新約・魔獣の絆スペシャル
最終話

■ 今回予告 ■

東京を目前にして、九尾の足が止まった。

反撃の狼煙は上がった。
継承は成された。
外道の鬼は倒された。
無敵の防御は破られた。

されど、九尾は健在。
人間と、魔物たちが見守る中…
結界内にて、半魔と九尾の最後の戦いが始まる。

だがしかし、クライマックスを飾るには、最後の一つがまだ足りない。



BEAST BIND New Testament


魔獣覚醒・最終話

――最後の欠片――



絆を知る者よ―――汝、希望を導かん。



オープニング クライマックス エンディング

■プレセッション■


GM(R−3):さて、今回はいきなりクライマックスです。自己紹介時に、取得している絆/エゴを宣言していただきます。今回は最初から7つ、絆/エゴを取得していて構いません。
碧唯:決めてきたぜー!
GM:今回は最初から絆が埋まった状態になりますので、こちらからはPC間絆を指定しません。では、慣例になりますが、PC番号順に自己紹介をお願いします。


●PC1(大嶽丸)

 三重結界に閉じ込められた玉藻前との直接対決が始まる。
 今までの戦いで、様々な存在に「昔と変わった」と言われた君だが、自分では変わったのかどうか判らない。
 だが、そう言われることに、今は不快感は無い。
 もし、自分が変わったのだとして、それを為してくれた者がいるのだとしたら。
 君は、一人の人間の名を思い出すだろう。
 玉藻前に捕らわれた、自らの半身。
 それを取り戻すために、今、君は最後の戦いに向かおうとしていた。

 シナリオエゴ:花樫 陽火人はながし ひ び と     (関係:任意)


花樫 陽火人はながし ひ び と  大嶽丸おおたけまる   プレイヤー:サブマリン
 【イレギュラー/エトランゼ】 年齢:17歳/性別:男/カヴァー:高校生
「―――漸く、貴様を捕らえる事が出来たぞ…玉藻! ヒトの魂、返してもらおうか!!」
 普段は素直で生真面目、人が良すぎて気弱な印象を与える、眼鏡をかけた少年。
 その実は、かつて最強と謳われ封印された鬼の一人、『大嶽丸』を身体に宿している。
 傍若無人な大嶽丸に振り回されて迷惑している…ものの、何だかんだで互いに嫌ではなかったらしい。
 ちょっとした諍いが元で宝剣と“陽火人の魂”を奪われ、現在は大嶽丸が陽火人の身体を使っている。
 一度は陽火人と過ごした日々の記憶すら失うが、大嶽丸は再び陽火人を思いだした。やはりツンデr(略)。
 所持HA:《歩く影法師》、《無限の法則》、《ヴォイド》


●PC2〜4(他PC)


 遂に、最後の戦いの時が来た。
 継承は成された。
 外道の鬼は倒された。
 無敵の防御は破られた。
 それら全てを成しえて、今、君たちは、玉藻前との直接対決を行おうとしている。
 ここで負ければ、全てが終わる。
 人間と魔物たちにとって、君たちが最後の希望なのだ。
 全員の見守る中…戦いの火蓋は切って落とされた。

 シナリオエゴ:玉藻前   (関係:任意)


翠ヶ原 碧唯みどりがはら あおい 蒼碧乃珠ソウヘキノタマ   プレイヤー:早坂ノヴユキ
 【マジシャン/アーティファクト】 年齢:30歳(2000歳以上)/性別:女/カヴァー:養護教諭
「―――恨み言だけでこの先何百年、何千年も在り続けてはいけないじゃないか…」
 都内の高校に勤めるグータラ保険医。酒と煙草と怠惰な生活をこよなく愛する。
 その正体は、翡翠のような色合いと水晶のごとき透明度を併せ持つ、美しい宝玉の化身。
 かつては自然信仰の象徴として奉られた祭器だったらしく、当時の巫女の魂が封じられていた。
 普段は魔力で自分の写し身たる『碧唯』と猫の『魂緒』を作り、社会に潜伏している。
 長い年月の果てに記憶を取り戻した彼女を待っていたのは、復讐鬼と化した実の兄と闘う現実だった。
 所持HA:《魔法の国よ》、《リセット》、《万能なる一撃》

鉄 壱生くろがね いっせい キャプテン・クロノス   プレイヤー:麻那
 【エトランゼ/フルメタル】 年齢:27歳/性別:男/カヴァー:研究者
「―――怖くても、今は闘う。この先の未来へ…僕ら全員が向かうために!」
 メルキゼデクの研究開発部門に所属する研究者。見るからに気弱な、機械いじりだけが取り柄の青年。
 高額報酬に釣られてMMMの引き抜きに応じたものの、入ってみれば恐怖と後悔の毎日だった。
 しかしある日、研究施設が魔物に襲撃され、巻き込まれた壱生も瀕死の重傷を負う。
 そんな彼を救ったのは、施設で保管されていたオーパーツ――未来から来た超AI、『Chronos00666』
 命の見返りは『破滅に向かう地球の歴史を修正すること』。かくして、壱生の危険な二重生活が始まった…。
 所持HA:《彼方への門》、《無限の法則》、《真理のe》

荒木 明仁 あらき あきひと荒雷鬼アラキ   プレイヤー:れおそ
 【フルメタル/レジェンド】 年齢:18歳/性別:男/カヴァー:高校生
「俺は“荒雷鬼”の名と意志を継ぐ者―――絶望の闇を切り裂くいかづちだ!」
 魔物から人間を守るための組織に属する、正義の『鬼』(←某特撮ヒーロー風)。
 ごく普通の家庭に生まれるも、魔物に両親と姉を殺され天涯孤独の身に。
 その事件で命を救ってくれた『鬼』に弟子入りし、自分も『鬼』となった。武器はギター型の剣『音撃弦・吼雷』。
 師匠も謎の魔物に殺されるなど重い過去を背負っているが、基本的には陽気で軽めのナイスガイ。
 父親と師匠の死の原因を突き止め、漸く仇を討つ。その際、形見である音撃剣『双雷』を正式に継承した。
 所持HA:《真理のe》、《ブーストアップ》、《スーパーアクション》


大嶽丸:絆は金光坊、かわうそ、鈴鹿山の鬼達、キャプテンクロノス、碧唯先生、荒木に戦友を! そして、花樫陽火人にエゴ/執着を。
碧唯:シナリオ絆は荒木、クロノス、大嶽丸に、戦友としての連帯感。今はいないあなた―――ドウマに懐旧。そして護るべき日本国に守護。
クロノス:PC間絆はアラキに絆/信頼。初期エゴの長沢遼/脅威を絆/有為に変更。玉藻前にエゴ/打倒、碧唯先生に絆/尊敬、大嶽丸に絆/連帯感、歴史に絆/守護を取得します。
荒雷鬼:初期エゴの弱者/守護を絆に変更。PC間絆として、碧唯先生に尊敬、キャプテンに憧憬、大嶽丸に信頼。更に、荒雷鬼へ絆/継承、玉藻にエゴ/討伐を取得します。
碧唯:(´ー`)y−~ 皆の尊敬の視線が痛いZE☆
クロノス:ドウマとの関わりを見てますからねぇ。
GM:では、今回が最終回。始めるといたします。


 

■オープニングフェイズ■

●シーン1 『最終決戦』   共通OP

○結界内

 三重結界の中で、死闘が続いている。
 それを見守る、魔物、人…それらの視線が、君たちと玉藻前の戦いに注がれている。
 君たちは死力を振り絞って戦っている。
 だが、未だに九尾の狐は健在。
 その生命力は無尽蔵にすら見えた。


荒雷鬼:「くそっ、キリがねえぜ……」息を切らしながら。
GM/玉藻前:「…なかなか、頑張るではないか…半魔どもよ!」
クロノス:「当然だ…貴様を止めねば、この国の未来が潰えるのだから」とは言いつつ、こちらも満身創痍。
碧唯:「まぁ分かっちゃいた事だけどさ……こうタフネスぶりを見せ付けられるとイヤになってくるね!」
大嶽丸:「ふん、まだまだこんなものではないわい!」多くの妖力を使って消耗しながらも気炎を吐く!

碧唯:前回の戦いで全員魔獣化してるけど、ルール上また人間の姿に戻ってるんだよなぁ(笑)。いちいち人間の姿に戻ってる余裕は無さそうだけど(笑)。
大嶽丸:そうですな(笑)。
クロノス:まぁ魔獣化しなくても、こっちは変身後の格好ですが(笑)。
碧唯:ガワを被る特撮組はいいよなぁ!(笑)
荒雷鬼:大嶽丸も、陽火人の姿になってるのか(笑)。
クロノス:魔獣化しなくても変異は表せたはずだから、変身後の姿じゃないかな?(笑)
大嶽丸:そうですね。既に変形しているでしょうな(笑)。

GM:君たちは、玉藻前に幾度か致命傷を与えているはずだ。少なくとも、その実感はある。だが玉藻前の体についた傷は、瞬時に再生されてしまうのだ。
荒雷鬼:「ったく、こっちは早く片付けて、明日の授業に出なきゃいけねえんだ。さっさと倒れやがれ!」
クロノス:「(いくら何でも、このタフネスは異常だ…Chronos00666、原因を探れるかい?)」《託宣》でも使いましょうかね。使わなくても説明してくれそうだが(笑)。
GM:使用するなら、認めましょう。
クロノス:使いました。目の前の状況と玉藻前の霊力を分析して原因を探ります。

 玉藻前は、PS《資産:不死》を所持している。但し、これは玉藻前が最初から持っていた能力ではない。

荒雷鬼:そりゃ死なんはずだ(笑)。
クロノス:それはそうだよねぇ(笑)。アレか、《資産:核部》は陽火人の魂とかか?
碧唯:ちくしょうめ、ズルしてやがったか!(笑)

 朝廷を苦しめたという、大嶽丸の不死を司る魔剣…それが、玉藻前に不死性を授けているのだ。
 今現在、大嶽丸の剣は九尾の狐の尾に刺さり、そこから不死のエネルギーを玉藻に与えている。


GM:…と、いうことまでは理解できます。
クロノス:あー、あっちか。陽火人の魂を取り込んだまま奪われたんだっけ。了解です。
大嶽丸:なんてこった(笑)。
碧唯:なるほど、鬼骨剣の刺さった尻尾をどうにかすれば、《資産:不死》を解除できるのかな?
クロノス:たぶん。それで大嶽丸が今回の勝利の鍵だと(笑)。
大嶽丸:なるほど(笑)。
クロノス:でも、大嶽丸自身は不死の力(=復活HA)を使えないんだよね。ブラッド的に(笑)。
大嶽丸:うぃ(笑)。しかし《歩く影法師》でコピーさえできれば(笑)。
クロノス:残念ながら、このパーティに自己復活HAはない!(笑)
大嶽丸:なんとー!?(笑) いや、知ってましたけどね(笑)。

クロノス:「…奴は大嶽丸の宝剣から“不死の力”を得ている。宝剣を取り戻さねば、我々に勝ち目はない」三人に伝える。
碧唯:「なるほど、不死身の力を与える剣か。これで納得いったよ」
大嶽丸:「なるほどのう。奴ほどの妖力があれば、宝剣の不死の力を引き出すことは確かに可能じゃ」
荒雷鬼:「なら、狙うはあの尻尾か?」
クロノス:「そうなるな。どうやって宝剣を奪うか、だが…」説明プリーズ(笑)。
GM:では、不死の秘密が判ったところで、剣の取り戻し方を説明しましょう。

 現在、剣は尾に固定されているが、これには陽火人の魂を使った封印がかかっている。
 その原因は、大嶽丸が陽火人を否定したこと。


碧唯:おお、上手い理由付けだ。

 これを外す方法は、一つ。
 後藤が行った、封印解除の手順をPCが踏むこと。


大嶽丸:必要な行為は全部で4つでしたっけ?
碧唯:巫女が踊って大音響を鳴らして門をこじ開ける。剣は既に玉藻前に取られてるから、そっちは無理かな。
クロノス:ドモンの如く、恥ずかしい愛の告白…じゃないのか。ちっ(ぇ
大嶽丸:って、愛の告白ですか(笑)。

 荒雷鬼が音撃を使用し、碧唯が舞い、
 最後に大嶽丸が玉藻前のエンゲージに入り、絆チェックで陽火人のエゴをひっくり返すこと。


GM:とまぁ…それが条件です。
クロノス:了解です。
荒雷鬼:やっぱり告白か!(笑)
大嶽丸:わし…おまんのことが、メッチャ好っきやねん!(笑)
荒雷鬼:なぜ関西弁?(笑)
碧唯:大嶽丸、真のツンデレ力を見せる時がきたぜ!
荒雷鬼:踊るのは《魔術舞踏》でいいとして、音撃に必要な条件は何でしょうか?
GM:玉藻前本体に、双雷で一撃を加えることで構いません。

