■ 今回予告 ■
時間を巻き戻せたら。
誰もが一度は思うその願い。
もし叶えられたら?
もし実現したとしたら?
未来を知り過去に降り立ったとき、貴方たちはどのように行動するのだろう。
悲劇を止めるか。
歴史のまま悲劇を見守ることになるのか。
ただ、ある時間の操り手はこうも言った。
「やり直しても、大抵前より悪い結果になる」
――と。
BEAST BIND
TRINITY
過去と現在と未来のロンド
心焦がすは魔の渇望、心つなぐは人の絆。
オープニング ミドル クライマックス エンディング
■プリプレイ■
GM(アイオライト):本日は発表が遅かったにもかかわらず、お集まりいただいてありがとうございます。それではさっそく、始めていきたいと思います。
■ハウスルール
オリジナルアーツはドミニオンアーツと同じく、レベル分を経験点として加算します。
NPCがコストに罪・愛を使用するアーツを使用します。各アーツのレベル分を経験点として加算します。
GM:プリプレイでアーツや装備指定の変更ある人いますか?
一同:無しですー。
GM:では次に、自己紹介に入ります。順序は焔→十百帆→麗→アラタの順序でお願いします。PC間の絆もこの順序となります。
■PC1用ハンドアウト:過去を改変するもの(定員1〜2名/推奨:特になし)
絆:蒼月 紗綾/関係:友情、慈愛など/推奨カヴァー:特になし
【SA:紗綾の願いを叶える】
蒼月紗綾――彼女は半魔であり、新米の賞金稼ぎだ。
新米ゆえかその戦いぶりは、勇猛果敢というより無謀。彼女の力は不完全であるから、そういった行動をとるらしい。
あるとき、紗綾は一つの願いを告げる。
自分の半身を過去から探し出してきてほしい、と。
▼大鳳 焔/鳳雛 プレイヤー:麻那
「―――へっ。俺様の炎は、ちぃっと熱いぜぇ!」
見た目は子供、頭脳は893。愛らしい外見とは裏腹に、根性ババ色の性悪幼児(by知人談)。
受けた恩には報い、売られた喧嘩は倍返し。心の綺麗な女性が好みで、気に入った相手の前では猫を被る。
基本的に執念深いが、一度終わったことはコロッと忘れるタイプでもある。趣味はチンピラからのカツアゲ(ぇ
不死鳥だか朱雀だか、高位の魔物に連なる血統らしい。故郷で何らかの罰として能力を封印、人界に追放された。
子供の姿になっているのは封印の副作用。尤も当人は、今の姿を都合よく利用してる節がある。
Style:サポーター/PB:スピリット(妖精)/SB:デーモン(魔王の後継者)
年齢:外見5歳(実年齢は数百歳)/性別:男/カヴァー:子供/出自:享楽/邂逅:神庭未羽[慈愛]
エゴ:【封印を破りたい】/変異:周囲の気温が上がる/使用経験点:20
(*焔は前回登場時のセッション後にサプリ導入でリビルドしたため、一部データが変更されています。具体的には「ルーツ:魔神→魔王の後継者」など)
▼猿渡 十百帆/紫雲(*死神としての名) / 魔法少女・パープルクラウド プレイヤー:鎌仙人
「―――六文銭は ちゃんと用意した?」
一見、小中学生にも間違えられそうなほど小柄な女子高校生。
その正体は、命数の尽きた人間の魂を冥府に送る、渡し守――いわゆる死神――だった。
しかしある日、白いぬいぐるみのような魔物に「僕と契約して魔法少女になってよ!」と誘われ、頷いてしまう。
結果――死神としてのエゴを解放された彼女は、その場で魔物を惨殺。更なる力を宿す、死神魔法少女として生まれ変わった。
戦闘時は自らのエゴを暴走させ、バーサーカーとなって暴れ狂う。…ちなみに件の魔物は、今もゾンビとして扱き使われている。
Style:アタッカー/PB:ヴォイド(死神)/SB:ストレンジャー(魔女)
年齢:15歳(実年齢200歳)/性別:女/カヴァー:高校生/出自:任務/邂逅:ドラキュラ伯爵[執着]
エゴ:【生命に死を与える】/変異:全身が透き通る/使用経験点:0
■PC2用ハンドアウト:改変を見届けるもの(定員1名/推奨:特になし)
絆:結木 羽衣/関係:ビジネスなど/推奨カヴァー:特になし
【SA:結果を報告する】
最近心配事があるのか、いつも羽衣はため息をついている。
あるとき彼女は相談を持ちかけてきた。
新米の半魔が「ある願い」をドミネーターに持ちかけたらしい。
その結果を見定め、新米の半魔を手伝ってほしいという。
彼女に貸しを作るのも悪くないであろう。
▼風切 麗/風切る支配者 プレイヤー:レウィン
「―――さぁ、ショータイムよ!」
スレンダーな肢体をライダースーツに包み、モンスターバイクを駆る長い黒髪の美女。
元は人間だが、ある都市伝説系の半魔に救われ、追いかけるうちに自らも『勝利をもたらす伝説』と化した。
今では自分を救った半魔に憧れるあまり、様々な事件に首を突っ込んでは被害者を助けようと奔走する日々。
その半魔の『伝説』から風より速く走る能力を受け継ぎ、人外の速度を得た愛車『サイクロン』で夜の街を疾駆する。
戦闘時は仲間を指揮しつつ、愛車に装備された機関銃と大型拳銃『ジョーカー』で敵を蹴散らす…が、ゴキブリだけは大の苦手。
Style:アタッカー/PB:ハーミット(ロード)/SB:レジェンド(都市伝説)
年齢:19歳/性別:女/カヴァー:大学生/出自:受難/邂逅:幻想の乗り手[憧憬]
エゴ:【誰かの為に戦いたい】/変異:発言が芝居がかる/使用経験点:20
■PC3用ハンドアウト:過去の改変を望むもの(定員1名/推奨:特になし)
絆:“絡まる糸”ミデル/関係:興味、ビジネスなど/推奨カヴァー:指定なし
【SA:報酬について返答する】
あるドミネーターがキミに一つ話を持ちかけてきた。
なんでも、「過去に行って、そこである目的達成を手伝ってほしい」ということだ。
報酬は自分の過去の改変の手伝い。
怪しいドミネーターの言葉だが、その力は本物だ。
興味のためか、自分のためかその依頼を引き受けることにした。
▼君影 アラタ/ビッグ・デッドクロス プレイヤー:風神
「――久々に地元近くでの狩りか。ついでに、あいつらの様子でも見ておくかな」
際どいビキニに真っ赤な外套という、色々な意味で危ない格好の一見グラマラスな美女。
その正体は、封印されていた自動人形。魔物の争いに巻き込まれ死んだ人間『君影アラタ(男性)』の魂を宿し、再起動した。
両親のいない五人兄弟の長男であるため、現在は家族を経済的にも生命の危機的にも守るべく、賞金稼ぎとして東奔西走中。
しかし女性の姿では帰るに帰れず、家族に対しては死亡の事実も隠蔽。仕送りと手紙のやり取りで何とか誤魔化している。
封印具だった巨大な十字架を振り回し、力技で敵を叩き潰す凶悪ボディだが、外見はアラタ自身の好みど真ん中で内心複雑らしい。
Style:アタッカー/PB:フルメタル(自動人形)/SB:スピリット(幽霊)
年齢:21歳/性別:女(精神は男)/カヴァー:バウンティハンター/出自:死/邂逅:祐子ちゃん[友情]
エゴ:【弟たちの助けになりたい】/変異:機械のきしむ音がする/使用経験点:0
焔:PC間絆は十百帆に[好敵手]。魔物としての本質が真逆なので。
十百帆:PC間絆は麗に[慈愛]だ。 「いつか死するときまで 生を楽しむのだな!」
麗:PC間絆はアラタ君に[興味]、女性型の自動人形に男性の魂がくっつくなんて、そうそう無い例だしね。
アラタ:PC間絆は焔に[幼子]で。ちっこい見た目だからどうしても護ってやらなきゃという使命感。
GM:ありがとうございました。GMはアイオライトでお送りします。さて、今回どみさんが4人設定されているわけですが。全員倒せば経験値ドン!ですねー。
焔:やめてくださいしんでしまいます。
麗:ドミネーターが4人とな…。
GM:全員データあるから戦えます。
十百帆:なるほど。 修羅 とは 全員と闘うモードと。
GM:否っす。
十百帆:ん? 違うのか。
焔:さすがに全員と戦うルートとか、ありえないと思いたい(笑)
GM:あるルートのボスが難易度修羅設定。3人は行けますぜ。
麗:順番に皆殺しが精々ですよね…。
GM:まあ、やると堕ちる以前に全滅すると思います。
アラタ:そらそうだ(笑)
十百帆:今回人間性が重要なPCっているか? 猿渡は クライマックスに20切れればいい程度の人間性。
アラタ:私もそんな人間性で四苦八苦するキャラじゃないですなー。
GM:前提20、0アーツ持ちは猿渡以外いないかな。
焔:魔獣化するとがっつり減る以外は別に普通。
GM:6しか減らないからおk(笑)
十百帆:やはりか。《虚無戦鬼》 20以下アーツ。 使用すると 常時暴走して常時ダメージ増える。 バーサーク。
アラタ:虚無るんですね、わかります。
十百帆:別に 仮面は被ったりしないけどな!
アラタ:私、経験点手に入ったら常時エフェクト全部取ったピュア妖獣作るんだ……。
GM:何故死亡フラグ立てるんだ(笑)
アラタ:死亡フラグは嗜み。
GM:はっ、修羅では足りんということか…。
アラタ:ヒギィ!
■オープニングフェイズ■
Opening 01 【 赤い夜 】
マスターシーン
静寂が辺りを包んでいた。
先ほどまでの悲鳴も喧噪も、もう何も聞こえない。
ねっとりとした空気だけが不安を誘っていた。
そっと扉を開けてみると、こうこうとした月明かりの下には赤い池に立つ少女が一人、青い刀身の剣の刃を握っていた。
「――あら、まだ残っていたのね」
少女はまるで飴細工のように、剣の刀身を握りつぶした。
そのまま投げ捨てると、剣は血の池の中にゆっくりと沈んでいく。
「あなただれなの? お母さんは? お父さんは?」
少女は舞台劇の役者のように、大仰なしぐさで手を広げ回る。
「ここで生きているのはあなた一人。――そして私は吸血鬼」
一瞬のうちに近づいてきた少女が、頬に手を当ててくる。
「私がすべて片付けた。さあ、あなたはどうしたい?」
氷の微笑と狂気の宿った瞳。
それはゆっくりと近づき、唇に柔らかく温かいものが触れる。
甘い香りと鉄さびの味。
赤い世界の中、それは深く記憶に焼きついた。
Opening 02 【 店主の悩み 】
シーンプレイヤー:麗GM:人間性低下どうぞ。
現在の人間性:麗(57→56)
GM:すろすた。
麗:人間性重要じゃないしね、この子。
▼喫茶店“エンジェルハート”
GM:見た目はただの喫茶店だが、ここは半魔の間では有名な場所であった。麗はそこの店主に呼ばれ、この場所に訪れる。「わざわざ来てくれてありがとう」
麗:「気にしなくていいよ、ここの喫茶店にはお世話になってるしね。お茶もお菓子も美味しいしねぇ」
GM/羽衣:「それはどうも」羽衣は少し微笑んだが、すぐに顔を曇らせる。
麗:「とりあえずミルクティーとショートケーキを」
GM/羽衣:「おごるわ、でもひとつ頼みがあるの」
麗:「アタシを呼んだって事は、やっぱり厄介事?」
GM/羽衣:「ええ。最近デビューした新人ハンターが、ちょっと妙なドミネーターとつるんでいるらしいの。まあ、あまり危険ではないドミネーターなんだけど、ちょっと心配だから。あの子のこと見ていてくれないかしら」
麗:「ドミネーターって…メフィストフェレスとかそういうのじゃないんだ?」
GM/羽衣:「ちがうわ、もうちょっと何というか変わったのよ」
麗:「アレより変わったドミネーターねぇ……見張ってて欲しい新米さん共々、判ってる範囲で良いから教えてくれない?」
GM/羽衣:「危険はないわよ、ドミネーターの方はね。あの子も実際あった方がよくわかるわ」どみについては、のちシーンで情報出します。
麗:「りょーかい、とりあえず、名前と写真だけでも頂戴。こっちから会いに行ってみる」
GM/羽衣:「もう少し待ってれば帰ってくるわよ」
麗:「そっか、なら…」
GM/羽衣:「ドミネーターは、あそこにいるわ」羽衣が指差した先には大量の本。
麗:「ケーキを楽しみなが…え?」指さした方を見る。
GM:本の影になってわからないが、何者かが“いる”ことはわかる。
麗:「……凄い量の本だね(さすがに気配だけじゃ分からないねぇ……)」
GM/羽衣:「お願いできる?」席から立ち上がってケーキを用意しに行きます。
麗:「…とりあえず、お仕事の方は引き受けさせてもらうよ。困った時はお互い様だからね」
GM/羽衣:「ありがとう。報酬はあとで相談しましょうか」では【SA:結果を報告する】をどうぞ。
麗:受領します。「(さてさて、ドミネーターと新米ハンターか……どういう形になるかはわからないけど、争いは必至かな。まぁ、その方が伝説の刻み甲斐もあるってものね!)」
GM:ではシーン切ります。絆、エゴ申請どうぞ。
麗:羽衣とのシナリオ絆を[ビジネス]で。それと、エゴ【誰かの為に戦いたい】から罪をください。
GM:リョウカイデス。
麗:わーい。
▼絆/エゴの変化
麗:結木羽衣に絆[ビジネス]を取得。
GM:購入判定は後程まとめて。
十百帆:【社会】基本値 2 を なめんなよー(笑) (購入不可能的な意味で)
焔:10以上を出せばいいじゃなーい(マリー
麗:購入なら任せろー(バリバリ)←【社会】8
十百帆:財産点も 2 だー(笑)
GM:合わせれば4だよ、やったね!
麗:治癒薬にダイス目8出さなきゃいけないのか…。
GM:胸熱。
Opening 03 【 変わり者 】
シーンプレイヤー:アラタGM:人間性低下のダイスどうぞ。
現在の人間性:アラタ(47→42)
▼喫茶店“エンジェルハート”
喫茶店の一角の奥の座席に、本が山のように積みあがっていた。
そこにアラタを呼び出した奇妙なやつがいる。
外見は平凡な青年であるが、そいつは半魔のように生活をしているという、最近有名になった風変りなドミネーター・ミデルであった。
GM/ミデル:「ふむ、来たか」
アラタ:「どーも。アンタが俺の依頼主かい?」
GM/ミデル:「そうだ」本をどけて座るスペースを作り、ミデルが話を切り出した。「一つ依頼したいことがある」
アラタ:「聞こう」
GM/ミデル:「一人の半魔から、ある依頼を受けてな。ただ、その半魔にそれを実行させても失敗する。せっかく力を使うんだ。失敗以外の報告が聞きたくてな」
アラタ:スツールに腰掛けて聞いてます。
GM/ミデル:「そこでキミに、その依頼の執行代理を頼みたい」
アラタ:「依頼の代行か……少し変わり種だけど、珍しい話でもない。その依頼の詳細は?」
GM/ミデル:「具体的には、本人が来た時に話そう。報酬は……そうだな、一つだけ自分の過去に干渉できるというのはどうだ?」
アラタ:「――――過去?」ぎょっと目を見張ります。
GM/ミデル:「そうだ。答えは今でなくてもいい。他の報酬でも大抵用意できるものなら用意しよう」
アラタ:思わぬ報酬の話に、動揺にぶるりと腕が震えて鎖が鳴る。
GM/ミデル:「もうすぐその半魔が返ってくる。少し待て」そう言うとミデルはそのまま本に再び没頭する。
アラタ:「……あ、あぁ。分かった。とりあえず待たせてもらうよ……」視線をミデルから外してカウンターに向きます。とりあえず、何か適当にドリンクを頼みつつ思いを馳せる。「(過去、か――――……)」
GM:では【SA:報酬について返答する】をどうぞ。絆、エゴについての宣言どうぞ。
アラタ:ミデルへのシナリオ絆は[ビジネス]で取っておきますね。SAもありがたくいただきます。エゴはなしです〜。
GM:了解です。
▼絆/エゴの変化
アラタ:“絡まる糸”ミデルに絆[ビジネス]を取得。
GM:これ、報酬が「時間干渉でなくていい」と言われると、SAが途端に簡単になるんだ…。
焔:むしろ「時間干渉が報酬として成立するPC」じゃないと無理だろう、と思って候補を出したんですが(笑)
GM:そのほうがありがたいというか、それが前提で一応PC選んでます。
アラタ:過去へ干渉したくはないか? って、アラタにとってかなり複雑な誘いだ(笑)。半魔としての存在を左右する誘惑。なんという悪辣な!
焔:アラタは出来ることなら元に戻りたいでしょうからね。
麗:魂と体の性別が違うってのは結構厄介ですしねぇ。
十百帆:生身の体に未練はないはずがない。魂と体の性別が違う …いやそういうキャラ持ってるけどさ、確かにあれはきっついべ。
アラタ:でも今のほうが稼ぎは良くて、家族に楽させてやれているというジレンマ。すっごい悩ましい選択をつきつけられてしまった。
麗:理想としては元の体で魔物化?
焔:理想は人間として稼げることだと思うな(笑)
アラタ:でも今の身体は身体でちょっと惜しいとも思ってるんだ(笑)
麗:それは能力的な意味か。
焔:それともナルシーな意味で…?
アラタ:自分の好みドストライクな身体だからな!(一同爆笑)
麗:やはりそっちか(笑)
焔:そっちか、そっちなのか。
アラタ:んでもってやっぱ力の魅力ってのは捨てがたいですよー。いろんな意味で返答に困るなぁこれ!
麗:好みドストライクな体関連で質問が一つ。
アラタ:はいなー。
麗:アラタってどんな格好してるの?
アラタ:際どいビキニの上に真っ赤な外套羽織ってます。
麗:……開発者の趣味が問われるな(オイ
アラタ:ブラック★ロックシューターみたいな感じですな。
麗:大体わかりました。
アラタ:うん、だから製作者と一度会ってみたいって設定欄にも書きました(笑)
GM:その服装・容姿で弟たちに会う。「おにいちゃんだよー」ぐれるね。
麗:なにそれ拷問。
アラタ:だから会いたくても会えないんですよ(笑)。ある日突然、兄ちゃんが姉ちゃんになって帰ってきましたとか、家庭崩壊必至だよ!
GM:人間性低下どうぞ。Opening 04 【 復讐者 】
シーンプレイヤー:焔、十百帆
現在の人間性:焔(57→54)、十百帆(49→44)
▼夜のアレナ
GM:キミたちは夜の街で、新人のハンターである紗綾と共に異形の討伐の依頼を受けていた。「はああぁぁ!!」雄叫びとともに振り下ろした右腕と一体化した影の剣は、狙いたがわず異形を切り裂く。
焔:「あぁもうアブねえなあ相変わらず!」援護で火球をばらまきながら。
GM:全身傷だらけになりながら、紗綾は肩で息をする。
十百帆:「…大丈夫?」 ふよふよ浮いてる一人乗りの和船に 搭乗し 鎌を担いで。
GM/紗綾:「大丈夫です。このくらい」紗綾は息を整えて、影の剣をしまう。
焔:「いくら俺様が傷治してやれるからってさー。無茶しすぎだっての」
GM/紗綾:「強くなりたいんです。今のままじゃ足りない」
十百帆:「いけない。 焦っては 命数を使い果たしてしまう」
焔:「……」無言で白い炎を出し、彼女の体に当てる。みるみる塞がっていく傷痕。…しかし、あまりにも深く多すぎる傷は、確実にその痕跡を色濃く残しているのだった、と。
狂気とも思えるその紗綾の言葉は、夜の街に響くことなく消えて行った――。
GM:具体的には基本攻撃手段が《捨て身》。(*一撃ごとに使用者の【FP】10点消費する攻撃アーツ。ちなみにアタッカーの初期【FP】平均は30〜40点)
アラタ:なにそれ死にやすい。
十百帆:ハーミットの《己を知る者》だったら 最悪だね! 2発半で逝けるよ。
麗:そこに《オーバーエモーション》を加えてみよう(オイ
GM:ぱっしばー(*常時アーツ中心にした構成のこと)だからとれないな。
焔:その組み合わせだと俺、攻撃に回れないな。毎ラウンド治療してる気がする。
GM:まあスタイルとルーツは決まっているので公表は後々。
麗:焔はガドブレと回復か。
焔:《ガードブレイク》使う手番があるかすら怪しいわ(笑)
麗:今のOPだと無さそうですな(笑)
GM:まあ、ルーツはいいか。この子、ダンピール/魔剣ね。紗綾ちゃんPCとして組みあがっとります。
アラタ:ほうほう。何やら暗い過去を思わせる組み合わせですな。
十百帆:あー 魔剣ないのね…【技術】ベースのダンピに魔剣か…。
麗:ダンピと魔剣、能力的には噛み合いませんよね…魔書だと【感情】か【加護】だし、魔鎧だと素手が魔器だし…。
▼喫茶店
GM:数日後、キミたちは紗綾にある喫茶店に呼び出されていた。「すみません。お呼びして」
焔:「いや、いーけどさ。ねーちゃんの頼みなら基本的には大歓迎」アイスパフェをほおばりつつ。
十百帆:「いいのいいの。 で、何か用?」
GM/紗綾:「実は昔、私の剣が失われたのですが、それを取り戻す方法があるみたいなんです」
十百帆:「…剣?」 (首傾げる)
GM/紗綾:「今の剣は仮みたいなもので、全然力が出なくて」
焔:「失われた…ってのは、誰かに取られたとかそういうこと? 取り返すなら手伝うぜー。その盗人とやら丸焼きにしてやる♪」満面の笑みで。
十百帆:「魂はちゃんと 彼岸に送ってくださいねー」
GM/紗綾:「よく覚えてません。力が目覚めた時にはもうなかったもので」
焔:「…って、何それどーゆーこと??」きょとん。
GM/紗綾:「でもひとつだけ、方法があると」
十百帆:「はぁ!? え?」
GM/紗綾:「失われる前に剣を取り戻す。つまり過去に行くことです。信頼はできませんが、裏切ることはないドミネーターが『できる』と」
焔:「…過去? えーと、時間移動のできる魔物ってのと知り合いになったわけか」
GM/紗綾:「ありていに言えば、そうですね」紗綾はそっと肘から先のない右腕をなでる。
アラタ:時間を遡るとか、実際だったら怖くてよーできませんよね。
十百帆:「噂に聞くタイムトラベラーってやつかな?」
焔:「まあ俺様も、その手のドミネーターに知り合いはいたりするけど、実は」過去の事件を思い出しつつ。
GM/紗綾:「ただ、私では力不足だから代役を立てるようにと。お願いです。こんなこと頼める相手は他にいないんです」
焔:「…俺たちに代わりに行ってほしいって? 言っとくけど、その手のことは割と勝算低いよ?」
GM/紗綾:「0ではない限り、賭けたいんです。私の……」それ以上は聞き取れず、握りしめた拳から血がしたたり落ちる。
焔:それを見て、しばし考え込む俺様。
十百帆:「ふーん 再び手に入るなら… その無謀な戦い方…やめるって?」
GM:ほんの少し考え込むが、小さくうなずきます。
焔:「(過去に戻ってやり直す→封印される直前に割り込み、油断してる長をブッ飛ばして人間界にトンズラ→ 俺 様 大 勝 利 !!)……いよっしゃ、俺も協力するぜ紗綾ねーちゃん。いや協力させてくれ、ねーちゃんの力になりたいんだ!!」純真な笑顔で瞳をキラキラさせる(一同爆笑)
GM/紗綾:「あ、ありがとうございます」…ついに始まった、五歳児外道ロールプレイ(笑)
焔:ついでに、ねーちゃんの手をぎゅっと握るぜ(笑)
GM:握られるままにしています。
麗:せんせー、ハンドアウト1なのにハンドアウト3ムーブの人がいます!(笑)
GM:焔ん、なんで3で来なかったのか(笑)
アラタ:ゲスいわぁ(爆笑)
麗:リプレイから見ると実に自然なムーブだが(笑)
十百帆:(ことり)「 ふぅん… この砂時計の砂が 落ちる前に戻す…ね。 …!?」
焔:「任せとけ、ねーちゃんの願いはきっと叶えてみせるさ、この 俺 様 が !」きらーん★と歯を光らせる五歳児。
GM/紗綾:「よろしくお願いします」深々と頭を下げます。
焔:「…んで、お前はどーすんだ、十百帆?」
十百帆:「…この砂 は 貴女の命 貴女の運命 剣の1本や2本 で 変わるとは思えないし 繰り返すかもしれない…け・ど。 汝 命 ある限りは その命 存分に楽しむといい。 その、楽しみ方…ちょぉっとぐらい 変わるというのなら… 手伝ってあげても…いいかな」(くすり)「例えば 素敵な ボーイフレンドゲットしったりー 逆光源氏遂行したりー なーんてさ。楽しめ。 若人。 そのために私は ひと肌脱ごう 」(にや)
焔:「おう、そして素敵なボーイフレンドはここにいるしな!」きらーん★(親指立てつつ)
GM:いつも何かに追い詰められたような紗綾の表情が、わずかにほころぶ。絆、エゴの申請どうぞ。
焔:早速ですが、一連のロールプレイによりエゴ【封印を解きたい】から罪を得ます(笑)
十百帆:特にないかな。
GM:了解です。紗綾との絆は何で取ります?
