第3話
迷い猫

■ 今回予告 ■


額縁から逃げ出した一匹の猫。

大した力も無いはずだったそれが、池袋の街に騒動を引き起こす。
逃げる猫を追いかけて、半魔たちは夜の街を駆け回る。

一晩限りの鬼ごっこ。

それを終えた先にあるのは、いつもの平穏か、それとも……?



BEAST BIND
TRINITY


迷い猫


心求める魔の渇望エゴ、心与える人の絆。



オープニング ミドル クライマックス エンディング

■プリプレイ■


GM(おると):では、まず最初に諸連絡を。私がGMのときの、簡単なハウスルールですかね。

・罪の申請や購入判定などは慌てず騒がず。シーン終了直後に「舞台裏」パートを設けますので、そこで順次宣言してくださいな。
・私がGMをするセッションでは、PCからの「任意での絆のエゴ化」は、基本的に不許可とさせていただきます。
・逆にGM側から絆のエゴ化を指示する場合もありますが、どうかご了承下さい。


GM:進行に関するものはこんなところで。プリプレイでのPC間絆は、桜さん→悠摩さん→剣悟さん→桜さん、の順番で。自己紹介の順番はPC番号の若い順から。というわけで、桜さんからお願いします。
桜:了解しました♪



■PC1用ハンドアウト(定員1名/推奨:特になし)
 絆:ユエ/関係:任意(好意的なもの)


 夜の街であなたが出会ったのは、白い杖をついた盲目の少女。
 何をしているのかと問いかけてみれば、返ってきたのは「猫探し」という答え。
 怪我をしていたところを拾って、手当てをしている途中に逃げてしまったという。
 しかし“夜”は何かと物騒だ。これも何かの縁と思い、あなたは彼女の探し物を手伝うことにした。


朝霧 桜 あさぎり さくら特殊実験体DR-A-06     プレイヤー:エヴァトン
「―――生きることは大事です。でも、どういう生き方をするかはもっと大事ですよ?」
 一見、丁寧な物腰の女子高校生。日々『より良い生き方』を模索する真面目な少女。
 その正体は、メルキゼデクで不死研究の一環として開発された実験体の一人。
 驚異的な自己再生力を持ち、その限界を調べるために過酷な実験を繰り返される中でいつしか自我を得た。
 最終的に、とある吸血鬼によって施設は壊滅。桜もその時に救われ、彼を恩人と慕っている。
 常人離れした膂力で大太刀『暴風』を振るい、高い防御力・超回復力を活かした戦いを得意とする。
 Style:ディフェンダー/PB:フルメタル(造られし者)/SB:ヴァンパイア(ドラクル)
 年齢:17歳/性別:女/カヴァー:高校生/出自:脱走/邂逅:“マスター”[守護]
 エゴ:【生き延びたい】/変異:瞳が真紅に輝く/使用経験点:0



■PC2用ハンドアウト(定員1名/推奨:特になし)
 絆:ミーシャ/関係:興味、執着など


 夜の街であなたが出会ったのは、真っ白い毛並みが美しい…人の言葉を話す猫。
 ミーシャと名乗ったその猫は随分な悪戯好きで、出会うなりあなたに悪戯を仕掛けて去っていってしまった。
 どうも猫の悪戯を受けた者はあなた一人では無いらしい。
 これは一度とっ捕まえて、軽くお灸を据えてやらなければなるまい。


水出 悠摩みなで ゆうま“享楽の皇子”デュマ     プレイヤー:氷野 水亜
「―――自分一人幸せになろうとする奴見てるとさ、俺ってばハッピーになれないんだよね」
 しょっちゅうロクでもない悪戯を思いついては実行している、問題児中学生。
 その正体は享楽的な『刹那派』に属する、魔王の(数多い)後継者の一人。
 権力などに興味はなく、「みんなでハッピーになれば楽しい」という、デーモンらしからぬ価値観を持っている。
 が、それを邪魔したり『自分だけ幸せになろう』とする輩は容赦なく排除する辺り、やはり魔界の王子様である。
 直接戦闘よりもトリックプレイ(本人曰く「芸術的悪戯」)や部下を動かしての支援で本領を発揮する。
 Style:サポーター/PB:デーモン(魔王の後継者)/SB:デーモン(魔王の後継者)
 年齢:13歳/性別:男/カヴァー:中学生/出自:興味/邂逅:メタトロン[軽蔑]
 エゴ:【楽しいことをしたい】/変異:人外の雰囲気を放つ/使用経験点:0



■PC3用ハンドアウト(定員1名/推奨:特になし)
 絆:片倉 銀一かたくら ぎんいち/関係:ビジネスなど


 魔物関連の組織とも繋がりの深い、若きノウンマンの富豪、片倉銀一。
 熱心な蒐集家でもある彼が今回、あなたに頼んで来た依頼は「逃げ出した蒐集品」の回収。
 倉庫の中にあった「猫の絵」の、その中身の猫が動いて出て行ってしまったらしい。
 あまり危険は無さそうな話だが、何か騒動を引き起こしていても困る。
 あなたは迷い猫を見つけ出すべく、街へとくりだした。


武見 剣悟たけみ けんご界渡りのサムライ     プレイヤー:麻那
「―――つかぬ事を尋ねるが。お主、“あすがるど”について聞いたことはないか?」
 守護者の“失墜”と前後して、池袋に出現した謎の男。侍を思わせる古風な言動の剣術使い。
 見た目はボサボサ長髪にTシャツ&ジーンズの不良中年。非常時は虚空から出した轟魔刀で戦う。
 伝説の地『あすがるど』を探す旅の途中らしいが、目的地について具体的なことは本人も知らない。
 お人好しで義に篤く、良くも悪くもマイペース。面白そうな事と旨い食い物に目がない、好奇心旺盛な冒険バカ。
 池袋の夜を駆け抜けるうちに、カラーギャング達の間でちょっとした顔になりつつある。
 Style:アタッカー/PB:イレギュラー(魔剣)/SB:イレギュラー(魔剣)
 年齢:40歳前後/性別:男/カヴァー:クエスター(風来坊)/出自:遺産/邂逅:野白久里子[好敵手]
 エゴ:【自由でありたい】/変異:轟魔刀が隠せなくなる/使用経験点:0



桜:実は私の第2希望PCはALG原産なので、採用されてると半分以上アルシャードになっていた件。
剣悟:俺の他にもいたのか……別ゲー移植PC(笑)。
桜:実は(笑)。あ、PC間絆は水出悠摩[憧憬]。日々をすごく楽しんでいるようなので。あんな風に生きてゆけたらいいと思います。
悠摩:PC間絆は剣悟[信頼]でいただきます。
剣悟:PC間絆は朝霧桜に[感銘]。より良い生き方を模索する姿勢に感銘を覚えたということで。
GM:はい、ありがとうございます。では…ビーストバインド トリニティ『迷い猫』、開幕です。


 

■オープニングフェイズ■

 Opening 01 【 探しものは猫ですか? 】

シーンプレイヤー:剣悟
▼片倉の屋敷

GM:では、最初のシーンは剣悟さんから。人間性の消費をお願いします。
剣悟:おっと、いきなり俺ですか。(いっころ)わあい、6(笑)。人間性52→46で。
桜:ごりっと(笑)。
GM:派手にいきましたね早速(笑)。さて、時刻は昼間。あなたがハンターズブラッド経由で、ノウンマン、片倉銀一の屋敷へ招かれたところからスタートです。
剣悟:ふむ。では…「たーのーもーぉっ!」立派な門の前で大音声を上げる俺。隣のインターホンには気付かない(笑)。
GM:豪快ですね。では少しすると門から使用人が出てきて、あなたを屋敷に招きいれてくれますよ。
剣悟:「広すぎる屋敷も面倒なものだなあ」では後を付いていきます。
GM/使用人:「今回はこちらからお招きしたので問題ありませんが、次からはインターホンを押してくださいね?」と、釘は刺されましたが。そのまま通されたのは、畳張りの和風の応接間。中には着物を着た若い男性が一人。
剣悟:「(いんたぁほん? はて、聞いたことがあるような、ないような…)貴殿が片倉殿ですか。お初にお目にかかります。拙者、武見剣悟と申す」
GM/銀一:「やあ、よく来てくれましたね、剣悟さん」と、声をかけてくるその男こそが、今回の依頼人、片倉銀一です。
剣悟:「この度は、はんたぁずぶらっどにて仕事の依頼をなされたとか?」
GM/銀一:「ええ、初めまして。貴方の噂は聞き及んでおります、腕利きのハンターであり…信頼できる方だと」
剣悟:「腕利きかどうかはともかく、多少は心得が有り申す。人捜しから用心棒まで色々と」精一杯、愛想よく笑って見せたりなんかして。
GM/銀一:「今回の依頼は少々、私的な問題になってきますので…ですが、放置すれば大事になる可能性も否めません」と、こちらも笑顔でお茶を差し出しつつ本題に入ります。
剣悟:出されたお茶を啜りつつ。「ふむ…では仔細を伺いましょう」
GM/銀一:「実は、私が買い求め、保管していた一枚の『猫の絵』。何の変哲もないと思っていたのですが、どうもそれが魔物だったらしく…今朝方のことです。倉庫の品を整理中、絵の中の猫が額縁を抜け出して…そのまま街へ逃げ出してしまったのです」
剣悟:「…どこぞの虎の屏風のような話ですなぁ」首を傾げて。「あちらは確か、屏風の虎を追い出せという話であったが。こちらは絵から抜け出した猫探しですかな?」
GM/銀一:「その通りです。魔物だったとは思わなかったため、こちらも絵の詳しい由来は把握できておらず…放置してもし危険な魔物だったら大変ですから。報酬はこのように。もし、猫の探索中にあの絵が危険な品だと分かった場合は…その場で破壊してくださっても構いません」と、銀一は報酬の記された明細を差し出します。
剣悟:「ふむ。…して、その猫は一体どのような。身の丈数尺にも及ぶ大猫だとか、鋭い牙や鋼を切り裂く爪を持っておるとか?」明細を受け取って眺めつつ。
GM/銀一:「模写がありますので、そちらをお渡ししましょう。大きさは本物の猫程。すばしっこさも負けず劣らず、といったところでしょうか」
剣悟:「(……どうもこの、書類という奴は見ても何が何やら…)なるほど、承った。期限などはございますかな?」
GM/銀一:「そうですね…一週間、としましょう。その間探していただいて見つからない場合、その間何事も無ければ報酬はお支払いします」それから、使用人が持ってくる模写された猫は、まだ子猫といった感じですね。真っ白い毛並みが印象的でしょうか。
剣悟:「(確かに普通の猫と変わりなく見えるな。とは言え、別の猫を身代わりに連れてくるわけにもいかんだろうが)…分かり申した。早速探して参る故、吉報をお待ちくだされい」言って席を立とう。
GM/銀一:「宜しくお願いします」と、銀一は貴方に向けて一礼します。他に何か無ければ、ここでシーンを閉じましょうか。
剣悟:了解。
GM:では、シナリオ絆:片倉銀一と一緒に、【SA:猫の絵の正体を知る】を差し上げます。
剣悟:関係はどうするかな(ころころ)…うーむ、感銘も執着も今ひとつしっくり来ない(笑)。ビジネスで戴いておきます。
GM:了解しました。それでは次のシーンへ…。

▼絆/エゴの変化
剣悟:片倉銀一に絆[ビジネス]を取得。


桜:剣悟、PC出力の文字とか逆に読みづらそうだよなあ。堅苦しいのもあるけど(笑)。
剣悟:筆文字の方が慣れてるでしょうな(笑)。



 Opening 02 【 吾輩は猫である 】

シーンプレイヤー:悠摩
▼街中/夜

GM:では、次のシーンは悠摩さん。人間性の消費をお願いします。
悠摩:登場〜。(人間性56→50)またもやごりっと!(笑)
GM:みんな飛ばしてますねぇ(笑)。
悠摩:どうやら、このシーンで己の人間性を揺るがす事態が起こるらしいです(ぉ
GM:では、剣悟さんのシーンから時刻は流れて、夜。悠摩さんは外にいますか、それともまだ外に?
悠摩:外しか選択肢がない!?(笑)

GM:あ、ごめんなさい、家って言おうとしたのに(笑)。
悠摩:まぁ、外にいます。「あー、今日のは鮮やかに決まったなぁ〜」と、今日の悪戯の成功に顔をにやけさせながらぶらぶら歩いています。
GM:では、夜の街をぶらぶらしているあなたですが…今日の街はいつもよりちょっと騒がしいですね。
悠摩:「……お、何だ何だ。面白いことでもあんのかな?」ひょこっと覗きに行きます。
GM:喧騒に惹かれたあなたが裏路地をひょいと覗き込むと、そこには…
悠摩:「はい、ちょっとごめんなさいね〜っと」人をかき分けて前へ。
GM:「待てやこの性悪猫ーっ!」「嫌だにゃーん!」と、何やらもみくちゃになって暴れてる人ごみが。そこからひゅっ、と何か白い影が貴方目掛けて飛んできます。
悠摩:「えっ? ……ぶばっ!?」咄嗟によけきれず、顔面にヒット。そのままよろめいて側溝に落ちます。
GM:飛んできた影は猫です。べちっ、といい音をたててあなたの顔面に張り付きました。何気に爪立ててきやがります(笑)。
悠摩:「ぎゃわぁっ! いだっ! ひぃいぃっ!」そのまま側溝の中でごろごろ。やっとのことで顔から猫をバリッとはがします。

GM:…私が全部言う前にダメージを受けてくださる。楽だなぁ(ぁ
悠摩:まずは完膚なきまでにやられないといけないと思いまして……(笑)。

GM/白猫:「うにゃん? ごめんにゃー…っと、オマエも半魔かにゃ?」あなたに首根っこ捕まれた猫は、そのまま流暢に人語を喋ってみせます。
悠摩:「お、おま……謝って済むかぁ!」猫が喋ってることを一瞬スルー。「いてー、いてーよぅ! この野郎、出るとこ出たっていいんだぜぇ? 学級裁判は怖いんだぞ〜! ……。……え?」猫と気付きます。
GM/白猫:「不可抗力だにゃ、許せにゃ」むすー、と不満げな表情を作ったりと、人間くさい仕草が板についた猫です。
悠摩:「……悪いと思ってるんだよな?」爪の痕がついた顔でにこりと微笑みます。
GM/白猫:「いや、ぶっちゃけ見てて面白かったにゃ。オマエリアクション芸人目指せるにゃ」しれっと。悪びれませんね(一同笑)。

桜:いい性格してやがる(笑)。
剣悟:地獄の道化師でも混ざってるのか?(笑)
GM:それはミドルで調べるなりなんなりして下さい(笑)。
桜:ハンドアウトと今回予告からある程度予測してたが…いきなり違いそうな(笑)。

悠摩:では 「OKOK、俺ちゃん優しいから、この一発で許してやるァァァ!」ぶぅんと大きく振りかぶってチョップをかまそうとします。
GM/白猫:「その大振りチョップのどこが優しさにゃ?!」するっと器用にあなたの手をかいくぐり、チョップをかわして頭に乗っかってきたり。
悠摩:では避けられ、勢い余って壁に全力チョップ。「ぐぎゃぁぁぁ! おれ、折れ……っ!」右手を左手で押さえつつ、息ふーふー。
GM/ミーシャ:「……おお、ブロック塀に直撃にゃ。これがカラーテ?」
悠摩:「てんめぇぇ……一度ならず二度までも!」涙目で睨みつけます。
GM/ミーシャ:「このミーシャ様にそんな見え見えの攻撃は通じないのにゃ」はっはっはー、とあなたの頭の上で勝ち誇ってます。
桜:…トム○ジェリー?(ぁ
悠摩:捕まえようと身体を捻ったり腕を振り回したりするんですが捕まらず、滑って後頭部を強打します。「あ、ぎ、ぐ……」ぶるぶる震えて行動停止。
GM/ミーシャ:「……オマエさっきから自爆してばっかだにゃ。んじゃ堪能させてもらったからミーはそろそろ他所に行くにゃー」ふっ、やれやれと小憎たらしいリアクションをしてから、ミーシャはあなたの頭から飛び降ります。
悠摩:「ま、待ってぇ……」K.O.!
GM/ミーシャ:「…おっと、その前に置き土産、っと」そしてぽん、とあなたの手の甲に前足をぺたり。するとその場所に、肉球型の妙な刻印が刻まれます。
悠摩:刻印刻まれた!?(笑)「ちょ……何だこれ!」
GM/ミーシャ:「そんじゃまたにゃー。元に戻してほしかったら捕まえてみろなのにゃー!」そう言うが早いかミーシャは別の脇道へと一目散。あっという間にあなたの前から姿を消してしまいました。《資産:帰還門》なので追跡は不可能。さっき暴れていた…恐らくあなたと同じミーシャの被害者達も、地団駄踏んでます。
剣悟:ドミネーター級なのか、この猫(笑)。
悠摩:「ちくしょー……俺ともあろう者が、猫ごときに良いようにされっ放しなのは気にくわねぇ……っ!」痛みから回復するのを待って、すっくと立ち上がります。「ふ、ふふふ……俺の今晩の獲物は貴様だ! 恐れおののきながら、処刑執行の時を待つが良い! ……ちっくしょー! 覚悟してろよ!」拳を振り上げ、半べそかきながら猫が去った方向を追いかけます。
GM:自分でオチまで。ではシナリオ絆:ミーシャと、【SA:猫の悪戯をやめさせる】をどうぞ。
悠摩:頂きましたー。
GM:では、次のシーンへ。

▼絆/エゴの変化
悠摩:ミーシャに絆[執着]を取得。




 Opening 03 【 迷子の迷子の子猫ちゃん 】

シーンプレイヤー:桜
▼街中/夜

GM:お待たせしました、桜さんのシーンです。まずは人間性の消費をどうぞ。
桜:では。(いっころ)54→52です。ダイス空気よめよ(何
GM:…また6かと思いましたが、さすがに無かったですね(ぇ
桜:…で、シーン指定は何かありますかの?
GM:では、前のシーンとほぼ同時刻。悠摩さんと同じく場所は外でお願いしたく。
桜:ういす。まあ家にいても…ねえ(笑)。
GM:まぁ、何かしら用事があったのでしょう。街の喧騒はあなたの元にも届いてきています。猫がどうとか、そういうよく分からない情報しか今は集まってきませんが。
桜:では買い物帰りとかその辺で。
GM:はい。ではその帰り道に……ちょっと見過ごし辛い光景が。
桜:「…何かあったのでしょうか?」買い物袋を提げつつ、なにやら騒がしいのに気付く。
GM:この街の“夜”は大抵騒がしいですが、今日はいつも以上に、といった感じですね。その喧騒に隠れるようにして…「ほんとに見たの?(きょとん)」「ああ、猫だろ? こっちに居たので間違いねぇよ(へっへっへ)」……とまあ、見るからに素行の悪そうな若者数名に言われるまま、路地裏に連れ込まれそうになっている少女が一人。

剣悟:逃げて少女逃げてー!(笑)
悠摩:うわー(笑)。あからさまな(笑)。

桜:どうみても放置するとけしからん光景に(笑)。「(何やら放置するとマズいことになりそうですね…)…猫が、どうかしたのですか?」とりあえず話しかける。
GM/少女:「…え?」声をかけられると、少女は驚いたように周囲をきょろきょろと。
桜:「ああすみません、こちらです」
GM/チンピラ達:「あぁん、なんだ譲ちゃん?」「この子のトモダチ?」「どうする? こいつも一緒に…(へっへっへ)」…と、若者達の方はこんな具合ですけどね。

剣悟:逃げてチンピラ超逃げてー!(ぉ
GM:あ、こいつらアンノウンマンのエキストラなんで、好きにしちゃってください(ぇ
桜:ウェーイ(笑)。
悠摩:PC2はヤラレ役、PC1は勝ち役ですね。この対比、素晴らしい(笑)。

GM/少女:「……ええっと」と、ようやくあなたの方をふりかえる少女は、大体あなたと同年代くらいですね。銀色の髪と、白い杖が特徴的でしょうか。
桜:「こんな時間に女の子が一人だと危険ですよ。…丁度そんなよからぬ事を考えてそうな男に捕まったり…というわけでそこの皆様、今夜は騒がしいようなので、早めにお帰りになった方が良いですよ?」にこりとしつつ。ただし、何かこう、どっかにヤバい般若のオーラを出してる(笑)。
GM/チンピラ達:「なんだとこのアマ!」「丁度いい、力ずくで連れ込んぢまえ!」って感じで今度はあなたたちに群がってくる若者です。格の違いも分からないようで…(よよよ
桜:「…そうですか」笑みは浮かべたまま…ただし若干冷えたものに変わる。で、チンピラが群がって襲い掛かってきた直後にフェードアウト、画面が戻ると全員ノビてる(笑)。
GM/チンピラ達:どかっ! ばきっ!「「「きゅう」」」(笑)
桜:「もう一度言いましょう。――――お帰りください
GM/少女:「……えっと。ありがとう、でいいのかな…?」残された少女ですが。状況把握ができていない様子で、おろおろしてます。
桜:「あ、お騒がせしてすみません」
GM/チンピラ達:「「「畜生、おぼえてろよー?!」」」と、ふらふらしながらチンピラ達は去っていきました(笑)。
桜:「最近は物騒ですし、声をかける方に気をつけたほうがいいですよ。特にああいう見た目からして判りやすい方などは」少女について気付いていない。
GM/少女:「あ、ううん。こっちがお礼言わなきゃいけないんだし…ん、ちょっと無用心だったよ、ありがと」ぺこりとお辞儀する少女ですが…その手に握られている白杖は、視覚障害者などが補助に使うそれですね。
桜:「(あ…)」気付く。
GM/ユエ:「私、ユエっていうの。キミの名前は?」
桜:「私ですか? 桜と申します」
GM/ユエ:「桜、だね。改めて、助けてくれてありがとう。ちょっと訳があって遅くなっちゃって…」
桜:「失礼ですが貴女の目、もしかして――」失礼なことを言ったかもしれないので。
GM/ユエ:「…ああ、気にしないで」にこりと微笑みますが、やはり、顔の方向が少しズレていたり。
桜:「…いえ、すみません。気付かずに言ってしまったことに変わりありませんから」
GM/ユエ:「いいよ、この生活長いから、もう慣れっこ」本当に気にした様子はありませんね。
桜:「ところで、貴女はどうしてこんな場所に? 夜も遅いというのに」
GM/ユエ:「…あ、えっと……猫を探してるの。子猫くらいの大きさで…桜は見なかった?」
桜:「いえ、残念ながら…」子猫を見かけたことがないか思い返し。「あ、でもさっき」
GM/ユエ:「心当たりがあるの? 怪我をしてたのに、手当ての途中で逃げちゃって…心配なんだ」
桜:「何か、猫がどうとかで騒いでる方達がいましたね。妙に殺気立っていましたが。怪我をしているのですか?」
GM/ユエ:「うん、触っただけでも、結構酷い傷で…そっか、それは何か関係あるかもね。ありがとっ」彼女はあなたにお礼を言うと、そのまま一人で猫探しを再開しそうな様子ですが。
桜:「触っただけで? 不思議な話ですねえ…(このままでは先ほどの騒ぎに巻き込まれるでしょうし、このまま一人で探すのは…)…良かったら、手伝いましょうか? 少しくらいなら力になれると思います」ちなみに、買い物袋は先程の一件で中身が壊滅(笑)。
GM/ユエ:「……え、いいの? 凄く助かるけど…」見えない眼を丸くして、びっくりした表情を浮かべます。
桜:「まあ、それ程急いでいるわけではありませんから(まあ、明日の食事の分が主でしたし、今夜はなんとかなるでしょう)」
GM/ユエ:「ん……じゃあ、お願いしてもいいかな。よろしくね、桜」と、空いた手をあなたに差し出してきます。
桜:「はい」手を握り。
GM:では、シナリオ絆:ユエと、【SA:ユエの力になる】を差し上げます。それでは、オープニングフェイズ終了。続いてミドルフェイズです。