クロノス:「巫女の舞、長鳴鳥の声、手力男神の強力…が宝剣の封印を解く鍵になる、はずだ」
碧唯:「後藤が組んだ儀式と同じ要領か。玉藻前の攻撃を凌ぎながら成立させるのは骨だが……やるしかないね!」
荒雷鬼:「あの時の逆をやればいいんだな。ま、俺にとっては単純なことで助かったぜ」
大嶽丸:「正直、彼奴等の真似事をするのは気に喰わんが、そんなことは言っておれんしのう。わかった。やってみるわい! 主らの力…わしに預けてもらうぞ!」
クロノス:「私はサポートに徹するとしよう。君たちは儀式の再現を頼む」
荒雷鬼:「任せとけ、一発派手にぶちかましてやるぜ!」
GM/玉藻前:「…どうやら、何かを思いついたという顔じゃのう…」
碧唯:「さて、どうだろうね? だとしたらどうするかね、玉藻前?」
GM/玉藻前:「…面白い。少し、付き合うてやるわ」そう言うと、六本の尻尾を体から切り離す。それが三本ずつ集まると、三つ首の妖狐が二匹誕生する。「我が子らを倒すことが出来るならな!」

クロノス:げげっ、やっぱり尻尾が独立か!?
碧唯:いやーん! やっぱり尻尾分離したー!
荒雷鬼:尻尾は二本残ってるのかな?
クロノス:三体ボスのようですな。それでも十分に大変だが(笑)。
大嶽丸:またしてもきつい戦いになりそうだ(笑)。
碧唯:正真正銘キャンペーンラストですもんねぇ。
GM:では、ここで皆様にSAを渡しましょう。大嶽丸に[SA:花樫陽火人を取り戻す]、他のPCに[SA:玉藻前の不死性を奪う]を渡します。
一同:いただきます。

碧唯:「げげ、狐顔のキングギ●ラかね。ラスボスの自覚満点だよ、アンタ」軽口を叩くが、内心冷や汗だらだらだ!
荒雷鬼:「どっちかって言うと、ケルベロスじゃ?」あえて、気軽な口調で。
大嶽丸:「ふん、相手がどんなに強かろうが…相手がどんだけの数で押してこようが…勝つのはわしらじゃ! …そうじゃろう?」荒木、先生、クロノスを順に見ながら。
クロノス:「無論だ。厳しい戦いになるが…我々は必ず勝つ」静かに頷く。
碧唯:「あったり前よ。―――ここへ立つために踏み台にした男のためにも、負けるつもりは毛頭無いね」
荒雷鬼:「ああ、勝つさ、勝ってみせる!」
GM:全員が戦いに赴くところで、クライマックスフェイズに移行します。



碧唯:大嶽丸が音頭を取るのがいいなぁ(笑)。
クロノス:主役だし!(笑)
荒雷鬼:このキャンペーンは、大嶽丸と陽火人のラブストーリーですからね(笑)。
大嶽丸:そうだったのかー!?(笑)
碧唯:そうだったのだー!!
大嶽丸:そいつは知らなんだ(笑)。
碧唯:今年の冬は『陽×嶽』本で決まりだネ☆
大嶽丸:その間の『×』が何故だか激しく気になるのう(笑)。
碧唯:さて、今日も●ブラヴオルタのヘビーローテーションはセットした! テンション確保ー!!
大嶽丸:では、今日のBGMは『ラブストーリーは突然に』をセットするか…いや、なんか激しく間違ってるな俺(笑)。


 

■クライマックスフェイズ■


●シーン2 『最後の欠片』   シーンプレイヤー:なし   登場難易度:PC全員登場

○結界内


GM:では、位置関係の説明から。

○現在のエンゲージ
      【玉藻前】

  【三つ首A】【三つ首B】

【大嶽丸・碧唯・クロノス・荒雷鬼】


GM:玉藻前への道を塞ぐように、三つ首が並んでいます。三つ首同士はエンゲージしていませんが、例によって、どちらかを倒さない限り、本体に到達できません。
クロノス:これは、玉藻前の前に妖狐二匹が立ち塞がってると言うことかな?
碧唯:いつものパターンか。
GM:三つ首と玉藻、三つ首とPCはそれぞれ[戦闘移動]一回分必要な距離があると思ってください。位置関係については以上です。

碧唯:どっちにしろ、前座は倒さないといけないんだな。んー…早々に《魔法の国よ》でシーン攻撃といきたいところだが、魔獣化前は火力微妙だしなぁ。
クロノス:下手に魔獣化させて強力な攻撃を受けたくないしなぁ。
碧唯:各個撃破にします?
大嶽丸:一体を集中的に叩いて道を作るのがベストですかね?
クロノス:いや…敵の攻撃次第だけど。
碧唯:そうすると、逆に火力微妙なシーン攻撃も悪くはないかもしれない。どうせ数が減ってから撃っても旨みは無いし。
クロノス:敢えてこちらが先に魔獣化して、シーン攻撃連発で片付けるとか。
碧唯:魔獣化すると後が無いのが恐いですけどね。
クロノス:敵の《絶対先制》によっては否応無しなので(笑)。
大嶽丸:まあ、では相手の出方を見て決めるという、いつものパターンで(笑)。
碧唯:後は大嶽丸の絆チェックの正否も判断材料だよなぁ。
大嶽丸:一応、ロールプレイしてみるので何とか難易度を下げてもらえるように努力してみます(笑)。
GM:ロールプレイは鑑みてボーナスを与えますよ。
大嶽丸:了解!

クロノス:位置関係は了解しました。行動値は?
GM:玉藻前が32、三つ首は共に15です。

碧唯:ささささささんじゅうにぃぃ!?
大嶽丸:なんとー(笑)。
クロノス:うっわー…とんでもねぇ(笑)。
荒雷鬼:なんじゃそりゃー!
碧唯:敏捷知性どんだけぇー!?
クロノス:何つーか、「本当に封印結界効いてるのか?」と言いたくなる(笑)。
碧唯:封印効いてこれってことか……。
大嶽丸:れ、連邦のモビルスーツは化け物か!?(笑)
荒雷鬼:むしろデビルガンダム(笑)。
大嶽丸:確かに(笑)。
GM:まあ、もちろん、封印効果は数字以外のところで色々効いてますよ。
クロノス:…いかん。『The end of the world』聞いてたら、こっちが敗北しそうな気分に(一同笑)。
碧唯:現状だと『先制玉藻>玉藻>三つ首』って順番になっちゃうな。こ、怖い。
クロノス:何とか凌げるように、努力しましょう。
碧唯:《氷の精神》とかフル活用になるかなぁ。
クロノス:なるでしょうね。下手すると最初のラウンドで全員魔獣化だ。
荒雷鬼:全員魔獣化ですめばラッキー。死人が出るかも(笑)。
クロノス:《真理のe》も早々に使い切りそうですな(笑)。
碧唯:FP多い人は、範囲《シールド》でお茶を濁すことも出来るかな。
荒雷鬼:《シールド》があれば、80点程度なら生きてる気がする。
碧唯:《武具覚醒》も積極的に飛ばすか…コスト4は重いが。ミドルで《偉大なる叡智》とか使ってない分、僅かな余裕はある。


▼ラウンド1

○現在のエンゲージ
      【玉藻前】

  【三つ首A】【三つ首B】

【大嶽丸・碧唯・クロノス・荒雷鬼】


GM:では、セットアップからいきましょうか。
荒雷鬼:「さあ、行くぜ父さん。これが、最後の戦いだ!」《コスチューム》を使用して、双雷と《盟約》します。
大嶽丸:オートで《瞬間武装》、鎧と剣を取り出します。「行くぞ、玉藻前! 今こそ、決着の時よ!」
クロノス:「大妖・玉藻前よ。貴様の暴虐は絶対に阻止する。我々の“明日”を護るために!」オートで《瞬間武装》。
GM:では、玉藻前はオートで《獣化》宣言。そして《絶対先制》。PCエンゲージに《吹き散らすもの》で攻撃を仕掛ける。
碧唯:やっぱりなぁー!「来るよッ、皆! 備えな!!」
大嶽丸:キ、キター!「おう!」
荒雷鬼:「来るなら来やがれ!」
GM:マイナー《ハンティングスタイル》、メジャー《吹き散らすもの:闇》、オート《獣の気》、そしてその他の資産、常時アーツ。(ころころ)クリティカルはしていないが達成値41。

クロノス:さすがにこれは届かないなぁ。
荒雷鬼:クリティカル以外無理か。
碧唯:一応範囲《シールド》かけますか。
荒雷鬼:荒雷鬼は欲しいなあ。

碧唯:《祭器》で魔力防御、Crt値9!(ころころ)ぐ…出目8か、惜しい。達成値25。
荒雷鬼:(ころころ)達成値14。
大嶽丸:(ころころ)達成値8。
クロノス:「くっ…奴の攻撃を読み切れない!」(ころころ)やっぱり駄目か。
GM:では、ダメージを出します。(ころころ)91点の〈闇〉。

クロノス:…《シールド》、無理っぽいなぁ(笑)。
大嶽丸:で、でかい。
荒雷鬼:あ、90点は無理か。
碧唯:無理? なら《シールド》は引っ込めますが。
クロノス:さすがにこれは誰も届かないかと…三重結界でも無理(笑)。後はカバーリングするかどうかかな。
碧唯:魔獣化すれば、私はCrt値7まで落とせるので、相当に戦力UPできますが。後が無いのは同じですからねぇ。
クロノス:なら、一度通しますか?
荒雷鬼:三重結界で32点出れば生きてますが…無理ですね(笑)。諦めましょう。
碧唯:前回の《シールド》は出目が凄かったからなぁ。まだ先はあるし、人間性で無理は出来ないか。
荒雷鬼:アラキは先生をカバーかな。
クロノス:三連撃があるし、いちおうカバーリングしておきますか。
碧唯:ここはカバーもらえるならいただきます。死ぬタイミングは極力ズラしますか。

クロノス:《黒鉄の機神》で大嶽丸をカバーリング!「クロノ・ディバイダー!」こちらは魔獣化。
荒雷鬼:「先生、アブねえ!」《黒鉄の機神》で先生をカバー、魔獣化します。
碧唯:「くっ、毎度毎度すまんね荒木君!」
荒雷鬼:「なんのなんの。後で俺の進級のために、校長の弱みでも教えてくれればいいですよ」
大嶽丸:「ぬぅ、すまぬ! きゃぷてん!」
クロノス:「汝が勝利の鍵だ…サポートは任せろ!」
大嶽丸:「おう!」
GM/玉藻前:「ほほう…耐えよるか…。どこまでもつか見物よの」

碧唯:大嶽丸も、自然に礼の言葉が出るようになったな(笑)。
クロノス:そして進級のために裏取引を迫るヒーロー(笑)。
碧唯:応じる保険医。「任せな、校長教頭学年主任、誰でもござれだ!」

GM:では、通常のイニシアティブに移ります。
クロノス:残り二匹は《絶対先制》してこなかったか。助かった。
荒雷鬼:範囲攻撃6連続はどうやっても死にそうだ(笑)。
大嶽丸:全滅必至ですな(笑)。

>玉藻前
GM:最初は玉藻前から、元気な先生を狙おうか。
碧唯:な、なにぃっ!?
クロノス:む。単体攻撃か?
碧唯:魔獣化してたら《因果応報》の出番だったんだがなぁ(笑)。
GM/玉藻前:「ドウマも死んだようだ…主もさっさと逝ってやるがよい!」マイナー《ハンティングスタイル》、メジャー《地獄落とし》、オート《獣の気》。(ころころ)命中38。
クロノス:じ、GM…《地獄落とし》は範囲攻撃なんですが…(笑)。
碧唯:そうか! 範囲選択で敢えてアタシだけを!
GM:おお、今までずっと単体だと思うていたよ。…じゃ、範囲で(一同笑)。
大嶽丸:GMの鬼ー!(笑)

碧唯:って、そう上手くはいかんかー!
GM:長いこと見落としていたよ(笑)。
クロノス:ちなみに達成値38じゃ、ダイス目11以上でないと届きません(笑)。
碧唯:《護りの剣》やるだけやってみます?
荒雷鬼:ここは、《氷の精神》+《スーパーアクション》かな? 部下の方なら、通常判定で届くかもしれないし。
碧唯:あー、それもアリかもしれない。エンゲージズレて範囲攻撃食らわないようになってから、魔獣化するように。
クロノス:…かなぁ。タイミング的に防御判定より《氷の精神》が先だし。《遠くからの声援》で1回は増やせるし。
碧唯:では荒木君、お願いできますか。

荒雷鬼:「フェイントとは、やることがセコイぜ」
碧唯:「連続ではもらえん! 潰せ、荒雷鬼君!」荒木の絆固定、愛1点を荒雷鬼に!
荒雷鬼:なら、行きます。《氷の精神》!(ころころ)達成値11。もらったAGPでHA《スーパーアクション》!「させるかよ!」双雷で攻撃を弾き返す!
GM:では、それは通しましょう。玉藻前の行動は終了。
クロノス:まだ妖狐ABが先ですな。
大嶽丸:なんとか玉藻の攻撃は凌いだが、次は尻尾たちの攻撃か。

>三つ首妖狐
GM:AB両方とも、本体と同じく《吹き散らすもの》で攻撃してきます。マイナー《人外魔境》、メジャー《吹き散らすもの》、オート《獣の気》。

大嶽丸:ギャース(笑)。
荒雷鬼:やっぱりー!
碧唯:うぬぬぬ、4連発範囲攻撃か!

