第3話

子供の視点

【前奏 〜GMは考えた〜

(GMの独り言)
 前回のセッションからひーふーみー…なんと4ヶ月経ちました(爆)。
 あ、あははは(乾いた笑い)。みんな社会人だから集まりが悪いのは仕方ないんですけどね(^_^;)。
 まあ本当はこの間、何もゲームをやってなかった訳ではなくて、足りない面子で他のキャンペーンをやってたんですが。

 さて、前回ラストは美しく締めたものの…考えてみたら彼ら、まだパーティ組むほど親しくないじゃないの(死)。
 おまけに今回からプレイヤーが一人増えていたり。
 …なんか、初めてのキャンペーンを思い出すなあ。あの頃もプレイヤーの出入りが激しくて、残ったキャラは二人だけ。
 総勢12人のメンバーが入れ代わり立ち代わりで、今にして思えばよくキャンペーンになったもんだ。
 …………ふっ(溜息)。

 そんな訳なので。以後このキャンペーンではPCの出入り・交替もOKです。
 …但し、それによってレギュラー落ちしたキャラは即NPCと見なし、今後の運命をGMに一任されるものとします。
 (*意訳=安易に持ちキャラを変えちゃ駄目。それでも変えたら前のキャラを酷い目に遭わせるけど文句言うなよ?)

 で、今回から参加したのはネフィス・クレールです。
 能力値だけみると
どう考えても戦士向きなんですが、修得技能は何故かシーフ(苦笑)。大丈夫なのか?

 前回の冒険から成長した彼らのデータは以下の通りです。(詳しい設定を見るなら名前をクリック)。
キャラクター名 種族・性別・年齢 技能
ゲイル・グラード 人間、男、17歳 シーフ2/バード1/セージ1/レンジャー1
一般:ヒーラー3
シャディール・リグト ハーフエルフ、男、29歳 ソーサラー1/シャーマン1/セージ1
チェルシー・ノア 人間、女、20歳 プリースト(マイリー)2/ファイター1/セージ1
一般:ハウスキーパー3
ティノ・アッサム 人間、男、18歳 シャーマン2/レンジャー1/ファイター1
一般:フィッシャー3
ネフィス・クレール 人間、男、15歳 シーフ3/プリースト(チャ・ザ)1
ルシアーナ・ファルサラス 人間、女、23歳 ファイター3/レンジャー1
一般:ウェイトレス3
 技能を成長させたのはティノとルシアーナです。二人ともファイター技能を伸ばしたんですね。
 ルシアーナは前回の報酬で念願のプレートメイルを買い込み、名実共に主戦力となりました。
 おかげで所持金の殆どを使い果たし、生活費もままならない有様ですが(笑)。まあ誘導し易くて助かるので良いでしょう。
 ティノは…最低限自分の身を護れるようになったのは良いとして、まさか最前線に立とうなんて思ってないよね?
 嬉しそうに重槌矛(ヘビーメイス)なんて買ってるけど、君の場合は魔法や飛び道具での支援が重要なんだからね、解ってる?

ティノ:(聞いてない)へへへッ、釘バットー♪

 …………不安だ。


【導入 〜新王国歴522年、8月16日〜

(その1 〜賢者ハウルの家にて〜)
「――じゃあ、あたしたちはこの地図の辺りに行って、その子供が盗んだ水晶玉を取り返せばいいんですね?」
「はい、宜しくお願いします」
 そう言って、車椅子に座った青年ハウルは穏やかに微笑んだ。
 再度詳細を確認したルシアーナは集まった仲間四人と顔を見合わせ、にんまりと笑う――――この仕事は楽勝だ、と。

 依頼人:ハウル・ゼーア、宝物収集が趣味の賢者。人柄は誠実で金払いも良いらしい。
 依頼内容:泥棒に盗まれた水晶玉を取り戻す事。但し、大まかな場所は既に魔法で探り当てている。

