなもんか。
クロノス:クリティカルさえ出てればなぁ…(苦笑)。
大嶽丸:クリットさえしていれば、《心友》があるから確実でしたね。
荒雷鬼:《武具覚醒》が必要だったか。
碧唯:やっとけば良かったか…不覚。
クロノス:これは倍振り確定か…仕方ない。
碧唯:ウヌゥ…そろそろ《リセット》の気構えが必要か?
>九尾の尾
GM:そのまま反撃に転じる。いつもの組み合わせで《吹き散らすもの》、(ころころ)達成値27。
クロノス:(ころころ)あっはっは、相変わらず(笑)。達成値6。
碧唯:出目1、2が多いなぁ。
GM:では、ダメージを出します。(ころころ)53点の〈闇〉。
クロノス:敵の攻撃を力場で受け止め、エネルギーに変換吸収する…が。一気にギアの耐久限界を超えて、パラメータが軒並みレッドゾーンに。全身の骨が軋みをあげる。
碧唯:「拙いっ、キャプテン!」
GM:九尾の尾が勝ち誇るように口元を吊り上げる。
クロノス:「ぐ…うっ!?」ここでChronos00666の台詞が欲しい(笑)。
荒雷鬼:バリア3枚でも無理か。
クロノス:いや、ここで仕留めるから防御は要らない。
碧唯:ああっ、アレか!
荒雷鬼:了解。取った甲斐があった!(マテ
大嶽丸:切り札を使う時が来たか(笑)。
GM/C666:「…壱生! これ以上は、保たない」
クロノス:「―――大丈夫。『Chronos00666』、君が死ぬ気でも…僕にそのつもりは全然ないから」
「……彼らは、信じられる。
僕たちはいつだって、一人で戦っていたわけじゃない…信じられる“仲間”が此処にいるんだ。だから…」
壱生は眼下の三人に一瞬目を向けると、真っ直ぐに妖狐を見据えて叫んだ。
「例え幾たび斃れようとも、我々は最後に必ず勝利する! クロノス・ファイナル・バスターッ!!」
クロノス:《ノイズメーカー》発動、実ダメージの半分を叩き返す! 臨界まで吸収したエネルギーを推進力に転換、瞬時に亜光速まで加速。自分自身を疑似ブラックホールの弾丸に変えて、敵に特攻!
GM:おお! それは消せない!
クロノス:そして、真の死。爆縮に巻き込まれて消滅する。
大嶽丸:キャプテーーーーン!
碧唯:キャ、キャプテーーーン!!
クロノス:切り札、使わずに済むかと思ったんだがなぁ(笑)。…ちなみに、人間性はマイナス25です(ぁ
荒雷鬼:きゃ、きゃぷてーーーーん!(笑)
大嶽丸:ぎゃー(笑)。
GM:では、九尾の尾は持ち堪えられなかった。擬似ブラックホールによって、消滅。[真の死]を迎える。その瞬間に、玉藻前の防御壁が、消滅した。
荒雷鬼:「キャプテーーーーン!」
碧唯:「………マジかいや。これがアンタの言う、防御壁破りの策なのかい、キャプテン・クロノス……ッ」
大嶽丸:「…馬鹿者が。…死んでどうする。まだ、戦いは終わっておらんのだぞ…」
クロノス:「―――信じているぞ…」と、どこからともなく声が響いた…気がした。残りの愛を1点ずつ先生と大嶽丸に。
碧唯:拝領ッ!
大嶽丸:いただくぞい!
GM:さて、聞いておきますが。イベントは起こしますか? ここでやると、割とナニな感じになるので、お勧めできなくなりましたが(笑)。
クロノス:イベントを防ぐために、今の演出を用意したんです(笑)。
GM:では、その方向でいきます(笑)。
○現在のエンゲージ
【後藤】
【碧唯・荒雷鬼・大嶽丸・クロノス@死・(九尾)】
荒雷鬼:「そんな、キャプテンが……」
大嶽丸:「…しっかりしろ小僧! 戦いはまだ終わっとらんぞ! …奴の、奴の死を無駄にする気か!?」
碧唯:「………荒木君、後藤を仕留めるよ。キャプテンの行動、無駄には出来ない。確実に玉藻前を封印するためにも、先に後藤を叩いておかなければならない」
荒雷鬼:「…ああ、わかっているさ、大嶽丸。キャプテンの意志も、俺は背負って奴らと戦う!」
大嶽丸:「よし! それでこそ鬼達の英霊をその身に宿すものよ!」
碧唯:何か《リセット》するのがはばかられる空気に(笑)。
クロノス:はばからんで下さい(笑)。
碧唯:するけどネ☆
クロノス:信じているよ…(笑)。
荒雷鬼:まあ、次で我々も死ぬし(笑)。
碧唯:後藤がマジ攻めしてきそうだしなぁ。
>後藤
GM/後藤:「…よくもやってくれたな、半魔ども!」後藤が行動を開始します。マイナー《符術》《アブソリュート》《パワースペル》、オート《伝説の魔力》《異端の悲哀》、メジャー《隕石招来》でPCを攻撃!(ころころ)クリティカル。さっきから命中は出目7以上出てない気がする。
碧唯:それでも回ってるよぅ(泣)。
荒雷鬼:先生は、まだ魔獣化してないよね?