▼絆/エゴの変化
桜:ユエに絆[庇護]を取得。




 Inter-Mission 【 お猫様を探せ 】

GM:ではここで、ミドルフェイズについての説明を少々。
桜:(正座)

 ミドルではイベントが発生するシーンと、情報収集を行うシーンが交互に行われます。
 現在、判定が可能な情報項目は「猫の絵の由来」「ミーシャ」「怪我をした猫」の三つ。
 判定の結果次第で項目が増えることもあります。

 1シーンに調べられる情報項目は1つまで。同じ項目を複数人で調べることは可能です。
 イベントシーンで発生するイベントはランダムになっていますが、前シーンの情報収集の結果によっては、固定イベントが発生する場合もあります。

 また今回は合流のシーンなどは特別に設けてはいないため…イベントシーンで「偶然居合わせた」など、適当に理由をつけて自由にシーンに登場して下さると助かります。


GM:――と、こんな具合でミドルを進めていこうと思います。質問などはあるでしょうか。
悠摩:情報項目の難易度は調べる時に開示されたりする感じでしょうか?
GM:です。ちなみにミドル最初のシーンはイベントシーンなので、そこで合流と情報共有を図ってくださればと。
剣悟:シーン内にPCが何人登場しても、そのシーンで調べられる項目は一つ、ということでしょうか?
GM:そうなります。例えば「猫の絵の由来」を調べたシーンでは、何人シーンに登場しても、他の情報項目は調べられません。
剣悟:ふむ。了解しました。
悠摩:こちらも了解です。
桜:了解です。
GM:他には無いですか? では、ミドルフェイズを始めます。


 

■ミドルフェイズ■

 Middle 01 【 たくらだ猫の隣歩き 】

シーンプレイヤー:桜
▼街中/夜

GM:と言うわけで、連続になってしまいますがまずは桜さん。まずは人間性の消費を。
桜:はいです。人間性は(いっころ)4減って48。
GM:では、さらに1d6を振ってみてください。ランダムイベントですよー。
悠摩:おっと、イベントはランダムなのかっ。
桜:ほう?(いっころ)む、微妙な目…5です。
GM:いえいえ。では、ユエと一緒に街を歩き回っているあなたですが。ふと視界の先に、道端でうずくまっている男の姿が。
桜:「さて、先程この辺りで騒ぎがあったようですが…あら?」見覚え…ありますかの?(笑)
悠摩:うずくまっている男……悠摩のことか!
GM:酔っ払って寝ているのとかとは雰囲気が違います。あと悠摩さんでもないです(笑)。
桜:お?
悠摩:違ったらしい(笑)。
剣悟:ちょっと俺もそう思った(笑)。
GM/ユエ:「……? …なんだろ?」かすかにうめき声をあげていて、その声を聞き取ったらしいユエが先に駆けていってしまいますね。
桜:「あ、ユエさん」追いかけつつ男の様子を見ます。
GM/ユエ:「…桜、ここ。何か変なことになってない…?」と、男の具合を診ていたユエは、彼の手の甲に触れて差し出します。
桜:「? 失礼、ちょっとよろしいでしょうか」声をかけつつ手の甲を見る。
GM/男:「うぅぅ…」男の方は抵抗しません。手の甲には、肉球型のヘンテコな刻印が刻まれています。
桜:「確かに。なんでしょうか、これ? …と、大丈夫ですか?」
GM/男:「くそ…あの猫…ミーシャとかいうやつにつけられて…それから、妙に力が抜けてく感じでよう…」と答える男。桜さんが見れば分かりますが、一種の呪いの類だと思います。

剣悟:目が見えないのに手の刻印に気付くってのは伏線かな?
桜:でしょうねえ。
悠摩:まぁ、何らかの知覚が働いてるんだろうとは思いますが。
GM:あー、眼が見えない分、他の感覚に頼ってるって表現のつもりでした。触覚とか聴覚とかで。
悠摩:なるほど。
桜:あ、触って気付いたと。
剣悟:どっちかなぁと思ったんで。了解です。

桜:「(これは――)」顔をしかめつつ。「ユエさん、この印があることがわかったのですか?」
GM/ユエ:「触った感触とか、そんなのでね」眼が見えなくても一人歩きできるくらいには、彼女の五感は優秀な訳です。さて、男の呪いですが、診断すればそれほど重度のものでは無いようです。ちょっとした処置で解呪できるでしょう。具体的には男に対し、「種別:回復」のアーツかアイテムを使用すれば、それで彼は元気になります。

悠摩:おろ。解呪可能だった(ぁ
GM:ちなみに言っておくと、悠摩さんの刻印はもっと重度なので、この方法では無理です(ぇ
悠摩:OK、半魔用の特別製肉球なのですね!(ぁ

桜:「とりあえず、落ち着かせましょう。どうも体調が優れないようなので」…しかし先生! 他人に使える回復手段を持ってません!(ぉ
GM/ユエ:「う、うん。分かった」こくりと頷くユエです。…自分で解呪できないなら、他人に助けを求めるのもアリですよ?(笑)
桜:「(とはいえ、私の手に余る代物ですね…どうしましょうか)」とりあえず、男性を落ち着かせる場所を探しながらうろうろしますよ。

悠摩:……回復アーツ持ってにゃいよ。悠摩(おそるおそる)。
桜:(キャラシートを見回し)誰一人として回復薬持ってねえ…。
GM:「種別:回復」ではありませんが、《環境構築》を使った支援アーツなら、特別に良しとしましょう。
悠摩:にょ。なら、ひょこっと出ましょう。良いですか?
桜:ドゾー。
GM:どうぞ。登場は自由です。人間性消費だけ忘れずにー。

悠摩:では、ここで登場します。人間性(いっころ)6減って44、ガンガン行こうぜ!
GM:ガンガンいきますねぇ…(笑)。では男性をつれて場所を移したところで、悠摩さんとばったり、って感じでしょうかね。
桜:「(一度家に戻って解呪に使えそうなものを探すべきでしょうか、とはいえ距離がありますし…)…あら?」ばったりと。
悠摩:「どこだぁ〜、ミーシャとかいう猫……? ここかっ!?」がばっとすごい勢いで塀の影から出現。
GM/ユエ:「……うわぁっ?!」急に聞こえた男の大声に、眼を丸くしていたり。
桜:「きゃ!? …悠摩、さん?」突然の出現に驚きつつ。
悠摩:「……えっ、あっ。やぁ、こんな時間に桜姉ちゃんに会うなんてな」
桜:「はい。猫を探していて」
GM:そして桜さんとユエが運んでいる男ですが、悠摩さんは一目見てすぐに彼の刻印に気がつけますよ。
悠摩:「……ん、あっ! その肉球マーク!」ずびしっと指を突き付ける、その手の甲に同じようなマークが。
桜:「え?」
GM/男:「うぅぅ…」どうも彼にかけられたのは体力を奪ってく呪いのようで。徐々に衰弱していく感じですね。
悠摩:「この近くにあの猫がいるんだな? どこだぁ〜?」きょろきょろ。
GM/ユエ:「えっと…お知り合いなの? だったらその、この人どうにかできない?」状況把握しきれてないユエですが、駄目元な様子で悠摩さんに男の解呪を頼んできますよ。
桜:「あ、そうだ悠摩さん。この方の治療、出来ませんか? 私では難しいものなのですが」肉球見せながら。「…あれ?」手の甲のものに気付く。
悠摩:「OK〜」では、演出で目付役を呼びだして、《ロイヤルブラッド》+《環境構築》で。人間性5点消費します。目付役が「やれやれ」と言いながら、魔力で治癒します。
GM:はい。では、目付け役が適切な処置を行うと、男の刻印はあっさり消滅します。悠摩さんは、今ので人間性が40切りましたかね?
悠摩:はい。人間性44→39。メタトロンの絆をエゴ化して、エゴ【あのネコぶっ飛ばす!】に。
GM:了解しました。

桜:わざわざ燃費悪いものをすみませぬm__m
悠摩:いえ。素直に回復取っとけって話ですね(笑)。
剣悟:初期キャラはアーツ足りないから仕方ないね(笑)。
桜:《環境構築》取ったら普通は取りませんしね。
GM:回復アイテムくらいはあるかなぁと思って作ったイベントでしたが、無かったなぁ(笑)。
桜:誰も持ってない方がおかしいという説も(笑)。いや私は持っていましたよ? ただし力の源だったんだがな!(笑)
GM:「対象:自身」じゃなぁ(笑)。さて、このシーンのイベントはこれだけなので、後は情報共有してシーン終了となります。

GM/男:「うぅ…う? 急に楽になった…」男の体調も一気に良くなりますよ。
桜:「ありがとうございます。ところで悠摩さん、その手のものは――」
悠摩:「良かったな、おっちゃん。ところで……あの猫はどこだっ!?」襟首掴んでがくがく。
GM/男:「う、うぐ…?! し、知らん、もうどっかに言ってしまって…」がっくんがっくんされてますが、詳しいことは分からない様子です。要は情報収集が必要ってことですが。
悠摩:OKです。「何だ……使えないな」ぽいっ。
GM/男:「ぐえっ」ぽとっと落ちました。
桜:「お、落ち着いてください。そんなにいきり立ってるなんて珍しいですねえ…」
GM/ユエ:「……あ、あの。治ったの?」
桜:「はい、こちらの方がなんとかしてくれました。私の知人です」
悠摩:「おう、俺の家来は並みじゃないぞ! ばっちり治ってるよ」
GM/ユエ:「良かったぁ…ありがとうっ」それを聞くと、悠摩さんにふかぶかとお辞儀します。…例によって向きがちょっとズレてますが。
桜:「ところで…猫がどうかしたのですか?」
悠摩:「ああ、ミーシャって猫がさ、こんなもんくっつけていきやがったんだ!」手の甲の肉球マークを見せて。
桜:「猫…子猫ですか?」
GM:あぁ、言い忘れてましたな。ミーシャは子猫サイズです。
悠摩:了解です。「そう、ちっこくて白い奴」
桜:「! ユエ、どうやら手がかりが見つかったようですよ(とはいえこんなものを扱うとなると)」
GM/ユエ:「ん、良かった…でも、そんな悪戯好きな猫だったんだ…」
悠摩:「何だ、姉ちゃんたちもあいつ探してんの? なら協力しようぜ。俺もそうなんだ」
GM/ユエ:「いいの? …あ、ううん、そっちも事情あるもんね、分かった」と、こちらは快諾しますね。
桜:「はい。猫探しとなると人手はほしいですから、助かります」悠摩に小声で「それに…ミーシャちゃんでしたね。普通の猫では無いようですから」
悠摩:「んだね」小声で返答。「俺ちゃんの人間界満喫ツアーを邪魔しやがった罪は購わせてやるぞ〜!」人間らしからぬ笑みを浮かべて、エゴロールをしておきます。
GM:はい。それではシーンを切りましょうか。

◆舞台裏

GM:ではここで舞台裏。まずは、エゴから罪を得たいという人は申告をお願いします。
悠摩:では、エゴ【あのネコぶっ飛ばす!】から頂きたく。
桜:エゴロールしてねえや。 orz
GM:エゴのロールはその場で宣言しなくとも、この舞台裏で主張してくださればOKですよ。ともあれ悠摩さんは罪1点どうぞ。続いてシーンに出なかった剣悟さんは購入判定が可能です。何か買い物はありますか?
剣悟:購入判定をしておこうか。治癒薬がいいかな?
GM:はい。では判定どうぞー。
剣悟:(ころころ)達成値10…判定値3じゃ無理だったか。以上で。
GM:はい。それでは次のシーンに参りましょう。

▼絆/エゴの変化
悠摩:メタトロンへの絆[軽蔑]をエゴ【あのネコぶっ飛ばす!】に変換。



剣悟:しかし、素直に同じ猫だと思っていいのかな。悠摩の時は怪我をしてると思えないような動きっぷりだったが(笑)。
GM:情報収集前ですからねぇ。その辺は調べてみてのお楽しみ?(笑)
悠摩:どうなんでしょうねぇ。まぁ、情報収集で調べてみましょう。
剣悟:まあ、次のシーンで調べましょ(笑)。
GM:…と、意見も纏まった感じなので、宜しければ次のシーンに行きましょうか。
桜:ういす。んー、もうちょいアクティブになっていいかなあ。どうもリアクション待ちなRPばかりしてる('_”_`)



 Middle 02 【 猫が肥えれば鰹節が痩せる 】

シーンプレイヤー:剣悟
▼街中/昼

GM:お次は情報収集のシーンとなります。まずは剣悟さんは人間性消費を。
剣悟:(人間性46→45)今度は低いな。
GM:あら低燃費。さておき、剣悟さんは猫探しのために街を歩き回ってる訳ですが。
剣悟:そうですなぁ。
GM:昼から街中で聞き込みをしていると、否応なしに聞こえてくるのは「騒動を起こす猫」の話です。と言うわけで現状、あなたが調べられる情報項目は「猫の絵の由来」「騒動を起こす猫(=ミーシャ)」の二つとなります。
剣悟:PC視点だと「猫の絵の由来」から調べることになるかな、と思ってたが。直接ミーシャでも行けるのか。
GM:はい、問題なく。「怪我をした猫」についてだけは、ユエと接触が無いと調べる理由が薄いですが。
剣悟:うーん、どっちがいいかな?
悠摩:まぁ、ミーシャは悠摩が調べるつもりでいます。
剣悟:じゃあ、まずは「猫の絵の由来」からで。剣悟視点だとそっちが手がかりっぽく見えるし。
GM:分かりました。「猫の絵の由来」の難易度は、下から10、12、15となります。
剣悟:ファミリア相当の「舎弟たち」に相談します。人間性43に。(ころころ)がふっ、出目3(笑)。
GM:出目が…(笑)。どうします? 財産点を使えば、15まで届きそうですが。
剣悟:う、うーむ…(笑)。まぁ全部使えば届くし、合流すれば振り直しアーツ貰えるだろうし…。財産点全部使って達成値15に(笑)。
GM:はーい。では、がめつい舎弟たちに飯を奢ってやったりしつつ? 得た情報を開示いたしましょう。
悠摩:イレギュラートゥルーは貧乏なんですよね……(笑)。
桜:【社会】3ならしかたにぃ(笑)。

>猫の絵の由来
難易度10:
絵の題は『化物を化かす猫』。とある無名の画家が描いたもので価値は低いが、銀一個人の趣味で購入。購入ルート等に不審な点は無い。
難易度12:この絵を描いた画家は、夢蝕みに憑かれてその才能を開花させたらしい。この絵の猫は、その夢蝕みの姿を似せて描いたものだという。


GM:まずは下二つから。そして最後の情報はかなり最近のネタになります。

難易度15:現在、この絵には守護者の“羽根”が宿っている。その結果魔物として独立した猫の絵は、その存在に気付いた池袋の一部の魔物に追われている様子。

GM:以上。池袋の街が必要以上に騒がしいのは、こういった事情によるものです。
悠摩:夢蝕みと“羽根”というキーワードが出てきましたね。
桜:むう、これは。“羽根”とは面倒なことに…。

剣悟:「なるほど、“羽根”絡みか……しかしお前ら、ここぞとばかり容赦なく食いまくりやがって…」軽くなった巾着袋を恨めしく眺めつつ。
悠摩:「へっへー、兄貴太っ腹っすね! ゴチになりやした!」って感じなんですね。
剣悟:そんな感じだね(笑)。
GM/舎弟A:「その分、ちゃんと仕事はしたっしょ? 情報料っすよ、剣悟さん」悪びれない舎弟。ともあれこれによって新たに情報項目「羽根を得た猫」が出現します。
剣悟:「…まさか今ので仕事が終わったと思ってないよな? 当然、その猫についても調べてくれるんだよな?」舎弟を笑顔で睨み付ける。
GM/舎弟B:むぐ? むがもぐ、もがもぐもぐも、勿論っすよ! 嫌だなぁ剣悟さん、俺達そんな信用ないっすか?」(何
剣悟:「期待している。期待してるから死ぬ気で頑張ってきてくれたまえ」真顔で肩に手を置いて言おう。
GM/舎弟たち:「(ごっくん)りょ、了解しましたーッ!」食事を終えると、舎弟達は一目散に街へと散っていきました(笑)。
剣悟:「おー、気張ってこーい。…さて、こっちも一応探してみるか」

悠摩:羽根を得た猫……まぁ、これがミーシャなんでしょうね。
桜:でしょうなあ。
GM:さて、予想以上に舎弟が面白いんですが(笑)。他に何かありますか?
剣悟:調査は終わったし、合流は次のシーンが良いかな。エゴロールしたいけど、ちょっと思いつかないので今回はパス。
GM:はい、了解しました。それでは、この辺でシーンを閉じましょう。
悠摩:猫を探してれば何なく会えそうですね。“羽根”ってキーワードがもらえれば、ミーシャすっとばして「羽根を得た猫」を調べても良いかも?

◆舞台裏

GM:舞台裏です。剣悟さんは罪の獲得は無しで良いんですね?
剣悟:ああ、今回は見送りで。
GM:はい。桜さんと悠摩さんは、購入判定があればどうぞ。
悠摩:まずは治癒薬ですかね。他に欲しいものはありますか?
剣悟:治癒薬優先で、その次に再生薬かな。
悠摩:では、今回は治癒薬GETを試みます。
桜:治癒薬と再生薬…FP回復は平気だからこちらもまずは治癒で。
GM:はい、判定どうぞー。
悠摩:(ころころ…ピンゾロ)ぶばー!?
GM:ふぁんぶるー(笑)。
桜:(ころころ…2ゾロで届かず)ぎゃふん?!
剣悟:購入判定の出目がおかしい(笑)。
悠摩:これは……ワンモアしましょう? さすがに一つはないと……怖い(笑)。
GM:全滅ですかね。あ、ワンモア…するんですか? いいですけど(笑)。
剣悟:振り直すなら悠摩の方だね(笑)。
桜:ですね、目は悠摩の方が上だ(笑)。
悠摩:人間性37に。《ワンモアチャンス》で振り直します。今度こそ!(ころころ)達成値15。ふぅ……(良い笑顔)
GM:今度は届きましたね。では、買い物が終わったら、次のシーンに行きましょう。
桜:(拍手)しかし人間性が…。
悠摩:作戦は「ガンガンいこうぜ」だよっ!
桜:ガンガン(奈落に)行こうぜ!
剣悟:見たところ悠摩は燃費悪くないし…たぶん大丈夫?
GM:堕ちないでくださいよ?(笑)
悠摩:大丈夫、いくら魔物魔物してるキャラだからって、そう簡単には落ちないよっ! …多分ね。
GM:その「多分」がちょっと不安なGMです(笑)。

▼絆/エゴの変化
 無し。




 Middle 03 【 猫撫で声に油断が出来ぬ 】

シーンプレイヤー:悠摩
▼街中/昼

GM:では、次のシーンプレイヤーは悠摩さん。一緒に行動しているなら、桜さんも登場してくださいな。
桜:ういすー。(人間性48→47)
悠摩:登場。(人間性37→36)お。ダイスが留まって良いと仰っております。
剣悟:うん、今日のダイス目はおかしい(笑)。
桜:低燃費、低燃費、ていねんぴっぴっぴー♪(笑)
GM:あら低燃費。人間性を減らしたら、悠摩さんはイベント決定の1d6を。
悠摩:イベント決定(いっころ)また1。
GM:おっと、1ですか。

剣悟:そして人間性回復でも1の目乱舞…(ぉ
桜:イヤアアアアアアア!?
GM:なにそれこわい(笑)。
悠摩:追加振りしても……っ!?(ぁ
桜:絆6つの追加振りで18しか回復しないだと…!?
GM:ダイス18個の1ゾロって、もう奇跡の領域じゃ(笑)。
桜:だが既にイベント表含めて1が3連続…!
剣悟:後半はダイス目が高くなるフラグ、だと思いたい…(笑)。

GM:では…あなた方が猫を探している最中のことです。ふと気がつくと、眼を放した隙に傍にいたはずのユエが居ません。
悠摩:では、「ん〜、こっちにもいねーや」と合流して。「……あれ? 桜姉ちゃん、ユエ姉ちゃんは?」
桜:「そうですね。ユエさん、次の場所は…あら?」
GM:ユエの姿自体は、探してみればすぐに見つかりますよ。判定もいりません。
桜:「ええと…あ、あそこです。ユエさーん!」ああよかった…のかな?
悠摩:「あっ、いた! ユエ姉ちゃん、あんまり離れるとはぐれちゃうぞ?」ふらふらしてるのは悠摩の方だったりしますが!
GM:では、ちょっと離れたところに…「おら、こっち来いよっ」「は、離してってばっ」と、桜さんはデジャヴを感じる光景が…(ぇ
桜:「ああ、別の方が…ってこの展開は!?」

剣悟:お、ではそこに登場しようかな。
GM:うい、人間性の消費どうぞ。
剣悟:(人間性43→37)ぐはっ、6減った(笑)。
悠摩:いらっしゃい(ぇ
GM:おっと、エゴ化の宣言をお願いします(笑)。
桜:せんせー、人間性が一人だけ10以上高いんですが(笑)。
GM:運が良いのか悪いのか微妙ですねぇ(笑)。
剣悟:あー、初期絆の野白久里子をエゴ化しよう。内容は後で。
GM:了解、ではどんな風に登場します?