 ハウル自身は足が不自由なため動けず、彼の知り合いも今は別の冒険に行っているためルシアーナ達に仕事が回されたらしい。
 報酬1000ガメルは大した額ではないが、おそらく解決には一日あれば充分…それを考えればかなり美味しい仕事といえた。
 あとは明日にでも実際に地図の場所(スラム)へ行って、こそ泥から水晶玉を奪い返すだけである――――。


(その2 〜ネフィス、自宅にて〜)
「お願い…このままじゃあの子、誰からも相手にされなくなっちゃう…」
「任せなさい、僕が解決してあげやう」
 ネフィスは少しおどけながら、自信たっぷりに言い切った――目の前にいる依頼人が自分好みの少女だからかもしれないが。

 依頼人:ビビアン、とある商人に仕えるメイド見習。孤児。
 依頼内容:依頼人の幼馴染・タックから不思議な力をもつ水晶玉を取り上げる事。

 “願いの叶う魔法の水晶玉”を手に入れた(盗んだと思われる)タック少年は、それ以来我侭で身勝手な言動をするようになってしまった。
 このままの状態が続けば、彼は同じ孤児の仲間たちからも嫌われ、一人ぼっちになってしまう。
 それくらいならいっそ、あの水晶玉を取り上げて元の持ち主に返して欲しい――――という事なのだった。


【展開‐1 〜オラン捕物帖〜

 翌朝――――完全武装でスラム街にやって来たルシアーナたち五人。
 ハウルに教えられた場所へ行くと、路地の向こうから現れたのは――。

少年:くそッ、捕まってたまるかッ!
ゲイル:おい、あいつが持ってるの…水晶玉じゃないか?

 誰かに追われて飛び出してきたのは水晶玉を盗んだタック少年。追ってきたのは――。

ネフィス:待てよ、俺は別に捕まえるつもりじゃなくて…。

 五人よりも先に来ていたネフィスでしたが、正面からタックと交渉して見事に決裂(笑)。
 互いに利害の一致を見た冒険者たちは協力してタックを追い詰め、ついに取り押さえました…傍から見ると殆ど悪役です。

ルシアーナ:ふっ、これ(水晶)は返して貰うわよ?
タック:畜生ッ!お前ら、大人がよってたかって卑怯だぞッ!!

 所詮は子供の力で振りほどける筈もなく、水晶は難なく冒険者の手に。しかし…

タック:放せよッ、ガキ相手だからって調子に乗りやがって…お前らもガキになっちまえッ!

 ここでプレイヤーたちに精神抵抗ロールをしてもらいます。結果は…あとのお楽しみ(笑)

GM:タックの叫びに応えるように水晶玉が一瞬輝いた、かと思うとタックの姿は跡形もなく消えていた。
ルシアーナ:水晶玉はちゃんとあるのね?じゃあ良いわ、さっさと報酬受け取って帰りましょ♪
ネフィス:ビビアンからの依頼は、これで一応果たした事になるのかな…?

 ともかく依頼は果たした(?)冒険者たち、報酬も無事に貰ってその夜は早々に眠りについたのでした。
 しかし翌朝、彼らの身にとんでもない異変が起こるのであります……。


 ――――と、実はここでセッションの時間がなくなってしまいました。
 プレイレポでは省略してますが、新キャラ作成・個別導入とスラムでの追いかけっこにかなり時間を喰ってたんですね。
 仕方ないので、シナリオの続きはまた後日やる事にしました。まさかプレイが三ヵ月後になるとは思いませんでしたが(苦笑)。

 というわけで、↓からは続きです。引き続きお楽しみください。




子供の視点(後編)

(セッション直前の会話より)

ゲイル(のプレイヤー)
:…ナニ?チェルシー(のプレイヤー)が来られなくなった?
GM:うん。ついさっき電話があったよ。でも大丈夫、彼女をシナリオから外す方法はちゃんと考えてあるから。
ゲイル(のプレイヤー):考えてあるったって…回復役なしで戦闘バランスはどうすんだよ?
GM:せんとーバランス?…ふふふふふ。さ〜あ、何の事かしらね〜ぇ(爽笑)。
ゲイル(のプレイヤー):お前……(汗)。