碧唯:私はまだ魔獣化してないです。奇跡だ…まだFP4で踏ん張ってる。ここで魔獣化しておくためにも、隕石は食らっておくべきかな。
荒雷鬼:なら、カバーは必要ないか。
碧唯:《オリジナルスペル》を戦術に組み込むなら、カバーは不要ですね。
大嶽丸:まあ、無駄だとは思うけど《共生型》を使用して、振ってみる。(ころころ)うん、やっぱり無駄だった(笑)。
荒雷鬼:(ころころ)無理。
碧唯:敢えて食らう!
GM/後藤:「我が恨みの炎よ! 消えてなくなれぃ、半魔ども!」(ころころ)63点の〈炎〉。
碧唯:ヒトガタの外見が隕石の直撃によって燃え尽き―――宝珠と同じ材質のヒトガタが現れる。魔獣化!
大嶽丸:「ぬおおおお!!」同じく隕石に撃たれる! 真の死!
荒雷鬼:「うわあああああ!」隕石に打ちのめされる。真の死。
クロノス:荒雷鬼が《ノイズメーカー》を持ってれば、63点反射できるのに(笑)。まぁ自分で殴った方が、遙かにでかいダメージ出るけどね(笑)。
荒雷鬼:しかし万一に備えて、ここから移動できない。実は機関銃で攻撃できるけど(笑)。
大嶽丸:「…頼むぞ、女…」倒れる前に先生の絆を固定して愛を渡します。
荒雷鬼:では、こちらも先生の絆を固定して、先生に愛1点。
碧唯:拝領!「―――後藤……ッ」
GM/後藤:「後は、お前一人だ…アオイ。すぐに、仲間の元に送ってやろう!」
碧唯:ええと、手順の確認。《リセット》はどのタイミングかな。速攻使っても、敵にはHA以外では割り込まれない、かな?
クロノス:敵の行動は一通り済んでますね。《遠くからの声援》もあるから、大嶽丸か先生のどちらか生きてれば復活は可能。前衛二人が斬りかかって、待機した先生が再行動コンボ、まだ残るなら更に《万能なる一撃》…でどうかな? ところで、まだ移動にはメジャーが必要?
荒雷鬼:アラキは機関銃で撃つだけでもいいですけど。
クロノス:近接攻撃のみの大嶽丸がね…クロノスは射撃モードも行けるけど。
GM:玉藻が動けないから、今は普通に移動できますよ。
クロノス:なら、後藤へのトドメは二人に任せようか?
荒雷鬼:大嶽丸だけでも何とかなるか。
碧唯:では《リセット》かけますよ。
一同:お願いしまーす。
「今のが、アンタの一千年を込めた恨みの一撃ってわけか。思い知ったよ、その昏い熱ってヤツをさ。
だからこそ……その熱が足りないアタシは、自分を追い詰める事で、その差を埋めなきゃならなかった。
今、ここがその崖っぷちさ。だが……それでもまだアンタの域には届かない。
だからアタシは、こうするしか手が無いのさ―――」
碧唯:「―――この世界に満つる全ての御霊に願い奉る。我が同胞の死せるさだめを断ち切り給へ!」AGP3点でHA《リセット》! 荒雷鬼、大嶽丸、キャプテン・クロノスを、FP1で復活!!
荒雷鬼:「信じてましたよ、先生!」隕石を跳ね飛ばして起き上がる!
大嶽丸:「ふん、まだまだ…寝ているわけにはいかんわい!」
クロノス:虚空に穴が開き、クロノスライダーに乗った『時の守護者』が再び現れる!