剣悟:チンピラの手首を後ろから掴んで捻り上げ「ああ、そこの若人。済まぬが、この辺で白い毛並みの子猫を見かけなかったか?」と、軽い調子で聞きます。
GM/チンピラ:「大丈夫だよ、なんも怖くなんか…っつ、痛ででで?! な、何だよオッサン?!」と、腕を捻り上げられた男はじたばたしています。
剣悟:「聞いての通り、猫探しをしている。お前でも、そちらのお嬢さんでも構わないが。何か知ってはいないか?」とぼけたような表情で。
GM:「ね、猫? えと、それなら私達も丁度…」「るせぇっ! 知るかよそんなもん!」と、ユエの言葉をさえぎって、チンピラが剣悟さんの手を振りほどきます。
悠摩:「よぉっ、剣悟兄ー。まさしく現代のサムライだなっ!」そのチンピラに膝かっくんを仕掛けます。
桜:「いけませんよー。夜も遅いのにそんなに大声出しては」後ろから声をかけ。
GM:OPと違って、このチンピラは半魔です。ちょこっとだけ気合の入り方が違いますよー。
剣悟:ほほぉ。半魔相手ならエキストラみたいに宣言のみとはいかないか。
悠摩:おっと、半魔だった!(ぁ
桜:なんと!? てっきりさっきのと同じやつかと(笑)。
GM/チンピラ:「っ?!」後ろからの膝かっくんから飛びのいて、警戒してる様子。彼を引き下がらせる方法は3つほど。その1、「種別:攻撃」のアーツを使ってぶちのめす。その2、《魔獣化》してビビらせる。その3、チンピラと【白兵値】同士で対決して勝利する。となっております。

剣悟:俺にとってはどの選択肢も同じ事になるなぁ(笑)。
桜:ユエがいるし2は除外として。
悠摩:まぁ、一番リスクが少ないのは3ですね。人間性消費がない。まぁ、敗北する可能性が無きにしも非ずですが。
GM:誰がやっても構いませんし、全員で違う手段を試してもOKです。1人でも条件を満たせば。
桜:攻撃系アーツは剣悟のカウンターしかありませんしねえ。今更だが、ミョーに偏った構成だなあ、パーティ単位で(笑)。
GM:剣悟さん、「種別:攻撃」のアーツ持ってないのですからねぇ。イベント攻略が意外と難儀する面子になってます(笑)。
桜:おかしい、回復といい今回といい普通のメンツなら実質宣言だけで片付くというのに(笑)。

剣悟:では俺がやってみますか。【白兵】勝負で良いかな?
悠摩:なら悠摩で捨て判定をして、相手の固定値を探りましょうか。そしたら、支援含めて確実に勝てます。
GM:はーい。こっちの【白兵値】は6です。
悠摩:おっと。なら任せます。
剣悟:それなら行けそうだ。後の先でチンピラから先に攻撃させよう。
悠摩:ですね。有利な上、しかもカッコいいですよ(ぁ
GM:では、「おらぁ!」と品の無い雄たけびを上げながらチンピラが剣悟さんに殴りかかります…ということでこちらから先に振りましょうか。(ころころ)あ、チンピラ頑張った。達成値14です。
桜:期待値以上とは生意気な!(何
剣悟:念のため《特異知覚》を使う。人間性36、【FP】−4。(ころころ)達成値15、使って良かった(笑)。
悠摩:すげぇ(笑)。
GM:結構危なかったですね(笑)。
剣悟:今日のダイスは信用ならない(笑)。ま、とりあえず。突っ込んできたチンピラを紙一重で避けて足を引っかけ転ばせる。
GM/チンピラ:「おぉぉ……おぉ?!」ずでーんっ、と勢いがついてた分、派手に顔面スライディングをかますチンピラです。
悠摩:チンピラに合掌。「相手が悪かったな……」
桜:「そうですね、ホントに最近は物騒になりました(嘆息)」チンピラの方を見ながら。
剣悟:「…これ以上やるなら、こっちも本気で相手になるが。どうするね?」
GM/チンピラ:「く、くそっ。今日のところは引き下がってやらぁっ」と、鼻血出しながらよろよろと逃げ去っていきました。
剣悟:では、何事もなかったかのように振り返り。
悠摩:「さて、か弱き美少女を襲う悪漢を追い払った所で、だ」こちらも振り返り。
剣悟:「大丈夫だったかな、お嬢さん。そっちは…悠摩と、朝霧殿か。この娘御は知り合いか?」
GM/ユエ:「あ、ありがとうございました……あ、私はユエ、です。二人とはさっき知り合って…」ぺこりと剣悟さんにお辞儀してから、自己紹介しますね。
悠摩:「ああ。さっき知り合ったんだけどな、俺たちも白くてちっこい猫を探してるんだ」
桜:「と、剣悟さんでしたか。はい、一緒に猫を探していて」
剣悟:こちらもユエに自己紹介してから「そちらも猫探しか。それは奇遇というか…」
桜:「そちら“も”、ということは剣悟さんもですか。確かに奇遇です」
悠摩:「剣悟兄もそうらしいみたいだけど、そっちも奴の被害に遭ったのか?」
剣悟:「いや、俺は『絵から抜け出した猫』を探す仕事を引き受けただけだが…被害と言うことは、やはり何か騒ぎになっているのか?」
悠摩:「ああ、見てくれよ、これ」手の甲の肉球マークを示し「ちょっと厄介な呪印を刻まれちゃってさ。あちこちでやってるみたいなんだ」
桜:「それで、ユエさんがその猫を探しているんです。心配だからということで。で、私はその手伝いです」
GM/ユエ:「怪我をしてた猫がいるんです。手当ての途中でいなくなって…」と、OPで言ったような事情をもう一度。
剣悟:「ふぅむ。しかも白い子猫か、偶然にしては時期が合いすぎるが…」ところでGM、絵の猫は夢蝕みに似せて描かれたとのことですが。その夢蝕み自体も猫の姿って事かな?
GM:恐らくそうでしょう。人間型の夢蝕みを、わざわざ猫にデフォルメしたりはしないと思いますよ?
剣悟:ですよなあ。
悠摩:「俺たちは闇雲にそいつを探してただけなんだけど。仕事ってことは、もしかして剣悟兄、白い子猫に関しての詳しい情報って持ってる?」
剣悟:「…手がかりには違いない、か。実はその絵の由来なんだが…」というわけで、“羽根”についての情報も含めて全て話そう。「話を聞く限りだと、悪戯をしているのは夢蝕みの方かもしれん。だが、もっと問題なのは“羽根”を持った猫の方だろうな」
桜:「…一気にきな臭くなってきましたね。しかもよりによって“羽根”ですか」
悠摩:「なるほど……あいつ“羽根”持ちなのか。道理で……俺といい線行くワケだ」
剣悟:「悪戯をしているのが“羽根”を持った猫とは限らないがな」
悠摩:「少なくとも、奴が“羽根”の力の片鱗を使う所は見たぜ」具体的には《資産:帰還門》を使ってた。
桜:「今はただの悪戯で…すまなくなっていたりする分、放置すると悪化しそうですね」さっきの男の様子を思い出しつつ。「もっとタチの悪いものでした…」あ、ちなみにこの辺の会話はユエに聞こえないように!
GM:あぁ、了解です。ひそひそ相談してるのを無理に聞こうとはしません。
剣悟:「悠摩や他の被害者がやられた猫は、怪我をしていたのか?」
悠摩:一応GMに確認すべきですね。ミーシャは怪我してました?
GM:GMから言うなら、悠摩さんが見たところ猫に怪我はありませんでした。魔物のことですので、もう治った可能性は否定できませんが。

桜:…ん?
剣悟:追っ手の襲撃で傷を負った可能性もあるしなあ。
GM:まぁ、GMから言うと、ここで相談するより情報収集した方が分かることもありますよ、と。相談がひと段落したらシーンを閉じますね。

悠摩:「ミーシャって名乗る白い子猫……この呪印を刻んで回ってる悪戯者は、俺が見た時には怪我はしていなかったけど」
剣悟:「いずれにしても確証はない…ならば動いてみるべきだろうな。俺は引き続き猫を探すが、そちらはどうする?」
桜:「こちらも探し続けます。いつ大事に発展してもおかしくないようですし(下手な魔物に“羽根”が渡れば…)」
悠摩:「だぁ〜……こんがらがってきた。ああ、俺もまだ猫を探すよ。あいつにチョップをかましてやらねば気が済まないからな!」
桜:「ともあれ、地道に探して行きましょう。幸い、普通の猫探しよりは手がかりは多いようですし」
剣悟:「そうか。ではどうせなら協力しないか? 他の魔物も猫を狙っていると聞く。人手は多い方が良いだろう」
悠摩:「ああ、それはこっちとしても願ったりだ。人数が多いに越したことはない」
桜:「ありがとうございます」

悠摩:ところで、剣悟が持ってる猫の絵と、ミーシャ、見比べてみるのは……もう次のシーンの方が良いでしょうかね?
GM:それは情報収集の一環として扱いましょうか。…そろそろ締めかな? 最後に何かあればどうぞ。
悠摩:了解です。

剣悟:「何しろ“羽根”とそれを狙うものが相手だからなぁ。鬼が出るか蛇が出るか…」と呟きつつ、楽しげな表情になる俺だった。
桜:「鬼も蛇も出ない内に片付けてしまいましょう」
悠摩:「……剣悟兄、危ないってのに楽しそうだ。まぁ、“羽根”絡みなんだ。思いがけず楽しいパーティになりそうだね」にひひ、と笑う。
GM:それでは、ここでシーンを閉じましょう。

◆舞台裏

GM:そして舞台裏。まずは剣悟さん、エゴ化した絆の内容は決まりましたか?
剣悟:エゴ化内容は【スリルを楽しみたい】にする。さっきのロールプレイで罪を得たい。
GM:了解、罪も1点どうぞ。他にも罪を得たい人は居ますか?
桜:【生き延びたい】のエゴを、“羽根”による事件拡大を止めようとするRPで通していただけますか?
GM:OKとします。1点どうぞ。
桜:感謝。受領いたします。
悠摩:こちらはエゴ【楽しいことをしたい】で申請します。
GM:はい、悠摩さんもOKです。
悠摩:ありがとうございます。
GM:全員登場なので他の処理はなし、と。それでは次のシーンへ。
剣悟:悠摩に絆[共感]を取得。俺は以上で。
GM:っと、忘れてたっ。絆もですね、欲しい人は宣言してくださいな。
桜:剣悟に絆[信頼]をば。
悠摩:そうだ、絆の取得を忘れていた。桜に[連帯感]で。
GM:PC間で取得した感じですか。OKです。では改めて、次のシーンへ…。

▼絆/エゴの変化
桜:剣悟に絆[信頼]を取得。
悠摩:桜に絆[連帯感]を取得。
剣悟:野白久里子への絆[好敵手]をエゴ【スリルを楽しみたい】に変換。悠摩に絆[共感]を取得。



 Middle 04 【 猟ある猫は爪を隠す 】

シーンプレイヤー:桜
▼街中/午後

GM:再び情報収集シーンとなります。桜さんと、判定したい方は登場どうぞ。
桜:登場ー(人間性47→46)えー。
GM:…減らないなぁ、桜さん(笑)。
悠摩:まぁ、一緒にいますし。登場します。(人間性36→33)
剣悟:こっちは必要になったら出ようかな。ひとまず保留で。

桜:ジェネシフトとかアガペー覚醒のルール無いのがなあ。
剣悟:堕落判定は一応ありますが(笑)。というか、悠摩も人間性低いのに出て大丈夫なのか?(笑)
悠摩:情報収集は悠摩が一番得意ですから。まぁ、本当にギリギリになりそうなら自粛しますが(笑)。
剣悟:数値だけならファミリア使えるから俺も得意だよ。むしろ購入判定が苦手(笑)。
悠摩:なるほど。まぁ、今回は振っちゃったんで、次回から(^^;
桜:【社会】5という中の下くらいの能力でございます(笑)。

GM:了解。では今判定できる情報項目ですが、「ミーシャ」「怪我をした猫」「羽根の生えた猫」の三つ。どれを調べるか宣言してくださいな。
桜:ふむ、どこも調べておきたいが…桜としては「怪我をした猫」で。“羽根”も気になるけど、目的の猫なことに間違いないので。他はよく似た別物という可能性もあるし。
GM:ふむ。では調べるのは「怪我をした猫」で宜しいですか?
桜:ういす。目標値は先程と同じで?
GM:いえ、こちらの項目は2つだけ。難易度は10、15となっています。
桜:使うものもないので素振り(ころころ)達成値10…財産全投入で15にするか。
GM:では、情報開示といきましょう。

>怪我をした猫
難易度10:
ユエが道端で拾った猫。怪我をしていたところを手当てしていたら、いつの間にか居なくなってしまっていた。ユエ曰く「手当ての最中、なんか猫っぽくない感触がした」とのこと。
難易度15:猫を手当てしていたユエから、“羽根”の魔力の残り香がする。


GM:この情報項目から出るのは、以上の二点です。
桜:ふむ、同一のネコであることはほぼ確定、と…。
悠摩:そのようですね。
剣悟:悪戯をしたのは夢蝕みの方じゃないかとは思うんだが…ドミニオンアーツを使ったのがなぁ。
桜:「? ユエさん、少し手を見せてもらえますか?」ユエから少し違和感を感じ取り。
GM/ユエ:「……? うん、いいけど」すっと手を差し出します。意識を集中すれば、うっすらと感じられる程度の弱い反応ですが。
桜:「…成る程。と、少し冷えてきましたから、何か暖かいものでも飲みましょう」自販機か何かで飲み物購入したということで(笑)。
GM/ユエ:「ん、ありがと♪」にこりと微笑むユエ。
桜:「悠摩さん、ちょっといいですか?」ついでに悠摩にもおごりつつ情報共有。
GM:…それと“羽根”の存在を感知した時点で分かることですが。ユエはこれでも一応半魔です。ただ、眼も見えませんし、戦えるほどの力は皆無ですけどね。
桜:…ナンデスト?
悠摩:半魔だったー!(笑)
剣悟:イレギュラーかなぁ。
GM:まぁ、そこまで深読みはせず、彼女の前で無理に正体を隠す必要はない、というくらいに覚えていただければと。
悠摩:「“羽根”の魔力の残滓と……すると、俺たちが追ってる猫が、ほぼ同一だと確定したかな?」
桜:「ですね。それともう一つ、魔力に気付いた時に感じ取ったのですが…“羽根”以外にも、ユエさん自身から人間とは異なる気配を感じ取りました。つまり…」
悠摩:「うん……え?」
桜:さっき気になったのですが、もしかしてユエの正体…いややめとこう、まだ情報足りなさげだし。GMも深読みする必要が無いって言ってるし(笑)。
GM/ユエ:「♪〜」二人の相談に気付かず、ユエは近くのベンチで飲み物を飲んでいます。飲み口と口元が合わなくてちょっと苦戦したりもしてますが。
桜:「改めて思い返すと、先程のあからさまに半魔とわかる相手を見ても動じてませんでしたものね…」
悠摩:飲み物を吹き出して、ちょっとむせた後「あ〜、そうだったな。まぁ、でもユエ姉ちゃんは悪い人じゃないと思うぜ。悪い奴だとしたら、怪我した猫を看病したり、心配になって追いかけたりしないって」
桜:「…そうですね」
剣悟:正直、「目が見えてないから魔獣化しても平気かな」とか思ってたんだが…(一同笑)。
GM:平気と言えば平気です、ちょっと違う意味で(笑)。
桜:…ここで互いに正体バラしちゃいます?
GM:バラすのなら舞台の合間でも構いませんよ? ユエの方も「ああ、やっぱりなぁ」くらいにしか思わないでしょうし。口外もしません。
桜:ふむ、ならシーンも長くなってきたし、こちらは以上で。
悠摩:まぁ、半魔だとばらすことでフラグが立つならともかく。急いでばらす必要もなさそうかな、と。「さ、一休みしたら猫捜索の続きといこうぜ。こうしてる間に先を越されちゃたまらねぇ」こちらも以上で。
GM:では、シーンを閉じます。

◆舞台裏

GM:恒例の舞台裏。罪を獲得したい方はいます?
悠摩:エゴが残っておりませんです。
GM:あら、そうでしたか。桜さんは?
桜:おなじく(笑)。次の登場で6が出ればエゴ獲得だぜ! …なんとかならんかなあ、この人間性(笑)。
GM:了解。剣悟さんは【FP】回復か購入判定、どちらかができますが。
剣悟:【FP】回復します。(ころころ)6ゾロとか無駄な…上限まで回復しました。処理は以上で。
悠摩:うわ(笑)。
GM:一気に全快ですね…(笑)。絆の獲得とかも、聞いておきましょうか。
悠摩:んん……ここはいったん保留します。
桜:なっしん。
GM:はい。それでは次のシーンへ。

▼絆/エゴの変化
 無し。




 Middle 05 【 猫も杓子も 】

シーンプレイヤー:剣悟
▼街中/午後

GM:先ほど出ていなかった剣悟さんにシーンプレイヤーを移しましょう。他に登場したい人も、人間性の消費をお願いします。
剣悟:ほい。(人間性36→34)
悠摩:こちらは様子見します。
桜:同じくー…でも多分出る。人間性的な意味で(笑)。
GM:では剣悟さんは1d6をお願いします。
剣悟:あれ、イベントシーン?
GM:イベントシーンですね。基本、情報収集と交互にいきます。
剣悟:ああ、そうか。さっきのは情報収集シーンだった(笑)。(いっころ)6か。
桜:ううむ、時間かけてすみませぬ。
悠摩:ふむん。イベントによっては出ることになるかもしれませんね。
桜:ですね。
GM:で、6ですか。…では、そうですね。あなたの元に舎弟の一人から電話がかかってきます。
剣悟:「あー…確か、話すにはこの出っ張りを押すんだったか…?」十数秒ほど時間をかけて携帯に出ます。
GM/舎弟:「やっと繋がった! 剣悟さんっすか?!」聞こえてくる舎弟の声は焦りに満ちています。息も荒いですね。
剣悟:「ああ、俺だ。どうした、慌てて」
GM/舎弟:「やべぇっす! “羽根”欲しさに目ェ血走らせてるヤツらがいて…クソッ、離れやがれ、テメェら!」どうやら闘争…あるいは逃走中のようですね。
剣悟:「そりゃ拙いな…おい、お前らはあんまり無理するな。死ぬ気でとは言ったが、本気で死なれても困る。危ないなら逃げるか隠れとけ」

桜:登場ー。(人間性46→40)よし!
悠摩:本当に6振った!
桜:…だがこのあと6ずつ下がり続ける無限地獄の予感(gkbr

剣悟:「場所はどこだ? 今そっちに行くから分かりやすく教えてくれ」
GM/舎弟:「りょ、了解っす! 剣悟さん、そっちの方にも何人か向かったみたいなんで気をつけ(ザッ)」残念ながら、そこで携帯の通信は途切れます。無事に彼らが居る場所に辿り着けるかは…判定が必要となります。
桜:「剣悟さん、お疲れさま…どうかしたのですか?」さっきの飲み物渡しに来て、様子に気付く。
GM:と、そして桜さんはエゴ化発生ですね。
桜:あ、組織[逃避]をエゴに。内容は後で。
GM:はい。了解です。
剣悟:「…“羽根”を狙ってる連中に、俺の知り合いが巻き込まれたらしい。急がないと拙いかもしれん」
桜:「恐れていた事態ですか…急ぎましょう。私も手伝います」
剣悟:で、判定は何をすれば?
GM:舎弟たちの下へ行く判定ですが、これは【社会】で難易度10。財産点の使用も可。全員が失敗すると、以後情報収集の判定にマイナス2のペナルティです。
悠摩:……う、財産点のない二人か。
GM:現状、池袋の街は羽根の存在で沸き立っています。ランダム次第でこんな風に、縁も紫もない連中とかちあうこともあると思ってくださいな。
剣悟:一番低いところを…(笑)。(←【社会】3、財産点もなし
桜:一応【社会】5あるが財産点カラッポ(笑)。
剣悟:まあ、やるだけやる。(ころころ)よーし、クリティカル!
桜:おお! こちらもためしに(ころころ)達成値10…厄払い厄払い(^^;
GM:凄いなぁ。達成値は34と。ともあれ桜さんも成功してますね。
悠摩:危ないことは無かったですね。
桜:舎弟のために物凄い勢いで(笑)。
GM:では、お二人は最短時間で現場へ辿り着きます。剣悟さんの舎弟たちも、怪我はしてますがまだ息はありますよ。
剣悟:というわけで、他の舎弟の情報網も借りつつすっ飛んでいきます。
桜:とりあえず、悠摩とユエにはそっちに行くことを連絡。出ていないので(笑)。
悠摩:連絡了解です。
GM/魔物:「グゥ……ナンダ、キサマラ!」と、叫ぶ魔物たち。こちらはエキストラなので、宣言だけで倒すことができます。
剣悟:現場に着いたら救急車を呼んで、襲撃した魔物は峰打ち一閃で殴り倒す。
GM/魔物:「ギィ!」「ギャア!」と、至極あっさりと魔物たちは昏倒させられていきます。程なくして、現場に静寂が戻りました。
桜:「同じ探し物をしている者です。目的は違いますが」テキトーな幕間で持ってきた刀でこちらも凪ぎ散らす。
GM/魔物:「クソ…折角ノ“羽根”ガ…」がくり。
桜:「…まあ、本命は別なのですが」

剣悟:今日はダイス目が荒れてるから怖いなあ(笑)。
GM:まだ固定イベントの出る情報を、一個も調べてないからなぁ(笑)。
桜:ここまでで情報収集2回ですからねえ(笑)。
GM:イベントにちょっと力入れ過ぎましたねぇ。時間が…(苦笑)。
悠摩:まぁ、基礎情報から調べてますから、しょうがないかな、と。
桜:急いでフラグ未回収でクライマックスに行って大惨事になるよかマシですが(笑)。
悠摩:固定イベントが起こるような踏み入った情報は後から出てくるか、先に調べると基礎情報を調べ損ねることになりそうで後回しにすることもありますし。
GM:まぁ、そうですね。

剣悟:「“羽根”…か。そこまでして欲しいものかね?」少し不快げに顔を顰めて。
GM/舎弟:「あ、剣悟さん…すんません、迷惑かけちまって…」と、あなたに電話をかけてきた舎弟が声をかけてきます。
剣悟:「気にするな、お前らに死なれると俺が困る。…きゅうきゅうしゃ、だったか。呼んでおいたから、着いたら療養所まで運んで貰うといい」
GM/舎弟:「はい…」と、そこでこの舎弟も気を失います。そのまま救急車で搬送されていくので、命に別状はないでしょう。
桜:「命に別状はないようで、よかったですね」
剣悟:「そうだな。…間に合って本当に良かった」

悠摩:どうしよう。「ミーシャ」か「羽根を得た猫」か……。もう後者を調べてしまった方が良いでしょうかねぇ。
剣悟:引き続き「羽根を得た猫」については調べるつもりですが。今の舎弟が調べてくれた情報ということで。
悠摩:ふむ……なるほど。なら、それは任せましょう。剣悟が掘り出したキーワードですしね。
桜:それでいいかと。
GM:なるほど。とりあえず表のシーンを閉じてしまいましょうか。何かあればどうぞ。

桜:「さ、このまま時間をかけてると同じようなことが起きます。急ぎましょう。と、あの後わかったことですが」さっきの情報収集の内容を伝達。
剣悟:「…ほぼ同じ猫と思われる、か。今ひとつ、どうもしっくり来ない気がするんだがな…」一言呟いて、以上。
桜:「うーん…?」考え込みつつ以上。
GM:では、シーンを閉じましょう。