 てな訳で(実時間上は)三ヶ月ぶりの後編です。
 が、上の会話でお判りの通り、チェルシーのプレイヤーが急な用事で来られなくなってしまったのですな。
 ソード・ワールドのシステムで回復魔法の使い手がいないというのは、戦闘ではかなり苦しいものがあるんですが、なにぶんにも急な話で別のシナリオを準備する余裕がなかったのと、これを逃したら次にいつプレイ出来るか判らないため強行する事にしました。


【展開‐2 〜願いの宝珠〜

(〜ネフィスの下宿にて〜)
 爽やかな目覚めの朝――しかし、何かがおかしい気がする。
 部屋全体がなにやら広く見える。服を着替えると、なぜか寸法が二回りほども大きく感じられた。
 と、ノックの音がして慌てて扉を開けた――――ビビアンだ。仕事が上手くいったかどうか聞きに来たのだろう。
 彼女はネフィスの姿を見ると、ニッコリ微笑んでこう言った。

 「――初めまして、私はビビアンっていうの。ねえ、坊や…ネフィスさんはどこに行ったか知らない?」

 ……と。


ネフィス:なんじゃあ、そりゃあッ!?
GM:だから、君は若返ったんだってば(笑)。今はだいたい10歳前後の外見になってるよ。
他のプレイヤー:ね、ねえGM…それって、俺(私)達も?

 もちろん、他の人たちも例外ではありません。実際にどれだけ若返ったかはプレイヤー自身にダイスを振らせて決めてもらいました。
 ちなみに前回やった抵抗ロールが一定値以上だった人は若返りが少なくてすむようにしてあります。結果は…?

シャディール:減ったのは3歳か…僕はハーフエルフだからあんまり関係ないな。
ゲイル:俺も3歳だけど、元が17歳だから減って14歳だ。能力値が下がっちまうよ、参ったなあ…。(*選択ルールを使用)
ルシアーナ:あたしは4歳ね。元が24歳だからまだまだ平気♪
ティノ:俺は(コロコロ)…ぎゃあ、クリティカル!?

 運の悪い奴だ(笑)。ティノは一気に13歳若返り、外見上は5歳になってしまいました。
 これにより精神面(知力・精神力)はそのままですが、肉体面(器用度・敏捷度・筋力・生命力)は全て六分の一となります。
 もちろん装備も着けられないので戦力外通知も同然ですね。まあ、彼の場合は魔法が使えるだけマシですが。
 さて、今回プレイヤーがいないチェルシーはどうなったかといいますと…。

GM:いつまで経っても《遥かな歌声亭》に来ないチェルシーを心配して、みんなでマイリー神殿に来たわけだ。するとだね、彼女がいる筈の寮の中がなにやら騒がしいよ。
一同:…………(不安げに顔を見合わせる)。

 彼女の部屋に入ってみると、そこにいたのは一人の…女の赤ちゃんでした(笑)。

一同
やっぱりーッ!?

 まさかチェルシーの隠し子じゃ…?と疑う他の神官たちに「親戚から預かった子供なんです!この子をほっぽって何してるのかしら、ほほほほほ♪」などと苦しい言い訳をしつつ神殿を後にする一行でありました(笑)。
 ともかく、原因はあの水晶玉に違いないと考えた冒険者たち、今度はハウルの家に向かいます。


ハウル:あの水晶――《願いの宝珠》というんですが……すみません、また盗まれちゃいました(爽)。
一同
あのなあァッッ!!(総ツッコミ)

 
《願いの宝珠》
 定められた呪文を唱える事で、封じ込められた小さき魔神“ファルタイン”が持ち主の願いを叶えるという神秘の宝珠。
 但し、呪文を知らなくとも、まれに魔神と波長の合う人物が使いこなす事はあるらしい。
 回数制限などはないが、“ファルタイン”は願いを叶える際に何らかの代償を求める。
 当然ながら、かの魔神の能力を越えるような願いまで叶えられる訳ではない。