GM:まずAが(ころころ)達成値27です。
クロノス:《氷の精神》使用。「クロノ・ディバイダーッ!」(ころころ)達成値32!
GM:そいつは通します。

碧唯:おお、やった!
クロノス:一発目は大丈夫だが、二発目は《真理のe》を吐き出すしかないかなぁ。
荒雷鬼:それしかないですね。

GM:そしてB(ころころ)こちらも達成値27。
クロノス:クリティカルのみ!(ころころ)やった、クリティカル! 波乗りするかの如く、華麗な空中機動で回避した(笑)。
GM:おお(笑)。
荒雷鬼:(ころころ)達成値12、無理。
碧唯:大嶽丸に《護りの剣》! 人間性20(ころころ)く、出目8…ごめーん!
一同:惜しい!
碧唯:「ちぃっ、間に合わん!」自分も《祭器》で魔力防御!(ころころ)クリティカル、自分だけ防いだと言う……。
クロノス:そして自分はちゃっかり回避。さすが先生(笑)。
大嶽丸:どんまい(笑)。自力で回避(ころころ)達成値8、無理でした(笑)。
荒雷鬼:「今ここで、お前を死なせるわけにはいかねえ!」《黒鉄の鬼神》で大嶽丸をカバーしてHA《真理のe》! 玉藻へのエゴを固定します。
GM:通しましょう。まあ、なんだかんだでダメージ食らう人はいないのね(笑)。
大嶽丸:「くっ、小僧。すまぬ!」
荒雷鬼:「気にすんな。それより、陽火人のことは任せたぜ!」
碧唯:「鬼骨剣のこともそうだけど、今はアンタ一人の体じゃないからね、大嶽丸。アンタの半身、花樫君も可愛い生徒だからさ」
大嶽丸:「おう! 任せておけい! 宝剣を取り戻すついでに、ヒトも連れ戻してやるわい!」

荒雷鬼:これで人間性6。何とかマイナス20程度には抑えたいものだ。
碧唯:このラウンドは何とか凌いだ。問題は2ラウンド以降ですな。エンゲージがバラけるだろうから、範囲の恐さは多少薄れるけど。
GM:では、次はPCの行動。
碧唯:これでやっとクロノスの手番か。
大嶽丸:まずは、AかBかのどっちかを魔獣化させて潰さないと。
クロノス:それか、《彼方への門》で即エンゲージする手も。
大嶽丸:なるほど。
碧唯:絶対回避はとっておきたい所ですけどね。
荒雷鬼:でも、荒雷鬼も玉藻とエンゲージする必要がありますよ。
碧唯:音撃食らわさないといかんのだもんなぁ。
クロノス:先に集中攻撃で妖狐を片方潰すか、それとも《資産:不死》の無効化を優先するか…あぁ、そうか。儀式は全て必要なんだな。
大嶽丸:まずは、範囲攻撃を一つでも削った方がいいと思いますね。
碧唯:《資産:不死》は真の死で発動だから、後回しでも良さそうな気がします。まずは前座の数を減らすので良いかと。
クロノス:なるほど、じゃあ先に前座をやるか。
荒雷鬼:それしかなさそうですね。

>クロノス
クロノス:マイナーで《戦闘形態》起動。「ChronoGear,Gunner-form!」左腕装甲がスライドし、ビーム砲がポップアップ。メジャーで妖狐Aにサンダーシュート。プラズマ弾を射出する!(ころころ)達成値37!
GM:(ころころ)達成値16、命中します。
クロノス:「クロノ・シューターッ!」オートで《リインフォース》使用、人間性1。(ころころ)34点〈雷〉。
碧唯:お、なかなか良いダメージ。
GM:それは落ちる。JA《超魔の命》に罪2点使用して復活します。

碧唯:そして前座よりは早くなったか、クロノス。
クロノス:先手を打てるに越したことはないので。しかし、やっぱり今回もコストきつそうだわ(笑)。
碧唯:おかしい事に、まだ人間性が20も残ってるアタシ(笑)。
クロノス:エトランゼが低コストなんて、絶対嘘だ!(笑)
碧唯:ここはAにエンゲージした味方に《武具覚醒》かな。
クロノス:先生は待機します?
碧唯:ここは待機して、討ち洩らしに備えるか。
荒雷鬼:アラキに《武具覚醒》してもらえば落とせると思います。
大嶽丸:魔獣化していないので、オレの一撃では沈まないな。
碧唯:なら荒木にAに向かってもらって、覚醒入れて潰してもらいますか。
大嶽丸:うぃ、お願いします。
クロノス:第一話と同じで、順番は関係ないんですよね?
GM:儀式の順番は、今回大嶽丸が最後に来さえすれば、他はどちらが先でも構いません。
碧唯:まぁとりあえず《魔術舞踏》はしておくので、踊りは即達成ですね(笑)。

>碧唯
碧唯:「まだだ……纏めて薙ぎ払う機はここじゃない」ここは待機!
GM:では、次は荒木か大嶽丸のいずれか。

>荒雷鬼
荒雷鬼:「道は、俺が切り開く!」オート《こんなこともあろうかと:特殊強化服》、マイナーでAにエンゲージ。《紅き供物》FP10点使用して、メジャーで《大小拵え》で殴ります。FP2点になったので、更に《クリフハンガー》。鎧を纏い、碧に輝きながら殴りかかる。(ころころころ)達成値32です。
GM:(ころころ)達成値19、命中しました。
碧唯:「“双雷”の力、限界まで引っ張り出すよ! 振り落とされないようヘソに力入れな、荒雷鬼君!」《武具覚醒》! 人間性16。
荒雷鬼:(ころころ)55点〈雷〉、低い!(><) ダイス一個の平均が2かよ…。
碧唯:く、微妙か?
GM:その一撃で、一体目の妖狐は真の死を迎える。
クロノス:何とか足りた(笑)。
碧唯:おお、いった!
大嶽丸:潰れた(笑)。

碧唯:荒木、すげぇ勢いで人間性がっ!
大嶽丸:さすが、最終決戦(笑)。
クロノス:それが心配だ…他人事でないだけに(笑)。
荒雷鬼:現在、人間性マイナス1。
碧唯:1ラウンド目で既にか…。
GM:荒木の人間性がどんどん磨り減ってゆく。次は大嶽丸か。
碧唯:SAN値がー!
荒雷鬼:しかし、大嶽丸が一人で玉藻に接近してしまうと、集中攻撃で死んでしまうのか……。
大嶽丸:どうせ、今すぐ玉藻にエンゲージしても意味がないので、先にBに攻撃を加えて魔獣化させますか?
クロノス:それでも良いかな。
荒雷鬼:次のラウンドに倒せれば問題ないですね。
碧唯:手数減らすのは良いですね。今ならクロノスがBより早い。
大嶽丸:了解。では、Bに攻撃しますね。

○現在のエンゲージ
      【玉藻前】

   【荒雷鬼】【三つ首B】

 【大嶽丸・碧唯・クロノス】


>大嶽丸
碧唯:「右よし! 次っ、左に大嶽丸ッ!」
大嶽丸:「道が開けた…皆が命がけで開いた血路…無駄にはせん! じゃが、行きがけの駄賃じゃ! 受けとれい!」Bにマイナーでエンゲージ、そのまま切り伏せる!
GM:来い!
大嶽丸:(ころころ)クリット!(笑)
GM:(ころころ)無理か。

クロノス:おぉ、ダイス目が良い(笑)。
碧唯:ああ…形だけとは言え、仕切るのって何か気持ちいいー(笑)。ところで、こっちも覚醒かける?
大嶽丸:いや、たぶん30点くらいなら、このままでもいけると思います。
碧唯:OK、ではスルーで。

大嶽丸:(ころころ)なんだ、この出目は(笑)。61点の〈光〉ダメージ!
クロノス:でかいなぁ(笑)。
碧唯:うわぁー(笑)。
荒雷鬼:アラキと正反対だ(笑)。
GM:まあ、そりゃ魔獣化する。Aと同じく、HA《超魔の命》に罪2点使用。

碧唯:まぁこっちもBに一発当てとくか。《魔法の国よ》は不要かな? それとも玉藻にも当てときます?
クロノス:FP削っておいて損はないかな。一撃で魔獣化はしないだろうし。
大嶽丸:使っていいと思いますよ。他に使いどころはないと思いますし。
碧唯:では使うか。

○現在のエンゲージ
     【玉藻前】

【荒雷鬼】【大嶽丸・三つ首B】

   【碧唯・クロノス】


>碧唯
GM:待機中の先生の行動ですな。
碧唯:「さて……寝坊助の花樫君を叩き起こす儀式、トップバッターを勤めさせてもらうかねぇ」
クロノス:「先生の出番だな、頼もう」絆を固定、愛を1点。
碧唯:マイナー《魔術舞踏》、メジャー《シャイニングレイ》。貰った愛でHA《魔法の国よ》、対象を玉藻前と妖狐Bに拡大! 人間性は8に。
GM:通しましょう。
碧唯:この世界に満つる全ての御霊に、この舞を捧げ奉る……そしてコイツはオマケだ、貰っときな! 『魂ヲ灼ス白』!」(ころころ)クリティコー!
クロノス:素晴らしい(笑)。
大嶽丸:おお!(笑)
GM:おお、文句のつけようがない一撃(笑)。(ころころころ)どっちも命中。
碧唯:オート《収束》! 人間性6(ころころ)32点〈光〉!「ドウマの待つ場所へ逝けと言ったね、玉藻前。冗談じゃない、あんだけ啖呵切ってすぐ会いに言ったら、どんだけバカにされるか分かったもんじゃないね!」
GM/玉藻前:「…ふん、そのような児戯で、やられると思うたか…身の程知らずが!」両者とも健在、まだ動けますな。

クロノス:…さて、ここで《ブーストアップ》で雑魚を斃しておく手もあるなぁ。まぁ、玉藻前に取っておくか(笑)。雑魚の攻撃ならこっちで防げるし。
碧唯:まぁ削っただけでも良しとしておいてください(笑)。
クロノス:これだけ削れれば十分です(笑)。
大嶽丸:うぃ、その通り!(笑)
碧唯:……はっ!? 《魔法の国よ》だったんだから、《ダークネスフレア》で良かったんじゃないか!
クロノス:…それもそうでしたね(笑)。
荒雷鬼:ところで、玉藻に音撃を食らわすときは《超巨大武器》で攻撃する必要がありますか?
GM:攻撃手段は問いませんよ。どの方法でも結構です。
荒雷鬼:了解です。
碧唯:とりあえず二刀でも巨大でも、当たれば鳴るのが音撃武器らしい(笑)。

GM:と、いうところでクリンナップに移ります。
碧唯:《魔術舞踏》コスト支払い、人間性4に。

○現在のエンゲージ
     【玉藻前】

【荒雷鬼】【大嶽丸・三つ首B】

   【碧唯・クロノス】



▼ラウンド2

GM:こちらはセットアップで妖狐Bが《絶対先制》。玉藻前は無し。

碧唯:ぐあ、雑魚が《絶対先制》撃ってきたか!
大嶽丸:なぬ!?
碧唯:まぁ玉藻前が撃ってくるよりはマシだが…雑魚の手番はもう無いと思ってたからなぁ。
荒雷鬼:また四連撃か。

GM:大嶽丸に攻撃。マイナー《人外魔境》、メジャー《吹き散らすもの》、オート《獣の気》。(ころころ)命中27。
クロノス:《氷の精神》使用。「クロノ・ディバイダーッ!」(ころころ)達成値34!
GM:では、消えた。

大嶽丸:お、使ってくれましたか。
碧唯:人間性は大丈夫?
クロノス:人間性マイナス3。しかし玉藻前の攻撃もありますしね。
荒雷鬼:玉藻のシーン攻撃が飛んでこないかな?(^^;
クロノス:玉藻の攻撃はまず止められないので、任せます(笑)。
碧唯:毎度おなじみクリット頼みの《護りの剣》で良ければ飛ばします、サー!
クロノス:やるなら荒雷鬼に来た場合かな。
碧唯:大嶽丸は魔獣化の余地がありますもんね。
クロノス:シーン攻撃は魔獣化後に来そうだな(笑)。
大嶽丸:うぃ。

>玉藻前
GM:では、通常のイニシアティブ。こちらも大嶽丸狙い。剣を奪われるわけにはいかぬのでね。マイナー《ハンティングスタイル》、メジャー《吹き散らすもの:闇》、オート《獣の気》…いつものやつで攻撃だ。(ころころ)達成値37。

大嶽丸:騙されないぞ。大嶽丸狙いと言いつつ、きっとまた範囲攻撃なんだ(笑)。
GM:範囲には君しかいねえよ(笑)。
クロノス:エンゲージに大嶽丸しかいないからね(笑)。
大嶽丸:あ、そうか(笑)。
碧唯:今隣り合ってるのは、アタシとキャップだけだね。
荒雷鬼:ここはボスらしく、部下を巻き込むんだ(笑)。
碧唯:部下つっても一応自分の尻尾だしなぁ(笑)。