◆舞台裏

GM:まず、桜さんのエゴ化した絆の内容を聞いておきましょうか。
桜:エゴ【魔物の暴走を防ぐ】でよいでしょうか? ついでに罪獲得。
GM:OKですよ。罪もどうぞ。剣悟さんも罪獲得はありますか?
剣悟:今回はエゴも絆も無しで。
GM:了解。では悠摩さんは購入判定があれば。
悠摩:次のシーンで基礎情報「ミーシャ」を開けにいきます。この舞台裏での購入は治癒薬で良いですかね?
剣悟:それで良いかと。
桜:ドゾー。
悠摩:はい、では治癒薬を購入します。目標値12で(ころころ)ええええええええファンブル!?(一同爆笑) ちょっと待って! どういうこと、これ!?
GM:…今日は本当に出目が荒れ模様だなぁ(笑)。
剣悟:6と1が多すぎる(笑)。悠摩、ワンモアワンモア(笑)。
悠摩:《ワンモアチャンス》! 人間性33→31(ころころ)達成値16、今度は成功。
GM:はい、成功ですねー。
悠摩:どういうことだろう! 目付役の反乱か? ともあれ、これで治癒薬2個です。
桜:まさかのファンブル(笑)。
悠摩:2回目ですよ。
GM:戦闘ではいい出目を期待しましょう。それでは次のシーンへ。

▼絆/エゴの変化
桜:組織への絆[逃避]をエゴ【魔物の暴走を防ぐ】に変換。



桜:経験値100点をおごってやろう(違
剣悟:別のゲームなら経験点が貰えるのにね(笑)。
悠摩:悠摩は購入判定が苦手。中学生だと思って馬鹿にするなよ! おつかいくらいできらい!(むん



 Middle 06 【 傾城には猫がなる 】

シーンプレイヤー:悠摩
▼街中/夕方

悠摩:登場。(人間性31→26)
GM:では悠摩さん側に場面を移しましょう。と言っても登場は任意ですが、どうします?
剣悟:ひとまず様子見で。
桜:様子見ー。
GM:はい。では残っている情報は「ミーシャ」「羽根を得た猫」の二つですが、どちらを調べます?
悠摩:では、相談した通り「ミーシャ」について開けます。
GM:了解。難易度は下から10、12、14、16の4つとなっております。
悠摩:16まであるなら、《魔界の目付役》使って人間性24に。【社会】の達成値+2して判定します。
GM:はい、それでは判定どうぞー。
悠摩:んー。情報コネはひとまず保留。固定値10でやります。(ころころ)達成値18。目付役要らなかったぜ(ぁ
桜:まあ石橋は叩いておくもの。
GM:問題無しですね。では情報開示。

>ミーシャ
難易度10:
最近、池袋の街に現れた猫型の魔物。誰彼構わず悪戯を仕掛けるような享楽的で道化た性格。この街では何かを探しているらしい。
難易度12:ミーシャの悪戯は、所謂「Trick or Treatお菓子くれなきゃ悪戯するぞ」の類。ご飯や愛情、優しさやちょっとした親切など、ミーシャが欲しいものを与えれば解呪される。
難易度14:その正体は夢蝕み。今まで数多くの芸術家に才能を与え、その代償として才能を与えた者とある契約を交わすという。今この街で探している何かも、その契約がらみのものだという。
難易度16:ミーシャと芸術家の間に交わされる契約とは、「芸術家が生涯に生み出した最高傑作を、ミーシャの所有物とする」というもの。
 ミーシャはこの契約の履行という名目で、“羽根”の宿った猫を強制的に《支配》することを目論んでいる。


GM:以上となります。
悠摩:ふむ。
剣悟:繋がったな。
桜:ですな。結局別のネコでしたか。
剣悟:ロールプレイが別物だったから、たぶん違うだろうなと。羽根を得て急速進化した可能性もあったので、確信までは持てなかったけど。

悠摩:えーと。悪戯している猫=悠摩が遭った白い子猫=ミーシャ、羽根の宿った猫=怪我した猫=ユエが追っている猫、ですね。
GM:ここまで来たなら隠す意味も薄いでしょう、正解です。まぁミーシャは性格が性格なので、あなたに刻印をつけたり余計なこともしてますが。
悠摩:なるほど。羽根の宿った猫=剣悟が追っている白猫、でもありますよね。
GM:そこは、「猫の絵の由来」でも出てますからね。合ってます。
剣悟:刻印から生気を吸い取られるのも夢蝕みっぽいしね。
桜:うまくミスリー(?)してきたなあ。まあ変に読んでたこちらもアレだけど(笑)。
悠摩:ミーシャが《資産:帰還門》を使ったことに関しては、“羽根”の力というわけではなかったのでしょうか。
GM:ミーシャがドミニオンアーツを使ったのは…別にDAは“羽根”持ち限定じゃないでしょう?(笑)
悠摩:なるほど。既にドミネーターと(笑)。
剣悟:そこだけ少し意外だった。ドミネーターの割には、こう、妙にやることがせこいから(笑)。
桜:結局ドミは普通の魔物以上にエゴに生きる存在ですから、アリでしょう。
剣悟:ドミネーターというと、どうしても「強大な魔物」という先入観があるからね…(笑)。有りか無しかで言えば、まあ有りです(笑)。
桜:ほら、魔王なのに最弱とか現れるような時代ですし(笑)。
GM:馬鹿でかい領域を作るだけがドミネーターじゃないですし。ミーシャは寧ろ個体としての能力を高めたタイプです。
剣悟:舐めてかかると大火傷させられるわけですなー。

悠摩:了解しました。じゃぁ、その辺りの情報を目付役から聞いたことにしましょう。「ふむ、ふむ……なるほど。爺、報告ご苦労」
GM/目付け役:「かの夢蝕みは魔界に住んでいる訳では無いようですが、その実力は同族の中でも高位とのこと。お気をつけ下さい」と、目付け役としては軽く小言でも言いましょうか。
悠摩:「何言ってんのさ。俺が今まで上手くやってこなかったことがあった? すべて上手くやるために、こうして情報を集めてるんじゃん。結局『羽根を得た猫』さえ押さえれば、後は向こうからホイホイ罠に引っ掛かりに来てくれるってことでしょ?」
GM/目付け役:「そうですな、しかしその“羽根”を持った猫の居場所は、私もまだ掴んではおりませぬ」情報収集してないからですけどね。
悠摩:「大丈夫、街がこれだけ騒がしいんだ。それはつまり、羽根を得た猫がまだ捕まってない証拠だってこと」
GM/目付け役:「それは、間違い無いでしょうな」目付け役も肯定します。
悠摩:「うん。……くっくっく、俺をコケにしてくれたお礼はたっぷり考えてあるんだ。『細工は流々仕上げをご覧じろ』ってね」にやりと笑って、ユエと合流します。
GM:では、そこでシーンを閉じましょう。

◆舞台裏

GM:罪の獲得は…ありませんかね?
悠摩:はい、エゴがないので。
GM:はい。ではシーンに出なかったお二人は、購入したいものなどあれば。
桜:治癒薬ー。(ころころ)回った(笑)。達成値36。
剣悟:再生薬を購入判定。(ころころ)むう、また失敗。
GM:桜さんは成功、剣悟さんは失敗ですね。あとは絆の取得でしょうか。悠摩さん、そちらもありませんか?
悠摩:あ、このシーンではなしで。
GM:はい。それでは舞台裏も終了です。

▼絆/エゴの変化
 無し。



悠摩:まさか目付役に絆を取る訳にも……(笑)。何てオ●ニープレイ(笑)になってしまう。
剣悟:私は妙にキャラの立った舎弟に絆取りたい気分なのですが(笑)。
桜:あるある(笑)。
悠摩:舎弟は可愛かったですね。
GM:面白かったのでランダムでも使ってしまいました…単に調査妨害を受けるというだけだったのに(笑)。
剣悟:良い感じでした。ヒロインフラグとかに必要でなければ、残りの枠は舎弟に使おうかな(笑)。
桜:いいNPCは積極的に使うべきそうすべき。
GM:あと目付け役とかも拾っちゃったし…私、そういうの好きだなぁ(笑)。
悠摩:ふむ。目付役について設定を考えておくべきか……。



 Middle 07 【 猫の肌を狙う如し 】

シーンプレイヤー:桜

GM:ここは固定イベントとなります。桜さんの他にも、登場したい方はどうぞ。
剣悟:状況を見てから登場します。
悠摩:こちらも状況を見ますかね。ミーシャ関連なら出るかも。
桜:登場しませう。(人間性40→39)…そろそろ困ってきたマジで(笑)。
GM:…不思議なくらい下がりませんねぇ。とりあえず状況は、ユエと二人で引き続き猫探し、って感じでしょうか。
桜:ういす。
GM:加えてぶっちゃけると、ここはミーシャに襲撃を受けるシーンとなります(しれっ)。
剣悟:それなら、羽根を得た猫を探すということで同行しようかな。
悠摩:ひょこっ。(人間性24→20)
剣悟:こっちは…(人間性34→28)一気に減った(笑)。
桜:おや(笑)。
GM:二人とも登場ですか。悠摩さんはエゴ化の申告を。
悠摩:えーと。ちょっとエゴ化考えてなかったので、シーンの最後に。

桜:せんせー、人間性に20近く差があります(泣)。
GM:登場シーン数にそこまで異常な差は無い…はずですよね?(汗)
桜:どういうことなの…(笑)。
剣悟:登場シーン数に加えて、サポーターアーツ使用が大きいのではないかと。ダイス目が荒れてるのもあるでしょうけど。
悠摩:まぁ、一番の原因はダイス目だと思いますけど(笑)。
桜:ダイス目ならしょうがない。
GM:エゴ化させる絆だけでも、ここで聞いておいて構いません? 内容は後でいいので。
悠摩:ああ、はい。ではミーシャの絆にしておきます。今一番妥当なのはこれですので。
GM:了解しました。ではシーン描写に入りましょうか。
桜:カムヒアー。

▼路地裏/夕方

GM:情報を集め、合流したあなた方ですが…どこかの路地裏を歩いている時でしょうか、不意に違和感を感じます。《アレナ展開》ですが。
剣悟:「む…結界か」身構える。
桜:「…これは」同じく。
悠摩:「おっと……向こうからおでましのようだぜ?」にやりと笑いつつ。
GM:同時に「にゃおーん!」と、ひときわ高い猫の雄たけび(?)が。
桜:「ユエさん、気をつけてください」
剣悟:敵の気配を探りつつ、出方を待とう。
GM/ミーシャ:「呼ばれてないけど登場にゃ!」と、謎な台詞を吐きつつ姿を現すのは白猫…ミーシャです。どこからともなく、近くの家の塀の上にしゅたっと。
桜:直ぐにユエを庇える位置に身構える。
悠摩:「そっちから現れるとは、俺の前に首を垂れる気になったか?」ポケットに手を突っ込みながら話しかけます。
剣悟:「絵の猫に似ているが…悪戯猫の方か?」
悠摩:「ああ、あいつは悪戯猫の方だ」
GM/ユエ:「え、え?」と、眼の見えないユエは相手の把握がしきれていません。そんな彼女を、ミーシャはじーっと。
桜:「この猫が問題のミーシャちゃんですか。…?」ふむ。
GM/ミーシャ:「うーん? 悪戯猫とは失礼だにゃ。きちんとミーシャ様と呼ぶがいいのにゃ、半魔」あなた方に対しては、どこか尊大というか、気位の高い態度で応じますね。
剣悟:「そちらが剣悟様、悠摩様、桜様と呼ぶなら考えよう。…で、こちらの娘に何か用事か?」
GM/ミーシャ:「まっぴら御免だにゃ。なんか、こっちの方から“いい匂い”がしたから、ソイツを奪っちまおうと来たんだがにゃぁ」と、前足でユエを指します。
桜:「(いい匂い…やはり“羽根”ですか)」
GM/ミーシャ:「今はバトる気分でもないし、大人しくソイツを寄越してくれるなら、ミーも何もしないにゃ。どうかにゃ?」
剣悟:「生憎だが、どちらも御免だ悪戯猫。“羽根”も娘も、お前には渡さん」
GM/ミーシャ:「ち、見た目どおり頭ガッチガチな奴だにゃ。他のヤツラも、同じ意見かにゃ?」
桜:「概ねその通りです。残念ながら」刀の鯉口に当てた指に力を入れながら。
悠摩:「当然。お前の好きになったら俺がアンハッピーだ。そもそも、目の前に現れたお前を、俺が大人しく帰すワケないだろ!」攻撃仕掛けていいですか? もちろん、避けられるの前提ですが。
GM:ここは戦闘シーンでは無いので。ではあなた達の返答を聞いたミーシャは、一直線にそちらに向けて駆けてきます。
剣悟:ユエの前に立ち塞がるように動こう。さて、何を仕掛けてくる?
GM/ミーシャ:「だったら邪魔してみろにゃ! できるものならにゃー!」ここでの彼女の狙いはユエとエンゲージし、DA《資産:帰還門》で纏めて退場することです。
桜:む!?
剣悟:乱戦宣言で移動妨害!(←ゲームが違います
桜:オーディンで打ち消し(違
悠摩:なるほど。えーと、妨害は可能ですか?
GM:エンゲージを妨害するなら【行動値】で難易度17の判定を。一人でも成功すれば、移動妨害できたことになります。
桜:オウフ(←行動値5。ギガノメタルェ…
剣悟:《特異知覚》を使って判定値13で挑戦する。(ころころ)うむ、達成値21で成功だ。
桜:感謝。
悠摩:んじゃ、それで。ありがとうございます。
GM:さすがに早い。では妨害成功ですね。
剣悟:「言っただろう。娘は渡さん!」飛びかかろうとしたところを轟魔刀で打ち払う。人間性26に。
GM/ミーシャ:「にゃっ?! ここは空気読んで邪魔しないところだろにゃ、このオヤジ!」剣悟さんの刀を器用に空中でバランスとって回避。しかしおかげで、ユエに取り付くことは失敗しました。
剣悟:「黙れ、助平猫。幼気な娘御を拐かすなぞ言語道断だ」
GM/ミーシャ:「悪戯猫からランク下がった気がするにゃ?!」
桜:「生憎、こちらは彼女の手伝いがお仕事ですので。剣悟さん、ありがとうございます」
悠摩:「剣悟兄ナイス! おら、年貢の納め時だ!」てやっと飛び蹴り(ぉ
GM/ミーシャ:「むぅ。ミーは猫だから年貢払う義務は無いのにゃ!」さっと避けると同時に、ミーシャは悠摩さん、あなたの手の甲の刻印を睨みつけますよ。
悠摩:おっと? どうにかなりますか。
桜:む?
GM/ミーシャ:「不意打ちとか汚いことする奴にはおしおきにゃ!」申告を遅らせましたが、ミーシャの絆をエゴ化したことにより、刻印の効果…ミーシャのDA《資産:法則》が発動しています。悠摩さん、少しくらっとしますよ。
悠摩:おっとなるほど。了解です。「ぁ――やばっ」では空中でバランスを崩して、そのまま街角のゴミ箱に頭からダイブします。ぼすっ。
桜:「…! 悠摩さん、大丈夫で――って!?」ふらつくどころかさらに大惨事に!?
悠摩:「……」ゴミ箱に頭を突っ込んだまま、くたぁ。
GM/ミーシャ:「あっはっはっは! やっぱオマエ芸人目指せるにゃー!」と、こちらは大満足ですね。データ的な効果としては、以後、刻印を解呪するまでBS[翻弄:ミーシャ]と同じ状態になってもらいます。ミーシャを対象としない、あらゆる判定にマイナス3のペナルティ。
桜:げ、ということは情報収集とかもですか?
GM:YES。もっと早くエゴ化してくれたら面白かったんですけどねぇ(にこにこ)。
悠摩:なるほど。翻弄はエグイですね。
剣悟:「…刻印が呪詛になっているのか。いかにも化け猫のやりそうなことだな」睨み付ける。
GM/ミーシャ:「ふふふ、ミーシャ様特製の呪詛にゃ。簡単には解けないにゃー?」
桜:「大丈夫ですか!?」剣悟がカバーしてるので悠摩のほうに駆け寄る。

剣悟:エゴ化がフラグになってるなら、絆に戻して呪いを解いたりは可能ですか?
GM:「絆をエゴ化する」行為をトリガーに発動する効果なので、絆に戻しただけでは解呪とはなりません。けど、絆に戻すことは間違いではないですよ。
剣悟:ふむ。了解です。
GM:解呪についてはミーシャの情報にヒント入れておきましたが、さらっと流されましたからなぁ。
剣悟:何かそれらしい記述を見たような気はするが、ログを読み返さないと思い出せん(笑)。
悠摩:解呪条件は、ミーシャが望むものを与える、でしたっけね。あー、なるほど……。よし、ここからRP頑張れって話ですね!

GM:ともあれ、ひとしきり笑ったらミーシャは《資産:帰還門》を使用。自分だけで退場を試みます。
桜:「悠摩さん、しっかり!」悠摩をゴミ箱から引っ張り出そうとしてます(笑)。
GM/ミーシャ:「あー、面白かったにゃ。十分笑ったから、ここは出直すことにするにゃー」と、屋根から屋根へぴょんぴょん飛び去っていきました。
悠摩:「ま、待てぇ〜……?」では、頭をスポッと抜くと、魚の骨とかキャベツの芯のカスがついてたりして生臭い。
剣悟:「…ひとまず痛み分け、と言ったところか」刀を時空鞘に戻し、ユエの様子を窺う。
悠摩:「痛んだの俺だけじゃね……?」目をぐるぐる回しつつ。
桜:「…とりあえず、ゴミを払いましょうか」ホネとか頭から取りつつ(笑)。
GM/ユエ:「えと…今のは、私が探してたのとは別の猫…ですよね。追い払ったん…ですか?」と、眼を白黒させてはいますが、怪我とかは無さそうです。
桜:「はい。…お怪我はありませんか?」
剣悟:「見た目はそっくりだが、中身は大違いのようだな。どうやらユエ殿に目を付けたようだ」
GM/ユエ:「ん、大丈夫。…目を付けられたって…私、美味しい臭いとかさせてませんよね?」きょとん、としてます。
桜:「匂いというか、気配の名残というべき、ですかね」
剣悟:「おそらく“羽根”の残り香を嗅ぎ付けたのだろうと思うが。…もしかすると、ユエ殿の優しい心根を本能で嗅ぎ取ったのかもしれんな?」後半はからかうように笑いながら。
GM/ユエ:「“羽根”かぁ…ただの猫探しのつもりだったのに。って、そういう冗談はやめてくださいよっ」剣悟さんのからかいには、顔真っ赤にして狼狽したり。
桜:「うまいこと言いますね。…でもちょっと納得してしまいました」苦笑して。
GM/ユエ:「桜まで、もう…ほ、ほら、誰か来るかもしれないし、移動しよっ?」と。《アレナ展開》も既に解けているので、じきに誰か来るかもしれませんね。
剣悟:「ふむ。では一旦離れるか」と歩き出しつつ。
桜:「あ、やはり“羽根”のことはご存知でしたか」半魔ならほぼ常識かー。
GM/ユエ:「そりゃ、ココ最近の“夜”じゃ一番有名な話だし。まぁ、自分が関わるとは思ってなかったけど…」と苦笑してます。
桜:「世の中何に関わるかわかりませんよ? ちょっとした出会いがその後を大きく変えたりすることもありますから。…あ」同居人に連絡すんの忘れてたことを今更思い出す(笑)。
悠摩:頭をブンブンと振ってゴミを飛ばして放心から回復。「あー、くっそ……まだ足りなかった。やっぱ俺は俺の方から仕掛けちゃだめだな」
剣悟:振り返って。「…あぁ。先ほどは、みすみす拐かさせるわけにもいかんので邪魔したが。もしユエ殿があの悪戯猫と仲良くしたいと思うなら…場合によっては相談に乗らんでもないぞ?」冗談か真面目か分からない顔でユエを見つつ、そう告げる。
GM/ユエ:「んー…そう、だね。そんな悪意に満ちたコみたいには見えなかったし…できればもうちょっと落ち着いてから、話が聞いてみたいです」と、少し考えてから剣悟さんにそう答えます。
悠摩:「俺はおススメしないけどなー」エゴってるのでこう言っておきます。ついでにここでユエの表情を見て、ちょっと困ったような、よく解らないような表情を浮かべておきますね。
剣悟:「奴は性悪だが、心底邪悪か否かはまだ分からんからな。ユエ殿が望むように…自由にすることだ」
GM/ユエ:「そうですね。ま、私も今すぐには無理だと分かってるから…我侭ですけど、もうちょっとだけ『猫探し』、手伝ってください」と、みなさんに頭を下げます。
剣悟:「勿論だ」微笑んで頷く。以上で。
桜:「勿論です」微笑みつつ以上。
悠摩:こちらも以上で。
GM:では、シーンを閉じましょう。

◆舞台裏

桜:ちなみに、ナチュラルに“夜”について話してたり(笑)。
GM:まぁ、もう隠さなくても…な感じでしたし。舞台裏ですが、まずは悠摩さんのエゴ化の内容をお伺いしましょうか。
悠摩:ミーシャへの[執着]の絆を、名称そのままにエゴにしました。そしてこれから罪を得たいと思うのですが。
GM:OKです。他に罪の獲得はあります?
剣悟:エゴ【自由でありたい】から罪を得たいです。
GM:はい、問題ありません。剣悟さんも罪どうぞ。
剣悟:感謝。これで罪2点。
桜:エゴが当分確保できません(笑)。(←現在の人間性39、ミドル用アーツなし
GM:…桜さんのは、残りミドル的に難しくなりそうだなぁ。ともあれ、他に何も無ければ、次のシーンに進みますが。
悠摩:それと、ここでユエに絆を取らせてもらっていいですかね。内容はそうだな……[興味]にしようかと思いますが。
GM:OKです。絆の枠も、余ってるならそろそろ埋めていい頃合だと思いますよー。
剣悟:ユエに取るか猫の枠を残すか迷っております。
GM:ふむ。まぁ、絆はどのタイミングでも取得できますしね。迷っているようなら、とりあえずこのまま次のシーンに行っても良いでしょうか?
剣悟:どうぞ。
悠摩:こちらはOKです。
桜:ミーシャに取るかどうかで迷ってますが、保留で。
GM:はい、それでは…

▼絆/エゴの変化
悠摩:ミーシャへの絆[執着]をエゴ【執着】に変換。ユエに絆[興味]を取得。



悠摩:これで枠いっぱい、愛6の罪3ですね。人間性も20だから、ちょうど良いところでしょうか。後は成り行き任せです。
剣悟:エゴ化するための絆は確保してあるんで、後は成り行き任せですなぁ。むしろ人間性を程良く下げられるかどうかが問題だ(笑)。
悠摩:ふむ。今回はPC2の役割を果たすために、ユエをヒロインとして利用させてもらう感じになりそうかもな。
桜:しかし…剣悟の文面みると別ゲームしてる感じが(笑)。
剣悟:まんま『アルシャードの世界』から来たキャラなので(笑)。
GM:界渡りのサムライ、ですものねぇ(笑)。
桜:時空鞘と見て一瞬「あれ?」と思ってしまった。そういうPCだからこれ!(笑)