一同:ふぁーるーたーいーんーだあ?(←凄くイヤそう)

 実はこのファルタインという存在、以前のキャンペーンでも登場させた事があります。
 その時は“代償”として「キャラクターの精神力を永遠に6減らす」としたので、プレイヤーたちには大変嫌われてたりします(笑)。
 ちなみにこれはGMのオリジナルではありません。某ゲームブックに登場した設定が気に入って、ほぼそのまま使っています。
 閑話休題。

ハウル:どうやら皆さんは、宝珠にかけられた“願い”が原因で子供にされつつあるようですね…。

 彼の話では「宝珠の効果は呪いの一種であるため、《呪詛解除(リムーブ・カース)》の呪文で解ける」との事。
 但し、《呪詛解除》をかけてもらうには、神殿に多額の寄付をしなければなりません。
 その他には願いをかけた本人に『願いを打ち消す願い』をさせるしかないそうです。
 全員分にはとても所持金が足りない一行、これ以上若返ると消滅しそうなチェルシーだけ先に呪いを解いてもらい、後は自力で何とかする事にしました。
 タイムリミットまでは残り僅か…全員が赤ん坊になったら当然シナリオは失敗です(笑)。


 …ここで一つネタばらし。プレイヤーたちは知りませんでしたが、実はこの若返りの呪いは赤ん坊に戻った時点でストップするんです。
 また、呪いを解いても元の年齢まで成長しなおすのにかなりの時間(一日につき一年分)かかるため、このシナリオ内でチェルシーを先に治したのは殆ど無意味だったりしました。
 只でさえ少ない所持金を無駄遣いさせたみたいで、さすがに少し良心が咎めましたね(^_^;)。


【対決 〜宝珠を求めて〜

 まずは宝珠を取り返すのが先決、と判断した一行は再びハウルに呪文での捜索を頼みます。

 
《物品探知(ロケーション)》:古代語魔法4レベル
 術者がよく知っている物品の大まかな場所(方向と大体の距離)を探知する呪文。
 どれほど遠くの物でも探せるが、術者は現物を特定できるほど詳しく知っている必要がある。


ハウル:この反応だと……どうやら宝珠は地下に運ばれたようですね。距離は――――。
一同:オランの地下って…下水道〜?(←嫌そう)

 オランという都市はこの手のファンタジー世界には珍しく上下水道が発達しています。
 で、地下にはそのための下水道が網の目のように張り巡らされてるんですな。
 臭くて汚いのは現代のそれと同じですが、違うのは時おり不法投棄された魔法生物が徘徊していたり、埋もれてしまった古代王国の遺跡に繋がる道があったりすることでしょうか。
 密かな冒険の穴場と言えなくもありませんが…やっぱり好き好んで入りたい場所ではないでしょうね(笑)。


(〜オラン地下下水道にて〜)

紅い仮面の女:おーほっほっほ!よくこの場所を突き止められたわね、褒めてあげるわッ!!
一同:よりにもよってコイツかよ…(げんなり)。

 たびたび内輪ネタですみません(^_^;)。このキャラも以前のSWキャンペーンに登場させたのを流用してます。
 “紅の貴婦人(クリムゾン・レディ)”と名乗る女性をリーダーとする、三人組の盗賊団…詳しい設定はこちら

紅の貴婦人:ほほほっ、見てなさい愚か者ども!この宝珠さえあればどんな願いも思いのまま…そう、今度こそ“あの娘”に自分の立場というものを思い知らせてあげるわ!うふふふふ…ほーっほっほっほ!!!!
手下たち:姐さん、姐さん。とりあえずこいつら(PCたち)を何とかしないと…。
紅の貴婦人:ふっ、それもそうね。…さあっ、“願いの宝珠”よ!あいつらをここから消し去りなさいッ!!