荒雷鬼:「キャプテン、やっぱり生きてたか!」
碧唯:「すまんね、皆……後ちょっとだけ、踏ん張っておくれな」
クロノス:「…次元の彼方からも、貴女の輝きが見えたのでね…還って来れたよ」
大嶽丸:「……ふざけた事を抜かしおって…余計な気を回させおって…この分の埋め合わせはしてもらうぞい!」
クロノス:「さて…今度こそ、我々の番だ!」
○現在のエンゲージ
【後藤】
【碧唯・荒雷鬼・大嶽丸・クロノス・(九尾)】
>荒雷鬼
荒雷鬼:後藤に割り込み系HAがあるとまずいから、待機します。「さあ、頼んだぜ大嶽丸!」人首丸と大嶽丸の絆を固定。大嶽丸に愛2点。
>碧唯
碧唯:私も《OS:彼の出番だ》のために待機ですかね。
クロノス:まずは大嶽丸がGOだね。
碧唯:ここで大嶽丸につぎ込んでしまうかな?
荒雷鬼:アラキは愛なくなりました。
碧唯:ここで『未来への咆哮』を流す、空気読める我がメディアプレイヤー。
荒雷鬼:こっちは『牙狼』が流れてる。大嶽丸に合わなくもないな。
クロノス:BGM流すと思考にノイズが入るので、戦闘中は音楽かけられない私…ちょっと哀しい(笑)。
>大嶽丸
大嶽丸:「おう、任しておけい!」では、マイナーで後藤にエンゲージ。
GM:来るが良い。
碧唯:「大嶽丸……介錯を頼むよ。彼は、とうの昔に死んでいる骸なのだから」大嶽丸、後藤の絆固定! 大嶽丸に愛2点!
大嶽丸:AGP4点でHA《無限の法則》を使用。オートで《共生型》《怒髪天》《リインフォース》!(ころころ)クリティカル!
GM:こちらはファンブルか。そりゃ通すなあ。
大嶽丸:では、ダメージ行きます!(ざらららーっ)122点の〈光〉ダメージ!
GM:おお、あぶね。まだギリで生きてる。
大嶽丸:「ちぃ、しとめそこなったか! 小僧、後は頼む!」
荒雷鬼:ことごとく、大事な攻撃でクリティカルが(笑)。
クロノス:《怒髪天》…良いの? クリンナップで確実に死ぬよ?
荒雷鬼:あ、FP1か。
大嶽丸:荒木の行動、残ってますよね?
クロノス:まぁ敵の残りFPは20点もないはず。次で斃せば何とかなるか。
荒雷鬼:敵を倒したらクリンナップはないのかな?
クロノス:仮にあっても《遠くからの声援》がある。きっと大丈夫だ(笑)。
碧唯:クリンナップで大嶽丸倒れたら、《遠くからの声援》で《リセット》復帰お願いします。玉藻のエゴ残ってるので、それで《リセット》できる。
大嶽丸:お願いします(笑)。
荒雷鬼:さて、ここで移動していいものか? 外しても再行動があるからいいか。
碧唯:何ならこっちも移動しますよ。《符術》使えば結界張って移動できる。
クロノス:先生はまだ動いちゃ拙いのでは。消えたのは尻尾で、先生の役目は“九尾本体”の足止めだから。
碧唯:おおっと、そうだった。いかんいかん。
荒雷鬼:あ、先生も待機してたのか。
クロノス:荒雷鬼とクロノスの両方が射撃する手もあるし、このままでいいかと。斃せなかったら、こっちのエンゲージに再行動コンボすればいい。
碧唯:荒木が後藤とエンゲージすれば、《呪圏拡大》で二人に再行動かけられるか。
クロノス:たぶん、荒雷鬼の攻撃で仕留めきれると思うけどね。《万能なる一撃》も残ってるし。
○現在のエンゲージ
【後藤・大嶽丸】
【碧唯・荒雷鬼・クロノス・(九尾)】
>荒雷鬼
荒雷鬼:「ああ、これで決めてやる!」オートで《融合》している機関銃を装備。《ロックオン》使うと人間性マイナス15になってしまうな。とりあえず普通に撃ってみるか。
クロノス:ごめん、さすがにもう《テクニカルサポート》は無理(笑)。先生、《能力強化》は乗せます?
碧唯:乗せましょう。実は今回、結構余裕あるアタシ(笑)。この際だ、《武具覚醒》もいくか。
クロノス:再行動コンボでコスト15は使うはずだから、あまり飛ばさない方が(笑)。
荒雷鬼:マイナーで双雷を落とし、メジャーで機関銃を撃つ。演出的には、腕輪の弦を鳴らすとディスクアニマルが一斉に襲い掛かる。
碧唯:《能力強化》! 命中に+3、人間性は0に。
荒雷鬼:「いけえ!」(ころころ)達成値22!