 Middle 08 【 犬は人に付き、猫は人に憑く 】

シーンプレイヤー:桜
▼街中/夜

GM:連続になりますが桜さんのシーンです。情報収集シーンなので、他に出る人が居ればどうぞ。
剣悟:羽根を得た猫を探すべく、登場します。(人間性26→20)ぶっ!?(笑)
GM:丁度エゴ化、と(笑)。
剣悟:なんだこれ。人間性のダイス、今日は6しか出てない気が(笑)。
桜:りょーかいです。(人間性39→33)安定しないなあ…。
悠摩:(人間性20→19)うん、リーズナブル。アシストは必要でしょうから、ちょうど良かった。
GM:みんな極端ですよねぇ(笑)。
剣悟:とりあえず、片倉銀一をエゴ化します。
GM:はい。エゴ化の内容は後にしておきましょうか?
剣悟:後で宜しく。
GM:さて、現在残ってる情報項目は「羽根を得た猫」のみ。難易度は下から12、15の二つになります。
桜:うい。全部出すには10以上ですが振るだけ振ってみます。このままユエが狙われたままでも困るし(笑)。
GM:はい。では皆様判定どうぞー。
桜:情報収集(ころころ)達成値10。
悠摩:ふむ……15。なら、まず悠摩が情報コネ使って人間性消費なしで調べれば良いかな? あ、いや翻弄されてたか。
剣悟:ああ、情報収集判定も下がるのか。
GM:ええ、悠摩さんは「翻弄」のペナルティをお忘れなくね?(にこ)
悠摩:まぁ、財産点8点あるし……。
剣悟:では俺がファミリアの効果で調べてみよう。(ころころ)よし、達成値18で成功。
悠摩:じゃ、こっちはやることないですね。万が一に備えて待機してました(ぁ
剣悟:人間性18に。いつの間にか携帯電話に入ってたメールに気付いたという演出で。
GM:わかりました。それではもう一度、【感情】で難易度15の判定をしてもらえますか?
剣悟:(ころころ)達成値16、大丈夫。
桜:おおー。
悠摩:さすが【感情】型ですね。
桜:魔法系武器とかあるから、【感情】特化型は大抵いますよね。
GM:OKです。ではまず届いたメールの内容から情報開示しましょう。
剣悟:メールの中身は、前のシーンで倒れた舎弟が調べておいてくれたということに。
GM:はいな。頑張ったんだなぁ舎弟…。

>羽根を得た猫
難易度12:
絵に宿っていた画家の想いが、“羽根”の力と合わさって誕生した魔物。その身に守護者の“羽根”を宿すが、生まれたばかりなので本物の猫並みの能力しか持っていない。
難易度15:ただ一つこの猫に使える能力は、自分への縁を持つ対象に取り憑いて身を隠すこと。取り憑いた相手を操ったりはできないので、あくまで緊急避難に近い。


GM:この二つが、あなたの舎弟たちが身を張って調べた情報です。
剣悟:縁というのは絆のことだろうか。
悠摩:おそらく?
桜:でしょうねえ。
GM:縁=絆、で合ってますよ。
悠摩:さらわれなくて良かったですね(ぉ
GM:で、これを元にした感情の判定の方ですが。この情報を知った上で、改めて意識を集中させると…ユエからよりはっきりと“羽根”の存在を感じます。残り香というレベルではない、「羽根を得た猫」そのものの存在を。
剣悟:つまり、もう彼女の中に隠れていたと。もしかすると最初から?
GM:そうなります。彼女は目が見えないので…居なくなった=どこかへ逃げた、と思ってしまったんですね。
桜:ところどころで「実はユエが猫の姿を変えた魔物では…」なんて思いかけたりしましたが安心した。いや、矛盾点いっぱいだから違うんですが(笑)。

剣悟:「…なるほどな、そういうことか」メール内容とユエの気配から全てを察して、納得したように頷く。
GM/ユエ:「……? 何か、分かったんですか?」
桜:「どうかしたのですか?」
剣悟:「ああ。どうやら…“探しもの”は見つかったらしい」
悠摩:「おぉ。剣悟兄の舎弟たち、優秀だなぁ」
GM/ユエ:「本当ですか!」そう言われると、ユエは喜色を顕にしますね。
桜:「? 舎弟の方が見つけてくださったので?」情報収集失敗したから気付いていない(笑)。
剣悟:「さて、後はどうすれば出てきてくれるのか、だが…」それも情報収集の項目に入ってたりしますか?
GM:大丈夫です。ルール的な補足も説明しますね。

・羽根猫は自分への「絆」を持つキャラクターに取り憑くことができ、キャラクターの中に隠れている間は行動できない代わり、誰かの行動の対象にもなりません。
・加えて、今の羽根猫はユエの内部で休眠状態に近い形で眠っています。コミュニケーションを取るには、休眠から目覚めさせるための【感情】判定が必要になります。


GM:羽根を得た猫とか、怪我をした猫だと長いので、ちょっと略しました(ぇ
桜:そも、直接の交流がありませんしねえ。さてどうするか。
悠摩:PCに取り憑かせておいた方が安心でしょうかね。えと、絆の枠が空いているのは?
剣悟:一つ空けてあります。
桜:同じく1枠。
GM:この情報を得たので…次のシーンは固定のイベントシーンになります。【感情】判定の内容については、そこで説明しましょう。質問はありますか?
剣悟:次のシーンで説明するなら、今はないかな。
桜:絆を結べるのは【感情】判定したPCのみですか?
GM:猫に絆を結ぶこと自体に制限はありませんよ。
桜:まずは起こす。絆はそれからということですね。了解です。

剣悟:得た情報と猫の居場所に関しては、一通りここにいる全員に伝えておこう。
悠摩:「なるほど、灯台下暗しってことか。そりゃ盲点だった」
桜:「…灯台もと暗しとはこのことですね」話を聞いて。
GM/ユエ:「……ひ、酷い灯台下暗し…」ちょっと気付けなかった自分にショック受けてます。
剣悟:「気にするな。探しものが自分の中にいるなど、気付く方が無理というものだ」笑いながら、わしわしと頭を撫でる(笑)。
GM/ユエ:「わわわ、やめてくださいよっ」ユエは小柄なので、わしわしされるとそれだけでよろめいてしまいます(笑)。
桜:「その灯台の下を探って気付けなかった自分がちょっと情けないですね…でも、見つけられてよかったですね」
悠摩:「でも、これで俺たちは奴の一歩先を行ったな。安全な所で猫に呼びかけてみようぜ」
GM/ユエ:「……うん」見つかったことには心から安堵しているようです。「ただ、起こしてあげるのに、またみんな力を借りなきゃいけないみたいだけど…お願いして、いいかな?」
剣悟:「ここまで来たんだ、力を貸さぬ理由がないな。ユエ殿も中にいる猫も、まとめて護るとしよう」
桜:「勿論です。ここで手を貸さない薄情者になった覚えはありません」
悠摩:「そりゃ、ここで嫌って奴なんかいないさ」
GM/ユエ:「……ありがとう」ほっとしたように、ユエは笑顔を浮かべます。ではここで一度シーンを閉じても良いでしょうか?
一同:OKです。
GM:はい、それでは…。

◆舞台裏

GM:ではまずは剣悟さん、エゴ化の内容をお聞きしたく。
剣悟:片倉銀一の絆をエゴ【弱者を護る】に変換。今のロールプレイで罪を得たい。
GM:OKですよ。他に罪や、絆とかはあります?
剣悟:猫に絆を取るかもしれないので、今回は保留する。
桜:羽根猫にとるつもりなのでこのままで。
悠摩:こちらはもう変更無しです。羽根猫について、データ面は二人に任せる感じになりそうか。
GM:了解しました。では次のシーンへ。

▼絆/エゴの変化
剣悟:片倉銀一への絆[ビジネス]をエゴ【弱者を護る】に変換。




 Middle 09 【 犬猫にも馴染めば思う 】

シーンプレイヤー:剣悟
▼街中/深夜

GM:では再び固定イベント。羽根猫を目覚めさせよう、というシーンですね。ここは全員登場でお願いします。

 現在の人間性:桜(33→27)、悠摩(19→14)、剣悟(18→16)

桜:やっと追いついてきた…のか?
悠摩:そのようで(ぉ
桜:しかしエゴ追加はあと最低2シーン…間に合いそうに無い。 orz
GM:まぁ、そんな回もあります。では、羽根猫を休眠から目覚めさせる方法について、改めて説明しましょうか。

桜:がんばりませう。
剣悟:他の二人は通常判定でも人間性を減らせますからなぁ。
悠摩:よろしくお願いしますね。

GM:先程言ったとおり、休眠から目覚めさせる判定は【感情】で、難易度は16が基本となります。ただ、この難易度はランダムでのイベントの成否で変動するので…今回は修正の結果、難易度は13まで下がっています。
悠摩:ということは、剣悟がやればほぼ成功ですね。
剣悟:ですな。
GM:この判定は、誰か代表者一人が判定する、ということになります。1発勝負なので頑張ってくださいな。
桜:うへえ、こりゃ失敗したら後が怖い…。
剣悟:…失敗は出来ないな。《特異知覚》も入れて頑張ろう(笑)。
桜:がんばです(笑)。
GM:イメージとしては、大量の魔力で意識を目覚めさせる感じでしょうか。代表者は剣悟さんでOK? では、判定をどうぞ。
剣悟:ユエの腹に手を当て、練った氣を送り込む。(ころころ)達成値17、順当に成功。人間性14、【FP】30に。
GM:成功ですね。氣を送られた一瞬だけ、ユエは顔をしかめますが…すぐに、彼女の中の“羽根”の気配が強まるのが分かります。
剣悟:―――目醒めよ…
桜:「…」固唾を呑んで見守る。
悠摩:安心しながら見守る(ぇ

剣悟:――― ささやき いのり えいしょう ねんじろ!!
GM:灰になるフラグじゃねぇですか?!(笑)(*昔懐かしいWizの名文句(?)。知ってる人には超不吉
悠摩:ハイになっちゃう(違
剣悟: * お お っ と *
桜:やめてええええ!?(一同笑)

GM/ユエ:「……ん、うぅ…?」そして少しすると…ユエの頭からぴょこん、と、猫の耳が。
桜:「…え?」中の人も予想外(笑)。
GM/ユエ?:「…ん、うぅ? 誰だにゃ? ……にゃ?!」ぼんやり目を擦ったと思うと、急にはっとなったり。ユエと羽根猫、二人の意識が同居している状態に見えます。
剣悟:「…………?」少し意表を突かれた(笑)。
悠摩:こんな形になるとは予想していなかった(笑)。
GM:ちょっとあざといかなー、とは思いましたが、視覚的に分かりやすい変化なので…(ぇ
桜:「ええと、大丈夫でしょうかユエさん? あれ、猫さんの方…?」戸惑いつつ。
剣悟:「あー…誰かと問われれば、絵から抜け出た猫を探すよう頼まれた者だが。…猫、でいいのか? お前、自分が今どうなってるか分かってるか?」
GM/ユエ猫:「え、えぇと、オマエラが猫を目覚めさせてくれたのかにゃ?」とりあえず、今はユエの口を借りて猫が喋っているようです。
剣悟:「ああ、そうだ。ここにいる全員、お前の味方だと思ってくれていい」
桜:「はい。…お名前はありますか?」自分を猫って言ってるからなさげ?
GM/ユエ猫:「そっか。それは一安心にゃ。あ、猫のことは猫でいいにゃー。『化物を化かす猫』なんてのは絵の名前だしにゃぁ」
桜:「名前はまだ無い」(キリッ
GM:それから羽根猫は自分の覚えている事を話しますが、どうも休眠に入ってからの記憶は無いようですね。
桜:というと、手当てを受けた直後から、ということで?
GM:そういうことですね。“羽根”を得て、急に意識が目覚めたこと。自分を狙う「何者か」の存在を感じ取って逃げ出したこと。けれど街中で負傷して拾われたこと。覚えているのはそれくらいです。
剣悟:「自分のことについては分かっているわけか。妙な連中に捕まらなくて、まずは幸いだったな」
GM/ユエ猫:「街で会った『何者か』は猫にそっくりだったにゃ。夢蝕み、って言うのかにゃ?」
剣悟:「あの夢蝕みはお前の…言ってみれば生みの親みたいなもの、だろうか」
GM/ユエ猫:「生みの親…にしちゃ恐ろしい親にゃ。猫をバラバラにして、“羽根”をゲットしようって気がマンマンだったにゃ」
桜:「よくも悪くも欲望に忠実な猫さんでしたからね…」会ったばかりだがよくわかった(笑)。
悠摩:「まったくだ」ぷんすこ。
剣悟:「まあ親にも色々いるからなぁ…ともあれ、奴の手に渡るのは論外と」
GM/ユエ猫:「是非とも御免こうむりたいにゃ。けど猫が目覚めちゃった以上、またアイツは襲ってくると思うにゃー」

剣悟:むしろ、こっちの猫が予想外に知能高くて驚いた(笑)。
GM:自我を得たのは最近ですが、色々な持ち主の間を転々として、それなりに人生(?)経験豊富ですから…(笑)。

桜:「休眠中でも嗅ぎ付けてきましたから、確実でしょうね…」
剣悟:「だろうな。奴に関しては俺たちが迎え撃つつもりだが…むしろ問題はその後じゃないか?」
GM/ユエ猫:「その後?」首を傾げます。尻尾がハテナマークに。
剣悟:「猫の中に“羽根”が宿っている以上、性悪猫を打ち倒しても別の魔物が狙ってくる。さすがに一生逃げ回るのは辛いだろう?」
桜:「“羽根”の力が無くなったら、猫さんは元に戻ってしまうのでしょうか?」ただの絵に戻るのか、ということで。
GM/ユエ猫:「あー、それはにゃー…猫ももうちょっとだけ時間をかければ、“羽根”なしでも存在を維持することはできそうなのにゃ。そうしたら“羽根”は、守護者にでも返せばいいかなと思ってたんだけどにゃぁ」
桜:「なら、少しの辛抱ということですね」
剣悟:「なるほど。それまで守り抜ければいいわけだ」
GM/ユエ猫:「けど、そのもうちょっとの間が問題にゃ。あの夢蝕みに直に会ってしまったら、猫はもちろんこの宿主も抗いようがないにゃ」端的に言うと、ミーシャの使う《資産:支配》に対し、NPCのユエと羽根猫は抵抗できないってことです。
桜:「うーん…… !(ぴこーん)」電球アイコンが。
剣悟:「それについては考えてある。…猫、お前は一時、俺の中に隠れればいい」
GM/ユエ猫:「おっちゃ…げふんげふん、おにーさんの中にかにゃ?」
桜:うおっと言われた!?「私達なら抵抗できるだけの力もありますからね」
剣悟:「…まあ、男より娘の方に宿りたいと言うなら朝霧殿に頼んでも良いが」と言って桜の方を見る(笑)。
桜:「私は構いませんよ? そういう仕事は得意ですし」(くす)
GM/ユエ猫:「や、猫も自分の性別ってよくわかんにゃーし…」きょろきょろ、と皆様を見回します。この中に、猫に絆を取得してる方は居ますかね?
悠摩:「入るなら、桜姉ちゃんか剣悟兄が良いと思うぜ。こと個人戦闘力に関しては、俺はユエ姉ちゃんと同程度だ」一応、この場にいるから言うけど、悠摩にはそもそも入れないしね!(ぁ
桜:まだですが…今取得でOKでしょうか?
剣悟:俺と朝霧殿はこれから取れますな。
GM:猫を取り憑かせるPCが絆を取得してくれればOKですので。どちらか一人が今取得してくれればいいですよ。
桜:ディフェンダーだから、耐える自信はあります(笑)。
悠摩:データ面で言うと、ディフェンダーの方が死ぬ回数は多いかも?
桜:PC的には、ユエが必死になって探していた猫だし、守り通してあげたかったり。
剣悟:かりそめの死になると隠れられなくなるとか、そういう特殊条件はありますかね?
桜:真の死になると一緒に死ぬとか(ぇ
GM:かりそめの死程度であれば、隠れたままでいられます。真の死になっても、即座に復活するならOKです。
剣悟:「…とりあえず、猫に一つ聞きたい」
GM/ユエ猫:「何かにゃ?」
剣悟:「お前、今回逃れられたとして、元の絵に戻るつもりはあるか? 俺の仕事は、絵の猫を探して可能なら持ち主に返すことなんだが」
桜:ああ、依頼こなさにゃならないのか(笑)。
剣悟:「絵の猫として暮らすか、半魔として街で暮らすか。お前はどちらを望む?」
GM/ユエ猫:「戻るもなにも、猫はもともと絵にゃ。まー、ちょっとくらいお散歩はしたいけどにゃ、そこは今の持ち主と相談するにゃ」とのこと。この猫は半魔なので、ちゃんと自分を抑えて誰かと協調できますよ。

桜:さて、どっちに入ってもらいますかね? 素で耐える桜か、こっちが庇うであろう剣悟かの二択ですが。
悠摩:これはPLの希望優先で良いと思いますが。あえてPLとして僕の意見を言うなら、剣悟の方が安全だとは思いますね。
GM:まぁ、戦闘中、完全に真の死にならない限りは大丈夫なんですけどね。万一“羽根”がミーシャの手に渡ると、かなりデータ的に強化されることになりますが。

剣悟:「では、ユエ殿にも聞こう。ユエ殿は、この後も猫と共にいることを望むか? それとも友人として時折会えればそれで構わないか?」特に有利不利はなさそうなので、この答え如何で決めようかと。絵に戻るなら俺、ユエの所に残るなら桜で。
桜:ういす。
悠摩:ふむ。
GM/ユエ:「ん……えっと」と、意識が交代して。「私は、猫の気持ち優先。ずっと一緒でなくても、友達なら…絆が繋がってるなら、私はそれで構いません」
剣悟:「では、後は猫の気持ち次第だな。…どうする?」
GM/ユエ猫:「猫は、猫を買ってくれた持ち主に恩があるにゃ。だからちゃんと、あの持ち主のところに帰るにゃ」
剣悟:「分かった。では俺の中に来い…お前達の自由、まとめて護ってやる」ここで猫に絆[庇護]を取得する。

桜:律儀な猫だなあ(笑)。
悠摩:今逃げてきたのは緊急避難だ、って言ってましたから、本来は持ち主の所にいようとしていたんでしょうね。
桜:…まてよ、すると剣悟がネコ耳になったりするのだろうか?
悠摩:……!(ぁ
剣悟:…それは考えてなかったなあ(笑)。

GM/ユエ&猫:「よろしく頼むにゃ」「よろしくお願いします」ではユエが剣悟さんの手を握ると、そこから暖かい『何か』が入り込んでくる感覚があります。
剣悟:…ネコミミになったりはしませんよな?(笑)
GM:大丈夫です。一瞬生えましたが、猫が空気読んで引っ込めました(一同爆笑)。
悠摩:「……爺、撮ったか?」「申し訳ございません、逃しました」(何
剣悟:「……」頭に生じた違和感に少し顔を顰めつつ。
GM/ユエ:「…てか、引っ込められるなら私にもそうしてくれれば…」こちらも釈然としない表情だったり。「ともかく、猫をお願いしますね、剣悟さん」
剣悟:「まあ、これで後はあの性悪猫が来るのを待つばかり、と」
桜:「…(笑)。では、私は彼方と剣悟さんが倒れぬように援護いたします」
悠摩:「いや、ユエ姉ちゃん可愛かったと思うぞ。桜姉ちゃん、剣悟兄のサポート、頼むな」
桜:「はい。ユエさん、もう少しだけ待っててくださいね」
悠摩:「よし、じゃぁ後は……爺、戦場の手配しといてくれ。そこであいつを迎え撃つ」演出で目付役召喚。
剣悟:「この三人が揃えば何とかなるだろう。二人ともよろしく頼む。ユエ殿は大船に乗ったつもりで安心してくれ」
GM/ユエ:「うん、みんな頼りにしてる。…猫の感じだと、すぐにでもミーシャは駆けつけてくるだろうって。場所を移すなら、急いだ方がいいかも」

GM:では、次がクライマックスの予定でしたが…結局、桜さんの人間性がなぁ(汗)。
桜:まあダイス目はしょうがない。がんばりませう。その分防御や回復用のアーツをガンガン使えるものと割り切ります(笑)。
GM:すみません。頑張ってください…。
悠摩:最後に、ちょっとだけミーシャについてユエと話していいですかね? エゴから絆に転化させるために演出を挟んでおきたいんですが。
GM:私はいいですよ。それがすんだらシーン終了かな?
悠摩:あ、絆に変化させるのは戦闘中かも。とにかくやってみますね。
桜:無問題でさあ。
剣悟:どうぞ。

悠摩:「ああ。大丈夫、爺の仕事は早いからな。……ところでさ、ユエ姉ちゃん」
GM/ユエ:「…ん、どうかしたの?」
悠摩:「落ち着いたらミーシャと話してみたいって言ってたよな?」
GM/ユエ:「うん。…悠摩からしたら、やっぱりミーシャは嫌な奴、かな?」
悠摩:「んー……そりゃ、な」頭をぽりぽりかいて。「あいつ、この事件で良いことなんか一つもしてなかったみたいだけど……それでもあいつのこと、想えるのか? ただの悪戯者で、人に迷惑しかかけてなかったのに、それでもあいつと友達になりたいって思うか?」
GM/ユエ:「……強いエゴを持つミーシャと、本当の意味で分かり合うのは難しいかもしれない。けど…そこで私は理解を放棄したくはないんだ。半魔って生き方は、違う誰かの生き方を知るには最適な立場だと思うから。それにあのコ…すごく、必死に思えたんだ」
悠摩:「そっか……ま、俺まだあいつに借りがあるし、今はまだそんな好きになれねーや。一発お返しして、貸し借りゼロにしたら、もう一度考えてみるわ」
GM/ユエ:「それも仕方ないと思うよ。…私はミーシャと殆ど話してないから、こんなこと言えるのかもね」ちょっと苦笑して。「…ん、でもそれがいいと思うよ、私は」
悠摩:「……へへ、ユエ姉ちゃんは良い半魔だな」
GM/ユエ:「ありがとう。…さ、そろそろ移動しよう? 何度も言うけど、頼りにしてるからね」

剣悟:…ミーシャの欲しいものって、何だろうね。“羽根”以外にって意味で。
桜:うーん、美術品が欲しいってあったから猫自身という線もあるが…猫が抜け出た絵を渡しても微妙だろうなあ。
剣悟:絆に関しては、別に負の感情でも絆ならいいのかなとは思うんだが。
桜:んーむ、ドミなのが曲者なんだよなあ。絆が持てず、エゴのままに生きる存在だから。性格的に絶対無理とは言えんが、なかなか難しそうだ。
剣悟:優しさやちょっとした親切で良いなら何とかなるかも、とユエに話を振っておいたんだが。ちょいと難しいなあ。そもそも奴は“羽根”を手に入れて何をしたいんだろうね?
桜:…ご飯や愛情、優しさやちょっとした親切など、ミーシャが欲しいものを与えれば解呪される。と、ログにあったがさて…?
剣悟:それこそトムとジェリーみたいな喧嘩友達の関係を築ければ、それで呪詛を解けるような気がしないでもない。ミーシャに愛を与えてみるとか。同意が必要だけど。
悠摩:まぁ、愛で絆に戻した時、[好敵手]あたりにでもしようかと思っています。その上で、こちらから愛でアプローチしてみるつもりでいます。
GM:ミーシャが“羽根”を求める理由については、もう一度会ってみれば分かると思いますよ。解呪の手段も、それでほぼ予想つくかな?