 
…しーん。(←何も起こらない)

紅の貴婦人:どっ、どうしたのよこれ…どういう事なの?ええい、宝珠よ、素直に言う事をお聞きッ!!

 
再び、しーん。(*基本的に“願いの宝珠”は、専用の呪文を知らなければ使えません)

紅の貴婦人:まさか…偽物?!あの魔術師、なんて…なんて卑劣な奴なのっ!?
ゲイル:アンタが言うな。
紅の貴婦人:く…っ、こんな物ぉっ!!!!(床に投げつけるポーズ)
一同:うわーっっ!?

 宝珠そのものは防御の魔力がかかっていたので割れる事はありませんでしたが、転がって下水に落ちかけたのを拾い上げている隙に“紅の貴婦人”一味は逃げ去ってしまいました。

ルシアーナ:…仕方ないわね。あいつらは今度遭った時にでも斬るとして(←オイ)、次はあの子供を捜さないと。

 ハウルの家に戻った一行ですが、《物品探知》の呪文ではタックを捜す事は出来ません。
 しばらく考えた末にルシアーナが「“願いの宝珠”で捜してみたら?」と提案します。
 以前の経験もあって一部(特にゲイル)のプレイヤーが渋りましたが、背に腹は代えられず宝珠を使う事にします。

ファルタイン:(甲高い声で)…そうですね。直接タックを呼び寄せるなら貴方の魂を一啜り、彼の所へ連れて行くなら皆さんの血肉をひとかけら、場所を教えるだけなら魔晶石を一個戴きますが…どれにしますか?
ゲイル:魂も血肉もやらんわッ!場所だけでいい、場所だけでッ!!

 ちなみに魂を選べば精神力を、血肉を選べば生命力をそれぞれ永遠に減らして貰う予定でした…ちぇっ(笑)。
 とにかくタックがいる場所を突き止めた一行は埠頭の倉庫街へと向かいました。


シャディール:――《光の矢(エネルギー・ボルト)》ッ!(ころころ)…クリティカルッ!!
ゲイル:エストック構えて特攻!うおりゃあァァッッ!!!!
闇司祭:ぎゃあァァッッ!?

 “願いの宝珠”目当てにタックを誘拐した闇司祭でしたが、冒険者の不意打ちを食らってあえなく昇天いたしました。
 ダイス目の良さも手伝ってボス戦にしてはかなりあっけなかったんですが、回復役(チェルシー)がいなかったから攻撃魔法をあと何発か使われたら危なかったでしょうね。
 もっとも、問答無用で斃してしまったので細かい背後関係(←準備していた)までは明らかになりませんでしたが…。
 ま、その辺の設定はまた次の機会にでも使いますか。


【終局 〜本当の願い事〜

 救出されたタック少年は素直に『若返りの呪い』を解いてくれました。
 どうやら今回の事件ですっかり懲りたらしく、これからは真面目に働くとの事…盗賊ギルドで、ですが(笑)。
 ビビアンともすっかり仲直り――実は彼女へのコンプレックスもあって今回の事件を起こしたのですが――したため、彼女に好意を抱いていたネフィスは失恋です。残念だったね。

ルシアーナ:考えてみたら……今回、現金報酬が殆どないじゃないのッ!?

 彼女たちが元の年齢に戻るまで約半月…手持ちの現金は残り僅か。
 これからしばらく、塩スープの日々が彼女たちを待ち受けているのだった――――。


 と、いうわけで第3話はここでお終いです。
 経験値は目的達成分の1000点にモンスターを斃した分を加えて1048点となりました。
 但し、後編に登場できなかったチェルシーは使命達成分の1000点だけになります(全然もらえないんじゃ可哀想でしょ?)。
 レベルアップについては次の第4話冒頭で書く予定です。

 ここまで読んで下さった方、お付き合い頂きありがとうございました。m(__)m
 それではまた、近いうちに…。

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