GM:(ころころ)達成値15、避けられんか。
碧唯:《武具覚醒》! ダメージ+12! 人間性はマイナス4に。
荒雷鬼:先生の魔力を纏ったディスクアニマルが襲い掛かる!(ころころ)45点〈殴〉!
GM:それは耐えられん。後藤はディスクアニマルの攻撃を避けきれずに[真の死]を迎える。
荒雷鬼:実は、機関銃を初めて使った(笑)。
大嶽丸:そうなんだ(笑)。
クロノス:初めてだったっけ?(笑)
荒雷鬼:一話で使おうとしたけど、《ブーストアップ》を《ヴォイド》された(一同笑)。
クロノス:あぁ、そーいえば(笑)。
GM:では、人間性の回復をお願いします。
碧唯:人間性マイナス4で絆5個、生還です。
荒雷鬼:人間性マイナス11、絆6個。(ころころ)合計9、帰ってきました。
大嶽丸:絆5個で人間性マイナス6か…1ゾロを振らない限りはOK(ころころ)無事生還!
クロノス:人間性マイナス25で絆6つ。倍振り確定です(笑)。(ころころ)合計15。よし、生還!
碧唯:全員生還!
大嶽丸:よっしゃ!
クロノス:実はYBB登録以来、初の倍振りでした…かなり怖かった(一同笑)。
■エンディングフェイズ■
●シーン10 『千年の果て』 共通ED
○埼玉県/加須市
GM/後藤:「…何とも、冴えない最期だな…」口元から血を流し、そう呟く。
碧唯:「後藤……いや、今だけはドウマと呼ぶよ。もう、疲れただろう? 過去を全て零してきたアタシは、あなたを悼む資格は無いかもしれない。それでも…あなたをドウマとして送る事が出来るのは、アタシだけだと思うんだ」
GM/後藤:「…アオイ…」
碧唯:「あなたのように、全てを恨んで在り続ける事はできない。でも、あなたの想いは忘れずにおくよ。それでどうか、お仕舞いにしてほしい」
GM/後藤:「…俺は、今までの年月を恨みに生きた。同じく生まれたはずのお前は、そうはならなかった…。お前は…良き年月を、生きたのだな…」それだけ言うと、後藤の体が崩れていく。「…さらば、妹よ」
碧唯:「ええ。それだけは胸を張って言える。この国の行く末を信じて、良かった。―――さようなら、兄様」
クロノス:「―――想いは継がれた。古の大君よ、汝の信念も、また歴史の一部となる…」
後藤が完全に崩れ去ると同時に、周囲が結界に閉ざされる。
―――時間が来たのだ。
結界が閉じると同時に、玉藻前を縛る妖怪たちの力が弱くなる。
四人の前には、密閉された空間に縛られた玉藻前がいる。
こいつを倒せば、全てが終わる。
とうとう…そこまでやってきた。
碧唯:三重結界起動したか。
クロノス:…素直に斃させてはくれないだろうなぁ(笑)。
碧唯:そりゃそうだろうなあ。
大嶽丸:「…ようやく。ようやく、貴様を捕らえる事が出来たぞ…玉藻!」
GM/玉藻前:「…よもや…こうも簡単にしてやられるとは思わなんだわ…!」声の中に怒りが滲んでいる。
荒雷鬼:「俺たちの想いの力を甘く見たようだな」
GM/玉藻前:「だが…このままでは終わらぬ! 貴様らを八つ裂きにし、喰ろうてくれるわ!」
クロノス:「…………(くぅ…っ)」実は半ば意識朦朧としながら、辛うじて立っている。
碧唯:「待たせたね、玉藻前。お休みの時間だよ。今度の眠りは永くなる、きっともう目覚める事は無い」
GM/玉藻前:「…もう、目覚めることは無い…だと? その言葉、そっくりそのまま返してくれる!」
大嶽丸:「貴様はここで終わりじゃ! だが、その前にヒトの魂…返してもらおうか!」
GM:では、ここで次回予告。
■ 次回予告 ■
東京を目前にして、九尾の足が止まった。
反撃の狼煙は上がった。
継承は成された。
外道の鬼は倒された。
無敵の防御は破られた。
されど、九尾は健在。
人間と、魔物たちが見守る中…
結界内にて、半魔と九尾の最後の戦いが始まる。
だがしかし、クライマックスを飾るには、最後の一つがまだ足りない。
BEAST BIND New Testament
魔獣覚醒・最終話
――最後の欠片――
乞う御期待!
Beast Bind New Testament
たった一つの冴えたやり方
to be continued...
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