大嶽丸:(ころころ)惜しい、出目11!(笑) 《共生型》を使っておけばよかった(笑)。
クロノス:《アクロバット》を取ってない時に限ってこんな出目が(笑)。
碧唯:地味に効くんだ、《アクロバット》。エトランゼなら取っておいて損無し。
GM:残念だったのう…では、ダメージを(ころころ)93点〈闇〉。
大嶽丸:そいつは魔獣化するしかないな(笑)。「ぬぅお! まだまだ、この程度で止まるわけにはいかんのじゃ!」
碧唯:ここぞとばかりにデカくきやがって…。
クロノス:固定値が50越えてる時点で《シールド》もほぼ無意味ですな(笑)。
GM/玉藻前:「首が絞まってきたようじゃの、大嶽丸…」ニヤリと哂って。
大嶽丸:「ぬかせ、最後に勝つのはわし…いや、わしらじゃ!」
GM/玉藻前:「折角、手に入れた自由じゃというのに、こんなところで失うとは…愚かしい限りじゃ」

>クロノス
クロノス:現在、玉藻まではマイナーで届きますかね?
GM:そういや、キャプテンはクロノスライダーに搭乗してるんでしたっけ。それなら移動できても良いです。
クロノス:では、マイナーで玉藻前にエンゲージ。メジャーで背後の妖狐Bにサンダーシュート!(ころころ)達成値38!
GM:(ころころ)避けられないか。
クロノス:「そろそろ前座は舞台を降りてもらおうか!」オートで《リインフォース》使用、人間性マイナス5。(ころころ)26点〈雷〉!
GM:その一撃でBも消し炭だ。真の死を迎える。

碧唯:何か映像を想像したらエラいカッコいいな、今のキャプテンアクション。
クロノス:ヒーローは派手な見栄切ってナンボです(笑)。
荒雷鬼:キャプテンは先生とエンゲージしてないと、カバーできないからまずいのでは?
碧唯:こっちはまだ魔獣化してないから、何とかなる。
クロノス:先生は魔獣化した方がむしろ助かるからね。今は大嶽丸と荒雷鬼にカバーいないと拙いので。
碧唯:Crt値7まで下がれば、かなりいける。究極的には《封印解除》でCrt値6まで下げられますし。
クロノス:まぁ、もし先生が連続で狙われたら《彼方への門》で駆け戻ります(笑)。
荒雷鬼:なるほど。
碧唯:ピンチの時には助けてね、遠野くん!(誰だ
クロノス:本気で誰ですか(笑)。

○現在のエンゲージ
【玉藻前・クロノス】

【荒雷鬼】【大嶽丸】

    【碧唯】


>碧唯
碧唯:Bが倒れたから、次はアタシ?
クロノス:待機でも良いと思いますよ。人間性節約して欲しいし。
碧唯:んんん……待機かなぁ、ここは。
荒雷鬼:次アラキが殴れば、魔獣化させられるはずですし。ここで攻撃しても無駄になりそうですね。
碧唯:「残るは玉藻前のみ。だからこそ、必殺の機会は外せない」待機ー。では殴り組、任せたぜー!

大嶽丸:しかし、玉藻は魔獣化させるのに一体何点必要なんだろうか? やっぱり、100点は超えているのかな? …いくら何でもそれはないか(笑)。
碧唯:行動値を見るに、能力値はシャレにならんレベルに達してそうですよね。
大嶽丸:やっぱ、あ、あるのかな?(笑)

>荒雷鬼
荒雷鬼:マイナーで玉藻前とエンゲージ、メジャー《大小拵え》で攻撃します。(ころころころ)達成値29です。
GM:(ころころ)ファンボー(笑)。

大嶽丸:ダイス空気読みすぎ(笑)。
荒雷鬼:期待値で40点は出るはずですが、《武具覚醒》します?
碧唯:やっておきますか、出来れば確実を期しておきたい。

荒雷鬼:二刀で連撃の後に剣を合体させて音撃を打ち込む。「さあ、こいつで目を覚ませ、陽火人!」
碧唯:「よっし! 儀式構成要素二つ目、長鳴鳥鳴いたッ!」《武具覚醒》! 人間性0。
荒雷鬼:「―――双雷激烈震!!」(ころころ)61点〈雷〉!
クロノス:魔獣化はするのかな?
大嶽丸:先の先生のダメージを合わせれば…。
GM:玉藻前が苦しげな呻きをあげるが、まだ魔獣化はしない。

碧唯:くっ、まだか!
荒雷鬼:なんだってー!
大嶽丸:…って、なにー!(笑)
荒雷鬼:先生に削ってもらいますか。
碧唯:ならシャイニングも重ねるか。待機しておいて良かった。

GM/玉藻前:「よくも、妾の体に傷をつけてくれたな!」HA《復讐の爪》、46点ダメージを返そう!
荒雷鬼:「な、なんだと……!」真の死です。

碧唯:うお、これは拙いな。どうします? 《ヴォイド》で打ち消すか、ちょっと待って《リセット》か。
荒雷鬼:どうせ次の玉藻の攻撃で誰か死ぬなら、《リセット》待ってもいいかと。
クロノス:そうですね。先に《リセット》使っておけば大嶽丸もコピーできる。
大嶽丸:なるほど。そうしますか。

○現在のエンゲージ
【荒雷鬼@死・玉藻前・クロノス】

      【大嶽丸】

      【碧唯】


>大嶽丸
荒雷鬼:「……後は頼んだぜ、大嶽丸、大事なモンを取り戻せ!」そう言って力尽きる。
大嶽丸:「小僧…ヒトよーーーー! お主、いつまでそんな所で寝ておるつもりじゃーーーー!!」マイナーで玉藻前にエンゲージ。
碧唯:「く、荒雷鬼君……ちょっとだけ待ってておくれよ! 今は一刻も早く、玉藻前を追い詰めないと……大嶽丸、行けッ!」
クロノス:「宝剣を…いや、陽火人くんさえ取り戻せれば、まだ勝機はある!」

碧唯:微妙にキャプテンの口調が壱生なんだが、皆切羽詰ってて突っ込む余裕が無い(笑)。
クロノス:判っててやってます(笑)。
碧唯:全てが終わってから、ちょっとだけ突っ込んでみるのも面白いかな。正体暴こうとか言うのではなくて。まぁ生きて帰れればの話だけど!

大嶽丸:「いつもいつも、わしが止めるのも聞かずに他人を助けようとするお主が、そんな所で何をしている? このまま放っておけば、お主の人間達や妖怪たち…そして、美鈴殿も玉藻前に殺されてしまうんじゃぞ! それでも良いのか!?」

「わしは、他の奴らなんぞどうでも良いと思っていた!
 妖怪は敵、人は食い物くらいにしか思っておらんかった。
 だがのうヒトよ。ヒトといるうちにいつの間にか…
 …玉藻前なんぞに殺されるのが、癪に障るようになってしまったんじゃい!
 ヒトよ、お主のせいだぞ!
 戻って来い! わしらは…どんな敵でも倒してきたではないか!
 わしとお前の二人なら…どんな敵にも負けぬ! そうじゃろうが!!?」


碧唯:とらーっ!!
GM:とらがいる(笑)。
クロノス:さぁ陽火人、大嶽丸の胸に飛び込んでくるんだ!(笑)
碧唯:本日の務めは何ぞ! 大 告 白 な り !!

大嶽丸:そう一息に叫んで、宝剣に手をかける!
GM:では、そこで絆チェックだ。+2のボーナスをあげよう。
クロノス:《テクニカルサポート》を使用。絆チェックに+3のボーナス!
大嶽丸:了解!(ころころ)24、よっしゃ!(一同拍手喝采)

 大嶽丸が剣に手を伸ばした時。
 彼に比べて、ずっと小さな手が大嶽丸の手を掴むと、剣がするり、と抜ける。
 手は光となり、剣を通して大嶽丸の体内に入る。
 そして……大嶽丸は、己の中に懐かしいものが帰ってくるのを実感した。


碧唯:「岩戸が……開いた!」
GM:花樫陽火人へのエゴを絆に変更。そして、全ての能力封印が解ける。
陽火人:「…その、こういう場合はやっぱり、ただいま…で、いいのかな?」
大嶽丸:「…ふん、知るか! そんなことよりも、今は先にやることがあるじゃろうが」
陽火人:「…ああ、そうだね。行こう、大嶽丸! 玉藻前を倒しに!」
大嶽丸:「へっ、言われるまでもないわ!」
GM:では、今から大嶽丸ではなく、通常通り陽火人が主体になる。このまま大嶽丸主体でも良いが。これで、こちらが用意した『異なるものが手をとる』は全部埋まった。
大嶽丸:このまま大嶽丸主体で行きます。んで、GM。ここで一つお願いが。今手持ちの経験点を全て使用して、強化してもよろしいでしょうか?
GM:認めましょう。
大嶽丸:ありがとうございます!

碧唯:すげぇ、パワーアップフラグ(笑)。
クロノス:この時のために取っておいたか(笑)。
大嶽丸:はい(笑)。で、こっちが成長後のデータです(キャラシートを取りだし)。
クロノス:早ッ(笑)。さては準備してましたね?(笑)
大嶽丸:うぃ(笑)。
GM:強化されたのう(笑)。
碧唯:玉藻に封じられてる間、イメトレを延々と続けていた陽火人君(笑)。

>大嶽丸の新規取得アーツ
 《心友》、《念動防御》、《ハイパースーツ》、《形態変化》
 《訓練:白兵》5、《属性強化:光》5


GM:封印が解けたことにより、玉藻前のPS《資産:不死》、及び今まで剣の力によって持っていたその他の資産全てがなくなります。
碧唯:よっしゃぁー! 形勢逆転!! では待機してたアタシの番か。
クロノス:大嶽丸は攻撃できないのかな?
GM:そうなりますね。
碧唯:マイナー移動、メジャーで今の絆チェックかな。
クロノス:じゃあ待機してた先生の攻撃で、玉藻前を魔獣化かな。

○現在のエンゲージ
【荒雷鬼@死・玉藻前・大嶽丸・クロノス】



         【碧唯】


>碧唯
碧唯:「玉藻前を取り巻いていた妖気の濃度が下がっていく―――ここだっ!」マイナー《パワースペル》、メジャー《シャイニングレイ》! 人間性マイナス5。(ころころ)達成値27、これで通す!
GM:(ころころ)達成値25、命中しました。
碧唯:「燃え尽きろ、白面九尾! 『魂ヲ灼ス白』!」オート《収束》、人間性マイナス7!(ころころ)42点〈光〉!

大嶽丸:出目が(笑)。
荒雷鬼:高いな(笑)。
クロノス:ダイス目良いなぁ(笑)。
大嶽丸:ダイスが空気を読み始めている(笑)。
碧唯:やはり神は居るね!(笑)

GM:さっきまで存在していたはずの防御力、そして、PS《世界律:超越者》で上昇していたFP…それらを失った玉藻前には、その一撃を防ぎきれません。魔獣化します。
碧唯:さて、ここからが本番か。
GM/玉藻前:「…ようも、やってくれたな…!」HA《超魔の命》に罪20点使用。…その体から瘴気が立ち上り、いよいよ本性が現れた。
大嶽丸:「どうした玉藻前よ? 先ほどとは違って余裕がなくなってきたようじゃのう」
GM/玉藻前:「抜かせ! 貴様らごとき下賎な半魔どもに易々と負けるような妾ではないわ!」

碧唯:20点か……。
クロノス:20点…きついなぁ。
大嶽丸:FP400点以上か…。
クロノス:420点くらい見ておいた方が良いでしょうね。
碧唯:ここからダメージHAも突っ込んでいかないと。
GM:いやらしい能力は全部消えたので、後は頑張って押し切っていただくのみです。
碧唯:力技だけでも強そうだよう(泣)。
クロノス:現在人間性マイナス9。倍振り覚悟かなぁ、これは(笑)。
碧唯:こっちはマイナス7。この後の手を考えれば、倍振りほぼ確定。
荒雷鬼:マイナス1、アラキはまだ高い方だ。これから6ずつ削れるけど(笑)。

GM:では、クリンナップ。
碧唯:《魔術舞踏》コスト払ってマイナス9。長引くと踊りでどんどん削れるぜー(笑)。

○現在のエンゲージ
【荒雷鬼@死・玉藻前・大嶽丸・クロノス】



         【碧唯】



▼ラウンド3

GM:では、セットアップ。こちらは《絶対先制》二回目。
クロノス:さて、何が来るかな…?
碧唯:シーン攻撃か、範囲で玉藻周辺のエンゲージ攻撃か、終末の予感が…。
GM/玉藻前:「食らうがいい!」マイナー《終末を告げるもの》、メジャー《吹き散らすもの:闇》、オート《獣の気》。(ころころ)達成値40。

クロノス:シーン攻撃来たー!
碧唯:やっぱりなぁー!!
大嶽丸:終末キター!
荒雷鬼:消せないシーン攻撃が来たかー!