焔:シナリオ絆は、紗綾ねーちゃんに[慈愛]で。こりゃ放っとけねーわ、うん。
十百帆:紗綾 の絆を [危惧] にしておく。 死に急いでは 死後いい道に逝けないよ…とね。
GM:了解です。
▼絆/エゴの変化
焔:蒼月紗綾に絆[慈愛]を取得。
十百帆:蒼月紗綾に絆[危惧]を取得。
GM:焔んだけでなくPC1メンバーがだいぶげすいぞ。
アラタ:というか、ちみっこが怖い(笑)
十百帆:200年ぐらい生きてる死神ですし。
麗:おねーさん達で頑張るしか…。
焔:ふぁい、おー!(←他人事ムーブ)…まぁ、何で焔をHO3候補にしなかったかと言うと。結局、焔は「自分自身だけのために」過去改変しようとするほどのモチベーションがないからです。別に今のままでも本質的には困ってないの。だから、今回は「紗綾の願いを叶えるついで」なのです。
アラタ:ああ、現状もまんざらではないのね。
麗:人生楽しんでるもんな〜焔。
十百帆:逆光源氏 : 好みの男子になるように育ててみないか? ショタを。
GM:そこの五歳児でチャレンジを。
麗:中身も五歳児にしてからじゃないと光源氏にはならない…。
アラタ:赤ちゃん人間みたいなのを光源氏計画するってやだぁ(笑)
GM:ではミドルに行く前に購入判定どうぞ。各人2回です。
麗:まずは治癒薬(ころころ)一個ゲット。
アラタ:再生薬狙いますね。【社会】は4だが……(ころころ)いちたりない。財産点1使って再生薬取得します〜。
麗:渡す用の再生薬も持ってるか(ころころ)なん…だと…!?
十百帆:おふ!?
GM:ふぁんぼー(笑)
焔:これはひどい(笑)
麗:いいもん、超再生薬持ってるから再生薬くらい…クスン。
十百帆:治癒いっとくぜー(ころころ)10か。 …財産点ここで消えるか?
焔:俺もまだ残ってるよ? ついでに《ワンモアチャンス》もあるけど。
十百帆:いや、失敗にしておこう。
アラタ:んじゃ2回目、治癒薬狙いますね(ころころ)またいちたりぬぇー。財産点使って取得します!
十百帆:もっかい治癒(ころころ)あ、今度はいけた。
GM:おめす。
焔:じゃあ再生薬に挑戦するか。(ころころ)ありゃ(笑)
GM:ふぁんぼー(笑)
麗:ナカーマ。
アラタ:ふぁんぶるのおおいいんたーねっつですね。
麗:50点入らないから美味しくないぜ(オイ
焔:自分に《ワンモアチャンス》でもう一度ー(ころころ)いちたりない。
GM:アイテム購入判定ファンブル表をふってもらおうか…。
焔:あるの?(笑)
GM:そんなものはないです(笑)
焔:2回目。(ころころ)お、今度は取れた。再生薬を1つゲット。人間性52に。
GM:はいー。
十百帆:そういや《笑顔の魔法》というのもあったっけ…。
アラタ:あ、焔とは知り合いでいいよね? ハンターズブラッド利用してるし。
焔:ああ、知り合いで良いですよー。
アラタ:ありがとうございます。焔はこの胸に騙されたことがありそうだ(笑)
十百帆:自動人形だし 鉄胸だろうな。
アラタ:いやいや、柔らかいよ?
十百帆:人間時だからか…。
アラタ:なんせ製作者の熱意が違うからね、熱意が!
十百帆:っておぃ。
麗:驚異のメカニズムで最高の人肌なんですねわかります。
GM:日本はいつも平和だな…。
アラタ:有機質の生体部品で最高のハリを保ちつつたゆんたゆんやで!
■ミドルフェイズ■
Middle 01 【 集うもの 】
シーンプレイヤー:全員GM:人間性低下どうぞ。
現在の人間性:焔(52→51)、十百帆(44→40)、麗(56→51)、アラタ(42→41)
GM:第一段階どうぞー。
十百帆:ドラキュラ伯爵の絆をエゴにしておく。内容は【紗綾の死に急ぎをなんとかしたい】で。
GM:了解。
▼喫茶店“エンジェルハート”
GM:紗綾に連れられていくと、そこには一人の平凡な青年が席についていた。派手な女性もそのそばにいる。
アラタ:(ドヤァ)
GM/紗綾:「ミデル、この代行が見つかりました。こちらのお二人に頼みます」紗綾が焔と十百帆を紹介する。
十百帆:「…やっほーぃ」 146cm。
焔:「おっす、オラ焔。まーよろしく頼むわ」すちゃ、と片手を挙げ。
GM:麗さんもどうぞー。
麗:もうちょっと見てる。微妙に割り込むタイミングじゃない。
GM/ミデル:「ふむ」本を閉じるとミデルはキミたちを見回した。「こっちで用意した協力者も同行させる。問題はあるまい」
アラタ:「んお? あ、焔か。おひさ、元気してっかー?」 すちゃっと片手あげ〜。
焔:ぎぎぃ、と不自然に首をそらしてアラタを視界から締め出す。「おれさまは なにも みなかった」
アラタ:「どしたー? ほーれ、お前の好きなおっぱいだぞ〜」寄せ上げ(笑)
GM/ミデル:「知り合いか。好都合だな。では本題に入る」
焔:「えぇい、よるんじゃねー! この性別詐欺師! 俺様の純情を弄びやがって!」と、背景で喧嘩。
GM/ミデル:「君たちには紗綾の過去に行ってもらう。目的は彼女の魔剣の回収」
アラタ:逃げようとする焔を捕らえながら話を聞きますヨ。
焔:全力で逃げ回る。店中ひっくり返す勢いで。
麗:では拳銃を取り出して焔に一発撃ちましょう(オイ
焔:「がふっ」倒れた。
麗:「店内ではお静かに、ね?」
アラタ:そんな焔を谷間に幸せホールドしつつ抱きかかえる。
十百帆:さりげなく店長の 羽衣 に 緑茶と羊羹オーダーして ミデルの前に椅子持ってきて座る。
アラタ:焔は見た目が見た目だから、どうしても弟たちと重ねて甘やかしてしまう…という後付け設定。
焔:焔の方は、たぶん邪険にしつつも本気で傷つけたりは出来ない感じですね。
アラタ:ういやつよのぅ。
焔:最初は外見に騙されて、今は男だと分かってるんだけど他の事情(家族のことなど)も分かってしまってる&肉体が理性に負ける…いや逆か、この場合。理性が本能的な快楽に負けるんだな、胸枕とか。
アラタ:中の人さえなければ男の浪漫詰まりまくったボディだからな!(笑)
麗:さすがにお色気対決だとアラタには勝てないな。
GM:ミデルは麗に視線を向けます。
麗:「お騒がせして申し訳ないわね」
GM/ミデル:「いや、助かった」
アラタ:「ほれほれ、依頼受けたんならおとなしく話きこーなー?」
麗:「いえ、そちらの話に興味があったのだけど、騒がしくしてる人がいたからついね」
GM/ミデル:「一枚かむか? 報酬はないがな」
麗:「こちらの店主から頂くから無問題よ」そう言って近くの椅子に座ろう。
十百帆:「…おー 麗ではないかー 今生を楽しんで いるかい?」
麗:「楽しすぎて狂っちゃいそうなくらい楽しいわよ」
十百帆:「それはなにより。 ま。 お茶を啜るぐらいの時間の余裕は欲しいかなー」
GM/ミデル:「では、改めて。君たちには紗綾の過去に行ってもらう。目的は彼女の魔剣の回収。決行はいつでも構わん。準備が整い次第行う。場所はここだ。こちらからは以上だ。質問は当日受け付ける」そう言うとミデルは興味を失ったように、傍らのバッグから本を取り出した。
アラタ:「……ま、俺としては依頼に異存はないかな(報酬に関しては……今はまだなんとも言えないな)」
麗:「さて、できるだけの準備はしておかないとね〜」
アラタ:「ああ。過去に飛ぶ、なんてトンデモ体験を味わう以上、何が起きても不思議じゃないからな。準備だけは整えておかないと」
焔: 焔 は 気絶している。 ただの しかばねの ようだ 。
十百帆:「(ぺた) …おーい 焔ー 起きないと “連れて”いっちゃうぞー」
GM:絆、エゴ申請どうぞ。
十百帆:ふーむ 【死に急ぎ】のエゴから罪は…無理かな。焔にも [慈愛]の絆を。
GM:はい。【死に急ぎ】はちと無理ですねー。
焔:アラタに対して絆[食傷]がそれっぽいかな、と思った俺(笑)。エゴ化は今回してないからなし。
アラタ:ふっふっふ、好きなくせに(笑)
焔:やかましい(笑)。ところでこのセッション、自発エゴ化はあり?
GM:ありです。
麗:こっちはどうするかな……絆系は無しで。
アラタ:まだ【弟たちの助けになりたい】というエゴからは罪取れないなぁ。紗綾に[興味]で絆取りたいです。過去に飛んでまで取り出したい魔剣に興味があるというか、そのモチベーションに興味がある感じで。
GM:了解です。
▼絆/エゴの変化
焔:アラタに絆[食傷]を取得。
十百帆:焔に絆[慈愛]を取得。ドラキュラ伯爵への絆[執着]をエゴ【紗綾の死に急ぎをなんとかしたい】に変換。
アラタ:蒼月紗綾に絆[興味]を取得。
GM:死神幼女怖ぇ。
麗:死神でありながらマギカドミニオンの魔法少女でもあるしなぁ。
アラタ:死神を食べた少女ですか(笑)
十百帆:魔法少女化した際 淫獣を殺戮した上で 魂を縛ってゾンビにして使役してます。
アラタ:QBェ……。
麗:奴はそれだけじゃ飽き足らない事をしたから…。
十百帆:ソウルジェムは持ってない。 だって 死神って魂そのものみたいなもんだから。 取り出すための肉体がねぇのよ。
アラタ:死神そのものがソウルジェムなんですな。
十百帆:うん。 その事に気づく間もなく 【死を与えたい】エゴでキュウベェはやられたがな。
焔:…て言うか。原作的に考えると、ゾンビにされたのは無数のQBのうち1匹ですよな。あれ、せいぜい端末的なアポスルの一つに過ぎない感じだったし。
GM:ですの。
十百帆:まーねー。
GM:情報収集です。出たい人どうぞ。Middle 02 【 事前準備 】
シーンプレイヤー:任意
麗:情報収集なら出ざるを得ない。
十百帆:出ませう。
焔:出ますかね、ファミリアあるし。手数多い方が良いだろうし。
アラタ:私は出ないでおきますね〜。
現在の人間性:焔(51→48)、十百帆(40→39)、麗(51→46)
GM:では情報収集です、項目は以下の4つ。
・蒼月 紗綾……難易度8/10/12
・紗綾の過去……難易度10/12
・紗綾の集落……難易度8/10/50
・ミデルについて……難易度10
GM:1人1回です、それぞれ宣言してダイスどうぞー。
麗:さぁて、どういくか。
焔:…ちょっと待て。集落の目標値の最後は何だ、50って(笑)
十百帆:麗がクリティカルして財産入れないと集落は抜けないな…。
GM:クリ前提の財産前提です。
麗:それに、まだ知る必要のないって事でしょう。
アラタ:やっぱ私も出たほうがよかったかな……(笑)
GM:まあ、紗綾の過去についての真相なんです。出たければどぞー。
アラタ:いいですか? じゃあやっぱり出まーす。
麗:クリ値12だからほとんど出ないぞ。
現在の人間性:アラタ(41→36)
アラタ:変異かー。
GM:第一段階どうぞ。
アラタ:祐子ちゃんの絆を、【過去との決着をつけたい】で! …これまた罪取りにくそうなエゴだ(笑)
GM:了解です。
麗:クライマックスまで取っておいて、そこで取るというのもアリかと。
アラタ:つまりこれは伏線……。
十百帆:《笑顔の魔法》…要るならあるぞ。 振り直しは猿渡も持ってる。
麗:とりあえず、自分は後回しで。
アラタ:んじゃ私からいいですかね。蒼月紗綾について調べてみようかと。簡単な項目から〜。
焔:どぞー。
アラタ:どうだー(ころころ)財産点1つ使って10にしますね。さっきから出目悪いなー。
麗:妖怪いちたりない多いな…。
>蒼月 紗綾
難易度8:以前から半魔であったが戦闘力は皆無であった。だが、力の使い方を知ってからは賞金稼ぎとして活動している。
難易度10:ダンピール/魔剣のアタッカー。剣と魔法を扱う珍しいタイプ。つたない技術をカバーするため捨て身の戦いを行うことに定評がある。
十百帆:過去について振っていいですか?
GM:どぞ。
十百帆:「ほら逝け」ファミリア使用(ころころ)達成値20。
GM:了解。
焔:おや…クリット? には、1足りないのか。
GM:ですな。
アラタ:惜しい!
十百帆:クリってもこれ以上は出ないだろうよ(笑)
麗:運気をチャージしていると考えれば…(震え声)
>紗綾の過去
難易度10:十三年前に住んでいた集落が壊滅しており、唯一の生き残りである。彼女の現在の目的は襲撃者の殲滅である。
難易度12:襲撃の事件の時には、別件で片手を失っており、一人離れで療養中であった。
GM:では残りの方どうぞー。
麗:焔からどぞー。
焔:俺は紗綾とミデルのどっちかかなぁ。クリットしても集落の最大値に届かないし。
麗:集落は可能性があるのは自分だけですが、さすがに…調べるには人間性が高すぎる…。
GM:6ゾロ出せばOKだ(笑)
麗:ありていに言って36分の1じゃないですかやだー!
十百帆:いや 6ゾロ出しても 2 足りん!
麗:つ《変容する伝説》
十百帆:それならきっちり50だ(笑)
焔:ミデル…と言いたいところだが、紗綾ねーちゃんにします。さっきのシーンは気絶してただけだし(笑)。ファミリアで人間性46に。(ころころ)達成値15、まぁ順当に。
アラタ:さすがですな。
>蒼月 紗綾
難易度12:片手と本来の自分の魔剣を失っており、そのため戦闘スタイルがゆがんでいる。剣と魔法の連携が行えない状態にある。
麗:まぁここは集落については諦めよう、分が悪すぎる。
アラタ:ここで集落の情報全部取れたら、なんか話が一気に進みそうだ。
麗:他の情報集めたら難易度下がるかも知れないしねぇ。
GM:実は、集落壊滅の原因に関する情報があります。
焔:あとは罪ブーストくらいですかねー。
麗:一個しかない罪を吐けと!?
焔:誰かクリット出せば、他のPCが罪連打で狙える(一同爆笑)
十百帆:…罪あるか? 自分は0個だぞ?
焔:俺は1点。まぁ最後の手段ということで(笑)
アラタ:(さっと目を逸らす)
麗:それじゃミデルについて調べます。マイナーで《変容する伝説》を使用、【白兵】を【社会】に2点移動させます。人間性44(ころころ)6ゾロっておいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!?(一同爆笑)
GM:おっと、あぶないあぶない。
焔:…本当に出るとは。しかも意味ないところで(笑)
アラタ:この運は集落に取っておくべきだった(笑)
麗:ついでに服装をライダースーツ一枚のみに変更しておく。
アラタ:脱いだ!
麗:脱いでない! 着替えただけ! ホントにライダースーツ一枚だけだけど!(一同笑)
十百帆:張り合ってる!?
>ミデルについて
難易度10:“絡まる糸”ミデルという異星から来たドミネーター。夜の世界では有名なトラブルメイカー。
ある一件で半魔にフルぼっこにされたので、現在はおとなしく半魔ぽく過ごしている。
いろいろな半魔を言われるままに過去に送り込むが、生還者はいないらしい。
GM:はい、情報収集が一回りしましたが、まだ調べますか?
十百帆:…聞き覚えがあるなぁ と思ってたら コイツか(爆笑) パンツ男め(笑)
GM:思い出したか(笑)(*どうやらGMの別セッションで登場したNPCらしいのですが、編者は参加してないため解説不能。ごめんなさい)
アラタ:あとは集落だけかー。
焔:よってたかってクリティカル狙いかなぁ。
アラタ:これって一回りしたあと、もっかい情報収集するならシーン移るんでしたっけ?
GM:まあ、このまま行きましょうか。
麗:調べたいけど…集落の目標値ってどうなってる?
GM:8/10/50のままです。
麗:50のままか、分が悪いが…。
アラタ:悩むならやめておきましょうか。
麗:んじゃダメ元で一回調べるわ。調べる場合、シーンってどうなる?
GM:ラウンド1回のアーツは回復した状態になります。
焔:この後、また情報収集の機会はありますか? それによって判断変わる。
GM:集落を調べるチャンスはここがラストですねー。
十百帆:なら振るか。
アラタ:やらなきゃ(使命感)。ダメ元だー!
麗:やっとくしかないか。取れたら御の字で。
焔:後で開けられるわけじゃないなら、今やるしかないかな。
麗:そうは言うが、可能性あるの自分だけや。
十百帆:《笑顔の魔法》…いっとく?
麗:クリティカルしないと意味無いから要らん。
十百帆:そうか。
アラタ:(土下座しつつ)先生、お願いします!
麗:【社会】10、財産8だからな…。それじゃ…集落について調べる。(ころころ)だめや、達成値16。
アラタ:やっぱ難しいなー。
焔:《ワンモアチャンス》要るかい?
麗:ぷりーず。
アラタ:ワンモアセ!
焔:では、人間性44に。
麗:振れるだけ振ろう(ころころ)出目9…。
十百帆:《時の砂》いっとく?
麗:時砂ぷりーず。
十百帆:《時の砂》入りましたー。
麗:(ころころ)ヤッパムリデシター。
アラタ:どんまいですよ!
焔:人間性さえ0以下なら…(一同笑)
麗:そして振ってから気づいたんだよなぁ…。
アラタ:?
十百帆:何か使えるのあったか?
麗:焔の弱み握って(=《崩壊のマニフェスト》して)変異を進めておけば、もうちょいチャンスが…出目的には無駄なあがきだったが。
GM:おうふ。
十百帆:ごふ。
焔:俺の弱みなんて調べなくても分かり切ってるじゃないですか。世の女性全てですよ(真顔)
麗:ファンブル以外成功するレベルですしな。
アラタ:ま、後の祭りです。次いきましょー!
……と言うか。何故、そこで調べる対象が「焔の弱み」なのか謎すぎるんですが……もしかして嫌われてる?(登場するなり銃撃だし)
ちなみに、この《崩壊のマニフェスト》というアーツ、(効果をルルブの説明文通りに受け取るなら)使われた対象は「あらゆる攻撃から受けるダメージが増加」します。
むろん敵側の攻撃も増強されるので、うっかり本当に味方に使ってしまわないよう気を付けましょうね?(笑顔)
>紗綾の集落
難易度8:森の奥にあった小さな集落。30人ほどが生活していた。
難易度10:13年前に壊滅している。襲撃されたのだが犯人は不明。紗綾が唯一の生き残りである。
麗:これで全部か。
GM:では振る人はどうぞー。
麗:他の人は絶対届かんから。
アラタ:クリっても無駄ですからな。
GM:ではでは。絆、エゴ操作はないですよね?