桜:「…ふと思ったのですが。ミーシャちゃんは芸術家の作った傑作を求めるそうですね。自分がモデルの傑作というのは、ただ美しいもの、という以上の思いがあるかもしれません。“羽根”が無ければ、猫さんとも別の付き合い方ができるかもしれませんね」
GM/ユエ:「そうかも、しれないね…けどやっぱり、まずは会ってみないと始まらないんだねぇ」
桜:「と、すみません。急にこんなこと言ってしまって」
GM/ユエ:「ううん。あながち間違ってないかもよ、それ」と、微笑みます。
桜:「ありがとうございます」最後に失礼しました。こちらは以上で。
GM:はい。ではシーン終了です。

◆舞台裏

GM:舞台裏ですが…罪の獲得、絆の取得はそろそろ無いですかね?
悠摩:はい、悠摩は無しです。
剣悟:枠は全部埋まったし、今あるエゴも罪取得済みなので、なし。
桜:取り忘れてた(笑)。羽根猫さんに絆[庇護]をいただきます。
GM:了解です。それではクライマックスに突入しますが…覚悟はOK?
桜:で、愛受領。これで枠埋まりました。
GM:はーい。では大丈夫そうなので…これにてミドルフェイズ終了、としましょう。

▼絆/エゴの変化
桜:
羽根猫に絆[庇護]を取得。
剣悟:羽根猫に絆[庇護]を取得。



桜:うおう、このシーンほぼ1時間かかってら(笑)。
GM:ロールプレイに力入ってますねぇ、皆さん(笑)。
悠摩:悠摩は主な会話を最後にしたから、このシーンを長く感じていないと言う罠(何
剣悟:あまり長いと感じませんでしたな。色々考えてたし(笑)。
悠摩:まぁ、ビーストバインドの根幹ですからね。絆/エゴのロールは。
桜:しかしおいしいところを剣悟に持っていかれてしまったなあ。PC1なんだからがんばれ俺(笑)。
剣悟:クライマックスがあるじゃないか(笑)。
GM:ディフェンダーはここからが見せ場ですよ!(笑)
桜:ウェーイ。
剣悟:むしろ猫まで桜に持って行かれると、俺はEDですることが何もなくなってしまう(一同爆笑)。
GM:すみません、銀一の影が薄くなってしまって…(苦笑)。
悠摩:まぁ、銀一は単なる依頼人だったのですから、後から出てくるのもおかしいですし。
桜:俺は依頼系ハンドアウトならこんなものだと思いますよ。
剣悟:ひょっとしたら“羽根”を狙う黒幕の可能性もあるかと考えたんですが、今更それはないかなと。エゴ化したし(笑)。
悠摩:PC3やるPLはPC3の覚悟を持ってるから大丈夫ですよ(ぉ


 

■クライマックスフェイズ■

 Climax 【 猫は虎の心を知らず 】

シーンプレイヤー:桜
▼郊外/未明

GM:それではクライマックスです。全員登場してくださいな。

 現在の人間性:桜(27→24)、悠摩(14→9)、剣悟(14→13)

桜:悠摩…(ホロリ)。
GM:はい、では舞台ですが…そろそろ夜も明けてくる頃でしょうか。場所については、人気の無い郊外…って感じで良いでしょうか?
悠摩:良いと思います。《アレナ展開》して待っていましょうか。
桜:ドゾー。
GM:はい。それではその場で待ち構えること少し。突然、あなた方が周囲に張ったアレナがより強い力…DA《資産:空間展開》によって塗りつぶされます。
剣悟:「む…来たか」周囲に気を配りつつ身構える。
桜:「…」鯉口を切り身構えます。
悠摩:「ついに奴のお出ましだ……最終決戦の準備は、爺?」「万事整っております」
GM:溢れんばかりの強い魔力を纏いながら姿を見せるのは白猫…ミーシャです。「うにゃぁ? なんだ、オマエラかにゃ。てっきり“羽根”は、まだあの女の中だと思ってたにゃ」
悠摩:「残念。俺たちが先に見つけて、もっと安全な所に隠しちゃったんだよね〜これが」にひひ、と笑いながら。
桜:「ユエさんを危ない目に遭わせたくはありませんから」
剣悟:「当てが外れて、残念だったな」挑発するようにニヤリと笑う。
GM/ミーシャ:「へぇ…なるほどなるほど、そっちのオヤジに“羽根”を移し替えたのかにゃ」と、肉食獣の眼で剣悟さんを見ますよ。
悠摩:「げっ、速攻バレた。……まぁ、しょうがないか」
剣悟:「お見通しか。それで、どうする?」視線に動じず笑って。
GM/ミーシャ:「決まってるのにゃ。力ずくで“羽根”を頂くのにゃ…」ぎろり、とあなたたちを睨むのと同時に《資産:支配》が発動しますが…もちろん効果はありません。
悠摩:「あー、それは無理だぜ。そう来ると思ってジャマー仕掛けといたし。その上から剣悟兄の精神は突破できねーよ」
GM/ミーシャ:「ち、魅了は無効かにゃ」
剣悟:「欲しいのは“羽根”か…だが、お前“羽根”を得たとして…それで何をしたい?」
GM/ミーシャ:「…ん? ミーシャは“羽根”が欲しい、ただそれだけにゃ。特に愛に満ちた“白い羽根”がにゃ。それを使ってどうこうは考えてないにゃ。これまで、たくさんの人間が愛情こめて作ったモノを、いっぱい、いっぱい、いっぱい集めてきたにゃ。それでも、ミーの気持ちは満たされなかったにゃ。……だけど“羽根”なら、ミーのこの満たされない渇きを、今度こそ癒してくれるかもしれないのにゃ。だから……ソイツを、寄越せ」飢えた肉食獣の眼差しで、ミーシャはあなたたちを睨みすえます。
桜:「…それは、“羽根”を得ても変わらないのではないかと思います」
GM/ミーシャ:「試してみなけりゃ分からないのにゃ!」
桜:「その集めたものに込められた愛は“彼方”に向かってのものでしたか? 他人のために込められたものでは、代わりようがありません。“羽根”を得たとしても、それが彼方のための愛とは限りません」
GM/ミーシャ:「そんなこと無い! ミーが集めたモノは、ミーが授けてやったセンスで人間共が作ったもの! だったら、そこに篭められた愛はミーのもののはずにゃ! これだってそう! ミーを模した絵に宿った“羽根”…だったらその“羽根”も、ミーのためにあるべきものにゃ!」と、ミーシャは虚空から空っぽの額縁…恐らく猫の絵が入っていたのであろうものを取り出します。
桜:持ち出されてるー!? ううむ、これで後で絵の話を出そうと思ったが見事に(一同笑)。
剣悟:「契約で授けてやった、のだったな。…だがお前は、その時“彼らを愛していた”のか?」
GM/ミーシャ:「?! それは、当たり前だにゃ!」ミーシャは叫びますが…動揺が目に見えるようです。
剣悟:渇望エゴだけでなく、彼らや彼らの創造物に情を傾け、愛し愛されたいと願ったか? 求めよ、されば与えられん、とは言うが…求めるだけ、欲望だけでは絆は育たんし、愛も得られんよ。愛は、互いを思いやる心からのみ生まれるのだから」(いきなり素に戻って)ルール的には、憎悪でも愛を生み出せるがな!(台無し
悠摩:(^^;)
GM:まぁ、ミーシャのそれは紛れも無くエゴですがねー(苦笑)。
桜:ドミ故致し方なし(笑)。
GM/ミーシャ:「そ、それは……ミーは、アイツらにありったけの才能を与えてやったにゃ! 最高の傑作を作らせてやったにゃ! それがミーの愛にゃ! たとえアイツらの命が削れてしまったとしても、それでヤツらも本望だったはずにゃ!」駄々をこねるように、爪で地面を何度も何度も引っ掻きます。「ミーは何も間違ってない、ミーはきちんとみんなを愛してきた! 愛してくれないオマエらが間違ってるのにゃ、絶対にそうなんだにゃぁぁぁ!」
剣悟:「まるで駄々っ子だな…お前には悪さを叱りつけ、愛してくれる親はいなかったのか」少し同情の目で見てやろう。絆は取れないが。
桜:「その絵への情熱や愛は彼方へのものかもしれません。しかし、それを自分が“与えたもの”と思っていては、その気持ちを理解することは難しいでしょう」
悠摩:「ま、“羽根”については二人が全部言ってくれちゃったから、俺からは言うことはないんだけどさ。『愛されたい』と願うエゴ故に“羽根”を求めるなら、それは“白い羽根”ではなく“黒い羽根”の領域なんだ。…………愛されたいが故に、人にちょっかいをかけて回る。その行動はすごく解る。俺だってそういう所がある。だけどさ、お前が今やってることには、愛がない。人を見ていない」
GM/ミーシャ:「ミーに、愛が、無い……?」
悠摩:じっと目を見る。「……お前にちょっかい掛けられた俺だから言えることだ」
GM/ミーシャ:「……分からないのにゃ。だけど…ミーの愛を、愛だと思っているものを…否定するキサマらは、許せないのにゃ」そう告げるミーシャから、明確な殺気が発せられます。
悠摩:「……ま、俺も口下手だから、上手いこと言えねーけどさ。コケにしてくれた分を一発お返ししてから、ゆっくり講義してやるよ」
桜:「…痛いことや苦しいことは嫌ですが、流石に話で終わらせることは出来ないですね」

悠摩:うわー、何かごめんなさい。ちょっと方向性が……(ぇ
剣悟:悠摩の方は気持ちが変化してるから、ここで絆に変えてしまっては?
悠摩:ふむ。それもそうですね。
剣悟:こちらがエゴのままでは、愛を渡しようもないだろうし(笑)。
GM:絆にするタイミングはお任せしますよー。
悠摩:……あー、やっぱり最初の攻撃を入れてからにしようかな……(ぇ

GM/ミーシャ:「……御託は終わりかにゃ? 半魔共」ぶるっとミーシャが身震いすると、その姿が一瞬にして二十歳前後の美女へと変わります。データ的に言うなら《魔獣化》ですが。
剣悟:「何、叱ってくれる親がいなかったのなら…俺たちが今ここで、奴を叱り飛ばしてやればいい。親の代わりにな!」
GM/ミーシャ:「キサマらはもう、タダでは帰さんにゃ。……ミーは愛が欲しい。愛が、愛が、愛が、アイがアイがアイガアイガ……だからキサマらも、ミーシャの愛の下僕にしてやるのにゃ!」狂気すら思わせる感情の奔流が溢れ出し…それでは、戦闘を開始しますが、準備はOK?
剣悟:OK。
悠摩:こちらはOK。何かいろいろすみません。
桜:こちらもOKです。
GM:では、まずはエンゲージ確認。

○現在のエンゲージ

 | 悠摩、剣悟、桜 |――(遠隔)――|ミーシャ|

 行動値:[12]悠摩→[11]剣悟→[10]ミーシャ→[5]桜


GM:現状のエンゲージはこのように。ミーシャとは、戦闘移動一回でエンゲージできる距離ですね。また、剣悟さんは“羽根”を持つ猫を体に宿していますが、これに関する修正などは特にありません。「真の死」になって、それを即座に解除する手段が無かった場合のみ、“羽根”はミーシャの手に渡ります。
剣悟:了解。
悠摩:こちらも了解です。
桜:ういすー。流石に「翻弄:剣悟」というわけではないか。口プロヴォくらいはできるかもしれないが。
GM:あ、悠摩さんはまだ「翻弄」されてますが、この効果はミーシャを相手にする分には意味がないので。
悠摩:はい、了解です。
GM:特別な注意点は以上。では、戦闘を開始しましょう。


◆第1ラウンド

GM:セットアップ、アーツの使用宣言があればどうぞ。こちらは無しです。
悠摩:《魔界の目付役》宣言。 人間性7になります。
剣悟:《魔獣化》する。人間性12に。
桜:することなし。演出で刀を抜き放ち、構えます(笑)。
悠摩:目付役が白い手袋をはめます(ぉ
剣悟:時空鞘から轟魔刀を抜き放つ。
GM:了解。では続いてイニシアチブ。

>行動値12:悠摩
悠摩:《魔獣化》します。人間性6。
GM:了解。ここでミーシャは《世界律:神速》を使用。打ち消しますか?
桜:通しでいいと思いますが。
剣悟:消せるのは一回こっきりだしな。OK。
悠摩:OKです。
GM:では、割り込みで行動させて頂きます。ミーシャは人型になっても変わらない猫の瞳で、あなた達を睨みすえます。マイナーで《呪文詠唱》、メジャーで《メドゥーサの呪い》《呪圏拡大》。命中すればダメージが無い代わり、束縛と重圧のBSが付きます。対象は全員。
桜:夢蝕み/マジシャンか。バステトかと思ってたが。
GM:自分がこれまで集めてきた美術品たちを触媒にして、自身の魔力を高めています。では命中判定。
桜:あわてず騒がず《きらめきの壁》+魔獣化。引き受けます。人間性8消費。残り16。
悠摩:お願いします。
剣悟:感謝。
GM:お、了解。では対象は桜さん一人、と。(ころころ)命中は20で。射撃攻撃なので普通にドッジ可能です。
桜:ガードはできないのか。では避けで。エゴ絆の処理は後で。
GM:はい、まず判定の処理だけしてしまいましょう。どうぞ。
桜:でも6ゾロのみ(笑)。(ころころ)達成値8。
GM:残念でしたね。では金縛りにあったようにあなたの動きが鈍ります。重圧と束縛をどうぞ。それとエゴ化の申告も。
桜:喰らいます。重圧は《難航不落》で無効化して束縛のみ受領。
悠摩:重圧無効だけど束縛か……。治癒薬使った方が良いですかね。ダメージ入ってないし。
桜:こちらでも持ってますから、そちらで使ってください。
悠摩:わかりました。
GM:了解。対策はちゃんとありましたか…エゴ化はどうします?
桜:“マスター”の絆をエゴ化。内容は【ミーシャの暴走を止める】というのはいいでしょうか?
GM:OKです。
桜:感謝。ついでに罪も受領します。
GM:はい、それもOKです。では改めて、悠摩さんの行動に移りましょうか。
悠摩:んーと、治癒薬を他人に使うためにはエンゲージする必要があるよな……。ムーブでミーシャにエンゲージ。
剣悟:へ? てっきりエンゲージばらけるかと思ってたが。
悠摩:あ、そうか。《高速再生》があるから大丈夫なのか。
桜:「…っ!」瞳が紅く染まり、呪縛の一部を自己の免疫力で跳ね除ける。イニシアで回復できるってスバラシイ!(笑) でもって、自分のメインプロセス中に宣言するアーツが何一つ無いから一度接近したらもう十分という(笑)。
悠摩:ごめんなさい、エンゲージをばらけるに行動変更していいですか?
GM:OKですよ。
悠摩:申し訳ない。ムーブでエンゲージをバラけます。マイナーなし、メジャーで武器の目付役で射撃攻撃をします。ここは演出で自らパンチを繰り出したいんですが、いいですかね?
GM:演出はご自由に。射撃なのにパンチって…とは思いますけど(笑)。
桜:つまり目付け役は悠摩のロケットパンチだったんだよ!(一同笑)
悠摩:では射撃攻撃(ころころ)達成値13。
GM:ではこちらもドッジを。(ころころ)う、出目が悪い…達成値11で命中です、ダメージどうぞ。
悠摩:危なっ! あのぅ、ここでダメージに罪を使っちゃっていいですかね?
剣悟:良いと思いますよ。
桜:どぞ。
悠摩:ありがとうございます。では、罪1点でダメージブースト。感覚的にはエゴ【あのネコぶっ飛ばす!】で得たものを使用。
GM:こーいっ。
悠摩:アーマー&ガード無効(ざららーっ)34点【社会】ですね。
GM:素通しで食らいました。大きくよろめきましたが、まだまだ!
悠摩:「爺、一発目は俺にやらせてくれ」目付役が「坊ちゃまがそう望むのでしたら」すっと一歩引き。で、おもむろにグーパンチ。「いてーだろ。ごめんな。でも、お前もこういうことをたくさんの人にやってたんだ。それも自分が『愛されたい』がためにだ……これから、俺がお前の目を覚まさしてやる」ここで、ミーシャへのエゴ[執着]を絆[好敵手]に変えます。
GM/ミーシャ:「ぐ、はっ……オマエとミーを一緒にするなにゃ!」憎々しげにあなたを睨みすえたままですが、少し動揺が見て取れます。ちなみにまだ、刻印は消えませんよ。
悠摩:「これで貸し借り無しのゼロだ。これから俺も本気を出す」
GM/ミーシャ:「上等だにゃ!」では、次の行動に行きましょうか。

桜:しかし桜の命中はダイス目勝負か。ちときついな。
剣悟:悠摩の支援があれば、何とか。《簒奪者》と《フォローアシスト》持ってるし。
悠摩:はい、ガンガン支援しますよ〜。
桜:うい、剣悟の後余ったらくだしあ。

○現在のエンゲージ

 |悠摩|  | 剣悟、桜 |――(遠隔)――|ミーシャ|

 行動値:[12]悠摩→[11]剣悟→[10]ミーシャ→[5]桜


>行動値11:剣悟
GM:ここは《資産:神速》は無しで。行動どうぞ。
剣悟:ムーブでミーシャにエンゲージ。マイナー《魔刃解》で人間性8に。メジャーは轟魔刀で攻撃!(ころころ)達成値15。
GM:命中15、と…では再びドッジ宣言。(ころころ)お、16で回避ですね、このままだと…
悠摩:それは《簒奪者》ですね。達成値をマイナス3します。
剣悟:感謝!
GM:っと、それがあったか。13で命中しかけますが、さらに《世界律:超越》! 達成値を33に引き上げます。
悠摩:げっ、超越使われた。
桜:消します?
剣悟:これは…通すか潰すか微妙だな。
桜:攻撃1手…ううむ。
悠摩:攻撃に使われない分、有りがたいと言えば有りがたい。
剣悟:まだ全開じゃないし、ここは一度通しておくか。
桜:うい、では通しで。
悠摩:ん、もっとヤバいDAもあるでしょう。
GM:通しでOKですね。では咄嗟に召喚された芸術品の盾で、剣悟さんの攻撃は阻まれました。
悠摩:「第一のトラップは不発か……ちっ、やるじゃん!」
剣悟:「…なかなか、やる」口端を笑みの形に歪め。
GM/ミーシャ:「ふん、そんなナマクラ怖くないにゃ」では、次の行動です。
桜:「ですがあの太刀を防ぐとなると数は限られているでしょう」

○現在のエンゲージ

 |悠摩|  |桜|――(遠隔)――| 剣悟、ミーシャ |

 行動値:[12]悠摩→[11]剣悟→[10]ミーシャ→[5]桜


>行動値10:ミーシャ
GM:ここでミーシャ本人の行動。「ミーは蒐集だけが取り得じゃないにゃよ?」と嘯きつつ…マイナーで《精気吸い》5、メジャーで《弾幕魔術》《世界律:崩壊》。ライトニングボルトによる攻撃です。対象は全員。通しで良ければ、命中判定しますが。

剣悟:無理に当てなくて正解か。回復技を持ってるんだな。
悠摩:ですね。あ、ここは崩壊消した方が良いかも?
剣悟:全員食らうからなぁ。
悠摩:桜が剣悟をカバーできないから、罪が3つ減る可能性が。
桜:んーむ、さっきのダメージ回復されそうだが…打ち消しても剣悟が間違いなく喰らうからなあ。カバーした方が早いか?
剣悟:桜に《レンジドカバー》はないようだが…?
悠摩:えーと、カバーできないですよね?
GM:エンゲージ、バラバラですからねぇ。
桜:ここで取るって言わなければ…取りますか(笑)。
悠摩:取りますか!?(笑)
GM:経験点でのアーツ取得は認めますよ。しかしここで来ますか(笑)。
桜:いや、どの道ドレインは防げそうにないしやめとこう(笑)。
GM:んでは《崩壊》の打ち消しはどうします?
悠摩:今回、僕的にはドレインよりも3人食らうのが嫌なのですが。
桜:んー、じゃあ打ち消ししますか。
他二人:お願いします。

桜:《エゴを阻む者》宣言。崩壊キャンセル!
GM:了解。では改めて対象選択ですね…ここはダメージを入れてくれた悠摩さんに行きましょう。
悠摩:お、こっちだった。
GM:(ころころ)命中は24。何かアーツを使われなければ、このままで。
桜:む、カバーできない…orz
悠摩:まぁ、魔界礼装で5になっても避けるのは無理ですね。目付役でガード。申し訳程度に。
GM:了解。ではダメージロールに《世界律:絶望》を使用。
悠摩:はいきたー!(笑)
桜:ぎゃー!?
GM:(ざららーっ)56点のA値G値無視【感情】属性。ダメージ通りました?(笑)
悠摩:うん、防御無視で耐えられるわけがない(笑)。罪で復活します。
GM:はい、ではこちらも【FP】回復を。(ころころ)35点回復で…全快しましたね。
悠摩:げぇっ。とりあえず、復活で【FP】13。「……けほ。こりゃ、まじやべーぜ……」
GM/ミーシャ:「ふむふむ…オマエいい魔力してるじゃにゃーか」先程の傷がみるみるうちに癒えていきます。それでは、次の方へ。

桜:カオフレくらい振り切れてたらみんなガード役から離れないんですけどねえ。きついなあ。
剣悟:カオスフレアと違って何度も範囲攻撃を庇えるわけじゃないし、これは仕方ない。連続で畳み掛けないと倒せないな、これは。
悠摩:いやぁ……罪少ないって怖いですね!(笑) 最初の罪を入れた攻撃はまぁ、ちょっと演出に走ってしくじった感がありますね。
剣悟:怖いよー。俺も前回のセッションで思い知った(笑)。
GM:大体、みなさん罪3点くらいですかね?
剣悟:3点ですね。悠摩と桜は2点かな?
悠摩:えーと、まだクライマックスの分を出してないので、現在は1点ですね。2点になりますが。
桜:3点あります。
剣悟:あれ、悠摩の罪が思ったより少ない。
桜:さっき使いましたからね。
悠摩:そうなんですよ。
GM:おや、悠摩さんは人間性的に、もう1点あるかなと。
悠摩:あ、人間性現在1です。
剣悟:ああそうか、ダメージと復活で2点使ったんだ。
GM:…っと、そういやそうか。GMもうっかり、失礼。