碧唯:《祭器》で魔力防御!(ころころ)21、駄目かー!
クロノス:念のため《共生型》使用。(ころころ)無理か。
大嶽丸:(ころころ)達成値9。
碧唯:全員命中か。《リセット》用に愛を下さい。
大嶽丸:先生の絆を固定。先生に愛を1点渡します。
荒雷鬼:先生と弱者への絆を固定。先生に愛2点。
碧唯:拝領ー!
GM:(ころころ)目が良い。62点の〈闇〉。
クロノス:大嶽丸を《黒鉄の機神》でカバーリング。人間性マイナス12。
碧唯:人肌を取り戻しかけていたヒトガタの外見が、魔力の放出で再び宝玉と同じく―――魔獣化! FP9。
クロノス:「その一撃、そっくり貴様に返そう――クロノス・ファイナル・バスターッ!!」《ノイズメーカー》発動、実ダメージの半分を叩き返す! 62点、そのまま返還して真の死。
GM:うお、来た! では、こちらも62点食らう。「く…苦し紛れを!」
大嶽丸:「馬鹿な…お主、なぜ、そこまでわしを…?」
クロノス:「私は“仲間”を信じている…ただ、それだけだ」そして頽れる。人間性マイナス18。
大嶽丸:「…くそ、なんじゃ!? この胸の奥からこみ上げてくる熱い塊は!」

碧唯:さて、《リセット》?
クロノス:そうですね。あと一撃は荒雷鬼の《氷の精神》でどうにか出来るはず。《遠くからの声援》を使ってもらうことになりますが。
荒雷鬼:むしろ、《攻防一体》使いますね。
クロノス:あぁ、そっちもあるか(笑)。
荒雷鬼:先生が、単独で次の攻撃をしのげるなら、玉藻の攻撃が終わってから《リセット》もありですね。
クロノス:むしろ《攻防一体》でひたすら手数を増やした方が良いのでは(笑)。先生には待機して再行動コンボを使って欲しいし。

大嶽丸/陽火人:「…大嶽丸。どんなに頑張っても…救えない人がいる。だからって、諦めることなんて…できない。…もし、僕が戦うことによって…誰かが助かるなら…もし、僕が血を流すことによって、誰かの涙を止める事ができるなら…僕は何度だって戦う。…何度倒れたって…何度だって、立ち上がってみせる! そして、勝つ! 勝ってみせる! だから、大嶽丸。今は、前へ進もう。玉藻前を倒すために!」
碧唯:「その通りだよ、大嶽丸! 信頼された以上、残った者には応える義務がある……そしてその義務を、今果たそうじゃないか!」
大嶽丸:「ヒト…女…」静かに頷く。
碧唯:ではいきます。「“因”を書き換えれば“果”が変わる。頽れるのはまだ早いよ、荒雷鬼君にキャプテン!」AGP2点使用、HA《リセット》! 荒雷鬼、クロノス、FP1で復活!
GM:通しましょう。
クロノス:「その通り…戦いは、まだこれからだ!」
荒雷鬼:剣を杖に起き上がります。
大嶽丸:「小僧…きゃぷてん…くそ、無駄な心配をしてしまったわい」鼻を啜りながら。
荒雷鬼:「大嶽丸のあまりにクサい告白に、地獄の鬼も寝込んじまったんで、こっそり抜け出してきたぜ」
碧唯:やべ、荒木のセリフ、ツボ入った(笑)。
大嶽丸&陽火人:「なんじゃと、小僧!? 怖気の走るようなことを言うでないわ、この戯けが!!」「その意見にだけは激しく同意するよ大嶽丸。荒木先輩、いくら先輩でも言って良い冗談と悪い冗談がありますよ!」
荒雷鬼:「そんだけ息が合ってれば大丈夫だな。それにな、俺の後ろには、師匠や父さんから受け継いだ守るべきものがいるんだ。こんなところで寝てるわけにはいかねえんだ!」

○現在のエンゲージ
【荒雷鬼・玉藻前・大嶽丸・クロノス】



        【碧唯】


>玉藻前
GM/玉藻前:「ぬう…しぶとい奴らめ…こうなれば、今一度地獄に送ってくれるわ!」同じ組み合わせでもう一度(ころころ)6ゾロ、クリティカル!

荒雷鬼:ぐは(笑)。
大嶽丸:だからダイス目、空気読みすぎだ(笑)。
クロノス:荒雷鬼はAGP何点欲しい?
荒雷鬼:《ブーストアップ》分を入れると2点です。
碧唯:では送ろう。
大嶽丸:とりあえず、《遠くからの声援》分をどなたかください(笑)。

碧唯:「起きぬけで悪いけど、もう玉藻前が来てるよ! 何としても凌いで!」
クロノス:「荒雷鬼、大嶽丸、そして花樫陽火人! 今の君たちなら、やれるはずだ!」平穏な生活、長沢、大嶽丸、荒雷鬼の絆を固定。荒雷鬼と大嶽丸に愛を2点ずつ渡そう。
大嶽丸&陽火人:「おう!」HA《遠くからの声援》を荒木に、AGP1点使用!
荒雷鬼:「待ってたぜ、この瞬間を!」《攻防一体》!(ころころ)届かない…なら、HA《スーパーアクション》!
GM:通しましょう。
荒雷鬼:カウンターで音撃を叩き込む。「双雷激烈震!!」オートで《超逆境》!
碧唯:《武具覚醒》、人間性マイナス13!
荒雷鬼:(ころころ)114点〈雷〉!
碧唯:ぃよっしゃぁー!
大嶽丸:さすがだ(笑)。
荒雷鬼:でも、やっぱりダイス目低い。orz
碧唯:固定値87か…恐るべし。
GM/玉藻前:「…鬼よ…そんな一撃で妾を止められるものか!」かなり削れたが、まだ生きている。

クロノス:残り240点強か…。
荒雷鬼:さすがに体力50もないのでは? あ、《ノイズメーカー》分で削ってるのか。
碧唯:さて、無限用に愛ばら撒くかー。

>クロノス
クロノス:ChronoGear,Assault-form!」右腕から銀色のブレードが展開、淡い光を発する。さて、ここで《必殺技》を使うと今回も人間性が素敵なことになるなぁ(笑)。
碧唯:「でも今ので態勢が揺らいだよ、玉藻前! 畳み掛けな、キャプテン!」初期絆:人間、クロノス、日本への絆固定! 愛3点をキャプテンへ!
荒雷鬼:「こいつは序の口だぜ、さあ、頼むぜキャプテン!」キャプテンと今はいないあなたへの絆を固定、キャプテンに愛2点。
大嶽丸:「行け! お主の力を玉藻前に見せてやるんじゃ!」キャプテン、荒木、鈴鹿山の鬼達、金光坊、かわうそ、陽火人の絆を固定! AGP6点をキャプテンに渡します!
クロノス:マイナーで機械剣の属性を〈光〉に変更、《共生型》《必殺技》使用、メジャーは機械剣で攻撃。もらったAGP11点から10点使用してHA《無限の法則》!(ころころ)達成値35。
GM:自動ファンブルでは避けられませんなあ。ダメージどうぞ!
クロノス:「――“玉藻前”よ……永く生き、強大すぎたが故に孤独なる大妖よ。これが貴様の忌み嫌い…そして怖れた、“絆”の力だ!」ここで玉藻前のエゴを絆/哀悼に変更。「――クロノス・ブレイジング・スラッシュ!!!」オート《リインフォース》使用。剣から迸る巨大な烈光が、触れるもの全てを灼き尽くす!(ざららーっ)119点〈光〉!
GM/玉藻前:「…ぐう、おのれ…! 半魔どもっ!」結構食らった。
クロノス:そして歴史と玉藻前の絆を固定、大嶽丸に愛を2点渡す。これで愛は打ち止め。

碧唯:………今、唐突に後ろ向きな考えが浮かんだ。奈落堕ちしたら、“組織”に戻るのもいいなぁ……。
クロノス:おーい!(笑)
GM:先生の心が揺らいでおられる(笑)。
荒雷鬼:校長の弱みはどうなるんだー!(マテ
碧唯:“組織”の情報力で校長の弱みを握っておくよ、ドゥフフフフ。
荒雷鬼:そんな“組織”ヤダ(笑)。
GM:先生の体にバスクの霊が降りてきたようだ(笑)。
碧唯:そう、このキャンペーンで何かが足りないと思ってたんだが、バスク分が足りなかったんだよ!(一同笑)
大嶽丸:そうだったのか!?(笑)
荒雷鬼:「落第したくなければ、“組織”に入るんだよ」こうですか?(><)
クロノス:ちなみにこちら、人間性マイナス26。
大嶽丸:うぉ!?
荒雷鬼:《必殺技》はやりすぎだったのでは。
クロノス:まぁねぇ。でも苦しいのは他の人も一緒だし。上手くいけば、荒雷鬼と大嶽丸で片を付けられる。
碧唯:こっち再行動コンボでマイナス28になる目算。これ以上は厳しい、《武具覚醒》はご勘弁を。
大嶽丸:うう…言えやしないよ、言えやしないよ…人間性がまだ18もあるなんて言えやしないよ(笑)。

>碧唯
GM:次が先生だね。
碧唯:待機!
GM:では、荒木。

>荒雷鬼
荒雷鬼:マイナーで《戦闘形態》。「さあ、受けろ玉藻! これが俺と父さんの最大最強の一撃だ!!」荒雷鬼の鎧がバラバラになってディスクアニマルに戻る。そして、双雷に集結して、碧に輝く巨大な剣になる。

GM:クライマックスフォーム(笑)。
碧唯:電車斬りー!
クロノス:クライマックスフォームか、ライナーフォームか、どっちなんだ(笑)。
荒雷鬼:どっちかというと、電童のアカツキの大太刀かな(笑)。
碧唯:サンライズパースかかってるのか(笑)。

荒雷鬼:メジャーで《超巨大武器》で攻撃します。(ころころ)くりてぃかるー!
GM:(ころころ)本当に今日のダイスは空気読むわ…(笑)。命中、ダメージどうぞ。

クロノス:いい目出すなぁ、荒雷鬼(笑)。
碧唯:充実したダメージソースがいると、支援に徹せられるからええわー(笑)。

荒雷鬼:「轟雷霹靂! 大電烈震!!」巨大な剣を玉藻に突き刺し、弦を装着して激しく鳴らす。《超逆境》で(ころころ)114点〈雷〉!
クロノス:新必殺技が(笑)。
碧唯:これでキャンペーン限定アイテムの双雷が無くなったら、元の必殺技に逆戻りか(笑)。
クロノス:残り125くらいと読んでるけど…削りきれるかな?
荒雷鬼:微妙に残るはず。
GM:まだ生きている! 追い詰められてはいるが、まだ動ける。
荒雷鬼:「動きは封じた。後は頼んだぜ大嶽丸、陽火人!」荒雷鬼と大嶽丸の絆を固定。大嶽丸&陽火人に愛2点。
大嶽丸:「おう、任せておけい!」

碧唯:ここで大嶽丸がトドメか?
クロノス:花道は出来上がった感じですね(笑)。
碧唯:それでダメなら万能でもう一回大嶽丸を働かせる(笑)。
荒雷鬼:《ブーストアップ》も残ってるぜ〜。

大嶽丸:「玉藻前、貴様は間違いなく最強の大妖よ。わしが認めてやる。おそらく、わしが往年の力を取り戻しても貴様には届くまい」
碧唯:「日本に悪名轟く大妖怪2匹……どちらの選んだ道が正しかったのか、見せてやりな、大嶽丸!」大嶽丸、今はいないあなたの絆固定、愛2点を大嶽丸に!
大嶽丸:「じゃがのう…貴様はわしに勝つことができたとしても、“わしら”に勝つことはできん。陰の力はどこまで行っても、己一人のみに為にしか振るわれることはない。だが、陽の力は違う。一人一人は儚く弱くとも、他人のために力を合わせることができる。わしはヒトに会うまで久しく忘れていた。陽の力の結晶の姿…貴様に見せてやろう!!」
荒雷鬼:「そうだ、見せ付けてやれ、お前たち二人の絆の力を!」

碧唯:このキャンペーン、一番成長したのが大嶽丸だなあ。
クロノス:人間的成長は、彼が一番だったかも知れませんねー。
GM:成長してもらわなければ、このキャンペーンをやった甲斐が無い(笑)。
荒雷鬼:愛の力は偉大だ(笑)。「絆の力」を「の力」と言いたくなったが自重(笑)。

クロノス:「二人の…? 否、それは違う。ここに集まった、全ての“心あるもの”が持つ想いの力だ」と、それらしいことをほざいてみる(笑)。
荒雷鬼:「ああ、そうか、そうだよな……」
碧唯:「誰が言った言葉だったかね……『我信ずれば魔、人信ずれば愛』。かの大妖が、この結論に辿り着くとはね。やはりこの国、捨てたものじゃないわよ―――ドウマ」
クロノス:「そして…その“想い”こそが。この先へ続く“明日みらい”を紡ぐ!」
大嶽丸:全妖力を解放し、大嶽丸の鎧の形状が変化する。背中には日輪が輝く! そして二本の剣を、両腰に現れた鞘に一度収める。オート《怒髪天》、マイナー《内なる獣:OS(加速装置)》《スーパーブロウ》《形態変化》。そしてHA《無限の法則》、AGP3点使用。
碧唯:温存した人間性を大解放ですな(笑)。
GM:通しましょう。
大嶽丸:ではオートで《共生型》、メジャーで《マルチウェポン》。(ころころ)クリティカルで《心友》発動!
GM:それは避けられない!
碧唯:ここへきて回ったかー!
クロノス:いいなぁ(笑)。
大嶽丸&陽火人:「行くぞ、陽火人!」「うん、大嶽丸! 『二心一身! 屍山血河・大地獄斬りぃぃぃぃぃ!!』

 そして大量のダイスから叩き出したダメージは、何と153点!!