焔:ないですな。
十百帆:罪ブッパせんと届かんし 注ぎこむ罪がない。 そしてロールしてないからエゴもなし。
麗:ミデルに絆[疑念]を。
アラタ:絆はもう取れないか。
GM:了解です。
▼絆/エゴの変化
麗:“絡まる糸”ミデルに絆[疑念]を取得。
アラタ:祐子ちゃんへの絆[友情]をエゴ【過去との決着をつけたい】に変換。
アラタ:紗綾が集落を壊滅させてたというオチはないか? ……ないか。それはそうとBBTって結構自由に取れる絆少ないんですねー。
麗:実は二つしか自由枠ないんだよねー。
GM:難易度50で分かったのは、集落壊滅の真相と犯人でした。
アラタ:完全にネタバレですな、そこまでわかると(笑)
麗:ぶっちゃけ、その数値の時点で判らせる気が無いのは解るよね。
アラタ:でも今がワンチャンって言われると飛びつきたくなるよね!
焔:まぁね。段階的に目標値を下げるとかいうギミックかとも思ったんだけど。
GM:それ知ってどう行動するか、という点で放りこんだものです。
十百帆:犯人=ミデル…違うな あいつは自分の手を汚すタチじゃない。
焔:PLは犯人=覚醒紗綾じゃないかなーと予想してるんですがね。
麗:魔物の血が覚醒した事による暴走は王道ですからね。
アラタ:やっぱそういう想像しますよねー。
十百帆:自分は 犯人=魔剣 だと思ってる。
GM:では次行きましょう。
アラタ:はーい、いざ次!
焔:(むしろ力を取り戻そうと狂気に堕ちた“未来の紗綾”が、過去の自分から剣を奪うというパターンを考えたんだけど…)
GM:人間性低下どうぞ。Middle 03 【 過去へ 】
シーンプレイヤー:全員
現在の人間性:焔(44→38)、十百帆(35→29)、麗(44→41)、アラタ(36→33)
焔:わお。
麗:ん〜、ここらで変異しておきたかったな…。
十百帆:…そろそろ来ると思ったよ、出目「6」
麗:あるなー。
アラタ:そういう予感は意外と当たる。侵食率とかではそうでした(笑)
GM:第一段階どうぞー。
焔:では、神庭未羽の絆を【女性の願いを叶えたい】にエゴ化する。変異は「周囲の気温が高くなる」なので今、焔の周りは春の陽気程度の温度。
麗:わーいストーブだ〜。
十百帆:おおう。 そういや 猿渡も 気配が薄くなってるねー。
アラタ:私もちょいと機械っぽい音がしてます(笑)
▼喫茶店“エンジェルハート”
GM:ミデルのもとに集合したキミたちを待っていたのは、相変わらず本を読み続けるミデルと緊張した表情で立っている紗綾であった。ミデルが「準備はいいか?」と。
麗:「えぇ、OKよ」店内にバイクを持ちこむ阿呆。
アラタ:「おう、あらかたの準備は終えた。やってくれ」あ、バイク持ち込んでますね。
十百帆:「いつでもおっけー」 舟持ち込んでる。
焔:「いててて…ひでーや、麗ねーちゃん」銃創に絆創膏貼り付け。
麗:「それで済んだなら御の字よ? 最悪、サイクロンで轢くところだったし」
GM/ミデル:「向こうでは集落の襲撃が起きるだろう。送り込む時間帯はその若干前だ。一番紗綾の心に残っている時間帯を指定している。目的を済ませたら、知らせてくれ。こちらから強制的に引っ張る」
十百帆:「幸せの時間 一番の未練…」
麗:《伝説のコスチューム》持ってないから、バイクは普通に持ち込まないと置いてけぼりなのよー…。
アラタ:しかしサラッと過去に送るって言ってるけど、凄まじいですよね。
焔:まぁPC用ルーツにもタイムトラベラーとかいますし…ドミネーターみたいだしね。
GM:こいつ、オリジナルアーツてんこ盛りなんです。戦闘系はないけど。
麗:過去という名のドミニオンに送り込めるストレンジャーなんでしょうな。
アラタ:時間旅行者って言うには自分で時間移動しないっぽいけど、やっぱドミネーターなんですねぇ。
GM/ミデル:「さて、と」ミデルはアラタに触れると、ゆっくりうなずきます。
アラタ:「(一番の未練が鍵となる、か……分からないでもないな)」
焔:「どーせなら追いかけてきた奴を轢いてくれよ。俺様は被害者だっつーの」
麗:「アタシから見たら、逃げたあなたを静かにするのが一番だったからね〜」
GM/ミデル:「さて、そろそろ始めようか。ではよい旅を」
アラタ:「ああ、頼む。――――答えも、きっと見出してみせるさ」
GM/紗綾:「よろしく、お願いします」
麗:「ま、ハグ一回で良ければしてあげるけど?」
GM:ミデルが一つ指を鳴らすと、あたりの景色が水面のように揺れ、ゆがんでいく。ゆっくりとそして急速に失われていく現実感。
焔:「お、それならぜひ…ありゃ?」そしてまた失われる意識(笑)
GM:表現できない奔流に巻き込まれる。それは一瞬のようでもあり、長い時間でもあった。
十百帆:「…あんたに安らかな最期を与えるためにね。」
アラタ:ドラクエの旅の扉みたいなエフェクトをイメージ。
GM:そんな感じでー。
アラタ:おっけー(笑)
▼過去の世界
そして同じように唐突に現実感が戻る。
ぼんやりとした景色が戻ると、そこは森の中であった。しめっぽい空気が辺りに充満している。
ミデルの声が頭の中に響く。
『――到着だ、それでは期待しているぞ』
十百帆:「あいあいさー」
麗:「さて、見たところ森のようだけど…」キョロキョロ。
アラタ:「……ほんとに過去に戻ったのか? ともあれ、状況はっと」あたりを見回します。
十百帆:「…とっとと行って 魔剣見つけないとね」
焔:「…えーっと、つまり? ここで集落襲撃犯を焼き尽くせばいいってことかな?」周囲を見回す。
麗:「それか紗綾ちゃんを護りきるか、ね」
焔:「…それって同じ(こと)じゃないの?」真顔で返す。
アラタ:「まだそうだと決まったわけじゃねーだろ。悪い方向に早とちりすんなよー?」
麗:「犯人と紗綾ちゃんがイコールじゃない可能性ってのもあるのよ」
GM:あたりを見まわしていると、興奮した獣の声と助けを求める声が聞こえた。
焔:「? 攻撃は最大の防御なり、って人間の諺だと思ったけど…おっと」
――遠目に見える獣道を、転がるように駆けぬけていく少女がいる。見まごうことなき幼い頃の紗綾であった。
「お父さん、お母さん、助けて!」
紗綾はこちらには気づいていないのだろう。必死の形相で走っていく。
そんな彼女を追い立てるように、大型の狼らしき獣が吠え声を上げつつ追いかけている。
焔:(即座に)追いかける獣に火炎球をぶち込む!
麗:バイクに乗って獣にひき逃げ攻撃!
アラタ:十字架をぶん投げて叩き潰す!
十百帆:「あれが… ふふふ… 汝に恨みはなし。 されどここにて汝の命数尽けり!」オールで 叩き潰す。
GM:ではイベントの一つです。紗綾を助けるor助けない…おっと?
焔:…あのー。コマンド出る前に全員行動してるんですが(笑)
GM:止めておくの忘れましたな…。
アラタ:つい反射で……(笑)
麗:やだ…こいつら好戦的すぎ…(笑)
十百帆:死神なもんで。
GM:まあ、助けるでいいですか。
アラタ:私は助けるでOKです。キャラ的にもここで助けないという選択肢は無いしね。
焔:誰一人、一瞬たりとも迷わなかったという…(笑)
GM:善人すぎる。ちなみにこれも過去干渉のうちの一つになります。
アラタ:タイムパラドックス怖いなー。
GM:助けると、紗綾の右腕がなくなりません。
アラタ:おお、結構重要な分岐点だ。
麗:食いちぎられたのか…。
十百帆:狼にカプっとな。
GM:Yes。
アラタ:だが助ける!
GM:了解しました。
アラタ:「テメーが元凶か? まぁいいや、敵にはちげーねぇし――――ヤらしゃあしねぇよ!」
十百帆:「 汝 その魂 虚無へと 還せ!」 ふしゃー!
GM:突然現れた邪魔者に、獣は警戒の色を見せる。そして虚空に遠吠えをあげると、同じ形をした獣が姿を現した。では戦闘に入りますー。
アラタ:いえーい、初戦闘だ!
麗:「やっぱり群れで行動する…わよねぇ、狼だもの」エキゾーストノイズを響かせて戦闘態勢に。
十百帆:「問題ない。 皆 鬼籍入りにする。」
●現在のエンゲージ
| 凶獣(クラード) | ――遠隔―― | 焔、十百帆、麗、アラタ |
行動値:[21]麗→[13]凶獣→[11]焔、十百帆→[2]アラタ
◆第1ラウンド
GM:セットアップどうぞ。こっちはないです。
アラタ:《魔獣化》します!
GM:了解です。
アラタ:これで人間性は28っと。パッシヴ型は《魔獣化》のコスト重くなりますよねー。
焔:まったくです(←コスト6)
アラタ:私はコスト5ですな(笑)。タイミングにつきアーツ一つだから、どうしても常時アーツを取らざるを得ない辛さ。
>行動値21
焔:…イニシアチブで《魔獣化》しておくか、人間性痛いけど(笑)。人間性32にして《魔獣化》宣言。
GM:はい。では麗のメインプロセスどうぞ。
麗:了解〜。マイナーで《魔獣化》、ジョーカーで攻撃だ。人間性37。夜の世界への絆[興味]をエゴ【この一件を見極める】に。そして凶獣に射撃と(ころころ)達成値16。
GM:ガードします。
麗:ダメージロール前に《群れの刃》!
焔:同じく《ロイヤルブラッド》!
GM:…あかん。1乙する(一同笑)
アラタ:マジでか(笑)
麗:(ころころころ)41の〈社会〉ダメージ。「撃ちぬく!!」バイクに搭載した機銃と合わせての射撃攻撃!
GM:麗の正確な射撃は防ごうと行動した獣の防御をかいくぐり、急所を貫く。凶獣は撃破されました、戦闘終了です。瞬殺すぎる…。
麗:「あら、思ったより弱いのね」まさか麗で瞬殺とは…。
十百帆:「紫雲送迎サービスでございまぁす 今なら特別サービス 無料で送迎してあげますので、とっとと乗っていけぇい!」凶獣の魂を 還しておこう。具体的にはトドメを刺す。
アラタ:まさか手番回ってこないとは……魔獣化コスト無駄にした!(笑)
GM:ダメージダイスで11出てたし…。
麗:【FP】いくつだったのよ…。
GM:30点。アーマー値4、ガード値4、ダメージ39以上で1乙。
麗:《ロイヤルブラッド》の上乗せが効いたな。
焔:魔獣化は、いらなかったな正直…(笑)
麗:白兵戻してバイクで轢き逃げても良かったかな…削りって意味では。
アラタ:まぁ楽な分にはいいさ(笑)
焔:「…こんなのが村を壊滅させたってのか、冗談だろ?」麗の機銃を避けようとする獣の動きを、火炎弾で牽制した俺様。
麗:「原因の一つでしか無かったと考えるべきかしらね…それはそうと、ナイスサポートだったわよ、焔君」
アラタ:「おいおいおい、幾らなんでも脆すぎるだろ!? それとも他にヤバイのが居るのか……?」あまりの弱さに動揺しつつ、あたりを見回して警戒する。
GM:突然現れたキミたちに向かって放心状態ながらも、幼い紗綾は話しかけてきた。「あ、ありがとう」
焔:「はっはっは、何ならもっと褒めてくれてもいーよー?」ドヤ顔する五歳児。
アラタ:「お? ……おう、無事か。大丈夫か、怪我はないか?」しゃがみこんで、視線を合わせて尋ねるよ。
麗:周囲警戒中〜。
GM/紗綾:「ちょっと冒険だったの。そうしたら、あれが襲ってきて……」その時、紗綾を呼ぶ声が聞こえる。「お父さんだ!」紗綾は満面の笑みを浮かべると、声の方向へ走り出した。
焔:「おっと、まだ仕事は終わってないんだった!」慌てて追いかける。
アラタ:「……これで一つ、過去を改変しちまったことになるのかね? まぁいいや、追いかけて話を聞こう」追いかけますよ。
十百帆:「何をいまさら。 私たちが ここにいる時点で変わっていますよーだ」
GM/紗綾の父:「あなたたちは?」走ってきた紗綾を受け止めた後、その男性は警戒の表情を見せる。
アラタ:「あー……旅の者、になるのかな。そちらのお嬢さんが襲われてたのを助けたんだが……そう睨まないでくれよ」
麗:「通りすがりの旅の者です」魔獣化解除しつつ。
GM/紗綾の父:「キミたちも魔物なのか」
十百帆:「道に迷ってしまって… ここ、どこでしょうか?」
焔:「えっとね、ニュースとか見てない? この辺で、怖い獣が出てるんだよ!」と子供ぶりっこ。
GM:その表情も、紗綾のつたない説明を聞くと一転する。
麗:「魔物…?(ってか、“キミたちも”?)」
十百帆:ダンピールなら両親どっちかは吸血鬼。
GM/紗綾の父:「そうですか。紗綾を助けていただきありがとうございます。わたしも半魔なのです。お気になさらずに」
麗:「なるほど」
アラタ:ダンピールって普通の吸血鬼よりもイケメン度増し増しなイメージある。
麗:《呪われし美貌》ってアーツがあるくらいだしねぇ。
GM:大体バンパイアハンターDのせい(笑)
アラタ:「いいや、偶然出くわしただけさ。お嬢さんが無事で何よりだった」
焔:「…なるほど。じゃあ回りくどいのはなしにしとくか」がらっと態度を変える。
GM/紗綾の父:「この少し先に集落があります。何もありませんが食事ぐらいならお出しさせていただきます。どうぞお越しください。ここら辺りは、ああいった輩が多いので」
十百帆:「えっ、いいんですか?」
GM/紗綾の父:「ええ、ではどうぞ」
焔:「それが、そんなにのんびりしてられないんだ」
アラタ:「ふむ……そのへんの話も聞いておきたいですね。見境のない異形が出るとなると、少しばかり危険だ」
焔:「詳しいことは話せないけど、あんたらの村が近いうちに別の魔物に襲われるらしい…という情報を俺たちは掴んでる」
GM/紗綾の父:「ふむ。そうですか、それもお聞かせください」
アラタ:「いろいろと突飛な話になるかもしれんが、よろしく頼みます。んじゃ案内よろしくお願いしますね」
十百帆:(周囲見回し)「 えっまだいるのぉ… お…お邪魔しまぁ〜す…」
麗:「(さてさて、何か進展があるかしらね。願わくば最悪の展開は避けたいけど…)」
焔:「それじゃ、お邪魔しまーす…(このおっさん、冷静なのか鈍いのか…どっちだ?)」と、ついていく。
十百帆:「(願わくば 無辜の魂の 命数尽きぬうちに虚無へ帰らんことのなきことを)」
GM:では絆、エゴの操作どうぞ。
麗:絆操作なしで。
焔:エゴ【女性の願いを叶えたい】でロール、出来てた、かなぁ?
GM:OKです。
焔:あ、いいの? ラッキー。
十百帆:エゴ【生命に死を与える】 から 罪を申請…できるかな? 凶獣相手に。
GM:どぞー。
アラタ:罪の申請はなしでーす。クライマックスまで温存だ!
十百帆:いや、温存しちゃまずいでしょ。
焔:温存はシステム的にまずいね(笑)
GM:ですな。
麗:罪、1シーン1個しか取れんしな〜。
十百帆:アラタは装甲無視できないし、 罪1点だけってのは 爆発力にも生存力にも欠ける。
アラタ:あー…でも申請しにくいんですよ、エゴの内容的に。エゴの表現難しい。次のシーンも頑張ります。
GM:了解です。
▼絆/エゴの変化
焔:神庭未羽への絆[慈愛]をエゴ【女性の願いを叶えたい】に変換。
麗:夜の世界への絆[興味]をエゴ【この一件を見極める】に変換。
焔:アラタの場合…例えば「この仕事を無事に終わらせれば、兄弟一緒に暮らせる望みも出てくる」とか。そんな感じでエゴに繋げられるんじゃないかな。実際にそうなるかは別として。
アラタ:ふむふむ。そういう繋げ方もあるのか…それ参考にさせてもらいます!
十百帆:自分がここでくたばったら 弟ズの生活はどうなるんだ! 的なモノでもいいんじゃね?
アラタ:となると、ちょっとした危機に陥ったときに取れそうですな。よし、がんばろう!
GM:さて、思った以上に善人ばっかりだったなぁ。
麗:見てくれる人がいないと伝説が刻めないし〜。
アラタ:個人的には、猿渡ちゃんが見捨てるかなーとも思ったんですけどね。こう、他の人が助けるのを止めはしないけど、自分は動かない感じかなーと思ってました。
十百帆:死神ですから “とりあえず 殺そうかと” 狼をな。
麗:それ死神って言うよりバーサーカー…。
GM:自己紹介でバーサーカー言っていたね…。
十百帆:《虚無戦鬼》でバーサーカーになるから何も問題はない(一同笑)
麗:それより前に狂戦士なのは…まぁいい。
アラタ:善人ってわけじゃないんだろうけど、それぞれの欲望が結果的に紗綾を助けることに繋がってる感じですからねー。助けるんじゃない、お前が勝手に助かるだけだ。みたいな?
麗:麗はそうですかねー。自分がやりたいようにやってるだけっす。
十百帆:ダークヒーローですね。
GM:……ん、もしかして「時間干渉すればするほど戻りにくくなる」と、ミデル言ってなかったか?
麗:言ってなかった気が…。
焔:…その情報は初耳のような(笑)
アラタ:初耳なんですが(ガクブル
GM:あれ、どこで落ちた…?
麗:用が済んだら声かけてくれりゃ戻すとしか…。
十百帆:10年くらい 笑って過ごそうか(笑) (not人間系の特権)
焔:焔はそれでもいいんだけどね(笑)
アラタ:まぁ自動人形だから歳取りませんしおすし(笑)
麗:大学どうすればいいんですかーーーー!! あれ、人間自分だけ!?
十百帆:死神 ロボ フェニックス ですからね。 それ以外のメンツ。
麗:さすがに不老伝説加えるほど年齢に過敏じゃないしなぁ…麗。
GM:その情報あっても、紗綾助けました?
アラタ:助けてましたな、アラタとしては。
麗:助けてたな。
十百帆:変わらんだろ。
焔:助けますなぁ、普通に。
GM:ふむ。
十百帆:しかし麗、「大学どうすればいい」って 時系列的にはまだ行ってないんじゃないかな?
GM:魔物にもなっていないかも。
麗:10年も勉強しなかったらついていけませぬ…。
アラタ:切実ですな(笑)
麗:13年前だっけ、麗6歳だ。
十百帆:紗綾いくつだっけ?
GM:過去で3歳。
アラタ:ちっちゃ!? そんなちっちゃかったのか! てっきり6歳くらいだと思ってたよ。利発なお子さんだ!
十百帆:活発だな この3歳児。 狼から走って逃げきれるかどうかの脚力とは。
麗:実は血は目覚めてたんじゃないのか。
焔:一応は魔物だからでしょうな。戦闘能力がないだけで。
アラタ:まぁダンピールだしね(笑)。吸血鬼は【肉体】高いからそりゃ早かろうて。
GM:まあ、そんなとこです。今回の一件で紗綾の右腕復元、っと。
アラタ:現代に戻ったらグレート紗綾になってるのか。
麗:紗綾Zから始めてみましょう。
アラタ:神にも悪魔にもなれるんですね、わかります。
十百帆:両親のどっちが吸血鬼だ? …ああ、片親が人間とは言っても マジシャンやグラップラーも 種別:人間 だったよな… 魔術要素はこの辺からか?
GM:マジシャンは持ってないが、魔宝と魔剣のハイブリッド。
アラタ:魔術の触媒と剣の二刀流ってかっこいいよね。利き手に剣、もう片方に短杖って最高にクール。
GM:初期人間性がマッハですがね。
アラタ:魔剣は常時アーツ多いから、人間性ガリガリ削れますもんね(笑)
麗:人間性11も使うのか…。
GM:紗綾、現状だと初期人間性38しかないよ。
アラタ:ひっく!?
麗:何だその低さ!?
アラタ:おい誰か紗綾に人間性を捧げてやれよ(笑)。そのうち亡者になるぞコレ(笑)
麗:その前に堕ちるわ。
焔:なるべく支援して、彼女の手番を最低限に抑えるしかないでしょうな。ついでに出番そのものも(笑)
アラタ:シーンへの登場も可能な限り抑えないとですな(笑)
麗:ですな。
十百帆:…ちょっとまて まだ 常時アーツや削れるアイテム分 で 8点もあるのか?
GM:《狂おしき衝動》《伝家の宝刀:(白兵武器:中型)》「古竜の鱗」
麗:戦い方を知らぬ者の取り方や…(ガクガク
十百帆:伝家の宝刀で 常備化4点のもの取得!? 銘刀 とれよ! 15点ギリギリ! もしくはバルザイ。バルザイなら 《混血児:弾幕魔法》ができる(笑)
麗:データが「戦いの素人そのもの」であると示している…!
GM:魔剣とってきてくれたら、そっちになります。
麗:あくまで魔剣が無いから、なデータ組みなのな。
GM:ですの。
セッション初日はここで時間切れ。次のシーンは翌日の夜に始まりました。
GM:では再開します。人間性低下どうぞー。Middle 04 【 森の集落 】
シーンプレイヤー:全員
現在の人間性:焔(29→25)、十百帆(29→23)、麗(35→30)、アラタ(27→26)
アラタ:よしよし。
十百帆:おふ。減少ダイス「6」2連続(笑)
アラタ:ともちゃんピンチ!
麗:みんな次のシーンでエゴ化有り得るか。除く自分。
焔:だいたい横並びになってきたかな。
アラタ:人間性下がるペースってこんなもんなんです?