>行動値5:桜
桜:「悠摩さん、大丈夫ですか!?」刀で雷を振り払うが先程の邪眼の影響でうまくさばききれず。
GM:ここでも《神速》は無し。行動どうぞ。
桜:ふむ、接近できないので《高速再生》。束縛解除。「長期戦は不利…ならば」先程以上の力を込めて呪縛を弾く。で、ムーブで接近して攻撃します。
悠摩:あ、命中判定に《フォローアシスト》入れます。達成値+3してください。
桜:感謝。「はっ!」(ころころ)達成値15。
GM:15かぁ。ではこちらもドッジ宣言。(ころころ)うわ出目酷い。命中です。
悠摩:ふぅ。
GM:ダメージどうぞですよ。罪も使うなら宣言はお忘れなく。
桜:少ないので罪はなし。このまま斬ります。【肉体】属性、アーマー有効(ころころ)18点。
GM:ふむ。大したダメージは来ませんが…一応《魔法盾》。(いっころ)出目2とアーマー値合わせて、1点だけきました。かすり傷。「…こんなもんかにゃ?」
桜:ぬう…。「まだまだです…!」
GM:では、1ラウンド目終了。次のラウンドへ。

悠摩:しまったな。あのドレインは止めるべきだったか。
剣悟:無駄に先制攻撃するより、相手の攻撃を待ってから連続攻撃した方がいいかな。
悠摩:そうですね。
桜:ですね。バステ連打がきてもこちらはさっさとキャンセルできるし(笑)。…あれ、さっきのラウンド、悠摩《ロイヤルブラッド》撃ちましたっけ? あと《アタックアシスト》(笑)。
悠摩:……あっ!
桜:どんまーい(笑)。
悠摩:ああ、剣悟の攻撃にのせて《環境構築》するつもりで、自分のには載せなかったんですよ。2回しか打てないんで。桜の方は完全にポカですけど。
桜:逆に考えるんだ、人間性を節約したと考えるんだ!
GM:随分温存してますねぇ(笑)。

○現在のエンゲージ

 |悠摩|――(遠隔)――| 桜、剣悟、ミーシャ |

 行動値:[12]悠摩→[11]剣悟→[10]ミーシャ→[5]桜



◆第2ラウンド

GM:セットアップ、こちらは何も無し。そちらもですかね?
悠摩:はい。ありません。
剣悟:なし。
桜:そんなアーツはねえ!(笑)
GM:はーい(笑)。ではイニシアチブに。

>行動値12:悠摩
GM:《神速》はやはり無し。行動どうぞ。
悠摩:ここは待機すべきですかね。
剣悟:そうですね。
悠摩:待機します。
GM:了解。

>行動値11:剣悟
GM:剣悟さんの手番。《神速》はここも無し。
剣悟:俺も待機で。
GM:はーい。

>行動値10:ミーシャ
GM:で、ミーシャの番ですが…この【FP】で回復は意味無いなぁ。マイナー《呪文詠唱》、メジャー《弾幕魔術》《呪圏拡大》《世界律:崩壊》で攻撃。打消しはもう無いですね?
剣悟:なし。
悠摩:むりですね。
桜:ここここーい!?
GM:では命中判定。(ころころ)命中21で。リアクション宣言とカバーリング宣言をよろしく。
桜:ガード!
悠摩:うーん。《簒奪者》で18にしてもしょうがないしなぁ。こっちも、ガードしても死ぬからドッジしか生きる道はないな。
剣悟:ドッジに挑戦する。(ころころ)達成値11、無理か。
桜:《守護の盾》!
悠摩:こちらもドッジに賭けます。(ころころ)んー、無理か。目が低くても《ワンモアチャンス》するべきか……?
GM:振りなおしするんですか?
桜:ワンモアで人間性振り切らせてCrt値9チャレンジ?
悠摩:そうすると罪も増えて、クリティカル値が下がるので、嬉しいと言えば嬉しい。
剣悟:振り直しは攻撃に使って欲しいな(笑)。
桜:あー。
悠摩:うーむ。まぁ、振り直しは万一の攻撃の失敗に取っておきたい気も、確かにしますよね。よし、今回は受けましょう。
GM:はい、では剣悟さん以外の二人に命中ですね。ダメージには再び《世界律:絶望》。(ころころ)【感情】属性の66点、A値G値無効です。
悠摩:では、罪で復活。ここで一旦品切れです。【FP】13。
桜:132点か…防ぎようがないのでこちらも罪で復活します。
GM:はーい。そろそろ厳しくなってきましたかね? では次の行動。

悠摩:うーん、次は解放か。
剣悟:こっちから罪を回しても良いよ。
桜:むう、1回くらいは通して耐えるべきだったか…。
悠摩:うーむ。まぁ、守ってもらえないですからね。では、すみませんが、お願いすることになると思います。

>行動値5:桜
GM:相変わらず《神速》なし。行動どうぞ。
桜:イニシアで《高速再生》。【FP】回復から(いっころ)6、続けてマイナーで超再生能力(力の源)起動。さらに回復(ころころ)11。人間性9、【FP】31。まあ絶望がなきゃ耐えられるかな。で、攻撃。
GM:こーいっ。
悠摩:では、《フォローアシスト》で達成値+3。これで人間性マイナス1です。
GM:うい。エゴ化は行動終了時にやりましょうか。
桜:感謝。雷で身を焼かれたはずが、見る見る内に元の姿へと戻ってゆき、そのまま斬りつける!(ころころ)達成値19。出目9じゃまだ回らない。 orz
GM:いい出目だなぁ。一応、ドッジ宣言。(ころころ)駄目駄目。ダメージどうぞ。アーツや罪もあるならお忘れなくー。
悠摩:では、《ロイヤルブラッド》+《環境構築》。ダメージブースト+【FP】回復です。
桜:(ころころ)31点【肉体】ダメ。
悠摩:更に【FP】を4+2d6回復してください。
桜:うい(ころころ)11点。
GM:罪は無し、と。そのまま喰らって、23点受けました。
悠摩:これで人間性マイナス6です。
GM/ミーシャ:「さっきよりゃ、やるじゃにゃーか…」というところで、悠摩さんはエゴ化の申告を。
悠摩:はい。人間の世界への好奇心の絆をエゴ化、【執着】にします。「はは。俺、この世界がよっぽど好きなんだな……」
桜:「悠摩さん」攻撃に合わせて爺やの援護攻撃、というのでどうでしゃろ(笑)。
悠摩:それで行きましょう。「爺、そのまま援護を続けろ」「御意に」
桜:感謝。こちらは終了。【FP】42、ほぼ半分回復したなあ(笑)。
GM/ミーシャ:「ジジイ地味にうざったいにゃ…」エゴ化も了解。では待機組の行動にいきましょうか。
悠摩:このエゴから即座に罪を取得したいのですが、大丈夫でしょうか。
GM:OKですよ。

剣悟:そろそろ勝負に出た方が良いかな。
悠摩:ですね。
剣悟:このラウンドと次のラウンド前半までに蹴りをつけないと、ジリ貧で負けそうな気がする。
GM:長期戦になればなるほど強いボスですにゃ。じりじり削れてくれるとうれしいにゃー(ぁ
悠摩:じりじりどころか、一気に削れますよ!(笑)
桜:ですね。解放まで持ってかれてアウトだ。
剣悟:相手の【FP】がさほど高くないことを願うしかないなあ(笑)。

>待機:剣悟
GM:というわけで、待機していた剣悟さん、どうぞ。
剣悟:「…勝負、してみるか」納刀した轟魔刀の鯉口を切って呟く。
GM/ミーシャ:「おー? こいこいにゃー」こっちは挑発気味に手招き。
剣悟:ムーブ《内なる獣:魔界門》、マイナー《特化存在》、メジャーで攻撃。ドッジ不能。
GM:全力の一撃ですね。一応、ガードの宣言だけはしましょう。ダメージどうぞっ!
剣悟:(ころころ)そしてクリティカル。無駄に(笑)。
GM:命中判定する辺り律儀ですね(笑)。ま、改めてダメージかむひあー。
剣悟:罪でダメージブースト。
悠摩:《アタックアシスト》だけで大丈夫でしょうか。人間性マイナス9。ダメージを8+1d6追加です。
GM:はいはい。それで増強は全部ですかね?
悠摩:《環境構築》は……剣悟は要ります?
剣悟:あれば嬉しいかな。結構減ってるんで。
悠摩:わかりました。では、さらに《環境構築》まで。人間性マイナス11。剣悟の【FP】を4+2d6回復します。
剣悟:ではダメージ行きます。《魔獣の殺意》で人間性マイナス3に。(ざらららーっ)81点【感情】ダメージ!
悠摩:よし、超でかい(笑)。
桜:ダイス目が発狂してる(笑)。
GM:…って凄いダメージ?! いかんモロにくらうと瀕死だ。《魔法盾》《オリジナルスペル》で防御!(いっころ)最大値23点!
桜:こっちも全力(笑)。
剣悟:――奥義、断空――」銀光が走り、空間諸共にミーシャの胴を切り裂く。
GM:23点削って…それでも58点、かぁ。モロに喰らえば胴体真っ二つになるような一撃を、美術品を盾にかろうじて防ぎました。
剣悟:ちん、と鍔鳴り音を立てて轟魔刀を鞘に収める。
GM/ミーシャ:「……ッ?!」口元の血を拭い、腹部の傷を抑えるミーシャ。では次の行動に行きましょうか。

悠摩:これで累計81点。後一撃の100点くらいか……?
剣悟:遙か彼方からの遺産の絆[好奇心]をエゴ化。【悪を正したい】に変換する。
GM:おっと、了解です。マイナス入ったんでしたね。
剣悟:それと《環境構築》で13点【FP】回復。

>待機:悠摩
GM:ここでミーシャ、《世界律:神速》使用。ここで割り込まないとマズい。
桜:うげ。
悠摩:やはり来ましたか。……場合によっては《万物の打倒者》をお願いするかもしれません。
剣悟:そのつもり。
GM:ではこちらの行動ですが、マイナー《精気吸い》5、メジャー《弾幕魔術》《世界律:崩壊》。再びドレイン全体攻撃!(ころころ)出目大きいな。駄目押しで《世界律:超越》も使い、達成値を45に。

桜:ってぎゃああああ!?
悠摩:……ぷすー(笑)。
剣悟:拙いな…。
悠摩:うーん……どうしよう。振り直させても下げきれない。
剣悟:振り直しさせて打倒者で下げても分が悪いか。
桜:下げても結局クリティカル狙いですねえ…。
悠摩:《ワンモア》+《打倒者》+《簒奪者》が最高妨害。
桜:やりますかね。これ喰らうとダメにまわせる罪が無くなりかねん。
剣悟:まず振り直させてみようか。このラウンド最後の行動だし。
悠摩:ですね。罪使ってでも避けましょう。

悠摩:まず《ワンモアチャンス》。振り直させます。人間性マイナス13。
GM:了解。(ころころ)出目4…大分下がったなぁ。《超越》はそのまま、達成値38で。
悠摩:悪くない! 《打倒者》+《簒奪者》で15まで下げられますね。そうするとほぼ確実に相手は回復しない。
剣悟:《万物の打倒者》で達成値-20する。《簒奪者》も頼む。
悠摩:更に《簒奪者》。達成値−3します。人間性マイナス16。

桜:こちらはガードとアーツで防げそうですが…絶望が残ってるかなあこれ。
悠摩:えーと。できれば避けましょう。万一残ってて回復されると、ここまで達成値を下げた意味が。
桜:あい、ではそれで。

GM:はい、最終的に達成値15ですね。ではリアクションをお願いします。
桜:まわれー!(ころころ)9…罪で達成値+3d6しませう。orz
GM:はーい(笑)。
桜:(ころころ)20、セフセフ。
悠摩:悠摩もドッジ(ころころ)12、罪でブーストします。(ころころ)19。とりあえず、リアクションは成功してます。
桜:あぶ(笑)。
剣悟:リアクションで《妖刃乱舞》使用。《特異知覚》を入れて人間性マイナス8、【FP】34に。(ころころ)15か…同点の場合、どうなるんだっけ?
GM:リアクション優先で、ジャスト命中と…(笑)。
剣悟:ああ、ドッジ扱いだからそうなるのか(笑)。
GM:しかもカウンターがあるんですよねぇ。ダメージをどうぞ。
剣悟:罪でダメージブースト。
GM:うぅ、これは死ねそうだ。どうぞー。
桜:決めちゃいますか。こちらも援護で愛と罪つかってブースト。
悠摩:こちらは罪が残っていないので、祈りでダイス目をブースト(ぇ
GM:……おや、いいのかなぁ?(にや)
桜:う、どうすっか…。
剣悟:《魔獣の殺意》で人間性マイナス9に。(ざららーっ)57点【感情】ダメージ。
悠摩:うん、本当にダイス目が超ブーストされた!
剣悟:――返り太刀・螺閃――」銀光が一瞬閃いて後、鍔鳴りが小さく響く。目にも止まらぬ居合いが敵の攻撃を弾き、その懐を深く切り裂いた。
桜:あ、振っちゃったか。なら継続。こちらのブースト分(ころころころ)14、計71点ですかね。
GM/ミーシャ:「ぎゃっ……!」その一撃で胴を絶たれます。やむなく上半身が子猫の姿に戻って致命傷を回避。《世界律:不滅》です。

悠摩:う、《不滅》持ってた……。
桜:あ゛。まあ、解放で乗り切れる…かなあ(汗)。
剣悟:次ラウンドの攻撃で仕留められれば、何とか。
悠摩:まぁ、持ってる可能性は十分にあったし、しょうがない。多分、次のラウンドの行動順まで3回攻撃すれば削りきれる……と思う。
桜:これはすみませぬ。ううむ、とはいえこちらは先に動けないのが痛すぎる…。

剣悟:「…潮時だ。意地を張るのはやめて、心を入れ替えてはどうだ?」
GM/ミーシャ:「……まだにゃ。キサマらだって、もうギリギリだろにゃ…?」戦意は衰えません。言ってしまうと、1度は「真の死」にならないと、こちらから戦闘を止めはしませんよ。
桜:「お互い、退く気はないようですね」

剣悟:そしてエゴ【悪を正したい】で罪を得たい(ぉ
GM:OK、どうぞ(笑)。
剣悟:後は待機してる悠摩か。どうする?
悠摩:一応攻撃しますよ。手数で少しでも削りましょう。

GM/ミーシャ:「当然にゃ。ミーシャは“羽根”を手に入れるんだにゃ…!」ではここで3ラウンド目に。そろそろ終わりが見えてきましたね。…っと、違うや。悠摩さん忘れてた!(マテ
剣悟:忘れないでくれ〜(笑)。
桜:何勘違いしてるんだ? まだ俺たちの(略
GM:超ごめんなさい。というわけで改めて、どうぞっ。
悠摩:では、満身創痍になりながら仕掛けておいたトラップを発動させるという演出で攻撃。(ころころ)クリティカルしました。達成値37。
GM:うわ、出目いいなぁ…こちらはドッジ宣言。
悠摩:GMの優しさが身に沁みる(ぇ
GM:…あ、いや待った。《胡蝶の夢》で、振りなおし要求(にこ)。
悠摩:えっ?(笑) わかりましたよぅ(ころころ)達成値14。まぁ、悪くはない。
GM:うっかり忘れるところでした。そして改めてドッジ。(ころころ)お、同値回避ですね。ひらり。
悠摩:ぎゃーす!?
桜:なんだとおおお!!

悠摩:「くっそ……これでダメなのかよ……!」歯ぎしりして。
桜:「本当にギリギリになってきましたね…」
GM/ミーシャ:「は、はは…見たか半魔共、これがミーシャの実力にゃ…!」ではこれで本当にラウンド終了ですね。一度人間性、愛と罪の残量を確認しておきましょうか。
桜:人間性10、愛/罪:4/0。ううむ、さっきのダメ強化は完全に失策だった。 orz
剣悟:人間性マイナス9、愛5、罪2。
悠摩:人間性マイナス16、愛5、罪0ですね。
GM:では運命の3ラウンド目に参りましょう。

○現在のエンゲージ

 |悠摩|――(遠隔)――| 桜、剣悟、ミーシャ |

 行動値:[12]悠摩→[11]剣悟→[10]ミーシャ→[5]桜



▼第3ラウンド

GM:セットアップ、まぁ無いでしょうが一応。こちらも無いです。
悠摩:ありません。
剣悟:なし。
桜:なっしん。
GM:了解。イニシアチブへ。

>行動値12:悠摩
GM:ここで再び《世界律:神速》!
悠摩:えっ!
桜:ぎゃあああああああ!?
剣悟:まだ残ってたのか…。
悠摩:マジ厳しいな。
GM:ほら、まだ一人も解放してないですしね?(にこ)
悠摩:《超越》がないことを祈るしかない。

剣悟:今回はカバー要らない。解放状態になるから、そっちも何とか耐えてくれ。
桜:ういす、了解です。しかし人間性を下げたいジレンマ(笑)。

GM:行動はマイナー《精気吸い5》、メジャー《弾幕魔術》《呪圏拡大》。《崩壊》は尽きたので、桜さんと剣悟さんのエンゲージへ攻撃です。(ころころ)達成値23。
桜:どうしようもないのでガード。
GM:さらに《世界律:超越》を使って43で。リアクションどうぞ。
桜:もってやがったよ。 orz
悠摩:あ、下げようかと思ったけど、《超越》じゃ無理だ。
剣悟:ドッジ宣言…って、無理だ(笑)。ガードで。
GM:PCのクリティカルが怖いですからねぇ。カバーリングは無しでOK?
剣悟:無しでOK。
桜:とおし! 【感情】はアーマーとガードでまず18点弾きませう。
GM:了解。ダメージにはまた《世界律:絶望》を。(ころころ)55点のA値G値無効。【感情】属性で。
剣悟:絶望も残ってた…(笑)。解放状態で凌ごう。ブレイクだ!(だからゲームが違うと
桜:《イモータルブラッド》宣言。ダメージ軽減します。いけ…!(いっころ)44点…ダメだ足りない。 orz
GM:もう遅いですけど、《高速再生》しとけば良かったですねぇ。どうします?
桜:愛で解放します。どの道そちらの神速には間に合いませぬ;;

悠摩:むぅ……《パーフェクトサーバント》があれば良かったか;
剣悟:イニシアティブだから《高速再生》間に合ったのでは?
GM:同じイニシアチブなら回復優先しましたよ。とりあえず、こちらは回復。(ころころ)おお出目がいい。36点回復。
桜:オウフ…同タイミングなら行動値が高い方が先では?
GM:GM毎に違う処理がありそうですが、私は追加行動は一番最後に回すかな。ま、ともかく改めて悠摩さんの行動です。

悠摩:では、もう一度目付役で射撃攻撃。(ころころ)ファンブルー!?
GM:あ(笑)。
剣悟:おーい!(笑)
桜:げえええええ!?
悠摩:ない、これはない! 《ワンモアチャンス》! 人間性マイナス18。(ころころ)今度はクリティカルで36です。
GM:ぬ、クリティカルか…では《胡蝶の夢》(にこ)。
悠摩:(ころころ)うわぁ……達成値13。まぁ、これはしょうがないですね。GMの目次第です。
桜:ぬう…。
GM:最終達成値は13かな。こちらはドッジ宣言。(ころころ)あ、16。回避ですね。
桜:ぐああああ!!
悠摩:……《簒奪者》でも届かない。これは負けですね(かくん)。
剣悟:後1低ければ《簒奪者》で当てられたが…。
GM:無念でしたな。それでは次の行動へ。

>行動値11:剣悟
GM:《世界律:神速》! ………………は、もう無いので行動どうぞ(笑)。
剣悟:マイナー《特化存在》、メジャーで攻撃。《特異知覚》を入れて人間性マイナス12、【FP】10に。(ころころころ)クリティカル! 5と6を取って、達成値42。
悠摩:そうか。自主的に解放すれば良かったのか……。
GM:うわ、凄い出目だなぁ。こっちは一応ドッジしますが…(ころころ)駄目、《超越》があっても無理か。ダメージどうぞっ。
剣悟:ダメージに罪ブースト。
悠摩:《ロイヤルブラッド》で支援。人間性マイナス21。ダメージ+12+1d6。
桜:行けるか…!?
剣悟:《魔獣の殺意》で人間性マイナス13。(ざららららーっ)74点【感情】ダメージ。刃が食い込むと同時に轟魔刀のトリガーを引き、珠の爆発を叩き込む!
GM:また凄い出目を…っ! 倒れました!
桜:よし!