クロノス:でかっ!(笑)
碧唯:す、すげぇっ!! 何て物騒な必殺技なんだ(笑)。
荒雷鬼:自力でダイス13個振るのか(笑)。荒雷鬼が攻撃する必要なかった(笑)。
クロノス:同じく(笑)。
碧唯:いや、一通り殴っておいた方が格好が付く!

「…馬鹿な! …この無敵の大妖…数々の国を滅ぼし生きてきた妾が…玉藻前が死ぬというのか!」

 大嶽丸に斬られた玉藻前は、傷口から瘴気を霧散させ、見る見る小さくなっていく。
 その巨体が消え去った後には……小さな老狐が横たわっていた。


碧唯:「ツキが無かったね、玉藻前。アンタの敗因はただひとつ。アンタには“花樫陽火人”がいなかった、それだけさ」
GM/玉藻前:「…わらわの…負け…か…」

荒雷鬼:玉藻って、HAほとんど使ってないのでは?
GM:使ってません。
碧唯:《超魔の命》と《復讐の爪》くらい?
クロノス:そうですねぇ。
GM:実は、三重結界が決まった瞬間に使えるHAが大幅に減り、そして、尾を失った際にまたHAが減ったので。本体はあまりHAを使えない状態になっていたのです。
一同:ああ、なるほど。納得。
碧唯:やるべき事をキチンとこなしておけば、だいぶ弱体化したんですね。

大嶽丸:「…玉藻前」
荒雷鬼:「人の、半魔の、絆を甘く見たのが間違いだったな」
GM/玉藻前:「…ふふ…まあ、良いわ…。半魔も、なかなかやるものだ…」呟くようにそう言うと、そのまま事切れる。老狐はそれきり、二度と動かない。真の死を迎えたようだ。
碧唯:「中国、天竺、日本と股にかけて席巻した大妖怪も、終わる時はあっけないものだね……」
大嶽丸:「…見事な散り際だったぞ、玉藻前よ」老狐の骸を丁寧に抱え上げる。
クロノス:「…最期に、他者と繋がることで生まれる強さを知ったか。“次の生”では別の道を選べることを願おう」
荒雷鬼:「ぷはー、なんとか勝ったかー!」顔だけ変身を解き、その場に倒れこむ。
碧唯:とりあえず、周辺の気配を探ってみましょう。玉藻前配下の魔物どもはどうなってます?
GM:本体が消えたことで、一気に弱体化。外の妖怪や鬼たちが掃討しています。
碧唯:「大勢も決したか。日本は生き延びた、ね」
荒雷鬼:「しかし、この後始末はどうするんでしょうね?」寝転がりながら、ふと思いついて。

GM:さて、何かやっておくことはありませんかね。なければ、人間性の回復に行きますが。
クロノス:ここで、ちょっと思ったんだけれども。玉藻前を別の時空に転生させて、現在の『珠裳』に繋げられないものだろうかと。
GM:それでも良いと思いますよ。
碧唯:まぁPLさんの意向もあるだろうし、無理強いはできませんよね。
クロノス:ん、まぁそうなんだけど。単に『邪悪な妖怪玉藻前は斃しました。お終い』よりも『何故もう一人珠裳がいるのか』に繋げた方が楽しいかなと思いまして(笑)。
GM:まあ、細かく語りさえしなければ。「そうなったかもしれない」くらいならば問題ないでしょう。
荒雷鬼:ああ、大嶽丸が《リセット》使えばいいのか。
大嶽丸:おー、そういえば、《歩く影法師》はまだ使っていませんでした(笑)。

*ここで話している『珠裳』とは、exリプレイに登場する“PCの玉藻前”のことです。
 暫し意見は割れたものの、「結果がどうなるかまでは描写しない。珠裳PLが設定を取り込むも無視するも自由」ということで纏まりました。
 ちなみに珠裳PLこと碧さんには、セッション後日に了解を取ったことを、追記しておきます。


クロノス:まぁ、これをやったところで“この世界”で死んだ人達はそのままですが。電王みたいに現在も修復されればいいのにね(笑)。
碧唯:使うのは《歩く影法師:リセット》と、あと何かな。
クロノス:必要なら《彼方への門》を使いましょう。もらった愛は1点残してるし。
荒雷鬼:それはカッコいい。

クロノス:「…破滅の因果、その綻びの最後の一つを修正しよう」大嶽丸に近づいて。「汝の宝剣の霊力を使えば、玉藻前の魂は救えるだろう。その魂を、私は“別次元の玉藻前”の肉体に転生させようと思う。そこではきっと、今回のような事件は起こるまい」
大嶽丸:「…こやつは、もう一人のわしだ。ヒトと会うことがなかった、もう一人のわし…」宝剣を握り老狐の心臓に向って突き刺す!「ぬぅん!」氣を込めると宝剣が輝き、光の塊が老狐の中へと流れ込む。ゆっくりと宝剣を抜くと、そこには剣が突き刺されたにも関わらず、傷が跡形もなくなっている。HA《歩く影法師:リセット》、AGP1点消費。「わしに出来るのは、ここまでだ」と、老狐をキャプテンへ。
クロノス:玉藻前の身体を受け取って。「了解した。私は過去へ戻り、当時の玉藻前に彼女の魂を贈ろう。絆を得ることで、彼女に変化が起きたなら……その時、新たな歴史が紡がれる」
碧唯:「いいのかい? キャプテン、大嶽丸。元の木阿弥になるのかもしれないよ? まぁ、止めたくても無理に止める体力も残ってねーんだけどさ」元より止める気も無さそうな風に。
クロノス:「言ったはずだ。私は…“ここに集った、全ての仲間を信じている”と」そして最後のAGPでHA《彼方への門》を使用。過去へと転移する。
碧唯:ではクロノスは退場か。
クロノス:です。そして奈落堕ちしたら永遠に行方不明になる(ぁ
荒雷鬼:「そうだな、信じてみるべきかもな、玉藻も」玉藻が消えていくのを見送り。
大嶽丸:「…そうかもしれんな。だが、そうではないかもしれん。…いかんな、ヒトのお人好しはどうも病のように感染るものらしい」「人を病原菌みたいに言うな!」
碧唯:「それでも悪い気はしないんじゃないの? いいじゃないのさ、人も魔も、変わっていくから面白いのさ」
大嶽丸:「カカカ、そうかもしれんのう」
荒雷鬼:無茶な必殺技のために、刃は砕け、弦は切れて、二度と使用不能になった双雷を空にかざして笑いかける。「……終わったよ、父さん。今まで、ありがとう」

碧唯:壊れたっ(笑)。
大嶽丸:おお(笑)。
クロノス:キャンペーンも終わりですし(笑)。
GM:まあ、もう二度と使うことは無いでしょうからねえ(笑)。
荒雷鬼:この終わり方が一番美しいかなと思いまして。
大嶽丸:かわうそも帰ってしまうのか…ちょっと、寂しいのう。


GM:さて、そうして戦闘が終わり、君たちは戦場を離れるわけだが。お待ちかねの人間性回復といきましょう。
荒雷鬼→アラキ:了解です。
碧唯:こ、こーい! 絆6つ、人間性マイナス13。素でチャレンジ!(ころころ)合計9、生還! 残念、“組織”出戻り消えたー(一同笑)。
大嶽丸:半分本気だったのか(笑)。
アラキ:絆6個、人間性マイナス23。
GM:荒木も結構大変な状態だね。
アラキ:2倍振ります。(ざららーっ)27、でかすぎるわー!(一同笑)
碧唯:超戻った(笑)。
大嶽丸:おかえりなさーい(笑)。
クロノス→壱生:良いなぁ、出目良くて(笑)。
アラキ:ダメージで出てくれ(笑)。
大嶽丸:絆7個で、人間性マイナス8。これで堕ちたら笑う。(ころころ)19、笑われずに済んだ(笑)。
一同:おかえりー。
GM:帰ってきたようだのう。
壱生:人間性マイナス26。絆は7つ、当然2倍振りです。
GM:ここが一番問題か。
壱生:(ざららーっ)よし、23まで回復。生還!
一同:おかえりキャップ!
大嶽丸:良かった。時空の狭間に消えていかないですんだ(笑)。
壱生:本当にねー(笑)。今日はコスト度外視して張り切りすぎた…次からはやっぱり堅実に行こう(笑)。
碧唯:支援に徹した形になったからこの程度で済んだけど、再行動コンボやってたら私も倍振りだったなぁ。
大嶽丸:何はともあれ皆無事で、よかった、よかった(笑)。
碧唯:でも見事に各人見せ場がありましたね。
GM:実は、玉藻の能力はオール30。PS《世界律:超越者》がある状態だと、FP230でした。
壱生:わあい(笑)。
アラキ:なんじゃそりゃー!?
大嶽丸:ば、ばけもんだ(笑)。
碧唯:そりゃ強いわ…。
GM:最後の弱体化前提の能力ですからねえ。最初はやりすぎくらいの能力になるように設計していました。
碧唯:PCが何かしら大失敗してやるべき事がやれなかったら、かなり強化されてたわけですね。
壱生:絆チェックは事故る可能性もありましたしね(笑)。
GM:封印さえ解ければ押し切れるように設定していましたから、実のところ、これでもPCが勝つだろうと踏んでいたわけですが。
碧唯:JABFや妖怪軍団を蹴散らしてた時が、弱体化前の状態だったわけですな。
GM:そうですね。
碧唯:ごめんなJABF! アタシらだけ弱い時に戦って!(笑)
壱生:弱体化させるために、あれだけ苦労したんですし(笑)。
アラキ:総がかりでしたからねえ。
GM:キャンペーンでやりたかったことは概ね出来たので、マスターは満足しています。…さて、最終回でEDというわけですが。どんなことをやりたいか、希望があれば聞いておきます。
碧唯:そうですねぇ、数点あるかな。
壱生:特に「これは!」というEDを思いつかない…クライマックスまででやりたいことはやったというか(笑)。
大嶽丸:うーん、私は陽火人と大嶽丸の会話になるかな。
アラキ:父親の墓を作って、おやっさんと会話するかな。
碧唯:安里由香里の安否確認、《大使》と何らかのやり取り、ドウマを振り返る、それとそこはかとなく察しつつあるキャプテンの正体へプチツッコミ(笑)。
大嶽丸:おー、すっかり忘れていた由香里ちゃん(笑)。
壱生:そう言えばいましたねぇ。私も忘れていた(笑)。
アラキ:忘れてたー。
碧唯:何せ《大使》に預けっぱなしだから、うっかりすると改造人間にされかねない(笑)。
GM:ふむ。では……。


 

■エンディングフェイズ■


●シーン3 『終結、そして別離』   共通ED

○埼玉県/加須市


 玉藻前との戦闘を終えて結界から出てきた半魔たちを、共に戦った者たちが出迎える。
 結界装置から出てきた金光坊が、三人に一礼した。


GM/金光坊:「…よく、やってくれた」
碧唯:「羽黒山の、結界の維持お疲れさん。お陰で玉藻前との戦い、何とか勝つことが出来たわ」

アラキ:金光坊無事だったのか、てっきり魔力を使い果たして真っ白になっているかと(笑)。
大嶽丸:金光坊ーーー!(笑)
碧唯:天狗の鼻も、しおしおに。

アラキ:「ま、何はともあれ、大勝利ってヤツだな」
大嶽丸:「おう、まあ…そのなんじゃ…お前達も…ええい、わしがいたんじゃ! 当然の結果じゃい!」
GM/金光坊:「お前たちが、行ってきたことの結果よ」そう言って、後方にいる者たちを見る。そこには、傷ついてはいるが、自分たちの勝利を噛み締めている人間、妖怪、魔物…それらが互いの健闘を讃え合っている。
大嶽丸/陽火人:「大嶽丸…ひょっとして、照れてる?」「照れてなどおらんわ!」顔をぷいっと背ける。
アラキ:「俺たちの力だけじゃ勝てなかったな。ここにいる全員の力があったから勝てたんだ」
GM/金光坊:「…異なる者たちが、手をとる…か。またしても、半魔に教えられたわ」
碧唯:「骨を折った甲斐はあったかね。世紀が変わって人と魔の垣根は低くなったと言われてるけど、今改めてそれを実感してるよ」
壱生:「お疲れ様でした。一時はどうなるかと思いながら見てましたが…全員ご無事で何よりです」
碧唯:「おおっと、鉄君も無事だったかね。三重結界、想定通りに動いてくれて助かったよ」
壱生:「あぁいえ、その辺は坂本さんのお手柄で。僕は横で手伝ってただけですから」手をぱたぱた振る。