麗:大体こんなもんかと。
アラタ:なるなる。
十百帆:大体は。 汎用アーツ使ったり 迫害状態だともっと増えるけど。
焔:ミドルで全員出ずっぱりなので少し早いかもしれないですね。年末のセッションは約一名だけ違う世界が見えてたが…(笑)
GM:減らない時は減らないですがねぇ。減る時は死ぬる。
十百帆:減る時は 5と6ばかり出るし 減らない時は 1ばかり出る。
▼森の集落(過去)
GM:紗綾の父と名乗る人物に連れられてやってきたそこは、少数の世帯が暮らす小さな集落であった。そのうちの一つにキミたちは案内される。「さて、改めてお礼を言おう。紗綾を助けてありがとう。こんな辺鄙なところに来るんだ、何か目的があるのだろう?」
アラタ:「ああ、勿論……しかしまぁ、にわかには信じ難いと思うんだが……」チラリと他の面子を見やる。誰が話を切り出したものか。
十百帆:端っこにちょこなん と座ってる。
麗:人間、死神、自動人形に悪魔と来たもんだ。
十百帆:悪魔? 不死鳥だろー焔はー。
アラタ:もう色々ぶっちゃけてもいいよね? 相手も魔物だし、ありえないなんてことはありえないってこと、分かってもらえると思うし。
焔:どうだろう。まだ少し問題が。
麗:ちょっとぼかした言い方の方がいいかもな。
アラタ:誰か上手く言える?
焔:昨日、GMが言ってたことだけど。「過去に干渉するほど、戻るのが難しくなる」という話。未来に関して必要以上にぶっちゃけるのも、過去干渉に入るんじゃないかなーって。
アラタ:だよねぇ。
十百帆:戻んなくてもいいよね! というのがPC1陣。
アラタ:となると、近々集落を壊滅の危機が襲うから用心しとけって具合に止めときます?
麗:あるストレンジャーに「この辺りで魔物が暴れるから退治しといて」と言われた、これくらいで良い気がしますが。
アラタ:おk、じゃあそう伝えますね。
焔:集落をどこまで救うか、って話でもあるんだよね。壊滅自体を完全回避するのか、紗綾だけを何とか助けるのか。
十百帆:壊滅 というよりも 襲撃ってレベルじゃないか?
麗:極論、紗綾が無事なら問題無いんだよねぇ。
GM:ほむ。ぶっちゃけますと、どんな選択肢をとっても紗綾は助かります。
焔:ああ、うんそうね(笑)
十百帆:生存してたからね。
アラタ:紗綾の周囲もどれだけ助けられるかってことになるか。
焔:刀が奪われるのを阻止すれば、依頼自体は果たせる。けど、村全部を救うこともやろうと思えばできそうではある。
十百帆:…ところで この父 は どんな種族に見えますか?
麗:マニフェストアイで覗けちゃう?
GM:では、予定より早いけど情報収集判定いきますか。紗綾の家族:難易度10/12です。
十百帆:2分の1の確率で 吸血鬼だろうけど…ね。
麗:それじゃ自分が(ころころ)達成値18、おっけー。
アラタ:余裕ですな(笑)
GM:まあ余裕ですな。
麗:ファンブル以外成功だし〜。自前の振り直しが欲しいとこだが。
>紗綾の家族について
難易度10:紗綾は外から紛れ込んだ父親と、この集落で住んでいる母親から生まれた。
父親は魔剣の使い手。銃を扱うタイプ。銃と、未覚醒の深紅の魔剣を一本持っている。
未覚醒の一本が紗綾に受け継がれた。
難易度12:母親は力を持たないヴァンパイアである。本人には何故か吸血衝動がない。
アラタ:ほうほう。パパンはイレギュラーなのね。
GM:魔剣トゥルーです。
十百帆:あ、このおやっさんは 人間か。…吸血衝動がない 吸血鬼か… ダイスであてはめれば 5/6 はそうなるんだけどな(笑)
麗:過去への干渉を最小限にするなら紗綾だけ、せめて家族くらいは助ける、集落全てを救ってやる。この三パターンかな、とりあえず。
アラタ:アラタとしては、出来る限りなんとかしてやりたいと思うところですな。なにせこの時代の紗綾まだちっちゃいし、ここで力にならなきゃ兄ちゃん魂が廃るというもの。
麗:麗的にはせめて家族くらいは…と。
十百帆:全て救うと 依頼したことも忘れちゃうかもしれんがなー。
アラタ:うわぁ、難しいなぁ。
麗:天涯孤独は論外だし、かといって集落を救うには厳しいな、となるかな。
アラタ:となると妥協案としての、家族だけでも救う方針になるか。
麗:妥協案はそこだね。
焔:まぁ、現時点で。俺様の方針は既に決まっているわけだが…。
アラタ:おう、ほむほむの方針はどうなの?
十百帆:忘れた としても 猿渡のエゴとしては 大満足よ。 …これで 無謀に走ることはなくなるしな。
アラタ:……よし、方針固めた。冷静に考えて、集落全体を救うには見通しが立たず、現代への帰還の問題がある。かといって紗綾当人だけ助けるというのも、筋としてはちょっと弱い。自らの力量も鑑みて、紗綾とその家族だけでも救う。
麗:その過程で集落が滅んでもおkと。
焔:俺様の方針としてはだな。「ごちゃごちゃ考えるのめんどくせーから、襲ってくる連中全部絞めて、みんなまとめて助けちまおーぜ!」(笑顔でサムズアップ)これだな(キリッ
GM:五歳児男前すぎる。
アラタ:男前だなぁ(笑)
麗:お気楽な、と思うが嫌いじゃない(笑)
GM:まあ、次シーンでは「襲撃者」と「帰還の際の障害」についての情報収集しますので。それから決めてもらってもOKです。
アラタ:最初から家族だけを救うことを目的にするんじゃなくて、可能な限りそれ以外も救うよう努力する。というのが俺の最終的な判断。
焔:理想は、集落が襲われる前に敵を食い止めて倒し切ることなんだよな。可能かは別だが。
アラタ:こちらから打って出るってのが出来ればいいんですけどね。
麗:たあだ、俺ら犯人知らないんだよね。
焔:それ調べるのは次のシーンだね。
十百帆:外部の敵なら 村の外で掃討する。内部の敵なら 張り込んで仕掛ける。 だが、 外部か内部か わかっていない。 こうだな?
焔:そうなんだよな。OPに出てきた女吸血鬼が、今のところ正体不明だからな。
アラタ:となると、シーンを進めないことには対策も取れませんな。
麗:ですね、話を進めてもらいましょう。
十百帆:だな。
アラタ:では発言させてもらいますね。「――あるストレンジャーから、近くこの集落が襲撃を受けるという話を聞いてな。それの阻止が目的だ」
GM/紗綾の父:「ここをですか? いったい何の目的で……?」
アラタ:「それは分からない。所謂予言みたいなもんだから根拠も薄い……が、おそらくは必ず当たる類のものだ」
GM/紗綾の父:「ですが、心当たりがなくもないな。ここに住んでいる住人は、妻を含めて全て吸血鬼なんだ」
焔:「…そーなのか?」ちょっとびっくり。
十百帆:「…吸血鬼?」 気配が揺らぐ。
アラタ:「全員が吸血鬼なのか。なら、襲われる理由にも事欠かない……すまん、配慮が足りなかった」
麗:「ペルソナネットワークに属さない吸血鬼の集落か…珍しいわね」
GM/紗綾の父:「吸血鬼といっても、吸血衝動も力もない存在らしいが。ここで5年ほど世話になっているが、一度も吸血されたことはないんだ」
麗:「(それ、単純にご先祖が吸血鬼だったってだけなんじゃ…でも隠れ住むには充分な理由か)」
十百帆:「(征服欲 とか そんなんばっか?)」全員 6分の5 の 衝動なのかー(笑)
アラタ:母数大きけりゃ集落一つ作るくらいの数は集まるんじゃないかな(笑)
十百帆:アラタの鈍器 見せてみようか。 十字架なんだろ? (血族のエゴのひとつに 「十字架が怖い」 がある)
アラタ:やめぃ(笑)。怖い人にとってはグロ画像を見せつけられてるようなもんなのかな。
十百帆:むしろ コズミック的な?
アラタ:SANチェック並か(笑)
十百帆:個人的には ガラスを掻き毟る音を耳元で 大音量でやられる感じ。
焔:「言っちゃなんだが、妙な集落だな」
アラタ:「なんにせよ、狙われるには十分な理由がある。何事も無ければよし、何か起これば俺たちにその対処をさせてもらいたい」
焔:「しかしそれだと、襲撃者の正体としてあり得るのはブラックコートかJABF辺りなんだが…この村のこと、結構知られてるのか?」
GM/紗綾の父:「知られていないと思う。パッと見た感じではわからないからな」
焔:「だよなぁ。吸血鬼なんて、被害者が出なけりゃいないも同然だろーし」首かしげ。
GM/紗綾の父:「だが、私も含め魔物であることは確かなんだ。なかなか他に行ける場所もなくてな」
アラタ:「だからこそ、不穏な可能性も捨てがたいだろ?」
GM/紗綾の父:「そうだな。しかし、ここでは私が一番の戦力なんだ。私が敵わないと、集落の誰も敵わないだろう」
十百帆:「血を吸わない吸血鬼… 鬼?」
麗:「(あれ、JABFとかブラックコートってこの時代あったっけ…)」
焔:「ま、敵を食い止めるにしろぶちのめすにしろ撃退するにしろ、今一番欲しいのは情報だな。ちょいといろいろ調べさせてもらってもいーか、おっさん?」
GM/紗綾の父:「ああ、そこはこちらからもお願いしたい。できれば、このまま平穏に過ごしたいんだ」
アラタ:「だからこそ俺たちが力を貸すってわけさ。―――ああ、報酬は気にしなくていいぜ。依頼主から受け取る予定だからな」
十百帆:「乗りかかった船… ああ、“生きた吸血鬼”は生者。 範囲外よー 」(くす)
GM:絆、エゴの宣言どうぞ。
焔:今回はエゴも絆もなし、かな。
十百帆:アラタに[興味]とる。
麗:絆操作なしで。
アラタ:いよいよ依頼を自発的に遂行する気になったので、その依頼を果たす→報酬もらう→弟たちの助けになるという感じで、エゴ【弟たちの助けになりたい】で罪の申請お願いします!
GM:ふむー。
アラタ:厳しいか!
GM:まあ、OKです。
アラタ:苦しいなら却下でもいいんですけど、大丈夫です?
GM:想定以上に罪少ないし(独り言)
アラタ:温情だ!
麗:独り言が物騒なんですがそれは…。
アラタ:エゴの設定はよく考えないとダメだなぁ……自分で言ってて苦しいと思っちゃったし、やっぱ却下のほうがいいかなぁ。温情で罪もらったけど、これを反省に学ばないとな……エゴ関連難しい。
十百帆:アタッカーは攻撃に ディフェンダーは復活に サポーターは支援 に 使いまくるからな。 罪。
▼絆/エゴの変化
十百帆:アラタに絆[興味]を取得。
麗:どれくらいの能力値だろう、親父さん。
焔:エキストラと見た(ぇ
GM:紗綾パパはデータ設定はしてますが、0点キャラより弱いです。アーツ3つに《万物の打倒者》なし。
焔:流石に宣言だけで死亡したりはしないと(笑)
十百帆:銃とグラで ガンカタ?
GM:まあ、そんなとこっす。
アラタ:ダンピールみたいなスタイルなのね。この時代、死神なんて知られてないだろうな(笑)
焔:死神自体はいたはずだけどね。旧約『魔獣の絆』は10年以上前から存在するんだから(笑)
十百帆:13年前、ロメロゾンビが 異形化した死神と 信じられていた時代か…。
麗:ちょっとサプリ読み返してみたけど、ブラコもJABFも結成してなかった可能性がggg…ブラコ結成のきっかけって、10年前のメタトロンが起こしたニューヨークの事件だよな?
焔:13年前程度なら、どちらも基礎となる組織はあったはずだよ。それが今回の襲撃者とは限らないけど。
十百帆:3年前か。 ブラコはいないだろうが JABFはいるんじゃないかな 自衛隊的に考えて。
麗:その前身くらいはあるよな〜。
ブラックコートの前身となる組織は、西暦1,999年以前から『法王庁第13課』の名称で存在していました(*旧約『魔獣の絆』ルルブの記述で確認済み)
正確には、宗派対立で協力できずにいた、いくつかのキリスト教系退魔組織が『法王庁第13課』を中心に再編された結果、現在の『ブラックコート』と成ったのですね。
ちなみに、JABF(自衛隊退魔部隊)の方は旧約発売当時からそのまま――日本で最も危険な退魔組織として――存在します。
……あ。言うまでもなく、これらの組織設定は『魔獣の絆TRPG』世界限定であり、架空のものです。くれぐれも、現実に存在する組織とは混同しないでくださいね(笑)
GM:情報収集シーンです。出たい人はどうぞー。Middle 05 【 赤き魔剣 】
シーンプレイヤー:任意
麗:情報で出ないでどこで出る〜。
アラタ:私は出ないでおきますね〜。
GM:アラタ出ないと、きついぞ(笑)
アラタ:マジで!?
GM:まあ出ないならいいですが。
アラタ:じゃあ忠告にしたがって出ておきます……。
現在の人間性:焔(25→21)、十百帆(23→17)、麗(30→25)、アラタ(26→24)
十百帆:エゴった。出目6、3連発(笑)
GM:よくあるよねぇ。第二段階どうぞ。
十百帆:影も薄くなって 「使命」の絆を エゴ【殺したい】 にしておく。ボスでも何でもいいから 命を奪いたい… 暴走した村人も 場合によっては 斬る。
麗:こっちも出目大きいな。
焔:ワンモア使った時点で第二段階に入るな…エゴロール考えておくか。
GM:では情報収集は以下の通りです。
・紗綾の魔剣…………難易度13
・襲撃者について……コスト:愛(ミデルに対して絆のあるPC限定:罪になっていると使用不可)
・時間干渉の結果について……コスト:愛(ミデルに対して絆のあるPC限定:罪になっていると使用不可)
焔:情報収集に愛が必要…だと…?
アラタ:おお、なるほど、私が出なきゃ危ないわけだ。出ててよかったー!?
麗:ミデルとの通信の為に愛を使うってことか。
GM:ミデルに対してPC側からバインドをする、ということです。
アラタ:誰か、私以外にミデルへの絆取ってましたっけ?
十百帆:ミデルに絆は ないな。
麗:自分が持ってる。だから魔剣については他の人に任せた。
焔:俺は取ってない。ミデルと会うシーン、銃撃で気絶したし(笑)
アラタ:よし、じゃあアラタと麗で愛情報取りましょう。
十百帆:フリーの欄は PCで埋まってるな。
焔:まだ枠一つあるから、必要なら取れるが。まあ二人に任せれば大丈夫だろ(フラグ
アラタ:んじゃ襲撃者について愛払います。
GM:はいー。
>襲撃者について
襲撃者はメルキセデクがコピーした魔剣。
しかし完成直後に即暴走をおこし、施設を完膚なきまで破壊した後、近くにあった紗綾の集落を襲撃した。
●【守護剣 フェリスレート(残滓)】 種族:人間/概念 スタイル:アタッカー ルーツ:魔剣
ドミニオンアーツ
《世界律:神速》4、《世界律:超越》3、《世界律:絶望》2、《世界律:崩壊》2、《世界律:散華》3、《世界律:抹消》1
《資産:空間展開》1、《世界律:不変》1、《世界律:不滅》1
オリジナルアーツ
《魔物の殲滅者(残滓)》
「種族:人間」を持たない対象に対してダメージ+5。
魔物を狩ることに特化した能力。その力はあらゆる敵を殲滅する。
《人類の守護者(残滓)》
「種族:人間」を持たない対象から受けるダメージに-5。
魔物から人間を守ることに特化した能力。その力は魔の力をかき消す。
《魔を狩る鋭き瞳(残滓)》
「種族:人間」を持たない対象への命中に+2。また隠密状態を無視し、攻撃することができる。
魔を発見することに特化した能力。その瞳は魔の隠蔽を見逃さない。
《変わることなき誓い(残滓)》3
Lv個の選択したBS[暴走、重圧、束縛]を無効化する。
アラタ:ま た メ ル キ セ デ ク か 。
十百帆:ん〜む。 外部か。
麗:メルキセデクと比良坂は何かをやらかすには最適な組織だよね。
焔:コピー…コピーねぇ。
アラタ:これ親父じゃね?
十百帆:いや おやじ その剣拾ってねぇか?
GM:紗綾パパではないっす。
アラタ:パパではないか、安心した。
GM:拾っていたら既に集落全滅してるで。
アラタ:そりゃそうか。ほんじゃま他の方も情報収集オナシャス!
十百帆:…とりあえず麗 が 一番相性がいい…と。あ、魔剣振っていいですか?
GM:はいー。
麗:カバー役がダメージ増えないのは、有りがたいっちゃ有りがたい。
アラタ:描写としては、ミデルとの繋がりから時空を超えて情報が流れ込んでくる感じかな?
十百帆:「逝け! でっきゅー!」ファミリア使用、魔剣について振る(ころころ)達成値17、人間性15。
焔:余裕だねぇ。
>紗綾の魔剣
難易度13:父親の魔剣の一本で深紅の刀身を持つ。紗綾が生まれた時点で、紗綾に所有権が移っている。
彼から魔剣を奪う/盗む/譲り受けるには、【加護】以外の【基本能力値】で難易度15の判定に成功すること。
十百帆:… 猿渡 と 麗 が 【感情】と【社会】が10あるから 譲り受ける判定には向いてる…かな。
麗:向いてはいるが…。
アラタ:【社会】で判定したほうが譲り受けるっぽい感じがしますな。
焔:【感情】でもいいんじゃね。
十百帆:まー 外敵 討てば 譲り受ける必要もないんだが(笑)
GM:集落助けても、剣をここで譲り受けないと、紗綾パパが剣を破壊してしまいます。
一同:何故っ!?(笑)
GM:紗綾を将来、魔物の道に進ませないために。
焔:…あー、うん。理解した。
GM:剣がない→力がない→平穏に暮らす、といった思考で。
十百帆:そっちかー! なるほど 失われたのは 襲撃前に親父が壊してたからか!?
麗:最初から壊しとけよ、は禁句?;
GM:PC来なかったら、剣の継承権が移動したことに気付いてないの。
麗:あぁ、魔剣が既に紗綾を選んでた事に気づかなかった訳ね…。
アラタ:なんというすれ違い(笑)。これは説得して紗綾に譲り渡させたほうがいいですね(笑)
麗:それじゃ、愛を支払ってミデルから現在の影響を聞き出すよー。
>時間干渉の結果について
過去の人物が大きな怪我をするのを救ったり、死ぬべきものを助けたりすると、その分帰還の際に障害が増える。
一人を助けるたびに、クライマックスの戦闘に殺戮人形(基本ルルブP240)が1体増える。
●時間の管理者:タイムトラベラー/都市伝説
ドミニオンアーツ
《世界律:神速》2、《世界律:超越》2、《世界律:崩壊》2、《世界律:不変》1、《世界律:不滅》1
十百帆:殺戮人形? なるほど 奈落落ちした自動人形 か。
麗:そこそこレベルあったよな、あいつ……レベル6エネミーか…。
アラタ:うへぇ。
十百帆:アラタとしては 他人事じゃないんじゃないのー? 救われざる存在となった 自分の似姿 なんだからー。
アラタ:他人事じゃないんだよねぇ。まぁでも、よそはよそということで!
GM:まあ、もうひとつぶっちゃけで、集落救うと“あるイベント”が発生して、こいつらと殴り合わない。
焔:おう?
GM:魔剣か、時間の管理者のどちらかがクライマックスのボスになります。
焔:時間の管理者…って、ミデル?
GM:のん。
十百帆:ほほう。 つまり 剣をしばき倒せば 殺戮機械とやりあわないイベント発生だな。
GM:です。
アラタ:っとごめん、いろいろ混乱してきた。ちょっと改めて状況とか見直す。
焔:もしかして、時間犯罪者をタイムパトロール的なドミネーターが追ってくるとか?
GM:管理者はそんな感じのエネミーです。
焔:なるほど、理解。(しばし考え)…うーん。これはキャラのセリフとして話した方が良いかなぁ。
十百帆:剣をしばき倒さず 魔剣継承だけしたならば 時空管理者&殺戮人形の群れ と どつきあわねばならない。
GM:ミデルはこれが分かっているから自分で過去に行かないんですねー(蛇足)
アラタ:なるほどなぁ。だから人任せにするのか(笑)
十百帆:つーか ミデル、 寄生体 だったと思うねー。
GM:寄生体/タイムトラベラーです。
麗:てーか誰も帰ってこない訳だよ。
十百帆:時空管理者に殺されるから 帰って来ない。
アラタ:先に言えよ、とも思う。
麗:ミデルも実は知らなかったんじゃねぇの?
アラタ:そういう危険があるかもって推測はしてるけど、実際に見たことはない感じか。
焔:んで、今ので得た情報は、全部PC同士ぶっちゃけるってことでいいのかな?
アラタ:いいと思う。少なくともアラタが情報を隠匿することはないよ。
麗:共有で良いかと。
十百帆:でっきゅー から 聞きだした 情報開示。
焔:それじゃ、一通り話を聞いた俺様は考え込むぞ。
麗:こちらも。主に戦術面の思考だけど。
アラタ:俺は俺で、今得た情報と、報酬とについて考えて思い悩む。
焔:いつになく真面目な顔で。「……なあ、十百帆。俺様達は、元々ねーちゃんに頼まれて魔剣を取り戻しに来たんだよな」
十百帆:「取り戻す… そうね あの 親父さんから 貰わないといけないみたいねー」
焔:「だけど…そもそも、だ。ここで復讐の動機を取っ払っちまえば、魔剣を取り戻さなくても紗綾ねーちゃんは人として暮らせるんだよな…」
アラタ:「……それは時間の管理者とやらを、盛大に敵に回すんだぜ?」
十百帆:「復讐はないとしても、また 違った動機で 魔に歩み出すかもしれない。 人として暮らせるとは限らない。」
焔:「まーな。そして同時に、俺らの知ってる紗綾ねーちゃんがいなくなることも意味する…」親父さんが魔剣を壊す動機も、理解できてしまったからなぁ。
アラタ:「(俺としても他人事じゃない……“報酬”を利用して、“俺”が今の“俺”になるあの事件を左右すれば、俺はどうなる……?)」
麗:「ただ、あの魔剣はどうにかしてこちらの手に持っておく必要はありそうね。壊すにせよ、渡すにせよ、選択権くらいは確保しておかないと」
焔:「そうだな。いざって時の選択肢は確保しておきたい」
アラタ:「(俺だけに累が及ぶなら、まだいい。でも、身内にまで時間の管理者とやらの手が伸びる可能性も捨て切れない……)」報酬の件もあるので、一人だけ悶々としてます。
十百帆:「ここに 来た時点で 既に “隻腕の紗綾” はいない。 私たちが知ってる彼女はもういない… なら、どうする? 何を信じて進むというの?」
焔:「…そーなんだよなぁぁあ!!」苛立たしげに頭をがりがり掻き毟る。
アラタ:「……結局、どこまで踏み込むかなんだよな」
焔:「とりあえず! 俺様は今回、紗綾ねーちゃんを幸せにするために動くって決めてんだ。それを邪魔する奴ぁまとめて焼く!」
十百帆:「 信じられるのは… “かつての彼女”を知っている 私たち だけよ。 私はこう考える。 “今は亡き 可能性となった 紗綾 の遺言” を聞いてあげる事。 もう “遺言”に過ぎないのなら… これ以上何とかするのは自由だと思うの。」
アラタ:「正直なところ、時間をどうこうしようというのがそもそもの間違いなのかもしれない。依頼でやったことだから仕方ないとはいえ、既に俺達が間違っているという可能性はある―――が。理屈じゃない。感情としては、もうこの時代の紗綾を助けてしまったんだ。なら、最後まで守り抜くってのが、筋なんじゃねーかな」
麗:「アタシ個人の意見としては、真紅の魔剣をこちらで確保し、暴走した魔剣を倒して終わりにする事を提案するわ。魔剣を紗綾ちゃんに渡すかどうかは別として、これ以上干渉の影響を大きくしないで事件を終わらせられるルートだと思うわ。勿論、紗綾ちゃんは助ける。それは前提条件ね」
アラタ:時間をどうこうするって、ほんと難しいテーマだよなぁ。
麗:全くだ…。
焔:だから面白いんだけどねー(←PL思考)
アラタ:脳汁出まくるよね!