悠摩:全体の出目はすごいが、《ロイヤルブラッド》分は余り役に立っていないという哀しい現実(笑)。
剣悟:いや、ギリギリ倒せたくらいじゃないかな?
桜:いや、入ってないと負けてたので助かりました(-人-)

GM/ミーシャ:「……ガッ?!」気の爆発を受けて、猫の体は大きく放物線を描き…もはや起き上がりません。「真の死」です。
悠摩:あー……どうしよう。
剣悟:「…おい、本気で死ぬな。峰打ちだ」愛と罪を1ずつ消費。ミーシャの命を救う。
悠摩:あ、剣悟にやってもらえたか。……ま、しょうがないな。
桜:《絆の救済者》もありましたが、まあしょうがない…のか?
悠摩:まぁ、《絆の救済者》はちょっと危ないですね。
桜:ああ、リザレクしちゃうから。
GM:……なんですよねぇ。まさかここまでして罪が余るとは。では「かりそめの死」で、命を繋ぎました。
桜:いやいや、無駄撃ちしたとはいえギリギリでしたよ!?
GM/ミーシャ:「……お、オマエ…なぜミーを助けたにゃ…?」意識の戻ったミーシャは剣悟さんに問いかけます。まだ身動きはとれないのでご安心を。
剣悟:ミーシャの前に片膝を着いて覗き込み。「多少…いや、死ぬほど痛かっただろうが、これが世に言う『愛の鞭』という奴だ。父親に叱られたとでも思っておけ」
GM/ミーシャ:「ちち、おや…へ、こんなむさくるしいオヤジが親なんて御免にゃ」と憎まれ口は叩きますが、先程までの覇気はありませんね。
剣悟:ふ…と微笑みながら、わしわしと頭を撫でてやろう(笑)。「そんな口がきけるなら、ひとまずは安心だな」
GM/ミーシャ:「やめろにゃー!」じたじた…したいんでしょうが、動けません(笑)。
桜:「後は、ミーシャちゃん次第ですね」《高速再生》で傷を治しつつ。解放状態だから人間性下がるだけだがな!(笑)
GM:むしろ減らしたいんですね?(笑)
桜:うい(笑)。人間性が7もあるんだー!
GM:OKですよ。あぁ、それと悠摩さん。
悠摩:はい?
GM:今は力尽きた状態の彼女だから分かりますが。あなたの刻印の元凶はミーシャの【愛を求める】エゴです。愛を使えば、このエゴを一時的に復元できますよ。
悠摩:ああ、承知です。んー、よし。OP同様、とことんカッコ悪くいきますか。
GM/ミーシャ:「……ともかく。ミーシャは負けたにゃ。煮るなり焼くなり好きにするにゃ」と、ここまでくれば潔く。
剣悟:「ふむ…そいつは、俺の役目じゃないな」立ち上がって悠摩に席を譲る。
悠摩:じゃぁ、ミーシャに寄って行って。「……あーっ! 悔しい悔しい悔しい! 結局勝てなかったー!!」隣でどたーんと仰向けに大の字になります。
GM/ミーシャ:「………はぁ? 何言ってるにゃオマエ」猫の呆れ顔という、珍しいものが見れますよ。
桜:「…悠摩さん?」きょとんとしつつ。
剣悟:こっちも呆れた顔で見ているぞ(笑)。
悠摩:「何だよ、悪戯合戦はお前の勝ちだって言ってんの! 『目を覚まさせてやる』とか言ったの馬鹿みてぇじゃん!」
GM/ミーシャ:「悪戯合戦って…いやオマエ、もしかして今の戦闘中ずっとそのつもりだったのかにゃ?」
悠摩:「当たり前じゃん! そうでなくて俺がこんなところで何するんだよ!」ひとしきりわぁわぁ騒いで、おもむろに胡坐をかきます。「俺もさ、ちょっともう悪態つく体力が残ってないんで、簡潔に言うけどさ。……お前、俺のライバルに決定」
GM/ミーシャ:「……戦う前にあんだけ説教くれといて……らいばる?」今度は心底、訳が分からないって表情ですね。
悠摩:「……ユエ姉ちゃんはさ、それでもお前と友達になりたいって言ってたんだ。お前のこと、まだ好きじゃねーし、お前には嫌われちゃってるかもしれないけど。でも……悪戯仲間としてやってくことくらいはできるかな、ってさ。だから、俺も……そう頑張ってみる」
GM/ミーシャ:「……今更同情のつもりかにゃ? へっ…ミーに仲間なんて………なんて…」言葉が段々と小さくなっていきます。
悠摩:「ああ〜、違うんだよ! だからな。愛ってのは、見返りに求めるもんじゃなくてだな! こう、こっちから歩み寄ってだな!」と身振り手振りで。で、ここで愛を送ります。「だからさ、俺のライバルになってくれよ。そしたら、俺がすっげー悪戯げいじゅつをお前に仕掛けてやるからさ。そしたら、お前だって毎日寂しくないだろ?」
GM/ミーシャ:「……けっ、分かったにゃ。ここでこのミーシャ様に悪戯で勝とうなんて、一生無理だと思い知らせてやるにゃ」愛、受け取りました。あなたの刻印が消えたのが、その証です。
桜:「何だかんだで、すごく仲良しになれましたね」
悠摩:では、手の甲を見て。「……仲良しじゃねー! ライバルだっ! 宿敵だっ!」
GM/ミーシャ:「ななな仲良しぃ?! ふざっ、ふざけるんじゃねーにゃ!」超どもりながら桜さんに反論を(笑)。
桜:「…(まったく同時に突っ込んでますね)」
剣悟:「…互いに憎たらしいと思っていても無視できない。相手のことを気にかけ、自分も変わっていく。それが出来るなら…そいつはもう、“絆”ってやつなんだろうさ」と、微笑みながら駄目押しを(笑)。
GM/ミーシャ:「絆……このミーシャ様が、半魔の真似事……。ま、たまにはそーゆーのも悪くないにゃ」ぷいっ、と(笑)。
桜:「最後はみんなで笑えるような関係…と言えばいいんですかね」
剣悟:「普段は殴り合っていても、な」
悠摩:あわあわあわ……と口をパクパクして、何も言えなくなりますね。
GM:やがて《空間展開》も解けて、元通りの空間が戻ってきます。気付けば朝日が顔を覗かせていますよ。
桜:「…結局、徹夜になってしまいましたか」
GM/ミーシャ:「覚えてろにゃー、いつか絶対復讐してやるんだからにゃー」と、未練がましくそんなことを言っていますが。シーンを閉じる前に、何かあればどうぞ。

悠摩:とりあえず、PLの考えられる落とし所はこんなところでしょうかね。
GM:いいんじゃないでしょうか。本当に生き延びるとはなぁ…。

剣悟:「眠る暇もなかったからなあ。ま、これから帰ってゆっくり寝るさ」グッと伸びをして、塒の方へ歩き出す。
桜:「…あ!?」結局同居人に連絡忘れたまんまなので心配になってきた(笑)。「どうしましょう、ユエさんのこともありますし朝の準備もしなきゃいけないし…!」わたわたと、途方にくれ始めるところでこちらも以上(笑)。
悠摩:「(……生涯最高の芸術を契約の代償に取る、ね。でも俺からは何も取れないぜ。だって、俺の悪戯げいじゅつは次の日には更に進化するんだからな!)……へへ。これからの毎日がもっと楽しくなりそうだ!」小声が漏れて、以上で。

桜:悠摩、PC2どころかPC1になっていたでござる(笑)。
悠摩:いや、まぁ……こうなる可能性はままあった!(ぇ
GM:では、クライマックスフェイズ、終了です。

*    *    *

GM:時間がちょっとヤバいですが、人間性の回復だけはしときましょう。
桜:振りたくないです(笑)。
GM:振りたくなくても、絆分は振っていただきます(にこ)。とりあえず皆様、現在の人間性と絆を教えてくださいな。
悠摩:人間性マイナス18、絆4、愛4です。
剣悟:人間性マイナス13、絆3の愛3。
桜:人間性5、絆4、愛3です。
GM:はい、ありがとうございます。SAは全員達成扱いなので、2倍振り可能。エゴの復元もあればこのタイミングでどうぞー。
剣悟:片倉銀一の絆を復元しておく。エンディングで会いに行くだろうし(笑)。
GM:ありがとうございます(笑)。
悠摩:悠摩は、復元はなしで2倍振りします。ミーシャの絆さえあれば良い(ぁ
桜:うお、さっきの展開的に“マスター”の絆戻したいけど、そうすると確実に…!
剣悟:戻りすぎになりそうだねぇ(笑)。
悠摩:今の1倍振りでギリギリですからね。
GM:復元などが済んだら、2倍、1倍振りかを宣言してダイスロールどうぞー。
桜:(しくしく)このまま参ります。忘れてたわけだし今日はエゴのままだったんだ(笑)。
悠摩:では、2倍振りで8個振ります。(ざららっ)18まで回復って出目いいな、おい!
剣悟:2倍振りでいきます。絆は4つ。(ざららっ)15。よし、何とかなった(笑)。
桜:通常振りで。生還は確定(ころころ)ふう、18(笑)。
GM:三人ともいい具合の人間性になりましたね。生還、おめでとうございまーす(ぱちぱち)。
悠摩:同じ8d6振って出目が8違うってどういうこと?(笑) クライマックスで出てよ! もう!(笑)
剣悟:戦闘中に欲しかったねぇ(笑)。
桜:ダイス様ご乱心でしたからねえ。
悠摩:ダイス様は「悠摩はカッコ悪いキャラでいけ」と仰せだったんですね。
GM:あはは(笑)。
剣悟:悠摩もあれはあれでキャラが立って良い感じでしたよ。
桜:むしろPC1もってかれました(笑)。
悠摩:ダイス神のおかげで、用意していた勝ちロールが全て無駄になりました。という裏話。
剣悟:勝ちロール、用意してたんだ…(笑)。
悠摩:一応ね。負け→勝ちのロールを予定していたはずが、負け→負けでした(笑)。
桜:俺の脳内で戦闘後背景が夕日の土手に変わってました(笑)。浜辺でも可。
悠摩:実際そんなイメージ(笑)。
剣悟:勝負には負けても信念では勝っていたよ!(笑)
悠摩:まぁ、偉そうなこと言った手前、信念では負けらんないので(笑)。

GM:はい、それではEDです。一応、こちらで考えている所もありますが、PCの方から希望などはありますか?
悠摩:悠摩はクライマックスの最後でミーシャとの絆は結んで、やることはやったので、あるならお勧めコースで。
剣悟:依頼人に報告と、預かってる猫の処遇かなぁ。
桜:指定がなければユエと羽根猫に会いに行くED希望。ああ、羽根猫の処遇次第でもありますが(笑)。
剣悟:結局あの依頼人は信頼できる人なのでしょうか?(笑)
悠摩:まぁ、シナリオ中に調査項目がなかったので、裏なんか取っちゃいませんが(笑)。
GM:とりあえず、シナリオ絆のNPCとは絡んでもらう予定でしたが。ああ、銀一はこのシナリオ中は信用してくれて大丈夫ですよ。清廉潔白な人物、とは言いませんが。
桜:今後のおるとさんの卓でどういう形で出るか楽しみだ(一同笑)。
GM:再登場予定は…まぁ、今は無いんですが(笑)。
桜:あら(笑)。
剣悟:猫が“羽根”無しで安定するのにどれくらい時間がかかるか、にもよりますしなあ(笑)。一応期限は一週間と指定されてるけど。
GM:数日から数週間、ってとこでしょうか。では剣悟さんは丁度羽根猫を宿らせてますし、猫を銀一に返すところから始めましょうか?
桜:異存なーし。
剣悟:ぎりぎり一週間まで待って、安定するかどうかを確かめてからということでいいですかね? それまでは自分の所で預かるんで。調査続けてるふりだけして。
GM:構いませんよ。期限内に“羽根”なしで安定できるようになるかは…ぶっちゃけ、PLの望む方でOKです(笑)。
剣悟:ああ、それじゃ“羽根”は守護者に返却してから猫だけを依頼人に返しに行きます(笑)。
GM:了解です(笑)。では方針ができたところで、ED開始といきましょうか。


 

■エンディングフェイズ■

 Ending 01 【 猫は長者の生まれ変わり 】

シーンプレイヤー:剣悟
▼片倉の屋敷

GM:と言うわけで剣悟さんのエンディングから。舞台はOPと同じく、銀一の屋敷の前、にしましょうか。
剣悟:「さて、片倉殿にお前を返せば、この仕事も終わるわけだが。…本当に、良いんだな?」小脇に抱えた風呂敷包みに話しかける。既に“羽根”を分離した『猫の絵』が包みの中身だ。
GM/猫:「にゃぁ。構わないのにゃ。猫が帰らにゃーとおっちゃんも困るんだろにゃ?」羽根猫…“羽根”がないので単なる猫ですね。は、風呂敷の中からそう答えます。
剣悟:「俺の仕事は絵の回収か破壊のどちらかだったから、どちらでも良いと言えば良いんだがな。…ま、お前がそう言うなら」言って、インターホンのボタンを押す。
GM:では、使用人が出てきて、最初と同じ応接間に通されますよ。銀一もそこで待っています。「やあ、お待ちしていましたよ剣悟さん。丁度依頼の期限ですが、首尾の方は…?」
剣悟:「お待たせ致した。他にも絵を狙う魔物などがいて、手間取りましてな」
GM/銀一:「の、ようですね。こちらも一度襲撃されて、あの時はどうしようかと…」額縁持ち出されてますしね。
剣悟:「しかし、何とかこうして無事お届けに上がることが出来申した」テーブルに風呂敷包みを置いて、開く。中には元通りの『猫の絵』が。
GM/銀一:「おお、これはこれは! ありがとうございます」
剣悟:「どうやら、自分を狙う魔物に気付いて逃げ出したようでしてな。持ち主を巻き込みたくなかったのかもしれません。今は眠っていますが、なかなかに賢い奴でした。…出来れば、大切にしてやっていただきたい」
GM/銀一:「……そうですか。では倉庫ではなく、もう少し見栄えの良い所に飾ってやるとしましょうか」絵を受け取って、額縁を軽く撫でながらそう答えます。
剣悟:「まあ時々ふらっと散歩に出掛けることがあるやもしれませんが、絵を狙う魔物はいなくなりましたので心配無用でしょう。これからはすぐ持ち主の所へ戻ってきますよ」
GM/銀一:「分かりました。今回の件では、剣悟さんには随分お手間を取らせてしまったようで…報酬の方は、すぐにでも振り込ませてもらいます」と、頭を下げます。
剣悟:「いやいや、なかなか面白い仕事でござった。では、拙者はこれで」こちらも頭を下げて席を立とう。
GM/銀一:「はい。またの機会がありましたら、よろしくお願いします」と。ついでに、額縁の中で猫が前足をひらひら振ってあなたを見送っていますよ。
剣悟:「今後とも何かあれば声をかけてくだされ」猫に目配せし、にこやかに笑って出て行こう。
GM:はい。そんなところで、シーン終了で良いですか?
剣悟:「…さて。今回はずいぶん世話になったからな。精の付くものでも買って見舞いに行くとするか」商店街に立ち寄って、舎弟の入院する病院へ向かう。以上で。
GM:了解。では次のエンディングへ。…(ふと)この短い間に、インターホン覚えたんですね剣悟さん(ぇ
剣悟:人の家を訪ねるときは、門に付いてるボタンを押す。ちぃ覚えた(何
悠摩:覚えてしまいましたね(笑)。
GM:「ちぃ」って何ですか(笑)。
剣悟:お気になさらず(笑)。



 Ending 02 【 猫と庄屋に取らぬはない 】

シーンプレイヤー:悠摩
▼街中/夜

GM:次は悠摩さんのエンディングといきましょうか。特に希望が無ければ、EDもミーシャとの絡みを想定してましたが…。
悠摩:了解です。では、それでお願いします。
GM:はい。ではあなたは今日もどこかで悪戯をしてきた帰りでしょうか。夜の街をぶらぶら歩いています。
悠摩:「いやー、先公の真っ赤になった顔はいつ見ても笑える。最高だ」ヅラフィッシングに成功し、それに慌てる教頭の写真を校内全部の掲示板に貼ってきました。
GM:…先生と教頭の方に黙祷を捧げておきます。で、そんな風に思い出し笑いなんかしている所で…ふいにごすっ、と後頭部に何かぶつかった感触が。
悠摩:では、振り向きざまに「爺!」と目付役を差し向けます(ぉ
GM/ミーシャ:「ふっ、隙だらけにゃ…ふぉぉぉっ?!」と、勝ち誇ってる隙に危うく目付け役に捕獲されそうになっていたのは…ミーシャです。
悠摩:「よっしゃ、そろそろ来ると思ってたぜ!」懐からパチンコとペイント弾を取り出しながらにやりと笑います。
GM/ミーシャ:「くっ、ミーの襲撃を予想していただと…?」劇画調の顔で驚く白猫。
悠摩:「ふはははは! 俺の超☆天才的な頭脳は日々学習しているのさ!」台詞に似合わない劇画調で笑みを返します(笑)。

桜:俺の脳内ではカイジ絵に(笑)。
剣悟:顎が伸びるのですな。ぐぃーんと。

GM/ミーシャ:「ふ、だがまだまだ甘いのにゃ。奇襲を一度見破った程度でいい気になってもらっちゃ困るにゃぁ…?」どどどどどど。
悠摩:「ならば、これをかわしてみるがいい! そりゃ! そりゃ!」とペイント弾を続けざまに射出。近所で雷親父と名高い、怖いおっさんの住んでる家にインクアートが出来上がっていきます。
GM/ミーシャ:「まだまだだにゃぁ。受けろ必殺ピッチャー返し!」突然二足歩行して、いきなり現れたバットでペイント弾を打ち返してきます(笑)。

桜/ミーシャ:「《武器練成》したニャ」(キリッ
GM:ああ、先にネタばらしを!(一同笑)。
剣悟:マジシャン持ってましたしね(笑)。

悠摩:「ぬぅっ!?」スウェーでそれを回避。さらにバク転につなげて、同時に背面からロケット花火を打ち出します(やりたい放題
GM/ミーシャ:「とおっ!」ではロケット花火の上に飛び乗って、そのままターンして悠摩さんの顔面に突っ込んでいきましょう(笑)。…いかん、収拾がつかないことに(笑)。
桜:動きがトムジェリ風に再生されてる(笑)。
悠摩:「えっ、そりゃねーだろぉ!?」と慌てて避け、流れロケット花火が雷親父の家の窓から中に。そして、ドカーンと破裂音。
GM/ミーシャ:「あ」そして割れた窓の向こう側で膨れ上がる怒りのオーラ。
悠摩:「……」くるっと背を向けて、何事も無かったかのようにその場を後にしようと歩き出す(笑)。
GM/ミーシャ:「……(スタスタ)」ミーシャも全く同じ行動をとりますね(笑)。「おい、オマエ謝ってこいにゃ」
悠摩:「や、やだよ! お前こそ!」こそこそ小声で。
GM/ミーシャ:「ヤに決まってるにゃ?! ってヤバい、オヤジ出てきたにゃーっ?!」そしてダッシュです。
悠摩:同じくダッシュしようとする瞬間、ガシッと悠摩の頭とミーシャの首根っこを掴む、指の太い手(ぉ
GM/雷親父:「おい、クソガキ共…ひとんチの窓割って逃げるたぁ、いい度胸だなぁ…?」そしてにっこり笑うオヤジさんです。
悠摩:「坊ちゃま、事が済みましたら、なるべく早くお帰りくださいませ」目付役は笑顔を残して退場します。「じ、爺っ!?」
GM/ミーシャ:「お、おぉい悠摩、ここはひとつオマエが全部やったってことにするにゃ! これぞ助け合いの絆ってやつにゃ!」こちらは、首根っこ捕まれてじたじたしております。
悠摩:「こっちが一方的に助けてるだけじゃねぇか! ……ま、いっか。物出したの俺だし」
GM/ミーシャ:「…お、おぉう?」そう素直に承諾されると、逆に戸惑うミーシャですが。
悠摩:「ま、怒られんのは一緒に受けてってくれよ」眉を八の字にして。「おっちゃん、ごめん☆」てへっ☆
GM/雷親父:「ゴメンですんだら警察いらねえんだよクソガキ!」そしてこっちは悠摩さんにこめかみグリグリ食らわせます(笑)。
悠摩:「ぎゃあああああ!」
GM/ミーシャ:「…………」悲鳴を上げる悠摩さんを、じーっと見て。「しゃ、しゃーないにゃぁ、ミーシャも…」
悠摩:「すみません、こいつもやりましたああぁぁぁ!」指差して。
GM/ミーシャ:「ってああ! 裏切ったにゃああああ?!」で、この後。ニッコリ笑顔を深める雷親父に、二人揃ってお説教を食らうことになる訳ですが…最後に何かあれば、どうぞ(笑)。
悠摩:では、そんな感じで一人と一匹は仲良く悲鳴をあげて、ますます縁の腐れ度合いが深まっていくのでした。まる。てな感じで。
GM:了解です。それでは、最後のエンディングへ。



 Ending 03 【 猫の寒恋い 】

シーンプレイヤー:桜

GM:と言うわけでお待たせしました、桜さんのエンディングです。ユエとの絡みにしようと思ってましたが…何かやりたいことはあります?
桜:ミドルでもちょろっと話していたので、銀一の家まで猫に会いに行きたいです。銀一とは全然つながりないんだけどな!(笑)
GM:そうですねぇ…逆に猫の方から遊びに来ましょうか?(笑)
剣悟:向こうから会いに来てくれるよ、たぶん(笑)。こっちのEDで伏線張ったし。
悠摩:ですね。
桜:お? ではそれで。
GM:はい、それでは舞台は…ユエの家にしておきましょうか。何やかんやあって、ご飯でもどうかと誘われた感じでどうでしょう。
桜:了解です。

▼ユエの家

GM:では、食卓でほかほか湯気を上げているのはチャーハン。見た目も申し分なく美味しそうですよ。
桜:「わあ…わざわざ呼んでまで、ありがとうございます」きれいに盛られたチャーハンを見つつ。
GM/ユエ:「さ、どうぞ召し上がれ。お口に合えばいいけど」
桜:「それでは、いただきます」両手を合わせてレンゲで口に運ぶ。
GM/ユエ:「桜にはたくさんお世話になったからね。お礼には全然足りないだろうけど…」お米のほぐれ具合や火の通し加減もばっちりで、美味しいですよ。作り慣れている感じです。
桜:「…。いえ、こんなおいしいものをいただけるなら十分です」よく噛んで味を堪能しつつ。
GM/ユエ:「口にあったのなら、良かった♪」にっこりと微笑んで…ではそんなところで、窓に白い影が。「ユエ、遊びにきたにゃー。お、桜もいたにゃ」
桜:(’’)「あ、猫さん」声に振り返り。
GM/猫:「なんか美味そうなの食ってるにゃ? 猫だけおあずけなんてずるいにゃー」と、中に入ってきます。視線は桜さんのお皿。
桜:(..)… (’’)「食べます?」視線の先を確認し、レンゲですくいつつ。
GM:「いただくにゃ(ぱくっ)うまー♪」お気に召した様子です。「ああもう…ごめんね桜、おかわりはあるから」と、ユエが代わりのレンゲを差し出してきます。
桜:「(くすくす)はい、ありがとうございます」受け取りながら。
GM/猫:「こんな美味いもん食えるだけでも、自我を得た甲斐はあるってもんだにゃー。絵のまんまじゃ飲み食いできないしにゃぁ」

桜:これで実はネギでアウトォー! だったら残念エンドだが(笑)。
GM:ユエもその辺は予想してたので大丈夫です(笑)。

桜:「そこは“羽根”に感謝しないといけませんね。こうして3人でご飯を食べることもないようですし。そういえばこのチャーハン、猫さんも食べられるようにしてるということは…あれから何回かこちらにきてるのでしょうか?」
GM/猫:「そうだにゃあ。ま、その“羽根”も剣悟のおっちゃんが返しちまったけど…ん? ユエんちには前にもメシ食いに来たにゃー」ユエが「おかげでネギとか、猫の駄目な食べ物を調べなおす羽目になったけどね…」
桜:「あはは…。そうだ、よければこれ、作り方教えてもらえますか? おいしいから、自分でも作りたくなってきました」料理はまだまだ勉強中というレベルだが、おいしいものならば作ってみたくなるのが人だろう。
GM/ユエ:「ん? うん、いいよ。私にだって出来るんだから、コツさえ掴めば後は簡単だよ」こくりと頷きます。
桜:「ありがとうございます。楽しみが増えました♪(…お腹を空かせて待っていた方もいましたからね(^^;)」あの日、帰った後を思い出しつつ。
GM:「上手く教えられるか分からないけどね。ま、精一杯やってみるよ」「猫も、ご飯のもらえる所が増えるのはありがたいにゃー」こっちはたかる気満々ですね(笑)。
桜:「はい、大歓迎です。気が向いたら是非来てください! 勿論、ユエさんもですよ」
GM:「そうだね、また今度、遊びに行かせてもらうよ」「呼ばれなくても行っちゃうにゃー」二人とも、嬉しそうです。
桜:「はい。…と、冷めない内にいただかないと」と、再びレンゲを動かし始めます。
GM:「ん、どうぞどうぞ。あ、猫はこっち」「にゃー♪」こちらも猫に小皿に盛ったチャーハンを出して、三人で昼食タイム、ですかね。騒動の夜が明けて、三人に戻ってきたのは元の日常でした。ただ違うのは…その日常の中に、新しい絆が加わったこと、でしょうか。




 ビーストバインド トリニティ
 迷い猫

 THE END



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