碧唯:さて…それでは少しツッコむか(ぎしぃ
壱生:お手柔らかに〜(笑)。

碧唯:「いやいや、謙遜しなくても。それにね―――気のせいかね、鉄君はもっとこう、アタシ達と近い場所で戦っていた……そんな気がしてならなくてね」
壱生:「あはは、そこまで買って貰えてたとは思いませんでしたが…光栄です」内心の動揺は見せず曖昧に笑う。
大嶽丸/陽火人:「…そうですね。例え離れていても僕たちの心は一つだった…ていうことですね先生!」眼をキラキラさせながら。
碧唯:「あー、そうさね、花樫君や。うんうん、残念ながら今この場にいないキャプテン・クロノスも、きっとそう思ってるに違いないさね。なぁ、鉄君?」
アラキ:「いやあ、確かにあの結界がなければ、もっとヤバかったよ」
大嶽丸:「ふん、まあ、確かにあの結界がなければ、もっと苦戦していたかもしれんのう」
壱生:「本当ですねぇ。装置の方も実はオーバーヒート気味で、結構危なかったんですよ」あはははは、と笑いながら。

碧唯:ちっ、なかなか強かだな(笑)。
壱生:正体バレの危機は、既に何度もかいくぐってますんで(笑)。

GM/金光坊:「さて…我々はそろそろ帰らねばならぬ。この国は、今度の事件で荒れてしまった。今度は、それらをどうにかせねばな」
大嶽丸/陽火人:「金光坊様。色々とありがとうございました」
アラキ:「確かに、この後始末どうにかつけなきゃなあ。今回は、あまりに派手だったから……」途方にくれる。
GM/金光坊:「失われた自然は、時間こそかかるが、我らの手でどうにかできよう。後は人間たちの仕事になるな」
壱生:「(情報操作は死霊課辺りもやるだろうけど…)払った犠牲は少なくなかった…これからまた大変ですね…」
GM/金光坊:「なに、お主らはここまでやってくれた。わしらは、それを信じることにしよう」
碧唯:「そうだね。この後は色々騒がしくなるよ。死霊課、情報処理課、JABF……そういったとこが立ち回るはずさ」
アラキ:「今回に限っては、ごまかせられないかもなあ」
大嶽丸/陽火人:「…さすがにこれだけの規模だと無理そうですね…」
碧唯:「そんな中であまりハデには立ち回れんだろうが、せめてこの戦いを潜り抜けた連中には火の粉が飛ばないよう、あと少し骨を折ってみるつもりさ」
GM/金光坊:「では、また会うこともあろうや」そう言うと、配下をまとめて宙に舞い上がる。
碧唯:「それじゃ羽黒山の、達者でね」
GM/金光坊:「おう、お主らもな」そう言い残すと、彼らは風のように去っていった。
アラキ:「元気でな、じいさん」
GM/かわうそ:「さて…わしも行くかの」
大嶽丸:「おう、お前ももう行くのか?」
GM/かわうそ:「もう、用事は済んだでな。お前さんがたには、世話になったのう」
大嶽丸:「あー…その、なんじゃ」
GM/かわうそ:「?」
大嶽丸/陽火人:「ほら、大嶽丸」
碧唯:大嶽丸が真のツンデレ力を解放する!(笑)
大嶽丸:「…その、なんじゃ。貴様には少しばかり世話になった。…いいか、少しじゃぞ! 少しだけだからのう!」
アラキ:なんというツンデレ(笑)。
大嶽丸/陽火人:「そんな、お礼の仕方が…」少し呆れ声で(笑)。
GM:かわうそは暫く目を丸くして君を見た後、「…おう」そう言って微笑み、草の間を駆けて、姿を消した。
大嶽丸:「……達者でのう」風にかき消されてしまうほど小声で呟き。
碧唯:「ほほぅ。なぁ荒木君、これが今流行のツンデレってやつかね? こういうのは堂本君(*)辺りが詳しそうだが」(にやにや)
アラキ:「むう、あんな厳つい鬼がツンデレでもなあ……」
壱生:「それじゃ…僕もこの辺で失礼しますね」ぺこりと三人に頭を下げながら。「僕はぺーぺーの平研究員に過ぎないので、大したことは出来ませんが…なるべく穏便に収められるよう、やれる範囲で頑張ってみます」で、他のスタッフと一緒に撤収かな。

碧唯:壱生はMMMと知られたってことになるのかな?
壱生:どうなんでしょう。MMMとは一言も言いませんでしたが(笑)。
碧唯:あの場に居てMMMの結界動かせて、さすがに一般社員では通せない気もします(笑)。
壱生:本人的には「事情を知らないまま、スタッフとして徴用された」と言うつもりでいます(笑)。
アラキ:坂本と同じ立場だと思ってます。
壱生:まぁ、さすがにアンノウンマンとは言い張れなくなりましたねぇ。

(*)堂本みやも。exリプレイに登場するPCで、女子高生にして超人気同人作家。アラキとは(一応)同学年。

GM:そして、この戦場に残っていた者たちが一人、また一人と去っていく。JABFの隊員たちは、君たちの方を一度振り返り、敬礼をして消えていった。
アラキ:では、指を二本伸ばしてピッと軽く敬礼。
碧唯:「ま、あっちは急いで原隊復帰せにゃいかんだろうねぇ。妖怪と共同戦線張ってたなんて上に知れたら、首が飛ぶだけじゃ済まん。―――ほんと、感謝してるわ」
アラキ:「宮勤めは大変ですねえ」
GM:《大使》は安里由香里を先生に返した後、改造人間たちを引き連れ、撤収した。
碧唯:「《大使》も、今回だけは感謝しとくわ。次会う時は、お互いどんな立場かしらね」
GM:そうして、戦場には誰もいなくなった。
アラキ:「…そういや、先生は《大使》と知り合いなんですか?」
大嶽丸/陽火人:「ええーーー!? そうなんですか先生!?」
碧唯:さて、信用おけそうな連中にはぶっちゃけるかー。「……“組織”に身を置いてたことがあってね……ま、随分と昔の話だよ」タバコに火をつけ、長く煙を吐き出す。
アラキ:「……はあ、色々あったんですねえ」さすがに驚くが、深くは追求しない。
大嶽丸/陽火人:「昔…ということは、今は“組織”と関係はない…ということですか?」恐る恐る。
碧唯:「どうだろうね? アタシは好き勝手に生きてるだけだけど、向こうはそう思っちゃくれないかもね。ま、アタシはアタシさ。これからもそれは変わる事は無い」
アラキ:「ちなみに、何でクビになったんですか? セクハラ?」
碧唯:「荒木君、セクハラしてほしいのかい?」(ぎしぃ
アラキ:「なんか、精力を吸い尽くされそうなので、遠慮します」(ガクガクブルブル)

壱生:先生と《大使》との爛れた関係…いかん、普通にありそ(ふぉんぐしゃ
碧唯:(にたり)

大嶽丸/陽火人:「…でも、先生が“組織”のために何かしようとは思っていないんですよね?!」
碧唯:「昔の事はどうでもいいじゃんか。大切なのはこれからをどうやって生きるのか、だろう?」
大嶽丸/陽火人:「あははは…そうですね。うん、その通りです」
碧唯:「荒木君、花樫君、さすがにこれ以上の無断欠席はヤバいよ。もちろんアタシの無断欠勤もね」
大嶽丸/陽火人:「そ、そういえば、そうですね…」
アラキ:「はははは、俺はとっくにヤバいです」orz
大嶽丸:「さて、それではわしらもそろそろ帰るとするかのう、ヒトよ。それに、美鈴殿にも何も連絡をしていないからな…帰ったら、大変だぞヒトよ。まずは、ひたすら謝って拝み倒すことだ。女子が怒っておる時はそれが一番だ」
アラキ:「(大嶽丸にそこまで謝らせる女って、どんなんだ?)」
大嶽丸/陽火人:「う、うん。そうだね。それじゃ、急いで帰りましょうか!」
碧唯:「それじゃ、総員撤収ー!」
大嶽丸/陽火人:「はいー!」
アラキ:「ま、それじゃ引き上げますか」……しまった。先生が“組織”の一員だったと知った時点で、へドリアン女王な格好した先生を想像する演出を入れておけばよかった(笑)。
壱生:…いきなり先生の外見イメージが魔女おばさんに(笑)。



●シーン4 『春風駘蕩』   碧唯ED

○保健室


 ―――あれから数ヶ月。
 季節が巡って、春が訪れた。破壊された町並みは、復興されつつある。


壱生:………… 進 級 の季節だねぇ、アラキくん?(笑顔)
アラキ:モウ、ソツギョウ シテイル ハズデスヨ(汗)。

碧唯:うららかな春の日差し差し込む保健室で、各所の復興の記事が掲載されてる新聞でも広げてます。
GM:暖かい日なので、窓を開けていると、保健室の中に桜の花びらが舞い込んできます。外の桜が咲き始めたようですね。
碧唯:「おや」何気なく手に取って。「―――そうか、もうそんな季節だね。こうやって、この国は今日も前へと進んでる」
GM:その花が飛んできた方角…桜の木の下に、見覚えのある男が立っています。コート姿のその男が君の方に頭を下げる。《大使》こと、中西省三だ。
碧唯:「……《大使》」
GM/中西:「いい天気ですね。少し、外で話しませんか?」
碧唯:「そうさねぇ。今は勤務時間中だけど、アタシゃ不良保険医で通ってるしね。ちょっとくらい大丈夫か」中西の誘いに応じます。
GM/中西:「では…」そう言って、場所を外に移しましょう。


○中庭

GM/中西:「…早いもので、あれからもう何ヶ月か経つのですな」
碧唯:「あの時のアンタ達の撤収は素早かったからね。言いそびれてた言葉を言うよ」
GM/中西:「いえいえ。こちらこそ、挨拶もなく」
碧唯:「由香里君の保護、感謝してる。アンタが彼女を預かってくれなければ、アタシは彼女を守り切れなかった」
GM/中西:「あまり良い方にとらないでくださいよ…ちょっと、賭けをしたくなっただけなんですから」
碧唯:「へぇ。良かったら聞かせちゃもらえないかね? 《大使》が何を賭けたのかを」
GM/中西:「60年前、私があなたと別れる時に言った言葉を覚えていますか? 『あなたの考えが変わることもあるでしょうから。その時にまた、お迎えに上がることになるやも知れません』」
碧唯:「ああ。確かにそんな話をしたね」
GM/中西:「あれが、絶好のタイミングだった…そう思って、あなたの前に現れた」

壱生:《大使》は先生に未練たらたらな様子です。罪な人だ、先生(笑)。
アラキ:男を狂わせる魔性の女(笑)。
大嶽丸:えるろいな(笑)。
碧唯:よせやい、照れるぜ(笑)。

GM/中西:「でも、私が買っていたあなたと、《大佐》に敗れたあなたが一致しなかった。まあ、それで考えたのです。…あなたが、まだ私の知っているあなたかどうか、ということをね」
碧唯:「なるほどね。それで、その賭けに勝つことはできたのかな?」
GM:中西はまじまじと先生の顔を見つめると、肩を竦めて。「…今は、秘密にしましょう」
碧唯:「なぁ、《大使》。アタシは―――変わったと思うかい? 荒木君と花樫君は、この一件で大きく成長した。あの大嶽丸だって変わった。それにきっと、何も言わずに立ち去った“彼”もね。アタシは―――何か変わったと思うかい?」
GM/中西:「…さあ、どうでしょう」中西は背中を向けた後、「…ああ、でも。…今も昔も変わらず、あなたは私にとって手に入らぬ存在のようで」そう冗談とも本気ともつかない口調で言うと、一度振り返り礼をする。「次に会うのは、いつになりますかな」
碧唯:「そうさね。“組織”がうちの生徒のちょっかい出したら、イヤでも再会することになるだろうさ。そん時ゃ容赦しないよ」にぃ、と笑う。
GM/中西:「それでは、また、近いうちに会うことになりそうですな」こちらも同じ笑みで返して、中西はもう一度、頭を下げると、今度は振り返らずに歩み去っていく。
碧唯:立ち去る中西の背中が見えなくなるまで見送り。「……本当はね、《大使》。1コだけ、自分の変化は自覚してるんだ」完全に姿が見えなくなってから、ぽつりと呟く。

「あの男が引きずり出した、アタシの起源―――アレを見たせいかもしれないね。
 人を見守りたいっていう、自分の衝動を理解して。そしてより強く思えるようになったんだ。
 この国に住まう人を、これからも見続けていきたいってね。
 おかげでウブな乙女みたいに熱くなっちまったよ。まったく、年甲斐も無く……。
 なぁ、それでいいだろう、ドウマ?
 あなたがこの国を憎んだ分、アタシはこの国を愛していくよ。これからもずっと、ね…」

 見えもしない面影を求めるように、春の空を仰ぎ。
 碧唯がそう呟いた時、一陣の風が吹いた。
 一度だけ―――その音が一瞬、懐かしい誰かの声に聞こえたような気がした。