焔:色々PCとして悩むのって楽しいよね!(笑)
麗:ですね!
焔:「…ひとまず、暴走する魔剣をぶち壊して集落を守るってとこは確定でいいんだよな?」
麗:「アタシに異議は無いわ。ただ、どの程度護るか、にもよるけど」
アラタ:「俺もそれで異存無い。原因が分かった以上、それを除くのは依頼の内だ。結果として集落が助かるなら、それはそういう運命だったってことなんだろうな」
焔:「じゃあ、それで行こう。紅い魔剣の始末は襲撃犯を潰してから考える!」ふん、と鼻息荒くして。
アラタ:「そうしよう。ひとまずは原因を叩くことに専念しよう」
十百帆:「…正直なところ。 私は殺したくてたまらないの。 歪んだ研究者たちとはいえ “命数尽きぬ生者たち” 彼らを殺めた魔剣 私には 捨て置くことはできないわ、ね。」(くすくすくす)
麗:「で、真紅の魔剣についてだけど。これについては信用できる誰かに所有権を移し、その後改めて紗綾ちゃんに渡すかどうかを決めたいと思う」
アラタ:「……成程、ひとまず保留にするってわけか。悪くねぇな」
十百帆:「それなら、 敵から 村を守った報酬 として 貰えばいいと思うわ。」
アラタ:「俺たちの誰かが譲り受けて、現代に戻った後で未来の紗綾に渡すという手もありか」
焔:「確かに。びんぼーそうな村だし、報酬としちゃ妥当だわな」うんうん頷き。
十百帆:「アラタには 理由はなくても、 私たちにないとは言ってないもんね。」
麗:「アタシはアラタ君の意見と同じね」
アラタ:「それなら過去の改変にはならず、依頼主の本意も遂行できるし……うん、ベストなんじゃないか?」
麗:「後は誰が預かるか、だけど…立候補とかある?」
アラタ:一拍置いて。「焔かトモホのどちらかが良いと俺は判断するよ。彼女から直接依頼を受けた二人が預かるのが筋合いだと思う」
焔:「筋で行けばそうなんだが…この手の武器は主を選ぶからなぁ。まあ試してみっか」
麗:「うん、筋だとは思うんだけど……」
アラタ:「実際に所有できるかどうかは別か。なら、譲り受けたときに決めればいいんじゃないか?」
十百帆:「…半魔とはいえ 幼少のものに 素直に預けてくれるかな?」
アラタ:「あー……見た目の問題もある、のか?」
麗:「そうなのよねぇ…(言えない…単純に信用できないとか言えない…!)」
焔:ぶっちゃけ、十百帆が《笑顔の魔法》使えば、誰でも成功の目はあるんだよな(笑)
十百帆:麗にかければ ファンブル以外成功だしな(笑)
アラタ:じゃあもう麗でいいんじゃね?
麗:そう言うとファンブルしかねないぞ…。
焔:「正体バレバレなんだから、この際見た目は関係ねーだろ。実年齢で言えば、たぶん俺様最年長だぞ。敬いたまえよ小僧小娘ども?」にやり、と笑って。
アラタ:「はいはい、見た目はともかくなー?」抱き上げて幸せホールドしてやろう(笑)
焔:「あうあうあー。はーなーせー!?」じたじた(笑)
十百帆:「私 2ばーん♪」
アラタ:トモホを脇に抱えますよ(笑)
麗:「よし、トモホさんお願いします」
アラタ:「ぶっちゃけ誰でも良さそうだしな。とりあえずはトモホに預けよう」
十百帆:「うぇい!? きょーほー年間から 在る けどっ!?」
焔:「ちょいと待て麗。何故にそこで俺様を視界から外す!?」
麗:「弱点:女好きというのがアタシじゃ無くてもバレバレなので…ちょっと色仕掛けされただけでホイホイ渡しそうなので…」
焔:「ひでー! 偏見だ、おーぼーだー!!!」じったんばったんもがく俺様。
アラタ:焔かわいいなぁ(笑)。ほんとに弟相手してるみたいで、ついつい甘やかしてしまいたくなる。
焔:まあ、PLは十百帆に持たせる線で異議ないので(笑)。後は流れ次第〜。
アラタ:「話を纏めると。判明した元凶を叩いて、集落の壊滅を回避する。紗綾の父親から報酬として魔剣を譲り受け、現代に持ち帰る。以上の2つだな。これなら過去への干渉も最小限に抑えた上で、依頼主の一人である紗綾の望みも達成させられる」おっぱいホールドしたまま要約説明しますよ(笑)
麗:「では聞きますが焔さん。アタシを一晩好きにできる権利と、自分の封印が解ける権利、どちらか一つだけ受けられるとしたら、どちらをもらいます?」
アラタ:「お、どうなんだ焔? その辺は」
焔:「ねーちゃんの膝枕と封印解除の権利? んなもん、選ぶまでもねえ」
十百帆:「(にや)」
焔:「ねーちゃんに決まってる」(きっぱり)
麗:「と、いう訳でトモホさん、魔剣についてはお願いします」
アラタ:「おう、適役だな。頼んだぞー」
十百帆:(ため息ついて 首振り)「 はにとら 考えたらこーなったか… おっけ。 やってみる。」
焔:「……りふじんだーけんりょくおーぼーだーこくしむそうだー」意味不明なことを呟きつつ、反論はないのであった。どっとはらい。
アラタ:「ほれほれ、拗ねずにこれで元気でも出しな?」ぱふぱふ(笑)
麗:「さて、それじゃ道筋が出来上がったところで、準備を済ませていましょうか」しかし焔、好きに出来ると言ったのに膝枕で充分なんだな…。
アラタ:「だな。方針も固まったし、あとは行動するだけだ」
十百帆:「とっとと 元凶の魂を還しに行きますか」
アラタ:「――――ほんじゃま、ちょいと天使に喧嘩売ってきますかね」
GM:絆、エゴの操作どうぞ。
焔:人間社会への絆[享楽]を自発エゴ化、【紗綾を幸せにしたい】に変更、一連のロールから罪を得たいです。
十百帆:【殺したい】のエゴから 罪の申請。
麗:焔への絆[仲間]を取得、エゴ【この一件を見極める】から罪下さい。
アラタ:望まぬ死への絆をエゴ化【依頼を果たす】に変更。一連のロールから罪を得たいです〜。
GM:全員了解ですー。
麗:わーい。
▼絆/エゴの変化
焔:人間社会への絆[享楽]をエゴ【紗綾を幸せにしたい】に変換。
十百帆:使命への絆[義務]をエゴ【殺したい】に変換。
麗:焔に絆[仲間]を取得。
アラタ:望まぬ死への絆[恐怖]をエゴ【依頼を果たす】に変換。
GM:低下どうぞ。Middle 06 【 嵐の前の 】
シーンプレイヤー:全員
現在の人間性:焔(21→17)、十百帆(15→13)、麗(25→19)、アラタ(24→22)
焔:第二段階突入ー。周囲が真夏の暑さになるな。
十百帆:4連続6は避けられた(笑)
アラタ:おおう、まさか変異いかないとは。
GM:第二段階の処理どうぞ。
麗:羽衣[ビジネス]をエゴ【この事件に決着を】に。言動が芝居臭くなってまいりました。
十百帆:気配も薄く 影も薄く 背景と一体化しつつあります(笑)
焔:すまんが、アラタの絆をいったんエゴ化するか。内容はこのシーン中に考える。
アラタ:私を捨てるのね!? でもいいのよ、許しちゃう!
焔:お前は中身野郎だろーが!(笑)
アラタ:外面が女だったらえーやん?(すっとぼけ)
GM:さて、情報が集まったわけですが、方針は『集落を救う』でよろしいですか?
麗:集落を救うと言うよりは、魔剣をこちらで倒す、かな。村の損害はぶっちゃけそこまで重要じゃない。
十百帆:とりあえず私に その剣を殺させろ まずはそれからだ(笑)。 結果 集落が救われる。
GM:了解です。では次がクライマックスとなります。
十百帆:報酬交渉かね。 やるべきことは。
アラタ:ですねー。
焔:うむ、エゴの内容も今決まった。【女性を救う。女性を救う!】大事なことなので二度(ry
アラタ:その潔さには脱帽だわ(笑)
十百帆:集落に女性がいない道理はないしな。 紗綾一家いるし。
麗:だがその実態は、アラタを女性認定しないことにあった…。
アラタ:おうこの胸の膨らみから抜けだしてから言ってみい(たゆんたゆん)。にしてもBBT面白いわぁ……初めてでこんな濃いシナリオ遊べて運が良かった。
GM:紗綾父に事情説明かな?
十百帆:うむ。
アラタ:ですねー。
焔:ああ、それがあったか。まあ結果は変わらない気がするし、話してもいいかな?
GM/紗綾の父:「助けてくれるならありがたい。だが何故そこまで気にかけてくれるのだ?」
麗:「お人好しなだけですよ」
焔:「決まってる。この世界で一番大事なのは、女性全ての幸せだからだ!」ぐいっと親指立てる。
十百帆:「殺しておかなけばない者を殺さないでおけないのは、死神の性(さが)だっ」(いばりっ)「…というのは冗談。 結局は 過ぎたお人よしねー 」(くす)
アラタ:「依頼だからだよ。――――そういうことにしといてくれ」
GM/紗綾の父:「そうか、助かる。だが、元々ここには目的があって来たのだろう?」
アラタ:「ああ、俺自体は報酬はいらないんだが、ツレが別口からの依頼を受けててな。元凶を排除できた時は、アンタの紅い魔剣を譲り受けたい」
焔:「んー…ぶっちゃけるか。知り合いの“とある女の子”があんたの紅い魔剣を欲しがっててな。元々はそのために来たんだよ、俺たち」
GM/紗綾の父:「……ふむ。これをか」
十百帆:(こく)「 うん。 それ。」
GM/紗綾の父:「わかった。元々剣は得意ではないしな、依頼人は聞かないほうがいいのかな?」
麗:「そうね、聞かないでもらえると有り難いわ」
アラタ:「悪ぃな、旦那」剣得意じゃねーのかよ(笑)
焔:銃をメインに使ってるんだろう(笑)
麗:銃使いだといってたやん。
アラタ:あ、そうだったか。
十百帆:「言っても信じないだろーしねー そうしてくれると 手間もないね。」
GM/紗綾の父:「いや、こちらこそ助かる」こっちは以上です。
焔:「で、今すぐ渡してくれるか? それとも襲撃予定犯を潰してからの方がいいかい?」
十百帆:譲り受ける判定はいつだ?
アラタ:なんか極自然に納得してもらえたから判定忘れてた(笑)
GM:もう、なしでいいんじゃないかなと思えてきたな。まあ、今します。
麗:魔剣自体が拒むだろうしねぇ。
GM:では、魔剣を譲り受けるための判定どうぞ。
焔:そんじゃ頼んだ。振り直しもあるし、気楽に行こうか。
麗:トモホ頼んだ〜。
アラタ:んじゃトモちゃんGO!
十百帆:《笑顔の魔法》宣言、判定値+3(ころころ)ごふ。45 でもらえました(一同爆笑)
麗:無駄に高い!(爆笑)
焔:ピンゾロどころか6ゾロだった(笑)
アラタ:もうトモが持ち主でいいんじゃないかな(笑)
GM:では魔剣どうぞー。
焔:「…なんか、異様に馴染んでんなー。それ、元は他の死神の鎌だったとかじゃね?」
麗:「見た感じ、吸血鬼の魔剣っぽいんだけどな〜」
十百帆:「ざん…ぱく…とう…? 」 (ぷるぷるぷる) 「 なわけ、ないない!」
GM/紗綾の父:「では、これを。その依頼主に一つ伝言がある。過去は過去だ。思い返すのは構わんが、縛られないようにな。と」
麗:「承りました」
アラタ:「(――――!?)」ちょっと、そのセリフで衝撃を受けるよ。
焔:「…ん、ああ。伝えられたら、伝えとく」ほんのわずか、気まずげに。
十百帆:「… (ふぅ) 心、読めるのかな…」 《混血児:ナーブジャック》か何か持ってませんかね このおやっさん(笑)
焔:多分、勘が良いんじゃないのかな。こっちもそこそこ匂わせる発言したし(笑)
GM:今回は使ってないやろ。
十百帆:今回“は”!?
麗:フカクカンガエチャイケナイ…
アラタ:「過去は過去――――か……」
『過去を変えて幸せになれるのか。その幸せは本当に幸せなのか……。あの娘だけじゃない。縛られてたのは俺も同じだったのか……』
アラタはふと思い出したように、家族の集合写真が入ったペンダントを開く。
『しばらく会ってないけど、幸せそうだったよな。少なくとも“俺”として話せている。“君影アラタ”は完全に死んじゃいない。
俺は幸せ……なんだろうな。少なくともあいつらは元気で、不自由はしていない。俺もあいつらも……』
パタン、とペンダントを閉じて、機械の肉体に宿る青年は静かに瞑目した。
『――――そうだな、それが答えだ』
十百帆:「( 私の知ってる 依頼者は すでに “遺言”の 紗綾… 思い返す記憶もない… というのにね… あぁいけない いけない 死を迎える者がそんなんじゃダメだぁ〜 ) …よし、 報酬貰うからには! 完遂しないとね!」
アラタ:「――――ああ、やるぞ。"決着"をつける!」
麗:「戦術指揮なら任せておきなさい。この中で一番うまくやれるつもりだからね」
焔:「そんじゃ、気を取り直してー…行くぞ、小僧小娘ども!」ぱん、と両の頬を自分で叩いて気合を入れる。
十百帆:「彼の者! その魂を 虚無に還せ! 」(ずびし) あさっての方向に指突きつける。
アラタ:「おう、白黒はっきりつけたらぁ!」
GM:見た目的には小僧はほむらんだけだな(笑)。絆、エゴ操作どうぞ。
焔:エゴ【女性を救う】から、一連のロールで罪を得たい。
十百帆:エゴ【死に急ぎをなんとかする】はいけますか? 元凶を倒せば 復讐はなくなるし。
麗:エゴ【この事件に決着を】から罪を。
アラタ:エゴ【過去との決着をつけたい】から罪を申請! 答えは得た。俺は大丈夫だよ――――。
GM:はいー、全員OKです。
▼絆/エゴの変化
焔:アラタへの絆[食傷]をエゴ【女性を救う】に変換。
麗:結木羽衣への絆[ビジネス]をエゴ【この事件に決着を】に変換。
焔:…何というか。もう、アラタが主人公で良いんじゃないかな(笑)
麗:PTヒロインは誰になるのか…。
アラタ:長々と申し訳なかった、ただあまりに良いフリが飛んできたものだからロールしたくなった(笑)
焔:カッコいいからOK。これ呟いてるのが虚乳の美女というのがビジュアル的にアレだが(笑)
アラタ:虚乳やないで、たゆんたゆんやで! 散々味わっただろうに往生際が悪いな(笑)
焔:黙れ、作り物の乳のくせに!(笑)
麗:麗もある方だけど、アラタには負けるよなぁ(ぽよぽよ)
アラタ:麗はある方なのか!? 驚愕の新事実。身長だけ見て一方的にぺたんこだと思ってました。ごめん!(笑)
麗:ライダースーツの前が止められなくて開けてる程度には。
焔:…スレンダー、と設定に書いてあるから俺も貧乳か微乳クラスだと思ってた…(笑)
麗:普通程度にはあるよ(笑)。大体『幻想の乗り手』さん程度には(笑)
アラタ:結構な巨乳さんだ!
十百帆:猿渡は B〜Cくらいかな。 成長のいい小学生(笑)
焔:まあ、やることは以上なので。先へ進めよう(笑)
GM:表では決戦前RPなのに裏では乳談義になっている件。
十百帆:よくある(笑)
アラタ:メタ空間は常にカオスなり。
GM:さて、罪は足りるかなぁ。
麗:自分は3つあるが。
十百帆:3つあるよ。
焔:俺は罪4点。クライマックスでもう1点増える予定。
麗:もうちょっとミドルで使えるアーツが欲しくなってきたな…。
アラタ:愛4の罪3ですなー。
焔:しかし考えてみたら、PC側からNPCにバインド起こすって新しいね(笑)
麗:ばいんどなにそれおいしいの。
GM:では、本日はここで中断させていただきます。お疲れ様でした。
一同:お疲れ様でしたー!
アラタ:途中の罪の取得で苦しい場面はありましたが、最後のシーンでロールのフリもらえたのありがたかった〜(笑)。自分でも納得行く罪の取得ができたし、ちょっと達成感ありますな。
というわけで、セッション二日目はここで終了。クライマックスは翌晩へ持ち越しとなりました。
■クライマックスフェイズ■
GM:では再開します。 死ぬがよい になるかどうかわかんないけど(笑)
麗:ま、見せ場は任せた。ミドルみたいな事は無いだろ(笑)
GM:さすがになぁ。
焔:Dアーツがかなり豪華だったから、油断してると死ねるな(笑)
アラタ:ドキドキするなー。
GM:人間性低下どうぞ。Climax 01 【 襲撃 】
シーンプレイヤー:全員
現在の人間性:焔(17→13)、十百帆(11→5)、麗(19→15)、アラタ(22→17)
アラタ:変異か。
麗:人間性の差が酷い。
十百帆:… バーサークした時点で 0以下になるな。 サイコなエゴでも考えておくか。
GM:このくらいなら大丈夫かなと。変異どうぞ。
アラタ:焔との絆をエゴ【敵を倒す】に変えます!
GM:了解です。
麗:魔獣化してマニフェストしても0割らないか…。
GM:だらーく、だらーく。
焔:堕落判定あるよなあ、やっぱ(笑)
麗:あるよねぇ。よっぽどで無きゃそれで0割れるか。
十百帆:登場判定で 2分の1の確率で 6 振ってるなぁ… 今回。
GM:おうふ。
▼集落入口
GM:待ち受けるキミたちを歓迎するかのように、集落全体に結界が展開された。すさまじい殺気が叩きつけられ、何かが向こうから現れようとしている。
焔:「来やがったか…」
GM:集落に住む人々もそれを感じたのか、大勢が外に出て不安げにあたりを見渡していたが、紗綾の父の一言で皆家に入る。
十百帆:「おでましね。」
麗:「おぉおぉ、いい感じに殺気が溢れてるわね」
GM/紗綾の父:「任せます」
焔:「おう、片っ端から焼いてやる」腕組みして仁王立ちで待つ五歳児。アップで見れば様になるが、カメラが引くと『ちまっ』とした感じで大人たちの間に立っているという…。
アラタ:おお、ちまいちまい(笑)「ああ、こっから先は俺たちの仕事だ……任せときな」
麗:「大まかな指揮はするけど、細かいところは各々任せていいわよね?」
アラタ:「ああ、無理に足並み揃えるこたぁない、各々上手くやるさ」
十百帆:「…やるべきことは ただひとつ 私の本懐のみ」
長いような短いような時間が過ぎ、やがて一体の青い燐光が視界に入った。
蒼く輝く剣を携え、青く輝く西洋甲冑の騎士がゆっくりと向かってくる。
それは待ち受ける半魔たちを発見して、静かに剣を構えた。
言葉はない。ただ怨念のように、それは殺意を向けるのみ。
焔:…んー。やっぱりOPに出た女とはイメージ違うなぁ。別人か?
十百帆:あれは 管理者だと思うがね。
麗:この魔剣が暴れてるところに紗綾が覚醒してOPが、とか?
アラタ:なんかソウルエッジみたいなやつだな。
焔:…何となくOPのからくりが見えた気もするが、キャラは知らないしな。目の前の戦闘に集中するか。
アラタ:「ワリィな。その程度の殺気――――こちとらもう慣れっこなんだよ!」
麗:「『アレ』に比べれば、戦いやすい事この上ないわね」エキゾーストノイズを響かせる。
十百帆:「うふふふふふ あははははは …なぁ あなた魔剣なんでしょう? 魔剣なんでしょうあなた? ねぇ 魂置いて行ってよ! ねぇ命でもいいけど ねぇ! 」(壊れ)
焔:「そいじゃあ、おっぱじめるか。…来な、跡形もなく焼いてやんよ」鮫の笑みを浮かべる五歳児。…しかしデータ的には、こいつ天敵なんだよな。特に俺だと装備の関係で受けるダメージが+10される。
アラタ:「お前ら、思う存分暴れろ! この天使の残したクソを叩き潰してやれ!!」
GM:怨念のような殺気が魔物の魂を揺さぶる。堕落判定どうぞー。
麗:愛二つ使ってエゴ【この事件に決着を】と【この一件を見極める】を絆に復元(ころころ)13で成功。
焔:絆は二つ。(ころころ)おろ、普通に成功した。けど、成功しても人間性は減るのよね。(ころころ)人間性9に。
麗:(ころころ)残り6、結構減るよね。
十百帆:(ころころ)成功で(ころころ)人間性 2(笑)…残り5 で なぜ残る。
麗:何故残る、だよな、それは。
アラタ:絆は2個!(ころころ)よし! (ころころ)人間性10。
現在の人間性:焔(13→9)、十百帆(5→2)、麗(15→6)、アラタ(17→10)
GM:全員暴走なしですね。では戦闘に入ります。
●現在のエンゲージ
| 魔剣 | ――遠隔―― | 焔、十百帆、麗、アラタ |
行動値:[21]麗→[11]焔、十百帆、魔剣フェリスレート→[2]アラタ
◆第1ラウンド
GM:セットアップ、こちらはなし。
アラタ:《魔獣化》!
十百帆:《魔獣化》宣言。そして 魔獣化で 人間性ゼロ。第3段階突入 アラタの絆を エゴ【魂を虚無に還す】 に変換。
我 報せる者 砂時計が ふわりと 宙を漂う
「汝の命数 ここにて尽けり。 これより先にして 命永らえる望みなし。」
我 与える者 湾曲した刃を持つ 冷酷な鎌を手にして
「汝の天命 ここにて絶てり。 我より逃れて 明日を拝める望みなし。」
我 迎える者 三途を渡す 舟に佇み
「汝の旅路 ここにて決まれり。 閻魔の白洲より 他を選べる望みなし。」
三様の死の使者ここにあり。
三者併せて 我 新たな 「死」の形 となれり!
紫紺のローブを纏い 愚かな死者を連れて 死神・紫雲 ここに立つ。
>行動値21
焔:イニシアチブで《魔獣化》宣言。背中から紅蓮の炎が翼状に伸び、身体には封印の金鎖が纏い付く。「俺様の前に道はなく、俺様の後は焼け野原! ねーちゃんの幸せを邪魔する奴ァ――焼滅! あるのみッ!!」ビシィッ、と指を突き付ける。
GM:あいさ。こちらはイニシアチブでDA《世界律:神速》。
麗:いきなりか。
GM:いきなりです。通します?
焔:来るとは思った。たぶんあれかな?
麗:どうする?
焔:《世界律:絶望》2発持ってたよな、こいつ。そっちに打消し技とっておいた方が良くない? 《世界律:神速》4とかあるし。
麗:(ボスデータを読み返し)…えーと、神速4超越3絶望2崩壊2散華3抹消1…だめだ、神速1枚消したところでどうしようもねぇ。
焔:まず神速→抹消とか、一発目でやりそうなんだよな。俺ならそーする。
麗:抹消は食らっても【FP】半分だよなぁ。
アラタ:おお、難しいなこれ。いわゆる割合攻撃か。グラビガだな。
焔:そんで【FP】半減後、こっちのイニシアに割り込んで攻撃&超越&絶望が飛ぶのではないかなと(笑)
麗:とりあえずここは通しで良い気がしますな。
焔:そーだね。
アラタ:正直私では判断しにくい部分もあるので、提案には積極的に乗ります。
麗:では《世界律:神速》は通し。
GM:了解ー。では魔剣フェリスのメインプロセス。マイナー《ビーストアウェイク:A》、メジャー《世界律:抹消》。(いっころ)このラウンド中7点ダメージ増加で、命中判定(ころころ)21です。リアクションどうぞー。
麗:おぉう、手数活かす気満々だよ…。
焔:うわ、命中も高ぇ(笑)
十百帆:普通に回避でいいのか?
GM:いいですよー。
麗:クリティカルしか回避できんか…。
アラタ:クリティカル!(ころころ)出目10、惜しいー。
十百帆:(ころころ)うん。 くらった。
焔:(ころころ)残念。
麗:(ころころ)ダメか。
GM:みな当たりましたー。カバーはどうします?
焔:アラタはクリットしてない?
アラタ:してないしてない。
焔:人間性20以下はダイス目10以上でクリティカルだけど。
GM:っと、第二変異だからしてますな。
アラタ:ああ! そっか、そうだったか! ついつい6ゾロだけがクリティカルだと思ってた。ありがとうございます。
GM:まあ麗以外は特性で命中23になっていたけど関係ないな。
麗:アタッカーは前衛で庇うから焔かな、庇うの。
焔:ちなみにこれ、カバーリングするとどうなるんだろう。【FP】4分の1?
麗:2分の1じゃない? ダメージタイミング一回だけだし。
GM:半減で今回はやります。
焔:庇えば、その分お得と。
GM:半分になりゃ、大抵のディフェンダー確殺圏内だし(ぼそ)
十百帆:とりあえず 庇う ならどっち?
麗:トモはフロントアタッカーだったよね?
十百帆:うん。 接近型だね。
麗:アラタも接近型だから、これ以降は前に出て庇う。だからここは焔を庇っておく。
アラタ:お願いします〜。ごめんね、ろくな意見も出せなくて。
麗:《守護の盾》を起動して焔をカバー、同時に《魔獣化》!! 人間性残り1!
GM:了解。ではともちんと麗にゃんは【FP】半分です。
焔:命中率高い上に魔剣のトゥルーだから、カウンター持ってそうで怖いな。
GM:麗のメインプロセスどうぞ。
麗:イニシアチブで思い出の品を使っておく(ころころ)21回復、残り【FP】53。ダイスが極端だが仕方ないか。ムーブで魔剣にエンゲージ、マイナーで超再生薬(ころころ)よし、全快。メジャーで《崩壊のマニフェスト》! 当然、魔剣対象!
GM:了解、【社会】+5だよね? 目標値は8です。1ゾロチェックのお時間です。
十百帆:【社会】…3? うん、普通3だよな…。
麗:判定値10、ついでに人間性が0割ったからエゴ化。幻想の乗り手の絆をエゴ【魔剣を倒す】に変更。「さぁ……ここからがアタシ達のステージのクライマックスよ!!」(ころころ)達成値16。魔剣はこれ以降食らうダメージに+10、さらにBS:狼狽をプレゼント。
アラタ:余裕でしたな。
十百帆:おおう。
麗:「災厄の敵役さんはここで倒されなさい!!」で、さっき変更したエゴから罪下さい。
GM:了解です。《世界律:不変》発動、【FP】5消費でBS:狼狽を解除。
麗:最初のお仕事終了〜。
アラタ:みんな行動値高いなー。
麗:ヘヴィウェポンのアタッカーは仕方ない。
十百帆:…固定ダメージが これで 45スタートになった!
アラタ:おおー! 凄い固定ダメージだ!
●現在のエンゲージ
| 魔剣、麗 | ――遠隔―― | 焔、十百帆、アラタ |
行動値:[21]麗→[11]焔、十百帆、魔剣フェリスレート→[2]アラタ
>行動値11
GM:イニシアチブ《世界律:神速》ー!
焔:来たー(笑)
麗:通し〜。
GM:さて、死ぬがよい。フェリスのメインプロセス、マイナー《魔刃解き:射程:シーン化》。メジャー《果てなき剣》により《餓えし凶獣》3LV発動。
麗:げ。
アラタ:うおお?
十百帆:斬撃飛ばすのか。
焔:基本ダメージも高そうだな、こりゃ。耐えきれるか?
麗:自分以外はどうだろうなぁ。
GM:DA《世界律:散華》で目標、後方エンゲージに範囲攻撃(ころころ)麗いないので26で命中ー。
アラタ:うひゃー!?
麗:チ、ばらけたのは失敗だったか。
焔:うん、やるとは思った(笑)。ダメージ次第かな。
十百帆:(ころころ)ん。喰らったな。
アラタ:いけるかなー(ころころ)おお、よけた。クリティカルー!「しゃらくせぇっ!!」十字架振り回しゴギンガギンッって感じに乱舞して弾く!
焔:回れ!(ころころ)こっちも避けた!(笑)
GM:ともだけか。
アラタ:なぜだ……重量級キャラのはずなのに避けるぞ!?
十百帆:《時の砂》を宣言する。(ころころ)あ、無理。
GM:残念、では改めてダメージロールに《魔獣の殺気》《魔獣の殺意》3LV。
麗:なら、手はこっちかな。《守護の盾》《レンジドカバー》でトモホをカバーする。
GM:カバー了解、39+10d6+7で(ざららーっ)88点〈感情〉です。
アラタ:なにこれこわい。馬鹿みたいなダメージだ!?
十百帆:6が多いし、ダイスも多い!
焔:えーと。防御アーツ使うか?(笑) マクスウェルで16点減らせるけど。
麗:あ、お願いしていいですか。そうすれば《不壊の盾》と合わせて生き残れる。
焔:使えば耐えられる?
アラタ:これを耐えるのか! すごいなー!
麗:《不壊の盾》起動! ダメージを10軽減!
焔:では、ダメージロール後に《マクスウェルの悪魔》宣言。俺様《災厄者》持ってるから、このタイミングで使える。「Wall of Fire!」指先から吹き出した炎が、津波の如き勢いで攻撃を堰き止める。
麗:残り【FP】13!「つつ…!! ナイスアシスト、焔君!」
焔:「きっちりサポートしてやるから、気合入れろよ!」
アラタ:「すげーな焔、やるじゃないか!」
十百帆:「来たか… 私の…s !?」
GM:テストした時はここまで避けなかったから、案外余裕になるかな?
アラタ:被弾するキャラが少ないと、かばう側も判断下しやすいでしょうしね。なんか妙に運が良くて嬉しいな!
焔:俺様のシミュレートでも、基本回避は出来ない想定だったから…正直、予想外(笑)
アラタ:なんか勢い来てますよね!
麗:ただ、このラウンド殆どカバーできる技使っちまった…。
焔:ところで。回復と攻撃と、どっちがいい?
麗:正直、絶望無しであの威力だと、もう耐える手段ないんで攻撃で。
アラタ:諦めの境地レベルか(笑)
焔:ま、やっぱそうなるか。
十百帆:回復貰っても 一撃で墜ちるだろうから 攻撃で。
アラタ:うーん、皆やっぱ状況よく見えてますね。私なんか、今の提案で安易に「回復のがいいんじゃない」って言いそうになったもの。
焔:ここまでリソース最小で耐えきったのが、むしろ奇跡みたいなもんだし(笑)
GM:うむ。罪0とか想定外です。
アラタ:GMも想定外なんですか(笑)
焔:俺も当初の予定だと回復に回りそうだなと予測してたんだが…(笑)
麗:ダメージ受けてるのが実質自分だけだもんね。
GM:1人ならともかく2人避けるのはねぇ。
アラタ:ダイスの女神様に感謝しとかないと。正直2回目の攻撃を避けれるとは思ってなかったです、マジで。
麗:まったくだ、ホントなら《群れの護り》切ってるところだったもん。
アラタ:しっかしこのエネミーほんと強いですよね、攻撃性能が次元違いすぎる。
麗:てーか神速積みすぎだ。
GM:修羅ルートですしな。
アラタ:戦闘難易度が高いルートなのかー。
>行動値11
GM:焔orとも、どちらから行きます?
十百帆:どちらでもいいんだが… 突っ込もうか?
焔:いや、俺から行こうか。
アラタ:先生、お願いします!
焔:ムーブ《眷属の助け》、メジャー《災厄者》で範囲攻撃。人間性マイナス2で変異第三段階。十百帆の絆をエゴ【獲物を焼き尽くす】にエゴ化する。
麗:「焔君は牽制、トモホちゃんの攻撃援護を!」
焔:「わかってらい!」もういっちょ来い!(ころころ)うっしゃあ! クリットで達成値39!!
アラタ:ナイスー!
GM:回避クリティカルのみ…つーかクリ出すぎでねぇか(ころころ)命中。
十百帆:心配せんでも猿渡の出目が現在腐っておる。 2d6で 3・4・4。
麗:こっちは不安だよ。
十百帆:まーな。 実のところ 当てられるか心配だ。
焔:ダメージロール前に《ガードブレイク》宣言。更に罪でダメージブースト。これに《マクスウェルの悪魔》を追加する。
麗:ダメージ前に《群れの刃》!(いっころ)ダメージ+11点。
アラタ:おお、最大値!
焔:(ざららーっ)81点〈感情〉ダメージ、更にBS狼狽!
GM:狼狽を《世界律:不変》で解除して、86点。更にガード値とアーマー値-10と。
焔:「久々に見せてやるぜ…受けてみろ!」両手から吹き出す帯状の炎が螺旋を描き、敵の全身を絡め取った…次の瞬間!「妙技・お代官様あたーっく!」焔が炎の帯を勢いよく引くと、巻き付かれた敵の身体が独楽のように猛スピードで回り出す。遠心力と摩擦と炎の高熱により、その装甲が次々と弾け飛んでいくのだ!(一同笑)
アラタ:あーれー〜〜〜〜〜? よいではないかよいではないか(笑)
GM:五歳児ェ…(笑)
アラタ:BBTって、愛は大事にするとして、罪はどんどん使うべきなんですね。
麗:愛も絆を修復する分以上は使っても構いませんからねぇ。罪は基本復活かダメージに使うもんですし。今回は各々3つ以上罪をため込んでのバトルですから、使い惜しまなくて大丈夫かと。
アラタ:あい、ガンガンやります!
>行動値11
GM:イニシアチブ、こっちはないです。
十百帆:猿渡 出陣。
アラタ:やっちゃえ、バーサーカー!
十百帆:ムーブ、接敵。 マイナー《虚無戦鬼》、 メジャー通常攻撃。 《魔獣の殺意》付与。
GM:命中どうぞー。
十百帆:「(くすくすくす)…あーはっはっはっははっは!」
麗:「なんかスイッチ入っちゃったっぽいね…アタシを斬らないでよ?」
十百帆:(ころころ)ちーん…出目4。
焔:本当に酷いな!? ワンモアいるかー?
十百帆:頼めますか?
焔:OK。《ワンモアチャンス》!
アラタ:ワンモアセ!
十百帆:(ころころ)クリット 38。
アラタ:おおー!!
焔:よぉし!
麗:いいねぇ。
GM:《妖刃乱舞》宣言。
麗:魔剣ならそれあるよな…。
焔:予想はしていた。むしろ俺様の時に使われると思ってた(笑)
GM:(ころころ)達成値22。DA《世界律:超越》宣言しますー。42ですー。
麗:阻めない…。
アラタ:うあー!?
十百帆:「(くすくすくす) …空振り? あははは …死はここにあり」
焔:アタッカー、やっちまえ!
麗:ここは切り時だろう!
アラタ:おお、罪での達成値増加かー。
焔:いや、アタッカー基本アーツ(笑)
GM:《万物の打倒者》。
麗:判定の達成値を20削る、アタッカーの切り札アーツだ。《エゴを阻む者》より下に見られがちだけど攻防一体なんだぞ、これ。
アラタ:ああ! それか、すっかり忘れてた! 基本なのにうっかり忘れてた、ごめん!
十百帆:ならば 《万物の打倒者》切って 相殺する。 ……普段アタッカーせんから忘れとった。
GM:まあよくある(笑)。了解です、ダメージどうぞー。
焔:ダメージロール前に《ロイヤルブラッド》宣言。人間性マイナス11に。「Take That, You Fiend!」十百帆の攻撃と同時に、大きく弧を描いた火炎弾が敵の背後から直撃する。(いっころ)19点ダメージ増加。
麗:愛と罪を使って(ころころ)20点ダメージ増加!
アラタ:大盤振る舞いや!
十百帆:ダメージに罪入れる。そして本来の火力(ざららーっ)111点、 装甲無視。「と、思った? …否 汝は生き過ぎた… その魂…虚無に還しな!」人間性マイナス9。
焔:なかなか良いダメージ来ましたな〜。
麗:いい感じいい感じ〜(笑)
アラタ:すげー!? こんなダメージ出るのか!
GM:よそー以上に痛いわぁ。
麗:次のアラタで不滅いけるかな。
アラタ:がんばる!
●現在のエンゲージ
| 魔剣、十百帆、麗 | ――遠隔―― | 焔、アラタ |
行動値:[21]麗→[11]焔、十百帆、魔剣フェリスレート→[2]アラタ
>行動値11
GM:こちらは待機。
麗:これ以上の神速は発狂モード入ってからなんかね…。
>行動値2
GM:ではアラタのメインプロセス。
アラタ:ムーブで接敵、マイナーなし、メジャーで《魂のひと触れ》《魔獣の殺意》《ヘヴィバッシュ》使います。命中判定!(ころころ)達成値13、しょぼーい。振り直しとかって、もうないですよね?
焔:ごめん、品切れ。次のラウンドにならないと。
十百帆:無いっす。
アラタ:んーと、ここで罪使って達成値増やしたら、ダメージ増やすのに罪使えないんですよね?
麗:いや、大丈夫だよ。
焔:タイミング違うから、可能だよ。
アラタ:あ、大丈夫です? なら罪を使って達成値増やします!(ころころ)おお、ナイスな出目だ、合計29。
麗:なんぞこれ。
焔:おおー。
十百帆:ごふ。
アラタ:達成値はコレで確定で!
GM:では《妖刃乱舞》宣言。ついでにDA《世界律:超越》!
アラタ:うわー!? カウンターやめてぇ!
GM:(ころころ)おうふ、出目3?
アラタ:あ、いけた。わーい!
焔:ダイスの女神はこっちの味方だ!(笑)
麗:いや、達成値40だから…。
GM:《第二人格》で振り直しー(ころころ)45ですー。
アラタ:あ、超越加算したらいけてるか。
焔:そこで切り札ですよ。
麗:まぁ切り札の切り時だろう。
アラタ:おっと! 《万物の打倒者》使います!
GM:了解です。ではダメージどうぞー。
アラタ:んでダメージロールに罪使いますね!(ざららーっ)69点〈感情〉、びみょいけどどうだ!
焔:一回は殺せる…かな?
麗:総計250程与えたかな。
アラタ:「くらえやコラァ!!」十字架から解き放たれ、両の拳で殴る!
GM:豪快な一撃は青い鎧を叩き潰した。崩れ落ちる鎧から怨霊のように青い光が人型を取り剣を再び構える。《世界律:不滅》発動ー。
アラタ:よしきたー!
麗:残り【FP】24か…さて、どうしよう…。
GM:では本番ですな。
●現在のエンゲージ
| 魔剣、十百帆、麗、アラタ | ――遠隔―― | 焔 |
行動値:[21]麗→[11]焔、十百帆、魔剣フェリスレート→[2]アラタ
>待機組
GM:魔剣フェリスのメインプロセス。マイナーなし、対象をDA《世界律:崩壊》で全体化。メジャー《魔器覚醒》により《餓えし凶獣》3発動。
麗:ほむら〜、マトモにくらっちゃってくだしあ。
GM:命中(ころころ)6ゾロで達成値47ですの。
十百帆:おい。
アラタ:うえ!?
焔:まじか(笑)
麗:さてガードガード(現実逃避)
焔:まあ、ワンモア要らないよねこれは(笑)
麗:ってか振り直し使い切っちゃってるしね(笑)
GM:まだラウンドおわってねーっす。
焔:そうだった(笑)
GM:リアクションどうぞー。
アラタ:ガードしまーす。
十百帆:《笑顔の魔法》しても無駄だなー。 麗のアーツ使っても2足りん。
焔:ガードするか。多分あれが来るけど(笑)
麗:ジョーカーでガード。
十百帆:ガード不可だから 無駄に足掻いてみよう(ころころ)はい むりー。 BS:暴走は ガードとカバーができなくなる。
アラタ:リスキーですねぇ。
焔:アタッカーにはあんまり関係ない。ディフェンダーが喰らうと致命的(笑)
GM:ダメージロールに《魔獣の殺気》《魔獣の殺意》、DA《世界律:絶望》追加(ざらざらざらーっ)119点ですー。麗ちゃん以外124点ですな。
アラタ:(アカン)
焔:どーしよーもねー!(笑)
麗:さて、どっちかだけなら庇えるけどどっちがいい? 焔は諦めて。
アラタ:十百帆をカバってあげて!
十百帆:あ、こっちいいです。 アラタ庇って。
アラタ:いいの?
十百帆:いいよ。
アラタ:んじゃお願いします。ありがとう!
麗:おっけー、《守護の盾》でアラタをカバーリング!
GM:了解。
十百帆:「おお… 虚無が訪れる… 死はそこに…」
麗:238喰らってかりそめの死と。
アラタ:「スマン……さすがにコレはどうしようもねぇ!」
焔:かりそめの死から罪で復活。「この程度で…俺様の炎を消せると思うなよ小僧!」傷を炎で瞬時に塞ぎ、立ち上がる。【FP】16に。
麗:罪の復活を使用、【FP】を15に。「良い一撃だけど……『アレ』に比べればまだ温い!」
十百帆:罪使用 【FP】16。「だが、 我は 撓り 死なり 我は虚無なり」
GM:お互いの罪の確認したほうがいいでっせー。
アラタ:残り罪1〜。
十百帆:罪2点と解放。 3点目狙ってます。
アラタ:あ、そうだ。私も罪の申請で3点目狙えます。
麗:今の復活で残り2点、解放を視野に入れるならあと2回死ねる。
十百帆:解放もあるからこっちも2回いけるよ。
GM:1ラウンド目最後のイニシアチブ、DA《世界律:神速》ですー。
焔:大盤振る舞いやのう(笑)
麗:敵の攻撃がきつい〜…。
アラタ:ラウンドが終わらない(笑)
麗:さすがにこれの次はクリンナップだ。神速一枚残ってるけど。
GM:マイナーなし、メジャー《果てなき剣》により《餓えし凶獣》3発動。対象はDA《世界律:散華》を使用して、エンゲージしているメンバー。(ころころ)達成値25です。
麗:《きらめきの壁》を使って対象を自分だけにする。人間性マイナス17で。
アラタ:ディフェンダーは偉大なんだな……。
GM:はい、リアクションどうぞ。
麗:クリティカルのみだし、怪異は要らんか…(ころころ)チ、クリットにいちたりない。
焔:惜しいな。
GM:命中。ダメージロールに《魔獣の殺気》《魔獣の殺意》3。(ざららーっ)86点〈感情〉です。
アラタ:アイエェェ……敵の殺意が高すぎるよぉ。
麗:「まだ…まだあああああ!!」死んで罪で復活、と。このラウンドで吐けるリソース全部吐いたぜ…。
アラタ:カッツカッツやな!