碧唯:一足お先にクランクアップの気分(笑)。
壱生:私ゃ、どうしよう…仕事中にまたいきなり呼び出し喰らうイメージしか浮かばない。



●シーン5 『歴史を護る者』   壱生ED

GM:あれから暫くの時間が過ぎて、坂本が君の元を訪れる。
壱生:出迎えましょう。仕事場かな、自宅かな?
GM:仕事場にしておきましょうか。
碧唯:破滅の原因だった男が、破滅回避の鍵になったわけですな。

○メルキゼデク本社/開発室

GM/坂本:「やあ、鉄君」
壱生:「坂本さん、お久しぶりです」
GM/坂本:「うん…久しいね。実は、ちょっと話があって来たんだ」
壱生:「話…ですか?」
GM/坂本:「僕は、会社を辞めることになったよ」
壱生:「あぁ…それは。…残念でしたね」良かったとも悪かったとも言い難い、微妙な表情になる。
GM/坂本:「後藤主任の下にいたのが僕だからね。今回の件で誰かが責任を問われるとしたら、それは僕だろう」
壱生:「…大丈夫ですか? その…奥さんの治療費とか」
GM/坂本:「ああ、メルキセデクよりも随分小さいが…僕を必要としている所があるそうだ。そこで新薬の研究が出来る。だから、大丈夫」
壱生:「そうですか……頑張って下さい」少し安堵して。
GM/坂本:「…鉄君。色々と、世話になったね」
壱生:「いえ、まぁ…あまり大したことも出来ませんでしたが」ぽりぽりと頬を掻く。
GM/坂本:「いや…君のおかげで僕は逃げずに済んだんだ。感謝するなら、誰でもない。君に、だ」
壱生:「…少しでも力になれたなら、幸いです」にこり、と笑う。
GM/坂本:「それでは、またいつか会うこともあるだろう。達者で」そう言って、坂本は君に微笑む。
壱生:「えぇ。お元気で」右手を差し出す。
GM:坂本はその手を握ると、君の部屋を後にする。

碧唯:何故だろう……RPGで製薬会社というと、ろくな事をしていないというイメージが(笑)。
大嶽丸:うーん、確かに(笑)。
碧唯:アレだな、私の場合はメタルヘッドのカーマイクル・バイオテック社の影響がデカいな。悪い事はここに任せとけばいいやー、みたいな?(笑)
大嶽丸:なるほど(笑)。
アラキ:確かに、サイバーパンクだろうが現代伝奇物だろうが、悪いことしてるイメージはありますね。
碧唯:現実でもロクな事をしてない製薬会社多いし(笑)。
大嶽丸:確かに(笑)。

GM:さて、そんな別れの直後。
壱生:…来るかな?
GM/C666:「―――鉄壱生」
壱生:「…何かなぁ?」うっすらと予想しつつ。
GM/C666:「未来に破滅をもたらす、重要な因子を発見した」
壱生:「…………やっぱり」はあぁぁ、と深い溜息を吐く。
GM/C666:「この世界には666の破滅をもたらす因子が存在している。君が今までに片付けたものは、まだ10にも満たない」
壱生:「はいはい、そうでしたね……それで、航時座標は?」
GM:では、Chronos00666が座標を指示する。
壱生:「仕方ない、行きますか…Calling,Chrono-Slider!

 時空を切り裂き、間隙の向こうから白銀のヴィークルボードが飛来した。
 壱生は次元の門へと消えながら……ふと振り向いて、坂本の出ていった方角を見る。

「…貴方の“想い”が、より良き未来を紡がん事を…」

 そっと呟いた壱生の姿も、次の瞬間には消えていた―――。





碧唯:Chronos00666が壱生にコンタクトを取ってから任務に行かせるようになったのは、大きい変化な気がする。あと壱生の「嫌々ながら」感も薄れたような(笑)。
壱生:それなりに『歴史を護ること』に対して意義を見出したというのがあります。残り半分は…いい加減、諦めがついてきたというか(一同笑)。



●シーン6 『卒業の日』   アラキED

○『鬼ヶ島』/朝


GM/おやっさん:「荒木!」
アラキ:「なんですか、おやっさん?」朝飯を食いながら。
GM/おやっさん:「まだ飯を食っていたのか。そんなことじゃ、遅刻するぞ。今日は卒業式なんだろうが」
アラキ:「あ、ヤバイ。もうこんな時間かよ」急いで残りを掻っ込みます。
GM/おやっさん:「飯はよく噛め。消化に悪い」
アラキ:「ういっす」もぐもぐ。

碧唯:何ィ!? おやっさんが荒木を学校へ行かせようとしている!!
大嶽丸:諦めてしまったのか(笑)。
GM:最終回だからね。
壱生:卒業できたことがむしろ驚きです(ぇ
碧唯:待て、これは孔明の罠だ!!
大嶽丸:なんとー(笑)。
壱生:…もしかして、卒業生を見送る側、とか?(笑)
大嶽丸:哀れな(笑)。

アラキ:「んじゃ、いってきま〜す!」……夢オチじゃないよね?
GM:そうすると、玄関の戸が開いて『鬼ヶ島』に配属された新たな鬼候補たちがやってくる。「あれ? 先輩、まだいたんですか?」
アラキ:「おう、ちょっとお代わりし過ぎたらしい」
GM/後輩:「今日は卒業式じゃないですか。卒業式まで遅刻なんて……ああっ! 先輩が、普通に、学校行こうとしているッ!?」

碧唯:後輩も大概ヒドイな(笑)。

アラキ:真剣な表情で。「お前らも覚悟しておけ、明日は我が身だぞ」
GM/後輩:「はは…覚悟しときます」
アラキ:「お、やべえ。マジで遅刻しちまう!」急いでバイクに乗り込もうとする。
GM/おやっさん:「おい、荒木」
アラキ:「……なんでしょうか、おやっさん?」ものすごく嫌な予感がして振り向く。
GM/おやっさん:「今日は大事な日だ。まずは挨拶しておく人がいるだろう」そう言って、おやっさんが部屋の奥の仏壇を示す。
アラキ:「…ああ、そうでしたね」
GM:そこには君の師匠、魔裂鬼と、そして先代の荒雷鬼の位牌が置かれている。

碧唯:考えすぎだ、荒木(笑)。
壱生:そのうちアラキも、後輩達に“託す”側に回る日が来るんだなぁ…(しみじみ)。
碧唯:継承される側からする側へ、かー。
壱生:そしていつかは一緒の仏壇に祀られる、と(待て

アラキ:「父さん、師匠、遂にやりました。卒業です!」涙ぐんで語りかける。「この数年、地獄の閻魔のようなオヤジの下で日々任務に明け暮れる毎日でしたが、何とか卒業できます。まさに奇跡! …う、ごっふんごふん」おやっさんの視線に気づいて声を改める。「ま、卒業しても忙しいことは変わらないけど、父さんたちの意志を受け継いで、鬼の仕事を続けます」

壱生:…あぁ、考えてみたら最終話だもんな。アラキが普通に卒業してもおかしくないのか(笑)。むしろ学生ヒーローが最終話で卒業するのは王道だった(笑)。

 しかし、荒木が卒業の喜びを噛み締めていたその時―――『鬼ヶ島』の黒電話が、不吉な音を響かせた。

GM/おやっさん:「はい、『鬼ヶ島』。…はい、判りました。はい」そして、地獄の閻魔はゆっくりと振り返り、いつもの一言を発するのだった。「荒木、悪いが仕事だ」
アラキ:「……今、ちょっと決意が揺らぎました」

碧唯:…………(肩ぽん)。
大嶽丸:小僧…強く生きろよ…。
壱生:卒業写真の片隅で、独り別枠に写るアラキ…(ほろり)。
碧唯:卒業と同時にプロ入りするボクサーとかみたいなノリだな(笑)。
アラキ:『はじ●の一歩』でも、ちゃんと卒業式に出れたのに(泣)。

GM/おやっさん:「何を言っている。さあ、早く支度しろ」
アラキ:「ま、こんな思いも、これで最後。これからは仕事に集中できるぜ……なんか間違ってる気がする」orz
GM/おやっさん:「今日は新入りも連れて行くように。鬼の仕事を直に見せるのは、後々役に立つだろう」
アラキ:「ええい、仕事なんぞちゃっちゃと片付けてやる! そうすれば、まだ式に間に合うかも。せめて二次会には……
GM/おやっさん:「よし、行ってこい!」
アラキ:「おいっす。行くぞお前ら! 俺について来い!」
GM/後輩:「はい!」
アラキ:「じゃ、父さん、師匠! 行って来ます!」

 こうして、いつもと変わらぬ日常に見える荒木の生活。
 だが、変わったことがある。
 荒雷鬼の名と共に、父と師から受け継いだもの。
 そして、受け継ぐ側から、今度は託す側になる自分。
 荒木の日常は、確かに変化した。





大嶽丸:荒木の日常は、確かに変化した。学校に“行けない”生活から、学校へ“行かない”生活へと(笑)。
碧唯:陽火人は学年下だから、卒業はまだか。
大嶽丸:そうですね。けどアラキと後輩達、なんか体育会系のノリだ(笑)。
アラキ:きっと後輩たちは5人くらいいて、順調にローテーションを組んで学生生活を送るんだろうなあ。
GM:かもね(笑)。
碧唯:荒木が吹雪鬼さんみたいに簡単に入院してローテーション壊さなければね!(笑)
アラキ:そしてアラキは命じる。「お前たちはチームだ。常に5人で行動するんだ!
碧唯:嫌がらせだ(笑)。
壱生:…後輩達が「うわー駄目だー!」と敗退して、そのフォローにアラキが扱き使われる。そんな気がしてならない…(一同爆笑)。
大嶽丸:吹雪鬼と同じポジションか(笑)。
碧唯:それだ!! 吹雪鬼さんの役割が後輩達に継承される! これもまた継承!
壱生:嫌すぎる継承だね!(笑)

GM:最後は、陽火人の大嶽丸と会話、という奴なんだが。俺はどうすればいいかね?(笑)
大嶽丸:うぃ、実は他の皆さんがやっている間に準備しておきました(笑)。
碧唯:GMの出番が(笑)。
壱生:どちらがメインをやるか、だと思ったけど…全部、一人でやるの?(笑)
大嶽丸:はい。ですので、それでよければ一瞬で終ります(笑)。
GM:まあ、君がそれでいいなら構わんが(笑)。モノローグを見ていよう。
大嶽丸:では(笑)。



●シーン7 『変わらないもの』   大嶽丸/陽火人ED

○公園


 戦いから数ヶ月が経ち、陽火人達は暫らく何事もない平穏な日々を送っている。
 そんな、ある日の昼下がり。
 公園を歩いていると、男の子の泣き声が聞こえた。


陽火人:「どうしたの?」
大嶽丸:「(やれやれ、相変わらずお節介じゃのう)」
男の子:「ボールが…木に…うわーん!」

 泣き出す子供。見ると、木の天辺近くの枝にボールが挟まっている。

陽火人:「わかった。お兄ちゃんが取ってくるから、待ってて」するすると木に登っていくが、これ以上登ると木の先が折れてしまう。手を伸ばして何とかとろうとするが、ギリギリ届かない。「…困ったな。届かないや」

男の子:「う、うわーーん、やっぱり、もうダメなんだ!」
陽火人:「あ、泣かないで。仕方が無い……剣よ!」
大嶽丸:「なっ!?」

 陽火人は宝剣でボールを枝から押し出して、下へと落とした。

男の子:「お兄ちゃん、ありがとう!」
陽火人:「今度は気をつけるんだよー」

 男の子はうんと頷き、走り去っていく。

大嶽丸:「ヒトよ、宝剣を一体なんだと思っておる! そんなに不用意に出して、また何者かに奪われることになったら、どうするんじゃ!」
陽火人:「大丈夫だよ。同じ事を繰り返すほど僕だって、間抜けじゃ…」

 そこへ鴉が横切り、陽火人から宝剣を掠め取る。

陽火人:「ああっ?!」
大嶽丸:「この戯けが!」
陽火人:「ご、ごめん!」
大嶽丸:「御免で済むか! ああ、やはり、わしはどうかしていた。ヒトよ、貴様などいない方が、わし一人の方がよほど上手くやれるわい!」
陽火人:「なんだってー!? って、そんなこと言い合ってる場合じゃいなよ! 早くカラスを追わないと!」
大嶽丸:「ええい、くそ! 行くぞ、ヒトよ!」
陽火人:「うん!」



大嶽丸:(語り終えて)…以上でス(笑)。
碧唯:モノローグですらなかった!(一同笑)
GM:おや? まあ、これでいいなら(笑)。
アラキ:待て、カラスにも簡単に取られるのか、あの宝剣は(笑)。て言うか、よく考えたら《瞬間武装》すればいいじゃないか(笑)。
大嶽丸:そこは考えるんじゃない! 感じるんだ!(一同笑)



Beast Bind New Testament
魔獣覚醒・最終話『最後の欠片』
THE END



目次へ戻る  オマケv