麗:きらめき使わないかな〜と思ったらこれだよ…。
十百帆:《笑顔の魔法》はまだ吐けるが 達成値が高すぎて 雀の涙にもならん。
GM:クリンナップ、こっちはないです。
一同:なしー。
●現在のエンゲージ
| 魔剣、十百帆、麗、アラタ | ――遠隔―― | 焔 |
行動値:[21]麗→[11]焔、十百帆、魔剣フェリスレート→[2]アラタ
◆第2ラウンド
GM:セットアップ全員なしと。
>行動値21
麗:多分、撃って当たれば死ぬが…。超越って、まだ二枚しか切られてませんよね?
GM:うぃ。
焔:あと一発は残ってるか。て言うか、まだ2ラウンド目の頭か…もうさっきの時点で次のラウンドかと思ってたよ(笑)
アラタ:濃すぎる1ラウンドだった。
麗:多分大丈夫だろうけど、ここは攻撃しておくか…やっこさんの【FP】は30前後だろうしな。
十百帆:振り直しは復活している。
アラタ:がんばろう。
GM:がんばれー。
麗:回復は…無しで良いか。メジャーアクションでジョーカーによる攻撃!「撃ちぬく…!」(ころころ)クリって39!
焔:おおー。
GM:ガードしますー。
焔:ダメージロール前に《ロイヤルブラッド》宣言。
麗:《群れの刃》と罪によるダメージ増加!
アラタ:おおーーー!!
焔:「Blasting Power!!」拳大の火炎球が着弾するなり炸裂、敵のみを劫火の渦で包み込む。(いっころ)17点ダメージ増加!
麗:「――さぁ、フィナーレよ!」(ざららーっ)67の防御無視!
アラタ:いいダメージだ! これならいける!
GM:フェレスは真の死になりましたー。
麗:「とっておきの一撃が魔剣を貫き破壊する……まぁまぁ絵にはなったかしら」
アラタ:やったー!! 真の死だ!
焔:さて、本当にこれで終わりか…?
十百帆:ここでどこからともなく《絆の救済者》飛んで来ないか?
GM:だが待ってほしい。 こいつ何故、人間/概念かを。
麗:そしてその疑問を解消するアーツが一つあるな。
焔:…レジェンドに復活アーツあったっけ。
十百帆:《伝説ふたたび》?
GM:――《内なる獣:伝説ふたたび》宣言。
アラタ:うおあー!?
焔:純血アーツだったな、そーいえば…(笑)
GM:こいつは絆とかないため、特殊ルールによりドミニオンアーツ数×1d6で復活します。
麗:DA!?
GM:(いっころ、出目は2)低めだの、28点。
麗:あっぶねえええええええええ!?
焔:6とかじゃなくてよかった(笑)
アラタ:ひいぃぃぃ!?
麗:「ま、それくらいはオミトオシね」しかし、まずいな…麗の一撃で倒せないのは自分の中で確定してたが…。
十百帆:ああ、イニシアチブが 生じた。 神速が来る!
アラタ:ああ、窓に! 窓に!
麗:焔さ〜ん、場合によっては切り札くださいな。
焔:心配するな、誰を救うか思案中だ(笑)
>行動値11
GM:イニシアチブでDA《世界律:神速》宣言。
焔:ですよねー!(笑)
十百帆:来たね。
アラタ:ウォアー!?
麗:さてさて。
GM:マイナー《ビーストアウェイク:A》、メジャー《魔器覚醒》により《餓えし凶獣》3発動。(いっころ)増加ダメージ7で、対象はエンゲージしているメンバー。DA《世界律:散華》使用します。
麗:エキスパートガーダーないんだよねぇ、これが…。
GM:(ころころ)DA《世界律:超越》乗せます。命中44、アラタ、十百帆は46。リアクションどうぞー。
アラタ:クリティカルしても無駄だなー。ガード!
麗:6ゾロでも避ける目無いわ、ガードだ。
十百帆:振る(ころころ)クリティカル だが 34 では届かんな。
アラタ:超越なかったら避けれてたのに!
焔:まあ罪の少ない方を庇って少しでも節約する手かな。
麗:アタッカー陣、罪はどっちが少ないかね?
十百帆:罪1〜。
アラタ:罪1! でも【敵を倒す】のエゴから罪の申請のアテはある!
麗:んじゃトモをカバーするわ。
十百帆:ただし解放すればもう1回耐えられるし、 【虚無に魂を還す】エゴもある。
焔:解放状態になれば、攻撃でクリティカル出しやすくできるしな。
麗:どっち選んでも、あんま変わらんか。
十百帆:変わらん。 アタッカー の 攻撃的なエゴ狙いの罪1解放待ちだ。
アラタ:ならトモでもいいんじゃないかな。さっきは私庇ってもらったしね。
麗:そうする〜。
焔:まあ複数が解放すると、庇いきれなくなって詰むけどな(笑)
麗:《守護の盾》でトモホをカバーリング!
GM:はいー。ダメージロール《魔獣の殺気》《魔獣の殺意》3、そしてDA《世界律:絶望》と(ざらざらざらーっ)では130点どぞー。
麗:260喰らって、愛を払って解放状態に。とりあえず自分はリーチだ。残り【FP】13と……ゲフ
アラタ:罪で復活!
焔:復活対象は麗になるかな、これは。
十百帆:…ところで 麗は いつ 《エゴを阻む者》使ったっけ? 記憶が定かでないんだが…。
焔:奇遇だな、俺様も覚えてない(笑)。というか、使ってない気が…
GM:使ってないですからの。
焔:…やっぱり?(笑)
麗:うん、オレのログにもない。
アラタ:俺のログには何もないな。
十百帆:…いつ 使うんだろう…?
麗:てっきり、どっかで使った気になってた。
焔:まあ超越があと一つ残ってたような気もするし?
GM:超越切れましたぜ。
麗:超越は今ので品切れ。
焔:あれ?(笑)
アラタ:マジか!
麗:…………。
アラタ:つ、使い道はまだあるよ!
十百帆:神速も もう1個ありそうだし。
麗:今ので4つ使ったよな。
アラタ:うっかりしたなー(笑)
麗:うっかりしちゃったねー。
十百帆:…使ったか? …消せるもの残ってるか?
麗:断言する。無い。
アラタ:でもしゃーないですよ、しゃーないしゃーない。
GM:《世界律:不変》とか?
麗:あれは消せん。
焔:消してどーする(笑)
>行動値11
GM:イニシアチブ、神速はないですー。
一同:なしです!
GM:では焔or十百帆のメインプロセス。
焔:さて、そいじゃ俺からやるか?
アラタ:いっちゃえいっちゃえ!
焔:ムーブ《眷属の助け》、メジャー《災厄者》で範囲攻撃。人間性マイナス19!(ころころ)ありゃ、出目5。気合が抜けたか…(笑)
GM:確定?
十百帆:《時の砂》…する?
焔:うーん。いや、自前で振り直す。《ワンモアチャンス》で人間性マイナス21に。女神よもう一度!(ころころ)惜しかった。達成値18。
麗:微妙に機嫌悪いね女神様。
GM:では【感情】でドッジ。
焔:いや、回避だ。《眷属の助け》の効果で、ドッジ基準値は【回避値】になる。
GM:回避か(ころころ)なら命中ですな、【回避値】5なので。
焔:おお、らっきー。
アラタ:おおー! みんなほんとすごいなぁ、サポートが噛み合ってる!
焔:罪でダメージブースト。(ざららーっ)42点〈感情〉とBS狼狽!「これで最後だ…Hellbomb Bursts!!」無数にばらまかれた炎の羽が周囲から敵を覆い、焼き尽くす!
GM:蒼き剣は劫火にまかれ、ゆっくりと飴のように溶け出す。蒼い燐光が苦しげに蠢くが、それもやがて炎の中に消えて行った。戦闘終了ですー、お見事でした!
アラタ:おみごとです!
* * *
焔:…用意してた戦闘演出も打ち止めだ。終わってよかった(笑)
麗:いやぁ、うっかりで《絆の救済者》されるところだった…モウコウゲキニタエレマセン…。
アラタ:状況を把握するのにいっぱいいっぱいで、ロール全然できなかった(笑)
GM:あ、人間性低下はまだあるんで、人間性回復しないです。
アラタ:はーい。
焔:…んん?
麗:トラックバックはもうちょい後か。
GM:ロールプレイ終わったらクライマックス2ですー。
麗:え!?
焔:うわー(笑)
GM:イベントだけですけどねー。
麗:あ、良かった;
焔:あ、そーなんだ。ほっ(笑)
十百帆:あと 一撃いけたな。 (火力面で) …まぁ アタッカー0点組 だし出来ることは少ないわなー。
GM:戦ってもいいのよ(ちら)
アラタ:もう一戦とかダメだろ(笑)
十百帆:いちげきだよ(笑)。 こっちが 一撃 加えるって意味だよ!(笑)
麗:切り札が《エゴを阻む者》一枚しか残ってないっての!(笑)
焔:《絆の救済者》はまだあってよ?(チラチラッ)
アラタ:このGM……もしやドSか!?
GM:クライマックス終了でエンディングは明日ですな。あ、クライマックス2で戦うと自動的に管理者とも戦いますね。
焔:えんりょしときます、いやまじで。
アラタ:やめてくださいしんでしまいます。
麗:クライマックス2で何をやらせる気だこのGM。
焔:んー。たぶん、OPのあれとか?
GM:殺戮人形28体だったかな、今のカウンター。
麗:死ぬわ。
十百帆:殺戮人形 6じゃねぇのかよっ。 増えてるよ!
途中の条件などを鑑みるに、おそらく“救った集落の住人全員”分がカウントされたと思われます(笑)…いや、ほんと勘弁してくださいマジで。
* * *
十百帆:「虚無よ… その魂を受け入れたまえ…」
麗:「これにてフィナーレ…アンコールはもう無いわね」
アラタ:「ったく、おっそろしい敵だったぜ……もう二度とやりあいたくねーな」
麗:「正直、もう一撃耐えるの無理だしね…」体ガクガク。
アラタ:「おう、大丈夫か? 無理すんなよ」震えてる麗を抱き上げる。
麗:「助かるわ…」ぐてー。
アラタ:「お前には特に身体張ってもらったからな。ゆっくり休んでいいぜ」
焔:「ま、俺様がちっと本気出せばこーんなもんだけどな!」はっはっはーと胸を張りつつ。しかし膝から下はガクガク笑ってる。
十百帆:「 天道 輪廻の名のもとに 悪しき魂 善き魂 すべては溶けめぐりて 新たな 魂と ならん… 」
麗:「本当に皆、お疲れ様ね…」
アラタ:「つか、しょーじきナメてたわ。焔と麗が居なかったら死んでただろうし、トモホがいなけりゃアイツ倒せなかったろ、ぜってぇ」
麗:「運が少しこちらに向いてなかったら、倒せなかったわね…あそこまで戦闘に特化したドミネーター、そうはいないわよ…」主に神速的な意味で。
十百帆:「虚無がまだ、 私たちの魂を受け入れるには 早い。 …そう断じたのかもね…?」
麗:「そうだといいけどね…」
アラタ:「ああも殺し尽くさんばかりのドミネーターはもう勘弁だな……さて、と。依頼は果たしたんだ、とっとと戻ろうぜ」
焔:「幸運の女神はイイ男とイイ女に味方するって決まってんだよ、昔っからな。…あー、にしてもつっかれた!」どっかりとその場に腰を下ろす。
アラタ:「お前も確かにイイ男だったよ、焔」頭がしがし撫でる。
焔:「中身ヤローのお前に褒められてもなぁ」頭くしゃくしゃにされつつ。
十百帆:「…乗ってく? 」カロンの船を横付け。
麗:「乗る…バイク運転する気力ない…」
GM:ともちん、どさくさに紛れて三途渡し狙ってないかの?
十百帆:狙ってねーよ!(一同爆笑) 6文銭 持ってないでしょーし。
アラタ:「ま、帰ろうぜ。これで一仕事終わりだ」
十百帆:「積んでく? 」(以下略)
麗:「お願い…アタシまだ手元に召喚できないの…」
焔:「あ、ついでに俺様も乗っけてくれや。今からじゃ飛んでくのもきっついわー」ひょいっと船に乗りつつ麗も引っ張る。
麗:ひっぱられながら力の源をかじる。力の源で回復していい? ってまだ解放状態だった…ごめん、なしで…。
GM:シーン変わってないか、あいあい。
焔:うん。回復できるなら俺がやってる(笑)
十百帆:「さんずのか〜わの わた〜し〜もり〜 」(ぎーこぎーこ)「 …無賃乗船 は 渡さないけどね 」(にこ)
―――その時、世界が血の海に変わった。
Climax 02 【 深紅の人形師 】
シーンプレイヤー:全員
GM:このシーンでは、人間性の減少なしです。
焔:何か来たー。
十百帆:来たね。 管理者が。
焔:シーンタイトルだと、ちょっとイメージ違うような…。俺がSFちっくなタイムパトロールのイメージに囚われてるだけか?
アラタ:管理者コワイ。
小さく手を叩く音が響く。
赤い月の下、屋根に座り赤いドレスをまとった少女が満足げに手を叩いている。
GM/少女:「さすがねぇ、久々に興奮したわ」
麗:「…誰…?」体を起こしつつ。
GM:少女は重力を無視したように、ふわりと屋根から飛び降りる。
アラタ:「敵……か……?」
十百帆:「 …(ちゃっ)… 」 無言で鎌を手に取る。
GM/少女:「名前は秘密。戦うときじゃないと教えてあげない」
アラタ:「なら秘密のままにしといてくれ。こちとら満身創痍だし……なによりアンタみたいなのは万全でも敵にしたくねぇ」
麗:…あいつか、これ?
GM:ふむ、さらっと出てきましたな。
麗:PLは一回見てるっぽいからね、こいつ。(*どうやらGMの別セッションで登場したNPCらしいのですが、編者は参加してないため…以下同文)
アラタ:別のセッションで出てきたのか。
麗:観客に近い形だったけどね。
焔:「……何の御用かな、おぜうさん? 俺様達、これからハッピーエンドで帰るところなんだけど」
GM/少女:「用は特にないわ。あれが目標だったし」燃え尽きた剣の残骸を指差す。
十百帆:「…あれ?」
麗:「(だめだ、目がかすんで奴のエゴが見えない…)」
GM/少女:「今回は貴方たちのおかげで楽だったわ。ありがとね」少女は船の舳先に音もなく降り立った。「あなたたち、何か違う気がする? 何らかの力が働いているわね。どこから来たの?」
焔:「内緒、だ。イイ女には秘密が付き物なんだろ? イイ男も同様だ」人差し指を口元にあてる。
アラタ:「……まぁ、そういうことにしといてくれ」キザな焔のセリフに嘆息しつつ。
GM/少女:「そうね、内緒よねぇ」
麗:「そうね、そちらも自分の事は秘密なんだし、お互い様って事で」
十百帆:「奈落と虚無以外の力? 残念だけど知らないわね?」
GM/少女:「ま、教えてくれなくてもいいしね。監視してたんだし」
アラタ:「……悪趣味なこって」ボソッ。
GM/少女:「これは今回のお礼」そう言って指を鳴らすと、血で出来た人形がゆらりと出現した。「これあげる。一緒に帰れば、こいつらが囮になるわ」少女はそう言うと血の海の上に立つ。「じゃあねぇ。また会うことを祈って」
焔:「…ありがたく受け取っとくよ。また逢えたら愛を育めることを祈ってな」ひょいっと手を振り。
麗:「できれば相手したくないけどね…」(ボソッ)
アラタ:「(……できれば会いたくないけどな。ヤな匂いがぷんぷんするぜ)」
十百帆:「…次会う時は 天寿を迎えた時に して欲しいな…(はぁ)」
* * *
GM:では、残りはエンディングとなります。人間性の回復も行うので、最終人間性の申告もお願いしますねー。
焔:人間性マイナス21の絆2ですね。
十百帆:絆3 の 人間性マイナス9。
麗:現在マイナス20の絆5です。
アラタ:絆2の人間性6です!
GM:ぬ、プラスがいるとは。
アラタ:なぜかプラスです、申し訳ないです。
麗:アラタ1回しか攻撃してないしね〜。麗と焔は逆に頑張りすぎたかな。
アラタ:偏りましたねー。
麗:いや、自分は頑張ってないと誰か(たぶん自分)が死んでたから。
GM:ふむー、人間性にダメージ与えるアーツでも考えるかー。アタッカー陣パッシバーだったからギミック不足だな。
十百帆:アタッカーパッシヴ揃いで 低経験値 でしたしね。 猿渡が マイナスいってるのは 主に《時の砂》成分。
アラタ:元々そんなに使えるアーツもなくて人間性消費するビルドでない上に、登場時の低下も低かったですからね。
麗:人間性にダメージ…《己が獣を解き放つが良い》というDエゴアーツがだね。これだとディフェンダーが死ねるが。
十百帆:コズミックの《正気喪失》もあるな。
GM:まあ、次以降ですな。準備できたならエンディングに入ります、OKです?
一同:OKでーす!
GM:紗綾パパに挨拶する? すぐ帰る?
十百帆:挨拶する。
アラタ:あー、どうしようかな。
麗:自分はどちらでも。
焔:まぁ、最後に紗綾の無事を確認する意味もあるし、普通に会うか。
アラタ:ここでパパが「そうか……ご苦労だった。では不要になったキミたちを始末させてもらう」とのたまう展開がワンチャン。
GM:ふつーに負けますぞ、んなことしても。
アラタ:冗談です、ごめんなさい。
焔:「ば、ばかな…この俺様がおっさんに負けるなん、て…」がくり(笑)
麗:ボロボロだもんな、皆…。
アラタ:思い返せば返すほど強敵でござった……。
■エンディングフェイズ■
▼森の集落(過去)Ending 01 【 迎える者 】
シーンプレイヤー:全員
――全てが終わり、月が中天に輝く。静寂を破ってドアの開く音がした。
GM/紗綾の父:「終わったのかな?」
アラタ:「おう。見ての通りボロボロだけどな、筋は果たしたぜ」
焔:「完璧に叩き潰してやったぜ。俺様は超一流のプロだからな!」親指立てて笑う。
GM/紗綾の父:「キミたちが4人がかりでそこまでなるんだ。私一人では、どうにもならなかっただろうな」安堵の溜息をつく。
十百帆:「ええ… 終わりました。 …襲撃者の魂は無事に虚無に還り、村は守られました」
麗:「一人でも欠けてたら、どうにもならなかったわ…」力の源かじりながら。
十百帆:カロンの舟 に 焔とサイクロン積んで ふよふよしてる。
麗:あれ、麗は!?
アラタ:私が抱っこしてるよ!
焔:「そんで、俺様達が闘ってる間に何か変わったこととかあったかい?」
GM/紗綾の父:「いや、何か気になることでも?」
焔:「んー、いや。何もないならいいや、念のために確認しただけだ」
アラタ:「正直、これ以上何かあったら動ける自信ないからな……」ボソッ。
焔:「…そーいや、紗綾ちゃんは今どこに?」きょろきょろ。
GM/紗綾の父:「紗綾か、中で寝ているよ」
アラタ:見た目五歳児が三歳児に興味を持ったようです(笑)
焔:「ふーん…」ちょっとだけ、奥を覗いてみる。
GM:紗綾の父の向こう側で、母らしき女性に抱かれて眠っている。
焔:「…あの人が、嫁さん?」
GM/紗綾の父:「ああ、そうだ」
アラタ:「……微笑ましいな、こういうの」ほっこり。
麗:「何事も無く終わってよかったわね」
GM/紗綾の父:「重ね重ねキミたちには感謝するよ」
十百帆:「…ふふ… どうやら この場において もう鎌は必要なさそうね 」 鎌を消す。
アラタ:「気にすんな。どうせこっちの都合でもあるんだ」んで一通り様子を見て。
GM/紗綾の父:「そろそろ行くのかい?」
十百帆:(こく)「 …ええ。 新しき命が育まれるのに私みたいなのは 不要だもの。」
焔:「そだな。…まーなんだ。もし今後も何か妙なことが起きそうなら……ここに連絡してくれ」ペンとメモ帳取り出して、さらさらさら…と、何か書いて渡す。
GM/紗綾の父:「ああ、そうだな。助かる」メモを受け取ります。
焔:「そいつ、口も態度もちぃっとばかし悪いけど“女のためならどこへでも駆けつけて力になってくれる奴”だから。いざって時は頼りにするといいぜ」
アラタ:「達者でな―――きっと、またどこかで会うさ」改変された未来での邂逅を示唆して。こういう、本来助からない人物が助かる流れって好き。
GM/紗綾の父:「ああ、そうだな。そうなるといいな」
麗:「ではまたいつかどこかで」
焔:「そんじゃ、またな!」にやり、と笑って去っていこう。
十百帆:「 …じゃぁね。 虚無と奈落の名において この村に幸あらんこと 災い振りかからぬ ことを… 」 軽く手を振って 姿を消そう。人間性0以下だから 半透明ボデー。
アラタ:クロノトリガーやクロノクロス思い出すなぁ、こういう時間遡る系の話すると。
GM:ゆらりと不意に景色がゆがむ。行きと同じだが、強く魂が引っ張られる感覚が襲い掛かってきた。人間性1d6低下お願いしますー。
現在の人間性:焔(-21→-25)、十百帆(-9→-11)、麗(-20→-22)、アラタ(6→1)
麗:良かった、許容範囲だ。
アラタ:あかん、なんか私だけすごいサボってたみたいになってる。
十百帆:ファミリア・時の砂・笑顔の魔法 でこつこつ削った差分がこれだな。
アラタ:振り直し系のサポートは欲しいと思った。攻撃だけ考えると、低経験値のときに手持ち無沙汰になるんだね。
麗:達成値操作と《王者の采配》が欲しいぜ…。
GM:ロードだと欲しいなぁ。
麗:《王者の采配》はイニシアでメインプロセスやらせられるからねぇ。後はフレイバー面で《伝説のコスチューム》……毎度毎度バイク持ってきづらいぜ…。
アラタ:ちゃんと押すか、乗らないとダメだもんね(笑)
麗:《伝説のコスチューム》あれば《魔獣化》するだけで引っ張ってこれるんだ…。
GM:不思議な感覚の中で、更に何かに引っ張られる感覚が強く感じられる。
アラタ:旅の扉ふたたび。あれだ、過去のサンタローズから妖精城へ戻る感じだな。
GM:その時、少女にもらった血人形が離れ、別の方向へ引っ張られていった。その先には多数のどくろを模した機械人形が立ち尽くしていた。
焔:「あれが、噂のタイムパトロールって奴か…」
GM:だがそれは一瞬のうちに視界から消え、懐かしいと思える風景が甦る。
▼喫茶店“エンジェルハート”
GM/ミデル:「戻ったか」当然のようにこちらを見上げているミデル。
アラタ:「おう、依頼はきっちり果たしたぜ」
十百帆:「ただいま」
麗:「ただいま戻りました」
GM/ミデル:「依頼人が待っている。あと客人もな」
焔:「…依頼人って…」てっきり誰もいないと思っていたので軽く驚く。
十百帆:「…お客? って… 」
GM:行く前と違うのは2点。何かに追い詰められたような表情ではなく、明るい表情で何かを期待しているような表情の紗綾と、黒衣に身を固めた長身の老紳士だ。
麗:「えぇっと、そちらの方は…?」
焔:「紗綾ねーちゃんと…もしかして、親父さん?」
GM/紗綾:「え、お父さんはここまで老けてないよ?」
焔:「へ? そんじゃあ…誰??」
アラタ:「となると、誰だ……?」
十百帆:「 …まぁ 骨相見れば わかるよねー 」
GM/老紳士:「わたくしは使いです。ヴラド卿とお嬢様の」
十百帆:「ん? お嬢?」
GM/老紳士:「まずは無事のお帰りを祝福させていただきます」老紳士が慇懃無礼に頭を下げる。
麗:「もしかして、最後の時の…?」
十百帆:お母ん ドラキュラの子孫か何かか!?
アラタ:マジで!?
麗:いや、多分あいつぽい。
十百帆:ああ、そういや吸血鬼っぽいの もう一人いたね。
焔:たぶん、OPの彼女。
GM:おふこーす。
焔:魔剣と戦って村が巻き添えになったのか、あるいは魔剣が村を滅ぼした後で、その魔剣を潰した直後に紗綾と出会ったのか。あのOPは多分、そーゆーシーンだったんだろう。
GM:まあ、後者です。
焔:…参加してない別セッションに出てきたNPCじゃ、正体分かるわけなかったな(苦笑)
GM:別に知らなくてもいいことだけど、使いまわしが好きーなので。
アラタ:そういうの、グッドだね。分かる人にクスっと来るのとか好きよ。
麗:いつか戦う事になるのかねぇ。
GM/老紳士:「どうぞこちらへ」そう言って老紳士は壁に出現した赤い門を指し示す。「わたくしには何のことか分かりませんが、あなた方も今回のことは見るべきだと、お二方から伺っておりますので」
麗:「せっかくのご招待ですし、受けておきましょうか。皆さんはどうします?」
アラタ:「受けとくよ。気になるしな」
焔:「俺様は断る理由がないかな。いいぜ」
十百帆:「…終焉…というわけでもなさそーだね。 まー 断る道理もないかなー」
GM/老紳士:「それでは先導させていただきます。貴方も――」老紳士は赤い門に入り、紗綾も案内する。
▼森の集落(現在)
赤い門に入りほんの数十歩進むと、深い森を見渡せる丘の上に出た。
その森の一角が切り開かれ、集落となっている。
そこは、あの過去にあった紗綾の村に間違いなかった。
十百帆:「 … ここは アレナかな。 それとも 転移 かな?」
GM/老紳士:「さすがですな。これはお嬢様の転移門でございます」
麗:「転移なのね……よっぽどな力を持ってるみたいね」
GM/老紳士:「そろそろですかな」
焔:「…見たところ平和そーだけど。何かあるのか?」
GM:村の方に目を凝らすと、赤いドレスの少女と2人の天使が村の広場に姿を見せる。
アラタ:「なんだ……?」訝しげに。
GM:その姿を確認できた途端、村人が3人に向かって襲い掛かった。
アラタ:「なっ!?」
麗:「な!?」
GM:だが、力の差は歴然。村人は光の剣と屋の爪の前に為す術もなく倒されていく。
十百帆:「……天使? 吸血鬼の村に?」
焔:「…どーいうことか、説明してもらえるか、爺さん?」じろっと下から睨みつける。
GM/老紳士:「あそこは、ヴラド卿が作られたヴァンパイアの集落。吸血の衝動を抑える実験を行った被験体です。まあ、元は人間でしたので、そのようなことは誰も理解していませんでしたが。ですが、先ほどメルキセデクのウィルス兵器により全員が暴走。集落にいた唯一の人間を殺し、人里に下りようとしたらしいので、ヴラド卿は処分することに決定したそうです」
麗:「またメルキセデクですか…」
GM/老紳士:「お嬢様によると“あなた方が行ったことの結果”がこの事態を招いたそうですが、わたくしには何のことやら」
アラタ:「……クソがっ! 胸糞わりぃ……ッ」
焔:「唯一の人間ってのは…魔銃使いか」
十百帆:「 …運命 変われども 結局は メルキの実験失敗 で 滅びるのか… 」
麗:「因果は収束する、と言うけど…やりきれないものね」
GM/老紳士:「ただ、貴方がたはここには思い入れがあるだろうとのことで、お嬢様のご意見によりお連れしたままです」老紳士は目を細めて集落を眺める。
アラタ:「俺たちがやったことが無駄だったってのかよ!? クソが、クソッ……畜生!」
十百帆:「否。 アラタよ 否定するなかれ。」
アラタ:「否定するな!? これが摂理だってのか、俺たちの選択の結果だっていうのかよ……!!」
十百帆:「 … 彼らが “生きた13年”を 否定するな って言ってんのよ! 」
アラタ:「ッ――――!!」ドサリ、と膝をつく。
GM/老紳士:「さて、あれはもう終わりますな。お嬢様だけで十分な上、名のある天使を2名ほど雇いましたゆえ」老紳士がつと視線を外すと、そこには放心状態の紗綾がいる。
焔:「…聞いていいか。そもそもあの村、ヴラドが作らせた集落だったな。…集落の人間を吸血鬼に変えたのも?」
GM/老紳士:「ヴラド卿の配下のマッドサイエンティストです、実験を行ったのは。既に粛清されていますがね。ヴラド卿は、彼らのようなモノを必要としません。必要なのは戦士のみ、が身上のお方ゆえ」
麗:「全く、吸血鬼あるところヴラドありか……巨大な組織は厄介な物ね」
アラタ:「どいつもこいつも、勝手な都合で……クソっ、畜生……」
焔:「ふーん」興味なさげに。「…んで、紗綾ねーちゃんをわざわざここに連れてきた意味は何だ?」
GM/老紳士:「身内の最期を看取るのは、自然なことではありませんか?」
麗:「概ね同意しておくわ。いい趣味とは言えないけどね」
アラタ:「ハッ……そりゃありがとうよ――――最悪の気分だぜ……」
GM/紗綾:「お、お母さん……っ」天使の一撃が、最後の一体を消滅させる。
アラタ:駆け寄ろうとする紗綾を抱きとめるよ。
焔:紗綾を気絶させることは可能か?
GM:放心状態なので、できますよー。
焔:なら、そうする。「悪ぃな…暫く、眠っててくれ」幻惑の炎で意識を断ち切る。
GM:紗綾は倒れますね。
アラタ:焔が気絶させた紗綾を、俺が受け止める。
GM:はい。
アラタ:「こいつが覚えてなくとも……変わってしまった世界と言えども、酷すぎるだろうがよ……! なんだって身内を二度も失わせることがある……!」
十百帆:「 …毒で 正気を失い 悪鬼に堕ちようと それまでの彼らは 人生を謳歌した。 」 (灰と散る村人を見て) 「 …汝らに 冥土への 障害なきことと、 来世での栄光のあらんことを… 」
全滅したのか動きがなくなった集落の上空――天使たちと少女が何かを相談した後、2名の天使は違う方向へ去っていき、少女が手を広げる。
突然赤い海が集落を、すべてを飲み込んでいく。
GM/老紳士:「終わりましたな」そう言って老紳士は、出てきた赤い門を再び指し示す。
麗:「あなた達の事は……アタシの伝説に、しかと刻んでおきます…せめて、安らかに……」
アラタ:「…………帰るぞ」
GM/老紳士:「ああ、お嬢様から伝言がございました。『やり直しても前より悪くなることの方が多い。でもやり直すことも、そのままでいることも否定はしない。だから自分の道を否定するな』だそうです」
焔:「ふん…らしいな」肩をすくめて。
麗:「バレバレって訳ね…」
アラタ:それを聞いたか聞かないか、背中はただ黙するのみ。眠った紗綾を抱きかかえて、赤い扉へ歩を進める。
十百帆:(こく)「 私が送ってやれないのは 残念だけど、安らかに…」
焔:「ねーちゃんは、これからどうなる? ウイルスとやらには感染してねーのか?」
GM/老紳士:「ウィルスは“内包するエゴを開放するもの”だとのこと。実験とはいえ13年分のエゴを一度に解放された結果が、あれだそうです。その少女は魔物とはいえ、そういった実験に関わっていませんからね」
麗:「異形でも量産するつもりだったのかしら、メルキセデクは…」
焔:「さてな。メルキセデクとヴラドの、悪趣味な実験の相互作用の結果とも言えるし?」
十百帆:「悪い偶然が 重なっただけとも…言える…」
GM/老紳士:「ご足労いただきありがとうございました。今後のご健勝をお祈りいたします」深々と老紳士は頭を下げた。
アラタ:「……胸糞わりぃ。偉そうに高みから見下ろしやがって」とつと歩みを止めて言葉を零す。
麗:「まぁとりあえず。アタシの伝説の一つにメルキセデク壊滅でも刻みたくはなったわね。ホントにろくなことしないからね、メルキセデクは…」
焔:「…とりあえず、ねーちゃんは腕のいい闇医者にでも見せよう。場合によっちゃ、記憶の処理も考える」
麗:「ツテならあるから、そっちに頼みましょうか」
焔:「なっちまったもんは仕方ないからな。過去を変えるより、今から出来ることをするさ」
十百帆:「 …そうね。 だったら私は… 」
アラタ:「どいつも、こいつも……好き勝手弄びやがって――」聞こえないように零し。「――二度と、こんな真似はしねぇ。させねぇ!」涙を一筋、紗綾だけに見せて、扉を超える。
焔:「メルキセデクに…ヴラド騎士団か。へっ…気に食わねぇ」昏く、鮫のような笑みを浮かべて呟き、門の向こうに消える。
麗:扉をくぐりながら一言。「ハッピーエンドだけって訳にも行かなかったけど……アタシはアタシの伝説を刻み続けるわ」
十百帆:剣の鞘を握りしめて 去る。 「 いつか 骨拾いに 行かせてもらいます 」 とだけ口にして。
* * *
十百帆:おやじさんは 人間 なんだから 吸血が暴走しても骨は残るだろうし 墓のひとつも 作ってやりたい とね。
アラタ:ああ、親父さんの墓は作ってやろう。せめてもの供養だ。
GM:はい、以上ですー。
アラタ:いやぁ、なんかイイ空気吸えてご満悦ですわ。ビターですな! 結論:過去を弄るのは良くない。
麗:どっかでしわ寄せは来るわな。
アラタ:ほんとにねー。いやぁ、元人間としては辛いっすわー。マジつらいわーメンタルつらいわー。なんか無性に紗綾をほっとけなくなった。
十百帆:ひきとる?
アラタ:ひきとりたいねー。
麗:麗の家、独り暮らしだから住居は用意できるよ?
アラタ:本音を言うと私の方で引き取ってやりたいが、根無し草だし、本人の意向もあるからそうはいかないだろうなぁ。
焔:…出来れば、紗綾は俺様が面倒見たいかな。傍に置くのでなく、あしながおじさんよろしく遠くから見守る形になるけど。可能なら、魔物じゃなく人間として暮らさせてやりたいから。
麗:そうなるとウチはちょっときついか。大抵、家空けるだろうし。
GM:まあ紗綾の処遇は、PC1らのエンディング見た後でどうぞー。
アラタ:人間として生活させてやりたいってのはわかる、すごくわかる。
麗:できるなら、それがいいんだけどなぁ。
GM:ではバックトラックのお時間です。宣言と人間性回復どうぞ、SAは達成です。
麗:マイナス22で絆5個。倍振りで〜(ざららーっ)合計13。
アラタ:1で絆2個だから、通常振りで〜(ころころ)11、まぁ問題ないな!
十百帆:愛1点消費 して 【虚無に魂を還す】のエゴを 絆:村[追悼]に変換。絆4個で通常振りする(ころころ)合計…マイナス1(笑)
GM:わっほ。
アラタ:あらー!?
麗:あらま。
焔:…おいおい。
アラタ:期待値を大きく下回っちゃったなぁ。
GM:追加いく?
十百帆:えーと、追加いっときます(ざららーっ)生還。追加振り は 人間性分の経験点放棄…と。
焔:ラストは俺か。最後の絆枠、ヴラド卿に取得する。内容は[敵意]で。そして余ってる愛を使って絆を復元、5個まで戻す。残すエゴは【紗綾を幸せにしたい】だ。
GM:了解です。
焔:SA達成だったよな? 倍で10個振る。…女神さま、たちの悪いジョークはなしで頼むぜ?(ざららーっ)合計6と。よし、生還。
アラタ:……うん、絆の内容的にも焔が面倒見るのがしっくり来る気がする。
GM:期待値を4下回っているな…まあ皆さんお帰りなさい。
麗:ただいまー。
焔:少し危険域なのは分かってたけどな。どうしても、最後のエゴは残したかったんだ。
GM:よいこだわりだ、だが(略)にならなかったのでOKですな。では個別エンディングに入ります。
十百帆:ういさー。
▼喫茶店“エンジェルハート”Ending 02 【 報酬 】
シーンプレイヤー:アラタ
GM/ミデル:「ご苦労だった」報告を聞いてミデルがゆっくりとうなずく。
アラタ:「……結果がどうであろうと、依頼は果たした」神妙な面持ちでミデルに相対する。
GM/ミデル:「さて、キミはどうする? 過去を変えるか? そのままでいるか?」
アラタ:ハッ、と鼻で笑って言い放つ。「過去は変えない」
GM/ミデル:「なるほど、それが選択か。理由はあるか?」
アラタ:「最初は、過去は過去だからと割り切ろうとした。過去を変えずとも、俺は俺で存在していて。形は違ってもあいつらとの繋がりが確かにある。そんな俺はきっと幸せで、過去を変えてまで、あいつらとの絆を書き換えることはない……そう思っていた」
GM/ミデル:「ふむ」
アラタ:「だが実際に他人の運命を変えた結果を見て、愕然としたよ。あまりに無情に、冷酷に、運命の歯車ってやつは回ってやがる。胸糞悪ぃ話だぜ。運命ってのはどうやっても、どこかで必ず帳尻を合わせるように出来てるらしい。確かに過去は変えられるだろう。だがその代償は誰にも分からないところで、確かに支払われる」
GM/ミデル:「ふむ、運命か。それに逆らってみる気はないのか?」
アラタ:「逆らう、か……ならその方法はきっと、過去を変えることなんかじゃねぇのだろうさ。月並みな言葉だけどな。過去を変えるんじゃなくて、未来を変えるのさ」
GM/ミデル:「なるほど、それも興味深い意見だ。では報酬は別のものを用意しよう。あまり突拍子もないものだと困るがな」
アラタ:「―――なら、一つだけ」それまでで最も真剣味を帯びた表情で、ミデルを見据えて。「もう二度と、過去を変えさせようなんてしないでくれ。その代わり、ほんの少しでいい。誰かの未来を想って、願ってくれ―――幸あれ、ってな」
GM/ミデル:「なるほど、ならば次の行動を決めないとな」
ミデルが本を閉じると、目の前には誰もいないテーブルだけが残っていた。
ただ、一つのメモがテーブルの上に残されている。
『――その意思、理解できるかはわからぬが、努力しよう』
* * *
アラタ:言ってて自分で何やってるのか支離滅裂に思わないでもないけど、これが答えだ! 月並みだけど「未来に希望を託そう!」エンド。
GM:はいー。次行きますー。
アラタ:ビターだぜ。
▼喫茶店“エンジェルハート”Ending 03 【 天使とお話を 】
シーンプレイヤー:麗
GM/羽衣:「ご苦労様」カウンターに腰かけたキミの前に温かいコーヒーを置く。
麗:「ありがと、本当に苦労したわ…」お砂糖とミルクを入れてかき混ぜる。
GM/羽衣:「これだけじゃないけど、これもお礼の一つよ」
麗:「さすがにギリギリだったわよ。とりあえず、今回の依頼はこれにて終了って所ね」
GM/羽衣:「紗綾ちゃんは、たぶん大丈夫よ」
麗:「その心は?」
GM/羽衣:「ちょっと思い込みがあって危なっかしいけど、弱い子ではないからね」
麗:「ならいいけど、困った事があったらまた呼びなさいよ?」
GM/羽衣:「あのドミネーターも、知らない間にいなくなったしねぇ」
麗:「ドミネーターは神出鬼没で困るわね…」
GM/羽衣:「まあ、あれはただ興味本位でいろんな事やっているだけだから、余計にたちが悪いのよね」
麗:「敵に回すようなことはしたくないけどね…」
GM/羽衣:「まあ、ご苦労様。報酬は何がいい? わたしに出来ることで言ってね」
麗:「ん〜、とりあえず美味しいティーセットをお願いね。体力使い過ぎてて、エネルギーまだ足りてる気がしないのよ」
GM/羽衣:「はいはい。クリーム多めにするけど、カロリーまでは面倒見れないわよ?」笑いながら奥に引っ込みます。
麗:「ダイエットには困らないから平気よ〜」具体的には《変容するゲフンゲフン
* * *
アラタ:変容便利すぎぃ!
麗:だって「姿を自由に変更していい」って書いてあるんだもの! シーン一回しか使えないから、シーンが変わらない限り何年も使えないけど。
アラタ:1シーン10年。
麗:やめてください学校どうさせる気ですか。
アラタ:サザエさん時空だから大丈夫だヨ!
麗:そういう問題じゃぬぇ。
焔:さて、あれから紗綾はどうなった?Ending 04 【 自らと向き合って 】
シーンプレイヤー:焔、十百帆
GM:紗綾が意識を取り戻した後、剣を渡します?
焔:…どうする、十百帆?
十百帆:渡すね。
焔:その心は?
十百帆:遺品。もとはオヤジの剣だ。
焔:…うん。
GM:では渡すシーンになります。
▼紗綾の病室
GM/紗綾:「これが私の魔剣ですか」深紅の剣を受け取って、紗綾は喜びの声を上げる。「ありがとうございます。これは、私と父とを繋ぐ唯一のものですから」
焔:「…あぁ」本音は渡したくないのだが、形見と言われては認めざるを得ない複雑な心境。
GM/紗綾:「正直、まだ頭は混乱しています」
十百帆:(こく)「 …貴女が、それの継承者。 そして 一つ 伝言を預かっている。」
GM/紗綾:「はい」
十百帆:「 『過去は過去だ。思い返すのは構わんが、縛られないようにな。』 … お父さんからの伝言。 確かに伝えたよ。」
GM/紗綾:「そうですね……そう言うと思っていました。父も昔何かあったようで、よくそう言っていました」
焔:「…そんで、紗綾ねーちゃんはこれからどうする?」内心とは裏腹な笑顔を作って。
GM/紗綾:「怒りもあります。悲しみもあります。でも憎しみだけは持たないようにしようって決めているんです。私が力に目覚めたのは友達を守るため。だからずっと、その時の想いを忘れずにいたいんです。これからも、魔物として生きていくと思います」
焔:「……そっか。ねーちゃん、強くなってたんだなぁ…」安堵しつつ、どこか寂しさも感じる。
十百帆:(こく)「 …それがいい。 憎しみは何も生まない。 築き上げたものを代償にして 無に還る だけ…」
GM:紗綾の目から涙があふれる。「でも、今だけは、泣いても、いいですか」剣と首飾りを握りしめ、声を震わせて泣く。
焔:「……」ベッドに上って、ぽんぽんと頭をなでる。
十百帆:「… 見ているのは私たちだけ。 今泣かないで いつ泣くの?」
GM/紗綾:「ありがとう、ございます…」
* * *
アラタ:紗綾、強くなったんだなぁ(しみじみ)。
GM:PCのおかげですな。
アラタ:PCのおかげと言うには、少しばかり苦すぎるけどねー。結果はああなったけど、親父が生きてたら精神面でこんなにも変わるんだねぇ。
十百帆:人格の形成に必要な 時期の全て が 復讐に あてられりゃ あーもなるさ。
麗:別離はつらいが、前向きに生きてくれただけ良しとしましょうや。
GM:さて、こっちは以上ですよー。
焔:……ひとつ、おまけでシーンをもらっていいかな。綺麗に終わってるところ、蛇足になるかもだけど。
GM:はいー、どうぞー。
十百帆:ふむ。 こっちは以上でいいですよ。
▼病院の屋上にてEnding EX 【 黄昏の焔 】
シーンプレイヤー:焔
―――夕日も落ちた時間帯。焔は誰かに向かって話している。
「…これは言ったことあったっけ? 俺様さ、実は前にも過去改変、やったことあるんだわ」
まるで親しい友人と交わす軽口のように。相手は死神の少女かもしれないし、単なる独り言かもしれない。
「もっとも、そん時は現世から隔離したドミニオン内で、そこのドミネーター自体が『限定的な時を総べる存在』だったわけだが。…正直、それもあって甘く見てたかもな、今回は」
ほぅ、と軽くため息ついて。
「歴史ってのは、いろんなシガラミが互いに絡み合って回ってる。一つの糸を引っ張れば、それに繋がった別の糸が次々に引っ張られて…ご覧のありさま、ってわけだ」
ぱっ、と握った両手を開き。
「ま、後悔はしてねーけどな。何だかんだで、紗綾は復讐鬼にならずに済んだ。
集落の連中も、10年以上前におっ死ぬところを長らえた…結果があれだとしても、人間だったらいずれ必ず死ぬんだ。吸血鬼だって、さほど変わらねぇ」
何でもないことのように、肩をすくめて。
「終わっちまったことは仕方ねえからな。俺様は未来に生きるさ。とりあえずは、紗綾を見守って幸せにしてやらないとなっ!」
群青に沈む風景の中、似つかわしくない明るい声で宣言し、幼児の姿をした魔物が“こちら”を振り向く。
「……だけど、まぁ。もし何かの偶然で、メルキセデクやヴラド騎士団の連中と出会うことがあれば……」
そこに浮かび上がるは……ただ、鮫の如き笑み。
「 ―――ついうっかり、焼き滅ぼしちまうかもなぁ? 」
黄昏時の薄闇で、ただ一対の目が昏い紅蓮を宿していた――。
ビーストバインド トリニティ
過去と現在と未来のロンド
THE END
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